JP2020051403A - エンジン作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気ガスを所望方向に導く管部材が、部品点数や製品重量を増加させることなく設けられるとともに、管部材の位置ずれや破損が抑制されたエンジン作業機を実現する。【解決手段】ヘッジトリマ1は、エンジンから出力される駆動力をブレードアッセンブリに伝達する駆動機構を含む本体と、前記エンジンの排気ガスが流入する流入口と前記流入口から流入した排気ガスが流出する流出口とを含むマフラ30と、マフラ30から流出した排気ガスが流入する第1端部40aと第1端部40aとは反対側の第2端部とを含み、第1端部40aから流入した排気ガスを所定方向に導いて前記第2端部から放出するテールパイプ40と、を有する。テールパイプ40は、前記本体に固定される一方、マフラ30には固定されておらず、マフラ30に対する第1端部40aの移動量が、ガスケット50によって所定の範囲内に規制される。【選択図】図7
Description
本発明は、エンジンを駆動源とする作業機に関するものである。
今日、エンジンを駆動源とする各種作業機が製造され、販売されている。エンジンを駆動源とする作業機は、一般に「エンジン作業機」と呼ばれる。主に枝葉の剪定作業などに用いられるヘッジトリマ(刈込機)は、エンジン作業機の一例である。エンジン作業機の一つであるヘッジトリマは、駆動源であるエンジンと、エンジンから出力される駆動力を伝達する駆動機構と、駆動機構を介して伝達される駆動力によって往復駆動される作業具としてのブレードと、を備えている。
ヘッジトリマを含むエンジン作業機には、エンジンから排出される排気ガスの圧力および温度を下げて排気音(騒音)を抑えたり、排気ガス中の有害物質を浄化したりする目的でマフラが設けられる。さらに、マフラを備えるエンジン作業機には、排気ガスの排出方向をコントロールするための管部材が設けられることがある。例えば、特許文献1に記載されているヘッジトリマのマフラには、管部材としての排気管が設けられている。この排気管は、マフラから下方に向かって排出される排気ガスを前方に導いて、排気ガスが草木や作業者に当たることを防止する。
多くの場合、排気ガスの排出方向をコントロールするためにエンジン作業機に設けられる管部材は、エンジン作業機の本体(例えば、駆動機構が収容されるギアケース)に固定される一方、マフラには固定されない。この場合、振動などによってマフラに対する管部材の位置がずれ、マフラから排出される排気ガスの全部または一部が管部材に流入しなくなる虞がある。一方、管部材をマフラに固定するためには、ボルトなどの固定部材が別途必要となり、部品点数や製品重量の増加を招く虞がある。また、管部材をマフラに溶接した場合、振動によって溶接個所が疲労し、クラックなどが発生する虞がある。
本発明の目的は、マフラから排出される排気ガスを所望方向に導く管部材が、部品点数や製品重量を増加させることなく設けられるとともに、管部材の位置ずれや破損が抑制されたエンジン作業機を提供することである。
本発明のエンジン作業機は、エンジンと、前記エンジンから出力される駆動力を作業具に伝達する駆動機構と、を含む本体と、前記エンジンから排出される排気ガスが流入する流入口と、前記流入口から流入した排気ガスが流出する流出口と、を含むマフラと、前記マフラから流出した排気ガスが流入する第1端部と当該第1端部とは反対側の第2端部とを含み、前記第1端部から流入した排気ガスを所定方向に導いて前記第2端部から放出する排気管と、を有する。前記排気管は、前記本体に固定される一方、前記マフラには固定されず、前記マフラに対する前記第1端部の移動量が、規制手段によって所定の範囲内に規制される。
本発明によれば、マフラから排出される排気ガスを所望方向に導く管部材が、部品点数や製品重量を増加させることなく設けられるとともに、管部材の位置ずれや破損が抑制されたエンジン作業機が実現される。
以下、本発明が適用されたエンジン作業機の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係るエンジン作業機は、エンジンを駆動源とするヘッジトリマである。
図1,図2に示されるヘッジトリマ1は、ハウジング2と、ハウジング2から突出する作業具としてのブレードアッセンブリ3と、を備える。以下の説明では、ハウジング2に対するブレードアッセンブリ3の突出方向(図1,図2の紙面左方向)を「前方」、これと反対方向(図1,図2の紙面右方向)を「後方」と定義する。また、前後方向と直交する2方向のうち、図1の紙面上方向を「上方」、図1の紙面下方向を「下方」と定義する。さらに、前後方向と直交する2方向のうち、図2の紙面上方向を「右側」、図2の紙面下方向を「左側」と定義する。
