JP2020016521A - 自動分析装置、方法、及び反応容器 - Google Patents

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信彦 佐々木
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Abstract

【課題】試料の吸光度を測定して濃度算出する自動分析装置において、入射光の尤度ある照射面積、光路長を保ちつつ反応液量を低減する。【解決手段】反応液を容れる反応容器202で、入射光206を反応液の上面から下面方向である重力方向に進む光路とし、反応容器202の底部に設置した反射板401で、反応液内で入射光を曲げて側面方向に進む光路とする。反応容器202の側面に設置した光検出器で透過光207を検出することで、入射光の十分な尤度の照射面積、光路長を確保することができる。また、光路から外れた反応容器203の反射板401の下側の領域をカットすることで反応液量を減らし、ランニングコストを抑えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は自動分析装置に係り、特に反応液に光を照射して、その透過光を検出して目的成分の成分量を測定する分析技術に関する。
測定対象の試料、試薬、及び、それらの混合物などの反応液に入射光を照射して、反応液を透過した透過光の強度を検出器で測定し、反応液に吸収された光量(以下、吸光度と称する)を算出することで、反応液に含まれる目的成分の成分量を測定する吸光度測定などの光学式分析装置がある。関連する先行技術文献として、例えば、特許文献1、2があり、特許文献1には、測定対象である液体の成分を正確に測定し、かつ、測定装置の大型化を防止するため、横から入射した入射光をミラーで曲げる構成が開示されている。また、特許文献2には、生体サンプル中のバクテリアなどの微生物の同定及び定量化を行うため、入射光として蛍光物質の励起光を照射し、励起光と波長の異なる蛍光を分離して測定する目的でミラーを使用する光学式分析装置の構成が開示されている。
特開2017−044499号公報 特開2011−511942号公報
蛍光を分離して測定する光学式分析装置と異なり、吸光度測定を行う光学式分析装置においては、入射光を反応液に吸収し易くするために、入射光の照射面積・光路長を増やせば測定精度は向上する可能性があるが、反応液量が多くなり、試薬などのランニングコストが高くなるので好ましくない。一方、反応液量を減らすことでランニングコストは低くなる可能性があるが、入射光の照射面積・光路長を減らしてしまうと測定精度の確保が難しくなるので、分析装置としては好ましくない。
本発明は、上記の課題を解決し、入射光の照射面積・光路長を保ちつつ、反応液量を減らすことが可能な自動分析装置、方法、及び反応容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明においては、自動分析装置であって、入射光を発生する光源と、上部から内部の反応液に照射され、反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有する反応容器の横方向に反射される入射光を、反応液を透過した透過光として検出する光検出器とを含む測光機構と、測光機構を制御する制御部と、を備える自動分析装置を提供する。
また、上記目的を達成するために、本発明においては、制御部を用いた自動分析方法であって、制御部は、上部から内部の反応液に照射され、反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有する反応容器の横方向に反射される入射光を、反応液を透過した透過光として検出するよう制御する自動分析方法を提供する。
更に、上記目的を達成するために、本発明においては、反応容器であって、
上部から内部の反応液に照射され、反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有し、横方向に反射される入射光を、反応液を透過した透過光として検出する反応容器を提供する。
本発明により、入射光の十分な尤度の照射面積、光路長を保ちつつ、反応液量を減らすことが可能となる。
実施例1に係る、反応容器の一構成を示す図である。 従来の反応容器の構成を示す図である。 実施例1に係る、反応容器で必要な反応液量を説明する図である。 実施例1に係る、自動分析装置の全体構成図である。 実施例2に係る、反応容器の外側に離して設置した反射板を用いる構成を示す図である。 実施例3に係る、突起物のある反応容器の一構成を説明するための図である。 実施例4に係る、反応液表面の気泡を吸引する気泡吸引プローブを示す図である。 実施例5に係る、自動分析装置の一構成の要部を示す図である。
以下、本発明の種々の実施例について図面を参照して説明する。複数の実施例の図面で同一番号は同一物を示している。
