JP2020035230A - 車両の表示システム及びそれを搭載した車両 - Google Patents

車両の表示システム及びそれを搭載した車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2020035230A
JP2020035230A JP2018162066A JP2018162066A JP2020035230A JP 2020035230 A JP2020035230 A JP 2020035230A JP 2018162066 A JP2018162066 A JP 2018162066A JP 2018162066 A JP2018162066 A JP 2018162066A JP 2020035230 A JP2020035230 A JP 2020035230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
display
display system
priority
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018162066A
Other languages
English (en)
Inventor
信之 志村
Nobuyuki Shimura
信之 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2018162066A priority Critical patent/JP2020035230A/ja
Publication of JP2020035230A publication Critical patent/JP2020035230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】車両の後方の対象者にとって有益な情報を表示することができる車両の表示システム及びそれを搭載した車両を提供する。【解決手段】車両1の後方から視認可能な態様で車両1の後部に配される表示エリア8と、車両1の周辺状況、車両1の駆動状況及び車両1の乗員状況うちの少なくとも一つを含む状況データを取得する取得部21と、表示エリア8に表示する所定の情報を複数格納する格納部22と、状況データから表示エリアに情報を表示する表示条件が成立したことを検出する検出部23と、表示条件が成立した情報の中で優先順位を判断する判断部24と、優先順位の高い情報を優先的に表示エリア8に表示させる表示制御部25と、を備える構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両後方に対して情報を表示する車両の表示システム及びそれを搭載した車両に関する。
特許文献1には、実際の走行速度を車両の外部に表示し、他の車両の運転手や歩行者がその表示を確認できるようにしたソフトカーが提案されている。
特開2002−67827号公報
しかし、車両の走行速度は、他の車両の運転手や歩行者にとって必ずしも有益な情報でない場合があった。そのため特許文献1では、他の車両の運転手や歩行者にとって有益な情報を提供するのが困難な場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車両の後方の対象者にとって有益な情報を表示することができる車両の表示システム及びそれを搭載した車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、車両の後方から視認可能な態様で前記車両の後部に配される表示エリアと、前記車両の周辺状況、前記車両の駆動状況及び前記車両の乗員状況のうちの少なくとも一つを含む状況データを取得する取得部と、前記表示エリアに表示する所定の情報を複数格納する格納部と、前記状況データから前記表示エリアに前記情報を表示する表示条件が成立したことを検出する検出部と、前記表示条件が成立した前記情報の中で優先順位を判断する判断部と、優先順位の高い前記情報を優先的に前記表示エリアに表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする車両の表示システムにある。
かかる本発明の態様では、車両の後方の対象者にとって有益な情報を表示することができる。
ここで、前記表示制御部は、優先順位の高い前記情報を、少なくとも所定期間、優先順位の低い前記情報よりも大きく表示させることが好ましい。これにより、車両の後方の対象者にとって有益な情報を好適な態様で表示しやすくなる。
また、前記表示制御部は、優先順位の高い前記情報を、少なくとも所定期間、優先順位の低い前記情報に代えて表示させることが好ましい。これにより、車両の後方の対象者にとって有益な情報を好適な態様で表示しやすくなる。
また、前記格納部は、前記情報を、優先順位に応じた複数の群に分けて格納し、前記表示制御部は、前記表示条件が成立した前記情報のなかで、優先順位の高い群に分けられる前記情報を優先的に前記表示エリアに表示させることが好ましい。これにより、車両の後方の対象者にとって有益な情報を好適な態様で表示しやすくなる。
また、前記格納部は、前記情報を、優先順位の最も高い群に分類される重要情報、又は前記重要情報よりも優先順位の低いその他の群に分類される情報、として格納することが可能である場合、前記その他の群に分類される前記情報は、前記表示エリアへの表示の有無をそれぞれ設定可能であることが好ましい。これにより、車両の後方の対象者にとって有益な情報を好適な態様で表示しやすくなる。