図1,図2に示されるように、ハウジング2の後部にはメインハンドル(リアハンドル4)が設けられており、ハウジング2の前部にはサブハンドル(フロントハンドル5)が設けられている。メインハンドル4はハウジング2から後方に向かって延びており、サブハンドル5はハウジング2から上方に向かって立ち上がっている。ヘッジトリマ1を使用する作業者は、一方の手でリアハンドル4を把持し、他方の手でフロントハンドル5を把持してヘッジトリマ1を操作する。
メインハンドル4には、メインスイッチ6およびスロットル7が設けられている。メインスイッチ6をONにした状態でリコイルスタータのハンドル8を引っ張ると、エンジン9(図3)が始動する。また、スロットル7の操作量に応じてエンジン9(図3)の回転数が増減する。尚、図3に示されるエンジン9は、シリンダ9a,ピストン9b,出力軸9cなどから構成される2サイクルエンジンである。
図3に示されるように、ハウジング2の下部には金属製のケース10が設けられており、エンジン9はハウジング2に覆われている。これらハウジング2,エンジン9,ケース10などによってヘッジトリマ1の主要部が構成されている。つまり、本実施形態に係るヘッジトリマ1は、少なくもハウジング2,エンジン9およびギアケース10を含む本体11を有する。言い換えれば、ハウジング2,エンジン9およびギアケース10は、ヘッジトリマ1の本体11の一部である。そして、本体11には、リアハンドル4およびフロントハンドル5が一体的に設けられているとともに、本体11から前方に向かってブレードアッセンブリ3が突出している。
図3に示されているケース10はマグネシウム製であり、以下の説明では「ギアケース10」と呼ぶ。ギアケース10には、エンジン9から出力される駆動力をブレードアッセンブリ3に伝達する駆動機構20が収容されている。駆動機構20は、ギアやカムロッドなどから構成されており、エンジン9から出力される回転駆動力を往復駆動力に変換してブレードアッセンブリ3に伝達する。ブレードアッセンブリ3は、ブレードガイド3aと、ブレードガイド3aに沿って延びる2枚のブレード(上側ブレード3b,下側ブレード3c)と、を含んでいる。上側ブレード3bはブレードガイド3aの下に配置され、下側ブレード3cは上側ブレード3bの下に配置されている。換言すれば、上側ブレード3bは、ブレードガイド3aと下側ブレード3cとに挟まれている。上側ブレード3bおよび下側ブレード3cは、ブレードガイド3aにスライド可能に装着されている。具体的には、上側ブレード3bおよび下側ブレード3cは、ブレードガイド3aに、当該ブレードガイド3aに沿って前後に往復動可能に連結されている。駆動機構20から出力される往復駆動力は上側ブレード3bおよび下側ブレード3cにそれぞれ入力される。この結果、上側ブレード3bおよび下側ブレード3cが前後に往復動し、枝葉などが切断される。尚、上側ブレード3bが前方に向かって駆動されるとき、下側ブレード3cは後方に向かって駆動される。一方、上側ブレード3bが後方に向かって駆動されるとき、下側ブレード3cは前方に向かって駆動される。
図4に示されるように、ヘッジトリマ1には、エンジン9(図3)から排出される排気ガスを処理するマフラ30が設けられている。図示されているマフラ30は、エンジン9(図3)の左側に配置されており、シリンダ9a(図3)の左側面に固定されている。通常、マフラ30は、図1,図2に示されている樹脂製のマフラカバー12に覆われている。
図5に示されるように、マフラ30は、第1ボディ部材31と第2ボディ部材32とからなる箱型のマフラボディ33を有する。シリンダ9a(図3)の左側面と対向する第1ボディ部材31の側壁には、エンジン9の排気ポートから排出される排気ガスが流入する流入口31aが設けられている。一方、第2ボディ部材32の底壁には、排気ガスが流出する流出口32aが設けられている。つまり、第1ボディ部材31および第2ボディ部材32は、互いに突き合わされて一体化され、流入口31aおよび流出口32aを備えるマフラボディ33を形成している。
マフラボディ33の内部は、仕切板34により、第1ボディ部材31側の空間(第1空間)と、第2ボディ部材32側の空間(第2空間)と、に区画されている。仕切板34には保持穴34aが設けられており、保持穴34aには円筒状の触媒35が挿入されている。触媒35は仕切板34を貫通しており、触媒35の一端は第1空間に突出し、触媒35の他端は第2空間に突出している。第2空間に突出している触媒35の端部には、複数の貫通孔が設けられた触媒キャップ36が装着されている。
