JP2020050042A - ハイブリッド駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ギヤノイズの発生を抑制することができるハイブリッド駆動装置を提供すること。【解決手段】第1回転電機と、出力ギヤが設けられた出力部材を有する動力分配機構と、が第1軸上に配置され、出力軸と噛み合うカウンタギヤを有するカウンタギヤ機構が第2軸上に配置され、カウンタギヤ機構に駆動連結される第2回転電機が第3軸上に配置され、カウンタギヤ機構に駆動連結される差動歯車機構が第4軸上に配置され、第1回転電機、動力分配機構、第2回転電機、カウンタギヤ機構、差動歯車機構、及び、パーキングロック機構が、ケースに収容されたハイブリッド駆動装置であって、第1軸に直交する方向において、第1軸に対して出力ギヤとカウンタギヤとの噛み合い部が位置する側とは反対側に位置するケースの外面に、パーキングロック機構のアクチュエータがブラケットを介して取り付けられ、ブラケットは、ケースの外面に複数箇所でボルト締結されている。【選択図】図4

Description

本発明は、ハイブリッド駆動装置に関する。
特許文献1には、第1回転電機と、出力ギヤが設けられた出力部材を有し、エンジンからのトルクを前記第1回転電機と前記出力部材とに分配して伝達する動力分配機構と、が第1軸上に配置され、前記出力ギヤと噛み合うカウンタギヤを有するカウンタギヤ機構が第2軸上に配置され、前記カウンタギヤ機構に駆動連結される第2回転電機が第3軸上に配置され、前記カウンタギヤ機構に駆動連結される差動歯車機構が第4軸上に配置され、前記第1回転電機、前記動力分配機構、前記第2回転電機、前記カウンタギヤ機構、前記差動歯車機構、及び、前記出力部材の回転を阻止するパーキングロック機構が、ケースに収容されたハイブリッド駆動装置が開示されている。
特開2013−166548号公報
特許文献1に開示されたハイブリッド駆動装置においては、出力ギヤとカウンタギヤとの噛み合い部を起振源として、動力分配機構をケースに支持するベアリングを介して、振動がケースに伝播する。そして、動力分配機構の回転軸、すなわち、第1軸に直交する方向において、第1軸に対して噛み合い部が位置する側とは反対側に位置するケースの外面が発音し易く、ギヤノイズが発生するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ギヤノイズの発生を抑制することができるハイブリッド駆動装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るハイブリッド駆動装置は、第1回転電機と、出力ギヤが設けられた出力部材を有し、エンジンからのトルクを前記第1回転電機と前記出力部材とに分配して伝達する動力分配機構と、が第1軸上に配置され、前記出力軸と噛み合うカウンタギヤを有するカウンタギヤ機構が第2軸上に配置され、前記カウンタギヤ機構に駆動連結される第2回転電機が第3軸上に配置され、前記カウンタギヤ機構に駆動連結される差動歯車機構が第4軸上に配置され、前記第1回転電機、前記動力分配機構、前記第2回転電機、前記カウンタギヤ機構、前記差動歯車機構、及び、前記出力部材の回転を阻止するパーキングロック機構が、ケースに収容されたハイブリッド駆動装置であって、前記第1軸に直交する方向において、前記第1軸に対して前記出力ギヤと前記カウンタギヤとの噛み合い部が位置する側とは反対側に位置する前記ケースの外面に、前記パーキングロック機構を駆動するためのアクチュエータが、該アクチュエータとは別体に形成されたブラケットを介して取り付けられており、前記ブラケットは、前記外面に複数箇所でボルト締結されていることを特徴とするものである。
本発明に係るハイブリッド駆動装置は、アクチュエータとは別体に形成され、且つ、前記外面に複数箇所でボルト締結されたブラケットによって、ギヤノイズの発音部位となる前記外面の剛性を高めることができ、ギヤノイズの発生を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るハイブリッド駆動装置のスケルトン図である。 図2は、実施形態に係るハイブリッド駆動装置の軸方向に直交する面における断面図である。 図3は、実施形態に係るパーキングロック機構の構成を示す斜視図である。 図4は、実施形態に係るハイブリッド駆動装置のケースの外面にブラケットを介してアクチュエータを取り付けた状態を示した図である。 図5は、アクチュエータが取り付けられるブラケットの一例を示した図である。 図6は、アクチュエータが取り付けられるブラケットの他例を示した図である。
