JP2020033671A - 送風機と、それを装着した冷却服 - Google Patents

送風機と、それを装着した冷却服 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は送風機と、それを装着した冷却服に関するもので、送風ケース外周面の吸気口側の保護を目的とするものである。【解決手段】送風機2は、一端側に吸気口3、他端側に送風口4が形成された筒状の送風ケース5と、この送風ケース5内に配置され、吸気口3から、送風ケース5内に吸いこんだ空気を、送風口4から、送風ケース5外に送風する送風ファン6と、送風ケース5の外周面において、この外周面から外周方向に突出させた取付鍔7と、送風ケース5の外周面において、取付鍔7の送風口4側に装着される衣料取付手段8と、を備え、送風ケース5の外周面で、取付鍔7の吸気口3側に、この送風ケース5の外周面の少なくとも一部、および、取付鍔7の少なくとも一部を覆う保護リング12を、着脱自在に装着した構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、送風機と、それを装着した冷却服に関するものである。
送風機を服地に装着した冷却服が開発され、脚光を浴びている。
具体的には、前記送風機は、一端側に吸気口、他端側に送風口が形成された筒状の送風ケースと、この送風ケース内に配置され、前記吸気口から、送風ケース内に吸いこんだ空気を、前記送風口から、送風ケース外に送風する送風ファンと、前記送風ケースの外周面において、この外周面から外周方向に突出させた取付鍔と、前記送風ケースの外周面において、前記取付鍔の送風口側に装着される衣料取付手段と、を備えた構成となっている。また、服地には、前記送風機の取付孔が設けられている。
したがって、前記送風機を服地に装着する場合には、この送風機の取付鍔よりも送風口側を、前記服地の取付孔に、この服地の表側から、服地の裏面側に突入させ、服地の裏側において、取付鍔と衣料取付手段とで、前記服地を挟んだ状態で、服地に設置する構成としている(これに類似する先行文献としては下記特許文献1)。
特許第5958923号公報
上記冷却服では、送風機に通電すると、吸気口から、服地外の空気が送風ケース内に吸い込まれ、送風口から、送風ケース外、つまり、服地内に送風され、この空気で体を冷却することが出来、極めて快適なものとなる。
しかしながら、この冷却服では、送風機の吸気口側が服地の外に配置された状態となるので、送風ケース外周面の吸気口側、つまり服地外側部分が汚れたり、損傷したりする虞がある。
そこで、本発明は、送風ケース外周面の吸気口側の保護を目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明は、送風ケースの外周面で、前記取付鍔の吸気口側に、この送風ケースの外周面の少なくとも一部、および、取付鍔の少なくとも一部を覆う保護リングを、着脱自在に装着したものである。
すなわち、本発明に係る送風機は、一端側に吸気口、他端側に送風口が形成された筒状の送風ケースと、この送風ケース内に配置され、前記吸気口から、前記送風ケース内に吸いこんだ空気を、前記送風口から、前記送風ケース外に送風する送風ファンと、前記送風ケースの外周面において、この外周面から外周方向に突出させた取付鍔と、前記送風ケースの外周面において、前記取付鍔の送風口側に装着される衣料取付手段と、を備え、前記送風ケースの外周面で、前記取付鍔の吸気口側に、この送風ケースの外周面の少なくとも一部、および、前記取付鍔の少なくとも一部を覆う保護リングを、着脱自在に装着した。
本発明に係る送風機は、前記送風ケースの吸気口に吸気ガードを装着し、前記取付鍔、または、この取付鍔よりも吸気口側の送風ケースの外周面部分に、前記吸気ガードを取り付ける吸気ガード取付部を設け、この吸気ガード取付部に、前記吸気ガードを、この吸気ガードの一部で形成した突起、または、吸気ガードとは別体の吸気ガード取付具によって、着脱自在に取り付ける構成とするとともに、前記吸気ガード取付部の外周は、前記保護リングで覆った。
本発明に係る送風機は、前記吸気ガード取付具は、ねじによって構成し、このねじは、前記送風ケースの外周面の送風口側から、前記吸気ガード取付部に対して、螺合する構成とした。
本発明に係る送風機は、前記送風ケースの取付鍔は、この送風ケースの外周面を周回するリング状に形成され、このリング状の取付鍔は、リング状始点からリング状中間点までは、前記送風ケースの外周面で、吸気口側から送風口方向側に徐々に移行し、前記リング状中間点からリング状終点までは、前記送風ケースの外周面で、送風口側から吸気口方向側に徐々に移行する構成とした。
本発明に係る送風機は、前記保護リングの、前記送風ケースの吸気口側から送風口方向側への幅は、リング状始点からリング状中間点までは、徐々に広くなり、リング状中間点から、リング状終点までは、徐々に狭くなる形状とし、この保護リングのリング状始点部分を、前記送風ケースの取付鍔のリング状始点部分に対応させ、前記保護リングを前記送風ケースの外周面に装着させる構成とした。
本発明に係る送風機は、前記吸気ガード取付部は、リング状の取付鍔の、リング始点からリング中間点までの間と、リング中間点からリング終点までの間の少なくとも一方で、送風ファンの回転軸よりリング中間点側に配置した。
本発明に係る送風機は、前記保護リングは、合成樹脂によって形成し、リング状として撓みを持つ構成とした。
本発明に係る送風機は、前記保護リングは、前記送風ケースの吸気口側の開口径よりも、前記送風ケースの送風口側の開口径を大きくし、前記吸気口側の開口部と、送風口側の開口部間を斜面によって結んだ形状とした。
本発明に係る送風機は、前記送風ケースの吸気口への、前記吸気ガードの装着により、前記送風ファンへの通電を制御する吸気ガード装着検出スイッチを設けた。
本発明に係る送風機は、前記送風ケースの外周面に、前記送風ファンとバッテリーとを接続するコネクタを配置し、このコネクタ部分に、前記吸気ガード装着検出スイッチを設けた。
本発明に係る冷却福は、上記した送風機を有し、この送風機の、前記取付鍔よりも送風口側を、服地の取付孔に、この服地の表側から、服地の裏面側に突入させ、前記服地の裏側において、前記取付鍔と前記衣料取付手段とで、前記服地を挟んだ状態とした。
以上のように本発明は、送風ケースの外周面で、取付鍔の吸気口側に、この送風ケースの外周面の少なくとも一部、および、取付鍔の少なくとも一部を覆う保護リングを、着脱自在に装着したものであるので、送風ケース外周面の吸気口側、および取付鍔を保護することが出来る。
すなわち、保護リングにより、服地の外に存在する送風ケース外周面の吸気口側の少なくとも一部や、取付鍔の少なくとも一部を覆う事で、送風ケース外周面の吸気口側、および取付鍔を保護することが出来るのである。
また、保護リングは送風ケースに対して着脱自在としたので、保護リングが汚れたり、損傷したりした場合には、それを交換することで、送風機としての機能を保持することができる。
本発明の一実施形態にかかる送風機を装着した冷却服を示す背面図 同送風機の組立前の斜視図 同送風機の組立前の正面図 同送風機の組立後の正面図 同送風機の組立後の断面図 同送風機の組立前の斜視図 同送風機の組立前の斜視図 図7の一部拡大図 同送風機の組立後の断面図 図9の一部拡大断面図 同送風機の組立前の斜視図 同送風機の組立前の斜視図 同送風機の組立前の斜視図 同送風機の組立後の正面図 同送風機の組立後の正面図 同送風機の組立後の底面図 同送風機の組立前の透視斜視図 同送風機の電気回路図 本発明の他の実施形態にかかる送風機の組立前の分解斜視図 図19の一部拡大斜視図 図19の一部拡大斜視図 同送風機の組立前の平面図
(実施の形態1)
以下本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
図1において、1は冷却服で、その背中部分の下方の左右に、二つの送風機2が装着されている。
つまり、本実施形態の冷却服1も、上記特許文献1と同じように、冷却服1の外側の空気が、この送風機2によって冷却服1内に取り込まれ、襟部分や袖部分から、冷却服1外に吹き出され、これにより身体の冷却を行うようにしている。
送風機2は、図2〜図5に示すように、一端側に吸気口3、他端側に送風口4が形成された円筒状の送風ケース5と、この送風ケース5内に配置され、前記吸気口3から、送風ケース5内に吸いこんだ空気を、前記送風口4から、送風ケース5外に送風する送風ファン6と、前記送風ケース5の外周面において、この外周面から外周方向に突出させた取付鍔7と、前記送風ケース5の外周面において、前記取付鍔7の送風口4側に装着される衣料取付手段8と、を備えた構成となっている。
また、前記送風ケース5の吸気口3に吸気ガード9を装着している。
吸気ガード9は、図6に示すように、円筒部9aと、この円筒部9aの吸気口3側に設けた多分割開口状のガード部9bとを備えた構成となっており、円筒部9aを、円筒状の送風ケース5内に、吸気口3側から挿入し、これにより、送風ケース5の吸気口3に吸気ガード9を取り付けている。
具体的には、図7に示すように、送風ケース5の取付鍔7に、前記吸気ガード9を取り付ける吸気ガード取付部10を設けている(または、この取付鍔7よりも吸気口3側の送風ケース5の外周面部分に吸気ガード取付部10を設けても良い)。
この実施形態では、吸気ガード取付部10は、ねじ締め構成体(めねじ)によって構成されており、また、ガード部9b外周にはねじ孔9cを設けているので、吸気ガード取付部10とねじ孔9cを合致させ、吸気口3側から吸気ガード取付具の一例として設けたねじ11を螺合させることにより、送風ケース5の吸気ガード取付部10に、前記吸気ガード9を着脱自在に取り付けている。
また、前記送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側には、この送風ケース5の外周面の少なくとも一部、および、取付鍔7の少なくとも一部を覆う保護リング12を、着脱自在に装着している。
衣料取付手段8は、図2に示されているとおり、環状であり、一部が外側に向けて張り出している。この張り出した箇所に、切欠き部24が形成されている。切欠き部24は、吸気される側から送風する側に向けて形成された窪みであり、吸気される側が開放し、送風する側が閉塞している。すなわち、切欠き部24は、衣料取付手段8の接線方向および吸気される側が開放されている。
なお、衣料取付手段8は、上記先行文献でも説明されているように、冷却服1に送風機2を取り付けるために用いるものであり、送風機2を冷却服1の服地に装着する場合には、この送風機2の取付鍔7よりも送風口4側を、前記服地の取付孔(図示せず)に、この服地の表側から、服地の裏面側に突入させ、服地の裏側において、取付鍔7と衣料取付手段8とで、前記服地を挟んだ状態で、服地に設置する。
次に、本実施形態の特徴である保護リング12について説明する。
この保護リング12は、合成樹脂によって形成し、リング状として撓みを持つ構成としたもので、耐候性、難燃性および強度を高めるために、一例としてポリカーボネートとABS樹脂を合成した合成樹脂によって形成した。
この保護リング12を、図4、図5、図11〜図13のように、送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側に、着脱自在に装着している。
具体的には、送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側には、断続的に突起13が環状に配置されている。
また、保護リング12の背面側には、突起13に合わせ、次に、保護リング12を回動させれば、突起13に係合する係合部12aが、突起13と同じ数だけ配置されている。
このため、保護リング12の係合部12aを突起13に合致させ、この保護リング12を一方向に回動させれば、保護リング12が、送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側に、着脱自在に装着されることになる。もちろん、保護リング12が、送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側に、着脱自在に装着された状態で、他方向に回動させれば、保護リング12を送風ケース5から取り外すことが出来る。
送風ケース5の取付鍔7や、保護リング12について、さらに説明を続ける。
