JP2020010158A - 周辺画像の提供方法、及び通信端末用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】周辺状況を撮影する際に、周囲の人達に不快感や不安感を与えることを抑制することができる周辺画像の提供方法、及び通信端末用プログラムを提供する。【解決手段】撮影モード設定部111が、インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影モードを周辺撮影モードに設定する撮影モード設定ステップと、頭上位置検知部112が操作者Pcの頭上に位置していることを検知する頭上位置検知ステップと、撮影制限部114が、周辺撮影モードにおいて、通信端末100が操作者Pcの頭上に位置していることが検知されているときは撮影を許可し、通信端末100が操作者Pcの頭上に位置していることが検知されていないときには撮影を禁止する撮影制限ステップと、撮影画像送信部115が、撮影画像を情報収集サーバ10に送信する撮影画像送信ステップとを含む。【選択図】図2
Description
本発明は、周辺画像の提供方法、及び通信端末用プログラムに関する。
従来、カメラ付き携帯電話による盗撮を防止するための方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、カメラ付き携帯電話の撮像ボタンが操作されたときに、「撮影を行います。準備はよろしいでしょうか。」といった音声メッセージ、ブザーによる警告音、発光等の出力を行い、これらの出力時点から所定時間が経過したときに、撮影を実行する方法が記載されている。
カメラ付きの通信端末による撮影形態として、街中の混雑度合い、災害時の被災状況、道路の交通状況等の現地の情報を収集するため、現地に所在する協力者に周辺状況の撮影と撮影画像の送信を依頼することが考えられる。この場合、依頼を受けた協力者は、通信端末に付属されたカメラにより周辺を撮影するが、その際に、周囲に人達の中には、カメラが自分に向けられていると感じて、不快感や不安感を抱く人もいる。
そして、上記特許文献1に記載された方法により、撮影開始時に報知を行ったとしても、カメラが自分に向けられていると感じる状況は変わらないため、周囲の人達が抱く不快感や不安感を解消することはできない。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、周辺状況を撮影する際に、周囲の人達に不快感や不安感を与えることを抑制することができる周辺画像の提供方法、及び通信端末用プログラムを提供することを目的とする。
そして、上記特許文献1に記載された方法により、撮影開始時に報知を行ったとしても、カメラが自分に向けられていると感じる状況は変わらないため、周囲の人達が抱く不快感や不安感を解消することはできない。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、周辺状況を撮影する際に、周囲の人達に不快感や不安感を与えることを抑制することができる周辺画像の提供方法、及び通信端末用プログラムを提供することを目的とする。
本発明の周辺画像の提供方法の第1の態様は、カメラと該カメラのファインダーとを有する通信端末により実行される周辺画像の提供方法であって、前記カメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定ステップと、前記通信端末が前記通信端末の操作者の頭上に位置していることを検知する頭上位置検知ステップと、前記周辺撮影モードにおいて、前記頭上位置検知ステップにより前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されているときは、前記カメラによる撮影を許可し、前記頭上位置検知ステップにより前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されていないときには、前記カメラによる撮影を禁止する撮影制限ステップと、前記周辺撮影モードにおいて前記カメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信ステップとを含んでいることを特徴とする。
また、前記通信端末は加速度センサを有し、前記頭上位置検知ステップにおいて、前記カメラにより前記操作者の顔が撮影されている状態で、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識する構成としてもよい。
また、前記通信端末は操作部と加速度センサとを有し、前記頭上位置検知ステップにおいて、前記操作部が操作された後に、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識する構成としてもよい。
次に、本発明の周辺画像の提供方法の第2の態様は、背面にアウトカメラを有し、表面にインカメラと前記アウトカメラ及び前記インカメラのファインダーとを有する通信端末により、実行される周辺画像の提供方法であって、前記インカメラ及び前記アウトカメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定ステップと、前記通信端末の表面が前記通信端末の操作者と対向しているか否かを認識する表面対向認識ステップと、前記周辺撮影モードにおいて、前記表面対向認識ステップにより前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識されているときは、前記インカメラによる撮影を許可し、前記表面対向認識ステップにより前記通信端末の表面が前記操作者と対向していると認識されているときには、前記アウトカメラによる撮影を禁止する撮影制限ステップと、前記周辺撮影モードにおいて前記インカメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信ステップとを含んでいることを特徴とする。
