JP2020050249A - Power take-out device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、動力取出し装置に関する。 The present disclosure relates to a power take-out device.
従来、エンジンの駆動力をポンプ等の架装装置に取り出すための動力取出し装置(Power Take Off:以下「PTO装置」という場合がある。)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、エンジンの駆動力を、クラッチを介して架装装置に伝達するPTO装置が開示されている。
BACKGROUND ART Conventionally, a power take-off device (Power Take Off: hereinafter sometimes referred to as a “PTO device”) for taking out a driving force of an engine to a bodywork device such as a pump is known (for example, see Patent Document 1). .
ところで、PTO装置の出力回転数は、接続される架装装置によって、要求される回転数が異なる。これに対応するため、従来は、接続される架装装置毎に、異なる減速比の減速機を搭載したPTO装置を設定していた。 By the way, the required number of rotations of the output speed of the PTO device differs depending on the connected equipment. In order to cope with this, conventionally, a PTO device equipped with a speed reducer having a different reduction ratio has been set for each connected body device.
本開示の目的は、様々な回転数に対応することができる動力取出し装置を提供することである。 An object of the present disclosure is to provide a power take-out device capable of coping with various rotation speeds.
本開示の一態様に係る動力取出し装置は、駆動源の動力を外部の架装装置に取り出す動力取出し装置であって、前記架装装置に連結される動力取出し軸と、前記駆動源の動力を互いに異なる第1変速比、第2変速比および第3変速比で変速して前記動力取出し軸に伝達する摩擦クラッチ式の変速機構部と、を備える、動力取出し装置である。 A power take-out device according to an aspect of the present disclosure is a power take-out device that takes out the power of a drive source to an external body device, and a power take-out shaft connected to the body device, and power of the drive source. And a friction clutch-type speed change mechanism that transmits gears at different first, second, and third speed ratios to the power take-off shaft.
本開示に係る動力取出し装置によれば、様々な回転数に対応することができる。 According to the power take-out device of the present disclosure, it is possible to cope with various rotation speeds.
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本開示はこの実施形態により限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of the present disclosure will be described in detail with reference to the drawings. The embodiment described below is an example, and the present disclosure is not limited to the embodiment.
まず、図1を参照して、実施形態に係るPTO装置100の全体構成について説明する。図1は、実施形態に係るPTO装置100の一例を示す図である。図1の左側がPTO装置100の前側であり、図1の右側がPTO装置100の後側である。
First, an overall configuration of a
PTO装置100は、デュアルクラッチ式変速機(Dual Clutch Transmission:以下「DCT」という。)1の一部を含む。DCT1は、駆動源2に接続された第1クラッチ(「第1摩擦クラッチ」の一例)10および第2クラッチ(「第2摩擦クラッチ」の一例)20と、変速機構部30とを備えている。そして、変速機構部30の出力側に、不図示のプロペラシャフト、デファレンシャルおよびドライブシャフトを介して、走行駆動輪が動力伝達可能に連結されている。
The
駆動源2は、例えばディーゼルエンジンである。なお、駆動源2は、ガソリンエンジン、電動機等でも構わない。なお、本実施形態では、駆動源2がディーゼルエンジンであるとして説明を行う。以下の説明において、駆動源2をエンジン2と呼ぶ。
The
第1クラッチ10は、例えば、複数の入力側クラッチ板11および複数の出力側クラッチ板12を有する油圧作動式の湿式多板クラッチである。入力側クラッチ板11は、エンジン2の出力軸と一体回転する。出力側クラッチ板12は、変速機構部30の第1入力軸31と一体回転する。
The
