JP2020033176A - シート搬送装置、画像形成装置、及び画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像形成装置、及び画像読取装置 Download PDF

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明典 横田
川西 稔
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Abstract

【課題】 ストッパが退避位置に移動し終わる前にシートを搬送する搬送ローラが回転を開始してしまった場合に、シートがストッパに向かって付勢されることでシートの先端が変形してしまうおそれがあった。【解決手段】 シート搬送装置は、ストッパ24を規制位置から退避させるために移動するリンク36と、搬送ローラ20に駆動力を伝達するためのギア27と、を備える。ギア27は、リンク36を移動させることによって、ストッパ24を規制位置から退避位置に退避させた後に、搬送ギア28に駆動力を伝達して搬送ローラ20を回転させる。【選択図】 図7

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、このシート搬送装置を備える複写機、プリンタ等の画像形成装置、および画読取装置に関する。
従来、シートを搬送するシート搬送装置において、収容部に収容されたシートの先端の位置を規制するための規制部材を設ける構成が知られている。
特許文献1には、収容部としての給紙カセットに収容されたシートの先端部に当接してシートの先端部の位置を揃える突き当て部材(規制部材)を設ける給送装置の構成が開示されている。特許文献1においては、カムを駆動して回転させることにより、シートを規制する突出位置に配置されていた規制部材を退避位置に移動させてシートの搬送を行う。
特開2016−052950号公報
しかしながら、特許文献1の構成においては、ストッパが退避位置に移動し終わる前にシートを搬送する搬送ローラが回転を開始してしまった場合に、シートがストッパに向かって付勢されることでシートの先端が変形してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、シートの搬送時に、シートを規制する規制部材によってシートの先端が変形してしまうことを抑制することを目的とする。
本発明は、シートを収容する収容部と、前記収容部に収容されたシートを給送する給送回転体と、前記給送回転体によって前記収容部から給送されたシートを搬送する搬送回転体と、前記搬送回転体に接触して前記搬送回転体と共にシートを挟持する挟持部を形成し、前記挟持部においてシートを1枚ずつに分離する分離手段と、シートの搬送方向に関して前記給送回転体よりも下流側であって前記搬送回転体よりも上流側に配置される規制部材であって、規制位置に位置する場合において前記挟持部へのシートの進入を規制する前記規制部材と、を備えるシート搬送装置において、前記規制部材を前記規制位置から退避位置に退避させるために移動する移動部材と、前記移動部材を移動させ、且つ、前記搬送回転体に駆動力を伝達する駆動伝達部材と、を備え、前記駆動伝達部材は、前記移動部材を移動させることによって前記規制位置から前記退避位置に前記規制部材を退避させた後に、前記搬送回転体に駆動力を伝達して前記搬送回転体を回転させることを特徴とする。
本発明によれば、シートの給送時に、シートを規制する規制部材によってシートの先端が変形してしまうことを抑制できる。
画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。 実施例1におけるシート搬送装置の構成を説明する模式図である。 実施例1のシート搬送装置における駆動構成を説明する模式図である。 実施例1の駆動伝達部材の構成を説明する模式図である。 実施例1における、駆動伝達部材による駆動伝達動作を説明する模式図である。 実施例1における、規制部材の構成を説明する模式図である。 実施例1における、規制部材の動作を説明する模式図である。 実施例1において、シートを搬送中の規制部材の状態を説明する模式図である。 実施例2におけるシート搬送装置の構成を説明する模式図である。 実施例2における規制部材の動作を説明する模式図である。 実施例3におけるシート搬送装置の構成を説明する模式図である。 実施例3における、規制部材の構成を説明する模式図である。 実施例3における規制部材の動作を説明する模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。なお、以下の実施例においては、本発明のシート搬送装置を備えるレーザービームプリンタを用いた例について説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
[画像形成装置の全体構成及び画像形成動作]
図1は、本実施例のシート搬送装置を備える画像形成装置10の構成を示す概略断面図である。図1に示すように、画像形成装置10は、シートPに画像を形成する画像形成部11、シート搬送装置14、搬送手段22、露光手段4、定着手段18、排出手段23、排紙トレイ19、を備える。
