JP2020044285A - シャワー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャワーの使用感を損なうことなく節水可能なシャワー装置を提供する。【解決手段】シャワーヘッド110またはシャワーホース120の一方に、水の流量を制限する流量制限機構130を設ける。流量制限機構は、ノズルに向けて水が供給される水通路と、水圧を受けて移動する可動弁体とを備えている。水通路内には弁座部が設けられ、水通路内を通過する水の流量は、弁座部と可動弁体との間の隙間によって制限される。また、可動弁体は弁座部から離間する方向に付勢されている。このため、可動弁体は、水通路の入口側の水圧が大きくなるほど弁座部に接近し、水通路の入口側の水圧が小さくなるほど弁座部から離間するようになっている。こうすれば、シャワーの使用中に水の圧力が低下すると、可動弁体が弁座部から離間して水の流量低下を抑制するので、使用感が損なわれることを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、水を噴射する複数のノズルがフェイス面に形成されたシャワーヘッドと、シャワーヘッドに水を供給するシャワーホースとを備えるシャワー装置に関する。
家庭内でカランやシャワーヘッドから水(あるいは湯)を出そうとした時に、思った以上に勢い良く水が出てしまう事態はしばしば生じる。このように、思った以上に勢い良く出た分の水は無駄に流れてしまうので、その分の水道料金が無駄に嵩んでしまうことになる。そこで、こうした事態を防止するためには、カランやシャワーヘッドに「節水コマ」と呼ばれる部品を取り付けることが一般的に行われる。節水コマは一種の絞りとなっており、水が勢い良く流れようとしても、絞りの作用で水の流量を制限することができ、その結果、水が不必要に勢い良く流れることを防いで節水効果を得ることができる。また、節水コマの絞りの大きさを変えられるようにすることで、節水効果の大きさを簡単に変更できるようにした技術も提案されている(特許文献1)。
特開2006−077404号公報
しかし、シャワーの場合には、節水コマを用いて節水しようとすると、使用感が大きく損なわれてしまう場合があるという問題があった。この理由は、次のようなものである。まず、家庭内にはシャワーの他に複数のカランが設けられており、これらの多くは、風呂場や洗面所や台所など、互いに離れた場所に設置されている。また、これらのシャワーやカランに供給される水は、家庭内に引き込まれた共通の水道管から分岐させることによって供給されている。このため、シャワーの使用中に、他のシャワーやカランで多くの水が使用されると、それまで使用していたシャワーの水量が低下してしまう事態が起こり得る。しかも、シャワーやカランは互いに離れた場所に設置されているから、他のシャワーやカランで水が使用されようとしていることは分からない。その結果、シャワーの使用中に他のシャワーやカランで多くの水が使用されると、急に水量が低下したように感じられることになる。また、逆に、他のシャワーやカランで水が使用されなくなると、急に水量が増加したように感じられることになる。そして、特にシャワーの場合は、複数のノズルから流出させた水を肌に当てる態様で使用される。このため、シャワーのユーザーには、意図せずに水量が変化したことが敏感に分かってしまう。更に、節水コマが使用されている場合には、元々の水の勢いが抑制されているため、水の出が急に悪くなったように感じられることとなって、使用感が大きく損なわれてしまうのである。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、シャワーの使用感を損なうことなく、節水効果の得られるシャワー装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために本発明のシャワー装置は次の構成を採用した。すなわち、
水を噴射する複数のノズルがフェイス面に形成されたシャワーヘッドと、該シャワーヘッドに水を供給するシャワーホースとを備えるシャワー装置において、
前記シャワーヘッドまたは前記シャワーホースの一方には、前記フェイス面の前記ノズルから噴射される水の流量を制限する流量制限機構が設けられており、
前記流量制限機構は、
前記ノズルに向けて供給される水が通過する水通路と、
前記水通路の入口側に掛かる水圧を受けて移動可能に設けられた可動弁体と、
前記水通路内に設けられて、前記可動弁体との間の隙間によって、前記水通路内を通過する水の流量を制限する弁座部と、
