JP2020026905A - 熱交換チューブ及び熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換チューブの抵抗の上昇を抑制しながら熱交換性能を向上させる。【解決手段】内周を流通する冷却水と外周を流通する外気との間で熱交換を行うチューブ4は、冷却水が流通する内周流路40を挟んで対向する一対の平面部41と、平面部41から内周流路40に突出して形成されて突出端に突出端面51を有し、冷却水の流れと直交する方向に離間して複数設けられると共に、冷却水の流れ方向に離間して複数設けられる突出部50と、を備え、複数の突出部50は、冷却水の流れと直交する方向にて突出端面51どうしが重複しないように形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、熱交換チューブ及び熱交換器に関する。
特許文献1には、複数の管を備えるラジエータが開示されている。管には、内周を流通する冷却水の流れを乱すように構成される波形部が設けられている。
特表2015−505605号公報
しかしながら、特許文献1のラジエータでは、波形部が設けられることで、冷却水の流通方向において急激に断面積が変化する。そのため、管内の通水抵抗が大きくなる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、抵抗の上昇を抑制しながら熱交換性能を向上させることを目的とする。
本発明のある態様によれば、内周を流通する第1の流体と外周を流通する第2の流体との間で熱交換を行う熱交換チューブは、第1の流体が流通する内周流路を挟んで対向する一対の平面部と、前記平面部から前記内周流路に突出して形成されて突出端に突出端面を有し、第1の流体の流れと直交する方向に離間して複数設けられると共に、第1の流体の流れ方向に離間して複数設けられる突出部と、を備え、複数の前記突出部は、第1の流体の流れと直交する方向にて前記突出端面どうしが重複しないように形成される。
上記態様によれば、複数の突出部は、第1の流体の流れと直交する方向にて突出端部どうしが重複しないように形成される。そのため、第1の流体の流れ方向において流路断面積が急激に変化することはない。また、突出部が設けられることで、第1の流体が攪拌されるため、熱交換性能が向上する。したがって、抵抗の上昇を抑制しながら熱交換性能を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る熱交換チューブを有する熱交換器の概略正面図である。 図2は、図1のII部を断面で示す拡大図である。 図3は、熱交換チューブの平面図である。 図4Aは、図3におけるIVA−IVA断面図である。 図4Bは、図3におけるIVB−IVB断面図である。 図4Cは、図3におけるIVC−IVC断面図である。 図4Dは、図3におけるIVD−IVD断面図である。 図5は、突出部の形状を説明するための断面図である。 図6は、熱交換チューブの一部を拡大して示す平面図である。 図7は、突出部傾斜角度とチューブ内断面積との関係を示すグラフである。 図8Aは、流路幅に対する突出部群のピッチと放熱性能との関係を示すグラフである。 図8Bは、流路幅に対する突出部群のピッチと通水抵抗との関係を示すグラフである。 図9は、流路幅に対する突出部群のピッチと、必要動力に対する放熱性能と、の関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る熱交換チューブ(以下、単に「チューブ」と称する。)4、及びチューブ4を有する熱交換器1について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、熱交換器1の全体構成について説明する。
図1に示すように、熱交換器1は、中央に設けられる熱交換コア(以下、単に「コア」と称する。)2と、コア2の両端に設けられる一対のタンク5と、を備える。熱交換器1は、車両に搭載されるラジエータ、ヒータコア、コンデンサ、オイルクーラ、若しくはインタクーラ等として使用される。また、車両以外に適用される熱交換器として使用することもできる。
コア2は、流体が流通する複数のチューブ4と、チューブ4と交互に並ぶように積層される複数のフィン3と、フィン3よりも積層方向外側に設けられる一対の補強材としてのレインフォース20と、各々のチューブ4とレインフォース20とがそれぞれ結合される一対のプレート10と、を備える。コア2を構成するこれらの部材は、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属によって形成される。コア2は、これらの各部材が互いに接合されて一体化したものである。
