JP2020044958A - ハイブリッド車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のFR車をベースにして、適切にかつ効率的に構成することが可能な2モータタイプのハイブリッド車両を提供する。【解決手段】縦置きで前輪5側に配置されたエンジン1と、エンジン1が出力するエンジントルクを受けて発電する機能を有する第1モータ2と、第1モータ2の出力側に配置され、エンジントルクおよび第1モータ2が出力する第1モータトルクを後輪5側へ伝達する自動変速機6と、自動変速機6と後輪4との間に配置され、自動変速機6側から入力されるトルクを増幅して後輪4側へ伝達する副変速機7とを備えたハイブリッド車両Veにおいて、第2モータトルクを出力する第2モータ3を、第2モータトルクが副変速機7に入力可能なように、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に接続する。【選択図】図3
Description
この発明は、駆動力源としてエンジンと発電機能を有するモータとを備え、少なくとも後輪を駆動して走行することが可能なハイブリッド車両に関するものである。
特許文献1には、エンジンおよびモータを駆動力源とするハイブリッド車両に関する発明が記載されている。この特許文献1に記載されたハイブリッド車両は、前輪および後輪の両方で駆動力を発生できる四輪駆動(4WD)車であって、エンジンおよびエンジンの出力軸に連結されたモータを有するハイブリッドシステムと、エンジンの動力を前輪側と後輪側とに分配する差動歯車式のセンターデフ(トランスファ)と、制御装置(コントローラ)とを備えている。センターデフは、複数の歯車を有する歯車伝動機構、および、歯車の接続態様(歯車列の接続の組み合わせ)を切り替えるためのアクチュエータを有しており、前輪側と後輪側との動力分配比を変更することが可能なように構成されている。そして、制御装置は、減速時におけるモータによるエネルギ回収量(回生エネルギ)を増大し、燃費を向上させることを目的として、ブレーキペダルの操作による減速時に、エンジンの動力が前輪側の方が後輪側よりも多く分配されるようにセンターデフを制御する。
なお、特許文献2には、回生制動時の回生エネルギの減少を抑制することを目的としたハイブリッド車両に関する発明が記載されている。この特許文献2に記載されたハイブリッド車両は、前輪および後輪の両方で駆動力を発生できる四輪駆動(4WD)車であって、前輪および後輪にトルクを伝達可能なエンジンおよびモータと、エンジンと後輪との間でありかつモータと前輪との間の動力伝達経路に設けられたクラッチとを備えている。また、クラッチを締結状態にした旋回時の車速および旋回半径に基づいて、旋回時に前輪と後輪との間で発生するフリクショントルクを演算する手段と、クラッチを締結状態にした回生制動時の4WD回生エネルギを演算する手段と、クラッチを解放状態にした回生制動時の2WD回生エネルギを演算する手段と、4WD回生エネルギおよび2WD回生エネルギのうちどちらが大きいかを判定する手段とを備えている。そして、この特許文献2に記載されたハイブリッド車両は、2WD回生エネルギよりも4WD回生エネルギが大きいと判定した場合に、クラッチを締結状態にして前輪とモータとの間の動力伝達経路を接続する。反対に、4WD回生エネルギよりも2WD回生エネルギが大きいと判定した場合には、クラッチを解放状態にして前輪とモータとの間の動力伝達経路を遮断する。
上記の特許文献1に記載されたハイブリッド車両において、エンジンは、車両の前輪側に、クランク軸の回転軸線方向を車両の前後方向に合わせたいわゆる縦置きに配置されている。そして、縦置きのエンジン、および、エンジンの出力軸と動力伝達が可能なように連結されたモータで後輪を駆動し、それらエンジンおよびモータと後輪との間の動力伝達経路からセンターデフを介して分配したトルクで、前輪を駆動する。すなわち、特許文献1に記載されたハイブリッド車両は、前輪側にエンジンを縦置きした後輪駆動車(FR車)がベースとなる四輪駆動(4WD)あるいは全輪駆動(AWD)のハイブリッド車両である。この特許文献1に記載されているようなハイブリッド車両に、駆動力源として更に一基のモータを追加したハイブリッド車両、すなわち、FR車をベースにしたいわゆる2モータタイプのハイブリッド車両が開発もしくは考案されている。例えば、図1、図2に、FR車をベースにした四輪駆動の2モータタイプのハイブリッド車両を示してある。
