JP2020025301A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モードから通常モードへ電力モードを迅速に切り替えることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】プリンタエンジンを備えるMFPにおいて、コントローラ105は、メインボード201と、メインボード201と通信可能に接続されるサブボード202と、プリンタエンジンを制御するとともに、サブボード202と通信可能に接続されるエンジンコントローラ217とを備える。MFPが省電力モードから復帰する場合に、サブボード202は、メインボード201とサブボード202との通信に必要なソフトウェアの起動が完了する前に、サブボード202とエンジンコントローラ217との通信に必要なソフトウェアの起動を開始し、メインボード201から取得したMFPのデバイス情報をエンジンコントローラ217へ送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、消費電力を低減するために複数の電力モード、例えば、全ての構成要素に電力を供給する通常モードと、少なくとも構成要素の一部又は全部に電力を供給しない省電力モードとを有する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の画像形成装置は、通常モードにおいて一定の時間が経過する間に何も操作されないときは電力モードを省電力モードへと切り替え、省電力モードにおいて何らかの操作がされたときは電力モードを通常モードへと切り替える。また、特許文献1の画像形成装置は、メインCPU、サブCPU、エンジンコントローラ、及び操作表示部等を備える。
ところで、メインCPU、サブCPU、エンジンコントローラ、及び操作表示部等の構成要素を備える画像形成装置の電力モードを省電力モードから通常モードに切り替えるとき、各構成要素に電力を供給する復帰処理(図7,図8)が実行される。図7の処理はメインCPU、サブCPU、及びエンジンコントローラによって実行され、図8の処理はサブCPUによって実行される。
図7及び図8において、まず、メインCPUは起動処理(ステップS701〜S703)を実行する。具体的に、メインCPUに電力が供給されると(ステップS701)、電力の供給されたメインCPUはサブCPUのバイナリデータをサブCPUに送信してサブCPUのリセット状態を解除する(ステップS702)。これにより、サブCPUがバイナリデータに基づいて起動処理を開始する。そして、メインCPUは、サブCPUと通信するための通信準備処理を実行する(ステップS703)。
また、サブCPUは、リセット状態が解除されると、起動処理(ステップS711〜S713,S801〜S803)を実行する。具体的に、サブCPUはサブCPUのOSのコア部分であるカーネルを起動し(ステップS711,S801)、画像形成装置の電力モードを省電力モードから通常モードに切り替える際に起動される複数のデバイスを駆動するための複数のデバイスドライバを、例えば、サブCPU周辺に配置されるデバイスに対応するデバイスドライバから順次起動し(ステップS712,S802)、メインCPU及びエンジンコントローラの仮想通信を確立する(ステップS713,S803)。その後、メインCPUとサブCPUとの間で所定のアプリケーションを使用して通信が実行され、サブCPUはエンジンコントローラと通信する際に必要となる情報であってエンジンコントローラが制御するデバイス、例えば、プリンタやスキャナに関する情報(以下、「各種デバイス情報」という。)をメインCPUから受信する(ステップS704,S714,S804)。
エンジンコントローラは、メインCPU及びサブCPUとは独立して、起動処理を実行する(ステップS721)。エンジンコントローラの起動処理は短時間で終了するため、エンジンコントローラは起動処理終了後からメインCPU及びサブCPUの通信が終了するまで待機する(ステップS722)。
次いで、サブCPUはエンジンコントローラと通信し、各種デバイス情報をエンジンコントローラに転送するとともに、エンジンコントローラのステータス情報を取得してジョブの実行が可能であるか否かを判別する(ステップS715,S723,S805)。なお、メインCPUはサブCPUとの通信終了後からサブCPU及びエンジンコントローラの通信が終了するまで待機する(ステップS705)。サブCPUがジョブの実行が可能であると判別したとき、サブCPUはメインCPUにジョブの実行が可能であることを通知し、メインCPUは操作表示部に電力が供給されるように制御し、メインCPU、サブCPU、及びエンジンコントローラはジョブが投入されるのを待機して(ステップS706,S716,S724,S806)本処理を終了する。
