JP2020039760A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技興趣を向上させることができる遊技機を提供する。【解決手段】大当り予告演出として、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち一の100%開放演出態様へ変化させる演出を実行すると共に、パーセント演出の演出態様を100パーセント演出態様から0パーセント演出態様へ変化させた後、0パーセント演出態様から再び段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が再び100パーセント演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは異なる他の100%開放演出態様へ変化させる演出を実行する。【選択図】図9−12
Description
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
期間表示を更新することによって期間の経過状況を示し、更新された期間表示が特定態
様となったときに演出を実行すると共に、期間表示が特定態様となったときに、期間表示
の更新を再度実行する遊技機が提案されている(例えば特許文献1)。
様となったときに演出を実行すると共に、期間表示が特定態様となったときに、期間表示
の更新を再度実行する遊技機が提案されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載された遊技機では、更新された期間表示が特定態様と
なったときに実行される演出について改善の余地があった。
なったときに実行される演出について改善の余地があった。
この発明は、上記の実状に鑑みてなされたものであり、遊技興趣を向上させることがで
きる遊技機を提供することを目的とする。
きる遊技機を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例
えばパチンコ遊技機1など)であって、
第1演出(例えばパーセント演出など)の態様を所定態様(例えば0%演出態様など)
から段階的に変化させ、前記第1演出の態様が特定態様(例えば100%演出態様など)
となったときに、前記第1演出とは異なる第2演出(例えばボックス演出など)の態様を
変化させることによって前記有利状態に制御される可能性を示唆する予告演出(例えば大
当り予告演出など)を実行可能な予告演出実行手段(例えば図9−1、図9−3、図9−
12、図9−13など)を備え、
前記予告演出実行手段は、前記予告演出として、前記第1演出の態様を前記所定態様か
ら段階的に変化させ、前記第1演出の態様が前記特定態様となったときに前記第2演出の
態様を一の態様へ変化させる第1予告演出(例えば図9−12(c)など)を実行すると
共に、前記第1演出の態様を前記特定態様から前記所定態様へ変化させた後、前記所定態
様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様が再び前記特定態様となったときに前
記第2演出の態様を前記一の態様とは異なる他の態様へ変化させる第2予告演出(例えば
図9−12(f)など)を実行することが可能である(例えば図9−8、図9−9、図9
−12、図9−13など)、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、予告演出として、第1演出の態様を所定態様から段階的に変
化させて第1演出の態様が特定態様となる動作が実行されたときに第2演出の態様を一の
態様へ変化させる第1予告演出を実行し、第1演出の態様を特定態様から所定態様へ変化
させた後、当該動作が再び実行されたときに第2演出の態様を当該一の態様とは異なる他
の態様へ変化させる第2予告演出を実行することにより、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。
遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例
えばパチンコ遊技機1など)であって、
第1演出(例えばパーセント演出など)の態様を所定態様(例えば0%演出態様など)
から段階的に変化させ、前記第1演出の態様が特定態様(例えば100%演出態様など)
となったときに、前記第1演出とは異なる第2演出(例えばボックス演出など)の態様を
変化させることによって前記有利状態に制御される可能性を示唆する予告演出(例えば大
当り予告演出など)を実行可能な予告演出実行手段(例えば図9−1、図9−3、図9−
12、図9−13など)を備え、
前記予告演出実行手段は、前記予告演出として、前記第1演出の態様を前記所定態様か
ら段階的に変化させ、前記第1演出の態様が前記特定態様となったときに前記第2演出の
態様を一の態様へ変化させる第1予告演出(例えば図9−12(c)など)を実行すると
共に、前記第1演出の態様を前記特定態様から前記所定態様へ変化させた後、前記所定態
様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様が再び前記特定態様となったときに前
記第2演出の態様を前記一の態様とは異なる他の態様へ変化させる第2予告演出(例えば
図9−12(f)など)を実行することが可能である(例えば図9−8、図9−9、図9
−12、図9−13など)、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、予告演出として、第1演出の態様を所定態様から段階的に変
化させて第1演出の態様が特定態様となる動作が実行されたときに第2演出の態様を一の
態様へ変化させる第1予告演出を実行し、第1演出の態様を特定態様から所定態様へ変化
させた後、当該動作が再び実行されたときに第2演出の態様を当該一の態様とは異なる他
の態様へ変化させる第2予告演出を実行することにより、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。
(2)上記(1)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、前記第1演出の態様を段階的に変化させることに対応して、
前記第2演出の態様を段階的に変化させることが可能である(例えば図9−1、図9−1
2、図9−13など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、第1演出の態様の変化を遊技者が認識することを容易にし、
遊技興趣を向上させることができる。
前記予告演出実行手段は、前記第1演出の態様を段階的に変化させることに対応して、
前記第2演出の態様を段階的に変化させることが可能である(例えば図9−1、図9−1
2、図9−13など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、第1演出の態様の変化を遊技者が認識することを容易にし、
遊技興趣を向上させることができる。
(3)上記(1)又は(2)の遊技機において、
前記予告演出中に前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる特定動作
(例えば変化動作など)が複数回実行される場合において最後の特定動作が実行されたと
きに、前記予告演出中に特定動作が1回のみ実行される場合において特定動作が実行され
たときに比べて低い割合で前記第1演出の態様が前記特定態様となる(例えば図9−6な
ど)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出中に特定動作が複数回実行される場合において、遊
技者に、第1演出の態様が特定態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させること
ができる。
前記予告演出中に前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる特定動作
(例えば変化動作など)が複数回実行される場合において最後の特定動作が実行されたと
きに、前記予告演出中に特定動作が1回のみ実行される場合において特定動作が実行され
たときに比べて低い割合で前記第1演出の態様が前記特定態様となる(例えば図9−6な
ど)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出中に特定動作が複数回実行される場合において、遊
技者に、第1演出の態様が特定態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させること
ができる。
(4)上記(1)〜(3)の何れかの遊技機において、
前記予告演出が終了した後も、前記第2演出に係る画像(例えばボックス画像064A
K2など)の表示を継続可能である(例えば図9−12など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識すること
ができる。
前記予告演出が終了した後も、前記第2演出に係る画像(例えばボックス画像064A
K2など)の表示を継続可能である(例えば図9−12など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識すること
ができる。
(5)上記(1)〜(4)の何れかの遊技機において、
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記第1演出の態様を前記所定態様へ変化させた後、前記第
1演出の態様を前記所定態様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様を前記特定
態様とすることが可能である、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技に意外性を与え、遊技興趣を向上させることができる。
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記第1演出の態様を前記所定態様へ変化させた後、前記第
1演出の態様を前記所定態様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様を前記特定
態様とすることが可能である、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技に意外性を与え、遊技興趣を向上させることができる。
(6)上記(1)〜(5)の何れかの遊技機において、
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記予告演出が終了したときに、前記第2演出に係る画像を
消去する、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技者に過度な期待を抱かせてしまうことを防止することが
できる。
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記予告演出が終了したときに、前記第2演出に係る画像を
消去する、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技者に過度な期待を抱かせてしまうことを防止することが
できる。
(7)上記(1)〜(6)の何れかの遊技機において、
種別が異なる複数の特定演出(例えばステップアップ予告や保留表示予告、アクティブ
表示予告など)を実行可能な特定演出手段(例えばステップ126AKS033、126
AKS039の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、
前記特定演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出手段(例えばステップ1
26AKS035の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、
前記特定演出手段は、前記種別のうち第1種別の第1特定演出(例えばステップアップ
予告など)を、前記種別のうち第2種別の第2特定演出(例えば保留表示予告やアクティ
ブ表示予告など)と共通の特定演出要素(例えば表示色が赤色又は金色など)を用いて実
行可能であり、
前記特殊示唆演出手段は、前記特殊示唆演出として、前記特定演出要素を用いて前記第
1特定演出が実行された場合に、該特定演出要素を用いて前記第2特定演出が実行される
ことを示唆可能であり(例えば表示例126AKX1など)、
前記特定演出要素を用いて前記第1特定演出が実行された場合よりも、該特定演出要素
を用いて前記第2特定演出が実行された場合の方が、前記有利状態に制御される期待度が
高い(例えば最終表示画像決定テーブル126AKT11及び外枠表示パターン決定テー
ブル126AKT26など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させることがで
きる。
種別が異なる複数の特定演出(例えばステップアップ予告や保留表示予告、アクティブ
表示予告など)を実行可能な特定演出手段(例えばステップ126AKS033、126
AKS039の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、
前記特定演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出手段(例えばステップ1
26AKS035の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、
前記特定演出手段は、前記種別のうち第1種別の第1特定演出(例えばステップアップ
予告など)を、前記種別のうち第2種別の第2特定演出(例えば保留表示予告やアクティ
ブ表示予告など)と共通の特定演出要素(例えば表示色が赤色又は金色など)を用いて実
行可能であり、
前記特殊示唆演出手段は、前記特殊示唆演出として、前記特定演出要素を用いて前記第
1特定演出が実行された場合に、該特定演出要素を用いて前記第2特定演出が実行される
ことを示唆可能であり(例えば表示例126AKX1など)、
前記特定演出要素を用いて前記第1特定演出が実行された場合よりも、該特定演出要素
を用いて前記第2特定演出が実行された場合の方が、前記有利状態に制御される期待度が
高い(例えば最終表示画像決定テーブル126AKT11及び外枠表示パターン決定テー
ブル126AKT26など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させることがで
きる。
(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成及び制御(一般的なパチンコ遊技機の構成及び
制御でもある。)について説明する。
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成及び制御(一般的なパチンコ遊技機の構成及び
制御でもある。)について説明する。
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチン
コ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技
盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領
域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から
発射されて打ち込まれる。
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチン
コ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技
盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領
域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から
発射されて打ち込まれる。
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の右側方)には、複数種類の特別識
別情報としての特別図柄(特図ともいう)の可変表示(特図ゲームともいう)を行う第1
特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bが設けられている。これらは、それ
ぞれ、7セグメントのLEDなどからなる。特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「
−」などの点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパタ
ーンが含まれてもよい。
別情報としての特別図柄(特図ともいう)の可変表示(特図ゲームともいう)を行う第1
特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bが設けられている。これらは、それ
ぞれ、7セグメントのLEDなどからなる。特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「
−」などの点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパタ
ーンが含まれてもよい。
なお、特別図柄の「可変表示」とは、例えば、複数種類の特別図柄を変動可能に表示す
ることである(後述の他の図柄についても同じ)。変動としては、複数の図柄の更新表示
、複数の図柄のスクロール表示、1以上の図柄の変形、1以上の図柄の拡大/縮小などが
ある。特別図柄や後述の普通図柄の変動では、複数種類の特別図柄又は普通図柄が更新表
示される。後述の飾り図柄の変動では、複数種類の飾り図柄がスクロール表示又は更新表
示されたり、1以上の飾り図柄が変形や拡大/縮小されたりする。なお、変動には、ある
図柄を点滅表示する態様も含まれる。可変表示の最後には、表示結果として所定の特別図
柄が停止表示(導出又は導出表示などともいう)される(後述の他の図柄の可変表示につ
いても同じ)。なお、可変表示を変動表示、変動と表現する場合がある。
ることである(後述の他の図柄についても同じ)。変動としては、複数の図柄の更新表示
、複数の図柄のスクロール表示、1以上の図柄の変形、1以上の図柄の拡大/縮小などが
ある。特別図柄や後述の普通図柄の変動では、複数種類の特別図柄又は普通図柄が更新表
示される。後述の飾り図柄の変動では、複数種類の飾り図柄がスクロール表示又は更新表
示されたり、1以上の飾り図柄が変形や拡大/縮小されたりする。なお、変動には、ある
図柄を点滅表示する態様も含まれる。可変表示の最後には、表示結果として所定の特別図
柄が停止表示(導出又は導出表示などともいう)される(後述の他の図柄の可変表示につ
いても同じ)。なお、可変表示を変動表示、変動と表現する場合がある。
なお、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」とも
いい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともい
う。また、第1特図を用いた特図ゲームを「第1特図ゲーム」といい、第2特図を用いた
特図ゲームを「第2特図ゲーム」ともいう。なお、特別図柄の可変表示を行う特別図柄表
示装置は1種類であってもよい。
いい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともい
う。また、第1特図を用いた特図ゲームを「第1特図ゲーム」といい、第2特図を用いた
特図ゲームを「第2特図ゲーム」ともいう。なお、特別図柄の可変表示を行う特別図柄表
示装置は1種類であってもよい。
遊技盤2における遊技領域の中央付近には画像表示装置5が設けられている。画像表示
装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)や有機EL(Electro Luminescence)等から構
成され、各種の演出画像を表示する。画像表示装置5は、プロジェクタ及びスクリーンか
ら構成されていてもよい。画像表示装置5には、各種の演出画像が表示される。
装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)や有機EL(Electro Luminescence)等から構
成され、各種の演出画像を表示する。画像表示装置5は、プロジェクタ及びスクリーンか
ら構成されていてもよい。画像表示装置5には、各種の演出画像が表示される。
例えば、画像表示装置5の画面上では、第1特図ゲームや第2特図ゲームと同期して、
特別図柄とは異なる複数種類の装飾識別情報としての飾り図柄(数字などを示す図柄など
)の可変表示が行われる。ここでは、第1特図ゲーム又は第2特図ゲームに同期して、「
左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄が可変
表示(例えば上下方向のスクロール表示や更新表示)される。なお、同期して実行される
特図ゲーム及び飾り図柄の可変表示を総称して単に可変表示ともいう。
特別図柄とは異なる複数種類の装飾識別情報としての飾り図柄(数字などを示す図柄など
)の可変表示が行われる。ここでは、第1特図ゲーム又は第2特図ゲームに同期して、「
左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄が可変
表示(例えば上下方向のスクロール表示や更新表示)される。なお、同期して実行される
特図ゲーム及び飾り図柄の可変表示を総称して単に可変表示ともいう。
画像表示装置5の画面上には、実行が保留されている可変表示に対応する保留表示や、
実行中の可変表示に対応するアクティブ表示を表示するための表示エリアが設けられてい
てもよい。保留表示及びアクティブ表示を総称して可変表示に対応する可変表示対応表示
ともいう。
実行中の可変表示に対応するアクティブ表示を表示するための表示エリアが設けられてい
てもよい。保留表示及びアクティブ表示を総称して可変表示に対応する可変表示対応表示
ともいう。
保留されている可変表示の数は保留記憶数ともいう。第1特図ゲームに対応する保留記
憶数を第1保留記憶数、第2特図ゲームに対応する保留記憶数を第2保留記憶数ともいう
。また、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計を合計保留記憶数ともいう。
憶数を第1保留記憶数、第2特図ゲームに対応する保留記憶数を第2保留記憶数ともいう
。また、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計を合計保留記憶数ともいう。
また、遊技盤2の所定位置には、複数のLEDを含んで構成された第1保留表示器25
Aと第2保留表示器25Bとが設けられ、第1保留表示器25Aは、LEDの点灯個数に
よって、第1保留記憶数を表示し、第2保留表示器25Bは、LEDの点灯個数によって
、第2保留記憶数を表示する。
Aと第2保留表示器25Bとが設けられ、第1保留表示器25Aは、LEDの点灯個数に
よって、第1保留記憶数を表示し、第2保留表示器25Bは、LEDの点灯個数によって
、第2保留記憶数を表示する。
画像表示装置5の下方には、入賞球装置6Aと、可変入賞球装置6Bとが設けられてい
る。
る。
入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に遊技球が進入可能な一定の開放
状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。第1始動入賞口に遊技球が進入したときには
、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第1特図ゲームが開始され得る
。
状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。第1始動入賞口に遊技球が進入したときには
、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第1特図ゲームが開始され得る
。
可変入賞球装置6B(普通電動役物)は、ソレノイド81(図2参照)によって閉鎖状
態と開放状態とに変化する第2始動入賞口を形成する。可変入賞球装置6Bは、例えば、
一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物を備え、ソレノイド81がオフ状態であ
るときに可動翼片が垂直位置となることにより、当該可動翼片の先端が入賞球装置6Aに
近接し、第2始動入賞口に遊技球が進入しない閉鎖状態になる(第2始動入賞口が閉鎖状
態になるともいう。)。その一方で、可変入賞球装置6Bは、ソレノイド81がオン状態
であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、第2始動入賞口に遊技球が進入でき
る開放状態になる(第2始動入賞口が開放状態になるともいう。)。第2始動入賞口に遊
技球が進入したときには、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第2特
図ゲームが開始され得る。なお、可変入賞球装置6Bは、閉鎖状態と開放状態とに変化す
るものであればよく、電動チューリップ型役物を備えるものに限定されない。
態と開放状態とに変化する第2始動入賞口を形成する。可変入賞球装置6Bは、例えば、
一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物を備え、ソレノイド81がオフ状態であ
るときに可動翼片が垂直位置となることにより、当該可動翼片の先端が入賞球装置6Aに
近接し、第2始動入賞口に遊技球が進入しない閉鎖状態になる(第2始動入賞口が閉鎖状
態になるともいう。)。その一方で、可変入賞球装置6Bは、ソレノイド81がオン状態
であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、第2始動入賞口に遊技球が進入でき
る開放状態になる(第2始動入賞口が開放状態になるともいう。)。第2始動入賞口に遊
技球が進入したときには、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第2特
図ゲームが開始され得る。なお、可変入賞球装置6Bは、閉鎖状態と開放状態とに変化す
るものであればよく、電動チューリップ型役物を備えるものに限定されない。
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左右下方4箇所)には、所定の玉
受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口10が設けられる。この場合に
は、一般入賞口10のいずれかに進入したときには、所定個数(例えば10個)の遊技球
が賞球として払い出される。
受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口10が設けられる。この場合に
は、一般入賞口10のいずれかに進入したときには、所定個数(例えば10個)の遊技球
が賞球として払い出される。
入賞球装置6Aと可変入賞球装置6Bの下方には、大入賞口を有する特別可変入賞球装
置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、ソレノイド82(図2参照)によって
開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化
する特定領域としての大入賞口を形成する。
置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、ソレノイド82(図2参照)によって
開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化
する特定領域としての大入賞口を形成する。
一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用(特別電動役物用)のソレノイ
ド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞
口に進入(通過)できなくなる。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用
のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技
球が大入賞口に進入しやすくなる。
ド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞
口に進入(通過)できなくなる。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用
のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技
球が大入賞口に進入しやすくなる。
大入賞口に遊技球が進入したときには、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球とし
て払い出される。大入賞口に遊技球が進入したときには、例えば第1始動入賞口や第2始
動入賞口及び一般入賞口10に遊技球が進入したときよりも多くの賞球が払い出される。
て払い出される。大入賞口に遊技球が進入したときには、例えば第1始動入賞口や第2始
動入賞口及び一般入賞口10に遊技球が進入したときよりも多くの賞球が払い出される。
一般入賞口10を含む各入賞口に遊技球が進入することを「入賞」ともいう。特に、始
動口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)への入賞を始動入賞ともいう。
動口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)への入賞を始動入賞ともいう。
遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左側方)には、普通図柄表示器2
0が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、7セグメントのLEDなどか
らなり、特別図柄とは異なる複数種類の普通識別情報としての普通図柄の可変表示を行う
。普通図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」などの点灯パターンなどにより表され
る。普通図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。このような普通図
柄の可変表示は、普図ゲームともいう。
0が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、7セグメントのLEDなどか
らなり、特別図柄とは異なる複数種類の普通識別情報としての普通図柄の可変表示を行う
。普通図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」などの点灯パターンなどにより表され
る。普通図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。このような普通図
柄の可変表示は、普図ゲームともいう。
画像表示装置5の左方には、遊技球が通過可能な通過ゲート41が設けられている。遊
技球が通過ゲート41を通過したことに基づき、普図ゲームが実行される。
技球が通過ゲート41を通過したことに基づき、普図ゲームが実行される。
普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表
示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、実行が保留されている普図ゲーム
の数である普図保留記憶数をLEDの点灯個数により表示する。
示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、実行が保留されている普図ゲーム
の数である普図保留記憶数をLEDの点灯個数により表示する。
遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車
及び多数の障害釘が設けられている。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入し
なかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。
及び多数の障害釘が設けられている。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入し
なかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。
遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8R
が設けられており、さらに遊技領域周辺部には、遊技効果用の遊技効果ランプ9が設けら
れている。遊技効果ランプ9は、LEDを含んで構成されている。
が設けられており、さらに遊技領域周辺部には、遊技効果用の遊技効果ランプ9が設けら
れている。遊技効果ランプ9は、LEDを含んで構成されている。
遊技盤2の所定位置(図1では図示略)には、演出に応じて動作する可動体32が設け
られている。
られている。
遊技機用枠3の右下部位置には、遊技球を打球発射装置により遊技領域に向けて発射す
るために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)30が設けられてい
る。
るために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)30が設けられてい
る。
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球
や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)
する打球供給皿(上皿)が設けられている。上皿の下方には、上皿満タン時に賞球が払い
出される打球供給皿(下皿)が設けられている。
や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)
する打球供給皿(上皿)が設けられている。上皿の下方には、上皿満タン時に賞球が払い
出される打球供給皿(下皿)が設けられている。
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が把持して傾倒操作が可
能なスティックコントローラ31Aが取り付けられている。スティックコントローラ31
Aには、遊技者が押下操作可能なトリガボタンが設けられている。スティックコントロー
ラ31Aに対する操作は、コントローラセンサユニット35A(図2参照)により検出さ
れる。
能なスティックコントローラ31Aが取り付けられている。スティックコントローラ31
Aには、遊技者が押下操作可能なトリガボタンが設けられている。スティックコントロー
ラ31Aに対する操作は、コントローラセンサユニット35A(図2参照)により検出さ
れる。
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が押下操作などにより所
定の指示操作を可能なプッシュボタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bに
対する操作は、プッシュセンサ35B(図2参照)により検出される。
定の指示操作を可能なプッシュボタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bに
対する操作は、プッシュセンサ35B(図2参照)により検出される。
パチンコ遊技機1では、遊技者の動作(操作等)を検出する検出手段として、スティッ
クコントローラ31Aやプッシュボタン31Bが設けられるが、これら以外の検出手段が
設けられていてもよい。
クコントローラ31Aやプッシュボタン31Bが設けられるが、これら以外の検出手段が
設けられていてもよい。
(遊技の進行の概略)
パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドル30への遊技者による回転操作により、遊
技球が遊技領域に向けて発射される。遊技球が通過ゲート41を通過すると、普通図柄表
示器20による普図ゲームが開始される。なお、前回の普図ゲームの実行中の期間等に遊
技球が通過ゲート41を通過した場合(遊技球が通過ゲート41を通過したが当該通過に
基づく普図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該通過に基づく普図ゲームは所定
の上限数(例えば4)まで保留される。
パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドル30への遊技者による回転操作により、遊
技球が遊技領域に向けて発射される。遊技球が通過ゲート41を通過すると、普通図柄表
示器20による普図ゲームが開始される。なお、前回の普図ゲームの実行中の期間等に遊
技球が通過ゲート41を通過した場合(遊技球が通過ゲート41を通過したが当該通過に
基づく普図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該通過に基づく普図ゲームは所定
の上限数(例えば4)まで保留される。
この普図ゲームでは、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄
の表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、普図当り図柄以外の
普通図柄(普図ハズレ図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図ハズレ」
となる。「普図当り」となると、可変入賞球装置6Bを所定期間開放状態とする開放制御
が行われる(第2始動入賞口が開放状態になる)。
の表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、普図当り図柄以外の
普通図柄(普図ハズレ図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図ハズレ」
となる。「普図当り」となると、可変入賞球装置6Bを所定期間開放状態とする開放制御
が行われる(第2始動入賞口が開放状態になる)。
入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に遊技球が進入すると、第1特別図柄表示
装置4Aによる第1特図ゲームが開始される。
装置4Aによる第1特図ゲームが開始される。
可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に遊技球が進入すると、第2特別図柄
表示装置4Bによる第2特図ゲームが開始される。
表示装置4Bによる第2特図ゲームが開始される。
なお、特図ゲームの実行中の期間や、後述する大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御
されている期間に、遊技球が始動入賞口へ進入(入賞)した場合(始動入賞が発生したが
当該始動入賞に基づく特図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該進入に基づく特
図ゲームは所定の上限数(例えば4)までその実行が保留される。
されている期間に、遊技球が始動入賞口へ進入(入賞)した場合(始動入賞が発生したが
当該始動入賞に基づく特図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該進入に基づく特
図ゲームは所定の上限数(例えば4)までその実行が保留される。
特図ゲームにおいて、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄、例えば「7」
、後述の大当り種別に応じて実際の図柄は異なる。)が停止表示されれば、「大当り」と
なり、大当り図柄とは異なる所定の特別図柄(小当り図柄、例えば「2」)が停止表示さ
れれば、「小当り」となる。また、大当り図柄や小当り図柄とは異なる特別図柄(ハズレ
図柄、例えば「−」)が停止表示されれば「ハズレ」となる。
、後述の大当り種別に応じて実際の図柄は異なる。)が停止表示されれば、「大当り」と
なり、大当り図柄とは異なる所定の特別図柄(小当り図柄、例えば「2」)が停止表示さ
れれば、「小当り」となる。また、大当り図柄や小当り図柄とは異なる特別図柄(ハズレ
図柄、例えば「−」)が停止表示されれば「ハズレ」となる。
特図ゲームでの表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利な有利状態
として大当り遊技状態に制御される。特図ゲームでの表示結果が「小当り」になった後に
は、小当り遊技状態に制御される。
として大当り遊技状態に制御される。特図ゲームでの表示結果が「小当り」になった後に
は、小当り遊技状態に制御される。
大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7により形成される大入賞口が所定の態様で
開放状態となる。当該開放状態は、所定期間(例えば29秒間や1.8秒間)の経過タイ
ミングと、大入賞口に進入した遊技球の数が所定個数(例えば9個)に達するまでのタイ
ミングと、のうちのいずれか早いタイミングまで継続される。前記所定期間は、1ラウン
ドにおいて大入賞口を開放することができる上限期間であり、以下、開放上限期間ともい
う。このように大入賞口が開放状態となる1のサイクルをラウンド(ラウンド遊技)とい
う。大当り遊技状態では、当該ラウンドが所定の上限回数(15回や2回)に達するまで
繰り返し実行可能となっている。
開放状態となる。当該開放状態は、所定期間(例えば29秒間や1.8秒間)の経過タイ
ミングと、大入賞口に進入した遊技球の数が所定個数(例えば9個)に達するまでのタイ
ミングと、のうちのいずれか早いタイミングまで継続される。前記所定期間は、1ラウン
ドにおいて大入賞口を開放することができる上限期間であり、以下、開放上限期間ともい
う。このように大入賞口が開放状態となる1のサイクルをラウンド(ラウンド遊技)とい
う。大当り遊技状態では、当該ラウンドが所定の上限回数(15回や2回)に達するまで
繰り返し実行可能となっている。
大当り遊技状態においては、遊技者は、遊技球を大入賞口に進入させることで、賞球を
得ることができる。従って、大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な状態である。大当
り遊技状態におけるラウンド数が多い程、また、開放上限期間が長い程遊技者にとって有
利となる。
得ることができる。従って、大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な状態である。大当
り遊技状態におけるラウンド数が多い程、また、開放上限期間が長い程遊技者にとって有
利となる。
なお、「大当り」には、大当り種別が設定されている。例えば、大入賞口の開放態様(
ラウンド数や開放上限期間)や、大当り遊技状態後の遊技状態(後述の、通常状態、時短
状態、確変状態など)を複数種類用意し、これらに応じて大当り種別が設定されている。
大当り種別として、多くの賞球を得ることができる大当り種別や、賞球の少ない又はほと
んど賞球を得ることができない大当り種別が設けられていてもよい。
ラウンド数や開放上限期間)や、大当り遊技状態後の遊技状態(後述の、通常状態、時短
状態、確変状態など)を複数種類用意し、これらに応じて大当り種別が設定されている。
大当り種別として、多くの賞球を得ることができる大当り種別や、賞球の少ない又はほと
んど賞球を得ることができない大当り種別が設けられていてもよい。
小当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7により形成される大入賞口が所定の開放態
様で開放状態となる。例えば、小当り遊技状態では、一部の大当り種別のときの大当り遊
技状態と同様の開放態様(大入賞口の開放回数が上記ラウンド数と同じであり、かつ、大
入賞口の閉鎖タイミングも同じ等)で大入賞口が開放状態となる。なお、大当り種別と同
様に、「小当り」にも小当り種別を設けてもよい。
様で開放状態となる。例えば、小当り遊技状態では、一部の大当り種別のときの大当り遊
技状態と同様の開放態様(大入賞口の開放回数が上記ラウンド数と同じであり、かつ、大
入賞口の閉鎖タイミングも同じ等)で大入賞口が開放状態となる。なお、大当り種別と同
様に、「小当り」にも小当り種別を設けてもよい。
大当り遊技状態が終了した後は、上記大当り種別に応じて、時短状態や確変状態に制御
されることがある。
されることがある。
時短状態では、平均的な特図変動時間(特図を変動させる期間)を通常状態よりも短縮
させる制御(時短制御)が実行される。時短状態では、平均的な普図変動時間(普図を変
動させる期間)を通常状態よりも短縮させたり、普図ゲームで「普図当り」となる確率を
通常状態よりも向上させる等により、第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくなる制御(
高開放制御、高ベース制御)も実行される。時短状態は、特別図柄(特に第2特別図柄)
の変動効率が向上する状態であるので、遊技者にとって有利な状態である。
させる制御(時短制御)が実行される。時短状態では、平均的な普図変動時間(普図を変
動させる期間)を通常状態よりも短縮させたり、普図ゲームで「普図当り」となる確率を
通常状態よりも向上させる等により、第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくなる制御(
高開放制御、高ベース制御)も実行される。時短状態は、特別図柄(特に第2特別図柄)
の変動効率が向上する状態であるので、遊技者にとって有利な状態である。
確変状態(確率変動状態)では、時短制御に加えて、表示結果が「大当り」となる確率
が通常状態よりも高くなる確変制御が実行される。確変状態は、特別図柄の変動効率が向
上することに加えて「大当り」となりやすい状態であるので、遊技者にとってさらに有利
な状態である。
が通常状態よりも高くなる確変制御が実行される。確変状態は、特別図柄の変動効率が向
上することに加えて「大当り」となりやすい状態であるので、遊技者にとってさらに有利
な状態である。
時短状態や確変状態は、所定回数の特図ゲームが実行されたことと、次回の大当り遊技
状態が開始されたこと等といった、いずれか1つの終了条件が先に成立するまで継続する
。所定回数の特図ゲームが実行されたことが終了条件となるものを、回数切り(回数切り
時短、回数切り確変等)ともいう。
状態が開始されたこと等といった、いずれか1つの終了条件が先に成立するまで継続する
。所定回数の特図ゲームが実行されたことが終了条件となるものを、回数切り(回数切り
時短、回数切り確変等)ともいう。
通常状態とは、遊技者にとって有利な大当り遊技状態等の有利状態、時短状態、確変状
態等の特別状態以外の遊技状態のことであり、普図ゲームにおける表示結果が「普図当り
」となる確率及び特図ゲームにおける表示結果が「大当り」となる確率などのパチンコ遊
技機1が、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合の
ように、電源投入後に所定の復帰処理を実行しなかったとき)と同一に制御される状態で
ある。
態等の特別状態以外の遊技状態のことであり、普図ゲームにおける表示結果が「普図当り
」となる確率及び特図ゲームにおける表示結果が「大当り」となる確率などのパチンコ遊
技機1が、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合の
ように、電源投入後に所定の復帰処理を実行しなかったとき)と同一に制御される状態で
ある。
確変制御が実行されている状態を高確状態、確変制御が実行されていない状態を低確状
態ともいう。時短制御が実行されている状態を高ベース状態、時短制御が実行されていな
い状態を低ベース状態ともいう。これらを組み合わせて、時短状態は低確高ベース状態、
確変状態は高確高ベース状態、通常状態は低確低ベース状態などともいわれる。高確状態
かつ低ベース状態は高確低ベース状態ともいう。
態ともいう。時短制御が実行されている状態を高ベース状態、時短制御が実行されていな
い状態を低ベース状態ともいう。これらを組み合わせて、時短状態は低確高ベース状態、
確変状態は高確高ベース状態、通常状態は低確低ベース状態などともいわれる。高確状態
かつ低ベース状態は高確低ベース状態ともいう。
小当り遊技状態が終了した後は、遊技状態の変更が行われず、特図ゲームの表示結果が
「小当り」となる以前の遊技状態に継続して制御される(但し、「小当り」発生時の特図
ゲームが、上記回数切りにおける上記所定回数目の特図ゲームである場合には、当然遊技
状態が変更される)。なお、特図ゲームの表示結果として「小当り」がなくてもよい。
「小当り」となる以前の遊技状態に継続して制御される(但し、「小当り」発生時の特図
ゲームが、上記回数切りにおける上記所定回数目の特図ゲームである場合には、当然遊技
状態が変更される)。なお、特図ゲームの表示結果として「小当り」がなくてもよい。
なお、遊技状態は、大当り遊技状態中に遊技球が特定領域(例えば、大入賞口内の特定
領域)を通過したことに基づいて、変化してもよい。例えば、遊技球が特定領域を通過し
たとき、その大当り遊技状態後に確変状態に制御してもよい。
領域)を通過したことに基づいて、変化してもよい。例えば、遊技球が特定領域を通過し
たとき、その大当り遊技状態後に確変状態に制御してもよい。
(演出の進行など)
パチンコ遊技機1では、遊技の進行に応じて種々の演出(遊技の進行状況を報知したり
、遊技を盛り上げたりする演出)が実行される。当該演出について以下説明する。なお、
当該演出は、画像表示装置5に各種の演出画像を表示することによって行われるが、当該
表示に加えて又は代えて、スピーカ8L、8Rからの音声出力、及び/又は、遊技効果ラ
ンプ9の点等/消灯、可動体32の動作等により行われてもよい。
パチンコ遊技機1では、遊技の進行に応じて種々の演出(遊技の進行状況を報知したり
、遊技を盛り上げたりする演出)が実行される。当該演出について以下説明する。なお、
当該演出は、画像表示装置5に各種の演出画像を表示することによって行われるが、当該
表示に加えて又は代えて、スピーカ8L、8Rからの音声出力、及び/又は、遊技効果ラ
ンプ9の点等/消灯、可動体32の動作等により行われてもよい。
遊技の進行に応じて実行される演出として、画像表示装置5に設けられた「左」、「中
」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特図ゲーム又は第2特図ゲ
ームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。第1特図ゲームや
第2特図ゲームにおいて表示結果(確定特別図柄ともいう。)が停止表示されるタイミン
グでは、飾り図柄の可変表示の表示結果となる確定飾り図柄(3つの飾り図柄の組合せ)
も停止表示(導出)される。
」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特図ゲーム又は第2特図ゲ
ームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。第1特図ゲームや
第2特図ゲームにおいて表示結果(確定特別図柄ともいう。)が停止表示されるタイミン
グでは、飾り図柄の可変表示の表示結果となる確定飾り図柄(3つの飾り図柄の組合せ)
も停止表示(導出)される。
飾り図柄の可変表示が開始されてから終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示の
態様が所定のリーチ態様となる(リーチが成立する)ことがある。ここで、リーチ態様と
は、画像表示装置5の画面上にて停止表示された飾り図柄が後述の大当り組合せの一部を
構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄については可変表示が継続してい
る態様などのことである。
態様が所定のリーチ態様となる(リーチが成立する)ことがある。ここで、リーチ態様と
は、画像表示装置5の画面上にて停止表示された飾り図柄が後述の大当り組合せの一部を
構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄については可変表示が継続してい
る態様などのことである。
また、飾り図柄の可変表示中に上記リーチ態様となったことに対応してリーチ演出が実
行される。パチンコ遊技機1では、演出態様に応じて表示結果(特図ゲームの表示結果や
飾り図柄の可変表示の表示結果)が「大当り」となる割合(大当り信頼度、大当り期待度
とも呼ばれる。)が異なる複数種類のリーチ演出が実行される。リーチ演出には、例えば
、ノーマルリーチと、ノーマルリーチよりも大当り信頼度の高いスーパーリーチと、があ
る。
行される。パチンコ遊技機1では、演出態様に応じて表示結果(特図ゲームの表示結果や
飾り図柄の可変表示の表示結果)が「大当り」となる割合(大当り信頼度、大当り期待度
とも呼ばれる。)が異なる複数種類のリーチ演出が実行される。リーチ演出には、例えば
、ノーマルリーチと、ノーマルリーチよりも大当り信頼度の高いスーパーリーチと、があ
る。
特図ゲームの表示結果が「大当り」となるときには、画像表示装置5の画面上において
、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた大当り組合せとなる確定飾り図
柄が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる)。一例として、「
左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン
上に同一の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示される。
、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた大当り組合せとなる確定飾り図
柄が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる)。一例として、「
左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン
上に同一の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示される。
大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御される「確変大当り」である場合には、奇数
の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示され、大当り遊技状態の終了後に確変
状態に制御されない「非確変大当り(通常大当り)」である場合には、偶数の飾り図柄(
例えば、「6」等)が揃って停止表示されるようにしてもよい。この場合、奇数の飾り図
柄を確変図柄、偶数の飾り図柄を非確変図柄(通常図柄)ともいう。非確変図柄でリーチ
態様となった後に、最終的に「確変大当り」となる昇格演出を実行するようにしてもよい
。
の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示され、大当り遊技状態の終了後に確変
状態に制御されない「非確変大当り(通常大当り)」である場合には、偶数の飾り図柄(
例えば、「6」等)が揃って停止表示されるようにしてもよい。この場合、奇数の飾り図
柄を確変図柄、偶数の飾り図柄を非確変図柄(通常図柄)ともいう。非確変図柄でリーチ
態様となった後に、最終的に「確変大当り」となる昇格演出を実行するようにしてもよい
。
特図ゲームの表示結果が「小当り」となるときには、画像表示装置5の画面上において
、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた小当り組合せとなる確定飾り図
柄(例えば、「1 3 5」等)が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「小当
り」となる)。一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、
5Rにおける所定の有効ライン上にチャンス目を構成する飾り図柄が停止表示される。な
お、特図ゲームの表示結果が、一部の大当り種別(小当り遊技状態と同様の態様の大当り
遊技状態の大当り種別)の「大当り」となるときと、「小当り」となるときとで、共通の
確定飾り図柄が導出表示されてもよい。
、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた小当り組合せとなる確定飾り図
柄(例えば、「1 3 5」等)が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「小当
り」となる)。一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、
5Rにおける所定の有効ライン上にチャンス目を構成する飾り図柄が停止表示される。な
お、特図ゲームの表示結果が、一部の大当り種別(小当り遊技状態と同様の態様の大当り
遊技状態の大当り種別)の「大当り」となるときと、「小当り」となるときとで、共通の
確定飾り図柄が導出表示されてもよい。
特図ゲームの表示結果が「ハズレ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリー
チ態様とならずに、飾り図柄の可変表示の表示結果として、非リーチ組合せの確定飾り図
柄(「非リーチハズレ」ともいう。)が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果
が「非リーチハズレ」となる)ことがある。また、表示結果が「ハズレ」となる場合には
、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様となった後に、飾り図柄の可変表示の表示結果
として、大当り組合せでない所定のリーチ組合せ(「リーチハズレ」ともいう)の確定飾
り図柄が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチハズレ」となる)こ
ともある。
チ態様とならずに、飾り図柄の可変表示の表示結果として、非リーチ組合せの確定飾り図
柄(「非リーチハズレ」ともいう。)が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果
が「非リーチハズレ」となる)ことがある。また、表示結果が「ハズレ」となる場合には
、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様となった後に、飾り図柄の可変表示の表示結果
として、大当り組合せでない所定のリーチ組合せ(「リーチハズレ」ともいう)の確定飾
り図柄が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチハズレ」となる)こ
ともある。
パチンコ遊技機1が実行可能な演出には、上記の可変表示対応表示(保留表示やアクテ
ィブ表示)を表示することも含まれる。また、他の演出として、例えば、大当り信頼度を
予告する予告演出等が飾り図柄の可変表示中に実行される。予告演出には、実行中の可変
表示における大当り信頼度を予告する予告演出や、実行前の可変表示(実行が保留されて
いる可変表示)における大当り信頼度を予告する先読み予告演出がある。先読み予告演出
として、可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)の表示態様を通常とは異なる態
様に変化させる演出が実行されるようにしてもよい。
ィブ表示)を表示することも含まれる。また、他の演出として、例えば、大当り信頼度を
予告する予告演出等が飾り図柄の可変表示中に実行される。予告演出には、実行中の可変
表示における大当り信頼度を予告する予告演出や、実行前の可変表示(実行が保留されて
いる可変表示)における大当り信頼度を予告する先読み予告演出がある。先読み予告演出
として、可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)の表示態様を通常とは異なる態
様に変化させる演出が実行されるようにしてもよい。
また、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示中に飾り図柄を一旦仮停止させた
後に可変表示を再開させることで、1回の可変表示を擬似的に複数回の可変表示のように
見せる擬似連演出を実行するようにしてもよい。
後に可変表示を再開させることで、1回の可変表示を擬似的に複数回の可変表示のように
見せる擬似連演出を実行するようにしてもよい。
大当り遊技状態中にも、大当り遊技状態を報知する大当り中演出が実行される。大当り
中演出としては、ラウンド数を報知する演出や、大当り遊技状態の価値が向上することを
示す昇格演出が実行されてもよい。また、小当り遊技状態中にも、小当り遊技状態を報知
する小当り中演出が実行される。なお、小当り遊技状態中と、一部の大当り種別(小当り
遊技状態と同様の態様の大当り遊技状態の大当り種別で、例えばその後の遊技状態を高確
状態とする大当り種別)での大当り遊技状態とで、共通の演出を実行することで、現在が
小当り遊技状態中であるか、大当り遊技状態中であるかを遊技者に分からないようにして
もよい。そのような場合であれば、小当り遊技状態の終了後と大当り遊技状態の終了後と
で共通の演出を実行することで、高確状態であるか低確状態であるかを識別できないよう
にしてもよい。
中演出としては、ラウンド数を報知する演出や、大当り遊技状態の価値が向上することを
示す昇格演出が実行されてもよい。また、小当り遊技状態中にも、小当り遊技状態を報知
する小当り中演出が実行される。なお、小当り遊技状態中と、一部の大当り種別(小当り
遊技状態と同様の態様の大当り遊技状態の大当り種別で、例えばその後の遊技状態を高確
状態とする大当り種別)での大当り遊技状態とで、共通の演出を実行することで、現在が
小当り遊技状態中であるか、大当り遊技状態中であるかを遊技者に分からないようにして
もよい。そのような場合であれば、小当り遊技状態の終了後と大当り遊技状態の終了後と
で共通の演出を実行することで、高確状態であるか低確状態であるかを識別できないよう
にしてもよい。
また、例えば特図ゲーム等が実行されていないときには、画像表示装置5にデモ(デモ
ンストレーション)画像が表示される(客待ちデモ演出が実行される)。
ンストレーション)画像が表示される(客待ちデモ演出が実行される)。
(基板構成)
パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声
制御基板13、ランプ制御基板14、中継基板15などが搭載されている。その他にも、
パチンコ遊技機1の背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板、電源
基板などといった、各種の基板が配置されている。
パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声
制御基板13、ランプ制御基板14、中継基板15などが搭載されている。その他にも、
パチンコ遊技機1の背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板、電源
基板などといった、各種の基板が配置されている。
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における上記遊技の進行
(特図ゲームの実行(保留の管理を含む)、普図ゲームの実行(保留の管理を含む)、大
当り遊技状態、小当り遊技状態、遊技状態など)を制御する機能を有する。主基板11は
、遊技制御用マイクロコンピュータ100、スイッチ回路110、ソレノイド回路111
などを有する。
(特図ゲームの実行(保留の管理を含む)、普図ゲームの実行(保留の管理を含む)、大
当り遊技状態、小当り遊技状態、遊技状態など)を制御する機能を有する。主基板11は
、遊技制御用マイクロコンピュータ100、スイッチ回路110、ソレノイド回路111
などを有する。
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップの
マイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random A
ccess Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、乱数回路10
4と、I/O(Input/Output port)105とを備える。
マイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random A
ccess Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、乱数回路10
4と、I/O(Input/Output port)105とを備える。
CPU103は、ROM101に記憶されたプログラムを実行することにより、遊技の
進行を制御する処理(主基板11の機能を実現する処理)を行う。このとき、ROM10
1が記憶する各種データ(後述の変動パターン、後述の演出制御コマンド、後述の各種決
定を行う際に参照される各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM102がメイン
メモリとして使用される。RAM102は、その一部または全部がパチンコ遊技機1に対
する電力供給が停止しても、所定期間記憶内容が保存されるバックアップRAMとなって
いる。なお、ROM101に記憶されたプログラムの全部又は一部をRAM102に展開
して、RAM102上で実行するようにしてもよい。
進行を制御する処理(主基板11の機能を実現する処理)を行う。このとき、ROM10
1が記憶する各種データ(後述の変動パターン、後述の演出制御コマンド、後述の各種決
定を行う際に参照される各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM102がメイン
メモリとして使用される。RAM102は、その一部または全部がパチンコ遊技機1に対
する電力供給が停止しても、所定期間記憶内容が保存されるバックアップRAMとなって
いる。なお、ROM101に記憶されたプログラムの全部又は一部をRAM102に展開
して、RAM102上で実行するようにしてもよい。
乱数回路104は、遊技の進行を制御するときに使用される各種の乱数値(遊技用乱数
)を示す数値データを更新可能にカウントする。遊技用乱数は、CPU103が所定のコ
ンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの
)であってもよい。
)を示す数値データを更新可能にカウントする。遊技用乱数は、CPU103が所定のコ
ンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの
)であってもよい。
I/O105は、例えば各種信号(後述の検出信号)が入力される入力ポートと、各種
信号(第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第
1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御(駆動)
する信号、ソレノイド駆動信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。
信号(第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第
1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御(駆動)
する信号、ソレノイド駆動信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。
スイッチ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチ(ゲートスイッチ21、始動口ス
イッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッ
チ23)からの検出信号(遊技球が通過又は進入してスイッチがオンになったことを示す
検出信号など)を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。検出信
号の伝送により、遊技球の通過又は進入が検出されたことになる。
イッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッ
チ23)からの検出信号(遊技球が通過又は進入してスイッチがオンになったことを示す
検出信号など)を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。検出信
号の伝送により、遊技球の通過又は進入が検出されたことになる。
ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆
動信号(例えば、ソレノイド81やソレノイド82をオンする信号など)を、普通電動役
物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する。
動信号(例えば、ソレノイド81やソレノイド82をオンする信号など)を、普通電動役
物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する。
主基板11(遊技制御用マイクロコンピュータ100)は、遊技の進行の制御の一部と
して、遊技の進行に応じて演出制御コマンド(遊技の進行状況等を指定(通知)するコマ
ンド)を演出制御基板12に供給する。主基板11から出力された演出制御コマンドは、
中継基板15により中継され、演出制御基板12に供給される。当該演出制御コマンドに
は、例えば主基板11における各種の決定結果(例えば、特図ゲームの表示結果(大当り
種別を含む。)、特図ゲームを実行する際に使用される変動パターン(詳しくは後述))
、遊技の状況(例えば、可変表示の開始や終了、大入賞口の開放状況、入賞の発生、保留
記憶数、遊技状態)、エラーの発生等を指定するコマンド等が含まれる。
して、遊技の進行に応じて演出制御コマンド(遊技の進行状況等を指定(通知)するコマ
ンド)を演出制御基板12に供給する。主基板11から出力された演出制御コマンドは、
中継基板15により中継され、演出制御基板12に供給される。当該演出制御コマンドに
は、例えば主基板11における各種の決定結果(例えば、特図ゲームの表示結果(大当り
種別を含む。)、特図ゲームを実行する際に使用される変動パターン(詳しくは後述))
、遊技の状況(例えば、可変表示の開始や終了、大入賞口の開放状況、入賞の発生、保留
記憶数、遊技状態)、エラーの発生等を指定するコマンド等が含まれる。
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、演出制御コマ
ンドを受信し、受信した演出制御コマンドに基づいて演出(遊技の進行に応じた種々の演
出であり、可動体32の駆動、エラー報知、電断復旧の報知等の各種報知を含む)を実行
する機能を有する。
ンドを受信し、受信した演出制御コマンドに基づいて演出(遊技の進行に応じた種々の演
出であり、可動体32の駆動、エラー報知、電断復旧の報知等の各種報知を含む)を実行
する機能を有する。
演出制御基板12には、演出制御用CPU120と、ROM121と、RAM122と
、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。
、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。
演出制御用CPU120は、ROM121に記憶されたプログラムを実行することによ
り、表示制御部123とともに演出を実行するための処理(演出制御基板12の上記機能
を実現するための処理であり、実行する演出の決定等を含む)を行う。このとき、ROM
121が記憶する各種データ(各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM122が
メインメモリとして使用される。
り、表示制御部123とともに演出を実行するための処理(演出制御基板12の上記機能
を実現するための処理であり、実行する演出の決定等を含む)を行う。このとき、ROM
121が記憶する各種データ(各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM122が
メインメモリとして使用される。
演出制御用CPU120は、コントローラセンサユニット35Aやプッシュセンサ35
Bからの検出信号(遊技者による操作を検出したときに出力される信号であり、操作内容
を適宜示す信号)に基づいて演出の実行を表示制御部123に指示することもある。
Bからの検出信号(遊技者による操作を検出したときに出力される信号であり、操作内容
を適宜示す信号)に基づいて演出の実行を表示制御部123に指示することもある。
表示制御部123は、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character G
enerator ROM)、VRAM(Video RAM)などを備え、演出制御用CPU120からの演
出の実行指示に基づき、演出を実行する。
enerator ROM)、VRAM(Video RAM)などを備え、演出制御用CPU120からの演
出の実行指示に基づき、演出を実行する。
表示制御部123は、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、実行す
る演出に応じた映像信号を画像表示装置5に供給することで、演出画像を画像表示装置5
に表示させる。表示制御部123は、さらに、演出画像の表示に同期した音声出力や、遊
技効果ランプ9の点灯/消灯を行うため、音指定信号(出力する音声を指定する信号)を
音声制御基板13に供給したり、ランプ信号(ランプの点灯/消灯態様を指定する信号)
をランプ制御基板14に供給したりする。また、表示制御部123は、可動体32を動作
させる信号を当該可動体32又は当該可動体32を駆動する駆動回路に供給する。
る演出に応じた映像信号を画像表示装置5に供給することで、演出画像を画像表示装置5
に表示させる。表示制御部123は、さらに、演出画像の表示に同期した音声出力や、遊
技効果ランプ9の点灯/消灯を行うため、音指定信号(出力する音声を指定する信号)を
音声制御基板13に供給したり、ランプ信号(ランプの点灯/消灯態様を指定する信号)
をランプ制御基板14に供給したりする。また、表示制御部123は、可動体32を動作
させる信号を当該可動体32又は当該可動体32を駆動する駆動回路に供給する。
音声制御基板13は、スピーカ8L、8Rを駆動する各種回路を搭載しており、当該音
指定信号に基づきスピーカ8L、8Rを駆動し、当該音指定信号が指定する音声をスピー
カ8L、8Rから出力させる。
指定信号に基づきスピーカ8L、8Rを駆動し、当該音指定信号が指定する音声をスピー
カ8L、8Rから出力させる。
ランプ制御基板14は、遊技効果ランプ9を駆動する各種回路を搭載しており、当該ラ
ンプ信号に基づき遊技効果ランプ9を駆動し、当該ランプ信号が指定する態様で遊技効果
ランプ9を点灯/消灯する。このようにして、表示制御部123は、音声出力、ランプの
点灯/消灯を制御する。
ンプ信号に基づき遊技効果ランプ9を駆動し、当該ランプ信号が指定する態様で遊技効果
ランプ9を点灯/消灯する。このようにして、表示制御部123は、音声出力、ランプの
点灯/消灯を制御する。
なお、音声出力、ランプの点灯/消灯の制御(音指定信号やランプ信号の供給等)、可
動体32の制御(可動体32を動作させる信号の供給等)は、演出制御用CPU120が
実行するようにしてもよい。
動体32の制御(可動体32を動作させる信号の供給等)は、演出制御用CPU120が
実行するようにしてもよい。
乱数回路124は、各種演出を実行するために使用される各種の乱数値(演出用乱数)
を示す数値データを更新可能にカウントする。演出用乱数は、演出制御用CPU120が
所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新さ
れるもの)であってもよい。
を示す数値データを更新可能にカウントする。演出用乱数は、演出制御用CPU120が
所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新さ
れるもの)であってもよい。
演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された
演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、各種信号(映像信号、音指定信号、ラ
ンプ信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。
演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、各種信号(映像信号、音指定信号、ラ
ンプ信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。
演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、主基板11以外
の基板をサブ基板ともいう。パチンコ遊技機1のようにサブ基板が機能別に複数設けられ
ていてもよいし、1のサブ基板が複数の機能を有するように構成してもよい。
の基板をサブ基板ともいう。パチンコ遊技機1のようにサブ基板が機能別に複数設けられ
ていてもよいし、1のサブ基板が複数の機能を有するように構成してもよい。
(動作)
次に、パチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
次に、パチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
(主基板11の主要な動作)
まず、主基板11における主要な動作を説明する。パチンコ遊技機1に対して電力供給
が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によっ
て遊技制御メイン処理が実行される。図3は、主基板11におけるCPU103が実行す
る遊技制御メイン処理を示すフローチャートである。
まず、主基板11における主要な動作を説明する。パチンコ遊技機1に対して電力供給
が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によっ
て遊技制御メイン処理が実行される。図3は、主基板11におけるCPU103が実行す
る遊技制御メイン処理を示すフローチャートである。
図3に示す遊技制御メイン処理では、CPU103は、まず、割込禁止に設定する(ス
テップS1)。続いて、必要な初期設定を行う(ステップS2)。初期設定には、スタッ
クポインタの設定、内蔵デバイス(CTC(カウンタ/タイマ回路)、パラレル入出力ポ
ート等)のレジスタ設定、RAM102をアクセス可能状態にする設定等が含まれる。
テップS1)。続いて、必要な初期設定を行う(ステップS2)。初期設定には、スタッ
クポインタの設定、内蔵デバイス(CTC(カウンタ/タイマ回路)、パラレル入出力ポ
ート等)のレジスタ設定、RAM102をアクセス可能状態にする設定等が含まれる。
次いで、クリアスイッチからの出力信号がオンであるか否かを判定する(ステップS3
)。クリアスイッチは、例えば電源基板に搭載されている。クリアスイッチがオンの状態
で電源が投入されると、出力信号(クリア信号)が入力ポートを介して遊技制御用マイク
ロコンピュータ100に入力される。クリアスイッチからの出力信号がオンである場合(
ステップS3;Yes)、初期化処理(ステップS8)を実行する。初期化処理では、C
PU103は、RAM102に記憶されるフラグ、カウンタ、バッファをクリアするRA
Mクリア処理を行い、作業領域に初期値を設定する。
)。クリアスイッチは、例えば電源基板に搭載されている。クリアスイッチがオンの状態
で電源が投入されると、出力信号(クリア信号)が入力ポートを介して遊技制御用マイク
ロコンピュータ100に入力される。クリアスイッチからの出力信号がオンである場合(
ステップS3;Yes)、初期化処理(ステップS8)を実行する。初期化処理では、C
PU103は、RAM102に記憶されるフラグ、カウンタ、バッファをクリアするRA
Mクリア処理を行い、作業領域に初期値を設定する。
また、CPU103は、初期化を指示する演出制御コマンドを演出制御基板12に送信
する(ステップS9)。演出制御用CPU120は、当該演出制御コマンドを受信すると
、例えば画像表示装置5において、遊技機の制御の初期化がなされたことを報知するため
の画面表示を行う。
する(ステップS9)。演出制御用CPU120は、当該演出制御コマンドを受信すると
、例えば画像表示装置5において、遊技機の制御の初期化がなされたことを報知するため
の画面表示を行う。
クリアスイッチからの出力信号がオンでない場合には(ステップS3;No)、RAM
102(バックアップRAM)にバックアップデータが保存されているか否かを判定する
(ステップS4)。不測の停電等(電断)によりパチンコ遊技機1への電力供給が停止し
たときには、CPU103は、当該電力供給の停止によって動作できなくなる直前に、電
源供給停止時処理を実行する。この電源供給停止時処理では、RAM102にデータをバ
ックアップすることを示すバックアップフラグをオンする処理、RAM102のデータ保
護処理等が実行される。データ保護処理には、誤り検出符号(チェックサム、パリティビ
ット等)の付加、各種データをバックアップする処理が含まれる。バックアップされるデ
ータには、遊技を進行するための各種データ(各種フラグ、各種タイマの状態等を含む)
の他、前記バックアップフラグの状態や誤り検出符号も含まれる。ステップS4では、バ
ックアップフラグがオンであるか否かを判定する。バックアップフラグがオフでRAM1
02にバックアップデータが記憶されていない場合(ステップS4;No)、初期化処理
(ステップS8)を実行する。
102(バックアップRAM)にバックアップデータが保存されているか否かを判定する
(ステップS4)。不測の停電等(電断)によりパチンコ遊技機1への電力供給が停止し
たときには、CPU103は、当該電力供給の停止によって動作できなくなる直前に、電
源供給停止時処理を実行する。この電源供給停止時処理では、RAM102にデータをバ
ックアップすることを示すバックアップフラグをオンする処理、RAM102のデータ保
護処理等が実行される。データ保護処理には、誤り検出符号(チェックサム、パリティビ
ット等)の付加、各種データをバックアップする処理が含まれる。バックアップされるデ
ータには、遊技を進行するための各種データ(各種フラグ、各種タイマの状態等を含む)
の他、前記バックアップフラグの状態や誤り検出符号も含まれる。ステップS4では、バ
ックアップフラグがオンであるか否かを判定する。バックアップフラグがオフでRAM1
02にバックアップデータが記憶されていない場合(ステップS4;No)、初期化処理
(ステップS8)を実行する。
RAM102にバックアップデータが記憶されている場合(ステップS4;Yes)、
CPU103は、バックアップしたデータのデータチェックを行い(誤り検出符号を用い
て行われる)、データが正常か否かを判定する(ステップS5)。ステップS5では、例
えば、パリティビットやチェックサムにより、RAM102のデータが、電力供給停止時
のデータと一致するか否かを判定する。これらが一致すると判定された場合、RAM10
2のデータが正常であると判定する。
CPU103は、バックアップしたデータのデータチェックを行い(誤り検出符号を用い
て行われる)、データが正常か否かを判定する(ステップS5)。ステップS5では、例
えば、パリティビットやチェックサムにより、RAM102のデータが、電力供給停止時
のデータと一致するか否かを判定する。これらが一致すると判定された場合、RAM10
2のデータが正常であると判定する。
RAM102のデータが正常でないと判定された場合(ステップS5;No)、内部状
態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、初期化処理(ステップS8)を実
行する。
態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、初期化処理(ステップS8)を実
行する。
RAM102のデータが正常であると判定された場合(ステップS5;Yes)、CP
U103は、主基板11の内部状態を電力供給停止時の状態に戻すための復旧処理(ステ
ップS6)を行う。復旧処理では、CPU103は、RAM102の記憶内容(バックア
ップしたデータの内容)に基づいて作業領域の設定を行う。これにより、電力供給停止時
の遊技状態に復旧し、特別図柄の変動中であった場合には、後述の遊技制御用タイマ割込
み処理の実行によって、復旧前の状態から特別図柄の変動が再開されることになる。
U103は、主基板11の内部状態を電力供給停止時の状態に戻すための復旧処理(ステ
ップS6)を行う。復旧処理では、CPU103は、RAM102の記憶内容(バックア
ップしたデータの内容)に基づいて作業領域の設定を行う。これにより、電力供給停止時
の遊技状態に復旧し、特別図柄の変動中であった場合には、後述の遊技制御用タイマ割込
み処理の実行によって、復旧前の状態から特別図柄の変動が再開されることになる。
そして、CPU103は、電断からの復旧を指示する演出制御コマンドを演出制御基板
12に送信する(ステップS7)。これに合わせて、バックアップされている電断前の遊
技状態を指定する演出制御コマンドや、特図ゲームの実行中であった場合には当該実行中
の特図ゲームの表示結果を指定する演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。これ
らコマンドは、後述の特別図柄プロセス処理で送信設定されるコマンドと同じコマンドを
使用できる。演出制御用CPU120は、電断からの復旧時を特定する演出制御コマンド
を受信すると、例えば画像表示装置5において、電断からの復旧がなされたこと又は電断
からの復旧中であることを報知するための画面表示を行う。演出制御用CPU120は、
前記演出制御コマンドに基づいて、適宜の画面表示を行うようにしてもよい。
12に送信する(ステップS7)。これに合わせて、バックアップされている電断前の遊
技状態を指定する演出制御コマンドや、特図ゲームの実行中であった場合には当該実行中
の特図ゲームの表示結果を指定する演出制御コマンドを送信するようにしてもよい。これ
らコマンドは、後述の特別図柄プロセス処理で送信設定されるコマンドと同じコマンドを
使用できる。演出制御用CPU120は、電断からの復旧時を特定する演出制御コマンド
を受信すると、例えば画像表示装置5において、電断からの復旧がなされたこと又は電断
からの復旧中であることを報知するための画面表示を行う。演出制御用CPU120は、
前記演出制御コマンドに基づいて、適宜の画面表示を行うようにしてもよい。
復旧処理または初期化処理を終了して演出制御基板12に演出制御コマンドを送信した
後には、CPU103は、乱数回路104を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(
