JP2020023540A - パーキンソン病を遅延させるための医薬 - Google Patents

パーキンソン病を遅延させるための医薬 Download PDF

Info

Publication number
JP2020023540A
JP2020023540A JP2019187514A JP2019187514A JP2020023540A JP 2020023540 A JP2020023540 A JP 2020023540A JP 2019187514 A JP2019187514 A JP 2019187514A JP 2019187514 A JP2019187514 A JP 2019187514A JP 2020023540 A JP2020023540 A JP 2020023540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
levodopa
opicapon
use according
patient
dose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019187514A
Other languages
English (en)
Inventor
ダ シルヴァ,パトリシオ,マニュエル,ヴィエイラ アラウジョ ソアレス
Manuel Vieira Araujo Soares Da Silva Patricio
ダ シルヴァ,パトリシオ,マニュエル,ヴィエイラ アラウジョ ソアレス
ダ コスタ デ ピンホ ロチャ,ジョゼ,フランシスコ
Francisco Da Costa De Pinho ROCHA Jose
ダ コスタ デ ピンホ ロチャ,ジョゼ,フランシスコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOVIPHARMA SA
Original Assignee
NOVIPHARMA SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOVIPHARMA SA filed Critical NOVIPHARMA SA
Priority to JP2019187514A priority Critical patent/JP2020023540A/ja
Publication of JP2020023540A publication Critical patent/JP2020023540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】パーキンソン病の進行遅延における使用のための医薬の提供。【解決手段】パーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、COMT阻害剤で以前に治療されていない患者に、有効量の(i)レボドパ、(ii)AADC阻害剤、及び(iii)オピカポンを投与することを含む、方法。【選択図】図1

Description

本発明は、パーキンソン病(PD)の進行を遅延させるための医薬の使用に関する。より詳細には、本発明は、PDの進行を遅延させるためにオピカポン(opicapone)およびレボドパを、場合によりAADC阻害剤と一緒に使用することに特に関する。
PDの症状は、ドーパミンアゴニスト、モノアミンオキシダーゼ阻害剤またはレボドパを用いる治療により緩和することができる。これらの従来の治療のいずれも、PDの進行を遅延させるとは考えられないが、全て少なくとも一部の患者が該疾患の症状、例えば震えなどを制御することを助けることができる。
レボドパの有効性は、期間が長くなると低下するように思われるので、ある医師は、ドーパミンアゴニストおよび/またはモノアミンオキシダーゼ阻害剤を用いてPDの治療を開始して、レボドパを用いる治療は、治療順序で後の方まで取っておくことを選ぶ。
レボドパは、その末梢代謝を減少させて、その結果必要とされる用量を減少させるために、通常カルビドパまたはベンセラジドなどのAADC阻害剤と一緒に使用される。それは、エンタカポンなどのCOMT阻害剤と一緒に使用することもできて、その末梢代謝をさらに減少させ、その結果さらに必要とされる用量をさらに減少させる。
最近、オピカポンと称される改善されたCOMT阻害剤(5−[3−(2,5−ジクロロ−4,6−ジメチル−1−オキシ−ピリジン−3−イル)−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル]−3−ニトロベンゼン−1,2−ジオール)が、臨床試験でレボドパおよびカルビドパなどのAADC阻害剤と一緒に使用された。
オピカポンは、とりわけ、PCT/PT06/000020、PCT/PT2007/000016、PCT/PT2007/000043、PCT/PT2008/000042、PCT/PT2009/000044、PCT/PT2009/000013、PCT/PT2009/000009、PCT/PT2012/000048、PCT/PT2010/000014、PCT/PT2010/000015、PCT/GB2011/052056に記載されている。オピカポンの臨床試験は、突発性パーキンソン病患者におけるBIA9−1067の効力および安全性;「ウェアリングオフ」現象を有する突発性パーキンソン病患者におけるBIA9−1067の効力および安全性;初老の健常な男性被験者および若い健常な男性被験者におけるBIA9−1067の薬物動態およびその代謝物;定常状態におけるBIA9 1067の3通りの複数の用量のレジメンのレボドパの薬物動態に対する効果;BIA9−1067の3通りの異なった単回用量と即時放出型レボドパ/ベンセラジドの単回用量との間の薬物動態学的−薬力学的相互作用;BIA9−1067の3通りの異なった単回用量と制御放出の100/25mgのレボドパ/ベンセラジドの単回用量との間の薬物動態学的−薬力学的相互作用;BIA9−1067の3通りの異なった単回用量の各々と制御放出の100/25mgのレボドパ/カルビドパの単回用量との間の薬物動態学的−薬力学的相互作用;BIA9−1067の25mgカプセル剤の比較のバイオアベイラビリティーの検討;肝臓傷害のある被験者におけるBIA9−1067の薬物動態;BIA9−1067の3通りの異なった単回用量の各々と即時放出型の100/25mgのレボドパ/カルビドパの単回用量との間の薬物動態学的−薬力学的相互作用;ワルファリンの薬物動態および薬力学に対するBIA9−1067の効果;[14C]で標識されたBIA9−1067の吸収、分布、代謝および排泄ならびに代謝物;BIA9−1067の許容性、薬物動態および薬力学;ラサギリン薬物動
態に対するBIA9−1067の効果;レパグリニドの薬物動態に対するBIA9−1067の効果;BIA9−1067の薬物動態に対するラサギリンの効果;BIA9−1067と標準的放出レボドパ/カルビドパとの間の薬物動態学的相互作用;健常な日本人および白色人種の被験者におけるBIA9−1067の薬物動態;レボドパ/カルビドパおよびレボドパ/ベンセラジドの薬物動態に対する定常状態におけるBIA9−1067の効果;健常な成人男性および女性における心臓の再分極に対するBIA9−1067の効果;BIA9−1067のレボドパ薬物動態に対するその効果を調べる検討;健常な男性被験者におけるBIA9−1067の単回経口の増加する用量の検討;BIA9−067の3通りの単回用量のレジメンの許容性および効果を調べる検討;レボドパ薬物動態に対する定常状態におけるBIA9−1067の効果;[14C]で標識されたBIA9−1067の吸収、分布、代謝および排泄ならびに代謝物を評価するための健常な男性被験者における非盲検検討;BIA9−1067−302臨床試験に参加した患者のための継続治療プロトコル;パーキンソン病(PD)患者の平行な4群における多施設検討に記載されている。これらの臨床試験の詳細は、http://clinicaltrials.govで見ることができる。
図1は、COMT阻害剤オピカポンで以前に治療されていない(すなわち、オピカポンで未治療の)患者におけるレボドパおよびカルビドパと一緒にしたオピカポンの使用を開示している。オピカポンで未治療の患者群とオピカポンで以前に治療されている患者群を比較すると、初期の段階からオピカポンで治療されている患者について、PD進行の程度が小さかったことが観察された。患者が治療されたプロトコルを、本明細書における実施例1で示す。
治療レジメンがPDの進行を遅延させることが示されたのはこれが初めてであり、したがって、療法において大きな展開を示す。
したがって、本発明は、PDの進行を遅延させる方法であって、投与を開始する前の少なくともある期間、オピカポンで以前に治療されていない患者に、
(i)レボドパ、
(ii)カルビドパまたはベンセラジドなどのAADC阻害剤、および
(iii)オピカポン
を投与することによる、方法を提供する。
そのような期間は、例えば、2週間、1カ月、3カ月、6カ月、12カ月、18カ月、または24カ月間であってもよい。患者は、本発明の投与を開始する前にオピカポンを受けたことがなければよい。上記(i)、(ii)および(iii)で示された医薬のいずれも、所望であれば、薬学的に許容される塩またはエステルとして存在してもよい。該医薬は、別々に(相伴ってまたは順次に)投与されてもよく、または固定された用量の(i)、(ii)および(iii)の2種以上の組合せで投与されてもよい。固定用量の組合せである場合、1種または2種以上の医薬の放出が、1種または2種以上の医薬の急速な、持続するおよび/または遅延された放出を提供するように改変され得る。
オピカポンは、例えば、1日当たり5mgから100mg、より普通には、25mgから75mg、例えば50mgで1日当たり1回投薬することにより使用することができる。5mg、7.5mg、10mg、12.5mg、15mg、20mg、25mg、30mg、35mg、40mg、45mg、50mg、55mg、60mg、65mg、70mg、75mg、80mg、85mg、90mg、95mg、100mg等の個々の用量を、使用することができる(またはそのような用量を10%で)。
オピカポンは、何時でも投与することができるが、より適当には、食事時またはその近くではなく、より適当にはレボドパと一緒にではなくまたはそのような投与の近くではなく投与することができる。レボドパは、夕方に、例えば、少なくとも、食事の1時間前または1時間後および少なくとも、レボドパの最後の投与の1時間前または1時間後、例えば就寝前に投与されることが特に適当である。適当な投与はPCT/GB2011/052056に記載されている。
オピカポンのための投与単位は、錠剤、カプセル剤等であってもよい。投与は経口であってもよい。
レボドパおよびAADC阻害剤は、通常、互いに同時に、例えば、錠剤などの単一の投与単位として投与されるであろう。あるいは、AADC阻害剤の一部または全部が、所望であれば、別々に投与されてもよい。
レボドパの用量は、通常、50mgから250mg、より普通には、95mgから200mg、例えば100mgまたは150mgであろう。
AADC阻害剤の用量は、従来、レボドパと1:4の比で、例えば100mgのレボドパと一緒にベンセラジドまたはカルビドパ25mgであってもよい。所望であれば、より高い用量のAADC阻害剤が使用されてもよく、例えばレボドパと共剤形化されてもよいが、例えば、25mgのカルビドパの錠剤(複数可)などの追加の用量が使用されてもよい。
レボドパは、患者の症状を最小化して、それにより患者の薬が切れたウェアリングオフ症状および「オフタイム」を最小化するために、例えば、1日当たり2から10回投与することができる。一般的には、1日当たり3、4、5、6、7または8回、例えば、1日当たり3、4または5回が使用される。
オピカポンがレボドパおよびカルビドパとの組合せで使用される場合、レボドパが400mgから1600mgおよびカルビドパが100から650mgの毎日の用量を使用することができる。この場合には、これらの薬剤の毎日の用量は、1日当たり2から10用量、例えば、1日当たり2、3、4、5、6、7、8、9または10用量で提供される。
オピカポンがレボドパおよびベンセラジドとの組合せで使用される場合、レボドパが400mgから1600mgおよびベンセラジドが100から650mgの毎日の用量を使用することができる。この場合には、これらの薬剤の毎日の用量は、1日当たり2から10用量、例えば、1日当たり2、3、4、5、6、7、8、9または10用量で提供される。
上で詳細に記載したレボドパおよび/またはAADC阻害剤の薬理学的等価の用量を送達する薬剤を加えたオピカポンの使用も構想される。
レボドパの特に適当な投与量は、100mgのレボドパおよび25mgのAADC阻害剤(AADCi)特にカルビドパである。
適当な投与量および組合せを表1に記載する:
ジスキネジアの制御が達成できることが、本発明のさらなる利点である。これは、100mgなどの用量のレボドパと一緒に、例えば、1日当たり1回投与されるオピカポンの使用の関連に少なくとも一部は基づくと思われる。
有利なことに、レボドパは、急速に溶解する錠剤中に存在するが、徐放性形態を使用することもできる。
COMT阻害剤オピカポンで以前に治療されていない(すなわち、オピカポンで未治療の)患者におけるレボドパおよびカルビドパと一緒にしたオピカポンの使用を開示している。
1つの適当な実施形態では、治療は、本発明の治療を開始する前の少なくともある期間、エンタカポン、トルカポンまたはオピカポンなどのCOMT阻害剤で以前に治療されていない患者に適用される。そのような期間は、例えば、2週間、1カ月、3カ月、6カ月、12カ月、18カ月、または24カ月間であってもよい。患者は、本発明の治療を開始する前にCOMT阻害剤を受けたことがなければよい。
別の適当な実施形態では、有効用量のレボドパおよびAADC阻害剤で治療されている
患者におけるパーキンソン病の進行を遅延させる、有効用量のオピカポンを前記患者に投与することを含む方法が提供される。
別の適当な実施形態では、レボドパおよびAADC阻害剤でも治療されている患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のためのオピカポン。
別の適当な実施形態では、該治療は、本発明の治療を開始する前の少なくともある期間、レボドパで以前に治療されていない患者に適用される。そのような期間は、例えば、2週間、1カ月、3カ月、6カ月、12カ月、18カ月、または24カ月間であってもよい。患者は、本発明の治療を開始する前にレボドパを受けたことがなければよい。
パーキンソン病の進行は、何らかのPD症状または普通に使用されるPD症状の目安(実施例1を参照されたい)における変化、例えば、オフタイムおよび/またはオンタイムにおける変化、例えば、本発明の治療の開始時と比較したオフタイムの減少および/または本発明の治療の開始時と比較したオンタイムの増大に注目することによって決定することができる。オフタイムの減少は、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分または少なくとも1時間、例えば、15分と30分の間、30分と1時間の間が適当であり得る。対応するオンタイムにおける相対的改善は、同様に、疾患の進行を決定するために使用することができる。図1で見られるように、オピカポンで未治療の患者およびオピカポンで3カ月予備的に治療された患者の治療の開始後12カ月で、オフタイムにおける約0.4時間の差(約−1.8時間に対して約−2.2時間)が見られる。
プラセボ対照二重盲検(DB)試験の完結後、367(97.6%)名の患者が、1年の非盲検(OL)部を継続し(図1を参照されたい)、そこでは全ての被験者がOPC(25または50mgのOPC)で治療された。全ての被験者は、1週間毎日25mgのOPCで開始した。次に、研究者は、ドーパミン作動性応答および/または関連のある有害事象に基づいて、レボドパ療法および/またはOPCを自由に調節した。評価項目は、患者の日誌に基づくオフ/オンタイムにおけるベースラインからの変化を含んだ。他の終点は、応答者の比率、UPDRS、PDQ−39、NMSS、PDSSおよび安全性評価(C−SSRSおよびmMIDIを含む)を含む。
試験からのデータを図1に示す。
導入:より強い、より安全なおよびより長く作用するCOMT阻害剤に対する必要性を満たすために、オピカポン(OPC)を開発した。
目的:レボドパ薬物動態(PK)に対する1日に1回の(毎日の)OPC(25、50および75mg)の効果を、プラセボおよび200mgのエンタカポン(ENT)との比較で調べること。
方法:これは、各20名(10名の男性および10名の女性)の被験者の4群における単一施設二重盲検無作為化プラセボ対照比較試験であった。検討は、11日の間OPCまたはプラセボの毎日の投与とそれに続く第12日に1日3回(5時間毎)100/25mgのレボドパ/カルビドパ(LC)、200mgのENTまたはプラセボの投与からなった。
結果:レボドパの露出度(AUC)は、75mgのOPCで、プラセボおよびENTと比較して、それぞれ78.9%および73.7%まで有意に増大した。レボドパのAUC
0〜24は、LCがどのOPC用量と共に投与されたときでも、ENTと相伴って投与されたときよりも高かった。レボドパに対する露出のピーク(Cmax)は、LC投与に続く75mgOPCで増大した(>30%)。有意に長く持続するS−COMT阻害がOPCで起こった。最大S−COMT阻害は、67.1%(200mgのENT)から94.2%(75mgのOPC)の範囲であり、全てのOPC用量に対してENTより高かった。50mgと75mgのOPCは、なぜか同様であり(75mgが僅かに優れた);したがって、75mgのOPCは、S−COMT阻害に関して50mgのOPCに対する有意の利点をもたらすことはできない。OPCの忍容性プロファイルは好ましいものであった。
オピカポンは、何時でも投与することができるが、より適当には、食事時またはその近くではなく、より適当にはレボドパと一緒にではなくまたはそのような投与の近くではなく投与することができる。オピカポンは、夕方に、例えば、少なくとも、食事の1時間前または1時間後および少なくとも、レボドパの最後の投与の1時間前または1時間後、例えば就寝前に投与されることが特に適当である。適当な投与はPCT/GB2011/052056に記載されている。

Claims (30)

  1. パーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、COMT阻害剤で以前に治療されていない患者に、有効量の
    (i)レボドパ、
    (ii)AADC阻害剤、および
    (iii)オピカポン
    を投与することを含む、方法。
  2. COMT阻害剤で以前に治療されていない患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のための、
    (i)レボドパ、
    (ii)AADI阻害剤、および
    (iii)オピカポン
    を含む医薬。
  3. パーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、オピカポンで以前に治療されていない患者に、有効量の
    (i)レボドパ、
    (ii)AADC阻害剤、および
    (iii)オピカポン
    を投与することを含む、方法。
  4. オピカポンで以前に治療されていない患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のための、
    (i)レボドパ、
    (ii)AADC阻害剤、および
    (iii)オピカポン
    を含む医薬。
  5. 患者がレボドパで以前に治療されたことがない、請求項1もしくは3に記載の方法または請求項2もしくは4に記載の使用のための医薬。
  6. オピカポンが1日1回投与され、レボドパが1日当たり2から10回投与される、請求項1、3もしくは5に記載の方法または請求項2、4もしくは5に記載の使用のための医薬。
  7. レボドパが、1日当たり3、4、5または6回投与される、請求項6に記載の方法または請求項6に記載の使用のための医薬。
  8. オピカポンの用量が、5mgから100mg、例えば25mgから75mg、例えば50mgである、請求項1、3、5、6もしくは7に記載の方法または請求項2、4、5、6もしくは7に記載の使用のための医薬。
  9. AADC阻害剤が、カルビドパまたはベンセラジド、例えば、カルビドパである、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  10. レボドパが、50mgから250mg、例えば75mgから200mg、例えば100mgから150mgの単位用量で存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法また
    は先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  11. レボドパが、錠剤中に100mg存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  12. レボドパおよびAADC阻害剤、例えばカルビドパまたはベンセラジドが、例えば錠剤、例えば速放性錠剤または徐放性錠剤などの単一投与単位中に存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  13. 1日当たり3、4、5または6回使用するための100mgのレボドパおよび25mgのカルビドパを含む錠剤ならびに1日当たり1回使用するためのオピカポン50mgを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  14. パーキンソン病を治療するために患者に提供される最初の治療である、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  15. 患者が、オフタイム中に0.25時間を超える(例えば0.4時間)利益を得る、先行する請求項のいずれかに記載の方法または先行する請求項のいずれかに記載の使用のための医薬。
  16. 有効用量のレボドパおよびAADC阻害剤で治療されている患者におけるパーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、有効用量のオピカポンを前記患者に投与することを含む方法。
  17. レボドパおよびAADC阻害剤でも治療されている患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のためのオピカポン。
  18. オピカポンが1日当たり1回投与される、請求項16に記載の方法または請求項17に記載の使用のためのオピカポン。
  19. オピカポンの用量が、5mgから100mg、例えば25mgから75mg、例えば50mgである、請求項16もしくは18に記載の方法または請求項17もしくは18に記載の使用のためのオピカポン。
  20. レボドパが、1日当たり3、4、5または6回、例えば、50mgから250mg、より普通には75mgから200mg、例えば100mgから150mgの用量で投与される、請求項16、18もしくは19のいずれかに記載の方法または請求項17に記載の使用のためのオピカポン。
  21. AADCが、例えばレボドパと1:4の比の、カルビドパまたはベンセラジドである、請求項16、18、19もしくは20のいずれかに記載の方法または請求項17に記載の使用のためのオピカポン。
  22. レボドパが100mgでおよびカルビドパが25mgで使用される、請求項21に記載の方法。
  23. 有効用量のレボドパおよびAADC阻害剤で治療されている患者におけるパーキンソン病の進行を遅延させる方法であって、有効用量のオピカポンを前記患者に投与することを含む方法。
  24. レボドパおよびAADC阻害剤でも治療されている患者のパーキンソン病の進行遅延における使用のためのオピカポン。
  25. オピカポンが1日当たり1回投与される、請求項23に記載の方法または請求項24に記載の使用のためのオピカポン。
  26. オピカポンの用量が、5mgから100mg、例えば25mgから75mg、例えば50mgである、請求項23もしくは25に記載の方法または請求項24もしくは25に記載の使用のためのオピカポン。
  27. レボドパが、1日当たり3、4、5または6回、例えば、1用量当たり50mgから250mg、より普通には75mgから200mg、例えば100mgから150mgの用量で投与される、請求項23から26のいずれかに記載の方法または請求項23から26のいずれかに記載の使用のためのオピカポン。
  28. AADC阻害剤が、例えばレボドパと1:4の比の、カルビドパもしくはベンセラジドである、請求項23から27のいずれかに記載の方法または請求項23から27のいずれかに記載の使用のためのオピカポン。
  29. レボドパが100mgで、およびカルビドパが25mgで使用される、請求項28に記載の方法。
  30. レボドパおよびカルビドパが、例えば錠剤、例えば速放性錠剤の同じ剤形で存在する、請求項23から29のいずれかに記載の方法または請求項23から28に記載の使用のためのオピカポン。
JP2019187514A 2019-10-11 2019-10-11 パーキンソン病を遅延させるための医薬 Pending JP2020023540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019187514A JP2020023540A (ja) 2019-10-11 2019-10-11 パーキンソン病を遅延させるための医薬

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019187514A JP2020023540A (ja) 2019-10-11 2019-10-11 パーキンソン病を遅延させるための医薬

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017528477A Division JP2018500300A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 パーキンソン病を遅延させるための医薬

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020023540A true JP2020023540A (ja) 2020-02-13

Family

ID=69618295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019187514A Pending JP2020023540A (ja) 2019-10-11 2019-10-11 パーキンソン病を遅延させるための医薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020023540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022081033A1 (en) * 2020-10-16 2022-04-21 BIAL - PORTELA & Cª, S.A. Opicapone and levodopa for the treatment of parkinson's disease

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014505096A (ja) * 2011-02-11 2014-02-27 ノヴィファーマ、エス.エー. ニトロカテコールの投与計画

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014505096A (ja) * 2011-02-11 2014-02-27 ノヴィファーマ、エス.エー. ニトロカテコールの投与計画

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
BMC NEUROLOGY, vol. Vol. 13, article number 35, JPN6020046240, 2013, pages 1 - 13, ISSN: 0004567016 *
MEBIO, vol. 30, no. 11, JPN6020046239, 2013, pages 31 - 39, ISSN: 0004567015 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022081033A1 (en) * 2020-10-16 2022-04-21 BIAL - PORTELA & Cª, S.A. Opicapone and levodopa for the treatment of parkinson's disease

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018500300A (ja) パーキンソン病を遅延させるための医薬
Altman et al. Advances in NSAID development: evolution of diclofenac products using pharmaceutical technology
EP1812070B1 (en) Treatment of restless legs syndrome
EP4070787B1 (en) Pharmaceutical formulations
JP2018514534A5 (ja)
HUE029677T2 (hu) Készítmények centrálisan mediált émelygés és hányás kezelésére
KR20200055154A (ko) 15-hepe를 포함하는 조성물 및 이를 사용하는 방법
Di Luca et al. Newly approved and investigational drugs for motor symptom control in Parkinson's disease
JP2020023540A (ja) パーキンソン病を遅延させるための医薬
EP3331518A1 (en) Combination therapy using acamprosate and d-cycloserine
JP2006508118A5 (ja)
US20110117070A1 (en) Compositions and methods for treating headache
WO2020089761A1 (en) Pharmaceutical composition comprising of remogliflozin or salt or ester thereof and vildagliptin or salt thereof
JP6420923B1 (ja) 医薬
US20090012170A1 (en) Treatment of symptoms of motor dysfunction
Barnett Translating science into clinical practice: focus on vildagliptin in combination with metformin
UA112652C2 (uk) Фармацевтична композиція для лікування передчасної еякуляції і спосіб лікування передчасної еякуляції
TW201806599A (zh) 用於快速開始抗抑鬱作用之給藥方案
US20190269691A1 (en) Pharmaceutical Composition for the Treatment of Acute Tooth or Jaw Pain
JP2023082771A (ja) パーキンソン病治療薬
Menezes et al. Experimental pharmacological agents in the management of Parkinson’s disease
Chaplin Safinamide: add‐on therapy for Parkinson's disease
JP2018501313A5 (ja)
Al-juma Comparison of the Onset of Diclofenac Potassium Sachet (Voltfast) and EntericCoated Diclofenac Potassium (Cataflam) in Treatment of Pain Following Tooth Extraction
WO1997048394A1 (en) Combination of ropinirole and l-dopa for use in the treatment of parkinson's disease

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210810

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211210

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230124

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230207

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20230228

C141 Inquiry by the administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C141

Effective date: 20230228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230529

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230627

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230721