JP2020038611A - 情報処理装置、情報処理システム、方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イベント会場など限られた範囲で利用されている絵などの素材をユーザが再利用できるようにする。【解決手段】発明の一実施の形態の情報処理装置は、媒体に描かれた素材の画像データを用いる情報処理装置であって、前記画像データから、所定の端末装置が利用可能なコンテンツを生成する生成手段と、前記素材を一意に識別する識別情報を取得する取得手段と、前記生成手段により生成された前記コンテンツと前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて登録する登録手段と、を有し、前記登録手段は、前記端末装置が前記識別情報に基づいて情報を取得する情報取得先に、前記コンテンツと前記識別情報とを対応付けて登録することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、方法、およびプログラムに関する。
イベント会場でイベント参加者が描いた絵を画像データとして読み取り、その絵の画像に動きを与えてイベント会場内の表示装置で表示させるシステムが知られている。このシステムでは複数のイベント参加者により作成された絵の画像を次々に表示領域内に登場させて、各絵の画像を同じ表示領域内で動き回らせることができる。このシステムがあることによりイベント参加者が会場を一層楽しむことができ、集客も見込まれるため販促用などとして用いられている。
このようなシステムとして、例えば生き物の絵の画像から抽出した特徴量に基づいて絵の画像に動きを与え、背景(陸や海や空)の中を各絵の画像に自由に移動させ、それをプロジェクタで投影するなどして表示させるものがある(特許文献1参照)。
しかし、イベントが終わった後に、イベント会場で作成した絵の画像を後からでも楽しめるようにしてほしいというニーズがある。イベント会場で塗り絵を作成するのは主に子供であり、家に戻ってからでも会場で子供が描いた絵の画像を利用できるようにしてほしいというものである。従来は、イベント会場など限られた範囲において、イベント参加者に楽しんでもらうためのツールであるため、絵などの素材の画像をユーザが再利用できるような仕組みがないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、イベント会場など限られた範囲で利用されている絵などの素材をユーザが再利用できるようにする情報処理装置、情報処理システム、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一実施の形態の情報処理装置は、媒体に描かれた素材の画像データを用いる情報処理装置であって、前記画像データから、所定の端末装置が利用可能なコンテンツを生成する生成手段と、前記素材を一意に識別する識別情報を取得する取得手段と、前記生成手段により生成された前記コンテンツと前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて登録する登録手段と、を有し、前記登録手段は、前記端末装置が前記識別情報に基づいて情報を取得する情報取得先に、前記コンテンツと前記識別情報とを対応付けて登録することを特徴とする。
本発明によれば、イベント会場など限られた範囲で利用されている絵などの素材をユーザが再利用できるようになるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係る情報処理システムを含む構成の一例を示す図である。 図2は、画像表示システムの構成の一例を示す図である。 図3は、用紙のレイアウトの一例を示す図である。 図4は、登録装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、登録装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図6は、端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図7は、端末装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図8は、登録装置がコンテンツ提供サーバにコンテンツを登録する処理のシーケンスの一例を示す図である。 図9は、端末装置がコンテンツ提供サーバからアプリのコンテンツを取得する処理のシーケンスの一例を示す図である。 図10は、端末装置におけるコンテンツ読込動作の処理の一例を示すフロー図である。 図11は、端末装置において専用アプリを起動させたときに表示される画面の一例を示す図である。 図12は、開始ボタンのアイコンをタッチ操作した後に表示される入力画面の一例を示す図である。 図13は、オリジナルのフレーム画像をコンテンツ提供サーバから取得した場合に表示される画面の一例を示す図である。 図14は、オリジナルのフレーム画像で撮影を行う場合に表示される画面の一例を示す図である。 図15は、撮影画像をシェアするSNS等の選択画面の一例を示す図である。 図16は、変形例1に係る登録装置におけるコンテンツの生成処理の一例を示すフロー図である。 図17は、手書き領域の画像を対象に背景画像との境界を検出することを説明する図である。 図18は、第3モードの動きを与える処理の一例を示す図である。 図19は、変形例2に係るリンク先の選択画面の一例を示す図である。 図20は、変形例4に係る入力画面の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理システム、方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
本実施の形態では、画像表示システムで表示可能な素材をユーザの端末装置に提供する仕組みや、装置の構成や、方法について一例を挙げて説明する。一例として、展示会などのイベントに訪れた客(以下では「イベント参加者」や「参加者」と呼ぶ)がイベント会場で指定の用紙に作成した絵(「描いた絵」とも言う)のコンテンツをユーザの端末装置に提供する場合について示す。ここで「描いた絵」は、塗り絵を含む概念である。なお、本実施の形態に係る「媒体に描かれた素材」は、イベント参加者に限らず、スタッフなどが描いた絵も含まれる。また、描いた絵に限られず、予め作成された絵や、印刷されたものなどであってもよい。「用紙」は、媒体の一例である。なお、本実施の形態に係る「媒体」は、用紙に限られず、素材の表示が可能なものであれば、例えば電子的に絵を描く媒体や磁気的に絵を描く媒体であってもよい。
図1は、本実施の形態に係る情報処理システムを含む構成の一例を示す図である。図1には、情報処理システム1として登録装置10や、端末装置20や、画像検索システム30や、「コンテンツサーバ」としてのコンテンツ提供サーバ40や、画像読取装置(スキャナ)55などを示している。これらはネットワーク2を介して通信接続される。なお、スキャナ55は、図1にも示すようにネットワーク2を介さずに登録装置10に直接接続して使用してもよい。ネットワーク2は、LAN(Local Area Network)や、VPN(Virtual Private Network)や、インターネットなどである。ネットワーク2には、これ以外にも、適宜、アプリ提供サーバや、外部サービス提供サーバや、SNS(Social Networking Service)サーバなどを通信可能なように接続する。なお、本実施の形態に係る情報処理システムは、この構成に限らず、情報処理システム1のうちの、少なくとも2つ以上の装置を含むシステムで提供してもよい。また、画像検索システム30とコンテンツ提供サーバ40とをネットワーク2上で別々の位置に設けているが、これらは、1カ所にまとめて1つとして設けてもよい。以下では、登録装置10と、端末装置20と、画像検索システム30と、コンテンツ提供サーバ40と、少なくとも1つのスキャナ55とを含む構成を情報処理システム1として説明する。
登録装置10、端末装置20、画像検索システム30、コンテンツ提供サーバ40は、それぞれ、コンピュータ構成の情報処理装置を備えている。なお、それぞれは、一部または全てが専用のハードウェアで動作するものであってもよい。