図1に示すハイブリッド車両100は、駆動力源として、エンジン101、第1モータ102、および、第2モータ103を備えている。また、自動変速機(主変速機)104、副変速機105、および、トランスファ106を備えている。エンジン101の出力側に第1モータ102が連結されている。第1モータ102は、エンジン101と同軸上に配置されている。同様に、自動変速機104および副変速機105は、エンジン101および第1モータ102と同軸上に配置されている。エンジン101および第1モータ102は、自動変速機104、副変速機105、トランスファ106、リヤプロペラシャフト107、および、リヤデファレンシャルギヤ108を介して、後輪109に連結されている。更に、エンジン101および第1モータ102は、トランスファ106から分岐し、フロントプロペラシャフト110、および、フロントデファレンシャルギヤ111を介して、前輪112に連結されている。そして、第2モータ103は、減速ギヤ113、二段減速機114、フロントプロペラシャフト110、および、フロントデファレンシャルギヤ111を介して、前輪115に連結されている。
また、図2に示すハイブリッド車両200は、駆動力源として、エンジン201、第1モータ202、および、第2モータ203を備えている。また、自動変速機(主変速機)204、および、副変速機205を備えている。エンジン101の出力側に第1モータ202が連結されている。第1モータ202は、エンジン201と同軸上に配置されている。同様に、自動変速機204および副変速機205は、エンジン201および第1モータ202と同軸上に配置されている。エンジン201および第1モータ202は、自動変速機204、副変速機205、リヤプロペラシャフト206、および、リヤデファレンシャルギヤ207を介して、後輪208に連結されている。そして、第2モータ203は、減速ギヤ209、二段減速機210、フロントプロペラシャフト211、および、フロントデファレンシャルギヤ212を介して、前輪213に連結されている。
上記の図1に示すハイブリッド車両100では、第2モータ103が、エンジン101および第1モータ102と後輪109との間の動力伝達経路から独立して配置されている。そのため、ハイブリッド車両100では、第2モータ103が出力するモータトルクを増幅するために、副変速機105とは別に、第2モータ103に専用の減速ギヤ113および二段減速機114が設けられている。すなわち、ハイブリッド車両100では、副変速機105に加えて、更に減速ギヤ113および二段減速機114が設けられている。したがって、既存のFR車をベースにして2モータタイプのハイブリッド車両100を構成する場合、既存の車体の構成を大きく変更しなければならず、また、部品点数も増加してしまう。図2に示すハイブリッド車両200においても、上記のようなハイブリッド車両100の場合と同様の課題が生じる。
このように、既存のFR車をベースにして、2モータタイプのハイブリッド車両を適切にかつ効率的に構成するには、未だ改良の余地があった。
この発明は、上記の技術的課題に着目して考え出されたものであり、既存のFR車をベースにして、適切にかつ効率的に構成することが可能な2モータタイプのハイブリッド車両を提供すること目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、クランク軸の回転軸線方向を車体の前後方向に合わせた縦置きで前記車体の前輪側に配置されたエンジンと、前記エンジンと同軸上で前記エンジンの出力側に配置され、前記エンジンが出力するエンジントルクを受けて駆動されることにより発電する機能を有する第1モータと、前記第1モータの出力側に配置され、前記エンジントルクおよび前記第1モータが出力する第1モータトルクを後輪側へ伝達する自動変速機と、前記自動変速機と前記後輪との間に配置され、前記自動変速機側から入力されるトルクを増幅して前記後輪側へ伝達する副変速機と、を備えたハイブリッド車両において、第2モータトルクを出力する第2モータを更に備え、前記第2モータは、前記第2モータトルクを前記副変速機へ入力可能なように、前記自動変速機と前記副変速機との間の動力伝達経路に接続されていることを特徴とするものである。
