JP2020052533A - 予約管理装置、予約管理方法およびプログラム - Google Patents

予約管理装置、予約管理方法およびプログラム Download PDF

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知宏 茎田
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民生 上田
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Takanobu Yamauchi
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Abstract

【課題】患者の継続的な通院を効果的に支援できるようにする。【解決手段】予約管理装置1は、個別開示モードを設定した場合に、自身の予約情報の開示を許諾している患者の各々について、予約情報に含まれる開示条件をもとに開示相手先の患者を表す情報と属性情報の開示範囲を含む開示制御情報を生成する。そして、患者から予約情報の開示要求を受信した場合に、この開示要求により指定される開示希望日時に予約されているすべての患者を選択し、当該各患者の開示制御情報に基づいて、開示要求をした患者を開示相手先として許諾している各患者を選択すると共に開示範囲に含まれる属性情報を選択し、上記選択された各患者の予約情報と属性情報とを含む開示情報を、開示要求をした患者のユーザ端末に向け送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、医療機関に対する通院予約の情報を管理する予約管理装置、方法およびプログラムに関する。
近年、医療機関では患者の容態や治療過程を記録するカルテを、問診票や患者の個人情報とともに電子化し、これをEMR(Electronic Medical Records)情報として記録するシステムを導入している医療機関が増加している。EMRデータを用いることで、例えば、医師は自身の端末において、患者の検査データや診療履歴を総合的に管理することが可能となる。
また、医療機関では通院患者に対する予約情報を管理し、この予約情報に基づいて患者の診療を行うことで、多くの患者について日時を分けて待ち時間が長くならないように効率良く診療できるようにしている。例えば、特許文献1には、予めサービスの予約者の待ち時間の上限値(条件)を設定し、予約者の条件を満たすような空き枠を決めることにより、新たな利用者の予約を適切な空き枠に割り当てることができ、待ち時間を短縮することができる旨が記載されている。
特開2011−159024号公報
ところで、一般に患者にとって通院は面倒なものであり、たとえ待ち時間が短縮されてもその他の理由により通院を怠ってしまうことがある。例えば、多忙だったり、医療機関が遠方だったり、医療機関での処置が苦痛だったりすると、通院を敬遠しがちになることが多い。また、自覚症状がない場合や緩和された場合にも、患者は通院を勝手に中断してしまう場合が想定される。
しかしながら、通院を怠ることは、病状の悪化や処置の遅れ等の事態を生じかねず非常に好ましくない。従って、患者に通院を継続させるための新たな対策が切望されている。
この発明は、上記事情を鑑みて成されたもので、一側面では、患者の継続的な通院を効果的に支援できるようにした予約管理装置、方法およびプログラムを提供しようとするものである。
この発明に係る予約管理装置および方法の第1の態様は、医療機関に対する患者の予約情報が記録された予約管理情報部を含む記憶部と、ネットワークを介して外部と通信可能な通信部と、前記記憶部と前記通信部とを制御可能な制御部とを備える。そして、制御部により、複数の患者の各々について、当該患者を識別する患者識別情報に関連付けられた少なくとも前記患者の電子カルテの情報を取得し、取得された前記電子カルテの情報と前記予約管理情報部に記録された予約情報との少なくとも一方に基づいて、前記複数の患者の各々についてその予約情報を前記複数の患者間で開示可能とするか否かを表す開示制御情報を生成し、生成された前記開示制御情報に基づいて前記複数の患者の各々についてその予約情報の開示制御を行うようにしたものである。
この発明の第1の態様によれば、各患者の予約情報が患者間で開示される。このため、患者は、例えば仲の良い患者や知り合いの患者の予約日時等を確認することが可能となる。そして、予約日時が、仲の良い患者や知り合いの患者と同一であれば、患者に通院意欲を生じさせることができる。また、通院日時が仲の良い患者や知り合いの患者と異なる場合には、例えば通院日時が同じになるように通院予約を変更するといった対応が可能となり、これにより患者の通院の継続を効果的に支援することができる。
この発明の第2の態様は、前記開示制御情報を生成する際に、複数の患者の各々についてその予約情報に対する開示の許否を表す情報を取得し、取得された前記開示の許否を表す情報に基づいて開示制御情報を生成するようにしたものである。
この発明の第2の態様によれば、例えば、患者が自身の予約情報の開示の許否を予約管理装置に対し要求することで、患者の要求に応じて、通院予定を他の患者に開示するようにしたり、反対に通院予定が他の患者に開示されないようにすることができる。また、医療従事者が予約日時ごとに予約情報の開示の許否を指定することで、例えば特定の診療日や時間帯における予約情報が開示されないようにすることができる。
この発明の第3の態様は、前記開示制御情報を生成する際に、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、前記複数の患者の各々について当該患者に係る属性情報の開示範囲を設定し、当該属性情報の開示範囲を前記開示制御情報に含めるようにする。そして、患者の予約情報を開示する際に、前記開示制御情報に基づいて、開示が可能な患者の予約情報に前記開示範囲に含まれる属性情報を含めるようにしたものである。
この発明の第3の態様によれば、患者の予約情報を開示する際に、当該患者の属性情報の開示範囲、例えば名前、イニシャル、受診する診療科、性別、年齢、住所および連絡先等のうちどの情報を開示範囲とするかを事前に設定することができる。
