JP2020037878A - 火花点火式内燃機関 - Google Patents

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享 加藤
智史 原
Satoshi Hara
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Abstract

【課題】通常の点火栓を間違えて取り付けることが抑制される。【解決手段】副室(12)を備えた火炎噴出器(11)用の取り付け穴(16,20)がシリンダヘッド(3)に形成されており、火炎噴出器(11)の外周面上に形成された取り付け用ねじ山(17,21)が、シリンダヘッド(3)の取り付け穴(16,20)の内周面上に形成されたねじ山(18,22)に螺着せしめられる。火炎噴出器(11)の取り付け用ねじ山(17,21)のピッチおよびシリンダヘッド(3)の取り付け穴(16,20)のねじ山(18,22)のピッチが、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチにされる。【選択図】図1

Description

本発明は火花点火式内燃機関に関する。
副室を形成するための副室構成部材が点火栓と一体化されており、点火栓用の取り付け穴がシリンダヘッドに形成されており、点火栓の外周面上に形成された取り付け用ねじ山を、シリンダヘッドの取り付け穴の内周面上に形成されたねじ山に螺着させるようにした火花点火式内燃機関が公知である(例えば特許文献1を参照)。
特開平8−284665号公報
ところで、内燃機関の分野では、点火栓の取り付け用ねじ山のピッチは、日本工業規格(JIS B8031)により規定されており、通常の点火栓の取り付け用ねじ山は、この規定に従ったピッチを有するように形成されている。ところが、上述のような内燃機関において、点火栓の取り付け用ねじ山のピッチおよびシリンダヘッドの取り付け穴のねじ山のピッチを、この規定に従ったピッチにしておくと、副室構成部材が一体化されていない通常の点火栓も、シリンダヘッドの取り付け穴内に取り付け可能となる。従って、副室構成部材が一体化されていない通常の点火栓を、シリンダヘッドの取り付け穴に、間違えて取り付けてしまう可能性がある。しかしながら、このように通常の点火栓がシリンダヘッドの取り付け穴に、間違えて取り付けられてしまうと、副室からの噴出火炎を利用した正規の燃焼が行われないために、ノッキングが発生したり、出力変動を生じる等の種々の問題が発生する。
本発明によれば、上記問題を解決するために、副室を備えた火炎噴出器用の取り付け穴がシリンダヘッドに形成されており、火炎噴出器の外周面上に形成された取り付け用ねじ山を、シリンダヘッドの取り付け穴の内周面上に形成されたねじ山に螺着させるようにした火花点火式内燃機関において、火炎噴出器の取り付け用ねじ山のピッチおよびシリンダヘッドの取り付け穴のねじ山のピッチを、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチにした火花点火式内燃機関が提供される。
シリンダヘッドの取り付け穴に、間違えて通常の点火栓が取り付けられてしまうことが抑制される。
図1は火花点火式内燃機関の側面図である。 図2は副室周りの拡大側面断面図である。 図3は、図2のA−A断面に沿ってみた断面図である。 図4は別の実施例を示す副室周りの拡大側面断面図である。
図1にガソリンを燃料とする内燃機関の全体図を示す。図1を参照すると、1は機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダブロック2上に取り付けされたシリンダヘッド、4はシリンダブロック2内で往復動するピストン、5はシリンダヘッド3とピストン4間に形成された主燃焼室、6は吸気弁、7は吸気ポート、8は吸気ポート7内に配置された燃料噴射弁、9は排気弁、10は排気ポートを夫々示す。図1に示されるように、シリンダヘッド3の内壁面中央部には火炎噴出器11が配置されている。
図1および図2に示されるように、この火炎噴出器11の内部には副室12が形成されている。図1および図2に示される実施例では、この副室12は、点火栓13の主燃焼室5側の先端部に半球形状の薄肉のキャップ14を固着することにより形成されている。この実施例では、この半球形状の薄肉のキャップ14は点火栓13の先端部に溶着されている。半球形状の薄肉のキャップ14上には、図3に示されるように、副室12内から主燃焼室5内に向けて放射状に延びる複数個の連通孔15が形成されており、副室12内には点火栓13の放電間隙13aが配置されている。
図1に示される内燃機関では、吸気弁6か開弁すると、燃料噴射弁8から噴射された燃料が吸入空気と共に主燃焼室5内に供給され、それによって主燃焼室5内には混合気が形成される。次いで圧縮行程が開始されると、主燃焼室5内の混合気が連通孔15から副室12内に流入する。次いで圧縮行程末期になると、点火栓13により副室12内の混合気が着火され、それにより副室12の各連通孔15から主燃焼室5内に向けてジェット火炎が噴出する。主燃焼室5内の混合気は、これらのジェット火炎により急速に燃焼せしめられる。
図1および図2に示される実施例では、火炎噴出器11用の取り付け穴16がシリンダヘッド3に形成されており、火炎噴出器11の外周面上に形成された取り付け用ねじ山17を、図1および図2に示される実施例では、点火栓13の外周面上に形成された取り付け用ねじ山17を、シリンダヘッド3の取り付け穴16の内周面上に形成されたねじ山18に螺着させることによって、火炎噴出器11がシリンダヘッド3に固締される。この場合、この実施例では、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16のねじ山18のピッチが、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチに形成されている。
