JP2020033024A - タンク固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両でタンクを運搬する際に、タンクの配置の自由度を高くし、かつ、複数のタンクを固定することができるタンク固定装置を提供する。【解決手段】 液体を収容可能な収容体を載置可能に延在する延在台部を有する載置体と、可撓性を有し、載置部に載置された収容体の少なくとも一部を覆設可能に延在する覆設体と、を備え、覆設体は、収容体の少なくとも一部を覆った状態で覆設体を載置体に着脱可能に係止する係止部を有し、載置体は、係止部と係止可能な被係止部を有する。【選択図】 図8

Description

タンクを固定するためのタンク固定装置であり、特に、車両などで灯油を運搬するときに使用するポリタンクを固定するためのポリタンク固定装置に関する。
車両で灯油を運搬する際に、荷台のあおり戸にタンクを固定する保持具がある(特許文献1参照)。
また、ポリタンクの転倒防止具や受皿などによって、ポリタンクを固定するものもある。(特許文献1及び特許文献2参照)。
実用新案登録第3149298号 特開2003−137297号公報 実用新案登録第3037006号
特許文献1の保持具は、荷台のあおり戸に掛止して使用するもので、簡便な構成ではあるが、あおり戸を必要とする。このため、常にあおり戸に隣接した位置にしかタンクを配置することができず、タンクの配置の自由度が低くならざるを得なかった。
さらに、特許文献2の転倒防止具や、特許文献3の受皿は、1つポリタンクのみを固定できるものであるため、複数のポリタンクを固定することができず、複数のポリタンクを固定するときには、数に応じて転倒防止具や受皿を準備するとともに、1つずつ作業をする必要があり、作業が煩雑にならざるを得なった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両でタンクを運搬する際に、タンクの配置の自由度を高くし、かつ、複数のタンクを固定することができるタンク固定装置を提供することにある。
本発明による収容体保持装置の特徴は、
液体を収容可能な収容体を載置可能に延在する延在台部を有する載置体と、
可撓性を有し、前記載置部に載置された前記収容体の少なくとも一部を覆設可能に延在する覆設体と、を備え、
前記覆設体は、前記収容体の少なくとも一部を覆った状態で前記覆設体を前記載置体に着脱可能に係止する係止部を有し、
前記載置体は、前記係止部と係止可能な被係止部を有することである。
タンクの配置の自由度を高くし、かつ、複数のタンクを固定することができる。
本実施の形態によるトレイ100の概略を示す斜視図である。 本実施の形態によるトレイ100に3つの灯油タンクKTを載置した状態を示す斜視図である。 本実施の形態による被覆体200の概略を示す平面図である。 本実施の形態によるキャップ保持体の概略を示す斜視図(a)及び側面図(b)である。 本実施の形態によるキャップ保持体の概略を示す斜視図である。 本実施の形態によるキャップ保持体の概略を示す斜視図である。 本実施の形態による被覆体200を3つの灯油タンクKTに覆ってトレイ100に取り付けた状態を示す斜視図である。 本実施の形態による被覆体200を3つの灯油タンクKTに覆ってトレイ100に取り付け、雌側のベルト232と雄側のベルト234とを接触させた状態を示す斜視図である。 本実施の形態による被覆体200を3つの灯油タンクKTに覆ってトレイ100に取り付け、雌側のベルト232と雄側のベルト234とを接触させることで被覆体200が変形する状態を示す斜視図である。 本実施の形態による被覆体200を1つの灯油タンクKTに覆ってトレイ100に取り付け、雌側のベルト232と雄側のベルト234とを接触させることで被覆体200が変形する状態を示す斜視図である。 単位網目216にキャップCPが位置づけられている状態を示す斜視図である。 キャップ保持体240が取り付けられた状態を示す斜視図である。
<<<<本実施の形態の概要>>>>
<<第1の実施の態様>>
第1の実施の態様によれば、
液体を収容可能な収容体(例えば、後述する灯油タンクKTなど)を載置可能に延在する延在台部(例えば、後述する底部110など)を有する載置体(例えば、後述するトレイ100など)と、
可撓性を有し、前記載置部に載置された前記収容体の少なくとも一部を覆設可能に延在する覆設体(例えば、後述する被覆体200など)と、を備え、
前記覆設体は、前記収容体の少なくとも一部を覆った状態で前記覆設体を前記載置体に着脱可能に係止する係止部(例えば、後述する掛止用フック220など)を有し、
前記載置体は、前記係止部と係止可能な被係止部(例えば、後述する掛止用開口130など)を有する収容体保持装置が提供される。
<<第2の実施の態様>>
第2の実施の態様は、第1の実施の態様において、
前記覆設体は、弾性変形可能であり、
前記覆設体は、前記収容体を覆った状態で弾性変形して伸長し、弾性変形によって生ずる収縮力を前記収容体に加えて前記載置体に押圧するように構成される。
<<第3の実施の態様>>
第3の実施の態様は、第1の実施の態様又は第2の実施の態様において、
前記覆設体は、前記覆設体の第1の位置(例えば、後述するPC1、PD1など)と前記第1の位置とは異なる第2の位置(例えば、後述するPC2、PD2など)とを連結し、かつ、前記第1の位置と前記第2の位置との距離を調節可能な覆設体調整部(例えば、後述する網目体調整用ベルト230など)を有し、
前記覆設体が前記収容体を覆った状態で、前記第1の位置と前記第2の位置との距離に応じて前記覆設体を変位させるように構成される。
<<第4の実施の態様>>
第4の実施の態様は、第1の実施の態様ないし第3の実施の態様において、
前記収容体に液体を収容又は前記収容体から排出する開口部(例えば、後述する開口OP1又は開口OP2など)を封止する封止体(例えば、後述するキャップCPなど)を保持する封止保持体(例えば、後述するキャップ保持体240など)を、更に備え、
前記封止保持体は、
前記覆設体と係合するための係合部(例えば、後述する掛止部244など)と、
前記封止体の少なくとも一部を収納する封止体収納部(例えば、後述する収納部242など)と、を有し、
前記封止保持体は、前記係合部によって前記覆設体と係合して取り付けられたときに、前記封止体を押圧するように構成される。
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
<<<灯油タンク固定装置10の構成>>>
灯油タンク固定装置10は、少なくとも1つの灯油タンクKTを載置して保持するための装置である(図8参照)。特に、灯油タンクKTを車両で運搬する際などに、灯油タンク固定装置10に灯油タンクKTを保持することで容易に運搬することができる。移動中の車両の振動や衝撃が伝播しても灯油タンクKTが倒れたり移動したり、さらには、灯油が洩出したりすることなく、的確にかつ容易に灯油タンクKTを運搬することができる。
<灯油タンクKT>
灯油タンクKTは、灯油を運搬するためのタンクであり、所定の量の灯油を収容することができる。灯油タンクKTは、おおよそ直方体状の形状を有し、収容する量に応じて、灯油タンクKTの形状や大きさが異なる。灯油タンクKTは、いわゆるポリタンクであり、高密度ポリエチレンなどによって形成されている。灯油タンクKTは、載置台や保持台などに載置されるために底面(図示せず)を有し、安定して灯油タンクKTを載置することができる。
図2に示すように、灯油タンクKTの上部には、灯油を収容するための開口OP1と排出するための開口OP2とが形成されており、各々の開口OP(以下、開口OP1及び開口OP2を単に開口OPと称する。)を封止するためのキャップCPが着脱可能に取り付けられる。また、灯油タンクKTの搬送を容易にするための把持部GPが上部に形成されている。
<<トレイ100>>
図1に示すように、トレイ100は、主に、底部110と側壁部120とを有する。なお、本実施の形態では、底部110と側壁部120とは、一体となってトレイ100を形成する。トレイ100は、主に、灯油タンクKTを一定の位置に保持する載置台としての機能と、灯油タンクKTから洩出した灯油の外部への流出を防止する機能とを有する。トレイ100は、所望の任意の平坦な部分に載置することができる。
<底部110>
底部110は、板状でおおよそ平坦状の長方形状の形状を有する。底部110は、プラスチックなどの樹脂によって形成されている。底部110は、灯油タンクKTが載置されたときには、灯油タンクKTの底面と直接に接触する。底部110の大きさ及び形状は、載置する灯油タンクKTの形状や大きさや数に応じて、適宜に定めることができる。底部110が、板状で平坦状の形状を有するので、任意の平坦な部分にトレイ100を載置することができる。
底部110の裏側、すなわち、車両の床などの床面と接する側には、滑り止めが設けられている(図示せず)。具体的には、滑り止めは、ゴムなどの弾性を有する部材や表面が粗い部材などが底部110の裏側に取り付けられたり、底部110から突出する部分がトレイ100と一体に形成されたりして構成される。滑り止めは、車両の床などと係合することで、トレイ100を滑りにくくできるものであればよい。滑り止めを底部110の裏側に設けたことにより、車両の振動や衝撃によって、トレイ100が移動することを防止することができる。
さらに、滑り止めは、単に、トレイ100の滑りを防止するだけでなく、車両からの振動などを吸収できる部材によって構成されるのが好ましい。トレイ100に載置されている灯油タンクKTに車両の振動や衝撃が伝播することを妨げ、灯油タンクKTの転倒や移動を防止したり、キャップCPを緩みにくくして灯油の洩出を防止したりすることができる。
さらにまた、トレイ100の側部から延在するストッパー(図示せず(フックやラッチなど))を設けて、車両の床にトレイ100を積極的に係止できるようにしてもよい。