先ず、前記送風ケース5の取付鍔7は、図11、図12のように、この送風ケース5の外周面を周回するリング状に形成され、このリング状の取付鍔7は、リング状始点(図11のA点)からリング状中間点(図11のB点)までは、前記送風ケース5の外周面で、吸気口3側から送風口4方向側(反時計方向)に徐々に移行(傾斜)し、前記リング状中間点(図11のB点)からリング状終点(図11のA点と同じ位置で)までは、前記送風ケース5の外周面で、送風口4側から吸気口3方向側(反時計方向)に徐々に移行(傾斜)する構成としている。
また、保護リング12の、前記送風ケース5の吸気口3側から送風口4方向側への幅は、図11、図12から理解されるように、リング状始点(図11のC点)からリング状中間点(図11のD点)までは、反時計方向に徐々に広くなり、リング状中間点(図11のD点)から、リング状終点(図11のC点と同じ位置)までは、反時計方向に徐々に狭くなる形状としている。
そして、この保護リング12のリング状始点部分(図11のC点)を、前記送風ケース5の取付鍔7のリング状始点部分(図11のA点)に対応させ、保護リング12のリング状中間点(図11のD点)を、前記送風ケース5の取付鍔7のリング状中間点(図11のB点)に対応させ、保護リング12を送風ケース5の外周面に装着している。
また、前記吸気ガード取付部10は、図3、図11、図12から理解されるように、リング状の取付鍔7の、リング始点(図11のA点)からリング中間点(図11のB点)までの間と、リング中間点(図11のB点)からリング終点(図11のA点)までの間の少なくとも一方で、送風ファン6の回転軸よりも、前記リング状の取付鍔7の、リング中間点(図11のB点)側に配置した。換言すれば、図22に示されているとおり、リング状の取付鍔7のリング始点(図22のA点)またはリング終点(図22のA点)、送風ファン6の回転軸およびリング中間点(図22のB点)を通る第一仮想線Yと直交し、かつ、リング状の取付鍔7を通る第二仮想線Xを境界として、リング中間点(図22のB点)側に、吸気ガード取付部10が配置されている。
つまり、本実施形態では、吸気ガード取付部10、吸気ガード取付具の一例として設けたねじ11部分も、この保護リング12の広い部分で確実に覆うことにより、その部分の汚れ、損傷を防止している。
また、前記保護リング12は、これらの図11、図12からも理解されるように、送風ケース5の吸気口3側の開口径よりも、送風ケース5の送風口4側の開口径を大きくし、前記吸気口3側の開口部と、送風口4側の開口部間を斜面によって結んだ形状とした。
つまり、この保護リング12は、上述のごとく、送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側に、着脱自在に装着されるものであるが、この装着時において、手のひら側となる保護リング12の送風ケース5の吸気口3側の径を小さくすることで、持ちやすく、着脱作業が行いやすいものとなる。
また、このように保護リング12の、送風ケース5の吸気口3側の開口径よりも、送風ケース5の送風口4側の開口径を大きくし、前記吸気口3側の開口部と、送風口4側の開口部間を斜面によって結んだ形状とすることで、保護リング12のリング状始点部分(図11のC点)は、いわゆる細い状態となり、撓みやすくなるので、作業時に、保護リング12を手のひらに保持させる作業も極めて行いやすいものとなる。つまり、保護リング12の着脱作業が行いやすいものとなるのである。
さらに、送風ケース5の送風口4側の開口径を大きくすることで、図5のごとく、この保護リング12により、送風ケース5の外周面で、前記取付鍔7の吸気口3側、および、取付鍔7の外周を覆うことが出来るので、その保護機能も十分に発揮される。
さらにまた、保護リング12の、送風ケース5の吸気口3側の開口径よりも、送風ケース5の送風口4側の開口径を大きくし、前記吸気口3側の開口部と、送風口4側の開口部間を斜面によって結んだ形状とすることで、リング状の斜面が演出されることとなるので、この保護リング12を、例えば、赤色、黒色、青色などに着色すれば、意匠効果も高まる。
以上のように、本実施形態は、送風ケース5の外周面の少なくとも一部、および、取付鍔7の少なくとも一部を覆う保護リング12を、着脱自在に装着しているので、冷却服1外に存在することとなる、送風ケース5外周面の吸気口3側、および取付鍔7を、外部衝撃や、汚れから保護することが出来る。