この発明のハイブリッド車両は、エンジン、第1モータ、および、第2モータを駆動力源とする2モータタイプのハイブリッド車両であって、既存のFR車、特に、例えばオフロード走行を想定して駆動トルクを増幅することが可能な副変速機を備えた車両をベースにして構成される。第1モータは、エンジンの出力側に、かつ、エンジンと同軸上に配置される。そのため、第1モータは、エンジンを縦置きする既存のFR車の構成を大きく変更することなく容易に配置できる。そして、この発明のハイブリッド車両では、第1モータの出力側に配置される自動変速機と、更に自動変速機の出力側に配置される副変速機との間の動力伝達経路に、出力トルク(第2モータトルク)を伝達可能なように第2モータが配置される。すなわち、副変速機に第2モータトルクを入力できるように第2モータが配置される。そのため、既存の副変速機で第2モータトルクを増幅して後輪側に伝達することができる。第2モータトルクが既存の副変速機で増幅されることにより、第2モータを大型化することなく、より高出力の2モータタイプのハイブリッド車両を構成することができる。あるいは、第2モータとして低トルク・高回転型のモータを採用することができ、それにより、よりコンパクトな2モータタイプのハイブリッド車両を構成することができる。したがって、この発明のハイブリッド車両によれば、既存のFR車をベースにして、2モータタイプのハイブリッド車両を適切にかつ効率的に構成することができる。
この発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、この発明を具体化した場合の一例に過ぎず、この発明を限定するものではない。
この発明の実施形態で対象にする車両は、エンジン、ならびに、第1モータおよび第2モータを駆動力源とする2モータタイプのハイブリッド車両である。第1モータは、エンジンの出力側に、かつ、エンジンと同軸上に配置され、エンジンが出力するエンジントルクを受けて駆動されることにより発電する機能を有している。エンジンおよび第1モータは、自動変速機を介して、後輪に動力伝達可能に連結されている。更に、この発明の実施形態で対象にするハイブリッド車両は、例えばオフロードや悪路での走行を想定し、駆動トルクを増幅することが可能な副変速機(減速機構)を備えている。そして、この発明の実施形態で対象にするハイブリッド車両は、第2モータが、出力トルクを上記の副変速機へ入力可能なように、自動変速機と副変速機との間の動力伝達経路に接続されている。
図3に、この発明の実施形態におけるハイブリッド車両の具体例を示してある。図3に示すハイブリッド車両(以下、車両)Veは、駆動力源として、エンジン(ENG)1、ならびに、第1モータ(MG1)2、および、第2モータ(MG2)3を備えている。また、車両Veは、他の主要な構成要素として、後輪(駆動輪)4、前輪(駆動輪)5、自動変速機(AT)6、および、副変速機7を備えている。
エンジン1は、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関であり、出力の調整、ならびに、始動および停止などの作動状態が電気的に制御されるように構成されている。ガソリンエンジンであれば、スロットルバルブの開度、燃料の供給量または噴射量、点火の実行および停止、ならびに、点火時期などが電気的に制御される。ディーゼルエンジンであれば、燃料の噴射量、燃料の噴射時期、あるいは、EGR[Exhaust Gas Recirculation]システムにおけるスロットルバルブの開度などが電気的に制御される。
第1モータ2は、エンジン1の出力側(図3の右側)に、エンジン1と同軸上に配置されている。第1モータ2は、少なくとも、エンジン1が出力するエンジントルクを受けて駆動されることにより電力を発生する発電機としての機能を有している。この発明の実施形態における車両Veでは、第1モータ2は、電力が供給されることにより駆動されて第1モータトルクを出力する原動機としての機能も有している。すなわち、第1モータ2は、発電機能を有するモータ(いわゆる、モータ・ジェネレータ)であり、例えば、永久磁石式の同期モータ、あるいは、誘導モータなどによって構成されている。第1モータ2には、インバータ(図示せず)を介して、バッテリ(図示せず)が接続されている。したがって、第1モータ2を発電機として駆動し、その際に発生する電力をバッテリに蓄えることができる。また、バッテリに蓄えられている電力を第1モータ2に供給し、第1モータ2を原動機として駆動して第1モータトルクを出力することもできる。なお、第1モータ2の回転軸(ロータ軸)2aは、ダンパ装置8を介して、エンジン1の出力軸(クランク軸)1aに連結されている。
