JP2020033704A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機械に設置された地形計測装置によって地形形状を計測する際の手間を省略しつつ、高精度な計測データを取得する作業機械の提供する。【解決手段】作業機械は、機械本体及びフロント作業機を備え、フロント作業機の姿勢を検知する姿勢センサからの出力に基づいて、機械本体及びフロント作業機の位置及び姿勢を取得し、フロント作業機の位置及び姿勢に基づいてフロント作業機が周辺地形に対して施工作業を行った周辺地形上にある作業領域の位置を特定する。地形計測装置の機械本体における取付位置及び取付方向と機械本体の位置及び姿勢とに基づいて、地形計測装置を起点とし地形計測装置の検知限界までを包含する3次元形状からなる地形計測装置の検知範囲を算出し、検知範囲内に作業領域が存在し、かつ検知範囲に遮蔽物がない場合に作業領域の検知が可能と判定し、可能と判定した場合にのみ、地形計測装置から取得した計測データをモニタに出力する。【選択図】図5

Description

本発明は作業機械に係り、特に作業機械の施工に伴う地形変化を検出するための、現況地形を高頻度かつ高精度に計測する技術に関する。
作業機械においては、工程管理や品質管理を行うために、作業中の地形変化や作業機械の動きを記録する要求が高まっており、建設現場の施工作業によって生じる地形変化を高頻度に高精度に検出する技術が要求されている。地形変化を検出する技術の一例として、特許文献1には「撮像装置の画角外に作業機を移動させるステップと、作業機を撮像装置の画角外に移動させた状態で、作業機が作業を行う作業領域を撮像装置により撮像するステップと、撮像された作業領域の画像データを生成するステップと、を備えている(要約抜粋)」画像データ生成方法が開示されている。
また特許文献2には、「本発明の実施例に係るショベルは、掘削アタッチメントと、二次元走査型距離計測装置と、二次元走査型距離計測装置の出力に基づいて地形を検知するコントローラとを備える。二次元走査型距離計測装置は、走査面を含む平面が掘削アタッチメントの作業空間範囲WSを幅方向に分割するように取り付けられる(要約抜粋)」建設機械が開示されている。
国際公開第2017/056269号 特開2016−8484号公報
特許文献1に開示の技術では、現況地形を計測するために作業機械をステレオカメラの視野外に移動する必要があり、現況地形を頻繁に計測するために手間が生じ高頻度で地形計測するのが困難である。また、特許文献2に開示の技術では、作業機械の掘削アタッチメントと地面とが接近している場合、計測されたデータから掘削アタッチメントと地面とを適切に分離するのが難しくなり、現況地形の計測精度が低下する恐れがある。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたもので、作業機械に設置された地形計測装置によって地形形状を計測する際の手間を省略しつつ、高精度な計測データを取得する作業機械の提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、作業機械の周辺の地形形状を計測する作業機械であって、機械本体と、前記機械本体に俯仰可能に連結され、前記作業機械の周辺地形に対して施工作業を行うフロント作業機と、前記機械本体及び前記フロント作業機の姿勢を検出する姿勢センサと、前記フロント作業機の周辺の地形形状を計測して計測データを生成する地形計測装置と、前記計測データの出力先である出力装置と、前記姿勢センサ、前記地形計測装置、及び前記出力装置の其々に接続された情報コントローラと、を備え、前記情報コントローラは、前記姿勢センサからの出力に基づいて、前記機械本体及び前記フロント作業機の位置及び姿勢を算出し、前記機械本体の位置及び前記フロント作業機の姿勢に基づいて、前記フロント作業機が前記周辺地形に対して施工作業を行った前記周辺地形における作業領域の位置を特定し、前記地形計測装置の前記機械本体における取付位置及び取付方向と前記機械本体の位置及び姿勢とに基づいて、前記地形計測装置を起点とし前記地形計測装置の検知限界までを包含する3次元形状からなる前記地形計測装置の検知範囲を算出し、前記検知範囲内に前記作業領域が存在し、かつ前記検知範囲に遮蔽物がない場合に前記作業領域の検知が可能と判定し、前記作業領域の検知が可能である場合にのみ、前記計測データを前記出力装置に出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、作業機械に設置された地形計測装置によって地形形状を計測する際の手間を省略しつつ、高精度な計測データを取得する作業機械の提供することが可能となる。上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
