JP2020024027A - 緩み止め締結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩み防止機能に優れた緩み止め締結具を提供する。【解決手段】緩み止め締結具1は、大径雄ネジ部12aを備えた大径軸部12、及び小径雄ネジ部13aを備えた小径軸部13を有するボルト10と、大径雄ネジ部12aと螺合可能な大径雌ネジ部20aを備えた第1ナット20と、小径雄ネジ部13aと螺合可能であり、大径雌ネジ部20aよりも小さい内径の小径雌ネジ部30aを備えた第2ナット30と、第1ナット20の外周面に設けられた第1外周雄ネジ部20b、及び第2ナット30の外周面に設けられた第2外周雄ネジ部30bと螺合可能な雌ネジ部41aを備えた結合用ナット40とを有し、第1外周雄ネジ部20b及び第2外周雄ネジ部30bは大径雄ネジ部12aの螺旋方向と同一であり、第1ナット20と第2ナット30をボルト10に締結したとき、結合用ナット40は第1ナット20及び第2ナット30と螺合する。【選択図】 図1

Description

本発明は、緩み防止機能に優れた緩み止め締結具に関する。
複数の部材同士を連結固定する手段として、ボルト及びナットを備えた締結具が広く用いられている。しかし、従来の締結具は、長期間の使用により互いに緩みが生じ、事故の発生原因となる恐れがある。そのため、定期的に増締めを行う等のメンテナンスが必要になることが多い。
締結具の緩みの原因は、大きく分けて2種類あるとされている。1つは、いわゆる非回転緩みといわれるものである。非回転緩みは、ボルト及びナットの接触部分のへたりや微動摩耗等に起因して発生する。ボルトやナットの加工の際に発生した微小な凹凸部や形状誤差がある場合に、締め付け後の外力の影響によって局部的な塑性変形が進行して凹凸部が平坦化することによって生じる。非回転緩みは、ナットが戻り回転しないにもかかわらず発生する。もう1つは回転緩みといわれるものである。回転緩みは、振動や衝撃的外力が加わることにより、ナットが戻り回転することにより発生する。
前者の非回転緩みについては、ボルトやナットの加工精度を向上させる、或いは耐摩耗性の高い材料を用いる等といった対策を施すことで、比較的容易に防止することができる。
一方、後者の回転緩みに対しては、例えば特許文献1に開示の発明のように、緩み防止用部材、即ちボルトやナットとは別に係止部材を用いることにより、ナットの戻り回転を防止する方法がある。しかし、ボルトとナットの締結構造が複雑となり、その結果、ボルトやナットの耐久性を低下させる等の問題がある。
また、例えば特許文献2に開示の発明のように、ボルトに螺合可能な一対のナットを互いに螺合結合し、その結合用ねじとボルトに対するねじ込み用のねじとの螺旋方向を互いに逆向きとしたダブルナットの方法もある。
特開2013−122289号公報 実開昭60−150315号公報
本発明は前記事情に鑑みなされたものであり、その目的は、緩み防止機能に優れた緩み止め締結具を提供することにある。
本発明に係る緩み止め締結具は、前記の課題を解決する為に、ボルト頭部、前記ボルト頭部の上方に設けられ、螺旋状のネジ山を有する大径雄ネジ部を備えた大径軸部、及び前記大径軸部上に設けられ、螺旋状のネジ山を有する小径雄ネジ部を備えた小径軸部を有するボルトと、前記大径雄ネジ部と螺合可能なネジ山を有する大径雌ネジ部を備えた第1ナットと、前記小径雄ネジ部と螺合可能なネジ山を有し、前記大径雌ネジ部の内径よりも小さい内径を有する小径雌ネジ部を備えた第2ナットと、前記第1ナットの外周面に設けられた第1外周雄ネジ部、及び前記第2ナットの外周面に設けられた第2外周雄ネジ部と螺合可能なネジ山を有する雌ネジ部を備えた結合用ナットとを有し、前記大径軸部の外径は前記小径軸部の外径よりも大きく、かつ、前記大径雄ネジ部の螺旋方向が前記小径雄ネジ部の螺旋方向に対し逆向きであり、前記第1外周雄ネジ部は、前記第1ナットの軸方向に於ける一方の端部から任意の距離だけ延在して設けられ、かつ、前記大径雄ネジ部の螺旋方向と同一方向の螺旋状のネジ山を有し、前記第2外周雄ネジ部は、前記第2ナットの軸方向に於ける一方の端部から任意の距離だけ延在して設けられ、かつ、前記大径雄ネジ部の螺旋方向と同一方向の螺旋状のネジ山を有しており、前記第1ナットの大径雌ネジ部を前記大径雄ネジ部に螺合させて、当該第1ナットを前記ボルトに締結すると共に、前記第2ナットの小径雌ネジ部を前記小径雄ネジ部に螺合させて、当該第2ナットを前記ボルトに締結した場合に、前記第1外周雄ネジ部と前記第2外周雄ネジ部がネジ山を連続して形成し、前記結合用ナットは、前記第1外周雄ネジ部及び第2外周雄ネジ部と同時に螺合するものであることを特徴とする。
