JP2020038520A - 商取引情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品供給量の過不足に由来する商取引機会の逸失または商品生産コストの増加を回避する観点から、当該商取引に関する状況の予測精度の向上を図り得るシステムを提供する。【解決手段】所定の商取引ウェブサイトにアクセスしたクライアント2を通じた、第1消費者群による商品を分類するための複数の項目の選択を伴う商品の見積依頼に関する「第1情報」がネットワーク通信により取得される。第2消費者群による複数の項目の選択を伴う商品の購入実績に関する「第2情報」がネットワーク通信により取得される。第1情報によって特定される、第1項目群の選択態様に応じた第1分類ごとの商品の見積依頼件数の時系列と、第2情報によって特定される、第1項目群の選択態様に応じた第1分類ごとの商品の購入実績の時系列と、の相関関係が第1相関関係として特定される。【選択図】 図1

Description

本発明は、商取引に関連した情報処理技術に関する。
商品の販売数の予測、または予測された販売数に基づいて生産数を予測する際、マーケットリサーチまたは過去の販売実績を利用することが考えられる(例えば、特許文献1〜5参照)。
特開2000−113053号公報 特開2007−122415号公報 特開2008−310477号公報 特開2002−157394号公報 特表2007−503651号公報
しかし、商品の販売数または予測された販売数に基づいた生産数の予測精度は、商品の生産数の過多または過少、ひいては商品供給量の過不足に由来する、商取引機会の逸失または商品生産コストの増加を回避する観点から改善の余地がある。
そこで、本発明は、商品供給量の過不足に由来する商取引機会の逸失または商品生産コストの増加を回避する観点から、当該商取引に関する状況の予測精度の向上を図り得るシステムを提供することを解決課題とする。
本発明の商取引情報処理システムは、所定の商取引ウェブサイトにおける、第1消費者群によるクライアントを通じた商品を分類するための複数の項目の選択を伴う商品の見積依頼に関する第1情報をネットワーク通信により取得する第1情報取得要素と、第2消費者群による前記複数の項目の選択を伴う前記商品の購入実績に関する第2情報をネットワーク通信により取得する第2情報取得要素と、前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記複数の項目のうち第1項目群の選択態様に応じた第1分類ごとの前記商品の見積依頼件数の時系列と、前記第2情報取得要素により取得された前記第2情報によって特定される、前記第1項目群の選択態様に応じた前記第1分類ごとの前記商品の購入実績の時系列と、の相関関係を第1相関関係として特定する第1演算処理要素と、を備えていることを特徴とする。
本発明者が得た知見によれば、消費者による商品購入費用の見積時および当該商品の購入時のそれぞれにおける、商品を分類するための複数の項目の選択態様には一定の相関性がある。ここで、項目の選択態様としては、当該項目に関して複数の選択肢の中から1つの選択のほか、当該項目の選択有無があげられる。このため、当該構成の商取引情報処理システムによれば、複数の項目のうち第1項目群の選択態様に応じた第1分類ごとの商品の見積依頼件数の時系列と購入実績(購入数量)の時系列との相関関係(第1相関関係)が基礎とされることにより、第1分類ごとに商品の購入実績により表わされる商取引の状況の予測精度の向上が図られる。
「第1消費者群」および「第2消費者群」のそれぞれは、複数の消費者により構成され、商品の購入費用の見積依頼をした消費者が必ずしもこの商品を購入するとは限らないため、一般的には異なる群である。「第1項目群」は一または複数の項目により構成されている。
本発明の商取引情報処理システムが、前記第1演算処理要素により前記第1相関関係が特定された後で前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記第1分類ごとの前記商品の見積依頼件数の時系列に基づき、前記第1相関関係にしたがって、前記第1分類ごとに前記商品の購入実績の時系列を予測する第2演算処理要素をさらに備えていることが好ましい。