第1クラッチ10は、リターンスプリング(不図示)によって断方向に付勢されており、ピストン(不図示)の作動油室に制御油圧が供給されることでピストンが移動して、入力側クラッチ板11および出力側クラッチ板12を圧接することで接とされる。第1クラッチ10が接とされることで、エンジン2の動力が第1入力軸31に伝達される。第1クラッチ10の断接は、制御装置40によって制御される。
The
第2クラッチ20は、第1クラッチ10の外周側に設けられている。なお、本実施形態では、第2クラッチ20が第1クラッチ10の外周側に設けられているものを例に挙げて説明を行うが、第1クラッチ10および第2クラッチ20の配置関係はこれに限定されない。例えば、第2クラッチ20を、第1クラッチ10の前側または後側に配置するようにしてもよい。
The
第2クラッチ20は、例えば、複数の入力側クラッチ板21および複数の出力側クラッチ板22を有する油圧作動式の湿式多板クラッチである。入力側クラッチ板21は、エンジン2の出力軸と一体回転する。出力側クラッチ板22は、変速機構部30の第2入力軸32と一体回転する。
The
第2クラッチ20は、リターンスプリング(不図示)によって断方向に付勢されており、ピストン(不図示)の作動油室に制御油圧が供給されることでピストンが移動して、入力側クラッチ板21および出力側クラッチ板22を圧接することで接とされる。第2クラッチ20が接とされることで、エンジン2の動力が第2入力軸32に伝達される。第2クラッチ20の断接は、制御装置40によって制御される。
The
変速機構部30は、第1クラッチ10の出力側に接続された第1入力軸31と、第2クラッチ20の出力側に接続された第2入力軸32とを備えている。また、変速機構部30は、第1入力軸31および第2入力軸32と平行に配置された内側カウンタ軸33(「第2カウンタ軸」の一例)および外側カウンタ軸34(「第1カウンタ軸」の一例)を備えている。さらに、変速機構部30は、第1入力軸31および第2入力軸32と同軸上に配置された出力軸35を備えている。
The
第1入力軸31は、軸受(不図示)を介して変速機ケース(不図示)に軸支されている。第1入力軸31の前後方向の中間部には、後進ギヤとして機能する第2入力ギヤ52aが固定されている。第2入力ギヤ52aの後側には、第1シンクロ機構61(後述する)の第1シンクロハブ61aが固定されている。
The
第1シンクロハブ61aの前側に隣接して、第3入力ギヤ53aが、第1入力軸31と相対回転可能に設けられている。第1シンクロハブ61aの後側に隣接して、第4入力ギヤ54aが、第1入力軸31と相対回転可能に設けられている。
A
第2入力軸32は、第1入力軸31が挿通される中空軸であって、軸受(不図示)を介して第1入力軸31に相対回転可能に軸支されている。第2入力軸32の後端部には、第1入力ギヤ51aが固定されている。第1入力ギヤ51aは、第2入力ギヤ52aより前側に配置される。
The
内側カウンタ軸33は、軸受(不図示)を介して変速機ケースに軸支されている。内側カウンタ軸33には、前側から順に、第1カウンタギヤ51b、第3シンクロ機構63(後述する)の第3シンクロハブ63a、第6カウンタギヤ56bおよび第7カウンタギヤ57bが固定されている。
The
第1カウンタギヤ51bは、第1入力ギヤ51aと常時噛合している。第1入力ギヤ51aと第1カウンタギヤ51bとにより、第1ギヤ列51が構成される。
The
第3シンクロ機構63の前側に隣接して、第2カウンタギヤ52bが、内側カウンタ軸33に対して相対回転可能に設けられている。第2カウンタギヤ52bは、リバースアイドラギヤ52cを介して、第2入力ギヤ52aと常時噛合している。第2入力ギヤ52aとリバースアイドラギヤ52cと第2カウンタギヤ52bとにより、後進ギヤ列52が構成される。
A
第3シンクロ機構63の後側に隣接して、外側カウンタ軸34が配置されている。外側カウンタ軸34は、内側カウンタ軸33が挿通される中空軸であって、軸受(不図示)を介して内側カウンタ軸33に相対回転可能に軸支されている。外側カウンタ軸34の前寄りには、第3カウンタギヤ53bが固定されている。第3カウンタギヤ53bは、第3入力ギヤ53aと常時噛合している。第3入力ギヤ53aと第3カウンタギヤ53bとにより、第2ギヤ列53が構成される。
The
外側カウンタ軸34における第3カウンタギヤ53bの後側には、第4カウンタギヤ54bが固定されている。第4カウンタギヤ54bは、第4入力ギヤ54aおよびPTOギヤ54c(後述する)と常時噛合している。第4入力ギヤ54aと第4カウンタギヤ54bとにより、第3ギヤ列54が構成される。なお、第2ギヤ列53の減速比は、第3ギヤ列54の減速比よりも小さい。外側カウンタ軸34の後端部には、第5カウンタギヤ55bが固定されている。
A
動力取出し軸(以下、「PTO軸」という場合がある。)36は、軸受(不図示)を介して変速機ケースに軸支されている。PTO軸36は、内側カウンタ軸33および外側カウンタ軸34と平行に配置されている。PTO軸36の前端には、上述のPTOギヤ54cが固定されている。
A power take-off shaft (hereinafter sometimes referred to as a “PTO shaft”) 36 is supported by a transmission case via a bearing (not shown). The
PTO軸36の後端には、PTOクラッチ70の入力側が設けられており、PTOクラッチ70の出力側には、PTO出力軸37が設けられている。PTO出力軸37は、ポンプ等の外部の架装装置3と連結される。
At the rear end of the
なお、本実施形態では、PTOギヤ54cが第4カウンタギヤ54bと噛合するものを例に説明を行うが、これに限定されない。PTO軸を内側カウンタ軸33または外側カウンタ軸34と動力伝達可能に接続することができれば、PTOギヤをどこに設けるかは適宜選択可能である。また、本実施形態では、PTOギヤが常時噛合式のものを例に説明を行うが、これに限定されない。PTO動作時のみPTOギヤ54cを第4カウンタギヤ54bに噛合わせる選択噛合式のものでもよい。
In the present embodiment, an example is described in which the
例えば、PTOギヤは、内側カウンタ軸33に固定された第1カウンタギヤ51b、第6カウンタギヤ56bまたは第7カウンタギヤ57bと噛合していてもよい。また、PTO軸が内側カウンタ軸33と直接連結されていてもよい。
For example, the PTO gear may mesh with the
