JP2020042607A - 情報処理装置、サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】文字の入力途中の段階で表示した検索結果を評価できること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、検索部と、表示制御部と、評価部とを有する。受付部は、ユーザから入力される文字を受け付ける。検索部は、ユーザから入力された現在の文字列からユーザが望む検索ワードを予測し、検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る。表示制御部は、現在の文字列とともに、検索結果を表示画面に表示する。評価部は、受付部で受け付けられた文字数が変化するまでの検索結果が表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、情報処理装置において、ユーザが文字を入力中にユーザが入力する文字列を予測し、サジェスト表示する技術が知られている。情報処理装置は、複数の文字列を予測してサジェスト表示し、ユーザが選択した文字列の優先度を高くすることで、次回から優先度の高い文字列を優先してサジェスト表示する技術が知られている。
国際公開第2015/132970号
上記の従来技術では、情報処理装置は、ユーザが選択した文字列を検索ワードとして検索を行って検索結果を表示し、検索結果を表示後のユーザのクリックなどの行動に応じて、サジェスト表示欄にサジェスト表示した文字列を評価している。
近年、情報処理装置において、ユーザが文字を入力中にユーザが入力する文字列を予測し、予測した文字列を検索ワードとして検索した検索結果を従来のサジェスト表示欄の領域に表示する、いわゆる一発回答と呼ばれる機能がある。しかしながら、ユーザが表示された検索結果を受け入れても、ユーザにおいて必ずしも検索結果をクリックする、文字を入力するなどの行動が発生しない。そのため、情報処理装置は、上記の従来技術の手法では、表示した検索結果を評価することができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、文字の入力途中の段階で表示した検索結果を評価できる情報処理装置、サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、ユーザから入力される文字を受け付ける受付部と、前記ユーザから入力された現在の文字列から前記ユーザが望む検索ワードを予測し、前記検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る検索部と、前記現在の文字列とともに、前記検索結果を表示画面に表示する表示制御部と、前記検索結果が表示された期間に応じて、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する評価部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、文字列の入力途中の段階でサジェストした検索結果を評価できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る閾値記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る実施形態に係る評価結果記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図6は、第1の変形例に係る閾値記憶部の一例を示す図である。 図7は、第2の変形例に係る閾値記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理システムが有する情報処理装置及びサーバの構成例を示す図である。 図9は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る算出処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1に示すように実施形態に係る情報処理システム1は、通信ネットワークNを介して接続される情報処理装置100と、サーバ200とを含む。情報処理システム1において、情報処理装置100及びサーバ200は、通信ネットワークNにそれぞれ複数接続されていてもよい。
情報処理装置100は、ユーザによって利用される情報処理端末である。情報処理装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末などである。情報処理装置100は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)などであってもよい。情報処理装置100は、ユーザの操作に従い、サーバ200によって提供される検索エンジンなどのサービスを利用する。
サーバ200は、情報処理装置100に対して検索エンジンなどのサービスを提供するコンピュータなどの装置である。
情報処理装置100は、ユーザから文字の入力を受け付け、受け付けた文字列からユーザが望む検索ワードを予測する。情報処理装置100は、検索ワードに基づいて検索した結果得られた検索結果を、予測した文字列をサジェスト表示していた従来のサジェスト表示欄の領域に表示する。すなわち、情報処理装置100は、ユーザから受け付けた文字列とともに、予測した検索ワードに基づいて検索した検索結果を表示画面160に表示する。図1では、情報処理装置100が、ユーザから受け付けた文字列の下側に検索結果を表示する例を示している。以降において、情報処理装置100に表示される検索結果は、ユーザから受け付けた文字列とともに、従来では予測された文字列がサジェスト表示されていたサジェスト表示欄の領域に表示される検索結果を示すものとする。