油圧ショベルの概観を示す図 油圧ショベルの制御システムの概要を示す図 車体座標系について説明する図 車体座標系、センサ座標系及びサイト座標系の関係を説明する図 情報コントローラの機能ブロック図 情報コントローラに実装された機能の処理フローを示すフローチャート 法面を掘削するシーンにおいて作業機械を上げている様子を示す図 法面を掘削するシーンにおいて作業機械を下げている様子を示す図 法面を掘削するシーンにおいて作業機械が作業領域の方向を向いている様子を示す図 法面を掘削するシーンにおいて作業機械が旋回している様子を示す図 地形計測装置の検知範囲に作業領域が存在するか判定する処理の様子を示す図 作業領域の地形計測を妨げる遮蔽物が存在するか判定する処理の様子を示す図 車体座標系及び各センサ座標系の関係を示す図 ブーム座標系を説明する図 アーム座標系を説明する図 バケット座標系を説明する図 路肩で施工作業を行うシーンを示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。全図を通じて同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を省略する。
[構成]
まず、図1を参照して本実施形態に用いる油圧ショベル100の概略構成を説明する。図1は、油圧ショベル100の概観を示す図である。
図1の油圧ショベル100は、多関節フロント作業機110と機械本体130とを備える。
機械本体130は、下部走行体132と下部走行体132上に搭載された上部旋回体131とを備える。上部旋回体131は、旋回モータ124の駆動により旋回し、下部走行体132は右走行モータ125、及び左走行モータ126(図2参照)の駆動により前後方向に走行する。
多関節フロント作業機110は、基端が上部旋回体131に俯仰可能に連結されたブーム111と、ブーム111の先端に揺動可能に連結されたアーム112と、アーム112の先端に揺動可能に連結されたバケット113とを備える。ブーム111とアーム112とバケット113とは、それぞれ、ブームシリンダ121とアームシリンダ122とバケットシリンダ123からなる各アクチュエータにより駆動され、掘削及び土砂の運搬を行う。
また、上部旋回体131は、運転室151を備える。運転室151には、操作レバー152、モニタ153、ブザー154(図2参照)が設置される。
更に、ブーム111、アーム112、バケット113、及び、上部旋回体131は、それぞれの回転角(関節角度ともいう)を検出するブーム角度検出器181、アーム角度検出器182、バケット角度検出器183、及び、旋回体角度検出器184を備える。これら各種角度検出器181〜184は、姿勢センサに相当する。
また、油圧ショベル100は、障害物情報を取得する障害物センサ156(図2参照)を備える。障害物センサ156は、例えば、カメラ、レーダ、レーザスキャナ等である。
また、油圧ショベル100は、周囲の地形を検知して地形形状を示す情報(地形形状情報)を生成する地形計測装置170を備える。地形計測装置170は、例えば、ステレオカメラ、レーザスキャナ等である。
また、油圧ショベル100は、右GNSS受信機171及び左GNSS受信機172を備える。
また、油圧ショベル100は、車体の重力に対する傾斜角度を検出する姿勢検出装置173を備える。姿勢検出装置173は例えばIMU(Inertial Measurement Unit)などである。姿勢検出装置173は姿勢センサに相当する。
[制御システム]
次に、図2を参照して油圧ショベル100の制御システムの概要を説明する。図2は、油圧ショベル100の制御システムの概要を示す図である。
図2に示すように、油圧ショベル100は、更にエンジン143と、油圧ポンプ142と、コントロールバルブ141と、メインコントローラ162と、情報コントローラ161とを備える。油圧ポンプ142は、エンジン143の動力によって作動する。オペレータが操作レバー152を操作すると、その操作情報は、メインコントローラ162で制御信号に変換される。制御信号は、油圧ポンプ142とコントロールバルブ141とエンジン143に送られる。そして制御信号に従って、旋回モータ124と、右走行モータ125、左走行モータ126、ブームシリンダ121、アームシリンダ122、バケットシリンダ123が駆動する。
情報コントローラ161は、CPU1611、RAM1612、ROM1613、及び外部I/F1614がバス1615により互いに接続されたコンピュータを用いて構成される。
外部I/F1614は、メインコントローラ162、ブザー154、モニタ153、及び記憶媒体155に接続される。情報コントローラ161は、ブザー154及びモニタ153を介したオペレータへの情報提示やメインコントローラ162へのコントロールバルブ141の制御信号の出力を行う。
また外部I/F1614は、右GNSS受信機171、左GNSS受信機172、各種角度検出器181〜184、姿勢検出装置173、地形計測装置170、及び障害物センサ156に接続される。
また、情報コントローラ161は、無線通信装置157に接続され、無線通信装置157を介して油圧ショベル100の外部装置(例えば管制サーバ)に接続される。情報コントローラ161は、油圧ショベル100の外部装置との間で地形形状情報や管制データの送受信を行う。無線通信装置157は、無線LAN、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、携帯回線などに接続する通信機器である。無線通信装置157及びモニタ153は、地形計測装置170が地形形状を計測して生成した地形形状情報の出力先である出力装置に相当する。
図3、図4を参照して本実施形態で用いる座標系について説明する。図3は本形態で用いる車体座標系900について説明する図である。図4は車体座標系900、センサ座標系910及びサイト座標系930の関係を説明する図である。
本実施形態では、図3に示す機械本体130に固定された車体座標系900、及び図4に示す地形計測装置170に固定されたセンサ座標系910、施工現場の基準となる位置に固定されたサイト座標系930を用いる。サイト座標系930として以下ではGNSS座標系を用いるが、施工現場内で車体と施工現場の地面700と障害物とに共通するローカル座標系でもよい。
[情報コントローラ]
図3に示す車体座標系900は、油圧ショベル100の旋回中心と下部走行体132が地面700に接触する面とが交わる点を原点とし、水平面上にX軸とY軸とを取り、鉛直方向にZ軸を取る直交座標系である。本明細書では、機械本体130の左右方向にX軸をとり、水平面上でX軸に直交する方向をY軸とする。
次に、図4を参照して地形計測装置170が計測した計測点920のセンサ座標系910から車体座標系900への座標変換について説明する。図4において、計測点920は、センサ座標系910上でPs(xs,ys,zs)と表され、車体座標系900上のPv(xv,yv,zy)に変換される。このときの座標変換式は、例えば、以下の通りに表される。
Figure 2020033704
Figure 2020033704
Figure 2020033704
Rsvはセンサ座標系910から車体座標系900への回転行列であり、αs、βs、γs、はそれぞれ、センサ座標系910と車体座標系900のX軸同士、Y軸同士、Z軸同士がなす角である。地形計測装置170が油圧ショベル100の上部旋回体131に設置されている場合、上部旋回体131における設置角を予め計測しておき、記憶媒体155に保存しておく。また、上部旋回体131が回転する場合は、旋回体角度検出器184によって得られる上部旋回体131の回転角に基づきなす角を算出すればよい。なお、地形計測装置170が上部旋回体131上で回転や並進運動をしながら地形を計測するタイプの装置である場合は、地形計測装置170にエンコーダやIMUなどの姿勢検出装置173を備えて、上部旋回体131に対する姿勢角を検出して座標変換を行えばよい。
また、Tsvはセンサ座標系910から車体座標系900への並進行列である。xsv、ysv、zsvは車体座標系900からみたセンサ座標系910の原点座標に等しい。地形計測装置170の取り付け位置は、油圧ショベル100に対して固定されている場合が多く、これらの値は、例えば、予め位置を計測し、記憶媒体155に保存される。
次に、センサ座標系910からサイト座標系930への座標変換について説明する。図4において、計測点920は、センサ座標系910上でPs(xs,ys,zs)と表され、車体座標系900上のPg(xg,yg,zg)に変換される。このときの座標変換式は、例えば、以下の通りに表される。
Figure 2020033704
Figure 2020033704
Figure 2020033704
Rvgは車体座標系900からサイト座標系930への回転行列であり、θr、θp、θyはそれぞれ、車体座標系900とサイト座標系930のX軸同士、Y軸同士、Z軸同士がなす角である。θr及びθpは、例えば、油圧ショベル100に備え付けられた姿勢検出装置173の出力から重力に対する傾斜角度を算出し、それらを用いる。また、θyは油圧ショベル100に備え付けられた右GNSS受信機171及び左GNSS受信機172が受信した測位データから算出した油圧ショベル100の方位を用いても良い。
また、Tvgはサイト座標系930から車体座標系900への並進行列である。xvg、yvg、zvgはサイト座標系930からみた車体座標系900の原点座標に等しく、これらの値は、例えば、右GNSS受信機171及び左GNSS受信機172が受信した測位データから算出した油圧ショベル100の位置を用いる。
次に、図5を参照して情報コントローラ161で実施される処理内容について説明する。図5は、情報コントローラの機能ブロック図である。図5に示すように、情報コントローラ161には、機械状態取得部500、作業領域特定部501、検知範囲算出部502、作業領域検出可否判定部503、計測データ取得判定部504、計測データ取得部505の6つの機能ブロックが実装されている。