また、例えば、PTOギヤは、外側カウンタ軸34に固定された第3カウンタギヤ53bまたは第5カウンタギヤ55bと噛合していてもよい。さらに、PTO軸が外側カウンタ軸34と直接連結されていてもよい。
Further, for example, the PTO gear may be engaged with the
出力軸35は、軸受(不図示)を介して変速機ケースに軸支されている。出力軸35の前端部には、第2シンクロ機構62(後述する)の第2シンクロハブ62aが固定されている。出力軸35における第2シンクロハブ62aの後側には、第4シンクロ機構64(後述する)の第4シンクロハブ64aが固定されている。
The
第2シンクロハブ62aの後側に隣接して、第1出力ギヤ55aが、出力軸35に対して相対回転可能に設けられている。第1出力ギヤ55aは、第5カウンタギヤ55bと常時噛合している。第1出力ギヤ55aと第5カウンタギヤ55bとにより、第4ギヤ列55が構成される。
A
第4シンクロハブ64aの前側に隣接して、第2出力ギヤ56aが、出力軸35に対して相対回転可能に設けられている。第2出力ギヤ56aは、第6カウンタギヤ56bと常時噛合している。第2出力ギヤ56aと第6カウンタギヤ56bとにより、第5ギヤ列56が構成される。
The
第4シンクロハブ64aの後側に隣接して、第3出力ギヤ57aが、出力軸35に対して相対回転可能に設けられている。第3出力ギヤ57aは、第7カウンタギヤ57bと常時噛合している。第3出力ギヤ57aと第7カウンタギヤ57bにより、第6ギヤ列57が構成される。
A
変速機構部30は、第1シンクロ機構61と、第2シンクロ機構62と、第3シンクロ機構63と、第4シンクロ機構64とを備えている。
The
第1シンクロ機構61は、第1シンクロハブ61aと、第1シンクロスリーブ61bと、第1ドグギヤ61cと、第2ドグギヤ61dとを備えている。第1シンクロハブ61aは、上述のとおり、第1入力軸31に固定されている。なお、第1シンクロハブ61aと、第1シンクロスリーブ61bと、第2ドグギヤ61dとにより、第1動力断続機構が構成される。また、第1シンクロハブ61aと、第1シンクロスリーブ61bと、第1ドグギヤ61cとにより、第3動力断続機構が構成される。
The
第1シンクロスリーブ61bは、第1シンクロハブ61aを取り囲むように設けられている。第1シンクロスリーブ61bは、第1シンクロハブ61aのスプライン外歯と係合するスプライン内歯を有する。第1シンクロスリーブ61bは、第1シンクロハブ61aと一体回転し、かつ第1シンクロハブ61aに対して前後方向に移動可能である。
The
第1ドグギヤ61cは、第3入力ギヤ53aの後側に一体的に設けられている。第2ドグギヤ61dは、第4入力ギヤ54aの前側に一体的に設けられている。第1シンクロハブ61aと第1ドグギヤ61cおよび第2ドグギヤ61dとの間には、それぞれシンクロナイザリング(不図示)が設けられている。第1シンクロスリーブ61bのスプライン内歯は、第1ドグギヤ61cおよび第2ドグギヤ61dのスプライン外歯と選択的に係合可能である。
The
第1シンクロ機構61は、シフトフォーク(不図示)によって第1シンクロスリーブ61bが移動させられて第1ドグギヤ61cまたは第2ドグギヤ61dと係合することで、第1入力軸31と第3入力ギヤ53aまたは第4入力ギヤ54aとを選択的に同期結合させる。第1シンクロスリーブ61bの動作は、制御装置40によって制御される。
The
第2シンクロ機構62は、第2シンクロハブ62aと、第2シンクロスリーブ62bと、第3ドグギヤ62cと、第4ドグギヤ62dとを備えている。第2シンクロハブ62aは、上述のとおり、出力軸35に固定されている。なお、第2シンクロハブ62aと、第2シンクロスリーブ62bと、第4ドグギヤ62dとにより、第5動力断続機構が構成される。
The
第2シンクロスリーブ62bは、第2シンクロハブ62aを取り囲むように設けられている。第2シンクロスリーブ62bは、第2シンクロハブ62aのスプライン外歯と係合するスプライン内歯を有する。第2シンクロスリーブ62bは、第2シンクロハブ62aと一体回転し、かつ第2シンクロハブ62aに対して前後方向に移動可能である。
The
第3ドグギヤ62cは、第1入力軸31の後端部に一体的に設けられている。第4ドグギヤ62dは、第1出力ギヤ55aの前側に一体的に設けられている。第2シンクロハブ62aと第3ドグギヤ62cおよび第4ドグギヤ62dとの間には、それぞれシンクロナイザリング(不図示)が設けられている。第2シンクロスリーブ62bのスプライン内歯は、第3ドグギヤ62cおよび第4ドグギヤ62dのスプライン外歯と選択的に係合可能である。
The third dog gear 62c is provided integrally with the rear end of the
第2シンクロ機構62は、シフトフォーク(不図示)によって第2シンクロスリーブ62bが移動させられて第3ドグギヤ62cまたは第4ドグギヤ62dと係合することで、出力軸35と第1入力軸31または第1出力ギヤ55aとを選択的に同期結合させる。第2シンクロスリーブ62bの動作は、制御装置40によって制御される。
The
第3シンクロ機構63は、第3シンクロハブ63aと、第3シンクロスリーブ63bと、第5ドグギヤ63cと、第6ドグギヤ63dとを備えている。第3シンクロハブ63aは、上述のとおり、内側カウンタ軸33に固定されている。なお、第3シンクロハブ63aと、第3シンクロスリーブ63bと、第6ドグギヤ63dとにより、第2動力断続機構が構成される。
The
第3シンクロスリーブ63bは、第3シンクロハブ63aを取り囲むように設けられている。第3シンクロスリーブ63bは、第3シンクロハブ63aのスプライン外歯と係合するスプライン内歯を有する。第3シンクロスリーブ63bは、第3シンクロハブ63aと一体回転し、かつ第3シンクロハブ63aに対して前後方向に移動可能である。
The
第5ドグギヤ63cは、第2カウンタギヤ52bの後側に一体的に設けられている。第6ドグギヤ63dは、外側カウンタ軸34の前端部に一体的に設けられている。第3シンクロハブ63aと第5ドグギヤ63cおよび第6ドグギヤ63dとの間には、それぞれシンクロナイザリング(不図示)が設けられている。第3シンクロスリーブ63bのスプライン内歯は、第5ドグギヤ63cおよび第6ドグギヤ63dのスプライン外歯と選択的に係合可能である。
The
