JP2020017587A - 冷却器 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、放熱性能の向上を図ることができる冷却器を提供することにある。
これによれば、フィンがピンフィンであるため、例えば、ストレートフィンである場合に比べると、冷媒流路を流れる冷媒のフィンに対する剥離が生じ難くなる。したがって、冷媒流路を流れる冷媒とフィンとの熱交換が行われ易くなるため、冷却器における放熱性能の向上をさらに図ることができる。
発熱体19から発せられた熱は、冷媒流路17を流れる冷却水とのベース13及び複数のフィン20を介した熱交換が行われることにより放熱される。各凹部30の内表面30aは曲面形状になっているため、各凹部30内に流れ込んだ冷却水は、各凹部30の内表面30aに沿ってスムーズに流れる。よって、ベース13が、第2面13bに開口する凹部30を有していても、冷媒流路17を流れる冷却水の流速が凹部30によって低下してしまうことが抑制されている。したがって、発熱体19から発せられた熱と冷媒流路17を流れる冷却水とのベース13を介した熱交換が効率良く行われる。
(1)ベース13が、第2面13bにおける隣り合うフィン20同士の間に開口する凹部30を有している。このため、ベース13が凹部30を有していない場合に比べると、冷媒流路17を流れる冷却水と熱交換可能なベース13の表面積を増大させることができる。また、第2面13bが、凹部30に対して冷却水の流れ方向の上流側、及び凹部30に対して冷却水の流れ方向の下流側それぞれにおいて、凹部30の開口縁30eに連続する連続面13cを有している。このため、第2面13bが連続面13cを有していない場合に比べると、冷媒流路17を流れる冷却水と熱交換可能なベース13の表面積を増大させることができる。そして、凹部30の内表面30aが曲面形状になっている。これによれば、凹部30内に流れ込んだ冷却水が凹部30の内表面30aに沿ってスムーズに流れるため、ベース13が、第2面13bに開口する凹部30を有していても、冷媒流路17を流れる冷却水の流速が凹部30によって低下してしまうことを抑制することができる。以上のことから、冷却水の流速の低下を抑制しつつも、冷却水と熱交換可能なベース13の表面積を増大させることができるため、発熱体19から発せられた熱と冷媒流路17を流れる冷却水とのベース13及び複数のフィン20を介した熱交換が効率良く行われ、発熱体19から発せられる熱が放熱される。したがって、冷却器10における放熱性能の向上を図ることができる。
○ 実施形態において、冷却器10のハウジング11が、例えば、樹脂製であってもよい。要は、冷却器10のハウジング11の材質は、金属に限定されるものではない。
○ 実施形態において、切削工具や工作機械を用いた機械加工によって、ベース13の第2面13bに凹部30を形成してもよい。
○ 実施形態において、複数のフィン20が千鳥配置されていなくてもよく、例えば、マトリクス状に配置されていてもよい。例えば、複数のフィン20がマトリクス状に配置されている場合であっても、複数の凹部30の一部が、第1対向方向Y1で隣り合うフィン20同士の間、及び第2対向方向X1で隣り合うフィン20同士の間に開口するとともに、複数の凹部30のその他が、対角方向Z1,Z2で隣り合うフィン20同士の間に開口していてもよい。
○ 実施形態において、凹部30の最下部30bの深さH10が、開口縁30eの直径R10と同じであってもよい。
○ 実施形態において、フィン20が、例えば、ストレートフィンであってもよい。フィン20がストレートフィンである場合、フィン20は、冷媒流路17内を、供給側ヘッダ部14の排出口14gから排出側ヘッダ部15の供給口15gに向けて延びている。
○ 実施形態において、冷却水以外の流体を冷媒として用いてもよい。
Claims (3)
- 発熱体が搭載される第1面を有するベースと、
前記ベースにおける前記第1面とは反対側の面であって、冷媒が流れる冷媒流路を形成する第2面から延設される複数のフィンと、を備えた冷却器であって、
前記ベースは、前記第2面における隣り合うフィン同士の間に開口する凹部を有し、
前記第2面は、前記凹部に対して冷媒の流れ方向の上流側、及び前記凹部に対して前記冷媒の流れ方向の下流側それぞれにおいて、前記凹部の開口縁に連続する連続面を有し、
前記凹部の内表面は、曲面形状になっていることを特徴とする冷却器。 - 前記フィンは、ピンフィンであることを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
- 前記複数のフィンは、千鳥配置されており、
前記凹部は、前記第2面における隣り合うフィン同士の間であって、且つ前記冷媒流路を流れる冷媒が収束する収束部分に開口していることを特徴とする請求項2に記載の冷却器。
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Citations (5)
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JP2010210202A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Aisin Aw Co Ltd | 熱交換体 |
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- 2018-07-24 JP JP2018138386A patent/JP7035878B2/ja active Active
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