JP2020029510A - インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法 - Google Patents
インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020029510A JP2020029510A JP2018155812A JP2018155812A JP2020029510A JP 2020029510 A JP2020029510 A JP 2020029510A JP 2018155812 A JP2018155812 A JP 2018155812A JP 2018155812 A JP2018155812 A JP 2018155812A JP 2020029510 A JP2020029510 A JP 2020029510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- color material
- resin
- inkjet
- printed matter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
Description
本発明の一実施形態のインクジェットインクセット(以下、単にインクセットともいう)は、黄色色材を含む黄色インク、赤色色材を含む赤色インク、青色色材を含む青色インクを含む。また、インクセットは、好適には、黒色色材を含む黒色インクをさらに含む。黄色色材、赤色色材、および、青色色材は、無機顔料である。黄色インク、赤色インク、および、青色インクは、それぞれのインクを塗布した場合に形成される塗膜の波長780〜2100nmにおける平均反射率が40%以上である。これにより、得られる塗膜は、優れた遮熱性を示す。また、無機顔料を含むそれぞれのインクが用いられることにより、得られる塗膜は、優れた耐候性を示す。以下、それぞれについて説明する。
・黄色インク
黄色インクは、黄色色材を含む。黄色色材は、無機顔料を含んでいればよく、特に限定されない。一例を挙げると、黄色色材を構成する無機顔料は、酸化鉄系顔料、水酸化鉄系顔料、クロム酸系顔料、チタンニッケル系顔料、チタンクロム系顔料、ビスマス系顔料、バナジウム系顔料、プラセオジウムジルコン系顔料等である。黄色色材は併用されてもよい。これらの中でも、黄色色材は、後述する塗膜の平均反射率が40%以上となりやすく、遮熱性の優れた塗膜を形成しやすい点から、酸化鉄系顔料、水酸化鉄系顔料、チタンニッケル系顔料、チタンクロム系顔料であることが好ましく、酸化鉄系顔料、水酸化鉄系顔料、チタンニッケル系顔料であることがより好ましく、水酸化鉄系顔料であることがさらに好ましい。
赤色インクは、赤色色材を含む。赤色色材は、無機顔料を含んでいればよく、特に限定されない。一例を挙げると、赤色色材を構成する無機顔料は、酸化鉄系顔料、ジルコン鉄系顔料、鉄アルミ系顔料、鉄亜鉛系顔料、マンガンアルミ系顔料等である。赤色色材は併用されてもよい。これらの中でも、赤色色材は、後述する塗膜の平均反射率が40%以上となりやすく、遮熱性の優れた塗膜を形成しやすい点から、酸化鉄系顔料、ジルコン鉄系顔料であることが好ましく、酸化鉄系顔料であることがよりに好ましい。
青色インクは、青色色材を含む。青色色材は、無機顔料を含んでいればよく、特に限定されない。一例を挙げると、青色色材を構成する無機顔料は、コバルト系顔料、コバルトアルミ系顔料、コバルトクロム系顔料等である。青色色材は併用されてもよい。これらの中でも、青色色材は、後述する塗膜の平均反射率が40%以上となりやすく、遮熱性の優れた塗膜を形成しやすい点から、コバルト系顔料、コバルトアルミ系顔料、コバルトクロム系顔料であることが好ましく、コバルトアルミ系顔料であることがより好ましい。
黒色インクは、本実施形態のインクセットにおいて、好適に含まれる。黒色インクは、黒色色材を含むことが好ましい。無機顔料は特に限定されない。一例を挙げると、黒色色材を構成する無機顔料は、ビスマスマンガン系顔料、イットリウムマンガン系顔料、銅クロム系顔料、銅鉄マンガン系顔料、コバルト鉄クロム系顔料、酸化ルテニウム、コバルトマンガン系顔料、チタンマンガン系顔料等である。黒色色材は併用されてもよい。これらの中でも、黒色色材は、後述する塗膜の平均反射率が40%以上となりやすく、遮熱性の優れた塗膜を形成しやすい点から、ビスマスマンガン系顔料およびイットリウムマンガン系顔料のうち、少なくともいずれか1つを含むことが好ましい。また、黒色色材としてビスマスマンガン系顔料およびイットリウムマンガン系顔料のうち、少なくともいずれか1つが含まれるよう用いられる場合、たとえば他の黒色色材(鉄クロム系顔料等)が用いられる場合と比較して、インクジェットインクセットは、得られる塗膜が赤みを帯びにくく、所望の黒色度を示しやすい。
本実施形態のインクセットを構成する各色インクは、上記各色材を含み、かつ、それぞれのインクを塗布した場合に形成される塗膜の波長780〜2100nmにおける平均反射率が40%以上となる組成であればよく、この条件を満たす限りにおいて、他の成分を適宜含んでよい。各色インクは、たとえば、バインダー樹脂、分散剤、溶剤および各種任意成分を含んでもよい。
バインダー樹脂は、たとえば、インクの粘度の調整、得られるプリント物の硬度の調整や形状を制御するために好適に含まれる。
