JP2020024801A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールの外部に電池モジュール間の接続部材を設けることに伴う体積エネルギ密度の低下を抑制する。【解決手段】積層された複数の平板状電池21をそれぞれ含む複数の電池モジュール10が配置された電池パック1であって、複数の電池モジュールは平板状電池の積層方向に直交する方向に並んで配列され、複数の電池モジュールの各々は平板状電池の積層方向において平板状電池と並列に配置された板状の本体を有する第1及び第2の接続部材23及び24を備える。第1の接続部材は、当該電池モジュールの平板状電池と、隣接する電池モジュールの平板状電池とに接続され、並んで配列された複数の電池モジュールのうち一方の端に配置された電池モジュールの第2の接続部材は当該電池モジュールの平板状電池と接続されており、隣り合う電池モジュールの第2の接続部材同士は互いに接続されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電池パックに関する。
従来から、複数の平板状電池を電気的に接続してモジュール化して電池モジュールとし、複数の電池モジュールをケース内に収容して電池パックとしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。また、斯かる電池パックにおいて、電池モジュール同士の接続を電池モジュールの外部に設けられたワイヤーハーネスによって行うことが検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−287516号公報
ところで、特許文献1に記載の電池パックでは、隣り合う電池モジュールの端子同士が、電池モジュール上を横切るように延びるワイヤーハーネスによって接続されている。このようなワイヤーハーネスには、例えば、電池パックを自動車のモーター駆動用に用いるような場合には急速充電等に伴って大きな電流が流れることになるため、ワイヤーハーネスを太くすることが必要になる。このため、電池モジュールの外部に太さのあるワイヤーハーネスを設置することが必要になり、よって電池パックの体積エネルギ密度の低下を招く。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池モジュールの外部に電池モジュール間の接続部材を設けることに伴う体積エネルギ密度の低下を抑制することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その要旨とするところは、積層された複数の平板状電池をそれぞれ含む複数の電池モジュールが配置された電池パックであって、前記複数の電池モジュールは、同一平面上において前記複数の平板状電池の積層方向に直交する方向に並んで配列され、前記複数の電池モジュールの各々は、前記平板状電池の積層方向において前記平板状電池と並列に配置された板状の本体を有する第1の接続部材と、前記平板状電池の積層方向において前記平板状電池及び前記第1の接続部材と並列に配置された板状の本体を有する第2の接続部材と、を備え、前記電池モジュールにおける前記第1の接続部材は、当該電池モジュールの前記平板状電池と、隣接する前記電池モジュールの前記平板状電池とに接続され、並んで配列された前記複数の電池モジュールのうち一方の端に配置された電池モジュールの前記第2の接続部材は、当該電池モジュールの前記平板状電池と接続されており、隣り合う前記電池モジュールの前記第2の接続部材同士は、互いに接続されている、電池パックである。
本発明によれば、電池モジュールの外部に電池モジュール間の接続部材を設けることに伴う体積エネルギ密度の低下を抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1を概略的に示す斜視図である。 図2は、電池パックカバー3を取り外した状態における、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1を概略的に示す平面図である。 図3は、電池モジュールの一部を概略的に示す分解斜視図である。 図4は、各電池素子の概略的な断面図である。 図5は、接続部材を概略的に示す斜視図である。 図6は、電池パックカバー3を取り外した状態における、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1の電流経路を示す平面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101を概略的に示す斜視図である。 図8は、電池パックカバー103を取り外した状態における、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101を概略的に示す平面図である。 図9は、電池パックカバー103を取り外した状態における、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101の電流経路を示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<第1の実施形態>