登録装置10は、素材を基に端末装置20の専用アプリで利用するためのコンテンツを生成し、一意の管理情報と対応付けてコンテンツ提供サーバ40に登録する。本例では、当該素材として参加者が描いた絵を使用し、スキャナ55で画像を読み取る。登録装置10は、その絵の画像データ(読取画像)に基づき、端末装置20がインストールした専用アプリで利用可能なコンテンツを生成する。コンテンツの登録先は、絵を描いた用紙に付されている一意の識別情報などの管理情報で指定する。登録装置10からコンテンツ提供サーバ40へのコンテンツの登録は、登録装置10がネットワーク2を介してコンテンツ提供サーバ40に自動アップロードすることにより行う。なお、登録装置10からのネットワーク2を介しての登録は、専用線を介して行ってもよいし、有線に限らず無線で行ってもよい。また、自動アップロードではなく、手動で行ったり、ネットワーク2ではなくSDカードなどの可搬型の記憶媒体を介して行ったりしてもよい。
端末装置20は、タブレット型コンピュータやスマートフォンといった携帯容易な端末装置である。端末装置20のユーザは、例えばイベント参加者や、イベント参加者が子供であれば、その家族である。端末装置20には、専用アプリがインストールされる。専用アプリは、所定のWebサイト(アプリ提供サーバなど)からダウンロードされ、インストールされる。なお、Webサイトに限らずCD−ROMなど可搬型媒体で提供を受けてもよい。
端末装置20は専用アプリを起動すると、カメラ機能により印刷物などを撮影し、表示されている画面の撮影画像の関連情報を取得するように動作する。具体的に、端末装置20が専用アプリを起動して印刷物などを撮影すると、専用アプリが端末装置20をインターネットに接続してネットワーク2上の画像検索システム30に撮影画像を送信する。そして、画像検索システム30から撮影画像に連携する連携情報の応答を受けると、応答された連携情報に従い関連情報の格納場所(保管場所)にアクセスして関連情報を取得する。また、専用アプリは、当該機能によって取得した関連情報を扱うことのできる機能(アプリ等)を呼出し、呼び出された機能が関連情報を取り込んで処理を行う。専用アプリは、各機能のモジュールを有する。なお、各モジュールは別々のアプリとして提供されてもよい。
本実施の形態では、イベント参加者が描いた絵の用紙のARマーク(AR領域Y23)を、イベント参加者の端末装置20により撮影することにより画像検索システム30から連携情報をもらい、連携情報が示すリンク先にあるイベントに関する情報や、イベント参加者自身が描いた絵のコンテンツを、関連情報として取得する。以下において、登録装置10がコンテンツ提供サーバ40に登録したコンテンツは関連情報の一例として示すものである。
なお、本実施の形態では特に説明しないが、イベント参加者が指定の用紙とは関係のない他の印刷物(カタログなど)を端末装置20で撮影した場合には、画像検索システム30から撮影画像に応じた連携情報を返すようにすることも可能である。その場合、画像検索システム30は、他の印刷物に対応したデータベースから連携情報を返す。そして、端末装置20の専用アプリは、連携情報が示す外部サービス提供サーバから関連する記事などのWeb情報を関連情報として取得して表示することになる。
画像検索システム30は、1以上の情報処理装置により構成される画像検索サーバ31と、画像の連携情報を検索する検索用DB(データベース)32とを備える。画像検索サーバ31は、端末装置20から送信された画像に基づき検索用DB32を検索し、当該画像の連携情報を取得する。連携情報にはURI(Uniform Resource Identifier)の情報などが設定される。例えばネットワーク2上でのリソースの場所を示すURL(Uniform Resource Locator)などが設定される。URLは、外部サービス提供サーバが提供するWeb情報等のリソースの場所を示すURLや、コンテンツ提供サーバ40のURLなどである。以下、特に記載の無い限り、連携情報がURLであるものとして説明を行う。
検索用DB32には、イベント会場で描かれた絵の画像を端末装置20のアプリでも利用できるようにするために、検索情報を事前に登録する。検索情報は、例えば店舗別に登録する。ここで店舗とはイベントを開催する店舗のことである。各店舗は同じ会場で同時刻にイベントを開催してもよいし、異なる会場で同時あるは別の日にイベントを開催してもよい。また、各店舗のイベントは、常設的に行われるものであってもよいし、一定期間の間だけ行われるものであってもよい。
検索用DB32には、具体的には、各店舗で配布する用紙のARマークと、連携情報(例えばコンテンツ提供サーバ40の店舗別のURL)を事前に登録する。各店舗は、各店舗のARマークが付された絵描き用の用紙を配布する。イベント参加者は、参加した店舗で配布された絵描き用の用紙のARマークを端末装置20で撮影することにより、参加した店舗別のURLを取得することができる。
コンテンツ提供サーバ40は、端末装置20のアプリで利用可能なコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部41を有し、端末装置20に対し対象のコンテンツを関連情報として提供する。コンテンツ提供サーバ40は、端末装置20に対象のコンテンツをネットワーク2を介して送信することにより、端末装置20に関連情報として提供する。具体的には、送信手段が、ネットワークボードなどを介してコンテンツを送信する。コンテンツは、登録装置10が生成したコンテンツである。各コンテンツは、それぞれ、記憶手段により、登録時に対応付けられた管理情報により指定される保管場所(端末装置20による情報取得先)に格納される。ここでは一例として、各コンテンツは、店舗別に、一意の識別コードで示される格納場所に、格納されるものとする。例えば、各コンテンツは、ディレクトリの階層構造に分けられて、店舗別に、識別コードで指定されるファイルパスに、登録される。なお、ここでは複数のコンテンツ記憶部41を示しているが、これらは、例えばコンテンツの種類などに応じて分けたものである。それぞれのコンテンツ記憶部41には、コンテンツ提供サーバ40にそれぞれに対応するパスからアクセスされるものとする。
画像読取装置(スキャナ)55は、「読取手段」の一例である。画像読取装置(スキャナ)55は、所定の位置にセットされた用紙Yをスキャンして、用紙Yの画像(読取画像)を取得する。例えば、画像読取装置55は、スキャナ(撮像部)と、用紙Yを載置する載置台と、載置台に対してスキャナを所定の高さに固定するための治具とを含む。載置台に用紙Yを表向きにセットして、用紙Yの表面を光走査することによりスキャナで用紙Yの表面の画像を読み取ることができる。登録装置10は、画像読取装置(スキャナ)55で読み取った読取画像を直接、或いはネットワーク2経由で入力する。
イベント会場では、参加者が描いた絵(例えば生き物の塗り絵など)の用紙をスタッフ(オペレータ)がスキャナ55で読み取って画像データ化し、画像表示システム50で、その絵の画像に動きを付けて表示装置に表示する。
図2は、画像表示システム50の構成の一例を示す図である。図2において、画像表示システム50は、PC(Personal Computer)51と、プロジェクタ(PJ)52と、画像DB53と、センサ54と、画像読取装置(スキャナ)55とを含む。ここで、画像読取装置(スキャナ)55は、例えば図1においてネットワーク2に接続したスキャナ55である。
PC51は、画像表示システム50全体の動作を制御する。PC51は、イベント会場でイベント参加者が描いた絵の用紙Yを、画像読取装置(スキャナ)55から読取画像として取得し、用紙Yに描かれた絵の画像をDB53に登録する。また、DB53の各登録画像の絵に立体的な動きを与えた表示情報Aを順次生成する。PJ52は、PC51から出力された表示信号に従い、被投射媒体57に表示情報Aを投射する。センサ54は、人の身ぶりや手ぶりなどを検知して出力し、センサ54からの出力に応じてPC51が各絵の動きなどを更新する。
図3は、用紙Yのレイアウトの一例を示す図である。用紙Yは、イベント会場で配布される絵描き用の用紙である。図3には、用紙Yの表面Y1と裏面Y2の各レイアウトを示している。イベント参加者が表面Y1に絵を描き、画像読取装置55により表面Y1の画像を読み取る。裏面Y2は、主に端末装置20でユーザがコンテンツを取得する際に使用する。
