JP2020035083A - 検査情報管理システム、検査情報管理サーバ、検査情報管理方法、及び検査情報管理プログラム - Google Patents

検査情報管理システム、検査情報管理サーバ、検査情報管理方法、及び検査情報管理プログラム Download PDF

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陽介 瀧本
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啓太郎 萩原
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Abstract

【課題】同種の商品を使用したユーザの検査結果による情報をユーザに提供することで、ユーザの商品の継続使用のモチベーションを高めることができる。【解決手段】第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶可能なユーザ情報記憶部112と、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、を生成可能な制御部114と、生成された第1検査結果情報と、参考情報と、を第1ユーザに表示可能な表示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、検査されたユーザの生体情報の情報管理を行う検査情報管理システム、検査情報管理サーバ、検査情報管理方法、及び検査情報管理プログラムに関する。
日常的な健康管理を行うためには、自宅で簡単な検査が行なえる在宅検査が有効であり、近年、在宅検査のための検査キットの配送サービスが行なわれている。また、市場においては、健康増進のための栄養食品、栄養補助食品(サプリメント)等の商品が販売されている。
検査キットの更なる普及のため、サプリメントと、そのサプリメントの効果を検査するための検査キットとをパックでユーザに提供するための方法が提案されている(特許文献1)。
特開2006−234714号公報
上記特許文献1は、サプリメントの効果測定という検査キットの使用目的をユーザに提案し、ユーザの適切なサプリメント摂取を推奨することにより、検査キットの普及を図るものである。
上記特許文献1では、サプリメントを使用した効果は、2回目の検査結果によって知ることができる。しかし、例えばサプリメントの効果をすぐに実感しにくいものであるような場合に、サプリメントを使用するモチベーションを維持することが困難となる場合がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、同種の商品を使用したユーザの検査結果による情報をユーザに提供することで、ユーザの商品の継続使用のモチベーションを高めることができる検査情報管理システム、検査情報管理サーバ、検査情報管理方法、及び検査情報管理プログラムを提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係る検査情報管理システムは、第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶可能なユーザ情報記憶部と、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、を生成可能な制御部と、生成された第1検査結果情報と、前記参考情報と、を第1ユーザに表示可能な表示部と、を備える。
また、第3検査結果情報及び第4検査結果情報が、異なる時点における第2ユーザの生体状態を示すものであってもよい。
また、前記第1検査結果情報は、検査キットにより前記第1ユーザから採取される検体の検査結果であってもよい。
また、前記第1検査結果情報は、前記第1ユーザから送信される情報による検査結果であってもよい。
また、前記制御部は、複数の第3及び第4検査結果情報の夫々の平均値から前記参考情報を生成してもよい。
また、前記制御部は、複数の第3及び第4検査結果情報の夫々の分散値から前記参考情報を生成してもよい。
また、前記制御部は、複数の第3及び第4検査結果情報から前記第1ユーザの検査結果情報の推定値である推定検査情報を前記参考情報として生成してもよい。
また、第1検査結果情報は、第1時点での第1ユーザの生体状態に関する情報であり、前記制御部は、前記第1時点から前記第1ユーザが使用する商品の商品情報に応じた推定時期により推定検査情報を前記参考情報として生成してもよい。
前記ユーザ情報記憶部は、ユーザの生年情報、性別情報、前記ユーザの嗜好情報、前記ユーザのライフスタイル情報、前記ユーザの過去の検査結果情報のうち少なくとも1つを含む情報である属性情報を記憶可能であり、前記制御部は、前記第1ユーザの属性情報により抽出する当該属性情報に類似する第2ユーザの第3及び第3検査結果情報から参考情報を生成してもよい。
また、前記制御部は、前記第1ユーザが使用する検査キットの情報及び/又は第1ユーザの属性情報により、第1ユーザにリコメンドする商品の情報であるリコメンド情報を生成してもよい。
また、前記検査情報管理システムは、前記第1ユーザが使用するユーザ端末に対し前記制御部が生成する前記リコメンド情報を送信し、前記第1ユーザが選択した商品の情報を前記ユーザ端末から受信してもよい。
また、前記商品は、食品、栄養補助食品、化粧品類、美容に関するサービス、及び健康に関するサービスのうち少なくとも1つを含むものであってもよい。
また、上記した目的を達成するために、本発明に係る検査情報管理サーバは、第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶可能なユーザ情報記憶部と、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成可能な制御部と、を備える。
