JP2020049143A - 光線治療装置用フィルタ - Google Patents
光線治療装置用フィルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020049143A JP2020049143A JP2018184051A JP2018184051A JP2020049143A JP 2020049143 A JP2020049143 A JP 2020049143A JP 2018184051 A JP2018184051 A JP 2018184051A JP 2018184051 A JP2018184051 A JP 2018184051A JP 2020049143 A JP2020049143 A JP 2020049143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- wavelength
- filter
- less
- phototherapy device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
特許文献1に係る皮膚疾患用光治療器は、複数のLED素子が、円形状基板上、または凹面を有する筐体の当該凹面上に配列されたものである。また、特許文献2には、波長350〜390nmの範囲にピーク波長を有するLED素子が、難治性湿疹、異汗性湿疹、皮膚T細胞リンパ腫、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、ケロイド、瘢痕、皮膚萎縮線状および強皮症の治療に有効である旨の記載がある。
紫外線療法が適用される皮膚疾患は、数十cm2から数百cm2の範囲に及ぶ。そのため、LED光源を用いた光治療器の場合、複数のLED素子を搭載する必要がある。
即時黒化を抑制しつつ、優れた皮膚治療効果を得ることができる光線治療装置とするためには、光線治療装置から照射される治療光は、即時黒化のリスクが高くなる波長がカットされた光である必要がある。
そこで、本発明は、即時黒化を抑制しつつ、優れた皮膚治療効果を得ることができる光線治療装置とするための光線治療装置用フィルタを提供することを目的としている。
このように、複数のLED素子の放射光のうち、波長355nm以下の光を、治療光から実質的に取り除くことで、副作用(即時黒化)よりも治療効果が高くなるようにすることができる。
この場合、例えば光線治療装置用フィルタが誘電体多層膜フィルタである場合と比較して、光の利用効率を向上させることができる。また、誘電体多層膜フィルタは入射角度依存性を有することから、光の利用効率を向上させるためには、コリメートレンズを用いてLEDからの光の角度特性を改善したうえで誘電体多層膜フィルタを用いる必要があり、フィルタ構成が複雑化し、大型化する。光線治療装置用フィルタを色ガラスフィルタにより構成することで、フィルタ構成が単純化し、小型化を図ることができる。
さらにまた、上記の光線治療装置用フィルタは、前記第一の波長が340nm以下となるフィルタ特性を有していてもよい。この場合、上記有効波長を適切に透過させることができる。
また、上記の光線治療装置用フィルタは、前記第二の波長から波長800nmまでの波長域における透過率の平均値が80%以上となるフィルタ特性を有していてもよい。この場合、上記有効波長を効率良く取り出すことができる。
図1は、本実施形態における光線治療装置10の一例を示す全体構成図である。
この光線治療装置10は、患部に、UVA1領域にスペクトルを有する治療光を照射するUVA1療法を行う、皮膚疾患用の治療装置である。
UVA1療法は、340nm〜400nmの紫外線を利用する治療法で、UV−B領域の紫外線を利用する治療法に比べ、皮膚の深部まで届くことが特徴である。そのため、真皮に病因を有する疾患に有効であり、アトピーや痒疹、強皮症に対して効果が高いことが知られている。
光線治療装置10は、光源部20と、光源部20を制御する制御部30と、を備える。光源部20および制御部30は、支持体11によって支持されている。
支持体11は、床面上において車輪18を介して支持される架台12と、架台12の中央部において上方に伸びる支柱13と、支柱13の上端部において当該支柱13に対して光源部20を揺動自在に支持する作動アーム14と、を備える。支持体11において、光源部20は、作動アーム14の先端部に取り付けられている。また、制御部30は、固定部材(図示省略)によって支柱13の中央部に取り付けられている。
制御部30は、例えば直方体状の筐体37と、筐体37の側面に設けられたグラフィック操作パネル39と、を備える。グラフィック操作パネル39は、光線治療装置10の操作者(例えば、医者)が操作することができる。
この図2に示すように、光源部20は、筐体27の内部に形成された収容部27aに配置された光源ユニット21を備える。光源ユニット21は、収容部27aにおいて支持部材(図示省略)によって支持されて、光照射窓28に対向するように配置されている。ここで、光照射窓28は、収容部27aの開口29を閉塞するように配置されている。
基板23と光照射窓28との間隔は、例えば40mmとすることができる。
また、光源部20は、収容部27aにおいて、光源ユニット21の光照射窓28とは反対側に、光源ユニット21を冷却するためのヒートシンク22aおよび軸流ファン22bを備えていてもよい。