前記の構成によれば、ボルトの大径軸部は、その外径が小径軸部の外径よりも大きく、第1ナットの大径雌ネジ部との螺合が可能な大径雄ネジ部を備えている。そのため、ボルトは第1ナットと締結することができる。また、ボルトの小径軸部は、第2ナットの小径雌ネジ部との螺合が可能な小径雄ネジ部を備えている。そのため、ボルトは第2ナットとも締結することができる。この様に、ボルトに第1ナット及び第2ナットの2つのナットを締結させる構造とすることにより、ボルト軸線方向の軸力(ボルト軸力)を高軸力化することができる。その結果、ボルト座面と被締結部材との当接面や、被締結部材と第1ナットとの当接面に於いて強固な摩擦接合を可能にし、これらの当接面に於ける滑りに起因した緩みを防止することができる。
また、大径雄ネジ部の螺旋方向は小径雄ネジ部の螺旋方向に対し逆向きであり、ボルトが第1ナットと第2ナットに対して締め付け回転する方向が相互に逆方向となっている。従って、例えば、第1ナットが大径軸部の回転軸回りに締結を緩める方向に戻り回転しようとしても、第2ナットがボルトの大径軸部上に設けられた小径軸部に螺合しており、かつ、回転軸に対する第2ナットの締め付け方向が第1ナットと逆方向であるため、第1ナットが締結を緩める方向に戻り回転するのを防止する。これにより、第1ナットの緩みを防止することができる。
また、例えば、振動や外力が加わることにより、第1ナットに、締め付け回転方向とは逆方向の慣性トルクがかかっても、第1ナットが戻り回転するのを第2ナットが抑制することができる。さらに、前記構成の緩み止め締結具に於ける締め付けトルクは、ボルト座面に於ける摩擦力、ネジ面に於ける摩擦力の他に、第1ナットと第2ナットの当接面に於ける摩擦力も寄与する。
さらに前記の構成に於いては、第1ナット及び第2ナットの外周面に、それぞれ第1外周雄ネジ部と第2外周雄ネジ部が設けられている。第1外周雄ネジ部と第2外周雄ネジ部の螺旋方向は、同一である。従って、第1ナットと第2ナットをボルトに締結したとき、第1外周雄ネジ部と第2外周雄ネジ部は、連続したネジ山を形成する。ここで、前記構成は、第1外周雄ネジ部及び第2外周雄ネジ部の双方に、同時に螺合可能な雌ネジ部を設けた結合用ナットをさらに備えている。そのため、第1ナットと第2ナットがボルトに締結した状態で、第1ナットと第2ナットの両方に結合用ナットを締結させることができる。これにより、例えば、第2ナットに振動や外力等が加わることで、締め付け回転方向とは逆方向の慣性トルクがかかっても、第2ナットが戻り回転するのを結合用ナットが抑制する。その結果、従来の緩み止め締結具と比較して、一層優れた緩み止め効果を得ることができる。
前記の構成に於いて、前記第1ナットの軸方向に於ける他方の端部には、前記第1外周雄ネジ部に前記雌ネジ部が螺合する結合用ナットを回転止めするための第1回転止め部が設けられ、前記第2ナットの軸方向に於ける他方の端部には、前記第2外周雄ネジ部に前記雌ネジ部が螺合する結合用ナットを回転止めするための第2回転止め部が設けられていることが好ましい。
これにより、例えば、第2ナットの第2回転止め部が結合用ナットの回転を止めることで、当該結合用ナットが第2ナット側から脱落するのを防止することができる。
また前記の構成に於いて、前記結合用ナットの軸方向に於ける高さは、前記第1ナットに於ける第1外周雄ネジ部の長さより大きく、かつ、前記第2ナットに於ける第2外周雄ネジ部の長さと同等、又はそれより小さいことが好ましい。
前記第1外周雄ネジ部の長さとは、第1回転止め部が設けられている場合は、第1ナットの軸方向に於ける一方の端部から第1回転止め部が設けられている位置までの距離を意味する。また、前記第2外周雄ネジ部の長さとは、第2回転止め部が設けられている場合は、第2ナットの軸方向に於ける一方の端部から第2回転止め部が設けられている位置までの距離を意味する。結合用ナットの軸方向に於ける高さを、第1ナットの第1外周雄ネジ部の長さより大きくすることにより、第1回転止め部が、結合用ナットを、第1ナットの軸方向に於ける他方の端部側に必要以上に回転移動するのを防止する。これにより、結合用ナットは、第1ナットと第2ナットの両方に同時に締結した状態を維持することができる。
また、結合用ナットの高さを、第2ナットの第2外周雄ネジ部の長さと同等、又はそれより小さくすることにより、第2ナットをボルトに締結させる際に、結合用ナットを第2ナット側に螺合させておき、かつ、結合用ナットが第2ナットに於ける第2外周雄ネジ部側の端面から突出しない様に収容させておくことができる。これにより、第2ナットをボルトに締結させる際に、結合用ナットが第1ナットに当接するのを防止する。その結果、第2ナットが第1ナットに当接した状態でボルトに締結するのを可能にする。
本発明の緩み止め締結具は、ボルトに、締め付け回転の方向が相互に逆方向となる第1ナットと第2ナットを用いて被締結部材を締結させる。また、ボルトに締結させた第1ナットと第2ナットに対しては、これらに結合用ナットを同時に締結させることで、第1ナット及び第2ナットの緩み止め効果をさらに向上させる。即ち、本発明であると、従来の緩み止め締結具と比較して、優れた緩み止め効果を発揮する緩み止め締結具を提供することができる。
本発明の実施の一形態に係る緩み止め締結具を用いて被締結部材を締結する様子を表す断面図である。 本実施の形態の緩み止め締結具に於けるボルトを表す側面図である。 図3(a)は緩み止め締結具に於ける第1ナットの断面形状を表す断面模式図であり、図3(b)は第1ナットの平面図であり、図3(c)は第1ナットの底面図である。 図4(a)は緩み止め締結具に於ける第2ナットの断面形状を表す断面模式図であり、図4(b)は第2ナットの平面図であり、図4(c)は第2ナットの底面図である。 図5(a)は本実施の形態の緩み止め締結具に於ける結合用ナットの断面形状を表す断面模式図であり、図5(b)は結合用ナットの平面図である。 ボルトに締結させる前の第2ボルトに、結合用ナットが螺合している様子を表す断面模式図である。
本実施の形態に係る緩み止め締結具について、図1に基づき以下に説明する。図1は、本実施の形態の緩み止め締結具を用いて被締結部材を締結する様子を表す断面図である。
本実施の形態の緩み止め締結具1は、図1に示すように、ボルト10、第1ナット20、第2ナット30、及び結合用ナット40を少なくとも備える。緩み止め締結具1は、同図に示すように、ボルト10と、第1ナット20及び第2ナット30とを螺合させ、さらに第1ナット20及び第2ナット30と結合用ナット40とを螺合させることにより、強固な緩み止め効果を発揮するものであり、これにより被締結部材51、52を良好に締結させることができる。緩み止め締結具1は、さらに座金(図示しない)を備えていてもよい。この場合、座金としては特に限定されず、例えば、円形平板状の基台部の中心に、ボルト10が貫通可能なボルト貫通孔を有するものが挙げられる。
次に、本実施の形態のボルト10について、図2に基づき説明する。図2は、前記緩み止め締結具に於けるボルトを表す側面図である。
同図に示すように、ボルト10は、ボルト頭部11と、ボルト頭部11の上方に設けられた大径軸部12と、大径軸部12上に設けられた小径軸部13とを備える半ネジの六角ボルトである。また、ボルト頭部11と大径軸部12との間には、螺旋状のネジ山を備えない連続部14が設けられている。ボルト頭部11は平面視に於いて略六角形状となっており、大径軸部12よりも大径となっている。尚、本発明に於いては、ボルト頭部11と大径軸部12との間に連続部14が設けられていない全ネジの態様であってもよい。
大径軸部12の外周面には、螺旋状のネジ山を有する大径雄ネジ部12aが設けられており、小径軸部13の外周面には、螺旋状のネジ山を有する小径雄ネジ部13aが設けられている。大径軸部12の谷部の径D1は、小径軸部13の谷部の径d1よりも大きくなっている。また、大径軸部の外径(呼び径)D2は、小径軸部13の外径(呼び径)d2よりも大きくなっている。
また、大径雄ネジ部12aに於いて、ボルト頭部11から見て時計回り(右回り)が、大径軸部12の回転軸回りに締結を締める方向に締め付け回転となる。一方、小径軸部13に於いて、ボルト頭部11から見て反時計回り(左回り)が、小径軸部13の回転軸回りに締結を締める方向に締め付け回転となる。即ち、大径雄ネジ部12aと小径雄ネジ部13aの螺旋方向は、相互に逆向きとなっている。但し、本発明は、大径雄ネジ部12aと小径雄ネジ部13aの螺旋方向が相互に逆向きとなっていれば足りる。従って、大径雄ネジ部12aの螺旋方向がボルト頭部11から見て反時計回り(左回り)であり、小径雄ネジ部13aの螺旋方向がボルト頭部11から見て時計回り(右回り)であってもよい。
大径雄ネジ部12aのネジ山の角度、即ち、ボルト10の軸線を含む断面に於いて隣り合う二つのフランクがなす角度は、第1ナット20に於ける大径雌ネジ部(詳細については後述する。)のネジ山との当接を可能にし、かつ、接触面積が小さくなり過ぎて螺合が困難にならない程度であれば特に限定されず、適宜設定することができる。尚、「フランク」とは、ネジ山の頂と谷底とを連絡する面を意味する。
また、小径雄ネジ部13aのネジ山の角度、即ち、ボルト10の軸線を含む断面に於いて隣り合う二つのフランクがなす角度についても、大径雄ネジ部12aの場合と同様、第2ナット30に於ける小径雌ネジ部(詳細については後述する。)のネジ山との当接を可能にし、かつ、接触面積が小さくなり過ぎて螺合が困難にならない程度であれば特に限定されず、適宜設定することができる。
大径雄ネジ部12a及び小径雄ネジ部13aに於いて、隣接するネジ山の間のピッチはそれぞれ特に限定されず、適宜設定することができる。尚、「ピッチ」とは、ボルト10の軸線を含む断面に於いて、相互に隣り合うネジ山の相対応する2点を軸線に平行に測った距離を意味する。
大径雄ネジ部12a及び小径雄ネジ部13aに於けるネジ山の高さはそれぞれ特に限定されず、適宜設定することができる。また、大径雄ネジ部12a及び小径雄ネジ部13aに於けるネジ山のひっかかり高さについても特に限定されない。尚、ネジ山の高さとは、ボルト10の軸線を含んだ断面に於いて、ネジ山の頂を連ねる直線と谷底を連ねる直線との間を軸線に直角に測った距離を意味する。また、谷底とはネジ溝の両側のフランクを連絡する面を意味する。また、ひっかかり高さとは、例えば、互いに同心に嵌り合う大径雄ネジ部12aと後述する大径雌ネジ部の軸線を含んだ断面に於いて、大径雄ネジ部12aのネジ山の頂を連ねる直線と大径雌ネジ部のネジ山の頂を連ねる直線との間を軸線に直角に測った距離を意味する。
また、大径軸部12及び小径軸部13の長さ(ボルト10の軸線方向に平行な方向)は特に限定されず、適宜設定することができる。また、大径軸部12と小径軸部13の長さの比は、本実施の形態に於いては略同一であるが、本発明はこれに限定されない。何れか一方が他方より長くてもよい。
連続部14は円柱状であり、その直径は大径軸部12の谷部の径D1と同径である。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、連続部14の直径は、少なくとも大径軸部12の外径D2以下の値であればよい。
次に、本実施の形態に係る第1ナット20及び第2ナット30について、それぞれ図3及び図4に基づき、以下に説明する。図3(a)は緩み止め締結具1に於ける第1ナット20の断面形状を表す断面模式図であり、図3(b)は第1ナット20の平面図であり、図3(c)は第1ナットの底面図である。また、図4(a)は緩み止め締結具1に於ける第2ナット30の断面形状を表す断面模式図であり、図4(b)は第2ナット30の平面図であり、図4(c)は第2ナットの底面図である。
第1ナット20の中央部には、図3(a)に示すように、第1ネジ孔21が設けられている。第1ネジ孔21の内周面には大径雌ネジ部20aが設けられており、この大径雌ネジ部20aには大径雄ネジ部12aとの螺合が可能な様に、螺旋状にネジ山が設けられている(図3(a)参照)。
大径雌ネジ部20aに於けるネジ山間のピッチは特に限定されず、大径雄ネジ部12aに於けるネジ山間のピッチの寸法に応じて適宜設定される。また、大径雌ネジ部20aに於けるネジ山の高さについても特に限定されず、大径雄ネジ部12aのネジ山の高さの寸法に応じて適宜設定される。
第1ネジ孔21に於ける内径D3及び谷部の径D4は特に限定されないが、大径軸部12の谷部の径D1及び外径D2の寸法に応じて適宜設定される。
また、第1ナット20の外周面には、第1ナット20の軸方向(ボルト10の軸線方向に平行な方向)に於ける一方の端部から所定の距離だけ延在する様に、第1外周雄ネジ部20bが設けられている。この第1外周雄ネジ部20bには、結合用ナット40の雌ネジ部(詳細については後述する。)との螺合が可能な様に、螺旋状にネジ山が設けられている。第1外周雄ネジ部20bの螺旋方向は、大径雄ネジ部12aの螺旋方向と同一である。
第1外周雄ネジ部20bのネジ山の角度、即ち、ボルト10の軸線を含む断面に於いて隣り合う二つのフランクがなす角度は、結合用ナット40に於ける雌ネジ部のネジ山との当接を可能にし、かつ、接触面積が小さくなり過ぎて螺合が困難にならない程度であれば特に限定されず、適宜設定することができる。
第1外周雄ネジ部20bに於けるネジ山間のピッチは特に限定されず、結合用ナット40の雌ネジ部に於けるネジ山間のピッチの寸法に応じて適宜設定される。また、第1外周雄ネジ部20bに於けるネジ山の高さについても特に限定されず、雌ネジ部のネジ山の高さの寸法に応じて適宜設定される。
第1ナット20の軸方向に於ける他方の端部には、第1外周雄ネジ部20bに雌ネジ部が螺合した結合用ナット40を回転止めするための第1回転止め部22が設けられている。第1回転止め部22は、図3(b)及び3(c)に示すように、平面視に於いて略六角形状となっている。第1回転止め部22の対辺寸法は、第1外周雄ネジ部20bの外径(呼び径)D6よりも大きくなっている。尚、第1回転止め部22の平面視に於ける形状は略六角形状の場合に限定されるものではなく、工具の装着が可能な種々の形状を適用することができる。
第2ナット30の中央部には、図4(a)に示すように、第2ネジ孔31が設けられている。第2ネジ孔31の内周面には小径雌ネジ部30aが設けられており、この小径雌ネジ部30aには小径雄ネジ部13aとの螺合が可能な様に、螺旋状にネジ山が設けられている(図4(a)参照)。
小径雌ネジ部30aに於けるネジ山間のピッチは特に限定されず、小径雄ネジ部13aに於けるネジ山間のピッチの寸法に応じて適宜設定される。また、小径雌ネジ部30aに於けるネジ山の高さについても特に限定されず、小径雄ネジ部13aのネジ山の高さの寸法に応じて適宜設定される。
第2ネジ孔31に於ける内径d3及び谷部の径d4は特に限定されないが、小径軸部13の谷部の径d1及び外径d2の寸法に応じて適宜設定される。
また、第2ナット30の外周面には、第2ナット30の軸方向(ボルト10の軸線方向に平行な方向)に於ける一方の端部から所定の距離だけ延在する様に、第2外周雄ネジ部30bが設けられている。この第2外周雄ネジ部30bには、結合用ナット40の雌ネジ部との螺合が可能な様に、螺旋状にネジ山が設けられている。第2外周雄ネジ部30bの螺旋方向は、大径雄ネジ部12aの螺旋方向と同一である。
第2外周雄ネジ部30bのネジ山の角度、即ち、ボルト10の軸線を含む断面に於いて隣り合う二つのフランクがなす角度は、結合用ナット40に於ける雌ネジ部のネジ山との当接を可能にし、かつ、接触面積が小さくなり過ぎて螺合が困難にならない程度であれば特に限定されず、適宜設定することができる。
第2外周雄ネジ部30bに於けるネジ山間のピッチは、結合用ナット40の雌ネジ部に於けるネジ山間のピッチの寸法に応じて設定される。そのため、本実施の形態に於いて、第2外周雄ネジ部30bのネジ山間のピッチは、第1外周雄ネジ部20bのネジ山間のピッチと同一となっている。また、第2外周雄ネジ部30bに於けるネジ山の高さについても、雌ネジ部のネジ山の高さの寸法に応じて設定されるため、第1外周雄ネジ部20bのネジ山の高さと同一となっている。
さらに、第2外周雄ネジ部30bの外径(呼び径)d6は第1外周雄ネジ部20bの外径(呼び径)D6と略同一となっている。これにより、第1ナット20と第2ナット30をボルト10に締結したとき、第2外周雄ネジ部30bのネジ山が、第1外周雄ネジ部20bのネジ山と連続する様に形成される。その結果、第1ナット20の第1外周雄ネジ部20b及び第2ナット30の第2外周雄ネジ部30bと、結合用ナット40の雌ネジ部とを同時に螺合させることができ、結合用ナット40は第1ナット20及び第2ナット30に対し優れた緩み止め効果を発揮することができる。
第2ナット30の軸方向に於ける他方の端部には、第2外周雄ネジ部30bに雌ネジ部が螺合した結合用ナット40を回転止めするための第2回転止め部32が設けられている。第2回転止め部32は、図4(b)及び4(c)に示すように、平面視に於いて略六角形状となっている。第2回転止め部32の対辺寸法は、第2外周雄ネジ部30bの外径(呼び径)d6よりも大きくなっている。尚、第2回転止め部32の平面視に於ける形状は略六角形状の場合に限定されるものではなく、工具の装着が可能な種々の形状を適用することができる。
次に、本実施の形態に係る結合用ナット40について、図5及び図6に基づき、以下に説明する。図5(a)は結合用ナット40の断面形状を表す断面模式図であり、図5(b)は結合用ナット40の平面図である。図6は、ボルト10に締結させる前の第2ボルト20に、結合用ナット40が螺合している様子を表す断面模式図である。
結合用ナット40の中央部には、図5(a)に示すように、挿着孔41が設けられている。挿着孔41の内周面には雌ネジ部41aが設けられており、この雌ネジ部41aには第1外周雄ネジ部20b及び第2外周雄ネジ部30bとの螺合が可能な様に、螺旋状にネジ山が設けられている(図5(a)参照)。
雌ネジ部41aに於けるネジ山間のピッチは特に限定されず、第1外周雄ネジ部20b及び第2外周雄ネジ部30bに於けるネジ山間のピッチの寸法に応じて適宜設定される。また、雌ネジ部41aに於けるネジ山の高さについても特に限定されず、第1外周雄ネジ部20b及び第2外周雄ネジ部30bのネジ山の高さの寸法に応じて適宜設定される。
挿着孔41に於ける内径D7及び谷部の径D8は特に限定されないが、第1外周雄ネジ部20bの谷部の径D5及び外径D6と、第2外周雄ネジ部30bの谷部の径d5及び外径d6との寸法に応じて適宜設定される。
結合用ナット40の平面視に於ける形状は、図5(b)に示すように、略六角形状となっている。但し、本発明はこの態様に限定されるものではなく、工具の装着が可能な種々の形状を適用することができる。
結合用ナット40の軸方向に於ける高さHは、第2外周雄ネジ部30bの長さlと同等、又はそれより小さいことが好ましい。ここで、第2外周雄ネジ部30bの長さlとは、第2ナット30の軸方向に於ける一方の端部から第2回転止め部32までの距離を表す(図4(a)及び図5(a)参照)。結合用ナット40の高さHを第2外周雄ネジ部30bの長さlと同等又はそれより小さくすることにより、図6に示すように、結合用ナット40を第2ナット30の端部から突出させることなく螺合させて収容することが可能になる。これにより、第1ナット20がすでに螺合されているボルト10に、第2ナット30を螺合させる際、結合用ナット40が第1ナット20に当接するのを防止する。これにより、第2ナット30は、第1ナット20に当接した状態で、ボルト10に螺合させることができる。
また、結合用ナット40の高さHは、第1外周雄ネジ部20bの長さLよりも大きいことが好ましい。ここで、第1外周雄ネジ部20bの長さLとは、第1ナット20の軸方向に於ける一方の端部から第1回転止め部22までの距離を表す(図3(a)及び図5(a)参照)。結合用ナット40の高さHを第1外周雄ネジ部20bの長さLよりも大きくすることにより、結合用ナット40が第1ナット20にのみ螺合し、第2ナット30に螺合しない状態になるのを防止することができる。
次に、本実施の形態の緩み止め締結具1に於ける締結構造について、以下に説明する。
先ず、被締結部材51の挿通穴51a及び被締結部材52の挿通穴52aに対し、ボルト10を順次挿通させる。ボルト10の大径軸部12を挿通穴51a及び挿通穴52aに挿通させる際は、大径軸部12を時計回りに回転させながら行う。続いて、挿通穴52aから突出した大径軸部12に第1ナット20を締結させる。具体的には、大径軸部12の大径雄ネジ部12aに第1ナット20の大径雌ネジ部20aを螺合させ、第1ナット20を締め付け回転方向に回転させる。これにより、ボルト10と第1ナット20との間に被締結部材51及び52を締め付け固定する。
次に、図6に示すような状態に結合用ナット40を螺合させた第2ナット30を、ボルト10の小径軸部13に締結させる。具体的には、小径軸部13の小径雄ネジ部13aに第2ナット30の小径雌ネジ部30aを螺合させ、第2ナット30を締め付け回転方向に回転させる。このとき、大径雄ネジ部12aと小径雄ネジ部13aの螺旋方向は相互に逆方向であるため、第2ナット30の締め付け回転方向は第1ナット20の締め付け回転方向とは逆方向となる。
第2ナット30をボルト10の小径軸部13に締結させた後、結合用ナット40を、第1ナット20と同じ締め付け回転方向に回転させる。結合用ナット40の回転は、結合用ナット40が第1回転止め部22に当接したところで止まる。このとき、結合用ナット40の高さHは、第1ナット20の第1外周雄ネジ部20bの長さLよりも小さいため、結合用ナット40の締め付け回転方向への回転は、第1ナット20と第2ナット30の両方に同時に螺合した状態で止まる。
以上の様に、本実施の形態の緩み止め締結具1を用いた締結構造であると、2つのナット(即ち、第1ナット20及び第2ナット30)を用いてボルト10と締結させるので、第1ナット20に於いては大径軸部12に引張力を作用させ、第2ナット30に於いては小径軸部13に引張力を作用させる。その結果、ボルト軸線方向の軸力(ボルト軸力)を高軸力化することができる。これにより、ボルト座面15と被締結部材51との当接面や、被締結部材52と第1ナット20との当接面に於いて強固な摩擦接合を可能にし、これらの当接面に於ける滑りに起因した緩みを防止することができる。
また、大径雄ネジ部12aの螺旋方向は小径雄ネジ部13aの螺旋方向に対し逆向きであり、ボルト10が第1ナット20と第2ナット30に対して締め付け回転する方向が相互に逆方向となっている。従って、例えば、第1ナット20が大径軸部12の回転軸回りに締結を緩める方向に戻り回転しようとしても、第2ナット30がボルトの大径軸部12上に設けられた小径軸部13に螺合しており、かつ、回転軸に対する第2ナット30の締め付け方向が第1ナット20と逆方向であるため、第1ナット20が締結を緩める方向に戻り回転するのを防止する。これにより、第1ナット20の緩みを防止することができる。
また、例えば、振動や外力が加わることにより、第1ナット20に締め付け回転方向とは逆方向に慣性トルクがかかっても、第1ナット20が戻り回転するのを第2ナット30が抑制することができる。さらに、緩み止め締結具1に於ける締め付けトルクは、ボルト座面15に於ける摩擦力、ネジ面に於ける摩擦力の他に、第1ナット20と第2ナット30の当接面に於ける摩擦力も寄与する。そのため、従来の緩み止め締結具と比較して、一層優れた緩み止め効果が得られる。
さらに、第1ナット20と第2ナット30は、結合用ナット40により同時に螺合されている。そして、結合用ナット40の雌ネジ部41aのネジ山の螺旋方向はボルト10の大径雄ネジ部12aのネジ山の螺旋方向と同一方向であり、小径雄ネジ部13aのネジ山の螺旋方向と逆方向である。そのため、第2ナット30が小径軸部13の回転軸回りに締結を緩める方向に戻り回転しようとしても、結合用ナット40が第1ナット20及び第2ナット30に同時に螺合しており、かつ、回転軸に対する結合用ナット40の締め付け方向が第2ナット30と逆方向であるため、第2ナット30が締結を緩める方向に戻り回転するのを防止する。これにより、第2ナット30の緩みも防止することができる。
また、例えば、振動や外力が加わることにより、第2ナット30に締め付け回転方向とは逆方向に慣性トルクがかかっても、第2ナット30が戻り回転するのを結合用ナット40が抑制することができる。そのため、従来の緩み止め締結具と比較して、一層優れた緩み止め効果が得られる。
尚、「ボルト座面」とは、ボルト頭部11と被締結部材51との当接(係合)面を意味し、ボルト頭部11と被締結部材51との間に、例えば平座金やバネ座金等の座金が配置される場合には、座金と被締結部材との当接(係合)面も含む。また、「ネジ面」とは、例えば、大径軸部12の外周面に設けられた大径雄ネジ部12aと、大径雄ネジ部12aに螺合する第1ナット20の大径雌ネジ部20aとが螺合(係合)する面を意味する。
1 緩み止め締結具
10 ボルト
11 ボルト頭部
12 大径軸部
12a 大径雄ネジ部
13 小径軸部
13a 小径雄ネジ部
14 連続部
15 ボルト座面
20 第1ナット
20a 大径雌ネジ部
20b 第1外周雄ネジ部
21 第1ネジ孔
22 第1回転止め部
30 第2ナット
30a 小径雌ネジ部
30b 第2外周雄ネジ部
31 第2ネジ孔
32 第2回転止め部
40 結合用ナット
41 装着孔
41a 雌ネジ部
51 被締結部材
51a 挿通穴
52 被締結部材
52a 挿通穴
D1 大径軸部の谷部の径
D2 大径軸部の外径
D3 第1ネジ孔の内径
D4 第1ネジ孔の谷部の径
D5 第1外周雄ネジ部の谷部の径
D6 第1外周雄ネジ部の外径
D7 装着孔の内径
D8 装着孔の谷部の径
d1 小径軸部の谷部の径
d2 小径軸部の外径
d3 第2ネジ孔の内径
d4 第2ネジ孔の谷部の径
d5 第2外周雄ネジ部の谷部の径
d6 第2外周雄ネジ部の外径
H 結合用ナットの軸方向に於ける高さ
L 第1外周雄ネジ部の長さ
l 第2外周雄ネジ部の長さ

Claims (3)

  1. ボルト頭部、前記ボルト頭部の上方に設けられ、螺旋状のネジ山を有する大径雄ネジ部を備えた大径軸部、及び前記大径軸部上に設けられ、螺旋状のネジ山を有する小径雄ネジ部を備えた小径軸部を有するボルトと、
    前記大径雄ネジ部と螺合可能なネジ山を有する大径雌ネジ部を備えた第1ナットと、
    前記小径雄ネジ部と螺合可能なネジ山を有し、前記大径雌ネジ部の内径よりも小さい内径を有する小径雌ネジ部を備えた第2ナットと、
    前記第1ナットの外周面に設けられた第1外周雄ネジ部、及び前記第2ナットの外周面に設けられた第2外周雄ネジ部と螺合可能なネジ山を有する雌ネジ部を備えた結合用ナットとを有し、
    前記大径軸部の外径は前記小径軸部の外径よりも大きく、かつ、前記大径雄ネジ部の螺旋方向が前記小径雄ネジ部の螺旋方向に対し逆向きであり、
    前記第1外周雄ネジ部は、前記第1ナットの軸方向に於ける一方の端部から任意の距離だけ延在して設けられ、かつ、前記大径雄ネジ部の螺旋方向と同一方向の螺旋状のネジ山を有し、
    前記第2外周雄ネジ部は、前記第2ナットの軸方向に於ける一方の端部から任意の距離だけ延在して設けられ、かつ、前記大径雄ネジ部の螺旋方向と同一方向の螺旋状のネジ山を有しており、
    前記第1ナットの大径雌ネジ部を前記大径雄ネジ部に螺合させて、当該第1ナットを前記ボルトに締結すると共に、前記第2ナットの小径雌ネジ部を前記小径雄ネジ部に螺合させて、当該第2ナットを前記ボルトに締結した場合に、前記第1外周雄ネジ部と前記第2外周雄ネジ部がネジ山を連続して形成し、
    前記結合用ナットは、前記第1外周雄ネジ部及び第2外周雄ネジ部と同時に螺合するものである緩み止め締結具。
  2. 前記第1ナットの軸方向に於ける他方の端部には、前記第1外周雄ネジ部に前記雌ネジ部が螺合する結合用ナットを回転止めするための第1回転止め部が設けられ、
    前記第2ナットの軸方向に於ける他方の端部には、前記第2外周雄ネジ部に前記雌ネジ部が螺合する結合用ナットを回転止めするための第2回転止め部が設けられている請求項1に記載の緩み止め締結具。
  3. 前記結合用ナットの軸方向に於ける高さは、前記第1ナットに於ける第1外周雄ネジ部の長さより大きく、かつ、前記第2ナットに於ける第2外周雄ネジ部の長さと同等、又はそれより小さい請求項1又は2に記載の緩み止め締結具。
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