JP2020050183A - エアバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】整流布によって内部に流入した膨張用ガスを的確に整流させつつ、バッグ本体内に流出させることが可能なエアバッグを提供すること。【解決手段】収納部位12内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、座席に着座した乗員を保護可能に膨張するエアバッグ20。膨張用ガスを内部に流入させるための流入用開口23を有してこの流入用開口の周縁を収納部位側に取り付けられる構成のバッグ本体21と、バッグ本体内に配置されて流入用開口から内部に流入した膨張用ガスを流入用開口の開口面に略沿わせる方向へ流出させるための整流布30と、を備える。整流布が、エアバッグの展開膨張時に、バッグ本体内に膨張用ガスを流出させるための流出用開口35を、流入用開口よりも乗員側にオフセットさせて配置させるように、構成されている。【選択図】図10

Description

本発明は、収納部位内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、座席に着座した乗員を保護可能に膨張するエアバッグに関する。
従来、エアバッグとしては、袋状のバッグ本体と、バッグ本体の内部に配置されてバッグ本体に形成される流入用開口から内部に流入した膨張用ガスを整流するための整流布と、を備える構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。このエアバッグでは、整流布は、流入用開口の上方を覆うとともに、両端側を開口させた略筒状として、この両端側に設けられた流出用開口から、バッグ本体の内部に、流入用開口の開口面に略沿わせるようにして、膨張用ガスを流出させる構成であった。
特開2014−69582公報
しかし、従来のエアバッグでは、整流布は、単なる筒状として構成されて、流入用開口の上方を覆っている領域の両側に配置される開口を、流入用開口付近にかけて大きく開口させ、この開口を、流出用開口としていることから、バッグ本体が、折り畳まれて収納部位に収納された状態から、内部に膨張用ガスを流入させて膨張する際において、一旦整流布内に流入した膨張用ガスが、流出用開口から流出される際に、バッグ本体を収納させている収納部位の側壁によって偏向される場合があり、膨張用ガスを的確に整流させる点に、改善の余地が生じていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、整流布によって内部に流入した膨張用ガスを的確に整流させつつ、バッグ本体内に流出させることが可能なエアバッグを提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグは、収納部位内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、座席に着座した乗員を保護可能に膨張するエアバッグであって、
可撓性を有したシート体から構成されて、内部に膨張用ガスを流入させて膨張可能な袋状とされて、膨張用ガスを内部に流入させるための流入用開口を有し、流入用開口の周縁を収納部位側に取り付けられる構成のバッグ本体と、
バッグ本体内に配置されて、流入用開口から内部に流入した膨張用ガスを、流入用開口の開口面に略沿わせる方向へ流出させるための整流布と、
を備え、
整流布が、エアバッグの展開膨張時に、バッグ本体内に膨張用ガスを流出させるための流出用開口を、流入用開口よりも乗員側にオフセットさせて配置させるように、構成されていることを特徴とする。
本発明のエアバッグでは、整流布に設けられる流出用開口が、流入用開口側ではなく、流入用開口から離れた乗員側にオフセットされている構成であることから、流入用開口を経てバッグ本体内に流入した膨張用ガスを、流入用開口からダイレクトに流出用開口側に向かわせるのではなく、流入用開口から離れた乗員側から、流出させることができる。そのため、内部に流入した膨張用ガスが、バッグ本体を収納させている収納部位の側壁によって偏向されることも抑制できて、エアバッグの膨張初期に、収納部位から突出するバッグ本体を、整流布によって整流されつつ内部に流入する膨張用ガスによって、収納部位の周囲で幅広く展開させることができ、バッグ本体を乗員側へ過度に大きく突出することを抑制して、迅速に展開膨張させることができる。
