JP2020045699A - パネル付き網戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】網戸ネットおよびパネル間への虫の侵入を抑制できるパネル付き網戸の提供。【解決手段】パネル付き網戸10は、網戸枠20と、網戸枠20に装着された網戸ネット30と、網戸ネット30の室内側または室外側に沿って配置されて、網戸枠20に取り付けられるパネル部材40とを備える。パネル部材40は、パネル保持枠50と、パネル保持枠50に保持されるパネル60とを備える。パネル保持枠50は、網戸ネット30およびパネル60との間に配置される仕切片部511、521と、仕切片部に対してパネル60を挟んで配置される保持片部512、522と、仕切片部および保持片部を連結する連結片部513、523とを備える。パネル保持枠50の保持片部512、522とパネル60との間には、パネル60を仕切片部に押し付けるガスケット55が配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、網戸ネットを保護するパネルを有するパネル付き網戸に関する。
従来より、幼児やペットによる網戸ネットの破損を防止するために、網戸ネットを保護するパネルを取り付けた網戸が知られている(非特許文献1参照)。
非特許文献1の網戸は、網戸枠と、網戸枠に装着される網戸ネットと、網戸ネットの室内側に配置されるパネルと、前記パネルを保持する保持溝が形成された形材とを備えている。前記パネルは、通気性を確保するため、パンチング加工によって形成された多数の孔部を有している。
非特許文献1の網戸では、アルミ製のパネルと、ポリカーボネート製のパネルとを用意しており、それぞれ厚さ寸法が異なるため、パネルの厚さ寸法に応じて異なる形材を用いていた。
"セーフティ網戸"、[online]、株式会社ナガオカサッシ工業、[平成30年9月7日検索]、インターネット〈URL:http://www.kk-nsk.co.jp/safety/〉
網戸ネットを保護するパネルを設ける場合、網戸の見込寸法に納まる範囲で、網戸ネットとパネルの間に空間が存在していた。
このため、網戸ネットとパネルとの間に比較的大きなクリアランスが形成され、このクリアランス部分にパネルの孔部から入り込んだ虫が閉じ込められることがある。網戸ネットおよびパネル間に虫が閉じ込められると、美観が損ねられるため、網戸ネットとパネルとの間のクリアランスをできるだけ小さくすることが求められた。
また、厚さ寸法が異なる複数種類のパネルを用意し、パネルを選択できるように設定した場合、パネルの厚さ寸法に応じて形材を用意しなければならず、形材の種類が増えてコストも増加するという課題もある。
本発明の目的は、網戸ネットおよびパネル間のクリアランスを小さくでき、パネルを保持する形材の種類が増えることも防止できるパネル付き網戸を提供することにある。
本発明のパネル付き網戸は、網戸枠と、前記網戸枠に装着された網戸ネットと、前記網戸ネットの室内側または室外側に沿って配置されて、前記網戸枠に取り付けられるパネル部材と、を備え、前記パネル部材は、パネル保持枠と、前記パネル保持枠に保持されるパネルとを備え、前記パネル保持枠は、前記網戸ネットおよび前記パネルとの間に配置される仕切片部と、前記仕切片部に対して前記パネルを挟んで配置される保持片部と、前記仕切片部および前記保持片部を連結する連結片部とを備えて構成され、前記パネル保持枠の前記保持片部と前記パネルとの間には、前記パネルを前記仕切片部に押し付ける押付部材が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、パネルを押付部材で仕切片部に押し付けることができるため、網戸ネットおよびパネル間のクリアランスを小さくでき、パネルを保持する形材の種類が増えることも防止できる。