また、前記通信端末はジャイロセンサを有し、前記表面対向認識ステップにおいて、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識する構成としてもよい。
また、前記通信端末は表面に操作部を有すると共に、ジャイロセンサを有し、前記表面対向認識ステップにおいて、前記操作部が操作された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識する構成としてもよい。
また、前記表面対向認識ステップにおいて、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影されているときは、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していると認識する構成としてもよい。
また、前記周辺撮影モードにおいて撮影された画像に対して、加工を禁止する第1撮影画像制限と、前記撮影画像送信ステップにより前記通信装置に送信した後に、前記通信端末の記憶部から削除する第2撮影画像制限とのうちの少なくともいずれか一方を行う撮影画像制限ステップを含んでいる構成としてもよい。
次に、本発明の通信端末用プログラムの第1の態様は、カメラと該カメラのファインダーとを有する通信端末のプロセッサを、前記カメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定部と、前記通信端末が前記通信端末の操作者の頭上に位置していることを検知する頭上位置検知部と、前記周辺撮影モードにおいて、前記頭上位置検知部により前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されているときは、前記カメラによる撮影を許可し、前記頭上位置検知部により前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されていないときには、前記カメラによる撮影を禁止する撮影制限部と、前記周辺撮影モードにおいて前記カメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信部として機能させることを特徴とする。
また、前記通信端末は加速度センサを有し、前記頭上位置検知部は、前記カメラにより前記操作者の顔が撮影されている状態で、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識する構成としてもよい。
また、前記通信端末は操作部と加速度センサとを有し、前記頭上位置検知部は、前記操作部が操作された後に、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識する構成としてもよい。
次に、本発明の通信端末用プログラムの第2の態様は、背面にアウトカメラを有し、表面にインカメラと前記アウトカメラ及び前記インカメラのファインダーとを有する通信端末のプロセッサを、前記インカメラ及び前記アウトカメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定部と、前記通信端末の表面が前記通信端末の操作者と対向しているか否かを認識する表面対向認識部と、前記周辺撮影モードにおいて、前記表面対向認識部により前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないことが認識されているときは、前記インカメラによる撮影を許可し、前記表面対向認識部により前記通信端末の表面が前記操作者と対向していることが認識されているときには、前記アウトカメラによる撮影を禁止する撮影制限部と、前記周辺撮影モードにおいて前記インカメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信部として機能させることを特徴とする。
また、前記通信端末はジャイロセンサを有し、前記表面対向認識部は、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識する構成としてもよい。
また、前記通信端末は表面に操作部を有すると共に、ジャイロセンサを有し、前記表面対向認識部は、前記操作部が操作された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識する構成としてもよい。
また、前記表面対向認識部は、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影されているときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していると認識する構成としてもよい。
また、前記プロセッサを、前記周辺撮影モードにおいて撮影された画像に対して、加工を禁止する第1撮影画像制限と、前記撮影画像送信部により前記通信装置に送信した後に、前記通信端末の記憶部から削除する第2撮影画像制限とのうちの少なくともいずれか一方を行う撮影画像制限部として機能させる構成としてもよい。