≪電池パックの構成要素≫
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1を概略的に示す斜視図である。電池パック1は、例えば、電気自動車(EV)又はハイブリッド自動車(HV)における車室のフロアパネルの下側に配置される。電池パック1は、後述する電子機器9及び電池モジュール10を収容する電池パックケース2と、電池パックケース2の開口部を閉鎖する電池パックカバー3と、を有する。電池パックカバー3には、2つの開口部が形成される。電池パックカバー3の2つの開口部を通って電池パック1内の複数の電池モジュール10の充放電を行うための第1及び第2の電池端子4及び5が電池パック1の外部に延びる。第1の電池端子4は第2の電池端子5とは極性が異なる。なお、図示した実施形態では、第1及び第2の電池端子4及び5は、電池パックカバー3を通って電池パック1の内部から外部に延びるように形成されているが、電池パックケース2を通って電池パック1の内部から外部に延びるように形成されてもよい。また、第1及び第2の電池端子4及び5は、電池パックケース2や電池パックカバー3に直接取り付けられてもよい。
図2は、電池パックカバー3を取り外した状態における、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1を概略的に示す平面図である。なお、本明細書では、便宜上、図2において電子機器9が設けられている側を前、前と反対側を後、平板状電池21に対して後述する第2の接続部材24が設けられている側を右、右と反対側を左として説明する。しかしながら、これは電池パック1が車両に対して取り付けられる向きを規定するものではなく、電池パック1は車両に対してどのような向きに配置されてもよい。
図2に示したように、電池パックケース2内には、電子機器9と、複数の電池モジュール10と、第1及び第2の電池端子4及び5と、が配置される。図2に示した例では、電子機器9は、電池パックケース2の前側の領域に配置され、複数の電池モジュール10は、全て電子機器9よりも後側に配置される。なお、電子機器9は、複数の電池モジュール10の間等、如何なる位置に設けられてもよい。また、図2に示した例では、第1の電池端子4を正極とし、第2の電池端子5を負極としたが、第1の電池端子4を負極とし、第2の電池端子5を正極としてもよい。
電子機器9は、例えば、電池パック1内の電池モジュール10や電池モジュール10を構成する平板状電池21の状態を検出したり、又はこれらを制御したりする機器を含む。したがって、電子機器9は、例えば、ワイヤーハーネスにより各電池モジュール10に接続されて、各電池モジュール10の両端子間の電圧等を検出する。
≪電池モジュールの構成≫
図2に示したように、電池モジュール10は、積層された複数の平板状電池21と、平板状電池21の積層方向において複数の平板状電池21の両側に配置された外側固定部材22と、平板状電池21の積層方向において平板状電池21と並列に配置された板状の第1の接続部材23と、平板状電池21の積層方向において平板状電池21及び第1の接続部材23と並列に配置された板状の第2の接続部材24と、を備える。
図3は、1つの電池モジュール10の一部を概略的に示す分解斜視図である。図3では、平板状電池21、外側固定部材22、第1の接続部材23及び第2の接続部材24が互いに離間された状態で示されている。しかし、実際には、平板状電池21と第1の接続部材23とは、後述する絶縁性部材35を介して互いに面接触するように配置され、第1及び第2の接続部材23及び24と外側固定部材22とは、それぞれ絶縁性部材35を介して互いに面接触するように配置される。
各平板状電池21は、正極端子21aと負極端子21bとを備える。本実施形態では、各平板状電池21は、正極端子21a及び負極端子21bを同一側面上に備えるように構成される。特に、本実施形態では、図2に示したように、各平板状電池21は、正極端子21a及び負極端子21bが共に各平板状電池21の本体の後側に配置されるように構成される。しかしながら、各平板状電池21は、正極端子21a及び負極端子21bが同一側面上に配置されれば、電池パックケース2内においていかなる向きに配置されてもよい。
また、正極端子21a及び負極端子21bは、平板状電池21の本体から鉛直方向ではなく、水平方向に配置されることが好ましい。このように、各平板状電池21の正極端子21a及び負極端子21bが鉛直方向に延びないように配置することにより、電池パック1内に正極端子21a及び負極端子21b用のスペースを鉛直方向に設ける必要がなくなり、よって電池パック1の全高を低く抑えることができる。
各平板状電池21は、1つ又は複数の電池素子50を備える。図4は、各電池素子50の概略的な断面図である。図4に示したように、各電池素子50は、正極集電体層51、正極活物質層52、固体電解質層53、負極活物質層54及び負極集電体層55がこの順に積層されて形成される。本実施形態では、正極集電体層51、正極活物質層52、固体電解質層53、負極活物質層54、及び負極集電体層55は、それぞれ固体材料で形成される。
