JP2020042337A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】文書に含まれる指定語と、指定語を除く文書とを区別可能に文書を表示できる情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置1は、文書に含まれる指定語の背景画像である第1背景画像と、指定語を除く文書の背景画像である第2背景画像とを、文書と共に表示部27に出力する表示出力部13と、表示出力部13により表示部27に出力された文書に関するスクロール表示の際の表示範囲を変更するスクロール要求を受け付ける要求受付部14と、要求受付部14により受け付けたスクロール要求の要求速度に応じて、文書を要求方向に移動させる文書移動部16と、第1背景画像の画素値のみを、文書の移動に応じて変化させる第1画像移動部17と、文書移動部16による文書の移動に応じて、第2背景画像の画素値を、第1背景画像とは異なる変化量で変化させる第2画像移動部18と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、文書を表示する情報処理装置及びプログラムに関する。
ユーザが、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末に表示された文書を見る場合に、例えば、論文等の文字が中心で長文にわたる文書等では、ユーザが興味のあるキーワードが分かりやすく表示されると便利である。
そこで、閲覧中の文書から検索等に使用できるキーワードを抽出するキーワード抽出装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2011/036755号
ところで、Webページ等、インターネット環境に公開された文書は、背景画像の上に文書が表示されたものがある。そして、特許文献1にも記載のとおり、端末において、一度に全ての文書が表示されない場合には、画面をスクロールして文書を表示させる。そのような場合であっても、キーワード等の指定語を、指定語を除く文書と異なるように表現してみせることにより、ユーザに、指定語又は指定語を除く文書を印象付けることができると考えられる。
そこで、本発明は、文書に含まれる指定語と、指定語を除く文書とを区別可能に文書を表示できる情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、文書に含まれる指定語の背景画像である第1背景画像と、前記指定語を除く前記文書の背景画像である第2背景画像とを、前記文書と共に表示部に出力する表示出力手段と、前記表示出力手段により前記表示部に出力された前記文書に関するスクロール表示の際の表示範囲を変更するスクロール要求を受け付ける要求受付手段と、前記要求受付手段により受け付けた前記スクロール要求に応じて、前記文書を要求方向に移動させる文書移動手段と、前記第1背景画像又は前記第2背景画像のうち少なくとも一方の背景画像の画素値のみを、前記文書移動手段による前記文書の移動に応じて変化させる第1画像移動手段と、を備えること、を特徴とする情報処理装置である。
第2の発明は、第1の発明の情報処理装置において、前記第1画像移動手段は、前記少なくとも一方の背景画像の表示範囲を変更することで前記画素値を変化させること、を特徴とする情報処理装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の情報処理装置において、前記第1画像移動手段は、前記スクロール要求に対応したスクロールに伴い、少なくとも一方の背景画像を周期的に変化させること、を特徴とする情報処理装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの情報処理装置において、前記第1画像移動手段は、前記第1背景画像又は前記第2背景画像のうち一方の背景画像の画素値のみを、前記文書移動手段による前記文書の移動に応じて変化させ、前記一方の背景画像とは異なる他方の背景画像の画素値を、前記一方の背景画像とは異なる変化量で変化させる第2画像移動手段を備えること、を特徴とする情報処理装置である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの情報処理装置において、前記第1背景画像と、前記第2背景画像とは、スクロール方向に周期的な模様を有するパターン画像であること、を特徴とする情報処理装置である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの情報処理装置において、前記第1背景画像と、前記第2背景画像とは、前記文書の移動方向に交差する模様を有する画像であること、を特徴とする情報処理装置である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、文書に含まれる指定語と、指定語を除く文書とを区別可能に文書を表示できる情報処理装置及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る情報処理装置の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置の文書表