JP2020029770A - 圧縮機及び圧縮機を有するガス圧送システム - Google Patents

圧縮機及び圧縮機を有するガス圧送システム Download PDF

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Abstract

【課題】プロセスガス中の液滴の分離性能を向上させた圧縮機を提供する。【解決手段】吸込流路を内側に有する側壁と、側壁に接続した旋回流配管と、旋回流配管に対して一方側に位置するステータと、を有する圧縮機であって、旋回流配管に対して他方側に位置する底部と、液滴を保持可能な保持部と、液滴を排出可能な排出部と、を有し、吸込流路及び圧縮機外部の間を、底部を通過して移動する場合の圧力損失は、吸込流路及び圧縮機外部の間を、旋回流配管を通過して移動する場合の圧力損失より大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機及び圧縮機を有するガス圧送システムに関する。
天然ガス(プロセスガス)を生産する生産プラントでは、地下の天然ガス田に向かう数千メートル長の井戸を掘り、天然ガスを採掘している。
生産プラントの稼動当初は、天然ガス田が持つ自噴圧力によって、地下から地上に向けて天然ガスが井戸を通って噴出する。しかしながら、例えば稼働から暫くすると自噴圧力が減衰していくため、天然ガスの噴出速度が低下して生産性が低下していく。
このため、井戸の中に圧縮機を設置して、天然ガスを地上に圧送するという方法が知られている。より天然ガス田に近い場所に圧縮機を設置することが生産効率改善の観点からは好ましいが、地下数千メートルの井戸元は高温であり、圧縮機のモータ等を冷却することが求められる。
そのような中、天然ガス田の天然ガスを用いてモータのステータ等を冷却する方法が検討されている。しかし、天然ガスには水や油などの液滴が異物として混入しており、これらの異物はモータの損傷の原因になるおそれがあることから、これら異物を除去した上でステータ側に流すことが望まれる。
異物を除去するための方法として、特許文献1は、ガス導入口3からサイクロン室2にプロセスガスを導入する際に旋回流を発生させて、遠心力効果でプロセスガスから油分を分離するサイクロンセパレータを開示している。油分を分離したプロセスガスは、上方に設けられたガス排出口4から回収される。
特開2013−163143号公報
遠心力効果で異物を除去する場合、効果的に異物を分離するには、旋回流速度を高速にすることが好ましい。そして同時に、分離した異物を外部に排出できるように構成することが好ましい。しかし、旋回流を形成するように配されたガス導入口以外から天然ガス田のプロセスガスが導入されると、旋回流速度が低減してしまい、異物分離効率が低下する。このため、旋回流速度への悪影響を抑制しつつ、異物を排出可能な構成が求められる。この点について特許文献1は、何ら言及していない。
上記事情に鑑みてなされた本発明は、吸込流路を内側に有する側壁と、該側壁に接続した旋回流配管と、該旋回流配管に対して一方側に位置するステータと、を有する圧縮機であって、該旋回流配管に対して他方側に位置する底部と、液滴を保持可能な保持部と、液滴を排出可能な排出部と、を有し、前記吸込流路及び当該圧縮機外部の間を、前記底部を通過して移動する場合の圧力損失は、前記吸込流路及び当該圧縮機外部の間を、前記旋回流配管を通過して移動する場合の圧力損失より大きいことを特徴とする。
実施例1の圧縮機の全体構成図 図1のA−A線断面図 実施例2の圧縮機の全体構成図 実施例3の圧縮機の全体構成図 実施例4の圧縮機の全体構成図 図5のB矢印方向から観察した図 実施例5の圧縮機の全体構成図 各実施例の圧縮機を設置したガス圧送システムの全体構成図
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施例を説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、また、同様の説明は繰り返さない。
本発明の各種の構成要素は、必ずしも一の部材から成る必要はなく、例えば、一の構成要素が複数の部材から成ること、複数の構成要素が一の部材から成ること、或る構成要素と別の構成要素との一部が互いに重複すること、等を許容する。
図1は、実施例1の圧縮機1の全体構成を示す。圧縮機1は、プロセスガスを昇圧し圧送する圧縮部としての羽根車11、羽根車11の回転軸であるシャフト12、及びシャフト12に回転力を付与するステータ13を有する圧縮機構部と、筒状の側壁17によって側周を囲まれた空間である吸込流路14、底部15、及び旋回流配管16を有する液滴分離部(異物分離部)とを備える。圧縮機1は、プロセスガス雰囲気中に設置することができる。吸込流路14の一部は、本実施例のように、圧縮機構部を取り囲んでいても良い。