画像形成部11は、画像形成装置10に対して着脱可能なプロセスカートリッジ5と、感光ドラム1からシートPにトナー像を転写するための転写ローラ6と、を有する。プロセスカートリッジ5は、像担持体としての感光ドラム1と、感光ドラム1を帯電する帯電手段2と、感光ドラム1に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像手段3と、を有する。
帯電手段2により一様に帯電された感光ドラム1に、画像情報に基づいて露光手段4から光を照射することにより、感光ドラム1の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像を現像手段3に担持されたトナーによって現像することにより、感光ドラム1の表面にトナー像が形成される。感光ドラム1に担持されたトナー像は、転写ローラ6と感光ドラム1とが接触する転写部において、シート搬送装置14によって1枚ずつに分離された後に給送されたシートPに転写される。その後、シートPは定着手段18に搬送され、定着手段18において加熱及び加圧されることでシートP上にトナー像が定着され、排出手段23によって画像形成装置10の装置内部から排紙トレイ19へと排出される。
<シート搬送装置14>
図2(a)は、シート搬送装置14の構成を説明する概略的な斜視図である。また、図2(b)は、シート搬送装置14における各種部材の配置について説明する模式的な拡大断面図である。図2(a)、(b)に示すように、シート搬送装置14は、収容部としての手差しの給送トレイ15(積載部)と、給送ローラ16(給送回転体)と、搬送ローラ20(搬送回転体)と、分離ローラ21(分離手段)と、ストッパ24(規制部材)と、を有する。
給送トレイ15には、ユーザにより装填された複数のシートPが積載されている。給送ローラ16は、給送トレイ15に積載されたシートPを、搬送ローラ20と分離ローラ21とが接触して形成される搬送ニップN(挟持部)に向けて給送する。搬送ニップNに搬送されたシートPは、分離ローラ21によって1枚ずつ分離された後に搬送ローラ20の回転によって画像形成部11に向かって搬送される。
分離ローラ21は、図示しないトルクリミッタを介して不図示の給紙フレームに取り付けられている。トルクリミッタは、1枚のシートが搬送ニップNに進入した場合には、分離ローラ21を搬送されるシートに追従させて回転させ、複数枚のシートが搬送ニップNに進入しようとしたときには分離ローラ21を停止させるようにリミット値が設定されている。これにより、複数枚のシートが搬送ニップNに進入しようとしても分離ローラ21が停止して搬送ローラ20により1枚のシートのみを搬送する。なお、分離ローラにトルクリミッタを介して逆転駆動を伝達してシートを分離するようにしてもよい。
ストッパ24は、シートPの給送が開始される前にシートPが搬送ニップNに進入するのを抑制するための規制部材であり、例えば、ユーザが給紙トレイ15にシートPを積載する際にシートPが搬送ニップNに進入してしまうことを抑制することが可能である。ストッパ24は、シートPの搬送方向に関して搬送ローラ20よりも上流側であって給送ローラ16よりも下流側に設けられている。
図3は、シート搬送装置14における駆動伝達構成を説明する模式図である。図3においては、それぞれのギアを保持する枠体(給紙フレーム)を省略している。入力ギア25は、モータなどの駆動源Mからの駆動力を受けて回転し、ギア26(第2のギア)に駆動を伝達し、ギア26は、ギア27(駆動伝達部材)に駆動を伝達することが可能である。ギア27は、ギア26の回転によって、ギア26の回転軸線方向と平行する方向(以下、スラスト方向と称する)に関して移動することが可能であり、搬送ギア28(第1のギア)と係合した状態で回転することによって搬送ギア28に駆動力を伝達する。
搬送ギア28は、搬送ギア30および搬送ローラ20と同期して回るように搬送ローラ軸29に固定されている。給送ギア31は、連結ギア33を介して搬送ギア30からの駆動力を受けて回転することが可能であり、給送ローラ16と同期して回るように、給送ローラ軸32に固定されている。即ち、駆動源Mからの駆動力を受けて入力ギア25が回転すると、ギア26、ギア27、搬送ギア28、搬送ギア30、連結ギア33、給送ギア31の順で駆動が伝達され、搬送ローラ20及び給送ローラ16が回転する。
<ギア26とギア27の駆動伝達機構>
図4(a)は、ギア26の構成を説明する模式図であり、図4(b)は、ギア27の構成を説明する模式図である。図4(a)に示すように、ギア26は、ギア27と接触するリブ26a(突出部)と、ギア27と嵌合する円筒部26bと、を有する。図4(b)に示すように、ギア27は、リブ26aと摺動する摺動面27aと、リブ26aと係合する係合部27bと、搬送ギア28に駆動を伝達するギア部27cと、を有する。なお、ギア27とギア28は平歯車であり、ギア27がギア28と噛み合った状態でスラスト方向に移動可能なようにギア27のスラスト方向への移動量よりもギア28の歯幅が大きく設定されている。