第2モータ3は、少なくとも、電力が供給されることにより駆動されて第2モータトルクを出力する原動機としての機能を有している。この発明の実施形態における車両Veでは、第2モータ3は、外部からトルクを受けて駆動されることによって電力を発生する発電機としての機能も有している。すなわち、第2モータ3は、上記の第1モータ2と同様に、発電機能を有するモータ(いわゆる、モータ・ジェネレータ)であり、例えば、永久磁石式の同期モータ、あるいは、誘導モータなどによって構成されている。第2モータ3には、インバータ(図示せず)を介して、バッテリ(図示せず)が接続されている。したがって、バッテリに蓄えられている電力を第2モータ3に供給し、第2モータ3を原動機として駆動して第2モータトルクを出力することができる。また、駆動輪(図3に示す例では、後輪4および前輪5の少なくともいずれか)から伝達されるトルクによって第2モータ3を発電機として駆動し、その際に発生する回生電力をバッテリに蓄えることもできる。さらに、第1モータ2および第2モータ3は、インバータを介して、互いに電力の授受が可能なように接続されている。例えば、第1モータ2で発生した電力を、直接、第2モータ3に供給し、第2モータ3でモータトルクを出力することも可能である。なお、この第2モータ3の配置や動力伝達経路との接続関係等の詳細については後述する。
後輪4は、駆動力源が出力する駆動トルクが伝達されることにより、車両Veの駆動力を発生する駆動輪である。図3に示す例では、後輪4は、後述する自動変速機6、副変速機7、および、トランスファ16、ならびに、リヤプロペラシャフト9、リヤデファレンシャルギヤ10、および、リヤドライブシャフト11を介して、駆動力源(すなわち、エンジン1、第1モータ2、および、第2モータ3)に連結されている。
図3に示す例では、車両Veは、駆動トルクを前輪5および後輪4の両方に伝達して駆動力を発生させる四輪駆動車あるいは全輪駆動車である。そのため、前輪5は、上記の後輪4と同様に、駆動力源が出力する駆動トルクが伝達されることにより、車両Veの駆動力を発生する駆動輪となっている。前輪5は、後述するトランスファ16、ならびに、フロントプロペラシャフト12、フロントデファレンシャルギヤ13、および、フロントドライブシャフト14を介して、駆動力源(すなわち、エンジン1、第1モータ2、および、第2モータ3)に連結されている。
自動変速機6は、第1モータ2の出力側(図3の右側)に、エンジン1および第1モータ2と同軸上に配置されており、エンジン1および第1モータ2から入力されるトルクを後輪4側に伝達する。自動変速機6は、要は、入力回転数の出力回転数に対する比率を適宜に変更できる機構であって、有段変速機や無段変速機などの自動制御が可能な変速機によって構成される。
なお、図3に示す例では、車両Veは、上記の第1モータ2と自動変速機6との間に、発進クラッチ15を備えている。発進クラッチ15は、エンジン1および第1モータ2と後輪4との間の動力伝達経路で、選択的に動力の伝達および遮断を行う。発進クラッチ15を解放することにより、エンジン1および第1モータ2が車両Veの後輪4側の駆動系統から切り離される。発進クラッチ15を係合することにより、エンジン1および第1モータ2が車両Veの後輪4側の駆動系統に連結される。また、図3では図示していないが、発進クラッチ15は、例えば、複数の摩擦板を交互に配置した多板クラッチによって構成することができる。要するに、発進クラッチ15は、例えば、伝達トルク容量を連続的に変化させることができる摩擦クラッチが用いられる。したがって、エンジン1のエンジントルクを後輪4に伝達する際に、発進クラッチ15の係合状態を制御し、発進クラッチ15の伝達トルク容量を連続的に変化させることにより、スムーズな動力伝達を行うことができる。あるいは、スムーズな発進を行うことができる。
また、車両Veは、上記のようにエンジン1と第1モータ2とが動力伝達可能に連結されている。したがって、発進クラッチ15を用いずに、エンジン1のエンジントルクによる発進あるいはスムーズな動力伝達を行うことも可能である。例えば、エンジントルクを後輪4に伝達する際に、第1モータ2でエンジントルクを増減するように制御することにより、発進クラッチ15を用いずに、車両Ve発進させること、あるいは、スムーズな動力伝達を行うことができる。ただし、極低車速(例えば、時速1kmから時速3km程度)でエンジントルクによって定常走行するような場合では、エンジン1のアイドル回転数と車輪速との差回転が生じる。そのような場合には、発進クラッチ15を用いて差回転を吸収することにより、よりスムーズな動力伝達を行うことができる。
副変速機7は、自動変速機6の出力側(図3の右側)に配置されている。副変速機7は、自動変速機6側から入力されるトルクを増幅して後輪4側へ伝達する減速機構である。副変速機7は、例えば、変速比が1未満の減速状態(Low)と変速比が1の直結状態(High)とを設定することが可能な、いわゆるLo/Hi切替機構となっている。副変速機7は、例えば、遊星歯車機構およびブレーキ機構を用いた二段の減速機構によって構成されている。あるいは、複数のギヤ対と切り替えクラッチとを組み合わせた変速機構によって構成することもできる。