チューブ4は、扁平な筒状の流路部材である。チューブ4では、内周を流通する第1の流体としての冷却水と、外周を流通する第2の流体としての外気と、が熱交換を行う。チューブ4の詳細については、図3から図6を参照しながら、後で詳細に説明する。
フィン3は、コルゲート状の伝熱部材である。コア2は、フィン3を備えることで大きな伝熱面積を確保している。
図2に示すように、タンク5は、金属製のプレート10と、樹脂製のタンク本体6と、を備える。タンク本体6とプレート10との間には、各チューブ4に流体を導く流路9が形成される。タンク本体6には、流路9に流体を導く配管(図示省略)が接続される。
タンク本体6は、チューブ4に接続される側が開口した箱状に形成される。タンク本体6の開口端部には、枠状のフランジ部6aが形成される。
プレート10は、タンク5の底部を形成してチューブ4が接続される底板部15と、タンク本体6が結合される膨出枠部14と、を有する。
底板部15には、複数の孔11がチューブ4の積層方向に並んで開口する。チューブ4は、長手方向の先端が孔11に挿入されることで、底板部15に接続される。
膨出枠部14には、底板部15の周囲に延在する溝12と、溝12の周囲に間隔をもって突出する複数のかしめ爪13と、が形成される。
溝12には、環状のシールパッキン8と、タンク本体6のフランジ部6aと、が収容される。シールパッキン8は、ゴム材などの弾性材によって形成される。シールパッキン8は、膨出枠部14とフランジ部6aとの間に挟持され、両者の間を密封する。
タンク5の組み立ての際には、かしめ爪13が折り曲げられることで、かしめ爪13がフランジ部6aに押し付けられる。これにより、プレート10とタンク本体6とは、互いに結合される。
一方、コア2では、一対のレインフォース20が一対のプレート10の間に架けわたされる。一対のレインフォース20は、互いに略平行に延在するように配置され、両者の間に積層されたチューブ4及びフィン3を挟持する。
次に、図3から図6を参照して、チューブ4の構成について説明する。
図3に示すように、チューブ4は、一対の平面部41と、複数の突出部50と、を備える。
図4Aから図4Dに示すように、一対の平面部41は、内周流路40を挟んで対向するように各々設けられる。一対の平面部41は、互いに平行に設けられる。平面部41の両端が各々連結されることで、内周流路40が画成される。これにより、扁平な筒状のチューブ4が形成される。
チューブ4は、一枚の板部材から形成されている。チューブ4は、流路幅方向の断面が略B字状となるように板部材の両辺が屈曲し、板部材の内面側に当接することで一対の内周流路40を形成する。そのため、対向する一対の平面部41は、共に一枚の板部材の一部として形成されている。なお、チューブ4内の内周流路40は、板部材の屈曲形状を変えることによって、3つ以上形成されてもよい。
突出部50は、平面部41から内周流路40に突出して形成される。突出部50は、平面部41の外周から内周に向けて凹むディンプル状に形成される。突出部50は、内周流路40を流通する冷却水を攪拌する。突出部50は、冷却水の流れと直交する方向に離間して複数設けられると共に、冷却水の流れ方向に離間して複数設けられる(図3参照)。
図3に示すように、同じ平面部41で流路幅方向に隣り合う突出部50どうしは、互いに冷却水の流れ方向にオフセットして設けられる。同様に、対向する平面部41で流路幅方向に隣り合う突出部50どうしは、互いに冷却水の流れ方向にオフセットして設けられる。
図5に示すように、突出部50は、突出端面51と、傾斜部52と、を有する。突出部50は、冷却水の流れ方向の長さがD[mm]であり、内周流路40への突出高さがH[mm]である。ここでは、突出部50の長さDは3.0[mm]であり、突出高さHは0.3[mm]である。
突出部50の内周流路40への突出断面積は、最大(突出端面51が形成される位置)でも、突出部50が形成されない位置における内周流路40の流路断面積の10%以下である。これにより、通水抵抗の上昇が抑制される。
図3に示すように、突出部50は、冷却水の流れ方向の上流側に設けられて冷却水の流れと直交する直交部53を有する。突出部50は、直交部53を有する矩形に形成され、対向する一対の平面部41に各々設けられる。これに限らず、突出部50は、直交部53を有する三角形等の多角形に形成されてもよい。
図4Aから図5に示すように、突出端面51は、突出部50の突出端に形成される。突出端面51は、平面部41から内周流路40に最も大きく突出する平面である。突出端面51は、平面部41と略平行に形成される。図3及び図5に示すように、突出端面51は、突出部50の外形と同様に矩形に形成される。突出端面51は、冷却水の流れと直交する方向にて互いに重複しないように形成される。
このように、複数の突出部50は、冷却水の流れと直交する方向(内周流路40の流路幅方向)にて突出端面51どうしが重複しないように形成される。そのため、冷却水の流れ方向において流路断面積が急激に変化することはない。また、突出部50が設けられることで、冷却水が攪拌されるため、熱交換性能が向上する。したがって、通水抵抗の上昇を抑制しながら熱交換性能を向上させることができる。
傾斜部52は、突出端面51に向かって傾斜するように突出する。傾斜部52は、傾斜角度α[度]だけ傾斜する(図5参照)。上述したように、突出部50の長さDは3.0[mm]であり、突出高さHは0.3[mm]であるので、傾斜部52の傾斜角度αによって突出部50の形状が決まる。
傾斜部52は、突出端面51の外周を囲むように全周に形成される。冷却水の流れ方向の上流側に位置する傾斜部52は、直交部53を構成する。
傾斜部52は、冷却水の流れ方向にて隣り合う他の突出部50の傾斜部52と少なくとも一部が重複する。傾斜部52は、隣り合う他の突出部50の傾斜部52と重複する部分の突出断面積の和が、突出端面51における内周流路40への突出断面積以下となるように形成される。
よって、チューブ4における冷却水の流れ方向のどの位置の断面であっても、単一の突出部50の内周流路40への突出断面積、若しくは複数の突出部50の内周流路40への突出断面積の和は、突出部50が形成されない位置における内周流路40の流路断面積の10%以下である。これにより、通水抵抗の上昇が抑制される。
直交部53は、内周流路40を流通する冷却水が当たるように冷却水の流れに直交するように形成される。直交部53が設けられることで、冷却水が突出部50にしっかりと当たるので、熱伝達率が高くなり、熱交換性能が向上する。
図6に示すように、突出部50は、冷却水の流れ方向の長さをDとしたときに、同じ平面部41で冷却水の流れ方向に隣り合う突出部50どうしのオフセット量DP1が0.5D≦DP1≦Dの範囲となるように配置される。突出部50は、対向する平面部41で冷却水の流れ方向に隣り合う突出部50どうしのオフセット量DP2が1.5D≦DP2≦2Dの範囲となるように配置される。
複数の突出部50は、冷却水の流れ方向に間隔を開けて配置される突出部群60を構成する。これにより、冷却水の流れ方向で連続的に冷却水攪拌効果が得られるので、高い熱伝達率を実現できる。突出部群60は、同じ突出部群60に含まれる突出部50どうしのオフセット量DP1,DP2よりも大きなピッチDPLとなるように形成される。
次に、図7を参照して、突出部50における傾斜部52の傾斜角度αについて説明する。
図7では、横軸は、突出部50における傾斜部52の傾斜角度α[度]であり、縦軸は、チューブ4内の内周流路40の有効流路断面積A[mm2]である。
図7にて、丸形のプロット(●)は、DP1及びDP2が上限値である場合、即ちDP1=D,DP2=2Dである場合を示す。三角形のプロット(▲)は、DP1及びDP2が下限値である場合、即ちDP1=0.5D,DP2=1.5Dである場合を示す。菱形のプロット(◆)は、比較例として示すもので、DP1=D,DP2=Dである場合を示す。四角形のプロット(■)も同様に、比較例として示すもので、DP1=0.3D,DP2=Dである場合を示す。
有効流路断面積ALは、必要な有効流路断面積Aの下限値である。チューブ4内の有効流路断面積AがALを下回ると、通水抵抗が上昇して熱交換性能が悪化する。よって、チューブ4内の有効流路断面積AがAL以上であることが望ましい。
図7より、0.5D≦DP1≦D、及び1.5D≦DP2≦2Dである場合に、突出部50における傾斜部52の傾斜角度αは、35[度]以下であることが望ましい。この場合に、チューブ4内に必要な有効流路断面積Aを確保することができるので、通水抵抗の上昇を抑制し、熱交換性能を向上させることができる。
次に、図8Aから図9を参照して、内周流路40の流路幅Tw、及び突出部群60のピッチDPLについて説明する。
図8Aでは、横軸は、内周流路40の流路幅Twに対する突出部群60のピッチDPLの大きさであり、縦軸は、チューブ4の放熱性能(熱交換性能)である。図8Aに示すように、DPL/Twが小さくなるほど、即ち流路幅Twに対して突出部群60のピッチDPLが小さくなるほど放熱性能は上昇する。
図8Bでは、横軸は、内周流路40の流路幅Twに対する突出部群60のピッチDPLの大きさであり、縦軸は、チューブ4における内周流路40の通水抵抗である。図8Bに示すように、DPL/Twが大きくなるほど、即ち流路幅Twに対して突出部群60のピッチDPLが大きくなるほど通水抵抗が抑制される。
図9に示すグラフは、図8A及び図8Bから導出されたものである。図9では、横軸は、内周流路40の流路幅Twに対する突出部群60のピッチDPLの大きさであり、縦軸は、通水抵抗から導かれる必要動力に対する放熱性能(熱交換性能)である。
図9に示すように、内周流路40の流路幅がTwであるときに、突出部群60のピッチDPLが、0.9≦DPL/Tw≦3.7の範囲である場合に、通水抵抗が許容範囲内に抑制されると共に、要求される放熱性能が得られる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
内周を流通する冷却水と外周を流通する外気との間で熱交換を行うチューブ4は、冷却水が流通する内周流路40を挟んで対向する一対の平面部41と、平面部41から内周流路40に突出して形成されて突出端に突出端面51を有し、冷却水の流れと直交する方向に離間して複数設けられると共に、冷却水の流れ方向に離間して複数設けられる突出部50と、を備え、複数の突出部50は、冷却水の流れと直交する方向にて突出端面51どうしが重複しないように形成される。
この構成によれば、複数の突出部50は、冷却水の流れと直交する方向にて突出端面51どうしが重複しないように形成される。そのため、冷却水の流れ方向において流路断面積が急激に変化することはない。また、突出部50が設けられることで、冷却水が攪拌されるため、熱交換性能が向上する。したがって、通水抵抗の上昇を抑制しながら熱交換性能を向上させることができる。
また、突出部50は、突出端面51に向かって傾斜するように突出する傾斜部52を有し、冷却水の流れ方向にて隣り合う他の突出部50と傾斜部52の少なくとも一部が重複する。
また、突出部50は、隣り合う他の突出部50と傾斜部52が重複する部分の突出断面積の和が、突出端面51における内周流路40への突出断面積以下となるように形成される。
これらの構成によれば、チューブ4における冷却水の流れ方向のどの位置の断面であっても、単一の突出部50の内周流路40への突出断面積、若しくは複数の突出部50の内周流路40への突出断面積の和は、突出部50が形成されない位置における内周流路40の流路断面積の10%以下である。これにより、通水抵抗の上昇が抑制される。
また、突出部50は、冷却水の流れ方向の上流側に設けられて冷却水の流れと直交する直交部53を有する。
また、突出部50は、直交部53を有する矩形に形成され、対向する一対の平面部41に各々設けられる。
これらの構成によれば、直交部53が設けられることで、冷却水が突出部50にしっかりと当たるので、熱伝達率が高くなり、熱交換性能が向上する。
また、突出部50は、冷却水の流れ方向の長さをDとしたときに、同じ平面部41で冷却水の流れ方向に隣り合う突出部50どうしのオフセット量DP1が0.5D≦DP1≦Dの範囲となるように配置される。
また、突出部50は、冷却水の流れ方向の長さをDとしたときに、対向する平面部41で冷却水の流れ方向に隣り合う突出部50どうしのオフセット量DP2が1.5D≦DP2≦2Dの範囲となるように配置される。
また、突出部50は、突出端面51に向かって傾斜するように突出する傾斜部52を有し、傾斜部52の傾斜角度αは、35度以下である。
これらの構成によれば、チューブ4内に必要な有効流路断面積Aを確保することができるので、通水抵抗の上昇を抑制し、熱交換性能を向上させることができる。
また、複数の突出部50は、冷却水の流れ方向に間隔を開けて配置される突出部群60を構成し、突出部群60は、内周流路40の流路幅をTwとしたときに、ピッチDPLが0.9≦DPL/Tw≦3.7の範囲となるように配置される。
この構成によれば、通水抵抗が許容範囲内に抑制されると共に、要求される放熱性能が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 熱交換器
2 コア(熱交換コア)
4 チューブ(熱交換チューブ)
40 内周流路
41 平面部
50 突出部
51 突出端面
52 傾斜部
53 直交部
60 突出部群
DP1 オフセット量
DP2 オフセット量
DPL ピッチ
Tw 流路幅
α 傾斜角度

Claims (10)

  1. 内周を流通する第1の流体と外周を流通する第2の流体との間で熱交換を行う熱交換チューブであって、
    第1の流体が流通する内周流路を挟んで対向する一対の平面部と、
    前記平面部から前記内周流路に突出して形成されて突出端に突出端面を有し、第1の流体の流れと直交する方向に離間して複数設けられると共に、第1の流体の流れ方向に離間して複数設けられる突出部と、を備え、
    複数の前記突出部は、第1の流体の流れと直交する方向にて前記突出端面どうしが重複しないように形成される、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  2. 請求項1に記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、前記突出端面に向かって傾斜するように突出する傾斜部を有し、第1の流体の流れ方向にて隣り合う他の前記突出部と前記傾斜部の少なくとも一部が重複する、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  3. 請求項2に記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、隣り合う他の前記突出部と前記傾斜部が重複する部分の突出断面積の和が、前記突出端面における前記内周流路への突出断面積以下となるように形成される、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、第1の流体の流れ方向の上流側に設けられて第1の流体の流れと直交する直交部を有する、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  5. 請求項4に記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、前記直交部を有する矩形に形成され、対向する一対の前記平面部に各々設けられる、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  6. 請求項5に記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、第1の流体の流れ方向の長さをDとしたときに、同じ前記平面部で第1の流体の流れ方向に隣り合う前記突出部どうしのオフセット量DP1が0.5D≦DP1≦Dの範囲となるように配置される、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  7. 請求項5又は6に記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、第1の流体の流れ方向の長さをDとしたときに、対向する前記平面部で第1の流体の流れ方向に隣り合う前記突出部どうしのオフセット量DP2が1.5D≦DP2≦2Dの範囲となるように配置される、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  8. 請求項5から7のいずれか一つに記載の熱交換チューブであって、
    前記突出部は、前記突出端面に向かって傾斜するように突出する傾斜部を有し、
    前記傾斜部の傾斜角度は、35度以下である、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  9. 請求項5から8のいずれか一つに記載の熱交換チューブであって、
    複数の前記突出部は、第1の流体の流れ方向に間隔を開けて配置される突出部群を構成し、
    前記突出部群は、前記内周流路の流路幅をTwとしたときに、ピッチDPLが0.9≦DPL/Tw≦3.7の範囲となるように配置される、
    ことを特徴とする熱交換チューブ。
  10. 請求項1から9のいずれか一つに記載の熱交換チューブを備える、
    ことを特徴とする熱交換器。
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