また、マフラボディ33の内部には、仕切板34を貫通して第1ボディ部材31と第2ボディ部材32とに跨る円筒状のカラー(スペーサ)37が設けられている。マフラボディ33は、第2ボディ部材32、カラー37,第1ボディ部材31をこの順で貫通するボルト38によってエンジン9(図3)に固定される。
エンジン9(図3)から排出された排気ガスは、マフラ30(マフラボディ33)の流入口31aから第1空間に流入し、触媒35を経由して第2空間に移動し、マフラ30(マフラボディ33)の流出口32aから流出する。この間に、排気ガスの圧力および温度が低下するとともに、排気ガス中の有害物質が触媒35によって浄化される。
再び図4を参照する。マフラ30の下方には排気管としてのテールパイプ40が配置されている。テールパイプ40は、本体11(ギアケース10)に固定されている一方、マフラ30には固定されていない。テールパイプ40の固定構造については後に詳述する。尚、テールパイプ40は、通常は図1に示されている樹脂製のパイプカバー13に覆われている。
図5に示されるように、テールパイプ40は、マフラ30の流出口32aに臨む第1端部40aと、第1端部40aと反対側の第2端部40bと、を有する。テールパイプ40は、第1端部40aから流入した排気ガスを所定方向に導いて第2端部40bから放出する。図4に示されるように、テールパイプ40は、全体として前方に向かって延在しており、第2端部40bは前方に向かって開口している。つまり、テールパイプ40は、マフラ30から排出される排気ガスを前方に導き、前方に向かって放出する。
図5に示されるように、マフラボディ33とテールパイプ40の第1端部40aとの間には、封止部材50,スパークアレスタ60および接続管70がこの順で介在している。封止部材50は、マフラボディ33と接続管70との間の気密を保持する板状のガスケットであり、金属板と、金属板の表面に貼付された黒鉛テープと、を有する。スパークアレスタ60は、マフラボディ33の内部で発生した火花や火炎がテールパイプ40に侵入することを防止する金属メッシュである。接続管70は、流出口32aから流出する排気ガスをテールパイプ40に導く案内管である。
図6に示されるように、ガスケット50は、マフラボディ33の流出口32a(図5)に連通する開口部51が形成された上板52と、上板52の幅方向両側に設けられ、上板52に対して略直交する一対の側板53a,53bと、を有する。もっとも、上板52および側板53a,53bは一体である。具体的には、黒鉛テープによって被覆された金属板の一部を折り曲げることによって、上板52と、互いに対向する一対の側板53a,53bと、を有するガスケット50が形成されている。図5に示されるように、ガスケット50は、マフラボディ33(第2ボディ部材32)の底壁外面に、流出口32aと開口部51とが連通するように当接されている。また。図7に示されるように、ガスケット50は、一対の側板53a,53bが左右方向において対向する向きでマフラボディ33(第2ボディ部材32)の底壁外面に当接されている。上板52の前後方向端部には側板は設けられず、左右方向両側に側板53a、53bが設けられるのみである。
図6に示されるように、スパークアレスタ60は、ガスケット50の上板52と略同一の形状および外寸を有し、ガスケット50の内側に配置されている。具体的には、スパークアレスタ60は、一対の側板53a,53bの間であって、上板52の下方に配置されている。
図7に示されるように、接続管70は、マフラボディ33(第2ボディ部材32)から下方に向かって延在し、テールパイプ40の第1端部40aの内側に進入している。図6に示されるように、接続管70の上部には、スパークアレスタ60と略同一の形状および外寸を有するフランジ71が一体成形されている。フランジ71は、接続管70とガスケット50の開口部51とがスパークアレスタ60を介して連通するように、スパークアレスタ60の下面に当接されている。図5,図6に示されるように、スパークアレスタ60の下面に当接されているフランジ71は、当該フランジ71,スパークアレスタ60およびガスケット50(上板52)を貫通するボルト72によってマフラボディ33(第2ボディ部材32)に固定されている。つまり、フランジ71を含む接続管70,スパークアレスタ60およびガスケット50は、これらを下方から上方に向かって串刺しにするボルト72によってマフラボディ33(第2ボディ部材32)の底壁に固定されている。
再び図7を参照する。上記のとおり、マフラボディ33から下方に向かって延在している接続管70の一部(下部)は、テールパイプ40の第1端部40aの内側に進入している。接続管70の外径はテールパイプ40の第1端部40aの内径よりも小さく、第1端部40aの内周面と接続管70の外周面との間には隙間Dが存在している。
ここで、図6に示されるように、テールパイプ40は、接続管70の延在方向(上下方向)に延びるとともに、第1端部40aを含む第1領域41と、接続管70の延在方向と交差する方向(前後方向)に延びるとともに、第2端部40bを含む第2領域42と、第1領域41と第2領域42とを繋ぐ湾曲した第3領域43と、に区別できる。もっとも、テールパイプ40は、連続する一本の金属パイプであり、第1領域41,第2領域42,第3領域43の区別は、説明の便宜上の区別である。
図4に示されるように、テールパイプ40は、第2領域42の異なる2箇所において本体11(ギアケース10)に固定されている。具体的には、図4,図7に示されるように、ギアケース10から延びる2つのブラケット44のそれぞれがテールパイプ40の第2領域42に係合している。それぞれのブラケット44の先端には、環状の保持部44aが設けられており、この保持部44aにテールパイプ40の第2領域42が挿通されている。それぞれの保持部44aは、テールパイプ40が潰れない程度に、テールパイプ40を締め付けている。よって、テールパイプ40がマフラ30に対して前後方向,左右方向および上下方向に移動することは殆どない。一方、テールパイプ40に振動が加わると、第2領域42の中心軸を回転軸としてテールパイプ40が回転することがある。第2領域42の中心軸を回転軸としてテールパイプ40が回転すると、テールパイプ40の第1端部40aが図7に示される矢印a−b方向に回動する。つまり、テールパイプ40の第1端部40aがマフラ30に対して左右に首振りする。言い換えれば、テールパイプ40の第1端部40aが接続管70の径方向に移動する。
しかし、本実施形態では、ガスケット50の側板53a,53bがテールパイプ40の第1端部40aの外側(右側および左側)に延在している。言い換えれば、テールパイプ40の第1端部40aは、左右方向において対向する一対の側板53a,53bに挟まれている。よって、振動によってテールパイプ40の第1端部40aがマフラ30に対して右側(矢印a方向)に移動すると(首振りすると)、当該第1端部40aが側板53aの内面に当接し、それ以上の移動が規制される。また、振動によってテールパイプ40の第1端部40aがマフラ30に対して左側(矢印b方向)に移動すると(首振りすると)、当該第1端部40aが側板53bの内面に当接し、それ以上の移動が規制される。つまり、マフラ30に対するテールパイプ40の第1端部40aの移動量がガスケット50の側板53a,53bによって所定の範囲内に規制される。したがって、振動によってテールパイプ40がマフラ30(接続管70)から外れることがない。
また、第1端部40aの移動量を規制する部材としてガスケット50を用いたため、規制部材としてボルトやリブなどの新たな部材を追加する必要が無く、部品点数や製品重量を増加させること無く第1端部40aの移動量を規制できる。第1端部40aの移動量の規制をガスケット50を折り曲げることで形成した側板53a、53bによって行う構成としたため、加工を簡単なものとし、組立性を向上できる。尚、テールパイプ40の第1端部40aが矢印a−b方向に回動する移動量に比べて、前後方向への移動量は小さく、ほぼ無い。このため、側板53a、53bは上板52の左右方向両端にのみ設けられ、前後方向両端には側板は設けられない。したがって、上板52の上下左右それぞれの端部に側板を設け、側板によって第1端部40aを取り囲むように構成した場合と比べ、構造を簡単にでき製品重量の増加を抑制できる。
さらに、本実施形態では、テールパイプ40の第1端部40aの外周面とガスケット50の側板53a,53bの内面との間のクリアランスが、第1端部40aの内周面と接続管70の外周面との間の隙間Dよりも小さく設定されている。よって、テールパイプ40の第1端部40aがマフラ30に対して右側(矢印a方向)に移動した場合、第1端部40aの内周面が接続管70の外周面に接触する前に、第1端部40aの外周面が側板53aの内面に当接する。また、テールパイプ40の第1端部40aがマフラ30に対して左側(矢印b方向)に移動した場合、第1端部40aの内周面が接続管70の外周面に接触する前に、第1端部40aの外周面が側板53bの内面に当接する。つまり、テールパイプ40の第1端部40aの移動量は、当該第1端部40aと接続管70とが接触しない範囲内に規制される。したがって、テールパイプ40がマフラ30(接続管70)から外れることがより一層確実に防止されるだけでなく、テールパイプ40と接続管70とが干渉し、これらが変形したり、破損したりすることも防止される。