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置での事前処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置で表示する文書及び各背景画像の構成を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での表示例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置での移動処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置の背景画像記憶部に記憶された背景画像の例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置で表示する文書及び各背景画像の他の構成を説明するための図である。 本実施形態に係る情報処理装置での他の表示例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
(実施形態)
<情報処理装置1>
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1の機能ブロックを示す図である。
情報処理装置1は、文書と、文書中の区別したい語である指定語と、背景画像とを受け付けて、受け付けた背景画像をバックに文書を表示する装置である。そして、情報処理装置1は、文書をスクロールさせた際に、指定語と、指定語以外とを区別可能に表示する。
情報処理装置1は、ユーザが使用する装置である。情報処理装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等であって、文書を表示可能な装置である。なお、情報処理装置1は、文書を表示でき、表示した文書の範囲を操作によって移動できるものであれば、PCに限定するものではなく、例えば、タブレット端末、携帯端末等であってもよい。
情報処理装置1は、制御部10と、記憶部20と、入力部26と、表示部27と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、情報処理装置1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているOS(オペレーティングシステム)や、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、文書受付部11と、事前処理部12と、表示出力部13(表示出力手段)と、要求受付部14(要求受付手段)と、要求処理部15とを備える。
文書受付部11は、表示する文書を受け付ける。文書受付部11は、例えば、文書記憶部22に記憶された文書を受け付けてもよいし、後述する通信インタフェース部29を介して、Webサーバ等の外部装置(図示せず)から受信した文書を受け付けてもよい。
ここで、対象文書は、1以上の文を含み、文の長さに制限はない。例えば、情報処理装置1の表示部27に一度に表示されない長さの文書であってもよいし、表示部27に全ての文が表示される長さの文書であってもよい。
事前処理部12は、文書を表示するにあたって、背景画像や指定語を受け付けて、文書を表示するための処理を行う。具体的には、事前処理部12は、受け付けた指定語を、文書から抽出し、抽出した指定語の背景として表示させる背景画像である第1背景画像を生成する。また、事前処理部12は、抽出した指定語を除く語である文書の背景として表示させる背景画像である第2背景画像を生成する。
表示出力部13は、表示部27に文書を表示させる。その際、表示出力部13は、文書と共に、事前処理部12の処理によって生成した第1背景画像及び第2背景画像を、文書と共に表示させる。
要求受付部14は、入力部26を介して表示部27に表示された文書について、表示範囲を変更する要求であるスクロール要求を受け付ける。
要求処理部15は、要求受付部14による要求に対応した処理を行う。要求処理部15は、文書移動部16(文書移動手段)と、第1画像移動部17(第1画像移動手段)と、第2画像移動部18(第2画像移動手段)とを備える。
文書移動部16は、要求受付部14により受け付けたスクロール要求に応じて、文書を要求方向に移動させる。
第1画像移動部17は、文書移動部16による文書の移動に応じて、第1背景画像の画素値を変化させる。
第2画像移動部18は、第2背景画像の画素値を、第1背景画像とは異なる変化量で変化させる。
なお、これらの各機能の詳細については、後述する。
記憶部20は、情報処理装置1の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、情報処理装置1は、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
記憶部20は、プログラム記憶部21と、文書記憶部22と、背景画像記憶部23とを備える。
プログラム記憶部21は、プログラムを記憶するための記憶領域である。プログラム記憶部21は、文書出力プログラム21aを記憶している。
文書出力プログラム21aは、制御部10の各種機能を実行するためのプログラムである。
文書記憶部22は、表示部27に表示させる文書を記憶するための記憶領域である。
背景画像記憶部23は、文書と共に表示させる背景画像を記憶するための記憶領域である。背景画像は、スクロール方向に周期的な模様を有するパターン画像であることが望ましい。また、背景画像は、文書の移動方向に交差する模様を有する画像であることが望ましい。具体的には、文書の移動方向が上下のスクロールであれば、背景画像の一例としては、横方向や斜め方向の縞模様等の画像が該当する。
なお、記憶部20は、ユーザにより選択された指定語や、背景画像を特定する画像ID(IDentification)等を一時的に使用する一時記憶領域等を有する。
入力部26は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置である。
表示部27は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。
なお、入力部26及び表示部27の機能を有するタッチパネルディスプレイであってもよい。
通信インタフェース部29は、通信ネットワークを介して外部装置との通信を行うためのインタフェースである。
<処理の説明>
次に、情報処理装置1で行う処理について説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置1の文書表示処理を示すフローチャートである。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置1の事前処理を示すフローチャートである。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置1で表示する文書及び各背景画像の構成を説明するための図である。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置1での表示例を示す図である。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置1での移動処理を示すフローチャートである。
図2のステップS(以下、単に「S」という。)10において、情報処理装置1の制御部10(文書受付部11)は、表示部27に表示させる文書を受け付ける。
S11において、制御部10(事前処理部12)は、事前処理を行う。
ここで、事前処理について、図3に基づき説明する。
図3のS20において、制御部10は、指定語を受け付ける。指定語は、ユーザによって指定されてもよい。制御部10は、例えば、指定語を入力可能なテキストボックス等の入力領域を、表示部27に表示する。そして、ユーザが指定語を入力することで、制御部10は、指定語を受け付けてもよい。
また、制御部10が各種の処理を行うことで指定してもよい。制御部10は、例えば、文書を解析して、文書中の頻度の高い語等を指定語として受け付けてもよい。
なお、指定語は、語に限らず、文や文の一部であってもよい。
S21において、制御部10は、文書中に存在する指定語を抽出する。制御部10は、文書中の指定語の位置(開始及び終了位置)をあわせて取得する。
S22において、制御部10は、背景画像を受け付ける。背景画像は、予め決められていてもよいし、ユーザによって指定されたものであってもよい。
制御部10は、例えば、背景画像記憶部23に記憶された1つ又は2つの背景画像を、デフォルトで抽出してもよい。ここで、第1背景画像と第2背景画像とにおいて同じ画像を用いる場合には、制御部10は、1つの背景画像を抽出する。また、第1背景画像と第2背景画像とにおいて異なる画像を用いる場合には、制御部10は、2つの背景画像を抽出する。但し、2つの背景画像は、類似画像であることが望ましい。類似画像とは、例えば、ボーダーの画像であれば、太さが異なる2種類の画像をいう。
また、制御部10は、背景画像記憶部23に記憶された複数の背景画像から、1つ又は2つの背景画像をランダムで決定して抽出してもよい。
さらに、制御部10は、例えば、背景画像記憶部23に記憶された複数の背景画像のサムネイル画像を、表示部27に表示する。そして、ユーザがサムネイル画像から1つ又は2つのサムネイル画像を選択することで、制御部10は、選択された背景画像を抽出してもよい。
その際、制御部10は、選択肢として表示させる背景画像を、表示領域でのスクロール方向を加味して選択してもよい。具体的には、表示領域でのスクロール方向が上下方向のみである場合には、縦縞等の縦方向のみの模様を対象外にする、等である。
S23において、制御部10は、受け付けた背景画像を、背景画像記憶部23から抽出する。
S24において、制御部10は、抽出した文書中の指定語に対応した第1背景画像を、抽出した背景画像を用いて生成する。
S25において、制御部10は、指定語を除く文書に対応した第2背景画像を、抽出した背景画像を用いて生成する。その後、制御部10は、処理を図2のS12に移す。
ここで、生成する背景画像の構成の具体例について、図4に基づき説明する。
図4(A)は、文書41と、第1背景画像42と、第2背景画像43とを示す。文書41と、第1背景画像42と、第2背景画像43とは、レイヤ状である。そして、制御部10は、文書41と、第1背景画像42と、第2背景画像43とを、図4(A)に示すように、重ね合わせる。
図4(B)は、文書41を示す。文書41は、指定語41aと、指定語を除く文書41bとから構成されている。