第3シンクロ機構63は、シフトフォーク(不図示)によって第3シンクロスリーブ63bが移動させられて第5ドグギヤ63cまたは第6ドグギヤ63dと係合することで、内側カウンタ軸33と第2カウンタギヤ52bまたは外側カウンタ軸34とを選択的に同期結合させる。第3シンクロスリーブ63bの動作は、制御装置40によって制御される。
The
第4シンクロ機構64は、第4シンクロハブ64aと、第4シンクロスリーブ64bと、第7ドグギヤ64cと、第8ドグギヤ64dとを備えている。第4シンクロハブ64aは、上述のとおり、出力軸35に固定されている。なお、第4シンクロハブ64aと、第4シンクロスリーブ64bと、第7ドグギヤ64cまたは第8ドグギヤ64dとにより、第4動力断続機構が構成される。
The
第4シンクロスリーブ64bは、第4シンクロハブ64aを取り囲むように設けられている。第4シンクロスリーブ64bは、第4シンクロハブ64aのスプライン外歯と係合するスプライン内歯を有する。第4シンクロスリーブ64bは、第4シンクロハブ64aと一体回転し、かつ第4シンクロハブ64aに対して前後方向に移動可能である。
The
第7ドグギヤ64cは、第2出力ギヤ56aの後側に一体的に設けられている。第8ドグギヤ64dは、第3出力ギヤ57aの前側に一体的に設けられている。第4シンクロハブ64aと第7ドグギヤ64cおよび第8ドグギヤ64dとの間には、それぞれシンクロナイザリング(不図示)が設けられている。第4シンクロスリーブ64bのスプライン内歯は、第7ドグギヤ64cおよび第8ドグギヤ64dのスプライン外歯と選択的に係合可能である。
The
第4シンクロ機構64は、シフトフォーク(不図示)によって第4シンクロスリーブ64bが移動させられて第7ドグギヤ64cまたは第8ドグギヤ64dと係合することで、出力軸35と第2出力ギヤ56aまたは第3出力ギヤ57aとを選択的に同期結合させる。第4シンクロスリーブ64bの動作は、制御装置40によって制御される。
The
制御装置40は、第1クラッチ10の断接制御、第2クラッチ20の断接制御、変速機構部30の変速制御等の各種制御を行う。制御装置40は、ハードウェアとして、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。以下において説明する制御装置40の各機能は、CPUがROMから読み出したコンピュータプログラムをRAM上で実行することにより実現される。
The
次に、図2〜図4を参照して、動力取出し時の動力伝達経路について説明する。 Next, a power transmission path at the time of power take-out will be described with reference to FIGS.
図2は、PTO第1速の動力伝達経路を示している。PTO第1速では、第1クラッチ10が接とされ、第1シンクロ機構61が後位置とされ、第2シンクロ機構62が中立位置とされ、第3シンクロ機構63が後位置とされ、第4シンクロ機構64が中立位置とされる。
FIG. 2 shows a PTO first speed power transmission path. In the first PTO speed, the first clutch 10 is engaged, the
エンジン2の動力は、第1クラッチ10→第1入力軸31→第1シンクロ機構61→第4入力ギヤ54a→第4カウンタギヤ54b→PTOギヤ54c→PTO軸36と伝達される。エンジン2の動力は、出力軸35には伝達されない。
The power of the
なお、第3シンクロ機構63は、前位置または中立位置でも構わないが、第3シンクロ機構63を後位置とすることで、内側カウンタ軸33と外側カウンタ軸34とを一体回転させることができる。これにより、内側カウンタ軸33と外側カウンタ軸34とが相対回転することによる軸受へのダメージを好適に抑制することができる。
Although the
また、第3シンクロ機構63は、PTO第2速において後位置とされるものであるため、PTO第1速からPTO第2速への切り換え時間を短縮するためにも、PTO第1速において後位置としておくことが好ましい。
Further, since the
図3は、PTO第2速の動力伝達経路を示している。PTO第2速では、第2クラッチ20が接とされ、第2シンクロ機構62が中立位置とされ、第3シンクロ機構63が後位置とされ、第4シンクロ機構64が中立位置とされる。
FIG. 3 shows a PTO second speed power transmission path. At the second PTO speed, the second clutch 20 is engaged, the
なお、第1シンクロ機構61は、前位置、中立位置、後位置のいずれでも構わないが、図3では、PTO第1速からPTO第2速への変速直後を示しており、第1シンクロ機構61は後位置とされている。PTO第2速を長時間継続させる場合には、負荷低減のため、第1シンクロ機構61を中立位置としてもよい。
Note that the
エンジン2の動力は、第2クラッチ20→第2入力軸32→第1入力ギヤ51a→第1カウンタギヤ51b→内側カウンタ軸33→第3シンクロ機構63→外側カウンタ軸34→第4カウンタギヤ54b→PTOギヤ54c→PTO軸36と伝達される。エンジン2の動力は、出力軸35には伝達されない。
The power of the
図4は、PTO第3速の動力伝達経路を示している。PTO第3速では、第1クラッチ10が接とされ、第1シンクロ機構61が前位置とされ、第2シンクロ機構62が中立位置とされ、第3シンクロ機構63が後位置とされ、第4シンクロ機構64が中立位置とされる。
FIG. 4 shows a power transmission path of the third-speed PTO. In the third PTO speed, the first clutch 10 is engaged, the
エンジン2の動力は、第1クラッチ10→第1入力軸31→第1シンクロ機構61→第3入力ギヤ53a→第3カウンタギヤ53b→外側カウンタ軸34→第4カウンタギヤ54b→PTOギヤ54c→PTO軸36と伝達される。エンジン2の動力は、出力軸35には伝達されない。
The power of the
なお、第3シンクロ機構63は、前位置または中立位置でも構わないが、PTO第1速と同様、第3シンクロ機構63を後位置とすることで、内側カウンタ軸33と外側カウンタ軸34とを一体回転させることができる。これにより、内側カウンタ軸33と外側カウンタ軸34とが相対回転することによる軸受へのダメージを好適に抑制することができる。