したがって、本発明のエアバッグでは、整流布によって内部に流入した膨張用ガスを的確に整流させつつ、バッグ本体内に流出させることができる。
また、本発明のエアバッグは、具体的には、車両の操舵用のハンドルに搭載させる構成とし、整流布は、流出用開口を、流入用開口を中心として略放射状となる少なくとも二箇所に、配設させる構成とすることが、好ましい。
さらに、上記構成のエアバッグにおいて、流出用開口を、4箇所に、配設させる構成とし、
整流布を、略正方形状として、四隅に流出用開口形成用の切欠部を配設させた整流布構成パネルの周縁を結合させることにより、形成することが、好ましい。
エアバッグを上記構成とすれば、整流布を、簡便に製造することができ、また、流出用開口を放射状の4箇所に配設させることにより、バッグ本体の膨張初期に、バッグ本体を、流入用開口の開口面に沿ってバランスよく広く展開させることができる。
さらにまた、上記構成のエアバッグにおいて、整流布を、流入用開口の上方を覆うように配置される天井壁部を備えるとともに、流出用開口の上縁を、天井壁部の外周縁に近接して配置させる構成とすれば、エアバッグの展開膨張時に、流入用開口を経て内部に流入した膨張用ガスを、天井壁部に当接させて偏向させた状態を極力維持して、流出用開口からバッグ本体内に流出させることができて、好ましい。
さらにまた、上記構成のエアバッグにおいて、バッグ本体を、流入用開口を有して収納部位側に取り付けられる構成の取付部と、膨張完了時に取付部と対向するとともに乗員側に配置される天板部と、取付部と天板部との間に配置される周壁部と、を備える構成として、膨張完了形状を、略樽形状とするように構成してもよい。バッグ本体をこのように嵩高く膨張する構成としても、整流布によって、バッグ本体の膨張初期に、膨張用ガスが、天板部側に向かって流れることを抑制できることから、膨張初期に、天板部が乗員側に必要以上に大きく突出することを、的確に抑制できる。
本発明の一実施形態であるエアバッグを使用したハンドル用エアバッグ装置を示す概略平面図である。 図1のハンドル用エアバッグ装置の車両搭載時の概略縦断面図である。 図1のハンドル用エアバッグ装置に使用されるエアバッグを単体で膨張させた状態の概略斜視図である。 図3のエアバッグの概略縦断面図である。 図3のエアバッグの概略横断面図であり、流入用開口側を見た状態を示す図である。 図3のエアバッグで使用される整流布を単体で膨張させた状態を示す概略斜視図である。 図3のエアバッグを構成する基布を示す平面図である。 整流布を構成する整流布構成パネルを平らに展開した状態を示す平面図である。 整流布を製造する過程を説明する概略図である。 実施形態のハンドル用エアバッグ装置において、エアバッグが膨張を完了させた状態を示す概略縦断面図である。 他の形態の整流布を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態では、ハンドル用のエアバッグ20を、例に採り、説明をする。エアバッグ20は、図1,2に示すようなハンドルWに搭載されるハンドル用エアバッグ装置(以下「エアバッグ装置」と省略する)Mに使用されている。ハンドルWは、ハンドル本体1と、ハンドル本体1の中央のボス部Bの上部に配置されるエアバッグ装置Mと、を備えている。ハンドル本体1は、実施形態の場合、車両の操舵時に把持する略円環状のリング部Rと、リング部Rの略中央に配置されてシャフトSSに連結されるボス部Bと、ボス部Bとリング部Rとを連結する4本のスポーク部Sと、を備えている。なお、実施形態において、前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両に搭載されたハンドルWの直進操舵時を基準とするものであり、ハンドルWを組み付けるシャフトSS(図2参照)の軸方向に沿った上下を上下方向とし、シャフトSSの軸直交方向である車両の前後を前後方向とし、シャフトSSの軸直交方向である車両の左右を左右方向として、前後・上下・左右の方向を示すものである。
ハンドル本体1は、図1,2に示すように、リング部R、ボス部B、スポーク部Sの各部を連結するように配置されて、アルミニウム合金等の金属からなる芯金3を、備えている。芯金3におけるリング部Rの部位と、各スポーク部Sにおけるリング部R側の部位と、には、合成樹脂製の被覆層5が、被覆されている。また、芯金3におけるボス部Bの部位には、シャフトSSを挿入させてナットN止めするための鋼製のボス4が、配設されている。さらに、ハンドル本体1の下部には、ボス部Bの下方を覆う合成樹脂製のロアカバー6が、配設されている。
