JP2020049206A - ゲーム装置 - Google Patents

ゲーム装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020049206A
JP2020049206A JP2019159948A JP2019159948A JP2020049206A JP 2020049206 A JP2020049206 A JP 2020049206A JP 2019159948 A JP2019159948 A JP 2019159948A JP 2019159948 A JP2019159948 A JP 2019159948A JP 2020049206 A JP2020049206 A JP 2020049206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lottery
unit
medium
game
attribute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019159948A
Other languages
English (en)
Inventor
櫻井 隆
Takashi Sakurai
隆 櫻井
伊藤 信也
Shinya Ito
信也 伊藤
高広 吉野
Takahiro Yoshino
高広 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Amusement Co Ltd
Original Assignee
Konami Amusement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Amusement Co Ltd filed Critical Konami Amusement Co Ltd
Priority to JP2019159948A priority Critical patent/JP2020049206A/ja
Publication of JP2020049206A publication Critical patent/JP2020049206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

【課題】遊技者にとって第1抽選の結果をわかりやすくし、ゲーム装置の興趣性を高める。【解決手段】ゲーム装置は、抽選媒体Bを用いて、互いに異なる複数の属性から1つの属性を決定する第1抽選を行う抽選部130と、第1抽選の結果に基づいて、第1抽選の後の抽選媒体Bに1つの属性を表示させる表示部148と、具備する。【選択図】図6

Description

本発明は、ゲーム装置に関する。
球体等の抽選媒体を用いて抽選を行うゲーム装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の抽選装置は、少なくとも2色の色球を抽選部に投入し、当該抽選部の入賞口に入った色球の色を識別し、その識別結果に応じて当たりか否かを判定する。ここで、当該抽選部での抽選を開始する際、表示部の画面上に、当たり球の色等の説明が表示される。また、抽選の結果が当たりである場合、メダルの払い出し動作が実行される。
特開2006−4227号公報
しかし、特許文献1に記載の抽選装置では、払い出されるメダルを目視することのみで遊技者が抽選結果を判断する必要があるため、遊技者にとって抽選結果がわかりづらいという課題がある。以上の事情を考慮して、本発明の好適な態様は、ゲーム装置の興趣性を高めることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係るゲーム装置は、抽選媒体を用いて、互いに異なる複数の属性から1つの属性を決定する第1抽選を行う第1抽選部と、前記第1抽選の結果に基づいて、前記第1抽選の後の前記抽選媒体に前記1つの属性を表示させる表示部と、具備する。
実施形態に係るゲーム装置を例示する外観図である。 ゲーム装置が備えるステーションユニットを上側からみた図である。 ステーションユニットを側方からみた図である。 電子抽選時における表示の一例を示す図である。 電子抽選時における表示の一例を示す図である。 物理抽選部および搬送装置の構成を例示する平面図である。 物理抽選時における表示の一例を示す図である。 物理抽選時における表示の一例を示す図である。 物理抽選の結果に応じて進行するゲームの表示の一例を示す図である。 サテライトユニットを上側からみた図である。 第1テーブルおよび第2テーブルを模式的に示す平面図である。 実施形態に係るゲーム装置の制御系を示すブロック図である。 変形例に係るゲーム装置に用いる抽選媒体の一例を示す図である。 変形例に係るゲーム装置の制御系を示すブロック図である。
本発明を実施するための好適な形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で参照する各図面では、各要素の寸法および縮尺を実際の製品とは便宜的に相違させている場合がある。また、以下に説明する形態は本発明の好適な具体例であり、本発明の範囲は以下の形態に限定されない。
[ゲーム装置]
図1は、実施形態に係るゲーム装置10を例示する外観図である。ゲーム装置10は、例えば娯楽施設(例えばゲームセンターまたはカジノ等)または商業施設(例えばショッピングセンター等)に設置される。ゲーム装置10は、カジノにおいて利用される場合には、ゲーミングマシンと称呼されることもある。
遊技者は、遊技価値(価値媒体)を消費することでゲーム装置10によるゲームをプレイすることができる。遊技価値は、例えばトークンコイン(メダル)、コイン(貨幣)もしくはチケット等の有体の価値媒体、または、クレジットもしくはポイント等の無体の価値媒体である。遊技価値は、ゲームトークンまたは代用貨幣とも換言される。遊技価値の消費を条件として、遊技者はゲーム装置10によるゲームをプレイすることができる。なお、トークンコイン等の有体の遊技価値とクレジット等の無体の遊技価値との何れかを遊技者が選択して消費できるようにしてもよい。
また、ゲーム装置10によるゲームをプレイした結果に応じて遊技価値が報酬として遊技者に付与される。ゲームのプレイのために消費される遊技価値と、報酬として遊技者に付与される遊技価値とは、同種および異種の何れでもよい。例えば、所定数のトークンコインの投入によりゲームのプレイを開始した場合を想定すると、プレイの結果に応じた枚数のトークンコイン(同種の遊技価値)を遊技者に付与してもよいし、プレイの結果に応じた枚数のチケット(異種の遊技価値)を遊技者に付与してもよい。なお、遊技価値の消費(spend)は、遊技価値の投入とも換言され、遊技価値の付与は、遊技価値の払出とも換言される。
なお、クレジット等の無体の遊技価値が報酬として遊技者に付与された場合、例えば所定の操作を契機として、当該報酬をトークンコイン等の有体の遊技価値に変換して遊技者に払い出してもよい。また、クレジット等の無体の遊技価値は、遊技者の識別情報に対応付けられた状態で管理装置により電子的に管理される。管理装置は、例えば娯楽施設または商業施設に設置されたコンピュータである。遊技者は、管理装置が管理する無体の遊技価値の一部または全部をゲームにおいて消費し、または、報酬として付与された無体の遊技価値を管理装置に預け入れることが可能である。
遊技価値には固定の価値が設定される。ただし、記憶回路(例えばICタグ)に遊技価値の数量または当該数量を表す識別情報を記憶し、または、遊技価値の数量を表すコード(例えばバーコードまたはQRコード(登録商標))を遊技価値に印刷することで、遊技価値の価値を可変値としてもよい。遊技者に付与された遊技価値を景品等の各種の物品に交換してもよい。なお、第1実施形態では、プレイのために消費される遊技価値と、プレイの結果に応じた報酬として遊技者に付与される遊技価値とがトークンコインである場合を想定する。
ゲーム装置10では、遊技体を利用したゲームが実行される。例えば、遊技価値の消費により遊技体がゲームに利用される。例えば、遊技価値の消費に応じた遊技体がゲームフィールドに投入される。消費された有体の遊技価値をそのまま遊技体としてゲームに利用してもよいし、消費された有体の遊技価値とは別個の遊技体をゲームに利用してもよい。例えば、遊技者が投入したトークンコインをそのまま遊技体としてゲームに利用してもよいし、遊技者が投入したトークンコインとは別個のコインを遊技体としてゲームに利用してもよい。消費された遊技価値とは別種の遊技体をゲームに利用する構成では、遊技価値の消費量と、当該消費によりゲームに利用される遊技体の数量との関係は、適宜に変更され得る。例えば、1枚のトークンコインの消費と引換に2個の遊技体が投入されてもよいし、1枚のトークンコインの消費と引換に1個の遊技体が投入されてもよい。また、クレジット等の無体の遊技価値の消費により遊技者がゲームをプレイする場合には、例えば所定の操作子(図示略)を遊技者が操作することで遊技体がゲームフィールドに投入される。
ゲーム装置10では、少なくとも1つの抽選が実行される。当該少なくとも1つの抽選には、抽選媒体を利用した抽選が含まれる。抽選媒体は、抽選に用いる遊技体である。すなわち、前述のように定義される遊技体のうち、抽選に用いる遊技体を特に抽選媒体という。抽選媒体は、抽選以外のゲームにも用いてよい。換言すると、抽選媒体は、抽選以外のゲームに用いる遊技体をそのまま抽選媒体として抽選に利用してもよいし、抽選以外のゲームに用いる遊技体とは別個の遊技体を抽選媒体として抽選に利用してもよい。
遊技体の形状は、任意である。遊技体は、例えばトークンコインまたはコインのように円板状でもよいし、ボールや直方体のように立体状でもよい。本実施形態では、円板状をなす遊技体と、姿勢(orientation)によらず転動可能な遊技体(抽選媒体)と、を用いる場合を例示して説明する。姿勢によらず転動可能な遊技体の典型例は球体であるが、例えば切頂多面体のような略球状の多面体も、姿勢によらず転動可能な媒体の概念に包含される。