以下に、本発明に係るハイブリッド駆動装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るハイブリッド駆動装置1のスケルトン図である。図2は、実施形態に係るハイブリッド駆動装置1の軸方向に直交する面における断面図である。
実施形態に係るハイブリッド駆動装置1は、エンジン5と回転電機との双方を駆動力源として利用して走行可能なハイブリッド車両用の駆動装置である。実施形態に係るハイブリッド駆動装置1は、車両に横置きされるエンジン5に対して車両の幅方向に隣接して配置されるとともにエンジン5の出力軸11の軸方向に連結された構成の、FF(Front Engine Front Drive)車両用のハイブリッド駆動装置とされている。
ハイブリッド駆動装置1は、いわゆる2モータスプリットタイプのハイブリッド駆動装置として構成されている。ハイブリッド駆動装置1は、エンジン5に駆動連結される入力軸12と、第1ロータRo1を有する第1回転電機MG1と、入力軸12に伝達されるエンジン5のトルクを第1回転電機MG1と分配出力部材21とに分配して伝達する動力分配機構PTと、分配出力部材21に伝達されるトルクを車輪14側へ出力可能に設けられた出力ギヤ22と、を備えている。また、分配出力部材21及び出力ギヤ22には、カウンタギヤ機構7を介して第2回転電機MG2が駆動連結されている。
動力分配機構PTは、その全体が分配出力部材21の径方向内側に分配出力部材21と軸方向に重複して配置されるとともに、動力分配機構PTのリングギヤRが分配出力部材21の内周面21bに分配出力部材21と一体的に設けられ、出力ギヤ22が分配出力部材21の外周面21aに分配出力部材21と一体的に設けられている。また、分配出力部材21の径方向内側に配置されて分配出力部材21を径方向内側から回転可能に支持する出力軸受61を備え、この出力軸受61と出力ギヤ22とが軸方向に重複して配置されている。
図1に示すように、入力軸12はエンジン5に駆動連結されている。ここで、エンジン5は燃料の燃焼により駆動される内燃機関であり、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの公知の各種エンジンを用いることができる。本実施形態では、入力軸12は、ダンパ6を介してエンジン5の出力軸11に駆動連結されている。
第1回転電機MG1は、ケース2に固定された第1ステータSt1と、第1ステータSt1の径方向内側に回転自在に支持された第1ロータRo1と、を有している。第1ロータRo1は、動力分配機構PTのサンギヤSと一体回転するように駆動連結されている。第1回転電機MG1は、電力の供給を受けて動力を発生するモータ(電動機)としての機能と、動力の供給を受けて電力を発生するジェネレータ(発電機)としての機能とを果たすことが可能とされている。そのため、第1回転電機MG1は、不図示のバッテリなどを有する蓄電装置と電気的に接続されている。本例では、第1回転電機MG1は、主に動力分配機構PTを介して入力される入力軸12(エンジン5)のトルクにより発電を行い、バッテリを充電し、あるいは、第2回転電機MG2を駆動するための電力を供給するジェネレータとして機能する。なお、車両の高速走行時やエンジン5の始動時等には、第1回転電機MG1が力行して駆動力を出力するモータとして機能する場合もある。
第2回転電機MG2は、ケース2に固定された第2ステータSt2と、第2ステータSt2の径方向内側に回転自在に支持された第2ロータRo2と、を有している。第2ロータRo2は、第2回転電機出力ギヤ37と一体回転するように駆動連結されている。第2回転電機MG2は、電力の供給を受けて動力を発生するモータ(電動機)としての機能と、動力の供給を受けて電力を発生するジェネレータ(発電機)としての機能とを果たすことが可能とされている。そのため、第2回転電機MG2も、蓄電装置と電気的に接続されている。本実施形態では、第2回転電機MG2が、主に車両を走行させるための駆動力を補助するモータとして機能する。なお、車両の減速時等には、第2回転電機MG2が車両の慣性力を電気エネルギーとして回生するジェネレータとして機能する場合もある。
