JP2020004742A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】後方にも光を出射できる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1は被取付面に固定される取付体と、取付体に取り付けられ且つLEDユニットを搭載壁の前面に搭載する装置本体と、前記LEDユニットを覆うように前記装置本体に取り付けられる透光性のカバー体9とを備え、カバー体9は、前記搭載壁の外周縁から前方に延伸する筒状部203と、筒状部203の前端に設けられた板状部201とを有し、板状部201は筒状部203の外周縁よりも大きい環状の外側部分(209)を有し、外側部分(209)は内部を導光してきた光の一部を後方へ出射させる凹凸を前面に有する。【選択図】図10

Description

本発明は、被取付面に取り付けられて使用される照明装置に関するものである。
玄関周辺の外壁(被取付面である。)に取り付けられ、玄関周辺を照らす照明装置がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の照明装置は、壁取付け用の取付板と、取付板に取り付けられる装置本体と、装置本体に取り付けられるカバー体とを備える。
照明装置の壁への取り付けは、まず、取付板を壁に固定した後に装置本体を取付板にねじ体を利用して固定し、固定された装置本体にカバーホルダを取り付け、最後にカバー体をねじ体によりカバーホルダに固定している。
特許5078093号公報
本発明が解決しようとする課題は、後方にも光を出射できる照明装置を提供することにある。
本発明に係る照明装置は、被取付面に固定される取付体と、前記取付体に取り付けられ且つLEDユニットを搭載壁の前面に搭載する装置本体と、前記LEDユニットを覆うように前記装置本体に取り付けられる透光性のカバー体とを備え、前記カバー体は、前記搭載壁の外周縁から前方に延伸する筒状部と、前記筒状部の前端に設けられた板状部とを有し、前記板状部は前記筒状部の外周縁よりも大きい環状の外側部分を有し、前記外側部分は内部を導光してきた光の一部を後方へ出射させる凹凸を前面に有する。
本発明によれば、後方にも光を出射できる。
実施形態に係る照明装置の斜視図である。 実施形態に係る照明装置の分解斜視図である。 実施形態に係る照明装置の縦断面図である。 実施形態に係る取付体の図であり、(a)は前方から見た図であり、(b)は側方から見た図である。 実施形態に係るカバー体付の装置本体を後方から見た図である。 実施形態に係る装置本体の分解斜視図である。 実施形態に係る本体ケースの図であり、(a)は前方から見た図であり、(b)は後方から見た図である。 実施形態に係るLEDユニットを前方から見た図である。 実施形態に係るカバー体を後方から見た斜視図である。 実施形態に係るカバー体の横断面図である。 実施形態に係る装置本体の取付体への取り付けを説明する図である。 実施形態に係る排水機構を説明する図である。 実施形態に係る照明装置の光出射路を示す図である。
本発明の一態様に係る照明装置は、被取付面に固定される取付体と、前記取付体に取り付けられ且つLEDユニットを搭載壁の前面に搭載する装置本体と、前記LEDユニットを覆うように前記装置本体に取り付けられる透光性のカバー体とを備え、前記カバー体は、前記搭載壁の外周縁から前方に延伸する筒状部と、前記筒状部の前端に設けられた板状部とを有し、前記板状部は前記筒状部の外周縁よりも大きい環状の外側部分を有し、前記外側部分は内部を導光してきた光の一部を後方へ出射させる凹凸を前面に有する。
別態様に係る照明装置において、前記外側部分の内側に位置する内側部分は、前記外側部分の前記凹凸よりも小さい凹凸を後面に有する。
別態様に係る照明装置において、前記内側部分は、前記内側部分の後面の凹凸よりも小さい凹凸を前面に有する。
別態様に係る照明装置において、前記筒状部は前後方向に延伸する凹凸を周方向に沿って内周の全面に有し、前記内周の全面の凹凸は前記板状部の外側部分の前面の凹凸と同じ形状である。
別態様に係る照明装置において、前記装置本体は前記搭載壁の外周縁から前方向に延伸する周壁を有し、前記カバー体は、前記搭載壁における前記周壁の内側に装着される装着部を有し、前記周壁の前端に当接する当接部分を前記筒状部の外面に有する。
