JP2020023540A - パーキンソン病を遅延させるための医薬 - Google Patents
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Abstract
Description
態に対するBIA9−1067の効果;レパグリニドの薬物動態に対するBIA9−1067の効果;BIA9−1067の薬物動態に対するラサギリンの効果;BIA9−1067と標準的放出レボドパ/カルビドパとの間の薬物動態学的相互作用;健常な日本人および白色人種の被験者におけるBIA9−1067の薬物動態;レボドパ/カルビドパおよびレボドパ/ベンセラジドの薬物動態に対する定常状態におけるBIA9−1067の効果;健常な成人男性および女性における心臓の再分極に対するBIA9−1067の効果;BIA9−1067のレボドパ薬物動態に対するその効果を調べる検討;健常な男性被験者におけるBIA9−1067の単回経口の増加する用量の検討;BIA9−067の3通りの単回用量のレジメンの許容性および効果を調べる検討;レボドパ薬物動態に対する定常状態におけるBIA9−1067の効果;[14C]で標識されたBIA9−1067の吸収、分布、代謝および排泄ならびに代謝物を評価するための健常な男性被験者における非盲検検討;BIA9−1067−302臨床試験に参加した患者のための継続治療プロトコル;パーキンソン病(PD)患者の平行な4群における多施設検討に記載されている。これらの臨床試験の詳細は、http://clinicaltrials.govで見ることができる。
(i)レボドパ、
(ii)カルビドパまたはベンセラジドなどのAADC阻害剤、および
(iii)オピカポン
を投与することによる、方法を提供する。
患者におけるパーキンソン病の進行を遅延させる、有効用量のオピカポンを前記患者に投与することを含む方法が提供される。
0〜24は、LCがどのOPC用量と共に投与されたときでも、ENTと相伴って投与されたときよりも高かった。レボドパに対する露出のピーク(Cmax)は、LC投与に続く75mgOPCで増大した(>30%)。有意に長く持続するS−COMT阻害がOPCで起こった。最大S−COMT阻害は、67.1%(200mgのENT)から94.2%(75mgのOPC)の範囲であり、全てのOPC用量に対してENTより高かった。50mgと75mgのOPCは、なぜか同様であり(75mgが僅かに優れた);したがって、75mgのOPCは、S−COMT阻害に関して50mgのOPCに対する有意の利点をもたらすことはできない。OPCの忍容性プロファイルは好ましいものであった。
Claims (30)
- パーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、COMT阻害剤で以前に治療されていない患者に、有効量の
(i)レボドパ、
(ii)AADC阻害剤、および
(iii)オピカポン
を投与することを含む、方法。 - COMT阻害剤で以前に治療されていない患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のための、
(i)レボドパ、
(ii)AADI阻害剤、および
(iii)オピカポン
を含む医薬。 - パーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、オピカポンで以前に治療されていない患者に、有効量の
(i)レボドパ、
(ii)AADC阻害剤、および
(iii)オピカポン
を投与することを含む、方法。 - オピカポンで以前に治療されていない患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のための、
(i)レボドパ、
(ii)AADC阻害剤、および
(iii)オピカポン
を含む医薬。 - 患者がレボドパで以前に治療されたことがない、請求項1もしくは3に記載の方法または請求項2もしくは4に記載の使用のための医薬。
- オピカポンが1日1回投与され、レボドパが1日当たり2から10回投与される、請求項1、3もしくは5に記載の方法または請求項2、4もしくは5に記載の使用のための医薬。
- レボドパが、1日当たり3、4、5または6回投与される、請求項6に記載の方法または請求項6に記載の使用のための医薬。
- オピカポンの用量が、5mgから100mg、例えば25mgから75mg、例えば50mgである、請求項1、3、5、6もしくは7に記載の方法または請求項2、4、5、6もしくは7に記載の使用のための医薬。
- AADC阻害剤が、カルビドパまたはベンセラジド、例えば、カルビドパである、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
- レボドパが、50mgから250mg、例えば75mgから200mg、例えば100mgから150mgの単位用量で存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法また
は先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。 - レボドパが、錠剤中に100mg存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
- レボドパおよびAADC阻害剤、例えばカルビドパまたはベンセラジドが、例えば錠剤、例えば速放性錠剤または徐放性錠剤などの単一投与単位中に存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
- 1日当たり3、4、5または6回使用するための100mgのレボドパおよび25mgのカルビドパを含む錠剤ならびに1日当たり1回使用するためのオピカポン50mgを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
- パーキンソン病を治療するために患者に提供される最初の治療である、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
- 患者が、オフタイム中に0.25時間を超える(例えば0.4時間)利益を得る、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
- 有効用量のレボドパおよびAADC阻害剤で治療されている患者におけるパーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、有効用量のオピカポンを前記患者に投与することを含む方法。
- レボドパおよびAADC阻害剤でも治療されている患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のためのオピカポン。
- オピカポンが1日当たり1回投与される、請求項16に記載の方法または請求項17に記載の使用のためのオピカポン。
- オピカポンの用量が、5mgから100mg、例えば25mgから75mg、例えば50mgである、請求項16もしくは18に記載の方法または請求項17もしくは18に記載の使用のためのオピカポン。
- レボドパが、1日当たり3、4、5または6回、例えば、50mgから250mg、より普通には75mgから200mg、例えば100mgから150mgの用量で投与される、請求項16、18もしくは19のいずれかに記載の方法または請求項17に記載の使用のためのオピカポン。
- AADCが、例えばレボドパと1:4の比の、カルビドパまたはベンセラジドである、請求項16、18、19もしくは20のいずれかに記載の方法または請求項17に記載の使用のためのオピカポン。
- レボドパが100mgでおよびカルビドパが25mgで使用される、請求項21に記載の方法。
- 有効用量のレボドパおよびAADC阻害剤で治療されている患者におけるパーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、有効用量のオピカポンを前記患者に投与することを含む方法。
- レボドパおよびAADC阻害剤でも治療されている患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のためのオピカポン。
- オピカポンが1日当たり1回投与される、請求項23に記載の方法または請求項24に記載の使用のためのオピカポン。
- オピカポンの用量が、5mgから100mg、例えば25mgから75mg、例えば50mgである、請求項23もしくは25に記載の方法または請求項24もしくは25に記載の使用のためのオピカポン。
- レボドパが、1日当たり3、4、5または6回、例えば、1用量当たり50mgから250mg、より普通には75mgから200mg、例えば100mgから150mgの用量で投与される、請求項23から26のいずれかに記載の方法または請求項23から26のいずれかに記載の使用のためのオピカポン。
- AADC阻害剤が、例えばレボドパと1:4の比の、カルビドパもしくはベンセラジドである、請求項23から27のいずれかに記載の方法または請求項23から27のいずれかに記載の使用のためのオピカポン。
- レボドパが100mgで、およびカルビドパが25mgで使用される、請求項28に記載の方法。
- レボドパおよびカルビドパが、例えば錠剤、例えば速放性錠剤の同じ剤形で存在する、請求項23から29のいずれかに記載の方法または請求項23から28に記載の使用のためのオピカポン。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022081033A1 (en) * | 2020-10-16 | 2022-04-21 | BIAL - PORTELA & Cª, S.A. | Opicapone and levodopa for the treatment of parkinson's disease |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014505096A (ja) * | 2011-02-11 | 2014-02-27 | ノヴィファーマ、エス.エー. | ニトロカテコールの投与計画 |
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