本発明の実施形態のパネル付き網戸が取り付けられた引違い窓の内観姿図である。 前記実施形態の引違い窓の縦断面図である。 前記実施形態の引違い窓の横断面図である。 前記実施形態のパネル付き網戸の要部の分解斜視図である。 前記実施形態のパネル付き網戸の要部の斜視図である。 前記実施形態のパネル付き網戸の要部の縦断面図である。 前記実施形態のパネル付き網戸の要部の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、図面を見やすくするため、ハッチングは省略している。
図1〜3に示すように、本実施形態のパネル付き網戸10は、引違い窓1に取り付けられている。引違い窓1は、建物の躯体の開口に取り付けられる窓枠2と、窓枠2内を左右方向に引違い可能に配置された外障子3、内障子4とを備える一般的な引違い窓である。
窓枠2は、上枠5、下枠6および左右の縦枠7を矩形状に枠組みして構成されている。上枠5には、上枠網戸レール5Aが形成されており、下枠6には、下枠網戸レール6Aが形成されている。
パネル付き網戸10は、網戸枠20と、網戸枠20に装着される網戸ネット30と、網戸枠20に取り付けられるパネル部材40とを備える。
網戸枠20は、網戸上枠21、網戸下枠22および左右の網戸縦枠23を矩形状に枠組みして構成されている。網戸上枠21には、はずれ止め部品25が取り付けられ、網戸下枠22には網戸戸車26が取り付けられている。
パネル付き網戸10は、はずれ止め部品25を、上枠網戸レール5Aに差し込み、網戸戸車26を下枠網戸レール6Aに乗せることで、上枠網戸レール5A、下枠網戸レール6Aに対してスライド移動可能に取り付けられる。
網戸下枠22は、図4から図6にも示すように、室外側に露出する室外面部221と、室外面部221の上端部から室内側に延長され、ビスホールが形成された見込片部222と、見込片部222から上方に立上り、さらに室外側に折曲されて断面略L字状に形成された溝形成部223と、見込片部222の室内側端部から下方に延出された見付片部224と、見付片部224の下端部から室内側に延長された上面部225と、上面部225の室内側端部から下方に延長された室内面部226と、室外面部221の下端部から室内側に延長された下面部227と、下面部227と上面部225とを連結する連結部228とを備えている。
そして、見込片部222および溝形成部223によって、室外側に開口された凹溝229が形成されている。
各網戸縦枠23は、図4に示すように、室外側に露出する室外面部231と、室外面部231の内周側端部から室内側に延長された見込片部232と、見込片部232から他の網戸縦枠23側に向かって延出され、さらに室外側に折曲されて断面略L字状に形成された溝形成部233と、溝形成部233の室外側端部から他の網戸縦枠23側に延出された保持片部234と、溝形成部233の折曲部から他の網戸縦枠23側に延出され、さらに室内側に折曲されたガイド片部235と、見込片部232の室内側端部から外周側に向かって延長された室内面部236と、室外面部231および室内面部236を連結する連結片部237とを備えている。
そして、図3にも示すように、見込片部232および溝形成部233によって、室外側に開口された凹溝239が形成されている。
網戸上枠21は、図2に示すように、室外側に露出する室外面部211と、室外面部211の下端部から室内側に延長され、ビスホールが形成された見込片部212と、見込片部212から下方に立ち下がり、さらに室外側に折曲されて断面略L字状に形成された溝形成部213とを備え、見込片部212および溝形成部213によって、室外側に開口された凹溝219が形成されている。
網戸ネット30は、合成樹脂製ネットなど従来から用いられている網戸用のネットである。網戸ネット30は、網戸枠20に形成された凹溝219、229、239に、網戸ネット30を介して紐状弾性材からなるネットロープ31を圧入することによって、網戸枠20に張り付けられている。
すなわち、網戸ネット30の外周縁部を、凹溝219、229、239の開口を覆う位置に配置し、ネットロープ31を室外側から網戸ネット30の外周縁部を介して凹溝219、229、239内に押し込むことで、網戸ネット30を網戸枠20に取り付けることができる。
パネル部材40は、パネル保持枠50と、パネル保持枠50に保持されるパネル60とを備える。