正極集電体層51は、正極集電体を有し、正極活物質層52からの集電を行う機能を有する。正極集電体の材料としては、例えば、アルミニウム、SUS、ニッケル、鉄、チタン等を用いることができる。正極集電体層51は、電池素子50から突出して電池素子50の正極として機能する正電極51aを備える。
正極活物質層52は、正極活物質を含む。電池素子50がリチウムイオン電池である場合には、正極活物質としては、例えば、コバルト酸リチウムやマンガン酸リチウム等の公知の正極活物質を適宜用いることができる。また、正極活物質層52は、正極活物質に加えて、更に固体電解質、導電剤、バインダを含有していても良い。
正極活物質層52に用いることができる固体電解質としては、後述する固体電解質層53に用いる材料と同様の材料や、酸化物系非晶質固体電解質、結晶質酸化物等を用いることができる。
固体電解質層53は、イオン導電性を示す固体物質である固体電解質を含む。電池素子50がリチウムイオン電池である場合には、固体電解質としては、例えばLi2S−P25やLi7311等の硫化物系固体電解質や、LiIやLi2O−B23−P25等の酸化物系固体電解質等の公知の固体電解質を適宜用いることができる。
負極活物質層54は、負極活物質を含む。電池素子50がリチウムイオン電池である場合には、負極活物質としては、例えばグラファイトなどの公知の負極活物質を適宜用いることができる。負極活物質層54も、負極活物質に加えて、上述したような固体電解質、導電剤、バインダを含有していても良い。
負極集電体層55は、負極集電体を有し、負極活物質層54からの集電を行う機能を有する。負極集電体の材料としては、正極集電体の材料に加え、銅を用いることができる。負極集電体層55は、電池素子50から突出して電池素子50の負極として機能する負電極55aを備える。
なお、本実施形態では、電池素子50は、固体電解質層53を有するように構成されている。しかしながら、電池素子50は、正極集電体層、正極活物質層、セパレーター、負極活物質層、及び負極集電体層が電解液に含浸されている液系電池等、全固体電池以外の電池であってもよい。
各平板状電池21は、1つの電池素子50であってもよい。この場合、電池素子50の正電極51aは平板状電池21の正極端子21aとして機能し、負電極55aは平板状電池21の負極端子21bとして機能する。
或いは、各平板状電池21は、外装体と外装体に収容された1つ又は複数の電池素子50とを備えた電池であってもよい。外装体は、金属層とシーラント材層とを有するラミネート外装体であってもよく、この場合、各平板状電池21は、ラミネート電池として形成される。或いは、外装体は、箱状に形成された箱状部材であってもよく、この場合、各平板状電池21は、角形電池として形成される。
各平板状電池21が外装体内に1つの電池素子50を備える場合には、電池素子50の正電極51aは平板状電池21の正極端子21aに接続され、負電極55aは平板状電池21の負極端子21bに接続される。各平板状電池21が外装体内に複数の電池素子50を備える場合には、これら電池素子50同士は直列又は並列に接続され、これら電池素子50のうちの少なくとも一部の電池素子50の正電極51aは平板状電池21の正極端子21aに接続され、これら電池素子50のうちの少なくとも一部の電池素子50の負電極55aは平板状電池21の負極端子21bに接続される。
上述したように、各電池モジュール10は、積層された複数の平板状電池21を備える。図2からわかるように、複数の平板状電池21は、平板状電池21の広い側面同士が向き合うように、水平方向に配置される。また、本実施形態では、各電池モジュール10は、その電池モジュール10を構成する全ての平板状電池21の正極端子21a及び負極端子21bが電池モジュール10の同一側面上に配置されるように構成される。
各電池モジュール10を構成する平板状電池21同士は、直列又は並列に接続される(図示せず)。隣り合う平板状電池21同士が直列に接続される場合には、隣り合う平板状電池21の正極端子21a及び負極端子21bが接続されることになる。一方、隣り合う平板状電池21同士が並列に接続される場合には、隣り合う平板状電池21の正極端子21a同士又は負極端子21b同士が接続されることになる。
外側固定部材22は、上述したように、平板状電池21の積層方向において複数の平板状電池21の両側に配置される。したがって、本実施形態では、各電池モジュール10を構成する全ての平板状電池21の右側に1つの外側固定部材22が配置され、左側に1つの外側固定部材22が配置される。各電池モジュール10を構成する2つの外側固定部材22のうち少なくとも一方は、ボルト等によって電池パックケース2に固定される。
また、本実施形態では、各電池モジュール10を構成する外側固定部材22同士は、例えば両外側固定部材22間で延びるシャフト等(図示せず)によって互いに連結される。特に、本実施形態では、外側固定部材22同士は、これら外側固定部材22間に配置された平板状電池21の積層方向において、これら複数の平板状電池21に大きい荷重を加えるように連結される。これにより、全固定電池である平板状電池21の各電池素子50の積層方向に拘束力を加えることができる。
≪接続部材の構成≫