表面Y1には、イベント参加者が絵を手書きするための手書き領域Y10が設けられている。この例では、絵のタイトルを手書きする領域Y11も設けられている。また、表面Y1には、さらに一意の識別情報を示す識別パターンを設定した識別領域Y12が設けられている。図3には、識別パターンの一例としてバーコードを示している。
識別パターンは、二次元コード(例えばQRコード(登録商標))であってもよい。また、数字やアルファベットや記号などで構成された識別コードであってもよい。また、その他のマーカであってもよい。また、識別領域Y12にカラーコードなどを含めてもよい。このように、識別領域Y12に対し識別情報を適宜設定してよい。この他、設定に応じて用紙の向きおよび各領域の配置を特定するためのマークなどを設けてもよい。
なお、上記は手書き領域Y10にイベント参加者がフリーハンドで絵を描く例としているが、例えば図3(c)のように、手書き領域Y10内に下絵を設け、イベント参加者が色を塗るという形態にしてもよい。また、識別領域Y12も、図3(c)や図3(d)のように、表面Y1の任意の位置に、同種または複数種の識別情報を設けるようにしてもよい。
裏面Y2には、表面Y1に描かれた絵を利用する専用アプリのインストール方法や、当該アプリの操作方法などの説明を含む説明領域Y21が設けられている。また、表面Y1の識別領域Y12に設定した識別パターンと同じ識別情報を設定した識別領域Y22が設けられている。この識別領域Y22には、人が読み取って端末装置20にキー入力が可能な数字やアルファベットや記号などで構成された識別コードが設定される。
また、裏面Y2には、AR領域Y23が設けられている。AR領域に上述のARマークが含まれる。ARマークには、任意のものを設定することができる。例えばイベントの広告のイラストや、イベントを告知する文書などを適宜設定することができる。ARマークとする情報は、予め検索用DB32に登録される。ARマークは、店舗毎に異なるものを設定する。これにより、端末装置20がコンテンツを取得する際にARマークを撮影すると、ARマークの種類から店舗の何れかを特定することが可能になる。なお、ARマークを全店舗で共通のものとする場合は、別途店舗コードが必要になる。この場合、識別コードとは別に店舗コードを設けたり、店舗コードを識別コードに組み込んだりして、適宜設定する。
用紙Yの各領域への情報の設定は、印刷や、シールの貼り付けなどにより行われる。以下では、各情報が印刷されているものとして説明する。
(ハードウェア構成)
図4は、登録装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。登録装置10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)を含むコンピュータが搭載される情報処理装置である。図4に示す登録装置10において、CPU1000、ROM1001、RAM1002およびグラフィクスI/F1003はバス1010に接続されている。また、バス1010に対して、ストレージ1004、データI/F1005、入力デバイス1006、通信I/F1007、表示デバイス1008が接続されている。
ストレージ1004は、データを記憶することが可能な不揮発性の記憶媒体である。例えばストレージ1004はハードディスクドライブである。ストレージ1004は、CPU1000が実行するためのプログラムや各種データを格納する。なお、ストレージ1004およびROM1001は、例えば1つの書き換え可能な不揮発性半導体メモリなどを共用して設けてもよい。
CPU1000は、ROM1001およびストレージ1004に記憶されるプログラムに従い、RAM1002をワークメモリとして用いて、この登録装置10の全体を制御する。グラフィクスI/F1003は、CPU1000により生成された表示制御信号を、表示デバイス1008が表示可能な信号に変換して出力する。表示デバイス1008は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含み、グラフィクスI/F1003から出力された信号により駆動されて表示制御信号に応じた表示を行う。
データI/F1005は、外部機器とデータの入出力を行う。データI/F1005としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)やBluetooth(登録商標)といったインタフェースを適用することができる。ここでは、画像読取装置(スキャナ)55が接続され、画像読取装置(スキャナ)55が用紙から読み取った画像(読取画像)を入力する。
入力デバイス1006は、登録装置10に対するオペレータの入力操作を受け付ける。入力デバイス1006は例えばマウスやキーボードなどである。通信I/F1007は、ネットワーク2に接続するための通信インタフェースである。
図5は、登録装置10の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5において、登録装置10は、通信部110と、登録処理部111(識別情報認識部111−1と、コンテンツ生成部111−2)と、入力部112と、表示部113と、画像取得部114と、を含む。この他、画像表示システム50の処理部としての機能を有する。なお、ここでは主たる登録装置10としての機能を説明するものとし、画像表示システム50の処理部としての詳細な機能についての図示および説明は省略する。
図5に示す通信部110、登録処理部111、入力部112、表示部113および画像取得部114は、CPU1000がROM1001やストレージ1004に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。ここで、登録処理部111は、「登録手段」として機能する。
画像取得部114は、画像読取装置(スキャナ)55から出力された画像(用紙の読取画像)をデータI/F1005又は通信I/F1007を介して取得する。
登録処理部111は、「取得手段」として機能する識別情報認識部111−1と「生成手段」として機能するコンテンツ生成部111−2とを有し、これらを使ってコンテンツを登録する処理を行う。
コンテンツ生成部111−2は、用紙表面Y1の画像から手書き領域Y10の絵の画像を抽出してコンテンツを生成するコンテンツ生成処理を行う。コンテンツは、端末装置20の専用アプリで利用することができるように加工したデータである。本実施の形態では、一例として、端末装置20においてオリジナルのフレームで撮影することができるカメラアプリ(フレームカメラ)のフレーム素材(手書きの絵を基にデザインしたオリジナルフレーム画像)を生成する。例えば、手書き領域Y10の絵の画像を外枠またはフレーム内に配置して背景透過にしたオリジナルフレーム画像を生成する。
具体的に、外枠の場合には、幅が制限されるため、絵の画像の特徴量に基づいてデザインを行う。例えば絵の画像の縦横比を特徴量とする場合、絵の画像が縦長のものである場合、フレーム枠に構成される縦長の枠の領域に絵の画像を配置する。また、絵の画像が横長のものである場合には、フレーム枠に構成される横長の枠の領域に絵の画像を配置する。また、外枠ではなくフレームを生成する場合に絵の画像の縦横比を特徴量とする場合には、絵の画像が縦長のものである場合に、縦長のレイアウトを有するフレームに絵の画像を配置し、絵の画像が横長のものである場合には、横長のレイアウトを有するフレームに絵の画像を配置する。なお、特徴量の対象や、枠やフレームへの画像の配置の方法は、これに限らない。画像を縦横比を変えて配置してもよいし、向きを変えて配置してもよい。画像の配置の方法は、絵の特徴量に応じて適宜変形してよい。また、オリジナルフレーム画像にさらに広告を付けて広告付きのフレームとして提供してもよい。
本実施の形態では、コンテンツに関わる処理の具体例についてはすべてオリジナルフレーム画像を例に説明する。