ステップS10)。そして、所定時間(例えば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかる
ように遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されているCTCのレジスタの設定
を行い(ステップS11)、割込みを許可する(ステップS12)。その後、ループ処理
に入る。以後、所定時間(例えば2ms)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU10
3へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。
後には、CPU103は、乱数回路104を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(
ステップS10)。そして、所定時間(例えば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかる
ように遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されているCTCのレジスタの設定
を行い(ステップS11)、割込みを許可する(ステップS12)。その後、ループ処理
に入る。以後、所定時間(例えば2ms)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU10
3へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。
こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号
を受信して割込み要求を受け付けると、図4のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割
込み処理を実行する。図4に示す遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU10
3は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介してゲ
ートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントス
イッチ23といった各種スイッチからの検出信号の受信の有無を判定する(ステップS2
1)。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異
常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする(ステップS22
)。この後、所定の情報出力処理を実行することにより、例えばパチンコ遊技機1の外部
に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報(大当りの発生回数等を
示す情報)、始動情報(始動入賞の回数等を示す情報)、確率変動情報(確変状態となっ
た回数等を示す情報)などのデータを出力する(ステップS23)。
を受信して割込み要求を受け付けると、図4のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割
込み処理を実行する。図4に示す遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU10
3は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介してゲ
ートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントス
イッチ23といった各種スイッチからの検出信号の受信の有無を判定する(ステップS2
1)。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異
常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする(ステップS22
)。この後、所定の情報出力処理を実行することにより、例えばパチンコ遊技機1の外部
に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報(大当りの発生回数等を
示す情報)、始動情報(始動入賞の回数等を示す情報)、確率変動情報(確変状態となっ
た回数等を示す情報)などのデータを出力する(ステップS23)。
情報出力処理に続いて、主基板11の側で用いられる遊技用乱数の少なくとも一部をソ
フトウェアにより更新するための遊技用乱数更新処理を実行する(ステップS24)。こ
の後、CPU103は、特別図柄プロセス処理を実行する(ステップS25)。CPU1
03がタイマ割込み毎に特別図柄プロセス処理を実行することにより、特図ゲームの実行
及び保留の管理や、大当り遊技状態や小当り遊技状態の制御、遊技状態の制御などが実現
される(詳しくは後述)。
フトウェアにより更新するための遊技用乱数更新処理を実行する(ステップS24)。こ
の後、CPU103は、特別図柄プロセス処理を実行する(ステップS25)。CPU1
03がタイマ割込み毎に特別図柄プロセス処理を実行することにより、特図ゲームの実行
及び保留の管理や、大当り遊技状態や小当り遊技状態の制御、遊技状態の制御などが実現
される(詳しくは後述)。
特別図柄プロセス処理に続いて、普通図柄プロセス処理が実行される(ステップS26
)。CPU103がタイマ割込み毎に普通図柄プロセス処理を実行することにより、ゲー
トスイッチ21からの検出信号に基づく(通過ゲート41に遊技球が通過したことに基づ
く)普図ゲームの実行及び保留の管理や、「普図当り」に基づく可変入賞球装置6Bの開
放制御などを可能にする。普図ゲームの実行は、普通図柄表示器20を駆動することによ
り行われ、普図保留表示器25Cを点灯させることにより普図保留数を表示する。
)。CPU103がタイマ割込み毎に普通図柄プロセス処理を実行することにより、ゲー
トスイッチ21からの検出信号に基づく(通過ゲート41に遊技球が通過したことに基づ
く)普図ゲームの実行及び保留の管理や、「普図当り」に基づく可変入賞球装置6Bの開
放制御などを可能にする。普図ゲームの実行は、普通図柄表示器20を駆動することによ
り行われ、普図保留表示器25Cを点灯させることにより普図保留数を表示する。
普通図柄プロセス処理を実行した後、遊技制御用タイマ割込み処理の一部として、電断
が発生したときの処理、賞球を払い出すための処理等などが行われてもよい。その後、C
PU103は、コマンド制御処理を実行する(ステップS27)。CPU103は、上記
各処理にて演出制御コマンドを送信設定することがある。ステップS27のコマンド制御
処理では、送信設定された演出制御コマンドを演出制御基板12などのサブ側の制御基板
に対して伝送させる処理が行われる。コマンド制御処理を実行した後には、割込みを許可
してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
が発生したときの処理、賞球を払い出すための処理等などが行われてもよい。その後、C
PU103は、コマンド制御処理を実行する(ステップS27)。CPU103は、上記
各処理にて演出制御コマンドを送信設定することがある。ステップS27のコマンド制御
処理では、送信設定された演出制御コマンドを演出制御基板12などのサブ側の制御基板
に対して伝送させる処理が行われる。コマンド制御処理を実行した後には、割込みを許可
してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
図5は、特別図柄プロセス処理として、図4に示すステップS25にて実行される処理
の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103
は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。
の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103
は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。
始動入賞判定処理では、始動入賞の発生を検出し、RAM102の所定領域に保留情報
を格納し保留記憶数を更新する処理が実行される。始動入賞が発生すると、表示結果(大
当り種別を含む)や変動パターンを決定するための乱数値が抽出され、保留情報として記
憶される。また、抽出した乱数値に基づいて、表示結果や変動パターンを先読み判定する
処理が実行されてもよい。保留情報や保留記憶数を記憶した後には、演出制御基板12に
始動入賞の発生、保留記憶数、先読み判定等の判定結果を指定するための演出制御コマン
ドを送信するための送信設定が行われる。こうして送信設定された始動入賞時の演出制御
コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコ
マンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して
伝送される。
を格納し保留記憶数を更新する処理が実行される。始動入賞が発生すると、表示結果(大
当り種別を含む)や変動パターンを決定するための乱数値が抽出され、保留情報として記
憶される。また、抽出した乱数値に基づいて、表示結果や変動パターンを先読み判定する
処理が実行されてもよい。保留情報や保留記憶数を記憶した後には、演出制御基板12に
始動入賞の発生、保留記憶数、先読み判定等の判定結果を指定するための演出制御コマン
ドを送信するための送信設定が行われる。こうして送信設定された始動入賞時の演出制御
コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコ
マンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して
伝送される。
S101にて始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、RAM102に設けら
れた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110〜S120の処理のいずれかを
選択して実行する。なお、特別図柄プロセス処理の各処理(ステップS110〜S120
)では、各処理に対応した演出制御コマンドを演出制御基板12に送信するための送信設
定が行われる。
れた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110〜S120の処理のいずれかを
選択して実行する。なお、特別図柄プロセス処理の各処理(ステップS110〜S120
)では、各処理に対応した演出制御コマンドを演出制御基板12に送信するための送信設
定が行われる。
ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”(初期値)
のときに実行される。この特別図柄通常処理では、保留情報の有無などに基づいて、第1
特図ゲーム又は第2特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常
処理では、表示結果決定用の乱数値に基づき、特別図柄や飾り図柄の表示結果を「大当り
」または「小当り」とするか否かや「大当り」とする場合の大当り種別を、その表示結果
が導出表示される以前に決定(事前決定)する。さらに、特別図柄通常処理では、決定さ
れた表示結果に対応して、特図ゲームにおいて停止表示させる確定特別図柄(大当り図柄
や小当り図柄、ハズレ図柄のいずれか)が設定される。その後、特図プロセスフラグの値
が“1”に更新され、特別図柄通常処理は終了する。なお、第2特図を用いた特図ゲーム
が第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるようにしてもよい(特図2優先
消化ともいう)。また、第1始動入賞口及び第2始動入賞口への遊技球の入賞順序を記憶
し、入賞順に特図ゲームの開始条件を成立させるようにしてもよい(入賞順消化ともいう
)。
のときに実行される。この特別図柄通常処理では、保留情報の有無などに基づいて、第1
特図ゲーム又は第2特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常
処理では、表示結果決定用の乱数値に基づき、特別図柄や飾り図柄の表示結果を「大当り
」または「小当り」とするか否かや「大当り」とする場合の大当り種別を、その表示結果
が導出表示される以前に決定(事前決定)する。さらに、特別図柄通常処理では、決定さ
れた表示結果に対応して、特図ゲームにおいて停止表示させる確定特別図柄(大当り図柄
や小当り図柄、ハズレ図柄のいずれか)が設定される。その後、特図プロセスフラグの値
が“1”に更新され、特別図柄通常処理は終了する。なお、第2特図を用いた特図ゲーム
が第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるようにしてもよい(特図2優先
消化ともいう)。また、第1始動入賞口及び第2始動入賞口への遊技球の入賞順序を記憶
し、入賞順に特図ゲームの開始条件を成立させるようにしてもよい(入賞順消化ともいう
)。
乱数値に基づき各種の決定を行う場合には、ROM101に格納されている各種のテー
ブル(乱数値と比較される決定値が決定結果に割り当てられているテーブル)が参照され
る。主基板11における他の決定、演出制御基板12における各種の決定についても同じ
である。演出制御基板12においては、各種のテーブルがROM121に格納されている
。
ブル(乱数値と比較される決定値が決定結果に割り当てられているテーブル)が参照され
る。主基板11における他の決定、演出制御基板12における各種の決定についても同じ
である。演出制御基板12においては、各種のテーブルがROM121に格納されている
。
ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のとき
に実行される。この変動パターン設定処理には、表示結果を「大当り」または「小当り」
とするか否かの事前決定結果等に基づき、変動パターン決定用の乱数値を用いて変動パタ
ーンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。変動パターン設定処理で
は、変動パターンを決定したときに、特図プロセスフラグの値が“2”に更新され、変動
パターン設定処理は終了する。
に実行される。この変動パターン設定処理には、表示結果を「大当り」または「小当り」
とするか否かの事前決定結果等に基づき、変動パターン決定用の乱数値を用いて変動パタ
ーンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。変動パターン設定処理で
は、変動パターンを決定したときに、特図プロセスフラグの値が“2”に更新され、変動
パターン設定処理は終了する。
変動パターンは、特図ゲームの実行時間(特図変動時間)(飾り図柄の可変表示の実行
時間でもある)や、飾り図柄の可変表示の態様(リーチの有無等)、飾り図柄の可変表示
中の演出内容(リーチ演出の種類等)を指定するものであり、可変表示パターンとも呼ば
れる。
時間でもある)や、飾り図柄の可変表示の態様(リーチの有無等)、飾り図柄の可変表示
中の演出内容(リーチ演出の種類等)を指定するものであり、可変表示パターンとも呼ば
れる。
ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実
行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装
置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開
始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。また、計測された経過時間が
変動パターンに対応する特図変動時間に達したか否かの判定も行われる。そして、特別図
柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラ
グの値が“3”に更新され、特別図柄変動処理は終了する。
行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装
置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開
始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。また、計測された経過時間が
変動パターンに対応する特図変動時間に達したか否かの判定も行われる。そして、特別図
柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラ
グの値が“3”に更新され、特別図柄変動処理は終了する。
ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実
行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装
置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の表示結果となる確定特別図柄を停止表
示(導出)させるための設定を行う処理が含まれている。そして、表示結果が「大当り」
である場合には特図プロセスフラグの値が“4”に更新される。その一方で、大当りフラ
グがオフであり、表示結果が「小当り」である場合には、特図プロセスフラグの値が“8
”に更新される。また、表示結果が「ハズレ」である場合には、特図プロセスフラグの値
が“0”に更新される。表示結果が「小当り」又は「ハズレ」である場合、時短状態や確
変状態に制御されているときであって、回数切りの終了成立する場合には、遊技状態も更
新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、特別図柄停止処理は終了する。
行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装
置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の表示結果となる確定特別図柄を停止表
示(導出)させるための設定を行う処理が含まれている。そして、表示結果が「大当り」
である場合には特図プロセスフラグの値が“4”に更新される。その一方で、大当りフラ
グがオフであり、表示結果が「小当り」である場合には、特図プロセスフラグの値が“8
”に更新される。また、表示結果が「ハズレ」である場合には、特図プロセスフラグの値
が“0”に更新される。表示結果が「小当り」又は「ハズレ」である場合、時短状態や確
変状態に制御されているときであって、回数切りの終了成立する場合には、遊技状態も更
新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、特別図柄停止処理は終了する。
ステップS114の大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実
行される。この大当り開放前処理には、表示結果が「大当り」となったことなどに基づき
、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設
定を行う処理などが含まれている。大入賞口を開放状態とするときには、大入賞口扉用の
ソレノイド82に対してソレノイド駆動信号を供給する処理が実行される。このときには
、例えば大当り種別がいずれであるかに対応して、大入賞口を開放状態とする開放上限期
間や、ラウンドの上限実行回数を設定する。これらの設定が終了すると、特図プロセスフ
ラグの値が“5”に更新され、大当り開放前処理は終了する。
行される。この大当り開放前処理には、表示結果が「大当り」となったことなどに基づき
、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設
定を行う処理などが含まれている。大入賞口を開放状態とするときには、大入賞口扉用の
ソレノイド82に対してソレノイド駆動信号を供給する処理が実行される。このときには
、例えば大当り種別がいずれであるかに対応して、大入賞口を開放状態とする開放上限期
間や、ラウンドの上限実行回数を設定する。これらの設定が終了すると、特図プロセスフ
ラグの値が“5”に更新され、大当り開放前処理は終了する。
ステップS115の大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実
行される。この大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測
する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の
個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否か
を判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、大入
賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の供給を停止させる処理などを実
行した後、特図プロセスフラグの値が“6”に更新し、大当り開放中処理を終了する。
行される。この大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測
する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の
個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否か
を判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、大入
賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の供給を停止させる処理などを実
行した後、特図プロセスフラグの値が“6”に更新し、大当り開放中処理を終了する。
ステップS116の大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実
行される。この大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が
設定された上限実行回数に達したか否かを判定する処理や、上限実行回数に達した場合に
大当り遊技状態を終了させるための設定を行う処理などが含まれている。そして、ラウン
ドの実行回数が上限実行回数に達していないときには、特図プロセスフラグの値が“5”
に更新される一方、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達したときには、特図プロセス
フラグの値が“7”に更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、大当り解放
後処理は終了する。
行される。この大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が
設定された上限実行回数に達したか否かを判定する処理や、上限実行回数に達した場合に
大当り遊技状態を終了させるための設定を行う処理などが含まれている。そして、ラウン
ドの実行回数が上限実行回数に達していないときには、特図プロセスフラグの値が“5”
に更新される一方、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達したときには、特図プロセス
フラグの値が“7”に更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、大当り解放
後処理は終了する。
ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行
される。この大当り終了処理には、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエ
ンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、大
当り遊技状態の終了に対応して確変制御や時短制御を開始するための各種の設定を行う処
理などが含まれている。こうした設定が行われたときには、特図プロセスフラグの値が“
0”に更新され、大当り終了処理は終了する。
される。この大当り終了処理には、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエ
ンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、大
当り遊技状態の終了に対応して確変制御や時短制御を開始するための各種の設定を行う処
理などが含まれている。こうした設定が行われたときには、特図プロセスフラグの値が“
0”に更新され、大当り終了処理は終了する。
ステップS118の小当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“8”のときに実
行される。この小当り開放前処理には、表示結果が「小当り」となったことに基づき、小
当り遊技状態において大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれてい
る。このときには、特図プロセスフラグの値が“9”に更新され、小当り開放前処理は終
了する。
行される。この小当り開放前処理には、表示結果が「小当り」となったことに基づき、小
当り遊技状態において大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれてい
る。このときには、特図プロセスフラグの値が“9”に更新され、小当り開放前処理は終
了する。
ステップS119の小当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“9”のときに実
行される。この小当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測
する処理や、その計測した経過時間などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に
戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。大入賞口を閉鎖状態
に戻して小当り遊技状態の終了タイミングとなったときには、特図プロセスフラグの値が
“10”に更新され、小当り開放中処理は終了する。
行される。この小当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測
する処理や、その計測した経過時間などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に
戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。大入賞口を閉鎖状態
に戻して小当り遊技状態の終了タイミングとなったときには、特図プロセスフラグの値が
“10”に更新され、小当り開放中処理は終了する。
ステップS120の小当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“10”のときに実
行される。この小当り終了処理には、小当り遊技状態の終了を報知する演出動作が実行さ
れる期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理などが含まれている。ここで、
小当り遊技状態が終了するときには、小当り遊技状態となる以前のパチンコ遊技機1にお
ける遊技状態を継続させる。小当り遊技状態の終了時における待ち時間が経過したときに
は、特図プロセスフラグの値が“0”に更新され、小当り終了処理は終了する。
行される。この小当り終了処理には、小当り遊技状態の終了を報知する演出動作が実行さ
れる期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理などが含まれている。ここで、
小当り遊技状態が終了するときには、小当り遊技状態となる以前のパチンコ遊技機1にお
ける遊技状態を継続させる。小当り遊技状態の終了時における待ち時間が経過したときに
は、特図プロセスフラグの値が“0”に更新され、小当り終了処理は終了する。
(演出制御基板12の主要な動作)
次に、演出制御基板12における主要な動作を説明する。演出制御基板12では、電源
基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、図6のフロ
ーチャートに示すような演出制御メイン処理を実行する。図6に示す演出制御メイン処理
を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して(ステッ
プS71)、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載さ
れたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。また、初期動作制御処理
を実行する(ステップS72)。初期動作制御処理では、可動体32を駆動して初期位置
に戻す制御、所定の動作確認を行う制御といった可動体32の初期動作を行う制御が実行
される。
次に、演出制御基板12における主要な動作を説明する。演出制御基板12では、電源
基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、図6のフロ
ーチャートに示すような演出制御メイン処理を実行する。図6に示す演出制御メイン処理
を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して(ステッ
プS71)、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載さ
れたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。また、初期動作制御処理
を実行する(ステップS72)。初期動作制御処理では、可動体32を駆動して初期位置
に戻す制御、所定の動作確認を行う制御といった可動体32の初期動作を行う制御が実行
される。
その後、タイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う(ステップS73
)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2
ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオ
フであれば(ステップS73;No)、ステップS73の処理を繰り返し実行して待機す
る。
)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2
ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオ
フであれば(ステップS73;No)、ステップS73の処理を繰り返し実行して待機す
る。
また、演出制御基板12の側では、所定時間が経過するごとに発生するタイマ割込みと
は別に、主基板11からの演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割
込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生す
る割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、
演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態
にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが
望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる
割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信
割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主
基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドを
取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えばRAM122に設けられた
演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込
み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。
は別に、主基板11からの演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割
込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生す
る割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、
演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態
にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが
望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる
割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信
割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主
基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドを
取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えばRAM122に設けられた
演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込
み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。
ステップS73にてタイマ割込みフラグがオンである場合には(ステップS73;Ye
s)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS74)、コ
マンド解析処理を実行する(ステップS75)。コマンド解析処理では、例えば主基板1
1の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッ
ファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出
制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。例えば、どの演出制御コマンドを受
信したかや演出制御コマンドが特定する内容等を演出制御プロセス処理等で確認できるよ
うに、読み出された演出制御コマンドをRAM122の所定領域に格納したり、RAM1
22に設けられた受信フラグをオンしたりする。また、演出制御コマンドが遊技状態を特
定する場合、遊技状態に応じた背景の表示を表示制御部123に指示してもよい。
s)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS74)、コ
マンド解析処理を実行する(ステップS75)。コマンド解析処理では、例えば主基板1
1の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッ
ファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出
制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。例えば、どの演出制御コマンドを受
信したかや演出制御コマンドが特定する内容等を演出制御プロセス処理等で確認できるよ
うに、読み出された演出制御コマンドをRAM122の所定領域に格納したり、RAM1
22に設けられた受信フラグをオンしたりする。また、演出制御コマンドが遊技状態を特
定する場合、遊技状態に応じた背景の表示を表示制御部123に指示してもよい。
ステップS75にてコマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行
する(ステップS76)。演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域
における演出画像の表示動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ
9及び装飾用LEDといった装飾発光体における点灯動作、可動体32の駆動動作といっ
た、各種の演出装置を動作させる制御が行われる。また、各種の演出装置を用いた演出動
作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決
定、設定などが行われる。
する(ステップS76)。演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域
における演出画像の表示動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ
9及び装飾用LEDといった装飾発光体における点灯動作、可動体32の駆動動作といっ
た、各種の演出装置を動作させる制御が行われる。また、各種の演出装置を用いた演出動
作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決
定、設定などが行われる。
ステップS76の演出制御プロセス処理に続いて、演出用乱数更新処理が実行され(ス
テップS77)、演出制御基板12の側で用いられる演出用乱数の少なくとも一部がソフ
トウェアにより更新される。その後、ステップS73の処理に戻る。ステップS73の処
理に戻る前に、他の処理が実行されてもよい。
テップS77)、演出制御基板12の側で用いられる演出用乱数の少なくとも一部がソフ
トウェアにより更新される。その後、ステップS73の処理に戻る。ステップS73の処
理に戻る前に、他の処理が実行されてもよい。
図7は、演出制御プロセス処理として、図6のステップS76にて実行される処理の一
例を示すフローチャートである。図7に示す演出制御プロセス処理において、演出制御用
CPU120は、まず、先読予告設定処理を実行する(ステップS161)。先読予告設
定処理では、例えば、主基板11から送信された始動入賞時の演出制御コマンドに基づい
て、先読み予告演出を実行するための判定や決定、設定などが行われる。また、当該演出
制御コマンドから特定される保留記憶数に基づき保留表示を表示するための処理が実行さ
れる。
例を示すフローチャートである。図7に示す演出制御プロセス処理において、演出制御用
CPU120は、まず、先読予告設定処理を実行する(ステップS161)。先読予告設
定処理では、例えば、主基板11から送信された始動入賞時の演出制御コマンドに基づい
て、先読み予告演出を実行するための判定や決定、設定などが行われる。また、当該演出
制御コマンドから特定される保留記憶数に基づき保留表示を表示するための処理が実行さ
れる。
ステップS161の処理を実行した後、演出制御用CPU120は、例えばRAM12
2に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170〜S1
77の処理のいずれかを選択して実行する。
2に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170〜S1
77の処理のいずれかを選択して実行する。
ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”(初期
値)のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11から可変
表示の開始を指定するコマンドなどを受信したか否かに基づき、画像表示装置5における
飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。画像表示装置5
における飾り図柄の可変表示を開始すると判定された場合、演出プロセスフラグの値を“
1”に更新し、可変表示開始待ち処理を終了する。
値)のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11から可変
表示の開始を指定するコマンドなどを受信したか否かに基づき、画像表示装置5における
飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。画像表示装置5
における飾り図柄の可変表示を開始すると判定された場合、演出プロセスフラグの値を“
1”に更新し、可変表示開始待ち処理を終了する。
ステップS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のとき
に実行される処理である。この可変表示開始設定処理では、演出制御コマンドにより特定
される表示結果や変動パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の表示結果(確定飾り図
柄)、飾り図柄の可変表示の態様、リーチ演出や各種予告演出などの各種演出の実行の有
無やその態様や実行開始タイミングなどを決定する。そして、その決定結果等を反映した
演出制御パターン(表示制御部123に演出の実行を指示するための制御データの集まり
)を設定する。その後、設定した演出制御パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の実
行開始を表示制御部123に指示し、演出プロセスフラグの値を“2”に更新し、可変表
示開始設定処理を終了する。表示制御部123は、飾り図柄の可変表示の実行開始の指示
により、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示を開始させる。
に実行される処理である。この可変表示開始設定処理では、演出制御コマンドにより特定
される表示結果や変動パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の表示結果(確定飾り図
柄)、飾り図柄の可変表示の態様、リーチ演出や各種予告演出などの各種演出の実行の有
無やその態様や実行開始タイミングなどを決定する。そして、その決定結果等を反映した
演出制御パターン(表示制御部123に演出の実行を指示するための制御データの集まり
)を設定する。その後、設定した演出制御パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の実
行開始を表示制御部123に指示し、演出プロセスフラグの値を“2”に更新し、可変表
示開始設定処理を終了する。表示制御部123は、飾り図柄の可変表示の実行開始の指示
により、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示を開始させる。
ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに
実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、
表示制御部123を指示することで、ステップS171にて設定された演出制御パターン
に基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、可動体32を駆動さ
せること、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8
Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の
出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、飾
り図柄の可変表示中における各種の演出制御を実行する。こうした演出制御を行った後、
例えば演出制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこ
と、あるいは、主基板11から確定飾り図柄を停止表示させることを指定するコマンドを
受信したことなどに対応して、飾り図柄の表示結果となる確定飾り図柄を停止表示させる
。確定飾り図柄を停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新され、
可変表示中演出処理は終了する。
実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、
表示制御部123を指示することで、ステップS171にて設定された演出制御パターン
に基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、可動体32を駆動さ
せること、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8
Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の
出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、飾
り図柄の可変表示中における各種の演出制御を実行する。こうした演出制御を行った後、
例えば演出制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこ
と、あるいは、主基板11から確定飾り図柄を停止表示させることを指定するコマンドを
受信したことなどに対応して、飾り図柄の表示結果となる確定飾り図柄を停止表示させる
。確定飾り図柄を停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新され、
可変表示中演出処理は終了する。
ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実
行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基
板11から大当り遊技状態又は小当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマン
ドの受信があったか否かを判定する。そして、大当り遊技状態又は小当り遊技状態を開始
することを指定する演出制御コマンドを受信したきに、そのコマンドが大当り遊技状態の
開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を“6”に更新する。これに対し
て、そのコマンドが小当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグ
の値を小当り中演出処理に対応した値である“4”に更新する。また、大当り遊技状態又
は小当り遊技状態を開始することを指定するコマンドを受信せずに、当該コマンドの受信
待ち時間が経過したときには、特図ゲームにおける表示結果が「ハズレ」であったと判定
して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。演出プロセスフラグの
値を更新すると、特図当り待ち処理を終了する。
行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基
板11から大当り遊技状態又は小当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマン
ドの受信があったか否かを判定する。そして、大当り遊技状態又は小当り遊技状態を開始
することを指定する演出制御コマンドを受信したきに、そのコマンドが大当り遊技状態の
開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を“6”に更新する。これに対し
て、そのコマンドが小当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグ
の値を小当り中演出処理に対応した値である“4”に更新する。また、大当り遊技状態又
は小当り遊技状態を開始することを指定するコマンドを受信せずに、当該コマンドの受信
待ち時間が経過したときには、特図ゲームにおける表示結果が「ハズレ」であったと判定
して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。演出プロセスフラグの
値を更新すると、特図当り待ち処理を終了する。
ステップS174の小当り中演出処理は、演出制御プロセスフラグの値が“4”のとき
に実行される処理である。この小当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、
例えば小当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設
定内容に基づく小当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、小当り中演出
処理では、例えば主基板11から小当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受
信したことに対応して、演出プロセスフラグの値を小当り終了演出に対応した値である“
5”に更新し、小当り中演出処理を終了する。
に実行される処理である。この小当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、
例えば小当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設
定内容に基づく小当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、小当り中演出
処理では、例えば主基板11から小当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受
信したことに対応して、演出プロセスフラグの値を小当り終了演出に対応した値である“
5”に更新し、小当り中演出処理を終了する。
ステップS175の小当り終了演出処理は、演出制御プロセスフラグの値が“5”のと
きに実行される処理である。この小当り終了演出処理において、演出制御用CPU120
は、例えば小当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定
内容に基づく小当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。その後、演出
プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、小当り終了演出処理を終了する。
きに実行される処理である。この小当り終了演出処理において、演出制御用CPU120
は、例えば小当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定
内容に基づく小当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。その後、演出
プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、小当り終了演出処理を終了する。
ステップS176の大当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実
行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例え
ば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内
容に基づく大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理
では、例えば主基板11から大当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受信し
たことに対応して、演出制御プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値で
ある“7”に更新し、大当り中演出処理を終了する。
行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例え
ば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内
容に基づく大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理
では、例えば主基板11から大当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受信し
たことに対応して、演出制御プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値で
ある“7”に更新し、大当り中演出処理を終了する。
ステップS177のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のとき
に実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120
は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定
内容に基づく大当り遊技状態の終了時におけるエンディング演出の各種の演出制御を実行
する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、エンディング演
出処理を終了する。
に実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120
は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定
内容に基づく大当り遊技状態の終了時におけるエンディング演出の各種の演出制御を実行
する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、エンディング演
出処理を終了する。
(基本説明の変形例)
この発明は、上記基本説明で説明したパチンコ遊技機1に限定されず、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で、様々な変形及び応用が可能である。
この発明は、上記基本説明で説明したパチンコ遊技機1に限定されず、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で、様々な変形及び応用が可能である。
上記基本説明のパチンコ遊技機1は、入賞の発生に基づいて所定数の遊技媒体を景品と
して払い出す払出式遊技機であったが、遊技媒体を封入し入賞の発生に基づいて得点を付
与する封入式遊技機であってもよい。
して払い出す払出式遊技機であったが、遊技媒体を封入し入賞の発生に基づいて得点を付
与する封入式遊技機であってもよい。
特別図柄の可変表示中に表示されるものは1種類の図柄(例えば、「−」を示す記号)
だけで、当該図柄の表示と消灯とを繰り返すことによって可変表示を行うようにしてもよ
い。さらに可変表示中に当該図柄が表示されるものも、可変表示の停止時には、当該図柄
が表示されなくてもよい(表示結果としては「−」を示す記号が表示されなくてもよい)
。
だけで、当該図柄の表示と消灯とを繰り返すことによって可変表示を行うようにしてもよ
い。さらに可変表示中に当該図柄が表示されるものも、可変表示の停止時には、当該図柄
が表示されなくてもよい(表示結果としては「−」を示す記号が表示されなくてもよい)
。
上記基本説明では、遊技機としてパチンコ遊技機1を示したが、メダルが投入されて所
定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転さ
せ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合
せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるゲームを
実行可能なスロット機(例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、RT、AT、A
RT、CZ(以下、ボーナス等)のうち1以上を搭載するスロット機)にも本発明を適用
可能である。
定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転さ
せ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合
せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるゲームを
実行可能なスロット機(例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、RT、AT、A
RT、CZ(以下、ボーナス等)のうち1以上を搭載するスロット機)にも本発明を適用
可能である。
本発明を実現するためのプログラム及びデータは、パチンコ遊技機1に含まれるコンピ
ュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定される
ものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にインストールしておくこと
で配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及び
データは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワ
ーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない
。
ュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定される
ものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にインストールしておくこと
で配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及び
データは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワ
ーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない
。
そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するもの
だけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモ
リ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネッ
トワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としても
よい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うこ
とによりゲームを実行するような形態とすることもできる。
だけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモ
リ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネッ
トワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としても
よい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うこ
とによりゲームを実行するような形態とすることもできる。
なお、本明細書において、演出の実行割合などの各種割合の比較の表現(「高い」、「
低い」、「異ならせる」などの表現)は、一方が「0%」の割合であることを含んでもよ
い。例えば、一方が「0%」の割合で、他方が「100%」の割合又は「100%」未満
の割合であることも含む。
低い」、「異ならせる」などの表現)は、一方が「0%」の割合であることを含んでもよ
い。例えば、一方が「0%」の割合で、他方が「100%」の割合又は「100%」未満
の割合であることも含む。
(特徴部126AK〜128AKに関する説明)
図8−1は、特徴部126AK〜128AKに関し、画像表示装置5における画面表示
の構成例126AKP0を示している。構成例126AKP0において、画像表示装置5
の画面上には、アクティブ表示エリア126AKA1、第1保留表示エリア126AKB
1、第2保留表示エリア126AKB2が設けられている。アクティブ表示エリア126
AKA1では、実行中の可変表示に対応した演出画像の表示によるアクティブ表示が行わ
れる。第1保留表示エリア126AKB1では、第1保留記憶数に応じて、実行が保留さ
れている可変表示に対応した演出画像の表示による保留表示が行われる。第2保留表示エ
リア126AKB2では、第2保留記憶数に応じて、実行が保留されている可変表示に対
応した演出画像の表示による保留表示が行われる。このように、アクティブ表示エリア1
26AKA1、第1保留表示エリア126AKB1、第2保留表示エリア126AKB2
では、可変表示に関する情報に基づいて特定表示となるアクティブ表示や保留表示が可能
である。第1保留表示エリア126AKB1における保留表示は「第1保留表示」とも称
され、第2保留表示エリア126AKB2における保留表示は「第2保留表示」とも称さ
れる。
図8−1は、特徴部126AK〜128AKに関し、画像表示装置5における画面表示
の構成例126AKP0を示している。構成例126AKP0において、画像表示装置5
の画面上には、アクティブ表示エリア126AKA1、第1保留表示エリア126AKB
1、第2保留表示エリア126AKB2が設けられている。アクティブ表示エリア126
AKA1では、実行中の可変表示に対応した演出画像の表示によるアクティブ表示が行わ
れる。第1保留表示エリア126AKB1では、第1保留記憶数に応じて、実行が保留さ
れている可変表示に対応した演出画像の表示による保留表示が行われる。第2保留表示エ
リア126AKB2では、第2保留記憶数に応じて、実行が保留されている可変表示に対
応した演出画像の表示による保留表示が行われる。このように、アクティブ表示エリア1
26AKA1、第1保留表示エリア126AKB1、第2保留表示エリア126AKB2
では、可変表示に関する情報に基づいて特定表示となるアクティブ表示や保留表示が可能
である。第1保留表示エリア126AKB1における保留表示は「第1保留表示」とも称
され、第2保留表示エリア126AKB2における保留表示は「第2保留表示」とも称さ
れる。
第1保留表示エリア126AKB1は、例えば右詰めで第1保留表示が行われるように
表示領域が構成されていればよい。第1保留表示エリア126AKB1には、第1保留記
憶数の上限値である「4」にあわせた4つの表示部位が設けられ、右端から順に保留番号
の「1」、「2」、「3」、「4」と対応付けられていればよい。第1始動入賞口に遊技
球が進入したことに基づいて、第1特図ゲームに対応した第1保留記憶数が増加する。こ
のとき、第1保留表示エリア126AKB1にて他の第1保留表示がなければ、第1保留
表示エリア126AKB1で保留番号が「1」に対応した右端の表示部位にて、増加分の
第1保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第1保留表示を示す演出画像の表示を
追加する。第1保留表示エリア126AKB1に他の第1保留表示があれば、第1保留表
示エリア126AKB1で他の第1保留表示が行われている表示部位の左隣にあり非表示
状態となっている表示部位(保留番号が「2」〜「4」のいずれかに対応した表示部位)
にて、増加分の第1保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第1保留表示を示す演
出画像の表示を追加する。第1保留表示エリア126AKB1にて1または複数の第1保
留表示がある場合に、新たな第1特図ゲームが開始されるときには、第1保留表示エリア
126AKB1で保留番号が「1」に対応した右端の表示部位にて、第1保留表示を消去
(消化)する。このとき、他の保留番号である「2」〜「4」に対応した表示部位におけ
る第1保留表示があれば、それらの第1保留表示を、消去した表示部位の方向である右側
に移動(シフト)させる。このように、第1保留表示エリア126AKB1では、第1保
留記憶数に応じて、未だ開始されずに実行が保留されている第1特図ゲームに対応する第
1保留表示が可能である。
表示領域が構成されていればよい。第1保留表示エリア126AKB1には、第1保留記
憶数の上限値である「4」にあわせた4つの表示部位が設けられ、右端から順に保留番号
の「1」、「2」、「3」、「4」と対応付けられていればよい。第1始動入賞口に遊技
球が進入したことに基づいて、第1特図ゲームに対応した第1保留記憶数が増加する。こ
のとき、第1保留表示エリア126AKB1にて他の第1保留表示がなければ、第1保留
表示エリア126AKB1で保留番号が「1」に対応した右端の表示部位にて、増加分の
第1保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第1保留表示を示す演出画像の表示を
追加する。第1保留表示エリア126AKB1に他の第1保留表示があれば、第1保留表
示エリア126AKB1で他の第1保留表示が行われている表示部位の左隣にあり非表示
状態となっている表示部位(保留番号が「2」〜「4」のいずれかに対応した表示部位)
にて、増加分の第1保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第1保留表示を示す演
出画像の表示を追加する。第1保留表示エリア126AKB1にて1または複数の第1保
留表示がある場合に、新たな第1特図ゲームが開始されるときには、第1保留表示エリア
126AKB1で保留番号が「1」に対応した右端の表示部位にて、第1保留表示を消去
(消化)する。このとき、他の保留番号である「2」〜「4」に対応した表示部位におけ
る第1保留表示があれば、それらの第1保留表示を、消去した表示部位の方向である右側
に移動(シフト)させる。このように、第1保留表示エリア126AKB1では、第1保
留記憶数に応じて、未だ開始されずに実行が保留されている第1特図ゲームに対応する第
1保留表示が可能である。
第2保留表示エリア126AKB2は、例えば左詰めで第2保留表示が行われるように
表示領域が構成されていればよい。第2保留表示エリア126AKB2には、第2保留記
憶数の上限値である「4」にあわせた4つの表示部位が設けられ、左端から順に保留番号
の「1」、「2」、「3」、「4」と対応付けられていればよい。第2始動入賞口に遊技
球が進入したことに基づいて、第2特図ゲームに対応した第2保留記憶数が増加する。こ
のとき、第2保留表示エリア126AKB2にて他の第2保留表示がなければ、第2保留
表示エリア126AKB2で保留番号が「1」に対応した左端の表示部位にて、増加分の
第2保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第2保留表示を示す演出画像の表示を
追加する。第2保留表示エリア126AKB2に他の第2保留表示があれば、第2保留表
示エリア126AKB2で他の第2保留表示が行われている表示部位の右隣にあり非表示
状態となっている表示部位(保留番号が「2」〜「4」のいずれかに対応した表示部位)
にて、増加分の第2保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第2保留表示を示す演
出画像の表示を追加する。第2保留表示エリア126AKB2にて1または複数の第2保
留表示がある場合に、新たな第2特図ゲームが開始されるときには、第2保留表示エリア
126AKB2で保留番号が「1」に対応した左端の表示部位にて、第2保留表示を消去
(消化)する。このとき、他の保留番号である「2」〜「4」に対応した表示部位におけ
る第2保留表示があれば、それらの第2保留表示を、消去した表示部位の方向である左側
に移動(シフト)させる。このように、第2保留表示エリア126AKB2では、第2保
留記憶数に応じて、未だ開始されずに実行が保留されている第2特図ゲームに対応する第
2保留表示が可能である。
表示領域が構成されていればよい。第2保留表示エリア126AKB2には、第2保留記
憶数の上限値である「4」にあわせた4つの表示部位が設けられ、左端から順に保留番号
の「1」、「2」、「3」、「4」と対応付けられていればよい。第2始動入賞口に遊技
球が進入したことに基づいて、第2特図ゲームに対応した第2保留記憶数が増加する。こ
のとき、第2保留表示エリア126AKB2にて他の第2保留表示がなければ、第2保留
表示エリア126AKB2で保留番号が「1」に対応した左端の表示部位にて、増加分の
第2保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第2保留表示を示す演出画像の表示を
追加する。第2保留表示エリア126AKB2に他の第2保留表示があれば、第2保留表
示エリア126AKB2で他の第2保留表示が行われている表示部位の右隣にあり非表示
状態となっている表示部位(保留番号が「2」〜「4」のいずれかに対応した表示部位)
にて、増加分の第2保留記憶数に対応する保留表示として、新たな第2保留表示を示す演
出画像の表示を追加する。第2保留表示エリア126AKB2にて1または複数の第2保
留表示がある場合に、新たな第2特図ゲームが開始されるときには、第2保留表示エリア
126AKB2で保留番号が「1」に対応した左端の表示部位にて、第2保留表示を消去
(消化)する。このとき、他の保留番号である「2」〜「4」に対応した表示部位におけ
る第2保留表示があれば、それらの第2保留表示を、消去した表示部位の方向である左側
に移動(シフト)させる。このように、第2保留表示エリア126AKB2では、第2保
留記憶数に応じて、未だ開始されずに実行が保留されている第2特図ゲームに対応する第
2保留表示が可能である。
アクティブ表示エリア126AKA1では、第1特図ゲームの開始に対応して、第1保
留表示エリア126AKB1にて消去(消化)された第1保留表示に応じたアクティブ表
示が開始される。また、アクティブ表示エリア126AKA1では、第2特図ゲームの開
始に対応して、第2保留表示エリア126AKB2にて消去(消化)された第2保留表示
に応じたアクティブ表示が開始される。なお、第1保留表示や第2保留表示とアクティブ
表示とでは、色彩や模様が共通するものであればよく、例えばアクティブ表示は第1保留
表示や第2保留表示よりも大きく表示されるものであってもよい。なお、アクティブ表示
の表示態様は、アクティブ表示変化演出が実行されることにより、第1保留表示や第2保
留表示のときとは異なる表示態様に変化する場合があってもよい。
留表示エリア126AKB1にて消去(消化)された第1保留表示に応じたアクティブ表
示が開始される。また、アクティブ表示エリア126AKA1では、第2特図ゲームの開
始に対応して、第2保留表示エリア126AKB2にて消去(消化)された第2保留表示
に応じたアクティブ表示が開始される。なお、第1保留表示や第2保留表示とアクティブ
表示とでは、色彩や模様が共通するものであればよく、例えばアクティブ表示は第1保留
表示や第2保留表示よりも大きく表示されるものであってもよい。なお、アクティブ表示
の表示態様は、アクティブ表示変化演出が実行されることにより、第1保留表示や第2保
留表示のときとは異なる表示態様に変化する場合があってもよい。
画像表示装置5の画面上には、第1保留表示エリア126AKB1と第2保留表示エリ
ア126AKB2との間に、アクティブ表示エリア126AKA1が配置されている。こ
れに対し、アクティブ表示エリア126AKA1や、第1保留表示エリア126AKB1
、第2保留表示エリア126AKB2は、画像表示装置5の画面上における任意の位置に
配置されていればよい。例えばアクティブ表示エリア126AKA1の配置は変更せずに
、第1保留表示エリア126AKB1と第2保留表示エリア126AKB2とを入れ替え
て配置したものでもよい。
ア126AKB2との間に、アクティブ表示エリア126AKA1が配置されている。こ
れに対し、アクティブ表示エリア126AKA1や、第1保留表示エリア126AKB1
、第2保留表示エリア126AKB2は、画像表示装置5の画面上における任意の位置に
配置されていればよい。例えばアクティブ表示エリア126AKA1の配置は変更せずに
、第1保留表示エリア126AKB1と第2保留表示エリア126AKB2とを入れ替え
て配置したものでもよい。
図8−2は、特徴部126AK〜128AKに関し、始動口入賞時コマンドとして用い
られる演出制御コマンドの構成例を示している。特別図柄プロセス処理のステップS10
1にて実行される始動入賞判定処理では、始動入賞の発生を指定する演出制御コマンドを
送信するための送信設定が行われる。始動入賞の発生を指定する演出制御コマンドとして
、始動口入賞指定コマンドが予め用意されている。また、始動入賞判定処理では、保留記
憶数を指定する演出制御コマンドを送信するための送信設定が行われる。保留記憶数を指
定する演出制御コマンドとして、保留記憶数通知コマンドが予め用意されている。さらに
、始動入賞判定処理では、先読み判定の判定結果を指定する演出制御コマンドを送信する
ための送信設定が行われる。先読み判定の判定結果を指定する演出制御コマンドとして、
入賞時判定結果コマンドが予め用意されている。
られる演出制御コマンドの構成例を示している。特別図柄プロセス処理のステップS10
1にて実行される始動入賞判定処理では、始動入賞の発生を指定する演出制御コマンドを
送信するための送信設定が行われる。始動入賞の発生を指定する演出制御コマンドとして
、始動口入賞指定コマンドが予め用意されている。また、始動入賞判定処理では、保留記
憶数を指定する演出制御コマンドを送信するための送信設定が行われる。保留記憶数を指
定する演出制御コマンドとして、保留記憶数通知コマンドが予め用意されている。さらに
、始動入賞判定処理では、先読み判定の判定結果を指定する演出制御コマンドを送信する
ための送信設定が行われる。先読み判定の判定結果を指定する演出制御コマンドとして、
入賞時判定結果コマンドが予め用意されている。
図8−2(A)は、始動口入賞指定コマンド、保留記憶数通知コマンド、入賞時判定結
果コマンドの設定例を示している。始動口入賞指定コマンドは、第1始動口入賞指定コマ
ンドとなるコマンドB100Hと、第2始動口入賞指定コマンドとなるコマンドB200
Hとを含んでいる。なお、添字Hは16進数であることを示している。保留記憶数通知コ
マンドは、第1保留記憶数通知コマンドとなるコマンドC1XXHと、第2保留記憶数通
知コマンドとなるコマンドC2XXHとを含んでいる。なお、XXHは不特定の16進数
であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であれ
ばよい。保留記憶数通知コマンドでは、第1保留記憶数や第2保留記憶数に応じて、異な
るEXTデータ(例えば00H〜04Hのいずれか)が設定される。入賞時判定結果コマ
ンドは、先読み判定の判定結果に応じて設定される値を含むコマンドC4XXHであれば
よい。
果コマンドの設定例を示している。始動口入賞指定コマンドは、第1始動口入賞指定コマ
ンドとなるコマンドB100Hと、第2始動口入賞指定コマンドとなるコマンドB200
Hとを含んでいる。なお、添字Hは16進数であることを示している。保留記憶数通知コ
マンドは、第1保留記憶数通知コマンドとなるコマンドC1XXHと、第2保留記憶数通
知コマンドとなるコマンドC2XXHとを含んでいる。なお、XXHは不特定の16進数
であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であれ
ばよい。保留記憶数通知コマンドでは、第1保留記憶数や第2保留記憶数に応じて、異な
るEXTデータ(例えば00H〜04Hのいずれか)が設定される。入賞時判定結果コマ
ンドは、先読み判定の判定結果に応じて設定される値を含むコマンドC4XXHであれば
よい。
入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイ
ッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したときには、第1保留記
憶数が上限値に達していないと判定されることにより、第1始動条件が成立する。第1始
動条件は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲーム(第1特図ゲー
ム)を実行するための条件である。第1始動条件が成立したときには、主基板11から演
出制御基板12に対して、第1始動口入賞指定コマンド、入賞時判定結果コマンド、第1
保留記憶数通知コマンドが送信される。可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を
通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始
動入賞)が発生したときには、第2保留記憶数が上限値に達していないと判定されること
により、第2始動条件が成立する。第2始動条件は、第2特別図柄表示装置4Bによる第
2特図を用いた特図ゲーム(第2特図ゲーム)を実行するための条件である。第2始動条
件が成立したときには、主基板11から演出制御基板12に対して、第2始動口入賞指定
コマンド、入賞時判定結果コマンド、第2保留記憶数通知コマンドが送信される。
ッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したときには、第1保留記
憶数が上限値に達していないと判定されることにより、第1始動条件が成立する。第1始
動条件は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲーム(第1特図ゲー
ム)を実行するための条件である。第1始動条件が成立したときには、主基板11から演
出制御基板12に対して、第1始動口入賞指定コマンド、入賞時判定結果コマンド、第1
保留記憶数通知コマンドが送信される。可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を
通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始
動入賞)が発生したときには、第2保留記憶数が上限値に達していないと判定されること
により、第2始動条件が成立する。第2始動条件は、第2特別図柄表示装置4Bによる第
2特図を用いた特図ゲーム(第2特図ゲーム)を実行するための条件である。第2始動条
件が成立したときには、主基板11から演出制御基板12に対して、第2始動口入賞指定
コマンド、入賞時判定結果コマンド、第2保留記憶数通知コマンドが送信される。
演出制御基板12の側では、第1始動口入賞指定コマンドを受信することで第1始動条
件の成立を検知でき、第2始動口入賞指定コマンドを受信することで第2始動条件の成立
を検知できる。このように、第1始動口入賞指定コマンドは、第1始動条件の成立を通知
する演出制御コマンドである。第2始動口入賞指定コマンドは、第2始動条件の成立を通
知する演出制御コマンドである。入賞時判定結果コマンドは、第1始動入賞口を通過(進
入)した遊技球の検出時である第1始動入賞時や、第2始動入賞口を通過(進入)した遊
技球の検出時である第2始動入賞時に、乱数回路104などから抽出した遊技用乱数(特
図表示結果決定用の乱数値など)を用いた比較結果(入賞時判定結果)を、演出制御基板
12の側に対して通知する。第1保留記憶数通知コマンドは、第1特図保留記憶数を通知
する。第2保留記憶数通知コマンドは、第2特図保留記憶数を通知する。
件の成立を検知でき、第2始動口入賞指定コマンドを受信することで第2始動条件の成立
を検知できる。このように、第1始動口入賞指定コマンドは、第1始動条件の成立を通知
する演出制御コマンドである。第2始動口入賞指定コマンドは、第2始動条件の成立を通
知する演出制御コマンドである。入賞時判定結果コマンドは、第1始動入賞口を通過(進
入)した遊技球の検出時である第1始動入賞時や、第2始動入賞口を通過(進入)した遊
技球の検出時である第2始動入賞時に、乱数回路104などから抽出した遊技用乱数(特
図表示結果決定用の乱数値など)を用いた比較結果(入賞時判定結果)を、演出制御基板
12の側に対して通知する。第1保留記憶数通知コマンドは、第1特図保留記憶数を通知
する。第2保留記憶数通知コマンドは、第2特図保留記憶数を通知する。
図8−2(B)は、入賞時判定結果コマンドによる通知内容を例示している。入賞時判
定結果コマンドのうち、コマンドC402H、コマンドC403H、コマンドC404H
は、特図表示結果判定用の乱数値が大当り判定範囲内ではない場合に送信されることがあ
り、特図ゲームの表示結果が「ハズレ」に決定されることにより大当り遊技状態には制御
されないとの入賞時判定結果を通知する。一方、コマンドC401Hは、特図表示結果判
定用の乱数値が大当り判定範囲内である場合に送信され、特図ゲームの表示結果が「大当
り」に決定されることにより大当り遊技状態に制御されるとの入賞時判定結果(可変表示
内容が「大当り」)を通知する。なお、コマンドC400Hは、入賞時判定が制限されて
いることを通知する。コマンドC402Hは、変動パターン決定用の乱数値がハズレ時の
スーパーリーチ確定範囲内である場合に送信され、ハズレ時にスーパーリーチを伴う変動
パターンに決定されるとの入賞時判定結果(可変表示内容が「ハズレ時スーパーリーチ確
定」)を通知する。これに対し、コマンドC403Hは、変動パターン決定用の乱数値が
ハズレ時のリーチ確定範囲内である場合に送信され、ハズレ時にリーチ演出を伴う変動パ
ターンに決定されるとの入賞時判定結果(可変表示内容が「ハズレ時リーチ確定」)を通
知する。さらに、コマンドC404Hは、変動パターン決定用の乱数値がハズレ時のスー
パーリーチ確定範囲内でもリーチ確定範囲内でもない場合に送信され、リーチ演出を伴う
変動パターンに決定されない可能性があるとの入賞時判定結果(可変表示内容が「ハズレ
時一般」)を通知する。このように、入賞時判定結果コマンドは、始動入賞時に抽出され
た遊技用乱数を用いて、可変表示結果が「大当り」に決定されるか否かや特定の変動パタ
ーンに決定されるか否かの入賞時判定結果を通知する判定結果情報として送信される。
定結果コマンドのうち、コマンドC402H、コマンドC403H、コマンドC404H
は、特図表示結果判定用の乱数値が大当り判定範囲内ではない場合に送信されることがあ
り、特図ゲームの表示結果が「ハズレ」に決定されることにより大当り遊技状態には制御
されないとの入賞時判定結果を通知する。一方、コマンドC401Hは、特図表示結果判
定用の乱数値が大当り判定範囲内である場合に送信され、特図ゲームの表示結果が「大当
り」に決定されることにより大当り遊技状態に制御されるとの入賞時判定結果(可変表示
内容が「大当り」)を通知する。なお、コマンドC400Hは、入賞時判定が制限されて
いることを通知する。コマンドC402Hは、変動パターン決定用の乱数値がハズレ時の
スーパーリーチ確定範囲内である場合に送信され、ハズレ時にスーパーリーチを伴う変動
パターンに決定されるとの入賞時判定結果(可変表示内容が「ハズレ時スーパーリーチ確
定」)を通知する。これに対し、コマンドC403Hは、変動パターン決定用の乱数値が
ハズレ時のリーチ確定範囲内である場合に送信され、ハズレ時にリーチ演出を伴う変動パ
ターンに決定されるとの入賞時判定結果(可変表示内容が「ハズレ時リーチ確定」)を通
知する。さらに、コマンドC404Hは、変動パターン決定用の乱数値がハズレ時のスー
パーリーチ確定範囲内でもリーチ確定範囲内でもない場合に送信され、リーチ演出を伴う
変動パターンに決定されない可能性があるとの入賞時判定結果(可変表示内容が「ハズレ
時一般」)を通知する。このように、入賞時判定結果コマンドは、始動入賞時に抽出され
た遊技用乱数を用いて、可変表示結果が「大当り」に決定されるか否かや特定の変動パタ
ーンに決定されるか否かの入賞時判定結果を通知する判定結果情報として送信される。
図8−3は、特徴部126AK〜128AKに関する変動パターンの構成例を示してい
る。これらの変動パターンは、上記実施例における変動パターンの一部または全部に代え
て、あるいは上記実施例における変動パターンの一部または全部とともに、使用可能とな
るように予め用意されていればよい。複数の変動パターンは、特図変動時間や飾り図柄の
可変表示態様が異なる。特図変動時間は、第1特図ゲームや第2特図ゲームなどの特図ゲ
ームにおいて、特別図柄の可変表示が開始されてから確定特別図柄が停止表示されるまで
の所要時間である。特徴部126AK〜128AKに関する複数の変動パターンには、「
非リーチ」、「リーチ」、「大当り」のいずれかに対応した変動パターンが含まれている
。「非リーチ」は、飾り図柄の可変表示の表示結果として非リーチ組合せの確定飾り図柄
が停止表示され、飾り図柄の可変表示の表示結果が「非リーチハズレ」となる場合である
。「リーチ」は、飾り図柄の可変表示の表示結果として大当り組合せでないリーチ組合せ
の確定飾り図柄が停止表示され、飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチハズレ」とな
る場合である。「大当り」は、飾り図柄の可変表示の表示結果として大当り組合せの確定
飾り図柄が停止表示され、飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる場合である
。「非リーチ」に対応した変動パターンは非リーチ変動パターンであり、「リーチ」に対
応した変動パターンはリーチ変動パターンであり、「大当り」に対応した変動パターンは
大当り変動パターンである。非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、あわせてハ
ズレ変動パターンともいう。
る。これらの変動パターンは、上記実施例における変動パターンの一部または全部に代え
て、あるいは上記実施例における変動パターンの一部または全部とともに、使用可能とな
るように予め用意されていればよい。複数の変動パターンは、特図変動時間や飾り図柄の
可変表示態様が異なる。特図変動時間は、第1特図ゲームや第2特図ゲームなどの特図ゲ
ームにおいて、特別図柄の可変表示が開始されてから確定特別図柄が停止表示されるまで
の所要時間である。特徴部126AK〜128AKに関する複数の変動パターンには、「
非リーチ」、「リーチ」、「大当り」のいずれかに対応した変動パターンが含まれている
。「非リーチ」は、飾り図柄の可変表示の表示結果として非リーチ組合せの確定飾り図柄
が停止表示され、飾り図柄の可変表示の表示結果が「非リーチハズレ」となる場合である
。「リーチ」は、飾り図柄の可変表示の表示結果として大当り組合せでないリーチ組合せ
の確定飾り図柄が停止表示され、飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチハズレ」とな
る場合である。「大当り」は、飾り図柄の可変表示の表示結果として大当り組合せの確定