フッ素樹脂は特に限定されない。一例を挙げると、フッ素樹脂は、各種含フッ素モノマーと、ビニルモノマーとの共重合体であることが好ましい。また、フッ素樹脂は、ビニルモノマーの中でも、ビニルエーテルモノマーとの共重合体であることがより好ましい。さらに、フッ素樹脂は、フルオロエチレンと、ビニルエーテルモノマーとの共重合体であることがより好ましい。なお、重合方法は特に限定されない。一例を挙げると、重合方法は、溶液重合、懸濁重合、塊状重合、乳化重合等である。
アクリル樹脂は特に限定されない。一例を挙げると、アクリル樹脂は、アクリル酸エステル(アクリレート)またはメタクリル酸エステル(メタクリレート)の重合体が例示される。より具体的には、アクリル樹脂は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸2−エチルへキシル等のアクリル酸アルキルエステル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のメタクリル酸アルキルエステル類;アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシブチル等のヒドロキシ基含有アクリル酸エステル類;メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸4−ヒドロキシブチル等のヒドロキシ基含有メタクリル酸エステル類などの重合体が例示される。これらは併用されてもよい。
塩化ビニル樹脂は特に限定されない。一例を挙げると、塩化ビニル樹脂は、塩化ビニルと、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸、マレイン酸、ビニルアルコール等の他のモノマーとの共重合体等が例示される。これらの中でも、塩化ビニル樹脂は、塩化ビニルおよび酢酸ビニルに由来する構成単位を含む共重合体(塩ビ酢ビ共重合体)であることが好ましい。
シリコーン樹脂は特に限定されない。一例を挙げると、シリコーン樹脂は、メチル系ストレートシリコーンレジン(ポリジメチルシロキサン)、メチルフェニル系ストレートシリコーンレジン(メチル基の一部をフェニル基に置換したポリジメチルシロキサン)、アクリル樹脂変性シリコーンレジン、ポリエステル樹脂変性シリコーンレジン、エポキシ樹脂変性シリコーンレジン、アルキッド樹脂変性シリコーンレジンおよびゴム系のシリコーンレジン等が例示される。これらは併用されてもよい。これらの中でも、シリコーン樹脂は、メチル系ストレートシリコーンレジン、メチルフェニル系ストレートシリコーンレジン、アクリル樹脂変性シリコーンレジンが好ましい。
分散剤は、上記色材を分散させるために好適に含まれる。分散剤は特に限定されない。一例を挙げると、分散剤は、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、高分子分散剤等である。分散剤は併用されてもよい。
溶剤は、各色インクにおいて、バインダー樹脂を溶解するために好適に含まれる。溶剤の種類は特に限定されない。一例を挙げると、溶剤は、水、グリコールエーテル系溶剤、アセテート系溶剤、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エステル系溶剤、炭化水素系溶剤、脂肪酸エステル系溶剤、芳香族系溶剤等である。溶剤は併用されてもよい。本実施形態の溶剤は、これらの中でも、グリコールエーテル系溶剤およびアセテート系溶剤のうち、少なくともいずれか一方を含むことが好ましい。グリコールエーテル系溶剤およびアセテート系溶剤は、いずれも低粘度であり、かつ、比較的沸点が高い。そのため、これらを溶剤として含むインクは、乾燥性がより改善されており、インクジェットプリント時における吐出安定性がより優れている。
本実施形態のインクセットを構成する各色インクは、上記した成分のほかに、適宜任意成分が含有されてもよい。一例を挙げると、任意成分は、熱安定剤、酸化防止剤、防腐剤、消泡剤、浸透剤、還元防止剤、レベリング剤、pH調整剤、重合禁止剤、紫外線吸収剤および光安定剤等である。
本発明の一実施形態のプリント物の製造方法は、上記したインクジェットインクセットを用いて、インクジェット方式により基材にインクを付与する印刷工程と、基材を乾燥させる乾燥工程とを含む。本実施形態のプリント物の製造方法は、これら印刷工程および乾燥工程を含んでいればよく、他の工程は特に限定されない。また、乾燥工程は、インクジェットインクの種類(紫外線硬化型インクジェットインクであるか等)によって、適宜条件が最適化され得る。以下、それぞれについて説明する。
・付与工程
インクジェット記録方式によりインクセットを構成するインクを基材に付与する方式は特に限定されない。このような方式は、荷電変調方式、マイクロドット方式、帯電噴射制御方式、インクミスト方式等の連続方式、ピエゾ方式、パルスジェット方式、バブルジェット(登録商標)方式、静電吸引方式等のオン・デマンド方式等が例示される。
インクが付与された基材は、次いで、乾燥される。乾燥条件は特に限定されない。一例を挙げると、乾燥温度は、50℃以上であることが好ましく、80℃以上であることがより好ましく、100℃以上であることがさらに好ましい。また、乾燥温度は、400℃以下であることが好ましく、300℃以下であることがより好ましく、200℃以下であることがさらに好ましい。乾燥時間は、1分以上であることが好ましく、2分以上であることがより好ましく、3分以上であることがさらに好ましい。また、乾燥時間は、60分以下であることが好ましく、30分以下であることがより好ましく、10分以下であることがさらに好ましい。このような乾燥により、インク中の色材が変色等を起こしにくく、かつ、溶剤が取り除かれ得る。乾燥は、インクの滲みを防止するために、インクが基材に付与された同時もしくは直後に行われることが好ましい。
