JP2020021274A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ダウンロードしたソフトウェアを使用開始する際のユーザ登録の手間を軽減する。【解決手段】情報システム1000において、情報提供システム(情報処理システム)は、第1ユーザのユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られる画像データを出力する画像データ出力部と、画像データからURLを取得するURL取得部と、URLから特定され、ユーザ端末を用いて情報処理サービスの提供を受けるためのプログラムの入手先である第2ウェブページのURLを記述した第1ウェブページを送信する第1ウェブページ送信部と、プログラムによって第1ウェブページのURLに含まれるユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得部と、プログラムから送信されたユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報が存在する場合に、プログラムを介してユーザ端末に情報処理サービスの提供を行うサービス提供部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラムに関する。
近年、QRコード(登録商標)などの二次元コードをスマートフォンを用いて撮影することで、ウェブページを閲覧することが可能になっている(例えば特許文献1参照)。
また、このようにしてソフトウェアのダウンロードページにアクセスし、このダウンロードページからソフトウェアをダウンロードすることも可能である。
特開2017−049635号公報
一方、スマートフォンにダウンロードされたソフトウェアの中には、使用開始時に、氏名やメールアドレス、電話番号、生年月日等のユーザ登録情報の入力を必要とするものがある。
この場合、ソフトウェアをダウンロードするまでは二次元コードの撮影により簡単に行うことができるが、ユーザ登録の手続きに手間がかかる。
本発明はこのような課題を鑑みてなされたものであり、ダウンロードしたソフトウェアを使用開始する際のユーザ登録の手間を軽減することが可能な情報処理システム、情報処理システムの制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の情報処理システムは、第1ユーザのユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られる画像データを出力する画像データ出力部と、前記画像データから前記URLを取得するURL取得部と、前記URLから特定され、ユーザ端末を用いて情報処理サービスの提供を受けるためのプログラムの入手先である第2ウェブページのURLを記述した第1ウェブページを送信する第1ウェブページ送信部と、前記プログラムによって前記第1ウェブページのURLに含まれる前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得部と、前記プログラムから送信された前記ユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報が存在する場合に、前記プログラムを介して前記ユーザ端末に前記情報処理サービスの提供を行うサービス提供部と、を備える。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
ダウンロードしたソフトウェアを使用開始する際のユーザ登録の手間を軽減することができる。
本実施形態に係る情報提供システムを含む情報システムの全体構成図である。 本実施形態に係るユーザ端末のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る医療機関システムのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る情報提供システムのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る情報提供システムの記憶装置を示す図である。 本実施形態に係る医療データ管理テーブルを示す図である。 本実施形態に係るユーザ管理テーブルを示す図である。 本実施形態に係る情報提供システムの機能構成を示す図である。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。 本実施形態に係る画面例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。以下、本発明をその一実施形態に即して添付図面を参照しつつ説明する。
==全体構成==
図1に、本発明の一実施形態に係る情報提供システム(情報処理システムとも記載する)300、医療機関システム200及びユーザ端末100を含む情報システム1000を示す。情報提供システム300、医療機関システム200及びユーザ端末100は、インターネットやLAN(Local Area Network)、電話網等のネットワーク500を通じて相互に通信可能に接続されている。
医療機関システム200は、病院や診療所等の医療機関が有するサーバやパソコン等のコンピュータである。
ユーザ端末100は、医療機関で診療や健康診断を受けるユーザが有するコンピュータであり、スマートフォンや携帯電話機、ノートパソコン、タブレットなどの可搬型の情報処理端末、ユーザの自宅で使用されるパソコン等である。
情報提供システム300は、ユーザ端末100を操作するユーザに対して様々な情報処理サービスを提供するサーバやパソコン等のコンピュータである。
例えば情報提供システム300は、ユーザの氏名や生年月日、性別等の属性情報をユーザ端末100から取得してユーザ登録を行うと共に、ユーザが医療機関で健康診断を受けた場合に作成される健康診断の結果等の医療データを医療機関システム200から取得し、ユーザ端末100を操作するユーザに対して提供する。
この場合ユーザは、医療機関で受けた健康診断の結果を印刷物の形態でも受け取れるが、ユーザ端末100に所定のプログラム(以下、アプリ730と記載する)をインストールした上で、情報提供システム300に上記ユーザ登録を行うことにより、ユーザ端末100を用いて自分の健診結果を電子データの形態で閲覧することが可能となる。