特開2009−223866号公報
しかしながら、上述したように、エンジンコントローラはメインCPU及びサブCPUの通信が終了した後にサブCPUと通信するため、エンジンコントローラの起動処理が終了してからエンジンコントローラがサブCPUと通信するまで待機しなければならない。その結果、エンジンコントローラの待機時間が短時間での画像形成装置の電力モードの切り替えを妨げ、省電力モードから通常モードへ電力モードを迅速に切り替えることができないという問題があった。
本発明の目的は、省電力モードから通常モードへ電力モードを迅速に切り替えることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、プリンタエンジンを備える画像形成装置において、メインシステムと、前記メインシステムと通信可能に接続されるサブシステムと、前記プリンタエンジンを制御し、前記サブシステムと通信可能に接続されるエンジンコントローラとを備え、前記画像形成装置が省電力モードから復帰する場合に、前記サブシステムは、前記メインシステムと前記サブシステムとの通信に必要なソフトウェアの起動が完了する前に、前記サブシステムと前記エンジンコントローラとの通信に必要なソフトウェアの起動を開始し、前記メインシステムから取得した前記画像形成装置のデバイス情報を前記エンジンコントローラへ送信することを特徴とする。
本発明によれば、省電力モードから通常モードへ電力モードを迅速に切り替えることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFPを含む画像形成システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるコントローラの内部構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるMFPの電力モードを省電力モードから通常モードに復帰させる第1の復帰処理を示すシーケンス図である。 図1におけるMFPの電力モードを省電力モードから通常モードに復帰させる第2の復帰処理を示すシーケンス図である。 図4の第2の復帰処理の手順を示すフローチャートであり、図5(A)は図2におけるメインCPUによって実行されるフローチャートであり、図5(B)は図2におけるサブCPUによって実行されるフローチャートである。 図4のステップS412,S413において複数のデバイスドライバを起動する起動処理を説明するために用いられる図であり、図6(A)は従来の起動処理を示し、図6(B)は第2の復帰処理における起動処理を示す。 従来の画像形成装置の電力モードを省電力モードから通常モードに復帰させる復帰処理を示すシーケンス図である。 サブCPUによって実行される図7の復帰処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP101を含む画像形成システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1の画像形成システム100はMFP101及び情報処理装置としてのPC102を備え、MFP101及びPC102はネットワーク、例えば、LAN103を介して互いに接続されている。MFP101は操作表示部104、コントローラ105、プリンタ106(プリンタエンジン)、スキャナ107、FAX108、及びHDD109を備え、操作表示部104、プリンタ106、スキャナ107、FAX108、及びHDD109はコントローラ105を介して互いに接続されている。また、プリンタ106は給紙ユニット106a、マーキングユニット106b、及び排紙ユニット106cを有し、給紙ユニット106a及び排紙ユニット106cはマーキングユニット106bを介して互いに接続されている。さらに、スキャナ107はスキャナユニット107a及び原稿給紙ユニット107bを有し、スキャナユニット107a及び原稿給紙ユニット107bは互いに接続されている。
操作表示部104はハードキーや操作パネルを備え、ユーザはハードキーや操作パネルを操作してMFP101に指示を入力する。コントローラ105は、例えば、PC102からジョブを受け付けるとともに、受け付けたジョブが実行される際にMFP101の各構成要素を制御する。プリンタ106は記録媒体、例えば、記録紙へHDD109に格納される画像データを印刷する。具体的に、マーキングユニット106bは給紙ユニット106aから給紙された記録紙に画像データを印刷し、画像データが印刷された記録紙は排紙ユニット106cに排紙される。