本発明の一実施形態のインクジェットプリント物の製造方法(以下、単にプリント物の製造方法ともいう)は、特に上記した紫外線硬化型インクを用いてインクジェットプリント物を製造する場合には、インクジェット方式により基材上に付与する工程と、付与したインクに紫外線を照射して乾燥させる工程(硬化工程)と、を含む。以下、それぞれについて説明する。
付与工程は、上記したインクを、インクジェット方式により基材上に付与する工程である。基材は特に限定されない。基材は、上記したものと同様のものを使用し得る。また、インクを付与するためのインクジェット装置は、上記したものと同様のものを使用し得る。
乾燥工程(硬化工程)は、付与したインクに紫外線を照射して硬化させる工程である。基材上に吐出されたインクは、インクジェット装置に付帯された紫外線照射ランプによって紫外線が照射され、硬化される。紫外線照射ランプは、水銀ランプやガス・固体レーザー等が例示される。これらの中でも、紫外線照射ランプは、水銀ランプ、メタルハライドランプであることが好ましい。ほかにも、紫外線照射ランプは、紫外線発光ダイオード(UV−LED)や紫外線レーザダイオード(UV−LD)であってもよい。
(色材)
黄色色材1:HY−100、酸化鉄系無機顔料、チタン工業(株)製
黄色色材2:NF−5850、Ti−Ni系無機顔料、日研(株)製
黄色色材3:Cromophtal Yellow D1085、アゾニッケル系有機顔料、BASF社製
赤色色材1:R−516P、酸化鉄系無機顔料、チタン工業(株)製
赤色色材2:M−663、Zr−Fe系無機顔料、日陶顔料(株)製
赤色色材3:Ink Jet Red E5B02、キナクリドン系有機顔料、クラリアントジャパン(株)製
青色色材1:#9410、Co−Al系無機顔料、大日精化工業(株)製
青色色材2:NF−2500、Co−Cr系無機顔料、日研(株)製
青色色材3:Hostaperm Blue P−BFS、銅フタロシアニン系有機顔料、クラリアントジャパン(株)製
黒色色材1:Black L 0095、Fe−Cr系無機顔料、BASF社製
黒色色材2:NF−550、Y−Mn系無機顔料、日研(株)製
黒色色材3:Black 6301、Bi−Mn系無機顔料、アサヒ化成工業(株)製
黒色色材4:NiPex35、カーボンブラック、オリオン・エンジニアドカーボンズ(株)製
(樹脂)
樹脂1:LF−200F、フッ素樹脂、旭硝子(株)製、三フッ化エチレン/ビニルモノマー交互共重合体
樹脂2:ウレタンアクリレート、アルケマ社製、CN991、脂肪族系ウレタンアクリレート
樹脂3:アクリロイルモルフォリン、KJケミカルズ(株)製、ACMO、アクリルアミド系モノマー
樹脂4:アクリルモノマー、大阪有機化学工業(株)製、MEDOL−10、単官能アクリルモノマー
(分散剤)
分散剤1:高分子分散剤、Solsperse 33000、ルーブリゾール社製
(溶剤)
溶剤1:ジエチレングリコールジエチルエーテル(DEDG)、グリコールエーテル系溶剤、日本乳化剤(株)製、沸点:189℃
以下の表1〜表8に示される処方(単位は質量部)にしたがって、実施例1〜6、比較例1〜2の各色インクからなるインクセットを調製した。具体的には、各成分を樹脂にミキサー混合し、濾過することにより、各色インクを調製し、組み合わせてそれぞれのインクセットを作製した。得られたインクセットを用いて、以下のインクジェット条件にて基材(クロメート処理を行ったアルミ鋼板に市販のフッ素塗料(ボンフロン#1000SR上塗り、AGCコーテック(株)製)をエアスプレーで約150g/m2塗布し、200℃環境下で3分間の乾燥を行った)に対してインクジェットプリントを行い、プリント物を作製した。
シングルパス方式
ドットサイズ:30pl
ノズル径:40μm
駆動電圧:80V
パルス幅:10μm
周波数:10kHz
解像度:400×600dpi
塗布量:10g/m2
基材温度:50℃(加温)
柄:各色インクのベタ柄
溶剤系インクジェットインクである実施例1〜4および実施例6、比較例1〜2は、プリント後200℃環境下で1分間乾燥を行った。紫外線硬化型インクジェットインクである実施例5は、プリント後直ちに以下の条件にて乾燥を行った。
紫外線照射ランプ:メタルハライドランプ
照射強度:0.5mW/cm2
積算光量:400mJ/cm2
照射高さ:40mm
調製後のインクを50℃に調整し、B型粘度計(東機産業(株)製、TVB−20LT、ロータ回転数60rpm)を用いて粘度を測定した。
各色インクを、基材(クロメート処理を行ったアルミ鋼板に市販のフッ素塗料(ボンフロン#1000SR上塗り、AGCコーテック(株)製)をエアスプレーで約150g/m2塗布し、200℃環境下で3分間の乾燥を行った)に対して、上記プリント物と同様の条件でインクジェット印刷を行い、塗膜を形成した。得られた塗膜の乾燥膜厚は約10μmであった。得られた塗膜を、紫外可視近赤外分光光度計という装置(型番:UV−3600plus、販売者名:島津製作所(株)製)を用いて、JIS K 5602に準じた条件で測定した場合に測定された近赤外線領域である780nm〜2100nmにおける平均反射率を測定した。