パネル保持枠50は、図4および図5にも示すように、保持上枠51、保持下枠52および左右の保持縦枠53を矩形状に枠組みして構成されている。
保持上枠51は、図1にも示すように、網戸枠20の高さ方向の中間位置、すなわち中桟となる位置に配置されている。すなわち、パネル保持枠50の高さ寸法は、網戸枠20の高さ寸法の約半分とされている。
保持上枠51は、図4および図6に示すように、仕切片部511と、保持片部512と、連結片部513と、ビスホール部514とを備えたアルミ押出形材で構成されている。
仕切片部511は、網戸ネット30およびパネル60との間に配置され、網戸ネット30とパネル60とのクリアランス(間隔)を規定するものである。仕切片部511の厚さ寸法は、前記クリアランス部分に虫が侵入し難い寸法、例えば、1.5mm以下に設定され、本実施形態では1.2mmである。このため、仕切片部511の室外面に網戸ネット30を密着させ、仕切片部511の室内面にパネル60を密着させた場合、網戸ネット30およびパネル60間のクリアランスは、1.2mmとなる。
保持片部512は、仕切片部511の室内側に設けられている。保持片部512の下端部には、ガスケット取付用の凸部が形成され、この凸部にガスケット55が取り付けられている。ガスケット55は、パネル60の室内面に当接し、パネル60を仕切片部511に押し付ける押付部材として機能する。
連結片部513は、仕切片部511および保持片部512の上端部間を連結しており、断面弧状に形成されている。このため、保持上枠51の上面は湾曲面とされ、保持上枠51は手掛かりとなり難い形状とされている。
ビスホール部514は、仕切片部511および保持片部512間に形成され、仕切片部511、保持片部512に連結されている。
保持下枠52は、図4および図6に示すように、仕切片部521と、保持片部522と、連結片部523と、ビスホール部524と、室外側突片525と、室内側突片526とを備えたアルミ押出形材で構成されている。
仕切片部521は、仕切片部511と同様に、網戸ネット30およびパネル60との間に配置され、厚さ寸法は、例えば1.5mm以下に設定され、本実施形態では1.2mmとされている。
保持片部522は、保持片部512と同様に、仕切片部521の室内側に設けられ、その上端部には凸部が形成されて、パネル60を保持片部522に押し付ける押付部材であるガスケット55が取り付けられている。
連結片部523は、仕切片部521および保持片部522の下端部間を連結しており、ビスホール部524も一体に形成されている。
室外側突片525は、連結片部523の室外側端部から下方に向けて突設されている。室内側突片526は、連結片部523の室内側端部から下方に向けて突設されている。
保持縦枠53は、図3および図4に示すように、仕切片部531と、保持片部532と、連結片部533と、室外側突片535と、室内側突片536とを備えたアルミ押出形材で構成されている。
仕切片部531は、仕切片部511、521と同様に、網戸ネット30およびパネル60との間に配置され、厚さ寸法は、例えば1.5mm以下に設定され、本実施形態では1.2mmとされている。
保持片部532は、保持片部512、522と同様に、仕切片部531の室内側に設けられ、その内周側端部には凸部が形成されて、パネル60を保持片部532に押し付ける押付部材であるガスケット55が取り付けられている。
連結片部533は、仕切片部531および保持片部532の外周側端部間を連結している。
室外側突片535は、連結片部533の室外側端部から外周側つまり網戸縦枠23側に突設されている。室内側突片536は、連結片部523の室内側端部から外周側に向けて突設されている。
図4に示すように、連結片部533の上端部は、仕切片部531、保持片部532、室外側突片535、室内側突片536よりも上方に突出しており、この突出部分に保持上枠51の小口が当接し、タッピングねじによって固定されるように構成されている。また、連結片部533の上端部の外周面側にはキャップ部材56が配置される。キャップ部材56は、保持上枠51の小口および連結片部533を隠す部品であり、保持上枠51の連結片部513およびビスホール部514間の空間に挿入される挿入部561を備えている。