図4(C)は、第1背景画像42を示す。第1背景画像42は、窓部42aと、透明部42bとから構成されている。窓部42aは、文書41の指定語41aに対応した位置に有する。また、窓部42aは、抽出した背景画像を有する。透明部42bは、透過性を有する無色である。
図4(D)は、第2背景画像43を示す。第2背景画像43は、抽出した背景画像を有する。
図2のS12において、制御部10(表示出力部13)は、表示部27に文書を表示させる。表示部27には、S10の処理によって受け付けた文書と、S11の処理によって生成された背景画像とが表示される。
図5(A)は、表示部27に最初に表示されたときの表示画面50の例を示す。
図5(A)に示すように、表示画面50には、第2背景画像53と共に、指定語51aを除く文書51bが表示されている。また、表示画面50には、第1背景画像の背景部52aと共に、指定語51aが表示されている。第1背景画像の背景部52aと、第2背景画像53とは、同一のパターン画像であり、等間隔の斜線の模様の画像である。
そして、制御部10は、図5(A)に示すように、表示部27に最初に表示する際には、第1背景画像と、第2背景画像とが区別なく、一連になった表示画面50として表示してもよいし、第1背景画像と、第2背景画像とが、ずれた状態のままで表示してもよい。
図2のS13において、制御部10(要求受付部14)は、入力部26を介した、文書が表示された表示領域のスクロール要求を受け付けたか否かを判断する。スクロール要求を受け付けた場合(S13:YES)には、制御部10は、処理をS14に移す。他方、スクロール要求を受け付けていない場合(S13:NO)には、制御部10は、処理をS16に移す。
S14において、制御部10(要求処理部15)は、移動処理を行う。
ここで、移動処理について、図6に基づき説明する。
図6のS30において、制御部10(文書移動部16)は、受け付けたスクロール要求に対応する移動量を算出する。
S31において、制御部10(文書移動部16)は、算出した移動量に応じて、要求方向に文書を移動させる。
S32において、制御部10(第1画像移動部17)は、文書の移動に応じて、第1背景画像の表示範囲を変更することで、画素値を変化させる。
S33において、制御部10(第2画像移動部18)は、第2背景画像の画素値を、第1背景画像の画素値とは異なる変化量で変化させる。
その後、制御部10は、処理を図2のS15に移す。
図5(B)は、図5(A)の表示画面50を、ユーザの指Fによって矢印に示すように下方向に移動中の表示画面60の例を示す。
図5(B)に示すように、表示画面60には、表示画面50と同様に、第2背景画像53と共に、指定語51aを除く文書51bが表示されている。制御部10は、第2背景画像53と文書51bとを、ユーザの指Fの下方向の移動量と同じ移動量で、同じ方向に移動させるように、画素値を周期的に変化させている。そのため、ユーザは、第2背景画像53と、文書51bとが、表示画面50の時と何ら変わらずに、同じように見える。
また、表示画面60には、第1背景画像の背景部62aと共に、指定語51aが表示されている。背景部62aは、図5(A)の背景部52aと比較して、斜線の模様がずれている。これは、第1背景画像の背景部62aが、文書51b及び第2背景画像53とは異なる変化量で画素値を変化させていることによる。例えば、制御部10は、第1背景画像の背景部62aが移動していないかのように画素値を変化させる。又は、制御部10は、第1背景画像の背景部62aの画素値については変化させない。そのようにすることで、第1背景画像の背景部62aは、移動量に応じて斜線の模様が動きのあるものになり、その結果、指定語51aと、文書51bとの見え方が、区別される。
図2のS15において、制御部10は、スクロール要求を受け付けなくなり、スクロールが停止したか否かを判断する。スクロールが停止した場合(S15:YES)には、制御部10は、処理をS16に移す。他方、スクロール要求を受け付け中であり、スクロールが停止していない場合(S15:NO)には、制御部10は、処理をS14に移す。そして、スクロールしている間は、指定語51aと、文書51bとの見え方が、区別される。
S16おいて、制御部10は、文書の表示を終了するか否かを判断する。例えば、ユーザが、文書出力プログラム21aの終了を選択したり、表示している文書を閉じる操作をしたりすることで、制御部10は、文書の表示を終了すると判断する。文書の表示を終了する場合(S16:YES)には、制御部10は、処理をS17に移す。他方、文書の表示を終了しない場合(S16:NO)には、制御部10は、処理をS13に移す。
S17において、制御部10は、表示部27に表示されていた文書及び各背景画像を、表示部27から消去する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
なお、上記の例では、第1背景画像及び第2背景画像を、斜線の模様であるものを説明した。しかし、第1背景画像と、第2背景画像とは、同じか、又は、類似するパターン画像であって、スクロール方向と交差する模様を有する画像であれば、他の画像であってもよい。
図7は、本実施形態に係る情報処理装置1の背景画像記憶部23に記憶された背景画像の例を示す図である。
図7(A)は、千鳥格子の模様を有する背景画像71である。
図7(B)は、蜂の巣の模様を有する背景画像72である。
