JP2020011649A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサを用いずに気圧又は標高を推定して車両制御に利用することを可能にするハイブリッド車両の制御装置を提供する。【解決手段】エンジンENGの動力によって発電する第1モータジェネレータMG1を有する車両のECU1は、第一の駆動条件にて駆動されたエンジンENGの動力によって発電している第1モータジェネレータMG1の発電量に基づいてエンジンENGの現在の出力である第一出力を導出する出力導出部11と、車両が基準気圧の環境下にある状態における駆動条件毎のエンジンENGの出力のデータを記憶するROMから、上記第一の駆動条件に対応するエンジンENGの出力である第二出力を取得するデータ取得部12と、第一出力と第二出力に基づいて車両の存在する場所の気圧を推定する推定部13と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
HEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)は、モータジェネレータ及びエンジンを備え、車両の走行状態に応じてモータジェネレータ及び/又はエンジンの駆動力によって走行する。
HEVには、パワー半導体素子のオンオフ動作によって直流電力と交流電力とを相互に変換する電力変換装置が用いられる。特許文献1には、この電力変換装置のパワー半導体素子とこれを収納する筐体との絶縁を行うための絶縁層を、気圧変化を考慮して充分に厚くすることで、高地での走行時での放電を防ぐことが記載されている。
特開2012−138409号公報
HEVでは、パワー半導体素子における放電の他に、モータジェネレータに含まれるコイルにおける部分放電を防ぐことも必要である。
HEVのモータジェネレータは高精度制御が要求されるため、インバータによって駆動されるのが一般的である。インバータは、高速にスイッチング動作を繰り返すことで、モータジェネレータの駆動に必要な正弦波電流を作り出しているが、この時、インバータの出力端子には、スイッチング動作の度にバッテリ電圧を超える電圧が発生する。この電圧はケーブルを介してモータジェネレータの内部にまで伝播するため、モータジェネレータのコイル間には、瞬間的に高電圧(サージ電圧という)が加わることになる。
コイル間にサージ電圧が加わり、コイルが持つPDIV(部分放電開始電圧)を超えると、コイルの絶縁被膜の表面間で部分放電と呼ばれる微小な放電が発生し、部分放電が発生し続けると、長い時間をかけて絶縁被膜を浸食し、やがては絶縁破壊に至る。
コイルの部分放電開始電圧は、気圧が低いほど又は標高が高いほど低下することが知られている。そのため、部分放電が起こらないようにするためには、例えば、特許文献1に記載されているように、モータジェネレータのコイルの絶縁被膜を厚くすることが有効である。しかし、モータジェネレータにおいて絶縁被膜を厚くすると、モータジェネレータの重量が大きくなったり、製造コストが増加したり、モータ効率が低下したりする。
また、例えば、気圧が低いほど又は標高が高いほど、インバータの入力電圧を下げてサージ電圧が低くなるようにして部分放電を防ぐといった対応も考えられる。しかし、このような制御を行うためには、気圧又は標高を測定するセンサが必要となり、精度の高いセンサを用いる場合にはHEVの製造コストが増大する。
なお、ここでは部分放電の抑制を目的とした例を示したが、気圧又は標高の情報は、上述した部分放電を防ぐための制御に限らず、他の車両制御に利用することも考えられる。
本発明の目的は、センサを用いずに気圧又は標高を推定して車両制御に利用することを可能にするハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