ゲーム装置10は、1つのセンターユニットCNと、4個のサテライトユニットSAと、16個のステーションユニットSTと、を有する。ここで、4個のサテライトユニットSAは、センターユニットCNの下部の周囲を囲んで配置される。各サテライトユニットSAには、4個のステーションユニットSTが組み合わされる。16個のステーションユニットSTは、4個のサテライトユニットSAからなる集合体の周囲を囲んで配置される。図1の例示では、センターユニットCNを中心とする周方向で互いに隣り合う2個のサテライトユニットSAの間には、スペーサSPが配置される。なお、ゲーム装置10が有するサテライトユニットSAおよびステーションユニットSTのそれぞれの数は、前述の数に限定されず、任意である。スペーサSPは、必要に応じて配置すればよく、省略してもよい。
各ステーションユニットSNは、メダルゲーム、電子抽選および物理抽選を遊技者に対して提供する。後に詳述するが、当該メダルゲームは、円板状の遊技体(メダル)を用いるプッシャーゲームである。当該電子抽選は、当該メダルゲームの結果に応じて実行される。ステーションユニットSNにおける物理抽選は、球状の遊技体を抽選媒体として用いる抽選であるボール抽選であり、当該電子抽選の結果に応じて実行される。サテライトユニットSAは、4個のステーションユニットSTに共用される物理抽選を遊技者に対して提供する。後に詳述するが、ステーションユニットSTにおける物理抽選は、ステーションユニットSNにおける物理抽選の使用後の遊技体(ボール)を抽選媒体として用いることが可能なボール抽選である。センターユニットCNは、16個のステーションユニットSTに共用される抽選を遊技者に対して提供する。センターユニットCNにおける抽選は、ステーションユニットSTにおける遊技結果に応じて実行される。センターユニットCNにおける抽選は、いかなる抽選であってもよく、電子抽選であっても物理抽選であってもよい。以下、ステーションユニットSTおよびサテライトユニットSAについて詳述する。なお、センターユニットCNにおける抽選についての詳細な説明は省略する。
[ステーションユニットST]
図2は、ゲーム装置10が備えるステーションユニットSTを上側からみた図である。図3は、ステーションユニットSTを側方からみた図である。図3では、ゲームフィールド110の主要部のみが図示される。図2および図3に例示される通り、ステーションユニットSTは、ゲームフィールド110と電子抽選部120と物理抽選部130と搬送装置140および150と誘導部160とを具備する。以下、ステーションユニットSTの各部を順次説明する。なお、図2および図3に例示される通り、以下の説明では、ゲームフィールド110の左右方向をX方向と表記し、前後方向をY方向と表記し、鉛直方向をZ方向と表記する。X方向の正側が遊技者からみて右側であり、X方向の負側が遊技者からみて左側である。また、Y方向の正側が前方(遊技者からみて手前側)であり、Y方向の負側が後方(遊技者からみて奥側)である。X-Y平面は、水平面に相当する。また、Z方向の正側が上方であり、Z方向の負側が下方である。
[ゲームフィールド110]
ゲームフィールド110は、メダルゲームが実行される空間である。ゲームフィールド110には、テーブル111とプッシャーテーブル112と投入部113とが設置される。テーブル111は、略水平に固定された平板状の部材である。プッシャーテーブル112は、テーブル111の面上で前後方向(図2および図3に示す方向AおよびB)に往復する構造体である。テーブル111の上面およびプッシャーテーブル112の上面からなるフィールドFには、複数の遊技体Mが無作為に載置される。投入部113は、操作パネル(図示略)に対する遊技者からの操作に応じてプッシャーテーブル112の面上に遊技体Mを順次に供給する。また、プッシャーテーブル112上には、供給部(図示略)から、ゲーム装置10における抽選結果に応じた複数の遊技体Mが供給される。なお、当該供給部からテーブル111上に遊技体Mを供給する構成も採用され得る。
プッシャーテーブル112に対して上方には、プッシャーテーブル112の面に対して遊技体Mの厚さよりも小さい隙間を介して対向する壁部115が設置される。したがって、プッシャーテーブル112が前方(遊技者からみて手前側)に移動したときにプッシャーテーブル112の面上に投入された遊技体Mは、プッシャーテーブル112が後方に移動するときに壁部115に押され、その影響で、プッシャーテーブル112の端部の遊技体Mがテーブル111の面上に落下する。テーブル111上に供給された遊技体Mがプッシャーテーブル112に押されて移動すると、その遊技体Mによって押された既存の遊技体Mが順次に移動してテーブル111の端部(周縁)から落下する。
ここで、遊技体Mは、テーブル111の面の前方側(遊技者からみて手前側)の端である前端E1から落下するか、または、テーブル111の面の遊技者からみて右側または左側の端である側端から落下する。遊技体Mがテーブル111の面の前端から落下した場合、その遊技体Mの個数に応じた報酬が遊技者に付与される。例えば、遊技体Mの個数に応じた数値が報酬として遊技者のクレジットに加算される。なお、遊技体Mの個数に応じた数量のコインを払出口(図示略)から報酬として排出してもよい。他方、遊技体Mがテーブル111の面の側端から落下した場合、その遊技体Mは、ゲーム装置10の内部に貯留される。この場合は、いわゆる「親落ち」であり、遊技者に報酬は付与されない。
図3に例示される通り、プッシャーテーブル112の前方側の端面と上面とを繋ぐ面116は、前方側が低くなるように傾斜する。したがって、プッシャーテーブル112の上面上からテーブル111に向けて落下する遊技体Mは、面116に沿って滑る。ここで、図2に例示される通り、面116には、3つの孔117が設けられる。3つの孔117は、X方向に互いに間隔を空けて配置される。各孔117は、遊技体Mの直径を上回る内径の円形をなす孔である。したがって、遊技体Mは、孔117を通過可能である。このため、プッシャーテーブル112の上面上からテーブル111に向けて落下する遊技体Mは、テーブル111の面上に至る場合と孔117に進入する場合とがある。
各孔117内には、遊技体Mの通過を検出する検出器(図示略)が設置される。この検出器(チェッカ)が遊技体Mの通過を検出すると、電子抽選部120の抽選処理が実行される。このため、孔117を通過することを目標として遊技者が遊技体Mの投入(操作子の操作)の時点を調整するという興趣性が実現される。
[電子抽選部120]
電子抽選部120は、電子抽選を実行するための電子機器である。電子抽選部120は、表示パネル121を具備する。表示パネル121は、例えば、液晶パネル等を含んで構成される。電子抽選部120は、表示パネル121にスロットを表示し、スロットゲームを実行する。前述のゲームフィールド110において遊技体Mが孔117に進入すると、表示パネル121がスロットを表示し、スロットゲームが実行される。このスロットゲームは、例えば、3個のシンボルが揃うと入賞となる。
図4および図5は、ぞれぞれ、電子抽選(電子抽選部120での抽選)時における表示の一例を示す図である。電子抽選部120で実行されるスロットゲームにおいて、図4または図5に例示される通り、シンボルS1またはS2が3つ揃うと、抽選媒体Bが物理抽選部130に供給され、物理抽選部130における抽選処理が実行される。図4に例示されるシンボルS1は、「通常ボール」を示すシンボルである。このシンボルS1が3つ揃うと、物理抽選部130における通常抽選処理が実行される。このとき、物理抽選部130に供給される抽選媒体Bを「通常ボール」ともいう。図5に例示されるシンボルS2は、「特別ボール」を示すシンボルである。このシンボルS2が3つ揃うと、物理抽選部130の特別抽選処理が実行される。このとき、物理抽選部130に供給される抽選媒体Bを「特別ボール」ともいう。
[物理抽選部130]
図6は、物理抽選部130および搬送装置140の構成を例示する平面図である。物理抽選部130は、抽選媒体Bを用いる物理抽選(ボール抽選)を実行するための機構である。抽選媒体Bは、光透過性を有する球体であり、例えば、樹脂材料またはガラス材料で構成される。また、抽選媒体Bは、後述する光源148a、148bおよび148cからの光による意匠的な演出を高める観点から、光散乱性を有することが好ましい。当該光散乱性は、例えば、抽選媒体Bを構成する材料に粒子を添加することで得ることができる。物理抽選部130は、表示パネル121と抽選皿131と供給路136とを具備する。ここで、表示パネル121は、前述の電子抽選部120と共用される。
抽選皿131は、例えば樹脂材料で構成される皿状の部材である。抽選皿131の中央には、上下方向(Z方向)に貫通する孔132が設けられる。孔132は、抽選媒体Bの直径を上回る内径の円形をなす孔である。したがって、抽選媒体Bは、孔132を通過可能である。孔132内には、抽選媒体Bの通過を検出する検出器135が設置される。抽選皿131の上面には、抽選媒体Bを孔132へ誘導する湾曲面133が設けられる。また、抽選皿131の上面には、湾曲面133よりも外周側に、孔132以外の位置から抽選媒体Bが落下するのを防止するガードレール134が設置される。供給路136は、抽選皿131の上面上に抽選媒体Bを誘導する。ここで、供給路136は、孔132よりも外周側の位置に周方向に向けて抽選媒体Bを抽選皿131の上面上に供給する。抽選皿131の上面上に供給された抽選媒体Bは、湾曲面133に誘導されて孔132に進入する。物理抽選部130では、検出器135が孔132内の抽選媒体Bの通過を検出するタイミングを契機として抽選結果を決定するルーレットゲームが実行される。
図7および図8は、それぞれ、物理抽選(物理抽選部130での抽選)時における表示の一例を示す図である。物理抽選部130は、図7または図8に例示される通り、表示パネル121に表示されるルーレットを用いた抽選を実行する。当該ルーレットは、周方向に並んで配置される複数の領域を有し、前述の検出器135での検出を契機として、特定の方向を向く領域(図7および図8に示す矢印が指し示す領域)を選択し、抽選結果を決定する。