<洩出灯油保持部112>
底部110の中央部には、洩出灯油保持部112が形成されている(図示せず)。洩出灯油保持部112は、凹状に形成されている。灯油タンクKTから灯油が洩出したときには、洩出しでた灯油は洩出灯油保持部112に案内され、洩出した灯油を保持して、トレイ100から灯油が流出しないようにすることができる。底部110には、凹状の洩出灯油保持部112が形成されているが、底部110の全体としては、前述したように、平坦状の形状を有する。洩出灯油保持部112は、3つの灯油タンクKTを並置したときに全ての底部が収まる程度の大きさを有する。3つの灯油タンクKTの全てを安定して洩出灯油保持部112に載置することができるとともに、灯油タンクKTから灯油が洩出した場合には、洩出灯油保持部112に灯油を的確に保持することができる。
洩出灯油保持部112は、単一の凹部によって形成されても、複数の凹部によって形成されてもよい(図示せず)。複数の凹部からなる場合には、隣り合う凹部の間には、畝部(リブ)(図示せず)が形成され、隣り合う凹部を互いに離隔する。複数の凹部にすることが、洩出した灯油を各々の凹部に保持することで、灯油が底部110の全体に広がりにくくすることができる。
<洩出灯油吸収部114>
洩出灯油保持部112の代わりに、又は、洩出灯油保持部112とともに、洩出灯油吸収部114を設けてもよい(図示せず)。洩出灯油吸収部は、灯油を吸収可能な繊維などで形成され、灯油タンクKTから洩出した灯油を吸収して、トレイ100から灯油が流出しないようにすることができる。
<側壁部120a〜120d>
前述したように、底部110は、平坦状の長方形状の形状を有し、外周部に沿って4つの辺を有する。4つの辺に、側壁部120a〜側壁部120dが形成されている。側壁部120a〜側壁部120dは、プラスチックなどの樹脂によって形成されている。4つの側壁部120a〜側壁部120dは、底部110に対して垂直に密着して形成されている。側壁部120a及び120bは、互いに向かい合って平行に配置され、側壁部120c及び120dは、互いに向かい合って平行に配置されている。4つの側壁部120a〜側壁部120dが隣り合う部分は、密接して形成されており、4つの側壁部120a〜側壁部120dは、底部110を周回する枠体(枠部)として機能する。
側壁部120a〜120dの高さは、載置する灯油タンクKTの形状や大きさや、作業性に応じて、適宜に定めることができる。また、側壁部120a〜120dの高さは、一定である必要はなく、側壁部120a〜120d毎に異なっていてもよく、強度や作業性などに応じて適宜に定めることができる。側壁部120a〜120dの厚みも、強度や作業性などに応じて適宜に定めることができる。
4つの側壁部120a〜側壁部120dを底部110に設けたことにより、車両で運搬するときに、振動や衝撃が灯油タンクKTに伝播した場合であっても、灯油タンクKTがトレイ100から離脱することを防止することができる。また、4つの側壁部120a〜側壁部120dを底部110に設けたことにより、トレイ100から灯油が洩出した場合であってもトレイ100から外部(例えば、車両のトランクや荷台や室内など)への流出を防止することができる。さらに、4つの側壁部120a〜側壁部120dを設けたことにより、底部110を変形しにくくするとともにトレイ100全体の剛性を高めて、トレイ100が一定の形状を保つようにして、灯油タンクKTを安定してトレイ100内に保持することができる。
<掛止用開口130>
互いに向かい合う側壁部120a及び120bの各々には、掛止用開口130が2つずつ形成されている。掛止用開口130は、後述する被覆体200の掛止用フック220を掛止するための貫通孔である。掛止用開口130の位置及び数は、後述する網目体210を十分に広げた状態(網目体210を張設した状態)で保持できるように適宜に定めればよい。
なお、前述した例では、側壁部120a及び120bのみに掛止用開口130を形成する例を示したが、側壁部120c及び120dにも形成してもよい。網目体210の全体を4つの側壁部120a〜側壁部120dに掛止することができ、網目体210をより広く張設することで、灯油タンクKTへの覆設状態(網目体210を灯油タンクKTに覆って設けた状態)を安定させることで、灯油タンクKTをトレイ100に安定的に保持することができる。
また、貫通孔である掛止用開口130と、略J字状の形状を有する掛止用フック220(後述)とによって、網目体210を掛止するのではなく、他の掛止部材を用いてもよい。作業性を高めるべく着脱可能であり、かつ、振動や衝撃などによって離脱しにくいものであればよい。
<<被覆体200>>
図3に示すように、被覆体200は、主に、網目体210と掛止用フック220と網目体調整用ベルト230とを有する。掛止用フック220及び網目体調整用ベルト230は、網目体210に回転可能に取り付けられている。回転可能に取り付けることで取り付け作業を容易にすることができる。
