JP2020051670A - 燃焼装置及び温水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーナの出力が可変である場合にバーナの異常燃焼を検知することが可能な燃焼装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る燃焼装置は、熱交換器と、熱交換器に向かって火炎を形成するバーナと、第1フレームロッド及び第2フレームロッドと、制御部とを備える。熱交換器は、側壁を有している。第1フレームロッドは、第1先端を有し、第1先端は、熱交換器の内部に位置している。第2フレームロッドは、第2先端を有し、第2先端は、交換器の内部に位置している。制御部は、第1フレームロッド及び第2フレームロッドに接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、燃焼装置及び温水装置に関する。
実開昭56−149251号公報(特許文献1)には、バーナと、第1検知素子と、第2検知素子と、制御装置とを有するガスバーナの安全装置が記載されている。バーナは、上方に向かって火炎を形成する。第1検知素子は、バーナの上方に配置されている。第2検知素子は、第1検知素子の上方に配置されている。
バーナが正常燃焼している場合、第1検知素子はバーナに形成されている火炎と接触しているが、第2検知素子はバーナに形成されている火炎と接触していない。バーナが異常燃焼(不完全燃焼)している場合には、バーナに形成されている火炎が伸長される。その結果、バーナに形成されている火炎と第2検知素子とが接触する。制御装置は、バーナに形成されている火炎と第2検知素子との接触を検知することにより、バーナの異常燃焼を検知する。
なお、異常燃焼の程度が大きいほど(酸素濃度が低いほど)、バーナに形成されている火炎は大きく伸長されることになる。
実開昭56−149251号公報
バーナが正常燃焼している場合でも、バーナの出力を増加させることにより、バーナに形成されている火炎が伸長する。特許文献1に記載のガスバーナの安全装置の構成では、バーナの出力が増加することにより火炎が伸長した場合とバーナの異常燃焼により火炎が伸長した場合とを区別することができないので、バーナの出力が可変である場合に対応することが困難である。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、バーナの出力が可変である場合にバーナの異常燃焼を検知することが可能な燃焼装置を提供するものである。
(1)本発明の一態様に係る燃焼装置は、熱交換器と、熱交換器に向かって火炎を形成するバーナと、第1フレームロッド及び第2フレームロッドと、制御部とを備える。熱交換器は、側壁を有している。第1フレームロッドは、第1先端を有し、第1先端が熱交換器の内部に位置している。第2フレームロッドは、第2先端を有し、第2先端が熱交換器の内部に位置している。
バーナは、制御部により、第1出力状態と、第2出力状態とに制御されるように構成されている。第2出力状態は、第1出力状態よりも出力が大きい。第1先端は、バーナが第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触するが、バーナが第1出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されている。第2先端は、バーナが第1出力状態及び第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されている。
第1先端とバーナとの距離及び第2先端とバーナとの距離は、互いに等しい。第2先端と側壁との距離は、第1先端と側壁との距離よりも小さい。制御部は、バーナが第1出力状態に制御されている状態で第1フレームロッドとバーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合にバーナが異常燃焼していると判断するとともに、バーナが第2出力状態に制御されている状態で第2フレームロッドとバーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合にバーナが異常燃焼していると判断するように構成されている。
上記(1)の燃焼装置は、第3先端を有し、第3先端が熱交換器の内部に位置している第3フレームロッドをさらに備えていてもよい。バーナは、制御部により、第1出力状態と、第2出力状態と、第2出力状態よりも出力が大きい第3出力状態とに制御されるように構成されていてもよい。第1先端及び第2先端は、バーナが第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触する位置に配置されていてもよい。第3先端は、第1出力状態、第2出力状態及び第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されていてもよい。第2先端とバーナとの距離及び第3先端とバーナとの距離は、互いに等しくてもよい。第3先端と側壁との距離は、第2先端と側壁との距離よりも小さくてもよい。制御部は、バーナが第3出力状態に制御されている状態で第3フレームロッドとバーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合にバーナが異常燃焼していると判断するように構成されていてもよい。
上記(1)の燃焼装置において、第1フレームロッドの長さ、第2フレームロッドの長さ及び第3フレームロッドの長さは、互いに異なっていてもよい。
(2)本発明の他の態様に係る燃焼装置は、熱交換器と、熱交換器に向かって火炎を形成するバーナと、第1フレームロッド及び第2フレームロッドと、制御部とを備える。熱交換器は、側壁を有している。第1フレームロッドは、第1先端を有し、第1先端が熱交換器の内部に位置している。第2フレームロッドは、第2先端を有し、第2先端が熱交換器の内部に位置している。