この場合、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16のねじ山18のピッチは、日本工業規格により規定されているピッチより小さくした場合でも、大きくした場合でも、夫々、利点を有する。従って、、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16のねじ山18のピッチは、小さくすることもできるし、大きくすることもできる。即ち、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16のねじ山18のピッチを、日本工業規格により規定されているピッチより小さくした場合には、たとえ火炎噴出器11のねじの締め付け力が弛んだとしても、連通孔14とシリンダヘッド3の内壁面間に十分な間隔を確保でき、従って、ジェット火炎を主燃焼室5内の隅々まで到達させることができるので、燃焼の悪化による燃焼変動の増加を抑制することができる。一方、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16のねじ山18のピッチを、日本工業規格により規定されているピッチより大きくした場合には、たとえ火炎噴出器11のねじの締め付け力が弛んだとしても、主燃焼室5内の容積が大きくなり、その結果、圧縮比が低くなるので、ノッキングが発生するのを抑制することができる。
図14に別の実施例を示す。この実施例では、火炎噴出器11が、連通孔15を有する副室ケーシング19と点火栓13とにより構成される。この実施例では、火炎噴出器11用の取り付け穴20、即ち、副室ケーシング19用の取り付け穴20がシリンダヘッド3に形成されており、火炎噴出器11の外周面上に形成された、即ち、副室ケーシング19の外周面上に形成された取り付け用ねじ山21を、シリンダヘッド3の取り付け穴20の内周面上に形成されたねじ山22に螺着させることによって、火炎噴出器11、即ち、副室ケーシング19がシリンダヘッド3に固締される。また、この実施例では、点火栓13の外周面上に形成された取り付け用ねじ山23を、副室ケーシング19の内周面上に形成されたねじ山24に螺着させることによって、点火栓13が副室ケーシング19内に固締され、それにより副室ケーシング19内に副室12が形成されると共に副室12内に点火栓13の放電間隙13aが配置される。
この実施例では、点火栓13の取り付け用ねじ山23のピッチおよび副室ケーシング19の内周面上に形成されたねじ山24のピッチは、日本工業規格により規定されているピッチとされている。これに対し、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山21、即ち、副室ケーシング19の外周面上に形成された取り付け用ねじ山21のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴20のねじ山22のピッチは、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチに形成されている。この場合も、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山21のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴20のねじ山22のピッチは、日本工業規格により規定されているピッチより小さくすることもできるし、大きくすることもできる。
このように、図1から図3に示される実施例でも、図4に示される実施例でも、副室12を備えた火炎噴出器11用の取り付け穴16,20がシリンダヘッド3に形成されており、火炎噴出器11の外周面上に形成された取り付け用ねじ山17,21が、シリンダヘッド3の取り付け穴16,20の内周面上に形成されたねじ山18,22に螺着せしめられる。この場合、いずれの実施例においても、火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17,21のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16,20のねじ山18,22のピッチが、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチにされている。
このように火炎噴出器11の取り付け用ねじ山17,21のピッチおよびシリンダヘッド3の取り付け穴16,20のねじ山18,22のピッチが、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチにされていると、図1から図3に示される実施例では、例えば、ユーザーが火炎噴出器11を取り外した後、シリンダヘッドの取り付け穴16に、間違えて点火栓を取り付けてしまうことが抑制され、図4に示される実施例では、例えば、ユーザーが副室ケーシング19と点火栓13の双方を取り外した後、シリンダヘッドの取り付け穴20に、副室ケーシング19の外周面上に形成された取り付け用ねじ山21と同じサイズの点火栓を間違えて取り付けてしまうことが抑制される。従って、火炎噴出器11が取り外されたとしても、シリンダヘッドの取り付け穴16に再び火炎噴出器11が取り付けられるので、副室12からの噴出火炎を利用した正規の燃焼が継続して行われ、その結果、ノッキングや出力変動を生じることのない良好な機関の運転を確保することができる。
2 主燃焼室
3 燃料噴射弁
11 火炎噴出器
12 副室
13 点火栓
15 連通孔
16、20 取り付け穴
17,18、21,22,23,24 取り付け用ねじ山

Claims (1)

  1. 副室を備えた火炎噴出器用の取り付け穴がシリンダヘッドに形成されており、火炎噴出器の外周面上に形成された取り付け用ねじ山を、シリンダヘッドの取り付け穴の内周面上に形成されたねじ山に螺着させるようにした火花点火式内燃機関において、該火炎噴出器の取り付け用ねじ山のピッチおよびシリンダヘッドの取り付け穴のねじ山のピッチを、通常の点火栓の取り付け用ねじ山のピッチと異なるピッチにした火花点火式内燃機関。
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