前述したように、この発明の実施形態における車両Veは、例えばオフロードや悪路での走行を想定し、特に低速時に大きな駆動トルクを得られるように構成されている。そのために、この発明の実施形態における車両Veには、自動変速機6の出力側に、上記のような副変速機7が設けられている。自動変速機6から出力されるトルクを更に副変速機7で増幅することにより、低速時の駆動トルクを増大させ、車両Veの悪路走破性能を高めることができる。
また、図3に示す例では、車両Veは四輪駆動車あるいは全輪駆動車として構成されている。そのため、車両Veは、トランスファ16を備えている。トランスファ16は、駆動力源(すなわち、エンジン1、第1モータ2、および、第2モータ3)の出力トルクを後輪4側と前輪5側とに分配する機構であり、副変速機7の出力側(図3の右側)に配置されている。トランスファ16における後輪4側の出力部材(図示せず)に、リヤプロペラシャフト9が連結され、前輪5側の出力部材(図示せず)に、フロントプロペラシャフト12が連結されている。
トランスファ16は、例えば、チェーンやベルトを使用した巻き掛け伝動機構、あるいは、歯車機構によって構成することができる。また、トランスファ16は、前輪5と後輪4との差動回転を可能にする差動機構や、その差動回転を摩擦クラッチなどによって制限する差動制限機構を備えていてもよい。また、トランスファ16は、上記のような差動制限機構を備えた差動機構からなるフルタイム四輪駆動機構、または、前輪5側へのトルクの伝達を選択的に遮断するパートタイム四輪駆動機構などによって構成することができる。更に、トランスファ16は、前輪5側へ伝達するトルクと、後輪4側へ伝達するトルクとの配分を任意に設定することが可能な電子制御式の四輪駆動機構によって構成することもできる。
この発明の実施形態における車両Veは、第2モータ3が、第2モータトルクを副変速機7へ入力可能なように、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に接続されている。図3に示す例では、第2モータ3は、エンジン1および第1モータ2と同軸上で、自動変速機6の出力側(図3の右側)、かつ、副変速機7の入力側(図3の左側)に配置されている。具体的には、第2モータ3は、回転軸(ロータ軸)3aが中空軸に形成されており、その回転軸3aの中空部分に、自動変速機6の出力軸6aが回転軸3aに対して相対回転できるように挿入されている。出力軸6aは、副変速機7の入力軸(図示せず)に連結されている。したがって、出力軸6aは、自動変速機6と副変速機7とを連結しており、この発明の実施形態における自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17を形成している。
そして、上記の出力軸6a、すなわち、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に、減速ギヤ18を介して、第2モータ3の回転軸3aが連結されている。図3に示す例では、減速ギヤ18は、シングルピニオン型の遊星歯車機構を用いた減速機構である。減速ギヤ18における遊星歯車機構のサンギヤ(図示せず)に回転軸3aが連結され、遊星歯車機構のキャリア(図示せず)に出力軸6a(動力伝達経路17)が連結されている。遊星歯車機構のリングギヤは、回転が不可能なように固定されている。したがって、減速ギヤ18は、回転軸3aの回転数に対して出力軸6a(動力伝達経路17)の回転数を減速する、すなわち、回転軸3aのトルクを増幅して出力軸6a(動力伝達経路17)に伝達する減速機構となっている。
上記のように、この発明の実施形態における第2モータ3は、減速ギヤ18を介して、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に接続されており、第2モータトルクを副変速機7へ入力することが可能である。そのため、第2モータトルクを、副変速機7で更に増幅して、後輪4側へ伝達することができる。また、図3に示す例では、車両Veはトランスファ16を備えた四輪駆動車として構成されている。そのため、副変速機7で増幅した第2モータトルクを、前輪5側へ伝達することもできる。