本発明の周辺画像の提供方法及び通信端末用プログラムによれば、通信端末が操作者の頭上に位置していることが認識されている場合に限定して、カメラによる撮影が許可される。或いは、ファインダーとインカメラを有する通信端末の表面が操作者と対向していないことが認識されている場合に限定して、インカメラによる撮影が許可され、通信端末の表面が操作者と対向していないことが認識されていない場合には、通信端末の背面に設けられたアウトカメラによる撮影が禁止される。
これにより、通信端末による周辺の撮影が、操作者がファインダーを見ることができない状態に限定して行われるため、周囲の人達が、自分を対象として撮影されていると感じ難くなる。そのため、通信端末により周辺状況を撮影する際に、周囲の人達に不快感や不安感を与えることを抑制することができる。
これにより、通信端末による周辺の撮影が、操作者がファインダーを見ることができない状態に限定して行われるため、周囲の人達が、自分を対象として撮影されていると感じ難くなる。そのため、通信端末により周辺状況を撮影する際に、周囲の人達に不快感や不安感を与えることを抑制することができる。
[1.情報収集システムによる地域状況の情報収集]
図1は、本実施形態の情報収集システム1により、地域Arの状況を示す画像を収集する形態を示している。情報収集システム1は、情報収集サーバ10と、地域Ar内に所在して、通信ネットワーク300及び基地局310を介して情報収集サーバ10との間で相互に通信を行うカメラ付きの通信端末100、監視ロボット210、監視カメラ220、及びドライブレコーダ201により構成されている。情報収集サーバ10は、本発明の情報提供先の通信装置に相当する。
図1は、本実施形態の情報収集システム1により、地域Arの状況を示す画像を収集する形態を示している。情報収集システム1は、情報収集サーバ10と、地域Ar内に所在して、通信ネットワーク300及び基地局310を介して情報収集サーバ10との間で相互に通信を行うカメラ付きの通信端末100、監視ロボット210、監視カメラ220、及びドライブレコーダ201により構成されている。情報収集サーバ10は、本発明の情報提供先の通信装置に相当する。
通信端末100は、情報収集の協力者Pc(本発明の通信端末の操作者に相当する)が所持しているスマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の携帯型の通信端末である。監視カメラ220は通信部221を有し、公共施設等に設置されて周囲を撮影する。監視ロボット210は自走型のロボットであり、カメラ211、スピーカ212、表示器213、通信部214、及びGPS(Global Positioning System)センサ215を有している。監視ロボット210は、公共施設内を周回して周辺を撮影する。
ドライブレコーダ201は通信機能を有し、車両200に登載されて車両200の周辺を撮影する。なお、車両200にドライブレコーダ201の他にも周辺を撮影するカメラ204(車両200の前方、後方、側方等を撮影する)が備えられている場合には、カメラによる撮影画像をECU(Electronic Control Unit)203及び通信部202を介して、情報収集サーバ10に送信してもよい。
情報収集サーバ10は、図示しないCPU(Central Processing Unit、本発明のプロセッサに相当する)、メモリ、各種インターフェース回路等により構成されたコンピュータシステムである。情報収集サーバ10は、メモリに保存された情報収集サーバ10の制御用プログラムをCPUにより実行することにより、地域Ar内に所在する通信端末100に、周辺の撮影と撮影画像の送信を依頼する機能等を果たす。
情報収集サーバ10は、通信ネットワーク300を介して、災害情報サーバ400、SNS(Social Networking Service)サーバ500、及び公共機関サーバ600と通信可能に接続されている。災害情報サーバ400は、地震、水害、ゲリラ豪雨、竜巻、火山噴火等の災害の状況を示す災害情報Disiを、情報収集サーバ10に送信する。SNSサーバ500は、SNSのメンバー間でやり取りされるメンバー間情報(観光スポットの混雑状況、被災地の被害状況等に関する情報)SNSiを、情報収集サーバ10に送信する。公共機関サーバ600には、警察・消防機関、インフラ管理部門、地方自治体、運輸機関等が運用するサーバが含まれる。
情報収集サーバ10は、災害情報サーバ400から受信した災害情報Disi、及びSNSサーバ500から受信したメンバー間情報SNSiに基づいて、災害が発生した地域を認識する。図1では、地域Arが、災害が発生した地域である場合を示している。
情報収集サーバ10のメモリには、協力者DB(データベース)20、確認対象地域DB21、及び監視カメラDB22のデータが保存されている。協力者DB20には、情報収集サーバ10に登録された協力者Pcの情報が記録されている。情報収集サーバ10への協力者Pcの登録は、協力者Pcによる協力申請手続きによって行われる。また、監視カメラDB22には、監視カメラ220の情報(設置位置、カメラ性能等)、及び監視ロボット210の情報(周回ルート、カメラ性能等)が記録されている。
図4に示したように、協力者DB20には、各協力者Pcに対して個別に発行された協力者ID20a、協力者Pcプロフィール20b、協力者Pcが所持する通信端末100の所在地点20c、通信端末100に備えられたカメラの性能20d、これまでの協力者Pcの協力実績20e、協力に対して付与されたポイント20f等の情報が記録されている。