図7(C)は、ひし形形状の格子模様を有する背景画像73である。
背景画像71〜73のいずれも、情報処理装置1のスクロール可能な方向である上下又は左右の方向に交差する模様を有したパターン画像であって、周期的な模様を有する。よって、背景画像71〜73のいずれかを用いても、情報処理装置1において上述した例のものと同様に、指定語と、指定語を除く文書とを、区別させて見せることができる。
(変形例1)
上述の例では、文書と、第1背景画像と、第2背景画像とを、第1背景画像を、第2背景画像より上側に配置したものを例に説明したが、これに限定されない。第2背景画像の下側に第1背景画像を配置したものであっても、同様の処理を行うことができる。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置1で表示する文書及び各背景画像の他の構成を説明するための図である。
図8(A)は、文書81と、第2背景画像83と、第1背景画像82とを示す。文書81と、第2背景画像83と、第1背景画像82とは、レイヤ状である。そして、制御部10は、文書81と、第2背景画像83と、第1背景画像82とを、図8(A)に示すように、順に重ね合わせる。
図8(B)は、文書81を示す。文書81は、指定語81aと、指定語を除く文書81bとから構成されている。
図8(C)は、第2背景画像83を示す。第2背景画像83は、窓部83aと、背景部83bとから構成されている。窓部83aは、文書81の指定語81aに対応した位置に有する。また、窓部83aは、透過性を有する無色である。背景部83bは、背景画像を有する。
図8(D)は、第1背景画像82を示す。第1背景画像82は、背景画像を有する。
図8に示す構成であっても、スクロール要求を受け付けた場合に、第1背景画像と、第2背景画像とを異なる移動量で移動するように見せることができる。
(変形例2)
上述の例では、第2背景画像を、文書と同じ速度かつ同じ方向に移動するように見せるものを説明したが、第1背景画像を、文書と同じ速度かつ同じ方向に移動するように見せるものであってもよい。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置1での他の表示例を示す図である。
図9(A)は、表示部27に最初に表示されたときの表示画面90の例を示す。
表示画面90は、第1背景画像及び第2背景画像の模様が、図5(A)に示す表示画面50と異なる以外は、図5(A)に示す表示画面50と同じ状態である。
第1背景画像92aと、第2背景画像93とは、同一のパターン画像であり、等間隔の市松模様の画像である。
図9(B)は、図9(A)の表示画面90を、下方向に移動させた表示画面100の例を示す。
図9(B)に示すように、表示画面100には、第2背景画像103と共に、指定語91aを除いた文書91bが表示されている。文書91bは、スクロール移動と共に移動しているが、文書91bの背景画像である第2背景画像103は、文書91bの移動とは異なる移動量で、同じ方向に移動させるように、画素値を周期的に変化させている。又は、第2背景画像103の画素値については変化させない。そのため、表示画面90と比較して、表示画面100は、文書91bの背景画像である第2背景画像103が、第2背景画像93とは異なった状態であって、ずれている。
他方、制御部10は、第1背景画像92aを、スクロールの移動量で、同じ方向に移動させるように、画素値を周期的に変化させている。そのため、ユーザは、第1背景画像92aと、指定語91aとが、表示画面90の時と何ら変わらずに、同じように見える。
このように、指定語91aの第1背景画像92aは、スクロールの移動に関わらずに変化がない。よって、指定語91aは、第1背景画像92aが同じ状態のままであるため見やすい。他方、指定語91aを除く文書91bの第2背景画像103は、スクロールの移動に対応して動いて見えるため、文書91bは見にくくなる。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置1は、以下のような効果がある。
(1)表示部27に、背景画像と共に文書を表示し、画面のスクロールによる、文書の位置の移動に応じて、文書の指定語の背景である第1背景画像と、指定語を除いた文書の背景である第2背景画像との画素値を変化させる。その際、第1背景画像の画素値の変化は、第2背景画像の画素値の変化とは異なる変化量である。よって、文書中の指定語と、指定語を除く文書との表示が、背景画像の画素値の変化が異なることによって変化する。その結果として、文書に含まれる指定語と、指定語を除く文書とを区別可能にして表示することができる。
(2)第1背景画像の画素値の変化と、第2背景画像の画素値の変化とを、異なる変化量にする。よって、第1背景画像に対応した指定語と、第2背景画像に対応した指定語を除く文書との表示態様が変化するものにできる。
(3)第2背景画像の画素値の変化を、文書の移動量に応じたものにし、かつ、文書の移動方向と同じ方向に第2背景画像を移動させるように画素値を変化させる。よって、第2背景画像と共に表示する指定語を除く文書を、指定語よりも読みやすくすることができる。
(4)第1背景画像の画素値の変化を、文書の移動量に応じたものにし、かつ、文書の移動方向と同じ方向に第1背景画像を移動させるように画素値を変化させる。よって、第1背景画像と共に表示する指定語を、指定語を除く文書よりも読みやすくすることができる。