図5は、第1の接続部材23を概略的に示す斜視図である。図5に示したように、第1の接続部材23は、平板状の接続部材本体31と、接続部材本体31の相対する側面に設けられた第1及び第2の接続端子32及び33と、を備える。本実施形態では、接続部材本体31、第1及び第2の接続端子32及び33は、金属等の導電性の材料で一体的に形成される。ここで、第2の接続部材24も、第1の接続部材23と同様の構成を有しており、板状の接続部材本体31と、接続部材本体31の相対する側面に設けられた第1及び第2の接続端子32及び33と、を備える。
また、図5に示したように、接続部材本体31において第1及び第2の接続端子32及び33が設けられていない広い側面上には、絶縁性部材35が設けられる。逆に言うと、接続部材本体31の絶縁性部材35が設けられていない2つの相対する側面に第1及び第2の接続端子32及び33が設けられる。絶縁性部材35は、絶縁性を有していれば、例えば樹脂等いかなる材料で形成されてもよく、例えば、接続部材本体31の側面上に設けられた樹脂ラミネートとして形成される。
図5に示したように、本実施形態では、絶縁性部材35は、接続部材本体31の広い側面の全面に亘って配置される。しかしながら、絶縁性部材35は、必ずしも接続部材本体31の広い側面の全面を覆うように配置されていなくてもよく、その一部を覆うように配置されてもよい。ただし、この場合には、絶縁性部材35は、接続部材本体31と隣接して配置される平板状電池21と接続部材本体31とが直接接触することの無いように、且つ接続部材本体31と隣接して配置される外側固定部材22と接続部材本体31とが直接接触することの無いように、接続部材本体31の側面上に配置される。
図2に示したように、第1及び第2の接続部材23及び24は、平板状電池21と並列に配置される。したがって、第1及び第2の接続部材23及び24の広い側面が平板状電池21の側面と対向するようにそれぞれ配置される。
各電池モジュール10における第1の接続部材23は、平板状電池21と外側固定部材22との間に配置される。本実施形態では、第1及び第3の電池モジュール10a及び10cにおける第1の接続部材23は平板状電池21と右側の外側固定部材22との間に配置され、第2及び第4の電池モジュール10b及び10dにおける第1の接続部材23は平板状電池21と左側の外側固定部材22との間に配置されている。また、各電池モジュール10における第2の接続部材24は、2つの外側固定部材22のうち、一方の外側固定部材22よりも外側にそれぞれ配置される。本実施形態では、第1乃至第4の電池モジュール10a乃至10dの各々における第2の接続部材24は、右側の外側固定部材22よりも右側にそれぞれ配置されている。なお、本実施形態における第1及び第2の接続部材23及び24の配置はあくまで例示を目的とするものであり、本発明の原理を逸脱しない範囲で第1及び第2の接続部材23及び24を如何なる位置に配置してもよい。
≪電池パックの構成≫
次に、図2を再び参照して、電池パック1内における電池モジュール10等の配置や構成について説明する。上述したように、電池パックケース2内には、同一平面上において複数の平板状電池21の積層方向に直交する前後方向に並んで配列された複数の電池モジュール10が収容されている。図2に示した例では、電池パックケース2内には、第1の電池モジュール10aから第4の電池モジュール10dまでの4つの電池モジュール10が収容されている。
電池パックケース2内に収容された電池モジュール10は、各電池モジュール10を構成する平板状電池21の積層方向が同一の方向となるように配置される。図2に示した例では、電池パックケース2内において、平板状電池21の積層方向が左右方向となるように各電池モジュール10が配置される。特に、図示した実施形態では、各電池モジュール10を構成する平板状電池21の正極端子21a及び負極端子21bは、各電池モジュール10の後側に配置される。
各電池モジュール10を構成する第1の接続部材23は、その第1の接続端子32が各電池モジュール10の後側に配置されると共に、第2の接続端子33が各電池モジュール10の前側に配置される。この結果、第1の接続端子32は、電池モジュール10に対して、平板状電池21の端子21a、21bが設けられた側面と同じ側に配置される。
第1の接続部材23の第2の接続端子33は、電池モジュール10に対して平板状電池21の端子21a、21bが設けられた側面とは反対側に配置される。この結果、隣り合う電池モジュール10のうち一方の電池モジュール10の第1の接続部材23の第2の接続端子33と、他方の電池モジュール10の平板状電池21の端子21a、21bとが対向する。
各電池モジュール10の第1の接続部材23の第1の接続端子32は、その電池モジュール10の平板状電池21の正極端子21a又は負極端子21bに接続されている。一方、各電池モジュール10の第1の接続部材23の第2の接続端子33は、第1及び第2の電池端子4及び5の最も近い前側の端に配置された最前列の電池モジュール10を除き、隣接する電池モジュール10の平板状電池21の端子21a、21bに導電性の連結部材26によって接続されている。最前列の電池モジュール10の第1の接続部材23の他方の接続端子33は、第1の電池端子4に接続されている。