協力者プロフィール20bには、協力者Pcの性別、年齢、体形、顔写真等が含まれている。所在地点20cは、通信端末100の現在の所在位置(緯度、経度、住所、建物内の位置等)を示している。所在地点20cは、通信端末100からGPSセンサによる検出位置の情報が送信される場合は、GPSセンサによる検出位置となる。また、基地局310から送信されるカバー領域内の通信端末100の識別情報を用いる場合には、基地局310の所在位置となる。所在地点20cは、通信端末100から送信される検出位置の情報、及び基地局310から送信されるカバー領域内の通信端末100の識別情報によって随時更新される。
カメラ性能20dには、通信端末100に備えられたカメラの性能(解像度、焦点距離、レンズの明るさ等)が含まれている。協力実績20eには、これまでに行われた通信端末100からの周辺画像情報Ariの送信実績(協力回数、送信画像数、画像品質等)が含まれている。協力実績は協力者Pcの要望により随時公開され、これにより協力者Pcが情報収集に貢献したという達成感や満足感を抱いて、協力者Pcにさらなる協力へのインセンティブが生じることが期待される。
付与ポイント20fは、これまでの協力実績に応じて付与されたポイント数である。協力者Pcは、付与ポイントを使用して種々のサービスを受けることができ、これによっても、協力者Pcにさらなる協力へのインセンティブが生じることが期待される。
情報収集サーバ10は、災害が発生した地域Arを認識すると、協力者DB20の所在地点20cを参照して、地域Ar内に所在する通信端末100に、周辺の撮影と撮影画像の送信を依頼する周辺撮影依頼情報Ari_Rを送信する。周辺撮影情報情報Ari_Rを受信した通信端末100を所持する協力者Pcは、後述する撮影態様により、通信端末100のカメラによって周辺を撮影し、撮影画像を含む周辺画像情報Ariを情報収集サーバ10に送信する。
情報収集サーバ10は、通信端末100から送信された周辺画像情報Ariを順次受信して確認対象地域DB21に記録し、確認対象地域DB21に記録された画像等の情報を統合して、救援活動に活用可能な救援支援情報Arsiを生成する。そして、情報収集サーバ10は、救援支援情報Arsiを公共機関サーバ600に送信する。公共機関サーバ600は、救援支援情報Arsiを、救援活動や復旧活動の推進に活用する。
[2.通信端末の構成]
次に、図2〜図3を参照して、通信端末100の構成について説明する。図2を参照して、通信端末100はCPU110を有し、CPU110は、データバス105を介して、メモリ120、タッチパネル130、マイク140、スピーカ141、GPSセンサ142、加速度センサ143、ジャイロセンサ148、画像処理部144、及び通信部147と接続されている。
次に、図2〜図3を参照して、通信端末100の構成について説明する。図2を参照して、通信端末100はCPU110を有し、CPU110は、データバス105を介して、メモリ120、タッチパネル130、マイク140、スピーカ141、GPSセンサ142、加速度センサ143、ジャイロセンサ148、画像処理部144、及び通信部147と接続されている。
タッチパネル130は、液晶パネル等のフラットタイプの表示器131と、表示器131の表面に配置されたタッチセンサ132(本発明の操作部に相当する)とにより構成されている。画像処理部144は、インカメラ145及びアウトカメラ146から出力される映像信号を取り込んで、撮影画像をメモリ120に保存する。
図2の引出図Refに示したように、通信端末100の表面100Sに、タッチパネル130、マイク140、スピーカ141、及びインカメラ145が配置されている。また、通信端末100の背面100Bには、アウトカメラ146が配置されている。インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影時に、タッチパネル130はファインダーとして機能し、協力者Pcはタッチパネル130に表示される撮影画像を確認して撮影対象を決定する。
図3を参照して、加速度センサ143は、通信端末100の直交するx軸(横方向)、y軸(縦方向)、及びz軸(厚さ方向)の加速度を検出する。また、ジャイロセンサ148は、x軸回りのgx、y軸回りのgy、及びz軸回りのgzの角速度を検出する。
CPU110は、メモリ120に保存された情報提供アプリ(アプリケーションプログラム、本発明の通信端末用プログラムに相当する)121を実行することにより、撮影モード設定部111、頭上位置検知部112、表面対向認識部113、撮影制限部114、撮影画像送信部115、及び撮影画像制限部116として機能する。メモリ120には、情報提供アプリ121の他に、地図データ122、画像データ123、及び音データ124が保存されている。
ここで、撮影モード設定部111による処理は、本発明の周辺画像の提供方法における撮影モード設定ステップに相当し、頭上位置検知部112による処理は、本発明の周辺画像の提供方法における頭上位置検知ステップに相当する。また、表面対向認識部113による処理は、本発明の周辺画像の提供方法における表面対向認識ステップに相当し、撮影制限部114による処理は、本発明の周辺画像の提供方法における撮影制限ステップに相当する。さらに、撮影画像送信部115による処理は、本発明の周辺画像の提供方法における撮影画像送信ステップに相当し、撮影画像制限部116による処理は、本発明の周辺画像の提供方法における撮影画像制限ステップに相当する。