物理抽選部130における通常抽選処理では、後述するストッパー146を開放するか否か等が決定される。当該通常抽選処理時に用いられるルーレットは、図7に例示される通り、複数種の領域RaおよびRbを含む。領域Raは、搬送装置140の後述するストッパー146を開放すること(後述する第1状態から第2状態とすること)を示す。領域Rbは、当選時の配当を増加させることを示す。図7は、後述するゲームモードが緑色モードである場合を例示する。なお、物理抽選部130における通常抽選処理時に用いられるルーレットは、少なくとも1つの領域Raを含んでいればよく、他の領域の抽選結果は任意である。
物理抽選部130における特別抽選処理では、互いに異なる複数の属性から1つの属性が決定される。本実施形態では、当該属性は、色である。当該特別抽選処理時に用いられるルーレットは、図8に例示される通り、互いに異なる色を示す複数種の領域R1、R2、R3、R4およびR5を含む。当該色としては、例えば、赤、青、緑および黄等が挙げられる。ゲーム装置10は、特別抽選処理で決定された色に応じて、ゲームの状態を変化させる。例えば、特別抽選処理で選択された色に応じて、後述する表示部148の表示色(属性)が変更される。ここで、例えば、表示部148の表示色が緑色である場合、ゲーム装置10のゲームモードが緑色モードとなる。同様に、表示部148の表示色が赤色、青色または黄色等である場合、ゲーム装置10のゲームモードが赤色モード、青色モードまたは黄色モード等となる。当該ゲームモードの属性(色)は、後続する特別抽選処理での属性の決定があっても、先行する特別抽選処理で用いた抽選媒体BがサテライトユニットSAでの抽選に用いられて所定条件を満たすまで(後述する内側抽選部210の抽選結果を反映した外側抽選部220の抽選が完了するまで)維持される。なお、物理抽選部130における特別抽選処理時に用いられるルーレットの領域の数および配置等は、図8の例示に限定されず、任意である。
図9は、物理抽選の結果に応じて進行するゲームの表示の一例を示す図である。物理抽選部130は、図9に例示される通り、表示パネル121に表示される複数の領域P0、P1、P2、P3、P4、P5およびP6を用いたビンゴゲームを実行する。当該ビンゴゲームは、前述の特別抽選処理の結果に応じて進行する。具体的に説明すると、領域P1、P2、P3、P4、P5およびP6は、この順に、領域P0を中心として周方向に並んで配置される。ここで、領域P1と領域P4との間には、領域P0が配置される。領域P2と領域P5との間には、領域P0が配置される。領域P3と領域P6との間には、領域P0が配置される。領域P1、P2、P3、P4、P5およびP6は、この順で、特別抽選処理ごとに1つずつ選択され、特別抽選の結果である属性が反映される。
本実施形態では、選択された領域の色が特別抽選処理の結果と同じ色となる。図9は、領域P1が選択される場合を例示する。この場合、図9に二点鎖線で例示される通り、領域P1の次に領域P2が選択される。以上の領域P0、P1、P2、P3、P4、P5およびP6を用いたビンゴゲームは、領域P0を挟んで並ぶ2つの領域の色が揃った場合、当選となる。この結果、例えば、当該ビンゴゲームまたは他の抽選の当選時の配当を増加させる処理が実行される。このビンゴゲームの当選の結果は、当選が確定した直後だけでなく、後に当該2つの領域の色が揃わなくなるまで維持され、ゲームの進行に応じて報酬が付与され続ける。したがって、領域P0を挟んで色の揃った2つの領域が最大で3組現れ得るため、最大で3組分の報酬が付与され得る。
なお、領域P1、P2、P3、P4、P5およびP6のうちから選択する領域の数は、2以上であってもよいし、変動してもよい。例えば、ビンゴゲームの実施回数が所定数を超えてもビンゴゲームでの当選がなかった場合等の特定条件を満たす場合、当該数を増加させてもよい。また、当該数が2以上である場合、どの領域を選択するかは、任意である。また、前述の説明では、物理抽選部130での特別抽選処理の結果に応じて前述のビンゴゲームが進行する場合を例に説明したが、これに限定されない。例えば、後述するサテライトユニットSAでの抽選結果(より具体的には後述する外側抽選部210での抽選)に応じて前述のビンゴゲームを進行させてもよい。この場合、外側抽選部210での抽選結果が無属性である場合、選択された領域の属性が選択前の属性のまま維持される。
[搬送装置140]
図6に例示される搬送装置140は、抽選媒体Bを物理抽選部130からゲームフィールド110における相異なる複数の位置に切り替えて搬送する機構である。本実施形態では、後述するように、テーブル111の前端E1よりも前方側に領域に誘導部160が配置されており、搬送装置140は、物理抽選部130からテーブル111の上または誘導部160の上に切り替えて搬送する。図6に例示される通り、搬送装置140は、第1搬送部141と第2搬送部142と受け部144と分配部145とストッパー146と検出器147と表示部148とを具備する。
第1搬送部141は、テーブル111よりも上方に配置され、抽選媒体Bを後述する誘導部160の上に直接的に投入するための搬送路である。ここで、ゲーム装置10でゲームをプレイする遊技者は、テーブル111よりも+Y方向側の位置において、テープル111を見下ろす。したがって、第1搬送部141は、遊技者から見てテーブル111と重なる位置に配置される。また、第1搬送部141は、テーブル111の面上の中心よりも遊技者に近い位置に配置される。ここで、第1搬送部141とテーブル111との間の距離は、例えば20cm以上30cm以下程度である。
第1搬送部141は、抽選媒体Bを第1投入部1411と、搬送路1412と、を有する。第1投入部1411は、抽選媒体Bを誘導部160に向けて排出する出口である。図6に例示される第1投入部1411は、誘導部160に対して抽選媒体Bの直径を上回る距離を隔てて上方に位置する。また、図6に例示される第1投入部1411は、抽選媒体Bの直径を上回る内径の円環状をなす。したがって、抽選媒体Bは、第1投入部1411の内側を通過可能である。搬送路1412は、抽選媒体Bを第1投入部1411に向けて搬送する搬送路である。図6に例示される搬送路1412は、抽選媒体Bの直径を下回る間隔で並行に配置される2つのレールで構成される。また、図6に例示される搬送路1412は、第1投入部1411側の端が他方の端よりも低くなるように傾斜して配置される。したがって、搬送路1412の上に供給される抽選媒体Bは、搬送路1412に沿って第1投入部1411に向けて移動する。図6の例示では、搬送路1412は、上方からみたときに曲がった形状をなす。なお、第1搬送部141は、図6の例示にされる構成に限定されず、例えば、U字溝またはV字溝を有する搬送路を用いた構成でもよい。
第2搬送部142は、テーブル111よりも上方に配置され、抽選媒体Bをテーブル111の上に投入するための搬送路である。第2搬送部142は、第2投入部1421と搬送路1422とを有する。第2投入部1421は、抽選媒体Bをテーブル111に向けて排出する出口である。図6に例示される第2投入部1421は、テーブル111に対して抽選媒体Bの直径を上回る距離を隔てて上方に位置する。図6に例示される第2投入部1421は、抽選媒体Bの直径を上回る内径の円環状をなす。したがって、抽選媒体Bは、第2投入部1421の内側を通過可能である。搬送路1422は、抽選媒体Bを第2投入部1421に向けて搬送する搬送路である。図6に例示される搬送路1422は、抽選媒体Bの直径を下回る間隔で並行に配置される2つのレールで構成される。また、図6に例示される搬送路1422は、第2投入部1421側の端が他方の端よりも低くなるように傾斜して配置される。したがって、搬送路1422の上に供給される抽選媒体Bは、搬送路1422に沿って第2投入部1421に向けて移動する。図6の例示では、搬送路1422は、上方からみたときに直線的に延びる形状をなす。また、搬送路1422は、テーブル111と前述の第1搬送部141の搬送路1412との間を通る。ここで、搬送路1412と搬送路1422との間の距離は、搬送路1422の上を移動する抽選媒体Bが搬送路1412に接触しない程度である。なお、第2搬送部142は、図6の例示にされる構成に限定されず、例えば、U字溝またはV字溝を有する搬送路を用いた構成でもよい。
受け部144は、前述の物理抽選部130の抽選皿131の孔132を通過した抽選媒体Bを受けて分配部145に向けて搬送するための搬送路である。図6に例示される受け部144は、抽選媒体Bの直径を下回る間隔で並行に配置される2つのレールで構成される。また、図6に例示される受け部144は、分配部145側の端が他方の端よりも低くなるように傾斜して配置される。したがって、受け部144の上に供給される抽選媒体Bは、受け部144に沿って分配部145に向けて移動する。受け部144は、前述の第1搬送部141および第2搬送部142よりも上側に配置される。なお、受け部144は、図6の例示にされる構成に限定されず、例えば、U字溝またはV字溝を有する搬送路を用いた構成でもよい。
分配部145は、受け部144からの抽選媒体Bを第1搬送部141または第2搬送部142に切り替えて供給するための機構である。ここで、前述の物理抽選部130で特別抽選処理が実行された場合、分配部145は、第1搬送部141に抽選媒体Bを供給する。前述の物理抽選部130で通常抽選処理が実行された場合、分配部145は、第2搬送部142に抽選媒体Bを供給する。
分配部145は、搬送路1451と、受け部1452と、搬送路1453と、を有する。搬送路1451は、前述の受け部144からの抽選媒体Bを受け部1452に搬送するための搬送路である。図6に例示される搬送路1451は、受け部144の搬送路を延長するように配置され、抽選媒体Bの直径を上回る幅の矩形の溝を有する形状をなす部材である。受け部1452は、搬送路1451からの抽選媒体Bを受ける部材である。図6に例示される受け部1452は、上方および一方の側方に開放する箱状をなす部材である。ここで、受け部1452の底面は、当該一方の側方側が低くなるように傾斜している。図6に例示される受け部1452は、搬送路1451に固定され、搬送路1451とともに、図6に示す方向CおよびDに往復可能に配置される。受け部1452は、アクチュエーター(図示略)の駆動力により、第1搬送部141の搬送路1412に接続する状態と、搬送路1453に接続する状態と、が切り替えられる。搬送路1453は、受け部1452からの抽選媒体Bを第2搬送部142の搬送路1422に供給する搬送路である。図6に例示される搬送路1453は、搬送路1422側の一方の端が他方の端よりも低くなるように傾斜する傾斜面を含んで構成される。なお、分配部145は、物理抽選部130からの抽選媒体Bを第1搬送部141または第2搬送部142に切り替えて供給することができればよく、図6に例示される構成に限定されず、例えば、抽選媒体Bの搬送方向を切り替えるフラップのような部材を有して構成されてもよい。
ストッパー146は、第1搬送部141の搬送路1412の上で抽選媒体Bを停止させる第1状態と搬送させる第2状態とを切替可能な部材である。ここで、ストッパー146は、前述の物理抽選部130の抽選結果に基づいて、第1状態と第2状態とが切り替えられる。より具体的には、物理抽選部130での通常抽選処理においてストッパー146を開放すること示す結果が得られた場合、ストッパー146は、抽選媒体Bが誘導部160に落下可能な所定時間にわたって第2状態となり、その後第1状態に戻る。
図6に例示されるストッパー146は、第1搬送部141の第1投入部1411に配置され、中心軸まわりに回転可能な円板の周方向での一部を欠損させた部材である。ストッパー146は、アクチュエーター(図示略)により回転(図6にて反時計まわりに回転)され、前述の第1状態と第2状態とを切り替える。図6に例示される形態のストッパー146は、第1搬送部141に並んで待機する複数の抽選媒体Bを1つずつ第1投入部1411から落下させるのに好適である。図6では、第1状態のストッパー146が例示される。なお、ストッパー146は、図6に例示される構成に限定されず、例えば、フラップのような部材を有して構成されてもよい。フラップのような部材を用いた構成は、第1搬送部141に並んで待機する複数の抽選媒体Bをまとめて第1投入部1411から落下させるのに好適である。
検出器147は、第1搬送部141の第1投入部1411を通過する抽選媒体Bを検出するセンサーである。当該センサーは、例えば、光学センサー等の非接触型センサー、または機械式スイッチ等の接触型センサー等である。
表示部148は、第1搬送部141の搬送路1412の上にある抽選媒体Bに属性を表示させるための回路である。表示部148は、前述の物理抽選部130の抽選結果に基づいて属性を抽選媒体Bに表示させる。本実施形態の表示部148は、抽選媒体Bに光を照射することで、属性の一例である色を抽選媒体に表示させる。表示部148は、搬送路1412に沿って配置される光源148a、148bおよび148cを有する。光源148aは、ストッパー146で停止される抽選媒体Bに光を照射する。光源148bは、ストッパー146で停止される抽選媒体Bに後続して停止される抽選媒体B、または、搬送路1412の上を移動する抽選媒体Bに光を照射する。光源148cは、搬送路1412の上を移動する抽選媒体Bに光を照射する。光源148a、148bおよび148cは、それぞれ、例えば、LED(light emitting diode)を含み、複数の色を切り替えて抽選媒体Bに照射することが可能に構成される。例えば、光源148a、148bおよび148cは、それぞれ、赤色、緑色および青色に発光するLEDを含み、これらの色の輝度のバランスを調整することで発光する色を切り替える。光源148a、148bおよび148cが発光する色は、互いに同じでも異なってもよいが、搬送路1411の上に複数の抽選媒体Bが存在する場合、抽選媒体Bごとに属性を表示可能であることが好ましい。
[搬送装置150]
搬送装置150は、誘導部160からの抽選媒体BをサテライトユニットSAに向けて搬送するための機構である。搬送装置150は、例えば、搬送スクリュー、搬送ベルト、スロープのうちの1つまたは複数を含んで構成される。
[誘導部160]
誘導部160は、テーブル111または第1投入部1411から落下した抽選媒体Bを搬送装置150に誘導するための搬送路である。誘導部160は、例えば、テーブル111の前端E1よりも下方において、前端E1に沿って配置される。ここで、誘導部160の上面は、搬送装置150側が低くなるように傾斜する。したがって、誘導部160の上に供給される抽選媒体Bは、搬送装置150に向けて移動する。ここで、誘導部160は、テーブル111から落下する遊技体Mを回収する回収部(図示略)の妨げにならないように構成される。なお、誘導部160は、図6に例示される構成に限定されず、例えば、1対のレールを有して構成されてもよい。以上の誘導部160により搬送装置150に誘導された抽選媒体Bは、搬送装置150によりサテライトユニットSAに搬送され、サテライトユニットSAでの抽選に用いられる。
[サテライトユニットSA]
図10は、サテライトユニットSAを上側からみた図である。図10に例示される通り、サテライトユニットSAは、内側抽選部210と外側抽選部220と投入部230および240と搬送部250と供給部260および270とを具備する。以下、サテライトユニットSAの各部を順次説明する。
[内側抽選部210および外側抽選部220]
内側抽選部210は、外側抽選部220の当選条件を変動させる抽選を実行する。内側抽選部210での抽選は、特別ボールとなった抽選媒体Bが前述のステーションユニットSTにおいて誘導部160に落下した場合、その落下した抽選媒体Bを用いて実行される。これに対し、外側抽選部220は、センターユニットCNでの抽選の実行を当選とする抽選を実行する。外側抽選部220での抽選は、内側抽選部210での抽選を実行した場合、これに連動して実行される。また、外側抽選部220での抽選は、通常ボールとなった抽選媒体Bが前述のステーションユニットSTにおいて誘導部160に落下した場合、その落下した抽選媒体Bを用いて実行される。
このように、内側抽選部210および外側抽選部220は、それぞれ、抽選媒体Bを用いる物理抽選(ボール抽選)を実行するための機構である。ただし、内側抽選部210で用いる抽選媒体Bは、ステーションユニットSTにおいて特別ボールとなった抽選媒体B、すなわち物理抽選部130での抽選後に属性が表示された抽選媒体Bである。これに対し、外側抽選部220で用いる抽選媒体Bは、ステーションユニットSTにおいて通常ボールとなった抽選媒体B、すなわち物理抽選部130での抽選後に属性が表示されない抽選媒体Bであるか、または、供給部260または270からの抽選媒体Bである。
内側抽選部210は、第1テーブル211を含んで構成される。第1テーブル211は、略水平な上面を有し、平面視で円形をなす部材である。第1テーブル211には、周方向に並んで配置される複数の孔212が第1テーブル211の上面に開口して設けられる。孔212は、抽選媒体Bの直径を上回る内径の円形をなす孔である。したがって、抽選媒体Bは、孔212内に進入可能である。孔212に進入した抽選媒体Bは、回収部(図示略)に回収される。孔212内には、抽選媒体Bの進入を検出する検出器(図示略)が設置される。第1テーブル211の上面には、孔212ごとに、抽選媒体Bを孔212へ誘導する湾曲面213が設けられる。また、第1テーブル211の上面には、抽選媒体Bが外方へ飛び出すのを防止するガードレール214が第1テーブル211の外周に沿って設置される。
外側抽選部220は、第2テーブル221を含んで構成される。第2テーブル221は、略水平な上面を有し、平面視で第1テーブル211を囲む円環をなす部材である。第2テーブル221には、周方向に並んで配置される複数の孔222が第2テーブル221の上面に開口して設けられる。孔222は、抽選媒体Bの直径を上回る内径の円形をなす孔である。したがって、抽選媒体Bは、孔222内に進入可能である。孔222に進入した抽選媒体Bは、回収部(図示略)に回収される。孔222内には、抽選媒体Bの進入を検出する検出器(図示略)が設置される。第2テーブル221の上面には、孔222ごとに、抽選媒体Bを孔222へ誘導する湾曲面223が設けられる。また、第2テーブル221の上面には、抽選媒体Bが外方へ飛び出すのを防止するガードレール224が第2テーブル221の外周に沿って設置される。
図11は、第1テーブル211および第2テーブル221を模式的に示す平面図である。図11に例示される通り、第2テーブル221の複数の孔222には、物理抽選部130での抽選に用いる複数の属性に対応する属性が適宜割り当てられる。この割り当ては、内側抽選部210の抽選結果に応じて変更される。図11に例示される第2テーブル221の各孔222の周囲には、LED等を含んで構成される表示部225が設けられており、表示部225が孔222に割り当てられた属性(色)を表示する。ここで、ゲームモードの属性と同一の属性が表示される孔222が当選孔となる。当選孔となる孔222に抽選媒体Bが進入すると、センターユニットCNでの抽選が実行される。一方、第1テーブル211の複数の孔212には、数の増加を示す情報が適宜割り当てられる。この割り当ては、固定でも可変でもよい。図11の例示では、複数の孔212に「+1」、「+2」、「+3」、「+4」および「+5」の表示が割り当てられる。孔212に抽選媒体Bが進入すると、その孔212に表示される情報(数)に応じて、第2テーブル221の孔222の当選孔となる数を増加させる。この結果、外側抽選部220での当選確率が上がる。図11では、第1テーブル211を用いた抽選で「+3」の結果が得られた後の第2テーブル221の状態が例示される。
[投入部230および240]
図10に例示される投入部230は、抽選媒体Bを前述の第1テーブル211の上面上に投入するための機構である。投入部230は、受け部231と投入路232とを具備する。受け部231は、搬送部250から抽選媒体Bを受けて投入路232に供給する。投入路232は、抽選媒体Bの直径を下回る間隔で並行に配置される2つのレールで構成される。また、投入路232は、第1テーブル211側の端が他方の端よりも低くなるように傾斜して配置される。したがって、投入路232の上に供給される抽選媒体Bは、投入路232に沿って移動し、第1テーブル211の上面上に落下する。なお、投入部230は、図10の例示にされる構成に限定されず、例えば、U字溝またはV字溝を有する搬送路を用いた構成でもよい。