前述の図1および図2で示した従来の構成例では、第2モータ103,203の出力トルクを増幅するために、自動変速機104,204の出力側に配置された副変速機105,205とは別個に、二段減速機114,210を設けている。それに対して、この発明の実施形態における車両Veでは、上記のように第2モータ3の第2モータトルクを副変速機7で増幅できるので、従来の構成例における二段減速機114,210のような減速機構を省くことができる。そのため、この発明の実施形態における車両Veでは、従来の構成と比較して部品点数を削減できる。また、第2モータ3を大型化することなく、より高出力の2モータタイプのハイブリッド車両を構成することができる。あるいは、第2モータ3として低トルク・高回転型のモータを採用することができ、それにより、よりコンパクトな2モータタイプのハイブリッド車両を構成することができる。したがって、この発明の実施形態における車両Veによれば、既存のFR車をベースにして、2モータタイプのハイブリッド車両を適切にかつ効率的に構成することができる。
この発明の実施形態における車両Veは、上記の図3で示した構成に限定されない。例えば、次の図4、図5に示す例のように構成することもできる。なお、以下の各図に示す車両Veにおいて、上記の図3で示した車両Veと構成や機能が同じ構成要素については、図3と同じ参照符号を付けてある。
図4に示す車両Veでは、第2モータ3が、エンジン1および第1モータ2とは別の回転軸線上に配置されている。具体的には、第2モータ3は、フロントプロペラシャフト12と同軸上に配置されており、第2モータ3の回転軸3aの中空部分に、フロントプロペラシャフト12が回転軸3aに対して相対回転できるように挿入されている。そして、この図4に示す例では、第2モータ3は、自動変速機6の出力軸6a、すなわち、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に、減速ギヤ21を介して、第2モータ3の回転軸3aが連結されている。図4に示す例では、減速ギヤ21は、径の異なる二つの歯車からなる歯車対を用いた減速機構である。減速ギヤ18における大径ギヤ22に回転軸3aが連結され、大径ギヤ22よりも径が小さい(歯数が少ない)小径ギヤ23に出力軸6a(動力伝達経路17)が連結されている。そして、それら大径ギヤ22と小径ギヤ23とが噛み合う歯車対によって減速ギヤ21が構成されている。したがって、減速ギヤ21は、回転軸3aの回転数に対して出力軸6a(動力伝達経路17)の回転数を減速する、すなわち、回転軸3aのトルクを増幅して出力軸6a(動力伝達経路17)に伝達する減速機構となっている。
上記のように、この図4に示す構成の車両Veにおいても、第2モータ3は、減速ギヤ18を介して、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に接続されており、第2モータトルクを副変速機7へ入力することが可能である。そのため、第2モータトルクを、副変速機7で更に増幅して、後輪4側へ伝達することができる。また、図4に示す例でも、車両Veはトランスファ16を備えた四輪駆動車として構成されている。そのため、副変速機7で増幅した第2モータトルクを、前輪5側へ伝達することもできる。
したがって、この図4に示す構成の車両Veは、第2モータ3の第2モータトルクを副変速機7で増幅できるので、前述したような従来の構成例における二段減速機114,210のような減速機を省くことができる。そのため、従来の構成と比較して部品点数を削減できる。また、第2モータ3を大型化することなく、より高出力の2モータタイプのハイブリッド車両を構成することができる。あるいは、第2モータ3として低トルク・高回転型のモータを採用することができ、それにより、よりコンパクトな2モータタイプのハイブリッド車両を構成することができる。
図5に示す車両Veは、駆動力源(すなわち、エンジン1、第1モータ2、および、第2モータ3)の出力トルクで後輪4を駆動する二輪駆動(FR・2DW)車として構成されている。すなわち、この図5に示す構成の車両Veでは、前述の図3で示した車両Veにおけるトランスファ16、フロントプロペラシャフト12、フロントデファレンシャルギヤ13、および、フロントドライブシャフト14が省かれている。第2モータ3は、前述の図3で示した車両Veと同様に、エンジン1および第1モータ2と同軸上に配置され、減速ギヤ18を介して、自動変速機6と副変速機7との間の動力伝達経路17に接続されている。要するに、この発明の実施形態における車両Veは、既存のFR車をベースにした2モータタイプのハイブリッド車両であり、この図5に示すように、縦置きのエンジン1を搭載し、後輪4で駆動力を発生する後輪駆動(FR)のハイブリッド車両であってもよい。