当該構成の商取引情報処理システムによれば、前記のように第1相関関係が基礎とされることにより、第1分類ごとに商品の購入実績により表わされる商取引の状況の予測精度の向上が図られる。
本発明の商取引情報処理システムにおいて、前記第1演算処理要素が、前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記複数の項目のうち第2項目群の選択態様に応じた前記第1分類よりも詳細な第2分類ごとの前記商品の見積依頼件数またはその時系列と、前記第2情報取得要素により取得された前記第2情報によって特定される、前記第2項目群の選択態様に応じた前記第2分類ごとの前記商品の購入実績またはその時系列と、の相関関係を第2相関関係として特定することが好ましい。
前記のように、本発明者が得た知見によれば、消費者による商品購入費用の見積時および当該商品の購入時のそれぞれにおける、商品を分類するための複数の項目の選択態様には一定の相関性がある。このため、当該構成の商取引情報処理システムによれば、複数の項目のうち第2項目群の選択態様に応じた第2分類ごとの商品の見積依頼件数またはその時系列と購入実績またはその時系列との相関関係(第2相関関係)が基礎とされることにより、第1分類に加えてまたは代えて第2分類ごとに商品の購入実績により表わされる商取引の状況の予測精度の向上が図られる。「第2項目群」は、第1項目群を構成する一または複数の項目とは異なる一または複数の項目により構成されている。
本発明の商取引情報処理システムにおいて、前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記第2分類ごとの前記商品の見積依頼件数またはその時系列に基づき、前記第1演算処理要素により特定された前記第2相関関係にしたがって、前記第2分類ごとに前記商品の購入実績またはその時系列を予測する第2演算処理要素をさらに備えていることが好ましい。
当該構成の商取引情報処理システムによれば、前記のように第2相関関係が基礎とされることにより、第2分類ごとに商品の購入実績により表わされる商取引の状況の予測精度の向上が図られる。
本発明の一実施形態としての商取引情報処理システムの構成説明図。 本発明の一実施形態としての商取引情報処理システムの機能に関する説明図。 第1分類ごとの商品の購入費用の見積依頼件数の時系列および購入実績の時系列の相関関係に関する説明図。 第2分類ごとの商品の購入費用の見積依頼件数の時系列および購入実績の時系列の相関関係に関する説明図。 第1分類ごとの商品の購入費用の見積依頼件数の時系列に関する説明図。 第1分類ごと、かつ、第2分類ごとの商品の購入実績の時系列に関する説明図。 第1分類ごと、かつ、第2分類ごとの商品の購入費用の見積依頼件数の時系列および購入実績の時系列の相関関係に関する説明図。
(構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としての商取引情報処理システムは、ネットワークを介して複数のクライアント2のそれぞれと相互通信可能な一または複数のサーバにより構成されているサーバ1により構成されている。
サーバ1は、商取引ウェブサイト提供要素101と、データベース102と、第1情報取得要素111と、第2情報取得要素112と、第1演算処理要素121と、第2演算処理要素122と、を備えている。サーバ1は、スマートフォンまたはタブレットなどの携帯型の端末装置により構成されていてもよい。
商取引ウェブサイト提供要素101は、複数の項目の選択を伴う、商品の購入費用の見積依頼が可能な所定の商取引ウェブサイトを提供する。商取引ウェブサイト提供要素101は、サーバ1とは別個の商取引ウェブサイト運営サーバにより構成されていてもよい。
データベース102は、第1情報取得要素111により取得された第1情報、第2情報取得要素112により取得された第2情報、第1演算処理要素121により決定された第1相関関係および第2相関関係、ならびに、第2演算処理要素122により予測された、第1分類ごと、かつ/または、第2分類ごとの商品の購入実績などの情報を記憶保持する。データベース102は、サーバ1とは別個のデータベースサーバにより構成されていてもよい。