エアバッグ装置Mは、図1に示すように、ハンドルWの略中央のボス部Bに配置されるもので、折り畳まれて収納されるエアバッグ20と、エアバッグ20に膨張用ガスを供給するインフレーター11と、エアバッグ20とインフレーター11とを収納して保持する収納部位としてのケース12と、折り畳まれたエアバッグ20を覆うエアバッグカバー14と、エアバッグ20とインフレーター11とをケース12に取り付けるためのリテーナ10と、を備えている。
インフレーター11は、図2に示すように、複数のガス吐出口11bを有した略円柱状の本体部11aと、インフレーター11をケース12に取り付けるためのフランジ部11cと、を備えている。フランジ部11cには、リテーナ10の図示しない各ボルトを貫通させるための図示しない貫通孔が、形成されている。
収納部位としてのケース12は、板金製として、図2に示すように、インフレーター11を下方から挿入させて取り付ける略長方形状の底壁部12aと、底壁部12aの外周縁から上下に延びる周壁部12bと、を備えている。周壁部12bの上端には、外方へ延びる取付片12cが、形成され(図1参照)、この取付片12cには、図示しないホーンスイッチ機構の取付基板が取り付けられている。そして、この図示しない取付基板を利用して、ケース12がハンドルWの芯金2に取付固定され、エアバッグ装置Mが、シャフトSSに装着済みのハンドル本体1のボス部Bの上部に搭載されることとなる。また、ケース12の周壁部12bには、リベット15等を利用して、エアバッグカバー14の側壁部14cが、取り付けられている(図2参照)。実施形態の場合、エアバッグ20とインフレーター11とは、エアバッグ20内に配置させたリテーナ10の図示しないボルトを取付手段として、この図示しないボルトを、エアバッグ20の取付部22における流入用開口23の周縁の取付孔24、ケース12の底壁部12a、及び、インフレーター11のフランジ部11cに貫通させて、図示しないナット止めすることにより、ケース12の底壁部12aに取り付けられている。
エアバッグカバー14は、合成樹脂製として、ケース12に収納されたエアバッグ20の上方を覆う天井壁部14aと、天井壁部14aの外周縁付近から下方に延びる略四角筒形状の側壁部14cと、を備えている。天井壁部14aには、膨張するエアバッグ20に押されて前後に開く2枚の扉部14b,14bが、形成されている。
エアバッグ20は、図3〜5に示すように、袋状のバッグ本体21と、バッグ本体21の内部に配置される整流布30及びテザー45と、を備える構成とされている。
バッグ本体21は、図1,2の二点鎖線に示すように、膨張完了時に、ハンドルWにおけるリング部Rの上面を略全面にわたって覆うように配設されるもので、収納部位としてのケース12に取り付けられる取付部22と、膨張完了時に取付部22と対向するとともに乗員側(上端側)に配置される天板部28と、取付部22と天板部28との間に配置される周壁部25と、を備えて、膨張完了形状を略樽形状とされている。詳細には、実施形態の場合、バッグ本体21は、上下方向側から見た状態の外形形状を、各角部を面取りさせて各辺をなだらかに湾曲させつつ外方に突出させたような略四角形状とし、かつ、左右方向側から見た状態の外形形状を、天板部28側となる上側の領域を幅広として、取付部22側にかけて狭幅となるように、僅かにテーパ状とするとともに、各角部を面取りさせて各辺をなだらかに湾曲させつつ僅かに外方に突出させたような略台形状とされている(図1,2の二点鎖線参照)。
取付部22には、膨張用ガスGを内部に流入させるための流入用開口23が、円形に開口して形成されている。この流入用開口23は、インフレーター11の本体部11aを下方から挿入させるためのものであり、流入用開口23の周縁には、リテーナ10の図示しないボルトを挿通させる4つの取付孔24が、形成されている。この取付部22は、リテーナ10によって、流入用開口23の周縁をケース12側に取り付けられるものである。
