JP2020020386A - 衝撃吸収体 - Google Patents

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【課題】衝撃吸収性能に優れる。【解決手段】中空部1と取付片3を備え、中空部1は、互いに離間されて対向する表壁1f及び裏壁1rと、両者を連結する周壁1sを備え、取付片3は、周壁1sから突出するように設けられ、かつ板状部3bと、補強部3cを備え、板状部3bは、取付対象物に固定される取付部3b1と、取付部3b1から立ち上がる立ち壁部3b2を備え、取付部3b1は、裏壁1r側に偏った位置に設けられ、補強部3cは、板状部3bの幅方向の端において立ち壁部3b2と取付部3b1をまたぐように設けられ、以下の構成(1)〜(2)の少なくとも一方を備える。(1)補強部3cは、負荷が加わったときに破断を誘発する破断誘発部を設ける。(2)中空部1と取付片3の全体を覆いかつ裏壁1rの外面に平行な負荷面を有する負荷子を衝突させる負荷試験において、中空部1の圧縮歪みが90%以下の範囲内において補強部3cが破断される。【選択図】図1

Description

本発明は、衝撃吸収体に関する。
特許文献1〜2の衝撃吸収体は、衝撃が加わったときに変形して衝撃を吸収する中空部を備えている。中空部は、互いに対向する表壁及び裏壁と、これらを連結する周壁を備える。周壁には、周壁から突出する取付片が折り曲げられて裏壁に向かって形成されている。
特開2006−96307号公報 特開2017−159756号公報
特許文献1の取付片は、板状の部位を折り曲げて形成するので、運送時などに取付片に力が加わってしまうと、取付片が変形してしまう場合があるという問題がある。
このような問題を解消するために、特許文献2では、取付片の幅方向の両側に板状の部位を補強する補強部が設けられている。
このような補強部を設けることによって、取付片が変形してしまうという問題は解決できるが、衝撃吸収体の衝撃吸収性能に悪影響を与える場合があることが分かった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、衝撃吸収性能に優れた衝撃吸収体を提供するものである。
本発明によれば、中空部と取付片を備える衝撃吸収体であって、前記中空部は、互いに離間されて対向する表壁及び裏壁と、前記表壁と前記裏壁を連結する周壁を備え、前記取付片は、前記周壁から突出するように設けられ、かつ板状部と、補強部を備え、前記板状部は、取付対象物に固定される取付部と、前記取付部から立ち上がる立ち壁部を備え、前記取付部は、前記裏壁側に偏った位置に設けられ、前記補強部は、前記板状部の幅方向の端において前記立ち壁部と前記取付部をまたぐように設けられ、以下の構成(1)〜(2)の少なくとも一方を備える、衝撃吸収体が提供される。
(1)前記補強部は、破断誘発部を有し、前記破断誘発部は、前記補強部に負荷が加わったときに前記補強部の破断を誘発する部位である。
(2)前記中空部と前記取付片の全体を覆いかつ前記裏壁の外面に平行な負荷面を有する負荷子を、前記外面に垂直に衝突させる負荷試験において、前記中空部の圧縮歪みが90%以下の範囲内において前記補強部が破断されるように構成される。
本発明の衝撃吸収体は、構成(1)〜(2)の少なくとも一方を有するので、取付片を補強する補強部に荷重が加わると補強部が容易に破断される。このため、補強部を設けることによる衝撃吸収性能の悪化が抑制される。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記記載の衝撃吸収体であって、前記構成(1)を備え、前記補強部は、前記取付部と前記立ち壁部の何れにも連結されていない開放端を備え、前記破断誘発部は、前記開放端に設けられる、衝撃吸収体である。
好ましくは、前記記載の衝撃吸収体であって、前記補強部は、ベースと、前記ベースよりも薄肉の薄肉部を備え、前記破断誘発部は、前記薄肉部によって構成される、衝撃吸収体である。
好ましくは、前記記載の衝撃吸収体であって、前記ベースの厚さに対する前記薄肉部の厚さの比は、0.01〜0.8である、衝撃吸収体である。
図1Aは、本発明の一実施形態の衝撃吸収体10の斜視図である。図1Bは、図1A中の領域Bの拡大図である。 図2Aは、図1B中の領域Cの拡大図である。図2Bは、図2Aと同じ領域を、補強部3cの左側からみた斜視図である。 図3Aは、衝撃吸収体10の右側面図である。図3Bは、図3A中の領域Bの拡大図である。 図4Aは、図3B中の領域Cの拡大図である。図4Bは、図4A中のA−A断面図である。 図5Aは、図1の衝撃吸収体の取付孔3b11を通り表壁1fに垂直な断面の断面図である。図5Bは、図5A中の領域Bの拡大図である。 衝撃吸収体10の製造工程を示す、図5Aと同じ断面の断面図である。 衝撃吸収体10の負荷試験を説明するための正面図である。 本発明及び比較例の衝撃吸収体10についての圧縮歪み−圧縮荷重の関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
1.衝撃吸収体10の構成
図1に示す衝撃吸収体10は、ドアなどの車両構成部材に内設することによって車両の内部または外部からの衝撃を吸収するための車両用衝撃吸収体である。本実施形態では、取付対象物は、車両である。
図1に示すように、衝撃吸収体10は、中空部1と、取付片3を備える。中空部1は、衝撃が加わったときに変形して衝撃を吸収する機能を有する。取付片3は、中空部1を取付対象物に固定するために用いられる。
図5Aに示すように、中空部1は、互いに離間されて対向する表壁1f及び裏壁1rと、表壁1fと裏壁1rを連結する周壁1sを備える。表壁1fには、表壁1fが凹まされて形成された丸リブ1faが設けられている。裏壁1rには、裏壁1rが凹まされて形成された丸リブ1raが設けられている。丸リブ1fa,1raは、溶着部1aにおいて互いに溶着されている。
取付片3は、周壁1sから突出するように設けられている。図5Bに示すように、取付片3は、板状部3bと、補強部3cを備える。板状部3bは、取付部3b1と、立ち壁部3b2と、根本3dを備える。
取付部3b1には、取付孔3b11が設けられており、取付孔3b11に挿通させたボルトを取付対象物に固定することによって衝撃吸収体10を取付対象物に固定することが可能になっている。取付部3b1は、裏壁1r側に偏った位置に設けられている。取付部3b1の下面3b12は、裏壁1rの外面1r1に平行であることが好ましい。
取付片3の根本3dの下側から裏壁1rの外面1r1までの距離をL1と、取付片3の根本3dの下側から取付部3b1の下面3b12までの距離をL2とすると、L1/L2は、例えば0.2〜1.5であり、0.6〜1が好ましい。L1/L2は、具体的には例えば、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。本実施形態では、L1/L2は、0.65である。
立ち壁部3b2は、取付部3b1から立ち上がる部位である。本実施形態では、根本3dと取付部3b1が立ち壁部3b2によって連結されている。取付部3b1と立ち壁部3b2の間の角度αは、例えば90〜120度であり、具体的には例えば、90、95、100、105、110、115、120度であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
補強部3cは、板状部3bの幅方向の端において立ち壁部3b2と取付部3b1をまたぐように設けられている。補強部3cを設けることによって、板状部3bが補強されて、輸送時等に板状部3bが変形することが抑制される。補強部3cは、板状部3bの幅方向の片端にのみ設けられていてもよいが、両端に設けられていることが好ましい。補強部3cは、略三角形状であり、第1端3c7が取付部3b1に連結され、第2端3c8が立ち壁部3b2に連結される。残りが取付部3b1と立ち壁部3b2の何れにも連結されていない開放端3c3である。開放端3c3は、傾斜している。
図2に示すように、補強部3cは、ベース3c1と、破断誘発部3c2を有する。破断誘発部3c2は、補強部3cに負荷が加わったときに補強部3cの破断を誘発する部位である。言い換えると、破断誘発部3c2は、補強部3cに負荷が加わったときにベース3c1が破断される起点となる部位である。破断誘発部3c2は、開放端3c3に設けられている。この場合、補強部3cに負荷が加わったときに、補強部3cの破断が開放端3c3からスムーズに開始される。
本実施形態では、破断誘発部3c2は、ベース3c1よりも薄肉の薄肉部3c4によって構成される。図2に示すように、薄肉部3c4は、ベース3c1の厚さ方向の両側に凹部3c5,3c6を形成してベース3c1を薄厚化することによって形成される。補強部3cに薄肉部3c4を設けると、補強部3cに負荷が加わったときに薄肉部3c4が容易に裂け、薄肉部3c4が裂けた部位に応力が集中してベース3c1が破断されやすくなる。従って、薄肉部3c4を設けることによって、補強部3cの破断が誘発される。なお、破断誘発部3c2としては、薄肉部3c4の代わりに、切れ目、スリット、切り欠きなどのような応力集中構造を設けてもよい。この場合でも、補強部3cに負荷が加わったときに、応力集中構造が設けられた部位に応力が集中して、補強部3cの破断が誘発される。
ベース3c1の厚さに対する薄肉部3c4の厚さの比の値は、例えば0.01〜0.8であり、具体的には例えば、0.01、0.05、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。なお、ベース3c1の厚さは、ベース3c1の全体の厚さの平均値である。
図2B及び図4Bに示すように、凹部3c5は、ベース3c1の内側に設けられた凹部であり、基面3c51と、傾斜面3c52と、立設面3c53を有する。基面3c51では、凹部3c5は深さが略一定である。傾斜面3c52は、開放端3c3に沿って基面3c51よりも周壁1sに近い側に設けられており、傾斜面3c52では、基面3c51から離れるにつれて凹部3c5の深さが徐々に浅くなる。立設面3c53は、基面3c51に対して略垂直に立設し、基面3c51及び傾斜面3c52の縁に沿って設けられる。
図2A及び図4Bに示すように、凹部3c6は、ベース3c1の外側に設けられた凹部であり、基面3c61と、傾斜面3c62,3c63と、立設面3c64,3c65を有する。基面3c61では、凹部3c6は深さが略一定である。傾斜面3c62は、開放端3c3に沿って基面3c61よりも周壁1sから遠い側に設けられており、傾斜面3c62では、基面3c61から離れるにつれて凹部3c6の深さが徐々に浅くなる。傾斜面3c63は、基面3c61の奥縁3c66から延び、傾斜面3c63では、開放端3c3にから離れるにつれて凹部3c6の深さが徐々に浅くなる。立設面3c64は、基面3c61に対して略垂直に立設し、基面3c61の縁に沿って設けられる。立設面3c65は、傾斜面3c63に対して略垂直に立設し、傾斜面3c63の縁に沿って設けられる。
2.衝撃吸収体10の製造方法
衝撃吸収体10は、図6に示すように、分割金型11,13の間に筒状の溶融パリソン9を配置した状態で分割金型11,13を閉じ、溶融パリソン9内部にエアーを吹き込むことによって得られた成形体を取り出し、この成形体に対してプレス加工を行ってバリの除去及び取付孔3b11の形成を行うことによって形成することができる。このような工程によって、中空部1と取付片3が一体で形成される。取付片3は、溶融パリソン9がコンプレッションされることで形成される。薄肉部3c4は、成形時に形成してもよく、後加工で形成してもよい。
凹部3c5は、金型11に設けられた突起によって形成され、凹部3c6は、金型13に設けられた突起によって形成される。衝撃吸収体10を型抜きする際に、金型11,13に設けられた突起は、それぞれ、図4B及び図6中の矢印X1,X2の方向に移動する。傾斜面3c52は、金型11に設けられた突起の、型抜きの際の移動軌跡上に設けられており、傾斜面3c52を設けることによって金型11と衝撃吸収体10の干渉が回避又は緩和可能になっている。また、傾斜面3c62,3c63は、金型13に設けられた突起の、型抜きの際の移動軌跡上に設けられており、傾斜面3c62,3c63を設けることによって金型13と衝撃吸収体10の干渉が回避又は緩和可能になっている。
このような方法で衝撃吸収体10を形成すると、図1に示すように、取付片3が設けられている部位以外では、周壁1sに沿って(より具体的には、表壁1fと裏壁1rの略中間において周壁1sに沿って)パーティングラインPLが設けられる。取付片3が設けられている部位では、取付片3の周縁に沿ってパーティングラインPLが設けられる。補強部3cにおいては、開放端3c3に沿ってパーティングラインPLが設けられる。
3.衝撃吸収体10に対する負荷試験
ここで、図7〜図8を用いて、衝撃吸収体10に負荷を与える負荷試験について説明する。
負荷試験は、図7に示す負荷子4を用いて行う。負荷子4は、負荷面4aを有し、シリンダ機構5によって負荷面4aを衝撃吸収体10に衝突させることができるように構成されている。
負荷試験では、表壁1fの外面1f1を固定面6に当接させ、負荷面4aが中空部1と取付片3の全体を覆い、かつ裏壁1rの外面1r1に平行になるようにセッティングし、この状態で、負荷子4を外面1r1に垂直に衝突させることによって中空部1を圧縮させる。負荷子4の衝突速度は、例えば17km/hrとする。雰囲気温度は、例えば23±2℃とする。
このときの圧縮歪みと圧縮荷重の関係は、図8に示すようになる。比較例は、補強部3cに破断誘発部3c2がない以外は実施例と同じ構成の衝撃吸収体についての結果である。実施例と比較例のグラフは、圧縮歪みが50%程度まで同じ形状になるが、圧縮歪みが50%を超えた辺りから比較例での圧縮荷重が実施例よりも大きくなる。これは、圧縮歪みが50%を超えた辺りから取付片3の変形が始まるが、比較例では、補強部3cに破断誘発部3c2が設けられていないので、取付片3が容易には破断されず、圧縮荷重が大きく上昇する。一方、実施例では、補強部3cに破断誘発部3c2が設けられているので、補強部3cに負荷が加わると、破断誘発部3c2によって誘発されて補強部3cが破断されるので、取付片3が容易に変形し、圧縮荷重の上昇が小さく、衝撃吸収性能が優れている。
衝撃吸収体10は、上記負荷試験において、中空部1の圧縮歪みが90%(好ましくは70%)以下の範囲内において補強部3cが破断されるように構成されることが好ましい。この場合、中空部1の圧縮歪みが大きくなりすぎる前に補強部3cが破断されるので、衝撃吸収性能の低下が抑制される。補強部3cが破断する圧縮歪みは、具体的には例えば、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90%であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
上記実施形態では、補強部3cに破断誘発部3c2を設けることによって、補強部3cが破断されやすくなるようにしているが、例えば、補強部3cの全体の厚さを薄くしたり、補強部3cの面積を小さくしたりすることによって補強部3cが破断されやすくなるようにしてもよい。この場合、に破断誘発部3c2を設けることなくても、中空部1の圧縮歪みが70%以下の範囲内において補強部3cが破断されるようにすることができる。
1 :中空部
1a :溶着部
1f :表壁
1f1 :外面
1fa :丸リブ
1r :裏壁
1r1 :外面
1ra :丸リブ
1s :周壁
3 :取付片
3b :板状部
3b1 :取付部
3b11 :取付孔
3b12 :下面
3b2 :立ち壁部
3c :補強部
3c1 :ベース
3c2 :破断誘発部
3c3 :開放端
3c4 :薄肉部
3c5 :凹部
3c51 :基面
3c52 :傾斜面
3c53 :立設面
3c6 :凹部
3c61 :基面
3c62 :傾斜面
3c63 :傾斜面
3c64 :立設面
3c65 :立設面
3c66 :奥縁
3c7 :第1端
3c8 :第2端
3d :根本
4 :負荷子
4a :負荷面
5 :シリンダ機構
6 :固定面
9 :溶融パリソン
10 :衝撃吸収体
11 :分割金型
13 :分割金型
PL :パーティングライン

Claims (4)

  1. 中空部と取付片を備える衝撃吸収体であって、
    前記中空部は、互いに離間されて対向する表壁及び裏壁と、前記表壁と前記裏壁を連結する周壁を備え、
    前記取付片は、前記周壁から突出するように設けられ、かつ板状部と、補強部を備え、
    前記板状部は、取付対象物に固定される取付部と、前記取付部から立ち上がる立ち壁部を備え、
    前記取付部は、前記裏壁側に偏った位置に設けられ、
    前記補強部は、前記板状部の幅方向の端において前記立ち壁部と前記取付部をまたぐように設けられ、
    以下の構成(1)〜(2)の少なくとも一方を備える、衝撃吸収体。
    (1)前記補強部は、破断誘発部を有し、前記破断誘発部は、前記補強部に負荷が加わったときに前記補強部の破断を誘発する部位である。
    (2)前記中空部と前記取付片の全体を覆いかつ前記裏壁の外面に平行な負荷面を有する負荷子を、前記外面に垂直に衝突させる負荷試験において、前記中空部の圧縮歪みが90%以下の範囲内において前記補強部が破断されるように構成される。
  2. 請求項1に記載の衝撃吸収体であって、
    前記構成(1)を備え、
    前記補強部は、前記取付部と前記立ち壁部の何れにも連結されていない開放端を備え、
    前記破断誘発部は、前記開放端に設けられる、衝撃吸収体。
  3. 請求項2に記載の衝撃吸収体であって、
    前記補強部は、ベースと、前記ベースよりも薄肉の薄肉部を備え、
    前記破断誘発部は、前記薄肉部によって構成される、衝撃吸収体。
  4. 請求項3に記載の衝撃吸収体であって、
    前記ベースの厚さに対する前記薄肉部の厚さの比は、0.01〜0.8である、衝撃吸収体。
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