情報処理装置100は、ユーザから文字の入力を受け付けると、検索結果の表示を開始する。情報処理装置100は、ユーザから文字の入力を受け付け、次の文字の入力を受け付けるまでの期間であるキーストロークに基づいて、表示した検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。表示した検索結果がユーザに受け入れられた場合とは、ユーザが所望している検索結果が得られ、ユーザが検索結果に満足した場合である。検索結果に対してユーザが満足し、検索結果がユーザに受け入れられたことを、検索結果がユーザに認識されたと言い換えてもよい。情報処理装置100は、キーストロークが長い場合、その時点で入力された文字列から予測された検索ワードに対する検索結果をユーザが見ていると判断する。図1に示す右側のグラフは、情報処理装置100に入力された文字数と、キーストロークすなわち時間との関係を示すものである。情報処理装置100は、キーストロークが規定された閾値以上の場合、ユーザが検索結果を見ているとして、表示した検索結果がユーザに受け入れられたと評価する。一方、情報処理装置100は、キーストロークが規定された閾値未満の場合、ユーザが検索結果を見ていないとして、表示した検索結果がユーザに受け入れられていないと評価する。
情報処理装置100は、図1の例では、ユーザから「とうきょうの」の文字列の入力を受け付けた段階で、ユーザが望む検索ワードとして「東京の天気」を予測する。情報処理装置100は、文字列「とうきょうの」とともに、「東京の天気」を検索ワードとして得られた検索結果を表示する。情報処理装置100は、図1の例では「東京の天気」の検索結果として、現在の天気が晴れで、本日の最高気温が30℃、最低気温が20℃であることの情報を表示する。情報処理装置100は、ユーザが東京の天気の情報を望んでいた場合、キーストロークが規定された閾値以上、すなわちユーザが当該検索結果を見る時間が長くなるとして、表示した検索結果がユーザに受け入れられたと評価する。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130と、表示部140と、入力部150とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、通信ネットワークNと有線又は無線で接続され、通信ネットワークNを介して、サーバ200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部120は、閾値記憶部121と、評価結果記憶部122とを有する。
(閾値記憶部121について)
閾値記憶部121は、表示された検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価するための閾値の情報を記憶する。ここで、図3に、実施形態に係る閾値記憶部121の一例を示す。図3は、実施形態に係る閾値記憶部121の一例を示す図である。図3に示した例では、閾値記憶部121は、「平均キーストローク」、「閾値」といった項目を有する。
「平均キーストローク」は、検索結果がユーザに受け入れられなかったときの文字の入力間隔の平均値を示す。「閾値」は表示された検索結果がユーザに受け入れられたと評価するための期間を示す。ユーザが検索結果を受け入れた場合、ユーザが検索結果を見る、または読むため、次の文字を入力するまでの時間、すなわちキーストロークが長くなると想定される。そのため、平均キーストロークをn倍したものを閾値とする。なお、n>1とする。これにより、情報処理装置100は、ユーザが検索結果を見ているときと見ていないときとを識別することができる。情報処理装置100は、ユーザが検索結果を見ているとき、検索結果がユーザに受け入れられたと評価する。ユーザの文字の入力速度はユーザによって異なることから、閾値はユーザによって異なることになる。これにより、情報処理装置100は、平均キーストロークの長いユーザの閾値を、平均キーストロークの短いユーザの閾値よりも長くすることができる。なお、平均キーストロークの長さに応じて、nの値を変更してもよい。
後述するように、評価部134が、平均キーストロークおよび閾値を算出し、閾値記憶部121に記憶させておく。
(評価結果記憶部122について)
評価結果記憶部122は、表示された検索結果がユーザに受け入れられたか否かの評価結果に関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る評価結果記憶部122の一例を示す。図4は、実施形態に係る評価結果記憶部122の一例を示す図である。図4に示した例では、評価結果記憶部122は、予測した検索キーワード毎に「検索結果」、「評価値」といった項目を有する。
「検索結果」は情報処理装置100で表示された検索結果を識別するものである。検索結果を識別するものとしては、例えば、URL(Uniform Resource Locator)があるが、これに限定されない。「評価値」は「検索結果」に対するユーザの評価結果である。例えば、評価値の取り得る範囲を規定し、取り得る範囲の下位半分をユーザに受け入れられなかった検索結果を表す評価値とし、取り得る範囲の上位半分をユーザに受け入れられた検索結果を表す評価値とする。
図4の例では、検索ワードが「XXXXX」の場合に、検索結果「B1」の評価値が「C1」であり、検索結果「B2」の評価値が「C2」であることを示している。