<網目体210>
網目体210は、伸縮可能な弾性ロープを網目状に形成したものであり、全体として弾性変形して伸縮することができる。なお、弾性ロープに限られず、弾性ベルト、弾性バンド、弾性紐、弾性コード、弾性ケーブルなどを用いて網目体210を構成してもよい。弾性ロープの太さや弾性力や材質などは、灯油タンクKTの保持のために、灯油タンクKTの大きさや、灯油が灯油タンクKTに収容されたときの重さなどに応じて適宜に定めることができる。
網目体210は、複数の単位網目216(単一の網目)を有する。単位網目216は、弾性ロープによって四方が囲まれた単一の区画(弾性ロープが存在しない領域)を画定できる部位である。したがって、網目体210は、複数の単位網目216が平面状に並べられた構成を有する。
単位網目216の各々は、変形していない自然状態で、略正方形状の形状を有する。また、網目体210の全体は、変形していない自然状態で、略長方形状の形状を有し、外周部に沿って4つの外辺部212a〜212dを有する。変形していない自然状態では、外辺部212a及び212bが略平行となり、外辺部212c及び212dが略平行となる。また、網目体210は、4つの角部214a〜214dを有する。
<掛止用フック220>
外辺部212a及び212bの各々の2箇所には、掛止用フック220が回転可能に設けられている。掛止用フック220は、被覆体200をトレイ100に着脱可能に取り付けるための部材である。掛止用フック220は、湾曲又は屈曲した形状、例えば、略J字状や略U字状や略V字状の形状を有し、固定端222と自由端224と湾曲部226を有する。
掛止用フック220の固定端222は、4つの角部214a〜214dの近くに回転可能に取り付けられる。掛止用フック220を4つの角部214a〜214dの近くに取り付けたことで、網目体210の全体を広げた状態にして被覆体200を張設することができる。また、自由端224及び湾曲部226は、前述した掛止用開口130を通過可能に形成されている。湾曲部226は、自由端224を掛止用開口130に通過させた状態で、掛止用開口130に係止可能に形成されている。
<網目体調整用ベルト230>
網目体調整用ベルト230は、灯油タンクKTの数や重さなどに応じて、網目体210を強制的に弾性変形させて変位させることで、網目体210から灯油タンクKTに加える押圧力を高めて、網目体210を灯油タンクKTに密着させつつ、灯油タンクKTをトレイ100にさらに押圧するための部材である。
網目体調整用ベルト230は、可撓性を有し伸縮し難い材料で構成されるとともに、長尺な形状を有する。網目体調整用ベルト230は、例えば、面ファスナーによって構成される。面ファスナーは、可撓性を有し伸縮し難い材料で構成されかつ長尺な形状を有する雌側のベルト232と雄側のベルト234とからなり、雌側のベルト232と雄側のベルト234とを所定の位置で接触させることで、両者を着脱可能に一定の位置で接合することができる。雌側のベルト232と雄側のベルト234とを接触させる位置を変更することで、網目体210を弾性変形させて変位させる程度を調整することができ、灯油タンクKTに加える押圧力を灯油タンクKTの数に応じて適宜に変更することができる。なお、網目体調整用ベルト230の具体的な機能については、後述する。
一組の網目体調整用ベルト230が、外辺部212c及び212dの各々に設けられている。具体的には、外辺部212cの第1の位置PC1に雌側のベルト232が取り付けられ、外辺部212cの第1の位置PC1から離隔した第2の位置PC2に雄側のベルト234が取り付けられている。同様に、外辺部212dの第1の位置PD1に雌側のベルト232が取り付けられ、外辺部212dの第1の位置PD1から離隔した第2の位置PD2に雄側のベルト234が取り付けられている。図8に示すように、外辺部212cに取り付けられた雌側のベルト232と雄側のベルト234とを接合することで、外辺部212cの第1の位置PC1と第2の位置PC2とが近づくように外辺部212cを撓ませて、外辺部212c側で網目体210を変位させ、外辺部212dに取り付けられた雌側のベルト232と雄側のベルト234とを接合することで、外辺部212dの第1の位置PD1と第2の位置PD2とが近づくように外辺部212dを撓ませて、外辺部212d側で網目体210を変位させることで、網目体210を強制的に弾性変形させて変位させることができる。なお、雌側のベルト232と雄側のベルト234との接合による網目体210の変位の機構については、後で詳述する。
外辺部212c及び212dの各々に一組のみの網目体調整用ベルト230を設ける場合を示したが、複数の組の網目体調整用ベルト230を外辺部212c及び212dの各々に設けてもよい。網目体210を変位させる程度を細かく調整することができる。