前記可動弁体を前記弁座部から離間させる方向に付勢する付勢部材と
を備え、
前記可動弁体は、前記水通路の入口側の水圧が大きくなるほど前記弁座部に接近する方向に移動し、前記水通路の入口側の水圧が小さくなるほど前記弁座部から離間する方向に移動する
ことを特徴とする。
かかる本発明のシャワー装置においては、シャワーヘッドまたはシャワーホースの一方に、フェイス面のノズルから噴射される水の流量を制限する流量制限機構が設けられている。この流量制限機構は、ノズルに向けて水が供給される水通路と、水通路の入口側に掛かる水圧を受けて移動する可動弁体とを備えている。また、水通路内には弁座部が設けられており、水通路内を通過する水の流量は、弁座部と可動弁体との間の隙間によって制限されている。更に、可動弁体は、付勢部材によって、弁座部から離間する方向に付勢されている。このため、可動弁体は、水通路の入口側の水圧が大きくなるほど弁座部に接近する方向に移動し、水通路の入口側の水圧が小さくなるほど弁座部から離間する方向に移動するようになっている。
こうすれば、シャワーの使用中に水の圧力が低下すると、付勢部材の付勢力によって可動弁体が弁座部から離間する方向に移動して、可動弁体と弁座部との隙間が大きくなるため、流量制限機構を水が通過し易くなる。その結果、水の圧力が低下した場合でも、ノズルから噴射される水の流量が低下することを抑制することができるので、シャワーの使用感が損なわれることを防止することができる。それでいながら、水の圧力が回復すると、可動弁体が弁座部に接近する方向に移動して、可動弁体と弁座部との隙間が小さくなるため、流量制限機構を水が通過し難くなり、その結果、十分な節水効果を得ることが可能となる。尚、可動弁体は、水通路の入口側の水圧を受けて移動可能となっていれば、特に可動弁体を設ける位置は限定されない。しかし、可動弁体を水通路内に設けておき、水通路の入口側の水圧を受けると、可動弁体が水通路内を出口側に向かって移動するようにしてもよい。こうすれば、可動弁体や、弁座部や、付勢部材を水通路内に収容することができるので、流量制限機構を小型化することが可能となる。
また、上述した本発明のシャワー装置においては、外部から操作されることによって、可動弁体を水通路の入口側に移動させる移動部材を設けてもよい。
こうすれば、移動部材を操作して可動弁体を移動させることによって、可動弁体と弁座部との隙間を大きくすることができるので、節水機能を簡単に抑制することが可能となる。また、外部からの操作によって可動弁体の移動量を変更可能としておけば、可動弁体と弁座部との隙間の大きさを変更することができるので、節水の程度を変更することも可能となる。
また、上述した本発明のシャワー装置においては、シャワーヘッドに流量制限機構を内蔵してもよい。
こうすれば、シャワーヘッドを持った手で移動部材を操作することによって、節水機能を抑制(あるいは節水の程度を変更)することができるので、シャワーの使い勝手を向上させることが可能となる。
本実施例のシャワー装置100の外形形状および大まかな内部構造を示す斜視図である。 本実施例のシャワーヘッド110に組み込まれた流量制限機構130の分解組立図である。 本実施例の流量制限機構130の動作を示す説明図である。 操作ロッド135aの下面側に形成された切欠部135bの形状と、操作部135が通常位置に設定されている状態での、節水解除ロッド134と切欠部135bとの位置関係を示した説明図である。 本実施例の流量制限機構130によって得られる節水効果についての説明図である。 本実施例の流量制限機構130に搭載された節水解除機能についての説明図である。 節水状態と節水解除状態とを切り換えることによって流量特性が切り換わる様子を示した説明図である。 節水の程度を切り換え可能な第1変形例についての説明図である。 第1変形例の流量制限機構130で節水の程度が多段階に切り換わる様子を例示した説明図である。 節水の程度を連続的に切り換え可能な第2変形例についての説明図である。 第2変形例の流量制限機構130で節水の程度が連続的に切り換わる様子を例示した説明図である。 本実施例または変形例のシャワー装置100の他の態様についての説明図である。
A.本実施例 :
A−1.装置構成 :
図1は、本実施例のシャワー装置100の外形形状および大まかな内部構造を示す斜視図である。図示されるように、本実施例のシャワー装置100は、シャワーヘッド110と、シャワーヘッド110に接続されたシャワーホース120とを備えている。シャワーヘッド110は、シャワーのユーザーによって把持される中空の円筒形状の把持部112と、把持部112の上端に形成されて水を噴射する中空の噴射部111とを備えている。また、把持部112の下端側には、アダプタ120aを介してシャワーホース120が接続されている。