本発明のハイブリッド車両の制御装置は、内燃機関と、前記内燃機関の動力によって発電する第1モータジェネレータと、を有するハイブリッド車両の制御装置であって、第一の駆動条件にて駆動された前記内燃機関の動力によって発電している前記第1モータジェネレータの発電量に基づいて前記内燃機関の現在の出力である第一出力を導出する出力導出部と、前記ハイブリッド車両が基準気圧又は基準標高の環境下にある状態における駆動条件毎の前記内燃機関の出力のデータを記憶する第一記憶部と、前記第一記憶部から前記第一の駆動条件に対応する前記内燃機関の出力である第二出力を取得するデータ取得部と、前記第一出力と前記第二出力に基づいて前記ハイブリッド車両の存在する場所の気圧又は標高を推定する推定部と、を備えるものである。
本発明によれば、センサを用いずに気圧又は標高を推定して車両制御に利用することを可能にするハイブリッド車両の制御装置を提供することができる。
本発明の制御装置によって制御される車両の一実施形態であるHEVとして、シリーズ方式とパラレル方式の両方式を切り換え可能なHEVの内部構成を示すブロック図である。 図1に示すバッテリ、VCU、第1インバータ、第2インバータ、第1モータジェネレータ、及び第2モータジェネレータの関係を示す電気回路図である。 図1に示すECUのROMに記憶されるエンジン出力変化データの一例を示す図である。 図1に示すECUの機能ブロック図である。 図1に示すECUが行うVCUの出力電圧制御の一例を示す図である。 図1に示すECUの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
HEVには、大きく分けてシリーズ方式とパラレル方式の2種類がある。シリーズ方式のHEVは、モータジェネレータの動力によって走行する。エンジンは主に発電のために用いられ、エンジンの動力によって別のモータジェネレータで発電された電力はバッテリに充電されるか、モータジェネレータに供給される。パラレル方式のHEVは、モータジェネレータ及びエンジンのいずれか一方又は双方の駆動力によって走行する。
また、シリーズ方式とパラレル方式の両方式を切り換え可能なHEVも知られている。この種のHEVでは、走行状態に応じてクラッチを切断又は締結する(断接する)ことによって、駆動力の伝達系統をシリーズ方式及びパラレル方式のいずれかの構成に切り替える。この駆動力の伝達系統の切り替えは、遊星歯車を用いた動力分割機構によって行われる構成であってもよい。
図1は、本発明の制御装置によって制御される車両の一実施形態であるHEVとして、シリーズ方式とパラレル方式の両方式を切り換え可能なHEVの内部構成を示すブロック図である。
図1に示すHEV(以下、単に「車両」という。)は、内燃機関であるエンジンENGと、第1モータジェネレータMG1と、第2モータジェネレータMG2と、ロックアップクラッチ(以下、単に「クラッチ」という)CLと、ギアボックス(以下、単に「ギア」という。)GBと、バッテリBATと、VCU(Voltage Control Unit)2と、第1インバータINV1と、第2インバータINV2と、ECU(Electronic Control Unit)1と、駆動輪DW,DWと、駆動軸9と、ディファレンシャルギヤ8と、を備える。なお、図1中の太い実線は機械連結を示し、二重点線は電力配線を示し、細い実線の矢印は制御信号を示す。
エンジンENGは、クラッチCLが切断された状態で、第1モータジェネレータMG1を発電機として駆動する。エンジンENGは、車両の制動時には、電動機として動作する第1モータジェネレータMG1の負荷としても機能し得る。
クラッチCLが締結されると、エンジンENGが出力した動力は、車両が走行するための機械エネルギーとして、第1モータジェネレータMG1、クラッチCL、ギアGB、第2モータジェネレータMG2、ディファレンシャルギヤ8、及び駆動軸9を介して、駆動輪DW,DWに伝達される。
第1モータジェネレータMG1は、エンジンENGに接続されており、エンジンENGの動力によって発電する発電機として動作する。第1モータジェネレータMG1は、車両の制動時には電動機として動作し得る。第1モータジェネレータMG1が発電機として動作するときの発電量は、エンジンENGの出力と一致するように構成される。
第2モータジェネレータMG2は、ディファレンシャルギヤ8及び駆動軸9を介して駆動輪DW,DWに接続されている。第2モータジェネレータMG2は、バッテリBAT及び第1モータジェネレータMG1の少なくとも一方からの電力供給によって電動機として動作し、車両が走行するための動力を発生する。