側壁17は、筒状の軸線方向について、一方側に圧縮機構部を有し、他方側に底部15を有する。底部15は、吸込流路14及び圧縮機1の外部の間に位置している。旋回流配管16は、吸込流路14及び圧縮機1の外部の間に位置し、吸込流路14及び圧縮機1の外部を連通している。
本実施例の側壁17は円筒状である。吸込流路14は、羽根車11側から底部15側に向かう方向に重力が作用する向きで配されている。すなわち、吸込流路14中の物質は、羽根車11側ではなく底部15側に向かう重力加速度を受ける。
羽根車11、シャフト12、及びステータ13は、側壁17の内側のうち、旋回流配管16に対して一方側に配されている。後述するように、側壁17の内側にはプロセスガスが導入されるところ、高温になり得るステータ13等をこのプロセスガスによって冷却できる。また、底部15は、旋回流配管16に対して他方側に配されている。
吸込流路14及び吸込流路14外部の間を、羽根車11を通過して移動する際の圧力損失よりも、吸込流路14及び吸込流路14外部の間を、底部15を通過して移動する際の圧力損失の方が大きい値になるように、底部15は構成されている。
圧縮機1は、液滴を含んだプロセスガスを、圧縮機1の外部から、旋回流配管16を介して吸込流路14に導入する。底部15を通過する際の圧力損失は大きいため、導入されたプロセスガスは羽根車11側へ流れていく。プロセスガスは、ステータ13、シャフト12周囲の空間を経て羽根車11に到達し、羽根車11で昇圧されてさらに下流へ圧送される。すなわち、一部のプロセスガスは、ステータ13とシャフト12の間にある隙間を流れることで、モータ発熱部の冷却ガスとして使用される。
また、吸込流路14及び吸込流路14外部を、底部15を通過して移動する際の圧力損失は、吸込流路14及び吸込流路14外部を、旋回流配管16を通過して移動する際の圧力損失より大きい。このため、圧縮機1周囲のプロセスガスは、略全部又は全部が旋回流配管16を介して吸込流路14に進入し、羽根車11に流れる。
図2は、図1のA−A線断面図である。旋回流配管16は、側壁17の略接線方向を延在方向として側壁17に接続している。これにより、矢印D1に示すように略接線方向でプロセスガスが吸込流路14内に流入し、吸込流路14内で矢印D2に示すように側壁17の内周に沿って旋回し、プロセスガスの旋回流が発生する。この旋回流によってプロセスガス中の液滴に遠心力が作用するため、液滴が吸込流路14の外径側に移動し、側壁17内面に付着する。付着した液滴は液膜を形成し、重力によって、羽根車11に対して反対の方向の底部15に向かって下降していく。したがって、底部15に向かって液滴が進む。
本実施例の底部15は、吸込流路14の下方を塞ぐ蓋である。このため、底部15を介して圧縮機1の外部からプロセスガスが進入することはないので、旋回流配管16から流入したプロセスガスの旋回流が弱まることを効果的に抑制できる。
本実施例の場合、分離された液滴は、底部15に保持されていくため、底部15が液滴の保持部としての機能を果たす。一方、旋回流配管16は、底部15より上側に位置しているため、液滴が旋回流配管16と同じ高さまで貯留されると、液滴は旋回流配管16を通じて圧縮機1の外部に排出される。すなわち、本実施例では旋回流配管16が液滴の排出部としての機能を果たす。
旋回流配管16は、側壁17に対して略水平に接続しても良いが、側壁17側が上向きとなるように傾斜して接続しても良い。こうすると、排出されるべき液滴が旋回流配管16内に溜まることを抑制できるので、効果的に液滴を排出できる。
本実施例によれば、旋回流配管16による旋回流の形成を効果的に行いつつ、すなわちプロセスガス中の液滴を効果的に分離しつつ、液滴を外部に排出できる圧縮機1を提供できる。
本実施例の構成は、以下の点を除き実施例1と同様に構成できる。
図3は、本実施例の圧縮機1の全体構成図である。本実施例では、底部15は、上面151と、上面151から下方に向かって延在する側面152とを有している。側面152は、側壁17の内壁と略平行に形成されており、本実施例では側壁の形状と同様の円筒状である。側面152は、側壁17の内壁に比べて、いわば一回り小さい形状にされているため、側面152及び側壁17の間には、液滴の保持部及び排出部としての機能を果たす細隙流路141が形成されている。細隙流路141は、液滴が側壁17及び側面152の間に保持される寸法に設定されている。このような寸法として好ましい範囲は、液滴の粘度、圧縮機1周囲の温度等を考慮して予め求めておくことができるが、例えば、側壁17の内面から側面152の外面の寸法を2mm以上3mm以下に、側面152の延在長さを170mm以上210mm以下にすることができる。液滴としては水が想定され、例えば環境圧力は10MPa、環境温度は140℃、粘度は0.19805mPa・sである。液滴を保持及び排出できるこのような底部15を設けることで、細隙流路141を通過する際の圧力損失を大きくできることからプロセスガスの進入を抑制できる。よって、液滴分離部1外部から底部15側を通じてプロセスガスが流入し、旋回流が弱まることを抑制できる。なお、このような細隙流路141を形成するためには、種々公知の方法を採用できるが、例えば側面152と側壁17の間にリブを設けて、側面152を固定する構造が考えられる。