スキャナ107は原稿を読み取るとともに、読み取った原稿に対応する画像データを生成し、生成された画像データをHDD109に格納する。具体的に、スキャナユニット107aは原稿給紙ユニット107bから給紙された原稿を読み取るとともに、読み取った原稿に対応する画像データを生成する。FAX108は電話回線110を介して接続されている外部装置からFAXデータを受信し、又は電話回線110を介して接続されている外部装置にFAXデータを送信する。HDD109は不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムや各種データ等を格納する。
図2は、図1におけるコントローラ105の内部構成を概略的に示すブロック図である。
図2のコントローラ105はメインボード201(メインシステム)及びサブボード202(サブシステム)を備える。メインボード201はメインCPU203、ブートROM204、不揮発性メモリ205、メモリ206、RTC207、USBコントローラ208、ディスクコントローラ209、フラッシュディスク210、ネットワークI/F211、及びバスコントローラ212を有し、ブートROM204、不揮発性メモリ205、メモリ206、RTC207、USBコントローラ208、ディスクコントローラ209、ネットワークI/F211、及びバスコントローラ212がメインCPU203を介して互いに接続され、フラッシュディスク210はディスクコントローラ209を介してメインCPU203に接続されている。また、PC102はLAN103を介してネットワークI/F211に接続され、外部装置としてのUSBメモリ219はUSBコントローラ208に接続され、操作表示部104はメインCPU203に接続され、HDD109はディスクコントローラ209に接続されている。
サブボード202はサブCPU213、不揮発性サブメモリ214、サブメモリ215、画像処理プロセッサ216、エンジンコントローラ217、及びバスコントローラ218を有し、不揮発性サブメモリ214、サブメモリ215、画像処理プロセッサ216、及びバスコントローラ218はサブCPU213を介して互いに接続されている。また、エンジンコントローラ217は画像処理プロセッサ216に接続され、プリンタ106及びスキャナ107はエンジンコントローラ217に接続され、FAX108はサブCPU213に接続されている。さらに、バスコントローラ212,218はメインボード201及びサブボード202が通信するために互いに接続されている。
メインCPU203はブートROM204に格納されるブートプログラムを実行してメインボード201の各構成要素を制御する。不揮発性メモリ205は各種データ等を格納し、MFP101の電源がOFFにされたときであっても不揮発性メモリ205に格納された各種データ等は消去されない。メモリ206はメインCPU203のワークメモリである。RTC207はコントローラ105に電力が供給されていないときでも日付及び時刻を計時する。USBコントローラ208は接続されたUSBメモリ219を制御する。ディスクコントローラ209は接続されたフラッシュディスク210、例えば、SSDを制御する。
サブCPU213はサブボード202の各構成要素を制御する。不揮発性サブメモリ214は各種データ等を格納し、MFP101の電源がOFFにされたときであっても不揮発性サブメモリ214に格納された各種データ等は消去されない。サブメモリ215はサブCPU213のワークメモリである。画像処理プロセッサ216は、例えば、画像記述言語で記述された画像データをビットマップイメージデータに変換する。エンジンコントローラ217はプリンタ106及びスキャナ107を制御する。
図3は、図1におけるMFP101の電力モードを省電力モードから通常モードに復帰させる第1の復帰処理を示すシーケンス図である。図3の処理はメインCPU203、サブCPU213、及びエンジンコントローラ217によって実行される。
図3において、まず、メインCPU203は一定の時間を要する起動処理(ステップS301〜S303)を実行する。具体的に、メインCPUに電力が供給されると(ステップS301)、電力の供給されたメインCPU203はサブCPU213のバイナリデータ(サブCPU213の起動プログラム)をサブCPU213に送信してサブCPU213のリセット状態を解除する。これにより、サブCPU213がバイナリデータに基づいて起動処理を開始する(ステップS302)。バイナリデータはメインボード201の不揮発性メモリ205又はフラッシュディスク210からサブボード202のサブメモリ215にDMA転送される。バイナリデータには各種デバイス情報が付加されている。その後、サブCPU213と通信するための通信準備処理を実行する(ステップS303)。