噴射部111のフェイス面111aには、水を噴射する複数のノズル111nが形成されている。シャワーホース120からアダプタ120aを介してシャワーヘッド110に供給された水は、把持部112の内部を通って噴射部111に供給された後、噴射部111のフェイス面111aに形成された複数のノズル111nから噴射される。また、把持部112の内部には、フェイス面111aの各ノズル111nから噴射される水の流量を制限する流量制限機構130が組み込まれている。
図2は、本実施例のシャワーヘッド110に組み込まれた流量制限機構130の分解組立図である。図示されるように、本実施例の流量制限機構130は、本体ケース131と、可動弁体132と、付勢スプリング133と、節水解除ロッド134と、操作部135などを備えている。本体ケース131は、円形断面の水通路131aが内部を貫通する中空部材であり、本体ケース131の上面側に開口した水通路131aの中央には、水通路131aを形成する内周面131sから立設された複数本の支持部材131hによって外周側面を支えられた状態で、円柱形状の弁座部131dが設けられている。弁座部131dの中央には貫通孔131eが形成されており、弁座部131dの外周側面と、水通路131aを形成する内周面131sとの間には、水通路131aの出口側開口131cが形成されている。更に、水通路131aが本体ケース131の下面側に開口することによって、水通路131aの入口側開口131bが形成されている。加えて、本体ケース131の外周側面には、ゴム製のOリング131oが取り付けられている。
可動弁体132は、略円板形状に形成された弁本体部132aの上面側の中央に、中空の円筒形状の筒状部132bが立設された形状となっている。円板形状の弁本体部132aの中心軸上には、水通過孔132cが貫通しており、水通過孔132cを取り囲むようにして中空の筒状部132bが立設されている。そして、筒状部132bの上部では、内径が緩やかに拡径されており、筒状部132bの側面には、バイパス孔132eが貫通している。更に、弁本体部132aの外径は、本体ケース131の水通路131aの直径よりも小さな寸法に設定されている。
また、可動弁体132の弁本体部132aの上面側には、筒状部132bの外側を取り囲むようにして、筒状部132bよりも大径で背の低い円筒形状の凸状壁132fが突設されている。そして、この凸状壁132fの外周で内周が位置決めされるようにして、付勢スプリング133が取り付けられている。尚、本実施例の付勢スプリング133は、本発明における「付勢部材」に対応する。
可動弁体132の弁本体部132aに立設された中空の筒状部132bの内部には、節水解除ロッド134が収容されている。図示されるように節水解除ロッド134は、円柱形状のロッド本体134aと、ロッド本体134aの下端側の外周から下方に向けて延設された複数本(図示した例では3本)の脚部134bとを備えている。更に、ロッド本体134aの上端は、球面形状に形成されている。そして、節水解除ロッド134は、脚部134bの下端側を、可動弁体132の弁本体部132aの上面側に当接させた状態で、筒状部132bの内部に収容されている。
可動弁体132は、筒状部132b内に節水解除ロッド134が収容され、凸状壁132fの外周で付勢スプリング133が位置決めされた状態で、本体ケース131の入口側開口131bから水通路131a内に挿入される。前述したように、弁本体部132aの外径は、本体ケース131内の水通路131aの直径よりも小さく形成されている。また、節水解除ロッド134のロッド本体134aの外径は、弁座部131dの中央に設けられた貫通孔131eの直径よりも小さく形成されている。このため、可動弁体132を水通路131a内に挿入させると共に、節水解除ロッド134を弁座部131dの貫通孔131eに挿通させることができる。また、水通路131a内の上部には、本体ケース131にバネ押さえ131f(図3参照)が形成されており、可動弁体132と共に付勢スプリング133を水通路131a内に挿入していくと、付勢スプリング133の上端が水通路131a内のバネ押さえ131fに当接して、付勢スプリング133が可動弁体132を下方に向けて付勢する状態となる。そして、この状態で可動弁体132を水通路131a内で保持しておくために、可動弁体132の下方には、水通路131aを形成している内周面131sにスナップリング136が取り付けられている。
更に、本体ケース131の上方には、操作部135が設けられている(図1参照)。操作部135は、略円柱形の操作ロッド135aの両端に、円板形状の操作ボタン135R,135Lが取り付けられた形状となっており、操作ロッド135aの下面側には、切欠部135bが形成されている。更に、操作ロッド135aの両端には、操作ボタン135R,135Lの近傍にゴム製のOリング135oが取り付けられている。尚、本実施例の操作部135は、本発明における「移動部材」に対応する。
A−2.本実施例の流量制限機構130の動作 :
図3は、シャワーヘッド110の把持部112に組み込まれた本実施例の流量制限機構130が、ノズル111nから噴射される水の流量を制限する動作を示す説明図である。尚、上述したように、本実施例の流量制限機構130は操作部135も備えているが、操作部135は水の流量を制限する動作とは関係性が薄いので、図3では図示が省略されている。
図3(a)は、通常の状態(すなわち、シャワーホース120から供給される水の圧力が低下していない状態)を表している。可動弁体132の下面側には、シャワーホース120から供給された水の圧力が掛かるので、可動弁体132は付勢スプリング133の力に抗して押し上げられる。その結果、可動弁体132の筒状部132bの上端(図2参照)が、弁座部131dの底面に接近して、水の圧力と付勢スプリング133の付勢力とが釣り合う位置で停止する。このため、シャワーホース120から供給された水は、図中に太い破線の矢印で示したように、可動弁体132の弁本体部132aに形成された水通過孔132cを通って筒状部132bを通過した後、筒状部132bの上端と、弁座部131dの底面との隙間Lcから、上方の出口側開口131cへと抜けていく。
この状態から水の圧力が低下すると、可動弁体132を上方へ押し上げる力が弱くなる。このため、図3(b)に示したように、付勢スプリング133の付勢力によって可動弁体132が押し下げられて、水の圧力と付勢スプリング133の付勢力とが釣り合う位置で停止する。また、可動弁体132が押し下げられる結果、筒状部132bの上端と、弁座部131dの底面との隙間Lcは広くなる。尚、可動弁体132が最も押し下げられた状態でも、流量制限機構130を通過する水の流量は、筒状部132bの上端と、弁座部131dの底面との隙間Lcの部分で規定されている。
一方、図3(a)に示した状態から水の圧力が上昇すると、可動弁体132を上方へ押し上げる力が強くなる。このため、可動弁体132は付勢スプリング133の付勢力に抗して更に押し上げられて、それに伴って、筒状部132bの上端と、弁座部131dの底面との隙間Lcは狭くなっていく。そして、最終的には、図3(c)に示したように、筒状部132bの上端が弁座部131dの底面に極めて接近して隙間Lcがほぼ閉塞された状態となる。尚、図2を用いて前述したように、筒状部132bの側面にはバイパス孔132eが形成されている。このため、隙間Lcがほぼ閉塞されても、図3(c)中で太い破線の矢印で示したように、可動弁体132の弁本体部132aに形成された水通過孔132cを通って筒状部132bの内部に流入した水は、バイパス孔132eを通って、上方の出口側開口131cへと抜けていく。
このように、本実施例の流量制限機構130は、可動弁体132の下面側に掛かる水圧が低くなると、可動弁体132が付勢スプリング133で押し下げられる結果、筒状部132bと弁座部131dとの隙間Lcが広くなる。また逆に、可動弁体132の下面側に掛かる水圧が高くなると、可動弁体132が押し上げられる結果、筒状部132bと弁座部131dとの隙間Lcが狭くなる。その結果、本実施例の流量制限機構130は、水圧が低下すると絞りの通過通路面積が大きくなり、水圧が上昇すると絞りの通過通路面積が小さくなる可変絞りとして機能することになる。
また、可動弁体132が押し上げられると、可動弁体132の筒状部132b内に収容された節水解除ロッド134も一緒に押し上げられる。そして、図2を用いて前述したように、節水解除ロッド134の上方には操作部135が設けられている。また、図4に示すように、操作部135の操作ロッド135aの下面側には、節水解除ロッド134の上端側が入り込む位置に、切欠部135bが形成されている。図4には、最も押し上げられた状態での節水解除ロッド134の位置が示されている。このため、操作ロッド135aの下面側の切欠部135bと、節水解除ロッド134とが、図4に示す位置関係にある場合は、可動弁体132(および節水解除ロッド134)が水圧で押し上げられた場合(図3(c)参照)でも、節水解除ロッド134の先端が操作ロッド135aに干渉して可動弁体132の動きが妨げられてしまうことはない。尚、図4に示したように、操作ロッド135aの下面側には、切欠部135bよりも浅く表面が削られた平坦部135cが形成されており、切欠部135bと平坦部135cとは傾斜部135dによって接続されている。平坦部135cや傾斜部135dの機能については後述する。
図5は、本実施例の流量制限機構130によって得られる節水効果についての説明図である。図5では、横軸に水圧を取り、縦軸に流量を取って、水圧に対して流量が変化する特性が示されている。図中に細い実線で示した曲線は、本実施例の流量制限機構130が組み込まれていない場合のシャワーヘッド110の特性を表している。流量制限機構130が組み込まれていない場合は、フェイス面111aに形成された複数のノズル111nが主に水の流量を制限することになる。そして、ノズル111nの大きさは変化しないから、水圧が高くなるほど流量が増加し、水圧が低くなるほど流量が減少する特性となる。
これに対して、本実施例の流量制限機構130は、上述したように、水圧が低くなると、可動弁体132と弁座部131dとの間に形成された絞りの通過通路面積が大きくなり、水圧が高くなると絞りの通過通路面積が小さくなる可変絞りとして機能する。このため、本実施例の流量制限機構130を組み込んだシャワーヘッド110の特性は、図5に太い実線で示したように、水圧が変化しても流量はほとんど変化しない特性となる。
また、図5中には、参考として、水圧によって通過通路面積が変化しない固定絞り(いわゆる節水コマに相当)を組み込んだシャワーヘッド110の特性が、太い破線の曲線によって示されている。シャワーヘッド110に固定絞りを組み込むと、組み込まなかった場合に比べて流量が減少する。しかし、水圧が変化しても、絞りの通過通路面積が変化することはないので、図中に細い実線で示した絞り無しの特性と同様に、水圧が高くなるほど流量が増加し、水圧が低くなるほど流量が減少する特性となる。このため、例えば風呂場でシャワーの使用中に、台所や洗面所で多量に水が使用されるなどして、水圧が圧力Paから圧力Pbに低下すると、シャワーの水量が流量Vaから流量Vbに突然、低下してしまう。そして、前述したように、シャワーは、複数のノズル111nから噴出させた水を肌に当てる態様で使用されるので、意図せず突然に水の流量が減少すると、ユーザーは水の出が急に悪くなったように感じてしまい、シャワーの使用感が大きく損なわれてしまう。
これに対して、本実施例の流量制限機構130を組み込んだシャワーヘッド110では、水圧が圧力Paから圧力Pbに低下しても、シャワーの水量は流量Vaに保たれている。このため、シャワーの使用中に水圧が低下しても、ユーザーは水の出が急に悪くなったように感じることがなく、シャワーの使用感が大きく損なわれる事態を回避することが可能となる。
また、このことは、次のように考えることができる。先ず、いわゆる節水コマのように固定絞りの場合には、水圧が圧力Paの時点では水の流量を流量Voから流量Vaに減少させ、水圧が圧力Pbに低下すると、水の流量を流量Vcから流量Vbに減少させており、圧力Paでの節水率(=Va/Vo)や、圧力Pbでの節水率(=Vc/Vb)はほぼ等しくなる。すなわち、固定絞りの場合には、節水率がほぼ一定となっており、その結果、シャワーに供給される水の圧力が変化すると、シャワーの水量も変化する。これに対して、本実施例の流量制限機構130を組み込んだシャワーヘッド110では、水圧が圧力Paの時点での節水率はVa/Voとなり、水圧が圧力Pbに低下すると、節水率もVa/Vcに自動的に低下する。このように、本実施例の流量制限機構130を組み込んだシャワーヘッド110では、供給される水圧の変化に応じて、自動的に節水率を変化させることができる。その結果、シャワーの使用中に水圧が変化しても、ユーザーは急に水の出が変化したように感じることがなく、シャワーの使用感が損なわれる事態を回避することが可能となるのである。
また、本実施例の流量制限機構130は節水解除ロッド134および操作部135を備えているため、ユーザーがシャワーヘッド110の操作部135を操作することによって、流量制限機構130の節水機能を簡単に解除することが可能となっている。
図6は、本実施例の流量制限機構130の節水機能を解除する機能(節水解除機能)についての説明図である。図6(a)は、節水機能を解除する前の状態(すなわち、節水状態)を表しており、節水状態では、操作ロッド135aの右側に設けられた操作ボタン135Rが押し込まれた状態となっている。図示されるように、操作ボタン135Rが押し込まれると、操作ロッド135aに形成された切欠部135bが節水解除ロッド134の上方に来る。このため、水圧によって可動弁体132および節水解除ロッド134が押し上げられても、節水解除ロッド134の上端が操作ロッド135aに当接することがなく、節水解除ロッド134および可動弁体132の移動が妨げられることがない。その結果、図3を用いて前述したように、水圧が上昇するに従って、可動弁体132の筒状部132bの上端と、弁座部131dの底面との隙間Lcが小さくなって、節水機能が実現される。
これに対して、図6(b)に示したように、操作ロッド135aの左側の操作ボタン135Lを押し込むと、操作ロッド135aに形成された平坦部135cが節水解除ロッド134の上方に来る。そして、節水解除ロッド134が、平坦部135cによって下方に押し下げられて、可動弁体132がほぼ下限付近まで押し下げられる。その結果、筒状部132bの上端と、弁座部131dの底面との隙間Lcが最大(すなわち、絞りの通過通路面積が最大)の状態で固定されて、流量制限機構130による節水機能が解除された節水解除状態となる。
また、切欠部135bと平坦部135cとの間は、傾斜部135dによってなだらかに接続されており、更に、節水解除ロッド134の上端部分は球面形状に形成されている(図2参照)。このため、シャワーの使用中に(すなわち、可動弁体132および節水解除ロッド134が押し上げられている状態で)、操作ボタン135Lが押し込まれた場合でも、傾斜部135dがカムのように作動して、節水解除ロッド134の上端部分に対して摺動しながら節水解除ロッド134を下方に押し下げるので、図6(a)の節水状態から、図6(b)の節水解除状態に切り換えることができる。もちろん、操作ボタン135Rを押し込めば、図6(b)の節水解除状態から、図6(a)の節水状態に切り換えることも可能である。
図7は、節水状態と節水解除状態とで、流量制限機構130の流量特性が切り換わる様子を示した説明図である。図中の太い実線で示した曲線は、節水状態(図6(a)の状態)での流量特性を表しており、太い一点鎖線で示した曲線は、節水解除状態(図6(b)の状態)での流量特性を表している。また、参考として、流量制限機構130を組み込まなかった場合の流量特性も、細い実線で表示している。図中に太い一点鎖線で示した特性と、細い実線で示した特性とを比較すれば明らかなように、流量制限機構130を節水解除状態としてやれば、(僅かに流量が減少するものの)流量制限機構130を組み込まなかった場合に近い流量特性を得ることができる。このため、節水状態でのシャワーの使用中に、何らかの理由で大きな流量が必要となった場合には、操作ボタン135Lを押し込むことで、流量制限機構130が組み込まれていない本来の状態に近い流量を、簡単に得ることができる。その後、大きな流量が不要となった場合には、今度は操作ボタン135Rを押し込むことで、節水状態に簡単に戻すことが可能となる。
B.変形例 :
上述した本実施例のシャワー装置100には、複数の変形例を考えることが出来る。以下では、これらの変形例について、本実施例との相違点を中心として簡単に説明する。
B−1.第1変形例 :
上述した本実施例では、操作部135の操作ボタン135R,135Lを押し込むことによって、節水状態と、節水解除状態とに切り換えられるものとして説明した。しかし、節水状態と節水解除状態との間に中間的な節水状態を設けることによって、節水の程度を切り換えられるようにしても良い。
図8は、節水の程度を切り換え可能な第1変形例についての説明図である。図8(a)には、第1変形例の流量制限機構130で用いられる操作部135の形状が示されている。図示されるように、第1変形例の操作部135でも、操作ロッド135aの下面側には、切欠部135bおよび平坦部135cが形成されており、切欠部135bと平坦部135cとの間には傾斜部135dが形成されている。しかし、第1変形例の操作部135では、傾斜部135dの途中に、踊り場状の平坦な中間部135eが形成されている。
このような第1変形例では、操作部135の操作ボタン135Rを押し込んだ状態とすれば、図8(b)に示すように、操作ロッド135aの切欠部135bが節水解除ロッド134の上方にくる。このため、図6を用いて前述した本実施例の場合と同様に、水圧の上昇に伴って節水解除ロッド134(および可動弁体132)が押し上げられるので、節水機能が実現された節水状態となる。また逆に、操作ボタン135Lを押し込んだ状態とすれば、図8(c)に示すように、操作ロッド135aの平坦部135cによって節水解除ロッド134(および可動弁体132)が押し下げられた状態となって、節水機能が解除された節水解除状態となる。
更に、これらの中間の状態(すなわち、操作ボタン135Rおよび操作ボタン135Lの何れも押し込まれない状態)とすると、図8(d)に示すように、操作ロッド135aの中間部135eが節水解除ロッド134の上方にくる。このため、図8(b)の場合と同様に、水圧の上昇に伴って節水解除ロッド134(および可動弁体132)が押し上げられるが、途中で節水解除ロッド134の上端が中間部135eに当接して、それ以上には節水解除ロッド134(および可動弁体132)が押し上げられなくなる。この状態が、弱節水状態となる。
図9は、第1変形例の流量制限機構130によって得られる流量特性を示した説明図である。図中の太い実線は、図8(b)の節水状態での流量特性を表しており、図中の太い一点鎖線は、図8(c)の節水解除状態での流量特性を表している。また、弱節水状態での流量特性は、図中に太い二点鎖線で表した特性となる。すなわち、水圧が低く、節水解除ロッド134(および可動弁体132)が上下に移動可能な間は、太い実線で示した節水状態と同じ流量特性となる。ところが、水圧が上昇して、節水解除ロッド134の上端が操作ロッド135aの中間部135eに当接した後は、水圧の上昇に伴って流量が増加するため、太い二点鎖線で表した特性となる。
この弱節水状態では、水圧が低い間は、節水状態と同様に一定の流量を維持しようとする。そして、水圧がある程度まで上昇した後は、節水状態よりも流量が増加してしまうが、節水解除状態よりは流量が抑えられている。従って、弱節水状態での節水の程度は、節水状態と節水解除状態との中間的な節水程度となっている。また、弱節水状態では、水圧がある程度まで上昇した後は、水圧の変化が流量の変化に現れる。しかし、流量が変化する程度は、節水解除状態に比べて大幅に抑制されるので、シャワーの使用感が損なわれる事態も抑制することが可能となる。
B−2.第2変形例 :
上述した第1変形例では、操作部135の操作ボタン135R,135Lを押し込むことによって、節水の程度を段階的に切り換えるものとして説明した。しかし、節水の程度を連続的に切り換えられるようにしても良い。
図10は、節水の程度を連続的に切り換え可能な第2変形例についての説明図である。図10(a)には、第2変形例の流量制限機構130で用いられる操作部135の形状が示されている。図示されるように、第2変形例の場合でも、前述した本実施例と同様に、操作ロッド135aの下面側には、切欠部135bおよび平坦部135cが形成されており、切欠部135bと平坦部135cとの間には傾斜部135dが形成されているが、第2変形例では、本実施例よりも、傾斜部135dが長く形成されている。
このような第2変形例では、図10(b)に示すように、節水解除ロッド134の上方に操作ロッド135aの傾斜部135dが位置する状態でも使用される。そして、図10(b)に示した状態から、操作ボタン135Rを押し込んでいけば、切欠部135bが節水解除ロッド134の上方の位置に移動して行くので、図6(a)を用いて前述した節水状態へと連続的に移行させることができる。また逆に、図10(b)に示した状態から、操作ボタン135Lを押し込んでいけば、平坦部135cが節水解除ロッド134の上方の位置に移動する結果、図6(b)を用いて前述した節水解除状態へと連続的に移行させることができる。
図11は、第2変形例の流量制限機構130によって得られる流量特性を示した説明図である。図中の太い実線は、節水状態での流量特性を表しており、図中の太い一点鎖線は、節水解除状態での流量特性を表している。第2変形例では、操作ボタン135Rが押し込まれた状態と、操作ボタン135Lが押し込まれた状態との間の状態で使用することで、図11中に示した太い実線の特性と、太い一点鎖線の特性との間で、流量特性を連続的に変化させることが可能となる。
以上、本実施例および変形例のシャワー装置100について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、上述した本実施例および変形例では、本体ケース131内に形成された水通路131aを通過する水は、可動弁体132の弁本体部132aの中央に形成された水通過孔132cを通って、筒状部132bの中を通過するものとして説明した。図3を用いて前述したように、筒状部132bの上端は、弁座部131dの底面との間の隙間Lcで、水通路131aを通過する水の流量を制限しているので、水通路131aの出口側開口131cは、筒状部132bよりも外側の位置に形成されることになる(図3を参照)。