図2に示す例では、第2の電池モジュール10bの第1の接続部材23の第1の接続端子32は第2の電池モジュール10bの平板状電池21の端子21a、21bに接続され、第2の接続端子33は第1の電池モジュール10aの平板状電池21の端子21a、21bに接続されている。同様に、第3の電池モジュール10cの第1の接続部材23の第1の接続端子32は第3の電池モジュール10cの平板状電池21の端子21a、21bに接続され、第2の接続端子33は第2の電池モジュール10bの平板状電池21の端子21a、21bに接続されている。一方で、最前列の第1の電池モジュール10aの第1の接続部材23の第2の接続端子33は、第1の電池端子4に接続されている。
各電池モジュール10を構成する第2の接続部材24は、その第1の接続端子32が各電池モジュール10の後側に配置されると共に、第2の接続端子33が各電池モジュール10の前側に配置される。この結果、第2の接続部材24の第1の接続端子32は、電池モジュール10に対して、平板状電池21の端子21a、21bが設けられた側面と同じ側に配置される。
第2の接続部材24の第2の接続端子33は、電池モジュール10に対して平板状電池21の端子21a、21bが設けられた側面とは反対側に配置される。この結果、隣り合う電池モジュール10のうち、一方の電池モジュール10の第2の接続部材24の第1の接続端子32と、他方の電池モジュール10の第2の接続部材24の第2の接続端子33とが対向する。
前後方向に配列された複数の電池モジュール10のうち、第1及び第2の電池端子4及び5が配置された位置から最も離れた後側の端に配置された最後列の電池モジュール10の第2の接続部材24の第1の接続端子32は、その電池モジュール10の平板状電池21の正極端子21a又は負極端子21bに連結部材26によって接続されている。また、隣り合う電池モジュール10の第2の接続部材24同士は、一方の電池モジュール10の第2の接続部材24の第1の接続端子32と、他方の電池モジュール10の第2の接続部材24の第2の接続端子33とが連結部材26によって互いに接続されている。さらに、最前列の電池モジュール10の第2の接続部材24の第2の接続端子33は、第2の電池端子5に接続されている。
図2に示す例では、最後列の第4の電池モジュール10dの第2の接続部材24の第1の接続端子32は、第4の電池モジュール10dの平板状電池21の正極端子21a又は負極端子21bに連結部材26によって接続されている。また、第2の電池モジュール10bの第2の接続部材24の第1の接続端子32は第3の電池モジュール10cの第2の接続部材24の第2の接続端子33に接続され、第3の電池モジュール10cの第2の接続部材24の第1の接続端子32は第4の電池モジュール10dの第2の接続部材24の第2の接続端子33に接続されている。さらに、最前列の第1の電池モジュール10aの第2の接続部材24の第2の接続端子33は、第2の電池端子5に接続されている。
図6は、電池パックカバー3を取り外した状態における、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1の電流経路を示す平面図である。図6に示すように、本発明の第1の実施形態に係る電池パック1では、正極である第1の電池端子4は第1の電池モジュール10aの第1の接続部材23の第2の接続端子33に接続され、第1の電池モジュール10aの左端の平板状電池21は第2の電池モジュール10bの第1の接続部材23の第2の接続端子33に接続されている。そのため、第1の電池端子4から第1の電池モジュール10aの第1の接続部材23、第1の電池モジュール10aの第1の接続部材23から第1の電池モジュール10aの左端の平板状電池21、第1の電池モジュール10aの左端の平板状電池21から第2の電池モジュール10bの第1の接続部材23、の経路で電流が流れる。以降、同様にして、第2の電池モジュール10bから第3の電池モジュール10c、第3の電池モジュール10cから第4の電池モジュール10dへ電流が流れる。
第4の電池モジュール10dでは、第1の接続部材23から複数の平板状電池21にわたって電流が流れる。第4の電池モジュール10dでは、右端の平板状電池21は連結部材26を介して第2の接続部材24の第1の接続端子32に接続されているため、右端の平板状電池21から連結部材26を介して第2の接続部材24へ電流が流れる。
第4の電池モジュール10dの第2の接続部材24の第2の接続端子33は連結部材26を介して第3の電池モジュール10cの第2の接続部材24の第1の接続端子32に接続されているため、第4の電池モジュール10dの第2の接続部材24から第3の電池モジュール10cの第2の接続部材24へ電流が流れる。以降、同様にして、第3の電池モジュール10cから第2の電池モジュール10b、第2の電池モジュール10bから第1の電池モジュール10aへ電流が流れる。
第1の電池モジュール10aの第2の接続部材24の第2の接続端子33は、第2の電池端子5に接続されているため、第1の電池モジュール10aの第2の接続部材24から第2の電池端子5へ電流が流れる。