また、連結片部533の下端部は、仕切片部531、保持片部532よりも下方に突出しており、この突出部分に保持下枠52の小口が当接し、タッピングねじによって固定されるように構成されている。
室外側突片535の下端は、連結片部533の下端と同じ高さ位置まで突出している。一方、室内側突片536の下端部は、室外側突片535および連結片部533よりも下方に延出されている。
パネル60は、アルミ樹脂複合板、ポリカーボネート板、アルミ板などで構成される。アルミ樹脂複合板は、例えば、発泡ポリエチレン芯材の表面にアルミ製の面材を貼り付けて構成されたものなどが利用できる。パネル60の厚さ寸法は、パネル60に求めされる強度に応じて設定され、例えば、アルミ樹脂複合板やポリカーボネート板では3.0mm、アルミ板では1.5mmなどに設定される。
パネル60を仕切片部511、521、531に押し付けるガスケット55は、パネル60の厚さ寸法に応じて選択されている。例えば、厚さ寸法が3.0mmのパネル60を用いた場合は、図6に示すように、パネル60および保持片部512、522、532間に配置されて、パネル60を仕切片部511、521、531に押し付けることができる寸法に設定されたガスケット55が用いられる。また、厚さ寸法が1.5mmのパネル60Bを用いた場合は、図7に示すように、ガスケット55に比べて見込寸法が大きいガスケット55Bが用いられる。すなわち、パネル60、60Bの厚さ寸法に応じたガスケット55、55Bを用意すれば、共通のパネル保持枠50を用いて厚さ寸法の異なるパネル60、60Bを選択して組み込むことができる。
パネル60において仕切片部511、521、531に接触する室外面の外周部には、滑り材テープ61が貼り付けられている。滑り材テープ61は、フッ素樹脂などの低摩擦特性を有する材料で構成されている。パネル60に貼られた滑り材テープ61が、仕切片部511、521、531に接触することで、パネル60とパネル保持枠50とに温度変化に伴う熱変形(熱膨張や熱収縮)が生じた場合に、異なる材質の部材同士が擦れて異音が生じることを抑制できる。
また、パネル保持枠50の保持上枠51、保持下枠52、保持縦枠53は、仕切片部511、521、531および保持片部512、522、532間の保持溝部分にパネル60、60Bを保持しているので、保持溝の深さ寸法を比較的大きく設定できる。このため、パネル保持枠50の熱変形量と、パネル60、60Bの熱変形量とに差があった場合でも、その差に追従してパネル60、60Bの保持状態を維持できる。
パネル60は、図1、4に示すように、多数の孔部62が形成されている。なお、孔部62の大きさ、数、形状、配置間隔は、図1、4のものに限定されず、通気性やデザインなどに応じて適宜設定すればよい。
次に、パネル部材40を組み立てる手順について説明する。パネル部材40を組み立てる前に、予め保持下枠52の下面に断面略Z字状の連結金具45(図2参照)をタッピングねじ等で取り付けておく。その後、図4にも示すように、保持縦枠53を、保持上枠51、保持下枠52、パネル60を挟んで配置する。また、キャップ部材56の挿入部561を、保持上枠51の連結片部513およびビスホール部514間の空間に差し込んで配置する。
次に、タッピングねじを、キャップ部材56から保持縦枠53の連結片部533の上端部側に設けられたねじ穴を介して保持上枠51のビスホール部514にねじ込んで、保持上枠51、保持縦枠53、キャップ部材56を連結する。
また、タッピングねじを、保持縦枠53の連結片部533の下端部側のねじ穴から保持下枠52のビスホール部524にねじ込んで、保持下枠52および保持縦枠53を連結する。これにより、パネル60の周縁が保持上枠51、保持下枠52、保持縦枠53の保持溝内に配置される。最後に、各保持上枠51、保持下枠52、保持縦枠53の保持片部512、522、532にガスケット55を取り付け、パネル60を仕切片部511、521、531に押し付ける。以上により、パネル部材40が組み立てられる。