情報提供システム300には、直近に受けた健康診断の結果だけでなくそれ以前の結果も保存しておくことができるため、ユーザは、過去の古い健診結果の紛失を心配することなく、いつでも自分が受けた健康診断の結果を自由に閲覧できる。そのため、自分の健康状態の推移をいつでも確認することが可能である。また情報提供システム300には、ユーザが自主的に計測した日々の歩行数や血圧、体温等の様々な医療データを保存しておくこともできる。このため、ユーザは、健診結果と合わせ、これらの医療データを用いて自分の健康管理に役立てることもできる。
なお上述したように、ユーザは、情報提供システム300に保存されている健診結果等の自分の医療データを閲覧するためには、ユーザ端末100にアプリ730をインストールする必要がある。
アプリ730のインストールは、所定のダウンロードページ(第2ウェブページとも記載する)から行うことができる。ユーザはユーザ端末100上でブラウザを実行し、このダウンロードページにアクセスしてアプリ730をインストールすることもできるし、医療機関からユーザに通知されるQRコード(登録商標)等の二次元コード等の画像データをユーザ端末100のカメラ機能を用いて撮影することでユーザ端末100に表示されるウェブページ(アプリインストールページ、あるいは第1ウェブページとも記載する)に記載されているダウンロードページからアプリ730をインストールすることもできる。ユーザ端末100のカメラ機能を用いた二次元コードの撮影は、一般のQRコード読み取り用のプログラム(以下、「二次元コードリーダ」とも記載する)を用いて行うことができる。
ユーザはこのようにしてユーザ端末100にアプリ730をインストールすると、次にユーザ登録を行う。
ユーザ登録は、アプリ730を起動して上記の二次元コードを撮影することで行うことができる。詳細は後述するが、この二次元コードには、ユーザを一意に特定可能なユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURL(Uniform Resource Locator)を符号化した情報が含まれており、このユーザ特定情報がユーザ端末100から情報提供システム300に送信されることでユーザ登録が行われる。このような態様により、ユーザ登録の手間を軽減することができる。
なおユーザ登録の際に、ユーザに生年月日等の自分の属性情報をユーザ端末100に入力させ、このユーザ属性情報を、上記のユーザ特定情報と共にユーザ端末100から情報提供システム300に送信するようにしてもよい。そして情報提供システム300は上記ユーザ特定情報に加えて、この属性情報を用いて照合し、ユーザ登録を行う。このような態様により、より確実にユーザの本人確認を行うことが可能となる。
あるいは、ユーザ登録は、上述した第1ウェブページからアプリ730を起動して行うことも可能である。つまり、二次元コードリーダを用いて二次元コードを撮影して、ダウンロードページからアプリ730をインストールした後、第1ウェブページにアクセスし、第1ウェブページ内に表示されているアプリ730の起動ボタンを押下する、第1ウェブページを開いた際に表示されるアプリ730を起動するか否かを問うダイアログを経由するなどしてアプリ730を起動し、そのまま二次元コード内のユーザ特定情報を情報提供システム300に送信することでユーザ登録を行う。このような態様によってもユーザ登録の手間を軽減することができる。またこの場合、ユーザは二次元コードの撮影を1回行うだけで、アプリ730のインストールとユーザ登録を行うことができる。
なお医療機関からユーザに通知される二次元コードは、情報提供システム300により生成される。具体的には、例えば、医療機関システム200からユーザの健診結果等の医療データや個人情報を取得した後、医療機関システム200からの要求に従って情報提供システム300によって生成され、情報提供システム300から医療機関システム200に画像データとして出力される。そして医療機関によってこの二次元コードが印刷物に印刷され、健診結果と共にユーザに配布される。
以下、詳細に説明する。
==ユーザ端末==
まず、ユーザ端末100について図2を参照しながら説明する。
ユーザ端末100のハードウェア構成図の一例を図2に示す。本実施形態のユーザ端末100は、CPU(Central Processing Unit)110、メモリ120、通信装置130、記憶装置140、入力装置150、出力装置160、及び記録媒体読取装置170を備えて構成されるスマートフォンやパソコンなどのコンピュータである。
記憶装置140は、ユーザ端末100によって実行されるユーザ端末制御プログラム710や、後述するダウンロードサイトからダウンロードしたアプリ730等の各種のプログラムやデータを格納する。
記憶装置140に記憶されているユーザ端末制御プログラム710やアプリ730、あるいは各種のデータがメモリ120に読み出されてCPU110によって実行あるいは処理されることにより、ユーザ端末100の各種機能が実現される。
ここで、記憶装置140は例えばハードディスクやSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置である。
アプリ730は、情報提供システム300によって提供される各種の情報処理サービスをユーザ端末100から利用するためのプログラムである。本実施形態では、ユーザ端末100にアプリ730をインストールし、所定のユーザ登録を行うことによって、ユーザは情報提供システム300に保存されている自分の健診結果などの医療データを閲覧することが可能となる。
記録媒体読取装置170は、SDカード等の記録媒体800に記録されたユーザ端末制御プログラム710やアプリ730、あるいはデータを読み取り、記憶装置140に格納する。
通信装置130は、ネットワーク500を介して、医療機関システム200や情報提供システム300、あるいは不図示の他のコンピュータと各種データやユーザ端末制御プログラム710、アプリ730の授受を行う。例えば他のコンピュータに上述したユーザ端末制御プログラム710やデータ、アプリ730を格納しておき、ユーザ端末100がこのコンピュータからユーザ端末制御プログラム710やデータ、アプリ730をダウンロードするようにすることができる。