また、エンジンコントローラ217はメインCPU203がメインCPU203自身の起動処理を実行する際、同時にエンジンコントローラ217自身の起動処理を実行する(ステップS321)。エンジンコントローラの起動処理は短時間で終了し、エンジンコントローラ217は起動処理終了後からステップS313,S323で後述するサブCPU213との通信が実行されるまで待機する(ステップS322)。
サブCPU213はメインCPU203の指示に基づいて起動処理(ステップS311〜S313)を実行する。具体的に、サブCPU213はサブCPU203のOSのコア部分であるカーネルを起動し(ステップS311)、MFP101の電力モードを省電力モードから通常モードに切り替える際に起動されるプリンタ106やスキャナ107等の複数のデバイスを駆動するための複数のデバイスドライバ(ソフトウェア)を起動する(ステップS312)。
全てのデバイスドライバが起動した後、サブCPU213はエンジンコントローラ217との通信を実行してメインCPU203からDMA転送されたバイナリデータに付加された各種デバイス情報をエンジンコントローラ217に転送するとともに、エンジンコントローラ217のステータス情報を取得してジョブの実行が可能であるか否かを判別する(ステップS313,S323)。また、サブCPU213はエンジンコントローラ217との通信を実行する際、同時にメインCPU203及びエンジンコントローラ217の仮想通信を確立し(ステップS314)、メインCPU203及びエンジンコントローラ217の仮想通信が確立された後、サブCPU213はメインCPU203との通信を実行する(ステップS304,S315)。
ステップS313,S323の判別の結果、ジョブの実行が可能であるとき、サブCPU213はメインCPU203にジョブの実行が可能であることを通知し、メインCPU203は操作表示部104への電力の供給を制御し、メインCPU203、サブCPU213、及びエンジンコントローラ217はジョブが投入されるのを待機して(ステップS305,S316,S324)本処理を終了する。
図3の処理によれば、サブCPU213が起動する際にメインCPU203からサブCPU213にDMA転送されるバイナリデータにエンジンコントローラ217が必要とする情報である各種デバイス情報が付加される(ステップS302)ので、全てのデバイスドライバが起動した後は、サブCPU213及びエンジンコントローラ217の通信が確立すると、直ちに各種デバイス情報をエンジンコントローラ217へ転送することができる。これにより、エンジンコントローラ217は各種デバイス情報をより早く受信することができ、もって、省電力モードから通常モードへの電力モードをより迅速に切り替えることができる。
図4は、図1におけるMFP101の電力モードを省電力モードから通常モードに復帰させる第2の復帰処理を示すシーケンス図である。図4の処理はメインCPU203、サブCPU213、及びエンジンコントローラ217によって実行される。また、図5は、図4の第2の復帰処理の手順を示すフローチャートであり、図5(A)は図2におけるメインCPU203によって実行され、図5(B)は図2におけるサブCPU213によって実行される。
図4及び図5において、まず、メインCPU203は一定の時間を要する起動処理(ステップS401〜S403,S501〜S503)を実行する。具体的に、メインCPU203に電力が供給されると(ステップS401,S501)、電力の供給されたメインCPU203はサブCPU213のバイナリデータ(サブCPU213の起動プログラム)をサブCPU213に送信してサブCPU213のリセット状態を解除する。これにより、サブCPU213がバイナリデータに基づいて起動処理を開始する(ステップS402,S502)。第2の復帰処理でも、サブCPU213にDMA転送されるバイナリデータには各種デバイス情報が付加されている。その後、サブCPU213と通信するための通信準備処理を実行する(ステップS403,S503)。
また、エンジンコントローラ217はメインCPU203がメインCPU203自身の起動処理を実行する際、同時にエンジンコントローラ217自身の起動処理を実行する(ステップS421)。エンジンコントローラの起動処理は短時間で終了し、エンジンコントローラ217は起動処理終了後からステップS415,S423で後述するサブCPU213との通信が実行されるまで待機する(ステップS422)。