バーナは、制御部により、第1出力状態と、第2出力状態とに制御されるように構成されている。第2出力状態は、第1出力状態よりも出力が大きい。第1先端は、バーナが第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触するが、バーナが第1出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されている。第2先端は、バーナが第1出力状態及び第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されている。
第1先端とバーナとの距離は、第2先端とバーナとの距離よりも小さい。第1先端と側壁との距離及び第2先端と側壁との距離は、互いに等しい。制御部は、バーナが第1出力状態に制御されている状態で第1フレームロッドとバーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合にバーナが異常燃焼していると判断するとともに、バーナが第2出力状態に制御されている状態で第2フレームロッドとバーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合にバーナが異常燃焼していると判断するように構成されている。
上記(2)の燃焼装置は、第3先端を有し、第3先端が熱交換器の内部に位置している第3フレームロッドをさらに備えていてもよい。バーナは、制御部により、第1出力状態と、第2出力状態と、第2出力状態よりも出力が大きい第3出力状態とに制御されるように構成されていてもよい。第1先端及び第2先端は、バーナが第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触する位置に配置されていてもよい。第3先端は、第1出力状態、第2出力状態及び第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されていてもよい。第2先端とバーナとの距離は第3先端とバーナとの距離よりも小さくてもよい。第3先端と側壁との距離及び第2先端と側壁との距離は、互いに等しくてもよい。制御部は、バーナが第3出力状態に制御されている状態で第3フレームロッドとバーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合にバーナが異常燃焼していると判断するように構成されていてもよい。
上記(2)の燃焼装置において、第1フレームロッドの長さ、第2フレームロッドの長さ及び第3フレームロッドの長さは、互いに等しくてもよい。
上記(1)及び上記(2)の燃焼装置は、側壁に挿入された碍子部をさらに備えていてもよい。碍子部には、第1フレームロッド及び第2フレームロッドが挿入されていてもよい。
(3)本発明の一態様に係る温水装置は、燃焼装置を備える。燃焼装置は、上記(1)又は上記(2)の燃焼装置である。
本発明に係る燃焼装置及び温水装置によると、バーナの出力が可変である場合にバーナの異常燃焼を検知することが可能となる。
第1実施形態に係る温水装置100の概略図である。 第1実施形態に係る燃焼装置20の斜視図である。 第1実施形態に係る燃焼装置20の上面図である。 第1実施形態に係る燃焼装置20の断面図である。 第1実施形態に係る燃焼装置20のブロック図である。 正常燃焼時におけるバーナ21の出力と各フレームロッドの状態との関係を示す模式的なグラフである。 異常燃焼時におけるバーナ21の出力と各フレームロッドの状態との関係を示す模式的なグラフである。 第2実施形態に係る燃焼装置20の模式的な断面図である。 第2実施形態の変形例に係る燃焼装置20の模式的な断面図である。
本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
(第1実施形態)
以下に、第1実施形態を説明する。
<第1実施形態に係る温水装置の概略構成>
以下に、第1実施形態に係る温水装置100の概略構成を説明する。
図1に示されるように、温水装置100は、筐体10と、燃焼装置20と、配管40a〜配管40gと、バイパス配管41a及びバイパス配管41bと、バイパスサーボ42とを有している。
燃焼装置20は、バーナ21と、点火プラグ22と、第1フレームロッド23a(図1中において図示せず)、第2フレームロッド23b(図1中において図示せず)、第3フレームロッド23c(図1中において図示せず)及び第4フレームロッド23d(図1中において図示せず)と、一次熱交換器24とを有している。燃焼装置20は、さらに、二次熱交換器25と、チャンバ26と、ファン27と、ダクト28と、ベンチュリ29と、オリフィス30と、ガスバルブ31とを有している。
なお、バーナ21、点火プラグ22、第1フレームロッド23a、第2フレームロッド23b、第3フレームロッド23c及び第4フレームロッド23d、一次熱交換器24及び二次熱交換器25、チャンバ26、ファン27、ダクト28、ベンチュリ29、オリフィス30、ガスバルブ31、配管40a〜配管40g、バイパス配管41a、バイパス配管41b並びにバイパスサーボ42は、筐体10内に配置されている。
バーナ21は、チャンバ26の下方に配置されている。一次熱交換器24は、バーナ21の下方に配置されている。点火プラグ22は、バーナ21の下方に配置されている。点火プラグ22は、例えば一次熱交換器24に取り付けられている。二次熱交換器25は、一次熱交換器24の下方に配置されている。