(評価基準)
○:平均反射率がいずれの色インクも40%以上であった。
△:平均反射率がいずれかの色インクが30%以上40%未満であった。
×:平均反射率がいずれの色インクも30%以下であった。
プリント物に対して、スーパーUVテスター(岩崎電気(株)製、SUV−W161)を用いて、超促進耐候試験として紫外線照射6時間(UV条件100mW/cm2、温度63℃、湿度50%)実施後、次いでシャワー30秒の後、なりゆきで結露2時間実施を1サイクルとし、合計600時間実施した後の色差を測定した。
(色差測定方法)
プリント物の超促進耐候試験前に対する試験後のΔEを色差とした。色差は分光測色計(コニカミノルタ(株)製、CM−3700)を用いて、測定した。
(評価基準)
○:色差がΔE≦3であった。
△:色差が3<ΔE≦5であった。
×:色差がΔE>5であった。
赤外反射率と同様な条件で作製した塗膜を分光測色計(コニカミノルタ(株)製、CM−3700)を用いて、L*値を測定値とし、黒色度とした。
(評価基準)
◎:黒色度がL*≦30であった。
○:黒色度が30<L*≦40であった。
×:黒色度がL*>40であった。
Claims (6)
- 黄色色材を含む黄色インク、赤色色材を含む赤色インク、青色色材を含む青色インクを含み、
前記黄色色材、前記赤色色材、および、前記青色色材は、無機顔料であり、
前記黄色インク、前記赤色インク、および、前記青色インクは、それぞれのインクを塗布した場合に形成される塗膜の波長780〜2100nmにおける平均反射率が40%以上である、インクジェットインクセット。 - 前記黄色色材、前記赤色色材、および、前記青色色材は、平均粒子径が100〜1000nmである、請求項1記載のインクジェットインクセット。
- 黒色色材を含む黒色インクをさらに含み、
前記黒色インクは、前記黒色インクを塗布して形成される塗膜の波長780〜2100nmにおける平均反射率が40%以上であり、
前記黒色色材は、ビスマスマンガン系顔料およびイットリウムマンガン系顔料のうち、少なくとも1つを含む、請求項1または2記載のインクジェットインクセット。 - 前記黄色インク、前記赤色インク、および、前記青色インクは、それぞれバインダー樹脂を含み、
前記バインダー樹脂は、フッ素樹脂である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットインクセット。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットインクセットのインクが付与された、インクジェットプリント物。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットインクセットを用いて、インクジェット方式により基材にインクを付与する印刷工程と、
前記基材を乾燥させる乾燥工程とを含む、プリント物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018155812A JP7166104B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018155812A JP7166104B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020029510A true JP2020029510A (ja) | 2020-02-27 |
JP7166104B2 JP7166104B2 (ja) | 2022-11-07 |
Family
ID=69623859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018155812A Active JP7166104B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7166104B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10751214B2 (en) | 2011-05-18 | 2020-08-25 | Nigel Kelly | Fluid dispenser |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215385A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Toda Kogyo Corp | 赤外線反射性青色顔料、該赤外線反射性青色顔料を用いた塗料及び樹脂組成物 |
JP2009263547A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toda Kogyo Corp | 太陽光高反射塗料用着色顔料 |
JP2013049813A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Kmew Co Ltd | 化粧建築材の製造方法及び化粧建築材 |
JP2013520532A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-06-06 | フエロ コーポレーション | 日射反射率改良のための顔料添加剤 |