The
また、第3シンクロ機構63は、PTO第2速において後位置とされるものであるため、PTO第3速からPTO第2速への切り換え時間を短縮するためにも、PTO第3速において後位置としておくことが好ましい。
Further, since the
PTO第1速からPTO第2速への切り換えは、例えば以下のようにして行われる。制御装置40は、PTO第1速でエンジン2から架装装置3に動力を伝達している状態で、第1クラッチ10を解放させながら第2クラッチ20を係合させる、所謂クラッチツウクラッチ変速を行わせる。
Switching from the first PTO speed to the second PTO speed is performed, for example, as follows. The
これにより、エンジン2から架装装置3への動力伝達を遮断することなく、また、大きな変速ショックを発生することなく、PTO第1速からPTO第2速への切り換えを行うことができる。
As a result, it is possible to switch from the first PTO speed to the second PTO speed without interrupting power transmission from the
PTO第1速からPTO第2速への切り換えの後、さらにPTO第3速へ切り換えは、例えば以下のようにして行われる。制御装置40は、PTO第2速でエンジン2から架装装置3に動力を伝達している状態で、第1シンクロ機構61を後位置から前位置に移動させる。その後、第2クラッチ20を解放させながら第1クラッチ10を係合させる、所謂クラッチツウクラッチ変速を行わせる。
After the switching from the first PTO speed to the second PTO speed, the further switching to the third PTO speed is performed, for example, as follows. The
これにより、エンジン2から架装装置3への動力伝達を遮断することなく、また、大きな変速ショックを発生することなく、PTO第2速からPTO第3速への切り換えを行うことができる。なお、PTO第1速からPTO第2速への切り換えの後、再びPTO第1速へ切り換える場合、第1シンクロ機構61を後位置としたまま、第2クラッチ20を解放させながら第1クラッチ10を係合させればよい。
As a result, it is possible to switch from the second PTO speed to the third PTO speed without interrupting power transmission from the
PTO第3速からPTO第2速への切り換えは、例えば以下のようにして行われる。制御装置40は、PTO第3速でエンジン2から架装装置3動力を伝達している状態で、第1クラッチ10を解放させながら第2クラッチ20を係合させる、所謂クラッチツウクラッチ変速を行わせる。
Switching from the third PTO speed to the second PTO speed is performed, for example, as follows. The
これにより、エンジン2から架装装置3への動力伝達を遮断することなく、また、大きな変速ショックを発生することなく、PTO第3速からPTO第2速への切り換えを行うことができる。
As a result, it is possible to switch from the third PTO speed to the second PTO speed without interrupting power transmission from the
PTO第3速からPTO第2速への切り換えの後、さらにPTO第1速へ切り換えは、例えば以下のようにして行われる。制御装置40は、PTO第2速でエンジン2から架装装置3に動力を伝達している状態で、第1シンクロ機構61を前位置から後位置に移動させる。その後、第2クラッチ20を解放させながら第1クラッチ10を係合させる、所謂クラッチツウクラッチ変速を行わせる。
After switching from the third PTO speed to the second PTO speed, the further switching to the first PTO speed is performed, for example, as follows. The
これにより、エンジン2から架装装置3への動力伝達を遮断することなく、また、大きな変速ショックを発生することなく、PTO第2速からPTO第1速への切り換えを行うことができる。なお、PTO第3速からPTO第2速への切り換えの後、再びPTO第3速へ切り換える場合、第1シンクロ機構61を前位置としたまま、第2クラッチ20を解放させながら第1クラッチ10を係合させればよい。
As a result, it is possible to switch from the second PTO speed to the first PTO speed without interrupting power transmission from the
以上説明したように、本実施形態によれば、動力取出し装置100は、架装装置3に連結されるPTO軸36と、エンジン2の動力を互いに異なるPTO第1速、PTO第2速およびPTO第3速で変速してPTO軸36に伝達する摩擦クラッチ式の変速機構部30と、を備える。
As described above, according to the present embodiment, the power take-out
そのため、PTO第1速、PTO第2速およびPTO第3速を使い分けることで、架装装置側から供給される様々な回転数に対応することができる。 Therefore, by properly using the first PTO speed, the second PTO speed, and the third PTO speed, it is possible to cope with various rotation speeds supplied from the body mounting device side.