さらに、光源部20は、収容部27aの内面に、LED素子24から放射される光を反射する反射部材27bを備えていてもよい。なお、収容部27aの内面に鏡面加工等を施すことで、収容部27aの内面に反射特性を付与するようにしてもよい。
LED素子のピーク波長は、例えば放電ランプにおける輝線スペクトルとは異なり、製造上のばらつき(バンドギャップなどのばらつき)により、±5nm程度のばらつきが起こり得る。特定波長範囲を波長365±5nmとしているのは、光源としてピーク波長365nmを狙って製造された複数のLED素子を用いた場合の各LED素子のピーク波長が、波長365±5nmの範囲でばらつき得ることを見越したものである。
LED素子24としては、例えばAlInGaN系半導体よりなる表面実装型LED素子を用いることができる。
また、収容部27aにおいて、複数のLED素子24と光照射窓28との間には、フィルタ26が配置される。フィルタ26は、複数のLED素子24の放射光のうち、波長350nm以下、好ましくは波長355nm以下の光を実質的にカットする(遮断する)。このフィルタ26は、光線治療装置10(光源部20)に対して装着される光線治療装置用フィルタである。フィルタ26は、光線治療装置10(光源部20)に対して着脱可能に構成されていてもよい。なお、複数のLED素子24は、UVA1の波長範囲(340nm〜400nm)の光を放射するため、フィルタ26は、波長340nm以上350nm以下、好ましくは波長340nm以上355nm以下の光を実質的にカットするものであってもよい。
ここで、即時黒化の仕組みについて説明する。
図3(a)に示すように、人の皮膚100の構造は、表面に一番近い層が表皮110、その下が真皮120となっており、表皮110に含まれる基底層111中のメラノサイト(色素細胞)がメラニン112を生成する働きをする。紫外線が照射されると、図3(b)に示すように、すでに産生されているメラニン112が光酸化され黒化する。その後、一定時間(数時間あるいは数日)が経過すると、図3(c)に示すように、光酸化により黒化したメラニンは還元され、元に戻る。これが即時黒化の仕組みである。
また、紫外線照射が繰り返し行われ、即時黒化が繰り返されると、図4に示すようにメラニン112の黒化が蓄積し、色素沈着が起こる。
即時黒化作用の作用スペクトルは、図5の曲線Sに示すように波長340nmがピークであり、波長340nm付近の紫外線照射が最も即時黒化を引き起こしやすい。
また、上述したように、LED素子24のピーク波長には±5nm程度のばらつきがあり、LED素子24のピーク波長が上記ばらつきの下限(曲線c)である場合には、即時黒化作用の作用スペクトルのピークである波長340nmに近づくため、即時黒化のリスクが高くなる。
本実施形態では、治療効果と即時黒化のリスクとのバランスを考慮し、フィルタ26を用いて、複数のLED素子24の放射光のうち、波長350nm以下の光を実質的にカットするようにする。つまり、治療効果よりも即時黒化のリスクの方が大きくなる波長領域の光をカットするようにする。また、複数のLED素子24の放射光のうち、波長355nm以下の光を実質的にカットすることで、即時黒化のリスクよりも確実に治療効果が高くなるようにすることができる。
図6は、色ガラスフィルタの透過特性を示す各パラメータを説明する図である。
本実施形態におけるフィルタ26は、透過限界波長(λT)が350nm以上365nm以下で、波長傾斜幅(Δλ)が30nm以下となるフィルタ特性を有することができる。また、フィルタ26は、高透過域の透過率(TH)が80%以上となるフィルタ特性を有することができる。さらに、フィルタ26は、吸収限界波長(λ5)が340nm以下となるフィルタ特性を有することができる。
ここで、光照射窓28としては、上記治療光に対する光透過性を有すると共に、高い機械的強度を有するものを用いることが好ましい。光照射窓28の材質の具体例としては、例えば石英ガラスなどが挙げられる。光照射窓28の材質を石英ガラスとすることで、高い機械的強度を備えることができ、衝撃による破損等を防ぐことができる。また、光照射窓28に汚れが付着した際に、アルコール等で容易に清掃することが可能である。
ここで、放射照度33mW/cm2は、30分間の治療時間(照射時間)で強皮症の治療に必要とされる60J/cm2の紫外線照射量(積算照射量)を得るために必要な放射照度である。一般に、皮膚疾患の治療器では、30分以内で治療を終えられることが要求されている。一方で、放射照度を上げすぎると、治療中に患者が熱や痛みを感じるおそれがある。放射照度150mW/cm2は、治療中に患者が感じる熱感や熱感による痛みを抑制可能な放射照度である。
また、本実施形態における光線治療装置10においては、光源部20から放射される治療光が、波長350nm以下の光が実質的にカットされた光となる。そのため、当該治療光を患部に照射した場合であっても、即時黒化を抑制することができる。以下、この点について、実験例をもとに説明する。
先ず、35mmディッシュ等の容器に、Normal Human Epidermal Melanocytes-Neonatal(HEMn、ヒトメラニン形成細胞/新生児)1×105cellsを播種し、恒湿培養器を用いて、温度37℃、培養器内雰囲気における二酸化炭素(CO2)濃度5%の条件で24時間かけて培養した。その後、培養液を除去し、生理食塩水(Phosphate buffered saline:PBS)を1ml加えた。