この発明の第4の態様は、前記開示制御情報を生成する際に、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、前記複数の患者の各々について開示相手先となる患者の範囲を設定し、当該開示相手先の患者の範囲を前記開示制御情報に含める。そして、患者の予約情報を開示する際に、前記開示制御情報に基づいて、開示が可能な患者の予約情報を前記開示相手先として設定された患者に限り開示するようにしたものである。
この発明の第4の態様によれば、患者ごとにその予約情報の開示相手先となる患者の範囲が設定され、この設定された開示範囲の患者に対してのみ上記患者の予約情報の開示が可能となる。このため、例えば患者は自身の予約情報の開示相手先を事前に指定することが可能となり、これにより自身の予約情報が無制限に開示されないようにすることができる。
この発明の第5の態様は、前記開示制御情報を生成する際に、前記電子カルテの情報および前記予約情報の少なくとも一方に基づいて、前記複数の患者の各々について通院期間が終了したか否かを判定し、通院期間が終了した患者を前記開示相手先となる患者の範囲から除外するようにしたものである。
この発明の第5の態様によれば、通院期間が終了した患者は開示相手先となる患者の範囲から除外される。このため、通院期間が終了した患者が通院中の他の患者の予約情報をむやみに閲覧できないようにすることができる。
この発明の第6の態様は、前記開示制御情報を生成する際に、複数の前記患者のうち、前記電子カルテの情報に基づいて2以上の患者を含むグループを構成し、当該グループに含まれる複数の患者に対し共通の予約候補日時を設定し、前記グループの構成を表す情報と前記予約候補日時を表す情報を前記開示制御情報に含める。そして、患者の予約情報を開示する際に、前記開示制御情報に基づいて、前記グループごとに当該グループに含まれる複数の患者に対し、当該複数の患者に対し設定された前記共通の予約候補日時を通知するようにしたものである。
この発明の第6の態様によれば、例えば、電子カルテの情報に基づいて患者が自動的にグループ化され、この患者のグループごとに予約日時が設定されて、当該予約日時がグループに属する各患者に通知される。このため、同一グループに属する患者は同じ予約日時に通院することが可能となり、これにより例えばグループごとに患者間の出会いや交流が生まれることが期待できる。
この発明の第7の態様は、前記グループを構成する際に、前記電子カルテの情報に含まれる患者の属性情報の類似度合いが所定値以上となる2以上の患者を選択してグループを構成し、当該グループに含まれる複数の患者に対し共通の予約候補日時を設定するようにしたものである。
この発明の第7の態様によれば、属性情報の類似度合いが所定値以上となる2以上の患者が選択されてこれによりグループが構成される。このため、同一グループに属する各患者は属性情報、例えば性別、年齢層、診療科、通院履歴等が類似する者同士が同一の予約日時に通院することになり、これにより患者間のより親密な出会いや交流が生まれることが期待できる。
この発明の第8の態様は、前記グループを構成する際に、取得された電子カルテの情報に基づいて、共通の医療機関を受診している複数の前記患者を対象に前記グループを構成し、当該グループに含まれる複数の患者に対し共通の予約候補日時を設定するようにしたものである。
この発明の第8の態様によれば、共通の医療機関または診療科を受診している複数の患者の中でグループが構成され、このグループに含まれる各患者に対し同一の予約候補日時が設定される。このため、患者間の出会いをより確実なものにすることができる。
この発明の第9の態様は、前記グループを構成する際に、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、予め設定された地域内に存在する複数の医療機関または診療科のいずれかを受診している患者を対象に前記グループを構成し、当該グループに含まれる複数の患者に対し前記複数の医療機関の中から選択された共通の医療機関と予約候補日時を設定するようにしたものである。
この発明の第9の態様によれば、同一地域に存在する複数の医療機関または診療科に分散して通院しているか、または通院しようとしている複数の患者をグループ化して、このグループに含まれる各患者に対し共通の医療機関と予約候補日時が指定される。このため、同一地域内の複数の医療機関または診療科に分散して通院している患者間で新たな出会いや交流を生じさせることが可能となる。
本発明の一側面によれば、患者の継続的な通院を効果的に支援することを可能にした予約管理装置、方法およびプログラムを提供することができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置の一適用例を示すブロック図である。 図2は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置を含む医療情報管理システムの一例を示す図である。 図3は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、図4に示した予約管理装置により実行される個別開示モードによる処理手順および処理内容の一例を示すフローチャートである。 図6は、図4に示した予約管理装置により実行されるグループ開示モードによる処理手順および処理内容の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する実施形態は、あらゆる点においてこの発明の例示に過ぎない。
[適用例]
先ず、この発明の一実施形態に係る予約管理装置の一つの適用例を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置の一適用例を周辺の装置と共に図示したブロック図である。
予約管理装置1は、例えば、医療機関ごとに当該医療機関が運用管理するサーバに設けられる。予約管理装置1は、医療機関内に別途設けられている電子カルテ情報記憶部2との間で例えばLAN(Local Area Network)を介してデータ通信が可能になっている。また予約管理装置1は、患者が各々使用するユーザ端末3a〜3nとの間で、例えば公衆移動通信ネットワークを介してデータ通信が可能となっている。
電子カルテ情報記憶部2には、例えば、患者ごとにその患者識別情報(患者ID)に関連付けて、患者の診療履歴、検査データ、問診票データおよび担当医等の属性情報が記憶されている。属性情報には、患者の氏名、イニシャル、性別、年齢、住所、連絡先等の個人情報も含まれる。