また、網目体調整用ベルト230の長さ(雌側のベルト232の長さと雄側のベルト234の長さ)や、第1の位置PC1の位置や、第2の位置PC2の位置や、第1の位置PD1の位置や、第2の位置PD2の位置や、第1の位置PC1と第2の位置PC2との距離、第1の位置PD1と第2の位置PD2との距離などは、トレイ100の広さ、灯油タンクKTの高さや数、灯油が収容されたときの灯油タンクKTの重さなどによって適宜に定めることができる。
<キャップ保持体240>
前述したように、灯油タンクKTには、灯油を収容するための開口OP1と排出するための開口OP2との2つの開口OPが形成されている。これらの開口OPには、封止するためのキャップCPを着脱可能に取り付けることができる。図8及び図11に示すように、開口OP及びキャップCPは、網目体210の1つの網目内(単位網目216の内側)に位置する。網目体210は、伸縮可能な弾性ロープで形成されており、被覆体200を灯油タンクKTに被せたときに、弾性ロープを適宜に変形することで、単位網目216内に開口OP及びキャップCPを位置づけることができる。
単位網目216に対応してキャップ保持体240を着脱可能に取り付けることができる。前述したように、灯油タンクKTに取り付けられたキャップCPは、単位網目216内に位置づけられ、キャップ保持体240を、キャップCPが位置づけられた単位網目216に対応して取り付けることができる。
キャップ保持体240は、図4(a)及び(b)に示すように、薄板状の正方形状の形状を有する。中央部にキャップCPを収納できる収納部242が形成されている。収納部242は、キャップCPの大きさに応じた大きさに形成されている。互いに向かい合う2つの端辺246には、弾性ロープにキャップ保持体240を掛止させるための掛止部244が形成されている。図12に示すように、収納部242にキャップCPを収納しつつ、キャップCPが位置づけられている単位網目216を構成する弾性ロープに掛止部244を掛止させることで、キャップCPが位置づけられた単位網目216に対応づけてキャップ保持体240を取り付けることができる。
キャップ保持体240を網目体210に取り付けることによって、網目体210の弾性変形で生ずる収縮力をキャップ保持体240からキャップCPを加えることができる。また、車両の振動や衝撃が加えられた場合であっても、キャップ保持体240から網目体210の弾性ロープに振動や衝撃を逃がすことで、キャップCPが緩むような動きを防止することができ、灯油が洩出することを未然に防止することができる。さらに、収納部242にキャップCPを収納することで、キャップCPとの接触面積を増やし、キャップCPに収縮力を的確に伝えることができ、キャップCPが緩むことをより防止することができる。
キャップ保持体240は、プラスチックなどの樹脂や、ゴムなどの弾性材料によって、構成することができる。また、アルミなどの金属で構成してもよい。キャップ保持体240が単位網目216に取り付けられたときに、弾性変形し、弾性変形の復元力をキャップCPに加えることでキャップCPをより押圧することで、キャップCPの緩みをさらに防止することができる。
図4(a)及び(b)では、キャップ保持体240の裏面に掛止部244が設けられている例を示したが、図5に示すように、キャップ保持体340の表面に掛止部344を設けてもよい。キャップ保持体340の表面まで、単位網目216を構成する弾性ロープを案内するので、弾性変形の復元力をさらに高めることができ、キャップCPをより押圧することで、キャップCPの緩みをさらに防止することができる。
図4(a)及び(b)では、キャップ保持体240が、薄板状の正方形状の形状を有する場合を示したが、他の形状でもよい。例えば、図6に示すように、キャップ保持体440を略円柱状の形状にしてもよい。キャップ保持体440は、円形状の形状を有する天部448と、円柱状の形状を有する側部442と、円形状の形状を有する鍔部446とを有する。キャップ保持体440の場合には、側部442にキャップCPを収納することができる。また、鍔部446に掛止部444を設けることで、キャップ保持体440を網目体210の一定の位置に取り付けることができ、キャップCPを押圧することができ、キャップCPの緩みを防止することができる。
また、前述したキャップ保持体240、340、440の裏面に灯油を吸収するための吸収体(図示せず)を取り付けてもよい。吸収体を設けることで、開口OP1やOP2から漏出した灯油を直ちに吸収し、灯油が広がることを防止することができる。
<<<取り付けの過程>>>
以下で、トレイ100に載置した灯油タンクKTを被覆体200で覆ってトレイ100に保持する過程を説明する。
<3つの灯油タンクKTの載置>
まず、図2に示すように、3つの灯油タンクKTをトレイ100に並べて載置する。灯油タンクKTを載置する向きは、任意でよいが、向きを揃えることで、被覆体200からの押圧力を均等に加えやすくできる。
<被覆体200の設置>