第2モータジェネレータMG2にて発生したトルクは、ディファレンシャルギヤ8及び駆動軸9を介して、駆動輪DW,DWに伝達される。第2モータジェネレータMG2は、車両の制動時には発電機として動作し得る。
クラッチCLは、ECU1からの指示に応じて、エンジンENGから駆動輪DW,DWまでの動力の伝達経路を切断又は締結する(断接する)。クラッチCLが切断状態であれば、エンジンENGが出力した動力は駆動輪DW,DWに伝達されない。クラッチCLが接続状態であれば、エンジンENGが出力した動力は駆動輪DW,DWに伝達される。ギアGBは、変速段又は固定段を含み、エンジンENGからの動力を所定の変速比にて変速して駆動輪DW,DWに伝達する。ギアGBにおける変速比はECU1からの指示に応じて変更される。
バッテリBATは、例えば直列に接続された複数の蓄電セルを有し、例えば100〜200Vの高電圧を供給する。蓄電セルは、例えば、リチウムイオン電池又はニッケル水素電池等である。
VCU2は、第2モータジェネレータMG2が電動機として動作する際のバッテリBATの出力電圧を昇圧する。また、VCU2は、車両の制動時に第2モータジェネレータMG2が発電して直流に変換された回生電力をバッテリBATに充電する場合に、第2モータジェネレータMG2の出力電圧を降圧する。さらに、VCU2は、エンジンENGの駆動によって第1モータジェネレータMG1が発電して直流に変換された電力を降圧する。VCU2によって降圧された電力は、バッテリBATに充電される。
図2は、バッテリBAT、VCU2、第1インバータINV1、第2インバータINV2、第1モータジェネレータMG1、及び第2モータジェネレータMG2の関係を示す電気回路図である。
図2に示すように、VCU2は、バッテリBATが出力する電圧を入力電圧として2つのスイッチング素子をオンオフ切換動作することによって、出力側の電圧を入力電圧よりも高い電圧に昇圧する。なお、VCU2の2つのスイッチング素子がオンオフ切換動作しないときの出力側の電圧は入力電圧に等しい。VCU2はECU1によって制御される。
第1インバータINV1は、エンジンENGの駆動によって第1モータジェネレータMG1が発電した交流電圧を直流電圧に変換する。第1モータジェネレータMG1が発電した交流電圧の変換後の直流電圧の情報は、第1モータジェネレータMG1の発電量の情報としてECU1に伝達される。
第2インバータINV2は、バッテリBATからの直流電圧又は第1インバータINV1からの直流電圧、を交流電圧に変換して3相電流を第2モータジェネレータMG2に供給する。第2インバータINV2は、車両の制動時には、第2モータジェネレータMG2が発電した交流電圧を直流電圧に変換する。
図1に示す車両は、3つの走行モード(エンジンドライブモード、ハイブリッドドライブモード、EVドライブモード)にて走行可能となっている。
エンジンドライブモードは、クラッチCLを接続状態としてエンジンENGを駆動し、エンジンENGの動力を駆動輪DW,DWに直接伝達して走行するモードである。
ハイブリッドドライブモードは、クラッチCLを切断状態としてエンジンENGを駆動し、エンジンENGの動力によって第1モータジェネレータMG1により発電された電力を使って第2モータジェネレータMGを駆動して走行するモードである。
EVドライブモードは、クラッチCLを切断状態としてエンジンENGを停止し、バッテリBATの電力を使って第2モータジェネレータMGを駆動して走行するモードである。
ECU1は、車両全体を統括制御するものであり、プログラムを実行して処理を行う各種のプロセッサと、RAM(Ramdom Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)を含む。
各種のプロセッサとしては、プログラムを実行して各種処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Prosessing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
これら各種のプロセッサの構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
ECU1のプロセッサは、各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ又はCPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。
ECU1のROMには、車両が予め決められた基準気圧(例えば標準気圧(1013.25ヘクトパスカル))又は予め決められた基準標高(例えば海抜0m)の環境下にある状態における駆動条件(燃料噴射量又はバルブ開度等)毎のエンジンENGの出力のデータ(エンジン基準出力データという)が予め記憶されている。エンジン基準出力データは、車両を上記環境下に置いた状態で、エンジンENGの駆動条件を変えながら実測して得られたものである。
なお、エンジンENGの出力は、駆動条件が同一であっても、車両の存在する場所の気圧が低い又は標高が高いほど低下する。ECU1のROMには、駆動条件を固定としてエンジンENGを駆動させた場合の車両の存在する場所の気圧又は標高毎のエンジンENGの出力の低下度合を示すデータ(エンジン出力変化データという)が更に記憶されている。
図3は、エンジン出力変化データの一例を示すグラフである。図3に示すグラフの縦軸は、車両が基準標高の環境下にある状態におけるエンジンENGの出力のデータを基準値=1とし、基準標高以外の標高の環境下に車両がある状態におけるエンジンENGの出力データのこの基準値に対する比率を示している。図4に示すグラフの横軸は標高を示している。
図3に示すように、エンジンENGの出力は、駆動条件が同一であっても、標高が高いほど、基準値に対して低下する。なお、図3に示すエンジン出力変化データは、駆動条件毎に違いが出る場合もある。そのため、エンジン出力変化データは、エンジンENGの全ての駆動条件の各々に対応して生成されて、ECU1のROMに記憶される。
なお、エンジン出力変化データは、図3において横軸を気圧(最大値は標準気圧)とし、車両が基準気圧の環境下にある状態におけるエンジンENGの出力のデータを基準値=1とし、基準気圧以外の気圧の環境下に車両がある状態におけるエンジンENGの出力データのこの基準値に対する比率を縦軸としたデータであってもよい。
ECU1のROMにおけるエンジン基準出力データが記憶される領域は第一記憶部を構成し、エンジン出力変化データが記憶される領域は第二記憶部を構成する。
図4は、図1に示すECU1の機能ブロック図である。ECU1のプロセッサは、プログラムを実行することにより、出力導出部11と、データ取得部12と、推定部13と、を備える車両の制御装置として機能する。出力導出部11、データ取得部12、及び推定部13は、車両がハイブリッドドライブモードにて走行中に作動する。
出力導出部11は、エンジンENGの動力によって発電している第1モータジェネレータMG1の発電量に基づいて、エンジンENGの現在の出力である第一出力を導出する。
上述したように、車両の存在する場所の気圧又は標高によって、駆動条件が同じでも、エンジンENGの出力は異なる場合がある。このため、ECU1がある駆動条件にてエンジンENGを駆動していても、エンジンENGの出力がどのようになっているかは、気圧又は標高が分からないと求めることができない。
一方、図1の車両は、ハイブリッドドライブモードにおいては、第1モータジェネレータMG1の発電量とエンジンENGの出力とを一致させている。このため、第1モータジェネレータMG1の発電量が分かれば、この発電量をエンジンENGの出力として間接的に計測することができる。
したがって、出力導出部11は、第1モータジェネレータMG1の発電量の情報を取得し、この発電量を、エンジンENGの現在の出力である第一出力として導出する。この第一出力は、車両が未知の気圧又は標高の環境下にある場合のエンジンENGの出力である。
データ取得部12は、ROMに記憶されたエンジン基準出力データから、エンジンENGの現在の駆動条件に対応する出力を第二出力として取得する。この第二出力は、車両が基準気圧又は基準標高の環境下にある場合の現在の駆動条件におけるエンジンENGの出力である。
推定部13は、出力導出部11により導出された第一出力と、データ取得部12により取得された第二出力とに基づいて、車両の存在する場所の気圧又は標高を推定する。
ECU1は、推定部13によって推定された気圧又は標高に基づいて、VCU2の出力電圧(図2のV2電圧)を制御する。具体的には、ECU1は、推定された気圧が予め決められた閾値TH1を下回る場合には、その気圧が低いほど、VCU2の出力電圧の上限値を低くする。または、ECU1は、推定された標高が予め決められた閾値TH2を超える場合には、その標高が高いほど、VCU2の出力電圧の上限値を低くする。
図5は、ECU1が行うVCU2の出力電圧制御の一例を示す図である。図5に示すグラフの縦軸は、VCU2の出力電圧(V2電圧)を示す。図5に示すグラフの横軸は、推定部13により推定された標高を示す。
車両が閾値TH2の標高にある場合には、第2モータジェネレータMG2のコイル自体のPDIV(基準気圧にて測定された値)から、閾値TH2の標高に対応する気圧(基準標高のときの気圧を基準気圧とした場合の気圧)と基準気圧との差によって低下する電圧を減算して得られた値(Vn)が、第2モータジェネレータMG2のコイルのPDIVとなる。
閾値TH2は、V2電圧がシステム上とり得る最大値(図5の例では650V)となった場合に第2モータジェネレータMG2のコイルに加わる最大サージ電圧と上記のVnとが同じになるような値が予め決められる。
つまり、標高が閾値TH2を超えると、上記Vnの値は最大サージ電圧よりも低くなるため、V2電圧がシステム上取り得る上記の最大値となった場合には、第2モータジェネレータMG2のコイルのPDIVが最大サージ電圧を下回り、部分放電が生じ得る。このように、閾値TH2は部分放電が開始され得る標高の値として決められている。
ECU1は、図5に示すように、標高が閾値TH2を超える場合には、V2電圧の上限値に制限をかける。つまり、V2電圧の上限値を低くすることで、コイルに加わるサージ電圧が低くなるよう制御する。これにより、V2電圧が上限値となった場合でも、第2モータジェネレータMG2のコイルのPDIVがサージ電圧を下回る状態を防ぐことが可能となる。
なお、ECU1が、推定された気圧によってVCU2の出力電圧制御を行う場合の上記の閾値TH1は、第2モータジェネレータMG2のコイル自体のPDIV(基準気圧にて測定された値)から、閾値TH1の気圧と基準気圧の差によって低下する気圧低下分の電圧を減算して得られた値が、上記の最大サージ電圧と同じになるような値が予め決められる。
つまり、気圧が閾値TH1を下回ると、V2電圧が上記の最大値となった場合には、第2モータジェネレータMG2のコイルのPDIVが最大サージ電圧を下回ることになるため、部分放電が生じ得る。
そのため、ECU1は、気圧が閾値TH1を下回る場合には、V2電圧の上限値に制限をかける。つまり、V2電圧の上限値を低くすることで、サージ電圧が低くなるよう制御する。これにより、V2電圧が上限値となった場合でも、第2モータジェネレータMG2のコイルのPDIVがサージ電圧を下回る状態を防ぐことが可能となる。
図6は、図1に示す車両のECU1の動作を説明するためのフローチャートである。
ECU1は、走行モードがハイブリッドドライブモードであるか否かを判定する(ステップS0)。ECU1は、走行モードがハイブリッドドライブモードであった場合(ステップS0:YES)には、ステップS1以降の処理を開始する。ECU1は、走行モードがハイブリッドドライブモード以外の走行モードであった場合(ステップS0:NO)には、ステップS0に処理を戻し、走行モードの判定を繰り返す。
ステップS1において、ECU1の出力導出部11は、第1モータジェネレータMG1の発電量の情報を取得し、この発電量に基づいてエンジンENGの現在の出力である第一出力E1を導出する(ステップS1)。
次に、ECU1のデータ取得部12は、ROMに記憶されているエンジン基準出力データから、現在のエンジンENGの駆動条件(第一の駆動条件という)に対応するエンジンENGの出力である第二出力E2を検索して取得する(ステップS2)。
次に、ECU1の推定部13は、ステップS1にて導出された第一出力E1と、ステップS2にて取得された第二出力E2との比(=E1/E2)を算出する。この比は、図3に例示したエンジン出力変化データにおける縦軸の値に相当する。
そして、ECU1の推定部13は、ROMに記憶されているエンジン出力変化データのうちの第一の駆動条件に対応するものを選択し、選択したエンジン出力変化データにおいて上記の比に対応する標高又は気圧のデータを読み出し、読み出した標高又は気圧を、車両が存在する場所の標高又は気圧の推定結果として出力する(ステップS3)。
次に、ECU1は、ステップS3にて推定された標高又は気圧に基づいてVCU2の出力電圧の制御を行う(ステップS4)。
具体的には、ECU1は、推定された標高が閾値TH2を超えていた場合には、その標高が高いほど、VCU2の出力電圧の上限値を低くする制御を行う。または、ECU1は、推定された気圧が閾値TH1を下回っていた場合には、その気圧が低いほど、VCU2の出力電圧の上限値を低くする制御を行う。ECU1は、ステップS4の後は、ステップS0に処理を戻す。
以上のように、本実施形態の車両によれば、気圧センサ又は高度センサを用いることなく、車両の存在する場所の気圧又は標高を推定することができる。このため、この推定結果を用いた車両制御を行うことの可能な車両を低コストにて実現することができる。
また、本実施形態の車両は、推定した気圧又は標高に基づいてVCU2の出力電圧の上限値を制御する。このため、例えばEVドライブモードに移行した際の第2モータジェネレータMG2のコイルにかかるサージ電圧を低くすることができ、部分放電の発生を防ぐことができる。
このように、推定した気圧又は標高からコイルのPDIVの低下を把握してV2電圧の上限値を下げる制御を行うことで、コイルの絶縁被膜の厚みが増大するのを防ぐことができ、車両の製造コストの低減と車両の軽量化が可能になる。
また、本実施形態の車両によれば、エンジンENGの動力が全て第1モータジェネレータMG1の発電に利用されるハイブリッドドライブモードにおいて、気圧又は標高の推定が行われる。このため、車両を走行させながら気圧又は標高の推定を実施することができ、気圧又は標高を用いた車両制御を高精度に実施することが可能になる。
なお、ECU1の推定部13が推定する情報としては気圧とするのが好ましい。ROMに記憶されているエンジン基準出力データ及びエンジン出力変化データの作成時における天候(基準天候という)と、実際に標高を推定するときの天候(現在の天候)とに違いがあると、この2つの天候の違いによって生じる気圧差の影響により、推定される標高に僅かながらずれが生じる可能性がある。気圧を推定するのであれば、天候の違いの影響はないため、部分放電をより確実に防ぐことができる。
なお、ECU1は、標高を推定する場合には、基準天候における大気圧と現在の天候における大気圧との差を求め、この差によってエンジン出力変化データを校正し、校正後のデータを使って標高を推定するようにしてもよい。このような校正を行うことで、標高を正確に推定することが可能となる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、ECU1のROMに記憶されるエンジン出力変化データは、車両の存在する場所の標高(気圧)が基準標高(基準気圧)であるときに実測したエンジンENGの出力を基準値とし、基準標高(基準気圧)以外の各標高(気圧)において実測したエンジンENGの出力とこの基準値との差を、この各標高(各気圧)と対応付けたデータとしてもよい。
この場合、ECU1の推定部13は、図6のステップS3において、第二出力E2から第一出力E1を減算し、その減算によって得た出力差に対応する標高(気圧)の情報を、エンジン出力変化データから検索し、検索した標高(気圧)を推定結果として出力すればよい。
また、図1の車両において、クラッチCLが削除された構成であってもよい。この構成の車両は、EVドライブモードとハイブリッドドライブモードの2つの走行モードにて走行可能である。この構成でも、センサを用いることなく、ハイブリッドドライブモードにおいて気圧又は標高の推定が可能である。
また、図1の車両において、第2インバータINV2、第2モータジェネレータMG2、及びギアGBが削除され、第1モータジェネレータMG1とエンジンENGとの間に第一クラッチが追加され、第1モータジェネレータMG1とディファレンシャルギヤ8の間がクラッチCLにて接続された構成であってもよい。
この構成では、第一クラッチとクラッチCLを接続状態にすることで、エンジンENGの動力が駆動輪DW,DWに伝達される。また、クラッチCLを接続状態とし、第一クラッチを切断状態とすることで、バッテリBATからの電力によって駆動される第1モータジェネレータMG1によって駆動輪DW,DWが駆動される。
この構成の車両では、ECU1は、車両の停止中に、クラッチCLを切断状態とし、第一クラッチを接続状態とすることで、エンジンENGの動力によって第1モータジェネレータMG1を発電機として動作させる。そして、このときに、ECU1は、図6のステップS1〜ステップS4の処理を行うことで、気圧又は標高の推定が可能である。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1)
内燃機関(例えば上述した実施形態におけるエンジンENG)と、前記内燃機関の動力によって発電する第1モータジェネレータ(例えば上述した実施形態における第1モータジェネレータMG1)と、を有するハイブリッド車両の制御装置(例えば上述した実施形態におけるECU1)であって、
第一の駆動条件にて駆動された前記内燃機関の動力によって発電している前記第1モータジェネレータの発電量に基づいて前記内燃機関の現在の出力である第一出力を導出する出力導出部(例えば上述した実施形態における出力導出部11)と、
前記ハイブリッド車両が基準気圧又は基準標高の環境下にある状態における駆動条件毎の前記内燃機関の出力のデータを記憶する第一記憶部(例えば上述した実施形態におけるECU1のROM)と、
前記第一記憶部から前記第一の駆動条件に対応する前記内燃機関の出力である第二出力を取得するデータ取得部(例えば上述した実施形態におけるデータ取得部12)と、
前記第一出力と前記第二出力に基づいて前記ハイブリッド車両の存在する場所の気圧又は標高を推定する推定部(例えば上述した実施形態における推定部13)と、を備えるハイブリッド車両の制御装置。
(1)によれば、気圧又は標高を測定するためのセンサを用いることなく、気圧又は標高を推定することができるため、この推定結果を用いた車両制御を行うことの可能な車両を低コストにて実現することができる。
(2)
(1)記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
前記ハイブリッド車両が前記基準気圧又は前記基準標高の環境下にある状態における前記内燃機関の出力のデータと、前記基準気圧又は前記基準標高以外の気圧又は標高の環境下に前記ハイブリッド車両がある状態における前記内燃機関の出力データとの比又は差のデータと、当該気圧又は当該標高とを対応付けて記憶する第二記憶部(例えば上述した実施形態におけるECU1のROM)を備え、
前記推定部は、前記第一出力と前記第二出力の比又は差を算出し、前記第二記憶部から当該比又は当該差に対応する前記気圧又は前記標高を読み出して推定結果として出力するハイブリッド車両の制御装置。
(2)によれば、第一出力と第二出力の比又は差の演算といった簡易な演算によって気圧又は標高を推定することができる。
(3)
(1)又は(2)記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
前記ハイブリッド車両は、バッテリ(例えば上述した実施形態におけるバッテリBAT)と、前記バッテリの出力電圧を昇圧する昇圧回路(例えば上述した実施形態におけるVCU2)と、前記昇圧回路から出力される直流電圧を交流電圧に変換する電力変換装置(例えば上述した実施形態における第2インバータINV2)と、を有し、
前記推定部によって推定された前記気圧又は前記標高に基づいて、前記昇圧回路の出力電圧の上限値を制御するハイブリッド車両の制御装置。
(3)によれば、例えば、気圧が低い又は標高が高い環境下にある場合には、昇圧回路の出力電圧の上限値を下げることで、この出力電圧から変換された交流電圧によって駆動される電動機のコイルにかかるサージ電圧を下げることができ、このコイルにて部分放電が発生するのを防ぐことができる。
(4)
(1)から(3)のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
前記ハイブリッド車両は、駆動輪(例えば上述した実施形態における駆動輪DW,DW)に接続され、バッテリ及び前記第1モータジェネレータの少なくとも一方からの電力供給によって駆動される第2モータジェネレータ(例えば上述した実施形態における第2モータジェネレータMG2)と、前記内燃機関から前記駆動輪までの動力の伝達経路を切断又は締結するクラッチ(例えば上述した実施形態におけるクラッチCL)と、を備え、
前記出力導出部、前記データ取得部、及び前記推定部は、前記伝達経路が切断された状態にて前記第1モータジェネレータによって発電された電力により前記第2モータジェネレータが駆動される走行モードのときに動作するハイブリッド車両の制御装置。
(4)によれば、内燃機関の動力が全て第1モータジェネレータの発電に利用されている走行モードにおいて気圧又は標高の推定が行われる。このため、車両を走行させながら気圧又は標高の推定を実施することができ、気圧又は標高を用いた車両制御を高精度に実施することが可能になる。
1 ECU
11 出力導出部
12 データ取得部
13 推定部
ENG エンジン
MG1 第1モータジェネレータ

Claims (4)

  1. 内燃機関と、前記内燃機関の動力によって発電する第1モータジェネレータと、を有するハイブリッド車両の制御装置であって、
    第一の駆動条件にて駆動された前記内燃機関の動力によって発電している前記第1モータジェネレータの発電量に基づいて前記内燃機関の現在の出力である第一出力を導出する出力導出部と、
    前記ハイブリッド車両が基準気圧又は基準標高の環境下にある状態における駆動条件毎の前記内燃機関の出力のデータを記憶する第一記憶部と、
    前記第一記憶部から前記第一の駆動条件に対応する前記内燃機関の出力である第二出力を取得するデータ取得部と、
    前記第一出力と前記第二出力に基づいて前記ハイブリッド車両の存在する場所の気圧又は標高を推定する推定部と、を備えるハイブリッド車両の制御装置。
  2. 請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記ハイブリッド車両が前記基準気圧又は前記基準標高の環境下にある状態における前記内燃機関の出力のデータと、前記基準気圧又は前記基準標高以外の気圧又は標高の環境下に前記ハイブリッド車両がある状態における前記内燃機関の出力データとの比又は差のデータと、当該気圧又は当該標高とを対応付けて記憶する第二記憶部を備え、
    前記推定部は、前記第一出力と前記第二出力の比又は差を算出し、前記第二記憶部から当該比又は当該差に対応する前記気圧又は前記標高を読み出して推定結果として出力するハイブリッド車両の制御装置。
  3. 請求項1又は2記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記ハイブリッド車両は、バッテリと、前記バッテリの出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路から出力される直流電圧を交流電圧に変換する電力変換装置と、を有し、
    前記推定部によって推定された前記気圧又は前記標高に基づいて、前記昇圧回路の出力電圧の上限値を制御するハイブリッド車両の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記ハイブリッド車両は、駆動輪に接続され、バッテリ及び前記第1モータジェネレータの少なくとも一方からの電力供給によって駆動される第2モータジェネレータと、前記内燃機関から前記駆動輪までの動力の伝達経路を切断又は締結するクラッチと、を備え、
    前記出力導出部、前記データ取得部、及び前記推定部は、前記伝達経路が切断された状態にて前記第1モータジェネレータによって発電された電力により前記第2モータジェネレータが駆動される走行モードのときに動作するハイブリッド車両の制御装置。
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