JP2020032367A - 塗料容器 - Google Patents

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浩明 小野寺
Hiroaki Onodera
浩明 小野寺
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Abstract

【課題】 ローラ塗装具3のローラ6に押し付け癖を着けずに、容器本体11につり下げるようにする。【解決手段】 容器本体11には、その容器本体11の開口を跨いで一対の持ち手12,13を回動自在に設ける。このようにした持ち手12,13は互いに支え合いながら、一方の持ち手がこの発明の位置保持手段を構成する。そして、持ち手12,13の先端には引掛け部18,19を設け、この引掛け部18,19に、ローラ塗装具3のフック部5を引っ掛けられるようにしている。【選択図】 図1

Description

この発明は、塗装作業時に塗料を入れて持ち運ぶ塗料容器に関する。
塗装作業時に塗料を入れて持ち運ぶ容器として、図4に示すものが従来から知られている。
この塗料容器は、容器本体1に回動自在にした持ち手2を設けている。
塗装作業時には、塗装面の面積あるいは1回分の塗装作業に応じた適正量の塗料を、容器本体1に入れて持ち運ぶ。
そして、当該容器本体1の持ち運び時や、塗装作業の一時的な中断時には、例えば、図5に示したローラ塗装具3のハンドル4に設けられたフック部5を、容器本体1の縁に引っ掛けるようにしていた。
このようにして引っ掛けられたローラ塗装具3は、それに作用する重力でローラ6が容器本体1の内側の壁面1aに押し付けられてしまう。
また、上記のように引っ掛けられたローラ塗装具3は、容器内の塗料に浸かってしまうことがある。そのローラ塗装具3を長時間使わない場合には、それを塗料に浸けたままにしておいてもよい。しかし、ローラ塗装具3を短時間で再び使うときには、余分な塗料を吐き出すしごきなどの調整作業が必要になる。
特開2009−82787号公報
上記のようにした従来の塗料容器では、引っ掛けられたローラ塗装具3が、それに作用する重力でローラ6が容器本体1の内側の壁面1aに押し付けられてしまうので、ローラ6の表面に押し付け癖がついてしまう。このようにローラ6の表面に押し付け癖がついたままでローラ6を使用すると、塗装むらができてしまうという問題があった。
また、一定の時間放置して上記押し付け癖を復元させてからローラ6を用いることも考えられるが、この場合には、復元させる時間が必要なので、塗装作業に時間がかかるという問題が発生する。
さらに、塗装ローラ具3を容器本体aに引っ掛けたり使用したりを、短い時間でくり返す場合には、ローラ6に含まれた余分な塗料を吐き出すしごきなどの調整作業が必要になり、作業効率が悪くなるという問題があった。
この発明の目的は、容器本体に塗装具をつるしても、塗装具に押し付け癖がつかず、しかも、作業効率が落ちない塗料容器を提供することである。
第1の発明は、容器本体と、この容器本体の開口を跨ぐとともに回動可能にした持ち手と、この持ち手に設けられた引掛け部と、持ち手の起立状態において、容器本体の開口の上方であってその開口の範囲に対応する位置に上記引掛け部を保持する位置保持手段とを備えている。そして、上記引掛け部に塗装具のフック部が引っ掛けられた状態で、当該塗装具を上記容器本体内の壁面に接触せずにつり下げることができる。
上記引掛け部は、塗装具のフック部を引っ掛けられればどのような形態でもよい。例えば、塗装具のフック部の形態に応じて、薄い板でもよいし、孔でもよい。
また、上記位置保持手段は、持ち手の回動を阻止して、それを起立状態に保ちながら引掛け部を容器本体の開口の上方であってその開口の範囲に対応する位置に保持できるものであれば、構成は限定されない。例えば、持ち手の回動支点にストッパーを設け、持ち手の起立位置においてストッパーが機能して持ち手が倒れるのを防止する構成、あるいは上記回動支点の軸のはめ合い摩擦で持ち手の回動を阻止する構成のいずれであってもよい。さらに、持ち手の起立状態においてその持ち手に対して、つっかい棒の役割を果たす部材を設けてもよい。
第2の発明は、上記持ち手が一対備えられ、上記一対の持ち手は、上記一方の持ち手が他方の持ち手に対してつっかい棒の役割を果たして起立状態を保つとともに、この起立状態において、上記他方の持ち手が位置保持手段を構成する。
第3の発明は、一対の持ち手のそれぞれに、それらの起立状態において、持ち手の回動支点とは反対側である先端側に板状の上記引掛け部が設けられている。そして、一対の持ち手を起立させた状態において、板状の引掛け部が互いに接合する。この接合状態における引掛け部の合計厚さは、フック部の鉤幅よりも小さく保たれている。したがって、塗装具のフック部を、互いに接合した引掛け部に引っ掛けることができる。
第4の発明は、上記持ち手の起立状態において、容器本体の開口レベルから引掛け部までの長さを、この引掛け部に引っ掛けられた塗装具のフック部から塗装具先端までの長さよりも長くしている。したがって、引掛け部に引っ掛けられた塗装具先端は、容器本体の開口レベルよりも上方に保持されることになる。