入力装置150は、ユーザによるコマンドやデータの入力を受け付ける各種ボタンやスイッチ、キーボード、タッチパネルディスプレイ上でのタッチ位置を検出するタッチセンサ、マイクなどの入力インタフェース、加速度センサ、温度センサ、GPS受信機やコンパスなどの位置検出センサ、カメラなどである。
なお、本実施形態では、ユーザ端末100はカメラ機能を用いて二次元コードを読み取るが、カメラ機能を備えない場合には、ユーザ端末100は二次元コードの読み取り装置を備え、この読取装置を用いて二次元コードを読み取る。
また出力装置160は、例えばディスプレイなどの表示装置、スピーカ、バイブレータ、照明などの出力ユーザインタフェースである。
==医療機関システム==
医療機関システム200は、図3に示す様に、CPU210、メモリ220、通信装置230、記憶装置240、入力装置250、出力装置260、及び記録媒体読取装置270を備えて構成される。これらの医療機関システム200のハードウェア構成は、ユーザ端末100のハードウェア構成と必ずしも同じではないものの、基本的な構成は共通である。そのため、これらのハードウェア構成についての重複した説明は省略する。
医療機関システム200の記憶装置240には、医療機関システム200によって実行される医療機関システム制御プログラム720等の各種のプログラムやデータが格納される。
また記憶装置240には、ユーザが受診した健康診断の結果が、ユーザの氏名や受診者番号、生年月日、性別、住所、受診日等の属性情報と対応付けて記憶される。
また記憶装置240に記憶されている医療機関システム制御プログラム720や各種のデータがメモリ220に読み出されてCPU210によって実行あるいは処理されることにより、医療機関システム200の各種機能が実現される。
例えば医療機関システム200は、記憶装置240に記憶されているユーザの健診結果等の医療データを、ユーザの属性情報と共に情報提供システム300に送信する。
また医療機関システム200は、情報提供システム300から、後述するユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られるQRコード(登録商標)等の二次元バーコード(二次元コードとも記載する)等の画像データを取得して、この画像データを印刷する。なおこの画像データは、例えば健診結果の印刷物と共にユーザに配布される。ユーザは、ユーザ端末100を用いてこの二次元コードを復号化し、所定のダウンロードサイトからアプリ730をダウンロードする。
==情報提供システム==
続いて、情報提供システム300について図4〜図8を参照しながら説明する。
情報提供システム300のハードウェア構成を図4に示す。ただし、情報提供システム300も、医療機関システム200やユーザ端末100と基本的な構成は共通しているため、重複した説明は省略する。
記憶装置340には、図5に示す様に、情報提供システム制御プログラム700、医療データ管理テーブル600、ユーザ管理テーブル610が記憶されている。
記憶装置340に記憶されている情報提供システム制御プログラム700や各種のデータがメモリ320に読み出されてCPU310によって実行あるいは処理されることにより、情報提供システム300の各種機能が実現される。
<医療データ管理テーブル>
図6に、医療データ管理テーブル600の一例を示す。医療データ管理テーブル600は、ユーザの健診結果等の医療データを、ユーザを一意に特定可能なユーザ特定情報と対応付けて記憶するテーブルである。
図6に示すように、医療データ管理テーブル600には、「ユーザID」、「ユーザ氏名」、「医療機関コード」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」、「医療データ」が記載される。
これらのうち、「ユーザ氏名」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」は、ユーザの属性を表す属性情報(以下、ユーザ情報とも記載する)である。「受診者番号」は、医療機関によって各ユーザに付与される識別番号である。
「医療機関コード」は、医療機関を一意に識別する情報であり、医療機関システム200が情報提供システム300に医療データ及びユーザの属性情報を送信する際に合わせて送信される。「ユーザID」は、新規ユーザの医療データ及び属性情報が医療機関システム200から送信された際に情報提供システム300によって生成される各ユーザにユニークな情報である。本実施形態では、「ユーザID」を暗号化した情報をユーザ特定情報としている。
「医療データ」には、情報提供システム300が医療機関システム200から取得したユーザの健康診断の結果や、情報提供システム300がユーザ端末100から取得したユーザの日々の血圧や歩数等の医療データが保存される。情報提供システム300は、同一のユーザの新たな医療データを医療機関システム200やユーザ端末100から取得した場合は、そのユーザの「医療データ」欄に新たな医療データを追加する。
なお上記説明では、ユーザ情報は健康診断の結果と共に医療機関システム200から情報提供システム300に送信され、医療データ管理テーブル600に記憶されるとしたが、健康診断の結果が出る前(例えばユーザから健康診断の申し込みを受け付けた際等)にユーザ情報のみを医療機関システム200から情報提供システム300に送信し、医療データ管理テーブル600に記憶するようにしても良い。
<ユーザ管理テーブル>
次にユーザ管理テーブル610を図7に示す。本実施形態のユーザ管理テーブル610は、ユーザを一意に特定可能なユーザ特定情報(より詳細にはユーザ特定情報に関連する情報)と、ユーザに関する所定の属性情報と、をユーザ毎に記憶するテーブルである。
図7に示す例では、ユーザ管理テーブル610には、「ユーザID」、「ユーザ氏名」、「医療機関コード」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」、「メールアドレス」、「ユーザ登録状態」が記載される。
これらのうち、「ユーザ氏名」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」は、医療データ管理テーブル600に記載される情報と同じユーザ属性情報である。つまり、情報提供システム300が医療機関システム200やユーザ端末100から新規ユーザの医療データを取得した際に、情報提供システム300が、この医療データと共に取得した属性情報をユーザ管理テーブル610に記載したものである。
また「ユーザID」「医療機関コード」も医療データ管理テーブル600に記載される情報と同じである。
そして「ユーザID」、「ユーザ氏名」、「医療機関コード」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」のうちの1つ以上の組み合わせによりユーザ特定情報が形成される。上述したように、本実施形態では「ユーザID」を暗号化した情報をユーザ特定情報としている。
「メールアドレス」は、以下に説明するユーザ登録(本登録)の際にユーザ端末100から送信される情報である。
「ユーザ登録状態」は、ユーザ登録の状態を示す。本実施形態では、ユーザ登録状態は、「未登録」「仮登録」「本登録」の3状態がある。
「未登録」は、ユーザ登録がまだ行なわれていないことを示す。「仮登録」は、ユーザ端末100から情報提供システム300へユーザ特定情報が送信され、ユーザ特定情報の登録は完了しているが、メールアドレスの登録がまだ行なわれていない状態を示す。「本登録」は、ユーザのメールアドレスの登録が行われた状態を示す。
<機能構成>
次に情報提供システム300の機能構成図の一例を図8に示す。本実施形態に係る情報提供システム300は、画像データ出力部301、URL取得部302、第1ウェブページ送信部303、ユーザ特定情報取得部304、サービス提供部305、ユーザ管理テーブル306、コンテンツ情報記憶部307の各機能を含む。
これらの各機能は、情報提供システム300のハードウェアによって本実施形態に係る情報提供システム制御プログラム700が実行されることにより実現される。
画像データ出力部301は、第1ユーザのユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られる画像データを出力する。具体的に説明すると、情報提供システム300は、例えば、医療機関システム200から第1ユーザの健康診断の結果を第1ユーザの上述した属性情報とともに取得した際に、第1ユーザのユーザ特定情報(例えばユーザIDに所定の処理を行って得られる英数字の列)と、第1ウェブページのドメイン名と、を含むようなURLを生成した上で符号化し、QRコードなどの二次元コードあるいは二次元バーコードの画像データを生成する。そして情報提供システム300は、この画像データを医療機関システム200に送信する。
次に、URL取得部302は、画像データから上記URLを取得する。具体的に説明すると、情報提供システム300から医療機関システム200に送信された二次元コードの画像データが医療機関によって印刷され、ユーザに配布された後、二次元コードリーダを実行するユーザ端末100によってこの二次元コードが撮影されると、この二次元コードからURLが復元され、ユーザ端末100から、URLを指定したウェブページの閲覧要求が情報提供システム300に送信される。このようにして、情報提供システム300は、URLを取得する。
次に、第1ウェブページ送信部303は、このURLから特定される第1ウェブページをユーザ端末100に送信する。このとき第1ウェブページ送信部303は、第1ウェブページを記述したHTMLファイルに、ユーザ端末100を用いて情報処理サービスの提供を受けるためのアプリ730の入手先であるダウンロードページ(第2ウェブページ)のURLを記述しておく。つまり、第1ウェブページ送信部303は、第1ウェブページ内に、アプリ730のダウンロードページに遷移するためのボタンが表示されるように、HTMLファイルを記述する。
また第1ウェブページ送信部303は、第1ウェブページのHTMLファイルに、アプリ730の起動コマンドも記述しておく。つまり、第1ウェブページ送信部303は、第1ウェブページ内に、アプリ730を起動するためのボタン(ダイアログ等)が表示されるように、HTMLファイルを記述する。
このような第1ウェブページがユーザ端末100に表示されている様子を図22に示す。
このような態様により、ユーザは、第1ウェブページを閲覧した際に、ユーザ端末100にまだアプリ730がインストールされていない場合には、アプリ730のダウンロードページを表示させることもできるし、アプリ730が既にインストールされている場合には、そのままアプリ730を起動させることも可能となる。
ユーザ特定情報取得部304は、アプリ730によって第1ウェブページのURLに含まれるユーザ特定情報を取得する。具体的に説明すると、ユーザ端末100がアプリ730を起動して、医療機関からユーザに配布された二次元コードの画像データを撮影すると、ユーザ端末100は、二次元コードから第1ウェブページのURLを復元し、このURLに含まれているユーザ特定情報を情報提供システム300に送信する。このユーザ特定情報を、ユーザ特定情報取得部304が取得する。ユーザ特定情報は、例えば、引数としてURLに含めることができる。
なお、ユーザ特定情報取得部304は、ユーザ端末100から、第1ウェブページのURLに含まれるユーザ特定情報と共に、ユーザ端末100に入力された第1ユーザに関する所定の属性情報を取得するようにしてもよい。
具体的に説明すると、ユーザ端末100がアプリ730を起動した際に、生年月日等の第1ユーザの属性情報をユーザ端末100に入力させるようにしておき、ユーザ端末100がユーザ特定情報を情報提供システム300に送信する際に、この属性情報も送信するようにする。このような態様により、ユーザ端末100を操作しているユーザの本人確認をより確実に行うことが可能となる。
サービス提供部305は、アプリ730から送信されたユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報が存在する場合に、アプリ730を介してユーザ端末100に情報処理サービスの提供を行う。具体的には、サービス提供部305は、ユーザ管理テーブル610を参照し、ユーザ端末100から取得したユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報がユーザ管理テーブル610に記憶されている場合に、所定の情報処理サービスの提供を行う。
ユーザに提供される情報処理サービスは、例えばユーザ登録、あるいは、以下に述べるコンテンツ情報記憶部307に記憶されているユーザの健診結果等のコンテンツの配信である。
なお、ユーザ特定情報取得部304がユーザ端末100からユーザ特定情報と共に第1ユーザの属性情報を取得した場合には、サービス提供部305は、ユーザ特定情報取得部304が取得したユーザ特定情報及び属性情報にそれぞれ合致するユーザ特定情報及び属性情報がユーザ管理テーブル610に記憶されている場合に、ユーザ端末100に情報処理サービスの提供を行うようにする。このような態様により、ユーザ端末100を操作しているユーザの本人確認をより確実に行って情報処理サービスの提供を行うことが可能となる。
ユーザ管理テーブル306は、ユーザに関する所定の属性情報をユーザ毎に記憶するテーブルであるが、本実施形態では、上述したユーザ管理テーブル610として具現化されている。
上述した様に、本実施形態では、「ユーザ氏名」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」がユーザ属性情報であり、「ユーザID」を暗号化して得られた任意の文字列がユーザ特定情報である。
コンテンツ情報記憶部307は、ユーザの健診結果等のコンテンツ情報を記憶する。本実施形態では、コンテンツ情報記憶部307は、医療データ管理テーブル600として具現化されている。
なお、コンテンツ情報記憶部307には、各ユーザのユーザ特定情報と対応付けて、ユーザ毎に異なるコンテンツ情報を記憶しておき、サービス提供部305は、ユーザ端末100から取得したユーザ特定情報に対応付けられているコンテンツ情報をユーザ端末100に配信するようにしている。
==処理の流れ==
次に、本実施形態に係る情報提供システム300による処理の具体例を、図9〜図22を参照しながら説明する。
[医療データの登録、二次元コードの出力]
まず図9、図10に示すフローチャートを参照しながら、医療機関システム200による医療データの登録処理と、情報提供システム300による二次元コードの出力処理について説明する。なお図9は、健康診断の申し込み時等、健康診断の結果が出る前に医療機関が健康診断の申込者のユーザ情報の登録を行う場合の処理を示すフローチャートであり、図10は、医療機関システム200が情報提供システム300に健康診断の結果を登録する際の処理を示すフローチャートである。
まず図9を参照しながら、健康診断の結果が出る前にユーザ情報の登録を行う場合の処理について説明する。
医療機関システム200は、医療機関コードとユーザ情報(例えば「ユーザ氏名」、「受診者番号」、「生年月日」、「性別」)を情報提供システム300に送信する(S1000)。
情報提供システム300は、これらの情報を、医療データ管理テーブル600に記憶されている情報と照合し、同一ユーザのデータが存在するか否かを判定する(S1010)。
同一ユーザのデータが存在する場合には、情報提供システム300は、処理をS1040に進める。
一方、同一ユーザのデータが存在しない場合には、情報提供システム300は、医療データ管理テーブル600に、医療機関コードとユーザ情報を記録する(S1020)。
そして情報提供システム300は、ユーザIDを生成して医療データ管理テーブル600に記録すると共に、「ユーザID」「医療機関コード」「ユーザ情報」をユーザ管理テーブル610にも記録する(S1030)。
そして情報提供システム300は、二次元コードの画像データを生成して、医療機関システム200に送信する(S1040、S1050)。二次元コードは、このユーザのユーザIDを暗号化した情報(ユーザ特定情報)をアドレスの一部として含むURLを符号化した二次元画像を生成することにより生成される。
医療機関システム200は、二次元コードの画像データを取得後、プリンタ等に印刷して出力する(S1060)。
次に図10を参照しながら、健康診断の結果を登録する場合の処理について説明する。
医療機関システム200は、健康診断の結果(医療データ)と共に医療機関コードとユーザ情報を情報提供システム300に送信する(S2000)。
情報提供システム300は、医療機関コードとユーザ情報を、医療データ管理テーブル600に記憶されている情報と照合し、同一ユーザのデータが存在するか否かを判定する(S2010)。
同一ユーザのデータが存在する場合には、情報提供システム300は、該当するユーザの医療データの欄に、医療機関システム200から取得した医療データを追加する。そして情報提供システム300は処理をS2040に進める。
一方、同一ユーザのデータが存在しない場合には、情報提供システム300は、医療データ管理テーブル600に、医療機関コードとユーザ情報と医療データを記録する(S202
0)。
そして情報提供システム300は、ユーザIDを生成して医療データ管理テーブル600に記録すると共に、「ユーザID」「医療機関コード」「ユーザ情報」をユーザ管理テーブル610にも記録する(S2030)。
そして情報提供システム300は、二次元コードの画像データを生成して、医療機関システム200に送信する(S2040、S2050)。二次元コードは、このユーザのユーザIDを暗号化した情報(ユーザ特定情報)をアドレスの一部に引数として含むURLを符号化した二次元画像を生成することにより生成される。
医療機関システム200は、二次元コードの画像データを取得後、プリンタ等に印刷して出力する(S2060)。
[アプリ730を用いたユーザ登録処理]
次に、図11〜図12を参照しながら、アプリ730がインストールされたユーザ端末100を用いて、ユーザ登録を行う場合の処理について説明する。
まずユーザ端末100は、アプリ730を起動する(S3000)。ユーザ端末100がアプリ730を起動した際の様子を図15に示す。なお、ユーザ登録が完了している場合は、図15に示す画面で「ログイン」を選択して後述するログイン処理に進むが、ここでは、まだユーザ登録前の状態であるので、「新規アカウント登録」あるいは「かんたんQRコード登録」を選択する。「新規アカウント登録」を選択した場合は、ユーザは氏名や生年月日等のユーザ属性情報を一つずつ手入力する。「かんたんQRコード登録」を選択した場合は、以下に述べる処理に進む。
この場合、ユーザ端末100は、医療機関からユーザに配布された二次元コードの画像データを読み取る(S3010)。具体的には、図15に示す画面で、ユーザが「かんたんQRコード登録」を選択することで、ユーザ端末100は図16に示すような二次元コード読み取り用の画面を表示する。そしてユーザがユーザ端末100を操作してシャッタを押すと、ユーザ端末100は二次元コードの画像データを読み取る。
そうすると、ユーザ端末100は、二次元コードからURLを復元すると共に、URLからユーザ特定情報を抽出する(S3020)。
そしてユーザ端末100は、ユーザ特定情報と共に、URLを指定したウェブページの閲覧要求を情報提供システム300に送信する(S3030)。
情報提供システム300は、ユーザ特定情報を復号化し、ユーザ管理テーブル610内のユーザIDと照合し、該当するユーザの「ユーザ登録状態」欄を元に、ユーザ登録済みであるか否かを判定する(S3040、S3050)。
ユーザ登録状態が「未登録」である場合は、情報提供システム300は、仮登録ページをユーザ端末100に送信する(S3070)。
そしてユーザ端末100は、仮登録ページを表示する(S3080)。ユーザ端末100に仮登録ページが表示されている様子を図17に示す。図17に示すように、本実施形態に係る仮登録ページは、ユーザに「生年月日」(属性情報)を入力させた上で、「登録」ボタンを押す様に構成されている。
ユーザ端末100に生年月日が入力され、「登録」ボタンが押下されると(S3090)、ユーザ端末100は、生年月日を情報提供システム300に送信する(S3100)。
そうすると情報提供システム300は、ユーザ管理テーブル610を参照し、S3040で特定したユーザの生年月日と合致するか否かを判定する(S3110、S3120)。生年月日が合致しない場合には、情報提供システム300は所定のエラー処理を実行する(S3130)。
一方、生年月日が合致した場合には、情報提供システム300は、ユーザ管理テーブルの「ユーザ登録状態」欄を「仮登録」に変更する(S3140)。
そして情報提供システム300は、仮登録を完了した旨の通知をユーザ端末100に行う(S3150)。ユーザ端末100に仮登録が完了した旨の通知が表示されている様子を、図18に示す。これにより、ユーザは、自分の健康診断の結果を閲覧することが可能となる。
そしてユーザ端末100から、健康診断の結果の閲覧要求が情報提供システム300に送信されると(S3160)、情報提供システム300は、医療データ管理テーブル600から、該当するユーザの健康診断の結果を取得し(S3170)、ユーザ端末100に送信する(S3180)。
そしてユーザ端末100は、健康診断の結果を表示する(S3190)。その様子を、図19に示す。なおユーザは、仮登録が完了すると、健康診断の結果だけでなく様々な医療データを閲覧することが可能となる。ユーザ端末100にユーザの歩数や血圧等の健康データが表示されている様子を図20に示す。
その後、ユーザは、メールアドレスを情報提供システム300に登録することにより、ユーザ登録状態を「本登録」にすることができる。ユーザ登録状態を本登録にした場合、ユーザは情報提供システム300から様々な有益な情報を受け取ることができるようになる。
一方、S3050において、ユーザ登録状態が既に「仮登録」あるいは「本登録」であった場合には、情報提供システム300は、ログイン処理を実行する(S3060)。
[ログイン処理]
ログイン処理を図13のフローチャートを参照しながら説明する。
まず情報提供システム300は、ユーザ端末100に、生年月日と、受診者番号の入力を要求する(S4000)。ユーザ端末100に生年月日と受診者番号の入力を促す画面が表示されている様子を図21に示す。
ユーザ端末100に生年月日と受診者番号が入力されると、ユーザ端末100は、これらの情報を情報提供システム300に送信する(S4010、S4020)。
そして情報提供システム300は、ユーザ管理テーブル610に記載されている情報と照合し、合致する情報があるか否かを判定する(S4030、S4040)。
合致する情報がユーザ管理テーブル610にない場合には、情報提供システム300は、所定のエラー処理を実行する(S4050)。
一方、合致する情報がユーザ管理テーブル610に見つかった場合には、情報提供システム300は、ログインが成功した旨の通知をユーザ端末100に送信する(S4060)。
そしてユーザ端末100及び情報提供システム300は、図12の「D」「C」で示される部分から処理を継続する。具体的には、ログイン成功により、ユーザは、自分の健康診断の結果を閲覧することが可能となる。
そしてユーザ端末100から、健康診断の結果の閲覧要求が情報提供システム300に送信されると(S3160)、情報提供システム300は、医療データ管理テーブル600から、該当するユーザの健康診断の結果を取得し(S3170)、ユーザ端末100に送信する(S3180)。
[二次元コードリーダを用いたアプリ730のインストール及びユーザ登録処理]
次に、図14を参照しながら、二次元コードリーダを用いたアプリ730のインストール、及びユーザ登録を行う場合の処理について説明する。
まずユーザ端末100は、二次元コードリーダを起動して、医療機関からユーザに配布された二次元コードを読み取る(S5000)。具体的には、ユーザ端末100が二次元コードリーダを起動した状態で、ユーザがユーザ端末100のシャッタを押すことにより、二次元コードがユーザ端末100に読み取られる。なお、二次元コードリーダはユーザ端末100のOS(Operating System)の機能として実現されている場合もある。この場合は、ユーザ端末100のカメラ機能(あるいはカメラアプリ)を用いて二次元コードを撮影することにより、OS内の二次元コードリーダ機能によって、二次元コードが読み取られる。
二次元コードが読み取られると、ユーザ端末100は、二次元コードからURLを復元する(S5010)。
そしてユーザ端末100は、URLを指定したウェブページの閲覧要求を情報提供システム300に送信する(S5020)。
情報提供システム300は、URLからユーザ特定情報を抽出すると共に、ユーザ特定情報を含むアプリインストールページ(上述した第1ウェブページ)を生成する。具体的には、情報提供システム300は、第1ウェブページを記述したHTMLファイルに、ユーザ特定情報を記載しておく。また情報提供システム300は、第1ウェブページにアプリ730の入手先であるダウンロードページ(第2ウェブページ)のURLを記述しておく。つまり、第1ウェブページ内に、アプリ730のダウンロードページに遷移するためのボタンが表示されるように、HTMLファイルを記述する。また情報提供システム300は、第1ウェブページのHTMLファイルに、アプリ730の起動コマンドも記述しておく。
情報提供システム300は、このようにして生成したアプリインストールページをユーザ端末100に送信する(S5040)。
そしてユーザ端末100は、アプリインストールページを表示する(S5050)。ユーザ端末100にアプリインストールページが表示されている様子を図22に示す。
図22に示す画面において、アプリ730のダウンロードページに遷移するためのボタンは、OSの種類に応じてiOS用とアンドロイド(登録商標)用の2つが設けられているが、情報提供システム300がユーザ端末100のOSを判別することにより、該当するOSのボタンのみを表示するようにしても良い。
ユーザによってアプリ730のダウンロードページに遷移するためのボタンが押下された場合には(S5060)、ユーザ端末100は、ダウンロードサイトに対してダウンロードページのリクエストを送信する(S5070)。そしてユーザ端末100は、ダウンロードサイトからダウンロードページを取得する(S5080)。そしてユーザは、アプリ730をダウンロードページからユーザ端末100にダウンロードすると共にインストールする(S5090)。
この時点では、ユーザ端末100にはダウンロードサイトが表示されており、アプリインストールページは表示されていない。ユーザがこのままブラウザを閉じてしまった場合は、ユーザ端末100は処理を終了する(S5100)。この場合、ユーザ端末100上でアプリ730が別途起動され、ユーザ端末100が図11及び図12で説明した処理を行うことでユーザ登録が行われる。
一方、ユーザがブラウザの戻るボタンを操作する等によって、再びアプリインストールページを表示した場合には(S5100)、ユーザ端末100は、S5050から処理を続ける。
この場合、図22に示すアプリインストールページにおいて、ユーザが「アプリを起動」ボタンを押下した場合には(S5110)、ユーザ端末100はアプリ730を起動する(S5120)。
そしてユーザ端末100は、図11に示した「F」から処理を継続する。このとき、情報提供システム300は、図11に示した「G」から処理を継続する。つまり、ユーザ端末100は、アプリインストールページに記述されたユーザ特定情報と共に、URLを指定したウェブページの閲覧要求を情報提供システム300に送信し(S3030)、情報提供システム300から仮登録ページを取得し、ユーザ登録を行う。このような態様によってユーザ登録の手間を軽減することができる。またこの場合、ユーザは二次元コードの撮影を1回行うだけで、アプリ730のインストールとユーザ登録を行うことができる。
以上、本実施形態に係る情報提供システム300、情報提供システム300の制御方法及びプログラムについて説明したが、本実施形態に係る情報提供システム300、情報提供システム300の制御方法及びプログラムによれば、ダウンロードしたソフトウェアを使用開始する際のユーザ登録の手間を軽減することができる。
なお上述した実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上述の実施形態では、ユーザ特定情報としてユーザIDを暗号化した文字列を用いたが、ユーザIDそのものを用いてもよい。また、ユーザの属性情報の1つまたは2つ以上組み合わせて得られる情報をユーザ特定情報としてもよい。これにより、新たな項目を設けることなく、本発明を実施することができる。このような場合には、属性情報を暗号化した文字列をユーザ特定情報として用いることで、ユーザの属性情報を知っている他者が不正に登録することが困難となり、セキュリティを高めることができる。またユーザ特定情報として画像データ内のURLに含まれる個人情報が漏洩することを防止することができ、セキュリティを高めることができる。また、ユーザ特定情報が属性情報を基礎とするものである等の理由で、当該ユーザを一意に特定可能でない情報である場合には、ユーザの照合をユーザ特定情報のみでなく属性情報の入力と組み合わせて行うことで、実質的にユーザを一意に特定することができる。
上述の実施形態では、画像データにはURLのみを含むものとしたが、その他の情報を含めてもよい。
また、例えば、画像データにはアドレスの一部としてユーザ特定情報を含むものとしたが、その他の情報を含めてもよい。例えば、URLの引数として、ユーザ特定情報の他にさらにユーザ管理テーブル610に含まれるユーザの属性情報を含めることができる。これにより、仮登録時においてユーザ端末100にユーザの属性情報を表示することができ、ユーザに登録済み情報の再確認を促すことができる。また、ユーザ情報の再度の入力が必要な場合であっても、これを容易に行わせることができる。この場合、セキュリティを高める観点から、このような属性情報は当該アプリ730または当該ユーザによってのみ復号化可能な形で暗号化し、URLの一部として含めることが好ましい。
100 ユーザ端末
110 CPU
120 メモリ
130 通信装置
140 記憶装置
150 入力装置
160 出力装置
170 記録媒体読取装置
200 医療機関システム
210 CPU
220 メモリ
230 通信装置
240 記憶装置
250 入力装置
260 出力装置
270 記録媒体読取装置
300 情報提供システム
301 画像データ出力部
302 URL取得部
303 第1ウェブページ送信部
304 ユーザ特定情報取得部
305 サービス提供部
306 ユーザ管理テーブル
307 コンテンツ情報記憶部
310 CPU
320 メモリ
330 通信装置
340 記憶装置
350 入力装置
360 出力装置
370 記録媒体読取装置
500 ネットワーク
600 医療データ管理テーブル
610 ユーザ管理テーブル
700 情報提供システム制御プログラム
710 ユーザ端末制御プログラム
720 医療機関システム制御プログラム
730 アプリ
800 記録媒体
1000 情報システム

Claims (10)

  1. 第1ユーザのユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られる画像データを出力する画像データ出力部と、
    前記画像データから前記URLを取得するURL取得部と、
    前記URLから特定され、ユーザ端末を用いて情報処理サービスの提供を受けるためのプログラムの入手先である第2ウェブページのURLを記述した第1ウェブページを送信する第1ウェブページ送信部と、
    前記プログラムによって前記第1ウェブページのURLに含まれる前記ユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得部と、
    前記プログラムから送信された前記ユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報が存在する場合に、前記プログラムを介して前記ユーザ端末に前記情報処理サービスの提供を行うサービス提供部と、
    を備える、情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記第1ウェブページ送信部は、前記第2ウェブページのURLと、前記プログラムの起動コマンドと、を記述した前記第1ウェブページを前記ユーザ端末に送信し、
    前記起動コマンドは、前記ユーザ端末に前記プログラムがインストールされている場合には、前記ユーザ端末に前記プログラムを起動させる、情報処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理システムであって、
    前記情報処理サービスの提供は、前記第1ユーザのユーザ登録である、情報処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理システムであって、
    ユーザを一意に特定可能なユーザ特定情報と、ユーザに関する所定の属性情報と、をユーザ毎に記憶するユーザ管理テーブルと、
    を備え、
    前記ユーザ特定情報取得部は、前記ユーザ端末から、前記第1ウェブページのURLに含まれる前記ユーザ特定情報と共に、前記ユーザ端末に入力された前記第1ユーザに関する所定の属性情報を取得し、
    前記サービス提供部は、前記ユーザ特定情報取得部が取得した前記ユーザ特定情報及び前記所定の属性情報にそれぞれ合致するユーザ特定情報及び属性情報が前記ユーザ管理テーブルに記憶されている場合に、前記ユーザ端末に前記情報処理サービスの提供を行う、
    情報処理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理システムであって、
    コンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部をさらに備え、
    前記サービス提供部は、前記ユーザ端末に前記コンテンツ情報を配信することにより、前記情報処理サービスの提供を行う、情報処理システム。
  6. 請求項5に記載の情報処理システムであって、
    前記コンテンツ情報記憶部には、各ユーザの前記ユーザ特定情報と対応付けて、ユーザ毎に異なるコンテンツ情報が記憶され、
    前記サービス提供部は、前記第1ユーザのユーザ特定情報に対応付けられているコンテンツ情報を前記ユーザ端末に配信する、情報処理システム。
  7. 請求項6に記載の情報処理システムであって、
    前記コンテンツ情報は、各ユーザが受けた健康診断の結果が記載された情報である、情報処理システム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理システムであって、
    前記画像データは二次元バーコードである、情報処理システム。
  9. 情報処理システムが、
    第1ユーザのユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られる画像データを出力し、
    前記画像データから前記URLを取得し、
    前記URLから特定され、ユーザ端末を用いて情報処理サービスの提供を受けるためのプログラムの入手先である第2ウェブページのURLを記述した第1ウェブページを送信し、
    前記プログラムによって前記第1ウェブページのURLに含まれる前記ユーザ特定情報を取得し、
    前記プログラムから送信された前記ユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報が存在する場合に、前記プログラムを介して前記ユーザ端末に前記情報処理サービスの提供を行う、情報処理システムの制御方法。
  10. コンピュータに、
    第1ユーザのユーザ特定情報をアドレスの一部として含むURLを符号化して得られる画像データを出力する手順と、
    前記画像データから前記URLを取得する手順と、
    前記URLから特定され、ユーザ端末を用いて情報処理サービスの提供を受けるためのプログラムの入手先である第2ウェブページのURLを記述した第1ウェブページを送信する手順と、
    前記プログラムによって前記第1ウェブページのURLに含まれる前記ユーザ特定情報を取得する手順と、
    前記プログラムから送信された前記ユーザ特定情報と合致するユーザ特定情報が存在する場合に、前記プログラムを介して前記ユーザ端末に前記情報処理サービスの提供を行う手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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