以降、各処理部の働きについて、図6のフローチャート及び図7〜図12を参照して説明する。図6は、情報コントローラ161に実装された機能の処理フローを示すフローチャートである。図7〜図10は、法面を掘削するシーンを示す図である。このうち、図7及び図8に示す油圧ショベル100では、図に示すように地形計測装置170は運転室151の天井部分に車体前方を向くように設置されているとする。図11は、地形計測装置170の検知範囲701に作業領域710が存在するか判定する処理の様子を示す図である。図12は、作業領域710の地形計測を妨げる遮蔽物(多関節フロント作業機110)が存在するか判定する処理の様子を示す図である。
また、図9及び図10に示す油圧ショベル100は、地形計測装置170が上部旋回体131の上に車体側面を向くように設置されているとする。
更に図7及び図8と同様に傾斜のついた地面700を油圧ショベル100が掘削する作業を行っているシーンを扱い、図10は掘削した土を放土するために上部旋回体131及び油圧ショベル100を旋回及び移動させる作業を行っているシーンとする。
まず、図6のフローチャートにおけるステップS601にて、機械状態取得部500は、油圧ショベル100の機械本体130と多関節フロント作業機110との位置及び姿勢を検出するために、各種角度検出器181、182、183、184と、右GNSS受信機171、左GNSS受信機172と姿勢検出装置173とからセンサデータを取得する(S601)。機械状態取得部500は取得したセンサデータに基づき、車体座標系900やサイト座標系930における上部旋回体131の位置や方位、多関節フロント作業機110のブーム111、アーム112、バケット113の関節角度や関節位置及びバケット113の先端位置を算出する。
ステップS602にて、作業領域特定部501は、機械状態取得部500で得られる油圧ショベル100の位置や方位及び多関節フロント作業機110の関節角度や関節位置及びバケット113の先端位置を基に、掘削や盛土などの地形変化の生じうる施工作業を行った周辺地形上における作業領域の特定を行う(S602)。
作業領域特定部501に含まれる動作識別器501aは、上部旋回体131の位置や方位、多関節フロント作業機110のブーム111、アーム112、バケット113の関節角度や関節位置及びバケット113の先端位置を示すリアルタイム時系列データを機械状態取得部500から随時取得する。リアルタイム時系列データは、多関節フロント作業機110のリアルタイムの動作パターンを示すデータである。
次に動作識別器501aはリアルタイム時系列データと動作識別器501aが予め備える教師データとの照合結果に基づいて、油圧ショベル100が現在施工作業を行っているかどうかを特定する。例えば、リアルタイム時系列データが示す動作パターンと教師データが示す動作パターンとの類似度が閾値以上あれば掘削や盛土等の既知の施工作業を行っていると判定する。ここでいう「教師データ」とは、油圧ショベル100に掘削や盛土などの既知の施工作業を実施させ、その際に機械状態取得部500が取得した上部旋回体131の関節位置や方位、多関節フロント作業機110のブーム111、アーム112、バケット113の関節角度や関節位置及びバケット113の先端位置を示す時系列データを動作識別器501aに入力して、多関節フロント作業機110の動作パターンとして機械学習させて得られたデータである。
施工作業が行われていると判定された場合、油圧ショベル100や多関節フロント作業機110の位置及び姿勢から車体座標系900及びサイト座標系930における作業領域の位置を特定する。
例えば、図7〜図10に示す施工作業の事例においては、斜線で示す領域が作業領域710として特定される。なお、作業領域710を特定する方法は上記以外の方法を用いても良い。例えば、多関節フロント作業機110の各関節に取り付けたトルクセンサやブーム111、アーム112、バケット113のシリンダ内の圧力変化に基づき掘削や盛土を行った際に生じる荷重変化や衝撃力を計測する事で施工作業を行っているか判定しても良い。また、地形計測装置170から得られる現況地形の計測データに基づき、地形変化の生じている領域を識別することで作業領域710を特定してもよい。本実施形態では作業領域を特定する方法は限定しない。
ステップS603にて、検知範囲算出部502は、機械状態取得部500で得られる油圧ショベル100の動作と、記憶媒体155に格納されている地形計測装置170の設置位置や姿勢、検知角度、検知距離の情報に基づき、地形計測装置170の車体座標系900及びサイト座標系930における検知範囲を算出する(S603)。図11に示すように地形計測装置170の検知角度や、地形計測装置170から検知限界までの距離(検知距離)が分かると、地形計測装置170を起点とし検知限界までを包含する3次元立体形状として検知範囲を表現することができる。
ここで、図11における点701oは地形計測装置170の原点701oを表し、点701a、701b、701c、701dは地形計測装置170の検知限界を示す境界位置を表している。境界位置は、地形計測装置170の上下及び左右の検知角度の限界(検知限界角度)と検知距離の限界(検知限界距離)により定まる。ここで地形計測装置170の上下の検知限界角度をθv(図11におけるXs‐Ys平面に対する角度である)、左右の検知限界角度をθh(図11におけるYs‐Zs平面に対する角度である)、検知限界距離をLthとすると、センサ座標系910における点701a、点701b、点701c、点701dの座標はそれぞれ次式(7)〜(10)で表される。
Figure 2020033704
Figure 2020033704
Figure 2020033704
Figure 2020033704
式(7)〜(10)で示す4つの点と原点701oとの座標値を式(1)〜式(6)に基づき座標変換することで車体座標系900やサイト座標系930における検知範囲701を算出することができる。なお、図7〜図10に示す検知範囲701は検知範囲算出部502によって算出された検知範囲701を表している。
検知範囲701は、地形計測装置170の原点701oを頂点とし、点701a、701b、701c、701dを底面とする四角錐からなる立体形状として説明したが、地形計測装置170の原点701oとする錐体状の立体形状であれば四角錐には限定されない。例えば境界位置を規定する点701a、701b、701c、701dは4点に限らず、それよりも多い点又は少ない点でもよく、検知範囲701は円錐状や三角錐でもよい。更に、境界位置を規定する点を含む平面だけではなく、曲面(地形計測装置170を中心として外に凸な曲面や半球面でもよい)を用いてもよい。
更に、地形形状に変化が生じるのは、バケット113の先端が届く範囲なので、検知限界距離Lthはブーム111、アーム112を最も伸ばした状態でバケット113の先端が描く先端軌跡上の点、又はそのバケット113の先端軌跡から地形変化が及ぶ距離を考慮して定めたマージンを加えた軌跡上の点を用いて規定してもよい。検知限界距離Lthが長すぎると地形形状の空間分解能の低下が懸念されるので、検知限界距離Lthをバケット113の先端が届く位置に基づいて規定することで、地形計測装置170のスペックから決まる検知限界よりも手前に、検知範囲701を規定するための検知限界(境界位置)を設定することで、検知範囲701が無用に広くなることを抑止し、計測データの空間分解能を良好に保ってもよい。
ステップS604では、作業領域特定部501は作業領域710が存在すると判定するか否かに応じて処理を分岐させる。作業領域710が存在する場合は(S604/Yes)ステップS605の処理に進み、存在しない場合は(S604/No)今回の処理を終了させる。
ステップS605では、作業領域特定部501によって特定された作業領域710を検出可能な地形計測装置170が存在するか、機械状態取得部500で得られる油圧ショベル100の動作と、検知範囲算出部502で検出された地形計測装置170の検知範囲701とに基づき、作業領域検出可否判定部503にて判定する(S605)。
まず、作業領域検出可否判定部503は作業領域特定部501によって特定された作業領域710が地形計測装置170の検知範囲701に含まれているか判定する(第1の判定処理)。第1の判定方法は、例えば図11に示すように地形計測装置170の検知範囲701を表す四角錐内に、作業領域710に属する点群が存在するか否かの内外判定を行えばよい。作業領域710の点群は、作業領域710を所定サイズの正立方体で分割した場合の正立方体の中心点とすればよく、所定サイズは地形計測装置170の計測精度や施工管理上必要とされる立体寸法に応じて設定すれば良い。
図7、図8、図10、図11では地形計測装置170の検知範囲701に作業領域710が含まれている。一方、図9では、地形計測装置170の検知範囲701に作業領域710が含まれていない。
次に、作業領域検出可否判定部503は、遮蔽物が検知範囲701の内側に含まれているかを判定する(第2の判定)。本実施形態では遮蔽物を多関節フロント作業機110とする。地形計測装置170で作業領域710の現況地形を計測する際に、作業領域710が多関節フロント作業機110によって遮蔽されていると作業領域710の地形を正確に計測する事ができない。すなわち、検知範囲701の一部又は全部が遮蔽された状態で地形計測装置170が計測データを取得したとしても、その計測データには多関節フロント作業機110が写りこんでいることから地形形状を正確に表したものとはいえず、不必要な計測データを取得することとなる。このように多関節フロント作業機110が写りこんだ計測データを取得すると、地形計測精度の低下を招く恐れが生じる。
従って、多関節フロント作業機110による作業領域710の遮蔽有無を判定し、遮蔽されていない地形計測装置170の計測データのみを取得するようにすれば地形計測精度の低下を減らす事ができる。
また、作業領域710の近くに多関節フロント作業機110が存在すると多関節フロント作業機110の計測データと作業領域710の計測データとの区別が困難となり地形計測精度が低下する恐れがある。従って、作業領域検出可否判定部503は、作業領域710の遮蔽有無だけではなく、たとえ作業領域710が遮蔽されないとしても、作業領域710の近傍に多関節フロント作業機110が位置している場合は計測データを取得しない方が望ましい。
よって、本実施形態では、近傍の範囲をどの程度とするかの一例として、検知範囲701内に多関節フロント作業機110が写りこんで入れば作業領域710の遮蔽の有無に限らず、作業領域710の近傍にあると判定する。
別例として、作業領域710及び作業領域710の外縁からマージンを加えた領域を包含する領域を判定用作業領域として設定し、この判定用作業領域内に多関節フロント作業機110が含まれなければ、多関節フロント作業機110が作業領域710の近傍にはないと判定してもよい。
作業領域検出可否判定部503による第2の判定方法として、図12に示す例では、作業領域710の境界(図12では簡易的に四角形で表現)を表す4つの点701a、701b、701c、701dと地形計測装置170の原点701oを結んで形成される検知範囲701内に、多関節フロント作業機110のブーム111、アーム112、バケット113の一部でも存在すれば遮蔽されていると判定する。ブーム111、アーム112、バケット113の位置や形状は、機械状態取得部500で得られる関節角度や記憶媒体155に記録されている形状データを基に算出すればよい。
作業領域検出可否判定部503は、検知範囲701内にブーム111、アーム112、バケット113の一部が存在するかを判断するためにまずブーム111、アーム112、バケット113上の任意の点のセンサ座標系における座標値を算出する。そのために、例えば、図13に示すようにブーム111、アーム112、バケット113の座標系を定義する。以下、図13〜図16を参照して各座標系について説明する。図13は、車体座標系及び各センサ座標系の関係を示す図である。図14は、ブーム座標系を説明する図である。図15は、アーム座標系を説明する図である。図16は、バケット座標系を説明する図である。
ブーム座標系1010は、図13及び図14に示すように点1000(車体座標系900の原点)及び点1001(ブーム111及びアーム112の連結部の中心位置)を通過する軸をX軸とする座標系であり、車体座標系900のY軸に対して角度θ1だけ回転している。
アーム座標系1020は、図13及び図15に示すように点1001及び点1002(アーム112及びバケット113の連結部の中心位置)を通過する軸をX軸とする座標系であり、ブーム座標系1010のY軸に対して角度θ2だけ回転している。
バケット座標系1030は、図13及び図16に示すように点1002及び点1003(バケット113の先端の中心位置)を通過する軸をX軸とする座標系であり、アーム座標系1020のY軸に対して角度θ3だけ回転している。なお、θ1、θ2、θ3は機械状態取得部500で得られるブーム111、アーム112、バケット113の関節角度である。
ここで、記憶媒体155に記録されているブーム111の形状データよりブーム111上に任意の点P1005(図14参照)が存在するとし、点P1005の座標値を(X1p,Y1p,Z1p)とすると、点P1005のY1軸に対する角度θp及びブーム座標系原点から点Pまでの距離Lpは次式(11)、(12)で算出される。
Figure 2020033704
Figure 2020033704
従って、車体座標系900における点Pの座標値は次式(13)となる。
Figure 2020033704
更に、センサ座標系における点P1005の座標値は式(2)及び(3)を基に座標変換を行って算出することができる。次に、点P1005が立体形状からなる検知範囲701内に存在するか判定するためには、例えば検知範囲701を構成する平面に対して点Pの位置が裏か表かを判定する手法を利用すればよい。検知範囲701は図12に示すように点701o、点701b、点701cから構成される平面Aと、点701o、点701a、点701bから構成される平面Bと、点701o、点701d、点701aから構成される平面Cと、点701a、点701d、点701c、点701bから構成される平面Dの4つの平面から構成されており、点Pが検知範囲701内に存在する条件は次式(14)で表される。
Figure 2020033704
点P1005は、ブーム111、アーム112、バケット113の立体形状をメッシュ構造で表現しておき、各メッシュの頂点として設定する。そして全てのメッシュの頂点に対して式(14)の判定を行うことでブーム111、アーム112、バケット113が検知範囲701内に存在するか判定することができる。
上記方法を適用すると、図7、図9、図10に示すシーンでは、作業領域検出可否判定部503は検知範囲701に多関節フロント作業機110が含まれないため作業領域710を検出可能な地形計測装置170が存在すると判定する。図7に示すシーンでは、検知範囲701内にバケット113が含まれているが、図12に示す4つの境界位置を示す点701a、701b、701c、701dと地形計測装置170の原点701oとを結んで形成される3次元形状(遮蔽判定範囲1210)内にバケット113は含まれていない。この状態で計測データの一例として生成した撮像画像750には、バケット113が写りこんでいるものの作業領域710には重なっていない。この場合、計測データを取得する。
一方、図8に示すシーンでは、遮蔽判定範囲1210内に多関節フロント作業機110が含まれる。このときの撮像画像850(図8)ではバケット113が撮像画像850に写りこんでおり、かつ作業領域710にも重複しているので、地形形状が正確に取得できないことから、計測データは取得しない。
ステップS606では、作業領域検出可否判定部503は作業領域710を検出可能な地形計測装置170が存在するか判定された結果に応じて処理を分岐させる。検出可能な地形計測装置170が存在する場合は(S606/Yes)ステップS607の処理に進み、存在しない場合は(S606/No)、今回の処理を終了させる。
ステップS607では、作業領域検出可否判定部503は作業領域710を検出可能と判定された地形計測装置170の計測データを取得する処理を計測データ取得判定部504を介して計測データ取得部505に行わせる(S607)。
地形計測装置170は、一定のサンプリング周期で計測データを生成し、計測データ取得部505がその計測データを受信する。計測データ取得判定部504は、計測データの取得条件が成立する、即ち、作業領域710が検知範囲701に含まれ、かつ検知範囲701に遮蔽物が無いと判定すると、計測データ取得部505に対して受信した計測データをモニタ153に出力される。この出力処理が本実施形態でいう「計測データの取得」であり、地形計測装置170による計測データの生成処理とは異なる。
計測データの取得条件が不成立なら計測データ取得部505は、受信した計測データを廃棄してモニタ153には出力しない。
図7〜図10に示す事例では、図10のシーンにおける地形計測装置170が計測データを取得することになる。
最後にステップS608では、計測データ取得部505で取得された地形計測装置170の現況地形の計測データをモニタ153に表示する(S608)。
以上により、本実施形態によれば、計測データを取得するために多関節フロント作業機110を移動させる必要が無い。更に遮蔽判定範囲1210に多関節フロント作業機110が入っていれば計測データを取得しないので、多関節フロント作業機110と作業領域710とが密接した状態の計測データは取得されない。また、地形変化が生じている作業領域710を特定し、その作業領域710が多関節フロント作業機110により遮蔽されている場合は、計測データを取得しない。これらにより作業領域710の地形の計測データが正確に取得できる場合にのみ計測データを取得するので、地形計測精度の低下を防ぐ事ができる。
また、機械本体130に複数の地形計測装置170、例えば前方カメラ、右カメラ、左カメラ等の複数の地形計測装置170が設置されている場合は、地形計測装置170の機械本体130における取付位置や取付方向に関わらず、各地形計測装置170の検知範囲701の位置と作業領域710の位置との関係、及び検知範囲701の位置と多関節フロント作業機110の位置との関係に応じて作業領域710を検知可能な地形計測装置170を適切に選択することができる。これにより、作業領域710の地形を計測するために多関節フロント作業機110を地形計測装置170の検知範囲701外に意図的に移動させる必要がなく、高頻度に地形を計測することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更及び修正が可能である。例えば、作業領域検出可否判定部503において多関節フロント作業機110の遮蔽以外にも地形による遮蔽によって作業領域が検出できないことを判定してもよい。
図17を参照して遮蔽物が周辺地形である場合について説明する。図17は、路肩で施工作業を行うシーンを示す図である。図17では、油圧ショベル100は傾斜のついた地面700を掘削する作業を行っている際に上部旋回体131を回転させずに多関節フロント作業機110のみ移動させる作業を行っているものとする。本例のように路肩の補修工事などで傾斜面の掘削や盛土作業するシーンに適用するために、記憶媒体155に施工環境(周辺地形)の3次元形状情報からなる地形データを予め保持しておき、多関節フロント作業機110の遮蔽判定と同様に地形データに対して遮蔽判定してもよい。図17の例では、作業領域710が斜面によって遮蔽されているので、作業領域710の検知は不可と判定される。
100 :油圧ショベル
110 :多関節フロント作業機
130 :機械本体
131 :上部旋回体
132 :下部走行体
161 :情報コントローラ
170 :地形計測装置
701 :検知範囲
710 :作業領域
750 :撮像画像
850 :撮像画像
900 :車体座標系
910 :センサ座標系
920 :計測点
930 :サイト座標系
1210 :遮蔽判定範囲

Claims (8)

  1. 作業機械の周辺の地形形状を計測する作業機械であって、
    機械本体と、
    前記機械本体に俯仰可能に連結され、前記作業機械の周辺地形に対して施工作業を行うフロント作業機と、
    前記機械本体及び前記フロント作業機の姿勢を検出する姿勢センサと、
    前記フロント作業機の周辺の地形形状を計測して計測データを生成する地形計測装置と、
    前記計測データの出力先である出力装置と、
    前記姿勢センサ、前記地形計測装置、及び前記出力装置の其々に接続された情報コントローラと、を備え、
    前記情報コントローラは、
    前記姿勢センサからの出力に基づいて、前記機械本体及び前記フロント作業機の位置及び姿勢を算出し、
    前記機械本体の位置及び前記フロント作業機の姿勢に基づいて、前記フロント作業機が前記周辺地形に対して施工作業を行った前記周辺地形における作業領域の位置を特定し、
    前記地形計測装置の前記機械本体における取付位置及び取付方向と前記機械本体の位置及び姿勢とに基づいて、前記地形計測装置を起点とし前記地形計測装置の検知限界までを包含する3次元形状からなる前記地形計測装置の検知範囲を算出し、
    前記検知範囲内に前記作業領域が存在し、かつ前記検知範囲に遮蔽物がない場合に前記作業領域の検知が可能と判定し、
    前記作業領域の検知が可能である場合にのみ、前記計測データを前記出力装置に出力する、
    ことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記遮蔽物は前記フロント作業機であり、
    前記情報コントローラは、前記機械本体に対する前記フロント作業機の位置を算出し、
    前記地形計測装置を起点とし前記作業領域までを包含する3次元形状からなる遮蔽判定範囲を算出し、当該遮蔽判定範囲に前記フロント作業機が含まれない場合に、前記作業領域の検知は可能と判定する、
    ことを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記遮蔽物は前記周辺地形であり、
    前記情報コントローラは、前記作業機械の周辺地形の形状を示す地形データを取得し、
    前記地形データに基づき、前記検知範囲内において前記作業領域が前記周辺地形によって遮蔽されている場合は前記作業領域の検知は不可と判定する、
    ことを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記情報コントローラは、前記地形計測装置の位置を頂点とし、前記検知範囲を包含する錐体状の立体形状からなる検知範囲を算出する、
    ことを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記フロント作業機の前記機械本体に対する角度を検出する角度検出器を更に備え、
    前記情報コントローラは、前記角度検出器から取得した角度に基づいて、前記フロント作業機の動作パターンを算出して、
    前記フロント作業機が施工作業を行っているときの前記フロント作業機の動作パターンを教師データとして保持し、当該教師データと前記算出されたフロント作業機の動作パターンとの照合結果に基づいて、前記フロント作業機が施工作業を行ったかを判定し、施工作業を行ったと判定した場合の前記機械本体及び前記フロント作業機の位置及び姿勢を基に前記作業領域の位置を特定する、
    ことを特徴とする作業機械。
  6. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記機械本体には複数の地形計測装置が搭載され、
    各地形計測装置の前記検知範囲はそれぞれ異なっており、
    前記情報コントローラは、いずれの地形計測装置の検知範囲に前記作業領域が含まれるかを判定し、検知範囲に前記作業領域が含まれる地形計測装置を特定する、
    ことを特徴とする作業機械。
  7. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記作業機械は、
    下部走行体と、
    前記下部走行体上に搭載される上部旋回体と、を備え、
    前記フロント作業機は、前記上部旋回体に基端が俯仰可能に連結されたブームと、前記ブームの先端に揺動可能に連結されたアームと、前記アームの先端に揺動可能に連結されたバケットと、を含む多関節フロント作業機であり、
    前記姿勢センサは、前記ブームの角度を検知するブーム角度検出器、前記アームの角度を検知するアーム角度検出器、及び前記バケットの角度を検知するバケット角度検出器からなる、
    ことを特徴とする作業機械。
  8. 請求項1に記載の作業機械であって、
    前記地形計測装置は、ステレオカメラ又はレーザスキャナの少なくとも一つにより構成される、
    ことを特徴とする作業機械。
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