配管40aの一方端からは、燃料ガスが供給される。配管40aの他方端は、ガスバルブ31に接続されている。配管40bの一方端は、ガスバルブ31に接続されている。配管40bの他方端は、オリフィス30に接続されている。配管40cの一方端は、オリフィス30に接続されている。配管40cの他方端は、ベンチュリ29に接続されている。
配管40dの一方端は、ベンチュリ29に接続されている。配管40dの他方端は、ファン27に接続されている。ファン27は、チャンバ26に接続されている。
配管40eの一方端からは、水が供給される。配管40eの他方端は、二次熱交換器25に接続されている。配管40fの一方端は、二次熱交換器25に接続されている。配管40fの他方端は、一次熱交換器24に接続されている。配管40gの一方端は、一次熱交換器24に接続されている。配管40gの他方端からは、出湯が行われる。
バイパス配管41aの一方端は、配管40eに接続されている。バイパス配管41aの他方端は、バイパスサーボ42に接続されている。バイパス配管41bの一方端は、バイパスサーボ42に接続されている。バイパス配管41bの他方端は、配管40gに接続されている。
ガスバルブ31は、配管40aからの燃料ガスの供給及び停止を切り替える。これにより、ベンチュリ29に供給される燃料ガスの圧力が調整される。
ベンチュリ29は、筐体10の外部から空気を取り入れるように構成されている。ベンチュリ29は、筐体10の外部から取り入れた空気と、配管40a、配管40b、配管40c、オリフィス30及びガスバルブ31を介してベンチュリ29に供給される燃料ガスとを混合する(空気と混合された燃料ガスを、以下において、混合ガスという)。
なお、燃焼装置20からの排気は、ダクト28を介して、筐体10の外部に排出されるが、当該排気の一部が再びベンチュリ29を介して取り込まれることにより、混合ガス中の酸素濃度が低下し、後述する異常燃焼(不完全燃焼)の原因となる。
ファン27は、ファンケースと、ファンケース内に配置されている羽根車と、羽根車を回転駆動するモータとを有している。ファン27は、モータが羽根車を回転駆動させることにより、配管40cを介して、ベンチュリ29で生成された混合ガスを吸入する。吸入された混合ガスは、チャンバ26を介してバーナ21へと供給される。
バーナ21の下面に設けられた炎孔21aからは、下方に向かって混合ガスが噴出される。噴出された混合ガスは、点火プラグ22により点火されて燃焼し、燃焼ガスとなる。燃焼ガスは、下方に向かって(すなわち、一次熱交換器24に向かって)噴出する。
配管40eを介して二次熱交換器25に供給された水は、二次熱交換器25において、燃焼ガスの潜熱と熱交換を行うことにより、温度が上昇する。二次熱交換器25を通過した水は、配管40fを介して一次熱交換器24に供給される。一次熱交換器24に供給された水は、一次熱交換器24において、燃焼ガスの顕熱と熱交換を行うことにより、温度がさらに上昇する。一次熱交換器24を通過した水は、配管40gを流れる。
配管40eを流れる水の一部は、バイパス配管41aへと流れる。バイパス配管41aからバイパス配管41bへと流れる水の流量は、バイパスサーボ42により制御される。バイパス配管41bを流れる水は、配管40gを流れる水と混合される。すなわち、配管40gの他方端から出湯される水の温度は、バイパスサーボ42がバイパス配管41aからバイパス配管41bへと流れる水の流量を制御することにより、調整される。
一次熱交換器24内において燃焼ガス中の水蒸気が凝縮することにより発生した水(以下においては、この水を、ドレンという)は、ダクト28を通って筐体10の外部へと排出される。
(第1実施形態に係る燃焼装置の詳細構成)
以下に、第1実施形態に係る燃焼装置20の詳細構成を、図2、図3及び図4を参照して説明する。図2〜図4においては、二次熱交換器25、ファン27、ダクト28、ベンチュリ29、オリフィス30及びガスバルブ31の図示が省略されている。また、図3においては、燃焼装置20の内部構造を明らかにするため、チャンバ26の図示も省略されている。
一次熱交換器24は、第1側壁24aと、第2側壁24bと、第3側壁24cと、第4側壁24dとを有している。第1側壁24a及び第2側壁24bは、第1方向DR1において、互いに対向している。第3側壁24c及び第4側壁24dは、第1方向DR1と交差する第2方向DR2において、互いに対向している。第3側壁24cは、第1側壁24a及び第2側壁24bに連なっており、第4側壁24dは、第1側壁24a及び第2側壁24bに連なっている。
一次熱交換器24は、胴パイプ24eaと、胴パイプ24ebと、胴パイプ24ecとを有している。胴パイプ24ea、胴パイプ24eb及び胴パイプ24ecは、第1側壁24a、第2側壁24b及び第3側壁24cの内壁面に沿って取り付けられている。
第1側壁24aの内壁面とは、第1側壁24aの第2側壁24b側の面をいい、第2側壁24bの内壁面とは、第2側壁24bの第1側壁24a側の面をいう。第3側壁24cの内壁面とは、第3側壁24cの第4側壁24d側の面をいい、第4側壁24dの内壁面とは、第4側壁24dの第3側壁24c側の面をいう。
胴パイプ24ebは、胴パイプ24eaの下方に配置されている。胴パイプ24ea及び胴パイプ24ebは、上下方向において互いに間隔を置いて配置されている。胴パイプ24ecは、胴パイプ24ebの下方に配置されている。胴パイプ24eb及び胴パイプ24ecは、上下方向において互いに間隔を置いて配置されている。
一次熱交換器24は、胴パイプ24edと、胴パイプ24eeとをさらに有している。胴パイプ24ed及び胴パイプ24eeは、第4側壁24dの外壁面に取り付けられている。なお、第4側壁24dの外壁面とは、第4側壁24dの第3側壁24cとは反対側の面である。胴パイプ24eeは、胴パイプ24edの下方に位置している。胴パイプ24ed及び胴パイプ24eeは、上下方向において互いに間隔を置いて配置されている。