JP2018080263A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | セーレン株式会社 | インクジェットインクセット、プリント物の製造方法およびプリント物 |
-
2018
- 2018-08-22 JP JP2018155812A patent/JP7166104B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215385A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Toda Kogyo Corp | 赤外線反射性青色顔料、該赤外線反射性青色顔料を用いた塗料及び樹脂組成物 |
JP2009263547A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toda Kogyo Corp | 太陽光高反射塗料用着色顔料 |
JP2013520532A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-06-06 | フエロ コーポレーション | 日射反射率改良のための顔料添加剤 |
JP2013049813A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Kmew Co Ltd | 化粧建築材の製造方法及び化粧建築材 |
JP2018080263A (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | セーレン株式会社 | インクジェットインクセット、プリント物の製造方法およびプリント物 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10751214B2 (en) | 2011-05-18 | 2020-08-25 | Nigel Kelly | Fluid dispenser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7166104B2 (ja) | 2022-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10119042B2 (en) | Ink, inkjet printing apparatus, inkjet printing method, and printed matter | |
JP6366669B2 (ja) | インクジェットインクセット、プリント物の製造方法およびプリント物 | |
CN107922762B (zh) | 基于可辐射固化聚氨酯的粘合剂分散体 | |
US10519332B2 (en) | Waterbased UV inkjet ink containing synthetic thickener | |
JP6658738B2 (ja) | インクジェット記録用マゼンタインキ | |
CN102421859A (zh) | 具有高伸长率的热成形喷墨油墨 | |
TWI575033B (zh) | 噴墨記錄用油墨組成物、印刷物之製造方法及印刷方法 | |
US11072197B2 (en) | Method for manufacturing printed matter | |
JP2010194462A (ja) | 建築板の製造方法 | |
JP4744131B2 (ja) | 紫外線硬化型インクジェットインク | |
JP2011235632A (ja) | インクセット及び画像形成方法 | |
JPWO2018062212A1 (ja) | インクジェット記録用水性インク組成物、及び、画像形成方法 | |
JP2010112073A (ja) | 建築板 | |
JP7166104B2 (ja) | インクジェットインクセット、プリント物およびプリント物の製造方法 | |
JP2017137369A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
US20230092800A1 (en) | Image recording method | |
JP7406364B2 (ja) | 紫外線硬化型インクジェットインクセットおよびプリント物の製造方法 | |
JP7038268B1 (ja) | インク組成物 | |
JP7089955B2 (ja) | インクジェットインク、インクジェットプリント物およびインクジェットプリント物の製造方法 | |
WO2020054290A1 (ja) | インク組成物、インクセット及び画像記録方法 | |
JP2013086354A (ja) | 紫外線硬化型インクジェットプリント用基材、紫外線硬化型インクジェットプリント物およびその製造方法 | |
JP2020075979A (ja) | インクジェット印刷用水系インク | |
JP2023101323A (ja) | インク、インクセット、インクジェット印刷装置、及びインクジェット印刷方法 | |
JP2019163381A (ja) | インクジェット記録用インク、及び記録方法 | |
JP7288357B2 (ja) | インクセット、積層体、積層体の製造方法及び記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7166104 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |