JP2020012704A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 監視対象エリアに配置されたマイクアレイおよびカメラとの間でそれぞれ通信する通信部と、
   前記マイクアレイにより集音された音データに基づいて、前記監視対象エリア内に存在する音源の位置を推定する推定部と、
   前記マイクアレイにより集音された音データに基づいて、前記推定された音源の位置から生じた音の種類を分析する分析部と、
   前記推定された音源の位置から生じた音の種類の分析結果を、前記カメラにより撮像された画像に重畳してモニタに表示する制御部と、を備える、
   音処理装置。
2. 前記音の種類の分析結果は、前記モニタに表示された設定画面により選択可能であり、
   前記制御部は、前記設定画面により選択された音の種類を前記撮像された画像に重畳する、
   請求項１に記載の音処理装置。
3. 前記カメラにより撮像された画像を構成する画素または所定数の画素からなるブロックごとに、前記監視対象エリアの音の大きさを示す音パラメータを導出し、その導出された音パラメータを対応する画素またはブロックに割り当てたヒートマップを生成するヒートマップ処理部、をさらに備え、
   前記制御部は、前記ヒートマップ上の前記推定された音源の位置に対応する音パラメータを、前記分析結果の内容に応じた色を付与した視覚画像に変換して前記画像に重畳する、
   請求項１に記載の音処理装置。
4. 前記推定部は、前記生成されたヒートマップを構成する音パラメータを正規化し、前記正規化された画素またはブロックごとの音パラメータと既定の閾値との比較に基づいて、前記監視対象エリア内に存在する音源の位置を推定する、
   請求項３に記載の音処理装置。
5. 前記分析部は、前記音の種類の分析結果として、人の声または物の音を特定する、
   請求項１〜４のうちいずれか一項に記載の音処理装置。
6. 前記音源は、前記監視対象エリアにおいて複数存在する、
   請求項１〜５のうちいずれか一項に記載の音処理装置。
7. 前記制御部は、前記音の種類の分析結果が予め指定された音の種類と一致した場合に、前記音の種類の分析結果を前記モニタに表示する、
   請求項１〜６のうちいずれか一項に記載の音処理装置。
8. 前記マイクアレイにより集音された音データを用いて、前記マイクアレイから前記推定された音源の位置に向かう方向の音データを強調処理する強調音生成部、をさらに備える、
   請求項１に記載の音処理装置。
9. 音処理装置における音処理方法であって、
   監視対象エリアに配置されたマイクアレイおよびカメラとの間でそれぞれ通信するステップと、
   前記マイクアレイにより集音された音データに基づいて、前記監視対象エリア内に存在する音源の位置を推定するステップと、
   前記マイクアレイにより集音された音データに基づいて、前記推定された音源の位置から生じた音の種類を分析するステップと、
   前記推定された音源の位置から生じた音の種類の分析結果を、前記カメラにより撮像された画像に重畳してモニタに表示するステップと、を有する、
   音処理方法。
10. コンピュータである音処理装置に、
    監視対象エリアに配置されたマイクアレイおよびカメラとの間でそれぞれ通信するステップと、
    前記マイクアレイにより集音された音データに基づいて、前記監視対象エリア内に存在する音源の位置を推定するステップと、
    前記マイクアレイにより集音された音データに基づいて、前記推定された音源の位置から生じた音の種類を分析するステップと、
    前記推定された音源の位置から生じた音の種類の分析結果を、前記カメラにより撮像された画像に重畳してモニタに表示するステップと、を実行させるための、
    プログラム。