撮影モード設定部111は、インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影モードを切り替える。撮影モード設定部111は、情報収集サーバ10から周辺撮影依頼情報Ari_Rを受信し、協力者Pcが周辺撮影の依頼を受諾したときに、撮影モードを周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する。
頭上位置検知部112は、通信端末100が協力者Pcの頭上に位置していることを、インカメラ145による撮影画像と加速度センサ143による通信端末100の加速度の検出状況に基づいて検知する。すなわち、頭上位置検知部112は、インカメラ145により協力者Pcの顔が撮影されている状態から、加速度センサ143により検出された加速度の積分値より、通信端末100が上方向(鉛直上方向、図3のz軸正方向)に所定量変位したことが検出されたときに、通信端末100が協力者Pcの頭上に位置している状態になったと認識する。
表面対向認識部113は、インカメラ145による撮影画像と、ジャイロセンサ148による通信端末100の角速度の検出状況に応じて、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していない状態(協力者Pcがタッチパネル130を見ることができない状態)であることを認識する。すなわち、表面対向認識部113は、インカメラ145により協力者Pcの顔が撮影されている状態から、ジャイロセンサ148により検出されたgy方向(y軸回り)又はgx方向(x軸回り)の角速度の積分値より、通信端末100が反転したと判断されたときに、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していないと認識する。
ここで、表面対向認識部113は、ジャイロセンサ148により検出されたgy方向又はgx方向の角速度の積分値により、通信端末100が所定角度(例えば、±180度±30度の範囲内の角度)回転したと判断されたときに、通信端末100が反転したと認識する。
撮影制限部114は、撮影モード設定部111により周辺撮影モードに設定されたときに、インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影を以下のように制限する。
第1撮影制限…頭上位置検知部112により、通信端末100が協力者Pcの頭上に位置していることが検知されている場合に、インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影を許可する。
第2撮影制限…表面対向認識部113により、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していないことが認識されている場合に、インカメラ145による撮影を許可する。表面対向認識部113により、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していないことが認識されていない場合には、アウトカメラ146による撮影を禁止する。
第1撮影制限…頭上位置検知部112により、通信端末100が協力者Pcの頭上に位置していることが検知されている場合に、インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影を許可する。
第2撮影制限…表面対向認識部113により、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していないことが認識されている場合に、インカメラ145による撮影を許可する。表面対向認識部113により、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していないことが認識されていない場合には、アウトカメラ146による撮影を禁止する。
上記第1撮影制限により、協力者Pcが不特定の周辺状況を撮影していることを、周囲の人達に認識させることができる。また、上記第2撮影制限により、協力者Pcが、インカメラ145及びタッチパネル130を外側に向け、ファインダーとして機能するタッチパネル130を使用せずに不特定の周囲を撮影していることを、周囲の人達に認識させることができる。そのため、周囲の人達が、自分にカメラが向けられていると思って、不快感や不安感を抱くことを抑制することができる。
撮影画像送信部115は、周辺撮影モードにおいてインカメラ145又はアウトカメラ146により撮影された周辺の画像を含む周辺画像情報Ariを、情報収集サーバ10に送信する。周辺画像情報Ariには、撮影画像の他に、撮影地点、撮影時刻等の情報が含まれる。
撮影画像制限部116は、周辺撮影モードにおいて、撮影画像についての以下の制限を行う。
第1撮影画像制限…撮影画像を加工せずに情報収集サーバ10に送信する。
第2撮影画像制限…撮影画像を情報収集サーバ10に送信した後、撮影画像をメモリ120(記憶部)から削除して通信端末100に残さない。
第1撮影画像制限…撮影画像を加工せずに情報収集サーバ10に送信する。
第2撮影画像制限…撮影画像を情報収集サーバ10に送信した後、撮影画像をメモリ120(記憶部)から削除して通信端末100に残さない。
第1撮影画像制限を課すことにより、誤った周辺状況の情報が、通信端末100から情報収集サーバ10に送信されることを防止することができる。また、第2撮影画像制限を課すことにより、通信端末100により撮影された周辺状況の画像が、災害状況の情報収集という用途以外に使用されることを防止することができる。