そして、波長365±5nmの範囲にピーク波長を有する光を照射するLED照射器を用い、照射量(積算照射量)が15J/cm2となるように、下記の表1に示す照射条件をもとに光照射を行った。
光照射は、次の4群を用いて実施した。(1)非照射(control)、(2)フィルタ無し、(3)Aフィルタ搭載、(4)Bフィルタ搭載である。
AフィルタおよびBフィルタのフィルタ特性を、図5の曲線AおよびBで示す。また、AフィルタおよびBフィルタの各特性値を表2に示す。Aフィルタは、入射光のうち波長340nm付近の光を実質的にカットするが、Bフィルタは、入射光のうち波長340nm付近の光をある程度(35%前後)透過させる特性を有する。
中心波長のばらつきの下限(中心波長:360nm)のLED素子について、AフィルタおよびBフィルタをそれぞれ透過した後のスペクトルを図7に示す。図7において、実線cは、中心波長360nmのLED素子のスペクトル、一点鎖線Aは、Aフィルタの分光透過率、二点鎖線Bは、Bフィルタの分光透過率、破線caは、Aフィルタ透過後のLED素子のスペクトル、点線cbは、Bフィルタ透過後のLED素子のスペクトルである。なお、各スペクトルは、ピーク値を1として規格化している。
LED素子のピークの強度を1とした場合の波長350nmの光の強度比、Aフィルタ透過後のLED素子のピークの強度を1とした場合の波長350nmの光の強度比、Bフィルタ透過後のLED素子のピークの強度を1とした場合の波長350nmの光の強度比を表3に示す。
このように、LED照射器にAフィルタを搭載し、波長350nm以下の光を実質的にカットした光照射と、LED照射器にBフィルタを搭載し、波長350nm以下の光をカットしない光照射とを行った。
その後、細胞を回収し、プレートリーダー(SpectraMax 340/Molecular Devices)にて405nmの吸光度を測定した。つまり、即時黒化反応について観察した。その結果を図8に示す。
先ず、35mmディッシュ等の容器に、Normal Human Epidermal Melanocytes-Neonatal(HEMn、ヒトメラニン形成細胞/新生児)1×103cellsを播種し、恒湿培養器を用いて、温度37℃、培養器内雰囲気における二酸化炭素(CO2)濃度5%の条件で24時間かけて培養した。その後、培養液を除去し、生理食塩水(Phosphate buffered saline:PBS)を1ml加えた。
そして、波長365±5nmの範囲にピーク波長を有する光を照射するLED照射器を用い、照射量(積算照射量)が15J/cm2となるように、上記の表1に示す照射条件をもとに光照射を行った。
光照射は、次の4群を用いて実施した。(1)非照射(control)、(2)フィルタなし、(3)Aフィルタ搭載、(4)Bフィルタ搭載である。ここで、AフィルタおよびBフィルタのフィルタ特性は、実験例1と同様である。
その後、細胞を回収し、リアルタイムPCRにてチロシナーゼのmRNAの発現を測定した。つまり、遅延黒化反応について観察した。その結果を図9に示す。
このように、複数のLED素子24を光源として使用した光線治療装置10において、ピーク波長が±5nm程度ばらつくことを見越し、副作用(即時黒化)を軽減するために、短波長カットフィルタであるフィルタ26を搭載する。
強皮症については、繰り返し治療が行われることが想定される。治療のたびに即時黒化が繰り返されて長期間の色素沈着が起こると、表皮での光の吸収が増して標的とする真皮への光の深達性が低下するため、治療効率が低下してしまう。
本実施形態では、上述したように即時黒化を抑制することができるため、色素沈着を抑制し、真皮への光の深達性を維持させて治療効率を維持させることができる。
また、複数のLED素子24のピーク波長にばらつきが生じている場合であっても、これらのLED素子をそのまま光源として使用することができる。つまり、複数のLED素子24のピーク波長を揃えるために、LED素子の選別等をする必要がない。
なお、本実施形態において、フィルタ26は、複数のLED素子24の放射光のうち、波長350nm以下、好ましくは波長355nmの光を実質的に遮断することができるフィルタであればよく、例えば誘電体多層膜フィルタであってもよい。ただし、上記の光の利用効率等の観点より、色ガラスフィルタを用いることが好ましい。
本実施形態においては、フィルタ26は、複数のLED素子24と光照射窓28との間に配置されている場合について説明した。しかしながら、フィルタ26が光照射窓28の役割を兼ねていてもよい。つまり、図11に示すように、図2に示す光照射窓28の位置に、光照射窓としてのフィルタ26が配置されていてもよい。この場合、光照射窓(石英窓)を配置する必要がないため、その分のコストを削減することができる。
また、本実施形態においては、光線治療装置10は、光源部20と制御部30とを備えたものであればよい。つまり、光源部20の構成および制御部30の構成は、図1および図2に示す構成に限定されるものではなく、また、光源部20および制御部30以外の構成部としては種々のものを用いることができる。例えば、光線治療装置10は、治療に際して、片手で取っ手などを握り、光源部20を移動して所期の位置に配置するハンディタイプの治療器であってもよい。
Claims (6)
- 波長365±5nmの範囲にピーク波長を有し、波長350nm以下の光を含む光を放射する複数のLED素子を光源とし、患部に治療光を照射する光線治療装置に使用される光線治療装置用フィルタであって、
