JP2020028757A - 放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム - Google Patents

放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020028757A
JP2020028757A JP2019214521A JP2019214521A JP2020028757A JP 2020028757 A JP2020028757 A JP 2020028757A JP 2019214521 A JP2019214521 A JP 2019214521A JP 2019214521 A JP2019214521 A JP 2019214521A JP 2020028757 A JP2020028757 A JP 2020028757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
protocol
imaging protocol
radiation
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019214521A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6937818B2 (ja
Inventor
安部 雅浩
Masahiro Abe
雅浩 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2015001077A external-priority patent/JP6624784B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019214521A priority Critical patent/JP6937818B2/ja
Publication of JP2020028757A publication Critical patent/JP2020028757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6937818B2 publication Critical patent/JP6937818B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】放射線撮影システムにおいて撮影プロトコルを容易に変更することを可能にする技術を提供する。【解決手段】被写体に放射線を照射し、放射線画像を取得する放射線撮影システムは、放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む第一の撮影プロトコルを取得し、取得した撮影プロトコルの一部のパラメータが異なる第二の撮影プロトコルを、記憶手段に記憶された複数の撮影プロトコルから検索し、第二の撮影プロトコルが特定された場合、該特定された第二の撮影プロトコルの中から第一の撮影プロトコルの置換先となる撮影プロトコルを選択するためのユーザインタフェースを表示手段に表示させ、ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、第一の撮影プロトコルを、選択された第二の撮影プロトコルに置換する。【選択図】 図3

Description

本発明は放射線撮影システム及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラムに関し、特に、医療用放射線画像を撮影するための放射線撮影装置に関する。
近年、X線信号をデジタル画像に変換して出力するフラットパネルディテクタなどのX線センサを用いたX線撮影システムが普及してきている。一般的なX線撮影システムでは撮影に先だち、検査についてマニュアル(手動)で撮影プロトコルを登録したり、またはRIS(放射線科情報システム)から通知された撮影オーダーに基づき撮影プロトコルを展開して、検査に登録したりする。RISはRadiology Information Systemの略称である。検査が開始されると、技師は登録された撮影プロトコルに基づいて患者のポジショニング、X線発生条件などを確認した後、X線撮影を行う(特許文献1参照)。なお、撮影プロトコルとは、撮影条件や撮影画像に対して施す画像処理の内容等を示すパラメータを含む、放射線撮影を規定する情報である。
特開第2000−308631号公報
撮影オーダーによって展開された撮影プロトコルは、実際に撮影する際に技師の判断により別の撮影プロトコルに置き換えられる場合がある。例えば、患者が車椅子を使っている場合、立位では撮影することができないため、座位の撮影プロトコルに置き換えるようなことが行われる。撮影プロトコルの置き換えは、意図的に部位を変更したい場合の他にも、撮影オーダー自体が誤っている場合や、その場で追加した撮影プロトコルが誤っている場合などにもなされる可能性がある。そのような撮影プロトコルでは、同一部位で左右を入れ替えるパターンや照射方向を入れ替えるパターンなど、いくつかの置き換えパターンが存在する。
従来、撮影プロトコルの置き換えを簡単に行えるようにするために、ある撮影プロトコルに対して予め登録された置換候補となる撮影プロトコルを一覧表示し、表示された置換候補プロトコルを操作者(ユーザ)が選択するようにしていた。しかし、撮影プロトコルのあらゆる誤りを想定して全ての置換候補を登録するようにすると、置換候補数のが膨大になり登録に手間がかかるだけでなく、選択肢が過剰に増えて、置換候補から所望の撮影プロトコルを探して選択するのに手間がかかってしまう。仮に、置換候補プロトコルを代表的なものに限定したとしても、左右の間違いなどを修正するために撮影プロトコルを置き換えるような場合であっても、全登録プロトコルから探し出すという操作が要求され、操作性が良いとはいえなかった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、放射線撮影システムにおいて撮影プロトコルを容易に変更することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による放射線撮影システムは以下の構成を備える。即ち、
放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルに応じて制御された放射線発生装置から被写体に照射されて該被写体を透過した放射線を検知して、該放射線に応じた放射線画像を取得するセンサ部と、
前記撮影プロトコルに応じて前記センサ部で取得された放射線画像の画像処理を行うための前記放射線撮影に関する処理を行う情報処理装置と、を備える放射線撮影システムであって、
前記情報処理装置は、
複数の撮影プロトコルを記憶する記憶手段と、
前記撮影プロトコルとして第一の撮影プロトコルを取得する取得手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の撮影プロトコルから、前記第一の撮影プロトコルとその一部のパラメータが異なる撮影プロトコルとして第二の撮影プロトコルを特定する特定手段と、
操作者からの指示に応じて前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換するユーザインタフェースを表示手段に表示された前記第一の撮影プロトコルを示すプロトコル表示領域に表示させる制御手段と、