サブCPU213はメインCPU203の指示に基づいて起動処理(ステップS411〜S414,S511〜S512,S514〜S515)を実行する。具体的に、サブCPU213はサブCPU203のOSのコア部分であるカーネルを起動し(ステップS411,S511)、MFP101の電力モードを省電力モードから通常モードに切り替える際に起動されるプリンタ106やスキャナ107等の複数のデバイスを駆動するための複数のデバイスドライバのうち、サブCPU213及びエンジンコントローラ217の通信に必要なデバイスドライバ(以下、「必須デバイスドライバ」という。)を優先して起動する(ステップS412,S512)。
通常、図6に示すように、複数のデバイスドライバが必須デバイスドライバ601〜603及び必須デバイスドライバ601〜603以外のデバイスドライバ(以下、「その他のデバイスドライバ」という。)604から構成されるとき、必須デバイスドライバ601〜603及びその他のデバイスドライバ604はランダムに起動される。したがって、必須デバイスドライバ601〜603のいずれかが全てのデバイスドライバの中でも最後に起動される場合がある(図6(A)参照)。必須デバイスドライバ601〜603が起動しなければサブCPU213はエンジンコントローラ217と通信できないが、第2の復帰処理では、サブCPU213及びエンジンコントローラ217の通信を早期に実行するために、必須デバイスドライバ601〜603はその他のデバイスドライバ604に優先して起動される(図6(B)参照)。したがって、必須デバイスドライバ601〜603の起動はその他のデバイスドライバ604が起動される前に完了する。なお、その他のデバイスドライバには、例えば、メインCPU203及びサブCPU213の通信に必要なデバイスドライバ、MFP101の各構成要素を識別して管理するデバイスドライバ、及び画像処理プロセッサ216を制御するデバイスドライバ等が含まれる。
図4及び図5に戻り、必須デバイスドライバ601〜603がその他のデバイスドライバ604に優先して起動されると、直ちにサブCPU213はエンジンコントローラ217との通信を実行してメインCPU203からDMA転送されたバイナリデータに付加された各種デバイス情報をエンジンコントローラ217に転送し、エンジンコントローラ217のステータス情報を取得してジョブの実行が可能であるか否かを判別する(ステップS415,S423,S513)。
次いで、サブCPU213は必須デバイスドライバ601〜603を起動した後、引き続きその他のデバイスドライバ604を起動し(ステップS413,S514)、全てのデバイスドライバを起動した後、メインCPU及びエンジンコントローラの仮想通信を確立する(ステップS414,S515)。
その後、サブCPU213は所定のアプリケーションを使用してメインCPU203との通信を実行し(ステップS404,S416,S504,S516)、ステップS415,S423,S513の判別の結果、ジョブの実行が可能であるとき、サブCPU213はメインCPU203にジョブの実行が可能であることを通知する。メインCPU203は操作表示部104への電力の供給を制御し、メインCPU203、サブCPU213、及びエンジンコントローラ217はジョブが投入されるのを待機して(ステップS405,S417,S424,S505,S517)本処理を終了する。
図4及び図5の処理によれば、MFP101の電力モードを省電力モードから通常モードに切り替える際に起動される複数のデバイスを駆動するための複数のデバイスドライバのうち、サブCPU213及びエンジンコントローラ217の通信に必須デバイスドライバ601〜603がその他のデバイスドライバ604に優先して起動される(ステップS412,S512)。これにより、サブCPU213及びエンジンコントローラ217の通信が早期に実行されるので、エンジンコントローラ217が起動処理を終了してから電力モードを省電力モードから通常モードに切り替える際にエンジンコントローラ217が必要とする情報である各種デバイス情報を受信するまでの待機時間を短縮することができ、もって、省電力モードから通常モードへ電力モードを迅速に切り替えることができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
213 サブCPU
217 エンジンコントローラ
601〜603 必須デバイスドライバ
604 その他のデバイスドライ
本発明は、画像形成装置及びその制御方法に関する。
