JP2020040097A - 圧延機及び圧延機の設定方法 - Google Patents
圧延機及び圧延機の設定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020040097A JP2020040097A JP2018170349A JP2018170349A JP2020040097A JP 2020040097 A JP2020040097 A JP 2020040097A JP 2018170349 A JP2018170349 A JP 2018170349A JP 2018170349 A JP2018170349 A JP 2018170349A JP 2020040097 A JP2020040097 A JP 2020040097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolling direction
- rolling
- load
- chock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 756
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 98
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims abstract description 73
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims abstract description 68
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 66
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 54
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 49
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 210
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 60
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 36
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 23
- 230000008859 change Effects 0.000 description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 8
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
本発明の実施形態に係る圧延機と当該圧延機の圧延機の設定方法では、ロール間に発生するスラスト力をなくし、蛇行及びキャンバーのない、あるいは蛇行及びキャンバーが極めて軽微な製品を安定して製造することを目的とする。図1に、被圧延材Sの圧延時において圧延機のロール間に発生するスラスト力及びスラスト反力を説明するための、圧延機の概略側面図及び概略正面図を示す。以下では、図1に示すように、ロール胴長方向の作業側をWS(Work Side)、駆動側をDS(Drive Side)と表す。
図2〜図4Cに基づいて、本発明の第1の実施形態に係る圧延機及び当該圧延機を制御するための装置の構成と、圧延機の設定方法について説明する。第1の実施形態は、圧下位置零点調整前または圧延開始前に、基準とするロールと他のロールとのロール間クロス角をゼロにするように調整し、スラスト力の発生しない圧延を実現するものである。本実施形態に係る圧延機は、上ロール系または下ロール系のうちいずれか一方の補強ロールの作業側及び駆動側の圧下支点位置において、ロールの圧下方向に作用する圧下方向荷重を検出する荷重検出装置を備えている。また、当該圧延機は、少なくとも荷重検出装置が設けられているロール系とは反対側のロール系を構成するロールに、作業側のロールチョックと駆動側のロールチョックとに作用する圧延方向における圧延方向力を測定する圧延方向力測定装置が設けられている。すなわち、圧延機に上ロール系または下ロール系のうちいずれか一方にしか荷重検出装置が設けられていない場合であってもロール間クロスの調整が可能である。
まず、図2A及び図2Bに基づいて、本実施形態に係る圧延機と、当該圧延機を制御するための装置とを説明する。図2Aは、本実施形態に係る圧延機と、当該圧延機を制御するための装置との構成を示す説明図である。図2Bは、図2Aの圧延機の入側及び出側に配置された圧延方向力測定装置及び圧下方向荷重検出装置を示す説明図である。なお、図2Aに示す圧延機は、ロール胴長方向の作業側から見た状態を示しており、圧延方向は紙面左から右に向かっているとする。また、図2A及び図2Bでは、下補強ロールを基準ロールとした場合の構成を示す。なお、基準ロールは、チョックとハウジングとの接触面積が大きく、位置が安定する最下部または最上部に位置するロールが好ましい。
(1)基準ロールと反対側のロールから位置調整する場合