前記ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換する置換手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、放射線撮影システムにおいて撮影プロトコルを容易に変更することを可能にする技術を提供することができる。
放射線撮影システムのハードウェア構成図。 放射線撮影システムの機能構成図。 放射線撮影システムが実行する処理の手順を示すフローチャート。 放射線撮影システムのGUIの一例を示す図。 撮影プロトコルのパラメータを切り替えるためのGUIの一例を示す図。 設定情報の一例を示す図。 設定情報の一例を示す図。 放射線撮影システムのGUIの一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<<実施形態1>>
(放射線撮影システム)
図1は本発明の一実施形態(実施形態1)に係る放射線撮影システムのハードウェア構成図の一例を示すブロック図である。図1において、制御部101は、RAM1010、ROM1011、LAN/IF1012、DISK/IF1013、CPU1014、不揮発性記憶装置1015を備え、これらがシステムバス1016によって互いに接続されている。
RAM1010は書込み可能メモリであり、処理演算のワークエリアとして用いられる。ROM1011は読出し専用メモリであり、基本プログラムや基本データ等を記憶する。LAN/IF1012は、制御部101が外部機器と通信するための通信インタフェースである。本実施形態では、LAN(Local Area Network)により通信する場合を説明するが、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の他の通信方式により通信しても構わない。DISK/IF1013は、データ、コンピュータプログラム等を記録する記録媒体にアクセスするためのインタフェースである。本実施形態では、記録媒体としてフレキシブルディスク(FD)を用いる場合を説明するが、CD、DVD、BD、USBメモリ、フラッシュメモリ等の他の記録媒体を用いても構わない。CPU1014は中央演算ユニットであり、オペレーティングシステム(OS)等のコンピュータプログラムに基づき、システムバス1016に接続された各構成要素の動作を制御する。不揮発性記憶装置1015は大容量記憶装置であり、OS、アプリケーションプログラム、撮影に関する各種データ等が記憶される。本実施形態では、不揮発性記憶装置1015はハードディスクにより実現されるが、SSD(Solid State Drive)、磁気テープ等のデータを記憶可能な任意の記憶装置を用いることが可能である。このように、制御部101は、一般的なコンピュータ構成を備えている。
制御部101は、操作者による操作部105を介した入力に基づき、センサユニット(センサ部102)の駆動やX線発生部103への制御を行う。また、撮影プロトコルデータ、画像データなどの各種データを管理する。制御部101は、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末等の情報処理装置により実現することができる。
操作部105は、ポインティングデバイス、キーボード、照射スイッチなどの入力装置によって構成され、操作者が制御部101に対して各種コマンドやデータを入力するために使用される。表示部104はCRTや液晶ディスプレイなどの一般的なモニタによって構成され、画像データやGUI(グラフィカルユーザインタフェース)などを画面に表示する。また、タッチパネルのように操作部105の入力機能を兼ね備えたモニタも表示部として構成可能である。
X線発生部103はX線発生装置(放射線発生装置)である。X線発生部103は、X線発生装置が備える曝射ボタン(不図示)の押下などの操作に応じて、X線管(不図示)から被写体を介してセンサ部102へ向けてX線を照射する。なお、本実施形態では、撮影に用いられる代表的な放射線としてX線を用いる場合を説明するが、他の波長の放射線を用いても構わない。
センサ部102は被写体を透過したX線信号を検知して放射線画像を形成・取得するセンサユニットであり、取得された画像は制御部101へ転送される。外部機器106は撮影画像を収集管理するシステムであり、DICOM通信を可能な外部システム全般を示している。このような外部機器106のうち代表的なものは、例えば、撮影オーダーの取得先であるRISや、撮影画像を保存、表示するためのPACS(画像保存通信システム)がある。なお、PACSはPicture Archiving and Communication Systemの略称である。
次に、本実施形態における放射線撮影システムの機能構成について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る放射線撮影システムの機能構成を示すブロック図である。図2に示す各機能要素は制御部101がコンピュータプログラムに基づき演算することで実現されるが、一部または全ての機能要素を専用のハードウェアにより実現してもよい。
プロトコル登録部201は撮影プロトコルに関連付けられるパラメータを撮影プロトコル名とともに入力し登録するための機能ブロックである。プロトコル登録部201は、操作部105のマウス、キーボードなどの入力デバイスによって、放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルを登録して取得する。撮影プロトコルに係るパラメータの属性は、例えば、撮影方向、被写体の部位、側性、被写体サイズ、被写体の姿勢、切出しサイズ、放射線(X線等)の照射条件、画像処理条件の少なくともいずれかが含まれうるが、これに限られない。本実施形態では、撮影プロトコルを操作者の入力により登録して取得する場合を説明するが、記録媒体等の記憶装置から読み出したり、LAN/IF1012を介して外部装置から通信により取得してもよい。
プロトコル保持部202はプロトコル登録部201によって入力されたプロトコル情報を不揮発性記憶装置1015に構築されたデータベースなどによって永続化して保持・記憶する機能を担う。プロトコル検索部203はプロトコル保持部202に保存されている撮影プロトコルを、所定の条件に基づいて検索する機能ブロックである。より具体的には、プロトコル登録部201において登録・取得した撮影プロトコルの一部のパラメータが異なるパラメータに置換された撮影プロトコルを、プロトコル保持部202に保持された複数の撮影プロトコルから検索する。プロトコル検索部203は、制御部101内でメモリ(RAM1010等)上に展開されたコンピュータプログラムにより実行される。
プロトコル変更可否表示部204は、プロトコル検索部203の検索結果に基づき、表示部104に対してGUIとして表示する機能ブロックである。すなわち、一部のパラメータが置換された撮影プロトコルが検索された場合、プロトコル登録部201で取得した撮影プロトコルの一部のパラメータを、その属性ごとに、異なるパラメータに置換するためのGUIを表示手段に表示させる制御を行う。
プロトコル置換部205はユーザ入力の指示に基づいて、撮影プロトコルの置き換え処理を行う役割を担う部分である。すなわち、プロトコル置換部205は、GUIに対する操作者の指示に従い、プロトコル登録部201において取得した撮影プロトコルを、一部のパラメータが異なるパラメータに置換された撮影プロトコルに置換する。
本実施形態では、撮影プロトコルが特定されると、その撮影プロトコルの一部のパラメータを別のパラメータに置き換えた撮影プロトコルを検索し、検索結果に応じて、一部のパラメータを置換するためのGUIを生成して選択可能に表示する。このため、操作者は、置換可能な全ての撮影プロトコルのリストから選択したり、あらかじめ置換候補を登録したりすることなく、所望の撮影プロトコルへ容易に置換することが可能となる。
(処理手順)
次に、図3を用いて本実施形態に係る処理のフローを説明する。図3は、本実施形態に係る放射線撮影システムが実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。本フローはある撮影プロトコルに対してプロトコル変更ボタンが表示され、そのボタンを押下することによって撮影プロトコルが置き換えられるまでの典型的な処理手順を示している。なお、本フローの前提として、予め撮影プロトコルがプロトコル保持部に登録されている。以下の各ステップは、CPU1014の制御に基づき実行される。
ステップS301では、変更可否ボタンを表示するか否かを決定する対象となる撮影プロトコル名を取得する。一般的には検査に対して登録された撮影プロトコルのすべてが対象となり得る。または、これから撮影を行うために選択された撮影プロトコルであってもよい。このように、対象となる撮影プロトコルの特定はいかなる手法により行っても構わない。本ステップでは、対象となる撮影プロトコルが特定された後に、その撮影プロトコルのプロトコル名を取得する。
ステップS302では、ステップS301で取得された撮影プロトコル名から一部の属性のパラメータが異なる撮影プロトコルを検索するための検索条件を生成する。例えば、ステップS301で「右手正面」という撮影プロトコルが特定された場合、左右属性の異なる撮影プロトコルを検索するために、パラメータ「右」を「左」に置換して「左手正面」という文字列を生成する。ステップS303では、ステップS302で生成された検索文字列に基づき、プロトコル保持部202に対して検索を実行する。
ステップS304では、プロトコル検索ステップS303の結果に基づき、処理内容を分岐するように制御する。ステップS302の検索条件に合致する撮影プロトコルが存在する場合(S304でYES)にはステップS305へ進み、存在しない場合(S304でNO)は処理を終了する。
ステップS305では、プロトコル変更ボタンをGUIとして表示する処理を行う。ステップS306では、ステップS305で表示されたボタンが押下されたか否かを判断して処理内容を分岐する制御を行う。ボタンが押下される(S304でYES)とステップS307へ移行し、押下されなければ(S304でNO)処理を何も行わずにフローを終了する。
ステップS307では、現在の撮影プロトコルをステップS303で見つかった撮影プロトコルに置き換える。先の例の場合であれば「右手正面」から「左手正面」に変更される。そして、処理を終了する。
(GUI例)
次に、図4を用いて、本実施形態に係る放射線撮影システムのGUI例を説明する。図4は放射線撮影システムの検査開始直後のGUIの一例を示したものである。図4(A)はプロトコル変更ボタン押下前のGUI例を示し、図4(B)はプロトコル変更ボタン押下後のGUI例を示している。
401は操作画面全体を示しており、402は画像表示領域である。図4(A)、図4(B)には、まだ、撮影実施前であるため画像表示領域402には画像が表示されていない様子が示されている。403は本検査の被験者である患者の情報を表示する領域である。図4(A)、図4(B)の例では、患者IDが「22222」、患者名が「キヤノン二郎」、患者の生年月日が2000年2月3日である場合が示されている。
404は検査情報表示部であり、検査を識別するAccession番号(図4(A)、図4(B)では「ACC#」と表記)を表示する領域である。図4(A)、図4(B)の例では、Accession番号が「12345」である例を示している。405はプロトコル表示部であり、図4(A)の例では、今回の撮影は「右手正面」の撮影を予定している検査であることが分かる。
406はプロトコル変更ボタンであり、本例ではステップS304において「左手正面」の撮影プロトコルが見つかった場合にステップS305で表示されるボタンの一例を示している。407はプロトコル変更ボタン406を押下後のプロトコル表示部であり、「右手正面」から「左手正面」に撮影プロトコルが切り替わっている様子を示している。408は左手正面プロトコルに対するプロトコル変更ボタンであり、このボタンを押下することによって「左手正面」から「右手正面」に切り替えることができ、再度図4(A)の状態に戻ることとなる。
以上のように、本実施形態に係る放射線撮影システムは、放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコル(第一の撮影プロトコル)を取得する。そして、取得した撮影プロトコルの一部のパラメータが異なる撮影プロトコル(第二の撮影プロトコル)を、記憶装置に記憶された複数の撮影プロトコルから検索する。検索により第二の撮影プロトコルが特定された場合、該特定された第二の撮影プロトコルの中から第一の撮影プロトコルの置換先となる撮影プロトコルを選択するためのユーザインタフェースを表示部に表示させる。ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、第一の撮影プロトコルを、選択された第二の撮影プロトコルに置換する。このため、操作者は、第一の撮影プロトコルを所望の撮影プロトコルに容易に置換することが可能である。
また、本実施形態に係る放射線撮影システムは、撮影プロトコルのプロトコル名を取得すると、プロトコル名を基に検索条件を生成し、その撮影プロトコルの一部のパラメータを別のパラメータに置き換えた撮影プロトコルを検索する。そして、検索結果に応じて、一部のパラメータを置換するためのプロトコル変更ボタンを生成して操作者が選択できるように表示する。このため、操作者は、置換可能な全ての撮影プロトコルのリストから所望のものを探すなど煩わしい作業をすることなく、撮影プロトコルの一部の属性に係るパラメータが異なる別の撮影プロトコルに容易に切り替えることが可能である。したがって、撮影プロトコルの置き換え処理に対する操作性の向上が期待される他、あらかじめ置換候補を登録しておく必要もないため、システムの設置作業の短縮も期待される。
また、本実施形態では、プロトコル名に基づき検索条件を自動的に生成し、当該検索条件により一部のパラメータが異なるパラメータに置換された撮影プロトコルを検索する。このため、置換候補となる撮影プロトコルを操作者の操作を要することなく提示することができるため、操作者やシステム管理者の煩わしい操作を必要とせず、操作性を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、第一の撮影プロトコルのパラメータを他のパラメータに置換するための絵柄(プロトコル変更ボタン)を、その属性毎に表示部104のプロトコル表示部405に選択可能に表示させる。そして、絵柄が操作者に選択されたことに応じて、第一の撮影プロトコルを、当該絵柄の属性に係るパラメータを他のパラメータに置き換えた第二の撮影プロトコルに置換する。このため、本実施形態によれば、操作者は撮影プロトコルに含まれるパラメータを容易に置換することができる。
なお、第一の撮影プロトコルの一部のパラメータが異なる撮影プロトコルを検索した結果、一部のパラメータが異なる撮影プロトコルが特定されない場合には、ユーザインタフェースにおいて撮影プロトコルを置換できないようにしてもよい。例えば、撮影プロトコル領域405内にプロトコル変更ボタンを表示しないようにしたり、プロトコル変更ボタンを表示しても操作入力により置換が実行されないようにしてもよい。これにより、誤操作の可能性を低減することができる。
<<実施形態2>>
実施形態1においては撮影プロトコルに関連付けられた属性のうち左右を意味する「側性」のパラメータが異なる別の撮影プロトコルを検索する例を示したが、置換対象となる属性は「側性」に限られない。X線撮影条件、画像処理条件、部位、撮影方向など任意の属性についても同様の処理を行うことができる。ここでは、一例として、「左手正面」を「左手側面」に変更するなど、撮影方向に関してパラメータ置換を行う例を説明する。
図5は撮影方向が異なる撮影プロトコルに切り替える際のボタンの表示例を示したものである。図5(A)は切り替え前、図5(B)は切り替え後の撮影プロトコルの表示領域の様子を示している。501はプロトコル表示領域であり、「右手正面」の撮影を行う撮影プロトコルであることを示している。502はプロトコル変更ボタンであり、撮影プロトコルのうち撮影方向が異なる撮影プロトコルへ切り替えができることを示している。503はプロトコルボタン502を押下後の撮影プロトコルの状態を示しており、「右手正面」から「右手側面」に撮影プロトコルが切り替わっている状態である。504は「右手側面」プロトコルに対して撮影方向の異なる撮影プロトコルへ切り替えるためのボタンであり、押下すると図5(A)の状態に戻ることとなる。
このように、「側性」以外の属性のパラメータについも、実施形態1と同様に、置換候補となるパラメータを自動的に検索して、パラメータ置換のためのGUIを生成して表示する。このため、置換候補を予め登録するなどの準備を要することなく、置換先の撮影プロトコルの選択を容易にして、操作性を向上させることが可能となる。
<<実施形態3>>
検索条件の文字列を生成するために左右を意味する文字列を入れ替える、撮影方向を意味する文字列を入れ替えるなどの処理を実現する際に、検索文字列の生成ルールを事前設定しておくことで、より柔軟な運用が可能となる。例えば、左右を意味する文字列は日本語では「左/右」であるが、英語では「Left/Right」となるため、固定的な文字列置換処理では様々な運用に対応することが困難である。そのため、検索文字列を生成するためのルールをあらかじめ設定しておくことにより、より柔軟な検索文字列の生成が可能となる。
図6は、検索文字列を生成する際に利用する設定値の例を示している。設定には属性カテゴリ、検索文字列、置換文字列が定義されている。属性カテゴリは、撮影プロトコルに関連付けられているパラメータのうち、置き換え対象となる属性のカテゴリを意味する。設定情報としての検索文字列は、プロトコル保持部202に対する検索文字列ではなく、置換元の撮影プロトコル名の検索対象を特定するための文字列である。図6の場合カテゴリとして側性、撮影方向、撮影姿勢の3つが定義されている。図6に示されている撮影方向として「正面」、「側面」が定義されている場合、プロトコル名として「胸部正面」が取得された場合に、置き換え候補の検索条件として生成されるプロトコル名は「胸部側面」となる。また、逆に「胸部側面」に対しては「胸部正面」が検索文字列対象となる。属性カテゴリを定義する意味は、複数の属性にまたがって検索文字列を生成しないためである。例えば、「左手正面」という撮影プロトコルに対して図6の設定値に基づいて検索文字列を生成すると「左手側面」「右手正面」「右手側面」という3つのバリエーションが存在してしまうことになる。そこで、属性カテゴリごとに個別に検索文字列を生成することで側性に対しては「右手正面」、撮影方向に対しては「左手側面」と唯一に決定することができる。なお、図6において、PAは“Posterior-Anterior view”の略称であり、LATは“Lateral”の略称である。
このように、本実施形態では、パラメータの属性毎に、置換対象のパラメータと置換後のパラメータとの関係を示す情報を検索条件の生成ルール情報として保持しておく。そして、この生成ルール情報に基づき、プロトコル登録部201において取得した撮影プロトコルの一部のパラメータが異なるパラメータに置換された撮影プロトコルを検索対象として検索する。このため、置換候補の撮影プロトコルを網羅的かつ適切に検索することが可能となる。
また、複数の候補が考えられる場合は、プロトコル変更ボタンがそれぞれの属性毎に表示され、対応する属性のボタンを押下することによって、所望の撮影プロトコルへ置換することが可能となる。すなわち、プロトコル登録部201において登録した撮影プロトコルを構成するパラメータのうち、複数のパラメータを置換した撮影プロトコルを検索対象としてもよい。この場合、プロトコル変更可否表示部204は、GUIとして置換しうるパラメータの個数のプロトコル変更ボタンを表示することで、操作者は属性毎にパラメータを変更することができる。
また、放射線撮影システムの構成によっては、特定のパラメータの組み合わせをとることができない場合がある。そこで、プロトコル変更可否表示部204は、プロトコル検索部203の検索結果に基づき、適宜プロトコル変更ボタンを選択できないように制御することで、システム上取りえないパラメータの組み合わせを操作者が選択できないようにしてもよい。例えば、2つの属性A(取りうるパラメータはa1、a2)、B(取りうるパラメータはb1、b2)について、プロトコル登録部201が、(a1,b1)のパラメータを含む撮影プロトコルを登録したとする。そして、プロトコル検索部203が、この撮影プロトコルについて、(a1,b2)を含む撮影プロトコル、及び、(a2,b1)を含む撮影プロトコルを検索したとする(すなわち、(a2,b2)を含む撮影プロトコルはシステム上取りえない。)。この場合、プロトコル変更可否表示部204は、(a1,b1)のパラメータを含む撮影プロトコルについての検索結果に応じて、属性A、属性Bのパラメータをそれぞれ置換するための2つのプロトコル変更ボタンを表示する。ここで、属性Aのパラメータの置換が指示された場合、置換先の撮影プロトコルは(a2,b1)を含むものとなり、また、(a2,b2)の組み合わせは取りえないから、それ以上属性Bのパラメータを置換することはできない。そこで、属性Aのパラメータの置換が指示されたときは、属性Bについてのプロトコル変更ボタンを非表示としたり、属性Bについては選択不可を示す表示をする。このように、検索結果に応じてプロトコル変更ボタンを表示を制御することで、操作者は、プロトコル検索部203が検索した置換候補の撮影プロトコルの範囲内で、置換先の撮影プロトコルを容易に選択することができる。
また、検索文字列の生成はプロトコル名の一部の文字列の置換に限らず、特定の文字列が追加されていることを検索するルールを正規表現などを用いて設定することも可能である。撮影プロトコル名に基づいて検索文字列を生成するルールが定義さえできれば、その設定手法はいかなるものでもよい。
<<実施形態4>>
施設によっては、撮影プロトコルを特定するためのコード値(CodeValue)の各桁に対して、撮影情報の意味を割り当てるようなコード運用をしているケースがある。例えば、JJ1017として知られるコードは、コード値の各桁における、手技や部位、姿勢・撮影方向などを指定する数値によって意味づけされている。そのような運用においては、プロトコル名で検索条件を生成するのではなく、コード値を検索条件として生成することでより詳細かつ正確な検索を実行することが可能である。例えば、JJ1017のコード値は、上位13〜14バイトにより撮影方向を示すが、その部分のコードが02であれば「正面(A→P)」、03であれば「正面(P→A)」と定義されている。その定義を利用することにより、コード値の検索コード値を生成して撮影プロトコルを検索することが可能となる。
図7は、本実施形態における検索文字列生成のための設定テーブルである。設定テーブルにはコード値の対象箇所を示す設定の他、コード値を相互に入れ替えるための検索コード値、置換コード値が設けられている。また、それぞれの数値意味が理解しにくいため、それぞれのコード値にコード意味が記述されている。本設定テーブルを利用する場合の動作例として、例えば「胸部正面AP」という撮影プロトコルに対して、「1111111111110211」というコード値が割り当てられているとする。このとき、13−14バイト目の「02」が検索対象文字列となり、その文字列を「03」に置き換えた「1111111111110311」が「胸部正面PA」を意味するコード値となる。そこで、そのコード値を元にデータベースに対して検索することになる。
本実施形態においても、処理フローは図3で示したものとなんら変わりなく、ステップS301のプロトコル名取得をコード値の取得として読みかえればそのまま同様のフローで処理することが可能である。
上記のように、本実施形態では、撮影プロトコルを識別コードとして取得し、この識別コードの一部のコード値が別のコード値に置換された識別コードを、一部のパラメータが異なるパラメータに置換された撮影プロトコルとして検索する。このため、既存の識別コード値を用いて、置換候補となる撮影プロトコルを適切に検索することができる。
<<実施形態5>>
実施形態1の構成では、撮影プロトコル表示領域にプロトコル変更ボタンが重畳表示され、任意の撮影プロトコルの切り替えを行うことが可能である。もっとも、容易に切り替えられるために、誤ってプロトコルを切り替えてしまうリスクも高まってしまう。そこで、プロトコル置換候補を表示するための画面を別に設け、あらかじめ登録されている置換候補プロトコルと、属性カテゴリ別に動的に検索された撮影プロトコルを同時に提示することも可能である。
図8は、このようなプロトコル置換候補を表示する画面の一例を示したものである。図8は、「右手正面」の撮影プロトコルの置換候補を検索対象として表示する例を示している。
801はプロトコル置換候補表示ウィンドウである。802は、対象の撮影プロトコルに対して事前に設定されている置換候補を表示する領域である。803は対象の撮影プロトコルに対して、図3のフローにより検索された撮影プロトコルを表示する領域である。すなわち、領域803は、動的検索プロトコル表示領域であり、検索した結果、撮影プロトコルが見つからなかった場合は何も表示されない状態となる。
804は属性のカテゴリを表示する領域であり、805の検索された撮影プロトコルとともに表示される。図8では側性の異なる撮影プロトコルとして「左手正面」が提示され、選択状態にあることが示されている。また、撮影方向の異なる撮影プロトコルとして「右手側面」が候補として表示されている。さらに、属性カテゴリとして切り出しサイズが表示され、切り出しサイズの異なる撮影プロトコルボタンも候補として表示されている。
このような表示形態にすることにより、検索によって複数の候補が見つかった際にも分かりやすく候補の撮影プロトコルを示すことが可能である。806は設定を確定するためのボタンであり、807は設定をキャンセルして、画面を閉じるためのボタンである。
上記のように、本実施形態では、撮影プロトコル毎に置換候補としての撮影プロトコルを予め登録しておき、プロトコル登録部201が取得した撮影プロトコルについて登録された置換候補としての撮影プロトコルを更に検索する。そして、検索された置換候補としての撮影プロトコルを更に選択可能に表示部104に表示させ、置換候補としての撮影プロトコルが操作者により選択された場合、取得した撮影プロトコルを当該選択された撮影プロトコルに置換する。このため、予め登録しておいた置換候補からも撮影プロトコルを選択することができ、操作者は、より多くの選択肢の中から、置換候補の撮影プロトコルを簡易に選択することが可能となる。
なお、上記各実施形態では、撮影プロトコルの特定に応じて置換候補を検索し、パラメータを置換するためのプロトコル変更ボタン(絵柄)を表示することで、所望の撮影プロトコルを容易に選択して置換する構成を説明した。さらに、このように撮影プロトコルを簡易に選択できる動作モードと、プロトコル保持部202に保持された撮影プロトコルを表示部104に選択可能に一覧表示し、選択された撮影プロトコルに置換する動作モードとを選択できるようにしてもよい。すなわち、検索により第二の撮影プロトコルが特定された場合、該特定された第二の撮影プロトコルの中から第一の撮影プロトコルの置換先となる撮影プロトコルを選択するための第一のユーザインタフェースを表示部に表示させる(簡易選択モード)。さらに、操作者からの指示に応じて、記憶装置に記憶された複数の撮影プロトコルの一覧から置換先となる撮影プロトコルを選択するための第二のユーザインタフェースを表示部に表示させる(一覧選択モード)。そして、第一の撮影プロトコルを、第一及び第二のユーザインタフェースの少なくともいずれかに基づき選択された撮影プロトコルに置換するようにしてもよい。これにより、操作者は置換プロトコルの簡易な選択と一覧表示からの網羅的な選択とを用途・目的に応じて切り替えることができ、操作性をさらに高めることが可能となる。なお、動作モードの切換えは、例えば、切換ボタンを表示部104に選択可能に表示し、このボタンの選択を介した操作者からの指示に応じて、行うようにすることができる。また、一覧表示する対象は、プロトコル保持部202に保持された全ての撮影プロトコルではなく、プロトコル検索部203により検索された撮影プロトコルとしてもよい。これにより、選択しうる撮影プロトコルの候補の数が絞られるため、操作者は、容易に撮影プロトコルを選択することが可能となる。また、撮影プロトコルを絵柄により簡易に選択可能な第一のユーザインタフェースをプロトコル表示部405に表示すると共に、撮影プロトコルの一覧から選択可能な第二のユーザインタフェースを放射線画像の画像表示領域402に表示してもよい。これにより、操作者は、これら2つのユーザインタフェースを適宜使い分けることができる。
なお、一覧選択モードの場合、撮影プロトコルの置換により、置換先の撮影プロトコルに対応づけられた画像処理パラメータに応じて画像処理をやり直すことが一般的である。このため、一覧選択モードにおいては、置換先の撮影プロトコルを選択してから、置換後の撮影プロトコルに応じた新たな放射線画像を表示するまでに数秒程度の時間がかかることが多い。これに対して、簡易選択モードにおいては、撮影プロトコルの置換により部位が変わらない場合には画像処理の修正が不要であるため、置換後、迅速に画像を表示することができる。もっとも簡易選択モードにおいても、置換により部位や方向が変わり、画像処理パラメータが変わる場合には、画像処理のやり直しが必要なため、適切に画像処理された画像が表示されるまでには、数秒の時間がかかることになる。