次にギア26とギア27の駆動開始時の動作について、図5(a)、(b)を用いて説明する。図5(a)は、入力ギア25からギア26に駆動が伝達される前の状態を示す模式図であり、図5(b)は、入力ギア25からギア26に駆動が伝達された後であって、ギア27から搬送ギア28に駆動が伝達されている状態を示す模式図である。
図5(a)に示すように、入力ギア25が回転を開始する前の状態においては、ギア27は第1の位置に位置している。この状態から入力ギア25が回転を開始するとギア26が図示矢印B方向に回転を開始し、リブ26aが摺動面27aと摺動する。この時、ギア部27cが搬送ギア28と係合していることによる負荷がギア27と嵌合する円筒部26bとの摩擦によりギア27を回転させる力よりも大きいため、ギア27は、ギア26の回転に伴って回転することなく図示矢印C方向に移動する。その結果、ギア27は、図5(a)に示される第1の位置から、図5(b)に示される第2の位置に移動する。
そして、図5(b)に示すように、ギア27が第2の位置に移動すると、リブ26aが係合部27bと係合することによってギア27がギア26の回転力を受けて回転し、ギア部27cを介して搬送ギア28に駆動が伝達され、搬送ギア28が回転する。即ち、搬送ギア28は、入力ギア25が回転しても、ギア26のリブ26aとギア27の係合部27bとが係合するまでは、回転を開始しない。そして、搬送ギア28が回転しない状態においては、搬送ギア28と連結された搬送ローラ20や給送ローラ16も回転しない。
なお、本実施例の構成においてギア27は、後に説明する付勢機構によって図示矢印C方向とは反対の方向に付勢されている。また、摺動面27aは図5(a)、(b)に示されるように傾斜して形成されている。したがって、ギア27は、入力ギア25が回転を停止すると、前記付勢機構によって付勢されることでリブ26aと摺動面27aとが摺動して、図5(b)に示される第2の位置から図5(a)に示される第1の位置に移動する。その際、ギア26は、図示矢印B方向とは逆の方向に摺動面27aの分だけ回転する。
<ストッパ24の構成及び動作>
図6は、図2(b)におけるXX’断面を図示矢印A方向からみた模式図である。図6に示すように、ストッパ24は、搬送ローラ20の両側に、回転中心24aで不図示の枠体に回転可能に保持されている。また、搬送ローラ20の両サイドに配置された2つのストッパ24は、ストッパ連結部37を介して、同期して動作するように連結されている。ストッパ24は、シート搬送装置14の不図示の枠体に設けられたバネ35によって図示矢印R1方向に付勢されており、ギア27の移動に伴ってスラスト方向に移動可能なリンク36(移動部材)の接触部36aと当接している。また、リンク36は、ストッパ連結部37及び接触部36aを介して付勢部材としてのバネ35からの付勢力Fsを受けて図示矢印C方向とは反対の方向に付勢されている。そして、リンク36は、接触部36aとは反対側の端部に設けられる接触部36dがギア27と当接している。この図6の状態では、ストッパ24はシートPを規制する規制位置に位置決めされている。
次に、ストッパ24の動作について、図7(a)、(b)を用いて説明する。図7(a)は、入力ギア25から駆動が伝達する前であって、ストッパ24が、シートPを規制する規制位置に位置している状態を示す模式図である。図7(b)は、入力ギア25から駆動が伝達された後であって、ストッパ24が規制位置から退避位置に退避した状態を示す模式図である。
図5(a)、(b)を用いて説明した通り、入力ギア25に駆動が伝達されると、ギア27は図示矢印C方向に移動する。すると、図7(a)に示すように、ギア27が移動することでリンク36も図示矢印C方向に移動し、リンク36がストッパ24を押すことで、ストッパ24は図示矢印R2方向に回転して、図7(b)の退避位置に退避する。この時、リンク36及びストッパ24はバネ35の付勢力Fsに抗して移動する。その結果、ストッパ24によるシートPの先端の規制が解除され、搬送ニップNにシートPを給送することが可能となる。
なお、本実施例の構成においては、ストッパ24は図7(b)に示すようにスラスト方向に退避する。この構成によれば、ユーザが給紙トレイ15にシートPを積載する際に、シートPによってストッパ24が押圧されたとしても、ストッパ24はシートPの搬送方向に関して移動しない。その結果、シートPをセットするときに安定してシートPの先端を規制することが可能である。
更に、図5(a)、(b)を用いて説明した通り、ギア27は、図5(b)に示される第2の位置に移動した後にギア26の回転力を受けて回転を開始し、搬送ギア28に駆動を伝達する。そして、搬送ギア28が回転することによって、図3を用いて説明したように、搬送ギア30、連結ギア33、給送ギア31に駆動が伝達され、給送ローラ16及び搬送ローラ20が回転する。その結果、図7(b)に示される、ストッパ24が退避位置に退避した状態で、シートPが画像形成部11に向かって搬送される。