第1情報取得要素111は、所定の商取引ウェブサイトにアクセスしたクライアント2を通じた、第1消費者群による商品を分類するための複数の項目の選択を伴う商品の見積依頼に関する「第1情報」を、クライアント2または当該クライアント2にウェブサイトを提供したサーバとのネットワーク通信により取得する。
第2情報取得要素112は、第2消費者群による複数の項目の選択を伴う商品の購入実績に関する「第2情報」を、商品の販売代理店の端末装置またはクライアント2を通じた商品購入が可能である場合は当該クライアント2とのネットワーク通信により取得する。
第1演算処理要素121および第2演算処理要素122のそれぞれは、必要なソフトウェアおよびデータをメモリから読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった指定の演算処理(後述)を実行する一または複数のCPUおよび必要に応じて通信機器、記憶装置(当該メモリ)等により構成されている。第1演算処理要素121および第2演算処理要素122のうち、少なくとも一方が、商品の製造業者または販売業者等の端末装置またはクライアント2の構成要素であってもよい。
クライアント2は、例えば、スマートフォンまたはタブレットなどの携帯型の端末装置により構成されている。「携帯型」とは、例えばそのサイズが人間の標準的な手の平程度であり、その重量が片手でまたは衣服のポケットなどに入れて簡単に持ち運びができる程度であることを意味する。クライアント2が、携帯型の機器よりも大型のかつ重量がある機器(たとえば車両4に組み付けられている機器)によって構成されていてもよい。
クライアント2は、記憶装置20と、入力インターフェース21と、出力インターフェース22と、演算処理要素24と、を備えている。
記憶装置20は、演算処理要素24による演算処理結果などを記憶保持するように構成されている。入力インターフェース21は、操作ボタンおよびマイクロフォンなどにより構成され、ユーザの接触式操作または発話による非接触式操作を可能とする。出力インターフェース22は、ディスプレイ装置および音響出力装置(スピーカ)により構成され、クライアントマップ情報等の画像コンテンツを表示または音響コンテンツを出力する。入力インターフェース21および出力インターフェース22は、タッチパネル式ディスプレイにより構成されていてもよい。
演算処理要素24は、記憶装置20を構成するメモリの指定領域からソフトウェアおよびデータを必要に応じて読み取った上で、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった指定の演算処理を実行する情報処理部(CPU)および必要に応じて通信機器、記憶装置(当該メモリ)等により構成されている。
(作用)
前記構成の商取引情報処理システムによれば、クライアント2における消費者による入力インターフェース21を通じた所定の操作に応じて、消費者がクライアント2を通じて所定の商取引ウェブサイトに対してアクセスする(図2/STEP211)。例えば、クライアント2にインストールされている所定のアプリケーションソフトウェアが、タップ等の操作に応じて起動されることにより、当該ウェブサイトへのアクセス状態が実現される。これにより、クライアント2の出力インターフェース22を構成するディスプレイ装置に所定の商取引ウェブサイトのウェブページが表示される。
クライアント2における消費者による入力インターフェース21を通じた操作に応じて、所定の商取引ウェブサイトにおいて、複数の項目が選択され、かつ、当該複数の項目の選択態様に応じてバリエーションが定められた商品の購入費用の見積依頼が要求される(図2/STEP212)。商品が乗用車である場合、複数の項目には、「車種」および「ボディカラー」など、複数の選択肢の中から1つが選択されることで内容が定まる項目と、「パドルシフト」および「LEDヘッドライト」など、車種の選択等に応じて予定されている標準装備からの変形(オプション装備)の有無が選択されることで内容が定まる項目と、が含まれている。
複数の項目には、一または複数の項目により構成されている「第1項目群」と、第1項目群を構成する項目とは異なる一または複数の項目により構成される「第2項目群」と、が含まれている。例えば、商品が乗用車である場合、第1項目群を構成する「車種」が選択され、さらに第2項目群を構成する「ボディカラー」および種々の「オプション」が選択される。
クライアント2から発信された当該見積依頼に関する情報が、直接的または間接的にサーバ1に対して送信される(図2/矢印X1)。これに応じて、サーバ1において、第1情報取得要素111が、商品購入費用の見積依頼に関する第1情報を取得する(図2/STEP102)。第1情報には、複数の項目の選択態様のほか、見積依頼時点に関する情報が含まれている。
クライアント2における消費者による入力インターフェース21を通じた所定の操作に応じて、消費者がクライアント2を通じて所定の商取引ウェブサイトに対してアクセスする(図2/STEP221)。商品購入費用の見積もり時とは異なるウェブサイトであってもよい。クライアント2における消費者による入力インターフェース21を通じた操作に応じて、所定の商取引ウェブサイトにおいて、複数の項目が選択され、かつ、当該複数の項目の選択態様に応じてバリエーションが定められた商品が購入または発注される(図2/STEP222)。
クライアント2から発信された当該商品の購入実績に関する情報が、直接的または間接的にサーバ1に対して送信される(図2/矢印X2)。消費者が販売代理店に赴いて商品を購入した場合、販売代理店の端末装置またはクライアント2から商品の購入実績に関する情報が、サーバ1に対して送信されてもよい。これに応じて、サーバ1において、第2情報取得要素112が、商品購入実績に関する第2情報を取得する(図2/STEP104)。第2情報には、複数の項目の選択態様のほか、購入時点、または、商品が消費者の手に渡った時点に関する情報が含まれている。
第1演算処理要素121が、第1情報取得要素111により取得された第1情報によって特定される、複数の項目のうち「第1項目群」の選択態様に応じた第1分類ごとの商品の見積依頼件数の時系列と、第2情報取得要素112により取得された第2情報によって特定される、「第1項目群」の選択態様に応じた第1分類ごとの商品の購入実績の時系列と、の相関関係を「第1相関関係」として特定する(図2/STEP106)。
例えば、商品が乗用車であり、第1項目群が「車種」である場合、図3の上段に示されている、ある車種の乗用車の購入費用の見積依頼件数の時系列と、図3の下段に示されている当該車種の乗用車の購入実績の時系列と、の相関関係が第1相関関係として特定される。乗用車の購入費用の見積依頼件数が極大値p1k(k=1,2,‥)を示す時点(日時)を基準とする、乗用車の購入実績が極大値p2kを示す時点(日時)のタイムラグの変化態様が第1相関関係として特定されてもよい。このほか、当該タイムラグの変化態様に応じた、乗用車の購入費用の見積依頼件数が極大値p1kと、乗用車の購入実績が極大値p2kとの相関関係が第1相関関係として特定されてもよい。
第1演算処理要素121が、第1情報取得要素111により取得された第1情報によって特定される、複数の項目のうち「第2項目群」の選択態様に応じた第2分類ごとの商品の見積依頼件数またはその時系列と、第2情報取得要素112により取得された第2情報によって特定される、「第2項目群」の選択態様に応じた第2分類ごとの商品の購入実績またはその時系列と、の相関関係を「第2相関関係」として特定する(図2/STEP106)。
例えば、図4に示されているように、第2項目群を構成する項目C=「ボディカラー」の選択肢Ci(i=1,2,‥)により分類される商品としての各乗用車について、ある単位期間(1時間、1日、1週、1月など)にわたる購入実績に対する購入費用の見積依頼件数の比率が、第2相関関係として特定されてもよい。Ciは、「ブルーホライゾン・メタリック」、「クリスタルブラック・パール」および「ホワイトオーキッド・パール」等のボディカラーまたは塗装オプションを表わしている。当該比率の時系列が第2相関関係として特定されてもよい。図4から、選択肢C1、C3、C4、C5、C6およびC9のそれぞれにより分類される乗用車について、購入実績に対する見積依頼件数の比率がほぼ「1」であり、見積時に当該選択肢が選択された場合、そのまま当該選択肢に応じた商品が購入されていることがわかる。図4に示されている直線は、当該比率を表わす傾きが1の直線である。
当該比率が1を超えている場合、見積時と比較して購入時において少数の選択しかなされなかった項目を表わしている。これとは逆に当該比率が1を下回っている場合、見積時と比較して購入時において多数の選択がなされた項目を表わしている。これらは、当該項目に関する価格設定等、商品販売戦略の参考指標となる。
しかる後、クライアント2における消費者による入力インターフェース21を通じた所定の操作に応じて、消費者がクライアント2を通じて所定の商取引ウェブサイトに対してアクセスする(図2/STEP231)。さらに、クライアント2における消費者による入力インターフェース21を通じた操作に応じて、所定の商取引ウェブサイトにおいて、複数の項目が選択され、かつ、当該複数の項目の選択態様に応じてバリエーションが定められた商品の購入費用の見積依頼が要求される(図2/STEP232)。
これに応じて、第1情報取得要素111が、第1情報を取得する(図2/STEP110)。第2演算処理要素122が、第1情報取得要素111により取得された第1情報によって特定される、第1分類ごとの商品の見積依頼件数の時系列に基づき、第1演算処理要素121により特定された第1相関関係にしたがって、第1分類ごとに商品の購入実績の時系列を予測する。
これにより、例えば、図3に示されている商品の購入費用の見積依頼件数の時系列と、購入実績の時系列と、に基づいて特定された第1相関関係にしたがって、図5の折れ線グラフに示されているように、第1項目群を構成する項目T=「車種」の選択肢Tj(j=1,2,‥)により分類される各乗用車について、商品の予測購入実績の時系列が求められる。より具体的には、車種Tjの乗用車について購入費用見積もり依頼件数がピークを示した場合、第1相関関係により記述される●日後に購入実績がピークを示し、かつ、購入実績の当該ピークが同じく第1相関関係により記述されるピーク比率に応じた高さになる、という変化態様が予測される。また、図5の棒グラフで示されているように、各車種Tjの乗用車ついて、一定期間にわたる予測累積購入実績が求められる。
第2演算処理要素122が、第1情報取得要素111により取得された第2情報によって特定される、第2分類ごとの商品の見積依頼件数の時系列に基づき、第1演算処理要素121により特定された第2相関関係にしたがって、第2分類ごとに商品の購入実績の時系列を予測する。
これにより、例えば、図4に示されている選択肢Ci(i=1,2,‥)により分類される乗用車の購入費用の見積依頼件数と購入実績との比率である第2相関関係にしたがって、図6に示されているように、第1項目群を構成する項目T=「車種」の選択肢Tj(j=1,2,‥)により分類され、かつ、第2項目群を構成する項目C=「ボディカラー」の選択肢Ci(i=1,2,‥)により分類される各乗用車について、商品の予測購入実績の時系列が求められる。図6には、車種T2について、複数のボディカラーのそれぞれにより分類される乗用車の予測購入実績の時系列が示されている。より具体的には、ある時点における車種T2およびボディカラーCiにより分類される乗用車の購入費用の見積件数に基づき、第2相関関係により記述される前記比率にしたがって、車種T2およびボディカラーCiにより分類される乗用車の購入実績が予測されうる。車種(第1分類)によらず、ボディカラー(第2分類)ごとに乗用車の購入実績またはその時系列が予測されてもよい。
また、図7に示されているように、第1項目群を構成する項目T=「車種」の選択肢Tj(j=1,2,‥)により分類され、かつ、第2項目群を構成する項目O=「オプション装備」の選択肢Os(s=1,2,‥)により分類される各乗用車について、商品の予測購入実績の時系列が求められる。オプション装備の選択肢Osには、「パドルシフト」、「●●インチホイール」および「LEDヘッドライト」など、標準装備にはない装備内容が含まれている。図7には、車種T3について、複数のオプション装備のそれぞれにより分類される乗用車の予測購入実績の時系列が示されている。より具体的には、ある時点における車種T2およびオプション装備Osにより分類される乗用車の購入費用の見積件数に基づき、第2相関関係により記述される前記比率にしたがって、車種T2およびオプション装備Osにより分類される乗用車の購入実績が予測されうる。
第1相関関係およびこれにしたがった第1分類ごとの商品の予測購入実績またはその時系列、ならびに、第2相関関係およびこれにしたがった第2分類ごとの商品の予測購入実績またはその時系列のうち少なくとも一部が、サーバ1から、商品の製造業者または販売業者などの端末装置またはクライアント2に対して送信されてもよい。
(効果)
本発明者が得た知見によれば、消費者による商品購入費用の見積時および当該商品の購入時のそれぞれにおける、商品を分類するための複数の項目の選択態様には一定の相関性がある(図3および図4参照)。
このため、複数の項目のうち第1項目群の選択態様に応じた第1分類ごとの商品の見積依頼件数の時系列と購入実績の時系列との相関関係(第1相関関係)が基礎とされることにより、第1分類ごとに商品の購入実績により表わされる商取引の状況の予測精度の向上が図られる(図5参照)。また、複数の項目のうち第2項目群の選択態様に応じた第2分類ごとの商品の見積依頼件数またはその時系列と購入実績またはその時系列との相関関係(第2相関関係)が基礎とされることにより、第1分類に加えてまたは代えて第2分類ごとに商品の購入実績により表わされる商取引の状況の予測精度の向上が図られる(図6および図7参照)。
1‥サーバ、2‥クライアント、20‥記憶装置、21‥入力インターフェース、22‥出力インターフェース、101‥ウェブサイト提供要素、102‥データベース、111‥第1情報取得要素、112‥第2情報取得要素、121‥第1演算処理要素、122‥第2演算処理要素。

Claims (4)

  1. 所定の商取引ウェブサイトにおける、第1消費者群によるクライアントを通じた商品を分類するための複数の項目の選択を伴う商品の見積依頼に関する第1情報をネットワーク通信により取得する第1情報取得要素と、
    第2消費者群による前記複数の項目の選択を伴う前記商品の購入実績に関する第2情報をネットワーク通信により取得する第2情報取得要素と、
    前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記複数の項目のうち第1項目群の選択態様に応じた第1分類ごとの前記商品の見積依頼件数の時系列と、前記第2情報取得要素により取得された前記第2情報によって特定される、前記第1項目群の選択態様に応じた前記第1分類ごとの前記商品の購入実績の時系列と、の相関関係を第1相関関係として特定する第1演算処理要素と、を備えていることを特徴とする商取引情報処理システム。
  2. 請求項1記載の商取引情報処理システムにおいて、
    前記第1演算処理要素により前記第1相関関係が特定された後で前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記第1分類ごとの前記商品の見積依頼件数の時系列に基づき、前記第1相関関係にしたがって、前記第1分類ごとに前記商品の購入実績の時系列を予測する第2演算処理要素をさらに備えていることを特徴とする商取引情報処理システム。
  3. 請求項1記載の商取引情報処理システムにおいて、
    前記第1演算処理要素が、前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記複数の項目のうち第2項目群の選択態様に応じた前記第1分類よりも詳細な第2分類ごとの前記商品の見積依頼件数またはその時系列と、前記第2情報取得要素により取得された前記第2情報によって特定される、前記第2項目群の選択態様に応じた前記第2分類ごとの前記商品の購入実績またはその時系列と、の相関関係を第2相関関係として特定することを特徴とする商取引情報処理システム。
  4. 請求項3記載の商取引情報処理システムにおいて、
    前記第1情報取得要素により取得された前記第1情報によって特定される、前記第2分類ごとの前記商品の見積依頼件数またはその時系列に基づき、前記第1演算処理要素により特定された前記第2相関関係にしたがって、前記第2分類ごとに前記商品の購入実績またはその時系列を予測する第2演算処理要素をさらに備えていることを特徴とする商取引情報処理システム。
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