JP2020013783A - 通信ケーブル - Google Patents

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佳紘 新原
Yoshihiro Niihara
佳紘 新原
佑樹 石川
Yuki Ishikawa
佑樹 石川
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Abstract

【課題】挿入損失の低下を抑制しつつ、機器へのノイズの伝達の抑制を図ることが可能な通信ケーブルを提供する。【解決手段】通信ケーブル1は、第1の方向αに撚られた一対の電線11からなるツイストペア電線10と、ツイストペア電線10を覆うシールド層40と、ツイストペア電線10とシールド層40との間に介在している螺旋状の電磁波吸収層30と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、通信ケーブルに関するものである。
一対のツイストペア電線と、ツイストペア電線の外面に接触して長さ方向に沿って間隔を空けて配置された複数の磁性体と、ツイストペア電線及び磁性体を被複するシールド層と、を備えた通信ケーブルが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−224073号公報
上記の通信ケーブルでは、ツイストペア電線の2本の絶縁被覆電線の間に個片状の磁性体の一部が入り込んでいるため、絶縁被覆電線間に形成される電界が磁性体によって阻害され、IL(Insertion Loss:挿入損失)が悪化してしまう場合がある。
また、上記の通信ケーブルでは、ツイストペア電線に伝わったコモンモードノイズがシールド層によって閉じ込められてしまうため、絶縁被覆電線を流れる信号の周波数が高いほど、LCTL(Longitudinal Conversion Transfer Loss:縦方向伝達変換損)が悪化し、特に、数十Mbpsを超える高周波信号である場合、当該通信ケーブルに接続された機器へのノイズの伝達を十分に抑制できない場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、挿入損失の低下を抑制しつつ、機器へのノイズの伝達の抑制を図ることが可能な通信ケーブルを提供することである。
[1]本発明に係る通信ケーブルは、第1の方向に撚られた一対の電線からなるツイストペア電線と、前記ツイストペア電線を覆うシールド層と、を備えた通信ケーブルであって、前記通信ケーブルは、前記ツイストペア電線と前記シールド層との間に介在している螺旋状又は筒状の電磁波吸収層を備えた通信ケーブルである。
[2]上記発明において、前記通信ケーブルは、前記ツイストペア電線が埋設されたジャケットを備え、前記電磁波吸収層は、前記ジャケットと前記シールド層との間に介在していてもよい。
[3]上記発明において、前記電磁波吸収層は、前記第1の方向とは反対の第2の方向に螺旋状に巻かれて形成されていてもよい。
[4]上記発明において、前記通信ケーブルは、前記電線間の谷間に配置された介在物をさらに備えていることが好ましい。
[5]上記発明において、前記電磁波吸収層は、導電性ポリマを含む層、磁性体を含む層、又は、導電体を含む層であってもよい。
本発明によれば、電磁波吸収層が螺旋状又は筒状の形状を有しているので、ツイストペア電線の2本の電線間に形成される電界の主要部分を阻害しない。このため、電磁波吸収層をシールド層の中に配置しても挿入損失の低下を抑制することができる。
また、本発明によれば、螺旋状又は筒状の電磁波吸収層がツイストペア電線とシールド層との間に介在しているので、ツイストペア電線に伝わったコモンモードノイズを電磁波吸収層によって吸収することができる。このため、通信ケーブルのLCTLが向上し、当該通信ケーブルに接続された機器へのノイズの伝達の抑制を図ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態における通信ケーブルの軸方向に沿った断面図である。 図2は、本発明の第1実施形態における通信ケーブルの断面図であり、図1のII-II線に沿った図である。 図3は、本発明の第1実施形態における通信ケーブルからシールド層及びシースを取り除いた状態を示す側面図である。 図4は、本発明の第1実施形態における通信ケーブルの変形例からシールド層及びシースを取り除いた状態を示す側面図である。 図5は、本発明の第1実施形態における通信ケーブルの変形例を示す図であり、図2に対応する断面図である。 図6(a)は、本発明の第1実施形態におけるLCTL向上の効果を説明するグラフであり、図6(b)は、本発明の第1実施形態におけIL低下抑制の効果を説明するグラフである。 図7は、本発明の第2実施形態における通信ケーブルの軸方向に沿った断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態における通信ケーブルの断面図であり、図7のVIII-VIII線に沿った図である。 図9は、本発明の第2実施形態における通信ケーブルからシールド層及びシースを取り除いた状態を示す側面図である。 図10は、本発明の第3実施形態における通信ケーブルを示す斜視図である。 図11は、図10のXI-XI線に沿って切断した場合の端面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<<第1実施形態>>