また、プロトコル変更ボタンにより簡易に置換先の撮影プロトコルを選択可能なユーザインタフェースは、設定によりON/OFFされるようにしてもよい。すなわち、操作者により、ONの設定がなされた場合は図3のフローチャートに従い、撮影プロトコルを検索してユーザインタフェースを表示するが、OFFの場合には、検索の実行や、ユーザインタフェースの表示等を行わないようにしてもよい。これにより、用途や目的に応じて多様な撮影プロトコルの選択が可能となる。
また、図3のフローチャートでは、S303のプロトコル検索により置換先の撮影プロトコルが発見された場合にプロトコル変更ボタンを表示しているが(S304でYES、S305)、検索結果にかかわらずプロトコル変更ボタンを表示するようにしてもよい。この場合、表示されたプロトコル変更ボタンは、その機能がONに設定されたり、置換先の撮影プロトコルが検索により特定された場合にのみ、操作入力の受け付けを可能とすることができる。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201:プロトコル登録部、202:プロトコル保持部、203:プロトコル検索部、204:プロトコル変更可否表示部、205:プロトコル置換部
本発明は放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラムに関し、特に、医療用放射線画像を撮影するための放射線撮影装置に関する。
上記目的を達成するため、本発明による放射線撮影システムは以下の構成を備える。即ち、
放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルに応じて制御された放射線発生装置から被写体に照射されて該被写体を透過した放射線を検知して、該放射線に応じた放射線画像を取得するセンサ部と、
前記撮影プロトコルに応じて前記センサ部で取得された放射線画像の画像処理を行うための前記放射線撮影に関する処理を行う情報処理装置と、を備える放射線撮影システムであって、
前記情報処理装置は、
複数の撮影プロトコルを記憶する記憶手段と
記記憶手段に記憶された前記複数の撮影プロトコルのうち前記撮影プロトコルとして取得された第一の撮影プロトコルと異なる第二の撮影プロトコルに前記第一の撮影プロトコルを操作者からの指示に応じて置する処理を実行するユーザインタフェースを表示手段に表示された前記第一の撮影プロトコルを示すプロトコル表示領域に表示させる制御手段と、
前記ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換する置換手段と、
を備えることを特徴とする。

Claims (13)

  1. 放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルに応じて制御された放射線発生装置から被写体に照射されて該被写体を透過した放射線を検知して、該放射線に応じた放射線画像を取得するセンサ部と、
    前記撮影プロトコルに応じて前記センサ部で取得された放射線画像の画像処理を行うための前記放射線撮影に関する処理を行う情報処理装置と、を備える放射線撮影システムであって、
    前記情報処理装置は、
    複数の撮影プロトコルを記憶する記憶手段と、
    前記撮影プロトコルとして第一の撮影プロトコルを取得する取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記複数の撮影プロトコルから、前記第一の撮影プロトコルとその一部のパラメータが異なる撮影プロトコルとして第二の撮影プロトコルを特定する特定手段と、
    操作者からの指示に応じて前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換するユーザインタフェースを表示手段に表示された前記第一の撮影プロトコルを示すプロトコル表示領域に表示させる制御手段と、
    前記ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換する置換手段と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影システム。
  2. 前記制御手段は、前記ユーザインタフェースを第一のユーザインタフェースとして表示手段に表示させ、
    前記制御手段はさらに、操作者からの指示に応じて前記記憶手段に記憶された複数の撮影プロトコルの一覧から前記第一の撮影プロトコルを置換する候補の撮影プロトコルを選択する第二のユーザインタフェースを前記第一のユーザインタフェースとは別に前記表示手段に表示させ、
    前記置換手段は、前記第一の撮影プロトコルを、前記第一及び第二のユーザインタフェースの少なくともいずれかに基づき選択された撮影プロトコルに置換することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  3. 前記制御手段は、前記第一のユーザインタフェースとして、放射線撮影を予定している前記第一の撮影プロトコルのパラメータを他のパラメータに置換するための絵柄を、その属性毎に、前記プロトコル表示領域に指示可能に表示させ、
    前記置換手段は、前記絵柄が操作者により指示されたことに応じて、前記第一の撮影プロトコルを、当該絵柄の属性に係る前記一部のパラメータを他のパラメータに置き換えた前記第二の撮影プロトコルに置換することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影システム。
  4. 前記制御手段は、前記第二のユーザインタフェースとして、放射線画像の表示領域に代えて、前記記憶手段に記憶された複数の撮影プロトコルの一覧を選択可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の放射線撮影システム。
  5. 前記特定手段は、前記記憶手段に記憶された前記複数の撮影プロトコルから、前記第一の撮影プロトコルに係るパラメータの属性である、撮影方向、被写体の部位、側性、被写体サイズ、被写体の姿勢、切出しサイズ、放射線の照射条件、及び、画像処理条件の少なくともいずれかとその一部が異なる撮影プロトコルとして前記第二の撮影プロトコルを特定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放射線撮影システム。
  6. 前記情報処理装置は、前記パラメータの属性毎に、置換対象のパラメータと置換後のパラメータとの関係を示す情報を検索条件の生成ルール情報として保持する保持手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記生成ルール情報に基づき、前記第一の撮影プロトコルの一部のパラメータが異なる前記第二の撮影プロトコルを特定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の放射線撮影システム。
  7. 前記取得手段は、前記第一の撮影プロトコルと共に当該第一の撮影プロトコルのプロトコル名を取得し、
    前記特定手段は、前記プロトコル名に基づき検索条件を生成し、当該検索条件により前記一部のパラメータが異なる前記第二の撮影プロトコルを特定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放射線撮影システム。
  8. 前記取得手段は、前記第一の撮影プロトコルを識別コードとして取得し、
    前記特定手段は、前記識別コードの一部のコード値が別のコード値に置換された識別コードを、前記第二の撮影プロトコルとして特定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放射線撮影システム。