即ち、本実施例の構成においては、ギア27とギア26の駆動連結機構によって、ギア27とリンク36がスラスト方向(図示矢印C方向)に移動してストッパ24が規制位置から退避位置に退避したあとに、ギア27から搬送ギア28に駆動が伝達される。換言すると、本実施例の構成においては、ストッパ24が退避位置に退避するまでは、ギア27から搬送ギア28に駆動が伝達されず、搬送ローラ20や給送ローラ16は回転しない。この構成により、ストッパ24が退避位置に退避する前に給送ローラ16によってシートPが給送されることを抑制することができる。即ち、従来の構成のように、シートPが退避位置へ移動する前のストッパ24に向かって付勢されることによってシートPの先端が変形してしまうことを抑制することができる。
なお、画像形成部11に搬送されるシートPは、搬送ローラ20によって搬送された後に、シートPの搬送方向に関して搬送ローラ20よりも下流側に設けられた搬送手段22によって搬送される。本実施例においては、シートPが搬送手段22に到達し、搬送手段22によって画像形成部11に向かって搬送される状態になると、欠歯を用いた一回転クラッチや電磁クラッチなどのクラッチにより入力ギア25への駆動力の伝達を停止する。そして、先行するシートPの後端から所定の間隔をあけた後に、クラッチにより再度入力ギア25に駆動を伝達して後続するシートPの給送を開始する。
このように入力ギア25の回転を停止して、下流側に配置された搬送手段22によってシートPの搬送を継続する構成においては、シートPの後端がストッパ24を通過する前に入力ギア25への駆動の伝達が停止される場合がある。既に説明したように、入力ギア25への駆動の伝達が停止すると、ギア27は、バネ35によって図7(b)の図示矢印D方向に付勢されるリンク36によって、第2の位置から第1の位置に移動する方向に付勢される。この場合、ストッパ24は図7(b)の図示矢印R1方向に回転する力がかかることで、退避位置から規制位置へ移動しようとする。
しかしながら、図8に示すように、本実施例においては、ストッパ24が退避位置から規制位置に移動しようとする戻り力24eを、搬送されるシートPにストッパ24が当接して押圧する力よりも小さく設定している。したがって、入力ギア25への駆動の伝達を停止した後であっても、シートPによってストッパ24が付勢されている状態においては、ストッパ24は規制位置に移動せず、シートPの後端がストッパ24を通過した後に規制位置に移動する。なお、シートPの搬送に対して影響を与えないために、ストッパ24を付勢するバネ35の付勢力Fsは、ストッパ24が退避位置から規制位置に移動することが可能な範囲であって、且つ、できるだけ小さく設定することが望ましい。
シートPの後端がストッパ24を通過すると、バネ35の付勢力Fsによって、ストッパ24は退避位置から規制位置に移動し、ギア27は、第2の位置から第1の位置に移動する。
なお、上記構成において、ギア26とギア27との係合部の関係を逆にしてもよい。すなわち、ギア26に設けられているリブ26aと円筒部26bをギア27に設け、ギア27の摺動面27aと係合部27bをギア26に設ける。このように、一方にリブと円筒部、他方に摺動面と係合部を設ける構成であれば、実施例1と同様の動作を行うことができる。
また、本実施例においては、搬送ローラ20の両側にストッパ24を設ける構成について説明したが、これに限らない。ストッパを1つのみ設ける構成であっても3つ以上設ける構成であっても、搬送ローラ20の片側に1つ、若しくは複数のストッパ24を設ける構成であっても、本実施例の構成と同様の効果を得ることが可能である。
(実施例2)
実施例1では、ストッパ24が、シートPの搬送方向と交差するスラスト方向に移動することで規制位置から退避位置に退避する構成について説明した。これに対し、実施例2は、ストッパ24がシートPの搬送方向に関して移動することで規制位置から退避位置に退避する構成を有する。なお、実施例2の構成は、ストッパ24が移動する方向がシートPの搬送方向であることを除いて、その他の構成は実施例1と同一である。したがって、以下の説明においては、実施例1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、シート搬送装置14における駆動伝達構成を説明する模式図である。図9においては、それぞれのギアを保持する不図示の枠体(給紙フレーム)を省略している。入力ギア25から、搬送ギア30及び給送ギア31への駆動伝達構成は実施例1と同様であるため説明を省略する。図9に示すように、本実施例のストッパ124(規制部材)とリンク136(移動部材)は、シート搬送装置14の不図示の枠体に設けられた付勢部材としてのバネ135によって図示矢印方向に付勢されている。リンク136は、バネ135によって付勢された状態で、スラスト方向に関してストッパ124と接触する端部とは反対側の端部に設けられる接触部136d(図10に図示)がギア27と当接している。
<ストッパ124の構成及び動作>
次に、図10(a)、(b)を用いて、本実施例におけるストッパ124の動作について詳細に説明する。図10(a)は、入力ギア25から駆動が伝達する前であって、ストッパ124が、シートPを規制する規制位置に位置している状態を示す模式図である。図10(b)は、入力ギア25から駆動が伝達された後であって、ストッパ124が規制位置から退避位置に退避した状態を示す模式図である。
図10(a)に示すように、ストッパ124は、回転中心124aで回転可能に保持されており、バネ135によって付勢されたストッパリンク64によって図示矢印R3方向に付勢されている。また、ストッパ124の図示矢印R4方向の回転はストッパロック65によって規制されている。即ち、ストッパ124は、ストッパリンク64とストッパロック65によっての規制位置に位置決めされている。また、ストッパリンク64は、回動中心64aで回転可能であって、ストッパロック65は、回転中心65aを中心に回転可能である。
次に、ストッパ124の退避動作について詳細に説明する。実施例1と同様に、入力ギア25に駆動が伝達されることでギア27が第1の位置から第2の位置に移動すると、リンク136は、ギア27の移動によって接触部136dが押されることで、バネ135の付勢力に抗して図示矢印C方向に移動する。すると、リンク136がストッパロック65を押すことで、ストッパ124の図示矢印R4方向の回転の規制が解除される。更に、リンク136が移動することで、ストッパリンク64が図示矢印64b方向に回転し、ストッパ124が図示矢印R4方向に回転する。その結果、ストッパ124は、図10(a)に示される規制位置から、図10(b)に示される退避位置に退避する。
そして、ストッパ124が退避位置に退避した後に、ギア27から搬送ギア28に駆動が伝達されることで、搬送ローラ20及び給送ローラ16が回転を開始する。その後、入力ギア25への駆動の伝達がクラッチ等により停止すると、図10(b)に示すように、リンク136はバネ135に付勢されることによって図示矢印D方向に移動する。これにより、ストッパリンク64及びストッパロック65が回動して図10(a)の位置に移動し、ストッパ124は退避位置から規制位置に移動する。なお、ストッパ124は、図10(a)の状態で、回転中心124aよりも下側の重量が上側の重量より大きく設定されているため、図10(b)でストッパリンク64の規制が解除されると自重で図10(a)の位置に戻る。
以上説明したように、ストッパ124をシートPの搬送方向に関して移動させる本実施例の構成においても実施例1と同様の効果を得ることが可能である。
(実施例3)
実施例1では、ギア27とギア26によってリンク36を移動させ、ストッパ24を規制位置から退避位置に退避させた後に搬送ギア28に駆動を伝達する構成について説明した。これに対し、実施例3は、ラックアンドピニオン機構によってリンク236を移動させてストッパ224を規制位置から退避位置に退避させた後に、欠歯部70aを有する入力ギア70から搬送ギア28に駆動を伝達する構成を有する。なお、実施例3の構成は、ラックアンドピニオン機構及び欠歯部70aを有する入力ギア70を用いる点を除いて、その他の構成は実施例1と同一である。したがって、以下の説明においては、実施例1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、シート搬送装置214における駆動伝達構成を説明する模式図である。図11においては、それぞれのギアを保持する保持部材等を省略している。入力ギア70(第2のギア)は、駆動源Mからの駆動力を受けて回転し、欠歯部70aと、ギア部70bを有する。図11に示すように、規制部材としてのストッパ224がシートPの先端を規制する規制位置に位置している状態においては、入力ギア70の欠歯部70aがギア45(第1のギア)と対向している。ここで、ギア45は、搬送ローラ20に駆動力を伝達するためのギアであり、搬送ギア28に接続されている。
搬送ギア28は、搬送ギア30および搬送ローラ20と同期して回るように搬送ローラ軸29に固定されている。給送ギア31は、連結ギア33を介して搬送ギア30からの駆動力を受けて回転することが可能であり、給送ローラ16と同期して回るように、給送ローラ軸32に固定されている。即ち、駆動源Mからの駆動力を受けて入力ギア70が回転すると、欠歯部70aがギア45との対向位置を通過した後にギア部70bがギア45と噛合うことで、ギア45、搬送ギア28、搬送ギア30、連結ギア33、給送ギア31の順で駆動が伝達される。そして、これにより、搬送ローラ20及び給送ローラ16が回転する。なお、本実施例の構成において入力ギア70は、欠歯ギアを用いた一回転クラッチや電磁クラッチ等のクラッチを用いてシートPを1枚搬送するごとに1回転して停止する。
<ラックアンドピニオン機構>
図12は、本実施例においてストッパ224を退避させるためのラックアンドピニオン機構を説明する模式図である。シート搬送装置214は、入力ギア70と共に回転する回転部としてのカム71と、カム71の回転によって回転中心72aで回動するセクターギア72(第3のギア)と、ラック部236aが設けられたリンク236(移動部材)と、を有する。また、図12に示すように、セクターギア72はアイドラギア73と連結されており、アイドラギア73はラック部236aと噛合うピニオンギア74と連結されている。リンク236はスラスト方向に移動可能に不図示の枠体に支持されている。
本実施例においては、入力ギア70とカム71は駆動伝達部材を構成している。駆動源Mからの駆動力を受けて入力ギア70が回転すると、カム71が回転することによってセクターギア72が回転中心72aで回転し、アイドラギア73を介してピニオンギア74が回転することで、リンク236が図示矢印C方向(スラスト方向)に移動する。なお、ストッパ224が規制位置に位置している図12の状態において、リンク236は、一端部がストッパ224と当接した状態でバネ76によって図示矢印C方向とは反対の方向(図13における図示矢印D方向)に付勢されている。
<ストッパ224の構成及び動作>
図11に示すように、ストッパ224は、搬送ローラ20の両側に設けられている。また、図12に示すように、ストッパ224は、回転中心224aで回転可能に保持されていてスラスト方向に移動可能である。搬送ローラ20の両側に配置された2つのストッパ224のうち、リンク236と接触していないストッパ224は、リンク80と接触している。そして、リンク80とリンク236は、2つのストッパ224が同期して動作するように、ストッパ連結部79によって連結されている。更に、2つのストッパ224は、それぞれ、ねじりコイルばね82(付勢部材)によって図示矢印R1方向に付勢されている。
次に、ストッパ224の動作について、図13(a)〜(d)を用いて説明する。図13(a)は、入力ギア70が回転を開始する直前の状態(シート給送動作の開始前の状態)を説明する模式図である。図13(b)は、入力ギア70が回転を開始した後であってカム71に押圧されることでセクターギア72が回動した状態を説明する模式図である。図13(c)は、図13(b)の状態から更にカム71が回転し、セクターギア72がカム71による押圧を解除された状態を説明する模式図である。そして、図13(d)は、入力ギア70とカム71が一回転した後の状態を説明する模式図である。
図13(a)に示すように、ストッパ224が規制位置に位置している状態で入力ギア70が回転を開始すると、入力ギア70の回転に伴ってカム71も図示矢印R4方向に回転する。これにより、カム71がセクターギア72の突起部72bを図示矢印E方向に押圧することでセクターギア72が回転中心72aで回動し、アイドラギア73に駆動力が伝達され、ピニオンギア74が図示矢印R5方向に回転する。
その結果、ピニオンギア74と噛合うラック部236aを有するリンク236が図示矢印C方向に移動する。この時、リンク236と連結されたリンク80も図示矢印C方向に移動し、各ストッパ224は、リンク236及びリンク80に押されることによって、ねじりコイルばね82の付勢力に抗して図示矢印R2方向に移動し、図13(b)の状態となる。なお、図13(a)から図13(b)の状態に移動する間、即ち、ストッパ224が規制位置から退避位置に退避するまでの間は、欠歯部70aがギア45と対向した状態で入力ギア70が回転するように欠歯部70aの欠歯部分の大きさが設定されている。これにより、ストッパ224が退避位置に退避するまでは、搬送ギア28に駆動力が伝達されない。
図13(b)は、ストッパ224が規制位置から退避位置に退避した状態であり、このとき、ストッパ224によるシートPの先端の規制が解除されることで、搬送ニップNにシートPを給送することが可能となる。そしてこの状態において、ギア部70bがギア45と噛合うことで、入力ギア70からの駆動力がギア45を介して搬送ギア28に伝達される。そして、搬送ギア28が回転することによって、図11を用いて説明したように、搬送ギア30、連結ギア33、給送ギア31に駆動が伝達され、給送ローラ16及び搬送ローラ20が回転する。その結果、図13(b)に示される、ストッパ224が退避位置に退避した状態で、シートPが画像形成部11に向かって搬送される。
即ち、本実施例の構成においても、実施例1と同様に、ストッパ224が規制位置から退避位置に退避したあとに、入力ギア70から搬送ギア28に駆動が伝達される。換言すると、本実施例の構成においては、ストッパ224が退避位置に退避するまでは、搬送ギア28に駆動が伝達されないため、搬送ローラ20や給送ローラ16は回転しない。この構成により、ストッパ224が退避位置に退避する前に給送ローラ16によってシートPが給送されることを抑制することができる。即ち、従来の構成のように、シートPが退避位置に移動する前のストッパ224に向かって付勢されることによってシートPの先端が変形してしまうことを抑制することができる。
なお、本実施例において、ストッパ224は、シートPの搬送方向と交差するスラスト方向に移動する構成である。この構成によれば、ユーザが給紙トレイ15にシートPを積載する際に、シートPによってストッパ224が押圧されたとしても、ストッパ224はシートPの搬送方向に関して移動しない。その結果、シートPをセットするときに安定してシートPの先端を規制することが可能である。
図13(b)の状態から更にカム71が回転して図13(c)の状態となると、カム71による突起部72bの押圧状態が解除される。すると、バネ76がリンク236を図示矢印D方向に付勢することで、ラック部236aを介してピニオンギア74が図13(a)における図示矢印R5方向とは反対の方向に回転する。これにより、アイドラギア73も回転し、セクターギア72が図13(a)における回動方向とは反対の方向に回動した後に、図13(d)の状態となる。この図13(d)の状態は、図8で示した状態と同様に、シートPによりストッパ224が抑えられた状態である。
そして、シートPの後端がストッパ224を通過すると、ねじりコイルばね82の付勢力によって、ストッパ224は図13(d)の状態から規制位置に移動し、シート搬送装置214は図13(a)の状態となる。
以上説明したように、本実施例の構成においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施例1〜3においては、シートPを搬送するシート搬送装置としてのシート搬送装置14、114、214を、画像形成部11を有する画像形成装置10に設ける構成について説明した。しかし、これに限らず、シート搬送装置14、114、214を、シートPに形成された画像を読み取る画像読取部を有する画像読取装置に設ける構成としても、実施例1〜3において説明した効果と同様の効果を得ることが可能である。
14 シート搬送装置
15 給送トレイ
16 給送ローラ
20 搬送ローラ
21 分離ローラ
24 ストッパ
27 ギア
36 リンク

Claims (23)

  1. シートを収容する収容部と、
    前記収容部に収容されたシートを給送する給送回転体と、
    前記給送回転体によって前記収容部から給送されたシートを搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体に接触して前記搬送回転体と共にシートを挟持する挟持部を形成し、前記挟持部においてシートを1枚ずつに分離する分離手段と、
    シートの搬送方向に関して前記給送回転体よりも下流側であって前記搬送回転体よりも上流側に配置される規制部材であって、規制位置に位置する場合において前記挟持部へのシートの進入を規制する前記規制部材と、を備えるシート搬送装置において、
    前記規制部材を前記規制位置から退避位置に退避させるために移動する移動部材と、前記移動部材を移動させ、且つ、前記搬送回転体に駆動力を伝達する駆動伝達部材と、を備え、
    前記駆動伝達部材は、前記移動部材を移動させることによって前記規制位置から前記退避位置に前記規制部材を退避させた後に、前記搬送回転体に駆動力を伝達して前記搬送回転体を回転させることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記規制部材が前記退避位置から前記規制位置に移動するように前記規制部材を付勢する付勢部材を備え、
    前記付勢部材が前記規制部材を付勢する付勢力は、前記搬送回転体によって搬送されるシートが前記規制部材を押圧する力よりも小さく、前記退避位置に退避した規制部材は、シートの搬送方向に関するシートの後端が前記規制部材を通過した後に、前記付勢部材の付勢力によって前記規制位置に移動することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記駆動伝達部材からの駆動力を前記搬送回転体に伝達する第1のギアを備え、
    前記駆動伝達部材は前記第1のギアと噛合うギア部を有し、
    前記駆動伝達部材は回転可能に設けられ、前記移動部材を移動させることによって前記規制部材を退避させた後に回転して前記第1のギアに駆動力を伝達することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記駆動伝達部材に駆動力を伝達する第2のギアを備え、
    前記駆動伝達部材と前記第2のギアとの何れか一方に突出部を設けは、他方に前記突出部と摺動する摺動面と、前記突出部と係合して前記第1のギアからの回転力を前記ギア部に伝達する係合部と、を有することを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記駆動伝達部材は、前記突出部と前記摺動面とが接触する状態であって前記第2のギアが回転を開始する前の状態においては第1の位置に位置し、前記突出部と前記係合部とが係合しつつ前記第2のギアが回転している状態においては前記第1の位置とは異なる第2の位置に位置し、
    前記駆動伝達部材が前記第1の位置に位置する状態で前記第2のギアが回転を開始し、前記駆動伝達部材を回転させることなく前記突出部が前記摺動面と摺動しつつ回転した後に前記突出部が前記係合部と係合することにより、前記駆動伝達部材は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動し、前記駆動伝達部材が前記第1の位置から移動を開始して前記第2の位置に移動するまでに前記駆動伝達部材が前記移動部材を移動させて前記規制部材を前記規制位置から前記退避位置に退避させることを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記駆動伝達部材は、前記第2のギアの回転によって前記第1の位置から前記第2の位置に移動した後に、前記突出部と前記係合部とが係合する状態で前記第2のギアからの回転力を受けて回転し、前記ギア部を介して前記第1のギアを回転させることを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記駆動伝達部材は、移動部材と接触する接触部を有し、
    前記移動部材は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動する前記駆動伝達部材の前記接触部に付勢されることによって移動し、前記規制部材を前記規制位置から前記退避位置に退避させることを特徴とする請求項5又は6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記駆動伝達部材、及び、前記移動部材は、前記ギア部の回転軸線方向と平行する方向に移動することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記摺動面は、前記駆動伝達部材が前記第2の位置に位置する状態であって前記突出部と前記係合部とが係合している状態で前記第2のギアの回転が停止された場合に、前記突出部と摺動することで前記駆動伝達部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動するように傾斜していることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  10. 前記駆動伝達部材は、前記第2のギアが回転を開始した後から前記突出部と前記係合部とが係合するまでは、回転しないことを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記駆動伝達部材からの駆動力を前記搬送回転体に伝達する第1のギアを備え、
    前記駆動伝達部材は前記第1のギアを回転させるための第2のギアと、前記第2のギアと共に回転して前記移動部材を移動させる回転部と、を有し、
    前記第2のギアは、前記規制部材が前記規制位置に位置する状態において前記第1のギアと対向する欠歯部と、前記回転部によって前記移動部材が移動した後に前記第1のギアと噛合うギア部と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  12. 前記移動部材は、前記規制部材が前記規制位置に位置する状態において前記回転部が回転することによって、前記規制部材を前記規制位置から退避位置に退避させるように移動することを特徴とする請求項11に記載のシート搬送装置。
  13. 前記第2のギアは、前記移動部材が前記規制部材を前記規制位置から前記退避位置に退避させる間は、前記欠歯部が前記第1のギアと対向する状態で回転することによって前記第1のギアを回転させないことを特徴とする請求項12に記載のシート搬送装置。
  14. 前記第2のギアは、前記規制部材が前記退避位置に退避した後に、前記ギア部が前記第1のギアと噛合うことによって、前記第1のギアを回転させることを特徴とする請求項12又は13に記載のシート搬送装置。
  15. 前記移動部材は、前記ギア部の回転軸線方向と平行する方向に移動することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  16. 前記移動部材に設けられるラック部と係合し、回転することで前記移動部材を移動させるピニオンギアと、を備え、
    前記移動部材は、前記回転部の回転に伴って前記ピニオンギアが回転することによって移動することを特徴とする請求項15に記載のシート搬送装置。
  17. 前記回転部はカムであり、回転する前記カムに押されて移動することで前記ピニオンギアを回転させるための第3のギアを備えることを特徴とする請求項16に記載のシート搬送装置。
  18. 前記規制部材は、前記搬送回転体の回転軸線方向と平行する方向に退避することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  19. 前記規制部材は、シートの搬送方向に退避することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  20. 前記規制部材は、シートの搬送方向と交差する方向に関して、前記挟持部の両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  21. 前記収容部は、シートが積載される手差しの積載部であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  22. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に向かってシートを搬送する請求項1乃至21のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  23. シートに形成された画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部に向かってシートを搬送する請求項1乃至21のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
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