周壁部25は、取付部22と天板部28との間の中間部位を、大きく膨らませて、取付部22側と天板部28側とにかけてそれぞれ収束(縮径)されたような略樽状とされるもので、後述する周壁構成パネル57の周縁58,59を結合させることにより形成される結合部位26を、流入用開口23の開口中心Cを中心として放射状となる4箇所に、配置させている(図5参照)。具体的には、周壁部25は、膨張完了時に左右方向側から見た状態での外形形状を、天板部28側となる上側の領域を幅広として、取付部22側にかけて狭幅となるように、僅かにテーパ状とするように、構成されている。そして、実施形態の場合、結合部位26は、ハンドルWの直進操舵時に膨張させた状態において、流入用開口23における開口中心Cの前後両側と左右両側との4箇所において、周壁部25の略全長にわたって連続的に、周壁部25の軸方向(すなわち、上下方向)に略沿うように、形成されている。さらに詳細には、各結合部位26は、エアバッグ20の膨張完了時において、上端26a側にかけて相互の離隔距離を縮めるように収束し、かつ、上端26a側を天板部28の領域内に進入させるように、湾曲させて形成されている(図4参照)。
バッグ本体21内に配設される整流布30は、流入用開口23から内部に流入した膨張用ガスGを、バッグ本体21内に、流入用開口23の開口面(実施形態の場合、ハンドルWのリング面RF)に略沿わせる方向に流出させるための部材である。整流布30は、バッグ本体21の取付部22とともにケース12に取り付けられる取付部31と、流入用開口23の上方を覆うように配設される天井壁部33と、取付部31と天井壁部33との間に配置される側壁部32と、バッグ本体21内に膨張用ガスGを流出させる流出用開口35と、を備えている。取付部31には、流入用開口23及び取付孔24に対応して形成される開口31a,31bが、形成されている。具体的には、取付部31は、車両搭載時において、バッグ本体21における取付部22とともにリテーナ10によって押えられる領域から、構成されており、実際には、流入用開口23(開口31a)の周縁の部位において、縫合糸を用いて縫着させることにより、バッグ本体21の取付部22側に連結されている。側壁部32は、この取付部31から立ち上がるように傾斜して配設される部位であり、天井壁部33側となる先端側に、流出用開口35を、配設させている。天井壁部33は、流入用開口23と上下で対向して、エアバッグ20の膨張完了時に、リング面RFに略沿うように配置される(図10参照)。具体的には、実施形態の場合、整流布30は、バッグ本体21の膨張完了時における形状を、天井壁部33側にかけて拡開されるような略四角錐台形状として、側壁部32の上端側を略全面にわたって天井壁部33によって覆うととともに、天井壁部33の四隅に、流出用開口35を、配設させるように、構成されている。すなわち、流出用開口35は、流入用開口23(開口31a)よりも乗員側(上側)にオフセットさせるように、上縁35bを天井壁部33の外周縁33bに近接して、配置される構成である。この流出用開口35は、流入用開口23の開口中心Cを中心として放射状となる4箇所に、配置されるもので、詳細には、ハンドルWの直進操舵時にバッグ本体21を膨張させた状態において、流入用開口23における開口中心Cの前後両側と左右両側との4箇所に、形成されて、それぞれ、リング面RFよりも上方となる位置に、配置されている(図10参照)。各流出用開口35は、エアバッグ20の展開膨張時に、開口面35aをリング面RFに対して略直交させるように構成されており(図10参照)、この流出用開口35からの膨張用ガスGは、リング面RFに略沿うように(開口面35aと直交した方向に略沿うように)流出されることとなる。
この整流布30は、図8に示す整流布構成パネル40の周縁41を結合させることにより、形成されるもので、天井壁部33には、この整流布構成パネル40の周縁41を結合させている結合部位34が、中央から、各流出用開口35側に向かうように、四方に向かって延びるようにして4個配設されている(図4,6参照)。すなわち、各流出用開口35は、各結合部位34の先端34b側に、配設される構成である。実施形態の場合、各結合部位34は、天井壁部33の中央側に配置される端末34a間に僅かな隙間を設けるようにして、形成されている(図8の二点鎖線参照)。具体的に、各結合部位34は、天井壁部33の中央側に位置する端末34aを、相互に重ねず、間に隙間を設けつつ、端縁側に向けるように湾曲させて、構成されている。このような各結合部位34の端末34a間の隙間によって、実施形態の整流布30は、天井壁部33の略中央に、小さな開口33aを有することとなる(図4,6参照)。この開口33aは、エアバッグ20の展開膨張時に、整流布30内に流入した膨張用ガスを、少量、バッグ本体21側に排出させることとなり、このような膨張用ガスの少量の排出により、結合部位34の端末34aに応力集中が発生することを抑制して、結合部位34に過度にダメージを与えることを抑制できる。
