JP2018137191A - 電池パック - Google Patents

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正明 岩佐
Masaaki Iwasa
正明 岩佐
阿部 健太郎
Kentaro Abe
健太郎 阿部
孝行 中島
Takayuki Nakajima
孝行 中島
中野 洋一
Yoichi Nakano
洋一 中野
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Abstract

【課題】従来のパック構造は電池群を固定するサイドプレートと、ファンを有し、サイドプレートは、エンドプレートと共にケースに固定されている。さらに、電池間には冷媒が移動するための流路が形成されている。しかし、電池間に冷媒が移動するための流路を設けるとその分電池パックが大きくなるという問題点があった。【解決手段】電池群と、電池群と接触して固定する一対のサイドプレートと、ファンと、前記電池群、ファン及び一対のサイドプレートと、を収納するケースと、を備えた電池パックにおいて、前記サイドプレートは前記ケースに接触して固定され、前記サイドプレートと前記ケースとの間にはファンの流路が配置されることを特徴とする電池パック。【選択図】 図11

Description

本発明は車載用途等に使用される電池パックに関する。
従来、再充電可能な二次電池の分野では、鉛電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池等の水溶液系電池が主流であった。しかしながら、電気機器の小型化、軽量化が進むにつれ、高エネルギー密度を有するリチウム二次電池が着目され、その研究、開発及び商品化が急速に進められた。
一方、地球温暖化や枯渇燃料の問題から電気自動車(EV)や駆動の一部を電気モーターで補助するハイブリッド電気自動車(HEV)が各自動車メーカーで開発され、その電源として高容量で高出力な二次電池が求められるようになってきた。このような要求に合致する電源として、高電圧を有する非水溶液系のリチウム二次電池が注目されている。特に角形リチウム二次電池はパック化した際の体積効率が優れているため、HEV用あるいはEV用として角形リチウム二次電池の開発への期待が高まっている。
角形リチウム二次電池は充放電を行うと発熱するので冷却する必要がある。HEV用あるいはEV用などの用途では、角形リチウム二次電池を複数個直列にした状態でパック化した状態で使用する。そのため電池間に冷却用の流路を設けて、ファンにより冷媒をこの流路に通すことにより電池を冷却する構造が示されている(特許文献1)。
特開第2013−84558号
特許文献1で開示されているパック構造は電池群を固定するサイドプレートと、ファンを有し、サイドプレートは、エンドプレートと共にケースに固定されている。さらに、電池間には冷媒が移動するための流路が形成されている。しかし、電池間に冷媒が移動するための流路を設けるとその分電池パックが大きくなるという問題点があった。そこで、本発明の目的は電池間を冷媒が移動するための流路を削減することによる小型な電池パックを提供することである。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、電池群と、電池群と接触して固定する一対のサイドプレートと、ファンと、前記電池群、ファン及び一対のサイドプレートと、を収納するケースと、を備えた電池パックにおいて、前記サイドプレートは前記ケースに接触して固定され、前記サイドプレートと前記ケースとの間にはファンの流路が配置されることを特徴とする電池パック。
本発明によれば、電池間に形成された冷媒が移動するための流路を削減することにより、小型な電池パックを提供することができる。
電池パックの外観斜視図。 電池パックの分解斜視図。 図2の反対方向から見た電池パックの分解斜視図。 サイドプレートの斜視図。 端子台の構成を示す斜視図。 図5の反対方向から見た斜視図。 図5の裏側から見た斜視図。 コンタクタボックスの構成を示す斜視図。 図8の裏側から見た斜視図。 サイドプレートとケース本体で形成される流路を示した図。 ファンにより循環する冷媒の循環経路を示した図。 第2の実施形態におけるコンタクタボックスを示す斜視図。 図12の裏側方向から見たコンタクタボックスを示す斜視図。 第2の実施形態におけるファンにより循環する冷媒の循環経路を示した図。
