JP2020020284A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020020284A
JP2020020284A JP2018143305A JP2018143305A JP2020020284A JP 2020020284 A JP2020020284 A JP 2020020284A JP 2018143305 A JP2018143305 A JP 2018143305A JP 2018143305 A JP2018143305 A JP 2018143305A JP 2020020284 A JP2020020284 A JP 2020020284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
outer cylinder
inner cylinder
catalyst carrier
purification device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018143305A
Other languages
English (en)
Inventor
久永 徹
Toru Hisanaga
徹 久永
大輔 菅谷
Daisuke Sugaya
大輔 菅谷
智行 五十嵐
Tomoyuki Igarashi
智行 五十嵐
下野園 均
Hitoshi Shimonosono
均 下野園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Marelli Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marelli Corp filed Critical Marelli Corp
Priority to JP2018143305A priority Critical patent/JP2020020284A/ja
Publication of JP2020020284A publication Critical patent/JP2020020284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

【課題】触媒担体を保温することができる排気浄化装置を提供する。【解決手段】排ガスGが流通する触媒コンバータ20を有した排気浄化装置において、触媒コンバータは、両端部が排ガスの入口側フランジと排ガスの出口側フランジにそれぞれ接続された外筒30と、両端部が外筒の内側にマット材45a、45bを介して隙間なく保持され、内部に触媒担体21が収納された内筒40とを備え、内筒と外筒との間に空気層Tを形成し、内筒は外筒と非接触で配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の排気経路に設けられる排気浄化装置に関する。
この種の排気浄化装置に関する技術は種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されたものは、内筒と、この内筒の外周に設けられる外筒とを備え、一方の端部と他方の端部でそれぞれ内筒と外筒が周状に溶接され、筒部には排気浄化体(触媒担体)が収容されている。
特開2016−113969号公報
しかしながら、従来の排気浄化装置では、触媒担体を収容した内筒を保持する外筒が、外気と接するため、積極的に熱交換されて冷えるのが早いという不都合がある。
また、触媒担体の温度が下がると、排ガスを浄化できないことから、触媒担体の温度を保つためにエンジンを動作させる必要がある。そのため、エンジンを動作させることで、燃費やエミッションが悪くなるという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、触媒担体を保温することができる排気浄化装置を提供することを目的とする。
本発明は、排ガスが流通する触媒コンバータを有した排気浄化装置において、前記触媒コンバータは、両端部が前記排ガスの入口側フランジと前記排ガスの出口側フランジにそれぞれ接続された外筒と、両端部が前記外筒の内側にマット材を介して隙間なく保持され、内部に触媒担体が収納された内筒と、を備え、前記内筒と前記外筒との間に空気層を形成し、前記内筒は前記外筒と非接触で配置されることを特徴とする排気浄化装置である。
本発明によれば、触媒担体を保温することができる排気浄化装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る排気浄化装置を示す断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る排気浄化装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る排気浄化装置を示す模式的断面図である。 本発明の第4実施形態に係る排気浄化装置を示す模式的断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3を参照して、第1実施形態に係る排気浄化装置10について説明する。
図1は、第1実施形態に係る排気浄化装置10を示す断面図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、図1のB−B線断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る排気浄化装置10は、排ガスGの入口側に位置する金属製の入口側フランジ11と排ガスGの出口側に位置する金属製の出口側フランジ12との間に触媒コンバータ20を有している。
なお、排気浄化装置10は、入口側フランジ11を上側に配置すると共に、出口側フランジ12を下側に配置した所謂縦置きタイプである。
触媒コンバータ20は、上流端部31が入口側フランジ11の排ガス入口11aに溶接により固着されると共に、下流端部32が出口側フランジ12の排ガス出口12aに溶接により固着された金属製の外筒30と、上流端部41が外筒30の上流側に隙間なく保持され、下流端部42が外筒30の下流側に隙間を有して配置され、内部に排ガスGを浄化する触媒担体21が収容された金属製の内筒40と、を備えている。
外筒30は、上流端部31から下流端部32にかけて、円筒状の小径部33と円錐筒状のテーパ部34と大径円筒状の基部35と円錐筒状のテーパ部36及び円筒状の中径部37とを有している。
なお、大径円筒状の基部35は、両側に位置する円錐筒状のテーパ部34、36に溶接により固着されている。また、円錐筒状のテーパ部36の下流端部36bと円筒状の中径部37の上流端部37aも溶接により固着されている。
内筒40は円筒状に形成され、排ガスGの入口11a側には、拡径部としての上流端部41が設けられ、排ガスGの出口12a側には、前記拡径部より小径の縮径部としての下流端部42が設けられている。
図1に示すように、内筒40には、保持部材22を介して排ガスGを浄化する触媒担体21が取り付けられている。
内筒40の上流端部41側と外筒30の大径円筒状の基部35の上流端部35a側との間の全周には、マット材(断熱部材)45aが設けられてシールされている(図2参照)。
また、内筒40の下流端部42側と縮径部としての下流端部42側との間の全周には、マット材(断熱部材)45bが設けられてシールされている。
マット材45a、45bは、例えば弾性および断熱性を有し、アルミナを50%以上成分として含むフェルト状のアルミナシリカやセラミックウール等で構成される。
より具体的には、マット材45a、45bとして、繊維構成のアルミナファイバ(Al:SiO=72:28 wt%)を用いることができる。なお、GBD(繊維圧壊限界)は、0.2〜0.5の範囲で使用するとよい。
上記アルミナファイバは、繰り返し形状追従性及び面圧劣化に対する耐久性が強い所謂ダンピング機能を有している。
また、上記アルミナファイバは、無機バインダ粒子等を添加することにより、繊維間摩擦係数を増大させ、保持力の向上と、繊維ズレによる保持力ロスの低減を図ることができる。
さらに、上記アルミナファイバは、優れた高耐熱性、高耐風食性等を備えている。
このように、上記アルミナファイバは、本実施の形態に係る排気浄化装置10におけるマット材45a、45bに適した機能、性能を備えている。
そして、マット材45a、45bの介在により、内筒40と外筒30との間に密閉された空気層Tが形成される。
この空気層Tは、触媒コンバータ20が排ガスG等によって暖められた際に、内筒40からの輻射熱によって加熱される。これにより、エンジンが止まった際に、触媒担体21は、加熱されて比較的温度の高い空気層Tによって保温される。
また、内筒40と外筒30とは、空気層Tを介して非接触とされているので、熱伝導によって空気層Tの熱が逃げることを抑制することができる。また、触媒コンバータ20を保持する部位が、直接外気と触れないので、より保温効果を向上することができる。
なお、内筒40は、外筒30に対して摺動可能に設けることができる。これにより、内筒40や外筒30の加熱、冷却に伴う膨張や収縮を、内筒40の外筒30に対する摺動で吸収することができる。
以上述べたように、第1の実施の形態に係る排気浄化装置10によれば、マット材(断熱部材)45a、45bの介在により、内筒40と外筒30との間に密閉された空気層Tを形成することができるため、自動車のエンジンが停止した際は、触媒コンバータ20の触媒担体21の周囲には、温度の高い空気層Tが存在するので、触媒担体21が保温される。
また、内筒40の板厚を薄肉化することができるため、触媒担体21の触媒の早期活性が可能となり、これにより、ヒートマスが下げられるため、ライトオフ性能(触媒の低温活性)を向上させることができる。
さらに、外筒30には直接排ガスGが当たらないので、外筒30は比較的温度が低い。そのため、外筒30の周囲に配置する遮熱板を小型化したり、或いは遮熱板自体を省くことができ、排気浄化装置10を小型化することができる。
(第2実施形態)
図4を参照して、第2実施形態に係る排気浄化装置10Aについて説明する。
なお、第2実施形態に係る排気浄化装置10Aにおいて、第1実施形態に係る排気浄化装置10と同様の構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
第2実施形態に係る排気浄化装置10Aでは、第1実施形態に係る排気浄化装置10の保持部材22に代えて、マット材(断熱部材)145a、145bによって触媒担体21を保持している。
より具体的には、図4に示すように、マット材(断熱部材)145a、145bは、触媒担体21を挟むようにして、触媒担体21の両端部に配置されている。これにより、触媒担体21の保温性をより高めることができる。
また、内筒40の板厚を薄肉化することができるため、触媒担体21の触媒の早期活性が可能となり、これにより、ヒートマスが下げられるので、ライトオフ性能(触媒の低温活性)を向上させることができる。さらに、外筒30には直接排ガスGが当たらないので、外筒30は比較的温度が低い。そのため、外筒30の周囲に配置する遮熱板を小型化したり、或いは遮熱板自体を省くことができ、排気浄化装置10Aを小型化することができる。
(第3実施形態)
図5を参照して、第3実施形態に係る排気浄化装置10Bについて説明する。
なお、第3実施形態に係る排気浄化装置10Bにおいて、第1実施形態に係る排気浄化装置10と同様の構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
第3実施形態に係る排気浄化装置10Bが、第1実施形態に係る排気浄化装置10と異なる点は、触媒担体21の側面と対向する側の密閉空気層T1の幅W1は、他の部位(入口側および出口側)の密閉空気層T2の幅W2より薄く形成されている(即ち、W2>W1の関係となっている)点である。
このように、密閉空気層T1を比較的狭くすることにより、排気浄化装置10Bの径を小さくすることができ、小型化に資することができる。
(第4実施形態)
図6を参照して、第4実施形態に係る排気浄化装置10Cについて説明する。
なお、第4実施形態に係る排気浄化装置10Cにおいて、第1実施形態に係る排気浄化装置10と同様の構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
第4実施形態に係る排気浄化装置10Cが、第1実施形態に係る排気浄化装置10と異なる点は、内筒40Aの厚みD2が、外筒30Aの厚みD1より薄くなるように設計されている点である。
即ち、例えば、外筒30Aの厚みD1は約1.2〜1.5mm程度、内筒40Aの厚みD2の厚みは約0.8〜1.2mm程度に選定される。
また、外筒30Aと内筒40Aの両端部側には空気層T10を閉塞するマット材45a、45bが配置されている。
第4実施形態に係る排気浄化装置10Cは、このような構成により、熱伸びに対する耐性を高めることができる。
また、内筒40Aの板厚を薄肉化しているため、触媒担体21の触媒の早期活性が可能となり、ヒートマスが下げられるので、ライトオフ性能(触媒の低温活性)をより向上させることができる。
10、10A、10B、10C…排気浄化装置
11…入口側フランジ
11a…排ガス入口
12…出口側フランジ
12a…排ガス出口
20…触媒コンバータ
21…触媒担体
30、30A…外筒
31…上流端部
32…下流端部
40、40A…内筒
41…上流端部
42…下流端部
43…開口端
45a、45b、145a、145b…マット材(断熱部材)
G…排ガス
T、T1、T2、T10…空気層