予約管理装置1は、制御部と記憶部を備え、記憶部には予約情報記憶部1aが設けられている。予約情報記憶部1aには、患者ごとにその患者IDと関連付けて患者の通院に係る予約情報が記憶される。この予約情報には、例えば、患者の次回の通院日時、診療科名および担当医の氏名、受診前検査がある場合にはその内容を表す情報が含まれる。
予約管理装置1の制御部は、基本機能として予約情報管理部を備えている。予約情報管理部は、担当医や看護師等の医療スタッフの操作に応じて、上記予約情報記憶部1aに対し、各通院患者の予約情報の新規登録、変更および削除を制御する。また予約管理装置1の制御部は、この発明の一実施形態に係る制御機能として、電子カルテ情報取得部1bと、開示制御情報生成部1cと、予約情報開示制御部1dとを備えている。
電子カルテ情報取得部1bは、上記予約情報記憶部1aに通院に係る予約情報が記憶されている患者の電子カルテ情報を、上記電子カルテ情報記憶部2から取得する処理を行う。
開示制御情報生成部1cは、上記通院の予約情報が記憶されている複数の患者の中から事前に予約情報の開示を許諾している患者を選択し、選択された患者の各々について当該患者が事前に開示を許諾した属性情報を上記電子カルテ情報から抽出する。そして、抽出された上記属性情報を、選択された上記予約情報に含めた開示制御情報を生成する処理を行う。
予約情報開示制御部1dは、患者が所持するユーザ端末3a〜3nのうち、上記予約情報記憶部1aに予約情報が記憶されている患者のユーザ端末から他の患者に係る予約情報の開示要求を受信した場合に、上記生成された開示制御情報に基づいて、該当する患者に係る予約情報および属性情報を、上記要求元のユーザ端末に向け送信する処理を行う。
以上のように構成されているから、通院患者の予約情報および電子カルテ情報に基づいて、自身の予約情報の開示を許諾している患者の予約情報と事前に患者が開示を許可した属性情報とを含む開示制御情報が生成され、この開示制御情報に従い予約情報の開示処理が行われる。このため、患者は、開示された他の患者の予約情報を確認することで、例えば仲の良い患者や知り合いの患者と予約日時が同一であれば通院意欲を生じ易くなり、また仲の良い患者や知り合いの患者と通院日時が異なる場合には、例えば通院日時が同じになるように通院予約日時を変更するといった対応が可能となり、これにより患者の継続的な通院を効果的に支援することが可能となる。
[一実施形態]
(構成例)
(1)システム
図2は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置を含むシステムの全体構成を示す図である。
予約管理装置10は、電子医療記録(Electronic Medical Records:EMR)サーバ20および医師端末40と共に、病院や医院、診療所等の医療機関内に配置される。予約管理装置10、EMRサーバ20および医師端末40は、例えば院内に敷設されたLAN(Local Area Network)を介して相互にデータ伝送が可能となっている。
EMRサーバ20は、医療機関を受診した患者の電子カルテ情報を、患者IDと関連付けて記憶し管理する。電子カルテ情報には、診療科および担当医等の情報に加え、患者の診療履歴データ、検査データ、問診票データ、投薬情報、アレルギ情報および近親者の既往歴データが含まれる。また電子カルテ情報には、患者の個人情報も含まれる。個人情報は、例えば氏名、イニシャル、性別、年齢、住所および連絡先の電話番号やメールアドレス等を含む。なお、個人情報は電子カルテ情報とは別に管理されるようにしてもよい。いずれにしても、上記電子カルテ情報および個人情報に含まれる各情報を総称して患者の属性情報と呼ぶ。
医師端末40は、パーソナルコンピュータからなり、医師の操作に応じて、電子カルテ情報の登録、変更および追加等の処理と、通院に係る予約情報の登録、変更、追加および削除等の処理を行うために使用される。
また予約管理装置10は、患者が使用するユーザ端末31〜3nとの間でネットワーク50を介してデータ通信が可能となっている。ユーザ端末31〜3nは、例えばスマートフォンやタブレット型端末、携帯型のパーソナルコンピュータからなり、ブラウザ機能またはメーラ機能を実現するアプリケーションを使用して、上記予約管理装置10との間で通信を行うことで、他の患者に関する予約情報および自身に対し設定された予約情報を受信する。
ネットワークNWは、例えば、インターネット等の公衆網と、この公衆網にアクセスするためのアクセス網を含む。アクセス網としては、例えば上述した院内のLANまたは無線LANが用いられるが、他に有線電話網、CATV網、携帯電話網または公衆無線LAN等を使用することも可能である。
(2)予約管理装置10
(2−1)ハードウェア構成
図3は、予約管理装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
予約管理装置10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサ11を有する。ハードウェアプロセッサ11には、プログラムメモリ12A、データメモリ12B、および通信インタフェースユニット(通信I/F)13が、バス15を介して接続されている。
通信I/F13は、例えば院内LANを介してEMRサーバ20および医師端末40との間でそれぞれ診療データ等の伝送を行うと共に、上記院内LANから外部のネットワーク50を介してユーザ端末31〜3nとの間で予約情報等の各種データの伝送を行う。
プログラムメモリ12Aは、記憶媒体として、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の随時書込みおよび読出しが可能な不揮発性メモリと、ROM等の不揮発性メモリとを併用したもので、一実施形態に係る各種制御処理を実行するために必要なプログラムが格納されている。
データメモリ12Bは、例えば、HDDまたはSSD等の随時書込みおよび読出しが可能な不揮発性メモリと、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリとを組み合わせたものを記憶媒体として備える。そして、予約情報の管理および開示を行う過程で取得および作成された各種データを記憶するために用いられる。
(2−2)ソフトウェア構成
図4は、この発明の一実施形態に係る予約管理装置10のソフトウェア構成を、図3に示したハードウェア構成と関連付けて示したブロック図である。