次に、網戸枠20に対するパネル部材40の取付構造について説明する。
パネル部材40の周囲に、網戸上枠21、網戸下枠22、網戸縦枠23を配置し、網戸縦枠23間に、網戸上枠21、網戸下枠22およびパネル部材40を挟んだ状態で、タッピングねじを用いて、網戸上枠21および網戸下枠22と網戸縦枠23とを連結する。
この際、図3にも示すように、保持縦枠53の室外側突片535を網戸縦枠23の保持片部234、ガイド片部235間に配置し、ガイド片部235を室外側突片535、室内側突片536間に配置し、網戸縦枠23に対してパネル部材40が室内外方向に移動しないように位置決めする。
また、パネル部材40を、網戸下枠22側に移動し、図2に示すように、連結金具45を上面部225に当接させて連結金具45および上面部225をタッピングねじで固定する。この際、図5に示すように、連結片部533および室外側突片535の下端面は溝形成部223の上面に載置されるように設計されている。また、保持下枠52の下端、つまり室外側突片525、室内側突片526の下端は、図6に示すように、網戸下枠22の上方に離れて位置している。このため、保持下枠52および網戸下枠22間には隙間28が形成される。
次に、網戸上枠21、網戸下枠22、網戸縦枠23の凹溝219、229、239内に、ネットロープ31を用いて、網戸ネット30の四周端縁を押し込んで張り付けてパネル付き網戸10を組み立てる。
これにより、網戸ネット30は、仕切片部511、521、531の室外面に接して設けられ、パネル60はガスケット55によって仕切片部511、521、531の室内面に押し付けられる。このため、網戸ネット30とパネル60との隙間寸法は、仕切片部511、521、531の厚さ寸法(本実施形態では1.2mm)に設定される。
[実施形態の効果]
本実施形態のパネル付き網戸10は、網戸ネット30とパネル60、60Bとの間に仕切片部511、521、531を配置し、パネル60、60Bを押付部材であるガスケット55、55Bによって仕切片部511、521、531に押し付けているので、網戸ネット30およびパネル60、60Bを仕切片部511、521、531に密着させることができ、網戸ネット30およびパネル60、60Bのクリアランスを最小限の寸法、つまり仕切片部511、521、531の厚さ寸法に設定できる。網戸ネット30とパネル60、60Bとのクリアランスを最小限にできるので、このクリアランス部分に虫が入り込むことを防止でき、美観を損ねることを防止できて虫の除去作業も不要にできる。
特に、本実施形態では、仕切片部511、521、531の厚さ寸法を1.5mm以下、例えば1.2mmに設定しているので、ハエや蚊などの小さな虫が入り込むことも防止できる。
パネル60、60Bをガスケット55、55Bによって仕切片部511、521、531に押し付ける構造としたので、ガスケット55、55Bを選択することで、保持上枠51、保持下枠52、保持縦枠53をそれぞれ1種類の形材で構成した場合でも、厚さ寸法の異なる複数種類のパネル60、60Bを保持することができる。このため、パネル保持枠50を構成する形材の種類が増えることを防止でき、コストを低減できる。また、アルミ樹脂複合板、ポリカーボネート板、アルミ板などの材質の異なる複数種類のパネル60、60Bを選択して用いることができる。
また、パネル部材40の保持下枠52と、網戸下枠22との間に隙間28を形成しているので、仮に網戸ネット30およびパネル60、60B間に虫やゴミが入り込んだ場合でも、網戸ネット30を室外側に押して撓ませて、網戸ネット30およびパネル60、60B間の隙間寸法を広げて、網戸ネット30を軽く叩いて揺らすことなどで、網戸下枠22上に虫やゴミを落とし、さらに隙間28が排出口となり、虫やゴミを隙間28から排出して除去することができる。
パネル部材40の保持上枠51は、網戸枠20の高さ方向(上下方向)の中間位置に配置されるため、中桟として機能し、幼児などが手を掛ける可能性がある。網戸に中桟を設け、網戸ネットを中桟で上下に分割した場合、中桟に手を掛けた際に網戸ネットに力が加わると、網戸ネットが破れたり、ネットロープが外れる可能性がある。これに対し、本実施形態では、網戸ネット30を網戸上枠21、網戸下枠22間に張り付け、保持上枠51には固定していないので、保持上枠51に手を掛けた際に、網戸ネット30に力が加わっても、網戸ネット30が室外側に撓んで力を逃がすことができる。このため、網戸ネット30が破れたり、ネットロープ31が外れることを防止できる。
その上、保持上枠51の上部に露出する連結片部513を断面弧状に形成したので、幼児等が手を掛けにくい形状にできる。このため、保持上枠51を手掛かりとして網戸ネット30を押したりすることも防止でき、網戸ネット30の破損をさらに抑制できる。
材質の異なるパネル60、60Bは熱変形量も異なる。このため、熱変形量の小さいパネル60、60Bに合わせてパネル保持溝の深さ寸法を設定すると、熱変形量の大きなパネル60、60Bを組み込んだ際に、パネル保持溝からパネル60、60Bが外れてしまう可能性がある。これに対し、本実施形態では、仕切片部511、521、531および保持片部512、522、532間でパネル60、60Bを保持しているので、仕切片部511、521、531および保持片部512、522、532の延出寸法を大きくでき、パネル保持溝の深さ寸法も大きくできる。このため、熱変形量の異なる様々な材質のパネル60、60Bを確実に保持することができる。
例えば、パネル60、60Bの製作誤差及び熱収縮による最大変位が−5.0mm、製作誤差及び熱伸びによる最大変位が+5.0mmの場合、パネル保持溝の深さ寸法を17mmに設定し、初期のパネル60、60Bの掛かり代を12.0mmとすれば、熱収縮で最大変位しても7.0mmの掛かり代が確保されてパネル60、60Bがパネル保持溝から外れることを防止できる。また、熱伸びで最大変位しても、パネル保持溝はその熱伸び分を吸収することができる。
パネル60、60Bには滑り材テープ61を貼り付けており、パネル60、60Bとパネル保持枠50とが直接接触しない構成としたので、パネル60、60Bと、パネル保持枠50とが異なる材質であっても、それらの熱変形時に異なる材質同士が擦れて異音が発生することを防止できる。なお、滑り材テープ61はパネル保持枠50に接触しながら移動するが、滑り材テープ61は摩擦係数が低いため、異音は殆ど発生しない。
パネル付き網戸10の下半分にパネル60、60Bを配置したので、幼児が網戸ネット30を叩いたり、押したり、寄りかかることができなくなる。また、ペットが網戸ネット30に飛び込んだり、引っ掻くこともできなくなる。このため、網戸ネット30が破れたり、ネットロープ31が外れることを防止でき、網戸ネット30の張り替えのメンテナンス作業も減少できる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
前記実施形態では滑り材テープ61をパネル60、60Bに貼り付けていたが、仕切片部511、521、531に貼り付けてもよい。また、滑り材テープ61を設けずに、パネル60、60Bを仕切片部511、521、531に直接接触させてもよい。
前記実施形態では、連結金具45によって網戸下枠22と保持下枠52とを固定していたが、連結金具45を用いずに、網戸下枠22と保持下枠52とを直接固定してもよい。さらに、網戸下枠22と保持下枠52とを固定せずに、パネル部材40を自重によって網戸下枠22に当接させてもよい。
前記実施形態では、網戸下枠22と保持下枠52との間に隙間28を形成していたが、網戸ネット30とパネル60、60Bとのクリアランスを1.5mm以下に設定し、網戸ネット30とパネル60、60Bとの間に虫が入り込むことを防止できるため、虫を排出する隙間28は設けなくてもよい。
保持上枠51の連結片部513を断面弧状に形成していたが、連結片部513を平らに形成し、仕切片部511、保持片部512、連結片部513を断面コ字状に形成してもよい。