Claims (7)

  1. 排ガスが流通する触媒コンバータを有した排気浄化装置において、
    前記触媒コンバータは、
    前記排気ガスの入口となる上流端部と前記排気ガスの出口となる下流端部を有する外筒と、
    両端部が前記外筒の内側にマット材を介して隙間なく保持され、内部に触媒担体が収納された内筒と、を備え、
    前記内筒と前記外筒との間に密閉空気層を形成し、
    前記内筒は前記外筒と非接触で配置されることを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記内筒は、
    前記排ガスの入口側に位置する拡径部と、前記排ガスの出口側に位置する縮径部と、 前記拡径部と前記縮径部との間に位置し前記触媒担体を収納する担体収納部と、
    を備え、
    前記マット材は、前記拡径部と前記縮径部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記内筒は、前記外筒に対して摺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項2の何れか1項に記載の排気浄化装置。
  4. 前記マット材は、前記触媒担体を挟むように位置していることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の排気浄化装置。
  5. 前記マット材は、アルミナを50%以上成分とすることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の排気浄化装置。
  6. 前記触媒担体の側面と対向する側の前記密閉空気層の幅は、他の部位の前記密閉空気層の幅より薄いことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の排気浄化装置。
  7. 前記内筒の厚みは、前記外筒の厚みより薄くなるように選定されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の排気浄化装置。
JP2018143305A 2018-07-31 2018-07-31 排気浄化装置 Pending JP2020020284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018143305A JP2020020284A (ja) 2018-07-31 2018-07-31 排気浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018143305A JP2020020284A (ja) 2018-07-31 2018-07-31 排気浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020020284A true JP2020020284A (ja) 2020-02-06

Family

ID=69589008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018143305A Pending JP2020020284A (ja) 2018-07-31 2018-07-31 排気浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020020284A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3294036B2 (ja) ハニカム触媒コンバータ
JP5662798B2 (ja) 担体取付けシステム
US3863445A (en) Heat shields for exhaust system
US20030129101A1 (en) Catalytic monolith support system with improved thermal resistance and mechanical properties
US20090013679A1 (en) Engine exhaust structure
CN101307710B (zh) 排气安装系统
JP2009504968A (ja) 排気管
US5697215A (en) Exhaust piping for a catalytic exhaust system
JP4768753B2 (ja) 排気管においてハニカム体を取付けるための繊維ウェブ
US20130309142A1 (en) Catalytic converter arrangement for an exhaust-gas cleaning device of an internal combustion engine
JP2020020284A (ja) 排気浄化装置
CN112135962B (zh) 排气净化装置
JPH1193649A (ja) ヒータユニット
KR19990008026A (ko) 촉매 캐리어 장치
JP2798874B2 (ja) セラミックハニカム触媒コンバータ
JP2005083304A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP4225015B2 (ja) 触媒コンバータ
JP2932095B2 (ja) ディーゼル機関の排気ガス浄化装置
JP4014723B2 (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JP5623265B2 (ja) 排気管の接続構造
JP4275398B2 (ja) 金属製触媒担体
JP3668282B2 (ja) 内燃機関用排ガス触媒コンバータシステム
JP2004509263A (ja) セグメント分割形構造外被管付きのハニカム体
JPH0688521A (ja) 車輌用排気ガス浄化装置
JPS6128710A (ja) マニホルドコンバ−タのモノリス保持構造