さて、羽根車11が駆動して、プロセスガスが旋回流配管16から流入して旋回流になると、遠心力効果で液滴が側壁17に付着して液膜Lを形成する。この液膜は重力により底部15に向かって下降し、細隙流路141に保持されていく。細隙流路141に保持され得る液滴の量には上限があり、液滴の自重によって一部が保持され、残部は細隙流路141をさらに下降して外部に排出される。
例えばプロセスガスを昇圧する羽根車11の運転当初は、液滴が細隙流路141に保持されていないため、細隙流路141をプロセスガスが通過できる状態ではあるが、細隙流路141の寸法が小さく、旋回流配管16を通過する際の圧力損失より大きい圧力損失にされているため、その流入量は小さく抑えられる。このため、羽根車11の運転当初も効果的に旋回流を形成することができる。そして、液滴が細隙流路141に保持されると、液滴が側壁17及び側面152の間の蓋の役割を果たして、圧力損失値がさらに大きくなるので、細隙流路141を通じての吸込流路14へのプロセスガス進入をさらに抑制できる。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、分離した液滴を外部に効果的に排出可能な圧縮機1を提供できる。なお、液滴Lが存在しない状態の細隙流路141の圧力損失値は、例えば、旋回流配管16の圧力損失値の4倍以上にすることができる。
本実施例の構成は、以下の点を除き実施例1又は2と同様に構成できる。
図4は、本実施例の圧縮機1の全体構成図である。本実施例の圧縮機1は、旋回流配管16より上側かつ羽根車11の間に、側壁17の内面から内側に向けて突出した凸部171を有している。凸部171は、側壁17の内面全周に亘って設けられており、本実施例においては略円環状である。
吸込流路14に流入したプロセスガスは、旋回流配管16よりも上側に位置する羽根車11に向かうため、その流れに力を受けて、側壁17を液滴が上昇し得る。凸部171を設けることで、そのような液滴の上昇を抑制することができる。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、液滴がステータ13等に接触するおそれを低減した圧縮機1を提供できる。
本実施例の構成は、以下の点を除き実施例1乃至3何れかと同様に構成できる。
図5は本実施例の圧縮機1の全体構成図、図6は図5のB矢印方向から観察した図である。旋回流配管16より上側かつ羽根車11の間には、障害物18が設けられている。障害物18は、側壁17の内面から内側に向けて突出した凸部181と、吸込流路14の一部を塞ぐ部分壁182とを有している。
凸部181は、実施例3に例示した凸部171と同様に構成でき、液滴の上昇を抑制できる。部分壁182は、吸込流路14を流路方向(矢印B方向)に沿って観察した場合、吸込流路14のうち、側壁17近傍又は吸込流路14の中央側に設けられた構造物である。本実施例では、流路方向視で十字型に形成されている。部分壁182によってプロセスガスの旋回流を減速させることができる。プロセスガスの旋回流を減速させた上で羽根車11にプロセスガスを吸引させることで、圧縮効率を好適にすることができる。
旋回流によって液滴を分離した後に旋回流を減速させることが好ましいため、障害物18は、旋回流配管16から例えば0.15m以上離れた位置に設けると良い。
障害物18は、旋回流の減速を充分に行うべく、流路方向に沿って、例えば旋回流配管16から羽根車11までの距離の5%以上、10%以上、15%以上、又は20%以上延在しても良い。また、障害物18を1つに限らず複数個設けても良い。このようにすると、旋回流の減速をより効果的に行うことができる。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、昇圧効率を改善した圧縮機1を提供できる。なお、凸部181を省略して部分壁182のみを設けても良い。
本実施例の構成は、以下の点を除き実施例1乃至4何れかと同様にできる。
図7は、本実施例の圧縮機1の全体構成図である。本実施例では、底部15は、側壁17の内面に略接して摺動する、液滴の保持部としての機能を果たす底板153と、底板153に接続した弾性体154とを有する弁によって構成されている。圧縮機1は、旋回流配管16より下方に、圧縮機1の外部に連通した、液滴の排出部としての機能を果たす孔19を有している。
弾性体154としては、例えばバネを採用することができる。弾性体154は、底板153の自重のみが加わっている場合、底板153より下方に孔19が位置するように調整されている。