胴パイプ24edの一方端は、胴パイプ24eaの一方端に接続されている。なお、胴パイプ24eaの他方端は、出水口24h側の胴パイプ24eaの端である。胴パイプ24edの他方端は、胴パイプ24ebの一方端に接続されている。胴パイプ24eeの一方端は、胴パイプ24ebの他方端に接続されている。胴パイプ24eeの他方端は、胴パイプ24ecの一方端に接続されている。
一次熱交換器24は、配管24fをさらに有している。配管24fは、一方端において胴パイプ24ecの他方端に接続されており、他方端において入水口24gに接続されている。配管24fには、多数のフィンが取り付けられている。
一次熱交換器24は、入水口24gと、出水口24hとをさらに有している。入水口24gは、配管24fの他方端に接続されている。出水口24hは、配管40gの一方端に接続されている。入水口24g及び出水口24hは、胴パイプ24ea〜胴パイプ24ee及び配管24fにより、互いに接続されている。
チャンバ26は、吸入口26aを有している。ファン27から供給される混合ガスは、吸入口26aを介して、チャンバ26の内部に供給される。チャンバ26の下方には、バーナ21が取り付けられている。
バーナ21の下面には、上記のとおり、複数の炎孔21aが形成されている。炎孔21aからは、チャンバ26の内部に供給された混合ガスが噴出する。第1方向DR1に沿う断面視(第2方向DR2に直交する断面視)において、バーナ21の下面は、下に凸状に湾曲している。
上記のとおり、バーナ21の下方には、点火プラグ22が配置されている。点火プラグ22は、第1電極22aと、第2電極22bとにより構成されている。第1電極22a及び第2電極22bの先端は、燃焼装置20の内部に配置されており、第1電極22a及び第2電極22bの他方端は、燃焼装置20の外部に配置されている。
第1電極22a及び第2電極22bの先端は、互いに対向している。第1電極22a及び第2電極22bの先端は、バーナ21の下面の下方に位置している。第1電極22aと第2電極22bとの間に通電がなされることにより、第1電極22aの先端と第2電極22bの先端との間にスパークが発生し、炎孔21aから噴出する混合ガスが点火される。
点火プラグ22(第1電極22a及び第2電極22b)は、第1側壁24aに挿入されている。より具体的には、点火プラグ22は、胴パイプ24eaと胴パイプ24ebとの間にある第1側壁24aに挿入されている。
バーナ21が正常燃焼しているとは、炎孔21aから噴出する燃料ガスに不完全燃焼が生じていないことをいう。他方で、バーナ21が異常燃焼しているとは、炎孔21aから噴出する燃料ガスに不完全燃焼が生じていることをいう。ここで、不完全燃焼とは、燃焼装置からの排出ガス中の一酸化炭素濃度が人体に影響を及ぼす濃度以上となっていることをいう。
第1フレームロッド23aは、第1側壁24aに挿入されている。より具体的には、第1フレームロッド23aは、胴パイプ24eaと胴パイプ24ebとの間にある第1側壁24aに挿入されている。第1フレームロッド23aの先端は、燃焼装置20の内部に配置されており、第1フレームロッド23aの他方端は、燃焼装置20の外部に配置されている。第1フレームロッド23aの他方端は、制御部5に電気的に接続されている。
バーナ21は、制御部5によって、第1出力状態と、第1出力状態よりも出力状態よりも出力が大きい(第1出力状態よりもバーナ21に形成される火炎が長い)第2出力状態と、第2出力状態よりも出力が大きい(第2出力状態よりもバーナ21に形成される火炎が長い)第3出力状態とに制御される。なお、バーナ21の出力状態の制御は、例えばバーナ21に供給される混合ガスの流量を変化させることにより行われる。
第1フレームロッド23aの先端は、バーナ21が第1出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナ21に形成されている火炎と接触しないが、バーナ21が第2出力状態及び第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナ21に形成されている火炎に接触する位置に配置されている。
第1フレームロッド23aは、例えば、耐熱鋼で構成されている。炎孔21aに形成されている火炎中においては、燃料ガスを構成する分子が電離しているため、当該火炎は、導電性を呈する。そのため、第1フレームロッド23aが炎孔21aに形成されている火炎と接触している場合、第1フレームロッド23aとバーナ21側に設けられた電極(図示せず)との間には、電流が流れる。この電流を検知することにより、第1フレームロッド23aと炎孔21aに形成されている火炎とが接触していることを検知することができる。
第2フレームロッド23bは、第1側壁24aに挿入されている。より具体的には、第2フレームロッド23bは、胴パイプ24eaと胴パイプ24ebとの間にある第1側壁24aに挿入されている。第2フレームロッド23bの先端は、燃焼装置20の内部に配置されており、第2フレームロッド23bの他方端は、燃焼装置20の外部に配置されている。第2フレームロッド23bの他方端は、制御部5に電気的に接続されている。
第2フレームロッド23bの先端は、バーナ21が第1出力状態及び第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナ21に形成されている火炎と接触しないが、バーナ21が第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナ21に形成されている火炎に接触する位置に配置されている。