識別情報認識部111−1は、コンテンツ生成部111−2が生成したコンテンツが管理される識別情報の取得処理(認識処理)を行う。本実施の形態では、一例として識別領域Y12にバーコードが付されているため、識別情報認識部111−1は、画像取得部114が取得した用紙表面Y1の画像から識別領域Y12のバーコードを読み取り、当該バーコードを識別コードに復号化する。登録処理部111は、識別情報認識部111−1の復号化により得た識別情報と、所定の店舗情報とをコンテンツの管理情報として指定する。管理情報は、例えば店舗情報(店舗コード)と識別情報(識別コード)とで構成され、コンテンツの登録時にファイルパスなどとして指定される。なお、店舗情報(店舗コード)は、店舗の登録装置10毎に、各店舗の所定の店舗コードを記録しておき、その店舗コードをそれぞれが読み出して使用する。店舗コードは、検索用DB32に事前に登録するARマークの連携情報が示す店舗別の格納場所に対応するものである。
通信部110は、通信I/F1007を制御して、ネットワーク2上の装置と通信を行う。通信部110は、主にコンテンツ提供サーバ40と通信し、コンテンツ提供サーバ40にコンテンツの登録などを要求する。
入力部112は、入力デバイス1006から入力される入力操作を示す情報を受け付ける。表示部113は、表示デバイス1008に表示させるための表示情報を生成する。
図6は、端末装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。端末装置20は、CPU、ROM、およびRAMを含むコンピュータが搭載される情報処理装置である。図6に示す端末装置20において、CPU(Central Processing Unit)2000、ROM(Read Only Memory)2001、RAM(Random Access Memory)2002およびグラフィクスI/F(インタフェース)2003は、バス2020に接続されている。また、バス2020に対し、ストレージ2004、データI/F2005、入力デバイス2006、無線通信I/F2007、撮像部2008およびGNSS部2009が接続されている。
ストレージ2004は、データを記憶することが可能な不揮発性の記憶媒体である。例えばストレージ2004は、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリである。なお、これに限らず、ストレージ2004としてハードディスクドライブを用いてもよい。ストレージ2004は、CPU2000が実行するためのプログラムや各種データを格納する。なお、ストレージ2004およびROM2001は、例えば1つの書き換え可能な不揮発性半導体メモリなどを共用してもよい。
CPU2000は、ROM2001およびストレージ2004に記憶されているプログラムに従い、RAM2002をワークメモリとして用いて、端末装置20全体を制御する。グラフィクスI/F2003は、CPU2000により生成された表示制御信号を、表示デバイス2010が表示可能な信号に変換して出力する。表示デバイス2010は、例えばLCDを含み、グラフィクスI/F2003から出力された信号により駆動されて、表示制御信号に応じた画面を表示させる。
データI/F2005は、外部機器とデータの入出力を行う。データI/F2005としては、例えば、USBやBluetooth(登録商標)といったインタフェースを適用することができる。
入力デバイス2006は、端末装置20に対するユーザの操作指示の入力を受け付ける。一例として入力デバイス2006は表示デバイス2010と一体的に構成したタッチパネルとする。タッチパネルは表示デバイス2010に表示された画面に応じて、画面に表示されている操作キーなどへのタッチ操作を受け付け、タッチ位置の信号を出力する。
無線通信I/F2007は、CPU2000の制御に従いネットワーク2を介した通信を無線通信により行う。無線通信I/F2007は、アクセスポイントなどにアクセスして、インターネットなどネットワーク2に接続する。
撮像部2008は、光学系レンズと、撮像素子と、光学系レンズおよび撮像素子の制御駆動回路とを備え、撮像素子から出力される撮像信号に所定の処理を施して得られる画像を所定フレーム周期で出力する。撮像部2008は、所定フレーム周期で出力される画像(動画)をシャッタのタイミングに応じてキャプチャし、キャプチャした画像(静止画)を、例えばストレージ2004に記憶する。
GNSS部2009は、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いて現在位置を計測する。GNSS部2009は、計測結果として、現在位置の座標と、計測を行った時刻を出力することができる。GNSS部2009の現在位置の座標に基づいて、オリジナルフレーム画像に表示する広告を変えることもできる。
図7は、端末装置20の機能ブロックの構成の一例を示す図である。端末装置20は、画像関連情報取得部200と、全体制御部201と、入力受付部202と、表示制御部203と、通信部204と、撮像制御部205と、位置情報取得部206と、を含む。これらは、CPU2000がROM2001やストレージ2004に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。このうち、主に画像関連情報取得部200が、専用アプリのモジュールに対応する。
画像関連情報取得部200は、連携情報取得部200−1とコンテンツ取得部200−2とにより、撮像部2008が出力した撮影画像についての関連情報を取得する。また、取得した関連情報のアプリ(カメラアプリなど)を呼出し、関連情報の処理なども行う。ここで、連携情報取得部200−1は、「連携情報取得手段」として機能する。コンテンツ取得部200−2は「コンテンツ取得手段」として機能する。関連情報は、例えばコンテンツ提供サーバ40が提供するコンテンツである。
具体的に、連携情報取得部200−1は、撮影画像(静止画像)を画像検索システム30に送信し、撮影画像の連携情報の検索を要求する。そして、連携情報取得部200−1は、画像検索システム30から撮影画像の連携情報を取得する。
コンテンツ取得部200−2は、連携情報取得部200−1が取得した連携情報と、ユーザの一意の識別情報とを使用して、コンテンツ提供サーバ40にアクセスし、コンテンツ提供サーバ40から関連情報としてコンテンツを取得する。コンテンツ取得部200−2は、取得したコンテンツに応じてアプリを呼び出し、コンテンツの処理を行わせる。
全体制御部201は、例えばOS(Operating System)である。全体制御部201は、画像関連情報取得部200や、入力受付部202や、表示制御部203や、通信部204や、撮像制御部205や、位置情報取得部206などの各処理を、全体として制御する。
入力受付部202は、入力デバイス2006に対してなされた入力操作を受け付ける。表示制御部203は、グラフィクスI/F2003に供給するための表示制御信号を生成する。例えば、表示制御部203は、操作キーを含めた所定の画面を表示する。操作キーは、例えば、指示ボタン(確定ボタン、キャンセルボタン、開始ボタンなど)や、入力ボックスへ文字や英数字や記号などのテキストを入力するソフトウェアキーボードなどである。ユーザにより画面の操作キーがタッチ操作されると、入力受付部202が操作キーを介した指示操作を受け付ける。
通信部204は、無線通信I/F2007による通信を制御する。通信部204は、画像検索システム30や、コンテンツ提供サーバ40や、アプリ提供サーバや、外部サービス提供サーバや、SNS(Social Networking Service)サーバなどとの通信を制御する。
撮像制御部205は、撮像部2008と協働して「撮像手段」として機能し、撮像部2008の撮像動作を制御する。例えば、撮像制御部205は、撮像部2008の撮像動作の開始や終了、シャッタのタイミング制御などを行う。位置情報取得部206は、GNSS部2009の制御により位置座標および時刻を取得する。
なお、図1に示した画像検索システム30とコンテンツ提供サーバ40のハードウェア構成は、図4のハードウェア構成を適用可能であるため、図示および説明を省略する。ただし、画像検索システム30とコンテンツ提供サーバ40は、それぞれ、一つの情報処理装置で構成するのみならず、複数の情報処理装置を用いて処理を分散するなどして構成することができる。
(登録シーケンス)