具体的には、整流布30を構成する整流布構成パネル40は、図8に示すように、外形形状を略正方形状として、四隅に流出用開口形成用の切欠部42を配設させる構成とされている。整流布構成パネル40の中央には、流入用開口23に対応する開口31aが、中心を略一致させるようにして、形成され、この開口31aの周縁には、取付孔24に対応する開口31bが、形成されている。各切欠部42は、整流布構成パネル40の四隅を、略四角形状に切り欠くようにして、形成されている。そして、整流布30は、この整流布構成パネル40を、対角線CL上で二つ折りするように折り返し(図9のA参照)、重ねられた周縁41,41において、この折り返した対角線CLから近い側の半分を、結合部位34を形成するように、縫合糸を用いて縫着させ(図9のB,C参照)、このような結合作業を、開口31aを中心とした周方向に沿って順に行うことにより、4つの結合部位34を形成すれば、製造することができる。なお、実施形態では、整流布30は、図4,6に示すように、結合部位34の結合代(縫合代)を外部に露出させないように、反転させた状態で使用されている。
バッグ本体21内に配設されるテザー45は、取付部22と天板部28とを連結するように配置されて、膨張完了時の取付部22と天板部28との離隔距離を規制するもので、実施形態の場合、流入用開口23を中心として略放射状となる4箇所に、形成されている。詳細には、テザー45は、略帯状とされて、整流布30に形成される流出用開口35とずれるようにして、流入用開口23の開口中心Cを中心とした左斜め前方、右斜め前方、左斜め後方、及び、右斜め後方の4箇所に、それぞれ、幅方向を前後方向及び左右方向に対して傾斜させるようにして、配設されている(図5参照)。テザー45は、図7に示すような2枚のテザー用基材47U,47Dから構成される。テザー用基材47U,47Dは、それぞれ、天板部28側と取付部22側とに結合される取付側部位48U,48Dと、取付側部位48U,48Dの外周縁から放射状に延びる帯状の4つのテザー構成部49U,49Dと、を備える構成とされ、天板部28側と取付部22側とに、取付側部位48U,48Dを結合させた状態で、対応する各テザー構成部49U,49Dの端部相互を結合させることにより、テザー45を形成している。
実施形態のバッグ本体21は、図7に示すエアバッグ用基材55から、構成されている。エアバッグ用基材55は、天板部28を構成する天板構成パネル56と、天板構成パネル56から略放射状に延びる4個の周壁構成パネル57と、1つの周壁構成パネル57の先端側に配設される取付構成パネル62と、を備えている。実施形態の場合、エアバッグ用基材55は、取付構成パネル62を除いて、前後左右で略対称形として、構成されている。
天板構成パネル56は、実施形態の場合、対角線を前後方向と左右方向とに略沿わせるような(角部を前後両側と左右両側とに配置させるような)略正方形状のエリアから、構成されている。
各周壁構成パネル57(57A,57B,57C,57D)は、天板構成パネル56の各縁部から四方に延びるように形成されるもので、天板構成パネル56から、左斜め前方と、右斜め前方と、左斜め後方と、右斜め後方と、に向かって延びるように、形成されている。実施形態の場合、各周壁構成パネル57A,57B,57C,57Dは、外形形状を一致させて構成されるもので、具体的には、外形形状を、取付部22側となる取付側端部57b(先端)から、中間部位にかけて幅広として、天板部28側となる天板側端部57a(元部)にかけて収束させるように、周縁58A,58B,58C,58D,59A,59B,59C,59Dを、曲線状に湾曲させた略帯状として構成されている。各周壁構成パネル57において、周縁58,59は、周壁構成パネル57の幅方向の中央を通る中心線を基準として略線対称形として構成されている。
取付構成パネル62は、1つの周壁構成パネル57Aにおける取付側端部57bから延びるように形成されるもので、外形形状を、一辺の幅寸法を、各周壁構成パネル57における取付側端部57bの幅寸法と略同一に設定される略正方形状とされている。すなわち、この取付構成パネル62も、向きを、天板構成パネル56と略同一として、対角線を前後方向と左右方向とに略沿わせるように(角部を前後両側と左右両側とに配置させるように)して、周壁構成パネル57Aから延びる構成とされている。