また、保護リング12は送風ケース5に対して着脱自在としたので、保護リング12が汚れたり、損傷したりした場合には、それを交換することで、送風機2としての機能を保持することができる。
本実施形態における他の特徴点について説明する。
本実施形態では、上記吸気ガード取付具の一例として設けたねじ11を外せば、図7のように、送風ケース5から吸気ガード9を取り外し、送風ファン6の掃除も行うことが出来る。
このように送風ファン6の掃除を行うときには、送風ファン6への通電を遮断することが好ましく、本実施形態では、図18のように、送風ファン6への通電路に吸気ガード装着検出スイッチ14を介在させている。なお、図18の15はバッテリー、16は出力電圧調整回路である。
吸気ガード装着検出スイッチ14は、具体的には、図7〜図10、図17のように取り付けられている。
具体的には、本実施形態では、前記送風ケース5の外周面に、送風ファン6とバッテリー13とを接続するコネクタ17を配置し、このコネクタ17部分に、前記吸気ガード装着検出スイッチ14を設けた。
このコネクタ17には、バッテリー13からのプラグ18が、図14〜図16のように着脱自在に挿入される。
つまり、本実施形態では、コネクタ17を送風ケース5の外周面に設けているので、送風ケース5の外部空間を利用し、コネクタ17と一体的に吸気ガード装着検出スイッチ14を配置することが出来る。
そして、このように送風ケース5の外周面に吸気ガード装着検出スイッチ14を配置した状態で、吸気ガード9によって、吸気ガード装着検出スイッチ14を開閉させる構成としている。
具体的には、吸気ガード9は、図6を用いて上述で説明したように、円筒部9aと、この円筒部9aの吸気口3側に設けた多分割開口状のガード部9bとを備えた構成となっており、円筒部9aを、円筒状の送風ケース5内に、吸気口3側から挿入し、これにより、送風ケース5の吸気口3に吸気ガード9を取り付けている。
したがって、吸気ガード9の円筒部9a外周に、図6、図9、図10のように、送風ケース5の送風口4側へと延びる突起19を設け、また、この突起19に対応する送風ケース5の外周面には図8のように切り溝20を設け、この切り溝20に、吸気ガード装着検出スイッチ14のアクチュエータ21を臨ませた。
このため、送風ケース5から吸気ガード9を取り外すと、アクチュエータ21は、送風ケース5の突起19による押圧が解除され、その結果、吸気ガード装着検出スイッチ14はオフ状態となり、送風ファン6は停止状態となる。
したがって、送風ファン6の掃除を安全に行うことが出来る。
また、図14および図15に示されているとおり、コネクタ17およびプラグ18は、衣料取付手段8の切欠き部24に配置されている。そのため、プラグ18が、コネクタ17に挿入されて送風ケース5に繋がっている状態であっても、プラグ18が切欠き部24を通ることで、衣料取付手段8を送風ケース5から取り外すことができる。なお、仮に、切欠き部24に替えて、孔であった場合、孔にプラグ18が通されるため、プラグ18をコネクタ17から引き抜いた後でなければ、衣料取付手段8を送風ケース5から取り外すことができない。
なお、本実施形態では、本体ケース5の吸気ガード取付部10をめねじで構成し、吸気ガード取付具の一例として設けたねじ11を用いたが、図19〜図21に示すように、本体ケース5の外周に、吸気ガード取付部として複数の係合孔22を設け、吸気ガード取付具としては、吸気ガード9の円筒部9aに弾性で、前記係合孔22に着脱自在に係合する係合突起23を設けても良い。
そして、このような構成としても、上記実施形態と同じように、吸気ガード取付部として設けた複数の係合孔22、および、吸気ガード取付具として設けた係合突起23は、保護リング12によって覆われる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の送風機は、冷却服などに活用される。
1 冷却服
2 送風機
3 吸気口
4 送風口
5 送風ケース
6 送風ファン
7 取付鍔
8 衣料取付手段
9 吸気ガード
9a 円筒部
9b ガード部
9c ねじ孔
10 吸気ガード取付部
11 ねじ(吸気ガード取付具)
12 保護リング
12a 係合部
13 突起
14 吸気ガード装着検出スイッチ
15 バッテリー
16 出力電圧調整回路
17 コネクタ
18 プラグ
19 突起
20 切り溝
21 アクチュエータ
22 係合孔
23 係合突起(吸気ガード取付具)
24 切欠き部
X 第二仮想線
Y 第一仮想線

Claims (11)

  1. 一端側に吸気口、他端側に送風口が形成された筒状の送風ケースと、
    この送風ケース内に配置され、前記吸気口から、前記送風ケース内に吸いこんだ空気を、前記送風口から、前記送風ケース外に送風する送風ファンと、
    前記送風ケースの外周面において、この外周面から外周方向に突出させた取付鍔と、
    前記送風ケースの外周面において、前記取付鍔の送風口側に装着される衣料取付手段と、を備え、
    前記送風ケースの外周面で、前記取付鍔の吸気口側に、この送風ケースの外周面の少なくとも一部、および、前記取付鍔の少なくとも一部を覆う保護リングを、着脱自在に装着した送風機。
  2. 前記送風ケースの吸気口に吸気ガードを装着し、前記取付鍔、または、この取付鍔よりも吸気口側の送風ケースの外周面部分に、前記吸気ガードを取り付ける吸気ガード取付部を設け、この吸気ガード取付部に、前記吸気ガードを、この吸気ガードの一部で形成した突起、または、吸気ガードとは別体の吸気ガード取付具によって、着脱自在に取り付ける構成とするとともに、前記吸気ガード取付部の外周は、前記保護リングで覆った請求項1に記載の送風機。
  3. 前記吸気ガード取付具は、ねじによって構成し、このねじは、前記送風ケースの外周面の送風口側から、前記吸気ガード取付部に対して、螺合する構成とした請求項2に記載の送風機。
  4. 前記送風ケースの取付鍔は、この送風ケースの外周面を周回するリング状に形成され、このリング状の取付鍔は、リング状始点からリング状中間点までは、前記送風ケースの外周面で、吸気口側から送風口方向側に徐々に移行し、前記リング状中間点からリング状終点までは、前記送風ケースの外周面で、送風口側から吸気口方向側に徐々に移行する構成とした請求項2または3に記載の送風機。
  5. 前記保護リングの、前記送風ケースの吸気口側から送風口方向側への幅は、リング状始点からリング状中間点までは、徐々に広くなり、リング状中間点から、リング状終点までは、徐々に狭くなる形状とし、この保護リングのリング状始点部分を、前記送風ケースの取付鍔のリング状始点部分に対応させ、前記保護リングを前記送風ケースの外周面に装着させる構成とした請求項4に記載の送風機。
  6. 前記吸気ガード取付部は、リング状の取付鍔の、リング始点からリング中間点までの間と、リング中間点からリング終点までの間の少なくとも一方で、送風ファンの回転軸よりリング中間点側に配置した請求項5に記載の送風機。
  7. 前記保護リングは、合成樹脂によって形成し、リング状として撓みを持つ構成とした請求項1から6いずれか一つに記載の送風機。
  8. 前記保護リングは、前記送風ケースの吸気口側の開口径よりも、前記送風ケースの送風口側の開口径を大きくし、前記吸気口側の開口部と、送風口側の開口部間を斜面によって結んだ形状とした請求項1から7いずれか一つに記載の送風機。
  9. 前記送風ケースの吸気口への、前記吸気ガードの装着により、前記送風ファンへの通電を制御する吸気ガード装着検出スイッチを設けた請求項1から8のいずれか一つに記載の送風機。
  10. 前記送風ケースの外周面に、前記送風ファンとバッテリーとを接続するコネクタを配置し、このコネクタ部分に、前記吸気ガード装着検出スイッチを設けた請求項9に記載の送風機。
  11. 請求項1から10のいずれか一つに記載の送風機を有し、この送風機の、前記取付鍔よりも送風口側を、服地の取付孔に、この服地の表側から、服地の裏面側に突入させ、前記服地の裏側において、前記取付鍔と前記衣料取付手段とで、前記服地を挟んだ状態とする冷却服。
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