これに対して、弁本体部132aの水通過孔132cを、筒状部132bよりも外側で貫通させることによって、水通過孔132cを通った水が筒状部132bの外側を通過するようにしても良い。あるいは、弁本体部132aの外周側面を溝形状に窪ませることによって、水通路131aを形成する内周面131sと、弁本体部132aの外周側面との間に水通過孔132cを形成しても良い。これらの場合は、水通過孔132cを通った水が筒状部132bの外側を流れることになるので、水通路131aの出口側開口131cは、本体ケース131の上面側で、筒状部132bよりも内側の位置に形成することが望ましい。
また、上述した本実施例および変形例では、シャワーヘッド110内に流量制限機構130が組み込まれているものとして説明した。しかし、図12に例示したように、シャワーヘッド110とは別体に設けたアタッチメント140に流量制限機構130を組み込んでおき、シャワーヘッド110の把持部112と、シャワーホース120のアダプタ120aとの間に、アタッチメント140を介在させるようにしても良い。あるいは、シャワーホース120のシャワーヘッド110側ではなく、他端側のアダプタにアタッチメント140を接続しても良い。
100…シャワー装置、 110…シャワーヘッド、 111…噴射部、
111a…フェイス面、 111n…ノズル、 112…把持部、
120…シャワーホース、 120a…アダプタ、 130…流量制限機構、
131…本体ケース、 131a…水通路、 131b…入口側開口、
131c…出口側開口、 131d…弁座部、 131e…貫通孔、
131h…支持部材、 131o…Oリング、 131s…内周面、
132…可動弁体、 132a…弁本体部、 132b…筒状部、
132c…水通過孔、 132e…バイパス孔、 132f…凸状壁、
133…付勢スプリング、 134…節水解除ロッド、 134a…ロッド本体、
134b…脚部、 135…操作部、 135a…操作ロッド、
135b…切欠部、 135c…平坦部、 135d…傾斜部、
135e…中間部、 135o…Oリング、 135L…操作ボタン、
135R…操作ボタン、 136…スナップリング、 140…アタッチメント。

Claims (3)

  1. 水を噴射する複数のノズルがフェイス面に形成されたシャワーヘッドと、該シャワーヘッドに水を供給するシャワーホースとを備えるシャワー装置において、
    前記シャワーヘッドまたは前記シャワーホースの一方には、前記フェイス面の前記ノズルから噴射される水の流量を制限する流量制限機構が設けられており、
    前記流量制限機構は、
    前記ノズルに向けて供給される水が通過する水通路と、
    前記水通路の入口側に掛かる水圧を受けて移動可能に設けられた可動弁体と、
    前記水通路内に設けられて、前記可動弁体との間の隙間によって、前記水通路内を通過する水の流量を制限する弁座部と、
    前記可動弁体を前記弁座部から離間させる方向に付勢する付勢部材と
    を備え、
    前記可動弁体は、前記水通路の入口側の水圧が大きくなるほど前記弁座部に接近する方向に移動し、前記水通路の入口側の水圧が小さくなるほど前記弁座部から離間する方向に移動する
    ことを特徴とするシャワー装置。
  2. 請求項1に記載のシャワー装置において、
    前記流量制限機構には、外部から操作されることによって、前記可動弁体を前記水通路の入口側に移動させる移動部材が設けられている
    ことを特徴とするシャワー装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシャワー装置において、
    前記流量制限機構は、前記シャワーヘッドに内蔵されている
    ことを特徴とするシャワー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024024358A1 (ja) * 2022-07-29 2024-02-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 シャワー装置

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