(5)第1背景画像と、第2背景画像とを同じか、又は、類似の画像にすることで、文書を表示した際には違和感なく文書を表示させることができる。そして、文書をスクロール要求に応じて移動させることで、第1背景画像の前景の指定語と、第2背景画像の前景の指定語を除く文書とを区別可能にできる。
(6)第1背景画像と、第2背景画像とを、スクロール方向に周期的な模様を有するパターン画像にすることで、スクロール要求に応じた文書移動の際に、より区別可能にすることができる。
(7)第1背景画像と、第2背景画像とは、文書の移動方向に交差する模様を有する画像にすることで、スクロール要求に応じた文書移動の際に、より区別可能にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、指定語について、1つの指定語を例に説明したが、これに限定されない。指定語は、1つに限定されず、複数であってもよい。
(2)本実施形態では、第1画像移動部が第1背景画像の画素値を変化させ、第2画像移動部が第2背景画像の画素値を変化させるものを例に説明したが、これに限定されない。第1画像移動部が、第2背景画像の画素値を変化させ、第2画像移動部が第1背景画像の画素値を変化させてもよい。また、第1画像移動部が、第1背景画像と、第2背景画像との画素値を変化させるものでもよい。さらに、第1画像移動部の処理のみとし、第2画像移動部がないものであってもよい。
(3)本実施形態では、第1背景画像又は第2背景画像を、文書と同じ移動量で、同じ方向に移動させるように、画素値を周期的に変化させるものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、第1背景画像と、第2背景画像とを、文書の移動量とは異なる移動量でそれぞれ同じ方向に移動させるように、画素値を周期的に変化させてもよい。
また、例えば、第1背景画像と、第2背景画像との少なくも一方を、文書の移動方向とは異なる反対方向に移動させるように、画素値を周期的に変化させてもよい。
(4)本実施形態では、背景画像のパターンを例示したが、これに限定されない。周期的な模様を有するパターン画像であれば、他のものであってもよい。また、パターン画像は、色の変化によって周期的な模様を有するものであってもよい。
(5)本実施形態では、スタンドアロンの装置によるものを例に説明したが、これに限定されない。入力部及び表示部を有する装置を、別の装置として、情報処理装置に接続させたシステムであってもよい。
1 情報処理装置
10 制御部
13 表示出力部
14 要求受付部
16 文書移動部
17 第1画像移動部
18 第2画像移動部
20 記憶部
21a 文書出力プログラム
23 背景画像記憶部
26 入力部
27 表示部

Claims (7)

  1. 文書に含まれる指定語の背景画像である第1背景画像と、前記指定語を除く前記文書の背景画像である第2背景画像とを、前記文書と共に表示部に出力する表示出力手段と、
    前記表示出力手段により前記表示部に出力された前記文書に関するスクロール表示の際の表示範囲を変更するスクロール要求を受け付ける要求受付手段と、
    前記要求受付手段により受け付けた前記スクロール要求に応じて、前記文書を要求方向に移動させる文書移動手段と、
    前記第1背景画像又は前記第2背景画像のうち少なくとも一方の背景画像の画素値のみを、前記文書移動手段による前記文書の移動に応じて変化させる第1画像移動手段と、
    を備えること、
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記第1画像移動手段は、前記少なくとも一方の背景画像の表示範囲を変更することで前記画素値を変化させること、
    を特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記第1画像移動手段は、前記スクロール要求に対応したスクロールに伴い、少なくとも一方の背景画像を周期的に変化させること、
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記第1画像移動手段は、前記第1背景画像又は前記第2背景画像のうち一方の背景画像の画素値のみを、前記文書移動手段による前記文書の移動に応じて変化させ、
    前記一方の背景画像とは異なる他方の背景画像の画素値を、前記一方の背景画像とは異なる変化量で変化させる第2画像移動手段を備えること、
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記第1背景画像と、前記第2背景画像とは、スクロール方向に周期的な模様を有するパターン画像であること、
    を特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記第1背景画像と、前記第2背景画像とは、前記文書の移動方向に交差する模様を有する画像であること、
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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