この発明の塗料容器によれば、持ち手の部分に塗装具を引っ掛け、塗装具を上記容器本体内の壁面に接触せずにつり下げることができるので、塗装具の塗装部分が容器本体内の壁面に押し付けられたり、容器本体内の塗料にどっぷりつかったりしない。したがって、ローラに押し付け癖がついたりしないし、使用のたびにローラに含まれた余分な塗料を吐き出すしごきなどの調整作業が不要になる。
容器本体の正面図である。 持ち手の回動支点部分の正面図である。 内部に仕切りを設けた容器本体の平面図である。 従来の容器本体の断面図である。 ローラ塗装具のハンドル部分の斜視図である。
図1,2に示した実施形態は、容器本体11に、アーチ状にしたほぼ同一寸法の一対の持ち手12,13を、容器本体11の開口を跨ぐようにして回動可能に設けている。すなわち、上記各持ち手12,13の基端には、この発明の回動支点となる回動支持部12a,13aを設けるとともに、この回動支持部12a,13aには、図示したように容器本体11に設けた軸14,15を貫通させる長形の孔16,17を形成している。
そして、この孔16,17は、その長手方向を持ち手12,13に連続させている。この孔16,17には大径部16a,17aと小径部16b,17bとを形成している。大径部16a、17aは、軸14,15と相対回転自在にし、小径部16b,17bは軸14,15とぴったりはまり合って、はめ合い摩擦が発揮されるようにしている。
したがって、軸14,15が大径部16a,17a内にあれば、持ち手12,13は自由に回動するが、軸14,15が小径部16b,17b内に押し込まれた状態では、持ち手12,13ははめ合い摩擦によって回動位置を保持できるようにしている。
上記のようにした一対の持ち手12,13は、それらが互いにつっかい棒のように寄りかかりあった状態で、容器本体11の開口を跨ぐようにして起立状態を保つ。
なお、持ち手12,13が上記のように互いに寄りかかりながら起立状態を保つ構成において、いずれか一方の持ち手がこの発明の位置保持手段を構成する。ただし、上記のように軸14,15と小径部16b,17bとのはめ合い摩擦だけで持ち手12,13の位置保持が可能であれば、この孔16,17と軸14,15と、上記一方の持ち手が相まって位置保持手段を構成することになる。
そして、上記一対の持ち手12,13のそれぞれであって、回動支持部12a,13aとは反対側におけるアーチ状の先端部分には、同一寸法にした板状の引掛け部18,19が容器本体11の開口の幅方向に長さを保って設けられるとともに、持ち手12,13が互いに寄りかかっている図1の状態で、これら引掛け部18,19が重なり合うようにしている。
上記のように重なり合った板状の引掛け部18,19の合計厚さは、上記したローラ塗装具3のフック部5の鉤幅よりも小さく保たれている。したがって、重なり合った引掛け部18,19に上記フック部5を引っ掛けることができるとともに、この引掛け状態において、一対の持ち手12,13が反対方向に離反しながら倒れるのを防止できる。
なお、持ち手12,13は同一寸法を維持しているので、それらの引掛け部18,19を重ね合わせた状態では、上記引掛け部18,19が、容器本体1の開口上方において、その開口の中心部分に位置することになる。
したがって、引掛け部18,19にローラ塗装具3のフック部5を引っ掛ければ、そのローラ塗装具3は、容器本体11内の壁面に接触しないし、塗料の中に浸かったりしない。
図3に示した容器本体20は、その内部に仕切り21を形成し、仕切り21で仕切られたエリアに色を違えた複数の塗料を入れられるようにしている。このように多色少量の塗料を入れられるようにしたのは、例えば、一回分の作業あるいは細かなエリアの面積等に応じた適量の塗料を入れて、それらを一度に持ち運べるようにするためである。
上記の容器本体20の場合には、その容器本体20内にローラ塗装具3をつり下げることができない。ただし、持ち手12,13の起立状態において、容器本体20の開口レベルから上記引掛け部18,19までの長さを、引掛け部18,19に引っ掛けられた上記ローラ塗装具3のフック部5から塗装具先端までの長さよりも長くすれば、上記のように容器本体20内に仕切り21があっても、ローラ6が仕切りに接触しない状態で、ローラ塗装具3を引掛け部18,19からつり下げることができる。
なお、上記実施形態では、塗装具としてローラ塗装具を例に説明したが、刷毛であってもその柄の部分にフック部を備えていれば、上記したと同様につり下げることができる。
また、この発明の位置保持手段として、例えば引掛け部18,19のあわせ面に図示していないジョイントホックを設けるようにしてもよい。
さらに、図4に示すように、もともと1本の持ち手の上部だけに引掛け部を設けるようにしてもよい。
ただし、1本の持ち手2だけを用いる場合には、持ち手2が起立状態を保つための位置保持手段を別に設けなければならない。
例えば、持ち手2に対してつっかい棒の機能を果たす部材を設けたり、上記回転支持部12a,13aに設けた小径部16b,17bのはめ合い摩擦を大きくしたりすることが考えられる。
いずれにしても、上記実施形態では、塗装具のローラや刷毛を、容器本体1内の壁面に接触させることなくつり下げることができるので、ローラや刷毛に従来のような押し付け癖がついたり、ローラや刷毛が塗料に浸かることもない。
一時的に塗装作業を中断する状況の中で使用する塗料容器として最適である。
11,20…容器本体、12,13…持ち手、18,19…引掛け部