後述するように、評価部134が、評価値を決定し、評価結果記憶部122に記憶させておく。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、受付部131と、検索部132と、表示制御部133と、評価部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131について)
受付部131は、入力部150を介して、ユーザから入力される文字を受け付ける。受付部131は、入力部150を介して、ユーザから文字を削除する処理も受け付ける。
(検索部132について)
検索部132は、受付部131で受け付けられた文字列、すなわちユーザから入力された現在の文字列からユーザが望む検索ワードを予測する。検索部132は、予測した検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る。検索部132は、受付部131において文字が削除された場合も同様に、文字が削除された時点の文字列からユーザが望む検索ワードを予測する。検索部132は、予測した検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る。なお、検索部132は、予測した検索ワードに対応する評価結果が評価結果記憶部122に記憶されている場合、評価結果記憶部122に記憶されている情報を参照し、評価値の高い検索結果を優先的に得るようにしてもよい。
(表示制御部133について)
表示制御部133は、受付部131で受け付けられた現在の文字列を表示部140の表示画面160に表示するとともに、検索部132で得られた検索結果を表示部140の表示画面160に表示する。
(評価部134について)
評価部134は、受付部131で受け付けられた文字数が変化するまでの期間であって、表示制御部133によって検索結果が表示部140の表示画面160に表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。文字数が変化する場合とは、ユーザによる文字の入力によって文字数が増えた場合、またはユーザによる文字の削除によって文字数が減った場合である。評価部134は、検索結果が表示された期間が閾値記憶部121に記憶されている閾値を超えた場合、検索結果がユーザに受け入れられたと評価する。評価部134は、ユーザに受け入れられる検索結果を表示出来ていない期間では、図3に示す閾値が使用できるように平均キーストロークを算出しておく。また、評価部134は、平均キーストロークをn倍して閾値を算出する。評価部134は、算出した平均キーストロークおよび閾値を閾値記憶部121に記憶させる。評価部134は、ユーザが文字を入力する速度に応じて閾値を変更することになる。また、評価部134は、検索結果を評価した場合、評価結果に応じて前記検索結果の評価値を決定し、評価結果記憶部122に記憶させる。評価部134は、例えば、検索ワードの文字数に対してユーザの入力した文字数が少ないうちに表示され、ユーザに受け入れられた検索結果の評価値が高くなるように、評価値を決定する。
(表示部140、入力部150について)
表示部140は、各種情報を表示するための表示デバイスである。例えば、表示部140は、液晶ディスプレイ等によって実現される。入力部150は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。なお、実施形態に係る情報処理装置100にはタッチパネルが採用されているので、表示部140と入力部150とは一体化される。
〔3.処理手順〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報処理装置100による処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、情報処理装置100は、ユーザから文字の入力を受け付ける(ステップS1)。
情報処理装置100は、ユーザから入力された文字又は文字列から、ユーザが望む検索ワードを予測する(ステップS2)。
情報処理装置100は、予測した検索ワードに基づいて検索を行う(ステップS3)。情報処理装置100は、予測した検索ワードに対する検索結果を取得する。
情報処理装置100は、ユーザから入力された現在の文字列を表示画面に表示するとともに、検索結果を表示画面に表示する(ステップS4)。
情報処理装置100は、表示画面に表示された検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する(ステップS5)。具体的には、情報処理装置100は、受け付けられた文字数が変化するまでの期間であって、検索結果が表示画面160に表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。情報処理装置100は、検索結果が表示画面160に表示された期間が閾値を越えた場合、検索結果がユーザに受け入れられたと評価する。
情報処理装置100は、ユーザが次の文字を入力する、またはユーザが文字を削除する毎に、ステップS1からステップS5までの処理の手順を繰り返し実施する。
〔4.変形例〕
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔4−1.ユーザの属性に応じて閾値を変更〕
上記実施形態では、検索結果の評価に用いる閾値を、ユーザの文字の入力速度から算出していた。しかし、情報処理装置100は、ユーザの属性に応じて閾値を変更してもよい。この点について、図6を用いて説明する。図6は、第1の変形例に係る閾値記憶部121の一例を示す図である。図6の例では、ユーザ属性が「D1」のときの閾値が「E1」であり、ユーザ属性が「D2」のときの閾値が「E2」であることを示している。情報処理装置100には、図6に示す閾値記憶部121の内容が予め設定されているものとする。
