JP2020033145A - 異常搬送検査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2では、記録媒体の形状を考慮していないため、ユーザーが利用する任意の記録媒体に対して、異常であると誤検知した場合に、意図しない動作が発生するおそれがあった。
記録媒体としては、特に限定されず、公知のものを使用できる。例えば、普通紙や塗工紙といった用紙の他、シート状の樹脂等、表面に付着した色材を定着させることが可能な種々の媒体が挙げられる。
例えば、制御部11は、画像生成部16又はスキャナー部17により生成され、画像メモリー18に保持された画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の画像データに基づいて、画像形成部20により記録媒体上に画像を形成させる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。例えば、操作部13は、記録媒体に断裁領域を設けるか否かを選択する際に用いられる。すなわち、操作部13は、選択手段として機能する。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
画像形成部20は、図1に示すように、四つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24、給紙トレイ25、反転経路26を備えている。
四つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留する色材を除去する。
記録媒体の両面に画像を形成する場合は、反転経路26に記録媒体を搬送してその表裏を反転した後、再度2次転写ローラー23へ記録媒体を搬送する。
検査部50の各部の処理内容は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の画像処理回路を用いてハードウェア処理により実現することもできるし、CPUやGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーがプログラムを読み取って実行するソフトウェア処理によって実現することもできる。
例えば、制御部11は、異常搬送検査部54による異常搬送検査の結果、異常がないと判断された場合には、画像形成後の記録媒体を排紙トレイT1に排出させ、異常があると判断された場合には、画像形成後の記録媒体を排紙トレイT2に排出させる。
図3は、画像形成装置100により実行される異常搬送検査処理を示すフローチャートである。なお、異常搬送検査処理に先立ち、ユーザーによる操作部13からの操作により、記録媒体に断裁領域を設けるか否かが選択されている。断裁領域を設けるか否かを示す選択情報は、記憶部12に記憶される。
図4に、記録媒体領域61と背景領域62とを含む読取画像データから検出された最外郭矩形63の例を示す。ここで、外形検出部51は、記録媒体領域を含む最外郭矩形を検出できない場合は、読取画像データ上に記録媒体領域は存在しないとして、エラーを通知する。
また、外形検出部51は、ウィンドウ65内の他画素についても、第1の閾値と比較して、背景領域62の画素か、記録媒体領域61の画素かを判断し、ウィンドウ65内での記録媒体画素の配置から、記録媒体のエッジ方向(記録媒体が存在する方向)を判断する。
具体的には、図6(a)〜(h)に示すように、上、下、左、右、左斜め上、右斜め上、左斜め下、右斜め下の各エッジ方向を検出するためのフィルターが予め用意されている。
図7(a)は、記録媒体領域(白)と背景領域(黒)との境界付近に、3×3のウィンドウを展開した例である。図7(b)は、図7(a)に示す画像を、画素値で表したものである。
図6(a)〜(h)の各フィルターについて、同じ位置同士のウィンドウ内の各画素値(図7(b))とフィルター内の各値とを掛け合わせ、和を取ったもの(合算値)のうち、最も合算値が大きいフィルターに対応するエッジ方向を、ウィンドウ内の注目画素におけるエッジ方向と判断する。
合算値=0*1+10*1+195*1+3*1+180*1+255*1+135*0+255*0+255*0=643
合算値=0*0+10*0+195*1+3*0+180*1+255*1+135*1+255*1+255*1=1275
なお、単純なパターンマッチングにより記録媒体のエッジ方向を判断してもよい。
具体的には、特徴抽出部52は、エッジ部の座標位置を、それぞれの座標位置が対応付けられているエッジ方向ごとに分類し、分類されたエッジ方向ごとの各座標位置を用いて、最小二乗法により、記録媒体の各辺に対応する直線を求める。
また、エッジ部の各座標位置から直線近似を行う際に、同じエッジ方向として分類されている座標位置の数が、一定数以下である場合は、記録媒体の外形における辺が存在しないと判断し、近似直線の算出に使用しない。
以上で、異常搬送検査処理が終了する。
また、任意の記録媒体に対して角折れ検査が必要な角(折れやすい角)が存在するか否かを判断することができる。
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
20 画像形成部
30 画像読取部
40 断裁部
50 検査部
51 外形検出部
52 特徴抽出部
53 検査判断部
54 異常搬送検査部
100 画像形成装置
Claims (9)
- 記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査手段を有する異常搬送検査装置であって、
記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する画像読取手段と、
前記読取画像データから記録媒体の外形を検出する外形検出手段と、
前記記録媒体の外形から外形特徴を抽出する特徴抽出手段と、
前記外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する検査判断手段と、
前記検査判断手段による判断結果に応じて、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する制御手段と、
を備える異常搬送検査装置。 - 前記外形検出手段は、記録媒体より大きい領域を読み取って生成された読取画像データを走査し、当該読取画像データの各画素値を第1の閾値と比較して記録媒体領域と背景領域とを分離し、当該分離された境界の座標位置を求めることで、前記記録媒体の外形を検出する請求項1に記載の異常搬送検査装置。
- 前記異常搬送検査手段は、記録媒体の角折れを検査する請求項1又は2に記載の異常搬送検査装置。
- 前記特徴抽出手段は、前記記録媒体の外形から記録媒体の各辺を求め、記録媒体の隣り合う2辺により形成される各頂点における角の角度を、前記外形特徴として抽出する請求項3に記載の異常搬送検査装置。
- 前記検査判断手段は、各頂点における角の角度の一つ以上が第2の閾値未満である場合に、異常搬送検査を行うと判断し、各頂点における角の角度の全てが前記第2の閾値以上である場合に、異常搬送検査を行わないと判断する請求項4に記載の異常搬送検査装置。
- 記録媒体に断裁領域を設けるか否かを選択するための選択手段を備え、
前記制御手段は、記録媒体に断裁領域を設けることが選択された場合に、前記検査判断手段による判断結果にかかわらず、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査を実施させない請求項3から5のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置。 - 第1の記録媒体と、当該第1の記録媒体に続いて搬送され、当該第1の記録媒体と同一の外形を有する第2以降の記録媒体と、を用い、
前記画像読取手段、前記外形検出手段、前記特徴抽出手段及び前記検査判断手段は、前記第1の記録媒体を処理対象とし、
前記制御手段は、前記第1の記録媒体を処理対象として前記検査判断手段により得られた判断結果に応じて、前記第2以降の記録媒体に対する前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する請求項1から6のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置。 - 前記検査判断手段による判断結果を表示手段に表示させる通知手段を備える請求項1から7のいずれか一項に記載の異常搬送検査装置。
- 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体の搬送に対して異常を検査する異常搬送検査を行う異常搬送検査手段と、を有する画像形成装置であって、
記録媒体を読み取り、読取画像データを生成する画像読取手段と、
前記読取画像データから記録媒体の外形を検出する外形検出手段と、
前記記録媒体の外形から外形特徴を抽出する特徴抽出手段と、
前記外形特徴に基づいて、異常搬送検査を行うか否かを判断する検査判断手段と、
前記検査判断手段による判断結果に応じて、前記異常搬送検査手段による異常搬送検査の実施を制御する制御手段と、
を備える画像形成装置。
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---|---|---|---|---|
JPH04140250A (ja) * | 1990-09-29 | 1992-05-14 | Glory Ltd | 紙葉類の角折れ検知装置 |
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JP2014202923A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成装置制御方法 |
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2018
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