飾り図柄が停止表示され、飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる場合である
。「非リーチ」に対応した変動パターンは非リーチ変動パターンであり、「リーチ」に対
応した変動パターンはリーチ変動パターンであり、「大当り」に対応した変動パターンは
大当り変動パターンである。非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、あわせてハ
ズレ変動パターンともいう。
特徴部126AK〜128AKに関する複数の変動パターンには、擬似連演出として、
1回〜3回の擬似連変動を実行可能な変動パターンが含まれている。擬似連変動は、飾り
図柄の可変表示を実行中に、飾り図柄を一旦仮停止させた後に再開される可変表示である
。擬似連変動が実行される場合には、例えば擬似連図柄の仮停止表示により、擬似連変動
が実行されない場合とは異なる仮停止態様で可変表示を一旦仮停止させてもよい。なお、
擬似連演出は、可変表示を遊技者が認識可能な仮停止態様で一旦停止させるものであって
もよいし、可変表示を遊技者が認識困難な仮停止態様で一旦停止(瞬時停止など)させる
ものであってもよい。あるいは、擬似連演出が実行される場合に、飾り図柄の可変表示は
継続して実行する一方で、予め定められた継続態様に対応して、画像表示装置5における
演出画像の表示、スピーカ8L、8Rによる音声の出力、遊技効果ランプ9や装飾用LE
Dといった発光部材の点灯、可動部材の動作、あるいは、これらの一部または全部の組合
せにより、全図柄変動となる可変表示が再度あるいは継続して実行されることを報知して
もよい。全図柄変動となる可変表示は、画像表示装置5に設けられた「左」、「中」、「
右」となる飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて、飾り図柄を高速変動させる
可変表示を含んでいる。
1回〜3回の擬似連変動を実行可能な変動パターンが含まれている。擬似連変動は、飾り
図柄の可変表示を実行中に、飾り図柄を一旦仮停止させた後に再開される可変表示である
。擬似連変動が実行される場合には、例えば擬似連図柄の仮停止表示により、擬似連変動
が実行されない場合とは異なる仮停止態様で可変表示を一旦仮停止させてもよい。なお、
擬似連演出は、可変表示を遊技者が認識可能な仮停止態様で一旦停止させるものであって
もよいし、可変表示を遊技者が認識困難な仮停止態様で一旦停止(瞬時停止など)させる
ものであってもよい。あるいは、擬似連演出が実行される場合に、飾り図柄の可変表示は
継続して実行する一方で、予め定められた継続態様に対応して、画像表示装置5における
演出画像の表示、スピーカ8L、8Rによる音声の出力、遊技効果ランプ9や装飾用LE
Dといった発光部材の点灯、可動部材の動作、あるいは、これらの一部または全部の組合
せにより、全図柄変動となる可変表示が再度あるいは継続して実行されることを報知して
もよい。全図柄変動となる可変表示は、画像表示装置5に設けられた「左」、「中」、「
右」となる飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの全部にて、飾り図柄を高速変動させる
可変表示を含んでいる。
特徴部126AK〜128AKに関する複数の変動パターンのうちで、例えば変動パタ
ーンPA1−4は、「非リーチ」に対応して1回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可
能な変動パターンである。変動パターンPA2−2、PB2−2は、「リーチ」に対応し
て1回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変動パターンである。変動パターンP
A2−3、PB2−3は、「リーチ」に対応して2回の擬似連変動を含む擬似連演出を実
行可能な変動パターンである。変動パターンPB2−4は、「リーチ」に対応して3回の
擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変動パターンである。また、変動パターンPA
3−2、PB3−2は、「大当り」に対応して1回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行
可能な変動パターンである。変動パターンPA3−3、PB3−3は、「大当り」に対応
して2回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変動パターンである。変動パターン
PB3−4は、「大当り」に対応して3回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変
動パターンである。
ーンPA1−4は、「非リーチ」に対応して1回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可
能な変動パターンである。変動パターンPA2−2、PB2−2は、「リーチ」に対応し
て1回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変動パターンである。変動パターンP
A2−3、PB2−3は、「リーチ」に対応して2回の擬似連変動を含む擬似連演出を実
行可能な変動パターンである。変動パターンPB2−4は、「リーチ」に対応して3回の
擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変動パターンである。また、変動パターンPA
3−2、PB3−2は、「大当り」に対応して1回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行
可能な変動パターンである。変動パターンPA3−3、PB3−3は、「大当り」に対応
して2回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変動パターンである。変動パターン
PB3−4は、「大当り」に対応して3回の擬似連変動を含む擬似連演出を実行可能な変
動パターンである。
図8−4および図8−5は、特徴部126AK〜128AKに関する変動パターン決定
テーブルの構成例を示している。図8−4(A)は通常時ハズレに対応する変動パターン
決定テーブル126AKT01を示し、図8−4(B)は時短中ハズレに対応する変動パ
ターン決定テーブル126AKT02を示している。図8−5は大当りに対応する変動パ
ターン決定テーブル126AKT03を示している。通常時ハズレは、時短制御が行われ
ていない通常時にて、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合である。時短中ハズレ
は、時短制御が行われている時短中にて、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合で
ある。特別図柄プロセス処理のステップS111にて実行される変動パターン設定処理で
は、時短制御が行われていない通常時に「ハズレ」となる場合、時短制御が行われている
時短中に「ハズレ」となる場合、あるいは「大当り」となる場合に応じて、変動パターン
決定テーブル126AKT01〜126AKT03のうちで選択された決定テーブルを用
いて、変動パターンが決定される。変動パターンを決定するときには、変動パターン決定
用の乱数値を示す数値データが、変動用乱数バッファから読み出される。変動用乱数バッ
ファは、特別図柄プロセス処理のステップS101にて始動入賞判定処理が実行されたと
きに、抽出された乱数値を記憶可能である。演出制御用CPU120は、変動用乱数バッ
ファから読み出した変動パターン決定用の乱数値を、選択した変動パターン決定テーブル
において予め設定されている判定値と比較する。そして、変動パターンごとに割り当てら
れた判定値の範囲のうちで、いずれの範囲に変動パターン決定用の乱数値が含まれるかの
判定結果に応じて、使用パターンとなる変動パターンが決定される。なお、変動パターン
の決定とは別個の処理により、「ハズレ」となる場合にリーチ態様とするか否かが決定さ
れてもよい。
テーブルの構成例を示している。図8−4(A)は通常時ハズレに対応する変動パターン
決定テーブル126AKT01を示し、図8−4(B)は時短中ハズレに対応する変動パ
ターン決定テーブル126AKT02を示している。図8−5は大当りに対応する変動パ
ターン決定テーブル126AKT03を示している。通常時ハズレは、時短制御が行われ
ていない通常時にて、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合である。時短中ハズレ
は、時短制御が行われている時短中にて、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合で
ある。特別図柄プロセス処理のステップS111にて実行される変動パターン設定処理で
は、時短制御が行われていない通常時に「ハズレ」となる場合、時短制御が行われている
時短中に「ハズレ」となる場合、あるいは「大当り」となる場合に応じて、変動パターン
決定テーブル126AKT01〜126AKT03のうちで選択された決定テーブルを用
いて、変動パターンが決定される。変動パターンを決定するときには、変動パターン決定
用の乱数値を示す数値データが、変動用乱数バッファから読み出される。変動用乱数バッ
ファは、特別図柄プロセス処理のステップS101にて始動入賞判定処理が実行されたと
きに、抽出された乱数値を記憶可能である。演出制御用CPU120は、変動用乱数バッ
ファから読み出した変動パターン決定用の乱数値を、選択した変動パターン決定テーブル
において予め設定されている判定値と比較する。そして、変動パターンごとに割り当てら
れた判定値の範囲のうちで、いずれの範囲に変動パターン決定用の乱数値が含まれるかの
判定結果に応じて、使用パターンとなる変動パターンが決定される。なお、変動パターン
の決定とは別個の処理により、「ハズレ」となる場合にリーチ態様とするか否かが決定さ
れてもよい。
変動パターン決定テーブル126AKT01にて判定値が割り当てられている複数の変
動パターンには、第1特図の保留記憶数である第1保留記憶数が、0、1、または2以上
のうちで、いずれの値であるかに応じて、割り当てられた判定値の個数が異なる変動パタ
ーンが含まれている。例えば変動パターンPA1−1に割り当てられた判定値の個数は、
第1保留記憶数が0の場合に「210」であり、第1保留記憶数が1の場合に「120」
であり、第1保留記憶数が2以上の場合に「60」である。変動パターンPA1−2は、
第1保留記憶数が0の場合には判定値が割り当てられておらず、第1保留記憶数が1の場
合に割り当てられた判定値の個数が「120」であり、第1保留記憶数が2以上の場合に
割り当てられた判定値の個数が「90」である。変動パターンPA1−3は、第1保留記
憶数が0または1の場合には判定値が割り当てられておらず、第1保留記憶数が2以上の
場合に割り当てられた判定値の個数が「100」である。変動パターンPA1−1の特図
変動時間は12000ms(ミリ秒)であり、変動パターンPA1−2の特図変動時間は
6000msであり、変動パターンPA1−3の特図変動時間は4000msである。変
動パターンPA1−1に割り当てられた判定値の個数は、第1保留記憶数が0の場合に最
も多く、第1保留記憶数が増加するに従って減少し、第1保留記憶数が2以上の場合に最
も少なくなる。これに対し、変動パターンPA1−2に割り当てられた判定値の個数は、
第1保留記憶数が0の場合に最も少なく(割当てなし)、第1保留記憶数が1の場合に最
も多く、第1保留記憶数が2以上の場合には1の場合よりも少ない。変動パターンPA1
−3には、第1保留記憶数が2以上の場合にだけ判定値が割り当てられている。このよう
な設定により、第1保留記憶数に応じて、特別図柄や飾り図柄の平均的な可変表示時間を
異ならせることができる。第1保留記憶数が所定値(例えば「2」)以上であるときには
、第1保留記憶数が所定値未満であるときよりも、平均的な可変表示時間(特図変動時間
)を短くすることができるように、各変動パターンに判定値が割り当てられていればよい
。
動パターンには、第1特図の保留記憶数である第1保留記憶数が、0、1、または2以上
のうちで、いずれの値であるかに応じて、割り当てられた判定値の個数が異なる変動パタ
ーンが含まれている。例えば変動パターンPA1−1に割り当てられた判定値の個数は、
第1保留記憶数が0の場合に「210」であり、第1保留記憶数が1の場合に「120」
であり、第1保留記憶数が2以上の場合に「60」である。変動パターンPA1−2は、
第1保留記憶数が0の場合には判定値が割り当てられておらず、第1保留記憶数が1の場
合に割り当てられた判定値の個数が「120」であり、第1保留記憶数が2以上の場合に
割り当てられた判定値の個数が「90」である。変動パターンPA1−3は、第1保留記
憶数が0または1の場合には判定値が割り当てられておらず、第1保留記憶数が2以上の
場合に割り当てられた判定値の個数が「100」である。変動パターンPA1−1の特図
変動時間は12000ms(ミリ秒)であり、変動パターンPA1−2の特図変動時間は
6000msであり、変動パターンPA1−3の特図変動時間は4000msである。変
動パターンPA1−1に割り当てられた判定値の個数は、第1保留記憶数が0の場合に最
も多く、第1保留記憶数が増加するに従って減少し、第1保留記憶数が2以上の場合に最
も少なくなる。これに対し、変動パターンPA1−2に割り当てられた判定値の個数は、
第1保留記憶数が0の場合に最も少なく(割当てなし)、第1保留記憶数が1の場合に最
も多く、第1保留記憶数が2以上の場合には1の場合よりも少ない。変動パターンPA1
−3には、第1保留記憶数が2以上の場合にだけ判定値が割り当てられている。このよう
な設定により、第1保留記憶数に応じて、特別図柄や飾り図柄の平均的な可変表示時間を
異ならせることができる。第1保留記憶数が所定値(例えば「2」)以上であるときには
、第1保留記憶数が所定値未満であるときよりも、平均的な可変表示時間(特図変動時間
)を短くすることができるように、各変動パターンに判定値が割り当てられていればよい
。
時短制御が行われない通常時には、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)しにくく、
第2特図を用いた特図ゲームを実行する頻度が低い。そのため、第2特図を用いた特図ゲ
ームの開始条件が成立したときには、第2保留記憶数にかかわらず、第1保留記憶数が所
定値(例えば「0」)である場合と同様のテーブルデータを参照して、変動パターンの決
定が行われてもよい。あるいは、第2特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立したとき
の第2保留記憶数にかかわらず、その時点における第1保留記憶数に応じたテーブルデー
タを参照して、変動パターンの決定が行われてもよい。あるいは、第2特図を用いた特図
ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されることに対応して、第2保
留記憶数にかかわらず変動パターン決定テーブル126AKT01とは判定値の割当てが
異なるテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行われてもよい。あるいは、第
2特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立したときには、変動パターン決定テーブル1
26AKT01における「第1保留記憶数」を「第2保留記憶数」に読み替えて、第2保
留記憶数に応じたテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行われてもよい。
第2特図を用いた特図ゲームを実行する頻度が低い。そのため、第2特図を用いた特図ゲ
ームの開始条件が成立したときには、第2保留記憶数にかかわらず、第1保留記憶数が所
定値(例えば「0」)である場合と同様のテーブルデータを参照して、変動パターンの決
定が行われてもよい。あるいは、第2特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立したとき
の第2保留記憶数にかかわらず、その時点における第1保留記憶数に応じたテーブルデー
タを参照して、変動パターンの決定が行われてもよい。あるいは、第2特図を用いた特図
ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されることに対応して、第2保
留記憶数にかかわらず変動パターン決定テーブル126AKT01とは判定値の割当てが
異なるテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行われてもよい。あるいは、第
2特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立したときには、変動パターン決定テーブル1
26AKT01における「第1保留記憶数」を「第2保留記憶数」に読み替えて、第2保
留記憶数に応じたテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行われてもよい。
変動パターン決定テーブル126AKT02では、第2保留記憶数が0、1、または2
以上のうちで、いずれの値であるかに応じて、割り当てられた判定値の個数が異なる変動
パターンがあり、このような設定により、第2保留記憶数に応じて、特別図柄や飾り図柄
の平均的な可変表示時間(特図変動時間)を異ならせることができればよい。第2保留記
憶数が所定値(例えば「2」)以上であるときには、第2保留記憶数が所定値未満である
ときよりも、平均的な可変表示時間を短くすることができるように、各変動パターンに判
定値が割り当てられていればよい。加えて、変動パターン決定テーブル126AKT02
では、特図変動時間が長い変動パターンよりも特図変動時間が短い変動パターンに対して
、変動パターン決定テーブル126AKT01よりも割り当てられた判定値の個数が多く
なるように、各変動パターンに判定値が割り当てられていればよい。これにより、時短制
御が行われる時短中であるときに、時短制御が行われない通常時よりも、特別図柄や飾り
図柄の平均的な可変表示時間を短縮することができればよい。
以上のうちで、いずれの値であるかに応じて、割り当てられた判定値の個数が異なる変動
パターンがあり、このような設定により、第2保留記憶数に応じて、特別図柄や飾り図柄
の平均的な可変表示時間(特図変動時間)を異ならせることができればよい。第2保留記
憶数が所定値(例えば「2」)以上であるときには、第2保留記憶数が所定値未満である
ときよりも、平均的な可変表示時間を短くすることができるように、各変動パターンに判
定値が割り当てられていればよい。加えて、変動パターン決定テーブル126AKT02
では、特図変動時間が長い変動パターンよりも特図変動時間が短い変動パターンに対して
、変動パターン決定テーブル126AKT01よりも割り当てられた判定値の個数が多く
なるように、各変動パターンに判定値が割り当てられていればよい。これにより、時短制
御が行われる時短中であるときに、時短制御が行われない通常時よりも、特別図柄や飾り
図柄の平均的な可変表示時間を短縮することができればよい。
時短制御が行われている時短中には、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)しやすく
、第2特図を用いた特図ゲームを実行する頻度が高い。第2特図を用いた特図ゲームが第
1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行される場合には、時短中であれば第2特図
を用いた特図ゲームが繰り返し実行される可能性が高く、第1特図を用いた特図ゲームを
実行する頻度が低い。そして、第1特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立するときに
は、第2保留記憶数が0になっている。そのため、第1特図を用いた特図ゲームの開始条
件が成立したときには、第1保留記憶数にかかわらず、第2保留記憶数が所定値(例えば
「0」)である場合と同様のテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行われて
もよい。あるいは、第1保留記憶数にかかわらず変動パターン決定テーブル126AKT
02とは決定値の割当てが異なるテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行わ
れてもよい。あるいは、第1特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立したときには、変
動パターン決定テーブル126AKT02における「第2保留記憶数」を「第1保留記憶
数」に読み替えて、第1保留記憶数に応じたテーブルデータを参照して、変動パターンの
決定が行われてもよい。
、第2特図を用いた特図ゲームを実行する頻度が高い。第2特図を用いた特図ゲームが第
1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行される場合には、時短中であれば第2特図
を用いた特図ゲームが繰り返し実行される可能性が高く、第1特図を用いた特図ゲームを
実行する頻度が低い。そして、第1特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立するときに
は、第2保留記憶数が0になっている。そのため、第1特図を用いた特図ゲームの開始条
件が成立したときには、第1保留記憶数にかかわらず、第2保留記憶数が所定値(例えば
「0」)である場合と同様のテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行われて
もよい。あるいは、第1保留記憶数にかかわらず変動パターン決定テーブル126AKT
02とは決定値の割当てが異なるテーブルデータを参照して、変動パターンの決定が行わ
れてもよい。あるいは、第1特図を用いた特図ゲームの開始条件が成立したときには、変
動パターン決定テーブル126AKT02における「第2保留記憶数」を「第1保留記憶
数」に読み替えて、第1保留記憶数に応じたテーブルデータを参照して、変動パターンの
決定が行われてもよい。
変動パターン決定テーブル126AKT03において、変動パターンPB3−1〜PB
3−4といった、スーパーリーチとなるリーチ演出を伴う変動パターンに対して割り当て
られた判定値の個数は、変動パターンPA3−1〜PA3−3といった、ノーマルリーチ
となるリーチ演出を伴う変動パターンに対して割り当てられた判定値の個数よりも多くな
るように、各変動パターンに判定値が割り当てられている。変動パターン決定テーブル1
26AKT01、126AKT02では、変動パターンPA2−1〜PA2−3といった
、ノーマルリーチとなるリーチ演出を伴う変動パターンに対して割り当てられた判定値の
個数が、変動パターンPB2−1〜PB2−4といった、スーパーリーチとなるリーチ演
出を伴う変動パターンに対して割り当てられた判定値の個数よりも多くなるように、各変
動パターンに判定値が割り当てられている。これにより、スーパーリーチとなるリーチ演
出が実行されてから可変表示の表示結果が停止表示されるときには、ノーマルリーチとな
るリーチ演出が実行されてもスーパーリーチとなるリーチ演出が実行されずに可変表示の
表示結果が停止表示されるときよりも、大当り信頼度および大当り期待度が高くなる。
3−4といった、スーパーリーチとなるリーチ演出を伴う変動パターンに対して割り当て
られた判定値の個数は、変動パターンPA3−1〜PA3−3といった、ノーマルリーチ
となるリーチ演出を伴う変動パターンに対して割り当てられた判定値の個数よりも多くな
るように、各変動パターンに判定値が割り当てられている。変動パターン決定テーブル1
26AKT01、126AKT02では、変動パターンPA2−1〜PA2−3といった
、ノーマルリーチとなるリーチ演出を伴う変動パターンに対して割り当てられた判定値の
個数が、変動パターンPB2−1〜PB2−4といった、スーパーリーチとなるリーチ演
出を伴う変動パターンに対して割り当てられた判定値の個数よりも多くなるように、各変
動パターンに判定値が割り当てられている。これにより、スーパーリーチとなるリーチ演
出が実行されてから可変表示の表示結果が停止表示されるときには、ノーマルリーチとな
るリーチ演出が実行されてもスーパーリーチとなるリーチ演出が実行されずに可変表示の
表示結果が停止表示されるときよりも、大当り信頼度および大当り期待度が高くなる。
変動パターン決定テーブル126AKT01〜126AKT03にて判定値が割り当て
られている複数の変動パターンには、擬似連演出が実行されるか否かや、擬似連変動の実
行回数に応じて、割り当てられた判定値の個数が異なる変動パターンが含まれている。例
えば変動パターン決定テーブル126AKT01において、変動パターンPA2−1〜P
A2−3に割り当てられた判定値の個数は、第1保留記憶数が0の場合に、変動パターン
PA2−1が「35」であり、変動パターンPA2−2が「9」であり、変動パターンP
A2−3が「6」であり、第1保留記憶数が1または2以上の場合に、変動パターンPA
2−1が「17」であり、変動パターンPA2−2が「5」であり、変動パターンPA2
−3が「3」である。変動パターン決定テーブル126AKT01において、変動パター
ンPB2−1〜PB2−4に割り当てられた判定値の個数は、第1保留記憶数が0の場合
に、変動パターンPB2−1、PB2−2がそれぞれ「3」であり、変動パターンPB2
−3、PB2−4がそれぞれ「2」であり、第1保留記憶数が1または2以上の場合に、
変動パターンPB2−1が「2」であり、変動パターンPB2−2〜PB2−4がそれぞ
れ「1」である。これに対し、変動パターン決定テーブル126AKT03において、変
動パターンPA3−1〜PA3−3に割り当てられた判定値の個数は、変動パターンPA
3−1、PA3−2がそれぞれ「1」であり、変動パターンPA3−3が「5」である。
変動パターン決定テーブル126AKT03において、変動パターンPB3−1〜PB3
−4に割り当てられた判定値の個数は、変動パターンPB3−1が「33」であり、変動
パターンPB3−2が「65」であり、変動パターンPB3−3が「85」であり、変動
パターンPB3−4が「110」である。
られている複数の変動パターンには、擬似連演出が実行されるか否かや、擬似連変動の実
行回数に応じて、割り当てられた判定値の個数が異なる変動パターンが含まれている。例
えば変動パターン決定テーブル126AKT01において、変動パターンPA2−1〜P
A2−3に割り当てられた判定値の個数は、第1保留記憶数が0の場合に、変動パターン
PA2−1が「35」であり、変動パターンPA2−2が「9」であり、変動パターンP
A2−3が「6」であり、第1保留記憶数が1または2以上の場合に、変動パターンPA
2−1が「17」であり、変動パターンPA2−2が「5」であり、変動パターンPA2
−3が「3」である。変動パターン決定テーブル126AKT01において、変動パター
ンPB2−1〜PB2−4に割り当てられた判定値の個数は、第1保留記憶数が0の場合
に、変動パターンPB2−1、PB2−2がそれぞれ「3」であり、変動パターンPB2
−3、PB2−4がそれぞれ「2」であり、第1保留記憶数が1または2以上の場合に、
変動パターンPB2−1が「2」であり、変動パターンPB2−2〜PB2−4がそれぞ
れ「1」である。これに対し、変動パターン決定テーブル126AKT03において、変
動パターンPA3−1〜PA3−3に割り当てられた判定値の個数は、変動パターンPA
3−1、PA3−2がそれぞれ「1」であり、変動パターンPA3−3が「5」である。
変動パターン決定テーブル126AKT03において、変動パターンPB3−1〜PB3
−4に割り当てられた判定値の個数は、変動パターンPB3−1が「33」であり、変動
パターンPB3−2が「65」であり、変動パターンPB3−3が「85」であり、変動
パターンPB3−4が「110」である。
変動パターンPA2−1、PB2−1、PA3−1、PB3−1は擬似連演出の実行が
なく、変動パターンPA2−2、PB2−2、PA3−2、PB3−2は1回の擬似連変
動を含む擬似連演出の実行があり、変動パターンPA2−3、PB2−3、PA3−3、
PB3−3は2回の擬似連変動を含む擬似連演出の実行があり、変動パターンPB2−4
、PB3−4は3回の擬似連変動を含む擬似連演出の実行がある。リーチ変動パターンに
割り当てられた判定値の個数は、擬似連演出を実行しない場合に最も多く、擬似連演出に
おける擬似連変動の実行回数が増加するに従って減少し、ノーマルリーチであれば2回の
擬似連変動が実行される場合に最も少なくなり、スーパーリーチであれば3回の擬似連変
動が実行される場合に最も少なくなる。大当り変動パターンに割り当てられた判定値の個
数は、ノーマルリーチであれば、擬似連演出を実行しない場合と1回の擬似連変動が実行
される場合よりも、2回の擬似連変動が実行される場合に多くなり、スーパーリーチでれ
ば、擬似連演出を実行しない場合に最も少なく、擬似連演出における擬似連変動の実行回
数が増加するに従って増加し、3回の擬似連変動が実行される場合に最も多くなる。この
ような設定により、擬似連演出が実行されるか否かや、擬似連変動の実行回数に応じて、
大当り信頼度や大当り期待度を異ならせることができる。擬似連演出が実行された場合に
は、擬似連演出が実行されない場合よりも、大当り信頼度や大当り期待度が高くなるよう
に、各変動パターンに判定値が割り当てられていればよい。また、擬似連演出における擬
似連変動の実行回数が少ない場合よりも擬似連変動の実行回数が多い場合には、大当り信
頼度や大当り期待度が高くなるように、各変動パターンに判定値が割り当てられていれば
よい。擬似連演出は、実行されるか否かや、実行される場合では擬似連変動の実行回数に
応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。したがって、擬似連演出は、遊技者にと
って有利な有利状態としての大当り遊技状態に制御される期待度として、擬似連演出の有
無や擬似連変動の実行回数に応じて異なる期待度を、遊技者に示唆することができる。こ
の点において、擬似連演出は、有利状態に制御されることを予告する予告演出に含められ
る。
なく、変動パターンPA2−2、PB2−2、PA3−2、PB3−2は1回の擬似連変
動を含む擬似連演出の実行があり、変動パターンPA2−3、PB2−3、PA3−3、
PB3−3は2回の擬似連変動を含む擬似連演出の実行があり、変動パターンPB2−4
、PB3−4は3回の擬似連変動を含む擬似連演出の実行がある。リーチ変動パターンに
割り当てられた判定値の個数は、擬似連演出を実行しない場合に最も多く、擬似連演出に
おける擬似連変動の実行回数が増加するに従って減少し、ノーマルリーチであれば2回の
擬似連変動が実行される場合に最も少なくなり、スーパーリーチであれば3回の擬似連変
動が実行される場合に最も少なくなる。大当り変動パターンに割り当てられた判定値の個
数は、ノーマルリーチであれば、擬似連演出を実行しない場合と1回の擬似連変動が実行
される場合よりも、2回の擬似連変動が実行される場合に多くなり、スーパーリーチでれ
ば、擬似連演出を実行しない場合に最も少なく、擬似連演出における擬似連変動の実行回
数が増加するに従って増加し、3回の擬似連変動が実行される場合に最も多くなる。この
ような設定により、擬似連演出が実行されるか否かや、擬似連変動の実行回数に応じて、
大当り信頼度や大当り期待度を異ならせることができる。擬似連演出が実行された場合に
は、擬似連演出が実行されない場合よりも、大当り信頼度や大当り期待度が高くなるよう
に、各変動パターンに判定値が割り当てられていればよい。また、擬似連演出における擬
似連変動の実行回数が少ない場合よりも擬似連変動の実行回数が多い場合には、大当り信
頼度や大当り期待度が高くなるように、各変動パターンに判定値が割り当てられていれば
よい。擬似連演出は、実行されるか否かや、実行される場合では擬似連変動の実行回数に
応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。したがって、擬似連演出は、遊技者にと
って有利な有利状態としての大当り遊技状態に制御される期待度として、擬似連演出の有
無や擬似連変動の実行回数に応じて異なる期待度を、遊技者に示唆することができる。こ
の点において、擬似連演出は、有利状態に制御されることを予告する予告演出に含められ
る。
遊技制御用マイクロコンピュータ100のCPU103は、特別図柄プロセス処理のス
テップS111にて変動パターン設定処理を実行したときに、通常時ハズレであれば変動
パターン決定テーブル126AKT01を選択し、時短中ハズレであれば変動パターン決
定テーブル126AKT02を選択して、変動パターンの決定に使用する。変動パターン
決定テーブル126AKT01、126AKT02において、スーパーリーチとなるリー
チ演出が実行される変動パターンPB2−1〜PB2−4に対して割り当てられた判定値
の範囲は、第1保留記憶数や第2保留記憶数に応じて変化する部分と、第1保留記憶数や
第2保留記憶数にかかわらず変化しない部分とを含んでいてもよい。例えば変動パターン
決定テーブル126AKT01において、変動パターンPB2−1〜PB2−4に割り当
てられた判定値の個数を合計すると、第1保留記憶数が0の場合に「10」となり、第1
保留記憶数が1または2以上の場合に「5」となる。変動パターン決定テーブル126A
KT02において、変動パターンPB2−1〜PB2−4に割り当てられた判定値の個数
を合計した場合には、第2保留記憶数が0、1、または2以上のいずれであっても「5」
となる。そこで、例えば変動パターン決定用の乱数値が「1」〜「300」の範囲で更新
可能な場合に、変動パターン決定テーブル126AKT01、126AKT02において
、変動パターンPB2−1〜PB2−4に対して割り当てられた判定値の範囲が、第1保
留記憶数に応じて変化する「291」〜「295」の部分と、第1保留記憶数や第2保留
記憶数にかかわらず変化しない「296」〜「300」の部分とを含むように設定されて
もよい。このような設定では、変動パターン決定用の乱数値が「296」〜「300」の
範囲内であれば、第1保留記憶数や第2保留記憶数にかかわらずスーパーリーチとなるリ
ーチ演出が実行される変動パターンに確定する。同様に考えて、例えば変動パターン決定
用の乱数値が「276」〜「295」の範囲内であれば、第1保留記憶数や第2保留記憶
数にかからわらず、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行されるか否かは不確定である
ものの、少なくとも第1保留記憶数や第2保留記憶数にかかわらずノーマルリーチを含め
たリーチ演出が実行される変動パターンに確定してもよい。
テップS111にて変動パターン設定処理を実行したときに、通常時ハズレであれば変動
パターン決定テーブル126AKT01を選択し、時短中ハズレであれば変動パターン決
定テーブル126AKT02を選択して、変動パターンの決定に使用する。変動パターン
決定テーブル126AKT01、126AKT02において、スーパーリーチとなるリー
チ演出が実行される変動パターンPB2−1〜PB2−4に対して割り当てられた判定値
の範囲は、第1保留記憶数や第2保留記憶数に応じて変化する部分と、第1保留記憶数や
第2保留記憶数にかかわらず変化しない部分とを含んでいてもよい。例えば変動パターン
決定テーブル126AKT01において、変動パターンPB2−1〜PB2−4に割り当
てられた判定値の個数を合計すると、第1保留記憶数が0の場合に「10」となり、第1
保留記憶数が1または2以上の場合に「5」となる。変動パターン決定テーブル126A
KT02において、変動パターンPB2−1〜PB2−4に割り当てられた判定値の個数
を合計した場合には、第2保留記憶数が0、1、または2以上のいずれであっても「5」
となる。そこで、例えば変動パターン決定用の乱数値が「1」〜「300」の範囲で更新
可能な場合に、変動パターン決定テーブル126AKT01、126AKT02において
、変動パターンPB2−1〜PB2−4に対して割り当てられた判定値の範囲が、第1保
留記憶数に応じて変化する「291」〜「295」の部分と、第1保留記憶数や第2保留
記憶数にかかわらず変化しない「296」〜「300」の部分とを含むように設定されて
もよい。このような設定では、変動パターン決定用の乱数値が「296」〜「300」の
範囲内であれば、第1保留記憶数や第2保留記憶数にかかわらずスーパーリーチとなるリ
ーチ演出が実行される変動パターンに確定する。同様に考えて、例えば変動パターン決定
用の乱数値が「276」〜「295」の範囲内であれば、第1保留記憶数や第2保留記憶
数にかからわらず、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行されるか否かは不確定である
ものの、少なくとも第1保留記憶数や第2保留記憶数にかかわらずノーマルリーチを含め
たリーチ演出が実行される変動パターンに確定してもよい。
可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合に、スーパーリーチとなるリーチ演出が実
行される変動パターンに確定する判定値の範囲は、スーパーリーチ確定範囲とする。可変
表示の表示結果が「ハズレ」となる場合に、ノーマルリーチを含めたリーチ演出が実行さ
れる変動パターンに確定する判定値の範囲は、リーチ確定範囲とする。特別図柄プロセス
処理のステップS101にて実行される始動入賞判定処理は、先読み判定する処理として
、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かを判定する大当り先読み判定処理と、変
動パターンが特定パターンに決定されるか否かを判定する特定パターン先読み判定処理と
を含んでいる。大当り先読み判定処理では、表示結果決定テーブルを用いて、表示結果決
定用の乱数値に基づき、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かを判定する。この
とき、表示結果決定用の乱数値が大当り確定範囲に含まれていれば、可変表示が「大当り
」であると判定(入賞時判定)する。特定パターン先読み判定処理は、大当り先読み判定
処理にて可変表示の表示結果が「大当り」とはならないと判定された場合に、スーパーリ
ーチ確定範囲やリーチ確定範囲を用いて、変動パターン決定用の乱数値に基づき、変動パ
ターンが特定パターンに決定されるか否かを判定する。始動入賞が発生したときの保留記
憶数(第1保留記憶数、第2保留記憶数)は、実際に可変表示が開始されるときの保留記
憶数と一致するとはかぎらず、始動入賞が発生した後に可変表示の実行や新たな始動入賞
の発生により変化することがある。そのため、始動入賞時の判定結果と可変表示の開始時
における変動パターンの決定とで、保留記憶数の相違により選択されるテーブルデータが
一致しない場合があり、始動入賞時に前もって特定の変動パターンに決定されるか否かを
判定して予測することは一般に難しい。一方、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場
合に少なくともスーパーリーチを伴う変動パターンあるいはノーマルリーチを含めたリー
チ演出を伴う変動パターンに割り当てられた判定値は、保留記憶数にかかわらず共通の部
分を含んでいる。したがって、パチンコ遊技機1における始動入賞時あるいは可変表示開
始時における保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチを伴う変動パターンに確定したか
否かや、ノーマルリーチを含めたリーチ演出を伴う変動パターンに確定したか否かを、判
定することができる。特定パターン先読み判定処理では、例えば変動パターン決定用の乱
数値が「296」〜「300」の範囲に含まれる場合に、スーパーリーチ確定範囲に含ま
れるので、可変表示が「ハズレ時スーパーリーチ確定」であると判定(入賞時判定)し、
変動パターン決定用の乱数値が「276」〜「295」の範囲に含まれる場合に、リーチ
確定範囲に含まれるので、可変表示が「ハズレ時リーチ確定」であると判定(入賞時判定
)すればよい。なお、特定パターン先読み判定処理において、変動パターン決定用の乱数
値がスーパーリーチ確定範囲にもリーチ確定範囲にも含まれないときには、可変表示が「
ハズレ時一般」であると判定(入賞時判定)すればよい。
行される変動パターンに確定する判定値の範囲は、スーパーリーチ確定範囲とする。可変
表示の表示結果が「ハズレ」となる場合に、ノーマルリーチを含めたリーチ演出が実行さ
れる変動パターンに確定する判定値の範囲は、リーチ確定範囲とする。特別図柄プロセス
処理のステップS101にて実行される始動入賞判定処理は、先読み判定する処理として
、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かを判定する大当り先読み判定処理と、変
動パターンが特定パターンに決定されるか否かを判定する特定パターン先読み判定処理と
を含んでいる。大当り先読み判定処理では、表示結果決定テーブルを用いて、表示結果決
定用の乱数値に基づき、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かを判定する。この
とき、表示結果決定用の乱数値が大当り確定範囲に含まれていれば、可変表示が「大当り
」であると判定(入賞時判定)する。特定パターン先読み判定処理は、大当り先読み判定
処理にて可変表示の表示結果が「大当り」とはならないと判定された場合に、スーパーリ
ーチ確定範囲やリーチ確定範囲を用いて、変動パターン決定用の乱数値に基づき、変動パ
ターンが特定パターンに決定されるか否かを判定する。始動入賞が発生したときの保留記
憶数(第1保留記憶数、第2保留記憶数)は、実際に可変表示が開始されるときの保留記
憶数と一致するとはかぎらず、始動入賞が発生した後に可変表示の実行や新たな始動入賞
の発生により変化することがある。そのため、始動入賞時の判定結果と可変表示の開始時
における変動パターンの決定とで、保留記憶数の相違により選択されるテーブルデータが
一致しない場合があり、始動入賞時に前もって特定の変動パターンに決定されるか否かを
判定して予測することは一般に難しい。一方、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場
合に少なくともスーパーリーチを伴う変動パターンあるいはノーマルリーチを含めたリー
チ演出を伴う変動パターンに割り当てられた判定値は、保留記憶数にかかわらず共通の部
分を含んでいる。したがって、パチンコ遊技機1における始動入賞時あるいは可変表示開
始時における保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチを伴う変動パターンに確定したか
否かや、ノーマルリーチを含めたリーチ演出を伴う変動パターンに確定したか否かを、判
定することができる。特定パターン先読み判定処理では、例えば変動パターン決定用の乱
数値が「296」〜「300」の範囲に含まれる場合に、スーパーリーチ確定範囲に含ま
れるので、可変表示が「ハズレ時スーパーリーチ確定」であると判定(入賞時判定)し、
変動パターン決定用の乱数値が「276」〜「295」の範囲に含まれる場合に、リーチ
確定範囲に含まれるので、可変表示が「ハズレ時リーチ確定」であると判定(入賞時判定
)すればよい。なお、特定パターン先読み判定処理において、変動パターン決定用の乱数
値がスーパーリーチ確定範囲にもリーチ確定範囲にも含まれないときには、可変表示が「
ハズレ時一般」であると判定(入賞時判定)すればよい。
図8−6は、特徴部126AK〜128AKに関するステップアップ予告での表示画像
に使用可能な演出画像として、外枠となる表示枠の表示色を設定可能な演出画像である外
枠部分画像と、表示枠内の表示領域にて切替表示を可能にする演出画像である枠内部分画
像とにつき、それぞれに対応して予め用意された複数の演出画像を示している。パチンコ
遊技機1が実行可能な予告演出のうちには、ステップアップ予告が含まれている。ステッ
プアップ予告では、画像表示装置5における演出画像の表示といった、予告演出の演出態
様が段階的に変化する。ステップアップ予告において変化する演出態様は、画像表示装置
5における演出画像の表示に限定されず、スピーカ8L、8Rによる音声の出力、遊技効
果ランプ9や装飾用LEDといった発光部材の点灯、可動部材の動作、あるいは、これら
の一部または全部の組合せを、含むものであってもよい。この実施例において、ステップ
アップ予告を実行する場合には、飾り図柄の可変表示中に、所定表示色の四角形状で外枠
となる表示枠により囲まれた演出画像の表示領域にて、演出画像の表示内容(表示態様)
を、所定の順序に従って切替可能に表示させる演出表示により、演出態様が複数段階に変
化してステップアップとなるような演出動作が行われる。ステップアップ予告を実行する
場合に表示される演出画像は、表示枠を示す外枠部分画像と、段階変化での切替表示に使
用される枠内部分画像とを含んでいる。枠内部分画像は、段階変化の各段階において静止
表示される静止画像であってもよいし、段階変化の各段階においてアニメーション表示さ
れる動画像などであってもよい。
に使用可能な演出画像として、外枠となる表示枠の表示色を設定可能な演出画像である外
枠部分画像と、表示枠内の表示領域にて切替表示を可能にする演出画像である枠内部分画
像とにつき、それぞれに対応して予め用意された複数の演出画像を示している。パチンコ
遊技機1が実行可能な予告演出のうちには、ステップアップ予告が含まれている。ステッ
プアップ予告では、画像表示装置5における演出画像の表示といった、予告演出の演出態
様が段階的に変化する。ステップアップ予告において変化する演出態様は、画像表示装置
5における演出画像の表示に限定されず、スピーカ8L、8Rによる音声の出力、遊技効
果ランプ9や装飾用LEDといった発光部材の点灯、可動部材の動作、あるいは、これら
の一部または全部の組合せを、含むものであってもよい。この実施例において、ステップ
アップ予告を実行する場合には、飾り図柄の可変表示中に、所定表示色の四角形状で外枠
となる表示枠により囲まれた演出画像の表示領域にて、演出画像の表示内容(表示態様)
を、所定の順序に従って切替可能に表示させる演出表示により、演出態様が複数段階に変
化してステップアップとなるような演出動作が行われる。ステップアップ予告を実行する
場合に表示される演出画像は、表示枠を示す外枠部分画像と、段階変化での切替表示に使
用される枠内部分画像とを含んでいる。枠内部分画像は、段階変化の各段階において静止
表示される静止画像であってもよいし、段階変化の各段階においてアニメーション表示さ
れる動画像などであってもよい。
図8−7は、ステップアップ予告での表示画像に使用可能な演出画像に関連して、特徴
部126AK〜128AKに関する外枠表示パターンおよびステップ数パターンの設定例
を示している。この実施例では、複数の外枠表示パターンとして、4つの外枠表示パター
ン126AKC1〜126AKC4が予め用意されている。また、複数のステップ数パタ
ーンとして、4つのステップ数パターン126AKD1〜126AKD4が予め用意され
ている。外枠表示パターンやステップ数パターンが用意される数量は、4つに限定されず
、任意の設計に基づく複数パターンであればよい。
部126AK〜128AKに関する外枠表示パターンおよびステップ数パターンの設定例
を示している。この実施例では、複数の外枠表示パターンとして、4つの外枠表示パター
ン126AKC1〜126AKC4が予め用意されている。また、複数のステップ数パタ
ーンとして、4つのステップ数パターン126AKD1〜126AKD4が予め用意され
ている。外枠表示パターンやステップ数パターンが用意される数量は、4つに限定されず
、任意の設計に基づく複数パターンであればよい。
外枠表示パターン126AKC1は、外枠部分画像として、表示色が青色の演出画像を
表示させる。外枠表示パターン126AKC2は、外枠部分画像として、表示色が緑色の
演出画像を表示させる。外枠表示パターン126AKC3は、外枠部分画像として、表示
色が赤色の演出画像を表示させる。外枠表示パターン126AKC4は、外枠部分画像と
して、表示色が金色の演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD1は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第1段階であるときのステップ数「1」に対
応する第1ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD2は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第2段階であるときのステップ数「2」に対
応する第2ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD3は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第3段階であるときのステップ数「3」に対
応する第3ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD4は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第4段階であるときのステップ数「4」に対
応する第4ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD1〜12
6AKD4における各ステップ数パターンは、1のステップ数に対応する1の演出画像を
表示可能であってもよいし、割り当てられたステップ数以下となる全部のステップ数に対
応する1または複数の演出画像を表示可能であってもよい。
表示させる。外枠表示パターン126AKC2は、外枠部分画像として、表示色が緑色の
演出画像を表示させる。外枠表示パターン126AKC3は、外枠部分画像として、表示
色が赤色の演出画像を表示させる。外枠表示パターン126AKC4は、外枠部分画像と
して、表示色が金色の演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD1は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第1段階であるときのステップ数「1」に対
応する第1ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD2は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第2段階であるときのステップ数「2」に対
応する第2ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD3は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第3段階であるときのステップ数「3」に対
応する第3ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD4は、ス
テップアップ予告における演出態様の変化が第4段階であるときのステップ数「4」に対
応する第4ステップの演出画像を表示させる。ステップ数パターン126AKD1〜12
6AKD4における各ステップ数パターンは、1のステップ数に対応する1の演出画像を
表示可能であってもよいし、割り当てられたステップ数以下となる全部のステップ数に対
応する1または複数の演出画像を表示可能であってもよい。
図8−8は、特徴部126AK〜128AKに関して、外枠表示パターン126AKC
4とステップ数パターン126AKD4とによるステップアップ予告の実行例を示してい
る。この実行例では、ステップ数パターン126AKD4がステップ数「4」以下となる
全部のステップ数「1」〜「4」に対応する4つの演出画像を表示可能なものとしている
。外枠表示パターン126AKC4により、外枠となる表示枠の表示色が金色の外枠部分
画像が表示される。ステップ数パターン126AKD4により、第1段階のステップ数「
1」に対応して、図8−8(A)に示す第1ステップの枠内部分画像が表示され、その後
、第2段階のステップ数「2」に対応して、図8−8(B)に示す第2ステップの枠内部
分画像の表示に切り替えられる。続いて、第3段階のステップ数「3」に対応して、図8
−8(C)に示す第3ステップの枠内部分画像の表示に切り替えられる。最後に、第4段
階のステップ数「4」に対応して、図8−8(D)に示す第4ステップの枠内部分画像の
表示に切り替えられる。こうした演出画像の表示を行うステップアップ予告により、予告
演出の演出態様を段階的に変化させることができる。
4とステップ数パターン126AKD4とによるステップアップ予告の実行例を示してい
る。この実行例では、ステップ数パターン126AKD4がステップ数「4」以下となる
全部のステップ数「1」〜「4」に対応する4つの演出画像を表示可能なものとしている
。外枠表示パターン126AKC4により、外枠となる表示枠の表示色が金色の外枠部分
画像が表示される。ステップ数パターン126AKD4により、第1段階のステップ数「
1」に対応して、図8−8(A)に示す第1ステップの枠内部分画像が表示され、その後
、第2段階のステップ数「2」に対応して、図8−8(B)に示す第2ステップの枠内部
分画像の表示に切り替えられる。続いて、第3段階のステップ数「3」に対応して、図8
−8(C)に示す第3ステップの枠内部分画像の表示に切り替えられる。最後に、第4段
階のステップ数「4」に対応して、図8−8(D)に示す第4ステップの枠内部分画像の
表示に切り替えられる。こうした演出画像の表示を行うステップアップ予告により、予告
演出の演出態様を段階的に変化させることができる。
演出制御メイン処理のステップS75にて実行されるコマンド解析処理では、第1始動
口入賞指定コマンドとともに入賞時判定結果コマンドおよび第1保留記憶数通知コマンド
を受信した場合に、RAM122の所定領域(例えば演出制御バッファ設定部)などに設
けられた第1始動入賞時コマンドバッファにおける空き領域のうちで、バッファ番号とな
る保留表示番号が最も小さい格納領域に、第1始動口入賞指定コマンドと入賞時判定結果
コマンド、第1保留記憶数通知コマンドを順番に記憶させる。また、コマンド解析処理で
は、第2始動口入賞指定コマンドとともに入賞時判定結果コマンドおよび第2保留記憶数
通知コマンドを受信した場合に、RAM122の所定領域(例えば演出制御バッファ設定
部)などに設けられた第2始動入賞時コマンドバッファにおける空き領域のうちで、バッ
ファ番号となる保留表示番号が最も小さい格納領域に、第2始動口入賞指定コマンドと入
賞時判定結果コマンド、第2保留記憶数通知コマンドを順番に記憶させる。第1始動入賞
時コマンドバッファには、第1始動入賞の発生に対応して送信された1セットの演出制御
コマンド(第1始動口入賞指定コマンドおよび入賞時判定結果コマンド、第1保留記憶数
通知コマンド)を対応付けて記憶できるように、格納領域が確保されている。演出制御用
CPU120は、第1始動入賞が発生したときに受信した演出制御コマンドを、その受信
順序に従って、第1始動入賞時コマンドバッファの保留表示番号「1」〜「4」に対応す
る格納領域における空き領域の先頭から順番に格納していく。第1始動入賞時コマンドバ
ッファにおける保留表示番号は、第1保留記憶数に対応している。第2始動入賞時コマン
ドバッファには、第2始動入賞の発生に対応して送信された1セットの演出制御コマンド
(第2始動口入賞指定コマンドおよび入賞時判定結果コマンド、第2保留記憶数通知コマ
ンド)を対応付けて記憶できるように、格納領域が確保されている。演出制御用CPU1
20は、第2始動入賞が発生したときに受信した演出制御コマンドを、その受信順序に従
って、第2始動入賞時コマンドバッファの保留表示番号「1」〜「4」に対応する格納領
域における空き領域の先頭から順番に格納していく。第2始動入賞時コマンドバッファに
おける保留表示番号は、第2保留記憶数に対応している。
口入賞指定コマンドとともに入賞時判定結果コマンドおよび第1保留記憶数通知コマンド
を受信した場合に、RAM122の所定領域(例えば演出制御バッファ設定部)などに設
けられた第1始動入賞時コマンドバッファにおける空き領域のうちで、バッファ番号とな
る保留表示番号が最も小さい格納領域に、第1始動口入賞指定コマンドと入賞時判定結果
コマンド、第1保留記憶数通知コマンドを順番に記憶させる。また、コマンド解析処理で
は、第2始動口入賞指定コマンドとともに入賞時判定結果コマンドおよび第2保留記憶数
通知コマンドを受信した場合に、RAM122の所定領域(例えば演出制御バッファ設定
部)などに設けられた第2始動入賞時コマンドバッファにおける空き領域のうちで、バッ
ファ番号となる保留表示番号が最も小さい格納領域に、第2始動口入賞指定コマンドと入
賞時判定結果コマンド、第2保留記憶数通知コマンドを順番に記憶させる。第1始動入賞
時コマンドバッファには、第1始動入賞の発生に対応して送信された1セットの演出制御
コマンド(第1始動口入賞指定コマンドおよび入賞時判定結果コマンド、第1保留記憶数
通知コマンド)を対応付けて記憶できるように、格納領域が確保されている。演出制御用
CPU120は、第1始動入賞が発生したときに受信した演出制御コマンドを、その受信
順序に従って、第1始動入賞時コマンドバッファの保留表示番号「1」〜「4」に対応す
る格納領域における空き領域の先頭から順番に格納していく。第1始動入賞時コマンドバ
ッファにおける保留表示番号は、第1保留記憶数に対応している。第2始動入賞時コマン
ドバッファには、第2始動入賞の発生に対応して送信された1セットの演出制御コマンド
(第2始動口入賞指定コマンドおよび入賞時判定結果コマンド、第2保留記憶数通知コマ
ンド)を対応付けて記憶できるように、格納領域が確保されている。演出制御用CPU1
20は、第2始動入賞が発生したときに受信した演出制御コマンドを、その受信順序に従
って、第2始動入賞時コマンドバッファの保留表示番号「1」〜「4」に対応する格納領
域における空き領域の先頭から順番に格納していく。第2始動入賞時コマンドバッファに
おける保留表示番号は、第2保留記憶数に対応している。
図8−9(A)は、特徴部126AK〜128AKに関する保留表示データ記憶部の構
成例を示している。保留表示データ記憶部は、例えばRAM122の所定領域(例えば演
出制御バッファ設定部)などに設けられていればよい。保留表示データ記憶部は、第1特
図ゲームの実行が保留されていることや、第2特図ゲームの実行が保留されていることに
対応して、第1保留表示エリア126AKB1にて第1保留表示を行うための各種データ
や、第2保留表示エリア126AKB2にて第2保留表示を行うための各種データを、保
留表示データとして記憶する。保留表示データ記憶部として、第1特図ゲームの保留記憶
表示に対応する第1保留表示データ記憶部と、第2特図ゲームの保留記憶表示に対応する
第2保留表示データ記憶部とが設けられていればよい。保留表示データ記憶部には、例え
ば第1保留表示エリア126AKB1や第2保留表示126AKB2における保留番号に
関連付けて、入賞時判定結果、保留表示画像、最終表示画像を特定可能に示すデータを記
憶するための格納領域が確保されている。保留表示データ記憶部は、第1始動入賞時コマ
ンドバッファや第2始動入賞時コマンドバッファの一部(例えば入賞時判定結果コマンド
の格納領域)または全部を用いて、あるいは、第1始動入賞コマンドバッファおよび第2
始動入賞コマンドバッファとは別個の記憶部として、構成されていればよい。
成例を示している。保留表示データ記憶部は、例えばRAM122の所定領域(例えば演
出制御バッファ設定部)などに設けられていればよい。保留表示データ記憶部は、第1特
図ゲームの実行が保留されていることや、第2特図ゲームの実行が保留されていることに
対応して、第1保留表示エリア126AKB1にて第1保留表示を行うための各種データ
や、第2保留表示エリア126AKB2にて第2保留表示を行うための各種データを、保
留表示データとして記憶する。保留表示データ記憶部として、第1特図ゲームの保留記憶
表示に対応する第1保留表示データ記憶部と、第2特図ゲームの保留記憶表示に対応する
第2保留表示データ記憶部とが設けられていればよい。保留表示データ記憶部には、例え
ば第1保留表示エリア126AKB1や第2保留表示126AKB2における保留番号に
関連付けて、入賞時判定結果、保留表示画像、最終表示画像を特定可能に示すデータを記
憶するための格納領域が確保されている。保留表示データ記憶部は、第1始動入賞時コマ
ンドバッファや第2始動入賞時コマンドバッファの一部(例えば入賞時判定結果コマンド
の格納領域)または全部を用いて、あるいは、第1始動入賞コマンドバッファおよび第2
始動入賞コマンドバッファとは別個の記憶部として、構成されていればよい。
保留表示データにより記憶可能な入賞時判定結果は、入賞時判定結果コマンドに基づい
て特定される先読み判定の判定結果を示している。入賞時判定結果コマンドに基づいて特
定される入賞時判定結果には、「大当り」、「ハズレ時スーパーリーチ確定」、「ハズレ
時リーチ確定」、「ハズレ時一般」がある。入賞時判定結果コマンドにより「大当り」の
入賞時判定結果が通知された場合には、判定対象とされた可変表示の表示結果を「大当り
」とすることが特定される。入賞時判定結果コマンドにより「ハズレ時スーパーリーチ確
定」、「ハズレ時リーチ確定」、「ハズレ時一般」のいずれかが通知された場合には、判
定対象とされた可変表示の表示結果を「ハズレ」とすることが特定される。保留表示デー
タにより記憶可能な保留表示画像は、第1保留表示エリア126AKB1や第2保留表示
エリア126AKB2に表示されることで、未だ開始されていない特図ゲームの有無や保
留数を認識可能にする演出画像である。保留表示データにより記憶可能な最終表示画像は
、第1保留表示エリア126AKB1や第2保留表示エリア126AKB2、あるいはア
クティブ表示エリア126AKA1にて、最終的に表示される保留表示用あるいはアクテ
ィブ表示用の演出画像である。
て特定される先読み判定の判定結果を示している。入賞時判定結果コマンドに基づいて特
定される入賞時判定結果には、「大当り」、「ハズレ時スーパーリーチ確定」、「ハズレ
時リーチ確定」、「ハズレ時一般」がある。入賞時判定結果コマンドにより「大当り」の
入賞時判定結果が通知された場合には、判定対象とされた可変表示の表示結果を「大当り
」とすることが特定される。入賞時判定結果コマンドにより「ハズレ時スーパーリーチ確
定」、「ハズレ時リーチ確定」、「ハズレ時一般」のいずれかが通知された場合には、判
定対象とされた可変表示の表示結果を「ハズレ」とすることが特定される。保留表示デー
タにより記憶可能な保留表示画像は、第1保留表示エリア126AKB1や第2保留表示
エリア126AKB2に表示されることで、未だ開始されていない特図ゲームの有無や保
留数を認識可能にする演出画像である。保留表示データにより記憶可能な最終表示画像は
、第1保留表示エリア126AKB1や第2保留表示エリア126AKB2、あるいはア
クティブ表示エリア126AKA1にて、最終的に表示される保留表示用あるいはアクテ
ィブ表示用の演出画像である。
パチンコ遊技機1が実行可能な予告演出のうちには、保留表示予告やアクティブ表示予
告が含まれている。保留表示予告は、先読み予告演出の一例として、第1保留表示エリア
126AKB1における第1保留表示のうちで少なくとも1つを、あるいは、第2保留表
示エリア126AKB2における第2保留表示のうちで少なくとも1つを、通常時におけ
る表示態様とは異なる表示態様に変化させることにより、その保留表示に対応する可変表
示において所定割合で「大当り」となり大当り遊技状態に制御されることなどを予告する
。保留表示予告により、未だ開始されていない可変表示に対応する保留表示の表示色を、
通常時における所定色(例えば白色)とは異なる特定色(例えば青色、緑色、赤色、金色
など)へと変化させることで、保留表示の表示態様における変化を認識可能にして、所定
割合で可変表示の表示結果が「大当り」となることなどを示唆できればよい。あるいは、
保留表示における表示柄を通常時における所定柄(例えば無地)とは異なる特定柄(例え
ばサクラ柄など)へと変化させることで、可変表示の表示結果が「大当り」となる期待度
が通常よりも高いことなどを示唆できるようにしてもよい。あるいは、保留表示として所
定のメッセージ(例えば「チャンス」、「熱」、「激熱」など)を示す表示態様とするこ
とで、可変表示の表示結果が「大当り」となる期待度が高められていることなどを示唆で
きるようにしてもよい。保留表示予告における保留表示の変化は、「保留表示変化」とも
いう。
告が含まれている。保留表示予告は、先読み予告演出の一例として、第1保留表示エリア
126AKB1における第1保留表示のうちで少なくとも1つを、あるいは、第2保留表
示エリア126AKB2における第2保留表示のうちで少なくとも1つを、通常時におけ
る表示態様とは異なる表示態様に変化させることにより、その保留表示に対応する可変表
示において所定割合で「大当り」となり大当り遊技状態に制御されることなどを予告する
。保留表示予告により、未だ開始されていない可変表示に対応する保留表示の表示色を、
通常時における所定色(例えば白色)とは異なる特定色(例えば青色、緑色、赤色、金色
など)へと変化させることで、保留表示の表示態様における変化を認識可能にして、所定
割合で可変表示の表示結果が「大当り」となることなどを示唆できればよい。あるいは、
保留表示における表示柄を通常時における所定柄(例えば無地)とは異なる特定柄(例え
ばサクラ柄など)へと変化させることで、可変表示の表示結果が「大当り」となる期待度
が通常よりも高いことなどを示唆できるようにしてもよい。あるいは、保留表示として所
定のメッセージ(例えば「チャンス」、「熱」、「激熱」など)を示す表示態様とするこ
とで、可変表示の表示結果が「大当り」となる期待度が高められていることなどを示唆で
きるようにしてもよい。保留表示予告における保留表示の変化は、「保留表示変化」とも
いう。
アクティブ表示予告は、アクティブ表示エリア126AKA1におけるアクティブ表示
を、通常時における表示態様とは異なる表示態様に変化させることにより、開始条件が成
立して実行中の可変表示において所定割合で「大当り」となり大当り遊技状態に制御され
ることなどを予告する。アクティブ表示予告により、実行中の可変表示に対応するアクテ
ィブ表示の表示態様を変化させる場合には、保留表示予告の場合と同様に、表示色、表示
柄、メッセージの有無や内容などを、通常時とは異なるものに変化させることができれば
よい。アクティブ表示予告におけるアクティブ表示の変化は、「アクティブ表示変化」と
もいう。なお、アクティブ表示予告により変化可能なアクティブ表示の表示態様は、保留
表示予告により変化可能な保留表示の表示態様とは異なる固有の表示態様を含んでいても
よい。保留表示予告により変化可能な保留表示の表示態様は、アクティブ表示予告により
変化可能なアクティブ表示の表示態様とは異なる固有の表示態様を含んでいてもよい。
を、通常時における表示態様とは異なる表示態様に変化させることにより、開始条件が成
立して実行中の可変表示において所定割合で「大当り」となり大当り遊技状態に制御され
ることなどを予告する。アクティブ表示予告により、実行中の可変表示に対応するアクテ
ィブ表示の表示態様を変化させる場合には、保留表示予告の場合と同様に、表示色、表示
柄、メッセージの有無や内容などを、通常時とは異なるものに変化させることができれば
よい。アクティブ表示予告におけるアクティブ表示の変化は、「アクティブ表示変化」と
もいう。なお、アクティブ表示予告により変化可能なアクティブ表示の表示態様は、保留
表示予告により変化可能な保留表示の表示態様とは異なる固有の表示態様を含んでいても
よい。保留表示予告により変化可能な保留表示の表示態様は、アクティブ表示予告により
変化可能なアクティブ表示の表示態様とは異なる固有の表示態様を含んでいてもよい。
図8−9(B1)〜(B5)は、特徴部126AK〜128AKに関する保留表示やア
クティブ表示に使用可能な複数の演出画像を示している。この実施例では、保留表示やア
クティブ表示に使用可能な複数の演出画像として、5つの表示画像126AKE0〜12
6AKE4が予め用意されている。保留表示やアクティブ表示に使用可能な表示画像が用
意される数量は、5つに限定されず、任意の設計に基づく複数画像であればよい。表示画
像126AKE0は、丸型無地の白色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126
AKE1は、丸型無地の青色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126AKE2
は、丸型無地の緑色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126AKE3は、丸型
無地の赤色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126AKE4は、丸型無地の金
色表示を行う場合の演出画像である。保留表示やアクティブ表示における通常の表示態様
は、丸型無地の白色表示となっている。
クティブ表示に使用可能な複数の演出画像を示している。この実施例では、保留表示やア
クティブ表示に使用可能な複数の演出画像として、5つの表示画像126AKE0〜12
6AKE4が予め用意されている。保留表示やアクティブ表示に使用可能な表示画像が用
意される数量は、5つに限定されず、任意の設計に基づく複数画像であればよい。表示画
像126AKE0は、丸型無地の白色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126
AKE1は、丸型無地の青色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126AKE2
は、丸型無地の緑色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126AKE3は、丸型
無地の赤色表示を行う場合の演出画像である。表示画像126AKE4は、丸型無地の金
色表示を行う場合の演出画像である。保留表示やアクティブ表示における通常の表示態様
は、丸型無地の白色表示となっている。
保留表示予告やアクティブ表示予告では、ステップアップ予告に用いられる演出要素と
共通する演出要素を用いた予告演出として、保留表示やアクティブ予告の表示色が青色、
緑色、赤色、金色のいずれかとなる場合を設けている。このうち、表示色が赤色または金
色となる場合には、表示色が青色や緑色となる場合よりも、大当り信頼度や大当り期待度
が高くなる。このように、大当り信頼度や大当り期待度が高くなる表示色は、共通の特定
演出要素に含められる。なお、ステップアップ予告に用いられる外枠部分画像の表示色と
、保留表示予告やアクティブ表示予告に用いられる表示画像の表示色は、同一の表示色に
なることで共通の演出要素とされるものに限定されず、例えば予め定められた同色系統の
範囲内にある色彩といった、遊技者が共通性を認識可能な表示色であれば、共通の演出要
素に含めることができる。共通の演出要素は、演出画像の表示色に限定されず、演出画像
により示されるキャラクタの種類や形状、色彩、模様、その他、任意の演出画像の種類や
形状、色彩、模様といった、遊技者が視認可能な外観に含まれる一部の要素であればよい
。例えば模様が共通の演出要素となる場合には、パターンの大きさや色分け、ぼかし具合
といった、模様の構成単位が同一になることで共通の演出要素となるものに限定されず、
例えば予め定められた認識系統の範囲内にある模様といった、遊技者が共通性を認識可能
な模様であれば、共通の演出要素に含めることができる。共通の演出要素は、演出画像の
表示によって遊技者に認識される表示対象の場合に、その表示対象を全体的に構成する形
状、模様、色彩といった、表示対象の外観のうちで、少なくとも予め定められた部分的な
形状、模様、色彩のいずれかが、他の表示対象における全体的または部分的な形状、模様
、色彩と共通していることにより、遊技者が共通性を認識できる演出要素であればよい。
共通する演出要素を用いた予告演出として、保留表示やアクティブ予告の表示色が青色、
緑色、赤色、金色のいずれかとなる場合を設けている。このうち、表示色が赤色または金
色となる場合には、表示色が青色や緑色となる場合よりも、大当り信頼度や大当り期待度
が高くなる。このように、大当り信頼度や大当り期待度が高くなる表示色は、共通の特定
演出要素に含められる。なお、ステップアップ予告に用いられる外枠部分画像の表示色と
、保留表示予告やアクティブ表示予告に用いられる表示画像の表示色は、同一の表示色に
なることで共通の演出要素とされるものに限定されず、例えば予め定められた同色系統の
範囲内にある色彩といった、遊技者が共通性を認識可能な表示色であれば、共通の演出要
素に含めることができる。共通の演出要素は、演出画像の表示色に限定されず、演出画像
により示されるキャラクタの種類や形状、色彩、模様、その他、任意の演出画像の種類や
形状、色彩、模様といった、遊技者が視認可能な外観に含まれる一部の要素であればよい
。例えば模様が共通の演出要素となる場合には、パターンの大きさや色分け、ぼかし具合
といった、模様の構成単位が同一になることで共通の演出要素となるものに限定されず、
例えば予め定められた認識系統の範囲内にある模様といった、遊技者が共通性を認識可能
な模様であれば、共通の演出要素に含めることができる。共通の演出要素は、演出画像の
表示によって遊技者に認識される表示対象の場合に、その表示対象を全体的に構成する形
状、模様、色彩といった、表示対象の外観のうちで、少なくとも予め定められた部分的な
形状、模様、色彩のいずれかが、他の表示対象における全体的または部分的な形状、模様
、色彩と共通していることにより、遊技者が共通性を認識できる演出要素であればよい。
図8−10は、特徴部126AK〜128AKに関して、パチンコ遊技機1が実行可能
な要素転写演出や擬似連転写演出における演出画像の表示例を示している。パチンコ遊技
機1が実行可能な演出のうちには、要素転写演出や擬似連転写演出が含まれている。要素
転写演出は、1の予告演出が実行されたときの演出態様に含まれる少なくとも一部の演出
要素が、他の予告演出が実行される場合の演出態様に含まれる少なくとも一部の演出要素
として用いられることなどを示唆可能な演出である。擬似連転写演出は、擬似連演出にお
いて少なくとも1回の擬似連変動が実行された場合に、さらに少なくとも1回の擬似連変
動が再度実行されることなどを示唆可能な演出である。
な要素転写演出や擬似連転写演出における演出画像の表示例を示している。パチンコ遊技
機1が実行可能な演出のうちには、要素転写演出や擬似連転写演出が含まれている。要素
転写演出は、1の予告演出が実行されたときの演出態様に含まれる少なくとも一部の演出
要素が、他の予告演出が実行される場合の演出態様に含まれる少なくとも一部の演出要素
として用いられることなどを示唆可能な演出である。擬似連転写演出は、擬似連演出にお
いて少なくとも1回の擬似連変動が実行された場合に、さらに少なくとも1回の擬似連変
動が再度実行されることなどを示唆可能な演出である。
図8−10(A)は、要素転写演出が実行されている場合の表示例126AKX1を示
している。要素転写演出が実行される場合に、画像表示装置5の画面上には、表示領域1
26AK01と、表示領域126AK02とが配置され、飾り図柄は縮小表示部126A
K03にて縮小された状態で可変表示される。要素転写演出の実行が開始されるときには
、例えば第1予告演出となるステップアップ予告の実行を一旦停止させる。これに伴い、
表示領域126AK01では、一旦停止報知126AK04の演出画像を表示する。要素
転写演出では、表示領域126AK01にて、第1予告演出となるステップアップ予告に
対応する表示が行われ、表示領域126AK02にて、第2予告演出となるアクティブ表
示予告や保留表示予告に対応する表示が行われる。一例として、表示領域126AK01
では、外枠部分画像の表示色が赤色または金色といった、特定の演出要素を用いてステッ
プアップ予告が実行されたことを認識可能な演出画像が表示される。表示領域126AK
02では、アクティブ表示や保留表示の表示色が赤色または金色といった、特定の演出要
素を用いてアクティブ表示予告や保留表示予告が実行されることを認識可能な演出画像が
表示される。表示領域126AK01では、例えばステップアップ予告の演出態様に応じ
た演出画像など、第1予告演出に対応する演出画像が、実際のステップアップ予告を実行
した場合に表示される演出画像よりも拡大した状態で表示されてもよい。表示領域126
AK02では、例えばアクティブ表示予告や保留表示予告の演出態様に応じた演出画像な
ど、第2予告演出に対応する演出画像が、実際のアクティブ表示予告や保留表示予告を実
行した場合に表示される演出画像よりも拡大した状態で表示されてもよい。表示領域12
6AK01、126AK02では、第1予告演出や第2予告演出に用いられる演出画像そ
のものを拡大表示してもよいし、第1予告演出や第2予告演出に用いられる演出画像を拡
大表示するために、第1予告演出や第2予告演出に用いられる演出画像とは別個に用意さ
れた演出画像を表示してもよい。表示領域126AK01では、転写進行報知126AK
11の演出画像が左端部から右端部へと移動する。転写進行報知126AK11の演出画
像が通過した左側の領域では、第1予告演出に対応する演出画像が透明度を高められた状
態で表示され、転写進行報知126AK11の演出画像が通過していない右側の領域では
、第1予告演出に対応する演出画像が透明度の低い通常表示の状態で表示される。表示領
域126AK02では、転写進行報知126AK12の演出画像が左端部から右端部へと
移動する。転写進行報知126AK12の演出画像が通過した左側の領域では、第2予告
演出に対応する演出画像が透明度の低い通常表示の状態で表示され、転写進行報知126
AK12の演出画像が通過していない右側の領域では、第2予告演出に対応する演出画像
が透明度を高められた状態で表示される。表示領域126AK01において、第1予告演
出に対応する演出画像の表示は、遊技者が視認しやすい表示態様(通常表示の状態)から
、遊技者が視認しにくい表示態様(透明度が高い状態)へと変化すればよい。表示領域1
26AK02において、第2予告演出に対応する演出画像の表示は、遊技者が視認しにく
い表示態様(透明度が高い状態)から、遊技者が視認しやすい表示態様(通常表示の状態
)へと変化すればよい。転写進行報知126AK11、126AK12の演出画像が移動
表示されることに伴って表示態様を変化させるものに限定されず、例えば表示領域126
AK01では第1予告演出に対応する演出画像をフェードアウト表示するとともに、表示
領域126AK02では第2予告演出に対応する演出画像をフェードイン表示してもよい
。あるいは、表示領域126AK01では第1予告演出に対応する演出画像を時間経過に
伴い縮小されるように表示するとともに、表示領域126AK02では第2予告演出に対
応する演出画像を時間経過に伴い拡大されるように表示してもよい。その他、第1予告演
出に対応する演出態様を遊技者が認識しやすい演出態様から遊技者が認識しにくい演出態
様へと変化させるとともに、第2予告演出に対応する演出態様を遊技者が認識しにくい演
出態様から遊技者が認識しやすい演出態様へと変化させるものであればよい。これにより
、転写進行報知126AK11、126AK12の移動に伴い、第1予告演出に用いられ
た特定演出要素が、第2予告演出に用いられる特定演出要素として転写される様子を表示
することができる。また、画像表示装置5の画面上では、転写中報知126AK05の演
出画像を表示することで、遊技者は、特定演出要素が転写されていることを認識しやすく
なる。
している。要素転写演出が実行される場合に、画像表示装置5の画面上には、表示領域1
26AK01と、表示領域126AK02とが配置され、飾り図柄は縮小表示部126A
K03にて縮小された状態で可変表示される。要素転写演出の実行が開始されるときには
、例えば第1予告演出となるステップアップ予告の実行を一旦停止させる。これに伴い、
表示領域126AK01では、一旦停止報知126AK04の演出画像を表示する。要素
転写演出では、表示領域126AK01にて、第1予告演出となるステップアップ予告に
対応する表示が行われ、表示領域126AK02にて、第2予告演出となるアクティブ表
示予告や保留表示予告に対応する表示が行われる。一例として、表示領域126AK01
では、外枠部分画像の表示色が赤色または金色といった、特定の演出要素を用いてステッ
プアップ予告が実行されたことを認識可能な演出画像が表示される。表示領域126AK
02では、アクティブ表示や保留表示の表示色が赤色または金色といった、特定の演出要
素を用いてアクティブ表示予告や保留表示予告が実行されることを認識可能な演出画像が
表示される。表示領域126AK01では、例えばステップアップ予告の演出態様に応じ
た演出画像など、第1予告演出に対応する演出画像が、実際のステップアップ予告を実行
した場合に表示される演出画像よりも拡大した状態で表示されてもよい。表示領域126
AK02では、例えばアクティブ表示予告や保留表示予告の演出態様に応じた演出画像な
ど、第2予告演出に対応する演出画像が、実際のアクティブ表示予告や保留表示予告を実
行した場合に表示される演出画像よりも拡大した状態で表示されてもよい。表示領域12
6AK01、126AK02では、第1予告演出や第2予告演出に用いられる演出画像そ
のものを拡大表示してもよいし、第1予告演出や第2予告演出に用いられる演出画像を拡
大表示するために、第1予告演出や第2予告演出に用いられる演出画像とは別個に用意さ
れた演出画像を表示してもよい。表示領域126AK01では、転写進行報知126AK
11の演出画像が左端部から右端部へと移動する。転写進行報知126AK11の演出画
像が通過した左側の領域では、第1予告演出に対応する演出画像が透明度を高められた状
態で表示され、転写進行報知126AK11の演出画像が通過していない右側の領域では
、第1予告演出に対応する演出画像が透明度の低い通常表示の状態で表示される。表示領
域126AK02では、転写進行報知126AK12の演出画像が左端部から右端部へと
移動する。転写進行報知126AK12の演出画像が通過した左側の領域では、第2予告
演出に対応する演出画像が透明度の低い通常表示の状態で表示され、転写進行報知126
AK12の演出画像が通過していない右側の領域では、第2予告演出に対応する演出画像
が透明度を高められた状態で表示される。表示領域126AK01において、第1予告演
出に対応する演出画像の表示は、遊技者が視認しやすい表示態様(通常表示の状態)から
、遊技者が視認しにくい表示態様(透明度が高い状態)へと変化すればよい。表示領域1
26AK02において、第2予告演出に対応する演出画像の表示は、遊技者が視認しにく
い表示態様(透明度が高い状態)から、遊技者が視認しやすい表示態様(通常表示の状態
)へと変化すればよい。転写進行報知126AK11、126AK12の演出画像が移動
表示されることに伴って表示態様を変化させるものに限定されず、例えば表示領域126
AK01では第1予告演出に対応する演出画像をフェードアウト表示するとともに、表示
領域126AK02では第2予告演出に対応する演出画像をフェードイン表示してもよい
。あるいは、表示領域126AK01では第1予告演出に対応する演出画像を時間経過に
伴い縮小されるように表示するとともに、表示領域126AK02では第2予告演出に対
応する演出画像を時間経過に伴い拡大されるように表示してもよい。その他、第1予告演
出に対応する演出態様を遊技者が認識しやすい演出態様から遊技者が認識しにくい演出態
様へと変化させるとともに、第2予告演出に対応する演出態様を遊技者が認識しにくい演
出態様から遊技者が認識しやすい演出態様へと変化させるものであればよい。これにより
、転写進行報知126AK11、126AK12の移動に伴い、第1予告演出に用いられ
た特定演出要素が、第2予告演出に用いられる特定演出要素として転写される様子を表示
することができる。また、画像表示装置5の画面上では、転写中報知126AK05の演
出画像を表示することで、遊技者は、特定演出要素が転写されていることを認識しやすく
なる。
画像表示装置5の画面上では、要素転写演出の実行に伴い、アクティブ表示エリア12
6AKA1におけるアクティブ表示、第1保留表示エリア126AKB1および第2保留
表示エリア126AKB2における保留表示が、消去されてもよい。これにより、第2予
告演出として実行可能なアクティブ表示予告と保留表示予告とのうち、いずれの予告演出
が実行されるかや、保留表示予告が実行された場合にいずれの保留表示について表示画像
が変化するかを、遊技者が認識不可能あるいは認識困難にしてもよい。
6AKA1におけるアクティブ表示、第1保留表示エリア126AKB1および第2保留
表示エリア126AKB2における保留表示が、消去されてもよい。これにより、第2予
告演出として実行可能なアクティブ表示予告と保留表示予告とのうち、いずれの予告演出
が実行されるかや、保留表示予告が実行された場合にいずれの保留表示について表示画像
が変化するかを、遊技者が認識不可能あるいは認識困難にしてもよい。
図8−10(B)は、擬似連転写演出が実行されている場合の表示例126AKX2を
示している。擬似連転写演出が実行される場合に、画像表示装置5の画面上には、要素転
写演出の場合と同様に、表示領域126AK01と、表示領域126AK02とが配置さ
れ、飾り図柄は縮小表示部126AK03にて縮小された状態で可変表示される。擬似連
転写演出の実行が開始されるときには、例えば予告演出に含まれる擬似連演出の実行を一
旦停止させる。これに伴い、表示領域126AK01では、一旦停止報知126AK04
の演出画像を表示する。擬似連転写演出では、表示領域126AK01にて、既に実行さ
れた擬似連演出における擬似連変動と対応する表示が行われ、表示領域126AK02に
て、後に再度実行される擬似連演出における擬似連変動と対応する表示が行われる。一例
として、表示領域126AK01では、擬似連図柄といった、先に擬似連変動が実行され
たことを認識可能な演出画像が表示される。表示領域126AK02では、表示領域12
6AK01と同一または異なる擬似連図柄といった、後に擬似連変動が再度実行されるこ
とを認識可能な演出画像が表示される。表示領域126AK02では、1の擬似連図柄に
対応する演出画像が表示されてもよいし、複数の擬似連図柄に対応する演出画像が表示さ
れる場合があってもよい。表示領域126AK02にて複数の擬似連図柄に対応する演出
画像が表示された場合には、再度実行される擬似連変動の回数が、表示された擬似連図柄
の数に対応した複数回であることを示唆可能となればよい。表示領域126AK01、1
26AK02では、例えば擬似連図柄の表示態様に応じた演出画像など、擬似連演出にお
ける擬似連変動に対応する演出画像が、実際の擬似連演出を実行した場合に表示される擬
似連図柄の演出画像よりも拡大した状態で表示されてもよい。表示領域126AK01、
126AK02では、擬似連演出に用いられる擬似連図柄の演出画像そのものを拡大表示
してもよいし、擬似連演出に用いられる擬似連図柄を拡大表示するために、擬似連演出に
用いられる擬似連図柄の演出画像とは別個に用意された演出画像を表示してもよい。表示
領域126AK01では、転写進行報知126AK11の演出画像が左端部から右端部へ
と移動し、転写進行報知126AK11の演出画像が通過した左側の領域では、擬似連図