実施形態のエアバッグ20では、バッグ本体21を構成するエアバッグ用基材55と、整流布30を構成する整流布構成パネル40と、テザー45を構成するテザー用基材47U,47Dと、は、それぞれ、ポリアミド糸やポリエステル糸等からなる可撓性を有した織布から、形成されている。
次に、実施形態のエアバッグ20の製造について、説明をする。まず、エアバッグ用基材44における取付構成パネル62に、テザー用基材47Dの取付側部位48Dと、整流布構成パネル40と、を重ね、孔開け加工により、流入用開口23(開口31a)と取付孔24(開口31b)とを形成するとともに、流入用開口23の周縁の部位で、縫合糸を用いて縫着させて、取付構成パネル62に、取付側部位48Dと整流布構成パネル40とを連結させる。次いで、エアバッグ用基材55における天板構成パネル56に、テザー用基材47Uの取付側部位48Uを、縫合糸を用いて縫着させる。テザー用基材47U,47Dにおいて、対応するテザー構成部49U,49Dの端部相互を縫着させて、テザー45を形成する。その後、周壁構成パネル47Aの一方側の周縁49Aを、隣接する他方の周壁構成パネル47Bの周縁48Bと重ねて、周縁49A,48B相互を、結合部位26を形成するように、縫合糸を用いて縫着させ、このような縫合作業を、天板構成パネル56を中心とした周方向に略って順次行い、4つの結合部位26を形成して、周壁部25を形成する。周壁部25の形成後に、取付構成パネル62の周縁62aを、それぞれ、周壁構成パネル57B,57C,57Dにおける取付側端部57b側の端縁に、縫合糸を用いて縫着させるようにして結合させれば、袋状のバッグ本体21を形成することができる。そして、流入用開口23を利用して、バッグ本体21の縫代(結合代)を外部に露出させないように反転させる。その後、整流布構成パネル40を、周縁41側を、流入用開口23から引き出して、周縁41相互を、結合部位34を形成するように、縫合糸を用いて縫着されば、整流布30を製造することができ、同時に、エアバッグ20の製造を完了させることができる。
このようにして製造したエアバッグ20は、以下のようにして、車両に搭載することができる。まず、図示しないボルトを取付孔24から突出させるようにして、内部にリテーナ10を配置させた状態で、エアバッグ20を、ケース12内に収納可能に折り畳む。その後、折り畳んだエアバッグ20をケース12に収納させ、インフレーター11の本体部11aを下方から挿入させて、底壁部12aから突出させた図示しないボルトとナットとを利用して、インフレーター11とエアバッグ20とケース12に取り付ける。さらに、ケース12にエアバッグカバー14を被せて、リベット15等を利用して、ケース12にエアバッグカバー14を取り付け、その後、ケース12の取付片12cに図示しないホーンスイッチ機構を組み付ければ、エアバッグ装置Mを組み立てることができる。このエアバッグ装置Mは、予めシャフトSSに締結しておいたハンドル本体1に対して、ホーンスイッチ機構の図示しない取付基板を利用して取り付ければ、車両に搭載することができる。
実施形態のエアバッグ装置Mでは、インフレーター11のガス吐出口11bから膨張用ガスGが吐出されれば、エアバッグ20が、内部に膨張用ガスを流入させて膨張し、エアバッグカバー14の扉部14b,14bを押し開き、ケース12から突出して、図1,2の二点鎖線及び図10に示すように、ハンドルWの上面を略全面にわたって覆うように、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグ20では、整流布30に設けられる流出用開口35が、流入用開口23側ではなく、流入用開口23から離れた乗員側(上側)にオフセットされている構成であることから、流入用開口23を経てバッグ本体21内に流入した膨張用ガスを、流入用開口23からダイレクトに流出用開口35側に向かわせるのではなく、流入用開口23から離れた上方側から、流出させることができる。そのため、内部に流入した膨張用ガスGが、バッグ本体21を収納させている収納部位としてのケース12の側壁(周壁部12b)によって偏向されることも抑制できて、エアバッグ20の膨張初期に、ケース12から突出するバッグ本体21を、整流布30によって整流されつつ内部に流入する膨張用ガスGによって、ケース12の周囲で幅広く展開させることができ、バッグ本体21を乗員側へ過度に大きく突出することを抑制して、迅速に展開膨張させることができる。