次に本実施の形態に係る処理について説明する。なお、画像検索システム30には、各店舗で絵を描くために配布する用紙のARマークの情報、例えば用紙YのAR領域Y23に印刷した店舗広告の情報と、その関連情報の提供先であるコンテンツ提供サーバ40のURL(店舗別のパスを含む)とが登録されているものとする。画像検索システム30に対する当該登録は、可搬型記録媒体を介して行ってもよいし、登録装置10が画像検索システム30にネットワーク2を通じてアクセスし、画像検索システム30の登録用の画面などを使って設定を行ってもよい。以下では、画像検索システム30において当該登録を事前に済ませているものとして説明する。
図8は、情報処理システム1において店舗の登録装置10がコンテンツ提供サーバ40にコンテンツを登録する処理のシーケンスの一例を示す図である。このシーケンスは、例えばイベント会場内において、イベント参加者が絵を描いた用紙Yを、オペレータが受け取り、その用紙Yを画像読取装置(スキャナ)55にセットして画像読取開始のボタンを押下するなどして開始される。
先ず、画像読取装置(スキャナ)55にセットされた用紙Yの表面Y1の読取画像が登録装置10に出力される(S1)。
続いて、登録装置10において、読取画像に含まれる手書き領域Y10の画像のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を生成するコンテンツ生成処理が行われる(S2)。
登録装置10は、所定の店舗コードと、読取画像の識別領域Y12の識別情報(識別コード)とにより当該コンテンツの管理情報を構成し、コンテンツ提供サーバ40に当該管理情報が示す場所へのコンテンツの登録を要求する(S3)。
コンテンツ提供サーバ40は、登録装置10からの登録要求に基づき、コンテンツ(オリジナルフレーム画像)を管理情報が示す一意のパスに登録する(S4)。
なお、本実施の形態に示す構成では、ステップS1で登録装置10に出力される読取画像は、画像表示システム50においても動きを付与された画像として随時表示される。
また、このシーケンスでは、登録装置10に画像読取装置(スキャナ)55から1枚ごとに用紙の読取画像が出力され、登録装置10は用紙の読取画像を1枚ずつ受信する度に登録の手順(ステップS2、ステップS3)を繰り返し行う。しかし、登録の手順の一部または全てを、読取画像が一定数溜まった段階や、所定時間置きなどに、複数の読取画像をまとめて行ってもよい。
また、ここでは一例として、オペレータは、イベント参加者が絵を描いた各用紙Yを、画像読取装置(スキャナ)55に1枚ずつセットする度に画像読取開始のボタンを押下して画像読取りを開始する。しかし、画像読取装置(スキャナ)55がADF(Auto Document Feeder)を備えるものであれば、複数枚をセットして画像読取開始のボタンの1回の押下で各用紙Yの連続読取りを実行してもよい。
(取得シーケンス)
図9は、情報処理システム1において端末装置20がコンテンツ提供サーバ40からアプリのコンテンツを取得する処理のシーケンスの一例を示す図である。先ず、端末装置20がAR領域Y23をカメラ機能により撮像する(S11)。つまり、この例においてユーザは、自分が描いた絵のオリジナルのフレーム画像を取得するため、自分が絵を描いた用紙Yの裏面Y2のAR領域Y23を端末装置20で撮影する。
端末装置20は、画像の関連情報を取得する機能を用いて、AR領域Y23の撮像画像(静止画像)を画像検索システム30に送信して検索を要求する(S12)。
画像検索システム30は、端末装置20から検索要求を受け付けると、AR領域Y23の撮影画像(静止画像)から得られる情報に基づいて検索用DB(データベース)32を検索し(S13)、当該AR領域Y23の撮影画像(静止画像)に対応する連携情報(URL)を抽出して要求元の端末装置20に送信する(S14)。
端末装置20は、画像検索システム30から連携情報(URL)の送信を受けた場合、URLに対し、ユーザのコンテンツ(オリジナルフレーム画像)のファイルパスを設定する(S15)。ファイルパスは、端末装置20のユーザによって入力された識別情報を使用して設定する。なお、初回は、端末装置20が画面に識別情報の入力手段として入力画面を表示し、ユーザに識別情報を入力させる。2回目以後は、1回目にユーザから受け付けた識別情報をキャッシュから読み出して自動設定する。ここでは、識別情報の入力を、用紙Yの裏面Y2の識別領域Y23に人が読み取れるように印刷されている識別コードをユーザが読み取って入力する。
端末装置20は、コンテンツ提供サーバ40に接続し、設定したファイルパスからの当該コンテンツ(オリジナルフレーム画像)の取得を要求する(S16)。
コンテンツ提供サーバ40は、指定のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を抽出して要求元に送信する(S17)。
端末装置20は、コンテンツ提供サーバ40から取得したコンテンツ(ユーザがイベント会場で描いた絵のオリジナルのフレーム画像)を取り込み、撮像部2008から出力される動画像に重ねて表示する(S18)。
(端末装置の動作フロー)
図10は、端末装置20におけるコンテンツ読込動作の処理の一例を示すフロー図である。先ず、画像関連情報取得部200がAR領域Y23をカメラ機能により撮像する(S101)。
続いて画像関連情報取得部200は、連携情報取得200−1により、AR領域Y23の撮像画像(静止画像)を画像検索システム30に送信して検索を要求する(S102)。
続いて画像関連情報取得部200は、画像検索システム30から当該AR領域Y23の撮影画像(静止画像)に対応する連携情報(店舗URL)を受信する(S103)。
続いて画像関連情報取得部200は、識別情報がキャッシュにあるかを判定する(S104)。識別情報がキャッシュにない場合(S104:No判定)、識別情報の入力画面(管理情報入力画面610(図12参照))を表示してユーザから識別情報の入力を受け付ける(S105)。起動後の1回目の使用時は、キャッシュに識別情報がないため、入力画面を表示し、ユーザに識別情報の入力を行わせる。その後、画像関連情報取得部200は、その入力された識別情報を取得して、続くステップS107の処理を行う。起動後の2回目以後の使用時にはキャッシュに識別情報が残されている。このため、2回目以後において、画像関連情報取得部200は、識別情報がキャッシュにあると判定し(S104:Yes判定)、キャッシュから識別情報を取得して(S106)、続くステップS107の処理を行う。従って、起動後の2回目以後は入力画面の表示を省略することができる。
画像関連情報取得部200は、識別情報を取得すると、アクセスするURL(店舗別のパスを含む)に、当該識別情報(ファイルパス)を設定する(S107)。
続いて画像関連情報取得部200は、コンテンツ提供サーバ40にコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を要求し(S108)、コンテンツ提供サーバ40からコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を取得する(S109)。
続いて、画像関連情報取得部200は、コンテンツ提供サーバ40から取得したコンテンツ(ユーザがイベント会場で描いた絵のオリジナルのフレーム画像)をカメラアプリで読み込み、撮像部2008から出力される動画像にオリジナルのフレーム画像を重ねて表示する(S110)。
続いて、画像関連情報取得部200は、ユーザにより撮影操作が行われたかを判定し(S111)、撮影操作が行われた場合(S111:Yes判定)、オリジナルのフレーム画像を含む撮影画像を記録する(S112)。撮影後、画像関連情報取得部200は、ユーザから保存操作があった撮影画像をフラッシュメモリに保存する(S113)。なお、撮影操作が動画の開始/終了の操作である場合は、動画像を記録し、撮影操作が静止画のシャッタ操作である場合は、シャッタタイミングでキャプチャした静止画像を記録する。
続いて、画像関連情報取得部200は、シェア画面を表示するなどして、撮影画像をシェアする先のSNS(Social Networking Service)の選択を受け付けて、選択したSNSに撮影画像をアップロードする(S114)。
(表示画面)
図11〜図15は、端末装置20におけるコンテンツ読込動作の処理における一連の表示画面の一例を示す図である。図11は、端末装置20において専用アプリを起動させたときに表示される画面の一例を示す図である。専用アプリが起動すると、画面600が表示され、撮像部2008から出力される画像が所定の表示領域601に動画像表示される。ユーザは、表示領域601のズームアウトのスクロール602を操作することで、表示領域601内に表示されている被写体を拡大表示したり縮小表示したりすることができる。