前記複数のLED素子の放射光を入射し、当該放射光のうち波長350nm以下の光を実質的に遮断し、透過光を前記治療光として出射することを特徴とする光線治療装置用フィルタ。 - 前記複数のLED素子の放射光のうち、波長355nm以下の光を実質的に遮断することを特徴とする請求項1に記載の光線治療装置用フィルタ。
- 色ガラスフィルタにより構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光線治療装置用フィルタ。
- 透過率が5%となる第一の波長と透過率が72%となる第二の波長との中点の波長が350nm以上365nm以下であり、前記第一の波長と前記第二の波長との間隔が30nm以下となるフィルタ特性を有することを特徴とする請求項3に記載の光線治療装置用フィルタ。
- 前記第一の波長が340nm以下となるフィルタ特性を有することを特徴とする請求項4に記載の光線治療装置用フィルタ。
- 前記第二の波長から波長800nmまでの波長域における透過率の平均値が80%以上となるフィルタ特性を有することを特徴とする請求項4または5に記載の光線治療装置用フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018184051A JP7336757B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 光線治療装置用フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018184051A JP7336757B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 光線治療装置用フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020049143A true JP2020049143A (ja) | 2020-04-02 |
JP7336757B2 JP7336757B2 (ja) | 2023-09-01 |
Family
ID=69994781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018184051A Active JP7336757B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 光線治療装置用フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7336757B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022131136A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 紫外線治療器および紫外線治療器の紫外線照射方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5672874A (en) * | 1979-07-27 | 1981-06-17 | Wolff Friedrich | Medical irradiating device |
WO2006076506A2 (en) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Candela Corporation | Treating a diseased nail |
JP2006199559A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Ushio Inc | フィルター |
WO2017154759A1 (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 強皮症用光治療器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5672874B2 (ja) | 2010-09-09 | 2015-02-18 | 株式会社村田製作所 | 無線icタグ及びrfidシステム |
-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018184051A patent/JP7336757B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5672874A (en) * | 1979-07-27 | 1981-06-17 | Wolff Friedrich | Medical irradiating device |
WO2006076506A2 (en) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Candela Corporation | Treating a diseased nail |
JP2006199559A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Ushio Inc | フィルター |
WO2017154759A1 (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 強皮症用光治療器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022131136A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 紫外線治療器および紫外線治療器の紫外線照射方法 |