図1及び図2は本発明の第1実施形態における通信ケーブル1を示す断面図であり、図1はその通信ケーブル1の長手方向に沿った断面図であり、図2は図1のII-II線に沿った断面図である。また、図3は本発明の第1実施形態における通信ケーブル1からシールド層40及びシース50を取り除いた状態を示す側面図である。
本実施形態における通信ケーブル1は、例えば、車載LANに用いられる通信用のケーブルであり、車両に搭載された電子制御ユニット(ECU)や補機等の機器に接続されて使用される。なお、この通信ケーブル1の用途は、特に車載用に限定されない。この通信ケーブル1は、図1及び図2に示すように、ツイストペア電線10と、ジャケット20と、電磁波吸収層30と、シールド層40と、シース50と、を備えている。
ツイストペア電線10は、一対の電線11を第1の方向α(図3参照)に撚り合わせることで構成されている。それぞれの電線11は、図2に示すように、線状の導体12と、当該導体12の外周を覆う被覆層13を備えている。導体12は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電性に優れた金属材料からなる単線或いは撚線で構成されている。被覆層13は、樹脂材料等の電気絶縁性を有する絶縁性材料から構成されている。特に限定されないが、被覆層13を構成する樹脂材料の一例としては、ポリプロピレン(PP)を例示することができる。この一対の電線11は、高周波の差動信号を伝送する差動伝送線路として機能する。
ジャケット20は、中実の円柱形状を有している。上述のツイストペア電線10は、一対の電線11を撚った状態で、このジャケット20の内部に埋設されている。このジャケット20は、樹脂材料等の電気絶縁性を有する絶縁性材料から構成されている。特に限定されないが、ジャケット20を構成する樹脂材料の一例としては、ポリ塩化ビニル(PVC)を例示することができる。
電磁波吸収層30は、電磁波を吸収(抑制)することが可能な層であり、ツイストペア電線10が埋設されたジャケット20の外周を覆っている。本実施形態では、図3に示すように、電磁波吸収テープ35をジャケット20の外周に横巻き(螺旋巻き)で巻き付けることで、螺旋状の電磁波吸収層30が形成されている。この際、本実施形態では、軸方向に隣り合う電磁波吸収テープ35の端部同士が相互に重なるように、電磁波吸収テープ35が巻かれている。
この電磁波吸収テープ35は、PET等の基材に導電性ポリマをコーティングすることで形成されたフィルムである。こうした導電性ポリマの具体例としては、例えば、ポリチオフェン系、ポリピロール系、ポリアニリン系、ポリアセチレン系、ポリフェニレン系等の有機化合物を例示することができる。
なお、電磁波吸収テープ35の構成は上記に特に限定されない。特に図示しないが、例えば、電磁波吸収テープ35として、フェライト、珪素鉄、パーマロイ等の軟磁性材料からなる粒子を分散させた分散液を硬化させることで形成した樹脂フィルムを用いてもよい。或いは、電磁波吸収テープ35として、カーボンブラック等の導電性粒子を分散させた分散液を硬化させることで形成した樹脂フィルムを用いてもよい。或いは、電磁波吸収テープ35として、PET等の基材に酸化インジウムスズ(ITO)をコーティングすることで形成されたフィルムを用いてもよい。
また、電磁波吸収テープ35の巻き方は、特に上記に限定されない。例えば、電磁波吸収テープ35を螺旋状に巻く際に、螺旋のピッチPを電磁波吸収テープ35の幅Wよりも広くすることで(P>W)、軸方向に隣り合う電磁波吸収テープ35間に間隔Sを形成してもよい(後述の図9を参照)。
或いは、図4に示すように、電磁波吸収テープ35をジャケット20の外周に縦添え巻きすることで、筒状の電磁波吸収層30を形成してもよい。図4は本実施形態における通信ケーブルの変形例からシールド層及びシースを取り除いた状態を示す側面図であり、図3に対応する図である。
また、特に図示しないが、電磁波吸収テープ35に代えて、チューブ状(円筒状)の電磁波吸収部材でジャケット20の外周を覆うことで、筒状の電磁波吸収層30を形成してもよい。
シールド層40は、図1及び図2に示すように、電磁波吸収層30の外周を覆っている。このシールド層40は、金属細線を編み込むことで形成された金属編組から構成されている。このシールド層40にはドレン線45が接合されており、このドレン線45は、通信ケーブル1が機器に接続された際に、当該機器のグランドに電気的に接続される。なお、金属編組に代えて、金属箔テープを電磁波吸収層30の外周に巻き付けることで、シールド層40を形成してもよい。
なお、図5に示すように、通信ケーブル1がドレン線45を備えていなくてもよい。この場合には、当該通信ケーブル1が機器に接続された際に、シールド層40の端末が当該機器のグランドに直接接続される。図5は本実施形態における通信ケーブルの変形例を示す図であり、図2に対応する断面図である。
シース50は、シールド層40の外周を覆っている。このシース50は、樹脂材料等の電気絶縁性を有する絶縁性材料から構成されている。特に限定されないが、シース50を構成する樹脂材料の一例としては、ポリ塩化ビニル(PVC)等を例示することができる。
以下に、本実施形態における通信ケーブル1の作用について、図6(a)及び図6(b)を参照しながら説明する。
図6(a)は本実施形態におけるLCTL向上の効果を説明するグラフであり、図6(b)は本実施形態におけるIL低下抑制の効果を説明するグラフである。また、図6(a)及び図6(b)における一点鎖線は、本実施形態の通信ケーブルから電磁波吸収層30をなくした構造を有する比較例に係る通信ケーブルのLCTL及びILを示す。
本実施形態では、ツイストペア電線10がシールド層40で覆われているため、他の通信ケーブルとのクロストークを抑制することができる。
しかしながら、シールド層がツイストペア電線の全周を囲んでいると、当該ツイストペア電線に伝わったコモンモードノイズがシールド層で閉じ込められ、電線を流れる信号にコモンモードノイズが混入して受信側に伝達しやすくなってしまう。このため、ツイストペア電線の全周がシールド層で囲われた通信ケーブルでは、シールド層で囲われてない通信ケーブルと比較して、LCTL(Longitudinal Conversion Transfer Loss:縦方向伝達変換損)が悪化しやすくなってしまう。
こうした弊害を解消するために、本実施形態では、螺旋状又は筒状の電磁波吸収層30をツイストペア電線10とシールド層40との間に介在させている。ツイストペア電線10に伝わったコモンモードノイズは、この電磁波吸収層30によって吸収され、熱に変換されて放熱される。このため、図6(a)に示すように、本実施形態における通信ケーブル1は、電磁波吸収層30を備えていない通信ケーブル(比較例)と比較して、LCTLが向上し、当該通信ケーブル1に接続された機器へのノイズの伝達の抑制を図ることができる。
その一方で、ツイストペア電線の2本の電線を伝送される信号によって当該電線の周囲に電界が形成されるが、その電線の間に電磁波吸収部材が存在すると、電界において最も強度の強い部分がその電磁波吸収部材によって阻害されてしまう。このため、ツイストペア電線の電線間に電磁波吸収部材を設けると、電磁波吸収部材を備えていない通信ケーブルと比較して、IL(Insertion Loss:挿入損失)が低下してしまう。
これに対し、本実施形態では、電磁波吸収層30が螺旋状又は筒状の形状を有し、ツイストペア電線10の2本の電線11の外側を囲っているので、当該電線11の間に介在していない。このため、ツイストペア電線10の2本の電線11間に形成される電界の主要部分を阻害しないので、図6(b)に示すように、本実施形態における通信ケーブル1は、電磁波吸収層30を備えていない通信ケーブル(比較例)と同等のILを維持することができる。
さらに、本実施形態では、ツイストペア電線10がジャケット20に埋設されているので、ツイストペア電線10の2本の電線11の間に電磁波吸収層30が介在してしまうことを確実に防止することができる。
<<第2実施形態>>
図7及び図8は本発明の第2実施形態における通信ケーブル1Bの断面図であり、図7はその通信ケーブルの長手方向に沿った断面図であり、図8は図7のVIII-VIII線に沿った図である。また、図9は本発明の第2実施形態における通信ケーブル1Bからシールド層40及びシース50を取り除いた状態を示す側面図である。
本実施形態では、通信ケーブル1Bがジャケット20を備えていない点と、電磁波吸収フィルム35の巻き方が第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に第2実施形態における通信ケーブル1Bについて第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
図7及び図8に示すように、本実施形態における通信ケーブル1Bは、ジャケット20を備えていない。従って、ツイストペア電線10がジャケット20に埋設されておらず露出しており、このツイストペア電線10を電磁波吸収層30Bが直接覆っている。
また、図9に示すように、本実施形態では、電磁波吸収テープ35がツイストペア電線10の外周に螺旋状に巻かれることで、螺旋状の電磁波吸収層30Bが形成されている。
この際、本実施形態では、電磁波吸収テープ35の巻き方向β(第2の方向)がツイストペア電線10の巻き方向α(第1の方向)とは反対の方向となっている。
また、本実施形態では、螺旋のピッチPを電磁波吸収テープ35の幅Wよりも広くすることで(P>W)、軸方向に隣り合う当該テープ35間に間隔Sが形成されている。
すなわち、本実施形態では、電磁波吸収層30Bは、ツイストペア電線10の巻き方向α(第1の方向)とは反対の巻き方向β(第2の方向)に螺旋状に巻かれて形成されている。なお、本実施形態において、螺旋のピッチPを電磁波吸収テープ35の幅W以下とすることで(P≦W)、軸方向に隣り合う電磁波吸収テープ35間に間隔Sを形成しなくてもよい。
本実施形態では、上述の第1実施形態と同様に、螺旋状の電磁波吸収層30Bがツイストペア電線10とシールド層40との間に介在しているので、ILの低下を抑制しつつ、LCTLが向上して、当該通信ケーブル1に接続された機器へのノイズの伝達の抑制を図ることができる。
また、本実施形態では、電磁波吸収テープ35の巻き方向β(第2の方向)がツイストペア電線10の巻き方向α(第1の方向)とは反対の方向となっているので、ツイストペア電線10の2本の電線11の間に電磁波吸収テープ35が入り込んでしまうことが抑制されている。すなわち、2本の電線11の間への電磁波吸収層30Bの介在の一層の抑制が図られている。
<<第3実施形態>>
図10は本発明の第2実施形態における通信ケーブル1Cを示す斜視図、図11は図10のXI-XI線に沿って切断した場合の端面図である。
本実施形態では、通信ケーブル1Cがジャケット20を備えていない点と、通信ケーブル1Cが介在物60を備えている点が第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に第3実施形態における通信ケーブル1Cについて第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
図10及び図11に示すように、本実施形態における通信ケーブル1Cは、ジャケット20を備えていない。従って、ツイストペア電線10がジャケット20に埋設されておらず露出している。
また、本実施形態における通信ケーブル1Cは、一対の介在物60を備えている。この介在物60は、例えば、円形の断面形状を有する線状の部材である。この介在物60は、電線11の被覆層12を構成する材料と同様の材料から構成されており、電磁波吸収層30よりも低い誘電正接(tanδ)を有している。一対の介在物60は、ツイストペア電線10を構成する一対の電線11と共に撚り合わせられており、一対の電線11間に形成された谷間に入り込むように配置されている。
電磁波吸収テープ35は、一対の電線11と一対の介在物60を直接覆っており、この電線11と介在物60は電磁波吸収テープ35によって一体的に被覆されている。この際、本実施形態では、第1実施形態と同様に、軸方向に隣り合う電磁波吸収テープ35の端部同士が相互に重なるように、電磁波吸収テープ35が螺旋状に巻かれている。
本実施形態では、上述の第1実施形態と同様に、電磁波吸収層30がツイストペア電線10とシールド層40との間に介在しているので、ILの低下を抑制しつつ、LCTLが向上して、当該通信ケーブル1Cに接続された機器へのノイズの伝達の抑制を図ることができる。
また、本実施形態では、介在物60が一対の電線11間に形成された谷間に入り込むように配置されているので、ツイストペア電線10の2本の電線11の間に電磁波吸収テープ35が入り込んでしまうことが抑制されている。すなわち、2本の電線11の間への電磁波吸収層30の介在の一層の抑制が図られている。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、図7〜図9に示す第2実施形態において、通信ケーブル1Bからドレン線45を省略してもよい。或いは、図10及び図11に示す第3実施形態において、通信ケーブル1Cがドレン線を備えていてもよい。
また、図10及び図11に示す第3実施形態において、電磁波吸収テープ35の巻き方は、特に上記に限定されず、例えば、第2実施形態で説明したように、軸方向に隣り合う電磁波吸収テープ35間に間隔Sを形成するように、電磁波吸収テープ35を電線11及び介在物60に螺旋状に巻き付けてもよい。或いは、電磁波吸収テープ35を電線11及び介在物60に縦添え巻きすることで、筒状の電磁波吸収層30を形成してもよい。
1,1B,1C…通信ケーブル
10…ツイストペア電線
11…電線
12…導体
13…被覆層
20…ジャケット
30,30B…電磁波吸収層
35…電磁波吸収テープ
40…シールド層
45…ドレン線
50…シース
60…介在物

Claims (5)

  1. 第1の方向に撚られた一対の電線からなるツイストペア電線と、
    前記ツイストペア電線を覆うシールド層と、を備えた通信ケーブルであって、
    前記通信ケーブルは、前記ツイストペア電線と前記シールド層との間に介在している螺旋状又は筒状の電磁波吸収層を備えた通信ケーブル。
  2. 請求項1に記載の通信ケーブルであって、
    前記通信ケーブルは、前記ツイストペア電線が埋設されたジャケットを備え、
    前記電磁波吸収層は、前記ジャケットと前記シールド層との間に介在している通信ケーブル。
  3. 請求項1に記載の通信ケーブルであって、
    前記電磁波吸収層は、前記第1の方向とは反対の第2の方向に螺旋状に巻かれて形成されている通信ケーブル。
  4. 請求項1に記載の通信ケーブルであって、
    前記通信ケーブルは、前記電線間の谷間に配置された介在物をさらに備えた通信用ケーブル。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信ケーブルであって、
    前記電磁波吸収層は、導電性ポリマを含む層、磁性体を含む層、又は、導電体を含む層である通信ケーブル。
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