実施例1は、入射光を発生する光源と、上部から内部の反応液に照射され、反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有する反応容器の横方向に反射される入射光を、反応液を透過した透過光として検出する光検出器とを含む測光機構と、測光機構を制御する制御部とを備える自動分析装置、自動分析方法、及び、上部から内部の反応液に照射され、反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有し、横方向に反射される入射光を、反応液を透過した透過光として検出する反応容器の実施例である。
すなわち、本実施例においては、反応容器の上部から入射光を反応液の上面から下面方向、すなわち重力方向に照射し、反応容器内の反応液を通過している入射光を反応容器の底部に設置した反射板で横方向に曲げる。そして、反応容器内で横方向に曲げられた透過光を、反応容器の側面方向、すなわち重力に対して垂直方向に進む光路として、反応容器の横方向に設置した光検出器で検出する。また、入射光を横方向に曲げることで光路から外れた反応容器の領域には、反応液を容れない構造とする。
図1に本実施例の反応容器の一構成例を示す。また、比較のため、図2に従来の反応容器の構成を示す。図1の構成において、反応容器202の反応液203の上面から下面方向、すなわち重力方向に入射光206を照射する。反応容器202の底部、すなわち底面が斜面形状、好適には45度の角度を有する斜面形状にカットされ、底部に反射板401が設置され、反応容器202の反応液203を通過している入射光が、反応容器203の横方向、すなわち側面方向に曲げられ、透過光207となる。言い換えるなら、反応容器202の底部は、反応容器の側面に至る斜面形状を有する構成である。反射板401は、底部の内側又は外側に設置する。入射光206が横方向に曲げられたことによって、光路から外れた反応容器の領域、すなわち、反射板401の下側には反応液203が存在しない。
一方、図2に示す従来の反応容器の構成においては、反応容器201に反応液203を容れた状態で、入射光206を反応容器201の側面から照射され、反対側の反応容器201の側面から透過光207が透過する。
ここで、図1に示す実施例1の反応容器202と図2に示す従来の反応容器201における点線で示す光路長301を比較する。従来の構成にあっては、光路長301は反応容器201の管幅に等しい長さであるのに対し、実施例1の構成にあっては、入射光を反応容器202の上部から照射していること、及び反射板401により入射光を横方向に曲げる構成を備えるため、反応容器202の管幅以上の光路長301とすることができる。また、反射板401の下側には反応液203が存在しないため、反応容器内の反応液の液量を低減することができる。その結果、反応液量を増やすことなく、多くの入射光206を反応液203に吸収させることができ、分析精度の向上をはかることができる。
図3は、このような本実施例の反応容器の構造上の効果を比較するための図である。同図の(a)、(b)はそれぞれ従来と本実施例の反応容器の構成に対応している。同図の(a)に示す従来の反応容器を使った場合、測定に必要な反応液204の容量を100μl、光路長を5mm、反応容器の断面は正方形、入射光の照射面積を2×2mmと仮定すると、反応容器の断面積500は5×5=25mmであることから、従来の測定に必要な反応液高さ501は4mmとなるため、幅2mmの入射光の照射面積に対する尤度は、上下1mmずつとなる。
一方、同図の(b)に示す本実施例の構成によれば、測定に必要な光路長、反応容器の断面積、入射光の照射面積、入射光の照射面積に対する尤度を従来の反応容器と同等以上にするために必要な反応液205の容量を低減できる。すなわち、反応液高さ502=5mmとすれば、光路長5mm、幅2mmの入射光の照射面積に対する尤度は上下1.5mmずつ確保したまま、反応容器断面積500×反応液高さ502を、25mm×5mm÷2=62.5μlまで低減することができる。
このように、本実施例の反応容器202は底面に対して45度の角度で底面をカットしており、その分の反応液量を削減しても、入射光206が反応液205内で曲がることで十分な光路長を確保できる。また、入射光206を上面から照射するので、反応液量に左右されずに入射光の照射面積に対する尤度も2mm以上に確保できるという従来構成に無い、優れた効果を得ることができる。
なお、反応容器の形状だけに着目すると、特許文献1でも入射光を曲げる構成が開示されている。しかしながら、特許文献1の構成の場合、入射光を反応セルの横から照射しているため、本実施例の反応容器の上部から照射する構成のように、反応液量に左右されずに入射光の照射面積に対する尤度を確保することが難しい。
図4を用いて、上述した反応容器を利用する本実施例の自動分析装置の全体構成の一例について説明する。本実施例の自動分析装置100は、主として、試料ディスク101とその同心円状に配置された試料102を収容する試料容器103を備える。また、反応ディスク104とその同心円状に配置された反応容器202、試料分注機構106、試薬ディスク107とその同心円状に配置された種々の試薬108を収容する試薬容器109、試薬分注機構110、音波照射機構111、撹拌機構112、恒温槽循環液体113、光源と光検出器を含む測光機構114、反応容器洗浄機構115、制御部としての全体制御部121を備える。
全体制御部121は、制御回路116、測光回路117、演算部123とデータ記憶部124を内蔵するコンピュータ118、入力部119、出力部120から構成される。入力部119は、例えば、ポインティングデバイス、キーボード、タブレット等であり、出力部120には、測定結果や各種操作に係るグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)等が表示される。なお、本図において全体制御部121は各々の構成部に接続され、装置全体を制御するものとしたが、自動分析装置100の例えば測光機構などの構成部ごとに独立した制御部を備えるように構成することもできる。
本実施例の自動分析装置100による分析は、主に以下のように実施される。まず、試料ディスク101に設置された試料102が試料容器103から反応容器202へと試料分注機構106により分注される。試料102が収容された反応容器202は、反応ディスク104の回転動作により、試薬分注位置まで移動し、試薬分注機構110が、分析に使用する試薬108を試薬容器109から試料102の入った反応容器202へと分注する。ここで、反応容器202内に収容された、試料102と試薬108との混合液を反応液122という。続いて、音波照射機構111により反応容器202内の反応液122が脱気された後、撹拌機構112により反応容器202内の反応液122の撹拌が行われる。反応容器202は反応ディスク104の下部に満たされた恒温槽循環液体113によって、一定の温度、例えば37℃に保たれており、反応の促進と反応の進行の安定化が図られている。
続いて、反応容器202内の反応液122は、反応ディスク104の回転動作に伴い、光源と光検出器を含む測光機構114を通過するときにその光学特性変化が光検出器に接続される測光回路117で測定される。このようにして得られた測光データは、コンピュータ118に送られ、コンピュータ118内の演算部123によって、試料中の対象成分の濃度が求められるとともに、得られた測光データはデータ記憶部124に記憶され、出力部120に結果が表示される。反応後の反応容器202は、反応容器洗浄機構115により洗浄され、次の反応に繰り返し使用される、あるいは、図示しない反応容器廃棄部に廃棄される。
尚、測光機構114は、図1、図3に示したように、反応容器202の上面から入射光206を照射し、反射板401で反射した入射光を反応容器202の側面である反応ディスク104の外側に設置した光検出器で透過光207として取得する機構である。このような実施例1の自動分析装置において、図1に示したような底部が45度の角度でカットされたプラスチック素材の無色透明な反応容器202を製造し、反応容器202の底面の内側にアルミニウム素材などを蒸着しての反射板401とし、その上から酸・アルカリ溶液に耐えるコーティングをした反応容器を、図4の反応容器202の位置に設置する。これにより、測光機構114で透過光を検出することにより、本実施例の反応容器を自動分析装置に使用することができる。
以上説明した実施例1の、上部から光を入射し、その底部に設置した反射板で反射された透過光をその側面方向から検出する構成の反応容器により、入射光の照射面積・光路長を保ちつつ、反応液量を減らすことが可能となり、更に入射光の照射面積に対する尤度を確保することができるため、ランニングコストを抑えた、測定精度の高い自動分析装置、及び自動分析方法を提供することができる。
実施例2は、図4で説明した自動分析装置において、プラスチック素材の無色透明な反応容器をそのまま用いる実施例である。すなわち、反応容器に反射板を直接取り付けることなく、反射物を図4の測光機構114の一部として、反応容器202の外側の図1の反射板401の位置に固定する構成とし、反応容器の製造コストを抑える実施例である。
図5は本実施例の反応容器の一構成を示す。同図に示すように、底面に対して45度の角度でカットされた無色透明の反応容器202の外側の反射板401の位置に入射光を反射する反射物を固定しておく。反応容器202は反応ディスク104が回転することで、全ての反応容器202は測光機構114の所定位置に固定した反射物の上を通過する際に、反応液203内で反応容器202の横方向に反射され、透過光が光検出器で検出される。
本実施例によれば、反射板401として機能する反射物を、反応容器202の底部から離し、測光機構114の反応容器202の底部が配置される近傍に固定する構成により、入射光の照射面積・光路長を保ちつつ、反応液量を減らすことが可能となり、入射光の照射面積に対する尤度を確保することができる。その結果、製造コスト、並びにランニングコストを抑えた、測定精度の高い自動分析装置、及び自動分析方法を提供することができる。
以上説明した実施例1、2の反応容器の形状に対して種々の変形構成を提供可能である。すなわち、実施例1、2の反応容器の側面は、一面しか測定に使用しないため、透過光の光路ではない側面は無色透明である必要がない。そこで、実施例1、2の反応容器の変形例として、透過光207の光路ではない反応容器202の側面を、漏れ光の影響を受けにくい色に着色することが可能である。更に、反応容器202の側面は、反射板401より高い位置の側面部分は光検出器での測定に使用しないため、反射板401より高い位置の反応容器の側面部分を漏れ光の影響を受けにくい色に着色して漏れ光を防止しても良い。これらの着色は、反応容器の必要な側面の内側、内部、あるいは外側に施せば良く、塗布、色素の混合など着色の手段は問わない。
更に、反応容器202の上部の側面は平面である必要がないので、実施例3として、図1、図5の構造をした反応容器202の内部側面の反応液表面付近に、突起物を形成し、表面張力の影響を低減する反応容器を構成する。すなわち、図6に示すように、実施例3では、反応容器202の内部側面の反応液表面付近に、突起物209を形成する加工を施し、反応容器202の内面が平坦な反応セル形状の場合に発生する反応液の淵の表面張力208を、反応液の淵の緩やかな表面張力210に抑える。本実施例の反応容器を用いることにより、光路長301の低下を防止し、測定精度を維持する自動分析装置、方法を提供することができる。
実施例4は、反応液表面に発生した気泡を吸引する機能を付加した自動分析装置、分析方法の実施例である。すなわち、本実施例は、反応容器の上部から挿入可能な気泡吸引プローブを備え、制御部は、気泡吸引プローブを反応容器の上部から反応液に挿入して、気泡を吸引するよう制御する自動分析装置、及び方法の実施例である。
上述した各実施例の反応容器、自動分析装置、及び分析方法では、反応容器の上面から入射光を照射するため、反応液表面に発生した気泡の影響を受ける場合がある。そこで、本実施例では、この気泡を吸引する機能を付加した構成とする。
図7のように気泡吸引プローブ601を、使用する反応液量から予め下降量を計算し、反応液表面まで下降させてから反応液表面を気泡ごと吸引するよう全体制御部121を制御する。このような気泡吸引プローブ601の機能を、図4に示した自動分析装置の撹拌機構112に付加することができる。
ここまで、各実施例の反応容器を図4のような自動分析装置の反応ディスク104に設置して制御部で反応ディスク104を回転させるよう制御する構成を説明してきたが、反応容器202が配置された反応ディスク104を回転させずに移動することにより測定が可能である。
図8は、本実施例の反応容器202、反射板401、測光機構114の光源1041及び光検出器1042を固定する構成の自動分析装置の要部を示す図である。試料分注機構106は試料容器103から試料102を吸引し、反応容器202まで移動して試料102を吐く機構とする。
試薬分注機構110は試薬容器109から試薬108を吸引し、本実施例の反応容器202まで移動して試薬108を吐く機構とする。試料分注機構106および試薬分注機構110は互いに衝突しないように順番に動作させる。測光機構の光源1041は、試料分注機構106および試薬分注機構110と衝突しない位置に固定する。
本実施例は、この移動を使う構成で光検出器1042から透過光を取得し、試料の吸光度を算出することができる。本実施例では、測光機構の光源1041を反応容器の上面に設置できることから、装置の小型化にも期待できる。
以上、本発明の種々の実施例を説明したが、各実施例の反応容器を使用して、反応液量を減らさなければ、従来の反応容器を使用したときよりも光路長が長くなることで吸光量が増えるので、検体増量と同様の効果が得られる。また、核実施例の反応容器を使用することで、光路長が反応セル断面積に依存しなくなるため、反応セル断面積の小型化が可能になり、更なる反応液量の少量化に期待できる。更に、各実施例の反応容器を使用し、反応液に吸収されやすい波長と、吸収されにくい波長の光を照射することで、2個の波長の光量差から吸光度を算出することも可能である。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
更に、上述した各構成、機能、コンピュータは、それらの一部又は全部を実現するプログラムを作成する例を中心に説明したが、それらの一部又は全部を例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良いことは言うまでもない。すなわち、処理部の全部または一部の機能は、プログラムに代え、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路などにより実現してもよい。
100 自動分析装置
101 試料ディスク
102 試料
103 試料容器
104 反応ディスク
106 試料分注機構
107 試薬ディスク
108 試薬
109 試薬容器
110 試薬分注機構
111 音波照射機構
112 撹拌機構
113 恒温槽循環液体
114 測光機構
115 反応容器洗浄機構
116 制御回路
117 測光回路
118 コンピュータ
119 入力部
120 出力部
121 全体制御部
201 反応容器
202 底面をカットした反応容器
203 反応液
204 従来の反応液量
205 反応液量
206 入射光
207 透過光
208 反応液の淵の表面張力
209 突起物
210 反応液の淵の緩やかな表面張力
301 光路長
401 反射板
500 反応容器の断面積
501 従来の反応容器の反応液高さ
502 反応容器の反応液高さ
600 気泡
601 気泡吸引プローブ
1041 光源
1042 光検出器

Claims (15)

  1. 自動分析装置であって、
    入射光を発生する光源と、上部から内部の反応液に照射され、前記反応液を通過する前記入射光を横方向に反射する形状の底部を有する反応容器の横方向に反射される前記入射光を、前記反応液を透過した透過光として検出する光検出器とを含む測光機構と、
    前記測光機構を制御する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1に記載の自動分析装置であって、
    前記反応容器の前記底部は、前記反応容器の側面に至る斜面形状を有する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項2に記載の自動分析装置であって、
    前記反応容器の前記底部に、前記入射光を反射する反射板を設置する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項3に記載の自動分析装置であって、
    前記反射板を、前記底部の内側又は外側に設置する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項3に記載の自動分析装置であって、
    前記反射板を、前記反応容器の前記底部から離し、前記測光機構の前記反応容器の前記底部が配置される近傍に固定する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項1に記載の自動分析装置であって、
    前記反応容器の上部から挿入可能な気泡吸引プローブを更に備え、
    前記制御部は、前記気泡吸引プローブを前記反応容器の上部から前記反応液に挿入して、気泡を吸引するよう制御する、
    ことを特徴とする自動分析装置。
  7. 制御部を用いた自動分析方法であって、
    前記制御部は、
    上部から内部の反応液に照射され、前記反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有する反応容器の横方向に反射される前記入射光を、前記反応液を透過した透過光として検出するよう制御する、
    ことを特徴とする自動分析方法。
  8. 請求項7に記載の自動分析方法であって、
    前記反応容器の前記底部に、前記反応容器の側面に至る斜面形状を形成し、
    前記反応液を通過する前記入射光を前記反応容器の横方向に反射する
    ことを特徴とする自動分析方法。
  9. 請求項7に記載の自動分析方法であって、
    前記制御部は、
    前記反応容器の上部から挿入可能な気泡吸引プローブを前記反応容器の上部から前記反応液に挿入して、気泡を吸引するよう制御する、
    ことを特徴とする自動分析方法。
  10. 反応容器であって、
    上部から内部の反応液に照射され、前記反応液を通過する入射光を横方向に反射する形状の底部を有し、
    横方向に反射される前記入射光を、前記反応液を透過した透過光として検出する、
    ことを特徴とする反応容器。
  11. 請求項10に記載の反応容器であって、
    前記底部は、前記反応容器の側面に至る斜面形状を有する、
    ことを特徴とする反応容器。
  12. 請求項11に記載の反応容器であって、
    前記底部の内側又は外側に、前記入射光を反射する反射板を設置する、
    ことを特徴とする反応容器。
  13. 請求項12に記載の反応容器であって、
    前記反射板を、前記底部の外側で、前記底部から離して設置可能である、
    ことを特徴とする反応容器。
  14. 請求項12に記載の反応容器であって、
    前記反応容器は、前記斜面形状より上部の前記反応容器の側面の内側に突起物を有する、
    ことを特徴とする反応容器。
  15. 請求項12に記載の反応容器であって、
    前記反応容器の側面に至る斜面形状より上部の側面が漏れ光を防止する着色を有する、
    ことを特徴とする反応容器。
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