さらに、前記重要情報は、運転手が正常状態にないこと、回生ブレーキを使用中であること、スリップ防止装置が作動中であること、前記車両が急停止したこと、後続車両との車間距離が所定値以下であること、緊急車両が接近中であること、前方で事故が生じていること、前記車両が高速道路で停止中であること、の少なくとも一つを含むことが好ましい。これにより、車両の後方の対象者にとって有益な情報(特に重要情報)を好適な態様で表示しやすくなる。
また、前記格納部は、前記情報を、前記重要情報、前記重要情報よりも優先順位の低い通常情報、又は前記通常情報よりも優先順位の低い参考情報、として前記格納することが可能である場合、前記通常情報は、運転手が運転初心者であること、運転手が高齢者であること、妊婦が乗車していること、乳児が乗車していること、の少なくとも一つを含み、前記参考情報は、EVモードで走行中であること、自動運転中であること、一般道路で停止中であること、道路標識の内容、の少なくとも一つを含むことが好ましい。これにより、車両の後方の対象者にとって有益な情報(特に通常情報や参考情報)を好適な態様で表示しやすくなる。
また、前記表示制御部は、前記表示条件が成立した前記情報を、前記車両の後方の対象物との距離が所定値以下のときに表示することが好ましい。これにより、必要な場面に限って車両の後方の対象者にとって有益な情報を表示することができる。
上記課題を解決する本発明の他の態様は、上記のような態様の車両の表示システムを搭載した車両にある。かかる本発明の態様では、車両の後方の対象者にとって有益な情報を表示することができる。
以上のように、本発明によれば、車両の後方の対象者(後続四輪車の運転手、後続二輪車の運転手、後方から接近する歩行者等)にとって有益な情報を表示することができる。
実施形態1に係る車両の構成例を示す概略図。 実施形態1に係るECU(制御装置)の構成例を示すブロック図。 実施形態1に係る重要情報の表示の一例を示す図。 実施形態1に係る通常情報の表示の一例を示す図。 実施形態1に係る参考情報の表示の一例を示す図。 実施形態1に係る情報を表示エリアに表示する制御例を説明する図。 実施形態1に係る情報を表示エリアに表示する制御例を説明する図。 実施形態1に係る情報を表示エリアに表示する制御例を示すフロー図。
以下の実施形態は、本発明の一態様であり、本発明の範囲内で任意に変更可能である。明細書中、語句「乗員」は、車両の運転手のみならず、車両に乗車している者を広く含むことができる概念である。
(実施形態1)
図1(a)〜(c)は各々、実施形態1に係る車両1(プラグインハイブリッド電気自動車、PHEV)の構成例を示す概略図である。車両1は、エンジン2と、走行用モータ3(発電機)と、を走行駆動源として備えている。そのため、車両1は、走行用モータ3を駆動源とした、いわゆるEVモードにより走行が可能である。
また、車両1では、乗員が選択した回生レベル(例えば、小さい順からB0〜B6の7段階)に応じて回生制御が行われ、これにより、減速時等に走行用モータ3で発電される電力をバッテリ4に充電しつつ、回生ブレーキ力を得ることができる。更に、車両1はECU20(制御装置)による制御のもと、いわゆる自動運転が可能である。乗員は、ステアリングの近傍に設けられる自動運転スイッチ5をONにすることで、運転の少なくとも一部について車両1側から支援を受けることができる。
ダッシュボードの近傍には、所定のタッチパネル6が配されている。乗員は、タッチパネル6にて乗員情報(運転手のドライバ歴、国籍、年齢及び性別等、また妊婦や乳児が乗車しているか否か等)を入力することができる。
車両1の後部には、左右の各々にブレーキランプ7が設けられている。ブレーキランプ7に挟まれる位置に、車両1の後方から視認可能な態様で表示エリア8が配されている。表示エリア8は、例えば、有機ELを含んで構成することができる。この場合、車両1の後部の一部を有機ELディスプレイにより構成したり、車両1の後部の一部に有機ELシートを取り付けたりすることで、表示エリア8を容易に構成することができる。表示エリア8には、ECU20による制御のもと、所定の表示条件に応じて、車両の後方の対象者(後続四輪車の運転手、後続二輪車の運転手、後方から接近する歩行者等)にとって有益な情報が表示される。なお、表示エリア8は、ECU20の各部とともに実施形態1に係る表示システム30(車両後方に対する表示システム)を構成する。
ここで、車両1は、車両1の周辺状況を取得するのに適した検出器(周辺状況検出器10)と、車両1の駆動状況を検出するのに適した検出器(駆動状況検出器11)と、車両1の乗員状況を検出するのに適した検出器(乗員状況検出器12)と、を備えている。
周辺状況検出器10は、車両1のフロントバンパーの近傍に設けられるミリ波レーダ10aを含む。ミリ波レーダ10aによれば、視界や照度に関わらず、車両1の前方の状況に関する状況データ(周辺状況データ)を取得しやすくなる。また、周辺状況検出器10は、フロントバンパーやリアバンパーの近傍に各々複数設けられる超音波センサ10bを含む。さらに周辺状況検出器10は、車両1のフロントガラスの上部(例えば、バックミラー下)に設けられる前方用車外カメラ10c、車両1の左右側部に各々に設けられる側方用車外カメラ10d及び車両1の後部に設けられる後方用車外カメラ10eを含む。超音波センサ10b、並びに前方用車外カメラ10c、側方用車外カメラ10d及び後方用車外カメラ10eによれば、車両1の周辺の状況データを取得しやすくなる。