本実施形態においては、動力分配機構PTは、入力軸12と同軸上に配置されたシングルピニオン型の遊星歯車機構によって構成されている。すなわち、動力分配機構PTは、複数のピニオンギヤPを支持するキャリヤCAと、ピニオンギヤPにそれぞれ噛み合うサンギヤS及びリングギヤRと、の3つの回転要素を有している。サンギヤSは、第1回転電機MG1の第1ロータRo1の第1ロータ軸31と一体回転するように駆動連結されている。キャリヤCAは、入力軸12と一体回転するように駆動連結されている。リングギヤRは、分配出力部材21に一体的に形成されている。
動力分配機構PTは、入力軸12に伝達されるエンジン5のトルクを第1回転電機MG1と分配出力部材21とに分配して伝達する。動力分配機構PTにおいては、キャリヤCAに入力軸12が駆動連結される。また、サンギヤSに第1回転電機MG1の第1ロータRo1が駆動連結され、リングギヤRが分配出力部材21に一体的に形成されている。
実施形態に係るハイブリッド駆動装置1では、キャリヤCAに入力軸12を介してエンジン5の正方向のトルクが伝達され、サンギヤS2に第1ロータ軸31を介して第1回転電機MG1が出力する負方向のトルクが伝達される。第1回転電機MG1の負方向のトルクはエンジン5のトルクの反力受けとして機能し、これにより、動力分配機構PTは、入力軸12を介してキャリヤCAに伝達されるエンジン5のトルクの一部を第1回転電機MG1に分配し、エンジン5のトルクに対して減衰されたトルクを、リングギヤRを介して分配出力部材21に伝達する。
ここで、本実施形態においては、分配出力部材21は、動力分配機構PTの径方向外側を包囲するように設けられた略円筒状の部材である。分配出力部材21の内周面21bには、動力分配機構PTのリングギヤRが分配出力部材21と一体的に形成されている。また、分配出力部材21の外周面21aには、出力ギヤ22が分配出力部材21と一体的に形成されている。すなわち、本実施形態においては、動力分配機構PTのリングギヤRと出力ギヤ22とが分配出力部材21の内外周面に一体的に形成されている。これにより、動力分配機構PTのリングギヤRを介して分配出力部材21に伝達されたトルクは、出力ギヤ22を介して車輪14側へ出力可能となっている。
実施形態に係るハイブリッド駆動装置1は、さらにカウンタギヤ機構7を備えている。カウンタギヤ機構7は、出力ギヤ22の回転方向を逆転させるとともに、出力ギヤ22から出力されるトルクを車輪14側へ伝達する。このカウンタギヤ機構7は、カウンタ軸41と、カウンタギヤである第1ギヤ42及び第2ギヤ43と、を有して構成されている。第1ギヤ42は出力ギヤ22と噛み合っている。また、第1ギヤ42は、出力ギヤ22とは周方向の異なる位置で第2回転電機出力ギヤ37とも噛み合っている。第2ギヤ43は、後述する差動歯車機構8が有する差動入力ギヤ46と噛み合っている。したがって、カウンタギヤ機構7は、出力ギヤ22及び第2回転電機出力ギヤ37の回転方向を逆転させるとともに、出力ギヤ22に伝達されるトルク及び第2回転電機MG2のトルクを差動歯車機構8へ伝達させる。
差動歯車機構8は、差動入力ギヤ46を有し、差動入力ギヤ46に伝達されるトルクを複数の車輪14に分配して伝達する。本実施形態では、差動歯車機構8が、互いに噛み合う複数の傘歯車を用いた差動歯車機構とされており、カウンタギヤ機構7の第2ギヤ43を介して差動入力ギヤ46に伝達されるトルクを分配して、それぞれ車軸13を介して左右2つの車輪14に伝達する。なお、この際、差動歯車機構8は第2ギヤ43の回転方向を逆転させて車輪14に伝達する。これにより、ハイブリッド駆動装置1は、前進走行時には、入力軸12(エンジン5)の回転方向と同方向に車輪14を回転させるとともに、入力軸12(エンジン5)及び第2回転電機MG2と同方向のトルクを車輪14に伝達させて車両を走行させる。
