JP2020012547A - ねじ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじベルトの使用を無くし、ねじをねじベルト本体に挿入する手間と費用を無くし、ベルト本体などの廃材が生じることを防ぐねじ構造を提供する。【解決手段】ねじ構造は、杆体11を備える。前記杆体11には、互いに対となる第1の端部及び第2の端部が設けられる。前記杆体11の周壁には、前記杆体11の軸方向に沿ってねじ部14が設けられる。前記杆体11の前記第1の端部には、ねじ頭部12が一体成形される。前記ねじ頭部12の径方向には、ガイド凸縁121が取り囲むように設けられている。前記ねじ頭部12は、前記杆体11の前記第1の端部から前記ガイド凸縁121の連結部122へかけて円弧状に広がった形状を有する。前記ねじ頭部12の前記ガイド凸縁121と前記連結部122との間には、前記ねじ頭部12の軸方向に延びた当接部が成形される。前記当接部の直径は、前記ねじ頭部12の前記ガイド凸縁121の直径より小さい。【選択図】図1
Description
本発明は、ねじ構造に関し、特に、ねじベルトの使用を無くし、ねじをねじベルト本体に挿入する手間と費用を無くし、ベルト本体などの廃材が生じることを防ぐ、ねじ構造に関する。
ねじとは、2つの締結物を連結固定するために広く利用されている螺合部材である。従来のねじは、ねじディスペンサーと組み合わせて使用し、複数のねじをベルト本体の間に形成された複数の係入孔中に挿入してねじベルトを構成し、ねじベルトをねじディスペンサー前端のねじベルト搬送ユニットに取り付け、ねじディスペンサーの釘打撃杆をねじのねじ頭部に当接させ、釘打撃杆によりねじをベルト本体の係入孔から押出し、ねじディスペンサーの釘打撃杆がねじを締結物にねじ込んで2つの締結物を螺着させた。
ねじディスペンサーによりねじがベルト本体から全て押出されると、ベルト本体が残って廃材となり、廃棄すると材料が無駄となり、プラスチック製のベルト本体を埋めても腐って分解しない上、焼却した場合、毒ガスなどが発生し、環境を汚染してしまうことがあった。
従来のねじベルトの製作は、ベルト本体の各係入孔に1つずつねじを挿入しなければならなかったため、製作に手間がかかり、コストが高い上、ねじを挿入し忘れたり、斜めに挿入されたりしたため、ねじディスペンサーが後に行う締結物へのねじ止め作業は不便であった。
従来のねじベルトの製作は、ベルト本体の各係入孔に1つずつねじを挿入しなければならなかったため、製作に手間がかかり、コストが高い上、ねじを挿入し忘れたり、斜めに挿入されたりしたため、ねじディスペンサーが後に行う締結物へのねじ止め作業は不便であった。
本発明の主な目的は、ねじベルトの使用を無くし、ねじをねじベルト本体に挿入する手間と費用を無くし、ベルト本体などの廃材が生じることを防ぐ、ねじ構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、杆体を備えるねじ構造であって、前記杆体には、互いに対となる第1の端部及び第2の端部が設けられ、前記杆体の周壁には、前記杆体の軸方向に沿ってねじ部が設けられ、前記杆体の前記第1の端部には、ねじ頭部が一体成形され、前記ねじ頭部の径方向には、ガイド凸縁が取り囲むように設けられていることを特徴とするねじ構造を提供する。
前記ねじ頭部は、前記杆体の前記第1の端部から前記ガイド凸縁の連結部へかけて円弧状に広がった形状を有することが好ましい。
前記ねじ頭部の前記ガイド凸縁と前記連結部との間には、前記ねじ頭部の軸方向に延びた当接部が成形され、前記当接部の直径は、前記ねじ頭部の前記ガイド凸縁の直径より小さいことが好ましい。
本発明のねじ構造は、ねじディスペンサーのマガジンのねじ設置槽にねじを装填すると、ねじのねじ頭部に設けたガイド凸縁が、ねじ設置槽の両側の槽壁に設けたガイド溝に係合される。ねじディスペンサーの釘打撃杆は、マガジンの前端に位置するねじを締結物にねじ止めした後、マガジン後端に取り付けたねじ押し込みセットが、ねじ設置槽内のねじを前方へ押し込み、ねじのねじ頭部に設けたガイド凸縁を、ねじ設置槽のガイド溝にスライド可能に係合させると、ねじがガイド溝に沿って案内されて滑らかにマガジンの前端へ向かってフィードされ、締結物にねじ込み結合される。ねじ頭部の径方向には、ガイド凸縁が取り囲むように設けられ、ねじディスペンサーのマガジンにねじを直接装填し、ねじベルトの使用を無くし、ねじをベルト本体に挿入する手間と費用を無くし、ねじを使用した後に、ベルト本体などの廃材が生じることを防いで環境汚染を保護することができる。
まず、図1を参照する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るねじ構造は、ねじ1を備える。ねじ1は、杆体11を有する。杆体11には、互いに対となる第1の端部及び第2の端部が設けられる。杆体11の第1の端部には、ねじ頭部12が一体成形される。ねじ頭部12には、杆体11に接続された他端の端面に、接合溝が形成され、杆体11の第2の端部が先鋭端13に成形され、杆体11の周壁には、杆体11の軸方向に沿ってねじ部14が設けられる。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るねじ構造は、ねじ1を備える。ねじ1は、杆体11を有する。杆体11には、互いに対となる第1の端部及び第2の端部が設けられる。杆体11の第1の端部には、ねじ頭部12が一体成形される。ねじ頭部12には、杆体11に接続された他端の端面に、接合溝が形成され、杆体11の第2の端部が先鋭端13に成形され、杆体11の周壁には、杆体11の軸方向に沿ってねじ部14が設けられる。
ねじ頭部12の径方向には、ガイド凸縁121が取り囲むように設けられ、ねじ頭部12が杆体11の第1の端部からガイド凸縁121の連結部122へかけて円弧状に広がった形状を有する。
実際に使用する際、図2〜図4に示すように、ユーザは、複数のねじ1をねじディスペンサーのマガジン2のねじ設置槽21中に1つずつ装填することができる。ねじ設置槽21の対向した槽壁の上下には、案内片22がそれぞれ固着される。案内片22は、ねじ設置槽21の長手方向に設けられる。
上下2つの案内片22間には、ガイド溝23が形成され、ねじ1のねじ頭部12に設けたガイド凸縁121は、ねじ設置槽21の両側の槽壁の案内片22とスライド可能に係合され、複数のマガジン2を装填した後、締結物のねじ込み結合を行うことができる。
上下2つの案内片22間には、ガイド溝23が形成され、ねじ1のねじ頭部12に設けたガイド凸縁121は、ねじ設置槽21の両側の槽壁の案内片22とスライド可能に係合され、複数のマガジン2を装填した後、締結物のねじ込み結合を行うことができる。
締結物をねじ込み結合する場合、ねじディスペンサーのマガジン2の前端に設けたねじ挟持ヘッドを締結物の表面に押当て、ねじディスペンサーの釘打撃杆に形成された一文字状又は十文字状の端部が、ねじ1のねじ頭部12の端面に形成された一文字状又は十文字状の接合溝に当接されて位置決めされる。釘打撃杆を旋回させ、当接されたねじ1を釘打撃杆により旋回させ、釘打撃杆によりねじ1を押し続けると、ねじ1をマガジン2前端のねじ挟持ヘッドから外した後、締結物にねじ込むことができる。
マガジン2前端のねじ挟持ヘッドにより挟持されたねじ1をねじ挟持ヘッドから外した後、マガジン2の後端に取り付けたねじ押し込みセットは、マガジン2のねじ設置槽21内の複数のねじ1を前方へ押動し、ねじ1のねじ頭部12の径方向に設けたガイド凸縁121を、ねじ設置槽21の両側の槽壁のガイド溝23にスライド可能に係合する。すると、ねじ1をねじ設置槽21のガイド溝23に沿って案内し、滑らかにマガジン2の前端へ向かってフィードし、ねじ1が再びねじ挟持ヘッドに落下し、釘打撃杆が押し当てられると、締結物がねじ込み結合される。
本実施形態のねじ1のねじ頭部12の径方向には、ガイド凸縁121が取り囲むように設けられ、ねじ1をねじディスペンサーのマガジン2に直接装填し、マガジン2のねじ設置槽21の槽壁のガイド溝23に沿って滑らかにフィードされる。このため、ねじベルトの使用を無くし、ねじ1をベルト本体に挿入する手間と費用を無くし、ねじ1がベルト本体に挿入し損なったり曲がって挿入されたりすることを防ぎ、締結物のねじ止め作業が不便となることを防ぐことができる上、ねじ1を使用した後に、ベルト本体などの廃材が生じることを防ぐことができる。
図5を参照する。
図5に示すように、本発明の他の実施形態において、ねじ1のねじ頭部12のガイド凸縁121と連結部122との間には、ねじ頭部12の軸方向に延びた当接部123が設けられ、当接部123の直径は、ねじ頭部12のガイド凸縁121の直径より小さい。そのため、ねじ1をねじディスペンサーのマガジン2のねじ設置槽21に装填すると、ねじ1のねじ頭部12に設けたガイド凸縁121が、ねじ設置槽21の両側の槽壁に設けたガイド溝23にスライド可能に係合される。
ねじ頭部12の当接部123は、ねじ設置槽21の両側の案内片22に当接される。当接部123がねじ設置槽21の両側槽壁の案内片22に当接されるため、ねじ1をフィードするときの滑らかさを高めることができる。
図5に示すように、本発明の他の実施形態において、ねじ1のねじ頭部12のガイド凸縁121と連結部122との間には、ねじ頭部12の軸方向に延びた当接部123が設けられ、当接部123の直径は、ねじ頭部12のガイド凸縁121の直径より小さい。そのため、ねじ1をねじディスペンサーのマガジン2のねじ設置槽21に装填すると、ねじ1のねじ頭部12に設けたガイド凸縁121が、ねじ設置槽21の両側の槽壁に設けたガイド溝23にスライド可能に係合される。
ねじ頭部12の当接部123は、ねじ設置槽21の両側の案内片22に当接される。当接部123がねじ設置槽21の両側槽壁の案内片22に当接されるため、ねじ1をフィードするときの滑らかさを高めることができる。
1 ねじ
2 マガジン
11 杆体
12 ねじ頭部
13 先鋭端
14 ねじ部
21 ねじ設置槽
22 案内片
23 ガイド溝
121 ガイド凸縁
122 連結部
123 当接部
2 マガジン
11 杆体
12 ねじ頭部
13 先鋭端
14 ねじ部
21 ねじ設置槽
22 案内片
23 ガイド溝
121 ガイド凸縁
122 連結部
123 当接部
Claims (3)
- 杆体を備えるねじ構造であって、
前記杆体には、互いに対となる第1の端部及び第2の端部が設けられ、前記杆体の周壁には、前記杆体の軸方向に沿ってねじ部が設けられ、
前記杆体の前記第1の端部には、ねじ頭部が一体成形され、
前記ねじ頭部の径方向には、ガイド凸縁が取り囲むように設けられていることを特徴とする、
ねじ構造。 - 前記ねじ頭部は、前記杆体の前記第1の端部から前記ガイド凸縁の連結部へかけて円弧状に広がった形状を有することを特徴とする請求項1に記載のねじ構造。
- 前記ねじ頭部の前記ガイド凸縁と前記連結部との間には、前記ねじ頭部の軸方向に延びた当接部が成形され、前記当接部の直径は、前記ねじ頭部の前記ガイド凸縁の直径より小さいことを特徴とする請求項2に記載のねじ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018136661A JP2020012547A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | ねじ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018136661A JP2020012547A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | ねじ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020012547A true JP2020012547A (ja) | 2020-01-23 |
Family
ID=69170752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018136661A Pending JP2020012547A (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | ねじ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020012547A (ja) |
-
2018
- 2018-07-20 JP JP2018136661A patent/JP2020012547A/ja active Pending
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