この発明の実施形態における車両Veは、駆動力源(すなわち、エンジン1、第1モータ2、および、第2モータ3)の運転状態、自動変速機6および副変速機7の動作、ならびに、前輪5と後輪4のトルク配分を調整可能な電子制御式のトランスファ16の動作等をそれぞれ制御するためのコントローラ(図示せず)を備えている。また、例えば、車両Veの車速や加速度(減速度)、および、バッテリの電池残量などを検出する検出部(図示せず)を備えている。したがって、特に、前述の図3、図4で示したような四輪駆動の2モータタイプのハイブリッド車両であって、トルクの前後配分を調整可能な電子制御式のトランスファ16を備えた車両Veを対象に、前輪5と後輪4のトルク配分を適宜に制御して第2モータ3を回生させることにより、第2モータ3による回生エネルギを増大し、車両Veのエネルギ効率を向上させることができる。そのような回生エネルギを増大するための制御の例を、図6、図7のフローチャートに示してある。
図6のフローチャートに示す制御では、先ず、第2モータ3に対する回生要求があるか否かが判断される(ステップS11)。例えば、車両Veが所定の減速度以上で減速走行する場面や、走行中にバッテリの電池残量が低下して充電が必要な状況で、第2モータ3に対して回生要求が指示される。
第2モータ3に対する回生要求がないことにより、このステップS11で否定的に判断された場合は、以降の制御を実行することなく、このルーチンを一旦終了する。それに対して、第2モータ3に対する回生要求があったことにより、ステップS11で肯定的に判断された場合には、ステップS12へ進む。
ステップS12では、電子制御式のトランスファ16によるトルクの前後配分が調整される。具体的には、電子制御式のトランスファ16の動作が制御されて、前輪5と後輪4とのトルク配分が調整される。例えば、前輪5および後輪4の両方でトルクを伝達する四輪駆動状態が設定される。あるいは、前輪5でトルクを伝達する前輪駆動状態が設定される。
前述の図3、図4で示したようないわゆるパートタイム四輪駆動の車両Veでは、例えば、平坦な舗装路上を中低速で走行するような通常走行や、燃費を重視した燃費走行の際に、前輪5へのトルクの伝達を遮断した後輪駆動状態で走行することが想定される。そのような後輪駆動状態では、第2モータ3による回生制動時の加速度(減速度)の上限(限界加速度)が、後輪4のグリップが可能な加速度の範囲で設定される。一般に、制動時の車輪のグリップ力は、前輪よりも後輪の方が低い。そのため、上記のような後輪駆動状態で第2モータ3の回生を行うと、回生エネルギの損失が大きくなってしまう。すなわち、車両Veのエネルギ効率が低下してしまう。そのため、この発明の実施形態における車両Veでは、第2モータ3に対する回生要求があった場合には、電子制御式のトランスファ16を制御し、四輪駆動状態、あるいは、前輪駆動状態が設定される。四輪駆動状態で回生制動を実行することにより、上記のような回生エネルギの損失を抑制し、車両Veのエネルギ効率を向上させることができる。また、車両Veの制動力は、後輪4よりも前輪5に掛かる比重が高いため、少なくとも前輪駆動状態で回生制動を実行することにより、後輪駆動状態で回生制動を実行した場合と比較して回生エネルギの損失を抑制できる。
次いで、ステップS13では、上記のステップS12で設定されたトルク配分の四輪駆動状態または前輪駆動状態で、第2モータ3の回生が実行される。上記のように車両Veが四輪駆動状態または前輪駆動状態にされることにより、第2モータ3による回生制動時の限界加速度が拡大する。例えば、限界加速度は、後輪駆動状態では0.1G程度であるのに対して、四輪駆動状態では0.3G程度に拡大する。したがって、四輪駆動状態または前輪駆動状態で第2モータ3の回生を実行することにより、後輪駆動状態で第2モータ3の回生を実行した場合と比較してより多くの回生電力を得ることができる。その結果、車両Veのエネルギ効率が向上する。このステップS13で第2モータ3の回生が実行されると、その後、このルーチンを一旦終了する。
図7のフローチャートに示す制御では、先ず、車両Veが減速中であるか否かが判断される(ステップS21)。具体的には、車両Veが所定の基準減速度以上で減速走行しているか否かが判断される。この場合の基準減速度は、例えば、車両Veが、いわゆるロードロードで緩やかに減速走行している状態を除く減速状態、すなわち、ロードロードでの減速度よりも大きな減速度で減速走行している状態を判断するための閾値である。例えば、車両Veの減速度が基準減速度以上である場合に、車両Veが減速中であると判断される。基準減速度は、例えば、走行実験やシミュレーション等の結果を基に予め定められている。
車両Veは、上記のようなロードロードで緩やかに減速している状態では、加速操作および制動操作のいずれも行われておらず、安定して惰性走行していると推定できる。そのような場合に回生制動を行うことは、惰性走行の安定状態が崩れてしまうので好ましくない。そのため、この図7のフローチャートに示す制御では、最初のステップS21で、第2モータ3による回生制動を実行するのに適した減速状態を判断するようにしている。