したがって、実施形態のエアバッグ20では、整流布30によって内部に流入した膨張用ガスを的確に整流させつつ、バッグ本体21内に流出させることができる。
また、実施形態のエアバッグ20は、車両の操舵用のハンドルWに搭載されるものであり、整流布30は、流出用開口35を、流入用開口23を中心として略放射状となる4箇所に、配設させる構成としていることから、バッグ本体21を、膨張初期に、流入用開口23の開口面、すなわち、ハンドルWのリング面RFに略沿わせるように、前後左右に広くバランスよく広く展開させることができる。また、整流布30は、略正方形状として四隅に流出用開口形成用の切欠部42を配設させた整流布構成パネル40の周縁41を重ねて結合させることにより、形成する構成であることから、整流布30を、簡便に製造することができる。なお、このような点を考慮しなければ、流出用開口の配置数は、4個に限られるものではなく、2個以上であれば、よい。
実施形態のエアバッグ20では、整流布30は、流入用開口23の上方を覆うように配置される天井壁部33を備えるとともに、流出用開口35を、上縁35bを天井壁部33の外周縁33bに近接させて配置させていることから、エアバッグ20の展開膨張時に、流入用開口23を経て内部に流入した膨張用ガスを、天井壁部33に当接させて偏向させた状態を極力維持して、流出用開口35からバッグ本体21内に流出させることができる。具体的には、実施形態のエアバッグ20では、バッグ本体21の膨張初期において、整流布30は、各流出用開口35を、ケース12から突出させるようにして、さらに、実施形態では、リング面RFより上方に位置させるようにして、配置されることとなる。そのため、整流布30内に流入した膨張用ガスGは、一旦、内部に充満され、その後、ケース12の周壁部12bよりも上方に位置している流出用開口35から、ハンドルWのリング面RFに略沿うように流出することとなる。すなわち、実施形態のエアバッグ20では、バッグ本体21の膨張初期に、膨張用ガスGが、バッグ本体21内で偏向されて、ケース12の周壁部12bに略沿うように上方(乗員側)に向かって流れることを、極力抑制できることから、バッグ本体21が、膨張初期に、乗員側に大きく突出するように展開することを、的確に抑制することができる。そのため、実施形態のごとく、エアバッグ20を、膨張完了形状を略樽形状として、嵩高く膨張する構成としても、バッグ本体21の膨張初期に、膨張用ガスが、天板部28側に向かって流れることを抑制できることから、膨張初期に、天板部28が乗員側に必要以上に大きく突出することを、的確に抑制できる。
実施形態のエアバッグ20では、上述したごとく、略正方形状として四隅に流出用開口形成用の切欠部42を配設させた整流布構成パネル40の周縁41を重ねて、4つの結合部位34を形成するように縫着させることにより、整流布30を、構成している。すなわち、実施形態のエアバッグ20では、平面的な結合作業のみで、流入用開口23(開口31a)から離隔した天井壁部33に接するように形成されて、天井壁部33(流入用開口23の開口面)に略沿わせつつ膨張用ガスを流出可能な流出用開口35を配設させるように、立体的に膨張する整流布30を形成でき、製造コスト及び工数の増大を抑制して、安価にエアバッグ20を製造することができる。また、この整流布30では、切欠部42の大きさや端縁の角度等を調整することにより、流出用開口35からの膨張用ガスの流出方向や流出量を、設定することができる。流出用開口35からの膨張用ガスの流出量は、切欠部42の切欠量を増減させることにより、調整することができる。また、流出用開口35の膨張用ガスの流出方向は、流出用開口35の開口面35aの側壁部32に対する傾斜角度によって、調整することができる。具体的には、図11のAに示すように、切欠部42Aを、整流布構成パネル40Aを浅く切り欠く(切欠部42Aの端縁の周縁41Aに対する傾斜角度を大きく設定する)構成とすれば、整流布30Aにおいて、流出用開口35Aが、開口面35aを、側壁部32Aに対する傾斜角度を小さくして配置されることとなり、このような流出用開口35Aからは、整流布構成パネル40Bを深く切り欠く(切欠部42Bの端縁の周縁41Bに対する傾斜角度を小さく設定する)ようにして、切欠部42Bを形成する場合と比較して、膨張用ガスGは、リング面RFに対する傾斜角度を大きくして、リング面RFから斜め上方に立ち上がるように流れることとなる。すなわち、流出用開口35からの膨張用ガスの流れの傾斜は、切欠部42の端縁の周縁41に対する傾斜角度に比例するような態様となる。