  9. 前記情報処理装置は、前記撮影プロトコル毎に置換候補としての撮影プロトコルを予め登録する登録手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記第一の撮影プロトコルについて登録された置換候補としての撮影プロトコルを更に特定し、
    前記制御手段は、特定された前記置換候補としての撮影プロトコルを更に指示可能に前記表示手段に表示させ、
    前記置換手段は、前記置換候補としての撮影プロトコルが操作者により指示された場合、前記第一の撮影プロトコルを当該指示された撮影プロトコルに置換することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  10. 放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルに応じて、被写体に放射線を照射する放射線発生装置から該被写体に照射されて該被写体を透過した放射線を検知して該放射線に応じた放射線画像を取得するセンサ部で取得された放射線画像の画像処理を行うための前記放射線撮影に関する処理を行う情報処理装置であって、
    複数の撮影プロトコルを記憶する記憶手段と、
    前記撮影プロトコルとして第一の撮影プロトコルを取得する取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記複数の撮影プロトコルから、前記第一の撮影プロトコルとその一部のパラメータが異なる撮影プロトコルとして第二の撮影プロトコルを特定する特定手段と、
    操作者からの指示に応じて前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換するユーザインタフェースを表示手段に表示された前記第一の撮影プロトコルを示すプロトコル表示領域に表示させる制御手段と、
    前記ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換する置換手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルに応じて制御された放射線発生装置から被写体に照射されて該被写体を透過した放射線を検知して、該放射線に応じた放射線画像を取得するセンサ部と、前記撮影プロトコルに応じて前記センサ部で取得された放射線画像の画像処理を行うための、前記放射線撮影に関する処理を行う情報処理装置と、を含む放射線撮影システムの制御方法であって、
    前記情報処理装置の取得手段が、前記撮影プロトコルとして第一の撮影プロトコルを取得する取得工程と、
    前記情報処理装置の特定手段が、前記情報処理装置の記憶手段に記憶された複数の撮影プロトコルから、前記第一の撮影プロトコルとその一部のパラメータが異なる撮影プロトコルとして第二の撮影プロトコルを特定する特定工程と、
    前記情報処理装置の制御手段が、操作者からの指示に応じて前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換するユーザインタフェースを表示手段に表示された前記第一の撮影プロトコルを示すプロトコル表示領域に表示させる制御工程と、
    前記情報処理装置の置換手段が、前記ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換する置換工程と
    を有することを特徴とする放射線撮影システムの制御方法。
  12. 放射線撮影に関する1つ以上のパラメータを含む撮影プロトコルに応じて、被写体に放射線を照射する放射線発生装置から被写体に照射されて該被写体を透過した放射線を検知して該放射線に応じた放射線画像を取得するセンサ部で取得された放射線画像の画像処理を行うための、前記放射線撮影に関する処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
    取得手段が、前記撮影プロトコルとして第一の撮影プロトコルを取得する取得工程と、
    特定手段が、記憶手段に記憶された複数の撮影プロトコルから、前記第一の撮影プロトコルとその一部のパラメータが異なる撮影プロトコルとして第二の撮影プロトコルを特定する特定工程と、
    制御手段が、操作者からの指示に応じて前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換するユーザインタフェースを表示手段に表示された前記第一の撮影プロトコルを示すプロトコル表示領域に表示させる制御工程と、
    置換手段が、前記ユーザインタフェースに対する操作者の指示に従い、前記第一の撮影プロトコルを前記第二の撮影プロトコルに置換する置換工程と
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1から9のいずれか1項に記載の放射線撮影システム、又は、請求項10に記載の情報処理装置が備える各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2019214521A 2015-01-06 2019-11-27 放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム Active JP6937818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019214521A JP6937818B2 (ja) 2015-01-06 2019-11-27 放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001077A JP6624784B2 (ja) 2015-01-06 2015-01-06 放射線撮影システム及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP2019214521A JP6937818B2 (ja) 2015-01-06 2019-11-27 放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015001077A Division JP6624784B2 (ja) 2015-01-06 2015-01-06 放射線撮影システム及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020028757A true JP2020028757A (ja) 2020-02-27
JP6937818B2 JP6937818B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=69623319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019214521A Active JP6937818B2 (ja) 2015-01-06 2019-11-27 放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6937818B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003334185A (ja) * 2002-05-21 2003-11-25 Canon Inc 医療用検査装置、方法及び記憶媒体