図11に示す例では、撮影を開始するための開始ボタンのアイコン603を表示領域601の中央に表示させている。ユーザが端末装置20のカメラを用紙YのAR領域Y23に合わせ、そのARマークを表示領域601に表示させた状態で開始ボタンのアイコン603をタッチ操作する。すると、その静止画像が画像検索システム30に送信され、画像検索システム30からARマークの連携情報を受け取ることができる。
図12は、開始ボタンのアイコン603をタッチ操作した後に表示される入力画面(管理情報入力画面)の一例を示す図である。図12の入力画面610は、ユーザに関係するコンテンツの取得先(情報取得先)を示す一意の識別情報の入力のために、起動後の1回目に表示される。2回目以後はキャッシュの情報が使用されるため、入力画面610の表示をスキップさせる設定にすることもできる。
入力画面610には、情報入力ボックス611が表示され、ユーザによるソフトウェアキーボード(不図示)等の操作により入力ボックス611に識別情報が入力表示される。ユーザは、用紙Yの裏面Y2の識別領域Y22に印刷されている、人が読み取り可能な識別コードを入力する。そして、入力画面610の確定ボタン612の押下により、識別情報が確定される。端末装置20は、確定ボタン612の押下により確定された識別情報を取得して、URLにファイルパスを設定し、コンテンツ提供サーバ40に対しコンテンツの取得を要求する。
なお、入力画面610において入力された識別情報が所定のコードでない場合や、コンテンツ提供サーバ40において該当するファイルパスがなかったりした場合には、端末装置20において入力画面610を再表示したり、エラー画面を表示したりするように変形してもよい。
図13は、ユーザが描いた絵のオリジナルのフレーム画像をコンテンツ提供サーバ40から取得した場合に表示される画面の一例を示す図である。図13には、端末装置20を90°横倒しにした画面620を示している。画面620には、オリジナルのフレーム画像621が表示され、その透過領域(オリジナルのフレーム画像621において斜線で示す領域)において、撮像部2008が出力している動画像が表示される。
図14は、オリジナルのフレーム画像で撮影を行う場合に表示される画面の一例を示す図である。端末装置20のカメラを被写体(例えば人)に向けることにより、図14に示すように画面620のオリジナルのフレーム画像621の透過領域に撮像部2008を通じて被写体622が映りこみ、その状態で撮影ボタン623を押下することにより、オリジナルのフレーム画像621を含めた動画像撮影や静止画像撮影が実行される。
その後、保存の操作を行うことにより、オリジナルフレーム画像621と共に、撮影した動画像や静止画像が保存される。
図15は、撮影画像をシェアするSNS等の選択画面の一例を示す図である。選択画面630には、撮影画像をシェアする対象を選択する選択ボタンが複数表示されている。図15に示す例では、第1のSNS631、第2のSNS632、Mail633、Cloud634が示されている。この他、メッセージ635、連絡先636、プリント678、画像保存638などの選択ボタンも設けている。これらのうちのいずれかのボタンを押下することにより、撮影画像が対象に送信される。キャンセル639は、選択画面630を終了して閉じるためのボタンである。
なお、本実施の形態では、一例として、端末装置20が連携情報を受信したときに識別情報を入力する入力画面を表示する例を示したが、この限りではない。例えば、端末装置20がコンテンツ提供サーバ40にアクセスした際に、コンテンツ提供サーバ40から入力画面情報を受信し、その入力画面で識別コードの入力を受け付けてもよい。
また、端末装置20における識別情報の取得方法を入力画面への入力に限定するものではない。例えば、端末装置20により識別領域Y23を撮像し、撮像画像から複合化して得た識別情報を使用してもよい。
以上のように、本実施の形態では、イベント会場など限られた範囲以外でも、イベント会場内で作成した絵の画像をユーザにアプリのコンテンツとして楽しんでもらう仕組みを提供することができる。従って、家に戻ってからでも会場で子供が描いた絵の画像を端末装置のアプリで再利用することができるようになる。また、会場内においても会場で描いた絵の画像を端末装置のアプリで楽しむこともできるようになる。
(変形例1)
実施の形態では、ユーザがイベント会場で描いた絵の画像から登録装置10がオリジナルフレーム画像を生成する例を示したが、絵の画像に動きを与えてもよい。例えば、絵の画像から縦横比などの特徴量を抽出し、特徴量に応じて絵の画像に所定の動きをもたせる。
図16〜図18は、変形例1に係る登録装置10で行うコンテンツの生成処理の説明図である。
図16は、登録装置10におけるコンテンツの生成処理の一例を示すフロー図である。先ず、登録装置10は、表面Y1の読取画像から手書き領域Y10の画像を抽出して、手書きの画像の縦横比を取得する(S201)。例えば、図17に示すように、手書き領域Y10の画像210を対象に縦方向hと横方向wにおける手書き画像212とその背景画像との境界211を検出し、検出した位置を境に、手書き画像の縦横比(R=h/w)を算出して取得する。
続いて、登録装置10は縦横比Rから手書き画像212の種類分けを行う判定を行う(S202)。R<1の場合、手書き画像212は縦長と判定する。この場合、例えば手書き画像212を縦(上下)に2分割して下側部分のみ所定の動きを与える処理を施す(S203:第1モード)。s>R≧1の場合(sは予め定めた閾値。以下同じ。)、例えば手書き画像212を縦方向に伸縮する動きを与える処理を施す(S204:第2モード)。R≧sの場合、手書き画像212は横長と判定する。この場合、例えば手書き画像212を横(左右)に2分割して右側部分のみ動きを与える処理を施す(S205:第3モード)。
図18は、第3モードの動きを与える処理の一例を示す図である。図18に示すように、例えば画像211を左右に2分割して右側部分213のみ矢印で示すように動かして手書き画像212を連続する複数の状態(少なくとも2つの状態)を繰り返す動きで表示させる。なお、画像211の手書き画像212以外の背景領域は、透過領域として設定することが望ましい。
なお、特徴量に応じて絵の画像に所定の動きをもたせる方法は、これに限らない。例えば画像の色や輪郭などから絵のパーツを抽出し、それぞれのパーツの縦横比や位置関係などを示す特徴量からパーツごとに所定の動きをもたせるようにしてもよい。
このように端末装置20において絵の画像が動くように設定したコンテンツをコンテンツ提供サーバ40に登録することにより、端末装置20上で取得したコンテンツを動作させることが可能になる。
(変形例2)
実施の形態では、イベント会場で描かれた絵のコンテンツであるオリジナルフレーム画像を提供する例を説明したが、さらに他の種類のコンテンツを生成して提供したり、店舗のWebサイトのイベントに関する記事(店舗情報やキャンペーン情報)などを提供したりしてもよい。この場合、端末装置20において、複数のリンク先を表示し、その中から何れかを選択させるようにする。
例えば、コンテンツとして、オリジナルフレーム画像以外にスロットアプリで利用できるスロット画像を生成する。スロットアプリは、多数のスロット画像を使用し、その内の例えば3枚のスロット画像を同じ画像に揃える遊びを提供するゲームアプリである。登録装置10は、ユーザがイベント会場で描いた絵の画像から1つ又は複数のスロット画像を生成してコンテンツ提供サーバ40に登録する。スロット画像は、オリジナルフレーム画像と同じURLのコンテンツ提供サーバ40にパスを異ならせて登録してもよいし、オリジナルフレーム画像とは異なるURLのコンテンツ提供サーバ40に登録してもよい。
また、画像表示システム50においてユーザがイベント会場で描いた絵の画像に動きを与えて表示させた動画像を、登録装置10において記録し、その動画像をコンテンツとして登録装置10からコンテンツ提供サーバ40に登録してもよい。
画像検索システム30には、予め、AR領域Y23のARマークに対応する複数の連携情報として、複数のコンテンツ(オリジナルフレーム画像およびスロット画像など)のそれぞれのリンク先を示すURLとWeb情報の各リンク先を示すURLとを設定する。端末装置20では、AR領域Y23を撮影すると、画像検索システム30から、これらの複数の連携情報が送信されてくるため、端末装置20においてリンク先を選択する選択画面を表示させる。
図19は、変形例2に係るリンク先の選択画面の一例を示す図である。図19の選択画面640は、撮影の開始ボタン603がタッチ操作された後に表示する画面である。選択画面640の背景領域641は、例えば撮影の開始ボタン603がタッチ操作されたときの画像(静止画像)などを適宜設定することができる。当該選択画面640には、画像検索システム30から送信された各リンク先を選択するアイコンボタン642を表示するように設定している。各アイコンボタン642には、例えば予め画像検索システム30において連携情報にタイトルを設定しておくことにより、連携情報からタイトルを取得して表示させることができる。
当該選択画面640の表示により、連携情報がアイコンボタン642で表示されるため、連携情報が複数ある場合は、それぞれのアイコンボタン642からユーザが何れかをタッチ操作で選択することが可能になる。一つのアイコンボタン642が選択されると、そのアイコンボタン642に対応付けられているURLから情報(コンテンツやWeb情報)を読み込む。なお、コンテンツを取得する場合は、実施の形態と同様に、1回目は入力画面で識別情報を受け付けるものとなる。
(変形例3)
実施の形態では、登録装置10でコンテンツを生成する例を示したが、コンテンツ提供サーバ40でコンテンツを生成してもよい。その場合には、登録装置10からコンテンツ提供サーバ40に対して、コンテンツを生成するための元画像と、元画像に対応する管理情報とを送信する。なお、コンテンツの生成処理や、コンテンツ提供サーバ40内での登録処理の具体例は、処理の主体がコンテンツ提供サーバ40になること以外、実施の形態に示す登録装置10における処理と略同様であるため、ここでのこれ以上の詳しい説明は省略する。
(変形例4)
家族で異なる用紙に描いたそれぞれの絵を一つのコンテンツにまとめて提供することができるように変形してもよい。
例えば、オペレータは、家族からまとめて用紙を受け取り、画像読取装置(スキャナ)55に所定の入力操作を行って、家族から受け取った用紙を連続して画像読取装置55に読み取らせる。所定の入力操作は、画像読取装置55の既存のボタンで長押しや、所定パターンの連続押下などを設定したり、専用のボタンを別途設けたりするなど、適宜設計してよい。画像読取装置55は、その所定の入力操作があると登録装置10に所定の信号を出力する。
登録装置10には登録処理部111に受付手段を設ける。受付手段は、家族の読取画像(画像群)の入力を受け付けるために、画像読取装置55が出力する所定の信号を検出する。そして、登録装置10は、その所定の信号の入力に基づき家族の読取画像(画像群)の入力を待ち受ける。
登録装置10は、その所定の信号の入力があった場合に、画像読取装置55から入力された読取画像を家族の読取画像として処理する。例えば所定の信号が入力される度に、所定の各信号に続いて入力される各読取画像を関連付けて家族が共有する一つのコンテンツとして生成する。その他の一例としては、所定の信号が入力されてから登録装置10が経過時間をカウントし、その期間が終了する間に連続して入力された各読取画像を関連付けて家族が共有する一つのコンテンツとして生成することも考えられる。
家族が共有する一つのコンテンツとしては、例えばオリジナルフレーム画像の場合、家族が描いた各絵の画像をそれぞれ所定位置に配置して合成した1つのオリジナルフレーム画像を生成する。また、登録装置10は、各読取画像から読み取った各識別情報と店舗情報とで構成した一意の管理情報(家族用の一意の管理情報)で登録先(ファイルパス)を指定し、家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)をコンテンツ提供サーバ40に登録する。なお、登録装置10は、家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を生成する場合に、一人一人のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)も生成し、それらをコンテンツ提供サーバ40に登録してもよい。一人一人のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)の生成と登録の方法については、実施の形態に示したものと同様であるため説明を省略する。
家族が端末装置20でコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を取得する場合、端末装置20に識別情報の入力画面610(図12参照)が表示され、その画面で個人の識別コードを入力した場合は、個人が描いた絵のオリジナルフレーム画像を取得することになる。家族が描いた絵を含む家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を取得する場合は、例えば入力画面610に複数の入力ボックス611を設ける。複数の入力ボックス611に自分と家族の各識別コードを入力して確定すると、コンテンツ提供サーバ40に家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)のファイルパスを示す情報が送信され、端末装置20において家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を取得することができる。
図20は、変形例4に係る入力画面(管理情報入力画面)の一例を示す図である。図20に示す入力画面710には、図12の入力画面610に対し、さらに複数の情報入力ボックス611を設けている。複数の情報入力ボックス611に2つ以上の識別情報を入力すると、2つ以上の識別情報の組み合わせのファイルパスが生成される。
なお、入力画面610に対して別途、家族ボタンを設けて、家族ボタンが押下された場合に、家族の各識別情報を入力する入力画面を表示させてもよい。
また、登録装置10ではなくコンテンツ提供サーバ40がコンテンツを生成する構成の場合には、次のように構成する。例えば、入力画面710(図20参照)の複数の情報入力ボックス611に自分と家族の各識別コードを入力して確定させる。端末装置20は確定された各情報をコンテンツ管理サーバ40に検索キーとして送信する。コンテンツ管理サーバ40は、検索キーを受け取ると、各識別コードに対応する元画像をデータベースから抽出し、登録装置10で行う生成処理のように家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)を、その段階で生成する。そして、コンテンツ管理サーバ40から、家族のコンテンツ(オリジナルフレーム画像)が端末装置20に返されることになる。
実施の形態および各変形例に係る処理を実行するための情報処理プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供される。これに限らず、実施の形態および各変形例に係る処理を実行するための情報処理プログラムを、インターネット(例えばネットワーク2)などの通信ネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、通信ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施の形態および各変形例に係る処理を実行するための情報処理プログラムを、インターネットなどの通信ネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
なお、上述の実施の形態および各変形例は、本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形による実施が可能である。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、画像検索システム30やコンテンツ提供サーバ40は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、登録装置10は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