JP2022093806A (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-24 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 紫外線治療器 |
JP7092314B1 (ja) | 2020-12-14 | 2022-06-28 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 紫外線治療器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7336757B2 (ja) | 2023-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7336756B2 (ja) | 光線治療装置および光線治療装置の光出射方法 | |
JP4560046B2 (ja) | 皮膚疾患の光治療処置 | |
EP2968972B1 (en) | Quantum dot light-emitting diodes for phototherapy | |
JP6827154B2 (ja) | 光線治療装置および光線治療方法 | |
US20150025602A1 (en) | Treatment apparatus and use thereof for treating psoriasis | |
EP3943151A1 (en) | Light emission device | |
WO2016208244A1 (ja) | 光線力学的治療用光照射装置および光照射方法 | |
KR20150032994A (ko) | 피부개선 및 발모용 광 요법 장치 | |
JP7336757B2 (ja) | 光線治療装置用フィルタ | |
FI64054C (fi) | Medicinsk bestraolningsanordning | |
EP1183072B1 (en) | Tissue rejuvenation by illuminating radiation | |
WO2017154759A1 (ja) | 強皮症用光治療器 | |
RU2697356C2 (ru) | Устройство и способ многочастотной фотодинамической терапии | |
KR102470632B1 (ko) | 백반증 치료 장치 | |
WO2017206381A1 (zh) | 糖尿病治疗仪及其使用的光源材料 | |
US7087074B2 (en) | Light therapy apparatus | |
EP3915635A1 (en) | Light irradiation device | |
ES2903420T3 (es) | Dispositivo terapéutico para irradiar la superficie de un tejido | |
Morita et al. | Recent developments in phototherapy: treatment methods and devices | |
JP2006015051A (ja) | 光線治療器 | |
RU218198U1 (ru) | Устройство для лечения кожных заболеваний | |
KR20070002794A (ko) | 광선치료기 | |
JP2006075549A (ja) | 光線治療器 | |
Mostnikova et al. | Phototherapeutic apparatus based on an argon laser for the treatment of hyperbilirubinemia in newborns | |
KR20070002795A (ko) | 광선치료기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220614 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220824 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20221122 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20221220 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20230110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20230228 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20230411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230601 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7336757 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |