JP2020033145A - 異常搬送検査装置及び画像形成装置 - Google Patents

異常搬送検査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異常搬送検査を行うか否かを自動的に判断する。【解決手段】記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査装置において、第1の記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する(ステップS2)。読取画像データを走査し、記録媒体の外形を検出し(ステップS3)、記録媒体の外形から各頂点における角の角度を、外形特徴として抽出する(ステップS5)。各頂点における角の角度を第2の閾値と比較し(ステップS7)、各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合には(ステップS8;YES)、異常搬送検査を行うと判断し(ステップS9)、各頂点における角の角度の全てが第2の閾値以上である場合には(ステップS8;NO)、異常搬送検査を行わないと判断する(ステップS11)。判断結果に応じて、第2以降の記録媒体に対する異常搬送検査の実施を制御する(ステップS14)。【選択図】図3

Description

本発明は、異常搬送検査装置及び画像形成装置に関する。
プリンターや複写機等の画像形成装置では、画像が形成される記録媒体の搬送において、角折れや斜行等の異常が発生する場合がある。そのため、記録媒体の搬送経路上に設けられた検査装置で異常搬送の検査を行い、異常が発生した記録媒体をヤレ紙として除外する装置が使われている。
例えば、用紙の搬送方向に対して直角方向に配置され、用紙の全幅を読み取るイメージセンサーの出力値を2値化し、イメージセンサーの素子毎に2値化したデータを累積加算することで、用紙の搬送状態を判定する用紙異常搬送検知装置が提案されている(特許文献1参照)。この装置では、イメージセンサーにより得られる全体像から斜行・重送・紙折れを検知することができる。
また、搬送経路に記録媒体の搬送形態を検出する検出手段を備えた画像形成装置において、搬送形態は異常であるが、継続して搬送が行えると判断された場合に、通常排紙トレイとは別の排紙トレイに記録媒体を排出するとともに、この記録媒体に形成すべきであった画像又は形成済みの画像を、他の記録媒体に形成するものが提案されている(特許文献2参照)。
特開平6−183605号公報 特開2005−173237号公報
しかしながら、印刷物を依頼する依頼者が希望する記録媒体は多種多様であり、必ずしも全ての角が直角からなる矩形とは限らない。検査対象となる記録媒体が矩形でない場合、すなわち、記録媒体の各頂点の角度が直角でない場合には、異常搬送の検査が精度良く行えないおそれがあった。
特許文献1に記載の用紙異常搬送検知装置では、搬送される用紙が矩形であることを前提としているため、角が直角でない用紙を用いると、搬送状態の異常を誤検知する場合があった。
また、特許文献2では、記録媒体の形状を考慮していないため、ユーザーが利用する任意の記録媒体に対して、異常であると誤検知した場合に、意図しない動作が発生するおそれがあった。
このような事態を避けるためには、画像形成前に、ユーザーが装置で使用する記録媒体の一つ一つに対して、異常搬送検査が可能か否かを判断し、異常搬送検査を行うか否かを手動で設定する必要があった。記録媒体によっては、異常搬送検査が可能か否かの判断が難しい場合もあり、ユーザーにとって煩雑な作業であった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、異常搬送検査を行うか否かを自動的に判断することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査手段を有する異常搬送検査装置であって、記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する画像読取手段と、前記読取画像データから記録媒体の外形を検出する外形検出手段と、前記記録媒体の外形から外形特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する検査判断手段と、前記検査判断手段による判断結果に応じて、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の異常搬送検査装置において、前記外形検出手段は、記録媒体より大きい領域を読み取って生成された読取画像データを走査し、当該読取画像データの各画素値を第1の閾値と比較して記録媒体領域と背景領域とを分離し、当該分離された境界の座標位置を求めることで、前記記録媒体の外形を検出する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の異常搬送検査装置において、前記異常搬送検査手段は、記録媒体の角折れを検査する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の異常搬送検査装置において、前記特徴抽出手段は、前記記録媒体の外形から記録媒体の各辺を求め、記録媒体の隣り合う2辺により形成される各頂点における角の角度を、前記外形特徴として抽出する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の異常搬送検査装置において、前記検査判断手段は、各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合に、異常搬送検査を行うと判断し、各頂点における角の角度の全てが前記第2の閾値以上である場合に、異常搬送検査を行わないと判断する。
請求項6に記載の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置において、記録媒体に断裁領域を設けるか否かを選択するための選択手段を備え、前記制御手段は、記録媒体に断裁領域を設けることが選択された場合に、前記検査判断手段による判断結果にかかわらず、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査を実施させない。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置において、第1の記録媒体と、当該第1の記録媒体に続いて搬送され、当該第1の記録媒体と同一の外形を有する第2以降の記録媒体と、を用い、前記画像読取手段、前記外形検出手段、前記特徴抽出手段及び前記検査判断手段は、前記第1の記録媒体を処理対象とし、前記制御手段は、前記第1の記録媒体を処理対象として前記検査判断手段により得られた判断結果に応じて、前記第2以降の記録媒体に対する前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置において、前記検査判断手段による判断結果を表示手段に表示させる通知手段を備える。
請求項9に記載の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査手段と、を有する画像形成装置であって、記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する画像読取手段と、前記読取画像データから記録媒体の外形を検出する外形検出手段と、前記記録媒体の外形から外形特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する検査判断手段と、前記検査判断手段による判断結果に応じて、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、異常搬送検査を行うか否かを自動的に判断することができる。
本発明の実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 画像形成装置により実行される異常搬送検査処理を示すフローチャートである。 記録媒体領域と背景領域とを含む読取画像データから検出された最外郭矩形の例である。 (a)は、読取画像データの例である。(b)は、記録媒体領域と背景領域との境界付近の一部を拡大した図である。 エッジ方向を検出するためのフィルターの例である。 (a)は、記録媒体領域と背景領域との境界付近に、3×3のウィンドウを展開した例である。(b)は、図7(a)に示す画像を、画素値で表したものである。 交点を求める際に基準とする直線のエッジ方向と、基準とする直線と交わる直線のエッジ方向の組み合わせを示す図である。 記録媒体の隣り合う2辺により形成される各頂点における角の角度を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る異常搬送検査装置及び画像形成装置の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1は、画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図である。図2は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、記録媒体上に複数色からなる画像を形成する。
記録媒体としては、特に限定されず、公知のものを使用できる。例えば、普通紙や塗工紙といった用紙の他、シート状の樹脂等、表面に付着した色材を定着させることが可能な種々の媒体が挙げられる。
図2に示すように、画像形成装置100は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、スキャナー部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20、画像読取部30、断裁部40、検査部50等を備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成され、記憶部12から各種プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16又はスキャナー部17により生成され、画像メモリー18に保持された画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により記録媒体上に画像を形成させる。
記憶部12は、制御部11により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるデータ等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部13及び表示部14は、図1に示すように、画像形成装置100の上部に設けられたユーザーインターフェースである。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。例えば、操作部13は、記録媒体に断裁領域を設けるか否かを選択する際に用いられる。すなわち、操作部13は、選択手段として機能する。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、通信ネットワークに接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部15は、外部装置から、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(PDLデータ)を受信する。
画像生成部16は、通信部15により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、ビットマップ形式の画像データを生成する。この画像データは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色からなり、各画素が4色の画素値を有する。画素値は、画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば、8bitのデータ値は0〜255階調の濃淡を表す。
スキャナー部17は、原稿面を読み取って、R(赤)、G(緑)及びB(青)の各色の画素値を有するビットマップ形式の画像データを生成する。この画像データは、色変換部等によって、CMYKの4色の各色の画像データに変換すればよい。
画像メモリー18は、画像生成部16又はスキャナー部17により生成された画像データを一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー18としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部19は、画像メモリー18から画像データを読み出して、濃度補正処理、色補正処理、中間調処理等の各種画像処理を施す。
画像形成部20は、画像処理部19により画像処理された画像データの各画素の4色の画素値に応じて、CMYKの4色からなる画像を記録媒体上に形成する。
画像形成部20は、図1に示すように、四つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24、給紙トレイ25、反転経路26を備えている。
四つの書込みユニット21は、中間転写ベルト22のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、中間転写ベルト22上にCMYKの各色の画像を形成する。各書込みユニット21は、形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図1に示すように、露光部2a、感光体2b、現像部2c、帯電部2d、クリーニング部2e及び1次転写ローラー2fを備えている。
画像形成時、各書込みユニット21では、帯電部2dにより感光体2bを帯電させた後、画像データに基づいて露光部2aにより出射した光束で感光体2b上を走査し、静電潜像を形成する。現像部2cによりトナー等の色材を供給して現像すると、感光体2b上に画像が形成される。
四つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留する色材を除去する。
画像形成部20は、給紙トレイ25から記録媒体を供給し、2次転写ローラー23により中間転写ベルト22から記録媒体上に画像を転写(2次転写)した後、記録媒体を定着装置24により加熱及び加圧して、定着処理を施す。
記録媒体の両面に画像を形成する場合は、反転経路26に記録媒体を搬送してその表裏を反転した後、再度2次転写ローラー23へ記録媒体を搬送する。
画像読取部30は、図1に示すように、記録媒体の搬送経路上に配置され、画像形成部20により画像が形成された記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する。画像読取部30としては、CCD(Charge Coupled Device)等のセンサーが1次元に配置されたラインセンサー、2次元に配置されたエリアセンサー等を使用することができる。
断裁部40は、断裁処理が設定されている場合に、搬送されてきた記録媒体の周縁部を、予め設定されている位置で断裁する。断裁部40は、記録媒体を1枚ずつ断裁してもよいし、記録媒体を複数枚まとめて断裁するものであってもよい。
検査部50は、図2に示すように、外形検出部51、特徴抽出部52、検査判断部53、異常搬送検査部54等を備えている。
検査部50の各部の処理内容は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の画像処理回路を用いてハードウェア処理により実現することもできるし、CPUやGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーがプログラムを読み取って実行するソフトウェア処理によって実現することもできる。
外形検出部51は、画像読取部30により生成された読取画像データから記録媒体の外形を検出する。読取画像データは、記録媒体領域と記録媒体領域以外の背景領域とを含んでいる。外形検出部51は、記録媒体より大きい領域を読み取って生成された読取画像データを走査し、当該読取画像データの各画素値を第1の閾値と比較して記録媒体領域と背景領域とを分離し、当該分離された境界の座標位置を求めることで、記録媒体の外形を検出する。なお、背景領域は、記録媒体領域とは異なる階調で読み込まれることを前提としている。第1の閾値としては、読取画像データ全体から求めた画素値の平均を用いてもよいし、予め選択された固定値が記憶部12に記憶されていてもよい。
特徴抽出部52は、外形検出部51により検出された記録媒体の外形から外形特徴を抽出する。具体的には、特徴抽出部52は、記録媒体の外形から記録媒体の各辺を求め、記録媒体の隣り合う2辺により形成される各頂点における角の角度を、外形特徴として抽出する。
検査判断部53は、特徴抽出部52により抽出された外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する。具体的には、検査判断部53は、記録媒体の各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合に、異常搬送検査(角折れ検査)を行うと判断し、各頂点における角の角度の全てが第2の閾値以上である場合に、異常搬送検査(角折れ検査)を行わないと判断する。第2の閾値は、予め記憶部12に記憶されている。
異常搬送検査部54は、記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う。本実施の形態では、異常搬送検査部54は、画像読取部30により生成された記録媒体の読取画像データから、外形検出部51により検出された記録媒体の外形を用いて、異常搬送検査を行う。異常搬送検査部54は、検査対象の記録媒体の外形に基づいて、記録媒体の角折れを検査する。角折れとは、記録媒体の角部が折れている状態をいう。具体的には、異常搬送検査部54は、検査対象の記録媒体の外形を、異常がなかった記録媒体の外形と比較して、記録媒体の角折れの有無を検査する。
制御部11は、検査判断部53による判断結果に応じて、異常搬送検査部54による異常搬送検査の実施を制御する。具体的には、制御部11は、検査判断部53により異常搬送検査を行うと判断された場合に、異常搬送検査部54に異常搬送検査を実施させ、検査判断部53により異常搬送検査を行わないと判断された場合に、異常搬送検査部54に異常搬送検査を実施させない。
制御部11は、記録媒体に断裁領域を設けることが選択された場合に、検査判断部53による判断結果にかかわらず、異常搬送検査部54による異常搬送検査を実施させない。記録媒体が断裁シロ(断裁される部分)を有する場合、角折れが発生しても、断裁により品質への影響はないと考えられるため、異常搬送検査を行わないこととする。
第1の記録媒体と、当該第1の記録媒体に続いて搬送され、当該第1の記録媒体と同一の外形を有する第2以降の記録媒体と、を用いる際に、画像読取部30、外形検出部51、特徴抽出部52及び検査判断部53は、第1の記録媒体を処理対象とし、制御部11は、第1の記録媒体を処理対象として検査判断部53により得られた判断結果に応じて、第2以降の記録媒体に対する異常搬送検査部54による異常搬送検査の実施を制御する。
制御部11は、検査判断部53による判断結果を表示部14に表示させる。すなわち、制御部11は、通知手段として機能する。
画像が形成された後の記録媒体は、図1に示す排紙トレイT1又は排紙トレイT2に排出される。
例えば、制御部11は、異常搬送検査部54による異常搬送検査の結果、異常がないと判断された場合には、画像形成後の記録媒体を排紙トレイT1に排出させ、異常があると判断された場合には、画像形成後の記録媒体を排紙トレイT2に排出させる。
次に、画像形成装置100における動作について説明する。
図3は、画像形成装置100により実行される異常搬送検査処理を示すフローチャートである。なお、異常搬送検査処理に先立ち、ユーザーによる操作部13からの操作により、記録媒体に断裁領域を設けるか否かが選択されている。断裁領域を設けるか否かを示す選択情報は、記憶部12に記憶される。
まず、制御部11は、記憶部12から断裁領域を設けるか否かを示す選択情報を取得し、記録媒体に断裁領域を設けることが選択されているか否かを判断する(ステップS1)。
記録媒体に断裁領域を設けることが選択されていない場合には(ステップS1;NO)、制御部11は、画像形成部20に、第1の記録媒体に対する画像形成を行わせ、画像読取部30に、画像が形成された第1の記録媒体を読み取らせ、読取画像データを生成させる(ステップS2)。画像読取部30は、第1の記録媒体より大きい領域を読み取り、読取画像データを生成する。
次に、外形検出部51は、画像読取部30により生成された読取画像データを走査し、記録媒体の外形を検出する(ステップS3)。
まず、外形検出部51は、読取画像データを走査し、当該読取画像データの各画素値を第1の閾値と比較し、読取画像データから記録媒体領域を含む最外郭矩形を検出し、最外郭矩形を示す座標位置を求める。最外郭矩形とは、記録媒体領域を含む最小の矩形をいう。制御部11は、最外郭矩形の座標位置を記憶部12に記憶させる。
図4に、記録媒体領域61と背景領域62とを含む読取画像データから検出された最外郭矩形63の例を示す。ここで、外形検出部51は、記録媒体領域を含む最外郭矩形を検出できない場合は、読取画像データ上に記録媒体領域は存在しないとして、エラーを通知する。
次に、外形検出部51は、最外郭矩形の座標位置に基づいて、最外郭矩形領域内を記録媒体の搬送方向及び幅方向に沿って走査し、詳細な記録媒体の外形(エッジ部)を検出する。なお、最外郭矩形領域内の走査を行う際に、N×Mのウィンドウ(N≧3、M≧3)を用いることとする。図5(a)に示す読取画像データの記録媒体領域61と背景領域62との境界付近の一部64を拡大した図を図5(b)に示す。図5(b)では、3×3のウィンドウ65を用いている。外形検出部51は、ウィンドウ65の中央画素を注目画素として、画素値を第1の閾値と比較し、背景領域62と切り分けられる記録媒体領域61の境界(エッジ部)を検出し、エッジ部の座標位置を求める。
また、外形検出部51は、ウィンドウ65内の他画素についても、第1の閾値と比較して、背景領域62の画素か、記録媒体領域61の画素かを判断し、ウィンドウ65内での記録媒体画素の配置から、記録媒体のエッジ方向(記録媒体が存在する方向)を判断する。
例えば、3×3のウィンドウ内において注目画素を中心に記録媒体画素が周辺のどの位置に配置されているかによって、ウィンドウ内の記録媒体のエッジ方向を判断する。
具体的には、図6(a)〜(h)に示すように、上、下、左、右、左斜め上、右斜め上、左斜め下、右斜め下の各エッジ方向を検出するためのフィルターが予め用意されている。
図7(a)は、記録媒体領域(白)と背景領域(黒)との境界付近に、3×3のウィンドウを展開した例である。図7(b)は、図7(a)に示す画像を、画素値で表したものである。
図6(a)〜(h)の各フィルターについて、同じ位置同士のウィンドウ内の各画素値(図7(b))とフィルター内の各値とを掛け合わせ、和を取ったもの(合算値)のうち、最も合算値が大きいフィルターに対応するエッジ方向を、ウィンドウ内の注目画素におけるエッジ方向と判断する。
例えば、図7(b)に示す画像に対して、図6(a)に示す上方向フィルターを用いると、合算値は、以下のようになる。
合算値=0*1+10*1+195*1+3*1+180*1+255*1+135*0+255*0+255*0=643
また、図7(b)に示す画像に対して、図6(h)に示す右斜め下方向フィルターを用いると、合算値は、以下のようになる。
合算値=0*0+10*0+195*1+3*0+180*1+255*1+135*1+255*1+255*1=1275
図7(b)に示す画像に対して、図6(a)〜(h)のフィルターのそれぞれについて、合算値を求めると、図6(h)に示す右斜め下方向フィルターを用いた場合に、合算値が最も大きくなる。このようにして、図7(b)に示す画像は、右斜め下方向に記録媒体が存在することがわかる(エッジ方向=右斜め下方向)。
制御部11は、求められたエッジ方向を、記録媒体領域のエッジ部の座標位置と対応付けて記憶部12に記憶させる。このように、外形検出部51は、記録媒体領域と背景領域とに分離された境界の座標位置を求めることで、記録媒体の外形を検出する。
なお、単純なパターンマッチングにより記録媒体のエッジ方向を判断してもよい。
次に、特徴抽出部52は、記録媒体の外形から記録媒体の各辺を求め、記録媒体の隣り合う2辺により形成される各頂点を検出する(ステップS4)。
具体的には、特徴抽出部52は、エッジ部の座標位置を、それぞれの座標位置が対応付けられているエッジ方向ごとに分類し、分類されたエッジ方向ごとの各座標位置を用いて、最小二乗法により、記録媒体の各辺に対応する直線を求める。
同じエッジ方向に分類されたエッジ部の各座標位置(n個)を(x,y)、直線の傾きをa、切片をbとすると、直線f(x)は、下記式(1)で表される。
Figure 2020033145
なお、エッジ方向の変わり目となる位置から所定の距離内の座標位置は、近似直線の算出に使用しない。
また、エッジ部の各座標位置から直線近似を行う際に、同じエッジ方向として分類されている座標位置の数が、一定数以下である場合は、記録媒体の外形における辺が存在しないと判断し、近似直線の算出に使用しない。
次に、特徴抽出部52は、記録媒体の隣り合う2辺に対応する2直線の交点を求めることで、記録媒体の各頂点を求める。図8に、記録媒体の各辺に対応する直線として、エッジ方向が上、下、左、右、左斜め上、右斜め上、左斜め下、右斜め下に分類された直線が検出されている場合の、交点を求める際に基準とする直線のエッジ方向と、この基準とする直線と交わる直線のエッジ方向の組み合わせを示す。例えば、エッジ方向が上方向の直線の場合、エッジ方向が左斜め上方向の直線と右斜め上方向の直線を対象として、交点を求める。
次に、特徴抽出部52は、各頂点における角の角度を、外形特徴として抽出する(ステップS5)。具体的には、特徴抽出部52は、下記式(2)、(3)により、各頂点を構成する2辺に対応する2直線の傾きa,aから、2直線の交点の角度θを求める。
Figure 2020033145
Figure 2020033145
図9に、記録媒体の各辺として近似された直線L〜L、隣り合う2辺に対応する2直線の交点として求められた頂点P〜P、頂点P〜Pにおける角の角度θ〜θの例を示す。
次に、制御部11は、各頂点について、角の角度と頂点位置を対応付けて、記憶部12に記憶させる(ステップS6)。
次に、検査判断部53は、各頂点における角の角度を第2の閾値と比較する(ステップS7)。第2の閾値として、例えば、鈍角よりも角折れが発生しやすい鋭角を抽出するための値を用いる。また、形状が円である記録媒体は、角という概念がないため、角折れが発生しないと考えられる。形状が円である記録媒体の場合、外形を検出する際に、図6(a)〜(h)のフィルターを用いてエッジ方向を判断すると、上、下、左、右、左斜め上、右斜め上、左斜め下、右斜め下の各方向について、同方向となる座標位置が同数検出されることとなる。すなわち、各エッジ方向に分類される座標位置からそれぞれ直線近似を行うと、正八角形と判断されるため、正八角形の内角135°を、第2の閾値として予め記憶しておいてもよい。
各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合には(ステップS8;YES)、検査判断部53は、異常搬送検査部54による異常搬送検査(角折れ検査)を行うと判断する(ステップS9)。そして、制御部11は、異常搬送検査を実施することを表示部14に表示させ、通知する(ステップS10)。
ステップS8において、各頂点における角の角度の全てが第2の閾値以上である場合には(ステップS8;NO)、検査判断部53は、異常搬送検査部54による異常搬送検査を行わないと判断する(ステップS11)。そして、制御部11は、異常搬送検査を実施しないことを表示部14に表示させ、通知する(ステップS12)。
ステップS1において、記録媒体に断裁領域を設けることが選択されている場合には(ステップS1;YES)、検査判断部53は、異常搬送検査部54による異常搬送検査を行わないと判断する(ステップS13)。
ステップS10、ステップS12又はステップS13の後、制御部11は、異常搬送検査を行うか否かの判断結果に応じて、第2以降の記録媒体に対する異常搬送検査部54による異常搬送検査の実施を制御する(ステップS14)。具体的には、制御部11は、異常搬送検査を行うと判断された場合に、第2以降の記録媒体に対して異常搬送検査部54に異常搬送検査を実施させ、異常搬送検査を行わないと判断された場合に、第2以降の記録媒体に対して異常搬送検査部54に異常搬送検査を実施させない。第2以降の記録媒体は、第1の記録媒体に続いて搬送される記録媒体であり、第1の記録媒体と同一の外形を有している。
以上で、異常搬送検査処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、任意の記録媒体に対して、異常搬送検査を行うか否かを自動的に判断することができる。特に、任意の記録媒体に対して、角折れ検査を行うか否かを自動的に判断することができる。ユーザーは、様々な形状の記録媒体に対して、異常搬送検査が有効か否かを一つ一つ判断する必要がなく、異常搬送検査における誤検知を回避することが可能となる。
また、記録媒体より大きい領域を読み取って生成された読取画像データから、記録媒体の外形を精度良く検出することができる。
また、任意の記録媒体の外形特徴として、各頂点における角の角度を精度良く抽出することができる。
また、任意の記録媒体に対して角折れ検査が必要な角(折れやすい角)が存在するか否かを判断することができる。
また、記録媒体の周縁部を断裁する場合には、角折れが生じていても、角折れ部分を含めて記録媒体の周縁部を断裁してしまうので、記録媒体に断裁領域を設けることが選択された場合には、異常搬送検査が不要となる。
また、第1の記録媒体を処理対象として、画像読取部30、外形検出部51、特徴抽出部52及び検査判断部53による処理を行い、検査判断部53により得られた判断結果に応じて、第2以降の記録媒体に対して異常搬送検査部54による異常搬送検査を実施するか否かを制御するので、第1の記録媒体における判断結果に応じて、それ以降の記録媒体に対する異常搬送検査を実施するか否かを事前に判断することができる。
また、検査判断部53による判断結果を表示部14に表示させるので、ユーザーは、異常搬送検査を行うか否かの判断結果を確認することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る異常搬送検査装置及び画像形成装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、異常搬送検査部54が角折れの有無を検査する場合について説明したが、記録媒体の斜行を検査することとしてもよい。記録媒体の斜行についても、画像読取部30により生成された記録媒体の読取画像データから、外形検出部51により検出された記録媒体の外形を用いて、検査を行う。また、記録媒体が矩形でない場合等、紙送り方向が定められている形状の記録媒体に対しては、異常搬送検査部54が上下逆転搬送(搬送方向において、記録媒体の先端と後端とが逆になっている状態)を検査することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、画像読取部30が記録媒体の搬送方向において定着装置24より下流に設けられていることとしたが、画像読取部30の設置位置は、図示例に限定されない。例えば、画像読取部30は、記録媒体の搬送方向において給紙トレイ25より下流かつ2次転写ローラー23より上流に設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では、第1の記録媒体を処理対象として検査判断部53により得られた判断結果に応じて、第2以降の記録媒体に対する異常搬送検査部54による異常搬送検査の実施を制御する場合について説明したが、記録媒体1枚ごとに、検査判断部53により異常搬送検査を行うか否かを判断し、その記録媒体に対して得られた判断結果に応じて、異常搬送検査部54による異常搬送検査の実施を制御することとしてもよい。
また、記録媒体の厚さが折れやすさに影響するため、角折れ検査の有無の判断に用いる第2の閾値(角度)を、紙種(坪量)と対応付けたテーブルを予め記憶部12に記憶させておき、ユーザーが利用する記録媒体の紙種(坪量)に応じて、第2の閾値を変更してもよい。
また、上記実施の形態では、画像読取部30により得られた読取画像データに基づいて、異常搬送検査部54が異常搬送検査を行うこととしたが、記録媒体の有無を検知するセンサーの出力結果に基づいて、異常搬送検査部54が異常搬送検査を行うこととしてもよい。
また、上記実施の形態では、ステップS8において、各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合に(ステップS8;YES)、検査判断部53が、異常搬送検査部54による異常搬送検査(角折れ検査)を行うと判断する(ステップS9)こととしたが、異常搬送検査部54が、各頂点における角の角度が第2の閾値未満である頂点位置を狙って、異常搬送検査(角折れ検査)を行うこととしてもよい。
各処理を実行するためのプログラムを格納するコンピューター読み取り可能な媒体としては、ハードディスクの他、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
11 制御部
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
20 画像形成部
30 画像読取部
40 断裁部
50 検査部
51 外形検出部
52 特徴抽出部
53 検査判断部
54 異常搬送検査部
100 画像形成装置

Claims (9)

  1. 記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査手段を有する異常搬送検査装置であって、
    記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する画像読取手段と、
    前記読取画像データから記録媒体の外形を検出する外形検出手段と、
    前記記録媒体の外形から外形特徴を抽出する特徴抽出手段と、
    前記外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する検査判断手段と、
    前記検査判断手段による判断結果に応じて、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する制御手段と、
    を備える異常搬送検査装置。
  2. 前記外形検出手段は、記録媒体より大きい領域を読み取って生成された読取画像データを走査し、当該読取画像データの各画素値を第1の閾値と比較して記録媒体領域と背景領域とを分離し、当該分離された境界の座標位置を求めることで、前記記録媒体の外形を検出する請求項1に記載の異常搬送検査装置。
  3. 前記異常搬送検査手段は、記録媒体の角折れを検査する請求項1又は2に記載の異常搬送検査装置。
  4. 前記特徴抽出手段は、前記記録媒体の外形から記録媒体の各辺を求め、記録媒体の隣り合う2辺により形成される各頂点における角の角度を、前記外形特徴として抽出する請求項3に記載の異常搬送検査装置。
  5. 前記検査判断手段は、各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合に、異常搬送検査を行うと判断し、各頂点における角の角度の全てが前記第2の閾値以上である場合に、異常搬送検査を行わないと判断する請求項4に記載の異常搬送検査装置。
  6. 記録媒体に断裁領域を設けるか否かを選択するための選択手段を備え、
    前記制御手段は、記録媒体に断裁領域を設けることが選択された場合に、前記検査判断手段による判断結果にかかわらず、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査を実施させない請求項3から5のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置。
  7. 第1の記録媒体と、当該第1の記録媒体に続いて搬送され、当該第1の記録媒体と同一の外形を有する第2以降の記録媒体と、を用い、
    前記画像読取手段、前記外形検出手段、前記特徴抽出手段及び前記検査判断手段は、前記第1の記録媒体を処理対象とし、
    前記制御手段は、前記第1の記録媒体を処理対象として前記検査判断手段により得られた判断結果に応じて、前記第2以降の記録媒体に対する前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する請求項1から6のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置。
  8. 前記検査判断手段による判断結果を表示手段に表示させる通知手段を備える請求項1から7のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置。
  9. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査手段と、を有する画像形成装置であって、
    記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する画像読取手段と、
    前記読取画像データから記録媒体の外形を検出する外形検出手段と、
    前記記録媒体の外形から外形特徴を抽出する特徴抽出手段と、
    前記外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する検査判断手段と、
    前記検査判断手段による判断結果に応じて、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する制御手段と、
    を備える画像形成装置。
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