第2フレームロッド23bは、例えば、耐熱鋼で構成されている。第2フレームロッド23bが炎孔21aに形成されている火炎と接触している場合、第2フレームロッド23bとバーナ21側に設けられた電極(図示せず)との間には、電流が流れる。この電流を検知することにより、第2フレームロッド23bと炎孔21aに形成されている火炎とが接触していることを検知することができる。
第3フレームロッド23cは、第1側壁24aに挿入されている。より具体的には、第3フレームロッド23cは、胴パイプ24eaと胴パイプ24ebとの間にある第1側壁24aに挿入されている。第3フレームロッド23cの先端は、燃焼装置20の内部に配置されており、第3フレームロッド23cの他方端は、燃焼装置20の外部に配置されている。第3フレームロッド23cの他方端は、制御部5に電気的に接続されている。
第3フレームロッド23cの先端は、バーナ21が第1出力状態、第2出力状態及び第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナ21に形成されている火炎と接触しない位置に配置されている。
第3フレームロッド23cは、例えば、耐熱鋼で構成されている。第3フレームロッド23cが炎孔21aに形成されている火炎と接触している場合、第3フレームロッド23cとバーナ21側に設けられた電極(図示せず)との間には、電流が流れる。この電流を検知することにより、第3フレームロッド23cと炎孔21aに形成されている火炎とが接触していることを検知することができる。
第1フレームロッド23aの先端とバーナ21との間の距離(第1フレームロッド23aの先端とバーナ21下面の最下点との間の距離)、第2フレームロッド23bの先端とバーナ21との間の距離(第2フレームロッド23bの先端とバーナ21下面の最下点との間の距離)及び第3フレームロッド23cの先端とバーナ21との間の距離(第3フレームロッド23cの先端とバーナ21下面の最下点との間の距離)は、互いに等しくなっていることが好ましい。すなわち、第1フレームロッド23aの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分、第2フレームロッド23bの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分及び第3フレームロッド23cの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分は、バーナ21からの距離が互いに等しくなっていてもよい。なお、第1フレームロッド23aの先端とバーナ21との間の距離、第2フレームロッド23bの先端とバーナ21との間の距離及び第3フレームロッド23cの先端とバーナ21との間の距離は、互いに異なっていてもよい。
第1フレームロッド23aの先端と第1側壁24aとの間の距離は、第2フレームロッド23bの先端と第1側壁24aとの間の距離よりも大きい。第2フレームロッド23bの先端と第1側壁24aとの間の距離は、第3フレームロッド23cと第1側壁24aとの間の距離よりも大きい。すなわち、第1フレームロッド23aの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分が第2フレームロッド23bの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分よりも第1側壁24aから離れた位置にあり、第2フレームロッド23bの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分が第3フレームロッド23cの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分よりも第1側壁24aから離れた位置にあればよい。
第1フレームロッド23aの長さ、第2フレームロッド23bの長さ及び第3フレームロッド23cの長さは、互いに異なっていてもよい。より具体的には、第1フレームロッド23aは第2フレームロッド23bよりも長くてもよく、第2フレームロッド23bは第3フレームロッド23cよりも長くてもよい。
第4フレームロッド23dは、チャンバ26に挿入されている。第4フレームロッド23dの先端は、燃焼装置20の内部に配置されており、第4フレームロッド23dの他方端は、燃焼装置20の外部に配置されている。第4フレームロッド23dの他方端は、制御部5に電気的に接続されている。
第4フレームロッド23dの先端は、バーナ21の下方に位置している。第4フレームロッド23dの先端は、第1フレームロッド23aの先端、第2フレームロッド23bの先端及び第3フレームロッド23cの先端の上方に位置している(バーナ21の下面に近い位置にある)。第4フレームロッド23dの先端は、バーナ21が第1出力状態、第2出力状態及び第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼しているバーナ21に形成されている火炎と接触する位置に配置されている。
燃焼装置20は、さらに、碍子部6aと、碍子部6bとを有していてもよい。碍子部6a及び碍子部6bは、絶縁性の材料で構成されている。碍子部6a及び碍子部6bは、第1側壁24aに取り付けられている。より具体的には、碍子部6a及び碍子部6bは、胴パイプ24eaと胴パイプ24ebとの部分の間にある第1側壁24aに設けられた貫通穴に挿入されている。
碍子部6aは、第1貫通穴と、第2貫通穴とを有している。第1貫通穴及び第2貫通穴には、第1電極22a及び第2電極22bがそれぞれ挿入されている。碍子部6bは、第3貫通穴と、第4貫通穴と、第5貫通穴とを有している。第3貫通穴、第4貫通穴及び第5貫通穴には、第1フレームロッド23a、第2フレームロッド23b及び第3フレームロッド23cがそれぞれ挿入されている。