ユーザの属性について、例えば、ユーザを若年層、高齢層など年代別に分ける方法がある。若年層のユーザと比較して、高齢層のユーザは、文字を読む速度が遅くなることが考えられる。そのため、情報処理装置100では、ユーザの属性に応じて、高齢層のユーザに対する閾値を、若年層のユーザに対する閾値よりも長くする。情報処理装置100は、利用しているユーザの属性の情報について、情報処理装置100に生年月日などの情報が登録されているときは登録情報を用いてもよいし、ユーザがあるサービスを利用する際に設定したログイン情報に生年月日、年齢などの情報が含まれる場合はこれらの情報を用いてもよい。
なお、ユーザの属性を年代別に分ける方法について説明したが、一例であり、これに限定されない。例えば、表示される検索結果の内容に応じて、ユーザの属性を、性別、職業、住所などで分けてもよい。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、ユーザの属性に応じて使用する閾値を変更する。これにより、情報処理装置100は、情報処理装置100を利用するユーザに応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
〔4−2.検索結果のコンテンツに応じて閾値を変更〕
上記実施形態では、検索結果の評価に用いる閾値を、ユーザの文字の入力速度から算出していた。しかし、情報処理装置100は、表示する検索結果のコンテンツの種別に応じて閾値を変更してもよい。この点について、図7を用いて説明する。図7は、第2の変形例に係る閾値記憶部121の一例を示す図である。図7の例では、表示されるコンテンツの種別が「F1」のときの閾値が「G1」であり、コンテンツの種別が「F2」のときの閾値が「G2」であることを示している。情報処理装置100には、図7に示す閾値記憶部121の内容が予め設定されているものとする。
図1に示す表示される検索結果は天気の情報であり、記号の要素が大きく、ユーザが内容を確認するために多くの時間は必要とされない。一方、表示される検索結果がある言葉の意味を示す場合、天気の情報と比較して、ユーザが内容を確認するための時間が必要とされる。そのため、情報処理装置100では、内容を確認するために多くの時間が必要なコンテンツの閾値を、内容を確認するための時間が少なくてもよいコンテンツの閾値よりも長くする。閾値については、予め設定された固定値を用いてもよいし、ユーザの使用状況に応じて更新できるようにしてもよい。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、表示される検索結果のコンテンツの種別に応じて閾値を変更する。これにより、情報処理装置100は、表示される内容に応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
〔4−3.検査結果の情報量に応じて閾値を変更〕
情報処理装置100は、図1の例では、東京の天気の情報として、現在の天気の情報のみを表示しているが、明日以降の数日分、例えば1週間分の天気予報の情報を表示することも可能である。この場合、表示される検索結果の情報量が増えることから、図1の例と比較して、ユーザが表示された検索結果を全て読むまでに時間がかかることになる。また、表示される検索結果がある言葉の意味を示す場合、対象の言葉によって、表示される意味の情報量が異なることが想定される。そのため、情報処理装置100では、表示する検索結果の情報量に応じて閾値を変える。情報処理装置100は、例えば、表示する検索結果の文字数に比例して、使用する閾値を変更する。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、表示される検索結果の情報量に応じて閾値を変更する。これにより、情報処理装置100は、表示される情報量に応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
〔4−4.検査結果の個数に応じて閾値を変更〕
情報処理装置100は、図1の例では、「とうきょうの」の文字列に対して「東京の天気」の検索ワードを予測しているが、複数の検索ワードを予測した場合、各検索ワードに対する検索結果を表示、すなわち複数の検索結果を表示することも可能である。例えば、情報処理装置100は、ユーザから「てんき」の文字列の入力を受け付けた段階で、「天気東京」、「天気大阪」など複数の検索ワードを予測し、東京の天気の情報及び大阪の天気の情報の2つの検索結果を両方とも表示してもよい。この場合、前述の検索結果の情報量の場合と同様、図1の例と比較して、ユーザが表示された検索結果を全て読むまでに時間がかかることになる。そのため、情報処理装置100では、表示する検索結果の個数に応じて閾値を変える。情報処理装置100は、例えば、表示する検索結果の個数に比例して、使用する閾値を変更する。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、表示される検索結果の個数に応じて閾値を変更する。これにより、情報処理装置100は、表示される検索結果の個数に応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