[3.確認対象地域の画像の収集処理]
次に、図5及び図6に示したフローチャートに従って、周辺撮影モードにおける通信端末100の処理について説明する。
次に、図5及び図6に示したフローチャートに従って、周辺撮影モードにおける通信端末100の処理について説明する。
撮影モード設定部111は、図5のステップS1で、情報収集サーバ10から周辺撮影依頼情報Ari_Rを受信したときに、ステップS2に処理を進める。ステップS2で、撮影モード設定部111は、情報収集サーバ10から周辺の撮影依頼があったことを示すと共に、協力者Pcに依頼の受諾又は拒否の入力操作を促す報知画面をタッチパネル130に表示する。
続くステップS3で、撮影モード設定部111は、協力者Pcにより撮影依頼の許諾操作があったか否かを判断する。そして、撮影モード設定部111は、撮影依頼の許諾操作があったときはステップS4に処理を進めて、インカメラ145及びアウトカメラ146による撮影モードを周辺モードに設定する。一方、撮影依頼の許諾操作がなかったとき(拒否操作があったとき)には、撮影モード設定部111はステップS15に処理を進め、この場合は周辺の撮影は実行されない。
ステップS5で、撮影制限部114は、アウトカメラ146による撮影を禁止し、続くステップS6で、インカメラ145による協力者Pcの顔の撮影を指示する画面をタッチパネル130に表示する。続くステップS7で、撮影制限部114は、インカメラ145により協力者Pcの顔が撮影された位置を基準位置として設定する。
続くステップS8で、撮影制限部114は、上記第1撮影制限及び第2撮影制限に対応させて、通信端末100を頭上に掲げること、又は通信端末100の表面100Sと背面100Bを反転させることを指示する撮影準備画面を、タッチパネル130に表示する。続くステップS9〜S11のループにより、撮影制限部114は、ステップS9で頭上位置検知部112により、通信端末100が協力者Pcの頭上に位置していることが検知されたか否かを判断する。また、ステップS10で、撮影制限部114は、ステップS10で、表面対向認識部113により、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していない状態であることが検知されたか否かを判断する。さらに、ステップS11で、撮影制限部114は、協力者Pcにより周辺撮影の終了操作がなされたか否かを判断する。
そして、撮影制限部114は、ステップS9で、頭上位置検知部112により、通信端末100が協力者Pcの頭上に位置していることが検知されたときは、図6のステップS20に進める。ステップS20で、撮影制限部114は、周辺の撮影を開始することを、スピーカ141からの「周辺の撮影を開始します」等の音声出力により、協力者Pcに報知する。
続くステップS21で、撮影制限部114は、インカメラ145及びアウトカメラ146による周辺の撮影を開始する。次のステップS22で、撮影制限部114は、加速度センサ143により検出される通信端末100の加速度に基づいて、通信端末100が協力者Pcの頭上から下げられたか否かを判断する。そして、撮影制限部114は、通信端末100が協力者Pcの頭上から下げられたときにステップS23に処理を進めて、周辺の撮影を終了する。なお、ステップS22で、インカメラ145により協力者Pcの顔が撮影された場合にも、ステップS23に処理を進めて撮影を終了するようにしてもよい。
続くステップS24で、撮影画像送信部115は、撮影画像を含む周辺画像情報Ariを情報収集サーバ10に送信し、ステップS35に処理を進める。ここで、撮影画像制限部116は、上記第1撮影画像制限により、撮影画像に対する加工を禁止する。
また、撮影制限部114は、図5のステップS10で、表面対向認識部113により、通信端末100の表面100Sが協力者Pcと対向していないことが認識されたときは、図6のステップS30に処理を進める。ステップS30で、撮影制限部114は、周辺の撮影を開始することを、ステップS20と同様に報知する。
続くステップS31で、撮影制限部114は、インカメラ145による周辺の撮影を開始する。次のステップS32で、撮影制限部114は、ジャイロセンサ148により検出される通信端末100の角速度に基づいて通信端末100が反転したか否かを判断し、また、インカメラ145により協力者Pcの顔が撮影されたか否かを判断する。
そして、撮影制限部114は、通信端末100が反転したとき、又はインカメラ145により協力者Pcの顔が撮影されたときに、ステップS33に処理を進めて、周辺の撮影を終了する。続くステップS34で、撮影画像送信部115は、撮影画像を含む周辺画像情報Ariを情報収集サーバ10に送信し、ステップS35に処理を進める。なお、ステップS32で、インカメラ145により協力者Pcの顔が撮影された場合にも、ステップS33に処理を進めて撮影を終了するようにしてもよい。
ステップS35で、撮影画像制限部116は、上記第2撮影画像制限により、メモリ120に保存されていた撮影画像を消去して、図5のステップS12に処理を進める。ステップS12で、撮影モード設定部111は、周辺撮影モードを解除して図5のフローチャートによる処理を終了する。
[4.他の実施形態]