前記実施形態では、パネル60、60Bを仕切片部511、521、531に押し付ける押付部材としてガスケット55、55Bを用いていたが、ガスケット以外で押付部材を構成してもよい。例えば、パネル60、60Bおよび保持片部512、522、532間にシーリング材を配置し、このシーリング材によってパネル60、60Bを仕切片部511、521、531に押し付けてもよい。
さらに、前記実施形態では、パネル60、60Bに合わせて2種類のガスケット55、55Bを用いていたが、各パネル60、60Bの厚さ寸法の差が小さい場合などには、1種類のガスケットを用いてもよい。この場合、パネル60、60Bの厚さ寸法に応じてガスケットの圧縮量が変更することで、パネル60、60Bを仕切片部511、521、531に押し付けることができる。
前記実施形態では、パネル60を網戸ネット30の室内側に配置していたが、網戸ネット30の室外側に配置してもよい。
[発明のまとめ]
本発明のパネル付き網戸は、網戸枠と、前記網戸枠に装着された網戸ネットと、前記網戸ネットの室内側または室外側に沿って配置されて、前記網戸枠に取り付けられるパネル部材と、を備え、前記パネル部材は、パネル保持枠と、前記パネル保持枠に保持されるパネルとを備え、前記パネル保持枠は、前記網戸ネットおよび前記パネルとの間に配置される仕切片部と、前記仕切片部に対して前記パネルを挟んで配置される保持片部と、前記仕切片部および前記保持片部を連結する連結片部とを備えて構成され、前記パネル保持枠の前記保持片部と前記パネルとの間には、前記パネルを前記仕切片部に押し付ける押付部材が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、パネルを押付部材によって仕切片部に押し付けているので、網戸ネットおよびパネルを仕切片部に密着させることができ、網戸ネットおよびパネルのクリアランスを最小限の寸法、つまり仕切片部の厚さ寸法に設定できる。網戸ネットとパネルとのクリアランスを最小限にできるので、このクリアランス部分に虫が入り込むことを防止できる。
パネルを押付部材によって仕切片部に押し付ける構造としたので、簡単な構造でパネルを仕切片部に確実に押し付けることができる。また、パネル保持枠が1種類であっても、パネルの厚さ寸法に対応した押付部材を選択したり、押付部材の圧縮量を変更させることで、厚さ寸法の異なる複数種類のパネルを保持することができる。このため、パネル保持枠を構成する形材の種類が増えることを防止でき、アルミ樹脂複合板、ポリカーボネート板、アルミ板などの材質の異なる複数種類のパネルを選択して用いることができる。
本発明のパネル付き網戸において、前記押付部材は、前記パネルの厚さ寸法に応じて選択されて、前記保持片部に装着されるガスケットで構成されることが好ましい。
押付部材としてガスケットを用いれば、保持片部に凸部を形成するだけで容易に取り付けることができ、サッシにおけるガラス保持用のガスケットを流用することもできる。
本発明のパネル付き網戸において、前記パネル保持枠は、保持上枠と、保持下枠と、前記保持上枠および前記保持下枠間を連結する一対の保持縦枠とを備えて構成され、前記保持上枠は、前記網戸枠の高さ方向の中間部に配置され、前記保持上枠は、前記仕切片部と、前記保持片部と、前記連結片部とを備え、前記連結片部は、前記仕切片部および前記保持片部の上端部間を連結し、かつ、断面弧状に形成されていることが好ましい。
保持上枠は、網戸枠の高さ方向の中間位置に配置されるため、中桟として機能し、幼児などが手を掛ける可能性があるが、保持上枠の上部に露出する連結片部を断面弧状に形成したので、幼児等が手を掛けにくい形状にできる。このため、保持上枠を手掛かりとして網戸ネットを押したりすることも防止でき、網戸ネットの破損を抑制できる。
本発明のパネル付き網戸において、前記網戸枠は、網戸上枠と、網戸下枠と、前記網戸上枠および前記網戸下枠間に配置された一対の網戸縦枠とを備えて構成され、前記パネル保持枠は、保持上枠と、保持下枠と、前記保持上枠および前記保持下枠間を連結する一対の保持縦枠とを備えて構成され、前記網戸下枠の上面と、前記保持下枠の下面との間には隙間が形成されていることが好ましい。