次に、トレイ100に載置された3つの灯油タンクKTを覆うように、被覆体200を灯油タンクKTの上から被せる。本実施の形態では、トレイ100の側壁部120aに被覆体200の外辺部212aが対応し、トレイ100の側壁部120bに被覆体200の外辺部212bが対応し、トレイ100の側壁部120cに被覆体200の外辺部212cが対応し、トレイ100の側壁部120dに被覆体200の外辺部212dが対応するように、被覆体200を配置する(図7参照)。
図7に示すように、まず、外辺部212aに設けられた2つの掛止用フック220の各々を、トレイ100の側壁部120aの掛止用開口130に掛止させる。これにより、被覆体200の外辺部212aをトレイ100の側壁部120a(の近傍)に保持することができる。
次に、被覆体200を牽引することで全体を伸ばして、被覆体200の外辺部212bをトレイ100の側壁部120bに近づける。これにより、被覆体200は弾性変形して伸長する。このとき、被覆体200の外辺部212cがトレイ100の側壁部120c側に位置し、被覆体200の外辺部212dがトレイ100の側壁部120d側に位置するようにして、被覆体200の全体が広がるようにして、被覆体200の全体が3つの灯油タンクKTの上部を覆うようにする。
次に、図7に示すように、まず、外辺部212bに設けられた2つの掛止用フック220の各々を、トレイ100の側壁部120bの掛止用開口130に掛止させる。これにより、被覆体200の外辺部212bをトレイ100の側壁部120b(の近傍)に保持することができる。
このようにすることで、トレイ100に載置された3つの灯油タンクKTを被覆体200で覆うことができる。このとき、被覆体200は弾性変形により伸長し、全体的に収縮しようとする収縮力が被覆体200から生ずる。この収縮力によって、3つの灯油タンクKTをトレイ100に押圧することができ、3つの灯油タンクKTをトレイ100の一定の位置に保持することができる。このようにして、被覆体200を3つの灯油タンクKTに締着させることができる。
<被覆体200の締着>
次に、図8に示すように、外辺部212cに取り付けられた一組の網目体調整用ベルト230を互いに牽引して近づけて接合するとともに、外辺部212dに取り付けられた一組の網目体調整用ベルト230も互いに牽引して近づけて接続する。これにより、3つの灯油タンクKTから離隔している被覆体200の離隔領域SRを3つの灯油タンクKT側に近づけることで、被覆体200をさらに弾性変形させて伸長させ、被覆体200の収縮力をさらに高めて被覆体200を3つの灯油タンクKTに締着することができる。高められた収縮力によって、3つの灯油タンクKTをトレイ100により押圧することで、3つの灯油タンクKTがトレイ100内で移動しにくくしたり倒れにくくしたりすることができ、3つの灯油タンクKT一定の位置に一定の姿勢で保持することができる。
また、網目体調整用ベルト230を互いに牽引して近づけて接合することで、離隔領域SRを3つの灯油タンクKT側に近づけることができ、離隔領域SRを有効に活用することができる。
<<<被覆体200の締着の態様>>>
図9及び図10は、被覆体200を灯油タンクKTに締着させる態様を示す概念図である。図9(a)及び図9(b)は、3つの灯油タンクKTに被覆体200を締着させる過程を示し、図10(a)及び図10(b)は、1つの灯油タンクKTに被覆体200を締着させる過程を示す。なお、図9及び図10では、簡便のため、雌側のベルト232及び雄側のベルト234を省略して示したが、図9(a)及び図10(a)は、雌側のベルト232と雄側のベルト234とが未だ接合されていない状態を示し、図9(b)及び図10(b)は、雌側のベルト232と雄側のベルト234とが接合されて被覆体200を弾性変形させた状態を示す。
図9(a)は、3つの灯油タンクKTを被覆体200で覆い、被覆体200の4つの掛止用フック220をトレイ100の掛止用開口130に掛止させた状態を示す。このときは、未だ、網目体調整用ベルト230は接続されておらず、離隔領域SRは、3つの灯油タンクKTから離隔して位置する。さらに、図9(b)に示すように、網目体調整用ベルト230を接合することで、被覆体200を弾性変形させて、離隔領域SRを3つの灯油タンクKTに近づけることができる。被覆体200が弾性変形することで、被覆体200の収縮力はさらに高まり、3つの灯油タンクKTをより押圧することができる。
図9(b)に示すように、被覆体200の弾性変形により、離隔領域SRは、互いに近づくように変形するとともに変位する(図9(b)の矢印DD参照)。このような被覆体200の変形により、3つの灯油タンクKTには、水平方向及び垂直方向に押さえつけられる押圧力が加えられ(白抜きの矢印HP)、被覆体200を3つの灯油タンクKTに締着することができ、3つの灯油タンクKTがトレイ100内で移動しにくくしたり倒れにくくしたりすることができ、3つの灯油タンクKTをトレイ100の一定の位置に一定の姿勢で保持することができる。
図10(a)は、1つの灯油タンクKTを被覆体200で覆い、被覆体200の4つの掛止用フック220をトレイ100の掛止用開口130に掛止させた状態を示す。このときは、未だ、網目体調整用ベルト230は接続されておらず、離隔領域SRは、1つの灯油タンクKTから離隔して位置する。さらに、図10(b)に示すように、網目体調整用ベルト230を接続することで、被覆体200を弾性変形させて、離隔領域SRを1つの灯油タンクKTに近づけることができる。なお、灯油タンクKTが1つであるときには、灯油タンクKTが3つであるときよりも、網目体調整用ベルト230の雌側のベルト232と雄側のベルト234との重なりが多くなるように深く接合することで、離隔領域SRを変形させるとともに変位させる。被覆体200が弾性変形することで、被覆体200の収縮力はさらに高まり、1つの灯油タンクKTをより押圧することができる。
図10(b)に示すように、被覆体200の弾性変形により、離隔領域SRは、互いに近づくように変形するとともに変位する(図10(b)の矢印DD参照)。このような被覆体200の変形により、1つの灯油タンクKTには、水平方向及び垂直方向に押さえつけられる押圧力が加えられ(白抜きの矢印HP)、被覆体200を3つの灯油タンクKTに締着することができ、1つの灯油タンクKTがトレイ100内で移動しにくくしたり倒れにくくしたりすることができ、1つの灯油タンクKTをトレイ100の一定の位置に一定の姿勢で保持することができる。
前述したように、灯油タンクKTが1つであるときには、灯油タンクKTが3つであるときよりも、網目体調整用ベルト230の雌側のベルト232と雄側のベルト234との重なりが多くなるように接合する。このように網目体調整用ベルト230で調節することで、灯油タンクKTが1つである場合でも、被覆体200の収縮力を高めて、1つの灯油タンクKTを押圧することができる。灯油タンクKTの数に応じて、網目体調整用ベルト230の雌側のベルト232と雄側のベルト234との重なりを調節することで、適切に離隔領域SRを弾性変形させることで、被覆体200の収縮力によって、灯油タンクKTを的確に押圧することができる。
<<<変形例>>>
<変形例1>
上述した例では、灯油タンクKTに灯油を収容する場合を示したが、他の液体、例えば、水や薬液などを収容するものでもよい。また、灯油タンクKTは、高密度ポリエチレンなどで形成されたポリタンクである例を示したが、金属製のタンクでもよい。
<変形例2>
前述した例では、網目体調整用ベルト230は、別体に構成された着脱可能な雌側のベルト232と雄側のベルト234とからなる場合を示したが、一体に構成されたベルトを用いてもよい。いわゆるアジャスターなどによって、長さを調整することができる部材を有することで、着脱できなくても、外辺部212c側で網目体210を変位させるとともに、外辺部212d側でも網目体210を変位させることができる。
<変形例3>
前述した例では、網目体調整用ベルト230を構成する雌側のベルト232と雄側のベルト234とは、網目体210の所定の位置に予め取り付けられている場合を示したが、雌側のベルト232及び雄側のベルト234が網目体210に対して着脱可能に構成してもよい。例えば、着脱可能なボタンやホックなどを用いることで、網目体210の所望する位置に雌側のベルト232及び雄側のベルト234を取り付けることができる。
<変形例4>
さらに、網目体調整用ベルト230は、面ファスナーでなくてもよい。別体に構成され着脱可能な部材によって係合できるものであればよい。
<変形例5>
トレイ100に載置する灯油タンクKTの数は、任意の数にすることができる。トレイ100に載置するときの灯油タンクKTの向きも任意の向きにでき、複数の灯油タンクKTトレイ100に載置するときには、灯油タンクKTの向きが混在してもよい。
<変形例6>
前述した被覆体200は、網目体210によって構成される例を示したが、網目体210でなくてもよい。例えば、貫通孔や開口などが形成されていないシートにしてもよい。シートが、弾性変形により伸縮可能であればよい。トレイ100に載置された灯油タンクKTをシートで覆い、シートをトレイ100に掛止できれば、灯油タンクKTを安定してトレイ100内に保持することができる。また、灯油タンクKTの開口OP1又は開口OP2の位置や大きさに応じた貫通孔や開口などが形成されたシートにすることができる。前述したキャップ保持体240、340、440を貫通孔や開口に保持することができ、キャップCPの緩みを防止することができる。
<<<<他の実施の形態>>>>
上述したように、本発明は、実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきでない。このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことはもちろんである。
10 灯油タンク固定装置
100 トレイ
200 被覆体
210 網目体
220 掛止用フック
230 調整用ベルト
232 雌側のベルト
234 雄側のベルト
240 キャップ保持体
244 掛止部
242 収納部
340 キャップ保持体
344 掛止部
440 キャップ保持体
442 収納部
444 掛止部
446 鍔部
PC1、PD1 第1の位置
PC2、PD2 第2の位置
<<第1の実施の態様>>
第1の実施の態様によれば、
液体を収容可能な収容体(例えば、後述する灯油タンクKTなど)を載置可能に延在する延在台部(例えば、後述する底部110など)を有する載置体(例えば、後述するトレイ100など)と、
可撓性を有し、前記載置部に載置された前記収容体の少なくとも一部を覆設可能に延在する覆設体(例えば、後述する被覆体200など)と、を備え、
前記覆設体は、前記収容体の少なくとも一部を覆った状態で前記覆設体を前記載置体に着脱可能に係止する係止部(例えば、後述する掛止用フック220など)を有し、
前記載置体は、前記係止部と係止可能な被係止部(例えば、後述する掛止用開口130など)を有し、
前記覆設体は、前記収容体の少なくとも一部を覆った状態で前記収容体の側部に位置する第1の外辺部(例えば、後述する外辺部212cなど)と前記第1の外辺部と向かい合う第2の外辺部(例えば、後述する外辺部212dなど)とを有し、
前記第1の外辺部は、前記第1の外辺部の第1−1の位置(例えば、後述する第1の位置PC1など)と前記第1−1の位置とは異なる前記第1の外辺部の第1−2の位置(例えば、後述する第2の位置PC2など)とを連結し、かつ、前記第1−1の位置と前記第1−2の位置との間隔を調節可能な第1の覆設体調整部(例えば、雌側のベルト232と雄側のベルト234など)を有し、
前記第2の外辺部は、前記第2の外辺部の第2−1の位置(例えば、後述する第1の位置PD1など)と前記第2−1の位置とは異なる前記第2の外辺部の第2−2の位置(例えば、後述する第2の位置PD2など)とを連結し、かつ、前記第2−1の位置と前記第2−2の位置との間隔を調節可能な第2の覆設体調整部(例えば、後述する雌側のベルト232と雄側のベルト234となど)を有し、 前記覆設体が前記収容体を覆った状態で、前記第1の外辺部の前記第1−1の位置と前記第1−2の位置とを近づけて前記第1の外辺部を撓ませ、前記第2の外辺部の前記第2−1の位置と前記第2−2の位置とを近づけて前記第2の外辺部を撓ませて前記覆設体を変位させる収容体保持装置が提供される。
<<第の実施の態様>>
の実施の態様は、第1の実施の態様ないし第の実施の態様において、
前記収容体に液体を収容又は前記収容体から排出する開口部(例えば、後述する開口OP1又は開口OP2など)を封止する封止体(例えば、後述するキャップCPなど)を保持する封止保持体(例えば、後述するキャップ保持体240など)を、更に備え、
前記封止保持体は、
前記覆設体と係合するための係合部(例えば、後述する掛止部244など)と、
前記封止体の少なくとも一部を収納する封止体収納部(例えば、後述する収納部242など)と、を有し、
前記封止保持体は、前記係合部によって前記覆設体と係合して取り付けられたときに、前記封止体を押圧するように構成される。

Claims (4)

  1. 液体を収容可能な収容体を載置可能に延在する延在台部を有する載置体と、
    可撓性を有し、前記載置部に載置された前記収容体の少なくとも一部を覆設可能に延在する覆設体と、を備え、
    前記覆設体は、前記収容体の少なくとも一部を覆った状態で前記覆設体を前記載置体に着脱可能に係止する係止部を有し、
    前記載置体は、前記係止部と係止可能な被係止部を有する収容体保持装置。
  2. 前記覆設体は、弾性変形可能であり、
    前記覆設体は、前記収容体を覆った状態で弾性変形して伸長し、弾性変形によって生ずる収縮力を前記収容体に加えて前記載置体に押圧する請求項1に記載の収容体保持装置。
  3. 前記覆設体は、前記覆設体の第1の位置と前記第1の位置とは異なる第2の位置とを連結し、かつ、前記第1の位置と前記第2の位置との距離を調節可能な覆設体調整部を有し、
    前記覆設体が前記収容体を覆った状態で、前記第1の位置と前記第2の位置との距離に応じて前記覆設体を変位させる請求項1又は2に記載の収容体保持装置。
  4. 前記収容体に液体を収容又は前記収容体から排出する開口部を封止する封止体を保持する封止保持体を、更に備え、
    前記封止保持体は、
    前記覆設体と係合するための係合部と、
    前記封止体の少なくとも一部を収納する封止体収納部と、を有し、
    前記封止保持体は、前記係合部によって前記覆設体と係合して取り付けられたときに、前記封止体を押圧する請求項1ないし3のいずれかに記載の収容体保持装置。
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