以下、図3A〜図4Cに基づいて、本実施形態に係る圧延機の設定方法について、説明する。以下の説明では、圧延機の基準ロールは最下部のロール(すなわち下補強ロール4)とし、圧延機は、上側のロール系に圧延方向力測定装置が設けられ、下側のロール系に圧下方向荷重検出装置が設けられているものとする。図3A及び図3Bは、本実施形態に係る圧延機の設定方法を説明するフローチャートであって、基準ロールと反対側のロールから位置調整を行う場合の例を示す。図4A〜図4Cは、本実施形態に係る圧延機の設定方法におけるロール位置調整の手順を示す説明図である。なお、図4A〜図4Cにおいては、ロール間に作用する荷重分布の記載を省略し、圧延方向力差については、対象とするロール間スラスト力の影響が圧延方向力差として現れる場合のみを記載している。
圧延を開始するにあたり、図3Aに示すように、まず、ロール間クロス制御装置23は、圧下装置27に対して、上作業ロール1と下作業ロール2とが所定のキスロール状態となるように、圧下方向におけるロール位置を調整させる(S100)。圧下装置27は、当該指示に基づきロールに対して所定の負荷を与え、作業ロール1、2をキスロール状態とする。
第1調整では、図4Aに示すように、基準ロールである下補強ロール4と反対側のロール系にある上補強ロール3に作用する圧延方向力差がゼロとなるように、上補強ロールチョック7a、7bの位置を調整する。
次いで、第2調整では、図4Bに示すように、基準ロールである下補強ロール4と反対側のロール系にある上作業ロール1に対して作用する圧延方向力差がゼロとなるように調整する。
そして、第3調整では、図3B及び図4Cに示すように、基準ロールである下補強ロール4と同じ側のロール系にある下作業ロール2または下補強ロール4に対して作用する圧延方向力差がゼロとなるように調整する。既に下作業ロール2から上方のロール系のロール間クロスが調整されていることから、ロール間クロスは下作業ロール2と下補強ロール4との間のみ存在し、それによりスラスト反力が発生する。このとき、同じ大きさで符号の異なるスラスト反力が下作業ロール2と下補強ロール4とに生じる。したがって、いずれかの圧延方向力差をゼロにするようにチョック位置を調整することによって、ロール間クロスをゼロにすることができる。
次に、図5A〜図6Cに基づいて、本実施形態に係る圧延機の設定方法の他の例として、基準ロール側のロールから位置調整する場合について説明する。以下の説明では、圧延機の基準ロールは最下部のロール(すなわち下補強ロール4)とし、圧延機は、上側のロール系に圧延方向力測定装置が設けられ、下側のロール系に圧下方向荷重検出装置が設けられているものとする。図5A及び図5Bは、本実施形態に係る圧延機の設定方法を説明するフローチャートであって、基準ロール側のロールから位置調整を行う場合の例を示す。図6A〜図6Cは、本実施形態に係る圧延機の設定方法におけるロール位置調整の手順を示す説明図である。なお、図6A〜図6Cにおいては、ロール間に作用する荷重分布の記載を省略し、圧延方向力差については、対象とするロール間スラスト力の影響が圧延方向力差として現れる場合のみを記載している。
圧延を開始するにあたり、図5Aに示すように、まず、ロール間クロス制御装置23は、圧下装置27に対して、上作業ロール1と下作業ロール2とが所定のキスロール状態となるように、圧下方向におけるロール位置を調整させる(S200)。圧下装置27は、当該指示に基づきロールに対して所定の負荷を与え、作業ロール1、2をキスロール状態とする。
第1調整では、図6Aに示すように、基準ロールである下補強ロール4に対して作用する圧延方向力差が許容範囲内となるように調整する。そこで、まず、ロール間クロス制御装置23は、駆動用電動機制御装置22により駆動用電動機21を駆動させて、各ロールを回転させる。そして、図6A左側に示すように、例えば、基準ロールである下補強ロール4に作用する圧延方向力を圧延方向力測定装置35a〜35dにより測定し(S202)、ロール間クロス制御装置23により、下補強ロール4に作用する圧延方向力差が許容範囲内となるように、上補強ロールチョック7a、7b、上作業ロールチョック5a、5b及び下作業ロールチョック6a、6bの位置を制御する(S204)。
次いで、第2調整では、図6Bに示すように、基準ロールである下補強ロール4側のロール系にある下作業ロール2に対して作用する圧延方向力差が許容範囲内となるように調整する。ロール間クロス制御装置23は、駆動用電動機制御装置22により駆動用電動機21を駆動させて、各ロールを回転させる。そして、下作業ロール3に作用する圧延方向力を圧延方向力測定装置25a〜25dにより測定し、圧延方向力差が演算される(S208)。ロール間クロス制御装置23は、演算された下作業ロール3に作用する圧延方向力差が許容範囲内となるように、上補強ロールチョック7a、7b及び上作業ロールチョック5a、5bの位置を制御する(S210)。このとき、これらのロールチョックは、同時かつ同方向に制御される。
そして、第3調整では、図5B及び図6Cに示すように、基準ロールである下補強ロール4と反対側のロール系にある上作業ロール1に対して作用するスラスト反力がゼロとなるように調整する。本実施形態では、図6A〜図6Cに示すように、上ロール系には圧延方向力測定装置が設けられていないため、圧延方向力の測定結果に基づきロール間スラスト力をゼロにするようにロールチョック位置を調整することができない。そこで、本実施形態では、上圧下方向荷重検出装置28a、28bにより検出された作業側の圧下方向荷重(PW T)と駆動側の圧下方向荷重(PD T)との差である圧下方向荷重差(PW T−PD T)に基づき、ロールチョックの位置を調整する。このとき、基準ロールのロールチョックの圧延方向位置は基準位置として固定されるため、基準ロールと反対側の上補強ロール3の上補強ロールチョック7の圧延方向における位置を移動することにより調整が行われる。