図10に例示される投入部240は、抽選媒体Bを前述の第2テーブル221の上面上に投入するための機構である。投入部240は、受け部241と投入路242とを具備する。受け部241は、搬送部250から抽選媒体Bを受けて投入路242に供給する。投入路242は、抽選媒体Bの直径を下回る間隔で並行に配置される2つのレールで構成される。また、投入路242は、第2テーブル221側の端が他方の端よりも低くなるように傾斜して配置される。したがって、投入路242の上に供給される抽選媒体Bは、投入路242に沿って移動し、第2テーブル221の上面上に落下する。なお、投入部240は、図10の例示にされる構成に限定されず、例えば、U字溝またはV字溝を有する搬送路を用いた構成でもよい。
[搬送部250]
搬送部250は、供給部260または270から前述のステーションユニットSTの物理抽選部130に抽選媒体Bを搬送したり、前述のステーションユニットSTの搬送装置150から投入部230または240に搬送したりする機構である。ここで、前述の内側抽選部210での抽選が実行される場合、搬送部250は、搬送装置150から投入部230に抽選媒体Bを搬送する。また、前述の外側抽選部220での抽選が実行される場合、搬送部250は、搬送装置150から投入部240に抽選媒体Bを搬送するか、または、供給部260または270から投入部240に抽選媒体Bを搬送する。したがって、外側抽選部220での抽選に用いられる抽選媒体B(B2)は、内側抽選部210での抽選に用いられる抽選媒体B(B1)と別体であり、内側抽選部210での抽選に用いられる抽選媒体B(B1)とは異なる経路で外側抽選部220に供給される。このため、内側抽選部210での抽選の実行後に外側抽選部220での抽選を実行する場合でも、内側抽選部210による抽選後の抽選媒体Bを外側抽選部220に搬送する構成と比較して、両抽選部間の搬送に要する時間が不要となるため、これらの抽選を迅速に実行することができる。
搬送部250は、レール251とスライダー252と受け部253とを具備する。レール251は、第2テーブル221の外側に第2テーブル221の外周に沿って配置される円環状をなす部材である。スライダー252は、駆動部(図示略)の駆動力によりレール251の上をレール251に沿って移動する部材である。受け部253は、スライダー252に設置され、抽選媒体Bを搬送装置150、供給部260または270から物理抽選部130、投入部230または240に受け渡す部材である。
[供給部260および270]
供給部260および270は、それぞれ、回収部(図示略)から搬送部250に抽選媒体Bを供給する機構である。供給部260および270は、それぞれ、例えば、搬送スクリューを含んで構成される。なお、供給部260および270に用いる抽選媒体Bは、互いに同種でも異種でもよい。異種の場合、例えば、内側抽選部210および外側抽選部220の抽選状況に応じて、供給部260または270を選択して用いることができる。
[ゲーム装置10の制御系]
図12は、実施形態に係るゲーム装置10の制御系を示すブロック図である。図10に例示される通り、ゲーム装置10は、プロセッサー81と記憶装置82と検出装置83と表示装置84と駆動装置85とを含む。記憶装置82は、例えば、プログラムPG1および属性情報D1を含む各種情報を記録するハードディスクドライブおよびRAM(Random Access Memory)等を含んで構成される。プロセッサー81は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、ゲーム装置10の各部を制御する。プロセッサー81は、記憶装置82に記憶されるプログラムPG1を実行することにより、制御部811を含む各種機能を実現する。検出装置83は、ゲーム装置10の各部における遊技体Mおよび抽選媒体Bの通過を検出する複数の検出器を含んで構成される。ここで、検出装置83は、前述の検出器135および147を含む。表示装置84は、前述の表示パネル121および表示部148を含んで構成される。駆動装置85は、ゲーム装置10の各部を駆動するアクチュエーターを含んで構成される。ここで、駆動装置85は、前述のストッパー146を駆動するアクチュエーター851(モーター)と、分配部145を駆動するアクチュエーター852と、を含む。
以上の制御系を有するゲーム装置10において、制御部811は、前述の電子抽選部120での抽選時に、表示パネル121にスロットを表示させ、物理抽選部130で通常抽選処理または特別抽選処理を実行するかを決定する。制御部811は、この決定に基づいて、アクチュエーター852の駆動を制御して、分配部145の状態を切り替える。具体的には、物理抽選部130で通常抽選処理を実行する場合、制御部811は、分配部145を、第2搬送部142に抽選媒体Bが供給される状態とする。一方、物理抽選部130で特別抽選処理を実行する場合、制御部811は、分配部145を、第1搬送部141に抽選媒体Bが供給される状態とする。
また、物理抽選部130で特別抽選処理を実行する場合、制御部811は、表示パネル121にルーレットを表示させ、検出器135の検出タイミングに基づいて、属性(色)を決定し、その属性を表示部148に表示させる。また、このとき、制御部811は、決定した属性に関する情報を物理抽選部130の実行順序に関する情報と関連付けて属性情報D1(色情報)として記憶装置82に記憶させる。
また、物理抽選部130で通常抽選処理を実行する場合、制御部811は、表示パネル121にルーレットを表示させ、検出器135の検出タイミングに基づいて、ストッパー146を開閉するか否かを決定する。具体的には、物理抽選部130で通常抽選処理を実行する場合、制御部811は、物理抽選部130での通常抽選処理においてストッパー146を開放すること示す結果が得られた場合、アクチュエーター851の駆動を制御して、ストッパー146を所定時間にわたって第2状態した後に第1状態に戻す。
制御部811は、検出器147が抽選媒体Bの通過を検出した場合、その検出回数および属性情報D1に基づいて、検出器147を通過した抽選媒体Bに表示される属性を検出し、その属性に応じた抽選(内側抽選部210での抽選)をサテライトユニットSAに実行させる。この場合、サテライトユニットSAにおいて、内側抽選部210での抽選後、その抽選結果を反映した抽選条件で外側抽選部220での抽選、すなわち内側抽選部210での抽選の結果に基づく抽選が実行される。なお、誘導部160には、抽選媒体Bの通過を検出する検出器(図示略)が設置されており、検出器147で抽選媒体Bが検出されない状態で、当該検出器で抽選媒体Bが検出された場合、内側抽選部210での抽選を経由せずに、外側抽選部220での抽選、すなわち内側抽選部210での抽選の結果に基づかない抽選が実行される。このように、誘導部160に落下する抽選媒体Bが通常ボールであるか特別ボールであるかに応じて、外側抽選部220で実行される抽選方法を変更することができる。このため、抽選の多様化を図ることができる。
[変形例]
以上に例示した形態は多様に変形される。前述の形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合してもよい。
(1)前述の形態では、抽選媒体Bの外部に光源148a、148bおよび148cを配置した表示部148を例示したが、抽選媒体Bおよび表示部148の具体的な形態は以上の例示に限定されない。例えば、図13に例示される通り、抽選媒体BAの内部に光源148dを配置した表示部148Aを用いてもよい。光源148dは、赤色、緑色および青色に発光するLEDを含み、これらの色の輝度のバランスを調整することで発光する色を切り替えることが可能である。
ここで、表示部148Aは、光源148dのほかに、電源171と通信部172と制御部173とを有し、これらが抽選媒体BAの内部に配置される。電源171は、光源148dに電力を供給するための電源である。電源171は、例えば、ボタン型等の一次電池または二次電池、あるいは、太陽電池等を含んで構成される。電源171が二次電池である場合、抽選媒体BAには、ワイヤレス給電のための回路も内蔵される。通信部172は、光源148dの発光またはその色の指示を受け付ける回路である。通信部172は、例えばNFC (Near Field Communication)等の近距離無線通信用の回路である。制御部173は、電源171および通信部172の駆動を制御するIC(Integrated Circuit)等の回路である。
また、抽選媒体BAには、前述の光源148d、電源171、通信部172および制御部173のほかに、記憶回路180が内蔵されている。記憶回路180は、例えばICタグであり、外部から読み取り可能な識別情報を記憶する。当該識別情報は、抽選媒体BAを識別するための情報である。なお、記憶回路180は、属性情報等の情報を適時書き込むことが可能な構成でもよい。
図14は、図13に例示される抽選媒体BAを用いるゲーム装置10Aの制御系を示すブロック図である。図14に例示される通り、ゲーム装置10Aは、プロセッサー81Aと記憶装置82Aと検出装置83Aと表示装置84Aと駆動装置85と通信装置86を含む。記憶装置82Aは、前述のプログラムPG1および属性情報D1に代えてプログラムPG2および属性情報D2を記憶する以外は、前述の記憶装置82と同様である。プロセッサー81Aは、前述のプログラムPG1に代えてプログラムPG2を実行する以外は、前述のプロセッサー81と同様である。本実施形態のプロセッサー81Aは、プログラムPG2を実行することにより、制御部811および判別部812を含む各種機能を実現する。検出装置83Aは、前述の検出器135および147に代えて検出器135Aおよび147Aを含む以外は、前述の検出装置83と同様である。検出器135Aは、前述の物理抽選部130の孔132を通過する抽選媒体BAの記憶回路180の識別情報を検出するセンサーである。検出器147Aは、第1投入部1411を通過する抽選媒体BAの記憶回路180を検出するセンサーである。表示装置84Aは、前述の表示部148を省略した以外は、前述の表示装置84と同様である。通信装置86は、抽選媒体BAの通信部172と通信可能に構成される装置である。