Claims (4)

  1. 容器本体と、
    この容器本体の開口を跨ぐとともに回動可能にした持ち手と、
    上記持ち手に設けられた引掛け部と、
    上記持ち手の起立状態において、容器本体の開口の上方であってその開口の範囲に対応する位置に上記引掛け部を保持する位置保持手段と
    が備えられ、
    上記引掛け部に塗装具のフック部が引っ掛けられた状態で、当該塗装具を上記容器本体内の壁面に接触せずにつり下げ可能にした塗料容器。
  2. 上記持ち手が一対備えられ、
    上記一対の持ち手は、一方の持ち手が他方の持ち手に対してつっかい棒の役割を果たして起立状態を保つとともに、
    この起立状態において、上記他方の持ち手が位置保持手段を構成する請求項1に記載の塗料容器。
  3. 一対の持ち手のそれぞれには、それらの起立状態において、持ち手の回動支点とは反対側である先端側に板状の上記引掛け部が設けられ、
    一対の持ち手の起立状態において、上記板状の引掛け部が互いに接合するとともに、これら引掛け部の合計厚さが上記フック部の鉤幅よりも小さく保たれ、
    これら接合した一対の引掛け部に上記塗装具のフック部を引っ掛けることができる構成にした請求項1又は2に記載の塗料容器。
  4. 上記持ち手の起立状態において、容器本体の開口レベルから上記引掛け部までの長さを、この引掛け部に引っ掛けられた上記塗装具のフック部から塗装具先端までの長さよりも長くした請求項1〜3いずれか1に記載の塗料容器。
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