このように、本実施形態によれば、隣り合う電池モジュール10の端子同士を接続するのに、各電池モジュール10内に設けられた板状の第1及び第2の接続部材23及び24を用いる。このため、電池モジュール10の外部に電池モジュール10を横切るように延びるワイヤーハーネス等を設ける必要がない。電池モジュール10の外部にワイヤーハーネスを設けると、大きな電流の流れるワイヤーハーネスを太くする必要があり、車両の振動等によってワイヤーハーネスに摩耗が発生して短絡等が発生しないようにするためには、電池モジュールの外部にワイヤーハーネスを収容するための十分な空間が必要になる。これに対して、本実施形態によれば、電池モジュール10の外部に大きな空間を設ける必要がなくなり、よって電池パック1の体積エネルギ密度を高めることができる。
また、電池モジュール10の外部にワイヤーハーネスを設けると、例えば、車両の衝突等によって電池パック1が変形したときにワイヤーハーネスが本来接触すべきでない箇所に接触してしまい、短絡等が発生する可能性がある。これに対して、本実施形態によれば、第1の接続部材23は電池パックケース2に固定された外側固定部材22間に配置されるため、電池パック1が変形するような場合でも短絡等が発生しにくい。したがって、電池パック1の安全性を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、第1及び第2の電池端子4及び5が配置された位置から最も離れた位置に配置された電池モジュール10の第2の接続部材24はその電池モジュール10の平板状電池21に接続され、隣り合う電池モジュール10の第2の接続部材24同士は互いに接続されている。そのため、第1の接続部材23と第2の接続部材24とで、それらの接続端子32は極性が互いに逆になり、それらの接続端子33は極性が互いに逆になる。これにより、図6で示したように、第1の電池端子4から第4の電池モジュール10dへの方向に向かう電流は、第4の電池モジュール10dにおいて連結部材26及び第2の接続部材24によってその方向が折り返されて、第4の電池モジュール10dから第2の電池端子5に向かうようになる。したがって、第1の接続部材23を流れる電流の方向と第2の接続部材24を流れる電流の方向とが反対方向になるため、電池パック1の総正極端子及び総負極端子である第1及び第2の電池端子4及び5を同じ側に配置させることが可能となる。
ここで、電池パックに接続されるモーターなどの機器は、前輪側や後輪側に配置される。そのため、仮に、電池パックの総正極端子及び総負極端子が互いに電池パックの反対側に配置されると、例えば後側に配置された電池端子を前輪側に配置されたモーターに接続する際に、その接続のための配線を電池パック内で後側から前側に引き回す分だけ電池モジュールの外部に無駄な配線が必要になる。斯かるモーターに接続するような配線は大電流が流れるため比較的太いことから、電池モジュールの外部に当該配線を収容するための十分な空間が必要になる。これに対して、本実施形態によれば、第1及び第2の電池端子4及び5が同じ側に配置されているため、無駄な配線が必要なく、電池モジュール10の外部に大きな空間を設ける必要がなくなり、よって電池パック1の体積エネルギ密度を高めることができる。
≪変形例≫
ところで、上述した実施形態では、第1及び第2の接続部材23及び24の接続部材本体31は平板状に形成されている。しかしながら、第1及び第2の接続部材23及び24は、板状に形成されていれば、必ずしも平板状に形成されていなくてもよい。したがって、例えば、第1及び第2の接続部材23及び24は、波板状に形成されてもよい。例えば、第1の接続部材23が波板状に形成されている場合、第1の接続部材23と第1の接続部材23の隣に配置された平板状電池21との間には流体の通り道が形成されることになり、平板状電池21を冷却し易くすることができる。
また、上述した実施形態では、第1及び第2の接続部材23及び24は金属等の導電性の材料で形成される。しかしながら、第1及び第2の接続部材23及び24は、必ずしもその全体が導電性の材料で形成されていなくてもよい。したがって、第1及び第2の接続部材23及び24の一部のみが導電性の材料で形成されると共に、この導電性の材料によって両接続端子32、33が互いに接続されるように構成されてもよい。或いは、第1及び第2の接続部材23及び24は、正極端子と負極端子とが二つの相対する側面に設けられた平板状電池として構成されてもよい。
加えて、上記実施形態では、各平板状電池21は、正極端子21aと負極端子21bとを同一側面上に備えるように構成されている。しかしながら、各平板状電池21は、正極端子21aと負極端子21bとを異なる側面上に、例えば互いに反対側の側面上に備えるように構成されてもよい。
加えて、上記実施形態では、第1及び第2の接続部材23及び24の側面上に絶縁性部材35が設けられる。しかしながら、第1及び第2の接続部材23及び24の側面上に絶縁性の部材が設けられれば、必ずしも第1及び第2の接続部材23及び24と外側固定部材22との間や第1の接続部材23と平板状電池21との間に絶縁性部材35を設ける必要はない。具体的な態様としては、例えば、外側固定部材22を絶縁性の材料で形成することや、外装体を備える平板状電池21の外装体を絶縁性の材料で形成することが考えられる。
さらに、上記実施形態では、第2の接続部材24を2つの外側固定部材22の外側に配置したが、第2の接続部材24を2つの外側固定部材22の間に配置してもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る電池パックについて説明する。第2の実施形態に係る電池パックの構成は基本的に第1の実施形態に係る電池パックの構成と同様であるため、以下では、第1の実施形態に係る電池パックの構成と異なる部分を中心に説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101を概略的に示す斜視図である。電池パック101は、電池パックケース102と、電池パックケース2の開口部を閉鎖する電池パックカバー103と、を有する。電池パックカバー103には、4つの開口部が形成される。電池パックカバー103の4つの開口部を通って電池パック101内の複数の電池モジュール10’の充放電を行うための第1乃至第4の電池端子4乃至7が電池パック101の外部に延びる。第1の電池端子4は第2の電池端子5とは極性が異なり、第3の電池端子6は第4の電池端子7とは極性が異なる。なお、図示した実施形態では、第1乃至第4の電池端子4乃至7は、電池パックカバー103を通って電池パック101の内部から外部に延びるように形成されているが、電池パックケース102を通って電池パック101の内部から外部に延びるように形成されてもよい。また、第1乃至第4の電池端子4乃至7は、電池パックケース102や電池パックカバー103に直接取り付けられてもよい。
図8は、電池パックカバー103を取り外した状態における、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101を概略的に示す平面図である。図8に示したように、電池パックケース102内には、電子機器9と、複数の電池モジュール10’と、第1乃至第4の電池端子4乃至7と、が配置される。また、電池モジュール10’は、平板状電池21、外側固定部材22、第1の接続部材23及び第2の接続部材24に加え、平板状電池21の積層方向において平板状電池21、外側固定部材22、第1の接続部材23及び第2の接続部材24と並列に配置された板状の第3の接続部材25をさらに備える。
図8に示す例では、第3及び第4の電池端子6及び7は、第1及び第2の電池端子4及び5が設けられている前側とは反対側である後側に設けられている。また、第3の接続部材25は、第2の接続部材24において外側固定部材22が設けられている側面とは反対側の側面上に設けられている。本実施形態では、第1の電池端子4及び第3の電池端子6を正極とし、第2の電池端子5及び第4の電池端子7を負極とした。
第3の接続部材25も、第1及び第2の接続部材23及び24と同様の構成を有しており、板状の接続部材本体31と、接続部材本体31の相対する側面に設けられた2つの接続端子32、33と、を備える。第3の接続部材25の接続部材本体31において接続端子32、33が設けられていない広い側面上には、絶縁性部材35が設けられる。
各電池モジュール10’を構成する第3の接続部材25も、第1及び第2の接続部材23及び24と同様に、その第1の接続端子32が各電池モジュール10’の後側に配置されると共に、第2の接続端子33が各電池モジュール10’の前側に配置される。この結果、隣り合う電池モジュール10’のうち一方の電池モジュール10’の第3の接続部材25の第1の接続端子32と、他方の電池モジュール10’の第3の接続部材25の第2の接続端子33とが対向する。
最後列の電池モジュール10’の第3の接続部材25の第1の接続端子32は正極である第3の電池端子6に接続され、当該電池モジュール10’の第2の接続部材24の第1の接続端子32は、連結部材26を介して平板状電池21に接続されるとともに、負極である第4の電池端子7に接続されている。また、最前列の電池モジュール10’の第3の接続部材25の第2の接続端子33は第1の電池端子4を介してその電池モジュール10’の第1の接続部材23の第2の接続端子33に接続されている。斯かる配置及び接続により、第3の接続部材25と第2の接続部材24とで、それらの接続端子32は極性が互いに逆になり、それらの接続端子33は極性が互いに逆になる。
図8に示す例では、第4の電池モジュール10’dの第3の接続部材25の接続端子32は、第3の電池端子6に接続されている。また、第2の電池モジュール10’bの第3の接続部材25の第1の接続端子32は第3の電池モジュール10’cの第3の接続部材25の第2の接続端子33に接続され、第3の電池モジュール10’cの第3の接続部材25の第1の接続端子32は第4の電池モジュール10’dの第3の接続部材25の第2の接続端子33に接続されている。さらに、第1の電池モジュール10aの第3の接続部材25の第2の接続端子33は、第1の電池端子4を介して第1の電池モジュール10aの第1の接続部材23の第2の接続端子33に接続されている。
図9は、電池パックカバー103を取り外した状態における、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101の電流経路を示す平面図である。本発明の第2の実施形態に係る電池パック101では、第1及び第2の電池端子4及び5が外部に接続された場合には図6において示した電流経路で第1の電池端子4から第2の電池端子5に電流が流れることに加え、第3及び第4の電池端子6及び7が外部に接続された場合には図9に示す電流経路で第3の電池端子6から第4の電池端子7に電流が流れる。
具体的には、図9に示すように、本発明の第2の実施形態に係る電池パック101では、正極である第3の電池端子6は第4の電池モジュール10’dの第3の接続部材25の第1の接続端子32に接続されている。第4の電池モジュール10’dの第3の接続部材25の第2の接続端子33は第3の電池モジュール10’cの第3の接続部材25の第1の接続端子32に接続されている。隣り合う電池モジュール10’のる第3の接続部材25同氏は、一方の電池モジュール10’の第1の接続端子32と他方の電池モジュール10’における第3の接続部材25の第2の接続端子33とが連結部材26によって接続されている。そのため、第3の電池端子6から、第4の電池モジュール10’dの第3の接続部材25、第3の電池モジュール10’cの第3の接続部材25、第2の電池モジュール10’bの第3の接続部材25、第1の電池モジュール10’aの第3の接続部材25の経路で電流が流れる。
また、第1の電池モジュール10’aの第3の接続部材25の第2の接続端子33は、第1の電池端子4を介して第1の電池モジュール10’aの第1の接続部材23の第2の接続端子33に接続されている。そのため、第1の電池モジュール10’aの第3の接続部材25から第1の電池モジュール10’aの第1の接続部材23へ電流が流れる。
電池モジュール10’の右端及び左端の平板状電池21のうちの一方は隣接する電池モジュール10’の第1の接続部材23の第2の接続端子33と接続されている。そのため、第1の電池モジュール10’aの第1の接続部材23から第1の電池モジュール10’aの左端の平板状電池21、第1の電池モジュール10’aの左端の平板状電池21から第2の電池モジュール10’bの第1の接続部材23、の経路で電流が流れる。以降、同様にして、第2の電池モジュール10’bから第3の電池モジュール10’c、第3の電池モジュール10’cから第4の電池モジュール10’dへ電流が流れる。
さらに、第4の電池モジュール10’dの第2の接続部材24の第1の接続端子32は第4の電池端子7に接続されている。そのため、第4の電池モジュール10’dの第2の接続部材24から第4の電池端子7へ電流が流れる。
本実施形態によれば、図6で示したような第1の電池端子4から第4の電池モジュール10dへの方向に向かった後に折り返されて第2の電池端子5に向かう電流経路に加え、図9で示したような第3の電池端子6から第1の電池モジュール10aへの方向に向かった後に折り返されて第4の電池端子7に向かう電流経路で電流を供給できるようになる。そのため、複数方向の出力が可能となり、前方及び後方にそれぞれ総正極端子及び総負極端子を設けることが可能となる。したがって、例えば前輪駆動用モーター及び後輪駆動用モーターを含む四輪駆動の自動車用に電池パックが用いられる場合など、出力方向が複数存在する場合であっても電池パック101内で無駄な配線を引き回す必要がないことから、斯かる用途においても高いエネルギ密度の電池パック101を実現することが可能となる。
1、101 電池パック
2、102 電池パックケース
3、103 電池パックカバー
4、5、6、7 電池端子
9 電子機器
10、10’ 電池モジュール
21 平板状電池
22 外側固定部材
23 第1の接続部材
24 第2の接続部材
25 第3の接続部材
26 連結部材
31 接続部材本体
32、33 接続端子
35 絶縁性部材
50 電池素子
51 正極集電体層
52 正極活物質層
53 固体電解質層
54 負極活物質層
55 負極集電体層

Claims (1)

  1. 積層された複数の平板状電池をそれぞれ含む複数の電池モジュールが配置された電池パックであって、前記複数の電池モジュールは、同一平面上において前記複数の平板状電池の積層方向に直交する方向に並んで配列され、前記複数の電池モジュールの各々は、
    前記平板状電池の積層方向において前記平板状電池と並列に配置された板状の本体を有する第1の接続部材と、
    前記平板状電池の積層方向において前記平板状電池及び前記第1の接続部材と並列に配置された板状の本体を有する第2の接続部材と、
    を備え、
    前記電池モジュールにおける前記第1の接続部材は、当該電池モジュールの前記平板状電池と、隣接する前記電池モジュールの前記平板状電池とに接続され、
    並んで配列された前記複数の電池モジュールのうち一方の端に配置された電池モジュールの前記第2の接続部材は、当該電池モジュールの前記平板状電池と接続されており、
    隣り合う前記電池モジュールの前記第2の接続部材同士は、互いに接続されている、電池パック。
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