上記プログラムメモリ12Aおよびデータメモリ12Bは記憶ユニット12に設けられている。データメモリ12Bの記憶領域には、電子カルテ情報記憶部121と、開示制御情報記憶部122と、予約情報記憶部123が設けられる。
電子カルテ情報記憶部121は、上記EMRサーバ20から取得された通院患者の電子カルテ情報を保存するために用いられる。開示制御情報記憶部122は、予約情報の開示制御に必要な開示制御情報を保存するために用いられる。予約情報記憶部123は、通院患者ごとにその患者IDと関連付けて当該患者の通院に係る予約情報を記憶するために用いられる。
予約情報には、例えば、予約日時、診療科とその医師名、受診前検査の項目や内容等を表す情報に加え、予約情報の開示条件を表す情報が含まれる。開示条件を表す情報には、予約情報の開示の許否を表す情報と、患者の属性情報の開示範囲を表す情報と、開示相手先の範囲を表す情報が含まれる。これらの情報は、事前に患者または医師等の医療スタッフにより設定される。
制御ユニット11は、上記ハードウェアプロセッサにより構成され、ソフトウェアによる処理機能部として、電子カルテ情報取得部111と、開示制御情報生成部112と、開示制御部113と、予約情報管理部114とを備えている。これらの処理機能部は、いずれもプログラムメモリ12Aに格納されたプログラムを上記ハードウェアプロセッサ11に実行させることにより実現される。
電子カルテ情報取得部111は、上記予約情報に含まれる開示条件に基づいて、予約情報の開示を許諾している患者を選択し、選択された患者の電子カルテ情報をEMRサーバ20から取得して電子カルテ情報記憶部211に記憶させる処理を行う。
一実施形態に係る予約管理装置10は、予約情報の開示モードとして、個別開示モードと、グループ開示モードを備えている。
個別開示モードは、個々の患者ごとに予約情報の開示を制御するための開示制御情報を生成しておき、患者から他の患者の予約情報の開示要求を受信した場合に、上記開示制御情報に従い他の患者の予約情報を開示するものである。
グループ開示モードは、患者の属性情報をもとに属性、例えば性別、年齢層または診療科が類似する2人以上の患者によるグループを構成し、グループごとに共通の予約候補日時を設定し、これを開示制御情報とする。そして、この開示制御情報に従い、グループに属する各患者に対し、グループを構成する患者のリスト、属性情報および予約候補日時を通知するものである。
上記各開示モードのうちどちらのモードを使用するかは、例えば医師等の医療スタッフにより事前に設定される。
開示制御情報生成部112は、予約情報の開示モードに対応して以下の処理機能を有している。
(1) 個別開示モードが設定された状態において、例えば、上記予約情報の開示を許諾している患者の各々について、上記予約情報の開示条件に含まれる属性情報の開示範囲を表す情報に基づいて、上記電子カルテ情報記憶部121に記憶された電子カルテ情報から上記開示範囲に含まれる属性情報を選択すると共に、上記予約情報の開示条件に含まれる開示相手先を表す情報をもとに開示相手先となる患者を選択する。そして、上記選択された属性情報および開示相手先の患者を表す情報を含む開示制御情報を生成し、当該開示制御情報を上記予約情報の開示を許諾した患者の患者IDに関連付けて開示制御情報記憶部122に記憶させる処理を行う。
(2) グループ開示モードが設定された状態において、例えば、先ず予約情報の開示を許諾している患者の各々について、上記予約情報の開示条件に含まれる属性情報の開示範囲を表す情報をもとに、上記電子カルテ情報記憶部121に記憶された電子カルテ情報から上記開示範囲に含まれる属性情報を選択する。そして、選択された属性情報をもとに特定の属性が所定の範囲内で類似する2以上の患者を選択し、選択した患者によりグループを構成する。次に、グループごとに当該グループに属する各患者に対し共通の予約候補日時を設定し、上記グループの構成と予約日時を表す情報を含む開示制御情報を生成して開示制御情報記憶部122に記憶させる処理を行う。
開示制御部113は、上記開示モードに対応する以下の処理機能を有している。
(1) 個別開示モードが設定された状態において、例えば、患者のユーザ端末31〜3nから予約情報の開示要求を受信した場合に、当該開示要求に含まれる予約日時に該当する患者の予約情報および開示制御情報をそれぞれ予約情報記憶部123および開示制御情報記憶部122から読み込む。そして、当該予約情報と、上記開示制御情報で開示対象として定義された属性情報を、要求元のユーザ端末に向け送信する処理を行う。なお、送信に先立ち開示制御部113は、上記開示要求をした患者が開示相手先となっているか否かを上記開示制御情報をもとに判定し、開示相手先でなければ上記予約情報および属性情報の送信を行わない。
(2) グループ開示モードが設定された状態において、例えば、グループごとに、当該グループに対応する開示制御情報を開示制御情報記憶部122から読み出し、当該開示制御情報に従いグループに属する各患者の属性情報と予約候補日時を表す情報のリストを、当該グループに属する各患者のユーザ端末31〜3nに向け同報送信する。
予約情報管理部114は、医師等の医療スタッフが医師端末40において入力した各患者の予約情報を受け取り、患者IDに関連付けて予約情報記憶部123に記憶させる処理を行う。処理内容には、新規登録、変更、追加、削除がある。また、予約情報管理部114は、ユーザ端末31〜3nから患者本人の予約情報の変更要求が送られた場合に、本人認証による正当性の確認の後に、当該変更要求に応じて本人の予約情報を変更する処理を行う。
(動作例)
次に、以上のように構成された予約管理装置10による予約情報の開示処理動作を説明する。
(1)予約情報の管理
例えば、医師等の医療スタッフは、患者の診療が終了するごとに当該患者のうち通院が必要な患者に対し次回の通院日時(予約日時)を決定し、この予約日時を表す情報を医師端末40から予約管理装置10に対し入力する。
予約管理装置10は、予約情報管理部114の制御の下、上記医師端末40から入力された次回の予約日時を表す情報を取り込み、この予約日時を表す情報を診療科とその医師名、受診前検査のオーダー情報等と共に、予約情報として予約情報記憶部123に記憶させる。
また予約情報管理部114は、患者の要求や医療スタッフの判断に応じて、患者ごとに、開示条件を表す情報、例えば予約情報の開示の許否を表す情報と、属性情報の開示範囲を表す情報と、開示相手先の許否を表す情報の入力を受け付け、これらの情報を上記予約情報に含めて予約情報記憶部123に記憶させる。
(2)個別開示モードによる開示処理
図5は、個別開示モードが設定されたときの予約管理装置10の処理手順と処理内容の一例を示すフローチャートである。
(2−1)電子カルテ情報の取得
予約管理装置10は、電子カルテ情報取得部111の制御の下、先ずステップS10において予約情報記憶部123から予約情報が登録されている患者のリストを読み出す。次にステップS11において、上記リストに含まれる患者の中から、上記予約情報に含まれる開示条件をもとに予約情報の開示を許諾している患者を選択する。そしてステップS12において、上記開示を許諾している患者の電子カルテ情報を、EMRサーバ20からネットワーク50を介して取得し、取得した電子カルテ情報を患者IDと関連付けて電子カルテ情報記憶部121に記憶させる。なお、このとき電子カルテ情報に含まれる各情報のうち、診療科の情報と患者の個人情報のみを取得するようにしてもよい。
(2−2)開示制御情報の生成
予約管理装置10は、次に開示制御情報生成部112の制御の下、ステップS13により上記予約情報の開示を許諾している患者から1人を選択し、ステップS14において予約情報記憶部123から上記選択された患者の予約情報に含まれる開示条件を読み込む。そしてステップS15において、上記開示条件に含まれる属性情報の開示範囲を表す情報に基づいて、上記電子カルテ情報記憶部121に記憶された当該患者の電子カルテ情報から上記開示範囲に含まれる属性情報を選択する。例えば、診療科、名前、イニシャル、性別、年齢を選択する。
またそれと共に開示制御情報生成部112は、上記開示条件に含まれる開示相手先を表す情報をもとに、開示相手先となる患者の範囲を選択する。例えば、開示相手先の範囲を表す情報として既に知り合いになっている他の患者の名前が登録されていれば、この登録されている患者を開示相手先として選択する。なお、開示相手先を表す情報として、患者名以外に例えば同一の病気を罹患している患者のグループ名や受診している診療科名または担当医名を登録しておき、このグループに属している患者や同一の診療科を受診している患者を開示相手先として選択するようにしてもよい。いずれにしても、開示相手先には通院期間が終了した患者が含まれないようにする。
続いて開示制御情報生成部112は、ステップS17において、上記選択された属性情報および開示相手先を表す情報を含む開示制御情報を生成し、当該開示制御情報を上記予約情報の開示を許諾した患者の患者IDに関連付けて開示制御情報記憶部122に記憶させる。
開示制御情報生成部112は、以上のステップS13〜ステップS17による処理を、予約情報の開示を許諾している患者の一人ひとりに対し繰り返し実行する。そして、すべての対象患者について開示制御情報の生成が終了したことをステップS18により判定すると、待機状態となる。
なお、この待機状態において予約管理装置10は、定期的に或いは一人の患者の予約情報が更新されるごとに、上記ステップS10〜ステップS18により電子カルテ情報の取得処理および開示制御情報の生成処理を実行し、これにより開示制御情報を更新する。
(2−3)予約情報の開示制御
上記待機状態において、患者の一人がそのユーザ端末31から予約情報の開示要求を送信したとする。この開示要求には、例えば開示希望日時を表す情報が含まれる。上記開示要求は、ネットワーク50を介して予約管理装置10の通信インタフェースユニット13により受信される。
予約管理装置10は、上記開示要求の受信をステップS19により確認すると、開示制御部113の制御の下、ステップS20において、先ず予約情報記憶部123から予約日時が上記開示要求に含まれる開示希望日時に該当する患者をすべて選択する。例えば、開示希望日時が「〇月△日の午前中」に指定されていれば、予約日時がこの〇月△日の午前中に含まれる患者がすべて選択される。なお、予約希望日時としては日にち以外に曜日や週でもよく、患者の希望により任意に指定できる。さらには、開示要求に診療科名や担当医を指定してもよい。
次に開示制御部113は、上記選択された各患者に対応する開示制御情報を開示制御情報記憶部122から読み出す。この開示制御情報には、開示可能な属性情報および開示相手先として許諾されている患者を表す情報が含まれている。開示制御部113は、上記読み出された各患者の開示制御情報のうち、先ず開示要求をした患者を開示相手先として許諾している患者の開示制御情報を選択する。また開示制御部113は、上記選択された各患者の開示制御情報をもとに、開示対象の属性情報を特定する。そして、上記選択された患者ごとに、その予約情報を予約情報記憶部123から読み出し、当該予約情報と上記特定された属性情報とを含む開示情報を生成し、当該開示情報を開示要求した患者のユーザ端末31に向け通信インタフェースユニット13から送信する。
この結果、開示要求した患者のユーザ端末31には、上記開示希望日時に予約されているすべての患者のうち、開示要求した患者を開示相手先として許諾している各患者の予約情報と属性情報が送信され、例えば表示器に一覧表示される。
開示要求した患者は、表示された上記各患者の予約情報および属性情報をもとに、例えば、知り合いの患者や、まだ面識はないが受診する診療科が同じで性別や年齢が近い患者を見つけることができる。そして、例えば自身の予約日時をこれらの患者と同じ日時になるように予約管理装置10に対し変更要求を行う。予約管理装置10は、上記変更要求を受信すると、予約情報管理部114の制御の下、上記患者による予約日時の変更の可否を判定した後、可能であれば予約情報記憶部123における上記患者の予約情報を登録変更する。なお、例えば患者が予約日時の登録変更を電話により連絡した場合には、医療スタッフが変更の可否を判断して医師端末40において変更操作を行う。
(3)グループ開示モードによる開示処理
図6は、グループ開示モードが設定されたときの予約管理装置10の処理手順と処理内容の一例を示すフローチャートである。
(3−1)電子カルテ情報の取得
予約管理装置10は、電子カルテ情報取得部111の制御の下、先ずステップS30において予約情報記憶部123から予約情報が仮登録されている患者のリストを読み出す。つまり通院が必要な患者のリストを読み出す。次にステップS31において、上記リストに含まれる患者の中から、上記予約情報に含まれる開示条件をもとに予約情報の開示を許諾している患者を選択する。そしてステップS32において、上記開示を許諾している患者の電子カルテ情報を、EMRサーバ20からネットワーク50を介して取得し、取得した電子カルテ情報を患者IDと関連付けて電子カルテ情報記憶部121に記憶させる。なお、この場合も、電子カルテ情報に含まれる各情報のうち、診療科の情報と患者の個人情報のみを取得するようにしてもよい。
(3−2)開示制御情報の生成
予約管理装置10は、次に開示制御情報生成部112の制御の下、ステップS33において、上記予約情報の開示を許諾している患者の各々について、その予約情報に含まれる属性情報の開示範囲を表す情報をもとに上記電子カルテ情報記憶部121から上記開示範囲に含まれる属性情報を読み出す。
開示制御情報生成部112は、次にステップS34において、上記各患者の属性情報を比較し、その比較結果に基づいて類似度合いが所定値以上の患者群を抽出して、これらの患者によるグループを構成する。例えば、開示制御情報生成部112は、先ず受診する診療科が同一でかつ性別が同一の患者群を抽出し、次にこれらの患者の中から年齢差が所定の範囲内、例えば年齢差5歳以内の複数の患者を抽出する。そして、この抽出された各患者によるグループを構成する。
なお、受診する診療科または性別が同一の患者群を一つのグループに含めてもよいし、年齢差が所定の範囲内の患者群を一つのグループに含めるようにしてもよい。また、通院履歴が所定の範囲内で類似する患者群を抽出してグループを構成してもよいし、症状の種類が同一または同一の症状を有する患者群を抽出してグループを構成するようにしてもよい。さらには、過去に同一グループに配置された患者を優先的に同一のグループに含むようにグループを構成してもよい。
また、予約管理装置10が事前に各患者の通院希望日時を取得しておき、これらの通院希望日時を考慮して、例えば最大公約数的に通院希望日時が近い患者を選択し、選択した患者が同一グループに含まれるようにグループを構成してもよい。
開示制御情報生成部112は、次にステップS35において、上記構成されたグループごとに、当該グループに所属する複数の患者の各々に対し共通の予約候補日時を設定する。なお、グループに所属する患者数が一単位の予約時間帯で診療可能な患者の上限数を超える場合には、上記グループを複数の小グループに分け、これらの小グループごとに予約候補日時を設定するようにしてもよい。その場合の患者の分け方は、属性の類似度に応じて分けてもよいが、単純に人数に応じて等分に分けてもよい。また、予約候補日時は一つに限らず複数設定するようにし、患者が複数の予約候補日時の中から希望する日時を選択できるようにしてもよい。
開示制御情報生成部112は、最後にステップS36において、上記グループごとに、当該グループを構成する患者のリストと、当該患者ごとの属性情報の開示範囲と、上記各患者に対し共通に割り当てられた予約候補日時とを含む開示制御情報を生成し、開示制御情報記憶部122に記憶させる。
開示制御情報生成部112は、以上述べたステップS34〜ステップS36による開示制御情報の生成処理を各グループに対しそれぞれ実行する。そして、すべてのグループに対する開示制御情報の生成が終了したことをステップS37で確認すると、開示制御情報の生成を終了する。
(3−3)予約情報の開示制御
上記開示制御情報の生成が終了すると、予約管理装置10は開示制御部113の制御の下、以下のように予約情報の開示制御を実行する。すなわち、開示制御部113は、先ずステップS38において、上記開示制御情報記憶部122からグループごとに開示制御情報を読み出す。そして、当該開示制御情報に従い、グループに所属する各患者のリストと患者ごとの属性情報と共通の予約候補日時を含む通知情報を、当該グループに所属する各患者のユーザ端末31〜3nに向け通信インタフェースユニット13から同報送信する。
以上述べた各グループの通知情報の送信処理は、全グループに対する通知情報の送信が終了したことがステップS39で確認されるまで、繰り返し実行される。
上記予約管理装置10から送信された通知情報は各ユーザ端末31〜3nでそれぞれ受信され、例えば表示器に表示される。上記通知情報により患者は、自身に割り当てられた予約候補日時を認識すると共に、同一時間帯に予約候補日時が設定された他の患者のリストと属性情報を確認することができる。ここで、同一グループに所属する各患者は属性情報が相互に一致または類似する患者である。このため、上記受信された通知情報の患者リストを見ることで、知り合いの患者や、まだ面識はなくても自身と属性が共通または類似する患者を見つける確立は高く、これにより通院に対する患者の意欲の維持、向上が期待できる。
また患者は、上記通知情報により通知された予約候補日時について都合が悪ければ、例えば、自身のユーザ端末31〜3nから予約管理装置10に対しアクセスして予約日時の変更要求を行う。予約管理装置10は、予約情報管理部114の制御の下、上記変更要求に応じて該当する患者の予約情報を変更し、予約情報記憶部123に記憶された予約情報を更新する。上記予約候補日時の変更は、例えば患者が電話により医療スタッフに口頭で連絡し、これを受けて医療スタッフが医師端末40から予約管理装置10に対し該当する患者の予約情報を更新する処理を行うことでも実現できる。
なお、予約情報管理部114は、上記通知情報の送信後、予め設定された時間以内に上記変更要求を受信しなかった場合には、上記通知情報により通知された予約候補日時について患者が了承したものと見なして、予約候補日時を予約日時として確定する。
(効果)
(1)個別開示モードが設定された場合、予約管理装置10は、自身の予約情報の開示を許諾している患者の各々について、予約情報に含まれる開示条件をもとに開示相手先の患者を表す情報と属性情報の開示範囲を含む開示制御情報を生成する。そして、患者から他の患者の予約情報の開示要求を受信した場合に、この開示要求により指定される開示希望日時に予約されているすべての患者を選択し、当該各患者の開示制御情報に基づいて、開示要求をした患者を開示相手先として許諾している各患者を選択すると共に開示範囲に含まれる属性情報を選択し、上記選択された各患者の予約情報と属性情報とを含む開示情報を、開示要求をした患者のユーザ端末に向け送信するようにしている。
したがって、患者は、開示希望日時に予約された他の患者の予約情報のリストを当該患者の属性情報と共に確認することが可能となる。そして、例えば患者の通院予約日時と同一の時間帯に、知り合いの患者や、まだ面識はないが受診する診療科が同じで性別や年齢が近い患者が見つかれば、例えば通院に対し消極的だった患者の気分を通院に向かわせることが可能となる。また、患者自身の通院予約日時が上記発見した知り合いの患者等の通院予約日時と異なる場合でも、例えば患者自身の通院予約日時を上記知り合いの患者等と同じ日時になるように変更を要求することも可能となる。すなわち、一実施形態によれば、患者の通院予約情報を新たなコミュニティ形成ツールとして利用できるようになり、通院に対する患者の意欲の維持、向上が期待できる。
また、開示条件の一つとして開示相手先の範囲を設定することで、開示相手先の範囲を限定することができ、これにより自身の予約情報が無制限に開示されないようにすることができる。例えば、開示相手先を通院中の患者に限定することで、通院期間が終了した患者から開示要求が送信されても通院中の他の患者の予約情報が開示されないようにすることができる。また、開示条件の一つとして患者の属性情報の開示範囲を設定しているので、患者が開示を望まない属性については開示されないようにすることができる。
(2)グループ開示モードが設定された場合、予約管理装置10は、予約情報の開示を許諾している患者の電子カルテ情報をもとに、属性情報が一致または類似度合いが所定範囲内の患者を抽出してこれらの患者によるグループを構成する。そして、グループごとに共通の予約候補日時を設定し、上記グループごとに当該グループを構成する患者のリストと属性情報の開示範囲と予約候補日時を含む開示制御情報を生成する。次に、上記開示制御情報に基づいて、グループごとに当該グループに所属する各患者のユーザ端末31〜3nに対し、上記グループを構成する患者のリスト、属性情報および予約候補日時を含む通知情報を同報送信するようにしている。
従って、通院予約が必要な複数の患者のうちその属性情報が一致または類似する患者がグループ化され、グループごとに当該グループに属する各患者に対し共通の予約候補日時が設定され、通知される。このため、属性情報が一致または類似する複数の患者が共通の日時に通院することが可能となり、これにより患者は知り合いの他の患者や、面識はなくても属性情報、例えば受診する診療科、症状、性別または年齢等が一致または類似する他の患者と出会う確率が高くなる。この結果、単に通院予約時刻のみを通知する場合に比べ、患者に対し通院に対する楽しみを与えることができ、これにより通院に対する患者の意欲の向上、維持が期待できる。
一例を挙げると、仲間登録をした患者同士や、既往症や年齢などが似ている患者同士が同じ時間帯に通院予約をすることが可能になると、複数の患者によるコミュニティを形成することが可能となる。その結果、医療機関に行きたがらない人にとって、通院したときに気の合う患者に会えることがインセンティブとなり、通院が苦痛でなくなり治療や処置を継続して行えることが期待できる。
[変形例]
(1)前記実施形態では、一つの医療機関を受診している複数の患者を対象にグループ化し、当該グループに属する各患者に対し共通の予約候補日時を通知する場合を例にとって説明した。しかしこれに限るものではなく、例えば所定の地域内に存在する複数の医療機関のいずれかを受診している複数の患者を対象にグループ化処理を行い、当該グループに属する各患者に対し共通の予約候補日時と通院先となる共通の医療機関を表す情報を通知するようにしてもよい。
この構成は例えば以下のように実現される。すなわち、地域内の複数の医療機関のいずれかに通院している複数の患者の電子カルテ情報を、例えばその地域内の複数の医療機関で共有されるように設けられている電子健康記録(Electronic Health Records:EHR)サーバから取得し、取得された電子カルテ情報をもとに属性情報が一致または類似する患者を抽出してグループを構成する。そして、上記グループに属する複数の患者に対し共通の予約候補日時を設定する。またそれと共に、上記EHRサーバから取得された電子カルテ情報に含まれる各患者の住所と地域内の各医療機関の住所とに基づいて通院先として好適な医療機関を選択する。そして、上記設定された共通の予約候補日時および通院先の医療機関を表す情報を含む開示制御情報を生成し、この開示制御情報に従い、上記グループに属する各患者が所持するユーザ端末に対し、上記グループに属する患者のリスト、共通の予約候補日時および通院先の医療機関を表す情報を同報送信する。
このようにすると、医療機関単位ではなく、地域単位で属性等が類似する複数の患者がグループ化され、このグループに属する各患者に対し共通の予約日時と共通の通院先医療機関が指定される。従って、患者には、通院という機会を利用して、症状や治療経過、年齢等が類似するもの同士で出会う機会が提供されることになり、患者は通院に対するモチベーションを維持もしくは高めることが可能となる。すなわち、この例についても、患者が継続して通院することを支援可能な予約管理装置および予約管理方法を提供することが可能である。
(2)前記実施形態では、診療科、性別または年齢等の基本的に属性情報に基づいて患者をグループ化する場合を例にとって説明した。しかしそれに限らず、患者の電子カルテ情報に、趣味や食事の嗜好、飲酒の好みや量、喫煙の有無等の趣味嗜好に関する問診情報が含まれている場合には、これらの情報の類似度合いを考慮して患者をグループ化するようにしてもよい。
(3)前記実施形態では、開示相手先として許可する患者に関する情報が開示条件の一つとして設定された場合を例にとって説明したが、開示相手先として拒絶対象となる患者に関する情報が設定された場合にも、この発明は実施できる。このようにすると、例えば喫煙者が同一グループにならないようにすることができる。
(4)前記実施形態では、生成されたグループの構成を固定的に利用する場合を例にとって説明したが、グループの構成は定期的にまたは新たな通院患者が発生するごとに更新するようにしてもよい。
(5)グループに対し予約候補日時を割り当てる際に、医療機関が混まない曜日および時間帯を優先して割り当てるようにするとよい。これにより、グループに属する患者は比較的スムーズに診断や処置を受けることが可能となる。また、比較的混まない時間帯に複数の患者が来院するように促すことにより、医療機関の混雑を回避することができる。また、混雑時に予約しないことにより、医療機関にて病気に感染するリスクを低減する効果も期待することができる。