底板153が側壁17に略摺動するように設けられているため、孔19を通じて圧縮機1内に進入しようとするプロセスガスは、底板153より上側に通過することを抑制されている。このため、圧力損失は大きく、旋回流配管16を通じて進入する旋回流が弱まることを抑制できる。また、液滴が底板153の上側に保持され始めると、側壁17及び底板153の間に隙間が生じていても、液滴がその部分の蓋となり、プロセスガスの進入を抑制できる。
そして、底板153の上側に保持される液滴の量が増加していくと、液滴の重量に応じて弾性体153が圧縮され、底板153が下降していく。そして、液滴の重量が所定以上になると、底板153の上面が孔19の高さに一致するようになり、孔19を介して液滴が排出される。液滴の一部又は全部が排出されることで、底板153に保持される液滴の重量が軽くなるため、弾性体154は再び底板153を持上げ、底板153の上面が孔19より上側に位置するようになる。
底板153の形状は特に限られないが、例えば、平面状でも良いし、孔19に向かって下り傾斜となる凸形状でも良い。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、分離した液滴を外部に効果的に排出可能な圧縮機1を提供できる。
[ガス圧送システム]
図8は、各実施例で例示した本発明に係る圧縮機1を設置したガス圧送システム2の全体構成図である。圧縮機1は、地下数千m以上、例えば1000m以上の深さにまで掘られた井戸21中に位置する天然ガス田22に設置することができる。このような場所に設置された圧縮機1は、液滴分離部にて天然ガス中の異物を分離し、この天然ガスを利用してステータ等を冷却し、この天然ガスを羽根車11で昇圧して地上に向けて送ることができる。
1・・・圧縮機
11・・・羽根車(昇圧部)
12・・・シャフト
13・・・ステータ
14・・・吸込流路
141・・・細隙流路(保持部及び排出部)
15・・・底部
151・・・上面
152・・・側面
153・・・底板(保持部)
154・・・弾性体
16・・・旋回流配管(排出部)
17・・・側壁
171・・・凸部
18・・・障害物
181・・・凸部
182・・・部分壁
19・・・孔(排出部)
2・・・ガス圧送システム
21・・・井戸
22・・・天然ガス田

Claims (8)

  1. 吸込流路を内側に有する側壁と、
    該側壁に接続した旋回流配管と、
    該旋回流配管に対して一方側に位置するステータと、を有する圧縮機であって、
    該旋回流配管に対して他方側に位置する底部と、
    液滴を保持可能な保持部と、
    液滴を排出可能な排出部と、を有し、
    前記吸込流路及び当該圧縮機外部の間を、前記底部を通過して移動する場合の圧力損失は、前記吸込流路及び当該圧縮機外部の間を、前記旋回流配管を通過して移動する場合の圧力損失より大きいことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記底部は、蓋であり、
    該蓋が、前記保持部として機能することが可能で、
    前記旋回流配管が前記排出部として機能することが可能なことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記旋回流配管は、前記側壁側が上向きになるよう傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記底部は、前記側壁との間に細隙流路を形成し、
    該細隙流路が、前記保持部及び前記排出部として機能することが可能なことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  5. 前記底部は、底板と、該底板に接続した弾性体と、を有し、
    孔を有し、
    前記弾性体は、前記底板の重量が加わっている場合、前記底板を前記孔及び前記旋回流配管の間に位置させ、前記底板の重量より大きい所定値以上の重量が加わっている場合、前記底板を前記孔と同じ高さに位置させ、
    前記底板が前記保持部として機能することが可能であり、
    前記孔が前記排出部として機能することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  6. 前記旋回流配管及び前記モータの間に、前記側壁内面から内側に突出した凸部を有することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項に記載の圧縮機。
  7. 前記旋回流配管及び前記ステータの間に、前記吸込流路の流路方向視において、該吸込流路の中央側を塞ぐ部分壁を有することを特徴とする請求項1乃至6何れか一項に記載の圧縮機。
  8. 請求項1乃至7何れか一項に記載の圧縮機を、地下1000m以上の深さのガス田に設置し、ガスを昇圧して地上に向けて送るガス圧送システム。
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