以上の制御系を有するゲーム装置10Aにおいて、物理抽選部130で特別抽選処理を実行する場合、制御部811は、表示パネル121にルーレットを表示させ、検出器135Aの検出タイミングに基づいて、属性(色)を決定し、その属性を表示部148Aに表示させる。また、このとき、制御部811は、決定した属性に関する情報を記憶回路180の識別情報と関連付けて属性情報D2(色情報)として記憶装置82Aに記憶させる。なお、記憶回路180が属性情報等の情報を適時書き込むことが可能な構成である場合、検出器135Aよりも若干後流側の位置で、決定した属性情報を記憶回路180に書き込んでもよい。この場合、属性情報D2の記憶は不要である。
制御部811は、検出器147Aが抽選媒体Bの通過および識別情報を検出した場合、その識別情報および属性情報D2に基づいて、検出器147を通過した抽選媒体BAに表示される属性を検出し、その属性に応じた抽選(内側抽選部210での抽選)をサテライトユニットSAに実行させる。なお、決定した属性情報が記憶回路180に書き込まれている場合、検出器147Aが検出した識別情報のみに基づいて、検出器147を通過した抽選媒体BAに表示される属性を検出することができる。
(2)前述の各形態では、抽選媒体Bとして球体を例示したが、抽選媒体Bの形態は以上の例示に限定されない。例えば多面体(典型的には正多面体または半正多面体)状の抽選媒体B、または多面体の角部を丸めた立体形状の抽選媒体Bを利用してもよい。以上の説明から理解される通り、抽選媒体Bは、姿勢によらず転動可能な立体である。トークンコイン(例えばメダルまたは硬貨)等の円板は、円弧状の周面が接地した姿勢では転動するが、平面状の表面または裏面が接地した姿勢では転動しないから、「姿勢によらず転動可能な立体」には該当しない。「姿勢によらず転動可能な立体」の典型例は、全周面が曲面である立体(典型的には球体)であるが、部分的に平面である立体も「姿勢によらず転動可能な立体」に該当し得る。
(3)前述の各形態では、物理抽選部130での特別抽選で用いる抽選媒体Bと他の抽選で用いる抽選媒体Bとが同種(同一の特性)である場合を例示したが、物理抽選部130での特別抽選で用いる抽選媒体Bは、他の抽選で用いる抽選媒体Bと異なる種類であってもよい。例えば、物理抽選部130での特別抽選では、属性を表示させやすい特性を有する抽選媒体B(例えば、光を散乱させやすい球体、または図13に例示される自己発光型の球体等)を用い、物理抽選部130での通常抽選では、当該特性を有しないかまたは劣る抽選媒体Bを用いる。
(4)前述の各形態では、物理抽選部130での特別抽選において決定される属性が赤、青、緑または黄等の有彩色のみである場合を例示したが、当該特別抽選において決定される属性は、有彩色だけでなく、黒、グレーまたは白等の無彩色であってもよい。決定された属性が無彩色である場合、例えば、抽選媒体Bに光を照射しないか、または、抽選媒体Bに白色の光を照射することで、当該特別抽選の結果を抽選媒体Bに表示することができる。
[付記]
以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
[付記1]
本発明の好適な態様に係るゲーム装置(10,10A)は、抽選媒体(B,BA)を用いて、互いに異なる複数の属性から1つの属性を決定する第1抽選を行う第1抽選部(130)と、前記第1抽選の結果に基づいて、前記第1抽選の後の前記抽選媒体(B,BA)に前記1つの属性を表示させる表示部(148)と、具備する。以上の構成によれば、第1抽選の後の抽選媒体(B,BA)に第1抽選の結果に基づく1つの属性を表示させる。このため、遊技者にとって第1抽選の結果がわかりやすい。この結果、ゲーム装置(10,10A)の興趣性を高めることができる。
「属性」とは、遊技者の視覚により識別可能な性質または特徴を意味し、具体例としては、例えば、色、模様、文字、図形、記号またはこれらの2つ以上の結合等が挙げられる。例えば、当該属性が色であり、色ごとに得られる配当が決まっている場合、色が抽選媒体に表示されることによって、遊技者にとって第1抽選の結果により得られる配当がわかりやすい。
「表示部(148,148A)」の少なくとも一部は、抽選媒体(B,BA)の内部に配置されてもよいし外部に配置されてもよい。例えば、「表示部(148,148A)」は、抽選媒体(B)の外部に配置される光源(148a,148b,148c)等を用いて表示を行う構成でもよいし、抽選媒体(BA)の内部に配置される光源(148d)等を用いて表示を行う構成でもよい。
[付記2]
付記1の好適例において、前記属性は、色である。以上の構成によれば、他の属性を用いる場合に比べて、抽選媒体(B,BA)に対する属性の表示および切替が容易である。また、遊技者が抽選媒体(B,BA)をどの方向から見た場合でも属性を視認することができる。このため、他の属性(文字、図形等)を用いる場合に比べて、遊技者にとって抽選媒体(B,BA)の属性の判別も容易である。
[付記3]
付記2の好適例において、前記表示部(148,148A)は、前記第1抽選の結果に基づいて、前記第1抽選の後の前記抽選媒体(B,BA)に互いに異なる複数の色の光を切り替えて照射可能な光源(148a,148b,148c,148d)を含む。以上の構成によれば、例えばクロミック物質を用いて色を変化させる構成等の他の構成に比べて、変更可能な色の数を多くすることが容易である。また、色の視認性がよく、色の変更が容易かつ迅速である。さらに、遊技者に対する意匠的な演出を実現できる。
[付記4]
付記3の好適例において、前記光源(148a,148b,148c)は、前記抽選媒体(B)の外部に配置される。以上の構成によれば、抽選媒体(BA)の内部に光源(148d)を配置する構成(148A)に比べて、表示部(148)の構成を簡単化することができる。
[付記5]
付記3の好適例において、前記光源(148d)は、前記抽選媒体(BA)の内部に配置され、前記抽選媒体の内部から前記抽選媒体に光を照射する。以上の構成によれば、抽選媒体(B)の外部に光源(148a,148b,148c)を配置する構成(148)に比べて、表示部(148A)の構成を小型化することができる。
[付記6]
付記3から付記5の何れかの好適例において、前記抽選媒体(B,BA)は、光透過性を有する。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)が光透過性を有しない場合に比べて、光源(148a,148b,148c,148d)からの光を遊技者に視認させやすい。このため、遊技者に対する意匠的な演出の効果を高めることができる。
[付記7]
付記6の好適例において、前記抽選媒体(B,BA)は、光散乱性を有する。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)が光散乱性を有しない場合に比べて、遊技者に対する光源(148a,148b,148c,148d)からの光の視認性を高めることができる。このため、遊技者に対する意匠的な演出の効果を高めることができる。
[付記8]
付記1から付記7の何れかの好適例において、前記抽選媒体(B,BA)は、姿勢によらず転動可能である。以上の構成によれば、抽選媒体を第1抽選部(130)における物理抽選で使用しやすい。
[付記9]
付記1から付記8の何れかの好適例において、前記第1抽選の後の前記抽選媒体(B,BA)を用いて、前記第1抽選とは異なる第2抽選を行う第2抽選部(210,220)を具備し、前記表示部(148,148A)は、前記第1抽選の結果に基づいて、前記第1抽選の後かつ前記第2抽選の前の前記抽選媒体(B,BA)に前記1つの属性を表示させる。以上の構成によれば、属性が表示される抽選媒体(B,BA)とは別の抽選媒体を第2抽選に用いる場合に比べて、抽選媒体(B,BA)を搬送する構成を簡単化することができる。また、抽選媒体(B,BA)が第1抽選部(130)から第2抽選部(245,220)まで搬送される期間内を利用して、抽選媒体(B,BA)に属性を表示するため、第1抽選の後に第2抽選が行われるという抽選の流れが遊技者にとってわかりやすいという利点もある。
「第2抽選の前」とは、第2抽選の開始前を意味する。なお、表示部(148,148A)による抽選媒体(B,BA)に対する属性の表示は、第1抽選の後から第2抽選の前までの間の任意の期間内で行われていればよく、当該期間内に加えて第2抽選の開始後の期間内に行ってもよい。
[付記10]
付記9の好適例において、前記抽選媒体(B,BA)を遊技者に対して視認させることが可能な領域(141)を有し、前記抽選媒体(B,BA)を前記第1抽選部(130)から前記第2抽選部(210,220)に搬送するための通路(140)を具備する。以上の構成によれば、第1抽選の後かつ第2の抽選の前に属性を表示する抽選媒体(B,BA)を遊技者に視認させることができる。
[付記11]
付記9または付記10の好適例において、前記第2抽選は、前記第1抽選の後の前記抽選媒体(B,BA)に表示される前記1つの属性に基づいて当選条件が設定される。以上の構成によれば、第1抽選の結果が第2抽選の当選条件に反映される。このため、第1抽選および第2抽選のそれぞれが単に個別抽選である場合に比べて、抽選の興趣性を高めることができる。
[付記12]
付記11の好適例において、前記抽選媒体(BA)に含まれる識別情報を検出するセンサー(135A)を含み、前記第1抽選の後の前記抽選媒体(BA)に表示される前記1つの属性を前記センサー(135A)の検出結果を用いて判別する判別部(812)を具備し、前記当選条件は、前記判別部(812)の判別結果に基づいて設定される。以上の構成によれば、第1抽選の後の抽選媒体(BA)が複数存在する場合であっても、これらの抽選媒体(BA)のそれぞれに表示される属性を判別し、属性に応じた第2抽選を行うことができる。
「識別情報」は、固定であっても、可変であってもよい。固定の場合、第1抽選の後に識別情報と属性に関する情報とを対応付けて記憶しておき、その記憶した情報とセンサー(135A)の検出結果(識別情報)とに基づいて、第1抽選の後の抽選媒体(BA)に表示される属性を判別する。可変の場合、第1抽選の後に属性に関する情報を識別情報に書き込んでおき、センサー(135A)の検出結果(属性に関する情報を含む識別情報)に基づいて、第1抽選の後の抽選媒体(BA)に表示される属性を判別する。
[付記13]
付記1から付記12の何れかの好適例において、前記第1抽選の後の前記抽選媒体(B,BA)に表示される前記1つの属性に応じてゲームの状態を変更する。以上の構成によれば、第1抽選の後の抽選媒体(B,BA)に表示される1つの属性に応じて、ゲームの視覚的な状態等を変更することができる。この場合、抽選媒体(B,BA)に表示される属性だけでなく、ゲームの視覚的な状態等によっても、遊技者に第1抽選の結果を報知することができる。また、第1抽選の後の抽選媒体(B,BA)に表示される1つの属性に応じて、ゲームの進行パターンに関する設定等の状態(ゲームモード)を変更することもできる。
[付記A]
球体等の抽選媒体を用いて抽選を行うゲーム装置が知られている。例えば、特開2009−136315号公報に記載のゲーム機は、ボールを皿状の転動用部材、振り分け部材および他の皿状の転動用部材の上に順次転動させた後に入賞テーブルに放出し、入賞テーブルの孔から落下したボールを回収する。
しかし、特開2009−136315号公報に記載のゲーム機では、抽選を開始する前のボールが遊技者から見えないため、抽選に対する遊技者の期待を十分に高めることができないという課題がある。以上の事情を考慮して、本発明の好適な態様(付記A)は、ゲーム装置の興趣性を高めることを目的とする。
[付記A1]
本発明の好適な態様に係るゲーム装置(10,10A)は、テーブル(111)を含むゲームフィールド(110)と、抽選に用いる抽選媒体(B,BA)を遊技者に対して視認させることが可能な領域(141)を前記テーブル(111)の近傍に有し、前記抽選媒体(B,BA)を搬送するための搬送路(140)と、前記領域(141)に前記抽選媒体(B,BA)を停止させる第1状態と前記第1状態を解除して前記抽選媒体(B,BA)の搬送を可能とする第2状態とを切替可能なストッパー(146)と、所定条件を満たさない場合、前記ストッパー(146)を前記第1状態とし、前記所定条件を満たす場合、前記ストッパー(146)を前記第2状態とする制御部(811)と、を具備する。以上の構成によれば、制御部(811)は、所定条件を満たさない場合、搬送路(140)の途中で遊技者から視認可能な領域(141)に抽選媒体(B,BA)を停止させて待機させる。このため、抽選前に抽選に対する遊技者の期待を高めることができる。そして、制御部(811)は、所定条件を満たす場合、抽選媒体(B,BA)の待機状態を解除する。このため、抽選に対する遊技者の期待を高めた上で、抽選媒体(B,BA)を抽選に用いることができる。
[付記A2]
付記A1の好適例において、前記領域(141)は、遊技者から見て前記テーブル(111)に重なる位置に配置される。以上の構成によれば、ストッパー(146)により停止する抽選媒体(B,BA)がテーブル(111)を見る遊技者の視界内に入る。このため、遊技者に対して、ストッパー(146)により停止する抽選媒体(B,BA)を視認させやすい。
[付記A3]
付記A1または付記A2の好適例において、前記領域(141)は、前記テーブル(111)の面上の中心よりも遊技者に近い位置に配置される。以上の構成によれば、当該領域(141)がテーブル(111)の中心よりも遊技者に遠い位置に配置される場合に比べて、遊技者に対して、ストッパー(146)により停止する抽選媒体(B,BA)を視認させやすい。
[付記A4]
付記A1から付記A3の何れかの好適例において、前記抽選媒体(B,BA)を用いて、第1抽選を行う第1抽選部(130)と、前記第1抽選で使用した前記抽選媒体(B,BA)を用いて、前記第1抽選とは異なる第2抽選を行う第2抽選部(210,220)と、を具備し、前記搬送路(140)は、前記第1抽選部(130)から前記第2抽選部(210,220)に前記抽選媒体(B,BA)を搬送する経路に配置される。以上の構成によれば、ストッパー(146)により停止する抽選媒体(B,BA)によって第1抽選の結果を示すことができる。また、ストッパー(146)により停止する抽選媒体(B,BA)によって第2抽選に対する遊技者の期待を高めることができる。
[付記A5]
付記A4の好適例において、前記テーブル(111)の周縁の少なくとも一部に沿って設けられ、前記抽選媒体(B,BA)を前記第2抽選部(210,220)に供給する経路に誘導する誘導部(160)と、を具備し、前記搬送路(140)は、前記領域(141)の下流側に設けられ、前記抽選媒体(B,BA)を前記誘導部(160)に投入する第1投入部(1411)を含む。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)をテーブル(111)の面上に投入する場合に比べて、抽選媒体(B,BA)を第2抽選部(210,220)に搬送する時間を短くすることができる。このため、第2抽選に対する遊技者の期待を高めた状態を維持しながら、第2抽選を行うことができる。
[付記A6]
付記A5の好適例において、前記搬送路(140)は、前記抽選媒体(B,BA)を前記テーブル(111)の上に投入する第2投入部(1421)と、前記第1抽選部(130)からの前記抽選媒体(B,BA)を前記第1投入部(1411)と前記第2投入部(1421)とのいずれかに切り替えて供給する分配部(145)と、を含む。以上の構成によれば、テーブル(111)の上を経由する場合と経由しない場合とに分けて誘導部(160)に抽選媒体(B,BA)を投入することができる。このため、誘導部(160)に投入する抽選媒体(B,BA)がテーブル(111)の上を経由する場合と経由しない場合とのいずれか一方しかない場合に比べて、ゲーム装置(10,10A)の興趣性を高めることができる。
[付記A7]
付記A6の好適例において、前記分配部(145)は、前記第1抽選の結果に基づいて、前記抽選媒体(B,BA)を前記第1投入部(1411)または前記第2投入部(1421)に切り替えて供給する。以上の構成によれば、第1抽選の結果に基づいて第2抽選の開始条件を変更することができる。
[付記A8]
付記A4から付記A7の何れかの好適例において、前記制御部(811)は、前記第1抽選の結果に基づいて前記所定条件を満たすか否かを判断する。以上の構成によれば、第1抽選の結果に基づいて第2抽選を開始することができる。
[付記A9]
付記A3から付記A8の何れかの好適例において、前記第1抽選は、属性を決定する抽選を含み、前記領域(141)で停止する前記抽選媒体(B,BA)に前記属性を表示させる。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)の属性によって第1抽選の結果を遊技者に報知することができる。
[付記A10]
付記A9の好適例において、前記属性は、色である。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)に対する属性の表示および切替が容易である。また、遊技者にとって抽選媒体(B,BA)の属性の判別も容易である。
[付記A11]
付記A10の好適例において、前記第1抽選の結果に基づいて、前記領域(141)で停止する前記抽選媒体(B,BA)に所定の色の光を照射可能な光源(148a,148b,148c,148d)を含む。以上の構成によれば、例えばクロミック物質を用いて色を変化させる構成等の他の構成に比べて、変更可能な色の数を多くすることが容易である。また、色の視認性がよく、色の変更が容易かつ迅速である。さらに、遊技者に対する意匠的な演出を実現できる。
[付記A12]
付記A11の好適例において、前記領域(141)は、複数の前記抽選媒体(B,BA)を並べて停止させることが可能であり、前記光源(148a,148b,148c,148d)は、前記領域(141)に停止する複数の前記抽選媒体(B,BA)に対して、前記抽選媒体(B,BA)ごとに独立して、所定の色の光を照射可能である。以上の構成によれば、複数の抽選媒体(B,BA)に対して選択的に色を表示させることができる。
[付記A13]
付記A11または付記A12の好適例において、前記光源(148a,148b,148c)は、前記抽選媒体(B)の外部に配置される。以上の構成によれば、抽選媒体(BA)の内部に光源(148d)を配置する構成に比べて、表示部(148)の構成を簡単化することができる。
[付記A14]
付記A11または付記A12の好適例において、前記光源(148d)は、前記抽選媒体(BA)の内部に配置される。以上の構成によれば、抽選媒体(B)の外部に光源(148a,148b,148c)を配置する構成に比べて、表示部(148A)の構成を小型化することができる。
[付記A15]
付記A1から付記A12の何れかの好適例において、前記抽選媒体(B,BA)は、姿勢によらず転動可能である。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)を第1抽選部(130)における物理抽選で使用しやすい。
[付記BおよびC]
球体等の抽選媒体を用いて抽選を行うゲーム装置が知られている。例えば、特開2009−136316号公報に記載のゲーム機は、ボールを皿状の転動用部材、振り分け部材および他の皿状の転動用部材の上に順次転動させた後に入賞テーブルに放出し、入賞テーブルの孔から落下したボールを回収する。ここで、入賞テーブルの当選確率は、2つの転動用部材での抽選結果に応じて変動する。
しかし、特開2009−136316号公報に記載のゲーム機では、2回の転動用部材での抽選および入賞テーブルでの抽選のいずれも同じボールを用いるため、抽選に要する時間が長くなるという課題がある。以上の事情を考慮して、本発明の好適な態様(付記BおよびC)は、ゲーム装置の興趣性を高めることを目的とする。
[付記B1]
本発明の好適な態様に係るゲーム装置(10,10A)は、第1抽選媒体(B1)を用いて、第1抽選を行う第1抽選部(210)と、前記第1抽選の後に、前記第1抽選の結果に基づいて抽選条件が設定され、前記第1抽選媒体(B1)とは別の第2抽選媒体(B2)を用いて、第2抽選を行う第2抽選部(220)と、を具備する。以上の構成によれば、第1抽選の後に行う第2抽選に用いる抽選媒体(B2)が第1抽選に用いた抽選媒体(B1)とは別である。このため、第1抽選部(210)による抽選後の抽選媒体(B1)を第2抽選部(220)に搬送する構成と比較して、第1抽選および第2抽選を順次行うのに要する時間を短くすることができる。
「別の」とは、第1抽選媒体(B1)と第2抽選媒体(B2)とが別体であることを意味し、第1抽選媒体(B1)と第2抽選媒体(B2)との種類の同異を問わない。「抽選条件」とは、抽選媒体(B1,B2)の挙動と当選との関係を示す条件を意味し、例えば、抽選媒体(B1,B2)が進入可能な孔(212,222)のうちどの孔を入賞孔とするか、入賞による報酬の程度等である。
[付記B2]
付記B1の好適例において、前記第2抽選部(220)は、前記第1抽選の結果に基づかない抽選を実行可能である。以上の構成によれば、抽選の多様化を図ることができる。
[付記B3]
付記B1または付記B2の好適例において、前記第2抽選媒体(B2)は、前記第1抽選部(210)を経由せずに前記第2抽選部(220)に供給される。以上の構成によれば、第2抽選部(220)において、第1抽選の結果に基づく抽選と第1抽選の結果に基づかない抽選とを選択的に実行することができる。このため、抽選の多様化を図ることができる。第1抽選部(210)を経由して第2抽選部(220)に第2抽選媒体(B2)を供給する場合に比べて、第2抽選に要する時間を短くすることができる。
[付記B4]
付記B1から付記B2の何れかの好適例において、前記第1抽選部(210)は、前記第1抽選媒体(B1)が投入される第1テーブル(211)を有し、前記第2抽選部(220)は、前記第2抽選媒体(B2)が投入される第2テーブル(221)を有し、前記第1テーブル(211)および前記第2テーブル(221)は、平面視で内外の関係となるように配置される。以上の構成によれば、第1抽選部(210)および第2抽選部(220)を効率的に配置することができる。また、第1抽選および第2抽選の状況および結果が遊技者にとってわかりやすいという利点もある。
[付記B5]
付記B4の好適例において、前記第1テーブル(211)は、前記第1抽選媒体(B1)が進入可能な複数の第1孔(212)を有し、前記第2テーブル(221)は、前記第2抽選媒体(B2)が進入可能な複数の第2孔(222)を有し、前記第2孔(222)の数は前記第1孔(212)の数よりも多い。以上の構成によれば、第2孔(222)の数が第1孔(212)の数よりも少ない場合に比べて、第2抽選における入賞のバリエーションを多くすることができる。ここで、第1孔(212)の数は、第2抽選の抽選条件を決定するのに必要な数であればよく、第2孔(222)の数よりも少なくても問題ない。そればかりか、第1孔(212)の数を第2孔(222)の数よりも少なくすることにより、第1テーブル(211)での抽選状況および抽選結果等が遊戯者にとってわかりやすいという利点がある。
[付記B6]
付記B4または付記B5の好適例において、前記第1テーブル(211)は、平面視で前記第2テーブル(221)の内側に配置される。以上の構成によれば、第1テーブル(211)を外側、第2テーブル(221)を内側に配置する場合に比べて、第2テーブル(221)の面積を第1テーブル(211)の面積よりも大きくしやすい。このため、第2抽選の興趣性を高めやすい。また、第2テーブル(221)における入賞のための孔(222)の数を多くすることが容易であるという利点もある。
[付記B7]
付記B4から付記B6の何れかの好適例において、前記第1テーブル(211)の上に前記第1抽選媒体(B1)を投入する第1投入部(230)と、前記第2テーブル(221)の上に前記第2抽選媒体(B2)を投入する第2投入部(240)と、を具備する。以上の構成によれば、同一の投入部の投入方向を切り替えて第1抽選媒体(B1)および第2抽選媒体(B2)の投入を行う場合に比べて、第1抽選媒体(B1)および第2抽選媒体(B2)の投入タイミングの自由度を高めることができる。この結果、第1抽選および第2抽選を順次行うのに要する時間を短くしやすいという利点がある。
[付記B8]
付記B4から付記B7の何れかの好適例において、前記第2テーブル(221)は、前記第2抽選媒体(B2)が進入可能な複数の孔(222)を有し、前記第1抽選の結果に基づいて、前記抽選条件として、前記複数の孔(222)のうち当選の対象となる孔の数が変更される。以上の構成によれば、第1抽選の結果に基づいて第2抽選の抽選条件を変更できる。
[付記C1]
本発明の好適な付記に係るゲーム装置(10,10A)は、前記抽選媒体(B,BA)の属性を決定する属性決定部(811)と、抽選媒体(B,BA)を用いて複数の抽選対象(222)から1以上の抽選対象(222)を決定し、前記1以上の抽選対象(222)と前記属性決定部(811)で決定された属性とに基づいて、抽選結果を決定する抽選部(220)と、を具備する。以上の構成によれば、ゲーム装置(10,10A)の興趣性を高めることができる。
[付記C2]
付記C1の好適例において、前記属性決定部(811)は、前記抽選部(220)による抽選の前に、前記抽選媒体(B,BA)の属性を決定する。以上の構成によれば、決定した属性を反映した抽選を抽選部(220)で実行できる。
[付記C3]
付記C1または付記C2の好適例において、前記属性決定部(811)で決定された属性を前記抽選媒体(B,BA)に表示する表示部(148,148A)を具備する。以上の構成によれば、抽選媒体(B,BA)の属性が遊技者にとってわかりやすい。
[付記C4]
付記C3の好適例において、前記複数の抽選対象(222)のそれぞれには、属性が割り当てられており、前記抽選部(220)は、前記属性決定部(810)で決定された属性と、前記1以上の抽選対象(222)に割り当てられた属性とが一致する場合、当選と判断する。以上の構成によれば、遊技者にとって当選条件がわかりやすい。
[付記C5]
付記C4の好適例において、前記抽選対象(222)に割り当てられる属性は、可変である。以上の構成によれば、抽選の多様化を図ることができる。
[付記C6]
付記C4または付記C5の好適例において、前記属性決定部(810)で決定された属性に対応する属性が割り当てられる前記抽選対象(222)の数は、可変である。以上の構成によれば、抽選の多様化を図ることができる。
[付記C7]
付記C4から付記C6の何れかの好適例において、前記抽選対象(222)には、属性が表示される。以上の構成によれば、遊技者にとって当選条件がわかりやすい。
10…ゲーム装置、10A…ゲーム装置、110…ゲームフィールド、111…テーブル、120…電子抽選部、130…物理抽選部、145…分配部、146…ストッパー、148…表示部、148A…表示部、148a…光源、148b…光源、148c…光源、148d…光源、150…搬送装置、160…誘導部、180…記憶回路、210…内側抽選部、211…第1テーブル、212…孔、220…外側抽選部、221…第2テーブル、222…孔、811…制御部、812…判別部、1411…第1投入部、1421…第2投入部、B…抽選媒体、BA…抽選媒体。

Claims (1)

  1. 抽選媒体を用いて、互いに異なる複数の属性から1つの属性を決定する第1抽選を行う第1抽選部と、
    前記第1抽選の結果に基づいて、前記第1抽選の後の前記抽選媒体に前記1つの属性を表示させる表示部と、具備する、
    ゲーム装置。
JP2019159948A 2019-09-02 2019-09-02 ゲーム装置 Pending JP2020049206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019159948A JP2020049206A (ja) 2019-09-02 2019-09-02 ゲーム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019159948A JP2020049206A (ja) 2019-09-02 2019-09-02 ゲーム装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018178975A Division JP6592815B1 (ja) 2018-09-25 2018-09-25 ゲーム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020049206A true JP2020049206A (ja) 2020-04-02

Family

ID=69994835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019159948A Pending JP2020049206A (ja) 2019-09-02 2019-09-02 ゲーム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020049206A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11854339B2 (en) Dual wagering game and amusement-style gaming unit
JP4658079B2 (ja) メダルゲーム機
JP6931154B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム装置の動作方法およびプログラム
JP6592815B1 (ja) ゲーム装置
JP6592816B1 (ja) ゲーム装置
JP6696079B2 (ja) ゲーム装置
JP2020049206A (ja) ゲーム装置
JP2020049207A (ja) ゲーム装置
JP6586611B1 (ja) ゲーム装置
JP2020108801A (ja) ゲーム装置
JP4672690B2 (ja) 記憶情報管理装置、ゲーム媒体預かり装置、ゲーム装置及びゲームシステム
JP2008206639A (ja) ゲーム装置
JP6664780B1 (ja) ゲーム装置
JP6911241B2 (ja) ゲーム装置
JP6671703B1 (ja) ゲーム装置
JP7426703B2 (ja) ゲーム装置
JP6592682B1 (ja) ゲーム装置
JP2008206644A (ja) プッシャーゲーム機
JP2020065916A (ja) ゲーム装置
WO2019135415A2 (ja) ゲーム機
JP2008206658A (ja) ゲーム装置及びゲーム媒体受取装置
JP2010063906A (ja) プッシャーゲーム機