なお、実施形態に係るハイブリッド駆動装置1は、図2に示すように、入力軸12、動力分配機構PT、及び、第1回転電機MG1が配置される第1軸A1、第2回転電機MG2が配置される第2軸A2、差動歯車機構8が配置される第3軸A3、並びに、カウンタギヤ機構7が配置される第4軸A4をそれぞれ別に備えた四軸構成となっている。これら第1軸A1、第2軸A2、第3軸A3、及び、第4軸A4は、互いに平行に配置されている。
また、本実施形態においては、分配出力部材21と一体的にパーキングロックギヤ74が形成されている。このパーキングロックギヤ74は、後述するパーキングロック機構50の一部を構成している。
図3は、パーキングロック機構50の構成を説明する斜視図である。図3に示すように、パーキングロック機構50は、アクチュエータ52と、軸部材56と、ディテント部材58と、係合部材62とを有している。軸部材56は、アクチュエータ52に接続されており、アクチュエータ52により回転駆動される。ディテント部材58は、パーキングロック機構50のロック位置であるパーキングロック位置、及び、パーキングロック機構50の非ロック位置に位置決めされるための第1凹状谷部72及び第2凹状谷部73を有するカム面60を外周縁部に備えて、軸部材56の所定位置に相対回転不能に固定されるとともに、その軸心まわりに回動可能に設けられている。係合部材62は、係合部64と固定部66とを両端部に備えた長手平板状のばね材からなる。係合部64は、ディテント部材58のカム面60に向かって付勢されて、カム面60に圧接させられるとともに、第1凹状谷部72及び第2凹状谷部73に選択的に係合される。固定部66は、ボルト70により固定部材68に固定されている。
係合部64は、係合部材62の先端部においてディテント部材58の回動軸心と平行な軸心まわりの回転が可能に支持されるローラである。これにより、係合部64が、第1凹状谷部72内に落ち込むことによりディテント部材58がパーキングロック位置に位置決めされ、第2凹状谷部73内に落ち込むことによりディテント部材58が非パーキングロック位置に位置決めされるようになっている。
また、パーキングロックギヤ74の外周歯76と係合するパーキングロック位置と、外周歯76と係合しない非パーキングロック位置とに回動させられるレバー状のパーキングロックポール78が回動可能に設けられている。パーキングロックポール78は、基端部がピン80によって回動可能に支持されており、外周歯76と係合するための係合歯82を長手方向の中央部に備えるとともに、パーキングロックカム88に摺接させられる摺接部84を先端部に備えており、不図示のリターンスプリングによって非パーキングロック位置、すなわち、外周歯76及び係合歯82が相互に係合しない位置に向かって常時付勢されている。
基端部がディテント部材58に回動可能に連結されたL字状のパーキングロッド94の先端部には、パーキングロックカム88が長手方向へ移動可能に嵌め付けられている。パーキングロックカム88は、テーパ状カム面100を有している。パーキングロッド94の先端部には、パーキングロックカム88を不図示の先端ストッパへ向かって付勢するコイル状のばね90が、パーキングロッド94の先端部の所定位置に固定されたばね受92とパーキングロックカム88との間に介挿されている。そして、このように構成されたパーキングロッド94の先端部は、パーキングロッド94の長手方向(ディテント部材58に回動可能に連結されている軸方向と直交する方向)へ移動可能に支持され、パーキングロックポール78の摺接部84に対してパーキングロックカム88が摺動しつつ移動可能になっている。
そして、パーキングロック機構50は、アクチュエータ52により軸部材56を回転駆動させて、上述した機構を動作させることにより、パーキングロックギヤ74の外周歯76とパーキングロックポール78の係合歯82とが噛み合って係合した状態で、分配出力部材21の回転を強制停止させる。一方、パーキングロックギヤ74の外周歯76とパーキングロックポール78の係合歯82とが噛み合わずに係合が解除された状態で、パーキングロック機構50は分配出力部材21の回転を許容する。
図4は、実施形態に係るハイブリッド駆動装置1のケース2の外面2aにブラケット54を介してアクチュエータ52を取り付けた状態を示した図である。