本発明の目的は、省電力モードから通常モードへ電力モードを迅速に切り替えることができる画像形成装置及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、第2のプロセッサの起動プログラムを記憶する第1の記憶手段と、第1のプロセッサと、を有するメインシステムと、前記第2のプロセッサと、第2の記憶手段と、を有するサブシステムと、デバイスを制御するエンジンコントローラと、を有し、通常モードと省電力モードで動作する画像形成装置であって、前記省電力モードから前記通常モードに移行したことに従って、前記第1の記憶手段に記憶された前記第2のプロセッサの起動プログラムを前記第2の記憶手段に送信する送信手段をさらに有し、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサとの通信が確立される前に、前記第2の記憶手段に送信された前記第2のプロセッサの起動プログラムに従って、前記エンジンコントローラとの通信を開始することを特徴とする。
図3において、まず、メインCPU203は一定の時間を要する起動処理(ステップS301〜S303)を実行する。具体的に、メインCPUに電力が供給されると(ステップS301)、電力の供給されたメインボード201はサブCPU213のバイナリデータ(サブCPU213の起動プログラム)をサブCPU213に送信してサブCPU213のリセット状態を解除する。これにより、サブCPU213がバイナリデータに基づいて起動処理を開始する(ステップS302)。バイナリデータはメインボード201の不揮発性メモリ205又はフラッシュディスク210からサブボード202のサブメモリ215にDMA転送される。バイナリデータには各種デバイス情報が付加されている。その後、サブCPU213と通信するための通信準備処理を実行する(ステップS303)。
全てのデバイスドライバが起動した後、サブCPU213はエンジンコントローラ217との通信を実行して不揮発性メモリ205からDMA転送されたバイナリデータに付加された各種デバイス情報をエンジンコントローラ217に転送するとともに、エンジンコントローラ217のステータス情報を取得してジョブの実行が可能であるか否かを判別する(ステップS313,S323)。また、サブCPU213はエンジンコントローラ217との通信を実行する際、同時にメインCPU203及びエンジンコントローラ217の仮想通信を確立し(ステップS314)、メインCPU203及びエンジンコントローラ217の仮想通信が確立された後、サブCPU213はメインCPU203との通信を実行する(ステップS304,S315)。
図3の処理によれば、サブCPU213が起動する際に不揮発性メモリ205からサブメモリ215にDMA転送されるバイナリデータにエンジンコントローラ217が必要とする情報である各種デバイス情報が付加される(ステップS302)ので、全てのデバイスドライバが起動した後は、サブCPU213及びエンジンコントローラ217の通信が確立すると、直ちに各種デバイス情報をエンジンコントローラ217へ転送することができる。これにより、エンジンコントローラ217は各種デバイス情報をより早く受信することができ、もって、省電力モードから通常モードへの電力モードをより迅速に切り替えることができる。
図4及び図5において、まず、メインCPU203は一定の時間を要する起動処理(ステップS401〜S403,S501〜S503)を実行する。具体的に、メインCPU203に電力が供給されると(ステップS401,S501)、電力の供給されたメインCPU203はサブCPU213のバイナリデータ(サブCPU213の起動プログラム)をサブCPU213に送信してサブCPU213のリセット状態を解除する。これにより、サブCPU213がバイナリデータに基づいて起動処理を開始する(ステップS402,S502)。第2の復帰処理でも、サブメモリ215にDMA転送されるバイナリデータには各種デバイス情報が付加されている。その後、サブCPU213と通信するための通信準備処理を実行する(ステップS403,S503)。

Claims (1)

  1. プリンタエンジンを備える画像形成装置において、
    メインシステムと、
    前記メインシステムと通信可能に接続されるサブシステムと、
    前記プリンタエンジンを制御し、前記サブシステムと通信可能に接続されるエンジンコントローラとを備え、
    前記画像形成装置が省電力モードから復帰する場合に、前記サブシステムは、前記メインシステムと前記サブシステムとの通信に必要なソフトウェアの起動が完了する前に、前記サブシステムと前記エンジンコントローラとの通信に必要なソフトウェアの起動を開始し、前記メインシステムから取得した前記画像形成装置のデバイス情報を前記エンジンコントローラへ送信することを特徴とする画像形成装置。
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