以上、本発明の第1の実施形態に係る圧延機と当該圧延機の設定方法について説明した。本実施形態によれば、圧延機に上ロール系または下ロール系のうちいずれか一方にしか荷重検出装置が設けられていない場合であっても、圧延方向力測定装置と組み合わせることで、ロール間クロス角をゼロとするための調整を行うことができる。荷重検出装置による荷重を用いる場合には、ロール正転時とロール逆転時とでは圧下方向荷重の圧下方向荷重差の大きさは略同一であるがその向きが反対となることを利用して、あるいは、ロール停止時には発生しないがロール回転時に現れる圧下方向荷重の圧下方向荷重差に基づいて、ロール間クロス角をゼロとするための制御目標値を設定する。このような圧延機の調整を圧下位置零点調整または圧延開始前に行うことにより、ロール間クロス角をなくした状態で被圧延材の圧延が行われるため、被圧延材の蛇行及びキャンバーの発生を抑制することができる。
次に、図7〜図9Cに基づいて、本発明の第2の実施形態に係る圧延機の設定方法について説明する。本実施形態は、第1の実施形態と同様、圧延開始前に、基準とする補強ロールと他のロールとのロール間クロス角をゼロにするように調整し、スラスト力の発生しない圧延を実現するものである。本実施形態に係る圧延機も、第1の実施形態と同様、圧延機に上ロール系または下ロール系のうちいずれか一方にしか荷重検出装置が設けられていない場合にもロール間クロスの調整が可能である。
まず、図7に基づいて、本実施形態に係る圧延機と、当該圧延機を制御するための装置とを説明する。図7は、本実施形態に係る圧延機と、当該圧延機を制御するための装置との構成を示す説明図である。図7に示す圧延機は、図2と同様、ロール胴長方向の作業側から見た状態を示しており、圧延方向は紙面左から右に向かっているとする。また、図7においても、下補強ロールを基準ロールとした場合の構成を示す。本実施形態に係る圧延機は、図2Aの圧延機と比較して、下圧下方向荷重検出装置29a、29bの代わりに上圧下方向荷重検出装置28a、28bを有するとともに、インクリースベンディング装置61a、61b、62a、62bを有する点で相違する。また、制御装置として、インクリースベンディング制御装置26を備えている。以下では、図2Aに示した第1の実施形態に係る圧延機及びその制御装置との相違点について主に説明し、同様に構成についての詳細な説明は省略する。
以下、図8A〜図9Cに基づいて、本実施形態に係る圧延機の設定方法について説明する。図8A〜図8Cは、本実施形態に係る圧延機の設定方法を説明するフローチャートである。図9A〜図9Cは、本実施形態に係る圧延機の設定方法におけるロールチョック位置調整の手順を示す説明図である。なお、図9A〜図9Cにおいては、ロール間に作用する荷重分布の記載を省略している。また、本例では、下補強ロール4を基準ロールとして説明するが、基準ロールは圧下方向にあるロールのいずれか1つとすればよく、例えば、上補強ロール3が基準ロールとなる場合もある。
ロールギャップ開状態での位置調整を行う第1調整では、上作業ロール1と下作業ロール2とを開状態にしてインクリースベンディング力を負荷し、その状態での作業ロール−補強ロール間のスラスト力がゼロとなるように上下の作業ロールチョック位置を制御する。まず、図8Aに示すように、ロール間クロス制御装置23は、圧下装置27に対して、上作業ロール1と下作業ロール2とのロールギャップが所定の間隙を有する開状態となるように、圧下方向におけるロール位置を調整させる(S300)。圧下装置27は、当該指示に基づきロールに対して所定の負荷を与え、作業ロール1、2のロールギャップを開状態とする。
フローチャートの説明に戻り、図8A〜図8Bに示したロールギャップが開状態における位置調整を終了すると、次に、ロール間クロス制御装置23は、図8Bに示すように、圧下装置27に対して、上作業ロール1と下作業ロール2とのロールギャップが所定のキスロール状態となるように、圧下方向におけるロール位置を調整させる(S322)。圧下装置27は、当該指示に基づきロールに対して所定の負荷を与え、作業ロール1、2を接触させ、キスロール状態とする。
まず、図9Bに基づいて、圧下方向荷重に基づき調整する方法について説明する。なお、図8Cのフローチャートは、図9Bに対応している。圧下方向荷重に基づく調整では、まずキスロール状態において、上作業ロール1と上補強ロール3とからなる上ロール系と、下作業ロール2と下補強ロール4とからなる下ロール系とで、それぞれロールを正転させる。そして、上ロール系の作業側の圧下方向荷重と駆動側の圧下方向荷重が測定される。これらの測定値より、上ロール系の作業側の圧下方向荷重と駆動側の圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差が算出される(S326)。ステップS326にて算出された圧下方向荷重差は、圧下方向荷重の基準値とされる。
スラスト反力に基づき調整を行う場合には、図9Cに示すように、キスロール状態において、上作業ロール1と上補強ロール3とからなる上ロール系と、下作業ロール2と下補強ロール4とからなる下ロール系とで、それぞれロールを正転させる。このとき、下作業ロール2に作用する圧延方向力を、圧延方向力測定装置25a〜25dにより測定する。圧延方向力測定装置25a〜25dにより測定された下作業ロール2に作用する圧延方向力は、ロール間クロス制御装置23へ出力される。
以上、本発明の第2の実施形態に係る圧延機の設定方法について説明した。本実施形態によれば、圧延機に上ロール系または下ロール系のうちいずれか一方にしか荷重検出装置が設けられていない場合であっても、圧延方向力測定装置と組み合わせることで、ロール間クロス角をゼロとするための調整を行うことができる。荷重検出装置による荷重を用いる場合には、ロール正転時とロール逆転時とでは圧下方向荷重差の大きさは略同一であるがその向きが反対となることを利用して、あるいは、ロール停止時には発生しないがロール回転時に現れる圧下方向荷重差に基づいて、圧下方向荷重の差荷からロール間クロス角をゼロとするための基準値を設定する。このような圧延機の調整を圧下位置零点調整または圧延開始前に行うことにより、ロール間クロス角をなくした状態で被圧延材の圧延が行われるため、被圧延材の蛇行及びキャンバーの発生を抑制することができる。
上述の第1及び第2の実施形態に係る圧延機の設定方法では、ロール間クロスをなくすために、圧延方向力差または圧下方向荷重差がゼロまたは許容範囲内の値となるように、ロールチョックの位置制御を行っている。これは、圧延方向荷重差、圧延方向力差とロール間クロス角との間に、以下に示すような相関があるという知見に基づいている。以下、図10〜図21に基づいて、ロール間クロス角、圧下方向荷重差及び圧延方向力差の関係について説明する。
上述の第1及び第2の実施形態において、圧下方向荷重差に基づく調整に際して、ロールの正転時と逆転時とにおける圧下方向荷重差の関係を調べた。かかる検討においては、例えば図10に示すように、一対の作業ロール1、2と、これを支持する一対の補強ロール3、4とを有する圧延機において、上作業ロール1と下作業ロール2とを離隔して、作業ロール1、2間のロールギャップを開状態とした。
また、図12に、ロール停止時とロール回転時とにおける、作業側の圧下方向荷重と駆動側の圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差の変化を示す。ここでは、下作業ロール2と下補強ロール4との間に所定のロール間クロス角を設け、ロールを停止させた状態での圧下方向荷重を検出し、その後ロールを回転させて圧下方向荷重を検出したときの圧下方向荷重差を示している。なお、図12は、作業ロール径80mmの小型圧延機において、下作業ロールのロール間クロス角を駆動側の出側に向くように0.1゜変更したときのロール正転時とロール逆転時との圧下方向荷重差の変化を検出した一測定結果である。各作業ロールチョックに負荷するインクリースベンディング力は0.5tonf/chockとした。
図13〜図16に基づいて、作業ロールのロールギャップが開状態である場合での、ロール間クロス角と、圧下方向荷重差及び圧延方向力差との関係について説明する。図13は、ロールギャップが開状態である圧延機の、作業ロール1、2及び補強ロール3、4の配置を示す説明図である。図14は、ロール間クロス角の定義を示す説明図である。図15及び図16は、作業ロール径80mmの小型圧延機において行った実験結果である。図15は、ロールギャップ開状態での、作業ロールクロス角と圧下方向荷重差との一関係を示すグラフである。図16は、ロールギャップ開状態での、作業ロールクロス角と補強ロールの圧延方向力差との一関係を示すグラフである。
次に、図17〜図19に基づいて、作業ロールがキスロール状態である場合での、ロールペアクロス角と、圧下方向荷重差及び圧延方向力差との関係について説明する。図17は、キスロール状態にされた圧延機の、作業ロール1、2及び補強ロール3、4の配置を示す説明図である。図18は、キスロール状態での、作業ロールと補強ロールとのペアクロス角と圧下方向荷重差との一関係を示すグラフである。図19は、キスロール状態での、作業ロールと補強ロールとのペアクロス角、上下の補強ロール圧延方向力差、及び、上下の作業ロール圧延方向力差の一関係を示すグラフである。
次に、図20及び図21に基づいて、作業ロールがキスロール状態である場合での、ロール間クロスと圧延方向差との関係について説明する。図20は、キスロール状態にされた圧延機の、作業ロール1、2及び補強ロール3、4の配置を示す説明図である。図21は、キスロール状態での、補強ロールクロス角と補強ロール圧延方向力差との一関係を示すグラフである。なお、図21において、補強ロール圧延方向力差は、補強ロールクロス角を増加方向に設定した場合と減少方向に設定した場合とについてそれぞれ測定し、増加方向での測定値と減少方向での測定値とを平均化した値を表示している。
2 下作業ロール
3 上補強ロール
4 下補強ロール
5a 上作業ロールチョック(作業側)
5b 上作業ロールチョック(駆動側)
6a 下作業ロールチョック(作業側)
6b 下作業ロールチョック(駆動側)
7a 上補強ロールチョック(作業側)
7b 上補強ロールチョック(駆動側)
8a 下補強ロールチョック(作業側)
8b 下補強ロールチョック(駆動側)
9 上作業ロールチョック押圧装置
10 下作業ロールチョック押圧装置
11 上作業ロールチョック位置検出機能付駆動装置
12 下作業ロールチョック位置検出機能付駆動装置
13 上補強ロールチョック押圧装置
14 上補強ロールチョック位置検出機能付駆動装置
15 ロールチョック圧延方向力制御装置
16 ロールチョック位置制御装置
21 駆動用電動機
22 駆動用電動機制御装置
23 ロール間クロス制御装置
24a 上作業ロールチョック入側圧延方向力測定装置(作業側)
24b 上作業ロールチョック出側圧延方向力測定装置(作業側)
24c 上作業ロールチョック入側圧延方向力測定装置(駆動側)
24d 上作業ロールチョック出側圧延方向力測定装置(駆動側)
25a 下作業ロールチョック入側圧延方向力測定装置(作業側)
25b 下作業ロールチョック出側圧延方向力測定装置(作業側)
25c 下作業ロールチョック入側圧延方向力測定装置(駆動側)
25d 下作業ロールチョック出側圧延方向力測定装置(駆動側)
26 インクリースベンディング制御装置
27 圧下装置
28a 上圧下方向荷重検出装置(作業側)
28b 上圧下方向荷重検出装置(駆動側)
29a 下圧下方向荷重検出装置(作業側)
29b 下圧下方向荷重検出装置(駆動側)
30 ハウジング
30a、30b 圧下支点位置
32 上圧下方向荷重差演算部[減算器]
33 下圧下方向荷重差演算部[減算器]
34a 上補強ロールチョック入側圧延方向力測定装置(作業側)
34b 上補強ロールチョック出側圧延方向力測定装置(作業側)
34c 上補強ロールチョック入側圧延方向力測定装置(駆動側)
34d 上補強ロールチョック出側圧延方向力測定装置(駆動側)
35a 下補強ロールチョック入側圧延方向力測定装置(作業側)
35b 下補強ロールチョック出側圧延方向力測定装置(作業側)
35c 下補強ロールチョック入側圧延方向力測定装置(駆動側)
35d 下補強ロールチョック出側圧延方向力測定装置(駆動側)
40 下補強ロールチョック押圧装置
61a 入側上インクリースベンディング装置
61b 出側上インクリースベンディング装置
62a 入側下インクリースベンディング装置
62b 出側下インクリースベンディング装置
71 上作業ロール作業側圧延方向力演算装置
72 下作業ロール作業側圧延方向力演算装置
73 上作業ロール圧延方向力差演算装置
74 下作業ロール圧延方向力差演算装置
81 上補強ロール作業側圧延方向力演算装置
83 上補強ロール圧延方向力差演算装置
Claims (9)
- 少なくとも一対の作業ロールと前記作業ロールを支持する一対の補強ロールとを含む、複数のロールを備える4段以上の圧延機であって、
圧下方向に配列された各ロールのうちいずれか1つのロールを基準ロールとして、
少なくとも前記補強ロール以外の各前記ロールの、作業側のロールチョックと駆動側のロールチョックとに作用する圧延方向における圧延方向力を測定する圧延方向力測定装置と、
上下いずれか一方のロール系に設けられ、前記補強ロールの作業側及び駆動側の圧下支点位置において、前記ロールの圧下方向に作用する圧下方向荷重を検出する荷重検出装置と、
少なくとも前記基準ロール以外の前記ロールのロールチョックに対し、被圧延材の圧延方向入側または出側のいずれか一方に設けられ、前記ロールチョックを前記圧延方向に押圧する押圧装置と、
少なくとも前記基準ロール以外の前記ロールのロールチョックに対し、前記圧延方向において前記押圧装置と対向するように設けられ、前記ロールチョックを前記圧延方向に移動させる駆動装置と、
前記基準ロールのロールチョックの圧延方向位置を基準位置として固定し、前記駆動装置を駆動して、作業側の圧下方向荷重と駆動側の圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差、及び、作業側の圧延方向力と駆動側の圧延方向力のとの差である圧延方向力差に基づいて、前記基準ロール以外の前記ロールの前記ロールチョックの前記圧延方向における位置を制御する位置制御装置と、
を備える、圧延機。 - 前記位置制御装置は、
前記圧下方向荷重差及び前記圧延方向力差が許容範囲内の値となるように、位置調整対象とする前記ロールを支持する前記ロールチョックの前記圧延方向における位置を調整する、請求項1に記載の圧延機。 - 前記ロールに対してベンディング力を付加するベンディング装置を備え、
前記位置制御装置は、前記作業ロール間のロールギャップを開状態にし、前記位置調整対象の前記ロール側の前記ロールチョックに対して、前記ベンディング装置によりベンディング力を負荷させる、請求項2に記載の圧延機。 - 前記駆動装置は、ロールチョック位置検出装置を備えた油圧シリンダである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧延機。
- 圧延機の設定方法であって、
前記圧延機は、
圧下方向に配列された各ロールのうちいずれか1つのロールを基準ロールとして、
少なくとも一対の作業ロールと前記作業ロールを支持する一対の補強ロールとを含む複数のロールと、
少なくとも前記補強ロール以外の各前記ロールの、作業側のロールチョックと駆動側のロールチョックとに作用する圧延方向における圧延方向力を測定する圧延方向力測定装置と、
前記補強ロールの作業側及び駆動側の圧下支点位置において前記ロールの圧下方向に作用する圧下方向荷重を検出する荷重検出装置と、
少なくとも前記基準ロール以外の前記ロールのロールチョックに対し、被圧延材の圧延方向入側または出側のいずれか一方に設けられ、前記ロールチョックを前記圧延方向に押圧する押圧装置と、