網戸下枠と保持下枠との間に隙間を形成しているので、仮に網戸ネットおよびパネル間に虫やゴミが入り込んだ場合でも、網戸ネットを撓ませて、軽く叩いて揺らすことなどで、網戸下枠上に虫やゴミを落とし、さらに隙間が排出口となり、虫やゴミを隙間から排出して除去することができる。
本発明のパネル付き網戸において、前記パネルと前記仕切片部との間に、滑り材テープを設けることが好ましい。
パネルまたは仕切片部に滑り材テープを貼り付けることなどで、パネルおよび仕切片部間に滑り材テープを設けて、パネルとパネル保持枠とが直接接触しない構成としたので、パネルとパネル保持枠とが異なる材質であっても、それらの熱変形時に異なる材質同士が擦れて異音が発生することを防止できる。
1…引違い窓、2…窓枠、5…上枠、5A…上枠網戸レール、6…下枠、6A…下枠網戸レール、7…縦枠、10…パネル付き網戸、20…網戸枠、21…網戸上枠、22…網戸下枠、23…網戸縦枠、28…隙間、30…網戸ネット、31…ネットロープ、40…パネル部材、45…連結金具、50…パネル保持枠、51…保持上枠、52…保持下枠、53…保持縦枠、55、55B…ガスケット、56…キャップ部材、60、60B…パネル、61…滑り材テープ、62…孔部、219、229、239…凹溝、511…仕切片部、512…保持片部、513…連結片部、521…仕切片部、522…保持片部、523…連結片部、525…室外側突片、526…室内側突片、531…仕切片部、532…保持片部、533…連結片部、535…室外側突片、536…室内側突片、561…挿入部。

Claims (5)

  1. 網戸枠と、
    前記網戸枠に装着された網戸ネットと、
    前記網戸ネットの室内側または室外側に沿って配置されて、前記網戸枠に取り付けられるパネル部材と、を備え、
    前記パネル部材は、パネル保持枠と、前記パネル保持枠に保持されるパネルとを備え、
    前記パネル保持枠は、
    前記網戸ネットおよび前記パネルとの間に配置される仕切片部と、
    前記仕切片部に対して前記パネルを挟んで配置される保持片部と、
    前記仕切片部および前記保持片部を連結する連結片部とを備えて構成され、
    前記パネル保持枠の前記保持片部と前記パネルとの間には、前記パネルを前記仕切片部に押し付ける押付部材が配置されている
    ことを特徴とするパネル付き網戸。
  2. 請求項1に記載のパネル付き網戸において、
    前記押付部材は、前記パネルの厚さ寸法に応じて選択されて、前記保持片部に装着されるガスケットで構成される
    ことを特徴とするパネル付き網戸。
  3. 請求項1または請求項2に記載のパネル付き網戸において、
    前記パネル保持枠は、保持上枠と、保持下枠と、前記保持上枠および前記保持下枠間を連結する一対の保持縦枠とを備えて構成され、
    前記保持上枠は、前記網戸枠の高さ方向の中間部に配置され、
    前記保持上枠は、前記仕切片部と、前記保持片部と、前記連結片部とを備え、
    前記連結片部は、前記仕切片部および前記保持片部の上端部間を連結し、かつ、断面弧状に形成されている
    ことを特徴とするパネル付き網戸。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパネル付き網戸において、
    前記網戸枠は、網戸上枠と、網戸下枠と、前記網戸上枠および前記網戸下枠間に配置された一対の網戸縦枠とを備えて構成され、
    前記パネル保持枠は、保持上枠と、保持下枠と、前記保持上枠および前記保持下枠間を連結する一対の保持縦枠とを備えて構成され、
    前記網戸下枠の上面と、前記保持下枠の下面との間には隙間が形成されている
    ことを特徴とするパネル付き網戸。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパネル付き網戸において、
    前記パネルと前記仕切片部との間に、滑り材テープを設けた
    ことを特徴とするパネル付き網戸。
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