上記実施形態では、地域Arで災害が発生した場合に、災害による被害状況の情報を得るために協力者Pcに周辺の撮影を依頼したが、他の目的のために周辺の撮影を依頼してもよい。例えば、地域Arが観光地である場合には、地域Arの混雑度合を認識するために、周辺の撮影を依頼してもよい。
上記実施形態では、地域Arで災害が発生した場合に、災害による被害状況の情報を得るために協力者Pcに周辺の撮影を依頼したが、他の目的のために周辺の撮影を依頼してもよい。例えば、地域Arが観光地である場合には、地域Arの混雑度合を認識するために、周辺の撮影を依頼してもよい。
また、地域Arが繁華街等の場合には、地域Arの治安状態を認識する目的で、周辺の撮影を依頼してもよい。
上記実施形態では、撮影制限部114は、第1撮影制限と第2撮影制限とを行ったが、第1撮影制限と第2撮影制限のいずれか一方のみを行うようにしてもよい。
上記実施形態では、撮影画像制限部116を備えて、第1撮影画像制限と第2撮影制限とを行ったが、第1撮影画像制限と第2撮影画像制限とのうちのいずれか一方のみを行うようにしてもよい。或いは、撮影画像制限部116を省略した構成としてもよい。
なお、図2は、本願発明の理解を容易にするために、通信端末100の機能構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、通信端末100の構成を、他の区分によって構成してもよい。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアユニットにより実行されてもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行されてもよい。また、図5及び図6に示した各構成要素の処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
1…情報収集システム、10…情報収集サーバ、20…協力者DB、21…確認対象地域DB、22…監視カメラDB、100…通信端末、100S…通信端末の表面、100B…通信端末の背面、110…CPU、111…撮影モード設定部、112…頭上位置検知部、113…表面対向認識部、114…撮影制限部、115…撮影画像送信部、116…撮影画像制限部、120…メモリ、121…情報提供アプリ、130…タッチパネル、143…加速度センサ、145…インカメラ、146…アウトカメラ、148…ジャイロセンサ、300…通信ネットワーク、310…基地局、Pc…協力者。
Claims (16)
- カメラと該カメラのファインダーとを有する通信端末により実行される周辺画像の提供方法であって、
前記カメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定ステップと、
前記通信端末が前記通信端末の操作者の頭上に位置していることを検知する頭上位置検知ステップと、
前記周辺撮影モードにおいて、前記頭上位置検知ステップにより前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されているときは、前記カメラによる撮影を許可し、前記頭上位置検知ステップにより前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されていないときには、前記カメラによる撮影を禁止する撮影制限ステップと、
前記周辺撮影モードにおいて前記カメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信ステップと
を含んでいることを特徴とする周辺画像の提供方法。 - 前記通信端末は加速度センサを有し、
前記頭上位置検知ステップにおいて、前記カメラにより前記操作者の顔が撮影されている状態で、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識することを特徴とする請求項1に記載の周辺画像の提供方法。 - 前記通信端末は操作部と加速度センサとを有し、
前記頭上位置検知ステップにおいて、前記操作部が操作された後に、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識することを特徴とする請求項1に記載の周辺画像の提供方法。 - 背面にアウトカメラを有し、表面にインカメラと前記アウトカメラ及び前記インカメラのファインダーとを有する通信端末により、実行される周辺画像の提供方法であって、
前記インカメラ及び前記アウトカメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定ステップと、
前記通信端末の表面が前記通信端末の操作者と対向しているか否かを認識する表面対向認識ステップと、
前記周辺撮影モードにおいて、前記表面対向認識ステップにより前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識されているときは、前記インカメラによる撮影を許可し、前記表面対向認識ステップにより前記通信端末の表面が前記操作者と対向していると認識されているときには、前記アウトカメラによる撮影を禁止する撮影制限ステップと、
前記周辺撮影モードにおいて前記インカメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信ステップと
を含んでいることを特徴とする周辺画像の提供方法。 - 前記通信端末はジャイロセンサを有し、
前記表面対向認識ステップにおいて、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識することを特徴とする請求項4に記載の周辺画像の提供方法。 - 前記通信端末は表面に操作部を有すると共に、ジャイロセンサを有し、
前記表面対向認識ステップにおいて、前記操作部が操作された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識することを特徴とする請求項4に記載の周辺画像の提供方法。 - 前記表面対向認識ステップにおいて、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影されているときは、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していると認識することを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の周辺画像の提供方法。
- 前記周辺撮影モードにおいて撮影された画像に対して、加工を禁止する第1撮影画像制限と、前記撮影画像送信ステップにより前記通信装置に送信した後に、前記通信端末の記憶部から削除する第2撮影画像制限とのうちの少なくともいずれか一方を行う撮影画像制限ステップを含んでいることを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の周辺画像の提供方法。
- カメラと該カメラのファインダーとを有する通信端末のプロセッサを、
前記カメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定部と、
前記通信端末が前記通信端末の操作者の頭上に位置していることを検知する頭上位置検知部と、
前記周辺撮影モードにおいて、前記頭上位置検知部により前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されているときは、前記カメラによる撮影を許可し、前記頭上位置検知部により前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していることが検知されていないときには、前記カメラによる撮影を禁止する撮影制限部と、
前記周辺撮影モードにおいて前記カメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信部と
して機能させることを特徴とする通信端末用プログラム。 - 前記通信端末は加速度センサを有し、
前記頭上位置検知部は、前記カメラにより前記操作者の顔が撮影されている状態で、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識することを特徴とする請求項9に記載の通信端末用プログラム。 - 前記通信端末は操作部と加速度センサとを有し、
前記頭上位置検知部は、前記操作部が操作された後に、前記加速度センサにより鉛直上方向の加速度が検出されたときに、前記通信端末が前記操作者の頭上に位置していると認識することを特徴とすることを特徴とする請求項9に記載の通信端末用プログラム。 - 背面にアウトカメラを有し、表面にインカメラと前記アウトカメラ及び前記インカメラのファインダーとを有する通信端末のプロセッサを、
前記インカメラ及び前記アウトカメラによる撮影モードを、周辺の撮影に対応した周辺撮影モードに設定する撮影モード設定部と、
前記通信端末の表面が前記通信端末の操作者と対向しているか否かを認識する表面対向認識部と、
前記周辺撮影モードにおいて、前記表面対向認識部により前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないことが認識されているときは、前記インカメラによる撮影を許可し、前記表面対向認識部により前記通信端末の表面が前記操作者と対向していることが認識されているときには、前記アウトカメラによる撮影を禁止する撮影制限部と、
前記周辺撮影モードにおいて前記インカメラにより撮影された画像を、情報提供先の通信装置に送信する撮影画像送信部と
して機能させることを特徴とする通信端末用プログラム。 - 前記通信端末はジャイロセンサを有し、
前記表面対向認識部は、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識することを特徴とする請求項12に記載の通信端末用プログラム。 - 前記通信端末は表面に操作部を有すると共に、ジャイロセンサを有し、
前記表面対向認識部は、前記操作部が操作された状態から、前記ジャイロセンサにより前記通信端末が所定角度回転したことが検出されたときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していないと認識することを特徴とする請求項12に記載の通信端末用プログラム。 - 前記表面対向認識部は、前記インカメラにより前記操作者の顔が撮影されているときに、前記通信端末の表面が前記操作者と対向していると認識することを特徴とする請求項12から請求項14のうちいずれか1項に記載の通信端末用プログラム。
- 前記プロセッサを、前記周辺撮影モードにおいて撮影された画像に対して、加工を禁止する第1撮影画像制限と、前記撮影画像送信部により前記通信装置に送信した後に、前記通信端末の記憶部から削除する第2撮影画像制限とのうちの少なくともいずれか一方を行う撮影画像制限部として機能させることを特徴とする請求項9から請求項15のうちいずれか1項に記載の通信端末用プログラム。
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