さらに、実施形態の整流布30では、天井壁部33の中央付近に、結合部位34の端末34a間の隙間から構成される開口33aが、小さく開口して形成されていることから、エアバッグ20の展開膨張時に、整流布30内に流入した膨張用ガスを、この開口33aから、少量、バッグ本体21側に排出させることができ、このような膨張用ガスの少量の排出により、結合部位34の端末34aに応力集中が発生することを抑制して、結合部位34に過度にダメージを与えることを抑制できる。なお、このような点を考慮しなければ、結合部位を、隙間を設けないように端末相互を交差させるようにして、形成してもよい。なお、この開口の開口面積は、結合部位間の隙間を増減させることにより、調整することができ、開口を、大量の膨張用ガスを排出させないように設定して、流出用開口とともに、膨張用ガスを流出させるように、構成してもよい。
なお、実施形態では、ハンドル用のエアバッグ20を例に採り、説明したが、本発明を適用可能なエアバッグは、ハンドル用に限られるものではなく、例えば、助手席用エアバッグ装置に使用されるエアバッグにも、適用可能である。また、ハンドル用のエアバッグとしても、実施形態のごとく、略樽形状に膨張するタイプに限定されるものではなく、円形の基材の周縁相互を結合させて膨張完了形状を略円板状としたタイプのハンドル用のエアバッグにも、適用可能である。
10…リテーナ、11…インフレーター、12…ケース(収納部位)…12b…周壁部(側壁)、14…エアバッグカバー、20…エアバッグ、21…バッグ本体、22…取付部、23…流入用開口、25…周壁部、28…天板部、30…整流布、31…取付部、32…側壁部、33…天井壁部、33b…外周縁、34…結合部位、35…流出用開口、35b…上縁、40…整流布構成パネル、41…周縁、42…切欠部、C…開口中心、G…膨張用ガス、W…ハンドル、M…ハンドル用エアバッグ装置。

Claims (5)

  1. 収納部位内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、座席に着座した乗員を保護可能に膨張するエアバッグであって、
    可撓性を有したシート体から構成されて、内部に膨張用ガスを流入させて膨張可能な袋状とされて、膨張用ガスを内部に流入させるための流入用開口を有し、該流入用開口の周縁を前記収納部位側に取り付けられる構成のバッグ本体と、
    該バッグ本体内に配置されて、前記流入用開口から内部に流入した膨張用ガスを、前記流入用開口の開口面に略沿わせる方向へ流出させるための整流布と、
    を備え、
    前記整流布が、前記エアバッグの展開膨張時に、前記バッグ本体内に前記膨張用ガスを流出させるための流出用開口を、前記流入用開口よりも前記乗員側にオフセットさせて配置させるように、構成されていることを特徴とするエアバッグ。
  2. エアバッグが、車両の操舵用のハンドルに搭載され、
    前記整流布が、前記流出用開口を、前記流入用開口を中心として略放射状となる少なくとも二箇所に、配設させる構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 前記流出用開口が、4箇所に、配設される構成とされ、
    前記整流布が、略正方形状として、四隅に流出用開口形成用の切欠部を配設させた整流布構成パネルの周縁を結合させることにより、形成されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ。
  4. 前記整流布が、前記流入用開口の上方を覆うように配置される天井壁部を、備えるとともに、前記流出用開口の上縁を、前記天井壁部の外周縁に近接して配置させていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ。
  5. 前記バッグ本体が、前記流入用開口を有して前記収納部位側に取り付けられる構成の取付部と、膨張完了時に前記取付部と対向するとともに乗員側に配置される天板部と、前記取付部と前記天板部との間に配置される周壁部と、を備える構成とされて、膨張完了形状を、略樽形状として構成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のエアバッグ。
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