JP2007020813A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Hitachi Medical Corp X線画像撮影装置
US20120093298A1 (en) * 2010-04-13 2012-04-19 Lalena Michael C Mobile radiography unit having multiple monitors
JP2012100797A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム
JP2013215273A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Canon Inc 放射線撮影システム、制御装置、及び制御方法
JP2014000474A (ja) * 2013-10-07 2014-01-09 Canon Inc 制御装置、撮影方法、制御方法、x線撮影システム、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2014030760A (ja) * 2013-10-11 2014-02-20 Canon Inc 放射線画像処理装置、放射線撮影システム、放射線撮影システムの制御装置、放射線画像処理装置の制御方法、放射線撮影システムの制御方法及びプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003334185A (ja) * 2002-05-21 2003-11-25 Canon Inc 医療用検査装置、方法及び記憶媒体
JP2007020813A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Hitachi Medical Corp X線画像撮影装置
US20120093298A1 (en) * 2010-04-13 2012-04-19 Lalena Michael C Mobile radiography unit having multiple monitors
JP2012100797A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム
JP2013215273A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Canon Inc 放射線撮影システム、制御装置、及び制御方法
JP2014000474A (ja) * 2013-10-07 2014-01-09 Canon Inc 制御装置、撮影方法、制御方法、x線撮影システム、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2014030760A (ja) * 2013-10-11 2014-02-20 Canon Inc 放射線画像処理装置、放射線撮影システム、放射線撮影システムの制御装置、放射線画像処理装置の制御方法、放射線撮影システムの制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6937818B2 (ja) 2021-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6624784B2 (ja) 放射線撮影システム及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
US9131593B2 (en) Radiation imaging control apparatus, radiation imaging system, and storage medium
JP6355317B2 (ja) 撮影制御装置、x線撮影装置、撮影制御方法およびプログラム
US10561388B2 (en) Radiographing system, mobile terminal, radiographing apparatus, radiographing method, and storage medium
JP2010257210A (ja) 撮影情報処理装置、撮影情報処理方法及びプログラム
JPWO2007116899A1 (ja) 医用情報処理装置
US20130266118A1 (en) Radiation imaging system, control apparatus, and control method
US10624605B2 (en) Radiation imaging control apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium
JP6937818B2 (ja) 放射線撮影システム、情報処理装置及び情報処理方法、コンピュータプログラム
JP2011115264A (ja) 医用情報表示装置及びプログラム
JP2017158913A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2020113205A (ja) 情報処理システム、及び、その制御方法、プログラム
WO2018070272A1 (ja) 放射線撮像システム及びその制御方法、制御装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP6558916B2 (ja) 制御装置、制御方法及びプログラム
JP5538756B2 (ja) 医療用検査装置、医療用検査処理方法及びプログラム
US11538187B2 (en) Radiographic system, radiographic method, and storage medium
JP5762597B2 (ja) 放射線撮影の制御装置、その制御方法及びプログラム
US20180008226A1 (en) Radiation imaging apparatus, radiation imaging system, radiation imaging method, and storage medium
JP2020113206A (ja) 情報処理システム、及びその制御方法、プログラム
JP2015159894A (ja) 医用画像管理装置、医用画像管理プログラム及び医用情報システム
JP5832585B2 (ja) 制御装置、制御システム、放射線撮影システム及びその制御方法、並びに、プログラム
JP2014023645A (ja) X線撮影装置、x線撮影装置の制御方法、およびプログラム
JP2005021573A (ja) 画像撮影装置及びその設定管理方法並びにデータ管理プログラム
CN115702797A (zh) 控制装置、控制方法、放射线摄像系统和存储介质
JP2016177418A (ja) 読影結果評価装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201211

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210831

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6937818

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151