車両Veが回生制動を実行するのに適した減速中でないことにより、このステップS21で否定的に判断された場合は、以降の制御を実行することなく、このルーチンを一旦終了する。それに対して、車両Veが回生制動を実行するのに適した減速中であることにより、ステップS21で肯定的に判断された場合には、ステップS22へ進む。
ステップS22では、電子制御式のトランスファ16によるトルクの前後配分が調整される。具体的には、電子制御式のトランスファ16の動作が制御されて、前輪5と後輪4とのトルク配分が調整される。例えば、前輪5および後輪4の両方でトルクを伝達する四輪駆動状態が設定される。あるいは、前輪5でトルクを伝達する前輪駆動状態が設定される。
次いで、ステップS23では、第2モータ3に対する回生要求があるか否かが判断される。例えば、車両Veが所定の減速度以上で減速走行する場面や、走行中にバッテリの電池残量が低下して充電が必要な状況で、第2モータ3に対して回生要求が指示される。
第2モータ3に対する回生要求がないことにより、このステップS23で否定的に判断された場合は、以降の制御を実行することなく、このルーチンを一旦終了する。それに対して、第2モータ3に対する回生要求があったことにより、ステップS23で肯定的に判断された場合には、ステップS24へ進む。
ステップS24では、上記のステップS22で設定されたトルク配分の四輪駆動状態または前輪駆動状態で、第2モータ3の回生が実行される。上記のように車両Veが四輪駆動状態または前輪駆動状態にされることにより、第2モータ3による回生制動時の限界加速度が拡大する。したがって、四輪駆動状態または前輪駆動状態で第2モータ3の回生を実行することにより、後輪駆動状態で第2モータ3の回生を実行した場合と比較してより多くの回生電力を得ることができる。その結果、車両Veのエネルギ効率が向上する。このステップS24で第2モータ3の回生が実行されると、その後、このルーチンを一旦終了する。
1…エンジン(駆動力源;ENG)、 1a…(エンジン1の)出力軸(クランク軸)、 2…第1モータ(駆動力源;MG1)、 2a…(第1モータ2の)回転軸(ロータ軸)、 3…第2モータ(駆動力源;MG2)、 3a…(第2モータ3の)回転軸(ロータ軸)、 4…後輪(駆動輪)、 5…前輪(駆動輪)、 6…自動変速機(AT)、 7…副変速機、 8…ダンパ装置、 9…リヤプロペラシャフト、 10…リヤデファレンシャルギヤ、 11…リヤドライブシャフト、 12…フロントプロペラシャフト、 13…フロントデファレンシャルギヤ、 14…フロントドライブシャフト、 15…発進クラッチ、 16…トランスファ、 17…(自動変速機6と副変速機7との間の)動力伝達経路、 18,21…減速ギヤ、 22…(減速ギヤ21の)大径ギヤ、 23…(減速ギヤ21の)小径ギヤ、 Ve…車両(ハイブリッド車両)。
Claims (1)
- クランク軸の回転軸線方向を車体の前後方向に合わせた縦置きで前記車体の前輪側に配置されたエンジンと、前記エンジンと同軸上で前記エンジンの出力側に配置され、前記エンジンが出力するエンジントルクを受けて駆動されることにより発電する機能を有する第1モータと、前記第1モータの出力側に配置され、前記エンジントルクおよび前記第1モータが出力する第1モータトルクを後輪側へ伝達する自動変速機と、前記自動変速機と前記後輪との間に配置され、前記自動変速機側から入力されるトルクを増幅して前記後輪側へ伝達する副変速機と、を備えたハイブリッド車両において、
第2モータトルクを出力する第2モータを更に備え、
前記第2モータは、前記第2モータトルクを前記副変速機へ入力可能なように、前記自動変速機と前記副変速機との間の動力伝達経路に接続されている
ことを特徴とするハイブリッド車両。
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CN114619866A (zh) * | 2021-03-25 | 2022-06-14 | 长城汽车股份有限公司 | 混合动力变速器、混合动力变速系统和车辆 |
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WO2021254159A1 (zh) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | 中国第一汽车股份有限公司 | 混合动力车辆的驱动装置及混合动力车辆 |
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