少なくとも前記基準ロール以外の前記ロールのロールチョックに対し、前記圧延方向において前記押圧装置と対向するように設けられ、前記ロールチョックを前記圧延方向に移動させる駆動装置と、
を備える4段以上の圧延機であり、
圧下方向に配列された各ロールのうちいずれか1つのロールを基準ロールとして、
圧下位置零点調整前または圧延開始前に、
前記基準ロールのロールチョックの圧延方向位置を基準位置として固定し、前記駆動装置を駆動して、作業側の圧下方向荷重と駆動側の圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差、及び、作業側の圧延方向力と駆動側の圧延方向力のとの差である圧延方向力差に基づいて、前記基準ロール以外の前記ロールの前記ロールチョックの前記圧延方向における位置を制御する、圧延機の設定方法。 - 前記複数のロールのうち圧下方向において最下部または最上部に位置するロールを前記基準ロールとする、請求項5に記載の圧延機の設定方法。
- 最下部または最上部に位置する前記ロールのうち、前記荷重検出装置が設けられているロール系のいずれか1つのロールを基準ロールとして、
前記基準ロール以外のロールについては、前記基準ロールと反対側のロールから順に、
作業側のロールチョックと駆動側のロールチョックとに作用する圧延方向における圧延方向力を測定し、
前記圧延方向力差が許容範囲内となるように、前記ロールのロールチョックを被圧延材の圧延方向に移動させて、前記ロールチョックの位置を調整し、
このとき、すでに前記ロールチョックの位置が調整された前記ロールの前記ロールチョックを、調整中の前記ロールの前記ロールチョックとの相対位置を保持しながら、同時かつ同方向に制御する、圧延方向力差に基づく調整を行い、
前記基準ロールについては、
作業側の前記荷重検出装置により検出された圧下方向荷重と、駆動側の前記荷重検出装置により検出された圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差を算出し、
前記圧下方向荷重差が許容範囲内の値となるように、前記基準ロールのロールチョックの圧延方向位置を基準位置として固定し、かつ、前記基準ロール以外の前記ロールのロールチョックを調整中の前記ロールの前記ロールチョックとの相対位置を保持しながら同時かつ同方向に被圧延材の圧延方向に移動させることにより、前記ロールチョックの位置を調整する、圧下方向荷重に基づく調整を行う、請求項6に記載の圧延機の設定方法。 - 最下部または最上部に位置する前記ロールのうち、前記荷重検出装置が設けられているロール系のロールのいずれか1つを基準ロールとして、
前記基準ロール以外のロールについては、前記基準ロールから順に、
作業側のロールチョックと駆動側のロールチョックとに作用する圧延方向における圧延方向力を測定し、
前記圧延方向力差が許容範囲内となるように、前記ロールのロールチョックを被圧延材の圧延方向に移動させて、前記ロールチョックの位置を調整し、
このとき、すでに前記ロールチョックの位置が調整された前記ロールの前記ロールチョックを、調整中の前記ロールの前記ロールチョックとの相対位置を保持しながら、同時かつ同方向に制御する、圧延方向力差に基づく調整を行い、
前記荷重検出装置が設けられているロール系については、
作業側の前記荷重検出装置により検出された圧下方向荷重と、駆動側の前記荷重検出装置により検出された圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差を算出し、
前記圧下方向荷重差が許容範囲内の値となるように、前記基準ロールのロールチョックの圧延方向位置を基準位置として固定し、かつ、前記基準ロール以外の前記ロールのロールチョックを調整中の前記ロールの前記ロールチョックとの相対位置を保持しながら同時かつ同方向に被圧延材の圧延方向に移動させることにより、前記ロールチョックの位置を調整する、圧下方向荷重に基づく調整を行う、請求項6に記載の圧延機の設定方法。 - 被圧延材に対して圧下方向上側に設けられた複数のロールを上ロール系、前記被圧延材に対して圧下方向下側に設けられた複数のロールを下ロール系として、
前記作業ロールのロールギャップを開状態とし、前記作業ロールのロールチョックに対してベンディング装置によりベンディング力を負荷させた状態で、前記上ロール系及び前記下ロール系それぞれについて、前記作業ロールの前記ロールチョックと前記補強ロールの前記ロールチョックとの位置を調整する第1調整と、
前記第1調整の後、前記作業ロールをキスロール状態にして、前記基準ロールのロールチョックの圧延方向位置を基準位置として固定し、前記基準ロールと反対側のロール系のロールチョックの位置を、当該ロールチョックとの相対位置を保持しながら同時かつ同方向に被圧延材の圧延方向に移動させることにより調整する第2調整と、
を実施し、
前記第1調整では、
前記荷重検出装置が設けられているロール系については、作業側の前記荷重検出装置により検出された圧下方向荷重と、駆動側の前記荷重検出装置により検出された圧下方向荷重との差である圧下方向荷重差が許容範囲内の値となるように前記ロールチョックの位置を調整する圧下方向荷重に基づく調整を行い、
前記荷重検出装置が設けられているロール系と反対側のロール系については、
作業側のロールチョックと駆動側のロールチョックとに作用する圧延方向における圧延方向力を測定し、
前記圧延方向力差が許容範囲内となるように、前記ロールのロールチョックを被圧延材の圧延方向に移動させて、前記ロールチョックの位置を調整する、圧延方向力差に基づく調整を行い、
前記第2調整では、前記圧下方向荷重に基づく調整、または、前記作業ロール間に発生する圧延方向力差に基づく調整を行う、請求項6に記載の圧延機の設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018170349A JP7127447B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | 圧延機の設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018170349A JP7127447B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | 圧延機の設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020040097A true JP2020040097A (ja) | 2020-03-19 |
JP7127447B2 JP7127447B2 (ja) | 2022-08-30 |
Family
ID=69797361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018170349A Active JP7127447B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | 圧延機の設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7127447B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112496051A (zh) * | 2020-10-23 | 2021-03-16 | 湖南科美达电气股份有限公司 | 一种实现板带轧机工作辊轴向力动态可调系统 |
JPWO2021210175A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07132302A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧延方法 |
JPH07171605A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-07-11 | Hitachi Ltd | 圧延機及び圧延機の圧延方法並びに圧延機の使用方法 |
US6338262B1 (en) * | 1999-07-20 | 2002-01-15 | Danieli & C. Officine Meccaniche Spa | Method for the static and dynamic control of the planarity of flat rolled products |
JP2006116569A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Nippon Steel Corp | 金属板材の圧延方法および圧延装置 |
WO2011129453A1 (ja) * | 2010-04-13 | 2011-10-20 | 新日本製鐵株式会社 | 圧延機および圧延機の零調方法 |
JP2012148339A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Nippon Steel Corp | 金属板材の圧延機および圧延方法 |
JP2013066934A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-04-18 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 金属板材の圧延装置および圧延方法 |
WO2014003014A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 新日鐵住金株式会社 | 金属板材の圧延装置 |
WO2014003016A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 新日鐵住金株式会社 | 金属板材の圧延装置 |
WO2018083794A1 (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-11 | Primetals Technologies Japan 株式会社 | 圧延機及び圧延機の調整方法 |
-
2018
- 2018-09-12 JP JP2018170349A patent/JP7127447B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07171605A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-07-11 | Hitachi Ltd | 圧延機及び圧延機の圧延方法並びに圧延機の使用方法 |
JPH07132302A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧延方法 |
US6338262B1 (en) * | 1999-07-20 | 2002-01-15 | Danieli & C. Officine Meccaniche Spa | Method for the static and dynamic control of the planarity of flat rolled products |
JP2006116569A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Nippon Steel Corp | 金属板材の圧延方法および圧延装置 |
WO2011129453A1 (ja) * | 2010-04-13 | 2011-10-20 | 新日本製鐵株式会社 | 圧延機および圧延機の零調方法 |
JP2012148339A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Nippon Steel Corp | 金属板材の圧延機および圧延方法 |
JP2013066934A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-04-18 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 金属板材の圧延装置および圧延方法 |
WO2014003014A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 新日鐵住金株式会社 | 金属板材の圧延装置 |
WO2014003016A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 新日鐵住金株式会社 | 金属板材の圧延装置 |
WO2018083794A1 (ja) * | 2016-11-07 | 2018-05-11 | Primetals Technologies Japan 株式会社 | 圧延機及び圧延機の調整方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2021210175A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | ||
WO2021210175A1 (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | Primetals Technologies Japan 株式会社 | 圧延機および圧延方法 |
JP7298019B2 (ja) | 2020-04-17 | 2023-06-26 | Primetals Technologies Japan株式会社 | 圧延機および圧延方法 |
CN112496051A (zh) * | 2020-10-23 | 2021-03-16 | 湖南科美达电气股份有限公司 | 一种实现板带轧机工作辊轴向力动态可调系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7127447B2 (ja) | 2022-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2489447B1 (en) | Rolling mill and zero ajustment process in rolling mill | |
EP0621087A1 (en) | Rolling mill and method | |
JP6547917B1 (ja) | 圧延機及び圧延機の設定方法 | |
JP2020040097A (ja) | 圧延機及び圧延機の設定方法 | |
JP7127446B2 (ja) | 圧延機の設定方法 | |
JP6631756B1 (ja) | 圧延機の設定方法及び圧延機 | |
CN112243394B (zh) | 轧机以及轧机的设定方法 | |
JP7040611B2 (ja) | 圧延機及び圧延機の設定方法 | |
JP2013052396A (ja) | 熱間圧延方法 | |
CN110382127B (zh) | 交叉角识别方法、交叉角识别装置及轧机 | |
JP2002210512A (ja) | 板圧延における圧下位置設定方法 | |
JP4181000B2 (ja) | 板圧延機の変形特性同定方法およびそれを用いる板圧延方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190208 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190419 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190422 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190426 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220801 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7127447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |