JP2020015294A - 冷却ブロックを金型本体に敷設する方法 - Google Patents

冷却ブロックを金型本体に敷設する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂の射出成形やプレス成形に用いられる金型にて、急速冷却するための冷却ブロックを、比較的小さな機構で、特に、大きな押し付け力を必要とせず回転のみの簡易な機構を用いて、金型本体に敷設する方法を提供する。【解決手段】金型本体10に回転対称形状で側周面52と底部51を有する空所50を加工し、冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との接触部60に押圧力を加えた状態で冷却ブロック40を回転軸71周りに回転させて摩擦を生ぜしめ、摩擦による摩擦熱を利用して回転摩擦面62近傍の材料組織を溶融させて溶融金属80を生成し、液体化した溶融金属80を冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52との隙間61に充填させ、隙間61近傍の組織と一体化させることにより冷却ブロック40を金型本体10に敷設する。【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂の射出成形やプレス成形に用いられる樹脂成形用の金型を急速冷却するための冷却ブロックを金型本体に敷設する方法に関する。
樹脂の射出成形及びプレス成形において、成形時間短縮のために樹脂成形用の金型の加熱冷却の高速化が求められている。樹脂などの高分子の射出成形を高効率に行うために金型を急速冷却すべく冷却ブロックを金型本体に敷設する方法として、鉄系金属製の金型本体に空所を形成し、その空所に高熱伝導の金型冷却用の純銅の冷却ブロックを挿入しさらに冷却ブロックの上方から圧力と熱を負荷し冷却ブロックと金型本体を一体組織とする、拡散接合が行われている。この際、900℃以上に加熱しほぼ24時間以上の長時間静置するともに、冷却ブロックの表面及び空所の壁面は酸洗または超音波洗浄などにより清浄度を保つ。
特許文献1または特許文献2では、金型裏面の高強度金属層を急速に冷却するため、銅やアルミニウムの高熱伝導率を有する金属を高強度金属の下層に敷設して熱伝導を促進させ、合わせて水路を設置し抜熱する方法がとられている。金型裏面の高強度金属層と高熱伝導率金属層の敷設のために、拡散接合が用いられる。拡散接合とは母材を密着させ、母材の融点以下の温度条件で、塑性変形を出来るだけ生じない程度に加圧して、接合面間に生じる原子の拡散を利用して接合する方法である。
特許文献3には、金属製の空所に空所より若干大径の棒状の金属挿入物を挿入させるに際し、金属挿入物に回転運動と挿入方向に大きな力を加え、空所入口近傍さらには空所内部を摩擦発熱によって軟化または溶融させ徐々に金属挿入物を挿入させる摩擦圧接が提示されている。
図13に従来の摩擦圧接による鋼材の接合例を示す。図13aに示すように、第1の鋼材110と第2の鋼材120とを押圧(摩擦圧力)しつつ第1の鋼材110と第2の鋼材120との接触部160に生ずる摩擦により接触部160近傍の材料組織を溶融または軟化させた後、さらに大きな押圧(アプセット圧力)を付加して一体化させる第1の鋼材110と第2の鋼材120との接合方法および接合構造である。摩擦圧接法の場合、図13bに示すように、溶融により液状化した接触部160近傍の組織は摩擦圧力およびアプセット圧力により摩擦面から排出されてバリ181の大部分を形成し、通常は接合に有効利用されることはない。一方、軟化した固体組織は摩擦面近傍に残存し鋼材同士の固体接合に寄与する。
出願人らによる従前の出願、特許文献4では、回転摩擦による新しい鋼材の接合方法として図14、図15に示す回転摩擦溶接を提供している。すなわち、第1の鋼材210と第2の鋼材220とを隣接した位置に配置すると共に第1の鋼材210の端面211と第2の鋼材220の端面221とを対向させて配置する。空所250として、第1の鋼材210の端面211と第2の鋼材220の端面221とに跨り、第1の鋼材210の表面212と前記第2の鋼材220の表面222とに垂直な直線を回転軸271とし単調変化する曲線を母線とする回転対称形状の側周面252と、側周面252に連続する円錐体形状の底部251を加工する。一方、接合金属240は、単調変化する曲線を母線とする回転対称形状の側周面242を有する接合金属本体241と、接合金属本体241に連続する円錐体形状の先端面247aを有する先端部247とからなり、空所250に容易に挿入されうる大きさとする。接合金属240を空所250に回転軸271が一致するように挿入する。次いで、図15bに示すように、接合金属240に押し付け力Pを作用させながら回転軸271回りに回転ωを与えることにより接合金属240の先端部247と空所250の底部251との間の回転摩擦面262にて摩擦を生ぜしめる。摩擦熱によって液体化した溶融金属280を押し付け力Pによる押圧力と回転運動を利用して接合金属240の側周面242と空所250の側周面252との隙間261に充填させ、溶融金属280が隙間261の全域に充填されたときに回転運動を停止させる。その後の温度低下に伴って溶融金属280は凝固し、隙間261近傍の組織と一体化することにより接合が完了する。
国際公開2012−133406号公報 特開2011−206918号公報 米国特許4087038号公報 特願2017−179523号
特許文献1または特許文献2に示される拡散接合では、母材を密着させ接合面間に生じる原子の拡散を利用して接合する方法のため、以下に示す厳密な制御が必要とされかつほぼ24時間以上の長時間の処理が必要となる。すなわち
(1) 高強度金属層と高熱伝導率金属層の両者の清浄度を保つため酸洗または超音波洗浄などの事前処理を施す必要がある。
(2) 上方から圧力に関しては、高強度金属層と高熱伝導率金属層の塑性変形による金型の形状寸法の狂いを防止しつつ、原子の拡散を促進させるため小さな圧力に制御する必要がある。
(3) 金型の形状が複雑な場合、高強度金属層と高熱伝導率金属層への加熱の際の温度のばらつきが生じるため加熱方法に最善の工夫を要する。
特許文献3に示される方法では、空所入口近傍で接合に寄与しないバリが多く発生し、挿入を妨害するのでそれに打ち勝つような多大な力が必要であり、押圧および摩擦を加えるために要する加圧機構や動力機構の性能が巨大化する。
金型の冷却効果には、金型本体と冷却ブロックとの密着度と組織的結合が重要である。金型本体と冷却ブロックとの間に隙間があれば、その隙間で熱伝導、すなわち固体内熱エネルギー移動が生じることはない。間隙を熱エネルギーが移動する現象は輻射であるが、輻射の熱伝導効率は固体内の熱伝導と比べると遥かに低い。つまり金型の冷却効果を上げるためには、金型本体と冷却ブロックとの界面の密着度を高めること、つまり隙間が少ないことであり、安定した冷却効果を有する金型を作るためには、金型本体と冷却ブロックとの組織的結合を図る必要がある。現行の冷却金型で用いられている組織的結合の方法は原子の拡散を利用した方法であるが、原子の拡散現象による組織的結合を得るには、「密着」「活性化温度の保持」「接触面の清浄度保持」など技術面・コスト面での困難点が多い。
金属加工には必ず何らかの加工誤差が伴うから、金型本体と冷却ブロックとが対向する面の間で至るところ隙間なく完全接触(密着)することはあり得ない。従って空隙を介さずに面を密着させるためには、高精度の加工、強制的押付け力の印加などが求められる。さらに、金型使用時の温度変化の問題がある。金型本体と冷却ブロックとの接触が「単なる幾何学的接触」であって、両者の組織が「強度を有する結合」でなければ、両者の熱膨張のずれによって境界部に隙間が生じ得る。隙間が生じれば熱伝導は遮断されるから、安定した冷却効果を得ることができない。また、従来の「原子の拡散を利用して接合する方法」では、前述の「密着」「活性化温度の保持」「接触面の清浄度保持」を厳密に制御できない場合、金型本体と冷却ブロックとの接触部の結合は比較的弱く、そのために温度の繰返し変動に伴う繰返し歪(繰返し変形)によって接触部にミクロな亀裂が発生・成長し、これによって冷却効果の低下を招くと思われる。「冷却ブロック付金型の寿命が短い」と言われているのは、以上の理由によると考えられる。
本発明は、従前出願の特許文献4にて提案した回転摩擦溶接を金型製造に応用して、金型表面の高強度金属層に高熱伝導率金属である冷却ブロックを金型本体に敷設するものであり、従来の金型製造において採用している拡散接合法や摩擦圧接法の非効率、高コスト技術を改善せんとするものである。
なお、「表面」とは、挿入される冷却ブロックの基端部側の面とし、「裏面」とは、挿入される冷却ブロックの先端部側の面とする。「側周面」とは、回転対称体における母線の生成する面を意味する。回転対称形状の母線は任意の単調変化する曲線である。「容易に空所に挿入されうる」とは、冷却ブロックの側周面と空所の側周面との間に適度の隙間を有して挿入が容易なことを意味する。
請求項1では
金型は金型本体と冷却ブロックとからなり、前記金型本体の表面に垂直もしくは略垂直な直線を回転軸とする回転対称形状で側周面と底部を有する空所を加工し、前記金型本体の前記空所に回転摩擦によって前記冷却ブロックを前記金型本体に敷設する方法であって、前記冷却ブロックは容易に前記空所に挿入されうる形状の回転対称体であって、前記冷却ブロックを前記空所に挿入し、前記冷却ブロックの先端部と前記空所の前記底部との接触部に押圧力を加えた状態で前記冷却ブロックを回転軸周りに回転させて摩擦を生ぜしめ、前記摩擦による摩擦熱を利用して前記接触部近傍の材料組織を溶融させて溶融金属を生成し、液体化した前記溶融金属を前記冷却ブロックの先端部に生じる押圧力と回転運動を利用して前記冷却ブロックの前記側周面と前記空所の前記側周面との隙間に充填させ、ついで回転運動を停止させて前記溶融金属を凝固させ前記隙間近傍の組織と一体化させる。ここで、金型本体の材質は、任意の金属であって、冷却ブロックの材質は、摩擦により溶融して、金型本体と一体化することが可能な金属である限り任意である。
請求項2では
前記冷却ブロックの熱伝導率は、前記金型本体の熱伝導率よりも大きい。
請求項3では
前記金型本体は、ステンレス鋼または高強度鋼のいずれかからなり、前記冷却ブロックは、純銅もしくは銅合金または純アルミニウムもしくはアルミニウム合金のいずれかからなる。
請求項4では
前記空所の前記底部は、前記金型本体の内部に有底空所として形成する。ここで有底空所の加工の一例として、空所を削り出すドリル刃が鋼材を貫通する以前にドリルの回転を停止させる方法がある。
請求項5では
前記空所の前記底部は、前記金型本体の裏面に前記空所を塞ぐように裏当板を付接することにより形成する。ここで「付接」とは、スポット溶接等により裏当板を固定することを意味する。
請求項6では
前記空所に前記冷却ブロックを挿入して回転させることによって1番目の敷設を完了した後、1番目の前記冷却ブロックに連続するようにまたは重なるように、2番目の空所を形成し、前記2番目の空所に2番目の冷却ブロックを挿入して回転させることによって2番目の敷設を完了し、以後順番にN回これを繰り返し、連続した前記冷却ブロックを敷設する。
請求項7では
前記冷却ブロックと前記空所の組み合わせとして前記空所が円筒形状であり、前記冷却ブロックが略円柱体である。
請求項8では
前記冷却ブロックの体積が、前記空所の体積より小さくない。これにより、回転摩擦により生成される溶融金属が冷却ブロックの側周面と空所の側周面の隙間を余地なく充填し尽くすことができる。つまり、請求項8は、前記隙間を前記溶融金属で余地なく充填し尽くすための必要条件である。
請求項9では
前記冷却ブロックの先端部にテーパ部を有する。冷却ブロックの先端部と空所の底部との接触部の面積を小さくし回転開始時のモータートルクを小さく抑えることにより溶融金属の生成が促進される。
請求項10では
前記冷却ブロックの前記側周面に凹凸を有する。この発明によると、発生した溶融金属が空所の深さ方向に充填侵入しやすくなるのに加え、溶融金属と冷却ブロックの側周面の接触面積を大きくすることにより接合強度を上昇せしめる。
請求項11では
前記冷却ブロックの前記側周面の前記凹凸が、前記冷却ブロックの横断面視多角形の辺部と稜部である。この発明によると、発生した溶融金属が空所の深さ方向に充填侵入しやすくなる。
請求項12では
前記冷却ブロックの前記側周面の前記凹凸が、前記冷却ブロックの基端部から先端部に向かう進行方向に対する逆目ネジである。この発明によると、発生した溶融金属が冷却ブロックの側周面と空所の側周面との隙間に十分充填される前に空所から吐出することを防止し、溶融金属の隙間への密実な充填を促進する。
請求項13では
前記冷却ブロックの基端に前記空所の表面側を覆う鍔部を有する。この発明によると、空所内部から溶融金属が吐出するのを抑える効果がある。
請求項14では
前記空所に前記冷却ブロックを挿入時および挿入後の回転数を1000〜12000rpmとする。回転数は、冷却ブロックおよび空所の径に依存し、径が大きく、冷却ブロックおよび空所の隙間が大きい条件下では、溶融金属の生成速度を大きくする必要があり高回転数が有効となる場合がある。
請求項15では
請求項1乃至14のいずれかに記載の方法により前記冷却ブロックを前記金型本体に敷設された金型である。

本発明では樹脂成形用の金型本体に金型冷却用の冷却ブロックを敷設する方法として、回転摩擦溶接による極めて短時間で製作できる高効率な方法を提供した。
金型本体に形成された空所に容易に挿入できる冷却ブロックを回転させながら挿入し空所の底部と冷却ブロックの先端の摩擦により冷却ブロックが溶融して純銅の溶融金属を発生させ、空所と冷却ブロックの隙間に純銅の溶融金属を充填させて金型本体由来の金属と冷却ブロックの金属が相互拡散した一体金属組織(固溶体)を形成し、冷却ブロックを有した金型を製作する方法である。
この方法によると次の効果を生じ技術的に有用なものとなる。
(1) 回転を与えるモーターのトルクや仕事率を大きく低減できる。すなわち、エネルギー効率が高まる。
(2) 装置が小型化でき、操作性を高められる。
(3) 冷却ブロックと空所の形状は「円筒」でも成立するため、加工が容易になる。これによってもたらされる量産化、コスト・メリットは、実用化にとって極めて重要である。
本発明の冶金的、流体力学的挙動を詳述すると以下のとおりである。
冷却ブロックを金型本体の空所内に挿入し、押し付け力を加えながら同時に冷却ブロックを回転軸周りに回転させる。冷却ブロックの先端部と空所の底部との接触部で摩擦が生じ、摩擦熱が摩擦面近傍にある金属組織の一部を溶融化せしめる。溶融流体化した溶融金属は押圧の作用によって押し出され、冷却ブロックの側周面と空所の側周面の間の空隙に侵入していく。冷却ブロックの側周面と空所の側周面とは冷却ブロックの回転による相対速度を有しているので、粘性抵抗を有する溶融金属は絶えず撹拌され、力学的エネルギーから変換された熱エネルギーの供給を受けて高温の液体状態を保ち続けることができ、すぐには凝固せず冷却ブロックと空所の間の空隙に浸透し続けることが可能である。空隙に侵入した溶融金属は、回転停止とともに空所周囲からの抜熱による温度低下によって固体化し溶接金属としての機能を果たす作用を起こし冷却ブロックと空所周囲が一体組織となる。
なお、上記方法では、従来の摩擦圧接法のように冷却ブロックの接触部界面で発生した溶融金属を無用な凝固物であるバリとして吐出するものではなく、金型本体と冷却ブロックとを接合する溶接金属として有効に利用する新しい技術である。溶融金属は流体であるため固体に比べて格段に小さい粘性抵抗だけによって容易に空隙に浸透せしめることが可能である。さらに摩擦は冷却ブロックの先端部と空所の底部との接触部のみで生じさせるため、冷却ブロックに加える押し付け力、及び、回転を与えるモーターのトルクは共に小さくて済む。すなわち、簡易な機構を用いた回転摩擦による接合が可能となる。
以上のような回転摩擦溶接による冷却ブロックの敷設では、金型本体と冷却ブロックとの接触部の結合は遥かに強固であり、温度の繰返し変動による冷却効果の低下は生じないと思われる。つまり、冷却ブロック付金型の寿命は相当に上昇すると期待できる。従来の製造法に対し、回転摩擦溶接による金型製造法は「密着度」、「密着部強度」、「製造過程の容易性・ロバスト性」、「利用寿命」、「製造コスト」のあらゆる点で優位性を有していると考えられる。
金型を説明する(a)断面図および(b)平面図である。 第1実施形態を説明するアイソメ図である。 第1実施形態を説明する平面図および縦断面図である。 第2実施形態を説明する平面図および縦断面図である。 第2実施形態の実施手順を説明する図である。 敷設ユニットを説明する図である。 空所の体積と冷却ブロックの体積の関係を示す図であり、(a)は接合前の状態、(b)は接合完了時の状態を示す。 冷却ブロックが側周面にヤスリ溝またはローレット加工溝等による凹凸を有する場合を説明する図である。 冷却ブロックが側周面に断面視正八角形の辺部と稜部による凹凸を有する場合を説明する図である。 冷却ブロックが側周面に逆目ネジによる凹凸を有する場合を説明する図である。 冷却ブロックの基端に空所の表面側を覆う鍔部を有する場合を説明する図である。 第3実施形態を説明する図である。 従来技術を説明する図である。 出願人らによる従前の出願の技術を説明する図である。 出願人らによる従前の出願の技術を説明する図である。
本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
本発明は、樹脂の射出成形やプレス成形に用いられる樹脂成形用の金型を急速冷却するための冷却ブロックを金型本体に敷設する方法に関する。図1は、本実施形態における金型を説明する断面図であり、樹脂の射出成形やプレス成形に用いられる樹脂成形用の金型1は、金型本体10と冷却ブロック40とからなる。
本発明の第1実施形態を、図2、図3を参照して説明する。図2に示すように、金型本体10に、金型本体10の表面12から厚さ方向に、急速冷却するための冷却ブロック40を敷設する。金型本体10に空所50として、金型本体10の表面12に垂直な直線を回転軸71とし単調変化する曲線を母線とする回転対称形状の側周面52と、側周面52に連続する円錐体形状の底部51を加工する。一方、冷却ブロック40は、単調変化する曲線を母線とする回転対称形状の側周面42を有する冷却ブロック本体41と、冷却ブロック本体41に連続する円錐体形状の先端面47aを有する先端部47とからなり、空所50に容易に挿入されうる大きさとする。なお、本実施形態では、冷却ブロック40の側周面42に凹凸を設けていない。冷却ブロック40を空所50に回転軸71が一致するように挿入する。次いで、図3bに示すように、冷却ブロック40に押し付け力Pを作用させながら回転軸71回りに回転ωを与えることにより冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との間の回転摩擦面62にて摩擦を生ぜしめる。摩擦熱によって液体化した溶融金属80を押し付け力Pによる押圧力と回転運動を利用して冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52との隙間61に充填させ、溶融金属80が隙間61の全域に充填されたときに回転運動を停止させる。その後の温度低下に伴って溶融金属80は凝固し、隙間61近傍の組織と一体化することにより接合が完了する。
冷却ブロック40の熱伝導率は、金型本体10の熱伝導率よりも大きく、それぞれの具体的な材質としては、金型本体10は、ステンレス鋼または高強度鋼のいずれかからなり、冷却ブロック40は、純銅もしくは銅合金または純アルミニウムもしくはアルミニウム合金のいずれかからなる。
本発明の第2実施形態を、図4を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態と同様の冷却ブロック40の敷設方法であるが、具体的な寸法と材質を付して詳細に説明する。ステンレス鋼製で表裏面500×500mm、高さ15mmの金型本体10に、半径10mmφ深さ13mmの円筒形状の空所50を加工する。空所50は、頂点での開き角が122°の円錐体形状の底部51a、底部51bを有する有底空所であって、空所50の最深部の深さは14mmである。一方、冷却ブロック40は、純銅製であって直径9.0mmの円柱体の冷却ブロック本体41と先端部47で構成される。先端部47は頂点での開き角が120°の円錐体形状の先端面47aを有する。なお、本実施形態では、冷却ブロック40の側周面42に凹凸を設けていない。回転装置70に装着した冷却ブロック40を空所50に挿入する。次いで、図4bに示すように、冷却ブロック40に押し付け力Pを作用させながら回転軸71回りに回転ωを与えることにより冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との間の回転摩擦面62にて摩擦を生ぜしめる。回転数は3000rpmで押し付け力は1000Nである。摩擦熱によって液体化した溶融金属80を押し付け力Pによる押圧力と回転運動を利用して冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52との隙間61に充填させ、溶融金属80が隙間61の全域に充填されたときに回転運動を停止させる。その後の温度低下に伴って溶融金属80は凝固し、隙間61近傍の組織と一体化することにより接合が完了する。ところで、本実施形態では、空所の底部51および冷却ブロック40の先端部47をそれぞれ円錐体形状としたが、それぞれ平坦面形状であってもよい。
図5は、第2実施形態における冷却ブロック40の敷設方法の実施手順を段階的に示す。
(手順1)図5aは、金型本体10に加工された円筒形状の空所50に、回転装置70に装着した円柱形状の冷却ブロック40を挿入し、冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との間に接触部60が生じた状態を示す。
(手順2)図5bは、敷設中の状態を示す。冷却ブロック40に押し付け力Pを作用させ、押し付け力Pを一定に保持しながら冷却ブロック40を回転軸71回りに回転速度ωで回転を与えることにより冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との間の回転摩擦面62にて摩擦を生ぜしめる。摩擦熱によって液体化した溶融金属80は押し付け力Pによる押圧力の作用で押し出され、冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52との隙間61に侵入していく。
(手順3)図5cは、冷却ブロック40敷設後の状態を示す。冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との間の回転摩擦面62(図5b参照)における摩擦によって生成された溶融金属80(図5b参照)が、冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52との隙間61の全域に充填されたときに冷却ブロック40の回転運動を停止させ、その後の温度低下に伴って隙間内部に残留して凝固した溶融金属80aが近傍の組織と一体化することにより敷設が完了する。なお、図5c中の62aは、敷設完了時における冷却ブロックの先端部47と空所の底部51との間の回転摩擦面を表す。
なお、回転軸71方向の押し付け力Pを加える方法、回転軸71回りの回転を加える方法は任意である。
本発明の第2実施形態の空所50と冷却ブロック40による敷設は、空所50と冷却ブロック40とを敷設ユニット72として、図6に示すように複数の敷設ユニット72を金型本体10の表面12上の仮想線に沿って適宜間隔で並設する。複数の敷設ユニット72を並設することにより必要な冷却熱量を確保する。
図7を参照して、請求項8の発明、及び(0017)の命題の成立理由を、敷設過程での現象に則して詳細に説明する。なお、以下の説明では、簡単のため敷設過程における温度変化及び相変化による質量密度の変化は小さいものとして無視する。図7aは敷設前の状態、図7bは敷設完了時の状態を示す。
また、図7bの62aは、敷設完了時の冷却ブロック40の先端部47と空所50の底部51との間の回転摩擦面を示し、液体である溶融金属80は圧力により全て外部に押し出され、回転摩擦面62aの内部には存在しないものとしている。
冷却ブロック40の敷設前の総体積をV2、空所50の体積をV3とする。
請求項8の「前記冷却ブロックの体積」は前記V2であり、敷設完了時に、固体のまま残った体積をV2s、冷却ブロック40由来の溶融金属80のうち隙間61内に留まって凝固した部分の体積をV2y、冷却ブロック40由来の溶融金属80のうち空所外に押し出されてバリ81となった部分の体積をV2bとすれば、
V2=V2s+V2y+V2b ――――― (1)
が成り立つ。
次に、(0017)の「請求項8の発明では、隙間に充填され凝固した溶融金属80aが冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52の隙間61を余地なく充填し尽くすことができる」ことの理由を説明する。
金型本体10のうち、冷却ブロック40との回転摩擦により溶融する総体積をVaとしたとき、隙間に充填され凝固した溶融金属80aの一部となる体積をVay、バリ81となって吐出される体積をVabとすると、
Va=Vay+Vab ――――― (2)
一方、吐出されるバリ81の総体積をVbとすると、Vbは、冷却ブロック40由来のV2bと金型本体10由来のVabとの合計であるから、
Vb=Vab+V2b ――――― (3)
である。
空所50の体積V3と、金型本体10で冷却ブロック40との回転摩擦により溶融する総体積Vaとの合計V3+Vaが、冷却ブロック40由来で固体のまま残った体積V2sと、溶融して隙間61にとどまる体積V2y、第1の鋼材10および第2の鋼材20由来で溶融して隙間61にとどまる体積Vayとによって、空隙なく埋められるときには、
V3+Va≦V2s+V2y+Vay ――――― (4)
が成り立つ。
(1)と(4)より、
V2≧V3+Va−Vay+V2b ――――― (5)
(2)を(5)に代入して、
V2≧V3+Vab+V2b ――――― (6)
(3)を(6)に代入して、
V2≧V3+Vb ――――― (7)
ここで、隙間に充填され凝固した溶融金属80aが隙間61を余地なく充填し尽くし、余剰の溶融金属80はバリ81として放出される。そこで、バリ81は存在するか零であるから、
Vb≧0 ――――― (8)
である。
(7)と(8)より、
V2≧V3 ――――― (9)
となる。式(9)は、請求項8の発明を数式で表現したものである。
第1実施形態、第2実施形態では、冷却ブロック40の側周面42に凹凸を設けていないが、図8に示すように冷却ブロック40の側周面42にヤスリ溝またはローレット加工溝等により凹凸43を設けてもよい。
更に、冷却ブロック40の側周面42に凹凸43は、図9に示すように冷却ブロック40の横断面視多角形の辺部43bと稜部43cであってもよい。このように加工すると発生した溶融金属80が空所50の深さ方向に侵入しやすくなる。
更に、冷却ブロック40の側周面42に凹凸43は、図10に示すように冷却ブロック40の基端部48から先端部47に向かう進行方向右回転に対する逆目ネジ43aであってもよい。このように加工すると発生した溶融金属80が冷却ブロック40の側周面42と空所50の側周面52との隙間61に十分充填される前に空所50から吐出することを防止し、溶融金属80の隙間61への密実な充填を促進する。
図11に示すように冷却ブロック40の基端部48に空所50の表面側を覆う鍔部48aを設けてもよい。鍔部48aによりバリの吐出を抑えうると共に、鍔部48aと金型本体10の表面12との間の摩擦圧接も期待できる。
本発明の第3実施形態を、図12を参照して説明する。第2実施形態で示した方法により、ステンレス鋼製の金型本体10に、冷却ブロック40を敷設した後、冷却ブロック40に連続するようにまたは重なるように、空所50と同様の2番目の空所50Aを形成し、2番目の空所50Aに冷却ブロック40と同様の2番目の冷却ブロック40Aを挿入して回転させることによって2番目の敷設を完了する。以後、順番にN回これを繰り返し、連続した冷却ブロック40A、・・・40Nを金型本体10に敷設する。このように冷却ブロック40A、・・・40Nを金型本体10に連続するようにまたは重なるように敷設することができる。
本発明は、樹脂の射出成形またはプレス成形等に用いられる金型を製作する方法を提供したが、同方法は、金属材料等、樹脂以外の材料用の金型に関しても適用できる。
1:金型
10:金型本体
12:金型本体の表面
13:金型本体の裏面
40:冷却ブロック
41:冷却ブロック本体
42:冷却ブロックの側周面
43:冷却ブロックの側周面の凹凸
43a:冷却ブロックの側周面の逆目ネジ
43b:冷却ブロックの側周面の横断面視多角形の辺部
43c:冷却ブロックの側周面の横断面視多角形の稜部
46:冷却ブロックの先端部のテーパ部
47:冷却ブロックの先端部
47a:冷却ブロックの先端面
48:冷却ブロックの基端部
48a:冷却ブロックの基端部に設けた鍔部
50:空所
51:空所の底部
52:空所の側周面
55:裏当板
60:冷却ブロックの先端部と空所の底部との接触部
61:冷却ブロックの側周面と空所の側周面との隙間
62:冷却ブロックの先端部と空所の底部との間の回転摩擦面
62a:接合完了時における冷却ブロックの先端部と空所の底部との間の回転摩擦面
70:回転装置
71:回転対称体の回転軸
72:敷設ユニット
80:溶融金属
80a:隙間に充填され凝固した溶融金属
81:空所外に押し出された溶融金属が再固体化して生じたバリ
110:従来技術における第1の鋼材
120:従来技術における第2の鋼材
160:従来技術における接触部
181:従来技術におけるバリ
210:従前出願における第1の鋼材
211:従前出願における第1の鋼材の端面
212:従前出願における第1の鋼材の表面
220:従前出願における第2の鋼材
221:従前出願における第2の鋼材の端面
222:従前出願における第2の鋼材の表面
240:従前出願における接合金属
241:従前出願における接合金属本体
242:従前出願における接合金属の側周面
247:従前出願における接合金属の先端部
247a:従前出願における接合金属の先端面
248:従前出願における接合金属の基端部
250:従前出願における空所
251:従前出願における空所の底部
252:従前出願における空所の側周面
260:従前出願における接合金属の側周面と空所の側周面との接触面
261:従前出願における接合金属の側周面と空所の側周面との隙間
271:従前出願における回転対称体の回転軸
































Claims (15)

  1. 金型は金型本体と冷却ブロックとからなり、前記金型本体の表面に垂直もしくは略垂直な直線を回転軸とする回転対称形状で側周面と底部を有する空所を加工し、前記金型本体の前記空所に回転摩擦によって前記冷却ブロックを前記金型本体に敷設する方法であって、前記冷却ブロックは容易に前記空所に挿入されうる形状の回転対称体であって、前記冷却ブロックを前記空所に挿入し、前記冷却ブロックの先端部と前記空所の前記底部との接触部に押圧力を加えた状態で前記冷却ブロックを回転軸周りに回転させて摩擦を生ぜしめ、前記摩擦による摩擦熱を利用して前記接触部近傍の材料組織を溶融させて溶融金属を生成し、液体化した前記溶融金属を前記冷却ブロックの先端部に生じる押圧力と回転運動を利用して前記冷却ブロックの前記側周面と前記空所の前記側周面との隙間に充填させ、ついで回転運動を停止させて前記溶融金属を凝固させ前記隙間近傍の組織と一体化させることを特徴とする冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  2. 前記冷却ブロックの熱伝導率は、前記金型本体の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  3. 前記金型本体は、ステンレス鋼または高強度鋼のいずれかからなり、前記冷却ブロックは、純銅もしくは銅合金または純アルミニウムもしくはアルミニウム合金のいずれかからなることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  4. 前記空所の前記底部は、前記金型本体の内部に有底空所として形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  5. 前記空所の前記底部は、前記金型本体の裏面に前記空所を塞ぐように裏当板を付接することにより形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  6. 前記空所に前記冷却ブロックを挿入して回転させることによって1番目の敷設を完了した後、1番目の前記冷却ブロックに連続するようにまたは重なるように、2番目の空所を形成し、前記2番目の空所に2番目の冷却ブロックを挿入して回転させることによって2番目の敷設を完了し、以後順番にN回これを繰り返し、連続した前記冷却ブロックを敷設することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  7. 前記冷却ブロックと前記空所の組み合わせとして前記空所が円筒形状であり、前記冷却ブロックが略円柱体であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  8. 前記冷却ブロックの体積が、前記空所の体積より小さくないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  9. 前記冷却ブロックの先端部にテーパ部を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  10. 前記冷却ブロックの前記側周面に凹凸を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  11. 前記冷却ブロックの前記側周面の前記凹凸が、前記冷却ブロックの横断面視多角形の辺部と稜部であることを特徴とする請求項10に記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  12. 前記冷却ブロックの前記側周面の前記凹凸が、前記冷却ブロックの基端部から先端部に向かう進行方向に対する逆目ネジであることを特徴とする請求項10に記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  13. 前記冷却ブロックの基端に前記空所の表面側を覆う鍔部を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  14. 前記空所に前記冷却ブロックを挿入時および挿入後の回転数を1000〜12000rpmとすることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の冷却ブロックを金型本体に敷設する方法。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載の方法により前記冷却ブロックを前記金型本体に敷設されたことを特徴とする金型。





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