本実施形態に係る動力取出し装置によれば、エンジンの回転数を、3段階に切り換えて架装装置から取り出すことができるため、さらに、以下の効果を得ることができる。 According to the power take-out device according to the present embodiment, the number of rotations of the engine can be switched from three stages and taken out of the body mounting device, and the following effects can be further obtained.
本実施形態に係る動力取出し装置によれば、要求される回転数が異なる複数の架装装置に対して、単一の動力取出し装置で対応することができる。これにより、接続する架装装置毎に異なる減速比の減速機を搭載したPTO装置を設定する必要がない。 According to the power take-out device according to the present embodiment, a single power take-out device can cope with a plurality of bodywork devices that require different rotation speeds. As a result, there is no need to set a PTO device equipped with a speed reducer having a different reduction ratio for each bodywork device to be connected.
また、本実施形態に係る動力取出し装置によれば、架装装置への動力取出し中に、架装装置側で要求される回転数が変更された場合にも、動力伝達を行ったまま、架装装置側で要求される回転数に対応することが可能である。 Further, according to the power take-out device according to the present embodiment, even when the rotation speed required by the body mount device is changed during power take-out to the body mount device, the power take-out device remains in the power transmission state. It is possible to correspond to the number of rotations required on the mounting device side.
特に、本実施形態に係る動力取出し装置によれば、エンジンの回転数を一定に保ったまま、PTO第1速、PTO第2速およびPTO第3速を切り換えることで、トルク切れなく、かつ、大きな変速ショックを発生することなく、架装装置側で要求される回転数に対応することができる。 In particular, according to the power take-out device according to the present embodiment, by switching between the first PTO speed, the second PTO speed, and the third PTO speed while keeping the rotation speed of the engine constant, torque is not cut off, and It is possible to cope with the number of rotations required on the bodywork device side without generating a large shift shock.
これにより、架装装置側で高回転が要求された場合にも、エンジンを高回転とすることなく、架装装置側で要求される回転数に対応することができる。そのため、エンジン騒音を低減することができる。 Thus, even when the body device requires high rotation, it is possible to cope with the rotation speed required by the body device without setting the engine to high speed. Therefore, engine noise can be reduced.
また、本実施形態では、変速機構部30は、エンジン2と第1クラッチ10を介して接続される第1入力軸31と、エンジン2と第2クラッチ20を介して接続される第2入力軸32と、第1入力軸31と平行に配置された外側カウンタ軸34と、第1入力軸31から外側カウンタ軸34へのPTO第1速またはPTO第3速での動力伝達および遮断を行う第1シンクロ機構61と、第2入力軸32と平行に配置され、第2入力軸32からPTO第2速で動力が伝達される内側カウンタ軸33と、を備え、PTO軸36は、内側カウンタ軸33および外側カウンタ軸34と連結される。
In the present embodiment, the
そのため、2つの摩擦クラッチを用いて、トルク切れのない3段階切り換えを実現することができる。 Therefore, three-stage switching without running out of torque can be realized by using two friction clutches.
また、本実施形態では、内側カウンタ軸33と外側カウンタ軸34とは同軸に配置されており、変速機構部30は、内側カウンタ軸33と外側カウンタ軸34との動力伝達および遮断を行う第3シンクロ機構63をさらに備える。
Further, in the present embodiment, the
これにより、内側カウンタ軸33および外側カウンタ軸34をそれぞれPTO軸36と接続する必要がなく、内側カウンタ軸33または外側カウンタ軸34とPTO軸36とを連結すればよいので、動力取出し装置100が大型化するのを抑制することができる。
Accordingly, it is not necessary to connect the
また、本実施形態では、動力取出し装置100は、第1クラッチ10、第2クラッチ20および変速機構部30を制御する制御装置40をさらに備える。
In the present embodiment, the power take-out
そのため、制御装置40を用いて、PTO第1速、PTO第2速およびPTO第3速の切り換えを適切に行うことができる。
Therefore, switching between the first PTO speed, the second PTO speed, and the third PTO speed can be appropriately performed using the
また、本実施形態では、制御装置40は、PTO第1速で動力を伝達している状態で、第1クラッチ10を解放させながら第2クラッチ20を係合させることで、PTO第1速からPTO第2速への切り換えを行わせる。さらに、PTO第2速で動力を伝達している状態で、第1シンクロ機構でPTO第1速のギヤ抜きおよびPTO第3速のギヤ入れを行った後、第2クラッチ20を解放させながら第1クラッチ10を係合させることで、第2変速比から第3変速比への切り換えを行わせる。
Further, in the present embodiment, the
これにより、2つのクラッチと機械式の動力断続機構とを用いて、トルク切れがなく、かつ、大きな変速ショックを発生することなく、PTO第1速からPTO第3速への切り換えを行うことができる。なお、PTO第3速からPTO第1速への切り換えも同様である。 As a result, it is possible to switch from the first PTO speed to the third PTO speed using the two clutches and the mechanical power interrupting mechanism without torque loss and without generating a large shift shock. it can. The same applies to switching from the third PTO speed to the first PTO speed.
また、本実施形態では、変速機構部30は、内側カウンタ軸33および外側カウンタ軸34と平行に配置され、走行駆動輪と接続された出力軸35と、外側カウンタ軸34から出力軸35への動力伝達および遮断を行う第2シンクロ機構62と、内側カウンタ軸33から出力軸35への動力伝達および遮断を行う第4シンクロ機構64とを備え、制御装置40は、架装装置3への動力取出し中は、第2シンクロ機構62および第4シンクロ機構64を中立位置とする。
Further, in the present embodiment, the
これにより、走行駆動輪への動力伝達を行う変速機構部を用いて、架装装置への動力取出しを行うことができる。また、架装装置への動力取出し中に走行駆動輪へエンジンの動力が伝達されることを好適に防止することができる。 Thus, power can be taken out to the body mounting device using the transmission mechanism that transmits power to the traveling drive wheels. Further, it is possible to suitably prevent the power of the engine from being transmitted to the traveling drive wheels during the power take-out to the bodywork device.
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。 Although the embodiments of the present disclosure have been described above, the present disclosure is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately modified and implemented without departing from the spirit of the present disclosure.
上述の実施形態では、変速機として、DCTを例に説明を行ったが、これに限定されず、摩擦クラッチを用いて3段以上の変速が可能なものであればよい。 In the above embodiment, the DCT has been described as an example of the transmission, but the transmission is not limited to this, and any transmission that can perform three or more speed changes using a friction clutch may be used.
また、上述の実施形態では、摩擦クラッチとして、湿式多板クラッチを例に説明を行ったが、これに限定されない。摩擦クラッチは、単板または複板クラッチでもよいし、乾式クラッチでもよい。 Further, in the above-described embodiment, the description has been made by taking the wet multi-plate clutch as an example of the friction clutch. However, the present invention is not limited to this. The friction clutch may be a single or double disc clutch or a dry clutch.
また、上述の実施形態では、PTO軸とPTO出力軸との間にPTOクラッチが設けられたものを例に説明を行ったが、これに限定されず、PTOクラッチを介さずに架装装置がPTO軸に連結されていてもよい。 Further, in the above-described embodiment, an example in which the PTO clutch is provided between the PTO shaft and the PTO output shaft has been described. However, the present invention is not limited to this. It may be connected to the PTO shaft.
また、上述の実施形態では、動力取出し中、内側カウンタ軸と外側カウンタ軸とを連結するものを例に説明を行ったが、これに限定されない。例えば、PTO第1速またはPTO第3速に固定して架装装置への動力取出しを行う場合、内側カウンタ軸と外側カウンタ軸とは連結されなくてもよい。このようにすれば、駆動負荷を減らすことができる。 Further, in the above-described embodiment, an example has been described in which the inner counter shaft and the outer counter shaft are connected during power take-out, but the present invention is not limited to this. For example, when power is taken out to the bodywork device while being fixed at the PTO first speed or the PTO third speed, the inner counter shaft and the outer counter shaft need not be connected. In this way, the driving load can be reduced.
本開示の動力取出し装置によれば、様々な回転数に対応することができ、産業上の利用可能性は多大である。 According to the power take-out device of the present disclosure, it is possible to cope with various rotation speeds, and industrial applicability is enormous.
1 デュアルクラッチ式変速機(DCT)
2 駆動源(エンジン)
3 架装装置
10 第1クラッチ
11 入力側クラッチ板
12 出力側クラッチ板
20 第2クラッチ
21 入力側クラッチ板
22 出力側クラッチ板
30 変速機構部
31 第1入力軸
32 第2入力軸
33 内側カウンタ軸
34 外側カウンタ軸
35 出力軸
36 動力取出し軸(PTO軸)
37 PTO出力軸
40 制御装置
51 第1ギヤ列
51a 第1入力ギヤ
51b 第1カウンタギヤ
52 後進ギヤ列
52a 第2入力ギヤ
52b 第2カウンタギヤ
52c リバースアイドラギヤ
53 第2ギヤ列
53a 第3入力ギヤ
53b 第3カウンタギヤ
54 第3ギヤ列
54a 第4入力ギヤ
54b 第4カウンタギヤ
54c PTOギヤ
55 第4ギヤ列
55a 第1出力ギヤ
55b 第5カウンタギヤ
56 第5ギヤ列
56a 第2出力ギヤ
56b 第6カウンタギヤ
57 第6ギヤ列
57a 第3出力ギヤ
57b 第7カウンタギヤ
61 第1シンクロ機構
61a 第1シンクロハブ
61b 第1シンクロスリーブ
61c 第1ドグギヤ
61d 第2ドグギヤ
62 第2シンクロ機構
62a 第2シンクロハブ
62b 第2シンクロスリーブ
62c 第3ドグギヤ
62d 第4ドグギヤ
63 第3シンクロ機構
63a 第3シンクロハブ
63b 第3シンクロスリーブ
63c 第5ドグギヤ
63d 第6ドグギヤ
64 第4シンクロ機構
64a 第4シンクロハブ
64b 第4シンクロスリーブ
64c 第7ドグギヤ
64d 第8ドグギヤ
70 PTOクラッチ
100 動力取出し装置(PTO装置)
1 Dual clutch transmission (DCT)
2 Drive source (engine)
37
62a
Claims (8)
前記架装装置に連結される動力取出し軸と、
前記駆動源の動力を互いに異なる第1変速比、第2変速比および第3変速比で変速して前記動力取出し軸に伝達する摩擦クラッチ式の変速機構部と、を備える、
動力取出し装置。 A power take-out device that takes out the power of the drive source to an external mounting device,
A power take-off shaft connected to the bodywork device,
A friction clutch type speed change mechanism for shifting the power of the drive source at a first speed ratio, a second speed ratio, and a third speed ratio different from each other and transmitting the speed to the power take-off shaft.