以下、実施形態を図面を用いて説明する。
≪第1の実施形態≫
以下、本発明による電池パックの実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は電池パックの一実施の形態としての外観斜視図である。電池パック1はケース本体2と上カバー3で構成されるケースを備えている。電池パック1の上面の長手方向両端にはHV端子21,81がそれぞれ設けられている。HV端子21,81は外部端子であり、電池パック1はHV端子21と81にHVケーブルを接続することにより、電気自動車やハイブリッド電気自動車あるいは電気機器に電力が供給される。なお、本実施形態ではHV端子21が(−)側、HV端子81が(+)側である。
電池パック1の側面には信号用コネクタ4が配置されている。信号用コネクタ4は電池パック1のコントローラの信号用コネクタであり、車両側のコントローラと接続されて、情報のやり取りや電源の供給を受ける。
図2は図1に示す電池パック1の分解斜視図である。なお、以降で上下左右前後という言葉を使う場合には、図の左下に記載の方向に従う。ケース本体2は底部2aを有し、上方が開口されたボックス状の部材である。ケース本体2内には複数の角形二次電池5と隣接する角形二次電池5間に介装された仕切り部材6を積層方向両端から加圧するエンドプレート7とが収容された領域の一端部側(後ろ側)にコンタクタボックス8が収容されている。コンタクタボックス8の角形二次電池5の積層方向の反対側端部(前側)には端子台9が配置されている。角形二次電池群の短側面両側(左右方向)にはサイドプレート10が配置されている。さらに、角形二次電池群の上部上カバー3側にはバスバーケース11が配置されている。
角形二次電池は例えば、リチウムイオン二次電池である。角形二次電池5は電池缶52と電池蓋51とを接合して構成された電池容器内に不図示の発電要素が収容され、非水電解液が注入されている。電池蓋51の幅方向(前後方向)の一端側付近には正極外部端子53が、他端側付近には負極外部端子54が設けられている。正・負極外部端子53、54は、それぞれ、発電要素の正・負極の電極に接続されている。正・負極外部端子53、54は、電池蓋51の平坦な上面から上方に突出している。
角形二次電池5は、電池蓋51と反対側の底面、左右方向に対向する大面積の表裏面および前後方向に対向する小面積の一対の側面を有する。角形二次電池5は、表裏面を対向して、正極外部端子53、負極外部端子54が交互に反対側に配置されるように直線状に配列されている。
角形二次電池5の間には仕切り部材6が配設されている。この仕切り部材6は、一端部側(後ろ側)の角形二次電池5の左側および右端側の角形二次電池5の右側(配列方向の前後端)にも配設されている。仕切り部材6は板形状で、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂により形成される。
角形二次電池5は複数個が一方向に整列して配置されて電池群1Rを構成している。このとき、角形二次電池5は互いに離れて配置されている一対のエンドプレート7の間に、角形二次電池5の幅広面が互いに向かい合うように配置されている。一対のエンドプレート7は最も外側に位置する仕切り板6とそれぞれ面接触するように配置され、複数の角形二次電池5を内側に加圧している。このとき複数の角形二次電池5を加圧した状態に保つために、一対のエンドプレート7にはサイドプレート10が締結される。このときサイドプレート10の本体部は角形二次電池の短側面と接触した状態になっている。
図3は図2の反対方向から見た電池パック1の分解斜視図である。本図に示すように、端子台9には、コネクタ12aが配置されている面を向けてコントローラ12(制御基板12)が収納され、端子台9と一体化されている。このような構造にすることによってコントローラ12に配置されたコネクタ分の厚みを抑えることができ、電池パック1の前後方向への大型化を防ぐことができる。また、後述するが、この端子台9はファン22を内蔵する構造となっているため、ファン22分の厚みを抑えることができ、さらに電池パック1の前後方向への大型化を防ぐことが可能となる。
続いてサイドプレート4について説明する。図4はサイドプレートの斜視図である。サイドプレート10はL字型形状をしていて、角形二次電池5の短側面と接触している本体部10aと本体部から曲がっていてケースに固定される固定部10b及び本体部から曲がっていてエンドプレート7に締結される締結部10cからなっている。サイドプレート10の締結部10cにはボルト挿入用の穴10dが設けられていて、エンドプレート7の締結部とボルトにより締結される。また、サイドプレート10の固定部10bにはボルト挿入用の穴10eが設けられていて、ケース本体2にボルト13により締結されて、電池群1Rはケース本体2に固定される。つまり、金属で設けられたサイドプレート10が直接電池群1Rの側面に接触していること、およびサイドプレート10がケース本体2に直接接触していることから、角形二次電池5の熱をケース本体2に流す経路が増えることになる。したがって、このような構造にすることによって、電池モジュール10Rの冷却がより促進される。
続いて本発明の特徴の一つとなる端子台9について説明する。端子台9の斜視図を図5から図7に示す。図5及び図6は端子台をコントローラ12が配置されていない面側から見たもの、図7は端子台9をコントローラ12が配置されている側から見た図である。端子台9には(−)側のHV端子21とファン22及びコントローラ12が備えられている。ファン22は端子台9の下部中央に設けられた空間に収納されている。一方、コントローラ12は端子台の電池群1Rと反対側の面にボルトにより取り付けられている。このコントローラ12は、角形二次電池5を接続するセル間バスバに電気的に接続され、各角形二次電池5の電圧を測定、監視している。セル間バスバは、角形二次電池の積層方向に隣接する一方の角形二次電池5の正極外部端子53と、他方の角形二次電池5の負極外部端子54とに溶接等により接合され、電池群1Rを構成する角形二次電池5のすべてを直列に接続する。コントローラ12には電池パック1全体の監視や制御を行うための回路が実装されている。
端子台9には仕切り板24と突出部25が設けられている。詳細は図11で説明するが、この仕切り板24はケース本体2との間のすきまをふさぎ、突出部25は電池群1Rとの間のすきまをふさぐために設けられている。また、端子台9には開口部26が設けられている。ファン22で吸い込まれた冷媒はこの開口部26を通ってサイドプレート固定部10bとケース本体2とで形成される流路側に移動し、ケース本体2内を循環することとなる。
図7は上述した通り、端子台9を背面から見た図である。端子台9にはコントローラ12のコネクタ12aを収納するための凹部9aを有している。この空間にコネクタ12aを向けてコントローラ12を配置することによって、コネクタ12a分の厚みを端子台9で吸収することができ、電池パック1の前後方向への大型化を防ぐことができる。なお、本図では弱電系のコネクタと強電系のコネクタの2つがあり、互いに対向するように配置される。
続いてコンタクタボックス8の斜視図を図8と図9に示す。図8はコンタクタボックス8を前面から、図9はコンタクタボックス8を後面から見た図である。コンタクタボックス8には(+)側のHV端子81とフューズ82およびリレー83が備えられている。このように、フューズ82とリレー83をコンタクタボックス8に収納することによって、一括でケース本体2に取り付けることが可能となり、作業性が向上する。なお、図9に示すように、コンタクタボックス8は肉抜きしており、軽量化がされている。
続いて本発明の流路について説明する。サイドプレート10とケース本体で形成される流路を図10に示す。角形二次電池5の短側面がサイドプレート10に接触した状態で固定部10bがケース本体2にボルト13で固定されている。サイドプレート10の本体部10aと固定部10bおよびケースの側面で冷媒を流す左側流路14aと右側流路14bを形成することができる。この左側流路14aは、図面の奥行き方向が端子台9の仕切り板24で塞がれることになる。そのため、ファン22に空気が漏れなく流れるため、電池群1Rの冷却効率が向上する。
続いて本発明のポイントとなる流路について説明する。本発明の電池パック1はケース本体2と上カバー3で作られる空間内を空気が循環するシステムになっている。ファン22により循環する冷媒の循環経路を図11に示す。図11に示す通り、本発明の冷却流路はいくつかの流路に分類される。具体的には、サイドプレート10とケース本体2で形成された流路14(14a、14b)、端子台9の仕切り板から端子台9の突出部25に至るまでの流路であって、端子台9とエンドプレート7との間に設けられた流路15a、端子台9の内部でファン22につながっている流路15b、コンタクタボックス8とエンドプレート7で形成される流路16、コンタクタボックス8とケース本体2との間に形成される流路17である。これらの流路にファン22を用いて冷媒を循環させる。角形二次電池5の短側面からサイドプレートに伝わった熱は循環している冷媒に伝わる。本発明の特徴の一つは角形二次電池5の間に冷媒を流すのではなく、サイドプレート10に冷媒を当ててサイドプレート10から熱を奪う構造としている。このような構造にすることによって、ケース内の冷媒の温度は均一になるので、サイドプレート10を効率的に冷却することができる。サイドプレート10はケース本体2に固定されているので、角形二次電池5の短側面からサイドプレート10に伝わった熱はケース本体2に伝わる。ケース本体2に熱が伝わることでサイドプレート10が冷却されるので、角形二次電池を冷却することができる。
また、コンタクタボックス8に配置されているリレー83に電流が流れると発熱によりリレーの温度が上昇する。ファンにより循環される冷媒はコンタクタボックス8の両面を流れることになるので、リレー83を冷却することができる。
以上、本実施形態について簡単にまとめる。本発明に記載の電池パックは電池群(1R)と、電池群(1R)と接触して固定する一対のサイドプレート(10)と、ファン(22)と、電池群(1R)、ファン(22)及び一対のサイドプレート(10)と、を収納するケース(2)と、を備え、サイドプレート(10)はケース(2)に接触して固定され、サイドプレート(10)とケース(2)との間にはファンにより冷媒が循環する流路(14a、14b、15、16、17)が配置される。このような構成をとることによって、サイドプレート10によってケース本体2に放熱経路を設けつつも、サイドプレート10の熱循環が行えるため、サイドプレート10の温度を下げつつもサイドプレート10内での熱ばらつきを低減することができる。したがって、電池群1Rを構成する角形二次電池5のどのセルからも均一に熱をひくことができるため、電池群1Rの温度を下げつつも温度のバランスをとることができる。各角形二次電池5の温度ばらつきが低減されるということは、どれか一つの角形二次電池5が大きく劣化する可能性が低くなるので、電池群1Rの長寿命化につながる。
また、本実施形態に記載の電池パックは、電池群(1R)の一端には外部端子が設けられた端子台(9)が配置され、端子台(9)にファン(22)が内蔵される。このような構造にすることによって、端子固定時に力がかかるためある程度の厚みが必要だった端子台(9)の厚みを、ファン22を収容する空間として生かすことができるため、ファン22の厚み分だけ電池パック1を前後方向に小型にすることができる。さらに本実施形態では、端子台9内部にはファン22と右側流路14bとをつなぐ流路15bが設けられている。このような構成にすることによって、端子台9の前を回ってから右側流路15bにつながるという大回りな循環経路を通らなくてもよくなるため、圧損がすくなくなり、冷却効率が向上する。さらに、端子台9にはコントローラ12のコネクタ12aが流路15b側を向いて配置される構造となっている。そのため、コネクタ12aで発熱があったとしても、小回りな流路で十分冷却することが可能となる。
また、本実施形態に記載の電池パックは、端子台(9)が、ファン(22)と端子台(9)の右側のサイドプレート10側端部との間に電池群側に突出する突出部(25)を有する。このような構造にすることによって冷媒を効率よくファン22に導くことができ、冷却効率が向上する。なお、冷媒が逆の循環経路になる場合にはこの突出部25はファン22と左側サイドプレート10との間に配置されることはいうまでもない。
また、本実施形態に記載の電池パックは、端子台(9)が、端子台(9)の左側のサイドプレート(10)側端部からモジュール容器(2)の側面部側に突出した仕切り板(24)を有する。このような構造にすることによって、あまり発熱のないコントローラ12側に冷媒をまわすことなく、発熱の大きな部分(電池群1Rやコンタクタボックス8)に冷媒をまわすことができるため、より冷却効率が向上する。
また、本実施形態に記載の電池パックでは、コンタクタボックス(8)を取り囲むように流路(16、17)が設けられる。このような構造にすることによって、発熱の大きなコンタクタボックス8を十分に冷却することが可能となる。
≪第2の実施形態≫
続いて第2の実施形態について説明する。本実施形態が第1の実施形態と大きく異なる点は、コンタクタボックス8の後ろ側の冷却流路をなくす構成とした点である。このような構造にすることによって、冷媒の温度上昇を防ぎ、より電池群1Rだけを効率よく冷却することが可能となる。
第2の実施形態を図12から図14を用いて説明する。図12がコンタクボックス8を前側から見た図、図13がコンタクタボックス8を後ろ側から見た図である。本実施形態ではコンタクタボックス8の後ろ側の冷却流路をなくす構成とするために、コンタクタボックス8に2つの仕切り板84及び85を設けた。より具体的にはコンタクタボックス8の幅方向両側にケース本体2側に向かって仕切り板84,85を設置した。この仕切り板84及び85が、第1の実施形態でいう流路14a、14bと流路17との間の壁になることによって、コンタクタボックス8の後ろ側を冷媒が通らなくなる。したがって、電池群1Rの周りだけを冷媒が通ることにより効果的に角形二次電池5を冷却することが可能となる。
図14は本実施形態にかかる冷却流路を示す図である。本実施形態の流路は基本的には第1の実施形態と変わらないが、コンタクタボックス8に設けられた右側の仕切り板84と左側の仕切り板85によって、第1の実施形態に記載された流路17につながる流路が塞がれることとなる。そのため、ファン22による冷媒は電池群1Rの周り流路14,15,16を循環することになり、より効率的に角形二次電池5を冷却することが可能となる。
以上、本実施形態について簡単にまとめる。本実施形態に記載の電池パックは、電池群(1R)の他端側にはコンタクタボックス(8)が配置され、コンタクタボックス(8)と電池群(1R)との間に流路が配置される。さらに、コンタクタボックス8に設けられた右側の仕切り板84と左側の仕切り板85によって、第1の実施形態に記載された流路17につながる流路を塞ぐ構造とした。このような構造にすることによって、冷媒が電池群1Rの周りを集中的に循環することになり、より効率的に角形二次電池5を冷却することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 電池パック
2 ケース本体
3 上カバー
5 角形二次電池
8 コンタクタボックス
9 端子台
10 サイドプレート
12 コントローラ
14、15、16,17 流路
21 HV端子(−)側(外部端子)
22 ファン
24 仕切り板
25 突出部
81 HV端子(+)側(外部端子)

Claims (6)

  1. 電池群と、電池群と接触して固定する一対のサイドプレートと、ファンと、前記電池群、ファン及び一対のサイドプレートと、を収納するケースと、を備えた電池パックにおいて、
    前記サイドプレートは前記ケースに接触して固定され、前記サイドプレートと前記ケースとの間にはファンの流路が配置されることを特徴とする電池パック。
  2. 請求項1に記載の電池パックにおいて、
    前記電池群の一端には外部端子が設けられた端子台が配置され、
    前記端子台に前記ファンが内蔵されることを特徴とする電池パック。
  3. 請求項2に記載の電池パックにおいて、
    前記端子台は、前記ファンと当該端子台のサイドプレート側端部との間に前記電池群側に突出する突出部を有することを特徴とする電池パック。
  4. 請求項2または3に記載の電池パックにおいて、
    前記端子台は、当該端子台の前記サイドプレート側端部からモジュール容器の側面部側に突出した仕切り板を有することを特徴とする電池パック。
  5. 請求項2ないし4の何れかに記載の電池パックにおいて、
    前記電池群の他端側にはコンタクタボックスが配置され、
    前記コンタクタボックスと前記電池群側との間に流路が配置されることを特徴とする電池パック。
  6. 請求項5に記載の電池パックにおいて、
    前記コンタクタボックスの周辺には流路が設けられたことを特徴とする電池パック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020191192A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 本田技研工業株式会社 バッテリパック

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