〔4−5.文字数が最も多いときに評価〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、検索結果が受け入れられたか否かをリアルタイムで評価していたが、事後評価してもよい。情報処理装置100は、ユーザが文字を入力していく過程において、図1の右側のグラフに示すような、文字数とキーストロークとの関係の情報を取得することができる。情報処理装置100は、例えば、文字数が最も多いときに検索結果が表示された期間で、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。この場合、情報処理装置100は、図5に示すフローチャートのステップS1からステップS4までの処理を繰り返し行い、ステップS5の処理については文字数が確定した段階で最後に1回のみ実施する。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、受付部131で受け付けられた文字数が最も多いときに検索結果が表示された期間で、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。これにより、情報処理装置100は、文字数が変化する毎に検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する場合と比較して、処理負荷を低減することができる。
〔4−6.キーストロークが最も長いときに評価〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、検索結果が受け入れられたか否かをリアルタイムで評価していたが、事後評価してもよい。情報処理装置100は、ユーザが文字を入力していく過程において、図1の右側のグラフに示すような、文字数とキーストロークとの関係の情報を取得することができる。情報処理装置100は、例えば、キーストロークが最も長いときに検索結果が表示された期間で、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。この場合、情報処理装置100は、図5に示すフローチャートのステップS1からステップS4までの処理を繰り返し行い、ステップS5の処理については文字数が確定した段階で最後に1回のみ実施する。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、受付部131において文字を受け付ける間隔が最も長かったときに検索結果が表示された期間で、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。これにより、情報処理装置100は、文字数が変化する毎に検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する場合と比較して、処理負荷を低減することができる。
〔4−7.表示回数を用いて評価値を決定〕
情報処理装置100は、ユーザから文字が入力される毎に、検索結果を表示する。情報処理装置100は、例えば、文字列の入力を受け付けてから文字列の入力が完了するまでの期間において、各文字か入力されたときに表示した表示回数と、検索結果がユーザに受け入れられた回数とをカウントし、表示回数と検索結果がユーザに受け入れられた回数との比率に応じて検索結果を評価し、ユーザに受け入れられた検索結果の評価値を決定する。情報処理装置100は、表示回数に対してユーザに受け入れられた回数が少ない検索結果の評価値を低くし、表示回数に対してユーザに受け入れられた回数が多い検索結果の評価値を高くすることができる。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、文字数が変化する毎に表示される検索結果の表示回数に対する、ユーザが検索結果を受け入れた回数の比率に応じて、ユーザに受け入れられた検索結果の評価値を決定する。これにより、情報処理装置100は、ユーザに受け入れられた検索結果を表示しているにもかかわらず、ユーザから文字の入力を受け付ける場合に、当該検索結果の評価値を低くすることができる。なお、ユーザが検索結果を受け入れているにもかかわらず文字の入力を最後まで続けてしまうと、当該検索結果の評価値が不当に低くなってしまうことになる。そのため、情報処理装置100は、上記の様なケースが想定される場合は、文字数が変化する毎に表示される検索結果の表示回数を増やさないようにしてもよい。
〔4−8.ユーザの利用頻度に応じて検索結果を評価する〕
情報処理装置100が検索結果を表示する機能を利用し続けるユーザは、これまでに情報処理装置100が表示してきた検索結果に満足していると考えられる。そのため、情報処理装置100は、これまでに表示してきた検索結果の評価値、または規定された頻度以上で当該機能を使用していた期間において表示してきた検索結果の評価値について、評価値に一律に係数を乗算するなどして、評価値を上げる補正を行ってもよい。
このように、情報処理装置100において、評価部134は、現在の文字列とともに検索結果を表示画面に表示する機能の使用頻度に応じて、検索結果の評価値を更新する。これにより、情報処理装置100は、ユーザの使用状況に応じて、適宜検索結果の評価値を変更することができる。
〔4−9.一部の処理をサーバで実施する〕
情報処理装置100が全ての処理を実施する場合について説明してきたが、一例であり、これに限定されない。図2に示す情報処理装置100の構成のうち、一部の構成をサーバ200が有し、サーバ200が一部の処理を実施することも可能である。図8は、実施形態に係る情報処理システム1aが有する情報処理装置100a及びサーバ200aの構成例を示す図である。
(情報処理装置100aの構成)
情報処理装置100aは、通信部110と、制御部130aと、表示部140と、入力部150とを有する。図8に示す情報処理装置100aは、図2に示す情報処理装置100から、記憶部120、検索部132、及び評価部134を削除したものである。情報処理装置100aが有する各構成の機能は前述のとおりである。
(サーバ200aの構成)
サーバ200aは、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
(通信部210について)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。通信部210は、通信ネットワークNと有線又は無線で接続され、通信ネットワークNを介して、情報処理装置100aとの間で情報の送受信を行う。
(記憶部220について)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図8に示すように、記憶部220は、閾値記憶部121と、評価結果記憶部122とを有する。閾値記憶部121が記憶している情報は、図2に示す情報処理装置100が有する閾値記憶部121が記憶している情報と同様である。評価結果記憶部122が記憶している情報は、図2に示す情報処理装置100が有する評価結果記憶部122が記憶している情報と同様である。
(制御部230について)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、コントローラであり、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。制御部230は、検索部132と、評価部134とを有する。検索部132は、図2に示す情報処理装置100が有する検索部132と同様の処理を行う。評価部134は、図2に示す情報処理装置100が有する評価部134と同様の処理を行う。さらに、制御部230において、評価部134は、現在の文字列とともに検索結果を表示部140に表示することを情報処理装置100aの表示制御部133に指示し、表示制御部133から、検索結果が表示部140に表示された期間の情報を取得する。なお、現在の文字列とともに検索結果を表示部140に表示することを情報処理装置100aの表示制御部133に指示するのは、検索部132が行ってもよい。
図8に示す情報処理システム1aは、情報処理装置100aの制御部130aと、サーバ200aの制御部230とが、通信部110、通信ネットワークN、及び通信部210を介して情報の送受信を行うことで、図2に示す情報処理装置100の制御部130と同様の処理を行う。受付部131、検索部132、表示制御部133、及び評価部134の各処理内容は前述のとおりである。
なお、サーバ200aが、閾値記憶部121、評価結果記憶部122、検索部132、及び評価部134を有する例について説明したが、一例であり、これに限定されない。サーバ200aは、例えば、検索部132を有し、閾値記憶部121、評価結果記憶部122、及び評価部134については情報処理装置100aが有してもよい。または、サーバ200aは、例えば、閾値記憶部121、評価結果記憶部122、及び評価部134を有し、検索部132については情報処理装置100aが有してもよい。または、サーバ200aは、閾値記憶部121、及び評価結果記憶部122を有し、検索部132及び評価部134については情報処理装置100aが有してもよい。サーバ200aは、検索部132および評価部134のうち少なくとも1つを備える。
〔5.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100,100aやサーバ200,200aは、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図9は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(図1等に示した通信ネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網500を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、一時記憶部141やコンテンツ記憶部142内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、記憶部120に記憶される情報は、通信ネットワークNを介して、外部に備えられた所定の記憶装置に記憶されてもよい。
また、上記実施形態では、情報処理装置100は、スマートフォン、タブレット端末などの携帯端末を想定し、表示部140及び入力部150を一体化したタッチパネルを備える構成としているが、これに限定されない。情報処理装置100が、デスクトップ型PCの場合、表示部140は液晶ディスプレイであり、入力部150は、キーボード、マウス等であってもよい。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、受付部131と、検索部132と、表示制御部133と、評価部134とを有する。受付部131は、ユーザから入力される文字を受け付ける。検索部132は、ユーザから入力された現在の文字列からユーザが望む検索ワードを予測し、検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る。表示制御部133は、現在の文字列とともに、検索結果を表示画面に表示する。評価部134は、検索結果が表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、検索結果が表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。これにより、情報処理装置100は、次に検索結果を表示する際に、評価の高い検索結果を優先して表示することが可能となる。
また、評価部134は、検索結果が表示された期間が閾値を超えた場合、検索結果が前記ユーザに受け入れられたと評価する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、閾値を用いることで、容易に評価をすることができる。
また、評価部134は、ユーザが文字を入力する速度に応じて閾値を変更する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、平均キーストロークの長いユーザの閾値を、平均キーストロークの短いユーザの閾値よりも長くすることができる。
また、評価部134は、ユーザの属性に応じて閾値を変更する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、情報処理装置100を利用するユーザに応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
また、評価部134は、表示される検索結果のコンテンツの種別に応じて閾値を変更する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、表示される内容に応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
また、評価部134は、表示される検索結果の情報量に応じて閾値を変更する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、表示される情報量に応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
また、評価部134は、表示される検索結果の個数に応じて閾値を変更する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、表示される検索結果の個数に応じて異なる閾値を用いることができ、検索結果が受け入れられたか否かを柔軟に評価することができる。
また、評価部134は、検索結果が表示された期間を、受付部131で受け付けられた文字数が変化するまでの期間とする。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザからの操作に関連付けて、検索結果が表示される期間を定義することができる。
また、評価部134は、受付部131で受け付けられた文字数が最も多いときに検索結果が表示された期間で、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、文字数が変化する毎に検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する場合と比較して、処理負荷を低減することができる。
また、評価部134は、受付部131において文字を受け付ける間隔が最も長かったときに検索結果が表示された期間で、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、文字数が変化する毎に検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する場合と比較して、処理負荷を低減することができる。
また、評価部134は、評価結果に応じて検索結果の評価値を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、検索ワードの文字数に対してユーザの入力した文字数が少ないうちに表示され、ユーザに受け入れられた検索結果の評価値が高くなるように評価値を決定する。この結果、情報処理装置100は、次に検索結果を表示する際に、評価値の高い検索結果を優先して表示することが可能となる。
また、評価部134は、文字数が変化する毎に表示される検索結果の表示回数に対する、ユーザが検索結果を受け入れた回数の比率に応じて、ユーザに受け入れられた検索結果の評価値を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザに受け入れられた検索結果を表示しているにもかかわらず、ユーザから文字の入力を受け付ける場合に、当該検索結果の評価値を低くすることができる。
また、評価部134は、現在の文字列とともに検索結果を表示画面に表示する機能の使用頻度に応じて、検索結果の評価値を更新する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザの使用状況に応じて、適宜検索結果の評価値を変更することができる。
また、実施の形態に係るサーバ200aは、検索部132と、評価部134とを有する。検索部132は、ユーザから文字の入力を受け付ける情報処理装置100aから、現在の文字列の情報を取得し、現在の文字列からユーザが望む検索ワードを予測し、検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る。評価部134は、現在の文字列とともに検索結果を表示することを情報処理装置100aに指示し、検索結果が表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。
このように、サーバ200aは、検索結果が表示された期間に応じて、検索結果がユーザに受け入れられたか否かを評価する。これにより、サーバ200aは、情報処理装置100aの処理負荷を低減することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1,1a 情報処理システム
100,100a 情報処理装置
110,210 通信部
120,220 記憶部
121 閾値記憶部
122 評価結果記憶部
130,130a,230 制御部
131 受付部
132 検索部
133 表示制御部
134 評価部
140 表示部
150 入力部
200,200a サーバ