また、上記した目的を達成するために、本発明に係る検査情報管理方法は、ユーザ情報記憶部が、第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶するステップと、制御部が、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成するステップと、を備える。
また、上記した目的を達成するために、本発明に係る検査情報管理プログラムは、第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶するステップと、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成するステップと、をコンピュータに実行させる。
上記手段を用いる本発明によれば、同種の商品を使用したユーザの検査結果による情報をユーザに提供することで、ユーザの商品の継続使用のモチベーションを高めることができる。
本発明の実施形態に係る検査情報管理システムを示すシステム構成図である。 ユーザがマイページログインを行う際の端末装置の画面を示す概略図である。 ユーザが検査キットの検査依頼を行う際の端末装置の画面を示す概略図である。 ユーザがアンケートの入力を行う際の端末装置の画面を示す概略図である。 ユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面を示す概略図である。 ユーザに商品の使用状況を示すためのカレンダーを表示する際の端末装置の画面を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る検査情報管理システムにおいてユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る検査情報管理システムの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る検査情報管理システムにおいてユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面の他のバリエーションを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理システムにおいてユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理システムにおいてユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面の他のバリエーションを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理システムにおいてユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面の他のバリエーションを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理システムにおいてユーザに検査キットの測定結果を表示する際の端末装置の画面の他のバリエーションを示す概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明において、第1検査結果情報及び第3検査結果情報は初回の検査結果情報と、第2検査結果情報及び第4検査結果情報は2回目の検査結果情報と読み替えるが、これに限られるものではない。たとえば、2回目の検査結果情報を第1検査結果情報又は第3検査結果情報とし、3回目の検査結果情報を第2検査結果情報又は第4検査結果情報と読み替えても構わないし、1回目の検査結果情報を第1検査結果情報又は第3検査結果情報とし、3回目の検査結果情報を第2検査結果情報又は第4検査結果情報と読み替えても構わない。検査キット、検体についても同様である。
(第1の実施形態)
<構成>
図1は、本発明の実施形態に係る検査情報管理サーバ101を含む検査情報管理システム1を示すシステム構成図である。検査情報管理システム1は、サービス事業者(以下、事業者という)が運営する、検査キットの管理や、検査キットで検査された情報の管理や、ユーザの生体に影響を与える商品の管理をユーザに提供するサービスを行うためのシステムである。当該サービスは、具体的には、初回の検査キットを購入したユーザ(第1ユーザ)が、使用する商品を登録し、当該商品を使用する他のユーザ(第2ユーザ)の状態に基づく情報を得ることができるものである。
事業者は、検査キットを供給する事業者である。また、商品供給者は、例えば食品メーカや化粧品メーカであり、ユーザの生体に影響を与える商品を供給する者である。ユーザの生体に影響を与える商品は、例えば、サプリメント(栄養補助食品)、飲食物、化粧品類等である。
図1に示すように、本実施形態に係る検査情報管理システム1は、インターネット、VPN(Virtual Private Network)等のネットワークNWを介して、ユーザ側が使用する端末装置であるユーザ端末201a、201b、201cと、事業者の検査情報管理サーバ101とが接続されて構成されている。なお、説明の簡略化のため図1では三人のユーザを想定してユーザ端末201a、201b、201cのみを示しているが、検査情報管理サーバ101はネットワークNWを介して複数のユーザと接続可能である。
検査キットは、例えば、エクオール検査、インドキシル検査、食塩摂取量検査、カラダのサビつき検査、腸内環境検査等を、生体の尿や、血液、毛髪、爪、皮膚、唾液、汗、精液等、生体から採取した検体を使用することで生体状態を検査することができるキットである。検査キットは、個々に検査IDが付与されており、検査IDごとに、検査キットの流通経路を管理することができる。例えば、ある検査IDが付された検査キットは店舗で購入されたものであり、また別の検査IDが付された検査キットは、eコマースサイト経由で購入されたものであることをトレースできる。