(6)前記実施形態では、予約管理装置10がEMRサーバ20および医師端末40とは独立して設けられる場合を例にとって説明したが、予約管理装置10の全機能または一部機能をEMRサーバ20および医師端末40に設けることも可能である。また、予約管理装置10の全機能または一部機能をEHRサーバに設けるようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点においてこの発明の例示に過ぎない。この発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、この発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1,10…予約管理装置
1a…予約情報記憶部
1b…電子カルテ情報取得部
1c…開示制御情報生成部
1d…予約情報開示制御部
2…電子カルテ情報記憶部
3a〜3n,31〜3n…ユーザ端末
11…制御ユニット
12…記憶ユニット
13…通信インタフェースユニット
20…EMRサーバ
40…医師端末
50…ネットワーク
111…電子カルテ情報取得部
112…開示制御情報生成部
113…開示制御部
114…予約情報管理部
121…電子カルテ情報記憶部
122…開示制御情報記憶部
123…予約情報記憶部

Claims (11)

  1. 医療機関に対する患者の予約情報が記録された予約管理情報部を含む記憶部と、
    ネットワークを介して外部と通信可能な通信部と、
    前記記憶部と前記通信部とを制御可能な制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    複数の患者の各々について、当該患者を識別する患者識別情報に関連付けられた少なくとも前記患者の電子カルテの情報を取得する電子カルテ情報取得部と、
    取得された前記電子カルテの情報と前記予約管理情報部に記録された予約情報との少なくとも一方に基づいて、前記複数の患者の各々についてその予約情報を前記複数の患者間で開示可能とするか否かを表す開示制御情報を生成する生成部と、
    生成された前記開示制御情報に基づいて、前記複数の患者の各々についてその予約情報の開示制御を行う開示制御部と
    を備える予約管理装置。
  2. 前記生成部は、前記複数の患者の各々についてその予約情報に対する開示の許否を表す情報を取得し、取得された前記開示の許否を表す情報に基づいて前記開示制御情報を生成する、
    請求項1に記載の予約管理装置。
  3. 前記生成部は、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、前記複数の患者の各々について当該患者に係る属性情報の開示範囲を設定し、当該属性情報の開示範囲を前記開示制御情報に含め、
    前記開示制御部は、前記開示制御情報に基づいて、設定された前記開示範囲に含まれる属性情報を含む前記予約情報を開示する、
    請求項1又は2に記載の予約管理装置。
  4. 前記生成部は、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、前記複数の患者の各々について開示相手先となる患者の範囲を設定し、当該開示相手先の患者の範囲を前記開示制御情報に含め、
    前記開示制御部は、前記開示制御情報に基づいて、設定された前記開示相手先となる患者の範囲に含まれる患者の予約情報を開示する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の予約管理装置。
  5. 前記生成部は、前記電子カルテの情報および前記予約情報の少なくとも一方に基づいて、前記複数の患者の各々について通院期間が終了したか否かを判定し、通院期間が終了した患者を前記開示相手先となる患者の範囲から除外する、請求項4に記載の予約管理装置。
  6. 前記生成部は、複数の前記患者のうち、前記電子カルテの情報に基づいて、2以上の患者を含むグループを構成し、当該グループに含まれる各患者に対し共通の予約候補日時を設定し、前記グループの構成を表す情報と前記予約候補日時を表す情報を前記開示制御情報に含め、
    前記開示制御部は、前記開示制御情報に基づいて、前記グループごとに当該グループに含まれる各患者に対し、当該各患者に対し設定された前記共通の予約候補日時を通知する
    請求項1に記載の予約管理装置。
  7. 前記生成部は、前記電子カルテの情報に基づいて、当該電子カルテの情報に含まれる患者の属性情報の類似度合いが所定値以上となる2以上の患者を含むグループを構成し、当該グループに含まれる各患者に対し共通の予約候補日時を設定する、請求項6に記載の予約管理装置。
  8. 前記生成部は、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、共通の医療機関または診療科を受診している複数の前記患者を含むグループを構成し、当該グループに含まれる複数の患者に対し共通の予約候補日時を設定する、請求項6または7に記載の予約管理装置。
  9. 前記生成部は、取得された前記電子カルテの情報に基づいて、予め設定された地域内に存在する複数の医療機関のいずれかを受診している複数の患者を含むグループを構成し、当該グループに含まれる複数の患者に対し前記複数の医療機関の中から選択された共通の医療機関と予約候補日時を設定する、請求項6乃至8のいずれかに記載の予約管理装置。
  10. 医療機関に対する患者の予約情報が記録された予約管理情報部を備える予約管理装置が実行する予約管理方法であって、
    複数の患者の各々について、当該患者を識別する患者識別情報に関連付けられた少なくとも前記患者の電子カルテの情報を取得し、取得された前記電子カルテの情報と前記予約管理情報部に記録された予約情報との少なくとも一方に基づいて、前記複数の患者の各々についてその予約情報を前記複数の患者間で開示可能とするか否かを表す開示制御情報を生成する過程と、
    生成された前記開示制御情報に基づいて、前記複数の患者の各々についてその予約情報の開示制御を行う過程と
    を備える予約管理方法。
  11. 請求項1乃至9のいずれかに記載の予約管理装置の前記制御部が備える前記各部の処理を、前記予約管理装置が備えるプロセッサに実行させるプログラム。
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