Claims (16)

  1. ユーザから入力される文字を受け付ける受付部と、
    前記ユーザから入力された現在の文字列から前記ユーザが望む検索ワードを予測し、前記検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る検索部と、
    前記現在の文字列とともに、前記検索結果を表示画面に表示する表示制御部と、
    前記検索結果が表示された期間に応じて、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する評価部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記評価部は、前記検索結果が表示された期間が閾値を超えた場合、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたと評価する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記評価部は、前記ユーザが文字を入力する速度に応じて前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記評価部は、前記ユーザの属性に応じて前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記評価部は、表示される前記検索結果のコンテンツの種別に応じて前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記評価部は、表示される前記検索結果の情報量に応じて前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記評価部は、表示される前記検索結果の個数に応じて前記閾値を変更する、
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記評価部は、前記検索結果が表示された期間を、前記受付部で受け付けられた文字数が変化するまでの期間とする、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記評価部は、前記受付部で受け付けられた文字数が最も多いときに前記検索結果が表示された期間で、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記評価部は、前記受付部において文字を受け付ける間隔が最も長かったときに前記検索結果が表示された期間で、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記評価部は、評価結果に応じて前記検索結果の評価値を決定する、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記評価部は、文字数が変化する毎に表示される検索結果の表示回数に対する、前記ユーザが検索結果を受け入れた回数の比率に応じて、前記ユーザに受け入れられた検索結果の評価値を決定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記評価部は、前記現在の文字列とともに前記検索結果を表示画面に表示する機能の使用頻度に応じて、前記検索結果の評価値を更新する、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の情報処理装置。
  14. ユーザから文字の入力を受け付ける情報処理装置から、現在の文字列の情報を取得し、前記現在の文字列から前記ユーザが望む検索ワードを予測し、前記検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る検索部と、
    前記現在の文字列とともに前記検索結果を表示することを前記情報処理装置に指示し、前記検索結果が表示された期間に応じて、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する評価部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  15. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザから入力される文字を受け付ける受付工程と、
    前記ユーザから入力された現在の文字列から前記ユーザが望む検索ワードを予測し、前記検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る検索工程と、
    前記現在の文字列とともに、前記検索結果を表示画面に表示する表示制御工程と、
    前記検索結果が表示された期間に応じて、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する評価工程と、
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  16. ユーザから入力される文字を受け付ける受付手順と、
    前記ユーザから入力された現在の文字列から前記ユーザが望む検索ワードを予測し、前記検索ワードに基づいて検索を行い、検索結果を得る検索手順と、
    前記現在の文字列とともに、前記検索結果を表示画面に表示する表示制御手順と、
    前記検索結果が表示された期間に応じて、前記検索結果が前記ユーザに受け入れられたか否かを評価する評価手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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