Power take-out device.
前記駆動源と第1摩擦クラッチを介して接続される第1入力軸と、
前記駆動源と第2摩擦クラッチを介して接続される第2入力軸と、
前記第1入力軸と平行に配置された第1カウンタ軸と、
前記第1入力軸から前記第1カウンタ軸への前記第1変速比での動力伝達および遮断を行う機械式の第1動力断続機構と、
前記第1入力軸から前記第1カウンタ軸への前記第3変速比での動力伝達および遮断を行う機械式の第3動力断続機構と、
前記第2入力軸と平行に配置され、前記第2入力軸から前記第2変速比で動力が伝達される第2カウンタ軸と、を備え、
前記動力取出し軸は、前記第1カウンタ軸および第2カウンタ軸と連結される、
請求項1に記載の動力取出し装置。 The transmission mechanism section includes:
A first input shaft connected to the drive source via a first friction clutch,
A second input shaft connected to the drive source via a second friction clutch,
A first counter axis arranged in parallel with the first input axis;
A mechanical first power intermittent mechanism for transmitting and disconnecting power at the first speed ratio from the first input shaft to the first counter shaft;
A mechanical third power intermittent mechanism for transmitting and shutting off power at the third speed ratio from the first input shaft to the first counter shaft;
A second counter shaft disposed in parallel with the second input shaft and transmitting power from the second input shaft at the second speed ratio;
The power take-off shaft is connected to the first counter shaft and the second counter shaft.
The power take-out device according to claim 1.
前記変速機構部は、前記第1カウンタ軸と前記第2カウンタ軸との動力伝達および遮断を行う機械式の第2動力断続機構をさらに備える、
請求項2に記載の動力取出し装置。 The first counter axis and the second counter axis are coaxially arranged,
The transmission mechanism unit further includes a mechanical second power intermittent mechanism that performs power transmission and cutoff between the first counter shaft and the second counter shaft.
The power take-out device according to claim 2.
請求項3に記載の動力取出し装置。 A control device for controlling the first friction clutch, the second friction clutch, the first power disconnection mechanism, the second power disconnection mechanism, and the third power disconnection mechanism,
The power take-out device according to claim 3.
請求項4に記載の動力取出し装置。 The control device is configured to engage the second friction clutch while releasing the first friction clutch in a state where power is transmitted at the first speed ratio. Switch to the gear ratio,
The power take-out device according to claim 4.
請求項5に記載の動力取出し装置。 The control device may further include, in a state where power is being transmitted at the second speed change ratio, after setting the first power interrupting mechanism to a power transmission interrupting state and setting the third power interrupting mechanism to a power transmitting state, By switching the second speed ratio to the third speed ratio by engaging the first friction clutch while releasing the second friction clutch,
The power take-out device according to claim 5.
請求項4に記載の動力取出し装置。 In the state where power is being transmitted at the second speed ratio, the control device engages the first friction clutch while releasing the second friction clutch. Switch to the gear ratio,
The power take-out device according to claim 4.
前記第1カウンタ軸から前記出力軸への動力伝達および遮断を行う機械式の第4動力断続機構と、
前記第2カウンタ軸から前記出力軸への動力伝達および遮断を行う機械式の第5動力断続機構と、をさらに備え、
前記制御装置は、前記架装装置への動力取出し中は、前記第4動力断続機構および前記第5動力断続機構を動力伝達遮断状態とする、
請求項2〜7のいずれか一項に記載の動力取出し装置。 An output shaft arranged in parallel with the first counter shaft and the second counter shaft and connected to a traveling drive wheel;
A mechanical fourth power intermittent mechanism for transmitting and disconnecting power from the first counter shaft to the output shaft;
A mechanical fifth power intermittent mechanism for transmitting and shutting off power from the second counter shaft to the output shaft,
The control device sets the fourth power interrupting mechanism and the fifth power interrupting mechanism to a power transmission cutoff state during power extraction to the bodywork device.
The power take-out device according to any one of claims 2 to 7.
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