実施形態に係るハイブリッド駆動装置1においては、第1軸A1に直交する方向において、第1軸A1に対して出力ギヤ22と第1ギヤ42との噛み合い部X1が位置する側とは反対側に位置するケース2の外面2aに、パーキングロック機構50を駆動するためのアクチュエータ52が、アクチュエータ52とは別体に形成されたブラケット54を介して取り付けられている。ブラケット54は、ケース2の外面2aに複数箇所で不図示のボルトによってボルト締結されている。
ここで、図4に示すように、噛み合い部X1での出力ギヤ22と第1ギヤ42との噛み合いを起振源として、出力ギヤ22の軸中心と同じく第1軸A1上に位置する入力軸12を軸支するベアリングを介し、ケース2に伝播していくギヤノイズにおいて、ケース2の外面2aの部位は、前記起振源から近いため振動や音が発生しやすい。
図5は、アクチュエータ52が取り付けられるブラケット54の一例を示した図である。図6は、アクチュエータ52が取り付けられるブラケット54の他例を示した図である。図5及び図6に示すように、ケース2には、パーキングロック機構50のアクチュエータ52に接続された軸部材56を、ケース2の外側から内側に通すための貫通孔を有する円筒部2bが設けられている。そして、ブラケット54には、少なくとも円筒部2bが挿通可能な開口が形成されている。具体的に、図5に示したブラケット54には、円筒部2bとその周辺の一部とが露出するような比較的大きな開口54aが形成されている。一方、図6に示したブラケット54には、円筒部2bの外周と略同程度の大きさの円形の開口54bが形成されている。図5に示したブラケット54のように比較的大きな開口54aを形成することによって、図6に示したブラケット54を用いた場合に対して、共振点を変更したり、軽量化や低コスト化を図ったりすることができる。
また、実施形態に係るハイブリッド駆動装置1においては、ブラケット54の形状を、ケース2におけるギヤノイズ発音部位の振動を抑制するように形成している。具体的には、ケース2のギヤノイズ発音部位を包括するように、ブラケット54とケース2との締結点を3つ設けている。また、ブラケット54の剛性を高めるために、3つの締結点はブラケット外周で繋がっている。
実施形態に係るハイブリッド駆動装置1では、アクチュエータ52とは別体に形成され、且つ、ケース2の外面2aに複数箇所でボルト締結されたブラケット54によって、ギヤノイズの発音部位となるケース2の外面2aの剛性を高めることができ、ギヤノイズの発生を抑制することができる。
1 ハイブリッド駆動装置
2 ケース
2a 外面
5 エンジン
7 カウンタギヤ機構
8 差動歯車機構
21 分配出力部材
22 出力ギヤ
42 第1ギヤ
50 パーキングロック機構
52 アクチュエータ
54 ブラケット
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
A4 第4軸
MG1 第1回転電機
MG2 第2回転電機
PT 動力分配機構

Claims (1)

  1. 第1回転電機と、出力ギヤが設けられた出力部材を有し、エンジンからのトルクを前記第1回転電機と前記出力部材とに分配して伝達する動力分配機構と、が第1軸上に配置され、
    前記出力ギヤと噛み合うカウンタギヤを有するカウンタギヤ機構が第2軸上に配置され、
    前記カウンタギヤ機構に駆動連結される第2回転電機が第3軸上に配置され、
    前記カウンタギヤ機構に駆動連結される差動歯車機構が第4軸上に配置され、
    前記第1回転電機、前記動力分配機構、前記第2回転電機、前記カウンタギヤ機構、前記差動歯車機構、及び、前記出力部材の回転を阻止するパーキングロック機構が、ケースに収容されたハイブリッド駆動装置であって、
    前記第1軸に直交する方向において、前記第1軸に対して前記出力ギヤと前記カウンタギヤとの噛み合い部が位置する側とは反対側に位置する前記ケースの外面に、前記パーキングロック機構を駆動するためのアクチュエータが、該アクチュエータとは別体に形成されたブラケットを介して取り付けられており、
    前記ブラケットは、前記外面に複数箇所でボルト締結されていることを特徴とするハイブリッド駆動装置。
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