以上のように、本実施形態におけるガスケット50は、マフラ30に対するテールパイプ40の第1端部40aの移動量を所定の範囲内に規制する規制手段である。また、ガスケット50の側板53a,53bのそれぞれは、テールパイプ40の第1端部40aの外側に配置される規制片である。そして、テールパイプ40の第1端部40aは、接続管70と規制片である側板53aまたは側板53bとの間に挟まれて、マフラ30に対する移動量が所定の範囲内に規制されている。さらに、側板53a,53bは、テールパイプ40の第1端部40aを挟んで対向する一対の規制片でもある。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。また、本発明は、ヘッジトリマ以外のエンジン作業機、例えばチェーンソーや刈払機などにも適用することができる。
1…ヘッジトリマ、2…ハウジング、3…ブレードアッセンブリ、3a…ブレードガイド、3b…上側ブレード、3c…下側ブレード、4…メインハンドル(リアハンドル)、5…サブハンドル(フロントハンドル)、6…メインスイッチ、7…スロットル、8…ハンドル、9…エンジン、9a…シリンダ、9b…ピストン、9c…出力軸、10…ケース(ギアケース)、11…本体、12…マフラカバー、13…パイプカバー、20…駆動機構、30…マフラ、31…第1ボディ部材、31a…流入口、32…第2ボディ部材、32a…流出口、33…マフラボディ、34…仕切板、34a…保持穴、35…触媒、36…触媒キャップ、37…カラー、38…ボルト、40…テールパイプ、40a…第1端部、40b…第2端部、41…第1領域、42…第2領域、43…第3領域、44…ブラケット、44a…保持部、50…封止部材(ガスケット)、51…開口部、52…上板、53a,53b…側板、60…スパークアレスタ、70…接続管、71…フランジ、72…ボルト、D…隙間
Claims (7)
- エンジンによって駆動される作業具を備えるエンジン作業機であって、
前記エンジンと、前記エンジンから出力される駆動力を前記作業具に伝達する駆動機構と、を含む本体と、
前記エンジンから排出される排気ガスが流入する流入口と、前記流入口から流入した排気ガスが流出する流出口と、を含むマフラと、
前記マフラから流出した排気ガスが流入する第1端部と当該第1端部とは反対側の第2端部とを含み、前記第1端部から流入した排気ガスを所定方向に導いて前記第2端部から放出する排気管と、を有し、
前記排気管は、前記本体に固定される一方、前記マフラには固定されておらず、
前記マフラに対する前記第1端部の移動量が、規制手段によって所定の範囲内に規制されている、
エンジン作業機。 - 前記マフラは、前記流入口および前記流出口が設けられたマフラボディと、前記排気管の前記第1端部の内側に進入し、前記流出口から流出する排気ガスを前記排気管に案内する接続管と、を有し、
前記規制手段は、前記第1端部の、前記接続管の径方向への移動量を所定の範囲内に規制する、
請求項1に記載のエンジン作業機。 - 前記規制手段は、前記第1端部の移動量を、当該第1端部と前記接続管とが接触しない範囲内に規制する、
請求項2に記載のエンジン作業機。 - 前記規制手段は、前記排気管の前記第1端部の外側に配置される規制片を有し、
前記第1端部は、前記接続管と前記規制片との間に挟まれて、前記マフラに対する移動量が所定の範囲内に規制されている、
請求項2または3に記載のエンジン作業機。 - 前記規制手段は、前記排気管の前記第1端部を挟んで対向する一対の前記規制片を有する、
請求項4に記載のエンジン作業機。 - 前記マフラボディと前記接続管との間に介在する板状の封止部材を有し、
前記規制片は、前記封止部材の折り曲げられた一部である、
請求項4または5に記載のエンジン作業機。 - 前記排気管は、前記接続管の延在方向に延びるとともに、前記第1端部を含む第1領域と、前記接続管の延在方向と交差する方向に延びるとともに、前記第2端部を含む第2領域と、を有し、
前記排気管の前記第2領域が前記本体に固定されている、
請求項2〜6のいずれか一項に記載のエンジン作業機。
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2018
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