柄の演出画像が透明度を高められた状態で表示され、転写進行報知126AK11の演出
画像が通過していない右側の領域では、擬似連図柄の演出画像が透明度の低い通常表示の
状態で表示される。表示領域126AK02では、転写進行報知126AK12の演出画
像が左端部から右端部へと移動し、転写進行報知126AK12の演出画像が通過した左
側の領域では、擬似連図柄の演出画像が透明度の低い通常表示の状態で表示され、転写進
行報知126AK12の演出画像が通過していない右側の領域では、擬似連図柄の演出画
像が透明度を高められた状態で表示される。表示領域126AK01において、先に実行
された擬似連変動に対応する演出画像の表示は、遊技者が視認しやすい表示態様(通常表
示の状態)から、遊技者が視認しにくい表示態様(透明度が高い状態)へと変化すればよ
い。表示領域126AK02において、後に再度実行される擬似連変動に対応する演出画
像は、遊技者が視認しにくい表示態様(透明度が高い状態)から、遊技者が視認しやすい
表示態様(通常表示の状態)へと変化すればよい。転写進行報知126AK11、126
AK12の演出画像が移動表示されることに伴って表示態様を変化させるものに限定され
ず、例えば表示領域126AK01では先に実行された擬似連変動に対応する演出画像を
フェードアウト表示するとともに、表示領域126AK02では後に再度実行される擬似
連変動に対応する演出画像をフェードイン表示してもよい。あるいは、表示領域126A
K01では先に実行された擬似連変動に対応する演出画像を時間経過に伴い縮小されるよ
うに表示するとともに、表示領域126AK02では後に再度実行される擬似連変動に対
応する演出画像を時間経過に伴い拡大されるように表示してもよい。その他、先に実行さ
れた擬似連変動に対応する演出態様を遊技者が認識しやすい演出態様から遊技者が認識し
にくい演出態様へと変化させるとともに、後に再度実行される擬似連変動に対応する演出
態様を遊技者が認識しにくい演出態様から遊技者が認識しやすい演出態様へと変化させる
ものであればよい。これにより、転写進行報知126AK11、126AK12の移動に
伴い、先に実行された擬似連演出に用いられた擬似連図柄の演出要素が、後に再度実行さ
れる擬似連演出に用いられる擬似連図柄の演出要素として転写される様子を表示すること
ができる。また、画像表示装置5の画面上では、転写中報知126AK05の演出画像を
表示することで、遊技者は、擬似連図柄の演出要素が転写されていることを認識しやすく
なる。
示している。擬似連転写演出が実行される場合に、画像表示装置5の画面上には、要素転
写演出の場合と同様に、表示領域126AK01と、表示領域126AK02とが配置さ
れ、飾り図柄は縮小表示部126AK03にて縮小された状態で可変表示される。擬似連
転写演出の実行が開始されるときには、例えば予告演出に含まれる擬似連演出の実行を一
旦停止させる。これに伴い、表示領域126AK01では、一旦停止報知126AK04
の演出画像を表示する。擬似連転写演出では、表示領域126AK01にて、既に実行さ
れた擬似連演出における擬似連変動と対応する表示が行われ、表示領域126AK02に
て、後に再度実行される擬似連演出における擬似連変動と対応する表示が行われる。一例
として、表示領域126AK01では、擬似連図柄といった、先に擬似連変動が実行され
たことを認識可能な演出画像が表示される。表示領域126AK02では、表示領域12
6AK01と同一または異なる擬似連図柄といった、後に擬似連変動が再度実行されるこ
とを認識可能な演出画像が表示される。表示領域126AK02では、1の擬似連図柄に
対応する演出画像が表示されてもよいし、複数の擬似連図柄に対応する演出画像が表示さ
れる場合があってもよい。表示領域126AK02にて複数の擬似連図柄に対応する演出
画像が表示された場合には、再度実行される擬似連変動の回数が、表示された擬似連図柄
の数に対応した複数回であることを示唆可能となればよい。表示領域126AK01、1
26AK02では、例えば擬似連図柄の表示態様に応じた演出画像など、擬似連演出にお
ける擬似連変動に対応する演出画像が、実際の擬似連演出を実行した場合に表示される擬
似連図柄の演出画像よりも拡大した状態で表示されてもよい。表示領域126AK01、
126AK02では、擬似連演出に用いられる擬似連図柄の演出画像そのものを拡大表示
してもよいし、擬似連演出に用いられる擬似連図柄を拡大表示するために、擬似連演出に
用いられる擬似連図柄の演出画像とは別個に用意された演出画像を表示してもよい。表示
領域126AK01では、転写進行報知126AK11の演出画像が左端部から右端部へ
と移動し、転写進行報知126AK11の演出画像が通過した左側の領域では、擬似連図
柄の演出画像が透明度を高められた状態で表示され、転写進行報知126AK11の演出
画像が通過していない右側の領域では、擬似連図柄の演出画像が透明度の低い通常表示の
状態で表示される。表示領域126AK02では、転写進行報知126AK12の演出画
像が左端部から右端部へと移動し、転写進行報知126AK12の演出画像が通過した左
側の領域では、擬似連図柄の演出画像が透明度の低い通常表示の状態で表示され、転写進
行報知126AK12の演出画像が通過していない右側の領域では、擬似連図柄の演出画
像が透明度を高められた状態で表示される。表示領域126AK01において、先に実行
された擬似連変動に対応する演出画像の表示は、遊技者が視認しやすい表示態様(通常表
示の状態)から、遊技者が視認しにくい表示態様(透明度が高い状態)へと変化すればよ
い。表示領域126AK02において、後に再度実行される擬似連変動に対応する演出画
像は、遊技者が視認しにくい表示態様(透明度が高い状態)から、遊技者が視認しやすい
表示態様(通常表示の状態)へと変化すればよい。転写進行報知126AK11、126
AK12の演出画像が移動表示されることに伴って表示態様を変化させるものに限定され
ず、例えば表示領域126AK01では先に実行された擬似連変動に対応する演出画像を
フェードアウト表示するとともに、表示領域126AK02では後に再度実行される擬似
連変動に対応する演出画像をフェードイン表示してもよい。あるいは、表示領域126A
K01では先に実行された擬似連変動に対応する演出画像を時間経過に伴い縮小されるよ
うに表示するとともに、表示領域126AK02では後に再度実行される擬似連変動に対
応する演出画像を時間経過に伴い拡大されるように表示してもよい。その他、先に実行さ
れた擬似連変動に対応する演出態様を遊技者が認識しやすい演出態様から遊技者が認識し
にくい演出態様へと変化させるとともに、後に再度実行される擬似連変動に対応する演出
態様を遊技者が認識しにくい演出態様から遊技者が認識しやすい演出態様へと変化させる
ものであればよい。これにより、転写進行報知126AK11、126AK12の移動に
伴い、先に実行された擬似連演出に用いられた擬似連図柄の演出要素が、後に再度実行さ
れる擬似連演出に用いられる擬似連図柄の演出要素として転写される様子を表示すること
ができる。また、画像表示装置5の画面上では、転写中報知126AK05の演出画像を
表示することで、遊技者は、擬似連図柄の演出要素が転写されていることを認識しやすく
なる。
図8−11(A)は、先読予告設定処理として、演出制御プロセス処理のステップS1
61にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。先読予告設定処理では、始
動口入賞時コマンドの受信があったか否かを判定する(ステップ126AKS001)。
始動口入賞時コマンドには、始動口入賞指定コマンド、保留記憶数通知コマンド、入賞時
判定結果コマンドが含まれている。ステップ126AKS001では、例えば第1始動入
賞時コマンドバッファや第2始動入賞時コマンドバッファに、始動口入賞指定コマンドや
入賞時判定結果コマンド、保留記憶数通知コマンドが新たに格納されているか否かを確認
することにより、始動入賞時におけるコマンド受信の有無を判定すればよい。
61にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。先読予告設定処理では、始
動口入賞時コマンドの受信があったか否かを判定する(ステップ126AKS001)。
始動口入賞時コマンドには、始動口入賞指定コマンド、保留記憶数通知コマンド、入賞時
判定結果コマンドが含まれている。ステップ126AKS001では、例えば第1始動入
賞時コマンドバッファや第2始動入賞時コマンドバッファに、始動口入賞指定コマンドや
入賞時判定結果コマンド、保留記憶数通知コマンドが新たに格納されているか否かを確認
することにより、始動入賞時におけるコマンド受信の有無を判定すればよい。
ステップ126AKS001にてコマンド受信がない場合には(ステップ126AKS
001;No)、先読予告設定処理を終了する。一方、コマンド受信があると判定された
場合には(ステップ126AKS001;Yes)、受信したコマンドによる通知内容を
特定する(ステップ126AKS002)。例えば、入賞時判定結果コマンドによる通知
内容として、入賞時判定結果を特定する。続いて、最終表示画像を決定する(ステップ1
26AKS003)。最終表示画像は、第1保留表示や第2保留表示、あるいはアクティ
ブ表示として最終的に表示される演出画像である。演出制御用CPU120は、最終表示
画像決定用の乱数値を抽出し、その乱数値に基づき、ステップ126AKS002により
特定された入賞時判定結果に応じて、最終表示画像決定テーブルを参照することで、最終
表示画像を決定すればよい。その後、始動入賞時における保留表示の更新設定を行ってか
ら(ステップ126AKS004)、先読予告設定処理を終了する。始動入賞時における
保留表示の更新設定に伴い、保留表示データ記憶部における記憶内容が更新されてもよい
。このときには、保留表示データ記憶部における空き領域の先頭に、入賞時判定結果コマ
ンドから特定された入賞時判定結果、初期の保留表示画像として白色表示を行う場合の表
示画像126AKE1、ステップ126AKS003により決定された最終表示画像を、
それぞれ特定可能に示す保留表示データを格納することで記憶させればよい。
001;No)、先読予告設定処理を終了する。一方、コマンド受信があると判定された
場合には(ステップ126AKS001;Yes)、受信したコマンドによる通知内容を
特定する(ステップ126AKS002)。例えば、入賞時判定結果コマンドによる通知
内容として、入賞時判定結果を特定する。続いて、最終表示画像を決定する(ステップ1
26AKS003)。最終表示画像は、第1保留表示や第2保留表示、あるいはアクティ
ブ表示として最終的に表示される演出画像である。演出制御用CPU120は、最終表示
画像決定用の乱数値を抽出し、その乱数値に基づき、ステップ126AKS002により
特定された入賞時判定結果に応じて、最終表示画像決定テーブルを参照することで、最終
表示画像を決定すればよい。その後、始動入賞時における保留表示の更新設定を行ってか
ら(ステップ126AKS004)、先読予告設定処理を終了する。始動入賞時における
保留表示の更新設定に伴い、保留表示データ記憶部における記憶内容が更新されてもよい
。このときには、保留表示データ記憶部における空き領域の先頭に、入賞時判定結果コマ
ンドから特定された入賞時判定結果、初期の保留表示画像として白色表示を行う場合の表
示画像126AKE1、ステップ126AKS003により決定された最終表示画像を、
それぞれ特定可能に示す保留表示データを格納することで記憶させればよい。
図8−11(B)は、最終表示画像決定テーブル126AKT11の構成例を示してい
る。先読予告設定処理のステップ126AKS003では、最終表示画像決定テーブル1
26AKT11を参照することで、最終表示画像を決定可能となればよい。最終表示画像
決定テーブル126AKT11では、入賞時判定結果に応じて、最終表示画像決定用の乱
数値と比較される数値である判定値が、最終表示画像の決定結果に割り当てられていれば
よい。最終表示画像決定テーブル126AKT11は、入賞時判定結果に応じて、判定値
が割り当てられる最終表示画像が異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例
えば最終表示画像を表示画像126AKE3、126AKE4とする決定結果は、入賞時
判定結果が「ハズレ時一般」や「ハズレ時リーチ確定」の場合に割り当てられた判定値の
個数が「0」であり、判定値の割当てがないのに対し、入賞時判定結果が「ハズレ時スー
パーリーチ確定」や「大当り」の場合に割り当てられた判定値の個数が「0」以外であり
、判定値の割当てがある。また、最終表示画像を表示画像126AKE0とする決定結果
に割り当てられた判定値の個数は、入賞時判定結果が「ハズレ時一般」の場合に「270
」であり、入賞時判定結果が「ハズレ時リーチ確定」の場合に「210」であり、「ハズ
レ時スーパーリーチ確定」の場合に「65」であり、入賞時判定結果が「大当り」の場合
に「1」である。これに対し、最終表示画像を表示画像126AKE4とする決定結果に
割り当てられた判定値の個数は、入賞時判定結果が「ハズレ時一般」や「ハズレ時リーチ
確定」の場合に「0」となり(割当てなし)、入賞時判定結果が「ハズレ時スーパーリー
チ確定」の場合に「10」となり、入賞時判定結果が「大当り」の場合に「150」とな
る。これにより、最終表示画像が表示画像126AKE0、126AKE04のいずれと
なるかに応じて、有利状態としての大当り遊技状態に制御される信頼度や期待度である大
当り信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、最終表示画像が表示画像126AK
E0となる決定結果は、入賞時判定結果が「大当り」である場合よりも、「大当り」以外
である場合に多くの判定値が割り当てられているので、入賞時判定結果が「大当り」以外
である場合に決定されやすくなる。これに対し、最終表示画像が表示画像126AKE4
となる決定結果は、入賞時判定結果が「大当り」である場合に、「大当り」以外である場
合よりも多くの判定値が割り当てられているので、入賞時判定結果が「大当り」である場
合に決定されやすくなる。したがって、最終表示画像が表示画像126AKE4である場
合には、表示画像126AKE0である場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くな
る。最終表示画像となる表示画像に割り当てられた判定値の個数に関して、同様の比較に
よれば、最終表示画像が表示画像126AKE4である場合には、表示画像126AKE
3である場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。最終表示画像が表示画像1
26AKE3である場合には、表示画像126AKE2である場合よりも大当り信頼度や
大当り期待度が高くなる。最終表示画像が表示画像126AKE2である場合には、表示
画像126AKE1である場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。最終表示
画像が表示画像126AKE1である場合には、表示画像126AKE0である場合より
も大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
る。先読予告設定処理のステップ126AKS003では、最終表示画像決定テーブル1
26AKT11を参照することで、最終表示画像を決定可能となればよい。最終表示画像
決定テーブル126AKT11では、入賞時判定結果に応じて、最終表示画像決定用の乱
数値と比較される数値である判定値が、最終表示画像の決定結果に割り当てられていれば
よい。最終表示画像決定テーブル126AKT11は、入賞時判定結果に応じて、判定値
が割り当てられる最終表示画像が異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例
えば最終表示画像を表示画像126AKE3、126AKE4とする決定結果は、入賞時
判定結果が「ハズレ時一般」や「ハズレ時リーチ確定」の場合に割り当てられた判定値の
個数が「0」であり、判定値の割当てがないのに対し、入賞時判定結果が「ハズレ時スー
パーリーチ確定」や「大当り」の場合に割り当てられた判定値の個数が「0」以外であり
、判定値の割当てがある。また、最終表示画像を表示画像126AKE0とする決定結果
に割り当てられた判定値の個数は、入賞時判定結果が「ハズレ時一般」の場合に「270
」であり、入賞時判定結果が「ハズレ時リーチ確定」の場合に「210」であり、「ハズ
レ時スーパーリーチ確定」の場合に「65」であり、入賞時判定結果が「大当り」の場合
に「1」である。これに対し、最終表示画像を表示画像126AKE4とする決定結果に
割り当てられた判定値の個数は、入賞時判定結果が「ハズレ時一般」や「ハズレ時リーチ
確定」の場合に「0」となり(割当てなし)、入賞時判定結果が「ハズレ時スーパーリー
チ確定」の場合に「10」となり、入賞時判定結果が「大当り」の場合に「150」とな
る。これにより、最終表示画像が表示画像126AKE0、126AKE04のいずれと
なるかに応じて、有利状態としての大当り遊技状態に制御される信頼度や期待度である大
当り信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、最終表示画像が表示画像126AK
E0となる決定結果は、入賞時判定結果が「大当り」である場合よりも、「大当り」以外
である場合に多くの判定値が割り当てられているので、入賞時判定結果が「大当り」以外
である場合に決定されやすくなる。これに対し、最終表示画像が表示画像126AKE4
となる決定結果は、入賞時判定結果が「大当り」である場合に、「大当り」以外である場
合よりも多くの判定値が割り当てられているので、入賞時判定結果が「大当り」である場
合に決定されやすくなる。したがって、最終表示画像が表示画像126AKE4である場
合には、表示画像126AKE0である場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くな
る。最終表示画像となる表示画像に割り当てられた判定値の個数に関して、同様の比較に
よれば、最終表示画像が表示画像126AKE4である場合には、表示画像126AKE
3である場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。最終表示画像が表示画像1
26AKE3である場合には、表示画像126AKE2である場合よりも大当り信頼度や
大当り期待度が高くなる。最終表示画像が表示画像126AKE2である場合には、表示
画像126AKE1である場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。最終表示
画像が表示画像126AKE1である場合には、表示画像126AKE0である場合より
も大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
図8−12は、可変表示開始設定処理として、演出制御プロセス処理のステップS17
1にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。可変表示開始設定処理では、
飾り図柄の可変表示結果としての確定飾り図柄となる最終停止図柄などを決定する(ステ
ップ126AKS011)。演出制御用CPU120は、主基板11から伝送された変動
パターン指定コマンドで示された変動パターンや、可変表示結果通知コマンドで示された
可変表示結果といった、可変表示内容に基づいて、最終停止図柄を決定すればよい。変動
パターン指定コマンドや表示結果通知コマンドは、特別図柄プロセス処理のステップS1
11にて変動パターン設定処理が実行されたときに、特別図柄の変動開始時におけるコマ
ンドの送信設定が行われることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して送
信される。変動パターン指定コマンドは、使用パターンとして決定された変動パターンを
指定する演出制御コマンドである。可変表示結果通知コマンドは、特図表示結果決定用の
乱数値を用いて決定された可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。一例として
、変動パターンや可変表示結果の組合せに応じた可変表示内容には、「非リーチ(ハズレ
)」、「リーチ(ハズレ)」、「非確変(大当り)」、「確変(大当り)」があればよい
。
1にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。可変表示開始設定処理では、
飾り図柄の可変表示結果としての確定飾り図柄となる最終停止図柄などを決定する(ステ
ップ126AKS011)。演出制御用CPU120は、主基板11から伝送された変動
パターン指定コマンドで示された変動パターンや、可変表示結果通知コマンドで示された
可変表示結果といった、可変表示内容に基づいて、最終停止図柄を決定すればよい。変動
パターン指定コマンドや表示結果通知コマンドは、特別図柄プロセス処理のステップS1
11にて変動パターン設定処理が実行されたときに、特別図柄の変動開始時におけるコマ
ンドの送信設定が行われることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して送
信される。変動パターン指定コマンドは、使用パターンとして決定された変動パターンを
指定する演出制御コマンドである。可変表示結果通知コマンドは、特図表示結果決定用の
乱数値を用いて決定された可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。一例として
、変動パターンや可変表示結果の組合せに応じた可変表示内容には、「非リーチ(ハズレ
)」、「リーチ(ハズレ)」、「非確変(大当り)」、「確変(大当り)」があればよい
。
可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」の場合には、飾り図柄の可変表示状態がリーチ
状態にはならずに、非リーチ組合せの確定飾り図柄が停止表示されて、可変表示の表示結
果が「ハズレ」となる。可変表示内容が「リーチ(ハズレ)」の場合には、飾り図柄の可
変表示状態がリーチ状態となった後に、リーチハズレ組合せの確定飾り図柄が停止表示さ
れて、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる。可変表示内容が「非確変(大当り)」の
場合には、可変表示の表示結果が「大当り」となり、大当り遊技状態の終了後における遊
技状態が時短状態となる。可変表示内容が「確変(大当り)」の場合には、可変表示の表
示結果が「大当り」となり、大当り遊技状態の終了後における遊技状態が確変状態となる
。
状態にはならずに、非リーチ組合せの確定飾り図柄が停止表示されて、可変表示の表示結
果が「ハズレ」となる。可変表示内容が「リーチ(ハズレ)」の場合には、飾り図柄の可
変表示状態がリーチ状態となった後に、リーチハズレ組合せの確定飾り図柄が停止表示さ
れて、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる。可変表示内容が「非確変(大当り)」の
場合には、可変表示の表示結果が「大当り」となり、大当り遊技状態の終了後における遊
技状態が時短状態となる。可変表示内容が「確変(大当り)」の場合には、可変表示の表
示結果が「大当り」となり、大当り遊技状態の終了後における遊技状態が確変状態となる
。
可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」である場合に、演出制御用CPU120は、「
左」および「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて異なる(不一致の)飾り図柄を最
終停止図柄に決定する。演出制御用CPU120は、乱数回路124または演出用ランダ
ムカウンタなどにより更新される左確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、
ROM121に予め記憶されて用意された左確定図柄決定テーブルを参照することなどに
より、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「左」の飾り図柄表示エリア
5Lに停止表示される左確定飾り図柄を決定する。次に、乱数回路124または演出用ラ
ンダムカウンタなどにより更新される右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出
し、ROM121に予め記憶されて用意された右確定図柄決定テーブルを参照することな
どにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「右」の飾り図柄表示エ
リア5Rに停止表示される右確定飾り図柄を決定する。このときには、右確定図柄決定テ
ーブルにおける設定などにより、右確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄の図柄番号
とは異なるように、決定されるとよい。続いて、乱数回路124または演出用ランダムカ
ウンタなどにより更新される中確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、RO
M121に予め記憶されて用意された中確定図柄決定テーブルを参照することなどにより
、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「中」の飾り図柄表示エリア5C
に停止表示される中確定飾り図柄を決定する。
左」および「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて異なる(不一致の)飾り図柄を最
終停止図柄に決定する。演出制御用CPU120は、乱数回路124または演出用ランダ
ムカウンタなどにより更新される左確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、
ROM121に予め記憶されて用意された左確定図柄決定テーブルを参照することなどに
より、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「左」の飾り図柄表示エリア
5Lに停止表示される左確定飾り図柄を決定する。次に、乱数回路124または演出用ラ
ンダムカウンタなどにより更新される右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出
し、ROM121に予め記憶されて用意された右確定図柄決定テーブルを参照することな
どにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「右」の飾り図柄表示エ
リア5Rに停止表示される右確定飾り図柄を決定する。このときには、右確定図柄決定テ
ーブルにおける設定などにより、右確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄の図柄番号
とは異なるように、決定されるとよい。続いて、乱数回路124または演出用ランダムカ
ウンタなどにより更新される中確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、RO
M121に予め記憶されて用意された中確定図柄決定テーブルを参照することなどにより
、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「中」の飾り図柄表示エリア5C
に停止表示される中確定飾り図柄を決定する。
可変表示内容が「リーチ(ハズレ)」である場合に、演出制御用CPU120は、「左
」および「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて同一の(一致する)飾り図柄を最終
停止図柄に決定する。演出制御用CPU120は、乱数回路124または演出用ランダム
カウンタなどにより更新される左右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、
ROM121に予め記憶されて用意された左右確定図柄決定テーブルを参照することなど
により、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「左」と「右」の飾り図柄
表示エリア5L、5Rにて揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。
さらに、乱数回路124または演出用ランダムカウンタなどにより更新される中確定図柄
決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された中
確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の
画面上における「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される中確定飾り図柄を決
定する。ここで、例えば中確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄および右確定飾り図
柄の図柄番号と同一になる場合のように、確定飾り図柄が大当り組合せとなってしまう場
合には、任意の値(例えば「1」)を中確定飾り図柄の図柄番号に加算または減算するこ
となどにより、確定飾り図柄が大当り組合せとはならずにリーチ組合せとなるようにすれ
ばよい。あるいは、中確定飾り図柄を決定するときには、左確定飾り図柄および右確定飾
り図柄の図柄番号との差分(図柄差)を決定し、その図柄差に対応する中確定飾り図柄を
設定してもよい。
」および「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて同一の(一致する)飾り図柄を最終
停止図柄に決定する。演出制御用CPU120は、乱数回路124または演出用ランダム
カウンタなどにより更新される左右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、
ROM121に予め記憶されて用意された左右確定図柄決定テーブルを参照することなど
により、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の画面上における「左」と「右」の飾り図柄
表示エリア5L、5Rにて揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。
さらに、乱数回路124または演出用ランダムカウンタなどにより更新される中確定図柄
決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121に予め記憶されて用意された中
確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の
画面上における「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される中確定飾り図柄を決
定する。ここで、例えば中確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄および右確定飾り図
柄の図柄番号と同一になる場合のように、確定飾り図柄が大当り組合せとなってしまう場
合には、任意の値(例えば「1」)を中確定飾り図柄の図柄番号に加算または減算するこ
となどにより、確定飾り図柄が大当り組合せとはならずにリーチ組合せとなるようにすれ
ばよい。あるいは、中確定飾り図柄を決定するときには、左確定飾り図柄および右確定飾
り図柄の図柄番号との差分(図柄差)を決定し、その図柄差に対応する中確定飾り図柄を
設定してもよい。
可変表示内容が「非確変(大当り)」や「確変(大当り)」である場合に、演出制御用
CPU120は、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて同
一の(一致する)飾り図柄を最終停止図柄に決定する。演出制御用CPU120は、乱数
回路124または演出用ランダムカウンタなどにより更新される大当り確定図柄決定用の
乱数値を示す数値データを抽出する。続いて、ROM121に予め記憶されて用意された
大当り確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、画像表示装置5の画面上におけ
る「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに揃って停止表示され
る図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。このときには、可変表示内容が「非確変(大当
り)」と「確変(大当り)」のいずれであるかや、大当り中昇格演出が実行されるか否か
などに応じて、通常図柄(例えば偶数を示す飾り図柄)と確変図柄(例えば奇数を示す飾
り図柄)のいずれを確定飾り図柄とするかが決定されればよい。大当り中昇格演出は、画
像表示装置5において大当りを想起させるが確変状態を想起させないような飾り図柄の組
合せ(非確変大当り組合せ)が一旦は停止表示されてから、大当り遊技状態中や大当り遊
技状態の終了時に確変状態となるか否かを報知する演出である。
CPU120は、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて同
一の(一致する)飾り図柄を最終停止図柄に決定する。演出制御用CPU120は、乱数
回路124または演出用ランダムカウンタなどにより更新される大当り確定図柄決定用の
乱数値を示す数値データを抽出する。続いて、ROM121に予め記憶されて用意された
大当り確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、画像表示装置5の画面上におけ
る「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに揃って停止表示され
る図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。このときには、可変表示内容が「非確変(大当
り)」と「確変(大当り)」のいずれであるかや、大当り中昇格演出が実行されるか否か
などに応じて、通常図柄(例えば偶数を示す飾り図柄)と確変図柄(例えば奇数を示す飾
り図柄)のいずれを確定飾り図柄とするかが決定されればよい。大当り中昇格演出は、画
像表示装置5において大当りを想起させるが確変状態を想起させないような飾り図柄の組
合せ(非確変大当り組合せ)が一旦は停止表示されてから、大当り遊技状態中や大当り遊
技状態の終了時に確変状態となるか否かを報知する演出である。
具体的な一例として、可変表示内容が「非確変(大当り)」である場合には、複数種類
の通常図柄のうちから、確定飾り図柄となるものを決定する。また、可変表示内容が「確
変(大当り)」で大当り中昇格演出を実行しないと決定されたときには、複数種類の確変
図柄のうちから、確定飾り図柄となるものを決定する。これに対して、可変表示内容が「
確変(大当り)」であっても大当り中昇格演出を実行すると決定されたときには、複数種
類の通常図柄のうちから、確定飾り図柄となるものを決定する。これにより、確定飾り図
柄として確変図柄が揃って導出表示されたにもかかわらず、大当り中昇格演出が実行され
てしまうことを防止して、遊技者に不信感を与えないようにすればよい。
の通常図柄のうちから、確定飾り図柄となるものを決定する。また、可変表示内容が「確
変(大当り)」で大当り中昇格演出を実行しないと決定されたときには、複数種類の確変
図柄のうちから、確定飾り図柄となるものを決定する。これに対して、可変表示内容が「
確変(大当り)」であっても大当り中昇格演出を実行すると決定されたときには、複数種
類の通常図柄のうちから、確定飾り図柄となるものを決定する。これにより、確定飾り図
柄として確変図柄が揃って導出表示されたにもかかわらず、大当り中昇格演出が実行され
てしまうことを防止して、遊技者に不信感を与えないようにすればよい。
可変表示内容が「非確変(大当り)」または「確変(大当り)」である場合には、ステ
ップ126AKS011において、再抽選演出や大当り中昇格演出といった確変昇格演出
を実行するか否かの決定が行われてもよい。再抽選演出では、飾り図柄の可変表示中に同
一の通常図柄からなる非確変大当り組合せの飾り図柄が一旦表示されることによって、確
変状態に制御されることを一旦は認識困難または認識不能とし、飾り図柄を再び可変表示
(再変動)させて同一の確変図柄からなる確変大当り組合せの飾り図柄が停止表示される
ことによって確変状態に制御されることを遊技者が認識可能に報知できる。なお、再抽選
演出にて飾り図柄を再変動させた後に非確変大当り組合せの飾り図柄が停止表示されるこ
とにより、確変状態に制御されることを報知しない場合もある。ステップ126AKS0
11にて再抽選演出を実行すると決定された場合には、再抽選演出の実行前に仮停止表示
する飾り図柄の組合せなどを決定すればよい。
ップ126AKS011において、再抽選演出や大当り中昇格演出といった確変昇格演出
を実行するか否かの決定が行われてもよい。再抽選演出では、飾り図柄の可変表示中に同
一の通常図柄からなる非確変大当り組合せの飾り図柄が一旦表示されることによって、確
変状態に制御されることを一旦は認識困難または認識不能とし、飾り図柄を再び可変表示
(再変動)させて同一の確変図柄からなる確変大当り組合せの飾り図柄が停止表示される
ことによって確変状態に制御されることを遊技者が認識可能に報知できる。なお、再抽選
演出にて飾り図柄を再変動させた後に非確変大当り組合せの飾り図柄が停止表示されるこ
とにより、確変状態に制御されることを報知しない場合もある。ステップ126AKS0
11にて再抽選演出を実行すると決定された場合には、再抽選演出の実行前に仮停止表示
する飾り図柄の組合せなどを決定すればよい。
ステップ126AKS011にて最終停止図柄などを決定した後には、擬似連転写演出
決定処理(ステップ126AKS012)、アクティブ表示変化決定処理(ステップ12
6AKS013)、保留表示変化決定処理(ステップ126AKS014)、予告演出決
定処理(ステップ126AKS015)が、順に実行される。続いて、演出制御パターン
を予め用意された複数パターンのいずれかに決定する(ステップ126AKS016)。
例えば、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドで示された変動パターン
などに対応して、複数用意された演出制御パターン(特図変動時演出制御パターン)のい
ずれかを選択し、使用パターンとしてセットする。また、演出制御用CPU120は、ス
テップ126AKS012の擬似連転写演出決定処理による擬似連転写演出の実行設定に
対応して、複数用意された演出制御パターン(擬似連転写演出制御パターン)のいずれか
を選択し、使用パターンとしてセットしてもよい。ステップ126AKS013のアクテ
ィブ表示変化決定処理によるアクティブ表示変化の実行設定に対応して、複数用意された
演出制御パターン(アクティブ表示変化演出制御パターン)のいずれかを選択し、使用パ
ターンとしてセットしてもよい。ステップ126AKS014の保留表示変化決定処理に
よる保留表示変化の実行設定に対応して、複数用意された演出制御パターン(保留表示変
化演出制御パターン)のいずれかを選択し、使用パターンとしてセットしてもよい。ステ
ップ126AKS013のアクティブ表示変化決定処理やステップ126AKS014の
保留表示変化決定処理では、要素転写演出の実行設定が行われる場合がある。このような
要素転写演出の実行設定に対応して、複数用意された演出制御パターン(要素転写演出制
御パターン)のいずれかを選択し、使用パターンとしてセットしてもよい。ステップ12
6AKS015の予告演出決定処理による他の予告演出の実行設定に対応して、複数用意
された演出制御パターン(予告演出制御パターン)のいずれかを選択し、使用パターンと
してセットしてもよい。なお、特図変動時演出制御パターン、擬似連転写演出制御パター
ン、アクティブ表示変化演出制御パターン、保留表示変化演出制御パターン、予告演出制
御パターンとして、別個の演出制御パターンをセットするものに限定されず、各演出の実
行設定の組合せに対応した1の演出制御パターンをセットするものであってもよい。
決定処理(ステップ126AKS012)、アクティブ表示変化決定処理(ステップ12
6AKS013)、保留表示変化決定処理(ステップ126AKS014)、予告演出決
定処理(ステップ126AKS015)が、順に実行される。続いて、演出制御パターン
を予め用意された複数パターンのいずれかに決定する(ステップ126AKS016)。
例えば、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドで示された変動パターン
などに対応して、複数用意された演出制御パターン(特図変動時演出制御パターン)のい
ずれかを選択し、使用パターンとしてセットする。また、演出制御用CPU120は、ス
テップ126AKS012の擬似連転写演出決定処理による擬似連転写演出の実行設定に
対応して、複数用意された演出制御パターン(擬似連転写演出制御パターン)のいずれか
を選択し、使用パターンとしてセットしてもよい。ステップ126AKS013のアクテ
ィブ表示変化決定処理によるアクティブ表示変化の実行設定に対応して、複数用意された
演出制御パターン(アクティブ表示変化演出制御パターン)のいずれかを選択し、使用パ
ターンとしてセットしてもよい。ステップ126AKS014の保留表示変化決定処理に
よる保留表示変化の実行設定に対応して、複数用意された演出制御パターン(保留表示変
化演出制御パターン)のいずれかを選択し、使用パターンとしてセットしてもよい。ステ
ップ126AKS013のアクティブ表示変化決定処理やステップ126AKS014の
保留表示変化決定処理では、要素転写演出の実行設定が行われる場合がある。このような
要素転写演出の実行設定に対応して、複数用意された演出制御パターン(要素転写演出制
御パターン)のいずれかを選択し、使用パターンとしてセットしてもよい。ステップ12
6AKS015の予告演出決定処理による他の予告演出の実行設定に対応して、複数用意
された演出制御パターン(予告演出制御パターン)のいずれかを選択し、使用パターンと
してセットしてもよい。なお、特図変動時演出制御パターン、擬似連転写演出制御パター
ン、アクティブ表示変化演出制御パターン、保留表示変化演出制御パターン、予告演出制
御パターンとして、別個の演出制御パターンをセットするものに限定されず、各演出の実
行設定の組合せに対応した1の演出制御パターンをセットするものであってもよい。
ステップ126AKS016により演出制御パターンが決定されると、例えば変動パタ
ーン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応して、RAM122の所定領域(
演出制御タイマ設定部など)に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値を設定する(
ステップ126AKS017)。そして、画像表示装置5の画面上にて飾り図柄などの変
動を開始させるための設定を行う(ステップ126AKS018)。このときには、例え
ばステップ126AKS016により決定された演出制御パターン(特図変動時演出制御
パターン)に含まれる表示制御データが指定する表示制御指令を表示制御部123のVD
Pに対して伝送させることなどにより、画像表示装置5の画面上に設けられた「左」、「
中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させれ
ばよい。
ーン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応して、RAM122の所定領域(
演出制御タイマ設定部など)に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値を設定する(
ステップ126AKS017)。そして、画像表示装置5の画面上にて飾り図柄などの変
動を開始させるための設定を行う(ステップ126AKS018)。このときには、例え
ばステップ126AKS016により決定された演出制御パターン(特図変動時演出制御
パターン)に含まれる表示制御データが指定する表示制御指令を表示制御部123のVD
Pに対して伝送させることなどにより、画像表示装置5の画面上に設けられた「左」、「
中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにて飾り図柄の変動を開始させれ
ばよい。
ステップ126AKS018にて変動開始の設定を行った後には、可変表示の開始に対
応して、第1保留表示エリア126AKB1における第1保留表示や第2保留表示エリア
126AKB2における第2保留表示といった、保留表示などを更新するための設定を行
う(ステップ126AKB019)。例えば、第1特図ゲームが実行(開始)される場合
には、第1保留表示エリア126AKB1において、保留番号が「1」に対応した表示部
位(右端の表示部位)を消去(消化)するとともに、他の保留番号「2」〜「4」に対応
した表示部位における第1保留表示を1つずつ右方向に移動(シフト)させる。一方、第
2特図ゲームが実行(開始)される場合には、第2保留表示エリア126AKB2におい
て、保留番号が「1」に対応した表示部位(左端の表示部位)を消去(消化)するととも
に、他の保留番号「2」〜「4」に対応した表示部位における第2保留表示を1つずつ左
方向に移動(シフト)させる。これにより、保留表示のシフトが行われる。保留表示のシ
フトにあわせて、保留表示データ記憶部の記憶内容もシフトさせればよい。
応して、第1保留表示エリア126AKB1における第1保留表示や第2保留表示エリア
126AKB2における第2保留表示といった、保留表示などを更新するための設定を行
う(ステップ126AKB019)。例えば、第1特図ゲームが実行(開始)される場合
には、第1保留表示エリア126AKB1において、保留番号が「1」に対応した表示部
位(右端の表示部位)を消去(消化)するとともに、他の保留番号「2」〜「4」に対応
した表示部位における第1保留表示を1つずつ右方向に移動(シフト)させる。一方、第
2特図ゲームが実行(開始)される場合には、第2保留表示エリア126AKB2におい
て、保留番号が「1」に対応した表示部位(左端の表示部位)を消去(消化)するととも
に、他の保留番号「2」〜「4」に対応した表示部位における第2保留表示を1つずつ左
方向に移動(シフト)させる。これにより、保留表示のシフトが行われる。保留表示のシ
フトにあわせて、保留表示データ記憶部の記憶内容もシフトさせればよい。
なお、第1保留記憶数および第2保留記憶数がいずれも「0」であるときに、第1始動
入賞や第2始動入賞の発生に基づいて直ちに可変表示が開始される場合には、第1保留表
示や第2保留表示を更新することなく、アクティブ表示エリア126AKA1におけるア
クティブ表示を更新するための設定が行われてもよい。この場合、演出制御用CPU12
0は、アクティブ表示における通常の表示態様として、丸形無地で白色表示となるアクテ
ィブ表示を、アクティブ表示エリア126AKA1にて開始させればよい。ステップ12
6AKS019により保留表示などを更新した後には、演出プロセスフラグの値を可変表
示中演出処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップ126AKS020)
、可変表示開始設定処理を終了する。
入賞や第2始動入賞の発生に基づいて直ちに可変表示が開始される場合には、第1保留表
示や第2保留表示を更新することなく、アクティブ表示エリア126AKA1におけるア
クティブ表示を更新するための設定が行われてもよい。この場合、演出制御用CPU12
0は、アクティブ表示における通常の表示態様として、丸形無地で白色表示となるアクテ
ィブ表示を、アクティブ表示エリア126AKA1にて開始させればよい。ステップ12
6AKS019により保留表示などを更新した後には、演出プロセスフラグの値を可変表
示中演出処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップ126AKS020)
、可変表示開始設定処理を終了する。
図8−13(A)は、擬似連転写演出決定処理として、可変表示開始設定処理のステッ
プ126AKS012にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。擬似連転
写演出決定処理では、まず、擬似連演出があるか否かを判定する(ステップ126AKS
101)。演出制御用CPU120は、主基板11から伝送された変動パターン指定コマ
ンドで示された変動パターンに基づいて、擬似連演出の有無を判定すればよい。ステップ
126AKS101にて擬似連演出がある場合に(ステップ126AKS101;Yes
)、擬似連変動が2回以上実行されるか否かを判定する(ステップ126AKS102)
。例えば変動パターンPA2−3、PB2−3、PB2−4、PA3−3、PB3−3、
PB3−4のいずれかであれば擬似連変動が2回以上実行されることになり、これら以外
の変動パターンであれば擬似連変動が2回以上実行されないことになる。
プ126AKS012にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。擬似連転
写演出決定処理では、まず、擬似連演出があるか否かを判定する(ステップ126AKS
101)。演出制御用CPU120は、主基板11から伝送された変動パターン指定コマ
ンドで示された変動パターンに基づいて、擬似連演出の有無を判定すればよい。ステップ
126AKS101にて擬似連演出がある場合に(ステップ126AKS101;Yes
)、擬似連変動が2回以上実行されるか否かを判定する(ステップ126AKS102)
。例えば変動パターンPA2−3、PB2−3、PB2−4、PA3−3、PB3−3、
PB3−4のいずれかであれば擬似連変動が2回以上実行されることになり、これら以外
の変動パターンであれば擬似連変動が2回以上実行されないことになる。
ステップ126AKS101にて擬似連演出がない場合や(ステップ126AKS10
1;No)、ステップ126AKS102にて擬似連変動が2回以上実行されない場合に
は(ステップ126AKS102;No)、擬似連転写演出決定処理を終了する。ステッ
プ126AKS102にて擬似連変動が2回以上実行される場合には(ステップ126A
KS102;Yes)、擬似連転写演出を実行するか否かという擬似連転写演出の有無を
決定する(ステップ126AKS103)。このときには、擬似連転写演出を実行する「
演出あり」または実行しない「演出なし」のいずれかに決定される。その後、ステップ1
26AKS103による決定結果が「演出あり」か否かを判定する(ステップ126AK
S104)。擬似連転写演出を実行しない「演出なし」であれば(ステップ126AKS
104;No)、擬似連転写演出決定処理を終了する。
1;No)、ステップ126AKS102にて擬似連変動が2回以上実行されない場合に
は(ステップ126AKS102;No)、擬似連転写演出決定処理を終了する。ステッ
プ126AKS102にて擬似連変動が2回以上実行される場合には(ステップ126A
KS102;Yes)、擬似連転写演出を実行するか否かという擬似連転写演出の有無を
決定する(ステップ126AKS103)。このときには、擬似連転写演出を実行する「
演出あり」または実行しない「演出なし」のいずれかに決定される。その後、ステップ1
26AKS103による決定結果が「演出あり」か否かを判定する(ステップ126AK
S104)。擬似連転写演出を実行しない「演出なし」であれば(ステップ126AKS
104;No)、擬似連転写演出決定処理を終了する。
擬似連転写演出を実行する「演出あり」の場合には(ステップ126AKS104;Y
es)、擬似連転写演出パターンを決定する(ステップ126AKS105)。擬似連転
写演出パターンは、擬似連転写演出の実行タイミングや演出態様などを指定可能な演出パ
ターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶されるなどして用意さ
れていればよい。演出制御用CPU120は、変動パターンに対応する可変表示時間(特
図変動時間)や予告演出の実行態様(例えば実行タイミング、演出態様)などに応じて、
複数の擬似連転写演出パターンのうちから使用パターンとなるものを選択すればよい。そ
の後、決定結果をRAM122の所定領域などに記憶させてから(ステップ126AKS
106)、擬似連転写演出決定処理を終了する。
es)、擬似連転写演出パターンを決定する(ステップ126AKS105)。擬似連転
写演出パターンは、擬似連転写演出の実行タイミングや演出態様などを指定可能な演出パ
ターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶されるなどして用意さ
れていればよい。演出制御用CPU120は、変動パターンに対応する可変表示時間(特
図変動時間)や予告演出の実行態様(例えば実行タイミング、演出態様)などに応じて、
複数の擬似連転写演出パターンのうちから使用パターンとなるものを選択すればよい。そ
の後、決定結果をRAM122の所定領域などに記憶させてから(ステップ126AKS
106)、擬似連転写演出決定処理を終了する。
図8−13(B)は、転写演出決定テーブル126AKT21の構成例を示している。
擬似連転写演出決定処理のステップ126AKS103では、変動パターン指定コマンド
や可変表示結果通知コマンドに基づいて可変表示内容を特定し、転写演出決定用の乱数値
に基づいて転写演出決定テーブル126AKT21を参照することで、擬似連転写演出の
有無を決定可能となればよい。転写演出決定テーブル126AKT21では、可変表示内
容または入賞時判定結果に応じて、転写演出決定用の乱数値と比較される数値である判定
値が、擬似連転写演出を含む転写演出の決定結果として、転写演出を実行しない「演出な
し」と実行する「演出あり」の決定結果に割り当てられていればよい。可変表示内容が「
大当り」の場合には、可変表示内容が「非確変(大当り)」の場合と、可変表示内容が「
確変(大当り)」の場合とが含まれている。転写演出決定テーブル126AKT21は、
可変表示内容または入賞時判定結果に応じて、決定結果に割り当てられた判定値の個数が
異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例えば可変表示内容または入賞時判
定結果が「大当り」の場合に割り当てられた判定値の個数は、「演出なし」および「演出
あり」がいずれも「150」である。可変表示内容または入賞時判定結果が「大当り」以
外の場合に割り当てられた判定値の個数は、「演出なし」が「270」であり、「演出あ
り」が「30」である。これにより、擬似連転写演出を含む転写演出が実行されたか否か
に応じて、擬似連演出が実行された場合に、有利状態としての大当り遊技状態に制御され
る信頼度や期待度である大当り信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、可変表示
内容または入賞時判定結果が「大当り」の場合には、「大当り」以外の場合よりも多くの
判定値が「演出あり」の決定結果に割り当てられているので、擬似連転写演出を含む転写
演出が実行される割合が高くなる。したがって、擬似連転写演出を含む転写演出が実行さ
れた場合には、実行されない場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
擬似連転写演出決定処理のステップ126AKS103では、変動パターン指定コマンド
や可変表示結果通知コマンドに基づいて可変表示内容を特定し、転写演出決定用の乱数値
に基づいて転写演出決定テーブル126AKT21を参照することで、擬似連転写演出の
有無を決定可能となればよい。転写演出決定テーブル126AKT21では、可変表示内
容または入賞時判定結果に応じて、転写演出決定用の乱数値と比較される数値である判定
値が、擬似連転写演出を含む転写演出の決定結果として、転写演出を実行しない「演出な
し」と実行する「演出あり」の決定結果に割り当てられていればよい。可変表示内容が「
大当り」の場合には、可変表示内容が「非確変(大当り)」の場合と、可変表示内容が「
確変(大当り)」の場合とが含まれている。転写演出決定テーブル126AKT21は、
可変表示内容または入賞時判定結果に応じて、決定結果に割り当てられた判定値の個数が
異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例えば可変表示内容または入賞時判
定結果が「大当り」の場合に割り当てられた判定値の個数は、「演出なし」および「演出
あり」がいずれも「150」である。可変表示内容または入賞時判定結果が「大当り」以
外の場合に割り当てられた判定値の個数は、「演出なし」が「270」であり、「演出あ
り」が「30」である。これにより、擬似連転写演出を含む転写演出が実行されたか否か
に応じて、擬似連演出が実行された場合に、有利状態としての大当り遊技状態に制御され
る信頼度や期待度である大当り信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、可変表示
内容または入賞時判定結果が「大当り」の場合には、「大当り」以外の場合よりも多くの
判定値が「演出あり」の決定結果に割り当てられているので、擬似連転写演出を含む転写
演出が実行される割合が高くなる。したがって、擬似連転写演出を含む転写演出が実行さ
れた場合には、実行されない場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
図8−14は、アクティブ表示変化決定処理として、可変表示開始設定処理のステップ
126AKS013にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。アクティブ
表示変化決定処理では、まず、アクティブ表示データを取得する(ステップ126AKS
121)。アクティブ表示データは、今回の可変表示に対応する可変表示内容や保留表示
画像、最終表示画像を特定可能に示すデータである。演出制御用CPU120は、ステッ
プ126AKS121が実行されたときに、保留表示データ記憶部の保留番号「1」に対
応する格納領域で記憶された保留表示データを取得することにより、保留表示画像や最終
表示画像を特定すればよい。保留表示データ記憶部の記憶内容は、可変表示開始設定処理
のステップ126AKS019にて保留表示のシフトにあわせて更新される。ステップ1
26AKS121が実行される時点では、今回の可変表示に対応する保留表示画像や最終
表示画像を特定可能に示すデータが、保留表示データ記憶部の保留番号「1」に対応する
格納領域で記憶されている。可変表示内容は、変動パターン指定コマンドや可変表示結果
通知コマンドに基づいて特定されたものが、アクティブ表示データに示されていればよい
。
126AKS013にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。アクティブ
表示変化決定処理では、まず、アクティブ表示データを取得する(ステップ126AKS
121)。アクティブ表示データは、今回の可変表示に対応する可変表示内容や保留表示
画像、最終表示画像を特定可能に示すデータである。演出制御用CPU120は、ステッ
プ126AKS121が実行されたときに、保留表示データ記憶部の保留番号「1」に対
応する格納領域で記憶された保留表示データを取得することにより、保留表示画像や最終
表示画像を特定すればよい。保留表示データ記憶部の記憶内容は、可変表示開始設定処理
のステップ126AKS019にて保留表示のシフトにあわせて更新される。ステップ1
26AKS121が実行される時点では、今回の可変表示に対応する保留表示画像や最終
表示画像を特定可能に示すデータが、保留表示データ記憶部の保留番号「1」に対応する
格納領域で記憶されている。可変表示内容は、変動パターン指定コマンドや可変表示結果
通知コマンドに基づいて特定されたものが、アクティブ表示データに示されていればよい
。
ステップ126AKS121にてアクティブ表示データを取得した後には、アクティブ
表示変化の有無を決定する(ステップ126AKS122)。このときには、保留表示画
像であった変化前画像と、最終表示画像との比較結果により、アクティブ表示変化を実行
する「変化あり」または実行しない「変化なし」のいずれかに決定される。例えば、変化
前画像と最終表示画像とを比較して、両者が異なる表示画像である場合には、アクティブ
表示変化を実行する「変化あり」に決定する。変化前画像と最終表示画像が一致しないま
ま可変表示が開始された場合には、アクティブ表示変化を実行することにより、アクティ
ブ表示となる演出画像の表示を最終表示画像に変化させればよい。変化前画像と最終表示
画像とが同一の表示画像である場合には、アクティブ表示変化を実行しない「変化なし」
に決定すればよい。なお、変化前画像と最終表示画像とが同一の表示画像である場合でも
、所定割合によりアクティブ表示予告を実行可能とし、予告演出を実行してもアクティブ
表示の表示態様が変化しないガセ演出となるようにしてもよい。ただし、この場合でも、
最終表示画像が表示画像126AKE4(表示色が金色)の場合には、それ以上は大当り
信頼度や大当り期待度を高めることができないので、アクティブ表示変化を実行しない「
変化なし」に決定する。
表示変化の有無を決定する(ステップ126AKS122)。このときには、保留表示画
像であった変化前画像と、最終表示画像との比較結果により、アクティブ表示変化を実行
する「変化あり」または実行しない「変化なし」のいずれかに決定される。例えば、変化
前画像と最終表示画像とを比較して、両者が異なる表示画像である場合には、アクティブ
表示変化を実行する「変化あり」に決定する。変化前画像と最終表示画像が一致しないま
ま可変表示が開始された場合には、アクティブ表示変化を実行することにより、アクティ
ブ表示となる演出画像の表示を最終表示画像に変化させればよい。変化前画像と最終表示
画像とが同一の表示画像である場合には、アクティブ表示変化を実行しない「変化なし」
に決定すればよい。なお、変化前画像と最終表示画像とが同一の表示画像である場合でも
、所定割合によりアクティブ表示予告を実行可能とし、予告演出を実行してもアクティブ
表示の表示態様が変化しないガセ演出となるようにしてもよい。ただし、この場合でも、
最終表示画像が表示画像126AKE4(表示色が金色)の場合には、それ以上は大当り
信頼度や大当り期待度を高めることができないので、アクティブ表示変化を実行しない「
変化なし」に決定する。
ステップ126AKS122の決定結果に基づいて、「変化あり」に決定されたか否か
を判定する(ステップ126AKS123)。「変化あり」ではなく「変化なし」と判定
された場合には(ステップ126AKS123;No)、アクティブ表示変化決定処理を
終了する。これに対し、「変化あり」と判定された場合には(ステップ126AKS12
3;Yes)、アクティブ表示変化パターンを決定する(ステップ126AKS124)
。アクティブ表示変化パターンは、アクティブ表示予告となるアクティブ表示変化の実行
タイミングや演出態様などを指定可能な演出パターンであり、予め複数パターンがROM
121の所定領域に記憶されるなどして用意されていればよい。演出制御用CPU120
は、変化前画像や最終表示画像に基づき、アクティブ表示変化パターン決定テーブルを参
照することで、アクティブ表示変化パターンを決定すればよい。その後、変化後表示色が
赤色または金色であるか否かを判定する(ステップ126AKS125)。このときには
、最終表示画像が表示画像126AKE3、126AKE4のいずれかである場合に、変
化後表示色が赤色または金色であると判定すればよい。
を判定する(ステップ126AKS123)。「変化あり」ではなく「変化なし」と判定
された場合には(ステップ126AKS123;No)、アクティブ表示変化決定処理を
終了する。これに対し、「変化あり」と判定された場合には(ステップ126AKS12
3;Yes)、アクティブ表示変化パターンを決定する(ステップ126AKS124)
。アクティブ表示変化パターンは、アクティブ表示予告となるアクティブ表示変化の実行
タイミングや演出態様などを指定可能な演出パターンであり、予め複数パターンがROM
121の所定領域に記憶されるなどして用意されていればよい。演出制御用CPU120
は、変化前画像や最終表示画像に基づき、アクティブ表示変化パターン決定テーブルを参
照することで、アクティブ表示変化パターンを決定すればよい。その後、変化後表示色が
赤色または金色であるか否かを判定する(ステップ126AKS125)。このときには
、最終表示画像が表示画像126AKE3、126AKE4のいずれかである場合に、変
化後表示色が赤色または金色であると判定すればよい。
変化後表示色が赤色でも金色でもない場合には(ステップ126AKS125;No)
、アクティブ表示変化決定処理を終了する。これに対し、変化後表示色が赤色または金色
である場合には(ステップ126AKS125;Yes)、要素転写演出を実行するか否
かという要素転写演出の有無を決定する(ステップ126AKS126)。このときには
、要素転写演出を実行する「演出あり」または実行しない「演出なし」のいずれかに決定
される。その後、ステップ126AKS126による決定結果が「演出あり」か否かを判
定する(ステップ126AKS127)。一方において、要素転写演出を実行しない「演
出なし」であれば(ステップ126AKS127;No)、アクティブ表示変化決定処理
を終了する。他方において、要素転写演出を実行する「演出あり」の場合には(ステップ
126AKS127;Yes)、要素転写演出パターンを決定する(ステップ126AK
S128)。要素転写演出パターンは、要素転写演出の実行タイミングや演出態様などを
指定可能な演出パターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶され
るなどして用意されていればよい。演出制御用CPU120は、変動パターンに対応する
可変表示時間(特図変動時間)やアクティブ表示変化の実行態様(例えば実行タイミング
、変化後表示色)などに応じて、複数の要素転写演出パターンのうちから使用パターンと
なるものを選択すればよい。その後、決定結果をRAM122の所定領域などに記憶させ
てから(ステップ126AKS129)、アクティブ表示変化決定処理を終了する。
、アクティブ表示変化決定処理を終了する。これに対し、変化後表示色が赤色または金色
である場合には(ステップ126AKS125;Yes)、要素転写演出を実行するか否
かという要素転写演出の有無を決定する(ステップ126AKS126)。このときには
、要素転写演出を実行する「演出あり」または実行しない「演出なし」のいずれかに決定
される。その後、ステップ126AKS126による決定結果が「演出あり」か否かを判
定する(ステップ126AKS127)。一方において、要素転写演出を実行しない「演
出なし」であれば(ステップ126AKS127;No)、アクティブ表示変化決定処理
を終了する。他方において、要素転写演出を実行する「演出あり」の場合には(ステップ
126AKS127;Yes)、要素転写演出パターンを決定する(ステップ126AK
S128)。要素転写演出パターンは、要素転写演出の実行タイミングや演出態様などを
指定可能な演出パターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶され
るなどして用意されていればよい。演出制御用CPU120は、変動パターンに対応する
可変表示時間(特図変動時間)やアクティブ表示変化の実行態様(例えば実行タイミング
、変化後表示色)などに応じて、複数の要素転写演出パターンのうちから使用パターンと
なるものを選択すればよい。その後、決定結果をRAM122の所定領域などに記憶させ
てから(ステップ126AKS129)、アクティブ表示変化決定処理を終了する。
図8−15(A)は、アクティブ表示変化パターンの設定例を示している。パチンコ遊
技機1では、複数のアクティブ表示変化パターンとして、アクティブ表示変化パターン1
26AKF01〜126AKF04、126AKF12〜126AKF14、126AK
F23、126AKF24、126AKF34が、予め用意されている。複数のアクティ
ブ表示変化パターンは、アクティブ表示変化の実行前におけるアクティブ表示の表示画像
(変化前画像)と、アクティブ表示変化の実行後におけるアクティブ表示の表示画像(変
化後画像)との組合せに対応している。例えばアクティブ表示変化パターン126AKF
01は、変化前画像が表示画像126AKE0である場合のうち、アクティブ表示変化に
より変化後画像が表示画像126AKE1となる場合に使用される。アクティブ表示変化
パターン126AKF02は、変化前画像が表示画像126AKE0である場合のうち、
アクティブ表示変化により変化後画像が表示画像126AKE2となる場合に使用される
。アクティブ表示変化パターン126AKF03は、変化前画像が表示画像126AKE
0である場合のうち、アクティブ表示変化により変化後画像が表示画像126AKE3と
なる場合に使用される。アクティブ表示変化パターン126AKF04は、変化前画像が
表示画像126AKE0である場合のうち、アクティブ表示変化により変化後画像が表示
画像126AKE4となる場合に使用される。なお、アクティブ表示変化パターンとして
、予告演出を実行してもアクティブ表示の表示態様が変化しないガセ演出を実行するため
のパターンが用意されてもよい。また、アクティブ表示変化の実行タイミングに応じて、
異なるアクティブ表示変化パターンが用意されてもよい。
技機1では、複数のアクティブ表示変化パターンとして、アクティブ表示変化パターン1
26AKF01〜126AKF04、126AKF12〜126AKF14、126AK
F23、126AKF24、126AKF34が、予め用意されている。複数のアクティ
ブ表示変化パターンは、アクティブ表示変化の実行前におけるアクティブ表示の表示画像
(変化前画像)と、アクティブ表示変化の実行後におけるアクティブ表示の表示画像(変
化後画像)との組合せに対応している。例えばアクティブ表示変化パターン126AKF
01は、変化前画像が表示画像126AKE0である場合のうち、アクティブ表示変化に
より変化後画像が表示画像126AKE1となる場合に使用される。アクティブ表示変化
パターン126AKF02は、変化前画像が表示画像126AKE0である場合のうち、
アクティブ表示変化により変化後画像が表示画像126AKE2となる場合に使用される
。アクティブ表示変化パターン126AKF03は、変化前画像が表示画像126AKE
0である場合のうち、アクティブ表示変化により変化後画像が表示画像126AKE3と
なる場合に使用される。アクティブ表示変化パターン126AKF04は、変化前画像が
表示画像126AKE0である場合のうち、アクティブ表示変化により変化後画像が表示
画像126AKE4となる場合に使用される。なお、アクティブ表示変化パターンとして
、予告演出を実行してもアクティブ表示の表示態様が変化しないガセ演出を実行するため
のパターンが用意されてもよい。また、アクティブ表示変化の実行タイミングに応じて、
異なるアクティブ表示変化パターンが用意されてもよい。
アクティブ表示変化パターンに応じて、アクティブ表示変化の実行後におけるアクティ
ブ表示の表示色である変化後表示色は、赤色または金色になる場合と、赤色や金色にはな
らない場合とがある。より具体的に、アクティブ表示変化パターン126AKF03、1
26AKF04、126AKF13、126AKF14、126AKF23、126AK
F24、126AKF34のいずれかである場合に、アクティブ表示変化の実行後に表示
される変化後画像としての表示画像は、表示画像126AKE3、126AKE4のいず
れかとなり、変化後表示色が赤色または金色となる。アクティブ表示変化決定処理のステ
ップ126AKS125では、アクティブ表示変化パターン126AKF03、126A
KF04、126AKF13、126AKF14、126AKF23、126AKF24
、126AKF34のいずれかである場合に、変化後表示色が赤色または金色であると判
定される。
ブ表示の表示色である変化後表示色は、赤色または金色になる場合と、赤色や金色にはな
らない場合とがある。より具体的に、アクティブ表示変化パターン126AKF03、1
26AKF04、126AKF13、126AKF14、126AKF23、126AK
F24、126AKF34のいずれかである場合に、アクティブ表示変化の実行後に表示
される変化後画像としての表示画像は、表示画像126AKE3、126AKE4のいず
れかとなり、変化後表示色が赤色または金色となる。アクティブ表示変化決定処理のステ
ップ126AKS125では、アクティブ表示変化パターン126AKF03、126A
KF04、126AKF13、126AKF14、126AKF23、126AKF24
、126AKF34のいずれかである場合に、変化後表示色が赤色または金色であると判
定される。
図8−15(B)は、アクティブ表示変化パターン決定テーブル126AKT22の構
成例を示している。アクティブ表示変化決定処理のステップ126AKS124では、変
化前画像と最終表示画像とに基づいて、アクティブ表示変化パターン決定テーブル126
AKT22を参照することで、アクティブ表示変化パターンを決定可能となればよい。ア
クティブ表示変化パターン決定テーブル126AKT22は、変化前画像と最終表示画像
との組合せに応じて、アクティブ表示変化パターンが決定されるように、テーブルデータ
が構成されている。例えば変化前画像が表示画像126AKE0である場合のうち、最終
表示画像が表示画像126AKE1の場合にはアクティブ表示変化パターン126AKF
01に決定され、最終表示画像が表示画像126AKE2の場合にはアクティブ表示変化
パターン126AKF02に決定され、最終表示画像が表示画像126AKE3の場合に
はアクティブ表示変化パターン126AKF03に決定され、最終表示画像が表示画像1
26AKE4の場合にはアクティブ表示パターン126AKF04に決定される。これに
より、変化前画像が同一の表示画像126AKE0である場合でも、アクティブ表示変化
パターン126AKF01〜126AKF04のいずれに決定されたかに応じて、最終表
示画像として異なる表示画像126AKE1〜126AKE4のいずれかに変化させるこ
とができる。
成例を示している。アクティブ表示変化決定処理のステップ126AKS124では、変
化前画像と最終表示画像とに基づいて、アクティブ表示変化パターン決定テーブル126
AKT22を参照することで、アクティブ表示変化パターンを決定可能となればよい。ア
クティブ表示変化パターン決定テーブル126AKT22は、変化前画像と最終表示画像
との組合せに応じて、アクティブ表示変化パターンが決定されるように、テーブルデータ
が構成されている。例えば変化前画像が表示画像126AKE0である場合のうち、最終
表示画像が表示画像126AKE1の場合にはアクティブ表示変化パターン126AKF
01に決定され、最終表示画像が表示画像126AKE2の場合にはアクティブ表示変化
パターン126AKF02に決定され、最終表示画像が表示画像126AKE3の場合に
はアクティブ表示変化パターン126AKF03に決定され、最終表示画像が表示画像1
26AKE4の場合にはアクティブ表示パターン126AKF04に決定される。これに
より、変化前画像が同一の表示画像126AKE0である場合でも、アクティブ表示変化
パターン126AKF01〜126AKF04のいずれに決定されたかに応じて、最終表
示画像として異なる表示画像126AKE1〜126AKE4のいずれかに変化させるこ
とができる。
図8−16(A)は、保留表示変化決定処理として、可変表示開始設定処理のステップ
126AKS014にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。保留表示変
化設定処理では、まず、保留表示データ記憶内容を確認する(ステップ126AKS14
1)。保留表示データ記憶内容は、例えば保留表示データ記憶部において、保留番号が「
1」〜「4」のそれぞれと関連付けて記憶されている入賞時判定結果、保留表示画像、最
終表示画像などを示すデータの内容である。保留表示画像は、保留表示予告による保留表
示変化の実行前に表示される変化前画像として特定される。続いて、保留表示変化の有無
を決定する(ステップ126AKS142)。このときには、例えば変化前画像や最終表
示画像などに基づいて、保留表示変化を実行する「変化あり」または実行しない「変化な
し」のいずれかに決定される。より具体的に、変化前画像と最終表示画像とを比較して、
変化前画像が最終表示画像とは異なる表示画像である場合には、保留表示変化決定用の乱
数値を抽出し、その乱数値に基づき、ステップ126AKS141により特定された入賞
時判定結果に応じて、保留表示変化有無決定テーブルを参照することで、「変化あり」ま
たは「変化なし」のいずれかに決定すればよい。変化前画像と最終表示画像とが同一の表
示画像である場合には、保留表示変化を実行しない「変化なし」に決定すればよい。なお
、変化前画像と最終表示画像とが同一の表示画像である場合でも、所定割合により保留表
示予告を実行可能とし、予告演出を実行しても保留表示の表示態様が変化しないガセ演出
となるようにしてもよい。ただし、この場合でも、最終表示画像が表示画像126AKE
4(表示色が金色)の場合には、それ以上は大当り信頼度や大当り期待度を高めることが
できないので、保留表示変化を実行しない「変化なし」に決定する。
126AKS014にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。保留表示変
化設定処理では、まず、保留表示データ記憶内容を確認する(ステップ126AKS14
1)。保留表示データ記憶内容は、例えば保留表示データ記憶部において、保留番号が「
1」〜「4」のそれぞれと関連付けて記憶されている入賞時判定結果、保留表示画像、最
終表示画像などを示すデータの内容である。保留表示画像は、保留表示予告による保留表
示変化の実行前に表示される変化前画像として特定される。続いて、保留表示変化の有無
を決定する(ステップ126AKS142)。このときには、例えば変化前画像や最終表
示画像などに基づいて、保留表示変化を実行する「変化あり」または実行しない「変化な
し」のいずれかに決定される。より具体的に、変化前画像と最終表示画像とを比較して、
変化前画像が最終表示画像とは異なる表示画像である場合には、保留表示変化決定用の乱
数値を抽出し、その乱数値に基づき、ステップ126AKS141により特定された入賞
時判定結果に応じて、保留表示変化有無決定テーブルを参照することで、「変化あり」ま
たは「変化なし」のいずれかに決定すればよい。変化前画像と最終表示画像とが同一の表
示画像である場合には、保留表示変化を実行しない「変化なし」に決定すればよい。なお
、変化前画像と最終表示画像とが同一の表示画像である場合でも、所定割合により保留表
示予告を実行可能とし、予告演出を実行しても保留表示の表示態様が変化しないガセ演出
となるようにしてもよい。ただし、この場合でも、最終表示画像が表示画像126AKE
4(表示色が金色)の場合には、それ以上は大当り信頼度や大当り期待度を高めることが
できないので、保留表示変化を実行しない「変化なし」に決定する。
ステップ126AKS142の決定結果に基づいて、「変化あり」に決定されたか否か
を判定する(ステップ126AKS143)。「変化あり」ではなく「変化なし」と判定
された場合には(ステップ126AKS143;No)、保留表示変化決定処理を終了す
る。これに対し、「変化あり」と判定された場合には(ステップ126AKS143;Y
es)、保留表示変化パターンを決定する(ステップ126AKS144)。保留表示変
化パターンは、保留表示予告となる保留表示変化の実行タイミングや演出態様などを指定
可能な演出パターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶されるな
どして用意されていればよい。演出制御用CPU120は、保留表示変化パターン決定用
の乱数値を抽出し、その乱数値に基づき、ステップ126AKS141により特定された
変化前画像や最終表示画像に応じて、保留表示変化パターン決定テーブルを参照すること
で、保留表示変化パターンを決定すればよい。その後、変化後表示色が赤色または金色で
あるか否かを判定する(ステップ126AKS145)。変化後表示色は、保留表示変化
の実行後に表示される変化後画像に対応した保留表示の表示色である。ステップ126A
KS145では、ステップ126AKS144により決定された保留表示変化パターンに
応じて、変化後表示色は赤色または金色であるか、赤色や金色とは異なる表示色であるか
が特定される。
を判定する(ステップ126AKS143)。「変化あり」ではなく「変化なし」と判定
された場合には(ステップ126AKS143;No)、保留表示変化決定処理を終了す
る。これに対し、「変化あり」と判定された場合には(ステップ126AKS143;Y
es)、保留表示変化パターンを決定する(ステップ126AKS144)。保留表示変
化パターンは、保留表示予告となる保留表示変化の実行タイミングや演出態様などを指定
可能な演出パターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶されるな
どして用意されていればよい。演出制御用CPU120は、保留表示変化パターン決定用
の乱数値を抽出し、その乱数値に基づき、ステップ126AKS141により特定された
変化前画像や最終表示画像に応じて、保留表示変化パターン決定テーブルを参照すること
で、保留表示変化パターンを決定すればよい。その後、変化後表示色が赤色または金色で
あるか否かを判定する(ステップ126AKS145)。変化後表示色は、保留表示変化
の実行後に表示される変化後画像に対応した保留表示の表示色である。ステップ126A
KS145では、ステップ126AKS144により決定された保留表示変化パターンに
応じて、変化後表示色は赤色または金色であるか、赤色や金色とは異なる表示色であるか
が特定される。
変化後表示色が赤色でも金色でもない場合には(ステップ126AKS145;No)
、保留表示変化決定処理を終了する。これに対し、変化後表示色が赤色または金色である
場合には(ステップ126AKS145;Yes)、要素転写演出を実行するか否かとい
う要素転写演出の有無を決定する(ステップ126AKS146)。このときには、要素
転写演出を実行する「演出あり」または実行しない「演出なし」のいずれかに決定される
。その後、ステップ126AKS146による決定結果が「演出あり」か否かを判定する
(ステップ126AKS147)。一方において、要素転写演出を実行しない「演出なし
」であれば(ステップ126AKS147;No)、保留表示変化決定処理を終了する。
他方において、要素転写演出を実行する「演出あり」の場合には(ステップ126AKS
147;Yes)、要素転写演出パターンを決定する(ステップ126AKS148)。
その後、決定結果をRAM122の所定領域などに記憶させてから(ステップ126AK
S149)、保留表示変化決定処理を終了する。
、保留表示変化決定処理を終了する。これに対し、変化後表示色が赤色または金色である
場合には(ステップ126AKS145;Yes)、要素転写演出を実行するか否かとい
う要素転写演出の有無を決定する(ステップ126AKS146)。このときには、要素
転写演出を実行する「演出あり」または実行しない「演出なし」のいずれかに決定される
。その後、ステップ126AKS146による決定結果が「演出あり」か否かを判定する
(ステップ126AKS147)。一方において、要素転写演出を実行しない「演出なし
」であれば(ステップ126AKS147;No)、保留表示変化決定処理を終了する。
他方において、要素転写演出を実行する「演出あり」の場合には(ステップ126AKS
147;Yes)、要素転写演出パターンを決定する(ステップ126AKS148)。
その後、決定結果をRAM122の所定領域などに記憶させてから(ステップ126AK
S149)、保留表示変化決定処理を終了する。
図8−16(B)は、保留表示変化有無決定テーブル126AKT23の構成例を示し
ている。保留表示変化決定処理のステップ126AKS142では、変化前画像が最終表
示画像とは異なる表示画像である場合に、入賞時判定結果を特定し、保留表示変化決定用
の乱数値に基づいて保留表示変化有無決定テーブル126AKT23を参照することで、
保留表示変化の有無を決定可能となればよい。保留表示変化有無決定テーブル126AK
T23では、入賞時判定結果に応じて、保留表示変化決定用の乱数値と比較される数値で
ある判定値が、保留表示変化を実行しない「変化なし」と実行する「変化あり」の決定結
果に割り当てられていればよい。保留表示変化有無決定テーブル126AKT23は、入
賞時判定結果に応じて、「変化なし」または「変化あり」の決定結果に割り当てられた判
定値の個数が異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。より具体的に、入賞時
判定結果が「ハズレ時一般」である場合に割り当てられた判定値の個数は、「変化なし」
が「270」であり、「変化あり」が「30」である。入賞時判定結果が「ハズレ時リー
チ確定」である場合に割り当てられた判定値の個数は、「変化なし」が「210」であり
、「変化あり」が「90」である。入賞時判定結果が「ハズレ時スーパーリーチ確定」で
ある場合に割り当てられた判定値の個数は、「変化なし」および「変化あり」がいずれも
「150」である。入賞時判定結果が「大当り」である場合に割り当てられた判定値の個
数は、「変化なし」が「90」であり、「変化あり」が「210」である。これにより、
保留表示変化が実行されたか否かに応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。特に
、入賞時判定結果が「大当り」の場合には、「大当り」以外の場合よりも多くの判定値が
「変化あり」の決定結果に割り当てられているので、保留表示変化が実行される割合が高
くなる。したがって、保留表示変化が実行された保留表示に対応する可変表示では、実行
されなかった保留表示に対応する可変表示よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる
。なお、保留表示変化が実行されず保留表示が変化しなかった場合でも、最終表示画像が
表示画像126AKE0以外の表示画像であれば、アクティブ表示変化が実行されること
により、アクティブ表示が変化することになる。
ている。保留表示変化決定処理のステップ126AKS142では、変化前画像が最終表
示画像とは異なる表示画像である場合に、入賞時判定結果を特定し、保留表示変化決定用
の乱数値に基づいて保留表示変化有無決定テーブル126AKT23を参照することで、
保留表示変化の有無を決定可能となればよい。保留表示変化有無決定テーブル126AK
T23では、入賞時判定結果に応じて、保留表示変化決定用の乱数値と比較される数値で
ある判定値が、保留表示変化を実行しない「変化なし」と実行する「変化あり」の決定結
果に割り当てられていればよい。保留表示変化有無決定テーブル126AKT23は、入
賞時判定結果に応じて、「変化なし」または「変化あり」の決定結果に割り当てられた判
定値の個数が異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。より具体的に、入賞時
判定結果が「ハズレ時一般」である場合に割り当てられた判定値の個数は、「変化なし」
が「270」であり、「変化あり」が「30」である。入賞時判定結果が「ハズレ時リー
チ確定」である場合に割り当てられた判定値の個数は、「変化なし」が「210」であり
、「変化あり」が「90」である。入賞時判定結果が「ハズレ時スーパーリーチ確定」で
ある場合に割り当てられた判定値の個数は、「変化なし」および「変化あり」がいずれも
「150」である。入賞時判定結果が「大当り」である場合に割り当てられた判定値の個
数は、「変化なし」が「90」であり、「変化あり」が「210」である。これにより、
保留表示変化が実行されたか否かに応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。特に
、入賞時判定結果が「大当り」の場合には、「大当り」以外の場合よりも多くの判定値が
「変化あり」の決定結果に割り当てられているので、保留表示変化が実行される割合が高
くなる。したがって、保留表示変化が実行された保留表示に対応する可変表示では、実行
されなかった保留表示に対応する可変表示よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる
。なお、保留表示変化が実行されず保留表示が変化しなかった場合でも、最終表示画像が
表示画像126AKE0以外の表示画像であれば、アクティブ表示変化が実行されること
により、アクティブ表示が変化することになる。
図8−17(A)は、保留表示変化パターンの設定例を示している。パチンコ遊技機1
では、複数の保留表示変化パターンとして、保留表示変化パターン126AKG01〜1
26AKG04、126AKG12〜126AKG14、126AKG23、126AK
G24、126AKG34が、予め用意されている。複数の保留表示変化パターンは、保
留表示変化の実行前における保留表示の表示画像(変化前画像)と、保留表示変化の実行
後における保留表示の表示画像(変化後画像)との組合せに対応している。例えば保留表
示変化パターン126AKG01は、変化前画像が表示画像126AKE0である場合の
うち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE1となる場合に使用される
。保留表示変化パターン126AKG02は、変化前画像が表示画像126AKE0であ
る場合のうち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE2となる場合に使
用される。保留表示変化パターン126AKG03は、変化前画像が表示画像126AK
E0である場合のうち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE3となる
場合に使用される。保留表示変化パターン126AKG04は、変化前画像が表示画像1
26AKE0である場合のうち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE
4となる場合に使用される。なお、保留表示変化パターンとして、予告演出を実行しても
保留表示の表示態様が変化しないガセ演出を実行するためのパターンが用意されてもよい
。また、保留表示変化の実行タイミングに応じて、異なる保留表示変化パターンが用意さ
れてもよい。
では、複数の保留表示変化パターンとして、保留表示変化パターン126AKG01〜1
26AKG04、126AKG12〜126AKG14、126AKG23、126AK
G24、126AKG34が、予め用意されている。複数の保留表示変化パターンは、保
留表示変化の実行前における保留表示の表示画像(変化前画像)と、保留表示変化の実行
後における保留表示の表示画像(変化後画像)との組合せに対応している。例えば保留表
示変化パターン126AKG01は、変化前画像が表示画像126AKE0である場合の
うち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE1となる場合に使用される
。保留表示変化パターン126AKG02は、変化前画像が表示画像126AKE0であ
る場合のうち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE2となる場合に使
用される。保留表示変化パターン126AKG03は、変化前画像が表示画像126AK
E0である場合のうち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE3となる
場合に使用される。保留表示変化パターン126AKG04は、変化前画像が表示画像1
26AKE0である場合のうち、保留表示変化により変化後画像が表示画像126AKE
4となる場合に使用される。なお、保留表示変化パターンとして、予告演出を実行しても
保留表示の表示態様が変化しないガセ演出を実行するためのパターンが用意されてもよい
。また、保留表示変化の実行タイミングに応じて、異なる保留表示変化パターンが用意さ
れてもよい。
保留表示変化パターンに応じて、保留表示変化の実行後における保留表示の表示色であ
る変化後表示色は、赤色または金色になる場合と、赤色や金色にはならない場合とがある
。より具体的に、保留表示変化パターン126AKG03、126AKG04、126A
KG13、126AKG14、126AKG23、126AKG24、126AKG34
のいずれかである場合に、保留表示変化の実行後に表示される変化後画像としての表示画
像は、表示画像126AKE3、126AKE4のいずれかとなり、変化後表示色が赤色
または金色となる。保留表示変化決定処理のステップ126AKS145では、保留表示
変化パターン126AKG03、126AKG04、126AKG13、126AKG1
4、126AKG23、126AKG24、126AKG34のいずれかである場合に、
変化後表示色が赤色または金色であると判定される。
る変化後表示色は、赤色または金色になる場合と、赤色や金色にはならない場合とがある
。より具体的に、保留表示変化パターン126AKG03、126AKG04、126A
KG13、126AKG14、126AKG23、126AKG24、126AKG34
のいずれかである場合に、保留表示変化の実行後に表示される変化後画像としての表示画
像は、表示画像126AKE3、126AKE4のいずれかとなり、変化後表示色が赤色
または金色となる。保留表示変化決定処理のステップ126AKS145では、保留表示
変化パターン126AKG03、126AKG04、126AKG13、126AKG1
4、126AKG23、126AKG24、126AKG34のいずれかである場合に、
変化後表示色が赤色または金色であると判定される。
図8−17(B)は、保留表示変化パターン決定テーブル126AKT24の構成例を
示している。保留表示変化決定処理のステップ126AKS144では、変化前画像と最
終表示画像とに基づいて、保留表示変化パターン決定テーブル126AKT24を参照す
ることで、保留表示変化パターンを決定可能となればよい。保留表示変化パターン決定テ
ーブル126AKT24は、変化前画像と最終表示画像との組合せに応じて、保留表示変
化パターン決定用の乱数値と比較される数値である判定値が、保留表示変化パターンの決
定結果に割り当てられていればよい。保留表示変化パターン決定テーブル126AKT2
4は、変化前画像と最終表示画像との組合せに応じて、判定値が割り当てられる保留表示
変化パターンが異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例えば保留表示変化
パターン126AKG03、126AKG04の決定結果は、変化前画像が表示画像12
6AKE0である場合のうち、最終表示画像が表示画像126AKE1である場合や表示
画像126AKE2である場合には判定値の割当てがないのに対し、最終表示画像が表示
画像126AKE3である場合には保留表示変化パターン126AKG03に割り当てら
れた判定値の個数が「50」となり、最終表示画像が表示画像126AKE4である場合
には保留表示変化パターン126AKG03に割り当てられた判定値の個数が「75」で
保留表示変化パターン126AKG04に割り当てられた判定値の個数が「50」となり
、判定値の割当てがある。表示画像126AKE0〜126AKE4のうちで、表示画像
126AKE4が最終表示画像である場合に、大当り信頼度や大当り期待度が最も高くな
り、表示画像126AKE3、126AKE2、126AKE1となるに従って大当り信
頼度や大当り期待度が低下し、表示画像126AKE0が最終表示画像である場合に、大
当り信頼度や大当り期待度が最も低くなる。保留表示変化パターン決定テーブル126A
KT24におけるテーブルデータの構成によれば、最終表示画像となる表示画像に比べて
、大当り信頼度や大当り期待度が高い表示画像に変化させる保留表示変化パターンに決定
されることがない。これにより、保留表示変化が実行されて保留表示が大当り信頼度や大
当り期待度の高い表示色に変化した後、さらに保留表示変化が実行されても、その保留表
示が大当り信頼度や大当り期待度の低い表示色に変化してしまう成り下がりは発生しない
ので、一旦は高められた遊技者の期待感が、保留表示の成り下がりにより損ねられること
を防止できる。
示している。保留表示変化決定処理のステップ126AKS144では、変化前画像と最
終表示画像とに基づいて、保留表示変化パターン決定テーブル126AKT24を参照す
ることで、保留表示変化パターンを決定可能となればよい。保留表示変化パターン決定テ
ーブル126AKT24は、変化前画像と最終表示画像との組合せに応じて、保留表示変
化パターン決定用の乱数値と比較される数値である判定値が、保留表示変化パターンの決
定結果に割り当てられていればよい。保留表示変化パターン決定テーブル126AKT2
4は、変化前画像と最終表示画像との組合せに応じて、判定値が割り当てられる保留表示
変化パターンが異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例えば保留表示変化
パターン126AKG03、126AKG04の決定結果は、変化前画像が表示画像12
6AKE0である場合のうち、最終表示画像が表示画像126AKE1である場合や表示
画像126AKE2である場合には判定値の割当てがないのに対し、最終表示画像が表示
画像126AKE3である場合には保留表示変化パターン126AKG03に割り当てら
れた判定値の個数が「50」となり、最終表示画像が表示画像126AKE4である場合
には保留表示変化パターン126AKG03に割り当てられた判定値の個数が「75」で
保留表示変化パターン126AKG04に割り当てられた判定値の個数が「50」となり
、判定値の割当てがある。表示画像126AKE0〜126AKE4のうちで、表示画像
126AKE4が最終表示画像である場合に、大当り信頼度や大当り期待度が最も高くな
り、表示画像126AKE3、126AKE2、126AKE1となるに従って大当り信
頼度や大当り期待度が低下し、表示画像126AKE0が最終表示画像である場合に、大
当り信頼度や大当り期待度が最も低くなる。保留表示変化パターン決定テーブル126A
KT24におけるテーブルデータの構成によれば、最終表示画像となる表示画像に比べて
、大当り信頼度や大当り期待度が高い表示画像に変化させる保留表示変化パターンに決定
されることがない。これにより、保留表示変化が実行されて保留表示が大当り信頼度や大
当り期待度の高い表示色に変化した後、さらに保留表示変化が実行されても、その保留表
示が大当り信頼度や大当り期待度の低い表示色に変化してしまう成り下がりは発生しない
ので、一旦は高められた遊技者の期待感が、保留表示の成り下がりにより損ねられること
を防止できる。
擬似連転写演出は、擬似連転写演出決定処理のステップ126AKS102にて擬似連
変動が2回以上であると判定された場合に、ステップ126AKS103での決定結果に
応じて実行可能となる。要素転写演出は、アクティブ表示変化決定処理のステップ126
AKS125にて変化後表示色が赤色または金色であると判定された場合に、ステップ1
26AKS126での決定結果に応じて実行可能となり、加えて、保留表示変化決定処理
のステップ126AKS145にて変化後表示色が赤色または金色であると判定された場
合に、ステップ126AKS146での決定結果に応じて実行可能となる。そして、変動
パターン決定テーブル126AKT01〜126AKT03を用いて擬似連変動が2回以
上実行される変動パターンに決定される割合は、最終表示画像決定テーブル126AKT
1を用いて最終表示画像が表示画像126AKE3、126AKE4に決定される割合と
は異なっている。そのため、擬似連転写演出が実行された場合と、要素転写演出が実行さ
れた場合とでは、大当り信頼度や大当り期待度を異ならせることができる。
変動が2回以上であると判定された場合に、ステップ126AKS103での決定結果に
応じて実行可能となる。要素転写演出は、アクティブ表示変化決定処理のステップ126
AKS125にて変化後表示色が赤色または金色であると判定された場合に、ステップ1
26AKS126での決定結果に応じて実行可能となり、加えて、保留表示変化決定処理
のステップ126AKS145にて変化後表示色が赤色または金色であると判定された場
合に、ステップ126AKS146での決定結果に応じて実行可能となる。そして、変動
パターン決定テーブル126AKT01〜126AKT03を用いて擬似連変動が2回以
上実行される変動パターンに決定される割合は、最終表示画像決定テーブル126AKT
1を用いて最終表示画像が表示画像126AKE3、126AKE4に決定される割合と
は異なっている。そのため、擬似連転写演出が実行された場合と、要素転写演出が実行さ
れた場合とでは、大当り信頼度や大当り期待度を異ならせることができる。
アクティブ表示変化決定処理のステップ126AKS126や保留表示変化決定処理の
ステップ126AKS146では、ノーマルリーチやスーパーリーチとなるリーチ演出が
実行される変動パターンである場合に、所定割合で要素転写演出を実行可能とし、リーチ
演出が実行されない変動パターンである場合には、要素転写演出を実行しないことに決定
してもよい。これにより、要素転写演出を実行するための演出期間を確保して、適切な演
出を実行することができる。変化後表示色が赤色または金色となる保留表示がある場合に
は、保留表示データ記憶部の記憶内容における入賞時判定結果などを読み取ることにより
、その保留表示に対応する可変表示が実行されるよりも前の可変表示において、リーチ演
出が実行される変動パターンに決定されるか否かを判定することで、要素転写演出を実行
可能であるか否かを判定してもよい。
ステップ126AKS146では、ノーマルリーチやスーパーリーチとなるリーチ演出が
実行される変動パターンである場合に、所定割合で要素転写演出を実行可能とし、リーチ
演出が実行されない変動パターンである場合には、要素転写演出を実行しないことに決定
してもよい。これにより、要素転写演出を実行するための演出期間を確保して、適切な演
出を実行することができる。変化後表示色が赤色または金色となる保留表示がある場合に
は、保留表示データ記憶部の記憶内容における入賞時判定結果などを読み取ることにより
、その保留表示に対応する可変表示が実行されるよりも前の可変表示において、リーチ演
出が実行される変動パターンに決定されるか否かを判定することで、要素転写演出を実行
可能であるか否かを判定してもよい。
図8−18(A)は、予告演出決定処理として、可変表示開始設定処理のステップ12
6AKS015にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。予告演出決定処
理では、まず、今回の可変表示に対応して、要素転写演出の実行があるか否かを判定する
(ステップ126AKS161)。演出制御用CPU120は、RAM122の所定領域
にて、要素転写演出を実行するための決定結果(要素転写演出パターンを示す情報など)
が記憶されている場合に、要素転写演出が実行される「要素転写演出あり」と判定し、そ
のような決定結果が記憶されていない場合に、要素転写演出が実行されない「要素転写演
出なし」と判定すればよい。「要素転写演出あり」の場合には(ステップ126AKS1
61;Yes)、アクティブ表示変化や保留表示変化による変化後表示色に応じたステッ
プアップ予告演出パターンを決定する(ステップ126AKS162)。ステップアップ
予告演出パターンは、外枠表示パターンとステップ数パターンを含んでいればよい。要素
転写演出が実行される場合には、アクティブ表示変化や保留表示変化によるアクティブ表
示や保留表示の変化後表示色が赤色または金色となる。このうち、変化後表示色が赤色と
なる場合には、外枠表示パターン126AKC3を含むステップアップ予告演出パターン
が決定されることで、ステップアップ予告における外枠部分画像として、表示色が赤色の
演出画像を表示させればよい。変化後表示色が金色となる場合には、外枠表示パターン1
26AKC4を含むステップアップ予告演出パターンが決定されることで、ステップアッ
プ予告における外枠部分画像として、表示色が金色の演出画像を表示させればよい。ステ
ップ数パターンについては、例えばステップ数パターン126AKD4が決定されること
で、ステップアップ予告における演出態様を第4ステップまで変化させてもよい。外枠表
示パターン126AKC3、126AKC4は変化後表示色が赤色または金色のいずれか
に応じて決定される一方で、ステップ数パターンは、今回の可変表示の表示結果が「ハズ
レ」または「大当り」のいずれであるかに応じて、異なる割合でステップ数パターン12
6AKD1〜126AKD4のいずれかに決定されてもよい。
6AKS015にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。予告演出決定処
理では、まず、今回の可変表示に対応して、要素転写演出の実行があるか否かを判定する
(ステップ126AKS161)。演出制御用CPU120は、RAM122の所定領域
にて、要素転写演出を実行するための決定結果(要素転写演出パターンを示す情報など)
が記憶されている場合に、要素転写演出が実行される「要素転写演出あり」と判定し、そ
のような決定結果が記憶されていない場合に、要素転写演出が実行されない「要素転写演
出なし」と判定すればよい。「要素転写演出あり」の場合には(ステップ126AKS1
61;Yes)、アクティブ表示変化や保留表示変化による変化後表示色に応じたステッ
プアップ予告演出パターンを決定する(ステップ126AKS162)。ステップアップ
予告演出パターンは、外枠表示パターンとステップ数パターンを含んでいればよい。要素
転写演出が実行される場合には、アクティブ表示変化や保留表示変化によるアクティブ表
示や保留表示の変化後表示色が赤色または金色となる。このうち、変化後表示色が赤色と
なる場合には、外枠表示パターン126AKC3を含むステップアップ予告演出パターン
が決定されることで、ステップアップ予告における外枠部分画像として、表示色が赤色の
演出画像を表示させればよい。変化後表示色が金色となる場合には、外枠表示パターン1
26AKC4を含むステップアップ予告演出パターンが決定されることで、ステップアッ
プ予告における外枠部分画像として、表示色が金色の演出画像を表示させればよい。ステ
ップ数パターンについては、例えばステップ数パターン126AKD4が決定されること
で、ステップアップ予告における演出態様を第4ステップまで変化させてもよい。外枠表
示パターン126AKC3、126AKC4は変化後表示色が赤色または金色のいずれか
に応じて決定される一方で、ステップ数パターンは、今回の可変表示の表示結果が「ハズ
レ」または「大当り」のいずれであるかに応じて、異なる割合でステップ数パターン12
6AKD1〜126AKD4のいずれかに決定されてもよい。
「要素転写演出なし」の場合には(ステップ126AKS161;No)、予告演出を
実行するか否かという予告演出の有無と、実行する場合の予告種別とを決定する(ステッ
プ126AKS163)。このときには、予告演出を実行しない「予告なし」、または予
告演出を実行する場合の「ステップアップ予告」、「キャラクタ予告」、「タイトル予告
」のいずれかに決定される。パチンコ遊技機1が実行可能な予告演出のうちには、ステッ
プアップ予告の他にも、キャラクタ予告やタイトル予告が含まれている。キャラクタ予告
では、画像表示装置5に所定のキャラクタが表示される。キャラクタ予告は、キャラクタ
の種類、大きさ、色彩、模様、動作、セリフ、あるいは、これらの一部または全部の組合
せを含む演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なるように実行される。タ
イトル予告では、画像表示装置5に所定の文字画像によるタイトルが表示される。タイト
ル予告は、タイトルの内容、大きさ、色彩、模様、表示タイミング、表示期間、表示更新
速度、あるいは、これらの一部または全部の組合せを含む演出態様に応じて、大当り信頼
度や大当り期待度が異なるように実行される。演出制御用CPU120は、予告演出決定
用の乱数値を抽出し、その乱数値に基づき、可変表示内容に応じて、予告演出決定テーブ
ルを参照することで、予告演出の有無と予告種別を決定すればよい。
実行するか否かという予告演出の有無と、実行する場合の予告種別とを決定する(ステッ
プ126AKS163)。このときには、予告演出を実行しない「予告なし」、または予
告演出を実行する場合の「ステップアップ予告」、「キャラクタ予告」、「タイトル予告
」のいずれかに決定される。パチンコ遊技機1が実行可能な予告演出のうちには、ステッ
プアップ予告の他にも、キャラクタ予告やタイトル予告が含まれている。キャラクタ予告
では、画像表示装置5に所定のキャラクタが表示される。キャラクタ予告は、キャラクタ
の種類、大きさ、色彩、模様、動作、セリフ、あるいは、これらの一部または全部の組合
せを含む演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なるように実行される。タ
イトル予告では、画像表示装置5に所定の文字画像によるタイトルが表示される。タイト
ル予告は、タイトルの内容、大きさ、色彩、模様、表示タイミング、表示期間、表示更新
速度、あるいは、これらの一部または全部の組合せを含む演出態様に応じて、大当り信頼
度や大当り期待度が異なるように実行される。演出制御用CPU120は、予告演出決定
用の乱数値を抽出し、その乱数値に基づき、可変表示内容に応じて、予告演出決定テーブ
ルを参照することで、予告演出の有無と予告種別を決定すればよい。
ステップ126AKS163の決定結果に基づいて、「予告なし」に決定されたか否か
を判定する(ステップ126AKS164)。「予告なし」と判定された場合には(ステ
ップ126AKS164;Yes)、予告演出決定処理を終了する。これに対し、「予告
あり」と判定された場合には(ステップ126AKS164;No)、予告種別に応じた
予告演出パターンを決定してから(ステップ126AKS165)、予告演出決定処理を
終了する。予告演出パターンは、予告演出の実行タイミングや演出態様などを指定可能な
演出パターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶されるなどして
用意されていればよい。演出制御用CPU120は、予告種別に応じた予告演出パターン
決定テーブルを選択し、予告演出パターン決定用の乱数値を抽出して、その乱数値に基づ
き、可変表示内容などに応じて、選択した予告演出パターン決定テーブルを参照すること
で、予告演出パターンを決定すればよい。
を判定する(ステップ126AKS164)。「予告なし」と判定された場合には(ステ
ップ126AKS164;Yes)、予告演出決定処理を終了する。これに対し、「予告
あり」と判定された場合には(ステップ126AKS164;No)、予告種別に応じた
予告演出パターンを決定してから(ステップ126AKS165)、予告演出決定処理を
終了する。予告演出パターンは、予告演出の実行タイミングや演出態様などを指定可能な
演出パターンであり、予め複数パターンがROM121の所定領域に記憶されるなどして
用意されていればよい。演出制御用CPU120は、予告種別に応じた予告演出パターン
決定テーブルを選択し、予告演出パターン決定用の乱数値を抽出して、その乱数値に基づ
き、可変表示内容などに応じて、選択した予告演出パターン決定テーブルを参照すること
で、予告演出パターンを決定すればよい。
図8−18(B)は、予告演出決定テーブル126AKT25の構成例を示している。
予告演出決定処理のステップ126AKS163では、可変表示内容に基づいて、予告演
出決定テーブル126AKT25を参照することで、予告演出の有無や予告種別を決定可
能となればよい。予告演出決定テーブル126AKTは、可変表示内容に応じて、予告演
出決定用の乱数値と比較される数値である判定値が、「予告なし」、「ステップアップ予
告」、「キャラクタ予告」、「タイトル予告」の決定結果に割り当てられていればよい。
予告演出決定テーブル126AKT25は、可変表示内容に応じて、判定値が割り当てら
れる予告種別が異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例えば「キャラクタ
予告」や「タイトル予告」の決定結果は、可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」の場合
には判定値の割当てがないのに対し、可変表示内容が「ノーマル(ハズレ)」の場合には
「キャラクタ予告」の決定結果に割り当てられた判定値の個数が「10」となり、可変表
示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合には「キャラクタ予告」または「タイトル予告」
の決定結果に割り当てられた判定値の個数がいずれも「50」となり、可変表示内容が「
大当り」の場合には「キャラクタ予告」の決定結果に割り当てられた判定値の個数が「7
0」で「タイトル予告」の決定結果に割り当てられた決定値の個数が「100」となり、
判定値の割当てがある。また、「ステップアップ予告」の決定結果に割り当てられた判定
値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」の場合に「30」となり、可変表示
内容が「非リーチ(ハズレ)」以外である場合に「120」となる。これに対し、「タイ
トル予告」の決定結果に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハ
ズレ)」または「ノーマル(ハズレ)」の場合に「0」となり(割当てなし)、可変表示
内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「50」となり、可変表示内容が「大当り」の場
合に「100」となる。これにより、予告種別が「ステップアップ予告」、「タイトル予
告」のいずれとなるかに応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、
「ステップアップ予告」の決定結果は、可変表示内容が「大当り」以外の場合でも、「タ
イトル予告」の決定結果に比べて多くの判定値が割り当てられているので、可変表示内容
が「大当り」以外である場合にも比較的に高い割合で決定されやすくなる。これに対し、
「タイトル予告」の決定結果は、可変表示内容が「大当り」以外であれば、「スーパー(
ハズレ)」の場合に判定値の個数が「50」となるだけであり、「ステップアップ予告」
の決定結果に比べて少ない判定値が割り当てられているので、可変表示結果が「大当り」
以外である場合には比較的に低い割合で決定される。したがって、タイトル予告が実行さ
れた場合には、ステップアップ予告が実行された場合よりも大当り信頼度や大当り期待度
が高くなる。予告演出の有無や予告種別の決定結果に割り当てられた判定値の個数に関し
て、同様の比較によれば、タイトル予告が実行された場合には、キャラクタ予告が実行さ
れた場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。キャラクタ予告が実行された場
合には、ステップアップ予告が実行された場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高く
なる。ステップアップ予告が実行された場合には、予告演出が実行されない場合よりも大
当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
予告演出決定処理のステップ126AKS163では、可変表示内容に基づいて、予告演
出決定テーブル126AKT25を参照することで、予告演出の有無や予告種別を決定可
能となればよい。予告演出決定テーブル126AKTは、可変表示内容に応じて、予告演
出決定用の乱数値と比較される数値である判定値が、「予告なし」、「ステップアップ予
告」、「キャラクタ予告」、「タイトル予告」の決定結果に割り当てられていればよい。
予告演出決定テーブル126AKT25は、可変表示内容に応じて、判定値が割り当てら
れる予告種別が異なるように、テーブルデータが構成されてもよい。例えば「キャラクタ
予告」や「タイトル予告」の決定結果は、可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」の場合
には判定値の割当てがないのに対し、可変表示内容が「ノーマル(ハズレ)」の場合には
「キャラクタ予告」の決定結果に割り当てられた判定値の個数が「10」となり、可変表
示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合には「キャラクタ予告」または「タイトル予告」
の決定結果に割り当てられた判定値の個数がいずれも「50」となり、可変表示内容が「
大当り」の場合には「キャラクタ予告」の決定結果に割り当てられた判定値の個数が「7
0」で「タイトル予告」の決定結果に割り当てられた決定値の個数が「100」となり、
判定値の割当てがある。また、「ステップアップ予告」の決定結果に割り当てられた判定
値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」の場合に「30」となり、可変表示
内容が「非リーチ(ハズレ)」以外である場合に「120」となる。これに対し、「タイ
トル予告」の決定結果に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハ
ズレ)」または「ノーマル(ハズレ)」の場合に「0」となり(割当てなし)、可変表示
内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「50」となり、可変表示内容が「大当り」の場
合に「100」となる。これにより、予告種別が「ステップアップ予告」、「タイトル予
告」のいずれとなるかに応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、
「ステップアップ予告」の決定結果は、可変表示内容が「大当り」以外の場合でも、「タ
イトル予告」の決定結果に比べて多くの判定値が割り当てられているので、可変表示内容
が「大当り」以外である場合にも比較的に高い割合で決定されやすくなる。これに対し、
「タイトル予告」の決定結果は、可変表示内容が「大当り」以外であれば、「スーパー(
ハズレ)」の場合に判定値の個数が「50」となるだけであり、「ステップアップ予告」
の決定結果に比べて少ない判定値が割り当てられているので、可変表示結果が「大当り」
以外である場合には比較的に低い割合で決定される。したがって、タイトル予告が実行さ
れた場合には、ステップアップ予告が実行された場合よりも大当り信頼度や大当り期待度
が高くなる。予告演出の有無や予告種別の決定結果に割り当てられた判定値の個数に関し
て、同様の比較によれば、タイトル予告が実行された場合には、キャラクタ予告が実行さ
れた場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。キャラクタ予告が実行された場
合には、ステップアップ予告が実行された場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高く
なる。ステップアップ予告が実行された場合には、予告演出が実行されない場合よりも大
当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
予告演出決定処理では、ステップ126AKS161にて「要素転写演出あり」と判定
された場合に、ステップ126AKS162に進み、ステップ126AKS163〜12
6AKS165による予告演出の実行設定が行われない。そのため、要素転写演出が実行
される場合には、キャラクタ予告やタイトル予告といった、他の予告演出が実行されない
。キャラクタ予告やタイトル予告が実行された場合には、ステップアップ予告が実行され
た場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高い特定の信頼度や期待度となる。要素転写
演出が実行される場合には、ステップ126AKS162により、外枠表示パターン12
6AKC3、126AKC4のいずれかを含むステップアップ予告演出パターンが決定さ
れる。外枠表示パターン126AKC3は、ステップアップ予告における外枠部分画像と
して、表示色が赤色の演出画像を表示させる。外枠表示パターン126AKC4は、ステ
ップアップ予告における外枠部分画像として、表示色が金色の演出画像を表示させる。キ
ャラクタ予告やタイトル予告にも、表示色が赤色または金色の演出画像を表示させること
により、大当り信頼度や大当り期待度が特定の信頼度や期待度であることを示唆する演出
態様が含まれてもよい。このように、要素転写演出の実行に対応して、ステップアップ予
告が実行される場合には、大当り信頼度や大当り期待度が特定の信頼度や期待度であるキ
ャラクタ予告やタイトル予告といった、他の予告が実行されなくてもよい。なお、要素転
写演出の実行に対応して、ステップアップ予告が実行される場合には、キャラクタ予告や
タイトル予告の全体が実行されないものに限定されず、例えば表示色が赤色または金色の
演出画像を表示させるキャラクタ予告やタイトル予告といった、大当り信頼度や大当り期
待度が特定の信頼度や期待度となる他の予告演出が実行されない一方で、表示色が白色、
青色、緑色のいずれかとなる演出画像を表示させるキャラクタ予告やタイトル予告といっ
た、大当り信頼度や大当り期待度が特定の信頼度や期待度よりも低い他の予告演出は、実
行可能となるように決定されてもよい。
された場合に、ステップ126AKS162に進み、ステップ126AKS163〜12
6AKS165による予告演出の実行設定が行われない。そのため、要素転写演出が実行
される場合には、キャラクタ予告やタイトル予告といった、他の予告演出が実行されない
。キャラクタ予告やタイトル予告が実行された場合には、ステップアップ予告が実行され
た場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高い特定の信頼度や期待度となる。要素転写
演出が実行される場合には、ステップ126AKS162により、外枠表示パターン12
6AKC3、126AKC4のいずれかを含むステップアップ予告演出パターンが決定さ
れる。外枠表示パターン126AKC3は、ステップアップ予告における外枠部分画像と
して、表示色が赤色の演出画像を表示させる。外枠表示パターン126AKC4は、ステ
ップアップ予告における外枠部分画像として、表示色が金色の演出画像を表示させる。キ
ャラクタ予告やタイトル予告にも、表示色が赤色または金色の演出画像を表示させること
により、大当り信頼度や大当り期待度が特定の信頼度や期待度であることを示唆する演出
態様が含まれてもよい。このように、要素転写演出の実行に対応して、ステップアップ予
告が実行される場合には、大当り信頼度や大当り期待度が特定の信頼度や期待度であるキ
ャラクタ予告やタイトル予告といった、他の予告が実行されなくてもよい。なお、要素転
写演出の実行に対応して、ステップアップ予告が実行される場合には、キャラクタ予告や
タイトル予告の全体が実行されないものに限定されず、例えば表示色が赤色または金色の
演出画像を表示させるキャラクタ予告やタイトル予告といった、大当り信頼度や大当り期
待度が特定の信頼度や期待度となる他の予告演出が実行されない一方で、表示色が白色、
青色、緑色のいずれかとなる演出画像を表示させるキャラクタ予告やタイトル予告といっ
た、大当り信頼度や大当り期待度が特定の信頼度や期待度よりも低い他の予告演出は、実
行可能となるように決定されてもよい。
予告演出決定処理のステップ126AKS162では、要素転写演出が実行される場合
に対応したステップアップ予告演出パターンとして、外枠表示パターン126AKC3、
126AKC4のいずれかを含むステップアップ予告演出パターンが決定される。これに
より、ステップアップ予告における外枠部分画像として、表示色が赤色または金色の演出
画像を表示可能になる。その一方で、予告演出決定処理のステップ126AKS162で
は、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含むステップアップ
予告演出パターンが決定されないように、制限が設けられる。他方において、要素転写演
出が実行されない場合には、予告演出決定処理のステップ126AKS163〜126A
KS165により、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含む
ステップアップ予告演出パターンが決定可能になる。このように、要素転写演出が実行さ
れない場合には、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含むス
テップアップ予告演出パターンが決定可能であるのに対し、要素転写演出が実行される場
合には、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含むステップア
ップ予告演出パターンが決定されないという、演出の決定や実行に関する限界や範囲を定
めてもよい。これにより、ステップアップ予告における外枠部分画像の表示色が青色、緑
色、赤色、金色に対応する複数の演出要素のいずれかを用いて、第1予告演出となるステ
ップアップ予告を実行可能であるが、青色または緑色の表示色といった、赤色または金色
の表示色よりも大当り信頼度や大当り期待度が低い演出要素を用いて、ステップアップ予
告が実行されている場合には、要素転写演出が実行されないようになる。
に対応したステップアップ予告演出パターンとして、外枠表示パターン126AKC3、
126AKC4のいずれかを含むステップアップ予告演出パターンが決定される。これに
より、ステップアップ予告における外枠部分画像として、表示色が赤色または金色の演出
画像を表示可能になる。その一方で、予告演出決定処理のステップ126AKS162で
は、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含むステップアップ
予告演出パターンが決定されないように、制限が設けられる。他方において、要素転写演
出が実行されない場合には、予告演出決定処理のステップ126AKS163〜126A
KS165により、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含む
ステップアップ予告演出パターンが決定可能になる。このように、要素転写演出が実行さ
れない場合には、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含むス
テップアップ予告演出パターンが決定可能であるのに対し、要素転写演出が実行される場
合には、外枠表示パターン126AKC1、126AKC2のいずれかを含むステップア
ップ予告演出パターンが決定されないという、演出の決定や実行に関する限界や範囲を定
めてもよい。これにより、ステップアップ予告における外枠部分画像の表示色が青色、緑
色、赤色、金色に対応する複数の演出要素のいずれかを用いて、第1予告演出となるステ
ップアップ予告を実行可能であるが、青色または緑色の表示色といった、赤色または金色
の表示色よりも大当り信頼度や大当り期待度が低い演出要素を用いて、ステップアップ予
告が実行されている場合には、要素転写演出が実行されないようになる。
図8−19(A)は、外枠表示パターン決定テーブル126AKT26の構成例を示し
ている。予告演出決定処理のステップ126AKS163にて「ステップアップ予告」の
予告種別に決定された場合、ステップ126AKS165では、可変表示内容に基づいて
、外枠表示パターン決定テーブル126AKT26を参照することで、ステップアップ予
告演出パターンに含まれる外枠表示パターンを決定可能となればよい。外枠表示パターン
決定テーブル126AKT26は、可変表示内容に応じて、外枠表示パターン決定用の乱
数値と比較される数値である判定値が、外枠表示パターンの決定結果に割り当てられてい
ればよい。例えば外枠表示パターン決定テーブル126AKT26において、外枠表示パ
ターン126AKC1に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハ
ズレ)」の場合に「200」となり、可変表示内容が「ノーマル(ハズレ)」の場合に「
150」となり、可変表示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「100」となり、可
変表示内容が「大当り」の場合に「10」となる。これに対し、外枠表示パターン126
AKC4に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」や「
ノーマル(ハズレ)」の場合に「0」となり(割当てなし)、可変表示内容が「スーパー
(ハズレ)」の場合に「10」となり、可変表示内容が「大当り」の場合に「100」と
なる。これにより、ステップアップ予告における外枠部分画像の表示色に応じて、大当り
信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、ステップアップ予告における外枠部分画
像の表示色を青色とする外枠表示パターン126AKC1は、可変表示内容が「大当り」
である場合よりも、「大当り」以外である場合に多くの判定値が割り当てられているので
、可変表示内容が「大当り」以外である場合に決定されやすくなる。これに対し、ステッ
プアップ予告における外枠部分画像の表示色を金色とする外枠表示パターン126AKC
4は、可変表示内容が「大当り」である場合に、「大当り」以外である場合よりも多くの
判定値が割り当てられているので、可変表示内容が「大当り」である場合に決定されやす
くなる。したがって、外枠表示パターン126AKC4により外枠部分画像の表示色が金
色となった場合には、外枠表示パターン126AKC1により外枠部分画像の表示色が青
色となった場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。外枠表示パターンの決定
結果に割り当てられた決定値の個数に関して、同様の比較によれば、ステップアップ予告
における外枠部分画像の表示色が金色となった場合には、その表示色が赤色となった場合
よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。ステップアップ予告における外枠部分画
像の表示色が赤色となった場合には、その表示色が緑色となった場合よりも大当り信頼度
や大当り期待度が高くなる。ステップアップ予告における外枠部分画像の表示色が緑色と
なった場合には、その表示色が青色となった場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高
くなる。
ている。予告演出決定処理のステップ126AKS163にて「ステップアップ予告」の
予告種別に決定された場合、ステップ126AKS165では、可変表示内容に基づいて
、外枠表示パターン決定テーブル126AKT26を参照することで、ステップアップ予
告演出パターンに含まれる外枠表示パターンを決定可能となればよい。外枠表示パターン
決定テーブル126AKT26は、可変表示内容に応じて、外枠表示パターン決定用の乱
数値と比較される数値である判定値が、外枠表示パターンの決定結果に割り当てられてい
ればよい。例えば外枠表示パターン決定テーブル126AKT26において、外枠表示パ
ターン126AKC1に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハ
ズレ)」の場合に「200」となり、可変表示内容が「ノーマル(ハズレ)」の場合に「
150」となり、可変表示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「100」となり、可
変表示内容が「大当り」の場合に「10」となる。これに対し、外枠表示パターン126
AKC4に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(ハズレ)」や「
ノーマル(ハズレ)」の場合に「0」となり(割当てなし)、可変表示内容が「スーパー
(ハズレ)」の場合に「10」となり、可変表示内容が「大当り」の場合に「100」と
なる。これにより、ステップアップ予告における外枠部分画像の表示色に応じて、大当り
信頼度や大当り期待度が異なる。より具体的に、ステップアップ予告における外枠部分画
像の表示色を青色とする外枠表示パターン126AKC1は、可変表示内容が「大当り」
である場合よりも、「大当り」以外である場合に多くの判定値が割り当てられているので
、可変表示内容が「大当り」以外である場合に決定されやすくなる。これに対し、ステッ
プアップ予告における外枠部分画像の表示色を金色とする外枠表示パターン126AKC
4は、可変表示内容が「大当り」である場合に、「大当り」以外である場合よりも多くの
判定値が割り当てられているので、可変表示内容が「大当り」である場合に決定されやす
くなる。したがって、外枠表示パターン126AKC4により外枠部分画像の表示色が金
色となった場合には、外枠表示パターン126AKC1により外枠部分画像の表示色が青
色となった場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。外枠表示パターンの決定
結果に割り当てられた決定値の個数に関して、同様の比較によれば、ステップアップ予告
における外枠部分画像の表示色が金色となった場合には、その表示色が赤色となった場合
よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。ステップアップ予告における外枠部分画
像の表示色が赤色となった場合には、その表示色が緑色となった場合よりも大当り信頼度
や大当り期待度が高くなる。ステップアップ予告における外枠部分画像の表示色が緑色と
なった場合には、その表示色が青色となった場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高
くなる。
図8−19(B)は、ステップ数パターン決定テーブル126AKT27の構成例を示
している。予告演出決定処理のステップ126AKS163にて「ステップアップ予告」
の予告種別に決定された場合、ステップ126AKS165では、可変表示内容に基づい
て、ステップ数パターン決定テーブル126AKT27を参照することで、ステップアッ
プ予告演出パターンに含まれるステップ数パターンを決定可能となればよい。ステップ数
パターン決定テーブル126AKT27は、可変表示内容に応じて、ステップ数パターン
決定用の乱数値と比較される数値である判定値が、ステップ数パターンの決定結果に割り
当てられていればよい。例えばステップ数パターン決定テーブル126AKT27におい
て、ステップ数パターン126AKD1に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容
が「非リーチ(ハズレ)」の場合に「200」となり、可変表示内容が「ノーマル(ハズ
レ)」の場合に「140」となり、可変表示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「7
5」となり、可変表示内容が「大当り」の場合に「1」となる。これに対し、ステップ数
パターン126AKD4に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(
ハズレ)」の場合に「0」となり(割当てなし)、可変表示内容が「ノーマル(ハズレ)
」の場合に「10」となり、可変表示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「75」と
なり、可変表示内容が「大当り」の場合に「200」となる。これにより、ステップアッ
プ予告において演出態様が変化した段階数に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異な
る。より具体的に、ステップアップ予告における演出態様を第1段階(ステップアップな
し)までとするステップ数パターン126AKD1は、可変表示内容が「大当り」である
場合よりも、「大当り」以外である場合に多くの判定値が割り当てられているので、可変
表示内容が「大当り」以外である場合に決定されやすくなる。これに対し、ステップアッ
プ予告における演出態様を第4段階まで変化させるステップ数パターン126AKD4は
、可変表示内容が「大当り」である場合に、「大当り」以外である場合よりも多くの判定
値が割り当てられているので、可変表示内容が「大当り」である場合に決定されやすくな
る。したがって、ステップ数パターン126AKD4によりステップアップ予告の演出態
様が第4段階まで変化した場合には、ステップ数パターン126AKD1によりステップ
アップ予告の演出態様が第1段階から変化しなかった場合よりも大当り信頼度や大当り期
待度が高くなる。ステップ数パターンの決定結果に割り当てられた判定値の個数に関して
、同様の比較によれば、ステップアップ予告における演出態様が第4段階まで変化した場
合には、第3段階まで変化した場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。ステ
ップアップ予告における演出態様が第3段階まで変化した場合には、第2段階まで変化し
た場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。ステップアップ予告における演出
態様が第2段階まで変化した場合には、第1段階から変化しなかった場合よりも大当り信
頼度や大当り期待度が高くなる。
している。予告演出決定処理のステップ126AKS163にて「ステップアップ予告」
の予告種別に決定された場合、ステップ126AKS165では、可変表示内容に基づい
て、ステップ数パターン決定テーブル126AKT27を参照することで、ステップアッ
プ予告演出パターンに含まれるステップ数パターンを決定可能となればよい。ステップ数
パターン決定テーブル126AKT27は、可変表示内容に応じて、ステップ数パターン
決定用の乱数値と比較される数値である判定値が、ステップ数パターンの決定結果に割り
当てられていればよい。例えばステップ数パターン決定テーブル126AKT27におい
て、ステップ数パターン126AKD1に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容
が「非リーチ(ハズレ)」の場合に「200」となり、可変表示内容が「ノーマル(ハズ
レ)」の場合に「140」となり、可変表示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「7
5」となり、可変表示内容が「大当り」の場合に「1」となる。これに対し、ステップ数
パターン126AKD4に割り当てられた判定値の個数は、可変表示内容が「非リーチ(
ハズレ)」の場合に「0」となり(割当てなし)、可変表示内容が「ノーマル(ハズレ)
」の場合に「10」となり、可変表示内容が「スーパー(ハズレ)」の場合に「75」と
なり、可変表示内容が「大当り」の場合に「200」となる。これにより、ステップアッ
プ予告において演出態様が変化した段階数に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異な
る。より具体的に、ステップアップ予告における演出態様を第1段階(ステップアップな
し)までとするステップ数パターン126AKD1は、可変表示内容が「大当り」である
場合よりも、「大当り」以外である場合に多くの判定値が割り当てられているので、可変
表示内容が「大当り」以外である場合に決定されやすくなる。これに対し、ステップアッ
プ予告における演出態様を第4段階まで変化させるステップ数パターン126AKD4は
、可変表示内容が「大当り」である場合に、「大当り」以外である場合よりも多くの判定
値が割り当てられているので、可変表示内容が「大当り」である場合に決定されやすくな
る。したがって、ステップ数パターン126AKD4によりステップアップ予告の演出態
様が第4段階まで変化した場合には、ステップ数パターン126AKD1によりステップ
アップ予告の演出態様が第1段階から変化しなかった場合よりも大当り信頼度や大当り期
待度が高くなる。ステップ数パターンの決定結果に割り当てられた判定値の個数に関して
、同様の比較によれば、ステップアップ予告における演出態様が第4段階まで変化した場
合には、第3段階まで変化した場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。ステ
ップアップ予告における演出態様が第3段階まで変化した場合には、第2段階まで変化し
た場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。ステップアップ予告における演出
態様が第2段階まで変化した場合には、第1段階から変化しなかった場合よりも大当り信
頼度や大当り期待度が高くなる。
要素転写演出は、アクティブ表示変化決定処理のステップ126AKS125にて変化
後表示色が赤色または金色であると判定された場合に、ステップ126AKS126での
決定結果に応じて実行可能となり、加えて、保留表示変化決定処理のステップ126AK
S145にて変化後表示色が赤色または金色であると判定された場合に、ステップ126
AKS146での決定結果に応じて実行可能となる。要素転写演出が実行される場合には
、予告演出決定処理のステップ126AKS162にて変化後表示色に応じたステップア
ップ予告演出パターンが決定される。予告演出決定処理のステップ126AKS163で
は、予告演出決定テーブル126AKT25を用いてステップアップ予告の実行が決定可
能となる。そして、予告演出決定テーブル126AKT25を用いてステップアップ予告
の実行が決定される割合は、最終表示画像決定テーブル126AKT1を用いて最終表示
画像が表示画像126AKE3、126AKE4に決定される割合とは異なっている。特
に、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合には、ステップアップ予告を実行するこ
とが、高い割合で決定される。そのため、表示色が赤色または金色の演出画像を表示させ
るステップアップ予告が実行された場合よりも、表示色が赤色または金色の保留表示やア
クティブ表示に変化させる保留表示予告やアクティブ表示予告が実行された場合の方が、
大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
後表示色が赤色または金色であると判定された場合に、ステップ126AKS126での
決定結果に応じて実行可能となり、加えて、保留表示変化決定処理のステップ126AK
S145にて変化後表示色が赤色または金色であると判定された場合に、ステップ126
AKS146での決定結果に応じて実行可能となる。要素転写演出が実行される場合には
、予告演出決定処理のステップ126AKS162にて変化後表示色に応じたステップア
ップ予告演出パターンが決定される。予告演出決定処理のステップ126AKS163で
は、予告演出決定テーブル126AKT25を用いてステップアップ予告の実行が決定可
能となる。そして、予告演出決定テーブル126AKT25を用いてステップアップ予告
の実行が決定される割合は、最終表示画像決定テーブル126AKT1を用いて最終表示
画像が表示画像126AKE3、126AKE4に決定される割合とは異なっている。特
に、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合には、ステップアップ予告を実行するこ
とが、高い割合で決定される。そのため、表示色が赤色または金色の演出画像を表示させ
るステップアップ予告が実行された場合よりも、表示色が赤色または金色の保留表示やア
クティブ表示に変化させる保留表示予告やアクティブ表示予告が実行された場合の方が、
大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。
図8−20は、可変表示中演出処理として、演出制御プロセス処理のステップS172
にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。可変表示中演出処理では、例え
ば演出制御プロセスタイマのタイマ値などに基づいて、変動パターンに対応した可変表示
時間である特図変動時間が経過したか否かを判定する(ステップ126AKS031)。
このときには、演出制御プロセスタイマのタイマ値を更新(例えば1減算)し、更新後の
演出制御プロセスタイマ値に対応して演出制御パターンから終了コードが読み出されたと
きなどに、可変表示時間が経過したと判定すればよい。可変表示時間が経過していないと
判定された場合には(ステップ126AKS031;No)、変化演出期間であるか否か
を判定する(ステップ126AKS032)。変化演出期間は、例えば可変表示開始設定
処理のステップ126AKS016にて決定された演出制御パターン(アクティブ表示変
化演出制御パターンまたは保留表示変化演出制御パターンなど)において、予め定められ
ていればよい。変化演出期間と判定された場合には(ステップ126AKS032;Ye
s)、アクティブ表示予告におけるアクティブ表示変化、あるいは保留表示予告における
保留表示変化といった、変化演出を実行する制御が行われる(ステップ126AKS03
3)。アクティブ表示変化や保留表示変化では、アクティブ表示や保留表示の変化後表示
色に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。したがって、アクティブ表示予告や
保留表示予告は、アクティブ表示や保留表示の変化後表示色により、有利状態としての大
当り遊技状態に制御される割合を示唆する予告演出に含められる。
にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。可変表示中演出処理では、例え
ば演出制御プロセスタイマのタイマ値などに基づいて、変動パターンに対応した可変表示
時間である特図変動時間が経過したか否かを判定する(ステップ126AKS031)。
このときには、演出制御プロセスタイマのタイマ値を更新(例えば1減算)し、更新後の
演出制御プロセスタイマ値に対応して演出制御パターンから終了コードが読み出されたと
きなどに、可変表示時間が経過したと判定すればよい。可変表示時間が経過していないと
判定された場合には(ステップ126AKS031;No)、変化演出期間であるか否か
を判定する(ステップ126AKS032)。変化演出期間は、例えば可変表示開始設定
処理のステップ126AKS016にて決定された演出制御パターン(アクティブ表示変
化演出制御パターンまたは保留表示変化演出制御パターンなど)において、予め定められ
ていればよい。変化演出期間と判定された場合には(ステップ126AKS032;Ye
s)、アクティブ表示予告におけるアクティブ表示変化、あるいは保留表示予告における
保留表示変化といった、変化演出を実行する制御が行われる(ステップ126AKS03
3)。アクティブ表示変化や保留表示変化では、アクティブ表示や保留表示の変化後表示
色に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。したがって、アクティブ表示予告や
保留表示予告は、アクティブ表示や保留表示の変化後表示色により、有利状態としての大
当り遊技状態に制御される割合を示唆する予告演出に含められる。
変化演出期間ではない場合や(ステップ126AKS032;No)、ステップ126
AKS033による制御を行った後には、要素転写演出期間であるか否かを判定する(ス
テップ126AKS034)。要素転写演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステ
ップ126AKS016にて決定された演出制御パターン(要素転写演出制御パターンな
ど)において、予め定められていればよい。要素転写演出期間と判定された場合には(ス
テップ126AKS034;Yes)、要素転写演出を実行する制御が行われる(ステッ
プ126AKS035)。要素転写演出の実行が開始されるときには、例えばステップア
ップ予告といった、第1予告演出の実行を一旦停止してもよい。第1予告演出の実行が一
旦停止されることを、遊技者が認識可能に報知する停止報知演出が実行されてもよい。第
1予告演出の実行を一旦停止したことに伴い、画像表示装置5の表示領域126AK01
では、一旦停止報知126AK04の演出画像を表示する。これにより、遊技者は、第1
予告演出としてのステップアップ予告が進行を一旦停止していると認識しやすくなる。ま
た、要素転写演出が実行されるときに、画像表示装置5の表示領域126AK01では、
第1予告演出としてのステップアップ予告における演出態様に対応する演出画像を表示さ
せ、画像表示装置5の表示領域126AK02では、第2予告演出としてのアクティブ表
示予告や保留表示予告における演出態様に対応する演出画像を表示させる。このように、
第1予告演出となるステップアップ予告に対応する表示と、第2予告演出となるアクティ
ブ表示予告または保留表示予告に対応する表示とにより、要素転写演出を実行可能であれ
ばよい。
AKS033による制御を行った後には、要素転写演出期間であるか否かを判定する(ス
テップ126AKS034)。要素転写演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステ
ップ126AKS016にて決定された演出制御パターン(要素転写演出制御パターンな
ど)において、予め定められていればよい。要素転写演出期間と判定された場合には(ス
テップ126AKS034;Yes)、要素転写演出を実行する制御が行われる(ステッ
プ126AKS035)。要素転写演出の実行が開始されるときには、例えばステップア
ップ予告といった、第1予告演出の実行を一旦停止してもよい。第1予告演出の実行が一
旦停止されることを、遊技者が認識可能に報知する停止報知演出が実行されてもよい。第
1予告演出の実行を一旦停止したことに伴い、画像表示装置5の表示領域126AK01
では、一旦停止報知126AK04の演出画像を表示する。これにより、遊技者は、第1
予告演出としてのステップアップ予告が進行を一旦停止していると認識しやすくなる。ま
た、要素転写演出が実行されるときに、画像表示装置5の表示領域126AK01では、
第1予告演出としてのステップアップ予告における演出態様に対応する演出画像を表示さ
せ、画像表示装置5の表示領域126AK02では、第2予告演出としてのアクティブ表
示予告や保留表示予告における演出態様に対応する演出画像を表示させる。このように、
第1予告演出となるステップアップ予告に対応する表示と、第2予告演出となるアクティ
ブ表示予告または保留表示予告に対応する表示とにより、要素転写演出を実行可能であれ
ばよい。
要素転写演出における演出態様は、第1予告演出に用いられた特定演出要素に応じて、
一部または全部が異なる演出態様となるようにしてもよい。例えば保留表示やアクティブ
表示の変化後表示色が金色となる場合に対応して、第1予告演出としてのステップアップ
予告において外枠部分画像の表示色に金色が用いられた場合に、要素転写演出における色
彩や模様その他の演出態様の一部または全部は、表示色に赤色が用いられた場合とは異な
る演出態様となるようにしてもよい。このように、第1予告演出や第2予告演出が、共通
の特定演出要素のうちでも特別な演出要素を用いて実行される場合には、要素転写演出に
おける演出態様も、一部または全部が特別な演出態様となるように実行する制御が行われ
てもよい。
一部または全部が異なる演出態様となるようにしてもよい。例えば保留表示やアクティブ
表示の変化後表示色が金色となる場合に対応して、第1予告演出としてのステップアップ
予告において外枠部分画像の表示色に金色が用いられた場合に、要素転写演出における色
彩や模様その他の演出態様の一部または全部は、表示色に赤色が用いられた場合とは異な
る演出態様となるようにしてもよい。このように、第1予告演出や第2予告演出が、共通
の特定演出要素のうちでも特別な演出要素を用いて実行される場合には、要素転写演出に
おける演出態様も、一部または全部が特別な演出態様となるように実行する制御が行われ
てもよい。
要素転写演出が実行された場合には、例えばアクティブ表示や保留表示の表示色を直ち
に変化させることにより、アクティブ表示予告や保留表示予告といった、第2予告演出が
要素転写演出と並行して実行されてもよい。あるいは、要素転写演出が実行された後、所
定期間が経過してから、アクティブ表示や保留表示の表示色を変化させることにより、ア
クティブ表示や保留表示といった、第2予告演出が要素転写演出の終了後に実行されても
よい。
に変化させることにより、アクティブ表示予告や保留表示予告といった、第2予告演出が
要素転写演出と並行して実行されてもよい。あるいは、要素転写演出が実行された後、所
定期間が経過してから、アクティブ表示や保留表示の表示色を変化させることにより、ア
クティブ表示や保留表示といった、第2予告演出が要素転写演出の終了後に実行されても
よい。
要素転写演出期間ではない場合や(ステップ126AKS034;No)、ステップ1
26AKS035による制御を行った後には、擬似連転写演出期間であるか否かを判定す
る(ステップ126AKS036)。擬似連転写演出期間は、例えば可変表示開始設定処
理のステップ126AKS016にて決定された演出制御パターン(擬似連転写演出制御
パターンなど)において、予め定められていればよい。擬似連転写演出期間と判定された
場合には(ステップ126AKS036;Yes)、擬似連転写演出を実行する制御が行
われる(ステップ126AKS37)。擬似連転写演出の実行が開始されるときには、例
えば擬似連演出といった、予告演出の実行を一旦停止してもよい。予告演出の実行が一旦
停止されることを、遊技者が認識可能に報知する停止報知演出が実行されてもよい。予告
演出の実行を一旦停止したことに伴い、画像表示装置5の表示領域126AK01では、
一旦停止報知126AK04の演出画像を表示する。これにより、遊技者は、予告演出と
しての擬似連演出の進行を一旦停止していると認識しやすくなる。また、擬似連転写演出
が実行されるときに、画像表示装置5の表示領域126AK01では、既に実行された予
告演出としての擬似連演出における擬似連図柄などに対応する演出画像を表示させ、画像
表示装置5の表示領域126AK02では、未だ実行されていない予告演出としての擬似
連演出における擬似連図柄などに対応する演出画像を表示させる。このように、既に実行
された予告演出となる擬似連演出に対応する表示と、未だ実行されていない予告演出とな
る擬似連演出に対応する表示とにより、擬似連転写演出を実行可能であればよい。擬似連
転写演出の実行が終了されるときには、例えば擬似連図柄を画像表示装置5の画面上にお
ける所定位置にて縮小した状態で表示することにより、その後に擬似連演出による擬似連
変動が再度実行されることを認識可能に報知してもよい。
26AKS035による制御を行った後には、擬似連転写演出期間であるか否かを判定す
る(ステップ126AKS036)。擬似連転写演出期間は、例えば可変表示開始設定処
理のステップ126AKS016にて決定された演出制御パターン(擬似連転写演出制御
パターンなど)において、予め定められていればよい。擬似連転写演出期間と判定された
場合には(ステップ126AKS036;Yes)、擬似連転写演出を実行する制御が行
われる(ステップ126AKS37)。擬似連転写演出の実行が開始されるときには、例
えば擬似連演出といった、予告演出の実行を一旦停止してもよい。予告演出の実行が一旦
停止されることを、遊技者が認識可能に報知する停止報知演出が実行されてもよい。予告
演出の実行を一旦停止したことに伴い、画像表示装置5の表示領域126AK01では、
一旦停止報知126AK04の演出画像を表示する。これにより、遊技者は、予告演出と
しての擬似連演出の進行を一旦停止していると認識しやすくなる。また、擬似連転写演出
が実行されるときに、画像表示装置5の表示領域126AK01では、既に実行された予
告演出としての擬似連演出における擬似連図柄などに対応する演出画像を表示させ、画像
表示装置5の表示領域126AK02では、未だ実行されていない予告演出としての擬似
連演出における擬似連図柄などに対応する演出画像を表示させる。このように、既に実行
された予告演出となる擬似連演出に対応する表示と、未だ実行されていない予告演出とな
る擬似連演出に対応する表示とにより、擬似連転写演出を実行可能であればよい。擬似連
転写演出の実行が終了されるときには、例えば擬似連図柄を画像表示装置5の画面上にお
ける所定位置にて縮小した状態で表示することにより、その後に擬似連演出による擬似連
変動が再度実行されることを認識可能に報知してもよい。
擬似連転写演出期間ではない場合や(ステップ126AKS036;No)、ステップ
126AKS037による制御を行った後には、予告演出期間であるか否かを判定する(
ステップ126AKS038)。予告演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステッ
プ126AKS016にて決定された演出制御パターン(予告演出制御パターンなど)に
おいて、予め定められていればよい。予告演出期間と判定された場合には(ステップ12
6AKS038;Yes)、予告演出を実行する制御が行われる(ステップ126AKS
039)。ステップ126AKS039による制御が行われることで、例えばステップア
ップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告といった、予告種別に応じた予告演出が実行可
能となればよい。ステップアップ予告が実行された場合よりも、キャラクタ予告が実行さ
れた場合に大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。キャラクタ予告が実行された場合よ
りも、タイトル予告が実行された場合に大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。また、
ステップアップ予告における演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。
キャラクタ予告における演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。タイ
トル予告における演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。このような
予告演出の実行により、有利状態としての大当り遊技状態に制御される割合を示唆するこ
とができる。
126AKS037による制御を行った後には、予告演出期間であるか否かを判定する(
ステップ126AKS038)。予告演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステッ
プ126AKS016にて決定された演出制御パターン(予告演出制御パターンなど)に
おいて、予め定められていればよい。予告演出期間と判定された場合には(ステップ12
6AKS038;Yes)、予告演出を実行する制御が行われる(ステップ126AKS
039)。ステップ126AKS039による制御が行われることで、例えばステップア
ップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告といった、予告種別に応じた予告演出が実行可
能となればよい。ステップアップ予告が実行された場合よりも、キャラクタ予告が実行さ
れた場合に大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。キャラクタ予告が実行された場合よ
りも、タイトル予告が実行された場合に大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。また、
ステップアップ予告における演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。
キャラクタ予告における演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。タイ
トル予告における演出態様に応じて、大当り信頼度や大当り期待度が異なる。このような
予告演出の実行により、有利状態としての大当り遊技状態に制御される割合を示唆するこ
とができる。
予告演出期間ではない場合や(ステップ126AKS038;No)、ステップ126
AKS039による制御を行った後には、リーチ演出期間であるか否かを判定する(ステ
ップ126AKS040)。リーチ演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステップ
126AKS016にて変動パターンに応じて決定された演出制御パターン(特図変動時
演出制御パターンなど)において、予め定められていればよい。リーチ演出期間と判定さ
れた場合には(ステップ126AKS040;Yes)、リーチ演出を実行する制御が行
われる(ステップ126AKS041)。リーチ演出期間ではない場合や(ステップ12
6AKS038;No)、ステップ126AKS040による制御を行った後には、例え
ば変動パターンに対応して決定された演出制御パターンにおける設定などに基づいて、そ
の他、飾り図柄の可変表示動作を含めた可変表示中における演出を実行する制御を行って
から(ステップ126AKS043)、可変表示中演出処理を終了する。ステップ126
AKS043による制御が行われることで、擬似連演出が実行可能となってもよい。擬似
連演出が実行された場合には、擬似連演出が実行されない場合よりも大当り信頼度や大当
り期待度が高くなる。また、擬似連演出における擬似連変動の実行回数が多い場合には、
実行回数が少ない場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。したがって、擬似
連演出は、実行の有無や擬似連変動の実行回数により、有利状態としての大当り遊技状態
に制御される割合を示唆する予告演出に含められる。リーチが成立してリーチ演出が実行
された場合には、リーチが成立せずリーチ演出が実行されない場合よりも大当り信頼度や
大当り期待度が高くなる。また、リーチが成立した場合のうちでは、ノーマルリーチとな
るリーチ演出が実行された場合よりも、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行された場
合に大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。したがって、リーチ演出は、実行の有無や
演出態様により、有利状態としての大当り遊技状態に制御される割合を示唆する予告演出
に含められる。
AKS039による制御を行った後には、リーチ演出期間であるか否かを判定する(ステ
ップ126AKS040)。リーチ演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステップ
126AKS016にて変動パターンに応じて決定された演出制御パターン(特図変動時
演出制御パターンなど)において、予め定められていればよい。リーチ演出期間と判定さ
れた場合には(ステップ126AKS040;Yes)、リーチ演出を実行する制御が行
われる(ステップ126AKS041)。リーチ演出期間ではない場合や(ステップ12
6AKS038;No)、ステップ126AKS040による制御を行った後には、例え
ば変動パターンに対応して決定された演出制御パターンにおける設定などに基づいて、そ
の他、飾り図柄の可変表示動作を含めた可変表示中における演出を実行する制御を行って
から(ステップ126AKS043)、可変表示中演出処理を終了する。ステップ126
AKS043による制御が行われることで、擬似連演出が実行可能となってもよい。擬似
連演出が実行された場合には、擬似連演出が実行されない場合よりも大当り信頼度や大当
り期待度が高くなる。また、擬似連演出における擬似連変動の実行回数が多い場合には、
実行回数が少ない場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。したがって、擬似
連演出は、実行の有無や擬似連変動の実行回数により、有利状態としての大当り遊技状態
に制御される割合を示唆する予告演出に含められる。リーチが成立してリーチ演出が実行
された場合には、リーチが成立せずリーチ演出が実行されない場合よりも大当り信頼度や
大当り期待度が高くなる。また、リーチが成立した場合のうちでは、ノーマルリーチとな
るリーチ演出が実行された場合よりも、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行された場
合に大当り信頼度や大当り期待度が高くなる。したがって、リーチ演出は、実行の有無や
演出態様により、有利状態としての大当り遊技状態に制御される割合を示唆する予告演出
に含められる。
ステップ126AKS031にて可変表示時間が経過したと判定された場合には(ステ
ップ126AKS031;Yes)、主基板11から伝送される図柄確定コマンドの受信
があったか否かを判定する(ステップ126AKS043)。このとき、図柄確定コマン
ドの受信がなければ(ステップ126AKS043;No)、可変表示中演出処理を終了
して待機する。なお、可変表示時間が経過した後、図柄確定コマンドを受信することなく
所定時間が経過した場合には、図柄確定コマンドを正常に受信できなかったことに対応し
て、所定のエラー処理が実行されるようにしてもよい。
ップ126AKS031;Yes)、主基板11から伝送される図柄確定コマンドの受信
があったか否かを判定する(ステップ126AKS043)。このとき、図柄確定コマン
ドの受信がなければ(ステップ126AKS043;No)、可変表示中演出処理を終了
して待機する。なお、可変表示時間が経過した後、図柄確定コマンドを受信することなく
所定時間が経過した場合には、図柄確定コマンドを正常に受信できなかったことに対応し
て、所定のエラー処理が実行されるようにしてもよい。
図柄確定コマンドの受信があった場合には(ステップ126AKS043;Yes)、
例えば表示制御部123のVDP等に対して所定の表示制御指令を伝送させるといった、
飾り図柄の可変表示において表示結果となる最終停止図柄(確定飾り図柄)の停止表示と
して導出表示させる制御を行う(ステップ126AKS044)。このときには、当り開
始指定コマンド受信待ち時間として予め定められた一定時間を設定する(ステップ126
AKS045)。また、演出プロセスフラグの値を特図当り待ち処理に対応した値である
“3”に更新してから(ステップ126AKS046)、可変表示中演出処理を終了する
。
例えば表示制御部123のVDP等に対して所定の表示制御指令を伝送させるといった、
飾り図柄の可変表示において表示結果となる最終停止図柄(確定飾り図柄)の停止表示と
して導出表示させる制御を行う(ステップ126AKS044)。このときには、当り開
始指定コマンド受信待ち時間として予め定められた一定時間を設定する(ステップ126
AKS045)。また、演出プロセスフラグの値を特図当り待ち処理に対応した値である
“3”に更新してから(ステップ126AKS046)、可変表示中演出処理を終了する
。
この実施例において、狭い意味での予告演出には、予告演出決定処理のステップ126
AKS163〜126AKS165により決定された予告演出パターンに応じて実行する
ステップアップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告が含まれる。これに対し、広い意味
での予告演出は、有利状態としての大当り遊技状態に制御される割合を示唆可能な演出で
あればよく、アクティブ表示予告や保留表示予告の他にも、擬似連演出やリーチ演出を含
めることができる。さらに、要素転写演出や擬似連転写演出についても、実行された場合
には実行されない場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなるという点で、広い意
味での予告演出に含めることができる。
AKS163〜126AKS165により決定された予告演出パターンに応じて実行する
ステップアップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告が含まれる。これに対し、広い意味
での予告演出は、有利状態としての大当り遊技状態に制御される割合を示唆可能な演出で
あればよく、アクティブ表示予告や保留表示予告の他にも、擬似連演出やリーチ演出を含
めることができる。さらに、要素転写演出や擬似連転写演出についても、実行された場合
には実行されない場合よりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなるという点で、広い意
味での予告演出に含めることができる。
ステップアップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告は、変動パターン指定コマンドで
示された変動パターンや、可変表示結果通知コマンドで示された可変表示結果の組合せに
応じた可変表示内容に基づいて、予告演出の有無や予告種別が決定される。これに対し、
アクティブ表示予告や保留表示予告は、入賞時判定結果コマンドに示された入賞時判定結
果に基づいて、最終表示画像が決定され、変化前画像と最終表示画像との組合せに応じて
、実行の有無や変化パターンが決定される。擬似連演出は、変動パターンの決定結果とし
て、1回〜3回の擬似連変動を実行可能な変動パターンが決定されたことに対応して、実
行の有無が決定される。このように、広い意味での予告演出に含まれる各種演出は、その
実行態様により異なる予告種別に分類することができる。予告演出を複数の予告種別に分
類するための実行態様は、予告演出の実行条件、実行期間、実行割合、実行する場合の演
出態様、あるいは、これらの一部または全部の組合せを含むものとし、遊技者が異なる予
告種別であることを区別して認識可能となるものであればよい。
示された変動パターンや、可変表示結果通知コマンドで示された可変表示結果の組合せに
応じた可変表示内容に基づいて、予告演出の有無や予告種別が決定される。これに対し、
アクティブ表示予告や保留表示予告は、入賞時判定結果コマンドに示された入賞時判定結
果に基づいて、最終表示画像が決定され、変化前画像と最終表示画像との組合せに応じて
、実行の有無や変化パターンが決定される。擬似連演出は、変動パターンの決定結果とし
て、1回〜3回の擬似連変動を実行可能な変動パターンが決定されたことに対応して、実
行の有無が決定される。このように、広い意味での予告演出に含まれる各種演出は、その
実行態様により異なる予告種別に分類することができる。予告演出を複数の予告種別に分
類するための実行態様は、予告演出の実行条件、実行期間、実行割合、実行する場合の演
出態様、あるいは、これらの一部または全部の組合せを含むものとし、遊技者が異なる予
告種別であることを区別して認識可能となるものであればよい。
図8−21は、要素転写演出の有無に応じた各種演出の実行タイミングを示している。
ここで、図8−21(A)は、飾り図柄の可変表示における変動や停止の実行タイミング
である。図8−21(B1)〜(B2)は、要素転写演出が実行されない場合に対応して
、ステップアップ予告、アクティブ表示予告によるアクティブ表示変化、保留表示予告に
よる保留表示変化の実行タイミングである。図8−21(C1)〜(C2)は、要素転写
演出が実行される場合に対応して、ステップアップ予告、要素転写演出に応じたアクティ
ブ表示の変化、要素転写演出に応じた保留表示の変化の実行タイミングである。この実行
例では、ステップアップ予告として、第1ステップから第4ステップまで枠内部分画像の
表示が段階的に変化する。
ここで、図8−21(A)は、飾り図柄の可変表示における変動や停止の実行タイミング
である。図8−21(B1)〜(B2)は、要素転写演出が実行されない場合に対応して
、ステップアップ予告、アクティブ表示予告によるアクティブ表示変化、保留表示予告に
よる保留表示変化の実行タイミングである。図8−21(C1)〜(C2)は、要素転写
演出が実行される場合に対応して、ステップアップ予告、要素転写演出に応じたアクティ
ブ表示の変化、要素転写演出に応じた保留表示の変化の実行タイミングである。この実行
例では、ステップアップ予告として、第1ステップから第4ステップまで枠内部分画像の
表示が段階的に変化する。
要素転写演出が実行されない場合には、飾り図柄の可変表示において変動が開始された
後に、ステップアップ予告の実行が開始され、期間D11では第1ステップとなり、期間
D12では第2ステップとなり、期間D13では第3ステップとなり、期間D14では第
4ステップとなる。また、アクティブ表示予告が実行される場合には、ステップアップ予
告の期間D11と同様のタイミングで開始される期間D15において、アクティブ表示変
化演出が実行されることにより、アクティブ表示における表示画像は、変化前画像から変
化後画像へと変更される。保留表示予告が実行される場合にも、ステップアップ予告の期
間D11と同様のタイミングで開始されるD16において、保留表示変化演出が実行され
ることにより、保留表示における表示画像は、変化前画像から変化後画像へと変更される
。なお、アクティブ表示予告と保留表示予告の両方が1回の可変表示中に実行される場合
には、期間D15と期間D16とが同一期間を含まない異なる期間となるように、実行タ
イミングが決定されてもよい。あるいは、同一期間を含む期間D15および期間D16で
は、アクティブ表示予告と保留表示予告とに共通の変化演出が実行されることにより、ア
クティブ表示および保留表示における表示画像は、それぞれの変化前画像から変化後画像
へと変更されてもよい。
後に、ステップアップ予告の実行が開始され、期間D11では第1ステップとなり、期間
D12では第2ステップとなり、期間D13では第3ステップとなり、期間D14では第
4ステップとなる。また、アクティブ表示予告が実行される場合には、ステップアップ予
告の期間D11と同様のタイミングで開始される期間D15において、アクティブ表示変
化演出が実行されることにより、アクティブ表示における表示画像は、変化前画像から変
化後画像へと変更される。保留表示予告が実行される場合にも、ステップアップ予告の期
間D11と同様のタイミングで開始されるD16において、保留表示変化演出が実行され
ることにより、保留表示における表示画像は、変化前画像から変化後画像へと変更される
。なお、アクティブ表示予告と保留表示予告の両方が1回の可変表示中に実行される場合
には、期間D15と期間D16とが同一期間を含まない異なる期間となるように、実行タ
イミングが決定されてもよい。あるいは、同一期間を含む期間D15および期間D16で
は、アクティブ表示予告と保留表示予告とに共通の変化演出が実行されることにより、ア
クティブ表示および保留表示における表示画像は、それぞれの変化前画像から変化後画像
へと変更されてもよい。
要素転写演出が実行される場合には、飾り図柄の可変表示において変動が開始された後
に、ステップアップ予告の実行が開始され、期間D11と同様の期間D21では第1ステ
ップとなり、期間D12と同様の期間D22では第2ステップとなる。その後、期間D2
3では第3ステップとなるが、その実行中に期間D24となり、要素転写演出の実行が開
始される。期間D23にて第3ステップまでステップアップ予告が実行されてから、期間
D24となり要素転写演出の実行が開始されるので、遊技者は、第1予告演出となるステ
ップアップ予告の演出態様のうちで、例えば外枠部分画像の表示色が金色であることとい
った、特定演出要素を用いて第1予告演出が実行されたことを、十分に認識することがで
きる。要素転写演出の実行が開始されるときには、ステップアップ予告の進行が一旦停止
される。要素転写演出によりアクティブ表示の表示画像が変更される場合には、期間D2
4において要素転写演出が実行されることにより、アクティブ表示の表示画像は、変化前
画像から変化後画像へと変更される。要素転写演出により保留表示の表示画像が変更され
る場合には、期間D24において要素転写演出が実行されることにより、保留表示の表示
画像は、変化前画像から変化後画像へと変更される。期間D24における要素転写演出が
終了すると、一旦停止されていたステップアップ予告の進行が再開され、期間D25では
第4ステップとなる。
に、ステップアップ予告の実行が開始され、期間D11と同様の期間D21では第1ステ
ップとなり、期間D12と同様の期間D22では第2ステップとなる。その後、期間D2
3では第3ステップとなるが、その実行中に期間D24となり、要素転写演出の実行が開
始される。期間D23にて第3ステップまでステップアップ予告が実行されてから、期間
D24となり要素転写演出の実行が開始されるので、遊技者は、第1予告演出となるステ
ップアップ予告の演出態様のうちで、例えば外枠部分画像の表示色が金色であることとい
った、特定演出要素を用いて第1予告演出が実行されたことを、十分に認識することがで
きる。要素転写演出の実行が開始されるときには、ステップアップ予告の進行が一旦停止
される。要素転写演出によりアクティブ表示の表示画像が変更される場合には、期間D2
4において要素転写演出が実行されることにより、アクティブ表示の表示画像は、変化前
画像から変化後画像へと変更される。要素転写演出により保留表示の表示画像が変更され
る場合には、期間D24において要素転写演出が実行されることにより、保留表示の表示
画像は、変化前画像から変化後画像へと変更される。期間D24における要素転写演出が
終了すると、一旦停止されていたステップアップ予告の進行が再開され、期間D25では
第4ステップとなる。
図8−22は、要素転写演出が実行される場合の具体例を示している。図8−22(A
)〜(H)は、要素転写演出が実行されることにより、第1保留表示エリア126AKB
1の保留番号が「1」に対応した保留表示の表示画像が変化する場合の演出表示126A
K101〜126AK108を示している。この場合、第1保留表示エリア126AKB
1の保留番号が「1」に対応した保留表示は、先読予告設定処理のステップ126AKS
003にて最終表示画像が表示画像126AKE4に決定され、保留表示変化決定処理の
ステップ126AKS144にて保留表示変化パターン126AKG04とし、表示色を
白色から金色へと変化させることが決定される。これにより、保留表示変化決定処理のス
テップ126AKS145では、変化後表示色が金色であることから、ステップ126A
KS146に進み、要素転写演出を実行する「演出あり」に決定される。その後、予告演
出決定処理のステップ126AKS161では、要素変化演出ありと判定されたことから
、ステップ126AKS162に進み、変化後表示色に応じたステップアップ予告演出パ
ターンとして、外枠表示パターン126AKC4を含むステップアップ予告演出パターン
が決定される。
)〜(H)は、要素転写演出が実行されることにより、第1保留表示エリア126AKB
1の保留番号が「1」に対応した保留表示の表示画像が変化する場合の演出表示126A
K101〜126AK108を示している。この場合、第1保留表示エリア126AKB
1の保留番号が「1」に対応した保留表示は、先読予告設定処理のステップ126AKS
003にて最終表示画像が表示画像126AKE4に決定され、保留表示変化決定処理の
ステップ126AKS144にて保留表示変化パターン126AKG04とし、表示色を
白色から金色へと変化させることが決定される。これにより、保留表示変化決定処理のス
テップ126AKS145では、変化後表示色が金色であることから、ステップ126A
KS146に進み、要素転写演出を実行する「演出あり」に決定される。その後、予告演
出決定処理のステップ126AKS161では、要素変化演出ありと判定されたことから
、ステップ126AKS162に進み、変化後表示色に応じたステップアップ予告演出パ
ターンとして、外枠表示パターン126AKC4を含むステップアップ予告演出パターン
が決定される。
これらの決定などに基づいて、演出表示126AK101のように、画像表示装置5の
画面上で飾り図柄の可変表示が行われているときに、期間D21に対応して、ステップア
ップ予告の実行が開始される。期間D21に対応する演出表示126AK101では、第
1ステップに対応した枠内部分画像を表示させるとともに、外枠表示パターン126AK
C4により、外枠部分画像として、表示色が金色の演出画像を表示させる。その後、期間
D22では、演出表示126AK102のように、第2ステップに対応した枠内部分画像
の表示に切り替えられる。このとき、外枠部分画像としては、第1ステップと同様に、表
示色が金色の演出画像を表示させる。期間D23では、演出表示126AK103のよう
に、第3ステップに対応した枠内部分画像の表示に切り替えられる。期間D23に続いて
期間D24になると、要素転写演出の実行が開始され、演出表示126AK104のよう
に、要素転写演出における演出画像を表示させる。要素転写演出の実行が開始されるとき
には、ステップアップ予告の進行を一旦停止させる。要素転写演出では、ステップアップ
予告や保留表示予告に用いられる演出画像を拡大表示してもよい。これにより、要素転写
演出が実行された場合には、特定の演出要素を用いて保留表示予告が実行されることを、
要素転写演出が実行されずに保留表示予告による保留表示変化が実行された場合よりも、
遊技者に認識容易な演出態様により示唆可能となる。
画面上で飾り図柄の可変表示が行われているときに、期間D21に対応して、ステップア
ップ予告の実行が開始される。期間D21に対応する演出表示126AK101では、第
1ステップに対応した枠内部分画像を表示させるとともに、外枠表示パターン126AK
C4により、外枠部分画像として、表示色が金色の演出画像を表示させる。その後、期間
D22では、演出表示126AK102のように、第2ステップに対応した枠内部分画像
の表示に切り替えられる。このとき、外枠部分画像としては、第1ステップと同様に、表
示色が金色の演出画像を表示させる。期間D23では、演出表示126AK103のよう
に、第3ステップに対応した枠内部分画像の表示に切り替えられる。期間D23に続いて
期間D24になると、要素転写演出の実行が開始され、演出表示126AK104のよう
に、要素転写演出における演出画像を表示させる。要素転写演出の実行が開始されるとき
には、ステップアップ予告の進行を一旦停止させる。要素転写演出では、ステップアップ
予告や保留表示予告に用いられる演出画像を拡大表示してもよい。これにより、要素転写
演出が実行された場合には、特定の演出要素を用いて保留表示予告が実行されることを、
要素転写演出が実行されずに保留表示予告による保留表示変化が実行された場合よりも、
遊技者に認識容易な演出態様により示唆可能となる。
要素転写演出が終了するときには、演出表示126AK105のように、アクティブ表
示や保留表示の表示色として、ステップアップ予告に用いられた外枠部分画像の表示色と
いった、特定の演出要素が転写されて用いられることを、演出画像の表示などにより報知
してもよい。演出表示126AK105では、外枠表示パターン126AKC4に対応し
てステップアップ予告の外枠部分画像に使用された金色の表示色が、保留表示の変化後表
示色として転写されたことを示す「金色転写完了!!」のメッセージを報知する演出画像
の表示を含んでいる。また、保留表示の変化後表示色が金色であることを報知する演出に
おいて、保留表示に対応する演出画像の拡大表示とメッセージを報知する演出画像の表示
との組合せなどにより、強調した演出態様としてもよい。これにより、要素転写演出が実
行された場合には、特定の演出要素を用いて保留表示予告が実行されることを、要素転写
演出が実行されずに保留表示予告による保留表示変化が実行された場合よりも、遊技者に
認識容易な演出態様により示唆可能となる。こうして、演出表示126AK106のよう
に、要素転写演出の実行が終了する。さらに、期間D25になれば、演出表示126AK
107のように、ステップアップ予告の第4ステップに対応した枠内部分画像を表示させ
るとともに、外枠表示パターン126AKC4により、外枠部分画像として、表示色が金
色の演出画像を表示させればよい。演出表示126AK108では、飾り図柄の可変表示
がリーチ態様となり、リーチが成立している。
示や保留表示の表示色として、ステップアップ予告に用いられた外枠部分画像の表示色と
いった、特定の演出要素が転写されて用いられることを、演出画像の表示などにより報知
してもよい。演出表示126AK105では、外枠表示パターン126AKC4に対応し
てステップアップ予告の外枠部分画像に使用された金色の表示色が、保留表示の変化後表
示色として転写されたことを示す「金色転写完了!!」のメッセージを報知する演出画像
の表示を含んでいる。また、保留表示の変化後表示色が金色であることを報知する演出に
おいて、保留表示に対応する演出画像の拡大表示とメッセージを報知する演出画像の表示
との組合せなどにより、強調した演出態様としてもよい。これにより、要素転写演出が実
行された場合には、特定の演出要素を用いて保留表示予告が実行されることを、要素転写
演出が実行されずに保留表示予告による保留表示変化が実行された場合よりも、遊技者に
認識容易な演出態様により示唆可能となる。こうして、演出表示126AK106のよう
に、要素転写演出の実行が終了する。さらに、期間D25になれば、演出表示126AK
107のように、ステップアップ予告の第4ステップに対応した枠内部分画像を表示させ
るとともに、外枠表示パターン126AKC4により、外枠部分画像として、表示色が金
色の演出画像を表示させればよい。演出表示126AK108では、飾り図柄の可変表示
がリーチ態様となり、リーチが成立している。
このように、保留表示の表示色を白色から金色へと変化させる保留表示変化パターン1
26AKG04に決定された場合には、要素転写演出を実行するか否かを決定可能となり
、実行すると決定されたことに基づいて、外枠表示パターン126AKC4を含むステッ
プアップ予告演出パターンが決定される。これにより、外枠部分画像として、表示色が金
色の演出画像を表示するステップアップ予告が実行され、そのステップアップ予告が実行
されているときに、要素転写演出が実行される。この要素転写演出では、ステップアップ
予告の外枠部分画像に使用された金色の表示色が、保留表示の変化後表示色として転写さ
れることにより、保留表示の表示画像が特定の表示画像に変化することを、要素転写演出
が実行されずに保留表示予告が実行される場合よりも、遊技者が認識容易な演出態様によ
り示唆可能となればよい。なお、アクティブ表示の表示画像を変化させる場合の要素転写
演出では、ステップアップ予告の外枠部分画像に使用された金色の表示色が、アクティブ
表示の変化後表示色として転写されることにより、アクティブ表示の表示画像が特定の表
示画像に変化することを、要素転写演出が実行されずにアクティブ表示予告が実行される
場合よりも、遊技者が認識可能な演出態様により示唆可能となればよい。
26AKG04に決定された場合には、要素転写演出を実行するか否かを決定可能となり
、実行すると決定されたことに基づいて、外枠表示パターン126AKC4を含むステッ
プアップ予告演出パターンが決定される。これにより、外枠部分画像として、表示色が金
色の演出画像を表示するステップアップ予告が実行され、そのステップアップ予告が実行
されているときに、要素転写演出が実行される。この要素転写演出では、ステップアップ
予告の外枠部分画像に使用された金色の表示色が、保留表示の変化後表示色として転写さ
れることにより、保留表示の表示画像が特定の表示画像に変化することを、要素転写演出
が実行されずに保留表示予告が実行される場合よりも、遊技者が認識容易な演出態様によ
り示唆可能となればよい。なお、アクティブ表示の表示画像を変化させる場合の要素転写
演出では、ステップアップ予告の外枠部分画像に使用された金色の表示色が、アクティブ
表示の変化後表示色として転写されることにより、アクティブ表示の表示画像が特定の表
示画像に変化することを、要素転写演出が実行されずにアクティブ表示予告が実行される
場合よりも、遊技者が認識可能な演出態様により示唆可能となればよい。
図8−23は、擬似連転写演出の実行タイミングを示している。ここで、図8−23(
A)は、飾り図柄の可変表示における変動や停止の実行タイミングである。図8−23(
B)は、擬似連転写演出の実行タイミングである。この実行例では、擬似連演出として、
2回の擬似連変動が実行された後に、飾り図柄の可変表示がリーチ態様となる。飾り図柄
の可変表示において変動が開始され、初回変動となる全図柄変動が実行された後には、例
えば擬似連図柄を含む飾り図柄の組合せといった、仮停止態様で一旦停止する。続いて、
再可変表示となる1回目の擬似連変動により、全図柄変動が再度実行される。この1回目
の擬似連変動に対応して、期間D31となり、擬似連転写演出の実行が開始される。擬似
連図柄などの仮停止態様により可変表示が一旦停止してから、1回目の擬似連変動に伴い
期間D31となり擬似連転写演出の実行が開始されるので、遊技者は、擬似連演出におけ
る擬似連図柄の仮停止といった、擬似連変動の実行による予告演出が実行されたことを、
十分に認識することができる。擬似連転写演出の実行が開始されるときには、擬似連演出
の進行が一旦停止したことを報知してもよい。期間D31において擬似連転写演出が実行
されることにより、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを示唆可能とす
る。期間D31における擬似連転写演出が終了すると、仮停止態様で一旦停止するまでの
期間D32では、演出画像の表示などにより、擬似連変動が再度実行されることを報知し
てもよい。
A)は、飾り図柄の可変表示における変動や停止の実行タイミングである。図8−23(
B)は、擬似連転写演出の実行タイミングである。この実行例では、擬似連演出として、
2回の擬似連変動が実行された後に、飾り図柄の可変表示がリーチ態様となる。飾り図柄
の可変表示において変動が開始され、初回変動となる全図柄変動が実行された後には、例
えば擬似連図柄を含む飾り図柄の組合せといった、仮停止態様で一旦停止する。続いて、
再可変表示となる1回目の擬似連変動により、全図柄変動が再度実行される。この1回目
の擬似連変動に対応して、期間D31となり、擬似連転写演出の実行が開始される。擬似
連図柄などの仮停止態様により可変表示が一旦停止してから、1回目の擬似連変動に伴い
期間D31となり擬似連転写演出の実行が開始されるので、遊技者は、擬似連演出におけ
る擬似連図柄の仮停止といった、擬似連変動の実行による予告演出が実行されたことを、
十分に認識することができる。擬似連転写演出の実行が開始されるときには、擬似連演出
の進行が一旦停止したことを報知してもよい。期間D31において擬似連転写演出が実行
されることにより、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを示唆可能とす
る。期間D31における擬似連転写演出が終了すると、仮停止態様で一旦停止するまでの
期間D32では、演出画像の表示などにより、擬似連変動が再度実行されることを報知し
てもよい。
図8−24は、擬似連転写演出が実行される場合の具体例を示している。図8−24(
A)〜(H)は、擬似連演出により2回の擬似連変動が実行される変動パターンによる可
変表示が実行されているときに、擬似連転写演出が実行される場合の演出表示126AK
201〜126AK208を示している。この場合、擬似連転写演出決定処理のステップ
126AKS102では、擬似連変動が2回以上であることから、ステップ126AKS
103に進み、擬似連転写演出を実行する「演出あり」に決定される。ステップ126A
KS104では、「演出あり」に対応して、ステップ126AKS105に進み、擬似連
転写演出パターンが決定される。
A)〜(H)は、擬似連演出により2回の擬似連変動が実行される変動パターンによる可
変表示が実行されているときに、擬似連転写演出が実行される場合の演出表示126AK
201〜126AK208を示している。この場合、擬似連転写演出決定処理のステップ
126AKS102では、擬似連変動が2回以上であることから、ステップ126AKS
103に進み、擬似連転写演出を実行する「演出あり」に決定される。ステップ126A
KS104では、「演出あり」に対応して、ステップ126AKS105に進み、擬似連
転写演出パターンが決定される。
これらの決定などに基づいて、演出表示126AK201のように、画像表示装置5の
画面上で飾り図柄の可変表示が行われてから、演出表示126AK202のように、擬似
連図柄を含む飾り図柄の組合せが停止表示され、可変表示を仮停止態様で一旦停止させる
。その後、1回目の擬似連変動が開始されることに伴い、期間D31になると、擬似連転
写演出の実行が開始され、演出表示126AKS203のように、擬似連転写演出におけ
る演出画像を表示させる。擬似連転写演出の実行が開始されるときには、擬似連演出の進
行を一旦停止させたことを報知してもよい。擬似連転写演出では、擬似連演出に用いられ
る擬似連図柄の演出画像を拡大表示してもよい。これにより、擬似連転写演出が実行され
た場合には、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを、擬似連転写演出が
実行されない場合よりも、遊技者に認識容易な演出態様により示唆可能となる。
画面上で飾り図柄の可変表示が行われてから、演出表示126AK202のように、擬似
連図柄を含む飾り図柄の組合せが停止表示され、可変表示を仮停止態様で一旦停止させる
。その後、1回目の擬似連変動が開始されることに伴い、期間D31になると、擬似連転
写演出の実行が開始され、演出表示126AKS203のように、擬似連転写演出におけ
る演出画像を表示させる。擬似連転写演出の実行が開始されるときには、擬似連演出の進
行を一旦停止させたことを報知してもよい。擬似連転写演出では、擬似連演出に用いられ
る擬似連図柄の演出画像を拡大表示してもよい。これにより、擬似連転写演出が実行され
た場合には、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを、擬似連転写演出が
実行されない場合よりも、遊技者に認識容易な演出態様により示唆可能となる。
擬似連転写演出が終了するときには、演出表示126AK204のように、擬似連図柄
といった、特定の演出要素が転写して用いられることを、演出画像の表示などにより報知
してもよい。演出表示126AK204では、1回目の擬似連変動を実行するために仮停
止として停止表示された擬似連図柄が、2回目の擬似連変動を実行するために仮停止とし
て停止表示に用いられる擬似連図柄に転写されたことを示す「擬似連転写完了!!」のメ
ッセージを報知する演出画像の表示を含んでいる。また、擬似連図柄の転写を報知する演
出において、擬似連図柄に対応する演出画像の拡大表示とメッセージを報知する演出画像
の表示との組合せなどにより、強調した演出態様としてもよい。これにより、擬似連転写
演出が実行された場合には、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを、遊
技者が認識可能な演出態様により示唆可能となる。これに対し、擬似連転写演出が実行さ
れない場合には、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを、遊技者が認識
不可能または認識困難となる。したがって、擬似連転写演出が実行された場合には、擬似
連演出における擬似連変動が再度実行されることを、擬似連転写演出が実行されない場合
よりも、遊技者に認識容易な演出態様により示唆可能となる。こうして、擬似連転写演出
の実行が終了したことに続いて、期間D32になれば、演出表示126AK205のよう
に、擬似連図柄に対応する演出画像を、画像表示装置5の画面上にて右上部の所定位置な
どに表示させる。このような表示により、擬似連転写演出により再度実行されることが示
唆された擬似連変動が未だ実行されずに保留されていることを、遊技者が認識可能に報知
してもよい。演出表示126AK206では、擬似連転写演出により示唆された擬似連変
動を実行するために、可変表示を仮停止態様で一旦停止させる。続いて、演出表示126
AK207では、2回目の擬似連変動が実行される。演出表示126AK208では、飾
り図柄の可変表示がリーチ態様となり、リーチが成立している。
といった、特定の演出要素が転写して用いられることを、演出画像の表示などにより報知
してもよい。演出表示126AK204では、1回目の擬似連変動を実行するために仮停
止として停止表示された擬似連図柄が、2回目の擬似連変動を実行するために仮停止とし
て停止表示に用いられる擬似連図柄に転写されたことを示す「擬似連転写完了!!」のメ
ッセージを報知する演出画像の表示を含んでいる。また、擬似連図柄の転写を報知する演
出において、擬似連図柄に対応する演出画像の拡大表示とメッセージを報知する演出画像
の表示との組合せなどにより、強調した演出態様としてもよい。これにより、擬似連転写
演出が実行された場合には、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを、遊
技者が認識可能な演出態様により示唆可能となる。これに対し、擬似連転写演出が実行さ
れない場合には、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されることを、遊技者が認識
不可能または認識困難となる。したがって、擬似連転写演出が実行された場合には、擬似
連演出における擬似連変動が再度実行されることを、擬似連転写演出が実行されない場合
よりも、遊技者に認識容易な演出態様により示唆可能となる。こうして、擬似連転写演出
の実行が終了したことに続いて、期間D32になれば、演出表示126AK205のよう
に、擬似連図柄に対応する演出画像を、画像表示装置5の画面上にて右上部の所定位置な
どに表示させる。このような表示により、擬似連転写演出により再度実行されることが示
唆された擬似連変動が未だ実行されずに保留されていることを、遊技者が認識可能に報知
してもよい。演出表示126AK206では、擬似連転写演出により示唆された擬似連変
動を実行するために、可変表示を仮停止態様で一旦停止させる。続いて、演出表示126
AK207では、2回目の擬似連変動が実行される。演出表示126AK208では、飾
り図柄の可変表示がリーチ態様となり、リーチが成立している。
このように、擬似連演出において2回以上の擬似連変動を実行する変動パターンに決定
された場合には、擬似連転写演出を実行するか否かを決定可能となり、実行すると決定さ
れたことに基づいて、擬似連転写演出パターンが決定される。これにより、擬似連演出に
おいて少なくとも1回の擬似連変動が実行されるときに、擬似連転写演出が実行される。
この擬似連転写演出では、擬似連変動を実行するための一旦停止に使用した擬似連図柄が
、次回以降の擬似連変動を実行するための擬似連図柄として転写されることにより、擬似
連演出における擬似連変動が再度実行されることを、擬似連転写演出が実行されない場合
よりも、遊技者が認識容易な演出態様により示唆可能となればよい。例えば予告演出のう
ちには、擬似連演出における擬似連変動が実行される割合などを予告する擬似連予告とな
るものが含まれていてもよい。このような擬似連予告を実行可能なものにおいても、擬似
連転写演出が実行されることにより、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されるこ
とを、擬似連転写演出が実行されずに擬似連予告が実行された場合よりも、遊技者が認識
容易な演出態様により示唆可能となればよい。
された場合には、擬似連転写演出を実行するか否かを決定可能となり、実行すると決定さ
れたことに基づいて、擬似連転写演出パターンが決定される。これにより、擬似連演出に
おいて少なくとも1回の擬似連変動が実行されるときに、擬似連転写演出が実行される。
この擬似連転写演出では、擬似連変動を実行するための一旦停止に使用した擬似連図柄が
、次回以降の擬似連変動を実行するための擬似連図柄として転写されることにより、擬似
連演出における擬似連変動が再度実行されることを、擬似連転写演出が実行されない場合
よりも、遊技者が認識容易な演出態様により示唆可能となればよい。例えば予告演出のう
ちには、擬似連演出における擬似連変動が実行される割合などを予告する擬似連予告とな
るものが含まれていてもよい。このような擬似連予告を実行可能なものにおいても、擬似
連転写演出が実行されることにより、擬似連演出における擬似連変動が再度実行されるこ
とを、擬似連転写演出が実行されずに擬似連予告が実行された場合よりも、遊技者が認識
容易な演出態様により示唆可能となればよい。
遊技者が認識容易な演出態様は、演出画像の表示サイズ、表示位置、表示色、表示期間
、表示の変化速度、表示の移動速度、表示の変化範囲、表示の移動範囲、その他、音声、
発光、可動部材の動作との組合せなど、任意の演出態様を異ならせることにより、遊技者
が認識容易になるものであればよい。演出画像の表示によって遊技者に認識される表示対
象の場合に、その表示対象を全体的に構成する形状、模様、色彩といった、表示対象の外
観のうち、少なくとも予め定められた部分的な形状、模様、色彩のいずれかが、他の表示
対象における全体的または部分的な形状、模様、色彩とは相違することにより、遊技者が
認識しやすくなるものであればよい。
、表示の変化速度、表示の移動速度、表示の変化範囲、表示の移動範囲、その他、音声、
発光、可動部材の動作との組合せなど、任意の演出態様を異ならせることにより、遊技者
が認識容易になるものであればよい。演出画像の表示によって遊技者に認識される表示対
象の場合に、その表示対象を全体的に構成する形状、模様、色彩といった、表示対象の外
観のうち、少なくとも予め定められた部分的な形状、模様、色彩のいずれかが、他の表示
対象における全体的または部分的な形状、模様、色彩とは相違することにより、遊技者が
認識しやすくなるものであればよい。
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形および応用が可能である。例え
ばパチンコ遊技機1は、上記実施の形態で示された全ての技術的特徴を備えるものでなく
てもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態
で示された構成の一部を備えたものであってもよい。
ばパチンコ遊技機1は、上記実施の形態で示された全ての技術的特徴を備えるものでなく
てもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態
で示された構成の一部を備えたものであってもよい。
具体的な一例として、上記実施の形態では、要素転写演出を実行可能であるとともに、
擬似連転写演出を実行可能であるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに
限定されず、例えば擬似連転写演出が実行されないパチンコ遊技機1において、要素転写
演出が実行されることにより、特定演出要素を用いて第1予告演出が実行された場合に、
その特定演出要素を用いて第2予告演出が実行されることを示唆可能なものであってもよ
い。この場合でも、実行された第1予告演出とは予告種別が異なる第2予告演出について
、第1予告演出と共通の特定演出要素を用いて実行されることを示唆できるので、適切な
演出を実行することで遊技興趣を向上させることができる。
擬似連転写演出を実行可能であるものとして説明した。しかしながら、この発明はこれに
限定されず、例えば擬似連転写演出が実行されないパチンコ遊技機1において、要素転写
演出が実行されることにより、特定演出要素を用いて第1予告演出が実行された場合に、
その特定演出要素を用いて第2予告演出が実行されることを示唆可能なものであってもよ
い。この場合でも、実行された第1予告演出とは予告種別が異なる第2予告演出について
、第1予告演出と共通の特定演出要素を用いて実行されることを示唆できるので、適切な
演出を実行することで遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態では、第1予告演出としてステップアップ予告が実行されているときに
要素転写演出が実行されることにより、第2予告演出となるアクティブ表示予告や保留表
示予告において、ステップアップ予告と共通の特定演出要素を用いた演出態様となること
を示唆可能であるものとして説明した。これに対し、第1予告演出や第2予告演出となる
予告演出は、パチンコ遊技機1において実行可能な任意の予告演出であればよい。例えば
第1予告演出として、ステップアップ予告の他に、キャラクタ予告やタイトル予告といっ
た、予告演出決定処理のステップ126AKS163にて決定可能な予告種別のいずれか
に含まれる予告演出が実行されているときに要素転写演出が実行されてもよい。この場合
にも、要素転写演出の実行が開始されるときには、キャラクタ予告やタイトル予告の進行
を一旦停止させればよい。第1予告演出として実行されている予告演出の予告種別に応じ
て、共通の特定演出要素を用いる場合でも、第2予告演出として実行される予告演出の大
当り信頼度や大当り期待度が異なるようにしてもよい。例えば第1予告演出としてタイト
ル予告が実行されているときには、演出画像の表示色が共通の赤色または金色であっても
、要素転写演出を実行して、その表示色に変化するアクティブ表示予告や保留表示予告が
実行された場合には、第1予告演出としてキャラクタ予告が実行されているときよりも、
大当り信頼度や大当り期待度が高くなるようにしてもよい。また、第1予告演出としてキ
ャラクタ予告が実行されているときには、演出画像の表示色が共通の赤色または金色であ
っても、要素転写演出を実行して、その表示色に変化するアクティブ表示予告や保留表示
予告が実行された場合には、第1予告演出としてステップアップ予告が実行されていると
きよりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなるようにしてもよい。例えば予告演出決定
処理のステップ126AKS162では、可変表示の表示結果が「ハズレ」であるか「大
当り」であるかに応じた割合で、ステップアップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告の
いずれを第1予告演出として実行するかが決定されてもよい。より具体的に、可変表示の
表示結果が「ハズレ」である場合には、ステップアップ予告に決定される割合が最も高く
、キャラクタ予告に決定される割合がステップアップ予告に決定される割合よりも低く、
タイトル予告に決定される割合が最も低くなるように、第1予告演出が決定されてもよい
。これに対し、可変表示の表示結果が「大当り」である場合には、タイトル予告に決定さ
れる割合が最も高く、キャラクタ予告に決定される割合がタイトル予告に決定される割合
よりも低く、ステップアップ予告に決定される割合が最も低くなるように、第1予告演出
が決定されてもよい。これにより、要素転写演出が実行された場合に、第1予告演出とし
て実行されていた予告演出の予告種別に応じて、有利状態としての大当り遊技状態に制御
される期待感を異ならせて、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させることがで
きる。
要素転写演出が実行されることにより、第2予告演出となるアクティブ表示予告や保留表
示予告において、ステップアップ予告と共通の特定演出要素を用いた演出態様となること
を示唆可能であるものとして説明した。これに対し、第1予告演出や第2予告演出となる
予告演出は、パチンコ遊技機1において実行可能な任意の予告演出であればよい。例えば
第1予告演出として、ステップアップ予告の他に、キャラクタ予告やタイトル予告といっ
た、予告演出決定処理のステップ126AKS163にて決定可能な予告種別のいずれか
に含まれる予告演出が実行されているときに要素転写演出が実行されてもよい。この場合
にも、要素転写演出の実行が開始されるときには、キャラクタ予告やタイトル予告の進行
を一旦停止させればよい。第1予告演出として実行されている予告演出の予告種別に応じ
て、共通の特定演出要素を用いる場合でも、第2予告演出として実行される予告演出の大
当り信頼度や大当り期待度が異なるようにしてもよい。例えば第1予告演出としてタイト
ル予告が実行されているときには、演出画像の表示色が共通の赤色または金色であっても
、要素転写演出を実行して、その表示色に変化するアクティブ表示予告や保留表示予告が
実行された場合には、第1予告演出としてキャラクタ予告が実行されているときよりも、
大当り信頼度や大当り期待度が高くなるようにしてもよい。また、第1予告演出としてキ
ャラクタ予告が実行されているときには、演出画像の表示色が共通の赤色または金色であ
っても、要素転写演出を実行して、その表示色に変化するアクティブ表示予告や保留表示
予告が実行された場合には、第1予告演出としてステップアップ予告が実行されていると
きよりも大当り信頼度や大当り期待度が高くなるようにしてもよい。例えば予告演出決定
処理のステップ126AKS162では、可変表示の表示結果が「ハズレ」であるか「大
当り」であるかに応じた割合で、ステップアップ予告、キャラクタ予告、タイトル予告の
いずれを第1予告演出として実行するかが決定されてもよい。より具体的に、可変表示の
表示結果が「ハズレ」である場合には、ステップアップ予告に決定される割合が最も高く
、キャラクタ予告に決定される割合がステップアップ予告に決定される割合よりも低く、
タイトル予告に決定される割合が最も低くなるように、第1予告演出が決定されてもよい
。これに対し、可変表示の表示結果が「大当り」である場合には、タイトル予告に決定さ
れる割合が最も高く、キャラクタ予告に決定される割合がタイトル予告に決定される割合
よりも低く、ステップアップ予告に決定される割合が最も低くなるように、第1予告演出
が決定されてもよい。これにより、要素転写演出が実行された場合に、第1予告演出とし
て実行されていた予告演出の予告種別に応じて、有利状態としての大当り遊技状態に制御
される期待感を異ならせて、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させることがで
きる。
第1予告演出としてアクティブ表示予告や保留表示予告が実行されているときに要素転
写演出が実行されることにより、第2予告演出となるステップアップ予告において、アク
ティブ表示予告や保留表示予告と共通の特定演出要素を用いた演出態様となることを示唆
可能であってもよい。この場合には、特定演出要素を用いて実行されるステップアップ予
告は、特定演出要素を用いて実行されるアクティブ表示予告や保留表示予告よりも、大当
り信頼度や大当り期待度が高くなるものであればよい。これにより、要素転写演出が実行
され、特定演出要素を用いたステップアップ予告の実行を示唆することで、遊技者の期待
感が低下することを防止して、遊技興趣を向上させることができる。
写演出が実行されることにより、第2予告演出となるステップアップ予告において、アク
ティブ表示予告や保留表示予告と共通の特定演出要素を用いた演出態様となることを示唆
可能であってもよい。この場合には、特定演出要素を用いて実行されるステップアップ予
告は、特定演出要素を用いて実行されるアクティブ表示予告や保留表示予告よりも、大当
り信頼度や大当り期待度が高くなるものであればよい。これにより、要素転写演出が実行
され、特定演出要素を用いたステップアップ予告の実行を示唆することで、遊技者の期待
感が低下することを防止して、遊技興趣を向上させることができる。
要素転写演出や擬似連転写演出が実行されるタイミングは、予告演出が実行されるタイ
ミングなどに応じて、任意に設定されたタイミングであればよい。例えば第1予告演出と
してステップアップ予告が実行されているときに、第1ステップに対応する演出画像の表
示中に、要素転写演出の実行が開始されてもよい。あるいは、擬似連演出における2回目
の擬似連変動が開始されたことに伴い、擬似連転写演出の実行が開始されてもよい。予告
演出の実行が終了した後、その予告演出を巻き戻すことを報知する巻戻報知演出が実行さ
れてから、要素転写演出や擬似連転写演出が実行されてもよい。
ミングなどに応じて、任意に設定されたタイミングであればよい。例えば第1予告演出と
してステップアップ予告が実行されているときに、第1ステップに対応する演出画像の表
示中に、要素転写演出の実行が開始されてもよい。あるいは、擬似連演出における2回目
の擬似連変動が開始されたことに伴い、擬似連転写演出の実行が開始されてもよい。予告
演出の実行が終了した後、その予告演出を巻き戻すことを報知する巻戻報知演出が実行さ
れてから、要素転写演出や擬似連転写演出が実行されてもよい。
予告演出決定処理のステップ126AKS162では、要素転写演出が実行される場合
に対応して、要素転写演出が実行されない場合とは異なる特別な予告演出パターンに決定
可能としてもよい。例えば特別なステップアップ予告演出パターンとして、外枠部分画像
や枠内部分画像の表示に加えて、エフェクト表示となる演出画像を表示可能にする予告演
出パターンが決定されてもよい。ステップアップ予告に限定されず、例えばキャラクタ予
告やタイトル予告といった、任意の予告演出が第1予告演出となるものにおいても、要素
転写演出が実行される場合には、特別な予告演出パターンに決定可能としてもよい。これ
により、要素転写演出が実行される場合には、第1予告演出が特別な演出態様で実行され
ることにより、要素転写演出に対する遊技者の期待感を高めるように、適切な演出を実行
することで遊技興趣を向上させることができる。
に対応して、要素転写演出が実行されない場合とは異なる特別な予告演出パターンに決定
可能としてもよい。例えば特別なステップアップ予告演出パターンとして、外枠部分画像
や枠内部分画像の表示に加えて、エフェクト表示となる演出画像を表示可能にする予告演
出パターンが決定されてもよい。ステップアップ予告に限定されず、例えばキャラクタ予
告やタイトル予告といった、任意の予告演出が第1予告演出となるものにおいても、要素
転写演出が実行される場合には、特別な予告演出パターンに決定可能としてもよい。これ
により、要素転写演出が実行される場合には、第1予告演出が特別な演出態様で実行され
ることにより、要素転写演出に対する遊技者の期待感を高めるように、適切な演出を実行
することで遊技興趣を向上させることができる。
(特徴部126AKの課題解決手段および効果に関する説明)
遊技を実行可能な、例えばパチンコ遊技機1などの遊技機であって、例えばステップア
ップ予告や保留表示予告、アクティブ表示予告など、予告種別が異なる複数の予告演出を
実行可能な、例えばステップ126AKS033、126AKS039を実行する演出制
御用CPU120などの予告演出手段と、例えばステップ126AKS035を実行する
演出制御用CPU120など、予告演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出
手段とを備え、予告演出手段は、予告種別のうち、例えばステップアップ予告など、第1
予告種別の第1予告演出を、予告種別のうち、例えば保留表示予告やアクティブ表示予告
など、第2予告種別の第2予告演出と、例えば表示色が赤色または金色など、共通の特定
演出要素を用いて実行可能であり、特殊示唆演出手段は、特殊示唆演出として、特定演出
要素を用いて第1予告演出が実行された場合に、その特定演出要素を用いて第2予告演出
が実行されることを、例えば表示例126AKX1のように示唆可能であり、例えば最終
表示画像決定テーブル126AKT11および外枠表示パターン決定テーブル126AK
T26により、特定演出要素を用いて第1予告演出が実行された場合よりも、特定演出要
素を用いて第2予告演出が実行された場合の方が、遊技者にとって有利な有利状態に制御
される期待度が高い。これにより、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させるこ
とができる。
遊技を実行可能な、例えばパチンコ遊技機1などの遊技機であって、例えばステップア
ップ予告や保留表示予告、アクティブ表示予告など、予告種別が異なる複数の予告演出を
実行可能な、例えばステップ126AKS033、126AKS039を実行する演出制
御用CPU120などの予告演出手段と、例えばステップ126AKS035を実行する
演出制御用CPU120など、予告演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出
手段とを備え、予告演出手段は、予告種別のうち、例えばステップアップ予告など、第1
予告種別の第1予告演出を、予告種別のうち、例えば保留表示予告やアクティブ表示予告
など、第2予告種別の第2予告演出と、例えば表示色が赤色または金色など、共通の特定
演出要素を用いて実行可能であり、特殊示唆演出手段は、特殊示唆演出として、特定演出
要素を用いて第1予告演出が実行された場合に、その特定演出要素を用いて第2予告演出
が実行されることを、例えば表示例126AKX1のように示唆可能であり、例えば最終
表示画像決定テーブル126AKT11および外枠表示パターン決定テーブル126AK
T26により、特定演出要素を用いて第1予告演出が実行された場合よりも、特定演出要
素を用いて第2予告演出が実行された場合の方が、遊技者にとって有利な有利状態に制御
される期待度が高い。これにより、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させるこ
とができる。
特殊示唆演出手段は、例えば表示領域126AK01の表示など、第1予告演出に対応
する表示と、例えば表示領域126AK02の表示など、第2予告演出に対応する表示と
により、特殊示唆演出を実行可能であればよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
する表示と、例えば表示領域126AK02の表示など、第2予告演出に対応する表示と
により、特殊示唆演出を実行可能であればよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
特殊示唆演出が実行されているときに、例えば一旦停止報知126AK04で示される
ように、第1予告演出の実行を一旦停止してもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に
実行できる。
ように、第1予告演出の実行を一旦停止してもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に
実行できる。
例えばステップ126AKS124〜126AKS126により、特定演出要素を用い
て第2予告演出を実行すると決定された場合に、特殊示唆演出を実行することを決定可能
であり、特殊示唆演出の実行に対応する第1予告演出が実行される可変表示において、例
えばステップ126AKS161にてYesの場合のように、遊技者にとって有利な有利
状態となる期待度が特定期待度である他の予告演出が実行されなくてもよい。これにより
、特殊示唆演出を適切に実行できる。
て第2予告演出を実行すると決定された場合に、特殊示唆演出を実行することを決定可能
であり、特殊示唆演出の実行に対応する第1予告演出が実行される可変表示において、例
えばステップ126AKS161にてYesの場合のように、遊技者にとって有利な有利
状態となる期待度が特定期待度である他の予告演出が実行されなくてもよい。これにより
、特殊示唆演出を適切に実行できる。
例えば転写演出決定テーブル126AKT21により、特殊示唆演出が実行されたか否
かに応じて、特定演出要素を用いて予告演出が実行された場合に、遊技者にとって有利な
有利状態に制御される期待度が異なってもよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
かに応じて、特定演出要素を用いて予告演出が実行された場合に、遊技者にとって有利な
有利状態に制御される期待度が異なってもよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
予告演出手段は、第1予告演出と前記第2予告演出とを、例えば表示色が青色、緑色、
赤色、金色など、複数の共通演出要素のうちいずれかを用いて実行可能であり、例えばス
テップ126AKS125にてNoの場合およびステップS126AKS145にてNo
の場合など、複数の共通演出要素のうちで、遊技者にとって有利な有利状態に制御される
期待度が特定演出要素よりも低い共通演出要素を用いて第1予告演出が実行されている場
合には、特殊示唆演出が実行されなくてもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に実行
できる。
赤色、金色など、複数の共通演出要素のうちいずれかを用いて実行可能であり、例えばス
テップ126AKS125にてNoの場合およびステップS126AKS145にてNo
の場合など、複数の共通演出要素のうちで、遊技者にとって有利な有利状態に制御される
期待度が特定演出要素よりも低い共通演出要素を用いて第1予告演出が実行されている場
合には、特殊示唆演出が実行されなくてもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に実行
できる。
(特徴部127AKの課題解決手段および効果に関する説明)
特殊示唆演出手段は、特殊示唆演出として、例えば表示例126AKX2のような、予
告演出が実行された場合に、その予告演出が再度実行されることを示唆可能な、例えば擬
似連写演出などの第1示唆演出を実行する、例えばステップ126AKS037を実行す
る演出制御用CPU120などの第1示唆演出手段と、特殊示唆演出として、例えば表示
例126AKX1のような、特定演出要素を用いて前記第1予告演出が実行された場合に
、その特定演出要素を用いて第2予告演出が実行されることを示唆可能な、例えば要素転
写演出などの第2示唆演出を実行する、例えばステップ126AKS035を実行する演
出制御用CPU120などの第2示唆演出手段とを含み、例えば変動パターン決定テーブ
ル126AKT01〜126AKT03および最終表示画像決定テーブル126AKT1
1により、第1示唆演出と第2示唆演出とのいずれが実行されたかに応じて、遊技者にと
って有利な有利状態に制御される期待度が異なる。これにより、適切な演出を実行するこ
とで遊技興趣を向上させることができる。
特殊示唆演出手段は、特殊示唆演出として、例えば表示例126AKX2のような、予
告演出が実行された場合に、その予告演出が再度実行されることを示唆可能な、例えば擬
似連写演出などの第1示唆演出を実行する、例えばステップ126AKS037を実行す
る演出制御用CPU120などの第1示唆演出手段と、特殊示唆演出として、例えば表示
例126AKX1のような、特定演出要素を用いて前記第1予告演出が実行された場合に
、その特定演出要素を用いて第2予告演出が実行されることを示唆可能な、例えば要素転
写演出などの第2示唆演出を実行する、例えばステップ126AKS035を実行する演
出制御用CPU120などの第2示唆演出手段とを含み、例えば変動パターン決定テーブ
ル126AKT01〜126AKT03および最終表示画像決定テーブル126AKT1
1により、第1示唆演出と第2示唆演出とのいずれが実行されたかに応じて、遊技者にと
って有利な有利状態に制御される期待度が異なる。これにより、適切な演出を実行するこ
とで遊技興趣を向上させることができる。
特殊示唆演出手段は、例えば表示領域126AK01の表示など、第1予告演出に対応
する表示と、例えば表示領域126AK02の表示など、第2予告演出に対応する表示と
により、第2示唆演出を実行可能であればよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
する表示と、例えば表示領域126AK02の表示など、第2予告演出に対応する表示と
により、第2示唆演出を実行可能であればよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
第2示唆演出が実行されているときに、例えば一旦停止報知126AK04で示される
ように、第1予告演出の実行を一旦停止してもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に
実行できる。
ように、第1予告演出の実行を一旦停止してもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に
実行できる。
例えばステップ126AKS124〜126AKS126により、特定演出要素を用い
て第2予告演出を実行すると決定された場合に、第2示唆演出を実行することを決定可能
であり、第2示唆演出の実行に対応する第1予告演出が実行される可変表示において、例
えばステップ126AKS161にてYesの場合のように、遊技者にとって有利な有利
状態となる期待度が特定期待度である他の予告演出が実行されなくてもよい。これにより
、特殊示唆演出を適切に実行できる。
て第2予告演出を実行すると決定された場合に、第2示唆演出を実行することを決定可能
であり、第2示唆演出の実行に対応する第1予告演出が実行される可変表示において、例
えばステップ126AKS161にてYesの場合のように、遊技者にとって有利な有利
状態となる期待度が特定期待度である他の予告演出が実行されなくてもよい。これにより
、特殊示唆演出を適切に実行できる。
例えば転写演出決定テーブル126AKT21により、第2示唆演出が実行されたか否
かに応じて、特定演出要素を用いて予告演出が実行された場合に、遊技者にとって有利な
有利状態に制御される期待度が異なってもよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
かに応じて、特定演出要素を用いて予告演出が実行された場合に、遊技者にとって有利な
有利状態に制御される期待度が異なってもよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
予告演出手段は、第1予告演出と前記第2予告演出とを、例えば表示色が青色、緑色、
赤色、金色など、複数の共通演出要素のうちいずれかを用いて実行可能であり、例えばス
テップ126AKS125にてNoの場合およびステップS126AKS145にてNo
の場合など、複数の共通演出要素のうちで、遊技者にとって有利な有利状態に制御される
期待度が特定演出要素よりも低い共通演出要素を用いて第1予告演出が実行されている場
合には、第2示唆演出が実行されなくてもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に実行
できる。
赤色、金色など、複数の共通演出要素のうちいずれかを用いて実行可能であり、例えばス
テップ126AKS125にてNoの場合およびステップS126AKS145にてNo
の場合など、複数の共通演出要素のうちで、遊技者にとって有利な有利状態に制御される
期待度が特定演出要素よりも低い共通演出要素を用いて第1予告演出が実行されている場
合には、第2示唆演出が実行されなくてもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に実行
できる。
(特徴部128AKの課題解決手段および効果に関する説明)
遊技を実行可能な、例えばパチンコ遊技機1などの遊技機であって、例えばステップア
ップ予告や保留表示予告、アクティブ表示予告など、予告種別が異なる複数の予告演出を
実行可能な、例えばステップ126AKS033、126AKS039を実行する演出制
御用CPU120などの予告演出手段と、例えばステップ126AKS035を実行する
演出制御用CPU120など、予告演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出
手段とを備え、予告演出手段は、予告種別のうち、例えばステップアップ予告など、第1
予告種別の第1予告演出を、予告種別のうち、例えば保留表示予告やアクティブ表示予告
など、第2予告種別の第2予告演出と、例えば表示色が赤色または金色など、共通の特定
演出要素を用いて実行可能であり、特殊示唆演出手段は、特殊示唆演出として、特定演出
要素を用いて第1予告演出が実行された場合に、その特定演出要素を用いて第2予告演出
が実行されることを、例えば表示例126AKX1のように、遊技者に認識容易な演出態
様により示唆可能である。これにより、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させ
ることができる。
遊技を実行可能な、例えばパチンコ遊技機1などの遊技機であって、例えばステップア
ップ予告や保留表示予告、アクティブ表示予告など、予告種別が異なる複数の予告演出を
実行可能な、例えばステップ126AKS033、126AKS039を実行する演出制
御用CPU120などの予告演出手段と、例えばステップ126AKS035を実行する
演出制御用CPU120など、予告演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出
手段とを備え、予告演出手段は、予告種別のうち、例えばステップアップ予告など、第1
予告種別の第1予告演出を、予告種別のうち、例えば保留表示予告やアクティブ表示予告
など、第2予告種別の第2予告演出と、例えば表示色が赤色または金色など、共通の特定
演出要素を用いて実行可能であり、特殊示唆演出手段は、特殊示唆演出として、特定演出
要素を用いて第1予告演出が実行された場合に、その特定演出要素を用いて第2予告演出
が実行されることを、例えば表示例126AKX1のように、遊技者に認識容易な演出態
様により示唆可能である。これにより、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させ
ることができる。
予告演出手段は、予告演出として、例えばステップ数パターン126AKD1〜126
AKD4に応じたステップアップ予告演出など、演出状態が変化可能な状態変化演出を実
行可能であり、特殊示唆演出が実行されるときに、例えば一旦停止報知126AK04に
示されるように、状態変化演出における変化を一旦停止させてもよい。これにより、適切
な特殊示唆演出を実行できる。
AKD4に応じたステップアップ予告演出など、演出状態が変化可能な状態変化演出を実
行可能であり、特殊示唆演出が実行されるときに、例えば一旦停止報知126AK04に
示されるように、状態変化演出における変化を一旦停止させてもよい。これにより、適切
な特殊示唆演出を実行できる。
特殊示唆演出が実行されるときに、例えば表示領域126AK01、126AK02の
表示など、予告演出に用いられる演出画像を拡大表示してもよい。これにより、適切な特
殊示唆演出を実行できる。
表示など、予告演出に用いられる演出画像を拡大表示してもよい。これにより、適切な特
殊示唆演出を実行できる。
特殊示唆演出が実行されるときに、例えば演出実行例126AK105、126AK2
04など、特定演出要素を示す演出部分を強調した演出態様としてもよい。これにより、
適切な特殊示唆演出を実行できる。
04など、特定演出要素を示す演出部分を強調した演出態様としてもよい。これにより、
適切な特殊示唆演出を実行できる。
例えば転写演出決定テーブル126AKT21により、特殊示唆演出が実行されたか否
かに応じて、特定演出要素を用いて予告演出が実行された場合に、遊技者にとって有利な
有利状態に制御される期待度が異なってもよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
かに応じて、特定演出要素を用いて予告演出が実行された場合に、遊技者にとって有利な
有利状態に制御される期待度が異なってもよい。これにより、適切な特殊示唆演出を実行
できる。
予告演出手段は、第1予告演出と前記第2予告演出とを、例えば表示色が青色、緑色、
赤色、金色など、複数の共通演出要素のうちいずれかを用いて実行可能であり、例えばス
テップ126AKS125にてNoの場合およびステップS126AKS145にてNo
の場合など、複数の共通演出要素のうちで、遊技者にとって有利な有利状態に制御される
期待度が特定演出要素よりも低い共通演出要素を用いて第1予告演出が実行されている場
合には、特殊示唆演出が実行されなくてもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に実行
できる。
赤色、金色など、複数の共通演出要素のうちいずれかを用いて実行可能であり、例えばス
テップ126AKS125にてNoの場合およびステップS126AKS145にてNo
の場合など、複数の共通演出要素のうちで、遊技者にとって有利な有利状態に制御される
期待度が特定演出要素よりも低い共通演出要素を用いて第1予告演出が実行されている場
合には、特殊示唆演出が実行されなくてもよい。これにより、特殊示唆演出を適切に実行
できる。
(特徴部064AKに関する説明)
以下、本実施の形態に係る特徴部064AKについて説明する。
以下、本実施の形態に係る特徴部064AKについて説明する。
特徴部064AKでは、可変表示の実行中に、当該可変表示において表示結果が「大当
り」となり、遊技者にとって有利な有利状態としての大当り遊技状態に制御される可能性
を示唆する大当り予告演出を実行可能に構成されている。
り」となり、遊技者にとって有利な有利状態としての大当り遊技状態に制御される可能性
を示唆する大当り予告演出を実行可能に構成されている。
図9−1は、特徴部064AKに関し、予告演出としての大当り予告演出における演出
画像の表示例を示している。
画像の表示例を示している。
大当り予告演出の実行中には、パーセントを表すパーセント表示064AK1を画像表
示装置5に表示するパーセント演出と、箱を表すボックス画像064AK2を画像表示装
置5に表示するボックス演出と、が実行される。
示装置5に表示するパーセント演出と、箱を表すボックス画像064AK2を画像表示装
置5に表示するボックス演出と、が実行される。
第1演出としてのパーセント演出は、複数段階の演出態様のうち何れかにて実行可能に
構成されており、各演出態様は、「0%」〜「100%」のうち何れかのパーセントに対
応している。具体的に、複数段階の演出態様のうち、より後の段階の演出態様ほど、値(
本実施の形態では、パーセントの値は自然数)のより大きいパーセントに対応しており、
複数段階の演出態様のうち最初の段階の演出態様である0%演出態様は「0%」に対応し
、複数段階の演出態様のうち最後の段階の演出態様である100%演出態様は「100%
」に対応している。図9−1(a)は、パーセント演出が、所定態様としての0%演出態
様にて実行されている状態を示している。図9−1(b)は、パーセント演出が、複数段
階の演出態様のうち一の演出態様であり、「45%」に対応する45%演出態様にて実行
されている状態を示している。図9−1(c)は、パーセント演出が、特定態様としての
100%演出態様にて実行されている状態を示している。
構成されており、各演出態様は、「0%」〜「100%」のうち何れかのパーセントに対
応している。具体的に、複数段階の演出態様のうち、より後の段階の演出態様ほど、値(
本実施の形態では、パーセントの値は自然数)のより大きいパーセントに対応しており、
複数段階の演出態様のうち最初の段階の演出態様である0%演出態様は「0%」に対応し
、複数段階の演出態様のうち最後の段階の演出態様である100%演出態様は「100%
」に対応している。図9−1(a)は、パーセント演出が、所定態様としての0%演出態
様にて実行されている状態を示している。図9−1(b)は、パーセント演出が、複数段
階の演出態様のうち一の演出態様であり、「45%」に対応する45%演出態様にて実行
されている状態を示している。図9−1(c)は、パーセント演出が、特定態様としての
100%演出態様にて実行されている状態を示している。
パーセント演出においては、当該パーセント演出が複数段階の演出態様のうち何れにて
実行されているかに応じて異なる表示態様でパーセント表示064AK1が表示される。
具体的に、パーセント演出が複数段階の演出態様のうち一の演出態様にて実行されている
ときには、パーセント表示064AK1が、当該一の演出態様に対応するパーセントを表
す表示態様にて表示される。例えば、図9−1(a)に示すパーセント演出が0%演出態
様にて実行されている状態において、パーセント表示064AK1は、「0%」を表す表
示態様にて表示される。図9−1(b)に示すパーセント演出が45%演出態様にて実行
されている状態において、パーセント表示064AK1は、「45%」を表す表示態様に
て表示される。図9−1(c)に示すパーセント演出が100%演出態様にて実行されて
いる状態において、パーセント表示064AK1は、「100%」を表す表示態様にて表
示される。
実行されているかに応じて異なる表示態様でパーセント表示064AK1が表示される。
具体的に、パーセント演出が複数段階の演出態様のうち一の演出態様にて実行されている
ときには、パーセント表示064AK1が、当該一の演出態様に対応するパーセントを表
す表示態様にて表示される。例えば、図9−1(a)に示すパーセント演出が0%演出態
様にて実行されている状態において、パーセント表示064AK1は、「0%」を表す表
示態様にて表示される。図9−1(b)に示すパーセント演出が45%演出態様にて実行
されている状態において、パーセント表示064AK1は、「45%」を表す表示態様に
て表示される。図9−1(c)に示すパーセント演出が100%演出態様にて実行されて
いる状態において、パーセント表示064AK1は、「100%」を表す表示態様にて表
示される。
第2演出としてのボックス演出は、複数段階の演出態様のうち何れかにて実行可能に構
成されており、ボックス演出においては、当該ボックス演出が複数段階の演出態様のうち
何れにて実行されているかに応じて異なる表示態様で、箱を表すボックス画像064AK
2が表示される。図9−1(a)は、ボックス演出が、複数段階の演出態様のうち最初の
段階の演出態様である0%開放演出態様にて実行されている状態を示している。図9−1
(b)は、ボックス演出が、複数段階の演出態様のうち一の演出態様である45%開放演
出態様にて実行されている状態を示している。図9−1(c)は、ボックス演出が、複数
段階の演出態様のうち最後の段階の演出態様である100%開放演出態様にて実行されて
いる状態を示している。
成されており、ボックス演出においては、当該ボックス演出が複数段階の演出態様のうち
何れにて実行されているかに応じて異なる表示態様で、箱を表すボックス画像064AK
2が表示される。図9−1(a)は、ボックス演出が、複数段階の演出態様のうち最初の
段階の演出態様である0%開放演出態様にて実行されている状態を示している。図9−1
(b)は、ボックス演出が、複数段階の演出態様のうち一の演出態様である45%開放演
出態様にて実行されている状態を示している。図9−1(c)は、ボックス演出が、複数
段階の演出態様のうち最後の段階の演出態様である100%開放演出態様にて実行されて
いる状態を示している。
図9−1(a)に示すボックス演出が0%開放演出態様にて実行されている状態におい
て、ボックス画像064AK2は、ボックス画像064AK2によって表された箱の輪郭
が全て破線にて表示され、箱が全く実体化していない表示態様にて表示される。なお、ボ
ックス演出が100%開放演出態様以外の演出態様にて実行されているときには、ボック
ス画像064AK2は、箱が閉じている表示態様にて表示される。図9−1(a)に示す
ボックス演出が0%開放演出態様にて実行されている状態では、箱全体が透明に表示され
ており、画像表示装置5に表示された演出画像(例えば保留表示、アクティブ表示など)
に重畳して箱が表示されている場合でも、遊技者が箱を透かして当該演出画像を視認する
ことができる。このような構成によれば、ボックス演出が0%開放演出態様にて実行され
ている状態において、画像表示装置5にて演出画像を用いた演出(例えば保留表示予告、
アクティブ表示予告など)が実行されており、当該演出画像に重畳して箱が表示されてい
る場合でも、遊技者が箱を透かして当該演出を視認することができるため、当該演出がボ
ックス演出によって妨げられることを抑制し、遊技興趣の低下を抑制することができる。
て、ボックス画像064AK2は、ボックス画像064AK2によって表された箱の輪郭
が全て破線にて表示され、箱が全く実体化していない表示態様にて表示される。なお、ボ
ックス演出が100%開放演出態様以外の演出態様にて実行されているときには、ボック
ス画像064AK2は、箱が閉じている表示態様にて表示される。図9−1(a)に示す
ボックス演出が0%開放演出態様にて実行されている状態では、箱全体が透明に表示され
ており、画像表示装置5に表示された演出画像(例えば保留表示、アクティブ表示など)
に重畳して箱が表示されている場合でも、遊技者が箱を透かして当該演出画像を視認する
ことができる。このような構成によれば、ボックス演出が0%開放演出態様にて実行され
ている状態において、画像表示装置5にて演出画像を用いた演出(例えば保留表示予告、
アクティブ表示予告など)が実行されており、当該演出画像に重畳して箱が表示されてい
る場合でも、遊技者が箱を透かして当該演出を視認することができるため、当該演出がボ
ックス演出によって妨げられることを抑制し、遊技興趣の低下を抑制することができる。
ボックス演出が、複数段階の演出態様のうち、より後の段階の演出態様にて実行されて
いるときほど、ボックス画像064AK2が、箱の輪郭のうち実線にて表示されている部
分が占める割合がより大きく(箱の輪郭のうち破線にて表示されている部分が占める割合
がより小さく)、箱全体のうち実体化している部分が占める割合がより大きい表示態様に
て表示される。パーセント演出では、ボックス画像064AK2が表す箱全体のうち実体
化している部分が占める割合を示すパーセントに対応するパーセント表示064AK1が
表示される。例えば、図9−1(b)に示すボックス演出が45%開放演出態様にて実行
されている状態では、ボックス画像064AK2が、図9−1(a)に示すボックス演出
が0%開放演出態様にて実行されている状態に比べて、箱の輪郭のうち実線にて表示され
ている部分が占める割合が大きく、箱全体のうち実体化している部分が占める割合が大き
い表示態様にて表示されている。すなわち、45%開放演出態様では、ボックス画像06
4AK2が、ボックス画像064AK2によって表された箱全体のうち45%が実体化し
た状態にて表示される。なお、本実施の形態では、箱全体のうち実体化している部分の割
合がより大きいほど、箱がより透明度の低い表示態様にて表示され、遊技者が箱を透かし
て演出画像を視認することがより困難になる。
いるときほど、ボックス画像064AK2が、箱の輪郭のうち実線にて表示されている部
分が占める割合がより大きく(箱の輪郭のうち破線にて表示されている部分が占める割合
がより小さく)、箱全体のうち実体化している部分が占める割合がより大きい表示態様に
て表示される。パーセント演出では、ボックス画像064AK2が表す箱全体のうち実体
化している部分が占める割合を示すパーセントに対応するパーセント表示064AK1が
表示される。例えば、図9−1(b)に示すボックス演出が45%開放演出態様にて実行
されている状態では、ボックス画像064AK2が、図9−1(a)に示すボックス演出
が0%開放演出態様にて実行されている状態に比べて、箱の輪郭のうち実線にて表示され
ている部分が占める割合が大きく、箱全体のうち実体化している部分が占める割合が大き
い表示態様にて表示されている。すなわち、45%開放演出態様では、ボックス画像06
4AK2が、ボックス画像064AK2によって表された箱全体のうち45%が実体化し
た状態にて表示される。なお、本実施の形態では、箱全体のうち実体化している部分の割
合がより大きいほど、箱がより透明度の低い表示態様にて表示され、遊技者が箱を透かし
て演出画像を視認することがより困難になる。
図9−1(c)に示すボックス演出が100%開放演出態様にて実行されている状態に
おいて、ボックス画像064AK2は、箱の輪郭が全て実線にて表示され、箱全体が実体
化すると共に、箱が開いた状態にて表示され、開いた箱からメッセージ画像064AK4
が飛び出す表示態様にて表示される。メッセージ画像064AK4は、大当り遊技状態に
制御される可能性を示唆するメッセージ(文字情報)を表す画像である。
おいて、ボックス画像064AK2は、箱の輪郭が全て実線にて表示され、箱全体が実体
化すると共に、箱が開いた状態にて表示され、開いた箱からメッセージ画像064AK4
が飛び出す表示態様にて表示される。メッセージ画像064AK4は、大当り遊技状態に
制御される可能性を示唆するメッセージ(文字情報)を表す画像である。
特徴部064AKでは、大当り予告演出において、パーセント演出の演出態様を0%演
出態様から段階的に変化させる変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100
%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させ
、ボックス画像064AK2が表す箱からメッセージ画像064AK4を飛び出させるこ
とにより、大当り遊技状態に制御される可能性が示唆される。
出態様から段階的に変化させる変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100
%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させ
、ボックス画像064AK2が表す箱からメッセージ画像064AK4を飛び出させるこ
とにより、大当り遊技状態に制御される可能性が示唆される。
特徴部064AKでは、複数種類の画像がメッセージ画像064AK4として設定され
ると共に、複数種類の100%開放演出態様が設けられており、100%開放演出態様の
種類に応じて異なる種類のメッセージ画像064AK4が、ボックス画像064AK2が
表す箱から飛び出すように構成されている。具体的に、本実施の形態では、画像A〜画像
Eの5種類の画像がメッセージ画像064AK4として設定されており、これに対応して
、メッセージ画像064AK4としての画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様、
メッセージ画像064AK4としての画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様、メ
ッセージ画像064AK4としての画像Cが箱から飛び出す100%開放演出態様、メッ
セージ画像064AK4としての画像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様、及びメ
ッセージ画像064AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様の5種
類の100%開放演出態様が設けられている。図9−1(c)は、ボックス演出が、メッ
セージ画像064AK4としての画像Aがボックス画像064AK2によって表された箱
から飛び出す100%開放演出態様にて実行されている状態を示している。画像Aは、「
激アツ」というメッセージを表す画像である。
ると共に、複数種類の100%開放演出態様が設けられており、100%開放演出態様の
種類に応じて異なる種類のメッセージ画像064AK4が、ボックス画像064AK2が
表す箱から飛び出すように構成されている。具体的に、本実施の形態では、画像A〜画像
Eの5種類の画像がメッセージ画像064AK4として設定されており、これに対応して
、メッセージ画像064AK4としての画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様、
メッセージ画像064AK4としての画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様、メ
ッセージ画像064AK4としての画像Cが箱から飛び出す100%開放演出態様、メッ
セージ画像064AK4としての画像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様、及びメ
ッセージ画像064AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様の5種
類の100%開放演出態様が設けられている。図9−1(c)は、ボックス演出が、メッ
セージ画像064AK4としての画像Aがボックス画像064AK2によって表された箱
から飛び出す100%開放演出態様にて実行されている状態を示している。画像Aは、「
激アツ」というメッセージを表す画像である。
本実施の形態では、大当り予告演出において、ボックス演出の演出態様が、複数種類の
100%開放演出態様のうち何れに変化したか(メッセージ画像064AK4の種類)に
応じて大当り期待度が異なる(異なる割合で大当り遊技状態に制御される)。このような
構成によれば、遊技者に、ボックス演出の演出態様が、複数種類の100%開放演出態様
のうち何れに変化するかに注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
100%開放演出態様のうち何れに変化したか(メッセージ画像064AK4の種類)に
応じて大当り期待度が異なる(異なる割合で大当り遊技状態に制御される)。このような
構成によれば、遊技者に、ボックス演出の演出態様が、複数種類の100%開放演出態様
のうち何れに変化するかに注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
具体的に、後述するように、ボックス演出の演出態様が、画像Aが箱から飛び出す10
0%開放演出態様へ変化した場合には、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へ
変化した場合に比べて大当り期待度が高く(高い割合で大当り遊技状態に制御され)、画
像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した場合には、画像Cが箱から飛び出
す100%開放演出態様へ変化した場合に比べて大当り期待度が高く、画像Cが箱から飛
び出す100%開放演出態様へ変化した場合には、画像Dが箱から飛び出す100%開放
演出態様へ変化した場合に比べて大当り期待度が高く、画像Dが箱から飛び出す100%
開放演出態様へ変化した場合には、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化
した場合に比べて大当り期待度が高い。
0%開放演出態様へ変化した場合には、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へ
変化した場合に比べて大当り期待度が高く(高い割合で大当り遊技状態に制御され)、画
像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した場合には、画像Cが箱から飛び出
す100%開放演出態様へ変化した場合に比べて大当り期待度が高く、画像Cが箱から飛
び出す100%開放演出態様へ変化した場合には、画像Dが箱から飛び出す100%開放
演出態様へ変化した場合に比べて大当り期待度が高く、画像Dが箱から飛び出す100%
開放演出態様へ変化した場合には、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化
した場合に比べて大当り期待度が高い。
特徴部064AKでは、大当り予告演出において、特定動作としての変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様を段階的に変化させることに対応して、ボックス演出の演出態様
を段階的に変化させる。具体的に、変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出
態様から段階的に変化させることに対応して、ボックス演出の演出態様を0%開放演出態
様から段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となったときに
、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させる。このような構成によれ
ば、遊技者が、ボックス演出の演出態様の変化に基づいてパーセント演出の演出態様の変
化を認識することができるため、パーセント演出の演出態様の変化を遊技者が認識するこ
とを容易にし、遊技興趣を向上させることができる。
ーセント演出の演出態様を段階的に変化させることに対応して、ボックス演出の演出態様
を段階的に変化させる。具体的に、変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出
態様から段階的に変化させることに対応して、ボックス演出の演出態様を0%開放演出態
様から段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となったときに
、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させる。このような構成によれ
ば、遊技者が、ボックス演出の演出態様の変化に基づいてパーセント演出の演出態様の変
化を認識することができるため、パーセント演出の演出態様の変化を遊技者が認識するこ
とを容易にし、遊技興趣を向上させることができる。
具体的に、ボックス演出の演出態様は、図9−1(b)に示す色鉛筆を表す鉛筆画像0
64AK3がボックス画像064AK2によって表された箱の輪郭に沿って移動し、色鉛
筆の移動に従って箱の輪郭のうち色鉛筆が通過した部分が破線から実線へ変化して箱全体
のうち実体化している部分が占める割合が段階的に大きくなる演出により、段階的に変化
する。以下、鉛筆画像064AK3が表す色鉛筆の移動に従ってボックス画像064AK
2が表す箱の輪郭のうち色鉛筆が通過した部分が破線から実線へ変化して箱全体のうち実
体化している部分が占める割合が段階的に大きくなる動作を、「色鉛筆が箱を描画する」
と称する。なお、鉛筆画像064AK3は、変化動作が開始されたことに対応して画像装
置5に表示が開始され、当該変化動作が終了したことに対応して消去される。
64AK3がボックス画像064AK2によって表された箱の輪郭に沿って移動し、色鉛
筆の移動に従って箱の輪郭のうち色鉛筆が通過した部分が破線から実線へ変化して箱全体
のうち実体化している部分が占める割合が段階的に大きくなる演出により、段階的に変化
する。以下、鉛筆画像064AK3が表す色鉛筆の移動に従ってボックス画像064AK
2が表す箱の輪郭のうち色鉛筆が通過した部分が破線から実線へ変化して箱全体のうち実
体化している部分が占める割合が段階的に大きくなる動作を、「色鉛筆が箱を描画する」
と称する。なお、鉛筆画像064AK3は、変化動作が開始されたことに対応して画像装
置5に表示が開始され、当該変化動作が終了したことに対応して消去される。
本実施の形態において、ボックス演出の演出態様は、複数種類の変化パターンのうち何
れかに従って段階的に変化可能に構成されており、ボックス演出の演出態様が、複数種類
の変化パターンのうち何れに従って段階的に変化するかに応じて大当り期待度が異なる。
このような構成によれば、遊技者に、ボックス演出の演出態様が、複数種類の変化パター
ンのうち何れに従って段階的に変化するかに注目させ、遊技興趣を向上させることができ
る。
れかに従って段階的に変化可能に構成されており、ボックス演出の演出態様が、複数種類
の変化パターンのうち何れに従って段階的に変化するかに応じて大当り期待度が異なる。
このような構成によれば、遊技者に、ボックス演出の演出態様が、複数種類の変化パター
ンのうち何れに従って段階的に変化するかに注目させ、遊技興趣を向上させることができ
る。
具体的に、ボックス演出の演出態様は、鉛筆画像064AK3が表す赤鉛筆が箱を描画
する変化パターン、鉛筆画像064AK3が表す青鉛筆が箱を描画するパターン、鉛筆画
像064AK3が表す緑鉛筆が箱を描画する変化パターン、鉛筆画像064AK3が表す
黄鉛筆が箱を描画する変化パターン、及び鉛筆画像064AK3が表す黒鉛筆が箱を描画
する変化パターンの5種類の変化パターンのうち何れかに従って段階的に変化する。図9
−1(b)は、ボックス演出の演出態様が、鉛筆画像064AK3が表す赤鉛筆が箱を描
画する変化パターンに従って段階的に変化する様子を示している。
する変化パターン、鉛筆画像064AK3が表す青鉛筆が箱を描画するパターン、鉛筆画
像064AK3が表す緑鉛筆が箱を描画する変化パターン、鉛筆画像064AK3が表す
黄鉛筆が箱を描画する変化パターン、及び鉛筆画像064AK3が表す黒鉛筆が箱を描画
する変化パターンの5種類の変化パターンのうち何れかに従って段階的に変化する。図9
−1(b)は、ボックス演出の演出態様が、鉛筆画像064AK3が表す赤鉛筆が箱を描
画する変化パターンに従って段階的に変化する様子を示している。
後述するように、ボックス演出の演出態様が、赤鉛筆が箱を描画する変化パターンに従
って変化する場合には、青鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合に比べ
て大当り期待度が高く、青鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合には、
緑鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合に比べて大当り期待度が高く、
緑鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合には、黄鉛筆が箱を描画する変
化パターンに従って変化する場合に比べて大当り期待度が高く、黄鉛筆が箱を描画する変
化パターンに従って変化する場合には、黒鉛筆が箱を描画する場合に比べて大当り期待度
が高い。
って変化する場合には、青鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合に比べ
て大当り期待度が高く、青鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合には、
緑鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合に比べて大当り期待度が高く、
緑鉛筆が箱を描画する変化パターンに従って変化する場合には、黄鉛筆が箱を描画する変
化パターンに従って変化する場合に比べて大当り期待度が高く、黄鉛筆が箱を描画する変
化パターンに従って変化する場合には、黒鉛筆が箱を描画する場合に比べて大当り期待度
が高い。
特徴部064AKでは、1回の大当り予告演出において、変化動作を複数回実行可能に
構成されており、変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100%演出態様と
なる度に、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させる。本実施形態で
は、1回の大当り予告演出において、変化動作を最大で3回実行可能に構成されている。
構成されており、変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100%演出態様と
なる度に、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させる。本実施形態で
は、1回の大当り予告演出において、変化動作を最大で3回実行可能に構成されている。
変化動作を実行した後、再び変化動作を実行する場合、1度目の変化動作により0%演
出態様から変化したパーセント演出の演出態様を0%演出態様へ変化させた後、再び変化
動作を実行し、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させる。例え
ば、変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となった後に、
再び変化動作を実行する場合、1度目の変化動作により100%演出態様となったパーセ
ント演出の演出態様を、100%演出態様から0%演出態様へ変化させた後、再び変化動
作を実行し、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させる。
出態様から変化したパーセント演出の演出態様を0%演出態様へ変化させた後、再び変化
動作を実行し、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させる。例え
ば、変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となった後に、
再び変化動作を実行する場合、1度目の変化動作により100%演出態様となったパーセ
ント演出の演出態様を、100%演出態様から0%演出態様へ変化させた後、再び変化動
作を実行し、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させる。
なお、大当り予告演出において変化動作を複数回実行する場合、変化動作が実行される
度にボックス演出の演出態様を段階的に変化させる。例えば、大当り予告演出において変
化動作を3回実行することに対応して、当該大当り予告演出においてボックス演出の演出
態様を段階的に変化させる動作を3回実行する。
度にボックス演出の演出態様を段階的に変化させる。例えば、大当り予告演出において変
化動作を3回実行することに対応して、当該大当り予告演出においてボックス演出の演出
態様を段階的に変化させる動作を3回実行する。
具体的に、1度目の変化動作により0%演出態様から変化したパーセント演出の演出態
様を、再び変化動作を実行することに対応して0%演出態様へ変化させるときに、当該1
度目の変化動作に対応して0%開放演出態様から変化したボックス演出の演出態様を0%
開放演出態様へ変化させる。例えば、1度目の変化動作により100%演出態様へ変化し
たパーセント演出の演出態様を、再び変化動作を実行することに対応して0%演出態様へ
変化させるときに、当該1度目の変化動作に対応して100%開放演出態様へ変化したボ
ックス演出の演出態様を0%開放演出態様へ変化させる。その後、変化動作を再度実行す
ることによりパーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させることに対
応して、ボックス演出の演出態様を再び0%開放演出態様から段階的に変化させる。
様を、再び変化動作を実行することに対応して0%演出態様へ変化させるときに、当該1
度目の変化動作に対応して0%開放演出態様から変化したボックス演出の演出態様を0%
開放演出態様へ変化させる。例えば、1度目の変化動作により100%演出態様へ変化し
たパーセント演出の演出態様を、再び変化動作を実行することに対応して0%演出態様へ
変化させるときに、当該1度目の変化動作に対応して100%開放演出態様へ変化したボ
ックス演出の演出態様を0%開放演出態様へ変化させる。その後、変化動作を再度実行す
ることによりパーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させることに対
応して、ボックス演出の演出態様を再び0%開放演出態様から段階的に変化させる。
本実施の形態では、大当り予告演出において変化動作が複数回実行されることに対応し
てボックス演出の演出態様を段階的に変化させる動作が複数回実行される場合、各回にお
いて同一の変化パターンによりボックス演出の演出態様が変化する。
てボックス演出の演出態様を段階的に変化させる動作が複数回実行される場合、各回にお
いて同一の変化パターンによりボックス演出の演出態様が変化する。
1回の大当り予告演出において、変化動作が複数回実行され、パーセント演出の演出態
様が複数回100%演出態様となり、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ
複数回変化させる場合、ボックス演出の演出態様を、回毎に異なる種類の100%開放演
出態様へ変化させる。
様が複数回100%演出態様となり、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ
複数回変化させる場合、ボックス演出の演出態様を、回毎に異なる種類の100%開放演
出態様へ変化させる。
例えば、変化動作が2回実行され、パーセント演出の演出態様が2回100%演出態様
となる場合、1回目の変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が1回目に100
%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複数種類の100%開放演出態様
のうち一の100%開放演出態様へ変化させ、2回目の変化動作が実行され、パーセント
演出の演出態様が2回目に100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を
複数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは異なる他の1
00%開放演出態様へ変化させる。
となる場合、1回目の変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が1回目に100
%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複数種類の100%開放演出態様
のうち一の100%開放演出態様へ変化させ、2回目の変化動作が実行され、パーセント
演出の演出態様が2回目に100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を
複数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは異なる他の1
00%開放演出態様へ変化させる。
また、変化動作が3回実行され、パーセント演出の演出態様が3回100%演出態様と
なる場合、1回目の変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が1回目に100%
演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複数種類の100%開放演出態様の
うち一の100%開放演出態様へ変化させ、2回目の変化動作が実行され、パーセント演
出の演出態様が2回目に100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複
数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは異なる他の10
0%開放演出態様へ変化させ、3回目の変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様
が3回目に100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複数種類の10
0%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とも当該他の100%開放演出態
様とも異なるさらに他の100%開放演出態様へ変化させる。
なる場合、1回目の変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が1回目に100%
演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複数種類の100%開放演出態様の
うち一の100%開放演出態様へ変化させ、2回目の変化動作が実行され、パーセント演
出の演出態様が2回目に100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複
数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは異なる他の10
0%開放演出態様へ変化させ、3回目の変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様
が3回目に100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様を複数種類の10
0%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とも当該他の100%開放演出態
様とも異なるさらに他の100%開放演出態様へ変化させる。
このような構成によれば、大当り予告演出において、パーセント演出の演出態様を0%
演出態様から段階的に変化させてパーセント演出の演出態様が100%演出態様となる動
作が実行されたときに、ボックス演出の演出態様を一の100%開放演出態様へ変化させ
、パーセント演出の演出態様を100%演出態様から0%演出態様へ変化させた後、当該
動作が再び実行されたときに、ボックス演出の演出態様を当該一の100%開放演出態様
とは異なる他の100%開放演出態様へ変化させるため、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。すなわち、このような構成によれば、大当り予告演出におい
て、変化動作を実行してパーセント演出の演出態様を100%演出態様へ変化させる動作
が複数回実行された場合、当該動作が実行される度に、ボックス演出の演出態様を、回毎
に異なる種類の100%開放演出態様へ変化させるため、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。
演出態様から段階的に変化させてパーセント演出の演出態様が100%演出態様となる動
作が実行されたときに、ボックス演出の演出態様を一の100%開放演出態様へ変化させ
、パーセント演出の演出態様を100%演出態様から0%演出態様へ変化させた後、当該
動作が再び実行されたときに、ボックス演出の演出態様を当該一の100%開放演出態様
とは異なる他の100%開放演出態様へ変化させるため、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。すなわち、このような構成によれば、大当り予告演出におい
て、変化動作を実行してパーセント演出の演出態様を100%演出態様へ変化させる動作
が複数回実行された場合、当該動作が実行される度に、ボックス演出の演出態様を、回毎
に異なる種類の100%開放演出態様へ変化させるため、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。
後述するように、特徴部064AKでは、1回の大当り予告演出中に実行される変化動
作の回数がより多いほど、ボックス演出の演出態様が、より大当り期待度が高い100%
開放演出態様へ変化可能に構成されている。このような構成によれば、1回の大当り予告
演出中に変化動作が複数回実行される場合において、遊技者の期待感を煽り、遊技興趣を
向上させることができる。
作の回数がより多いほど、ボックス演出の演出態様が、より大当り期待度が高い100%
開放演出態様へ変化可能に構成されている。このような構成によれば、1回の大当り予告
演出中に変化動作が複数回実行される場合において、遊技者の期待感を煽り、遊技興趣を
向上させることができる。
本実施の形態では、変化動作が実行されたときに、パーセント演出の演出態様が100
%演出態様となる場合と、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となることなく
当該変化動作が終了する場合と、がある。以下、変化動作が実行され、パーセント演出の
演出態様が100%演出態様となることを、「変化動作が成功する」と称する。また、以
下、変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となることなく
当該変化動作が終了することを、「変化動作が失敗する」と称する。なお、本実施の形態
では、変化動作が失敗した場合、当該変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演
出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となったときに
、当該変化動作が終了し、変化動作が再度実行されたり、大当り予告演出が終了したりす
る。
%演出態様となる場合と、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となることなく
当該変化動作が終了する場合と、がある。以下、変化動作が実行され、パーセント演出の
演出態様が100%演出態様となることを、「変化動作が成功する」と称する。また、以
下、変化動作が実行され、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となることなく
当該変化動作が終了することを、「変化動作が失敗する」と称する。なお、本実施の形態
では、変化動作が失敗した場合、当該変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演
出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となったときに
、当該変化動作が終了し、変化動作が再度実行されたり、大当り予告演出が終了したりす
る。
特徴部064AKでは、大当り予告演出が終了した後も、当該大当り予告演出中に実行
されていたボックス演出において表示されていたボックス演出に係る画像としてのボック
ス画像064AK2の表示を継続可能に構成されている。このような構成によれば、可変
表示中に、大当り予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識することができる。
なお、パーセント表示064AK1、鉛筆画像064AK3及びメッセージ画像064A
K4は、大当り予告演出が終了したときに消去される。
されていたボックス演出において表示されていたボックス演出に係る画像としてのボック
ス画像064AK2の表示を継続可能に構成されている。このような構成によれば、可変
表示中に、大当り予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識することができる。
なお、パーセント表示064AK1、鉛筆画像064AK3及びメッセージ画像064A
K4は、大当り予告演出が終了したときに消去される。
大当り予告演出の終了後、ボックス画像064AK2は、複数種類の表示態様のうち何
れかにて表示され、大当り予告演出の終了後にボックス画像064AK2が複数種類の表
示態様のうち何れにて表示されるかに応じて大当り期待度が異なる。このような構成によ
れば、大当り予告演出の終了後に、大当り期待度を示唆し、遊技興趣を向上させることが
できる。
れかにて表示され、大当り予告演出の終了後にボックス画像064AK2が複数種類の表
示態様のうち何れにて表示されるかに応じて大当り期待度が異なる。このような構成によ
れば、大当り予告演出の終了後に、大当り期待度を示唆し、遊技興趣を向上させることが
できる。
具体的に、大当り予告演出が終了した後、ボックス画像064AK2は、ボックス画像
064AK2が表す箱が赤色にて表示される表示態様、箱が青色にて表示される表示態様
、箱が緑色にて表示される表示態様、箱が黄色にて表示される表示態様、及び箱が黒色に
て表示される表示態様の5種類の表示態様のうち何れかにて表示される。何れの表示態様
でも、ボックス画像064AK2が表す箱は、開いた状態にて表示される。なお、大当り
予告演出の実行中、ボックス画像064AK2が表す箱は、白色にて表示される。後述す
るように、大当り予告演出の終了後、ボックス画像064AK2が表す箱が、赤色にて表
示された場合には、青色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、青色にて表示
された場合には、緑色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、緑色にて表示さ
れた場合には、黄色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、黄色にて表示され
た場合には、黒色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高い。
064AK2が表す箱が赤色にて表示される表示態様、箱が青色にて表示される表示態様
、箱が緑色にて表示される表示態様、箱が黄色にて表示される表示態様、及び箱が黒色に
て表示される表示態様の5種類の表示態様のうち何れかにて表示される。何れの表示態様
でも、ボックス画像064AK2が表す箱は、開いた状態にて表示される。なお、大当り
予告演出の実行中、ボックス画像064AK2が表す箱は、白色にて表示される。後述す
るように、大当り予告演出の終了後、ボックス画像064AK2が表す箱が、赤色にて表
示された場合には、青色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、青色にて表示
された場合には、緑色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、緑色にて表示さ
れた場合には、黄色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、黄色にて表示され
た場合には、黒色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高い。
本実施の形態において、大当り予告演出の終了後に表示されていたボックス画像064
AK2は、可変表示において表示結果が停止表示されたときに消去される。すなわち、ボ
ックス画像064AK2の表示は、大当り予告演出が終了した後、可変表示において表示
結果が停止表示されるまで継続される。
AK2は、可変表示において表示結果が停止表示されたときに消去される。すなわち、ボ
ックス画像064AK2の表示は、大当り予告演出が終了した後、可変表示において表示
結果が停止表示されるまで継続される。
図9−2は、特徴部064AKに関し、可変表示開始設定処理として、演出制御プロセ
ス処理のステップS171にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。
ス処理のステップS171にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。
可変表示開始設定処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、主基板11か
ら伝送された変動パターン指定コマンドで示された変動パターンや、可変表示結果通知コ
マンドで示された可変表示結果といった可変表示内容に基づいて、飾り図柄の可変表示結
果としての確定飾り図柄となる最終停止図柄などを決定する(ステップ064AKS10
1)。
ら伝送された変動パターン指定コマンドで示された変動パターンや、可変表示結果通知コ
マンドで示された可変表示結果といった可変表示内容に基づいて、飾り図柄の可変表示結
果としての確定飾り図柄となる最終停止図柄などを決定する(ステップ064AKS10
1)。
ステップ064AKS101にて最終停止図柄などを決定した後、演出制御用CPU1
20は、大当り予告演出決定処理を実行し、大当り予告演出の実行設定を行う(ステップ
064AKS102)。大当り予告演出決定処理の詳細については、後述する。ステップ
064AKS102にて大当り予告演出決定処理を実行した後、演出制御用CPU120
は、演出制御パターンを、予め用意された複数種類の演出制御パターンのうち何れかに決
定する(ステップ064AKS103)。具体的に、演出制御用CPU120は、変動パ
ターン指定コマンドで示された変動パターンなどに対応して、予め用意された複数種類の
演出制御パターン(特図変動時演出制御パターン)のうち何れかを選択し、使用パターン
としてセットする。また、演出制御用CPU120は、ステップ064AKS102の大
当り予告演出決定処理による大当り予告演出の実行設定に対応して、予め用意された複数
種類の演出制御パターン(大当り予告演出制御パターン)の何れかを選択し、使用パター
ンとしてセットする。なお、特図変動時演出制御パターン及び大当り予告演出制御パター
ンとして、別個の演出制御パターンをセットするものに限定されず、各演出の実行設定の
組合せに対応した一の演出制御パターンをセットするものであってもよい。
20は、大当り予告演出決定処理を実行し、大当り予告演出の実行設定を行う(ステップ
064AKS102)。大当り予告演出決定処理の詳細については、後述する。ステップ
064AKS102にて大当り予告演出決定処理を実行した後、演出制御用CPU120
は、演出制御パターンを、予め用意された複数種類の演出制御パターンのうち何れかに決
定する(ステップ064AKS103)。具体的に、演出制御用CPU120は、変動パ
ターン指定コマンドで示された変動パターンなどに対応して、予め用意された複数種類の
演出制御パターン(特図変動時演出制御パターン)のうち何れかを選択し、使用パターン
としてセットする。また、演出制御用CPU120は、ステップ064AKS102の大
当り予告演出決定処理による大当り予告演出の実行設定に対応して、予め用意された複数
種類の演出制御パターン(大当り予告演出制御パターン)の何れかを選択し、使用パター
ンとしてセットする。なお、特図変動時演出制御パターン及び大当り予告演出制御パター
ンとして、別個の演出制御パターンをセットするものに限定されず、各演出の実行設定の
組合せに対応した一の演出制御パターンをセットするものであってもよい。
ステップ064AKS103にて演出制御パターンを決定した後、演出制御用CPU1
20は、例えば変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応して、R
AM122の所定領域に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値を設定する(ステッ
プ064AKS104)。次に、演出制御用CPU120は、画像表示装置5の画面上に
て飾り図柄などの変動を開始させるための設定を行う(ステップ064AKS105)。
具体的に、演出制御用CPU120は、ステップ064AKS104にて決定された演出
制御パターン(特図変動時演出制御パターン)に含まれる表示制御データが指定する表示
制御指令を表示制御部123のVDPに対して伝送させることなどにより、画像表示装置
5の画面上に設けられた「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5
Rにて飾り図柄の変動を開始させればよい。
20は、例えば変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応して、R
AM122の所定領域に設けられた演出制御プロセスタイマの初期値を設定する(ステッ
プ064AKS104)。次に、演出制御用CPU120は、画像表示装置5の画面上に
て飾り図柄などの変動を開始させるための設定を行う(ステップ064AKS105)。
具体的に、演出制御用CPU120は、ステップ064AKS104にて決定された演出
制御パターン(特図変動時演出制御パターン)に含まれる表示制御データが指定する表示
制御指令を表示制御部123のVDPに対して伝送させることなどにより、画像表示装置
5の画面上に設けられた「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5
Rにて飾り図柄の変動を開始させればよい。
ステップ064AKS105にて変動開始の設定を行った後、演出制御用CPU120
は、可変表示の開始に対応して保留表示などを更新するための設定を行い(ステップ06
4AKS106)、演出プロセスフラグの値を可変表示中演出処理に対応した値である“
2”に更新してから(ステップ064AKS107)、可変表示開始設定処理を終了する
。
は、可変表示の開始に対応して保留表示などを更新するための設定を行い(ステップ06
4AKS106)、演出プロセスフラグの値を可変表示中演出処理に対応した値である“
2”に更新してから(ステップ064AKS107)、可変表示開始設定処理を終了する
。
演出制御プロセス処理のステップS172にて実行される可変表示中演出処理において
、演出制御用CPU120は、大当り予告演出の実行期間である大当り予告演出期間であ
るか否かを判定し、大当り予告演出期間であると判定した場合には、大当り予告演出を実
行する制御を行う。大当たり予告演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステップ0
64AKS103にて決定された演出制御パターン(大当り予告演出制御パターン)にお
いて、予め定められていればよい。
、演出制御用CPU120は、大当り予告演出の実行期間である大当り予告演出期間であ
るか否かを判定し、大当り予告演出期間であると判定した場合には、大当り予告演出を実
行する制御を行う。大当たり予告演出期間は、例えば可変表示開始設定処理のステップ0
64AKS103にて決定された演出制御パターン(大当り予告演出制御パターン)にお
いて、予め定められていればよい。
図9−3は、特徴部064AKに関し、大当り予告演出決定処理として、可変表示開始
設定処理のステップ064AKS102にて実行される処理の一例を示すフローチャート
である。
設定処理のステップ064AKS102にて実行される処理の一例を示すフローチャート
である。
大当り予告演出決定処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、大当り予告
演出の実行有無を決定する(ステップ064AKS201)。具体的に、演出制御用CP
U120は、図9−4に示す大当り予告演出決定テーブルを参照し、可変表示結果が「大
当り」であるか否かに応じて、大当り予告演出の実行有無を決定する。
演出の実行有無を決定する(ステップ064AKS201)。具体的に、演出制御用CP
U120は、図9−4に示す大当り予告演出決定テーブルを参照し、可変表示結果が「大
当り」であるか否かに応じて、大当り予告演出の実行有無を決定する。
図9−4に示すように、可変表示結果が「大当り」である場合には、可変表示結果が「
大当り」以外である場合に比べて高い割合で大当り予告演出を実行する(「大当り予告演
出あり」)と決定される。このため、大当り予告演出が実行される場合には、大当り予告
演出が実行されない場合に比べて大当り期待度が高い。このような構成によれば、遊技者
に、大当り予告演出が実行されるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させることができる
。
大当り」以外である場合に比べて高い割合で大当り予告演出を実行する(「大当り予告演
出あり」)と決定される。このため、大当り予告演出が実行される場合には、大当り予告
演出が実行されない場合に比べて大当り期待度が高い。このような構成によれば、遊技者
に、大当り予告演出が実行されるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させることができる
。
図9−3に戻り、ステップ064AKS201の処理を実行した後、演出制御用CPU
120は、大当り予告演出を実行するとステップ064AKS201にて決定されたか否
かを判定する(ステップ064AKS202)。
120は、大当り予告演出を実行するとステップ064AKS201にて決定されたか否
かを判定する(ステップ064AKS202)。
大当り予告演出を実行すると決定されたと判定した場合(ステップ064AKS202
;Yes)、演出制御用CPU120は、大当り予告演出において実行される変化動作の
回数を決定する(ステップ064AKS203)。具体的に、演出制御用CPU120は
、図9−5に示す変化動作回数決定テーブルを参照し、可変表示結果が「大当り」である
か否かに応じて、変化動作の回数を1回〜3回のうち何れかに決定する。
;Yes)、演出制御用CPU120は、大当り予告演出において実行される変化動作の
回数を決定する(ステップ064AKS203)。具体的に、演出制御用CPU120は
、図9−5に示す変化動作回数決定テーブルを参照し、可変表示結果が「大当り」である
か否かに応じて、変化動作の回数を1回〜3回のうち何れかに決定する。
図9−5に示すように、可変表示結果が「大当り」である場合には、変化動作の回数を
1回に決定する割合よりも高い割合で変化動作の回数を2回に決定し、変化動作の回数を
2回に決定する割合よりも高い割合で変化動作の回数を3回に決定する。一方、可変表示
結果が「大当り」以外である場合には、変化動作の回数を1回に決定する割合よりも低い
割合で変化動作の回数を2回に決定し、変化動作の回数を2回に決定する割合よりも低い
割合で変化動作の回数を3回に決定する。このため、大当り予告演出において、変化動作
が3回実行された場合には、変化動作が2回実行された場合に比べて大当り期待度が高く
、変化動作が2回実行された場合には、変化動作が1回実行された場合に比べて大当り期
待度が高い。このような構成によれば、遊技者に、大当り予告演出において実行される変
化動作の回数に注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
1回に決定する割合よりも高い割合で変化動作の回数を2回に決定し、変化動作の回数を
2回に決定する割合よりも高い割合で変化動作の回数を3回に決定する。一方、可変表示
結果が「大当り」以外である場合には、変化動作の回数を1回に決定する割合よりも低い
割合で変化動作の回数を2回に決定し、変化動作の回数を2回に決定する割合よりも低い
割合で変化動作の回数を3回に決定する。このため、大当り予告演出において、変化動作
が3回実行された場合には、変化動作が2回実行された場合に比べて大当り期待度が高く
、変化動作が2回実行された場合には、変化動作が1回実行された場合に比べて大当り期
待度が高い。このような構成によれば、遊技者に、大当り予告演出において実行される変
化動作の回数に注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
図9−3に戻り、ステップ064AKS203の処理を実行した後、演出制御用CPU
120は、大当り予告演出において少なくとも1回以上実行される変化動作のうち最後の
変化動作(最後に実行される変化動作)が成功するか否かを決定する(ステップ064A
KS204)。具体的に、演出制御用CPU120は、図9−6に示す変化動作成否決定
テーブルを参照し、ステップ064AKS203にて決定された変化動作の回数に応じて
、最後の変化動作が成功するか否かを決定する。なお、大当り予告演出において変化動作
が1回のみ実行される場合には、当該変化動作が最後の変化動作である。大当り予告演出
において変化動作が2回実行される場合には、2回目に実行される変化動作が最後の変化
動作である。大当り予告演出において変化動作が3回実行される場合には、3回目に実行
される変化動作が最後の変化動作である。
120は、大当り予告演出において少なくとも1回以上実行される変化動作のうち最後の
変化動作(最後に実行される変化動作)が成功するか否かを決定する(ステップ064A
KS204)。具体的に、演出制御用CPU120は、図9−6に示す変化動作成否決定
テーブルを参照し、ステップ064AKS203にて決定された変化動作の回数に応じて
、最後の変化動作が成功するか否かを決定する。なお、大当り予告演出において変化動作
が1回のみ実行される場合には、当該変化動作が最後の変化動作である。大当り予告演出
において変化動作が2回実行される場合には、2回目に実行される変化動作が最後の変化
動作である。大当り予告演出において変化動作が3回実行される場合には、3回目に実行
される変化動作が最後の変化動作である。
本実施の形態では、ステップ064AKS203にて変化動作の回数が2回に決定され
た場合、最後の変化動作が成功するとステップ064AKS204にて決定されると、1
回目の変化動作と2回目の変化動作とが何れも成功し、最後の変化動作が失敗するとステ
ップ064AKS204にて決定されると、1回目の変化動作が成功し、2回目の変化動
作が失敗する。また、ステップ064AKS203にて変化動作の回数が3回に決定され
た場合、最後の変化動作が成功するとステップ064AKS204にて決定されると、1
回目〜3回目の変化動作が何れも成功し、最後の変化動作が失敗するとステップ064A
KS204にて決定されると、1回目の変化動作と2回目の変化動作とが成功し、3回目
の変化動作が失敗する。すなわち、ステップ064AKS203にて変化動作の回数が2
回以上に決定された場合、最後の変化動作が成功するとステップ064AKS204にて
決定されるか否かに関わらず、最後の変化動作以外の変化動作は何れも必ず成功する。
た場合、最後の変化動作が成功するとステップ064AKS204にて決定されると、1
回目の変化動作と2回目の変化動作とが何れも成功し、最後の変化動作が失敗するとステ
ップ064AKS204にて決定されると、1回目の変化動作が成功し、2回目の変化動
作が失敗する。また、ステップ064AKS203にて変化動作の回数が3回に決定され
た場合、最後の変化動作が成功するとステップ064AKS204にて決定されると、1
回目〜3回目の変化動作が何れも成功し、最後の変化動作が失敗するとステップ064A
KS204にて決定されると、1回目の変化動作と2回目の変化動作とが成功し、3回目
の変化動作が失敗する。すなわち、ステップ064AKS203にて変化動作の回数が2
回以上に決定された場合、最後の変化動作が成功するとステップ064AKS204にて
決定されるか否かに関わらず、最後の変化動作以外の変化動作は何れも必ず成功する。
図9−6に示すように、変化動作の回数がより多いほど、より低い割合で最後の変化動
作が成功すると決定される。具体的に、変化動作の回数が3回である場合には、変化動作
の回数が2回である場合に比べて低い割合で最後の変化動作が成功すると決定され、変化
動作の回数が2回である場合には、変化動作の回数が1回である場合に比べて低い割合で
最後の変化動作が成功すると決定される。このため、大当り予告演出中に変化動作が複数
回実行される場合において最後の変化動作が実行されたときに、大当り予告演出中に変化
動作が1回のみ実行される場合において変化動作が実行されたときに比べて低い割合でパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様となる(変化動作が成功する)。このような
構成によれば、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合において、遊技者に
、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向
上させることができる。
作が成功すると決定される。具体的に、変化動作の回数が3回である場合には、変化動作
の回数が2回である場合に比べて低い割合で最後の変化動作が成功すると決定され、変化
動作の回数が2回である場合には、変化動作の回数が1回である場合に比べて低い割合で
最後の変化動作が成功すると決定される。このため、大当り予告演出中に変化動作が複数
回実行される場合において最後の変化動作が実行されたときに、大当り予告演出中に変化
動作が1回のみ実行される場合において変化動作が実行されたときに比べて低い割合でパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様となる(変化動作が成功する)。このような
構成によれば、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合において、遊技者に
、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向
上させることができる。
図9−3に戻り、ステップ064AKS204の処理を実行した後、演出制御用CPU
120は、ステップ064AKS203にて決定された大当たり予告演出中に実行される
変化動作の回数と、ステップ064AKS204にて決定された大当たり予告演出中の最
後の変化動作の成否と、に応じて、大当り予告演出の演出パターンを決定する(ステップ
064AKS205)。
120は、ステップ064AKS203にて決定された大当たり予告演出中に実行される
変化動作の回数と、ステップ064AKS204にて決定された大当たり予告演出中の最
後の変化動作の成否と、に応じて、大当り予告演出の演出パターンを決定する(ステップ
064AKS205)。
具体的に、演出制御用CPU120は、ステップ064AKS203にて大当り予告演
出中の変化動作の回数が1回に決定された場合、図9−7(a)に示す複数種類の演出パ
ターンのうち何れかを、大当り予告演出の演出パターンとして決定する。演出制御用CP
U120は、大当り予告演出中に実行される変化動作の回数が2回に決定された場合、図
9−8(a)に示す複数種類の演出パターンのうち何れかを、大当り予告演出の演出パタ
ーンとして決定する。演出制御用CPU120は、大当り予告演出中に実行される変化動
作の回数が3回に決定された場合、図9−9(a)に示す複数種類の演出パターンのうち
何れかを、大当り予告演出の演出パターンとして決定する。なお、図9−8(a)は、大
当たり予告演出中に変化動作が2回実行される場合における大当たり予告演出の演出パタ
ーンの一部を示しており、図9−9(a)は、大当り予告演出中に変化動作が3回実行さ
れる場合における大当り予告演出の演出パターンの一部を示している。
出中の変化動作の回数が1回に決定された場合、図9−7(a)に示す複数種類の演出パ
ターンのうち何れかを、大当り予告演出の演出パターンとして決定する。演出制御用CP
U120は、大当り予告演出中に実行される変化動作の回数が2回に決定された場合、図
9−8(a)に示す複数種類の演出パターンのうち何れかを、大当り予告演出の演出パタ
ーンとして決定する。演出制御用CPU120は、大当り予告演出中に実行される変化動
作の回数が3回に決定された場合、図9−9(a)に示す複数種類の演出パターンのうち
何れかを、大当り予告演出の演出パターンとして決定する。なお、図9−8(a)は、大
当たり予告演出中に変化動作が2回実行される場合における大当たり予告演出の演出パタ
ーンの一部を示しており、図9−9(a)は、大当り予告演出中に変化動作が3回実行さ
れる場合における大当り予告演出の演出パターンの一部を示している。
より具体的に、演出制御用CPU120は、ステップ064AKS203にて大当り予
告演出中の変化動作の回数が1回に決定された場合、ステップ064AKS204にて最
後の変化動作が成功すると決定されたときには、図9−7(b)に示す演出パターン決定
テーブルを参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パターン
を決定し、ステップ064AKS204にて最後の変化動作が失敗すると決定されたとき
には、図9−7(c)に示す演出パターン決定テーブルを参照し、可変表示の表示結果が
「大当り」となるか否かに応じて演出パターンを決定する。演出制御用CPU120は、
大当り予告演出中の変化動作の回数が2回に決定された場合、最後の変化動作が成功する
と決定されたときには、図9−8(b)に示す演出パターン決定テーブルを参照し、可変
表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パターンを決定し、最後の変化動
作が失敗すると決定されたときには、図9−8(c)に示す演出パターン決定テーブルを
参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パターンを決定する
。演出制御用CPU120は、大当り予告演出中の変化動作の回数が3回に決定された場
合、最後の変化動作が成功すると決定されたときには、図9−9(b)に示す演出パター
ン決定テーブルを参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パ
ターンを決定し、最後の変化動作が失敗すると決定されたときには、図9−9(c)に示
す演出パターン決定テーブルを参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに
応じて演出パターンを決定する。
告演出中の変化動作の回数が1回に決定された場合、ステップ064AKS204にて最
後の変化動作が成功すると決定されたときには、図9−7(b)に示す演出パターン決定
テーブルを参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パターン
を決定し、ステップ064AKS204にて最後の変化動作が失敗すると決定されたとき
には、図9−7(c)に示す演出パターン決定テーブルを参照し、可変表示の表示結果が
「大当り」となるか否かに応じて演出パターンを決定する。演出制御用CPU120は、
大当り予告演出中の変化動作の回数が2回に決定された場合、最後の変化動作が成功する
と決定されたときには、図9−8(b)に示す演出パターン決定テーブルを参照し、可変
表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パターンを決定し、最後の変化動
作が失敗すると決定されたときには、図9−8(c)に示す演出パターン決定テーブルを
参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パターンを決定する
。演出制御用CPU120は、大当り予告演出中の変化動作の回数が3回に決定された場
合、最後の変化動作が成功すると決定されたときには、図9−9(b)に示す演出パター
ン決定テーブルを参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて演出パ
ターンを決定し、最後の変化動作が失敗すると決定されたときには、図9−9(c)に示
す演出パターン決定テーブルを参照し、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに
応じて演出パターンを決定する。
図9−7(a)、図9−8(a)、図9−9(a)において、演出パターンの名称に「
S」という頭文字が付されており、演出パターンの内容の末尾に「(成功)」と記載され
ている演出パターンは、大当り予告演出における最後の変化動作が成功する「成功」演出
パターンである。例えば、演出パターン「S1−1」、「S2−1」、「S3−1」など
は、「成功」演出パターンである。一方、演出パターンの名称に「F」という頭文字が付
されており、演出パターンの末尾に「(失敗)」と記載されている演出パターンは、大当
り予告演出における最後の変化動作が失敗する「失敗」演出パターンである。例えば、演
出パターン「F1−1」、「F2−1」、「F3−1」などは、「失敗」演出パターンで
ある。
S」という頭文字が付されており、演出パターンの内容の末尾に「(成功)」と記載され
ている演出パターンは、大当り予告演出における最後の変化動作が成功する「成功」演出
パターンである。例えば、演出パターン「S1−1」、「S2−1」、「S3−1」など
は、「成功」演出パターンである。一方、演出パターンの名称に「F」という頭文字が付
されており、演出パターンの末尾に「(失敗)」と記載されている演出パターンは、大当
り予告演出における最後の変化動作が失敗する「失敗」演出パターンである。例えば、演
出パターン「F1−1」、「F2−1」、「F3−1」などは、「失敗」演出パターンで
ある。
演出パターンの内容における「0%→100%→画像E」という記載は、変化動作によ
りパーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させ、パーセント演出の演
出態様が100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像
064AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する動作を指
す。「0%→100%→画像D」〜「0%→100%→画像A」などの記載についても同
様である。また、演出パターンの内容における「0%→(失敗)」という記載は、変化動
作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させ、パーセント演
出態様が45%演出態様となったときに、当該変化動作が終了する動作を指す。
りパーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させ、パーセント演出の演
出態様が100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像
064AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する動作を指
す。「0%→100%→画像D」〜「0%→100%→画像A」などの記載についても同
様である。また、演出パターンの内容における「0%→(失敗)」という記載は、変化動
作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させ、パーセント演
出態様が45%演出態様となったときに、当該変化動作が終了する動作を指す。
演出パターンの内容における「画像E→0%」という記載は、変化動作が実行され、パ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様となり、ボックス演出の演出態様が、メッセ
ージ画像064AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した
後、再び変化動作が実行されることに対応して、パーセント演出の演出態様が、100%
演出態様から0%演出態様へ変化する動作を指す。「画像D→0%」〜「画像B→0%」
などの記載についても同様である。
ーセント演出の演出態様が100%演出態様となり、ボックス演出の演出態様が、メッセ
ージ画像064AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した
後、再び変化動作が実行されることに対応して、パーセント演出の演出態様が、100%
演出態様から0%演出態様へ変化する動作を指す。「画像D→0%」〜「画像B→0%」
などの記載についても同様である。
例えば、図9−8(a)に示す演出パターン「S2−1」は、1回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態
様が100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像06
4AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化し、その後、2回
目の変化動作が実行されることに対応して、パーセント演出の演出態様が、100%演出
態様から0%演出態様へ変化し、2回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0
%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となった
ときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dが箱か
ら飛び出す100%開放演出態様へ変化する演出パターンである。
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態
様が100%演出態様となったときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像06
4AK4としての画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化し、その後、2回
目の変化動作が実行されることに対応して、パーセント演出の演出態様が、100%演出
態様から0%演出態様へ変化し、2回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0
%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となった
ときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dが箱か
ら飛び出す100%開放演出態様へ変化する演出パターンである。
また、演出パターン「F2−1」は、1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態
様が0%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様と
なったときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像E
が箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化し、その後、2回目の変化動作が実行され
ることに対応して、パーセント演出の演出態様が、100%演出態様から0%演出態様へ
変化し、2回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に
変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となったときに、当該2回目の変化
動作が終了し、大当たり予告演出が終了する(2回目の変化動作が失敗する)演出パター
ンである。
様が0%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様と
なったときに、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像E
が箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化し、その後、2回目の変化動作が実行され
ることに対応して、パーセント演出の演出態様が、100%演出態様から0%演出態様へ
変化し、2回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に
変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となったときに、当該2回目の変化
動作が終了し、大当たり予告演出が終了する(2回目の変化動作が失敗する)演出パター
ンである。
本実施の形態では、図9−9(a)に示す変化動作が3回実行される場合の演出パター
ンには、メッセージ画像064AK4としての画像Aが箱から飛び出す100%開放演出
態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン(例えば演出パターン「S3−3
」、「S3−5」など)が含まれている一方、図9−7(a)に示す変化動作が1回実行
される場合の演出パターンと、図9−8(a)に示す変化動作が2回実行される場合の演
出パターンと、には、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演
出態様が変化する演出パターンは含まれないように構成されている。このため、本実施形
態では、大当り予告演出中に変化動作が3回実行されるときには、ボックス演出の演出態
様が、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能である一方、大当り予告
演出中に変化動作が1回又は2回実行されるときには、ボックス演出の演出態様が、画像
Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へは変化しないように構成されている。
ンには、メッセージ画像064AK4としての画像Aが箱から飛び出す100%開放演出
態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン(例えば演出パターン「S3−3
」、「S3−5」など)が含まれている一方、図9−7(a)に示す変化動作が1回実行
される場合の演出パターンと、図9−8(a)に示す変化動作が2回実行される場合の演
出パターンと、には、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演
出態様が変化する演出パターンは含まれないように構成されている。このため、本実施形
態では、大当り予告演出中に変化動作が3回実行されるときには、ボックス演出の演出態
様が、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能である一方、大当り予告
演出中に変化動作が1回又は2回実行されるときには、ボックス演出の演出態様が、画像
Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へは変化しないように構成されている。
また、本実施の形態では、図9−9(a)に示す変化動作が3回実行される場合の演出
パターンと、図9−8(a)に示す変化動作が2回実行される場合の演出パターンと、に
は、メッセージ画像064AK4としての画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様
へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン(例えば演出パターン「S3−2」、
「S2−5」など)が含まれている一方、図9−7(a)に示す変化動作が1回実行され
る場合の演出パターンには、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演
出の演出態様が変化する演出パターンは含まれないように構成されている。このため、本
実施形態では、大当り予告演出中に変化動作が2回又は3回実行されるときには、ボック
ス演出の演出態様が、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能である一
方、大当り予告演出中に変化動作が1回実行されるときには、ボックス演出の演出態様が
、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へは変化しないように構成されている。
パターンと、図9−8(a)に示す変化動作が2回実行される場合の演出パターンと、に
は、メッセージ画像064AK4としての画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様
へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン(例えば演出パターン「S3−2」、
「S2−5」など)が含まれている一方、図9−7(a)に示す変化動作が1回実行され
る場合の演出パターンには、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演
出の演出態様が変化する演出パターンは含まれないように構成されている。このため、本
実施形態では、大当り予告演出中に変化動作が2回又は3回実行されるときには、ボック
ス演出の演出態様が、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能である一
方、大当り予告演出中に変化動作が1回実行されるときには、ボックス演出の演出態様が
、画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様へは変化しないように構成されている。
また、本実施の形態では、図9−9(a)に示す変化動作が3回実行される場合の演出
パターンと、図9−8(a)に示す変化動作が2回実行される場合の演出パターンと、図
9−7(a)に示す変化動作が1回実行される場合の演出パターンと、の何れにも、メッ
セージ画像064AK4としての画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様
へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン(例えば演出パターン「S1−1」、
「S2−1」、「S3−1」など)が含まれるように構成されている。このため、本実施
形態では、大当り予告演出中に変化動作が実行される回数が1回〜3回のうち何れであっ
ても、ボックス演出の演出態様が、画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態
様へ変化可能であるように構成されている。
パターンと、図9−8(a)に示す変化動作が2回実行される場合の演出パターンと、図
9−7(a)に示す変化動作が1回実行される場合の演出パターンと、の何れにも、メッ
セージ画像064AK4としての画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様
へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン(例えば演出パターン「S1−1」、
「S2−1」、「S3−1」など)が含まれるように構成されている。このため、本実施
形態では、大当り予告演出中に変化動作が実行される回数が1回〜3回のうち何れであっ
ても、ボックス演出の演出態様が、画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態
様へ変化可能であるように構成されている。
上述したように、大当り予告演出中に変化動作が3回実行される場合には、変化動作が
2回実行される場合に比べて大当り期待度が高く、変化動作が2回実行される場合には、
変化動作が1回実行される場合に比べて大当り期待度が高い。従って、変化動作が3回実
行される場合にのみ変化可能な画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様は、変化動
作が2回実行される場合に変化可能な画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様に比
べて大当り期待度が高い。また、変化動作が2回又は3回実行される場合にのみ変化可能
な画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様は、変化動作が1回実行される場合に変
化可能な画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様に比べて大当り期待度が
高い。
2回実行される場合に比べて大当り期待度が高く、変化動作が2回実行される場合には、
変化動作が1回実行される場合に比べて大当り期待度が高い。従って、変化動作が3回実
行される場合にのみ変化可能な画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様は、変化動
作が2回実行される場合に変化可能な画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様に比
べて大当り期待度が高い。また、変化動作が2回又は3回実行される場合にのみ変化可能
な画像Bが箱から飛び出す100%開放演出態様は、変化動作が1回実行される場合に変
化可能な画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様に比べて大当り期待度が
高い。
言い換えると、大当り予告演出中に変化動作が3回実行される場合には、変化動作が1
回又は2回実行される場合に変化可能な画像B〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演
出態様に比べて大当り期待度が高く、変化動作が1回又は2回実行される場合には変化し
ない、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成されている。また
、大当り予告演出中に変化動作が2回又は3回実行される場合には、変化動作が1回実行
される場合に変化可能な画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様に比べて
大当り期待度が高く、変化動作が1回実行される場合には変化しない、画像Bが箱から飛
び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成されている。すなわち、1回の大当り予告
演出中に実行される変化動作の回数がより多いほど、ボックス演出の演出態様が、より大
当り期待度が高い100%開放演出態様へ変化可能に構成されている。
回又は2回実行される場合に変化可能な画像B〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演
出態様に比べて大当り期待度が高く、変化動作が1回又は2回実行される場合には変化し
ない、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成されている。また
、大当り予告演出中に変化動作が2回又は3回実行される場合には、変化動作が1回実行
される場合に変化可能な画像C〜画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様に比べて
大当り期待度が高く、変化動作が1回実行される場合には変化しない、画像Bが箱から飛
び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成されている。すなわち、1回の大当り予告
演出中に実行される変化動作の回数がより多いほど、ボックス演出の演出態様が、より大
当り期待度が高い100%開放演出態様へ変化可能に構成されている。
本実施の形態において、図9−7(b)、図9−8(b)、図9−8(c)、図9−9
(b)、図9−9(c)に示す各演出パターン決定テーブルは、可変表示の表示結果が「
大当り」となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、画像Dが箱から飛び出す10
0%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定される割合よ
りも高い割合で、画像Cが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態
様が変化する演出パターンに決定され、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ
ボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定される割合よりも高い割合で、画
像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パ
ターンに決定されるように構成されている。また、図9−7(b)、図9−8(b)、図
9−8(c)、図9−9(b)、図9−9(c)に示す各演出パターン決定テーブルは、
可変表示の表示結果が「大当り」以外となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、
画像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出
パターンに決定される割合よりも低い割合で、画像Cが箱から飛び出す100%開放演出
態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定され、画像Eが箱から飛び
出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定され
る割合よりも低い割合で、画像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出
の演出態様が変化する演出パターンに決定されるように構成されている。
(b)、図9−9(c)に示す各演出パターン決定テーブルは、可変表示の表示結果が「
大当り」となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、画像Dが箱から飛び出す10
0%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定される割合よ
りも高い割合で、画像Cが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態
様が変化する演出パターンに決定され、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ
ボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定される割合よりも高い割合で、画
像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パ
ターンに決定されるように構成されている。また、図9−7(b)、図9−8(b)、図
9−8(c)、図9−9(b)、図9−9(c)に示す各演出パターン決定テーブルは、
可変表示の表示結果が「大当り」以外となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、
画像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出
パターンに決定される割合よりも低い割合で、画像Cが箱から飛び出す100%開放演出
態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定され、画像Eが箱から飛び
出す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターンに決定され
る割合よりも低い割合で、画像Dが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス演出
の演出態様が変化する演出パターンに決定されるように構成されている。
このため、大当り予告演出において、ボックス演出の演出態様が、画像Cが箱から飛び
出す100%開放演出態様へ変化した場合には、画像Dが箱から飛び出す100%開放演
出態様へ変化した場合に比べて大当り期待度が高く、画像Dが箱から飛び出す100%開
放演出態様へ変化した場合には、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化し
た場合に比べて大当り期待度が高い。
出す100%開放演出態様へ変化した場合には、画像Dが箱から飛び出す100%開放演
出態様へ変化した場合に比べて大当り期待度が高く、画像Dが箱から飛び出す100%開
放演出態様へ変化した場合には、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化し
た場合に比べて大当り期待度が高い。
例えば、図9−7(b)に示す演出パターン決定テーブルは、可変表示の表示結果が「
大当り」となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、画像Dが箱から飛び出す10
0%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン「S1−2」に決定
される割合よりも高い割合で、画像Cが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス
演出の演出態様が変化する演出パターン「S1−1」に決定され、画像Eが箱から飛び出
す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン「S1−3」
に決定される割合よりも高い割合で演出パターン「S1−2」に決定されるように構成さ
れている。また、図9−7(b)に示す演出パターン決定テーブルは、可変表示の表示結
果が「大当り」以外となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、演出パターン「S
1−2」に決定される割合よりも高い割合で演出パターン「S1−1」に決定され、演出
パターン「S1−3」に決定される割合よりも高い割合で演出パターン「S1−2」に決
定されるように構成されている。
大当り」となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、画像Dが箱から飛び出す10
0%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン「S1−2」に決定
される割合よりも高い割合で、画像Cが箱から飛び出す100%開放演出態様へボックス
演出の演出態様が変化する演出パターン「S1−1」に決定され、画像Eが箱から飛び出
す100%開放演出態様へボックス演出の演出態様が変化する演出パターン「S1−3」
に決定される割合よりも高い割合で演出パターン「S1−2」に決定されるように構成さ
れている。また、図9−7(b)に示す演出パターン決定テーブルは、可変表示の表示結
果が「大当り」以外となる場合、大当たり予告演出の演出パターンが、演出パターン「S
1−2」に決定される割合よりも高い割合で演出パターン「S1−1」に決定され、演出
パターン「S1−3」に決定される割合よりも高い割合で演出パターン「S1−2」に決
定されるように構成されている。
本実施の形態では、図9−8(a)及び図9−9(a)に示す大当り予告演出中に変化
動作が複数回実行され、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させる動
作が複数回実行される各演出パターンにおいて、ボックス演出の演出態様が、より後に実
行される当該動作において、より大当り期待度が高い100%開放演出態様へ変化するよ
うに構成されている。このような構成によれば、大当り予告演出中に、変化動作が実行さ
れ、ボックス演出の演出態様を一の100%開放演出態様へ変化させた後、再び変化動作
が実行され、ボックス演出の演出態様が、当該一の100%開放演出態様より大当り期待
度が低い他の100%開放演出態様へ変化することにより遊技者が落胆することを抑制し
、遊技興趣の低下を抑制することができる。
動作が複数回実行され、ボックス演出の演出態様を100%開放演出態様へ変化させる動
作が複数回実行される各演出パターンにおいて、ボックス演出の演出態様が、より後に実
行される当該動作において、より大当り期待度が高い100%開放演出態様へ変化するよ
うに構成されている。このような構成によれば、大当り予告演出中に、変化動作が実行さ
れ、ボックス演出の演出態様を一の100%開放演出態様へ変化させた後、再び変化動作
が実行され、ボックス演出の演出態様が、当該一の100%開放演出態様より大当り期待
度が低い他の100%開放演出態様へ変化することにより遊技者が落胆することを抑制し
、遊技興趣の低下を抑制することができる。
図9−3に戻り、ステップ064AKS205の処理を実行した後、演出制御用CPU
120は、大当り予告演出終了後におけるボックス画像064AK2の表示態様を決定す
る(ステップ064AKS206)。具体的に、演出制御用CPU120は、図9−10
に示す終了後表示態様決定テーブルを参照し、可変表示結果が「大当り」であるか否かに
応じて、大当り予告演出終了後におけるボックス画像064AK2の表示態様を、ボック
ス画像064AK2によって表された箱が赤色にて表示される表示態様、箱が青色にて表
示される表示態様、箱が緑色にて表示される表示態様、箱が黄色にて表示される表示態様
、及び箱が黒色にて表示される表示態様の5種類の表示態様のうち何れかに決定する。
120は、大当り予告演出終了後におけるボックス画像064AK2の表示態様を決定す
る(ステップ064AKS206)。具体的に、演出制御用CPU120は、図9−10
に示す終了後表示態様決定テーブルを参照し、可変表示結果が「大当り」であるか否かに
応じて、大当り予告演出終了後におけるボックス画像064AK2の表示態様を、ボック
ス画像064AK2によって表された箱が赤色にて表示される表示態様、箱が青色にて表
示される表示態様、箱が緑色にて表示される表示態様、箱が黄色にて表示される表示態様
、及び箱が黒色にて表示される表示態様の5種類の表示態様のうち何れかに決定する。
演出制御プロセス処理のステップS172にて実行される可変表示中演出処理において
、演出制御用CPU120は、大当り予告演出期間が終了したか否かを判定し、大当り予
告演出期間が終了したと判定した場合には、大当り予告演出を終了すると共に、ボックス
画像064AK2をステップ064AKS206にて決定された表示態様で画像表示装置
5に表示する制御を行う。演出制御用CPU120は、大当り予告演出の終了後、可変表
示の表示結果が停止表示されたときに、ボックス画像064AK2を消去する制御を行う
。
、演出制御用CPU120は、大当り予告演出期間が終了したか否かを判定し、大当り予
告演出期間が終了したと判定した場合には、大当り予告演出を終了すると共に、ボックス
画像064AK2をステップ064AKS206にて決定された表示態様で画像表示装置
5に表示する制御を行う。演出制御用CPU120は、大当り予告演出の終了後、可変表
示の表示結果が停止表示されたときに、ボックス画像064AK2を消去する制御を行う
。
図9−10に示すように、可変表示結果が「大当り」である場合、大当り予告演出終了
後におけるボックス画像064AK2の表示態様は、箱が青色にて表示される表示態様に
決定される割合に比べて高い割合で箱が赤色にて表示される表示態様に決定され、箱が緑
色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて高い割合で箱が青色にて表示される
表示態様に決定され、箱が黄色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて高い割
合で箱が緑色にて表示される表示態様に決定され、箱が黒色にて表示される表示態様に決
定される割合に比べて高い割合で箱が黄色にて表示される表示態様に決定される。一方、
可変表示結果が「大当り」以外である場合、大当り予告演出終了後におけるボックス画像
064AK2の表示態様は、箱が青色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて
低い割合で箱が赤色にて表示される表示態様に決定され、箱が緑色にて表示される表示態
様に決定される割合に比べて低い割合で箱が青色にて表示される表示態様に決定され、箱
が黄色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて低い割合で箱が緑色にて表示さ
れる表示態様に決定され、箱が黒色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて低
い割合で箱が黄色にて表示される表示態様に決定される。
後におけるボックス画像064AK2の表示態様は、箱が青色にて表示される表示態様に
決定される割合に比べて高い割合で箱が赤色にて表示される表示態様に決定され、箱が緑
色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて高い割合で箱が青色にて表示される
表示態様に決定され、箱が黄色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて高い割
合で箱が緑色にて表示される表示態様に決定され、箱が黒色にて表示される表示態様に決
定される割合に比べて高い割合で箱が黄色にて表示される表示態様に決定される。一方、
可変表示結果が「大当り」以外である場合、大当り予告演出終了後におけるボックス画像
064AK2の表示態様は、箱が青色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて
低い割合で箱が赤色にて表示される表示態様に決定され、箱が緑色にて表示される表示態
様に決定される割合に比べて低い割合で箱が青色にて表示される表示態様に決定され、箱
が黄色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて低い割合で箱が緑色にて表示さ
れる表示態様に決定され、箱が黒色にて表示される表示態様に決定される割合に比べて低
い割合で箱が黄色にて表示される表示態様に決定される。
このため、大当り予告演出の終了後、ボックス画像064AK2によって表された箱が
、赤色にて表示された場合には、青色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、
青色にて表示された場合には、緑色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、緑
色にて表示された場合には、黄色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、黄色
にて表示された場合には、黒色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高い。
、赤色にて表示された場合には、青色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、
青色にて表示された場合には、緑色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、緑
色にて表示された場合には、黄色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高く、黄色
にて表示された場合には、黒色にて表示された場合に比べて大当り期待度が高い。
図9−3に戻り、ステップ064AKS206の処理を実行した後、演出制御用CPU
120は、大当り予告演出におけるボックス演出の演出態様の変化パターンを決定する(
ステップ064AKS207)。具体的に、演出制御用CPU120は、図9−11(a
)に示す複数種類の変化パターンのうち何れかを、図9−11(b)に示す変化パターン
決定テーブルに従い、可変表示の表示結果が「大当り」であるか否かに応じて、ボックス
演出の演出態様の変化パターンとして決定する。なお、本実施の形態では、大当り予告演
出において変化動作が複数回実行され、ボックス演出の演出態様を段階的に変化させる動
作が複数回実行される場合、ステップ064AKS207にて決定された同一の変化パタ
ーンにより各回の動作においてボックス演出の演出態様が変化する。
120は、大当り予告演出におけるボックス演出の演出態様の変化パターンを決定する(
ステップ064AKS207)。具体的に、演出制御用CPU120は、図9−11(a
)に示す複数種類の変化パターンのうち何れかを、図9−11(b)に示す変化パターン
決定テーブルに従い、可変表示の表示結果が「大当り」であるか否かに応じて、ボックス
演出の演出態様の変化パターンとして決定する。なお、本実施の形態では、大当り予告演
出において変化動作が複数回実行され、ボックス演出の演出態様を段階的に変化させる動
作が複数回実行される場合、ステップ064AKS207にて決定された同一の変化パタ
ーンにより各回の動作においてボックス演出の演出態様が変化する。
図9−11(b)に示すように、可変表示の表示結果が「大当り」である場合、ボック
ス演出の演出態様の変化パターンは、ボックス画像064AK2によって表された箱が鉛
筆画像064AK3によって表された青鉛筆によって描画される変化パターン「H1−2
」に決定される割合に比べて高い割合で箱が赤鉛筆にて描画される変化パターン「H1−
1」に決定され、箱が緑鉛筆にて描画される変化パターン「H1−3」に決定される割合
に比べて高い割合で変化パターン「H1−2」に決定され、箱が黄鉛筆にて描画される変
化パターン「H1−4」に決定される割合に比べて高い割合で変化パターン「H1−3」
に決定され、箱が黒鉛筆にて描画される変化パターン「H1−5」に決定される割合に比
べて高い割合で変化パターン「H1−4」に決定される。一方、可変表示の表示結果が「
大当り」以外である場合、ボックス演出の演出態様の変化パターンは、変化パターン「H
1−2」に決定される割合に比べて低い割合で変化パターン「H1−1」に決定され、変
化パターン「H1−3」に決定される割合に比べて低い割合で変化パターン「H1−2」
に決定され、変化パターン「H1−4」に決定される割合に比べて低い割合で変化パター
ン「H1−3」に決定され、変化パターン「H1−5」に決定される割合に比べて低い割
合で変化パターン「H1−4」に決定される。
ス演出の演出態様の変化パターンは、ボックス画像064AK2によって表された箱が鉛
筆画像064AK3によって表された青鉛筆によって描画される変化パターン「H1−2
」に決定される割合に比べて高い割合で箱が赤鉛筆にて描画される変化パターン「H1−
1」に決定され、箱が緑鉛筆にて描画される変化パターン「H1−3」に決定される割合
に比べて高い割合で変化パターン「H1−2」に決定され、箱が黄鉛筆にて描画される変
化パターン「H1−4」に決定される割合に比べて高い割合で変化パターン「H1−3」
に決定され、箱が黒鉛筆にて描画される変化パターン「H1−5」に決定される割合に比
べて高い割合で変化パターン「H1−4」に決定される。一方、可変表示の表示結果が「
大当り」以外である場合、ボックス演出の演出態様の変化パターンは、変化パターン「H
1−2」に決定される割合に比べて低い割合で変化パターン「H1−1」に決定され、変
化パターン「H1−3」に決定される割合に比べて低い割合で変化パターン「H1−2」
に決定され、変化パターン「H1−4」に決定される割合に比べて低い割合で変化パター
ン「H1−3」に決定され、変化パターン「H1−5」に決定される割合に比べて低い割
合で変化パターン「H1−4」に決定される。
このため、大当り予告演出において、ボックス演出の演出態様が、変化パターン「H1
−1」により変化する場合には、変化パターン「H1−2」により変化する場合に比べて
大当り期待度が高く、変化パターン「H1−2」により変化する場合には、変化パターン
「H1−3」により変化する場合に比べて大当り期待度が高く、変化パターン「H1−3
」により変化する場合には、変化パターン「H1−4」により変化する場合に比べて大当
り期待度が高く、変化パターン「H1−4」により変化する場合には、変化パターン「H
1−5」により変化する場合に比べて大当り期待度が高い。
−1」により変化する場合には、変化パターン「H1−2」により変化する場合に比べて
大当り期待度が高く、変化パターン「H1−2」により変化する場合には、変化パターン
「H1−3」により変化する場合に比べて大当り期待度が高く、変化パターン「H1−3
」により変化する場合には、変化パターン「H1−4」により変化する場合に比べて大当
り期待度が高く、変化パターン「H1−4」により変化する場合には、変化パターン「H
1−5」により変化する場合に比べて大当り期待度が高い。
図9−3に戻り、ステップ064AKS207の処理を実行した後や、ステップ064
AKS202にて大当り予告演出を実行しないと決定されたと判定した場合(ステップ0
64AKS202;No)、演出制御用CPU120は、決定結果を例えばRAM122
の所定領域などに記憶させてから(ステップ064AKS208)、大当り予告演出決定
処理を終了する。なお、ステップ064AKS202にて大当り予告演出を実行しないと
決定されたと判定した場合(ステップ064AKS202;No)、演出制御用CPU1
20は、ステップ064AKS208にて、大当り予告演出を実行しないと決定されたこ
とを示す決定結果を例えばRAM122の所定領域などに記憶させる。
AKS202にて大当り予告演出を実行しないと決定されたと判定した場合(ステップ0
64AKS202;No)、演出制御用CPU120は、決定結果を例えばRAM122
の所定領域などに記憶させてから(ステップ064AKS208)、大当り予告演出決定
処理を終了する。なお、ステップ064AKS202にて大当り予告演出を実行しないと
決定されたと判定した場合(ステップ064AKS202;No)、演出制御用CPU1
20は、ステップ064AKS208にて、大当り予告演出を実行しないと決定されたこ
とを示す決定結果を例えばRAM122の所定領域などに記憶させる。
次に、特徴部064AKに係る演出動作例について、図9−12を参照して説明する。
図9−12は、大当り予告演出が演出パターン「S2−1」により実行され、ボックス
演出の演出態様が変化パターン「H1−1」により変化すると共に、大当り予告演出の終
了後にボックス画像064AK2が、ボックス画像064AK2によって表された箱が赤
色にて表示される表示態様にて表示され、スーパーリーチとなるリーチ演出が可変表示中
に実行され、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合における演出動作例を示してい
る。
演出の演出態様が変化パターン「H1−1」により変化すると共に、大当り予告演出の終
了後にボックス画像064AK2が、ボックス画像064AK2によって表された箱が赤
色にて表示される表示態様にて表示され、スーパーリーチとなるリーチ演出が可変表示中
に実行され、可変表示の表示結果が「ハズレ」となる場合における演出動作例を示してい
る。
図9−12(a)は、パーセント演出が0%演出態様にて実行されており、ボックス演
出が0%開放演出態様にて実行されている状態を示している。図9−12(a)に示す状
態において、パーセント表示064AK1は、「0%」を表す表示態様にて表示されてお
り、ボックス画像064AK2は、箱の輪郭が全て破線にて表示され、箱が全く実体化し
ておらず、閉じた状態の箱が透明に表示される表示態様にて表示されている。図9−12
(a)に示す状態において、画像表示装置5の「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示
エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄の可変表示が実行されている。
出が0%開放演出態様にて実行されている状態を示している。図9−12(a)に示す状
態において、パーセント表示064AK1は、「0%」を表す表示態様にて表示されてお
り、ボックス画像064AK2は、箱の輪郭が全て破線にて表示され、箱が全く実体化し
ておらず、閉じた状態の箱が透明に表示される表示態様にて表示されている。図9−12
(a)に示す状態において、画像表示装置5の「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示
エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄の可変表示が実行されている。
図9−12(b)は、1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となった状態を示し
ている。図9−12(b)に示す状態において、パーセント表示064AK1は、「45
%」を表す表示態様にて表示されている。図9−12(b)に示す状態では、鉛筆画像0
64AK3によって表された赤鉛筆がボックス画像064AK2によって表された箱を描
画する演出(変化パターン「H1−1」による演出)により、ボックス演出の演出態様が
0%開放演出態様から段階的に変化し、ボックス演出の演出態様が45%開放演出態様と
なっている。図9−12(b)に示す状態において、ボックス画像064AK2は、箱の
輪郭のうち一部が実線にて表示され、箱全体のうち一部が実体化しており、閉じた状態の
箱が図9−12(a)に示す状態に比べて低い透明度で表示される表示態様にて表示され
ている。
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となった状態を示し
ている。図9−12(b)に示す状態において、パーセント表示064AK1は、「45
%」を表す表示態様にて表示されている。図9−12(b)に示す状態では、鉛筆画像0
64AK3によって表された赤鉛筆がボックス画像064AK2によって表された箱を描
画する演出(変化パターン「H1−1」による演出)により、ボックス演出の演出態様が
0%開放演出態様から段階的に変化し、ボックス演出の演出態様が45%開放演出態様と
なっている。図9−12(b)に示す状態において、ボックス画像064AK2は、箱の
輪郭のうち一部が実線にて表示され、箱全体のうち一部が実体化しており、閉じた状態の
箱が図9−12(a)に示す状態に比べて低い透明度で表示される表示態様にて表示され
ている。
図9−12(c)は、1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となり、ボックス
演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Eがボックス画像064A
K2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した状態を示している
。画像Eは、「チャンス」というメッセージを表す画像である。
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となり、ボックス
演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Eがボックス画像064A
K2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した状態を示している
。画像Eは、「チャンス」というメッセージを表す画像である。
図9−12(d)は、パーセント演出の演出態様が100%演出態様から0%演出態様
へ変化し、ボックス演出の演出態様が、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様か
ら0%開放演出態様へ変化した状態を示している。
へ変化し、ボックス演出の演出態様が、画像Eが箱から飛び出す100%開放演出態様か
ら0%開放演出態様へ変化した状態を示している。
図9−12(e)は、2回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となった状態を示し
ている。図9−12(e)に示す状態では、鉛筆画像064AK3によって表された赤鉛
筆がボックス画像064AK2によって表された箱を描画する演出により、ボックス演出
の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化し、ボックス演出の演出態様が45%開
放演出態様となっている。
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態様となった状態を示し
ている。図9−12(e)に示す状態では、鉛筆画像064AK3によって表された赤鉛
筆がボックス画像064AK2によって表された箱を描画する演出により、ボックス演出
の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化し、ボックス演出の演出態様が45%開
放演出態様となっている。
図9−12(f)は、2回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となり、ボックス
演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dがボックス画像064A
K2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した状態を示している
。画像Dは、「ラッキー」というメッセージを表す画像である。
様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となり、ボックス
演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dがボックス画像064A
K2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化した状態を示している
。画像Dは、「ラッキー」というメッセージを表す画像である。
図9−12(g)は、大当り予告演出が終了した状態を示している。図9−12(g)
に示す状態において、ボックス画像064AK2は、開いた状態の箱が、赤色にて表示さ
れる表示態様にて表示されている。
に示す状態において、ボックス画像064AK2は、開いた状態の箱が、赤色にて表示さ
れる表示態様にて表示されている。
図9−12(h)は、スーパーリーチとなるリーチ演出として、星画像064AK5と
、「SPリーチ!」というメッセージを表す画像と、を画像表示装置5に表示する演出が
実行されている状態を示している。図9−12(h)に示す状態では、飾り図柄の可変表
示の態様がリーチ態様となっている。
、「SPリーチ!」というメッセージを表す画像と、を画像表示装置5に表示する演出が
実行されている状態を示している。図9−12(h)に示す状態では、飾り図柄の可変表
示の態様がリーチ態様となっている。
図9−12(i)は、リーチ演出が終了し、飾り図柄の可変表示において「ハズレ」と
なる表示結果が停止表示された状態を示している。図9−12(i)に示す状態において
、ボックス画像064AK2は、消去されている。
なる表示結果が停止表示された状態を示している。図9−12(i)に示す状態において
、ボックス画像064AK2は、消去されている。
図9−13は、特徴部064AKに関し、大当り予告演出のタイミングチャートを示し
ている。図9−13(a)は、大当り予告演出が演出パターン「S2−1」により実行さ
れる場合のタイミングチャートを示している。図9−13(b)は、大当り予告演出が演
出パターン「S3−1」により実行される場合のタイミングチャートを示している。
ている。図9−13(a)は、大当り予告演出が演出パターン「S2−1」により実行さ
れる場合のタイミングチャートを示している。図9−13(b)は、大当り予告演出が演
出パターン「S3−1」により実行される場合のタイミングチャートを示している。
まず、図9−13(a)を参照し、大当り予告演出が演出パターン「S2−1」により
実行される場合の演出動作について説明する。
実行される場合の演出動作について説明する。
可変表示が開始された後、大当り予告演出期間が開始したことに対応して、パーセント
演出が0%演出態様にて開始されると共に、ボックス演出が0%開放演出態様にて開始さ
れる。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変
化することに対応して、ボックス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化す
る。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が100%演出態様になったこと
に対応して、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Eが
ボックス画像064AK2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化
する。
演出が0%演出態様にて開始されると共に、ボックス演出が0%開放演出態様にて開始さ
れる。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変
化することに対応して、ボックス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化す
る。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が100%演出態様になったこと
に対応して、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Eが
ボックス画像064AK2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化
する。
2回目の変化動作が開始されることに対応して、パーセント演出の演出態様が100%
演出態様から0%演出態様へ変化すると、ボックス演出の演出態様が、画像Eが箱から飛
び出す100%開放演出態様から0%開放演出態様へ変化する。2回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化することに対応して、ボック
ス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化する。2回目の変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様になったことに対応して、ボックス演出の演
出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dがボックス画像064AK2によ
って表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する。その後、大当り予告演出
期間が終了したことに対応して、大当り予告演出が終了する。
演出態様から0%演出態様へ変化すると、ボックス演出の演出態様が、画像Eが箱から飛
び出す100%開放演出態様から0%開放演出態様へ変化する。2回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化することに対応して、ボック
ス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化する。2回目の変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様になったことに対応して、ボックス演出の演
出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dがボックス画像064AK2によ
って表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する。その後、大当り予告演出
期間が終了したことに対応して、大当り予告演出が終了する。
次に、図9−13(b)を参照し、大当り予告演出が演出パターン「S3−1」により
実行される場合の演出動作について説明する。
実行される場合の演出動作について説明する。
可変表示が開始された後、大当り予告演出期間が開始したことに対応して、パーセント
演出が0%演出態様にて開始されると共に、ボックス演出が0%開放演出態様にて開始さ
れる。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変
化することに対応して、ボックス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化す
る。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が100%演出態様になったこと
に対応して、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Eが
ボックス画像064AK2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化
する。
演出が0%演出態様にて開始されると共に、ボックス演出が0%開放演出態様にて開始さ
れる。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変
化することに対応して、ボックス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化す
る。1回目の変化動作によりパーセント演出の演出態様が100%演出態様になったこと
に対応して、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Eが
ボックス画像064AK2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化
する。
2回目の変化動作が開始されることに対応して、パーセント演出の演出態様が100%
演出態様から0%演出態様へ変化すると、ボックス演出の演出態様が、画像Eが箱から飛
び出す100%開放演出態様から0%開放演出態様へ変化する。2回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化することに対応して、ボック
ス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化する。2回目の変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様になったことに対応して、ボックス演出の演
出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dがボックス画像064AK2によ
って表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する。
演出態様から0%演出態様へ変化すると、ボックス演出の演出態様が、画像Eが箱から飛
び出す100%開放演出態様から0%開放演出態様へ変化する。2回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化することに対応して、ボック
ス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化する。2回目の変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様になったことに対応して、ボックス演出の演
出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Dがボックス画像064AK2によ
って表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する。
3回目の変化動作が開始されることに対応して、パーセント演出の演出態様が100%
演出態様から0%演出態様へ変化すると、ボックス演出の演出態様が、画像Dが箱から飛
び出す100%開放演出態様から0%開放演出態様へ変化する。3回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化することに対応して、ボック
ス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化する。3回目の変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様になったことに対応して、ボックス演出の演
出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Cがボックス画像064AK2によ
って表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する。その後、大当り予告演出
期間が終了したことに対応して、大当り予告演出が終了する。
演出態様から0%演出態様へ変化すると、ボックス演出の演出態様が、画像Dが箱から飛
び出す100%開放演出態様から0%開放演出態様へ変化する。3回目の変化動作により
パーセント演出の演出態様が0%演出態様から段階的に変化することに対応して、ボック
ス演出の演出態様が0%開放演出態様から段階的に変化する。3回目の変化動作によりパ
ーセント演出の演出態様が100%演出態様になったことに対応して、ボックス演出の演
出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Cがボックス画像064AK2によ
って表された箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化する。その後、大当り予告演出
期間が終了したことに対応して、大当り予告演出が終了する。
本実施の形態では、大当り予告演出の演出パターンに応じて、図9−13(a)に示す
ように、大当り予告演出が、リーチ演出が開始される前に開始され、リーチ演出が開始さ
れる前に終了する場合と、図9−13(b)に示すように、大当り予告演出が、リーチ演
出が開始される前に開始され、リーチ演出の実行中に終了する場合と、がある。
ように、大当り予告演出が、リーチ演出が開始される前に開始され、リーチ演出が開始さ
れる前に終了する場合と、図9−13(b)に示すように、大当り予告演出が、リーチ演
出が開始される前に開始され、リーチ演出の実行中に終了する場合と、がある。
以上説明したように、特徴部064AKでは、1回の大当り予告演出(予告演出)にお
いて変化動作(特定動作)を複数回実行する場合、一の変化動作によりパーセント演出(
第1演出)の演出態様を0%演出態様(所定態様)から段階的に変化させ、パーセント演
出の演出態様が100%演出態様(特定態様)となったときに、ボックス演出(第2演出
)の演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち一の100%開放演出態様へ変
化させた後、パーセント演出の演出態様を100%演出態様から0%演出態様へ変化させ
、他の変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様から再び段階的に変化さ
せ、パーセント演出の演出態様が再び100%演出態様となったときに、ボックス演出の
演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは
異なる他の100%開放演出態様へ変化させることが可能に構成されている。
いて変化動作(特定動作)を複数回実行する場合、一の変化動作によりパーセント演出(
第1演出)の演出態様を0%演出態様(所定態様)から段階的に変化させ、パーセント演
出の演出態様が100%演出態様(特定態様)となったときに、ボックス演出(第2演出
)の演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち一の100%開放演出態様へ変
化させた後、パーセント演出の演出態様を100%演出態様から0%演出態様へ変化させ
、他の変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様から再び段階的に変化さ
せ、パーセント演出の演出態様が再び100%演出態様となったときに、ボックス演出の
演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち当該一の100%開放演出態様とは
異なる他の100%開放演出態様へ変化させることが可能に構成されている。
このような構成によれば、1回の大当り予告演出において変化動作を複数回実行する場
合、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させてパーセント演出の
演出態様が100%演出態様となる動作が実行されたときに、ボックス演出の演出態様を
一の100%開放演出態様へ変化させた後、パーセント演出の演出態様を100%演出態
様から0%演出態様へ変化させ、当該動作が再び実行されたときに、ボックス演出の演出
態様を当該一の100%開放演出態様とは異なる他の100%開放演出態様へ変化させる
ため、遊技に意外性を与え、遊技興趣を向上させることができる。
合、パーセント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させてパーセント演出の
演出態様が100%演出態様となる動作が実行されたときに、ボックス演出の演出態様を
一の100%開放演出態様へ変化させた後、パーセント演出の演出態様を100%演出態
様から0%演出態様へ変化させ、当該動作が再び実行されたときに、ボックス演出の演出
態様を当該一の100%開放演出態様とは異なる他の100%開放演出態様へ変化させる
ため、遊技に意外性を与え、遊技興趣を向上させることができる。
また、特徴部064AKでは、パーセント演出の演出態様を段階的に変化させることに
対応して、ボックス演出の演出態様を段階的に変化させることが可能に構成されている。
このような構成によれば、パーセント演出の演出態様の変化を遊技者が認識することを容
易にし、遊技興趣を向上させることができる。
対応して、ボックス演出の演出態様を段階的に変化させることが可能に構成されている。
このような構成によれば、パーセント演出の演出態様の変化を遊技者が認識することを容
易にし、遊技興趣を向上させることができる。
また、特徴部064AKでは、1回の大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される
場合において最後の変化動作が実行されたときに、1回の大当り予告演出中に変化動作が
1回のみ実行される場合において変化動作が実行されたときに比べて低い割合でパーセン
ト演出の演出態様が100%演出態様となる。このような構成によれば、大当り予告演出
中に変化動作が複数回実行される場合において、遊技者に、パーセント演出の演出態様が
100%演出態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
場合において最後の変化動作が実行されたときに、1回の大当り予告演出中に変化動作が
1回のみ実行される場合において変化動作が実行されたときに比べて低い割合でパーセン
ト演出の演出態様が100%演出態様となる。このような構成によれば、大当り予告演出
中に変化動作が複数回実行される場合において、遊技者に、パーセント演出の演出態様が
100%演出態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
また、特徴部064AKでは、1回の大当り予告演出中に実行される変化動作の回数が
より多いほど、ボックス演出の演出態様が、より大当り期待度が高い100%開放演出態
様へ変化可能に構成されている。このような構成によれば、1回の大当り予告演出中に変
化動作が複数回実行される場合において、遊技者の期待感を煽り、遊技興趣を向上させる
ことができる。
より多いほど、ボックス演出の演出態様が、より大当り期待度が高い100%開放演出態
様へ変化可能に構成されている。このような構成によれば、1回の大当り予告演出中に変
化動作が複数回実行される場合において、遊技者の期待感を煽り、遊技興趣を向上させる
ことができる。
また、特徴部064AKでは、大当り予告演出が終了した後も、ボックス演出に係る画
像であるボックス画像064AK2の表示を継続可能に構成されている。このような構成
によれば、大当り予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識することができる。
このような構成によれば、可変表示中に、大当り予告演出が既に実行済みであることを遊
技者が認識することができる。
像であるボックス画像064AK2の表示を継続可能に構成されている。このような構成
によれば、大当り予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識することができる。
このような構成によれば、可変表示中に、大当り予告演出が既に実行済みであることを遊
技者が認識することができる。
また、特徴部064AKでは、大当り予告演出が終了した後にボックス画像064AK
2が複数種類の表示態様(ボックス画像064AK2が表す箱が赤色にて表示される表示
態様、箱が青色にて表示される表示態様、箱が緑色にて表示される表示態様、箱が黄色に
て表示される表示態様、及び箱が黒色にて表示される表示態様)のうち何れにて表示され
るかに応じて大当り期待度が異なる。このような構成によれば、大当り予告演出が終了し
た後に、大当り期待度を示唆し、遊技興趣を向上させることができる。
2が複数種類の表示態様(ボックス画像064AK2が表す箱が赤色にて表示される表示
態様、箱が青色にて表示される表示態様、箱が緑色にて表示される表示態様、箱が黄色に
て表示される表示態様、及び箱が黒色にて表示される表示態様)のうち何れにて表示され
るかに応じて大当り期待度が異なる。このような構成によれば、大当り予告演出が終了し
た後に、大当り期待度を示唆し、遊技興趣を向上させることができる。
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形および応用が可能である。例え
ばパチンコ遊技機1は、上記実施の形態で示された全ての技術的特徴を備えるものでなく
てもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態
で示された構成の一部を備えたものであってもよい。
ばパチンコ遊技機1は、上記実施の形態で示された全ての技術的特徴を備えるものでなく
てもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態
で示された構成の一部を備えたものであってもよい。
上記実施の形態において、大当り予告演出の演出パターンとして、変化動作によりパー
セント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させる途中で、パーセント演出の
演出態様が100%演出態様となる前に、パーセント演出の演出態様を、当該変化動作に
より0%演出態様から変化した演出態様を0%演出態様へ変化させた後、パーセント演出
の演出態様を0%演出態様から再び段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が10
0%演出態様となる演出パターンを設けるようにしてもよい。
セント演出の演出態様を0%演出態様から段階的に変化させる途中で、パーセント演出の
演出態様が100%演出態様となる前に、パーセント演出の演出態様を、当該変化動作に
より0%演出態様から変化した演出態様を0%演出態様へ変化させた後、パーセント演出
の演出態様を0%演出態様から再び段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が10
0%演出態様となる演出パターンを設けるようにしてもよい。
このような構成によれば、パーセント演出の演出態様に基づいて、パーセント演出の演
出態様が100%演出態様となったときに実行される演出(例えば擬似連変動における擬
似連図柄の仮停止表示など)の発生を予想していた遊技者の予想を裏切り、遊技に意外性
を与え、遊技興趣を向上させることができる。
出態様が100%演出態様となったときに実行される演出(例えば擬似連変動における擬
似連図柄の仮停止表示など)の発生を予想していた遊技者の予想を裏切り、遊技に意外性
を与え、遊技興趣を向上させることができる。
なお、この形態において、変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様か
ら段階的に変化させる途中で、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となる前に
、パーセント演出の演出態様を、当該変化動作により0%演出態様から変化した演出態様
を0%演出態様へ変化させることに対応して、ボックス演出の演出態様を、当該変化動作
に対応して0%開放演出態様から変化した演出態様を0%開放演出態様へ変化させるよう
にしてもよい。この場合、パーセント演出の演出態様を0%演出態様へ変化させた後に、
パーセント演出の演出態様を0%演出態様から再び段階的に変化させることに対応して、
ボックス演出の演出態様を0%開放演出態様へ変化させた後に、ボックス演出の演出態様
を0%開放演出態様から再び段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が100%演
出態様となることに対応して、ボックス演出の演出態様が100%開放演出態様となるよ
うにすればよい。
ら段階的に変化させる途中で、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となる前に
、パーセント演出の演出態様を、当該変化動作により0%演出態様から変化した演出態様
を0%演出態様へ変化させることに対応して、ボックス演出の演出態様を、当該変化動作
に対応して0%開放演出態様から変化した演出態様を0%開放演出態様へ変化させるよう
にしてもよい。この場合、パーセント演出の演出態様を0%演出態様へ変化させた後に、
パーセント演出の演出態様を0%演出態様から再び段階的に変化させることに対応して、
ボックス演出の演出態様を0%開放演出態様へ変化させた後に、ボックス演出の演出態様
を0%開放演出態様から再び段階的に変化させ、パーセント演出の演出態様が100%演
出態様となることに対応して、ボックス演出の演出態様が100%開放演出態様となるよ
うにすればよい。
上記実施の形態では、大当り予告演出が終了した後に、ボックス画像064AK2の表
示が継続されるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、所定の条件が満たさ
れた場合には、大当り予告演出が終了したときに、ボックス画像064AK2を消去する
ようにしてもよい。具体的に、変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様
から段階的に変化させる途中で、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となる前
に大当り予告演出が終了したときに、ボックス画像064AK2を消去するようにしても
よい。すなわち、大当り予告演出中に実行された最後の変化動作が失敗したとき(大当り
予告演出が「失敗」パターンにより実行されたとき)に、ボックス画像064AK2を消
去するようにしてもよい。このような構成によれば、大当り予告演出が終了した後にボッ
クス画像064AK2を用いた演出が実行されることを遊技者が誤って期待することを抑
制し、遊技者に過度な期待を抱かせてしまうことを防止することができる。
示が継続されるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、所定の条件が満たさ
れた場合には、大当り予告演出が終了したときに、ボックス画像064AK2を消去する
ようにしてもよい。具体的に、変化動作によりパーセント演出の演出態様を0%演出態様
から段階的に変化させる途中で、パーセント演出の演出態様が100%演出態様となる前
に大当り予告演出が終了したときに、ボックス画像064AK2を消去するようにしても
よい。すなわち、大当り予告演出中に実行された最後の変化動作が失敗したとき(大当り
予告演出が「失敗」パターンにより実行されたとき)に、ボックス画像064AK2を消
去するようにしてもよい。このような構成によれば、大当り予告演出が終了した後にボッ
クス画像064AK2を用いた演出が実行されることを遊技者が誤って期待することを抑
制し、遊技者に過度な期待を抱かせてしまうことを防止することができる。
上記実施の形態では、パーセント演出は、パーセント表示064AK1を表示する演出
であり、ボックス演出は、ボックス画像064AK2を表示する演出であるものとして説
明した。しかし、これは一例に過ぎず、パーセント演出及びボックス演出は、演出画像の
表示、音声の出力、発光手段(例えば7セグメントのLEDなど)の点灯、役物の動作、
又はこれらの組合せ等による任意の演出であってよい。
であり、ボックス演出は、ボックス画像064AK2を表示する演出であるものとして説
明した。しかし、これは一例に過ぎず、パーセント演出及びボックス演出は、演出画像の
表示、音声の出力、発光手段(例えば7セグメントのLEDなど)の点灯、役物の動作、
又はこれらの組合せ等による任意の演出であってよい。
上記実施の形態では、パーセント演出は、パーセント表示064AK1を表示する演出
であり、パーセント演出の演出態様に応じてパーセント表示064AK1の表示態様が異
なるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、パーセント演出は、複数の画像
を画像表示装置5に表示する演出であり、パーセント演出の演出態様に応じて、当該複数
の画像のうち一部の画像の表示態様のみが異なるようにしてもよい。
であり、パーセント演出の演出態様に応じてパーセント表示064AK1の表示態様が異
なるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、パーセント演出は、複数の画像
を画像表示装置5に表示する演出であり、パーセント演出の演出態様に応じて、当該複数
の画像のうち一部の画像の表示態様のみが異なるようにしてもよい。
上記実施の形態では、ボックス演出は、ボックス画像064AK2を表示する演出であ
り、ボックス演出の演出態様に応じてボックス画像064AK2の表示態様が異なるもの
として説明した。しかし、これは一例に過ぎず、ボックス演出は、複数の画像を画像表示
装置5に表示する演出であり、ボックス演出は、複数の画像を画像表示装置5に表示する
演出であり、ボックス演出の演出態様に応じて、当該複数の画像のうち一部の画像の表示
態様のみが異なるようにしてもよい。
り、ボックス演出の演出態様に応じてボックス画像064AK2の表示態様が異なるもの
として説明した。しかし、これは一例に過ぎず、ボックス演出は、複数の画像を画像表示
装置5に表示する演出であり、ボックス演出は、複数の画像を画像表示装置5に表示する
演出であり、ボックス演出の演出態様に応じて、当該複数の画像のうち一部の画像の表示
態様のみが異なるようにしてもよい。
上記実施の形態では、ボックス画像064AK2の表示が、大当り予告演出が終了した
後、可変表示の表示結果が停止表示されるまで継続されるものとして説明した。しかし、
これは一例に過ぎず、ボックス画像064AK2は、任意のタイミングで消去することが
できる。例えば、ボックス画像064AK2の表示を、大当り予告演出が終了した後、リ
ーチ演出が終了するまで継続する(リーチ演出が終了したときにボックス画像064AK
2を消去する)ようにしてもよい。
後、可変表示の表示結果が停止表示されるまで継続されるものとして説明した。しかし、
これは一例に過ぎず、ボックス画像064AK2は、任意のタイミングで消去することが
できる。例えば、ボックス画像064AK2の表示を、大当り予告演出が終了した後、リ
ーチ演出が終了するまで継続する(リーチ演出が終了したときにボックス画像064AK
2を消去する)ようにしてもよい。
上記実施の形態では、ボックス演出の演出態様が複数種類の変化パターンのうち何れに
て変化するかに応じて大当り期待度が異なり、変化パターン毎に異なる色の色鉛筆によっ
て箱が描画されるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、ボックス演出の演
出態様の変化パターンは、任意の方法により設定できる。
て変化するかに応じて大当り期待度が異なり、変化パターン毎に異なる色の色鉛筆によっ
て箱が描画されるものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、ボックス演出の演
出態様の変化パターンは、任意の方法により設定できる。
例えば、ボックス演出の演出態様が複数種類の変化パターンのうち何れによって変化す
るかに応じて大当り期待度が異なり、変化パターン毎に異なる動作態様にて色鉛筆が箱を
描画するようにしてもよい。具体的に、変化パターン毎に、色鉛筆の移動速度、色鉛筆が
揺れる動作の有無、色鉛筆が後退する動作の有無などの動作態様が異なるようにすればよ
い。このような構成によれば、遊技者に、色鉛筆の動作態様に注目させ、遊技興趣を向上
させることができる。
るかに応じて大当り期待度が異なり、変化パターン毎に異なる動作態様にて色鉛筆が箱を
描画するようにしてもよい。具体的に、変化パターン毎に、色鉛筆の移動速度、色鉛筆が
揺れる動作の有無、色鉛筆が後退する動作の有無などの動作態様が異なるようにすればよ
い。このような構成によれば、遊技者に、色鉛筆の動作態様に注目させ、遊技興趣を向上
させることができる。
或いは、ボックス演出の演出態様が、キャラクタの持つ色鉛筆によって箱が描画される
演出により段階的に変化するように構成し、ボックス演出の演出態様が複数種類の変化パ
ターンのうち何れによって変化するかに応じて大当り期待度が異なり、変化パターン毎に
色鉛筆を持つキャラクタが異なるようにしてもよい。このような構成によれば、遊技者に
、複数種類のキャラクタのうち何れのキャラクタが持つ色鉛筆によって箱が描画されるか
に注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
演出により段階的に変化するように構成し、ボックス演出の演出態様が複数種類の変化パ
ターンのうち何れによって変化するかに応じて大当り期待度が異なり、変化パターン毎に
色鉛筆を持つキャラクタが異なるようにしてもよい。このような構成によれば、遊技者に
、複数種類のキャラクタのうち何れのキャラクタが持つ色鉛筆によって箱が描画されるか
に注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態において、ボックス演出の演出態様が複数種類の変化パターンのうち何
れにて変化するかに応じて異なる割合で、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100
%開放演出態様(メッセージ画像064AK4としての画像A〜画像Eのうち何れかがボ
ックス画像064AK2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様)のうち
何れに変化させるかを決定するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技者に、
ボックス演出の演出態様の変化パターンに注目させ、遊技興趣を向上させることができる
。
れにて変化するかに応じて異なる割合で、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100
%開放演出態様(メッセージ画像064AK4としての画像A〜画像Eのうち何れかがボ
ックス画像064AK2によって表された箱から飛び出す100%開放演出態様)のうち
何れに変化させるかを決定するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技者に、
ボックス演出の演出態様の変化パターンに注目させ、遊技興趣を向上させることができる
。
例えば、ボックス演出の演出態様の変化パターン毎に異なる動作態様にて色鉛筆が箱を
描画するように構成し、何れの動作態様にて色鉛筆が箱を描画するかに応じて異なる割合
で、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち何れに変化させ
るかを決定してもよい。このような構成によれば、遊技者に、色鉛筆の動作態様に注目さ
せ、遊技興趣を向上させることができる。
描画するように構成し、何れの動作態様にて色鉛筆が箱を描画するかに応じて異なる割合
で、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100%開放演出態様のうち何れに変化させ
るかを決定してもよい。このような構成によれば、遊技者に、色鉛筆の動作態様に注目さ
せ、遊技興趣を向上させることができる。
或いは、ボックス演出の演出態様の変化パターン毎に異なるキャラクタの持つ色鉛筆に
よって箱が描画されるように構成し、何れのキャラクタが持つ色鉛筆によって箱が描画さ
れるかに応じて異なる割合で、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100%開放演出
態様のうち何れに変化させるかを決定してもよい。このような構成によれば、遊技者に、
複数種類のキャラクタのうち何れのキャラクタが持つ色鉛筆によって箱が描画されるかに
注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
よって箱が描画されるように構成し、何れのキャラクタが持つ色鉛筆によって箱が描画さ
れるかに応じて異なる割合で、ボックス演出の演出態様を、複数種類の100%開放演出
態様のうち何れに変化させるかを決定してもよい。このような構成によれば、遊技者に、
複数種類のキャラクタのうち何れのキャラクタが持つ色鉛筆によって箱が描画されるかに
注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態では、ボックス演出の演出態様が100%開放演出態様となったときに
、大当り遊技状態に制御される可能性を示唆するメッセージを表すメッセージ画像064
AK4が、ボックス画像064AK2が表す箱から飛び出すものとして説明した。しかし
、これは一例に過ぎず、複数種類の100%開放演出態様に、大当り遊技状態に制御され
ない旨を報知するメッセージ(例えば「スカ」など)を表すメッセージ画像064AK4
が箱から飛び出す100%開放演出態様が含まれようにしてもよい。なお、この形態にお
いては、可変表示の表示結果が「大当り」以外である場合、可変表示の表示結果が「大当
り」である場合に比べて高い割合(例えば100%や80%など)で、ボックス演出の演
出態様が、大当り遊技状態に制御されない旨を報知するメッセージを表すメッセージ画像
064AK4が箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化するように構成することが好
ましい。このような構成によれば、遊技者に、ボックス画像064AK2が表す箱から飛
び出すメッセージ画像064AK4が表すメッセージに注目させ、遊技興趣を向上させる
ことができる。
、大当り遊技状態に制御される可能性を示唆するメッセージを表すメッセージ画像064
AK4が、ボックス画像064AK2が表す箱から飛び出すものとして説明した。しかし
、これは一例に過ぎず、複数種類の100%開放演出態様に、大当り遊技状態に制御され
ない旨を報知するメッセージ(例えば「スカ」など)を表すメッセージ画像064AK4
が箱から飛び出す100%開放演出態様が含まれようにしてもよい。なお、この形態にお
いては、可変表示の表示結果が「大当り」以外である場合、可変表示の表示結果が「大当
り」である場合に比べて高い割合(例えば100%や80%など)で、ボックス演出の演
出態様が、大当り遊技状態に制御されない旨を報知するメッセージを表すメッセージ画像
064AK4が箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化するように構成することが好
ましい。このような構成によれば、遊技者に、ボックス画像064AK2が表す箱から飛
び出すメッセージ画像064AK4が表すメッセージに注目させ、遊技興趣を向上させる
ことができる。
上記実施の形態では、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて、大当り
予告演出の実行有無を決定するものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、大当
り予告演出の実行有無は、任意の方法により決定することができる。例えば、可変表示の
表示結果が「大当り」になるときと「大当り」以外になるときとの何れにおいても、変動
パターン指定コマンドによって示された変動パターンに応じて異なる割合で、大当り予告
演出を実行すると決定するようにしてもよい。具体的に、可変表示の表示結果が「大当り
」になるときと「大当り」以外になるときとの何れにおいても、スーパーリーチとなるリ
ーチ演出が実行される変動パターンが変動パターン指定コマンドによって示されている場
合、ノーマルリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが示されている場合に比
べて高い割合で大当り予告演出を実行すると決定し、ノーマルリーチとなるリーチ演出が
実行される変動パターンが示されている場合、リーチ演出が実行されない変動パターン(
「非リーチ」となる変動パターン)が示されている場合に比べて高い割合で大当り予告演
出を実行すると決定すればよい。このような構成によれば、遊技者に、変動パターンに注
目させ、遊技興趣を向上させることができる。
予告演出の実行有無を決定するものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、大当
り予告演出の実行有無は、任意の方法により決定することができる。例えば、可変表示の
表示結果が「大当り」になるときと「大当り」以外になるときとの何れにおいても、変動
パターン指定コマンドによって示された変動パターンに応じて異なる割合で、大当り予告
演出を実行すると決定するようにしてもよい。具体的に、可変表示の表示結果が「大当り
」になるときと「大当り」以外になるときとの何れにおいても、スーパーリーチとなるリ
ーチ演出が実行される変動パターンが変動パターン指定コマンドによって示されている場
合、ノーマルリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが示されている場合に比
べて高い割合で大当り予告演出を実行すると決定し、ノーマルリーチとなるリーチ演出が
実行される変動パターンが示されている場合、リーチ演出が実行されない変動パターン(
「非リーチ」となる変動パターン)が示されている場合に比べて高い割合で大当り予告演
出を実行すると決定すればよい。このような構成によれば、遊技者に、変動パターンに注
目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態において、可変表示の表示結果が「大当り」以外であるときに、表示結
果が「小当り」である場合には、表示結果が「ハズレ」である場合に比べて高い割合で大
当り予告演出を実行すると決定するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技興
趣を向上させることができる。
果が「小当り」である場合には、表示結果が「ハズレ」である場合に比べて高い割合で大
当り予告演出を実行すると決定するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技興
趣を向上させることができる。
上記実施の形態では、可変表示の表示結果が「大当り」となるか否かに応じて、大当り
予告演出中に実行される変化動作の回数を決定するものとして説明した。しかし、これは
一例に過ぎず、大当り予告演出中に実行される変化動作の回数は、任意の方法により決定
することができる。例えば、可変表示の表示結果が「大当り」になるときと「大当り」以
外になるときとの何れにおいても、変動パターン指定コマンドによって示された変動パタ
ーンに応じて、大当り予告演出中に実行される変化動作の回数を決定するようにしてもよ
い。具体的に、可変表示の表示結果が「大当り」になるときと「大当り」以外になるとき
との何れにおいても、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが変動
パターン指定コマンドによって示されている場合、ノーマルリーチとなるリーチ演出が実
行される変動パターンが示されている場合に比べて高い割合で変化動作の回数を3回に決
定し、ノーマルリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが示されている場合、
リーチ演出が実行されない変動パターンが示されている場合に比べて高い割合で変化動作
の回数を3回に決定すればよい。このような構成によれば、遊技者に、変動パターンに注
目させ、遊技興趣を向上させることができる。
予告演出中に実行される変化動作の回数を決定するものとして説明した。しかし、これは
一例に過ぎず、大当り予告演出中に実行される変化動作の回数は、任意の方法により決定
することができる。例えば、可変表示の表示結果が「大当り」になるときと「大当り」以
外になるときとの何れにおいても、変動パターン指定コマンドによって示された変動パタ
ーンに応じて、大当り予告演出中に実行される変化動作の回数を決定するようにしてもよ
い。具体的に、可変表示の表示結果が「大当り」になるときと「大当り」以外になるとき
との何れにおいても、スーパーリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが変動
パターン指定コマンドによって示されている場合、ノーマルリーチとなるリーチ演出が実
行される変動パターンが示されている場合に比べて高い割合で変化動作の回数を3回に決
定し、ノーマルリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが示されている場合、
リーチ演出が実行されない変動パターンが示されている場合に比べて高い割合で変化動作
の回数を3回に決定すればよい。このような構成によれば、遊技者に、変動パターンに注
目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態において、大当り予告演出の演出パターンとして、可変表示の表示結果
が「大当り」となるときのみ選択される(可変表示の表示結果が「大当り」以外である場
合には選択されない)確定演出パターンを設けてもよい。すなわち、この形態では、大当
り予告演出が確定演出パターンにより実行された場合、100%の割合で大当り遊技状態
に制御されることとなる。例えば、上記実施の形態において、確定演出パターンとして、
1回の大当り予告演出中に変化動作が4回実行される演出パターンを設けてもよい。この
ような構成によれば、遊技者に、大当り予告演出が確定演出パターンにより実行されるか
に注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
が「大当り」となるときのみ選択される(可変表示の表示結果が「大当り」以外である場
合には選択されない)確定演出パターンを設けてもよい。すなわち、この形態では、大当
り予告演出が確定演出パターンにより実行された場合、100%の割合で大当り遊技状態
に制御されることとなる。例えば、上記実施の形態において、確定演出パターンとして、
1回の大当り予告演出中に変化動作が4回実行される演出パターンを設けてもよい。この
ような構成によれば、遊技者に、大当り予告演出が確定演出パターンにより実行されるか
に注目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態では、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合、最後の変
化動作以外の変化動作は何れも必ず成功するものとして説明した。しかし、これは一例に
過ぎず、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合における大当り予告演出の
演出パターンとして、最後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変化動作が失敗し、最
後の変化動作が成功する演出パターンや、最後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変
化動作が失敗し、最後の変化動作が失敗する演出パターンを設けてもよい。例えば、大当
り予告演出中に変化動作が3回実行される場合における大当り予告演出の演出パターンと
して、1回目及び2回目の変化動作が失敗し、3回目の変化動作が成功する演出パターン
を設けてもよい。このような構成によれば、変化動作が失敗した後に、再度実行された変
化動作が成功し、ボックス演出の演出態様が100%開放演出態様へ変化する可能性があ
るため、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合において変化動作が失敗し
たときに遊技者が落胆することを抑制し、遊技興趣の低下を抑制することができる。
化動作以外の変化動作は何れも必ず成功するものとして説明した。しかし、これは一例に
過ぎず、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合における大当り予告演出の
演出パターンとして、最後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変化動作が失敗し、最
後の変化動作が成功する演出パターンや、最後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変
化動作が失敗し、最後の変化動作が失敗する演出パターンを設けてもよい。例えば、大当
り予告演出中に変化動作が3回実行される場合における大当り予告演出の演出パターンと
して、1回目及び2回目の変化動作が失敗し、3回目の変化動作が成功する演出パターン
を設けてもよい。このような構成によれば、変化動作が失敗した後に、再度実行された変
化動作が成功し、ボックス演出の演出態様が100%開放演出態様へ変化する可能性があ
るため、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合において変化動作が失敗し
たときに遊技者が落胆することを抑制し、遊技興趣の低下を抑制することができる。
なお、この形態において、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行されるときに、最
後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変化動作が失敗する場合には、最後の変化動作
以外の変化動作が何れも成功する場合に比べて高い割合で最後の変化動作が成功するよう
にしてもよい。具体的に、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合における
大当り予告演出の演出パターンとして、最後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変化
動作が失敗し、最後の変化動作が成功する演出パターンが、最後の変化動作以外の少なく
とも1回以上の変化動作が失敗し、最後の変化動作が失敗する演出パターンに比べて高い
割合で選択されるようにすればよい。このような構成によれば、大当り予告演出中に変化
動作が複数回実行される場合において変化動作が失敗したときに遊技者が落胆することを
抑制し、遊技興趣の低下を抑制することができる。
後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変化動作が失敗する場合には、最後の変化動作
以外の変化動作が何れも成功する場合に比べて高い割合で最後の変化動作が成功するよう
にしてもよい。具体的に、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行される場合における
大当り予告演出の演出パターンとして、最後の変化動作以外の少なくとも1回以上の変化
動作が失敗し、最後の変化動作が成功する演出パターンが、最後の変化動作以外の少なく
とも1回以上の変化動作が失敗し、最後の変化動作が失敗する演出パターンに比べて高い
割合で選択されるようにすればよい。このような構成によれば、大当り予告演出中に変化
動作が複数回実行される場合において変化動作が失敗したときに遊技者が落胆することを
抑制し、遊技興趣の低下を抑制することができる。
なお、この形態において、大当り予告演出中に変化動作が複数回実行され、最後の変化
動作以外の少なくとも1回以上の変化動作が失敗する場合には、失敗する変化動作の回数
がより多いほど、より高い割合で最後の変化動作が成功するようにしてもよい。このよう
な構成によれば、遊技興趣を向上させることができる。
動作以外の少なくとも1回以上の変化動作が失敗する場合には、失敗する変化動作の回数
がより多いほど、より高い割合で最後の変化動作が成功するようにしてもよい。このよう
な構成によれば、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態では、大当り予告演出が、リーチ演出が開始される前に開始され、当該
大当り予告演出の演出パターンに応じて、リーチ演出が開始される前に、又は、リーチ演
出の実行中に終了するものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、大当り予告演
出期間は、任意に設定できる。例えば、大当り予告演出が複数種類の演出パターンのうち
何れにて実行される場合でも、大当り予告演出が、リーチ演出が開始される前に開始され
、リーチ演出が開始される前に終了するように大当り予告演出期間を設定してもよい。こ
のような構成によれば、大当り予告演出とリーチ演出とが互いに妨げ合うことを防止し、
遊技興趣の低下を抑制できる。或いは、大当り予告演出が、リーチ演出が開始された後に
開始されるように大当り予告演出期間を設定してもよい。例えば、大当り予告演出が複数
種類の演出パターンのうち何れにて実行される場合でも、大当り予告演出が、リーチ演出
の実行中に開始され、リーチ演出の実行中に終了するように大当り予告演出期間を設定し
てもよい。このような構成によれば、リーチ演出の実行中に大当り予告演出を実行するこ
とにより、遊技興趣を向上させることができる。或いは、大当り予告演出中に変化動作が
3回実行される場合には、図9−13(b)に示すように、3回目の変化動作により、パ
ーセント演出の演出態様が、リーチ演出の実行中に100%演出態様へ変化するように大
当り予告演出期間を設定してもよい。
大当り予告演出の演出パターンに応じて、リーチ演出が開始される前に、又は、リーチ演
出の実行中に終了するものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、大当り予告演
出期間は、任意に設定できる。例えば、大当り予告演出が複数種類の演出パターンのうち
何れにて実行される場合でも、大当り予告演出が、リーチ演出が開始される前に開始され
、リーチ演出が開始される前に終了するように大当り予告演出期間を設定してもよい。こ
のような構成によれば、大当り予告演出とリーチ演出とが互いに妨げ合うことを防止し、
遊技興趣の低下を抑制できる。或いは、大当り予告演出が、リーチ演出が開始された後に
開始されるように大当り予告演出期間を設定してもよい。例えば、大当り予告演出が複数
種類の演出パターンのうち何れにて実行される場合でも、大当り予告演出が、リーチ演出
の実行中に開始され、リーチ演出の実行中に終了するように大当り予告演出期間を設定し
てもよい。このような構成によれば、リーチ演出の実行中に大当り予告演出を実行するこ
とにより、遊技興趣を向上させることができる。或いは、大当り予告演出中に変化動作が
3回実行される場合には、図9−13(b)に示すように、3回目の変化動作により、パ
ーセント演出の演出態様が、リーチ演出の実行中に100%演出態様へ変化するように大
当り予告演出期間を設定してもよい。
上記実施の形態では、ステップ064AKS102の大当り予告演出決定処理による大
当り予告演出の実行設定に対応して、複数種類の大当り予告演出制御パターンの何れかを
選択し、使用パターンとしてセットするものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎ
ず、大当り予告演出決定処理による大当り予告演出の実行設定と共に、変動パターン指定
コマンドで示された変動パターンに対応して、大当り予告演出制御パターンを選択しても
よい。具体的に、変動パターンに対応して大当り予告演出制御パターンを選択することに
より、大当り予告演出の開始タイミングや、大当り予告演出期間などを、変動パターンに
応じて決定するようにしてもよい。このような構成によれば、変動パターンに応じて適切
に演出を実行することができる。例えば、変動パターンにて設定されている変動時間(可
変表示時間)がより短いほど、より短い大当り予告演出期間が設定されている大当り予告
演出制御パターンを選択するようにしてもよい。具体的に、ノーマルリーチとなるリーチ
演出やスーパーリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンにおいて設定されてい
る変動時間に比べて短い変動時間が設定されているリーチ演出が実行されない変動パター
ンが変動パターン指定コマンドによって示されている場合、ノーマルリーチとなるリーチ
演出やスーパーリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが変動パターン指定コ
マンドによって示されている場合に選択される大当り予告演出制御パターンにおいて設定
されている大当り予告演出期間に比べて短い大当り予告演出期間が設定されている大当り
予告演出制御パターンを選択するようにすればよい。
当り予告演出の実行設定に対応して、複数種類の大当り予告演出制御パターンの何れかを
選択し、使用パターンとしてセットするものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎ
ず、大当り予告演出決定処理による大当り予告演出の実行設定と共に、変動パターン指定
コマンドで示された変動パターンに対応して、大当り予告演出制御パターンを選択しても
よい。具体的に、変動パターンに対応して大当り予告演出制御パターンを選択することに
より、大当り予告演出の開始タイミングや、大当り予告演出期間などを、変動パターンに
応じて決定するようにしてもよい。このような構成によれば、変動パターンに応じて適切
に演出を実行することができる。例えば、変動パターンにて設定されている変動時間(可
変表示時間)がより短いほど、より短い大当り予告演出期間が設定されている大当り予告
演出制御パターンを選択するようにしてもよい。具体的に、ノーマルリーチとなるリーチ
演出やスーパーリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンにおいて設定されてい
る変動時間に比べて短い変動時間が設定されているリーチ演出が実行されない変動パター
ンが変動パターン指定コマンドによって示されている場合、ノーマルリーチとなるリーチ
演出やスーパーリーチとなるリーチ演出が実行される変動パターンが変動パターン指定コ
マンドによって示されている場合に選択される大当り予告演出制御パターンにおいて設定
されている大当り予告演出期間に比べて短い大当り予告演出期間が設定されている大当り
予告演出制御パターンを選択するようにすればよい。
上記実施の形態では、変化動作が失敗した場合、当該変化動作によりパーセント演出の
演出態様が0%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態
様となったときに、当該変化動作が終了するものとして説明した。しかし、これは一例に
過ぎず、変化動作が失敗した場合、当該変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%
演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が、100%演出態様以外の任
意の演出態様となったときに、当該変化動作が終了するものとしてもよい。
演出態様が0%演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が45%演出態
様となったときに、当該変化動作が終了するものとして説明した。しかし、これは一例に
過ぎず、変化動作が失敗した場合、当該変化動作によりパーセント演出の演出態様が0%
演出態様から段階的に変化し、パーセント演出の演出態様が、100%演出態様以外の任
意の演出態様となったときに、当該変化動作が終了するものとしてもよい。
なお、この形態において、変化動作が失敗した場合、パーセント演出の演出態様が複数
種類の演出態様のうち何れの演出態様となったときに当該変化動作が終了するかを、抽選
により決定するようにしてもよい。この形態において、変化動作が失敗した場合、パーセ
ント演出の演出態様が複数種類の演出態様のうち何れの演出態様となったときに当該変化
動作が終了するかに応じて、大当り期待度が異なるようにしてもよい。例えば、変化動作
が失敗した場合、パーセント演出の演出態様が、複数段階の演出態様のうちより後の演出
態様となったときに当該変化動作が終了する場合ほど、より大当り期待度が高くなるよう
にすればよい。このような構成によれば、変化動作が失敗した場合において、遊技者に、
変化動作が終了するときのパーセント演出の演出態様に注目させ、遊技興趣を向上させる
ことができる。
種類の演出態様のうち何れの演出態様となったときに当該変化動作が終了するかを、抽選
により決定するようにしてもよい。この形態において、変化動作が失敗した場合、パーセ
ント演出の演出態様が複数種類の演出態様のうち何れの演出態様となったときに当該変化
動作が終了するかに応じて、大当り期待度が異なるようにしてもよい。例えば、変化動作
が失敗した場合、パーセント演出の演出態様が、複数段階の演出態様のうちより後の演出
態様となったときに当該変化動作が終了する場合ほど、より大当り期待度が高くなるよう
にすればよい。このような構成によれば、変化動作が失敗した場合において、遊技者に、
変化動作が終了するときのパーセント演出の演出態様に注目させ、遊技興趣を向上させる
ことができる。
上記実施の形態において、1回の大当り予告演出において変化動作が少なくとも1回以
上実行される場合に、各回の変化動作が成功するか否かを、回毎に抽選により決定するよ
うにしてもよい。この形態において、より後の回に実行される変化動作ほど、より成功す
る割合が低くなるようにしてもよい。このような構成によれば、大当り予告演出中に変化
動作が複数回実行される場合において、遊技者に、各回の変化動作が成功するか否かに注
目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上実行される場合に、各回の変化動作が成功するか否かを、回毎に抽選により決定するよ
うにしてもよい。この形態において、より後の回に実行される変化動作ほど、より成功す
る割合が低くなるようにしてもよい。このような構成によれば、大当り予告演出中に変化
動作が複数回実行される場合において、遊技者に、各回の変化動作が成功するか否かに注
目させ、遊技興趣を向上させることができる。
上記実施の形態では、1回の大当り予告演出において変化動作が複数回実行されること
に対応して、ボックス演出の演出態様を0%開放演出態様から段階的に変化させる動作が
複数回実行される場合、ボックス演出の演出態様は、各回の当該動作において同一の変化
パターンにより変化するものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、ボックス演
出の演出態様を段階的に変化させる動作が複数回実行される場合に、ボックス演出の演出
態様が、回毎に異なる変化パターンにより変化するようにしてもよい。例えば、ボックス
演出の演出態様を段階的に変化させる動作が3回実行される場合に、ボックス演出の演出
態様が、1回目の当該動作では変化パターン「H1−5」により変化し、2回目の当該動
作では変化パターン「H1−4」により変化し、3回目の当該動作では変化パターン「H
1−3」により変化するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技者に、各回に
おけるボックス演出の演出態様の変化パターンに注目させ、遊技興趣を向上させることが
できる。
に対応して、ボックス演出の演出態様を0%開放演出態様から段階的に変化させる動作が
複数回実行される場合、ボックス演出の演出態様は、各回の当該動作において同一の変化
パターンにより変化するものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、ボックス演
出の演出態様を段階的に変化させる動作が複数回実行される場合に、ボックス演出の演出
態様が、回毎に異なる変化パターンにより変化するようにしてもよい。例えば、ボックス
演出の演出態様を段階的に変化させる動作が3回実行される場合に、ボックス演出の演出
態様が、1回目の当該動作では変化パターン「H1−5」により変化し、2回目の当該動
作では変化パターン「H1−4」により変化し、3回目の当該動作では変化パターン「H
1−3」により変化するようにしてもよい。このような構成によれば、遊技者に、各回に
おけるボックス演出の演出態様の変化パターンに注目させ、遊技興趣を向上させることが
できる。
なお、この形態においては、各回における変化パターンが、より後の回における変化パ
ターンほど、より大当り期待度が高くなるように設定されることが好ましい。例えば、ボ
ックス演出の演出態様を段階的に変化させる動作が3回実行される場合、1回目の当該動
作では、2回目の当該動作における変化パターンよりも大当り期待度が高い変化パターン
によりボックス演出の演出態様が変化し、2回目の当該動作では、3回目の当該動作にお
ける変化パターンよりも大当り期待度が高い変化パターンによりボックス演出の演出態様
が変化するように設定されることが好ましい。具体的に、各回におけるボックス演出の演
出態様の変化パターンを指定する演出制御パターンを複数種類設け、各演出制御パターン
において、各回における変化パターンが、より後の回における変化パターンほど、より大
当り期待度が高くなるように設定し、当該複数種類の演出制御パターンの何れかに従って
大当り予告演出を実行すればよい。
ターンほど、より大当り期待度が高くなるように設定されることが好ましい。例えば、ボ
ックス演出の演出態様を段階的に変化させる動作が3回実行される場合、1回目の当該動
作では、2回目の当該動作における変化パターンよりも大当り期待度が高い変化パターン
によりボックス演出の演出態様が変化し、2回目の当該動作では、3回目の当該動作にお
ける変化パターンよりも大当り期待度が高い変化パターンによりボックス演出の演出態様
が変化するように設定されることが好ましい。具体的に、各回におけるボックス演出の演
出態様の変化パターンを指定する演出制御パターンを複数種類設け、各演出制御パターン
において、各回における変化パターンが、より後の回における変化パターンほど、より大
当り期待度が高くなるように設定し、当該複数種類の演出制御パターンの何れかに従って
大当り予告演出を実行すればよい。
このような構成によれば、ボックス演出の演出態様を段階的に変化させる動作が複数回
実行される場合において、ボックス演出の演出態様が一の変化パターンにより変化する動
作が実行された後に、ボックス演出の演出態様が当該一の変化パターンに比べて大当り期
待度が低い変化パターンにより変化する動作が実行されたことにより遊技者が落胆するこ
とを防止し、遊技興趣の低下を抑制できる。
実行される場合において、ボックス演出の演出態様が一の変化パターンにより変化する動
作が実行された後に、ボックス演出の演出態様が当該一の変化パターンに比べて大当り期
待度が低い変化パターンにより変化する動作が実行されたことにより遊技者が落胆するこ
とを防止し、遊技興趣の低下を抑制できる。
上記実施の形態では、大当り予告演出中に変化動作が1回又は2回実行される場合には
、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Aが箱から飛び
出す100%開放演出態様へ変化しないものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎ
ず、大当り予告演出中に変化動作が1回又は2回実行される場合に、ボックス演出の演出
態様が、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成してもよい。ま
た、上記実施の形態では、大当り予告演出中に変化動作が1回実行される場合には、ボッ
クス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Bが箱から飛び出す1
00%開放演出態様へ変化しないものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、大
当り予告演出中に変化動作が1回実行される場合に、ボックス演出の演出態様が、画像B
が箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成してもよい。
、ボックス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Aが箱から飛び
出す100%開放演出態様へ変化しないものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎ
ず、大当り予告演出中に変化動作が1回又は2回実行される場合に、ボックス演出の演出
態様が、画像Aが箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成してもよい。ま
た、上記実施の形態では、大当り予告演出中に変化動作が1回実行される場合には、ボッ
クス演出の演出態様が、メッセージ画像064AK4としての画像Bが箱から飛び出す1
00%開放演出態様へ変化しないものとして説明した。しかし、これは一例に過ぎず、大
当り予告演出中に変化動作が1回実行される場合に、ボックス演出の演出態様が、画像B
が箱から飛び出す100%開放演出態様へ変化可能に構成してもよい。
特徴部064AKに関する各構成は、他の特徴部に関する各構成の一部または全部と、
適宜、組み合わせられてもよい。このように組み合わせられた特徴部、あるいは、組み合
わせられていない個別の特徴部について、他の特徴部に関する各構成の一部または全部と
、適宜、組み合わせられてもよい。
適宜、組み合わせられてもよい。このように組み合わせられた特徴部、あるいは、組み合
わせられていない個別の特徴部について、他の特徴部に関する各構成の一部または全部と
、適宜、組み合わせられてもよい。
(特徴部064AKに係る手段の説明)
(1)特徴部064AKに係る遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例
えばパチンコ遊技機1など)であって、
第1演出(例えばパーセント演出など)の態様を所定態様(例えば0%演出態様など)
から段階的に変化させ、前記第1演出の態様が特定態様(例えば100%演出態様など)
となったときに、前記第1演出とは異なる第2演出(例えばボックス演出など)の態様を
変化させることによって前記有利状態に制御される可能性を示唆する予告演出(例えば大
当り予告演出など)を実行可能な予告演出実行手段(例えば図9−1、図9−3、図9−
12、図9−13など)を備え、
前記予告演出実行手段は、前記予告演出として、前記第1演出の態様を前記所定態様か
ら段階的に変化させ、前記第1演出の態様が前記特定態様となったときに前記第2演出の
態様を一の態様へ変化させる第1予告演出(例えば図9−12(c)など)を実行すると
共に、前記第1演出の態様を前記特定態様から前記所定態様へ変化させた後、前記所定態
様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様が再び前記特定態様となったときに前
記第2演出の態様を前記一の態様とは異なる他の態様へ変化させる第2予告演出(例えば
図9−12(f)など)を実行することが可能である(例えば図9−8、図9−9、図9
−12、図9−13など)、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、予告演出として、第1演出の態様を所定態様から段階的に変
化させて第1演出の態様が特定態様となる動作が実行されたときに第2演出の態様を一の
態様へ変化させる第1予告演出を実行し、第1演出の態様を特定態様から所定態様へ変化
させた後、当該動作が再び実行されたときに第2演出の態様を当該一の態様とは異なる他
の態様へ変化させる第2予告演出を実行することにより、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。
(1)特徴部064AKに係る遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば大当り遊技状態など)に制御可能な遊技機(例
えばパチンコ遊技機1など)であって、
第1演出(例えばパーセント演出など)の態様を所定態様(例えば0%演出態様など)
から段階的に変化させ、前記第1演出の態様が特定態様(例えば100%演出態様など)
となったときに、前記第1演出とは異なる第2演出(例えばボックス演出など)の態様を
変化させることによって前記有利状態に制御される可能性を示唆する予告演出(例えば大
当り予告演出など)を実行可能な予告演出実行手段(例えば図9−1、図9−3、図9−
12、図9−13など)を備え、
前記予告演出実行手段は、前記予告演出として、前記第1演出の態様を前記所定態様か
ら段階的に変化させ、前記第1演出の態様が前記特定態様となったときに前記第2演出の
態様を一の態様へ変化させる第1予告演出(例えば図9−12(c)など)を実行すると
共に、前記第1演出の態様を前記特定態様から前記所定態様へ変化させた後、前記所定態
様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様が再び前記特定態様となったときに前
記第2演出の態様を前記一の態様とは異なる他の態様へ変化させる第2予告演出(例えば
図9−12(f)など)を実行することが可能である(例えば図9−8、図9−9、図9
−12、図9−13など)、
ことを特徴とする。
このような構成によれば、予告演出として、第1演出の態様を所定態様から段階的に変
化させて第1演出の態様が特定態様となる動作が実行されたときに第2演出の態様を一の
態様へ変化させる第1予告演出を実行し、第1演出の態様を特定態様から所定態様へ変化
させた後、当該動作が再び実行されたときに第2演出の態様を当該一の態様とは異なる他
の態様へ変化させる第2予告演出を実行することにより、遊技に意外性を与え、遊技興趣
を向上させることができる。
(2)特徴部064AKに係る上記(1)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、前記第1演出の態様を段階的に変化させることに対応して、
前記第2演出の態様を段階的に変化させることが可能である(例えば図9−1、図9−1
2、図9−13など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、第1演出の態様の変化を遊技者が認識することを容易にし、
遊技興趣を向上させることができる。
前記予告演出実行手段は、前記第1演出の態様を段階的に変化させることに対応して、
前記第2演出の態様を段階的に変化させることが可能である(例えば図9−1、図9−1
2、図9−13など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、第1演出の態様の変化を遊技者が認識することを容易にし、
遊技興趣を向上させることができる。
(3)特徴部064AKに係る上記(1)又は(2)の遊技機において、
前記予告演出中に前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる特定動作
(例えば変化動作など)が複数回実行される場合において最後の特定動作が実行されたと
きに、前記予告演出中に特定動作が1回のみ実行される場合において特定動作が実行され
たときに比べて低い割合で前記第1演出の態様が前記特定態様となる(例えば図9−6な
ど)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出中に特定動作が複数回実行される場合において、遊
技者に、第1演出の態様が特定態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させること
ができる。
前記予告演出中に前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる特定動作
(例えば変化動作など)が複数回実行される場合において最後の特定動作が実行されたと
きに、前記予告演出中に特定動作が1回のみ実行される場合において特定動作が実行され
たときに比べて低い割合で前記第1演出の態様が前記特定態様となる(例えば図9−6な
ど)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出中に特定動作が複数回実行される場合において、遊
技者に、第1演出の態様が特定態様となるか否かに注目させ、遊技興趣を向上させること
ができる。
(4)特徴部064AKに係る上記(1)〜(3)の何れかの遊技機において、
前記予告演出が終了した後も、前記第2演出に係る画像(例えばボックス画像064A
K2など)の表示を継続可能である(例えば図9−12など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識すること
ができる。
前記予告演出が終了した後も、前記第2演出に係る画像(例えばボックス画像064A
K2など)の表示を継続可能である(例えば図9−12など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、予告演出が既に実行済みであることを遊技者が認識すること
ができる。
(5)特徴部064AKに係る上記(1)〜(4)の何れかの遊技機において、
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記第1演出の態様を前記所定態様へ変化させた後、前記第
1演出の態様を前記所定態様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様を前記特定
態様とすることが可能である、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技に意外性を与え、遊技興趣を向上させることができる。
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記第1演出の態様を前記所定態様へ変化させた後、前記第
1演出の態様を前記所定態様から再び段階的に変化させ、前記第1演出の態様を前記特定
態様とすることが可能である、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技に意外性を与え、遊技興趣を向上させることができる。
(6)特徴部064AKに係る上記(1)〜(5)の何れかの遊技機において、
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記予告演出が終了したときに、前記第2演出に係る画像を
消去する、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技者に過度な期待を抱かせてしまうことを防止することが
できる。
前記第1演出の態様を前記所定態様から段階的に変化させる途中で、前記第1演出の態
様が前記特定態様となる前に前記予告演出が終了したときに、前記第2演出に係る画像を
消去する、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、遊技者に過度な期待を抱かせてしまうことを防止することが
できる。
(7)特徴部064AKに係る上記(1)〜(6)の何れかの遊技機において、
種別が異なる複数の特定演出(例えばステップアップ予告や保留表示予告、アクティブ
表示予告など)を実行可能な特定演出手段(例えばステップ126AKS033、126
AKS039の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、
前記特定演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出手段(例えばステップ1
26AKS035の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、
前記特定演出手段は、前記種別のうち第1種別の第1特定演出(例えばステップアップ
予告など)を、前記種別のうち第2種別の第2特定演出(例えば保留表示予告やアクティ
ブ表示予告など)と共通の特定演出要素(例えば表示色が赤色又は金色など)を用いて実
行可能であり、
前記特殊示唆演出手段は、前記特殊示唆演出として、前記特定演出要素を用いて前記第
1特定演出が実行された場合に、該特定演出要素を用いて前記第2特定演出が実行される
ことを示唆可能であり(例えば表示例126AKX1など)、
前記特定演出要素を用いて前記第1特定演出が実行された場合よりも、該特定演出要素
を用いて前記第2特定演出が実行された場合の方が、前記有利状態に制御される期待度が
高い(例えば最終表示画像決定テーブル126AKT11及び外枠表示パターン決定テー
ブル126AKT26など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させることがで
きる。
種別が異なる複数の特定演出(例えばステップアップ予告や保留表示予告、アクティブ
表示予告など)を実行可能な特定演出手段(例えばステップ126AKS033、126
AKS039の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、
前記特定演出に関する特殊示唆演出を実行可能な特殊示唆演出手段(例えばステップ1
26AKS035の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、
前記特定演出手段は、前記種別のうち第1種別の第1特定演出(例えばステップアップ
予告など)を、前記種別のうち第2種別の第2特定演出(例えば保留表示予告やアクティ
ブ表示予告など)と共通の特定演出要素(例えば表示色が赤色又は金色など)を用いて実
行可能であり、
前記特殊示唆演出手段は、前記特殊示唆演出として、前記特定演出要素を用いて前記第
1特定演出が実行された場合に、該特定演出要素を用いて前記第2特定演出が実行される
ことを示唆可能であり(例えば表示例126AKX1など)、
前記特定演出要素を用いて前記第1特定演出が実行された場合よりも、該特定演出要素
を用いて前記第2特定演出が実行された場合の方が、前記有利状態に制御される期待度が
高い(例えば最終表示画像決定テーブル126AKT11及び外枠表示パターン決定テー
ブル126AKT26など)、
ようにしてもよい。
このような構成によれば、適切な演出を実行することで遊技興趣を向上させることがで
きる。
1 … パチンコ遊技機
11 … 主基板
12 … 演出制御基板
100 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
120 … 演出制御用CPU
126AKA1 … アクティブ表示エリア
126AKB1 … 第1保留表示エリア
126AKB2 … 第2保留表示エリア
126AKX1、126AKX2 … 表示例
126AK01、126AK02 … 表示領域
11 … 主基板
12 … 演出制御基板
100 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
120 … 演出制御用CPU
126AKA1 … アクティブ表示エリア
126AKB1 … 第1保留表示エリア
126AKB2 … 第2保留表示エリア
126AKX1、126AKX2 … 表示例
126AK01、126AK02 … 表示領域
Claims (1)
- 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
第1演出の態様を所定態様から段階的に変化させ、前記第1演出の態様が特定態様とな
ったときに、前記第1演出とは異なる第2演出の態様を変化させることによって前記有利
状態に制御される可能性を示唆する予告演出を実行可能な予告演出実行手段を備え、
前記予告演出実行手段は、前記予告演出として、前記第1演出の態様を前記所定態様か
ら段階的に変化させ、前記第1演出の態様が前記特定態様となったときに前記第2演出の
態様を一の態様へ変化させる第1予告演出を実行すると共に、前記第1演出の態様を前記
特定態様から前記所定態様へ変化させた後、前記所定態様から再び段階的に変化させ、前
記第1演出の態様が再び前記特定態様となったときに前記第2演出の態様を前記一の態様
とは異なる他の態様へ変化させる第2予告演出を実行することが可能である、
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171109A JP2020039760A (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171109A JP2020039760A (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020039760A true JP2020039760A (ja) | 2020-03-19 |
JP2020039760A5 JP2020039760A5 (ja) | 2020-04-30 |
Family
ID=69799045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018171109A Withdrawn JP2020039760A (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020039760A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018102539A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2018108536A (ja) * | 2018-04-17 | 2018-07-12 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2018134245A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP2020039506A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2018
- 2018-09-13 JP JP2018171109A patent/JP2020039760A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (4)
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