10 登録装置
20 端末装置
30 画像検索システム
40 コンテンツ提供サーバ
特開2016−177595号公報

Claims (15)

  1. 媒体に描かれた素材の画像データを用いる情報処理装置であって、
    前記画像データから、所定の端末装置が利用可能なコンテンツを生成する生成手段と、
    前記素材を一意に識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記生成手段により生成された前記コンテンツと前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて登録する登録手段と、
    を有し、
    前記登録手段は、前記端末装置が前記識別情報に基づいて情報を取得する情報取得先に、前記コンテンツと前記識別情報とを対応付けて登録することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、複数の媒体にそれぞれ描かれた各素材の画像データから一のコンテンツを生成し、
    前記取得手段は、前記一のコンテンツを一意に識別する識別情報を取得し、
    前記登録手段は、前記端末装置が前記一意の識別情報に基づいて情報を取得する情報取得先に、前記一のコンテンツと前記一意の識別情報とを対応付けて登録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記識別情報は前記媒体に記録されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記識別情報は前記媒体にマーカ、二次元コード、またはカラーコードを含む情報として記録されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記媒体は、塗り絵の用紙であり、
    前記素材は、前記用紙に描かれた絵であり、
    前記生成手段は、前記コンテンツとして前記塗り絵を含むフレーム画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成手段は、前記フレーム画像として、前記絵の特徴量に応じた外枠を生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成手段は、前記フレーム画像を、前記絵の特徴量に応じたレイアウトで生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記フレーム画像は、広告付きフレーム画像または前記絵に動きを与えたフレーム画像である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 媒体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記媒体の撮像画像の連携情報を取得する連携情報取得手段と、
    前記媒体に記録されている識別情報を入力する入力手段と、
    前記連携情報取得手段により取得された連携情報と前記入力手段により入力された前記識別情報とにより指定される情報取得先から前記媒体に描かれた素材のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記入力手段により、複数の識別情報が入力された場合、前記コンテンツ取得手段は、前記連携情報取得手段により取得された連携情報と前記入力手段により入力された複数の識別情報とにより指定される情報取得先から前記複数の媒体にそれぞれ描かれた各素材を含む一のコンテンツを取得する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. コンテンツサーバと、該コンテンツサーバにコンテンツを登録する登録装置とを有し、
    前記登録装置は、
    媒体に描かれた素材の画像データから、所定の端末装置が利用可能なコンテンツを生成する生成手段と、
    前記素材を一意に識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記コンテンツサーバに、前記生成手段により生成された前記コンテンツと前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて登録する登録手段と、
    を有し、
    前記コンテンツサーバは、
    前記登録手段による登録に基づき、前記生成手段により生成された前記コンテンツと、前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から前記識別情報が指定されると、前記識別情報と対応付けて記憶されている前記コンテンツを前記端末装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  12. 画像表示システムで表示可能な素材を所定の端末装置に提供する情報処理システムであって、
    前記素材が描かれた媒体の画像データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記画像データから、前記端末装置が利用可能なコンテンツを生成する生成手段と、
    前記素材を一意に識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記生成手段により生成された前記コンテンツと前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて登録する登録手段と、
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記媒体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記媒体の撮像画像の連携情報を取得する連携情報取得手段と、
    前記識別情報を入力する入力手段と、
    前記連携情報取得手段により取得された連携情報と前記入力手段により入力された前記識別情報とにより指定される情報取得先から前記登録手段により登録された前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  13. 画像表示システムで表示可能な素材を所定の端末装置に提供する方法であって、
    前記素材が描かれた媒体の画像データを読取手段で読み取るステップと、
    前記読取手段が読み取った前記画像データから、前記端末装置が利用可能なコンテンツを生成するコンテンツ生成処理を行うステップと、
    前記素材を一意に識別する識別情報を取得するステップと、
    前記コンテンツ生成処理で生成したコンテンツと前記取得した識別情報とを対応付けて登録するステップと、
    前記端末装置が撮像した前記媒体の撮像画像と前記識別情報とに基づいて前記コンテンツを取得するアプリを前記端末装置に提供するステップと、
    を含む方法。
  14. コンピュータに、
    媒体に描かれた素材の画像データから、所定の端末装置が利用可能なコンテンツを生成する生成手段と、
    前記素材を一意に識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記生成手段により生成された前記コンテンツと前記取得手段により取得された前記識別情報とを対応付けて登録する登録手段と
    して機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    媒体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記媒体の撮像画像の連携情報を取得する連携情報取得手段と、
    識別情報を入力する入力手段と、
    前記連携情報取得手段により取得された連携情報と前記入力手段により入力された前記識別情報とにより指定される情報取得先から前記媒体に描かれた素材のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と
    して機能させるためのプログラム。
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