第1フレームロッド23a、第2フレームロッド23b及び第3フレームロッド23cは、平面視において胴パイプ24eaと重なる部分が碍子部6bで覆われるように、碍子部6bに挿入されている。点火プラグ22(第1電極22a及び第2電極22b)は、平面視において胴パイプ24eaと重なる部分が碍子部6aで覆われるように、碍子部6aに挿入されている。
<第1実施形態に係る燃焼装置の動作>
以下に、第1実施形態に係る燃焼装置20の動作を、図5、図6及び図7を参照しながら説明する。
図5に示されるように、ファン27、第1フレームロッド23a、第2フレームロッド23b、第3フレームロッド23c及び第4フレームロッド23dは、制御部5に接続されている。制御部5は、例えば、マイクロコントローラで構成されている。
バーナ21は、制御部5がファン27を制御することにより、第1出力状態と、第2出力状態と、第3出力状態とに制御される。バーナ21は、制御部5がファン27を制御することにより、第1出力状態、第2出力状態及び第3出力状態とは異なる出力状態に制御されてもよい。
図6に示されるように、バーナ21が制御部5により第1出力状態に制御されている場合には、バーナ21が正常燃焼していれば、第1フレームロッド23a、第2フレームロッド23b及び第3フレームロッド23cは、バーナ21に形成されている火炎と接触しない。
バーナ21が制御部5により第2出力状態に制御されている場合、バーナ21が正常燃焼していれば、第1フレームロッド23aはバーナ21に形成されている火炎と接触するが、第2フレームロッド23b及び第3フレームロッド23cはバーナ21に形成されている火炎と接触しない。
バーナ21が制御部5により第3出力状態に制御されている場合、バーナ21が正常燃焼していれば、第1フレームロッド23a及び第2フレームロッド23bはバーナ21に形成されている火炎と接触するが、第3フレームロッド23cはバーナ21に形成されている火炎と接触しない。
なお、図6中に図示されていないが、バーナ21が正常燃焼していれば、第4フレームロッド23dは、バーナ21の出力状態に拠らず、バーナ21に形成されている火炎に接触する。
図7に示されるように、バーナ21が制御部5により第1出力状態に制御されていたとしても、バーナ21が異常燃焼している場合、バーナ21に形成されている火炎と第1フレームロッド23aとが接触する。そのため、制御部5は、バーナ21を第1出力状態となるように制御しており、かつ第1フレームロッド23aがバーナ21に形成されている火炎と接触していることを検知した(すなわち、第1フレームロッド23aに流れる電流を検知した)場合に、バーナ21が異常燃焼していると判断する。
バーナ21が制御部5により第2出力状態に制御されていたとしても、バーナ21が異常燃焼している場合、バーナ21に形成されている火炎と第1フレームロッド23a及び第2フレームロッド23bとが接触する。そのため、制御部5は、バーナ21を第2出力状態となるように制御しており、かつ第1フレームロッド23a及び第2フレームロッド23bがバーナ21に形成されている火炎と接触していることを検知した(すなわち、第1フレームロッド23a及び第2フレームロッド23bに流れる電流を検知した)場合、バーナ21が異常燃焼していると判断する。
バーナ21が制御部5により第3出力状態に制御されていたとしても、バーナ21が異常燃焼している場合、バーナ21に形成されている火炎と第1フレームロッド23a〜第3フレームロッド23cとが接触する。そのため、制御部5は、バーナ21を第3出力状態となるように制御しており、かつ第1フレームロッド23a〜第3フレームロッド23cがバーナ21に形成されている火炎と接触していることを検知した(すなわち、第1フレームロッド23a〜第3フレームロッド23cに流れる電流を検知した)場合に、バーナ21が異常燃焼していると判断する。
バーナ21が異常燃焼している場合、バーナ21に形成されている火炎の基部がバーナ21の下面から離間し、第4フレームロッド23dがバーナ21に形成されている火炎との接触を検知することができなくなる場合がある。そのため、制御部5は、第4フレームロッド23dがバーナ21に形成されている火炎と接触していないことを検知した(第4フレームロッド23dに電流が流れていないことを検知した)場合に、バーナ21が異常燃焼していると判断する。
<第1実施形態に係る燃焼装置の効果>
以下に、第1実施形態に係る燃焼装置20の効果を説明する。
上記のとおり、燃焼装置20において、制御部5は、どのフレームロッドがバーナ21に形成されている火炎と接触しているのかと、バーナ21に対する制御状態(第1出力状態にあるか、第2制御状態にあるか)とを考慮して、バーナ21が異常燃焼しているか否かを判断する。
そのため、燃焼装置20においては、バーナ21の出力が大きいためにバーナ21に形成されている火炎が各フレームロッドと接触しているのか、バーナ21が異常燃焼しているためにバーナ21に形成されている火炎が各フレームロッドと接触しているのかを区別することができる。このように、燃焼装置20によると、バーナ21の出力が可変である場合であっても、バーナ21の異常燃焼を検知することが可能となる。
(第2実施形態)
以下に、第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さない。
図8に示されるように、第2実施形態においては、第1フレームロッド23aの先端とバーナ21との間の距離が第2フレームロッド23bの先端とバーナ21との間の距離よりも小さくなっており、第2フレームロッド23bの先端とバーナ21との間の距離が第3フレームロッド23cとバーナ21との間の距離よりも小さくなっている。すなわち、第1フレームロッド23aの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分が第2フレームロッド23bの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分よりもバーナ21に近い位置にあり、第2フレームロッド23bの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分が第3フレームロッド23cの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分よりもバーナ21に近い位置にあればよい。
なお、図9に示されるように、第1フレームロッド23aを途中で上方に向かって屈曲させることにより、第1フレームロッド23aの先端が第2フレームロッド23bの先端よりもバーナ21の下面に近くなるようにしてもよい。同様に、第3フレームロッド23cを途中で下方に向かって屈曲させることにより、第2フレームロッド23bの先端が第3フレームロッド23cの先端よりもバーナ21の下面に近くなるようにしてもよい。
また、図8に示されるように、第2実施形態においては、第1フレームロッド23aと第1側壁24aとの間の距離、第2フレームロッド23bと第1側壁24aとの間の距離及び第3フレームロッド23cと第1側壁24aの距離は、互いに等しくてもよい。すなわち、第1フレームロッド23aの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分、第2フレームロッド23bの第1側壁24aから最も離れた位置にある部分及び第3フレームロッド23cの第1側壁24aから離れた位置にある部分は、第1側壁24aからの距離が互いに等しくなっていればよい。なお、第1フレームロッド23aと第1側壁24aとの間の距離、第2フレームロッド23bと第1側壁24aとの間の距離及び第3フレームロッド23cと第1側壁24aの距離は、互いに異なっていてもよい。第2実施形態においては、第1フレームロッド23aの長さ、第2フレームロッド23bの長さ及び第3フレームロッド23cの長さは、互いに等しくてもよい。
その他の燃焼装置20の構成に関しては、第1実施形態と第2実施形態とで共通しているため、詳細な説明は省略する。また、燃焼装置20の動作に関しても、第1実施形態と第2実施形態とで共通しているため、詳細な説明は省略する。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、制御部5は、どのフレームロッドがバーナ21に形成されている火炎と接触しているのかとバーナ21に対する制御状態(第1出力状態にあるか、第2制御状態にあるか)とを考慮して、バーナ21が異常燃焼しているか否かを判断する。
そのため、第2実施形態においても、バーナ21の出力が大きいためにバーナ21に形成されている火炎が各フレームロッドと接触しているのか、バーナ21が異常燃焼しているためにバーナ21に形成されている火炎が各フレームロッドと接触しているのかを区別することができる。
以上のように本発明の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。
上記の実施形態は、燃焼装置及び温水装置に特に有利に適用される。
5 制御部、6a 碍子部、6b 碍子部、10 筐体、20 燃焼装置、21 バーナ、21a 炎孔、22 点火プラグ、22a 第1電極、22b 第2電極、23a 第1フレームロッド、23b 第2フレームロッド、23c 第3フレームロッド、23d 第4フレームロッド、24 一次熱交換器、24a 第1側壁、24b 第2側壁、24c 第3側壁、24d 第4側壁、24ea,24eb,24ec,24ed,24ee 胴パイプ、24f,40a,40b,40c,40d,40e,40f,40g 配管、24g 入水口、24h 出水口、25 二次熱交換器、26 チャンバ、26a 吸入口、27 ファン、28 ダクト、29 ベンチュリ、30 オリフィス、31 ガスバルブ、100 温水装置、DR1 第1方向、DR2 第2方向、41a,41b バイパス配管、42 バイパスサーボ。

Claims (8)

  1. 側壁を有する熱交換器と、
    前記熱交換器に向かって火炎を形成するバーナと、
    第1先端を有し、前記第1先端が前記熱交換器の内部に位置している第1フレームロッドと、
    第2先端を有し、前記第2先端が前記熱交換器の内部に位置している第2フレームロッドと、
    制御部とを備え、
    前記バーナは、前記制御部により、第1出力状態と、前記第1出力状態よりも出力が大きい第2出力状態とに制御されるように構成されており、
    前記第1先端は、前記バーナが前記第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触するが、前記バーナが前記第1出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されており、
    前記第2先端は、前記バーナが前記第1出力状態及び前記第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されており、
    前記第1先端と前記バーナとの距離及び前記第2先端と前記バーナとの距離は、互いに等しく、
    前記第2先端と前記側壁との距離は、前記第1先端と前記側壁との距離よりも小さく、
    前記制御部は、前記バーナが前記第1出力状態に制御されている状態で前記第1フレームロッドと前記バーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合に前記バーナが異常燃焼していると判断するとともに、前記バーナが前記第2出力状態に制御されている状態で前記第2フレームロッドと前記バーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合に前記バーナが異常燃焼していると判断するように構成されている、燃焼装置。