例えば、ミリ波レーダ10a、超音波センサ10b及び前方用車外カメラ10cによれば、車両1の後方の対象物(前方の車両や、前方の障害物等)の動向や、対象物との距離等の情報を含む状況データを取得しやすくなる。また例えば、超音波センサ10b及び後方用車外カメラ10eによれば、車両1の後方の対象物(後続四輪車、後続二輪車、後方から接近する歩行者等)の動向や、該対象物との距離等の情報を含む状況データを取得しやすくなる。
また、周辺状況検出器10は、GPS受信器10f(図2参照)を含む。GPS受信器10fによれば、現在位置や現在日時等の情報を含む状況データを取得しやすくなる。この他、GPS受信器10fによれば、刻々と変化する道路交通情報(渋滞情報、事故情報、駐車場の満車情報、及びこれら等による道路の規制情報等)を含む状況データを取得しやすくなる。そして、GPS受信器10fによれば、カーナビゲーションシステムと連動することで、周辺のナビ情報や道路標識の内容についても、情報を取得しやすくなる。更に、GPS受信器10fによれば、パトカー、消防車及び救急車等といった緊急車両の接近に関する情報を含む状況データを取得しやすくなる。更に、GPS受信器10fによれば、車両1が高速道路上にいることに関する情報を含む状況データを取得しやすくなる。
駆動状況検出器11は、ブレーキパッドの近傍に設けられるブレーキセンサ11a、タイヤ(車輪)の近傍に設けられる車速センサ11b、エンジン2の近傍に設けられる回転数センサ11c、回生制御系に設けられる回生センサ11d、自動運転スイッチ5のONを検知するための自動運転センサ11e等を含む。ブレーキセンサ11a、車速センサ11b、回転数センサ11c、回生センサ11d及び自動運転センサ11eによれば、車両1が急停止したこと、車両1が停止中であること、自動運転中であること、EVモードで走行中であること、回生ブレーキを使用中であること等の情報を含む状況データ(駆動状況データ)を取得しやすくなる。
また、駆動状況検出器11は、トラクション・コントロール・システム(TCS)やアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)といった、いわゆるスリップ防止装置(ESC)の作動を検知するESCセンサ11f(図2参照)を含む。また、駆動状況検出器11は、ジャイロセンサ11g(図2参照)も含む。車両1がスリップすると、そのスリップに応じてTCSが作動し、また、スリップに応じて車両1の各速度が変化する。従って、ESCセンサ11fやジャイロセンサ11gによれば、車両1のスリップの発生(スリップに限られず、スリップに類する事態により、ESCが作動したり、車両1の各速度が正常範囲を超えて変化したりすることを含む)等に関する情報を含む状況データを取得しやすくなる。
乗員状況検出器12は、車両1のフロントガラスの上部(例えば、バックミラー下)に設けられる車内カメラ12aを含む。車内カメラ12aによれば、乗員、特に運転手が正常状態にないこと(運転手が居眠りをしている、運転手が意識を失っている等)に関する情報を含む状況データ(乗員状況データ)を取得しやすくなる。また、乗員状況検出器12は、タッチパネル6への入力情報を検出する入力情報センサ12bも含む。入力情報センサ12bが設けられていることで、運転手のドライバ歴、国籍、年齢及び性別等や、妊婦や乳児が乗車しているか否か等の情報を含む状況データを取得しやすくなる。
周辺状況検出器10、駆動状況検出器11及び乗員状況検出器12を構成する各々の例は、車両に既に搭載されている場合にはそれを利用することができるし、新たに搭載することもできる。そして、周辺状況検出器10、駆動状況検出器11及び乗員状況検出器12の各々それ自体は、公知の構成を採用することができる。なお、周辺状況検出器10、駆動状況検出器11及び乗員状況検出器12の各々の例は上記に限定されない。
周辺状況検出器10の構成・機能の全部又は一部が、駆動状況検出器11や乗員状況検出器12の構成・機能に重複していてもよいし、駆動状況検出器11の構成・機能の全部又は一部が、周辺状況検出器10や乗員状況検出器12の構成・機能に重複していてもよいし、乗員状況検出器12の構成・機能の全部又は一部が、周辺状況検出器10や駆動状況検出器11の構成・機能に重複していてもよい。これらのような、周辺状況検出器10、駆動状況検出器11及び乗員状況検出器12で得られる情報は、ECU20に送信される。
図2は、優先順位の高い情報を優先的に表示エリア8に表示するという、実施形態1に係る制御に関する部分について、ECU20の構成例を機能的なブロックで示す図である。ECU20は、公知の構成からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、マイクロコンピュータによるプログラムの実行によって各部が実現されている。ECU20には、種々の制御プログラムやデータ情報が予め記憶されるROM、各部による制御結果や演算結果が記憶される記憶部、及び各種の制御時間を計測するためのタイマカウンタ等が設けられている。
ECU20は、取得部21と、格納部22と、検出部23と、判断部24と、表示制御部25と、を備えている。取得部21は、車両1の周辺状況(周辺状況データ)、車両1の駆動状況(駆動状況データ)及び車両1の乗員状況(乗員状況データ)のうちの少なくとも一つを含む状況データを取得する。実施形態1では、車両1の周辺状況、車両1の駆動状況及び車両1の乗員状況の全ての状況データを取得するようにした。車両1の周辺状況(周辺状況データ)は周辺状況検出器10から、車両1の駆動状況(駆動状況データ)は駆動状況検出器11から、車両1の乗員状況(乗員状況データ)は乗員状況検出器12から、主に取得することができる。取得部21により取得される状況データは、検出部23及び判断部24に送信される。
格納部22は、上記ROMや上記記憶部の少なくとも一部を含むことができる。格納部22は、車両1の後方に対する(表示エリア8に表示する)所定の情報を複数格納する。具体的に、格納部22は、各情報を、表示の優先順位が最も高い群(第1群)に分類される重要情報、又は、重要情報よりも優先順位の低いその他の群(第2群)に分類される情報として格納することが可能とされている。本実施形態では、格納部22は、情報を、重要情報(第1群の情報)、通常情報(第2群の情報)及び参考情報(第2群の情報)の3種に分類して格納することが可能とされている。なお通常情報及び参考情報の何れも、上記その他の群(第2群)に分類される情報であるが、通常情報は参考情報よりも表示の優先順位が高い。
ここで、その他の群(第2群)に分類される情報は、表示エリア8への表示の有無がそれぞれ設定可能とされている。乗員は、通常情報及び参考情報の一つ一つについて、表示の有無を、例えば、タッチパネル6により個別に設定することができ、また、ECU20との通信が可能とされた携帯通信デバイス、例えばスマートフォンDを介して個別に設定することもできる。従って、例えば、ある車両では所定の表示条件下で、ある参考情報(例えば、一般道路で停止中であること)が表示される一方、この参考情報の表示「無」として設定された他の車両では、同一表示条件下でも、この参考情報は常時表示されない。またその逆もあり得る。これによれば、表示される通常情報及び参考情報が厳選されやすくなる。従って、車両1の後方の対象者にとって有益な情報が好適な態様で表示されやすくなる。
また、情報を重要情報、通常情報及び参考情報の何れとして格納するかについても、ある程度は乗員により設定可能とされている。従って、ある車両で通常情報として格納されたものが、他の車両では参考情報として格納される場合があるし、その逆もあり得る。
ただし、重要情報については、乗員の設定に関らず、表示「有」として固定されることが好ましく、また、追加・削除・変更が不可能とされることが好ましい。重要情報は、如何なる場面でも、如何なる対象者にとっても有益度の高いものであるから、乗員により、それが表示されないようにされたり、表示される優先順位が落とされたりしないほうがよい。緊急性の高い場面で、それに適した優先順位の高い情報が好適に表示されるようにすることが好ましい。
重要情報の内容は、特に限定されないが、運転手が正常状態にないこと、回生ブレーキを使用中であること(回生ブレーキ力を得ている最中であること)、スリップ防止装置が作動中であること、車両1が急停止したこと、後続車両との車間距離が所定値以下であること、緊急車両が接近中であること、前方で事故が生じていること、車両1が高速道路上で停止中であること、の少なくとも一つを含むことが好ましい。
図3(a)〜(f)は、重要情報の表示の一例を示す図である。図3(a)は、運転手が正常状態にないときの表示の一例であり、図3(b)は、車両1が急停止したときの表示の一例である。図3(b)では、急停止を知らせるのに加えて、後続車両に対して車間距離を確保するよう注意を促している。このように、情報と表示は必ずしも一対一である必要はなく、一つの情報に対して複数の表示を組み合わせたり、複数の情報に対して一つの表示で対応したりすることも可能である。
図3(c)は、車両1の前方で事故が生じているときの表示の一例であり、図3(d)は、後続車両との車間距離が所定値以下であるときの表示の一例であり、図3(e)は、車両1が回生ブレーキを使用中であるときの表示の一例であり、図3(f)は、車両1が高速道路で停止中であるときの表示の一例である。図3(e)の表示を行うことで、回生ブレーキ力を得ているときにブレーキランプ7が点灯しない仕様である場合であっても、後続車両等は、車両1に制動力が付与されていることを把握することができる。図3(f)の表示(いわゆる三角停止表示板の画像の表示)を行うことで、法規を遵守する意図を明確にし、また、安全がより確保されやすくなるようにしている。
通常情報の内容は、特に限定されないが、運転手が運転初心者であること(運転手の運転歴が所定値以下であること等)、運転手が高齢者であること(運転手の年齢が所定値を越える等)、妊婦が乗車していること、乳児が乗車していること、の少なくとも一つを含むことが好ましい。
図4(a)〜(d)は、通常情報の表示の一例を示す図である。図4(a)は、運転手が運転初心者であるときの表示の一例であり、図4(b)は、運転手が高齢者であるときの表示の一例であり、図4(c)は、妊婦が乗車しているときの表示の一例であり、図4(d)は、乳児が乗車しているときの表示の一例である。図4(a)では、いわゆる若葉マークの画像、図4(b)では、いわゆるもみじマークの画像、図4(c)では妊婦の画像、図4(d)では乳児の画像を合わせて表示することで、車両1の後方の対象者が直感的に理解しやすくしている。
参考情報の内容も、特に限定されないが、EVモードで走行中であること、自動運転中であること、一般道路で停止中であること、道路標識の内容、の少なくとも一つを含むことが好ましい。図5(a)〜(d)は、参考情報の表示の一例を示す図である。図5(a)は、車両1がEVモードで走行中であるときの表示の一例であり、図5(b)は、車両1が自動運転中であるときの表示の一例であり、図5(c)は、車両1が一般道路で停止中であるときの表示の一例であり、図5(d)は、車両1が走行する道路標識の内容についての表示の一例である。
なお、上記の他、季節のイベントに関する情報(例えば、クリスマスであること等)、車両1の後方に対する癒しの情報(例えば、お礼や感謝を伝えること等)、ナビ情報(間もなくトンネルが在ること、事故の多い交差点があること、通学路であること等)などを表示することもできる。このようなその他の情報については、車両の走行との関連性に応じて、基本的には参考情報として格納することができる。
図2に戻り、検出部23は、情報に応じた表示条件が成立したことを、取得部21により取得された状況データ等に基づいて検出する。言い換えれば、検出部23は、取得部21により取得された状況データ等に基づいて、現在の状況で表示すべき情報を格納部22に格納されている情報からピックアップする。情報に応じた表示条件とは、情報の内容を検出するための条件である。例えば、情報が「前方で事故が生じていること」である場合の上記表示条件は、「前方で事故が生じていると検出されること」である。また、例えば、情報が「ESCが作動中であること」である場合の上記表示条件は、「ESCが作動中であると検出されること」である。更に、情報が「運転手が正常状態にないこと」である場合の上記表示条件は、「運転手が正常状態にないと検出されること」である。
判断部24は、検出部23によりピックアップされた情報の優先順位を取得部21により取得された状況データ等に基づいて判断する。重要情報のなかでも優先順位がリアルタイムで変動し、通常情報のなかでも優先順位がリアルタイムで変動し、参考情報のなかでも優先順位がリアルタイムで変動していくので、判断部24は、その時々について優先順位を判断することになる。
表示制御部25は、表示条件が成立した情報のなかで、判断部24によって優先順位が高いと判断された情報を優先的に表示エリア8に表示する。例えば、表示制御部25は、表示条件が成立した情報のなかで、優先順位の高い群(第1群)に分けられる情報を優先的に表示エリア8に表示する。従って、重要情報が、通常情報や参考情報よりも優先的に表示される。また通常情報及び参考情報は、何れも第2群の情報であるが、そのなかでも優先順位の高い通常情報が参考情報よりも優先的に表示されることになる。勿論、同一の群のなかでも情報の優先順位は変動するので、同一の群に含まれる情報の場合には、そのときに優先順位の高い情報を優先的に表示するようにする。
表示制御部25は、表示条件が成立した情報のなかでも、優先順位の高い情報を、車両1の後方の対象者にとって、より目立つように(すなわち、より強調されるように)表示する。例えば、表示制御部25は、優先順位の高い情報を、少なくとも所定期間、優先順位の低い情報よりも大きく表示することができる。また、表示制御部25は、優先順位の高い情報を、少なくとも所定期間、優先順位の低い情報に代えて表示することができる。また、表示制御部25は、優先順位の高い情報を赤色で表示したり点滅表示したりすることができる。
図6(a)〜(c)及び図7(a)〜(c)は各々、優先順位の高い情報を優先的に表示エリア8に表示する制御例を説明する図である。車両1が走行中、例えば図6(a)に示すように、表示エリア8には、運転手が運転初心者であること(通常情報)が表示されているとする。ここで、図6(b)に示すように、後続車両Nとの車間距離が所定値P以下になると、後続車両Nとの車間距離が所定値P以下であること(重要情報)が優先的に表示される。ここでは、重要情報が、通常情報よりも大きく表示されるようになる。
その後、後続車両Nの減速等により、図6(c)に示すように、後続車両Nとの距離が所定値Pを越えると、それまでの重要情報の表示が小さくなっていく一方、通常情報の表示が大きくなっていく。最終的には、再び図6(a)で例示した表示に戻る。
また、図7(a)に示すように、後続車両Nとの距離が所定値P以下にあり、そのため後続車両Nとの車間距離が所定値P以下であること(重要情報)が表示されているとする。この状況で、車両1の前方で事故Cが生じた場合、たとえ同じ重要情報であったとしても、車両1の前方で事故Cが生じているという情報の優先順位の方が高いと判断され、図7(b)に示すように、表示エリア8の表示は事故Cの情報に切り替わる。事故Cの現場が後方に過ぎ去ると、これまで表示されていた、車両1の前方で事故Cが生じているときの表示は消去される(図7(c)参照)。
ここで、表示制御部25は、表示条件が成立した情報を、車両1の後方の対象物(後続車両N等)との距離が所定値L以下のときに表示させている。ここでの所定値Lは、例えば、後続車両Nとの間で確保されるべき車間距離に基づく所定値Pと異なり、表示エリア8に表示される情報を後続車両Nの運転手等が視認可能な最大距離に基づく。これにより、例えば、後続車両Nが存在しなかったり、後続車両Nが存在しても後続車両Nとの距離が極めて大きかったりする場合に、情報が不要に表示されるのを回避することができる。この所定値Lは、車両1の速度が速いほど大きくすることが好ましい。これにより、高速運転時には、より余裕をもって車両後方に情報を表示することができる。
従って、事故Cの現場が後方に過ぎ去り、例えば図7(c)に示すように、後続車両Nとの車間距離が所定値Lを越えると、表示エリア8への情報の表示が消去される。ただし、参考情報については、後続車両Nとの車間距離が所定値Lを越えても、表示条件の成立に応じて表示するようにしてもよい。
図8は、優先順位の高い情報を優先的に表示エリア8に表示する制御例を示すフローチャートである。このフローは、大きくは、参考情報(優先順位:低)を表示するためのステップS10と、通常情報(優先順位:中)を表示するためのステップS20と、重要情報(優先順位:高)を表示するためのステップS30と、に分けられる。
まずはステップS11で各種の状況データを取得し、ステップS12で参考情報に応じた表示条件が成立したことを検出する。すなわち、格納部22に格納されている参考情報から、表示条件が成立したものがあるか否かを判定する。表示条件が成立した参考情報があれば(ステップS12:Yes)、ステップS13に進み、表示条件が成立している参考情報を抽出(ピックアップ)する。次いでステップS14で、抽出した参考情報の優先順位を判断する。その後、ステップS15で、ステップS14において判断した優先順位に基づいて参考情報を表示エリア8に表示する。なお、ステップS12において表示条件が成立していないと判定された場合には(ステップS12:No)、ステップS21に進む。
なお、本フローでは、表示条件が成立したか否かを判定し、表示条件が成立した参考情報をピックアップした後に、それらの参考情報について優先順位を判断するようにしたが、この順番は逆でもよい。すなわち各参考情報について優先順位を判断した後に、各参考情報について表示条件が成立しているか否かを判定し、表示条件が成立した参考情報を抽出するようにしてもよい。
次に、ステップS21で各種の状況データを取得し、ステップS22で通常情報に応じた表示条件が成立したか否かを判定する。表示条件が成立した通常情報があれば(ステップS22:Yes)、ステップS23に進み、表示条件が成立している通常情報を抽出する。次いでステップS24で、抽出した通常情報の優先順位を判断する。次いでステップS25で、車両1の後方の対象物(後続車両)との距離が所定値L以下であるか否かを判定し、距離が所定値L以下であると判定された場合には(ステップS25:Yes)、ステップS26に進む。ステップS26では、ステップS24において判断した優先順位に基づいて、ステップS23で抽出した通常情報を表示エリア8に表示する。その際、参考情報よりも通常情報を優先的に表示する。なお、ステップS22において表示条件が成立していないと判定された場合や(ステップS22:No)、ステップS25において距離が所定値Lを越えると判定された場合には(ステップS25:No)、ステップS31に進む。
次に、ステップS31で各種の状況データを取得し、ステップS32で重要情報に応じた表示条件が成立したか否かを判定する。表示条件が成立した重要情報があれば(ステップS32:Yes)、ステップS33に進み、表示条件が成立している重要情報を抽出する。次いでステップS34で、抽出した重要情報の優先順位を判断する。次いでステップS35で、車両1の後方の対象物(後続車両)との距離が所定値L以下であるか否かを判定し、距離が所定値L以下であると判定された場合には(ステップS35:Yes)、ステップS36に進む。ステップS36では、ステップS34において判断した優先順位のもと、ステップS33において抽出した重要情報を表示エリア8に表示する。その際、通常情報及び参考情報よりも重要情報を優先的に表示する。なおステップS32において表示条件が成立していないと判定された場合や(ステップS32:No)、ステップS35において距離が所定値Lを越えると判定された場合には(ステップS35:No)、ステップS41に進む。
ステップS41では、各種の状況データを取得し、ステップS42で各情報を表示するための表示条件の成立が解除されたことを検出する。すなわちステップS42では各情報を表示するための表示条件の成立が継続しているか否かを判定する。そして、表示条件の成立が継続していない(表示条件が不成立)と判定されると(ステップS42:Yes)、ステップS43に進み、表示エリア8の表示を終了し、その後ステップS11に戻る。なおステップS42にて各情報を表示するための表示条件の成立が継続している場合には(ステップS42:No)、ステップS41に戻り、新たな状況データを取得し、ステップS42にて、表示条件の成立が継続しているか否かを再判定する。
以上説明した、車両1の表示システム30及びそれを搭載した車両1によれば、車両1の後方の対象者(後続四輪車の運転手、後続二輪車の運転手、後方から接近する歩行者等)にとって有益な情報を表示することができる。
(他の実施形態)
以上説明した実施形態は、本発明の一態様であり、本発明の範囲内で任意に変更可能である。例えば、後続車両に追突されたり、後続車両からあおり運転等の危険な運転をされたりする場合、該当する後続車両に関する画像(例えば、その外観やナンバープレート)を表示するようにしてもよい。かかる画像は、周辺状況検出器10の、特に後方用車外カメラ10eにより取得するのが容易である。また、車両1の周辺で事故の発生を検出した場合に周囲を撮影し、その状況や時刻、周辺の住所を表示するようにしてもよい。これらは、事故の発生や当て逃げ等の抑止に効果が期待される。
また、車両1と後続車両との間で通信が可能であって、後続車両の運転手の国籍が判別可能な場合には、車両1に表示する情報を、その国籍の言語に翻訳して表示するようにしてもよい。翻訳して表示するのが困難な場合には、国籍に関係なく直感的に理解可能な記号や絵をなるべく組み合わせるようにして表示するようにしてもよい。例えば、ウインカーやブレーキ等に連動して、表示エリア8に、右折、左折、直進、停止等の旨を表す文字、図形、記号等を表示することもできる。
表示エリア8の形状や大きさ、車両1の後部における範囲については、例えば図1(c)に参照されるものはあくまで一例であり、本発明の効果が得られる範囲で各種の変形が可能である。また本発明は、エンジン2のみが走行駆動源である車両(ガソリン車)や、走行用モータ3が走行駆動源である車両(電気自動車,EV)にも適用可能である。
1 車両
2 エンジン
3 走行用モータ
4 バッテリ
5 自動運転スイッチ
6 タッチパネル
7 ブレーキランプ
8 表示エリア
10 周辺状況検出器
10a ミリ波レーダ
10b 超音波センサ
10c 前方用車外カメラ
10d 側方用車外カメラ
10e 後方用車外カメラ
10f GPS受信機
11 駆動状況検出器
11a ブレーキセンサ
11b 車速センサ
11c 回転数センサ
11d 回生センサ
11e 自動運転センサ
11f ESCセンサ
11g ジャイロセンサ
12 乗員状況検出器
12a 車内カメラ
12b 入力情報センサ
20 ECU(制御装置)
21 取得部
22 格納部
23 検出部
24 判断部
25 表示制御部
30 表示システム

Claims (9)

  1. 車両の後方から視認可能な態様で前記車両の後部に配される表示エリアと、
    前記車両の周辺状況、前記車両の駆動状況及び前記車両の乗員状況のうちの少なくとも一つを含む状況データを取得する取得部と、
    前記表示エリアに表示する所定の情報を複数格納する格納部と、
    前記状況データから前記表示エリアに前記情報を表示する表示条件が成立したことを検出する検出部と、
    前記表示条件が成立した前記情報の中で優先順位を判断する判断部と、
    優先順位の高い前記情報を優先的に前記表示エリアに表示させる表示制御部と、を備える
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  2. 請求項1に記載の車両の表示システムであって、
    前記表示制御部は、優先順位の高い前記情報を、少なくとも所定期間、優先順位の低い前記情報よりも大きく表示させる
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の表示システムであって、
    前記表示制御部は、優先順位の高い前記情報を、少なくとも所定期間、優先順位の低い前記情報に代えて表示させる
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両の表示システムであって、
    前記格納部は、前記情報を、優先順位に応じた複数の群に分けて格納し、
    前記表示制御部は、前記表示条件が成立した前記情報のなかで、優先順位の高い群に分けられる前記情報を優先的に前記表示エリアに表示させる
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  5. 請求項4に記載の車両の表示システムであって、
    前記格納部は、前記情報を、優先順位の最も高い群に分類される重要情報、又は前記重要情報よりも優先順位の低いその他の群に分類される情報、として格納することが可能であり、
    前記その他の群に分類される情報は、前記表示エリアへの表示の有無をそれぞれ設定可能である
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  6. 請求項5に記載の車両の表示システムであって、
    前記重要情報は、運転手が正常状態にないこと、回生ブレーキを使用中であること、スリップ防止装置が作動中であること、前記車両が急停止したこと、後続車両との車間距離が所定値以下であること、緊急車両が接近中であること、前方で事故が生じていること、前記車両が高速道路で停止中であること、の少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  7. 請求項5又は6に記載の車両の表示システムであって、
    前記格納部は、前記情報を、前記重要情報、前記重要情報よりも優先順位の低い通常情報、又は前記通常情報よりも優先順位の低い参考情報、として前記格納することが可能であり、
    前記通常情報は、運転手が運転初心者であること、運転手が高齢者であること、妊婦が乗車していること、乳児が乗車していること、の少なくとも一つを含み、
    前記参考情報は、EVモードで走行中であること、自動運転中であること、一般道路で停止中であること、道路標識の内容、の少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の車両の表示システムであって、
    前記表示制御部は、前記表示条件が成立した前記情報を、前記車両の後方の対象物との距離が所定値以下のときに表示する
    ことを特徴とする車両の表示システム。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の車両の表示システムを搭載したこと特徴とする車両。
JP2018162066A 2018-08-30 2018-08-30 車両の表示システム及びそれを搭載した車両 Pending JP2020035230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018162066A JP2020035230A (ja) 2018-08-30 2018-08-30 車両の表示システム及びそれを搭載した車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018162066A JP2020035230A (ja) 2018-08-30 2018-08-30 車両の表示システム及びそれを搭載した車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020035230A true JP2020035230A (ja) 2020-03-05

Family

ID=69668296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018162066A Pending JP2020035230A (ja) 2018-08-30 2018-08-30 車両の表示システム及びそれを搭載した車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020035230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113450587A (zh) * 2020-03-24 2021-09-28 本田技研工业株式会社 信息获取装置、车辆和信息获取方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113450587A (zh) * 2020-03-24 2021-09-28 本田技研工业株式会社 信息获取装置、车辆和信息获取方法
CN113450587B (zh) * 2020-03-24 2023-02-28 本田技研工业株式会社 信息获取装置、车辆和信息获取方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108058712B (zh) 车辆及其控制方法
US10937314B2 (en) Driving assistance apparatus for vehicle and control method thereof
US10513184B2 (en) Interface system for vehicle
US10246095B2 (en) Regenerative braking control apparatus for vehicles
KR101959305B1 (ko) 차량
US8330620B2 (en) Method for producing a localized warning of dangerous situations for vehicles
US10940857B2 (en) Driving control apparatus for a vehicle
US20180082589A1 (en) Driver assistance apparatus
US20190019413A1 (en) Driving system for vehicle and vehicle
US20140309855A1 (en) Smart car with automatic signalling
US20090287368A1 (en) Motor vehicle having a driver assistance system
KR20180053657A (ko) 차량을 안전하게 추월하도록 운전 보조를 제공하기 위한 시스템 및 방법
WO2016049812A1 (en) Automatic parking warning system
US11021103B2 (en) Method for enriching a field of view of a driver of a transportation vehicle with additional information, device for use in an observer transportation vehicle, device for use in an object, and transportation vehicle
US20070159319A1 (en) Warning Device and System
WO2019106787A1 (ja) 車両制御装置、それを有する車両、および制御方法
GB2532572A (en) E-bike to infrastructure or vehicle communication
JP2016005932A (ja) 車両の制御装置、及び車両
US10315560B2 (en) System and method for safety improvement during operation of a motor vehicle
US20210188162A1 (en) Vehicle state alert apparatus and vehicle state alert method
CN112298024B (zh) 一种避让提醒系统、方法、车辆及计算机存储介质
CN112272843A (zh) 用于车辆的指示装置
US20190325238A1 (en) Advanced warnings for drivers of vehicles for upcoming signs
JP2015028672A (ja) 情報提供装置、情報提供方法、プログラム、サーバ、及び情報提供システム
JP2020035230A (ja) 車両の表示システム及びそれを搭載した車両