検査情報管理サーバ101は、通信部111と、制御部112と、入力部113と、ユーザ情報記憶部114と、商品情報記憶部115と、を備える。
通信部111は、ネットワークNWを介してユーザ端末201a、201b、201cと通信を行う通信インタフェースである。通信部111は、例えば、ユーザ端末201aから送信されるユーザの住所や性別等の個人情報を含む基礎情報(ユーザ情報)を受信する。また、通信部111は、ユーザ端末201aに、検査結果情報やリコメンド情報を送信する。
制御部112は、ユーザが選択した商品と同じ又は同種の商品を使用した第2ユーザ(以下、他のユーザとする)の検査結果情報を抽出し、ユーザに表示する参考情報を生成する。また、制御部112は、入力された検査結果をユーザに提供するための検査結果情報、ユーザにリコメンドする商品を商品情報記憶部115から抽出し、当該商品の情報をリコメンド情報として生成する。
参考情報とは、同種の商品を使用した複数の他のユーザの初回の検査結果情報(第3検査結果情報)及び2回目の検査結果情報(第4検査結果情報)とに基づいて、ユーザの次に検査するタイミングにおける2回目の検査結果情報を推定した推定値の情報(推定検査情報)である。また、同種の商品を使用した複数の他のユーザの初回の検査結果情報の平均値と2回目の検査結果情報の平均値の情報であってもよい。また、同種の商品を使用した複数の他のユーザの初回の検査結果情報及び2回目の検査結果情報の夫々の分散値から導き出す情報であってもよい。例えば、他のユーザの複数の検査結果情報の分布の標準偏差を取って、3σに入るレンジの情報として生成してもよい。また、他のユーザの検査情報の最大値や最小値の情報であっても構わない。
入力部113は、キーボードやタッチパネル等の入力装置である。入力部113は、検査情報管理サーバ101とは物理的に独立したパーソナルコンピュータ(以下、PCという)や、スマートフォン、タブレットPC、及び携帯電話のような携帯端末であっても構わない。
ユーザ情報記憶部114は、通信部111が受信した、又は、入力部113から入力された、基礎情報や、検査ID、アンケート情報等のユーザの個人に紐づけられる情報(ユーザ情報)を記憶する。また、入力部113から入力される、検査キットの検査結果を、ユーザの基礎情報、検査IDと紐づけて記憶する。また、ユーザ情報記憶部114は、通信部111が受信した商品使用情報を記憶する。ユーザ情報記憶部114は、検査情報管理サーバ101とは物理的に独立した記憶装置であっても構わない。
商品情報記憶部115は、通信部111が受信した、又は、入力部113から入力されたユーザにリコメンドするための商品の情報を商品情報として記憶する。商品情報は、商品の属性(サプリメント、飲食物、化粧品類等)、商品の名称、商品の推奨使用期間、商品の使用頻度等の情報を含むものである。商品情報記憶部115は、検査情報管理サーバ101とは物理的に独立した記憶装置であっても構わない。
ユーザ端末201a、201b、201cは、例えばPCや、スマートフォン、タブレットPC、及び携帯電話のような携帯端末であり、少なくともweb情報を表示可能な端末である。ユーザ端末201a、201b、201cは、端末にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェアによって検査情報管理サーバ101にアクセスしてもよい。また、検査情報管理サーバ101が提供する動作環境(API(アプリケーションプログラミングインタフェース)、プラットフォーム等)を利用して検査情報管理サーバ101にアクセスしてもよい。以下、本実施形態において、検査を行うユーザが使用する端末がユーザ端末201aとし、他のユーザが使用する端末をユーザ端末201b、201cとする。
<ユーザ端末画面>
次に、本発明の実施形態に係るユーザ端末201aに表示される表示画面(表示部)について、図2から図7を参照しながら説明する。
図2は、ユーザが、事業者にアクセスするためのマイページへのログイン又はマイページへの新規登録を行う際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。ユーザは、ユーザIDおよびパスワードを入力することで、マイページにログインすることができる。マイページでは、検査キットの検査依頼やアンケートの入力、検査結果の表示や、使用する商品の登録を行うことができる。ユーザがマイページへ新規登録を行う場合には、ユーザID、ユーザのメールアドレス、ユーザが希望するパスワード、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号等の入力を行う。入力された情報は、基礎情報として、ユーザ端末201aから、検査情報管理サーバ101へ送信される。
図3は、マイページにおいて、ユーザが検査キットの検査依頼を行う際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。ユーザは、購入した初回の検査キットに割り当てられた検査IDを、入力画面で入力し送信ボタンを押すことで、検査情報管理サーバ101に、当該初回の検査キットの検査IDが送信される。
図4は、マイページにおいて、ユーザがアンケートの入力を行う際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。アンケートは、例えば、ユーザのライフスタイルや、過去の検査結果、嗜好等について問うものであり、例えば「大豆食品を週にどれくらい食べていますか。」のような質問や、「乳製品は好きですか。」のような質問である。アンケートは、アンケート情報として検査情報管理サーバ101に送信される。