  2. 第3先端を有し、前記第3先端が前記熱交換器の内部に位置している第3フレームロッドをさらに備え、
    前記バーナは、前記制御部により、前記第1出力状態と、前記第2出力状態と、前記第2出力状態よりも出力が大きい第3出力状態とに制御されるように構成されており、
    前記第1先端及び前記第2先端は、前記バーナが前記第3出力状態に制御されている場合に、正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触する位置に配置されており、
    前記第3先端は、前記第1出力状態、前記第2出力状態及び前記第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されており、
    前記第2先端と前記バーナとの距離及び前記第3先端と前記バーナとの距離は、互いに等しく、
    前記第3先端と前記側壁との距離は、前記第2先端と前記側壁との距離よりも小さく、
    前記制御部は、前記バーナが前記第3出力状態に制御されている状態で前記第3フレームロッドと前記バーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合に、前記バーナが異常燃焼していると判断するように構成されている、請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 前記第1フレームロッドの長さ、前記第2フレームロッドの長さ及び前記第3フレームロッドの長さは、互いに異なる、請求項2に記載の燃焼装置。
  4. 側壁を有する熱交換器と、
    前記熱交換器に向かって火炎を形成するバーナと、
    第1先端を有し、前記第1先端が前記熱交換器の内部に位置している第1フレームロッドと、
    第2先端を有し、前記第2先端が前記熱交換器の内部に位置している第2フレームロッドと、
    制御部とを備え、
    前記バーナは、前記制御部により、第1出力状態と、前記第1出力状態よりも出力が大きい第2出力状態とに制御されるように構成されており、
    前記第1先端は、前記バーナが前記第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触するが、前記バーナが前記第1出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されており、
    前記第2先端は、前記バーナが前記第1出力状態及び前記第2出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されており、
    前記第1先端と前記バーナとの距離は、前記第2先端と前記バーナとの距離よりも小さく、
    前記第1先端と前記側壁との距離及び前記第2先端と前記側壁との距離は、互いに等しく、
    前記制御部は、前記バーナが前記第1出力状態に制御されている状態で前記第1フレームロッドと前記バーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合に前記バーナが異常燃焼していると判断するとともに、前記バーナが前記第2出力状態に制御されている状態で前記第2フレームロッドと前記バーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合に前記バーナが異常燃焼していると判断するように構成されている、燃焼装置。
  5. 第3先端を有し、前記第3先端が前記熱交換器の内部に位置している第3フレームロッドをさらに備え、
    前記バーナは、前記制御部により、前記第1出力状態と、前記第2出力状態と、前記第2出力状態よりも出力が大きい第3出力状態とに制御されるように構成されており、
    前記第1先端及び前記第2先端は、前記バーナが前記第3出力状態に制御されている場合に、正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触する位置に配置されており、
    前記第3先端は、前記第1出力状態、前記第2出力状態及び前記第3出力状態に制御されている場合に正常燃焼している前記バーナに形成されている火炎と接触しない位置に配置されており、
    前記第2先端と前記バーナとの距離は、前記第3先端と前記バーナとの距離よりも小さく、
    前記第3先端と前記側壁との距離及び前記第2先端と前記側壁との距離は、互いに等しく、
    前記制御部は、前記バーナが前記第3出力状態に制御されている状態で前記第3フレームロッドと前記バーナに形成されている火炎とが接触していることを検知した場合に、前記バーナが異常燃焼していると判断するように構成されている、請求項4に記載の燃焼装置。
  6. 前記第1フレームロッドの長さ、前記第2フレームロッドの長さ及び前記第3フレームロッドの長さは、互いに等しい、請求項5に記載の燃焼装置。
  7. 前記側壁に挿入された碍子部をさらに備え、
    前記碍子部には、前記第1フレームロッド及び前記第2フレームロッドが挿入されている、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の燃焼装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の前記燃焼装置を備える、温水装置。
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