図5は、マイページにおいて、ユーザに検査キットの測定結果を表示する際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。図5では、初回の検査キットの初回の検査結果が、例えば、インドキシル硫酸検査結果を、’54[μg/mgCr]’の形で検査結果情報として表示される。また、理想の数値範囲を’〇〜〇[μg/mgCr]’の形で併記して表示することで、ユーザは理想の数値範囲と自分の測定結果を比較することができる。また、当該ユーザにリコメンドされる商品が表示される。例えば、腸内環境の検査をする検査キットを購入しているユーザに、「腸内環境が気になるあなたにおすすめの商品」として、商品Aと商品Bをリコメンドする。ユーザは、希望する商品を選択し、登録することができる。具体的には、ユーザが商品Aを希望する場合、商品Aの「登録する」のボタンを押すことで、商品Aが商品選択情報として検査情報管理サーバ101に送信される。
図6は、マイページにおいて、ユーザに商品の使用状況を示すためのカレンダーを表示する際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。例えば、図6は、ユーザが、2017年3月23日から25日まで、連続して商品Aを使用していることを示している。
図7は、マイページにおいて、ユーザに検査キットの測定結果を表示する際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。図7では、3月22日に検体の採取を行った初回の検査キットの初回の検査結果(第1検査結果情報)をポイント311で、インドキシル硫酸検査結果が54[μg/mgCr]と示している。また、4月7日に検体の採取を行った2回目の検査キットの2回目の検査結果(第2検査結果情報)をポイント312で、インドキシル硫酸検査結果が41[μg/mgCr]と示している。また、ユーザが使用する商品と同じ商品を使用する他のユーザの検査結果情報から生成された参考情報を表示する。当該ユーザは、商品Aを選択しているため、過去に商品Aを選択した他のユーザの初回の検査結果(第3検査結果情報)の平均値としてポイント313で、インドキシル硫酸検査結果が39[μg/mgCr]の参考情報として示している。また、他のユーザの2回目の検査結果(第4検査結果情報)の平均値をポイント314で、インドキシル硫酸検査結果が35[μg/mgCr]の参考情報として示している。また、3月22日から4月7日までの間、商品Aのサプリメントを使用したことを4月7日の日付の下の「〇」の情報として表示される。なお、ユーザが初回の検体と2回目の検体を採取した間隔は16日であるため、他のユーザの2回目の検査結果の情報は、当該日数と、他のユーザの検体採取の間隔から補正した値を用いても構わない。また、ユーザが使用する商品と、他のユーザが使用する商品は、全く同一の商品である必要はなく、例えば、容量が違う商品や、小変更を伴うモデルチェンジを行った商品であっても構わない。なお、本実施形態で挙げたインドキシル硫酸検査結果は値が低いほど健康状態(生体状態)が良好であることを示す生体情報である。
<処理の流れ>
次に、本発明の実施形態に係る検査情報管理システム1の動作について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図8は、検査キット及び検査結果の管理手順を示すフローチャートである。図8のフローチャートは、検査情報管理サーバ101、ユーザ端末201aの各動作の関連状態を示している。
ステップS101において、検査を希望する第1ユーザ(以下検査希望ユーザ)は、初回の検査キットを購入する。具体的には、検査希望ユーザは、店舗にて初回の検査キットを購入することができる。また、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aから購入を希望する初回の検査キットを選択し、オーダーを行って初回の検査キットを購入してもよい。なお、検査希望ユーザは、ユーザ端末201a以外の端末装置を用いてeコマースサイトを通じて初回の検査キットのオーダーを行っても構わないし、FAXを用いてオーダーを行っても構わない。
ステップS102において、検査希望ユーザは、事業者に対してマイページ登録を行う。具体的には、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aの図2で示す画面から新規登録を行い、検査希望ユーザ個人の基礎情報を入力する。ユーザ端末201aは、入力された基礎情報を、検査情報管理サーバ101に送信する。基礎情報は、例えば、ユーザID、ユーザのメールアドレス、ユーザが希望するパスワード、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号等の個人に紐づけられる情報である。なお、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aを用いないで、基礎情報を、郵送やFAX等により事業者に送信しても構わない。
ステップS103において、ユーザ情報記憶部114は、通信部111が受信した基礎情報を記憶する。郵送やFAX等により事業者に送信された場合には、送信された基礎情報が入力部113から入力され、ユーザ情報記憶部114は、入力された基礎情報を記憶する。
ステップS104において、検査希望ユーザは、初回の検査キットに記されている検査ID及び、アンケート情報を事業者に登録する。具体的には、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aから、図3で示す画面で、検査IDを入力する。引き続き、図4で示す画面で、アンケートの入力を行う。ユーザ端末201aは、入力された検査ID及びアンケート情報を、検査情報管理サーバ101に送信する。なお、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aを用いないで、検査ID及びアンケート情報を、郵送やFAX等により事業者に送信しても構わない。
ステップS105において、ユーザ情報記憶部114は、通信部111が受信した検査ID及びアンケート情報を記憶する。郵送やFAX等により事業者に送信された場合には、ユーザ情報記憶部114は、入力部113から入力された検査ID及びアンケート情報を記憶する。
ステップS106において、検査希望ユーザは、初回の検査キットを使用し初回の検体を採取する。そして、検査希望ユーザは採取した初回の検体を事業者に送付する。第1検体は、初回すなわち第1時点で検査希望ユーザの生体から採取したものである。検査希望ユーザは、初回の検体が例えば尿である場合に、尿を採取した瓶や、尿を濾紙にしみこませ乾燥させたものを郵送や宅配便にて事業者に送付することができる。
ステップS107において、事業者は、ステップS106で検査希望ユーザから送付された初回の検体の検査を行う。ユーザ情報記憶部114は、入力部113から入力される初回の検体の検査結果を検査希望ユーザの基礎情報、検査IDと紐づけて記憶する。
ステップS108において、制御部112は、入力された検査結果を検査希望ユーザに提供する初回の検査結果情報として生成し、ユーザ情報記憶部114に記憶する。初回の検査結果情報は、第1検査により第1時点での検査希望ユーザの生体状態を示す情報である。
ステップS109において、制御部112は、検査希望ユーザが購入した初回の検査キットの種類、検査希望ユーザの基礎情報、アンケート情報、初回の検査結果情報(第1検査結果情報)を元に、検査希望ユーザにリコメンドする商品を商品情報記憶部115から抽出し、当該商品の情報をリコメンド情報として生成する。制御部112は、第1検査キットの情報である検査IDから、検査キットの種類を特定することができる。例えば、制御部112は、腸内環境を検査する種類の検査キットを購入したユーザであって、乳製品が好きというアンケート情報がある場合、腸内環境へ効果を及ぼすヨーグルト商品等をリコメンド商品として抽出し、当該リコメンド商品をリコメンド情報として生成する。また、制御部112は、第1検査結果情報が悪い生体状態を示す場合より効果の高い商品のリコメンドを行い、第1検査結果情報が良い場合リコメンドを行わないという判定を行っても構わない。なお、第1検査キットの情報が検査キットの種類を示す情報であっても構わない。
ステップS110において、制御部112は、通信部111及びネットワークNWを介して、生成された初回の検査結果情報及びリコメンド情報を、ユーザ端末201aに送信する。なお、事業者は、初回の検査結果情報及びリコメンド情報を、検査希望ユーザを特定する基礎情報に基づいて、郵送やFAX等により通知を行っても構わない。
ステップS111において、検査希望ユーザは、初回の検査結果情報の表示を確認し、また、リコメンドされた商品を選択し商品の登録を行う。具体的には、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aから、図5で示す画面で、初回の検査結果情報である「インドキシル硫酸の検査結果」情報を確認し、各商品に対応する「登録する」ボタンを押すことにより、商品の登録を行う。ユーザ端末201aは、選択された商品の情報を商品選択情報としてネットワークNWを介して検査情報管理サーバ101に送信する。なお、検査希望ユーザは、商品選択情報を、郵送やFAX等により事業者に送信しても構わない。
ステップS112において、通信部111は商品選択情報を受信する。ユーザ情報記憶部は、商品選択情報をユーザ情報としてユーザ情報記憶部114に記憶する。
ステップS113において、検査希望ユーザは、登録を行った商品を購入する。検査希望ユーザは商品を店舗で購入してもよいし、eコマースサイトを通じて購入しても構わない。また、検査希望ユーザは、商品を提供する商品供給者から直接郵送等により購入しても構わないし、事業者や、他の仲介業者を介して購入しても構わない。
ステップS114において、検査希望ユーザは、商品の使用を開始し、商品の使用状況の情報を事業者に送信する。具体的には、検査希望ユーザは、ユーザ端末201aから、商品を商品供給者が推奨するタイミングで使用していることを示す商品使用情報を入力し、ネットワークNWを介して検査情報管理サーバ101に送信する。より具体的には、検査希望ユーザは、商品を使用する際に、商品自体の写真や、商品を特定するために付されるコード(例えばQRコード(登録商標))等を撮影し、当該写真と撮影日の情報を紐づけて商品使用情報としてユーザ端末201aから検査情報管理サーバ101に送信する。また、検査希望ユーザが、商品を使用するタイミングで専用のアプリケーションソフトを起動し、検査希望ユーザが使用状況を入力することで、商品使用情報をユーザ端末201aから検査情報管理サーバ101に送信しても構わない。また、検査希望ユーザが、商品を使用するタイミングで専用のアプリケーションソフトを起動するだけで、商品使用情報をユーザ端末201aから検査情報管理サーバ101に送信しても構わない。なお、商品使用情報は、例えば、図6で示すユーザ端末201aの画面により、使用状況を確認することができる。当該画面に表示する情報は、検査情報管理サーバ101に記憶された情報を参照しても構わない。なお、ステップS114は、検査希望ユーザが商品を使用する毎に繰り返されるものである。
ステップS115において、ユーザ情報記憶部114は、通信部111が受信した商品使用情報を記憶する。
ステップS116において、検査希望ユーザは、2回目の検査である第2検査を行うための2回目の検査キットを購入する。初回の検査キットと同様に、店舗にて2回目の検査キットを購入してもよいし、ユーザ端末201aから購入を希望する2回目の検査キットを選択し、オーダーを行って2回目の検査キットを購入してもよい。また、検査希望ユーザは、ユーザ端末201a以外の端末装置を用いてeコマースサイトを通じて2回目の検査キットのオーダーを行っても構わないし、FAXを用いてオーダーを行っても構わない。さらに、2回目の検査キットを購入することなく、所定の条件を満たすことにより、事業者から提供を受けても構わない。
ステップS117において、検査希望ユーザは、2回目の検査キットを使用し2回目の検体を採取する。そして、検査希望ユーザは採取した2回目の検体を事業者に送付する。第2検体は、2回目すなわち初回から所定期間経過後の第2時点で検査希望ユーザの生体から採取したものである。所定期間は、例えば、商品の推奨使用期間である。検査希望ユーザは、2回目の検体が例えば尿である場合に、尿を採取した瓶や、尿を濾紙にしみこませ乾燥させたものを郵送や宅配便にて事業者に送付することができる。
ステップS118において、事業者は、ステップS117で検査希望ユーザから送付された2回目の検体の検査を行う。ユーザ情報記憶部114は、入力部113から入力される2回目の検体の2回目の検査結果を検査希望ユーザの基礎情報、検査IDと紐づけて記憶する。
ステップS119において、制御部112は、入力された2回目の検査結果から、2回目の検査結果情報を生成する。また、初回の検査結果情報と2回目の検査結果情報の変化を、検査結果推移情報として生成し、ユーザ情報記憶部114に記憶する。2回目の検査結果情報は、第2検査により第2時点でのユーザの生体状態を示す情報である。
ステップS120において、制御部112は、ユーザ情報記憶部114に記憶された他の検査希望ユーザの検査結果情報から、検査希望ユーザの商品選択情報に基づいて、同種の商品を使用した履歴のある他のユーザの検査結果情報を抽出する。制御部112は、抽出された検査結果情報から、検査希望ユーザに提供するための参考情報を生成する。
ステップS121において、制御部112は、通信部111及びネットワークNWを介して、生成された検査結果推移情報および、参考情報を、ユーザ端末201aに送信する。なお、検査結果推移情報および参考情報は、検査希望ユーザを特定する基礎情報に基づいて、郵送やFAX等により通知を行っても構わない。
ステップS122において、検査希望ユーザは、検査結果推移情報および参考情報を確認する。具体的には、ユーザ端末201aは、図7で示す画面202で、初回の検査結果情報から2回目の検査結果情報の推移、及び、参考情報の表示を行う。
以上のように、本実施形態における検査情報管理システム1では、検査希望ユーザが使用するサプリメントなどの商品の情報に応じて、同じ商品や同種の商品を過去に使用した他のユーザの検査結果情報を参考情報として表示することができる。これにより、例えば商品の効果をすぐに実感しにくいものであるような場合に、同じ商品を使用する他のユーザがどのような状態であるのかの情報を知ることにより、商品の効果をデータとして実感し、商品を継続使用するモチベーションを維持することが可能となる。
また、本実施形態における検査情報管理システムは、検査希望ユーザの生年月日情報、性別情報、嗜好情報、ライフスタイル情報、過去の検査結果情報等の属性情報から、同じ商品を使用するユーザから、属性情報を用いてさらに対象となる他のユーザを絞り込むことにより、より、検査希望ユーザにマッチした参考情報を提供することができる。
また、本実施形態における検査情報管理システムは、検査希望ユーザが回答する初回の検査キットに関連したアンケート情報に応じてリコメンド情報を生成することで、検査希望ユーザのライフスタイル等にマッチした商品をリコメンドすることができる。
また、参考情報は他のユーザの検査結果の平均値に限られるものではない。図9は、マイページにおいて、検査希望ユーザに検査キットの測定結果を表示する際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。図9では、3月22日に検体の採取を行った初回の検査キットの初回の検査結果(第1検査結果情報)をポイント411で、インドキシル硫酸検査結果が54[μg/mgCr]と示している。また、4月7日に検体の採取を行った2回目の検査キットの2回目の検査結果(第2検査結果情報)をポイント412で、インドキシル硫酸検査結果が41[μg/mgCr]と示している。また、検査希望ユーザが使用する商品と同じ商品を使用する他のユーザの検査結果情報から生成された参考情報を表示する。検査希望ユーザは、商品Aを選択しているため、過去に商品Aを選択した他のユーザの初回の検査結果(第3検査結果情報)の最大値と最小値、また2回目の検査結果(第4検査結果情報)の最大値と最小値とからなる領域413が表示されている。他のユーザは多くの人数で構成されているため、人による結果のばらつきを含めて、検査希望ユーザが他のユーザに対してどのような状態(生体状態)であるのかを知ることができる。また、複数の検査結果情報の分布から、例えば、標準偏差を算出し3σに入る範囲での領域として表示を行っても構わない。他のユーザの検査結果にイレギュラーな特異点がある場合に、特異点を除外することで、妥当性のある情報として表示することが可能となる。
本実施形態における商品は、サプリメントのような栄養補助食品であってもよいし、石鹸、シャンプーや歯磨き、化粧用油、洗顔料や、洗顔フォーム、化粧品等の化粧品類であってもよい。さらには、当該商品は、美容や健康に関するサービスであってもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、検査を希望する第1ユーザ(以下検査希望ユーザ)が選択した商品から、検査情報の推定値を検査希望ユーザに提供するシステムである。第2の実施形態における検査情報管理システムは、初回の実施形態における検査情報管理システムと基本構成および処理の流れはほぼ同じである。そのため、同一の部分の説明については省略する。
<ユーザ端末画面>
第2の実施形態に係るユーザ端末201aに表示される表示画面について、バリエーションを含めて図10から図13を参照しながら説明する。
図10は、マイページにおいて、検査希望ユーザに検査キットの測定結果を表示する際のユーザ端末201aの画面202を示す概略図である。図10では、3月22日に検体の採取を行った初回の検査キットの初回の検査結果(第1検査結果情報)をポイント511で、インドキシル硫酸検査結果が51[μg/mgCr]と示している。また、4月7日に検体の採取を行った2回目の検査キットの2回目の検査結果(第2検査結果情報)をポイント512で、インドキシル硫酸検査結果が51[μg/mgCr]と示しているが、1回目の検査結果との差がないため、商品の効果が見えない。しかし、商品を使用し続けた場合の2回目の検査結果から2週間後の推定値をポイント513で、参考情報としてインドキシル硫酸検査結果が40[μg/mgCr]を中心として、32[μg/mgCr]から48[μg/mgCr]のレンジを持つ値と示している。すなわち、2回目から3回目の検査結果で、商品の効果が表れることを推定している。制御部112は、この推定値を、ユーザの初回の検査結果および2回目の検査結果と、ユーザ情報記憶部114に記憶される、同じ商品を使用する他のユーザの初回の検査結果(第3検査結果情報)および2回目の検査結果(第4検査結果情報)、さらに3回目の検査結果に基づいて幅を持った値として生成する。このように、使用するサプリメント(商品)が、使用してから効果が表れるまでに時間がかかるような場合、商品を継続して使用することで効果が表れることを参考情報としての推定値としてユーザに示すことができる。そのため、ユーザが商品の効果を実感しにくい場合においても、商品の効果を推定値として認識することで、商品を継続使用するモチベーションを維持することが可能となる。また、ユーザが使用する商品に応じて、推定値を推定する推定時期を設定することができる。本実施形態では、2週間としているが、商品の特性によって、その期間を変化させて構わない。それにより、効果的な推定値を算出することができる。
次に図11は、制御部112が他の使用者の検査結果情報から算出する平均値(ポイント614、615、616)を更なる参考情報として、図10で示す推定値(ポイント613)と合わせて表示するものである。検査希望ユーザは、他の使用者の平均値がどのように推移しているのかを知ることによって、自身の推定値により納得感を得ることができる。
次に図12は、制御部112が他の使用者の検査結果情報から算出する分散値(領域714)を更なる参考情報として合わせて表示するものである。他のユーザは多くの人数で構成されているため、人による結果のばらつきを含めて、検査希望ユーザが他のユーザに対してどのような状態であるのかを知ることができ、自身の推定値により納得感を得ることができる。
次に図13は、検査希望ユーザが、初回の検査結果と使用する商品の情報を登録することで、2回目の検査結果の情報を推定した表示を示すものである。図13では、3月22日に検体の採取を行った初回の検査キットの初回の検査結果(第1検査結果情報)をポイント811で、インドキシル硫酸検査結果が54[μg/mgCr]と示している。検査希望ユーザは、商品Aを選択しているため、過去に商品Aを選択した他のユーザの初回の検査結果(第3検査結果情報)の平均値としてポイント813で、インドキシル硫酸検査結果が39[μg/mgCr]の参考情報として示している。また、他のユーザの2回目の検査結果(第4検査結果情報)の平均値をポイント814で、インドキシル硫酸検査結果が35[μg/mgCr]の参考情報として示している。制御部112は、同じ商品を使用する他のユーザの初回の検査結果および2回目の検査結果に基づいて検査希望ユーザの2回目の検査結果の推定値を生成する。制御部112は、商品Aの推奨使用期間が2週間であるため、推定値を初回の検体採取から2週間後を推定時期として生成する。
(その他の実施形態)
以上説明した、第1の実施形態および第2の実施形態では、ユーザの生体状態は、検体の採取を行った検査キットの検査結果として示したが、本発明においては、検査キットは必ずしも必要はなく、検査希望ユーザから送信される情報による検査結果であっても構わない。事業者は、検査サービスを提供する事業者である。事業者は、検査用のアプリケーションソフトウェアの提供や、Webによる検査サービスの受付を行っても構わない。その際、事業者が提供する検査サービスは、例えば、「肌」の状態の検査や、「聴覚」の状態の検査、また、「認知症」等の反応力の検査等、生体から採取した検体を用いることなく、情報として採取することで、検査結果とすることができるものを含む。具体的には、検査項目が「肌」である場合、検査希望ユーザは、肌の写真をユーザ端末201aの付属するカメラで撮影し、画像を情報として入力する。そして、その画像情報から「肌」の生体状態の検査結果を導き出すことができる。また、検査項目が「聴覚」である場合、ユーザ端末201aから、周波数を変え、また音量を変化させた音を出力し、ユーザがその音に反応できたか否かを入力情報として採取し、その情報から「聴力」の生体状態を検査結果とすることができる。また、検査項目が「認知症」検査では、検査希望ユーザが、ユーザ端末201aの画面の表示の変化を視認し、それに対応する操作を行い、表示の変化と操作のタイムラグを反応情報として採取し、その情報から「認知症」の状態である生体状態を検査結果とすることができるものである。以上のように、検査情報管理システムでは、検査希望ユーザは物理的な検査キットを購入することなく、ユーザ端末201a等によりネットワークNWを介して入力情報を送信することで、検査結果情報を得ることができるものである。
(プログラム)
ここで、本実施形態に係る検査情報管理サーバ101を構成する各機能を実現するためのプログラムの詳細について説明する。
検査情報管理サーバ101は、コンピュータに実装される。そして、検査情報管理サーバ101の各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置に記憶されている。CPUは、プログラムを補助記憶装置から読み出して主記憶装置に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPUは、プログラムに従って、上記した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータに、第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶するステップと、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成するステップと、を実行させるものである。
なお、補助記憶装置は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェースを介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークを介してコンピュータに配信される場合、配信を受けたコンピュータが当該プログラムを主記憶装置に展開し、上記処理を実行しても構わない。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても構わない。更に、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても構わない。
これまで説明してきた実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1 検査情報管理システム
101 検査情報管理サーバ
111 通信部
112 制御部
113 入力部
114 ユーザ情報記憶部
115 商品情報記憶部
201a,201b、201c ユーザ端末
202 表示画面
NW ネットワーク

Claims (11)

  1. 第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶可能なユーザ情報記憶部と、
    第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、を生成可能な制御部と、
    生成された第1検査結果情報と、前記参考情報と、を第1ユーザに表示可能な表示部と、
    を備える検査情報管理システム。
  2. 第3検査結果情報及び第4検査結果情報が、異なる時点における第2ユーザの生体状態を示すものである、請求項1に記載の検査情報管理システム。
  3. 前記制御部は、複数の第3及び第4検査結果情報の夫々の平均値から前記参考情報を生成する請求項1又は2に記載の検査情報管理システム。
  4. 前記制御部は、複数の第3及び第4検査結果情報の夫々の分散値から前記参考情報を生成する請求項1又は2に記載の検査情報管理システム。
  5. 前記制御部は、複数の第3及び第4検査結果情報から前記第1ユーザの検査結果情報の推定値である推定検査情報を前記参考情報として生成する請求項1から4のいずれか一項に記載の検査情報管理システム。
  6. 第1検査結果情報は、第1時点での第1ユーザの生体状態に関する情報であり、
    前記制御部は、前記第1時点から前記検査希望ユーザが使用する商品の商品情報に応じた推定時期により推定検査情報を前記参考情報として生成する請求項1から5のいずれか一項に記載の検査情報管理システム。
  7. 前記ユーザ情報記憶部は、ユーザの生年情報、性別情報、前記ユーザの嗜好情報、前記ユーザのライフスタイル情報、前記ユーザの過去の検査結果情報のうち少なくとも1つを含む情報である属性情報を記憶可能であり、
    前記制御部は、前記第1ユーザの属性情報により抽出する当該属性情報に類似する第2ユーザの第3及び第4検査結果情報から参考情報を生成する請求項1から6のいずれか一項に記載の検査情報管理システム。
  8. 前記商品は、食品、栄養補助食品、化粧品類、美容に関するサービス、及び健康に関するサービスのうち少なくとも1つを含むものである請求項1から7のいずれか一項に記載の検査情報管理システム。
  9. 第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶可能なユーザ情報記憶部と、
    第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成可能な制御部と、
    を備える検査情報管理サーバ。
  10. ユーザ情報記憶部が、第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶するステップと、
    制御部が、第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成するステップと、
    を備える検査情報管理方法。
  11. 第1ユーザが使用する商品の情報を含む第1ユーザ情報と、第1ユーザの生体状態に関する情報である第1検査結果情報と、第2ユーザが使用する商品の商品情報を含む第2ユーザ情報と、第2ユーザの生体状態に関する情報である第3及び第4検査結果情報と、を記憶するステップと、
    第1ユーザの第1検査結果情報と、第2ユーザの第3及び第4検査結果情報を利用して生成する参考情報と、前記第1ユーザに表示するための情報として生成するステップと、
    をコンピュータに実行させるための検査情報管理プログラム。
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