実施形態に係る照明装置は、被取付面に固定される取付体と、前記取付体に取り付けられ且つLEDユニットを搭載する装置本体と、前記装置本体を前記取付体に固定する固定体とを備え、前記取付体は、取付側第1部と取付側第2部とを有し、前記取付側第1部は、前記被取付面に対して交差する方向に延伸する取付側第1面を有し、前記取付側第2部は、前記取付側第1面に対して上下方向の第1の方向に間隔をおいて設けられ且つ前記被取付面に対して傾斜する取付側傾斜面を有し、前記装置本体は、本体側第1部と本体側第2部とを有し、前記本体側第1部は、前記取付側第1部に対して前記第1の方向と反対側に配され且つ前記取付側第1面と平行に延伸する本体側第1面を有し、前記本体側第2部は、前記取付側第2部に対して前記第1の方向と反対側に配され且つ前記取付側傾斜面と平行に延伸する本体側傾斜面を有するとともに前記本体側第1部が前記第1の方向を前記取付側第1部に近づくに従い前記取付側傾斜面に沿って前記被取付面に近づくものとされ、前記固定体は、前記本体側第1部が前記第1の方向に向かって前記取付側第1部に近づいた状態で前記本体側第1部と前記取付側第1部とを固定する。
実施形態に係る照明装置において、前記第1の方向は下方向であり、前記取付側第1部は前記取付側第1面を上面に有し、前記本体側第1部は前記本体側第1面を下面に有し、前記取付側第2部は前記取付側傾斜面を上面に有し、前記本体側第2部は前記本体側傾斜面を下面に有している。これにより、固定体が装置本体の上部側に位置することとなり、固定体が見えに難くでき、意匠性を高めることができる。
実施形態に係る照明装置において、前記取付体は、上下方向に延伸する板状のベース部と、前記ベース部の上端から当該ベース部の鉛直方向に延伸する鉛直片と、前記ベース部の下部から鉛直片に向かって延伸する取付側傾斜部とを有し、前記装置本体は、前記被取付面に対して間隔をおいて平行に配され且つ前記LEDユニットが搭載される搭載壁と、前記搭載壁の周縁から前記被取付面側に延出する周壁と、前記搭載壁から前記被取付面側に向かって傾斜状に延伸する本体側傾斜部を有し、前記鉛直片が前記取付側第1部であり、前記取付側傾斜部が前記取付側第2部であり、前記本体側第1部は前記周壁における上壁であり、前記本体側第2部は前記本体側傾斜部である。これにより、取付体を簡単な構造とできる。
実施形態に係る照明装置において、前記取付体は緩衝材を介して前記被取付面に固定され、前記取付体の前記鉛直片はねじ孔を有し、前記装置本体は前記上壁に貫通孔を有し、前記固定体はねじ体であり、前記貫通孔を挿通し且つ前記ねじ孔に螺合する前記ねじ体の螺合方向の回転により、前記本体側傾斜部が前記取付側傾斜部に沿って前記被取付面に近づき、前記周壁の前記被取付面側の端面が前記緩衝材を押圧する。これにより、装置本体と取付体との間に雨水等が浸入するのを抑制できる。
<実施形態>
1.全体構成
照明装置1について図1〜図3を用いて説明する。
照明装置1は、装置の設置面である被取付面に固定される取付体3と、取付体3に取り付けられ且つLEDユニット5を搭載する装置本体7と、装置本体7を取付体3に固定する固定体4とを備える他、装置本体7に装着されてLEDユニット5を覆うカバー体9を備える。なお、装置本体7にカバー体9が装着された状態で装置本体7を取付体3に取り付けることができる。
照明装置1は屋外で使用される。このため、取付体3は緩衝材2を介して被取付面に固定される。ここでの被取付面の一例として垂直面である。
ここでLEDユニット5から発生される光の出射方向を前方とし、被取付面が存在する側を後方とし、この方向を前後方向とする。被取付面を背にして前方を見たときに、左手の存在する側を左側、右手の存在する側を右側とし、この方向を左右方向とする。前後方向と左右方向とに直交する方向を上下方向とする。
以下、各構成について説明する。
2.緩衝材
図2を用いて説明する。
緩衝材2は上下に長い矩形板状をしている。緩衝材2は例えばゴムやスポンジ等で構成されている。緩衝材2は貫通孔11,13を有する。貫通孔11は被取付面から導出された電源ケーブルを通すためのものである。貫通孔13は取付体3を被取付面に固定するための固定具を通すためのものである。一例としての固定具はスタッドボルトである。貫通孔13は上下方向に間隔をおいて少なくとも2個以上設けられている。
3.取付体
図2及び図4を用いて説明する。
取付体3は上下に長い矩形状をしている。取付体3は金属板が利用されている。取付体3は、上下方向に(被取付面と平行に)延伸する板状のベース部21と、ベース部21の上端から屈曲してベース部21の鉛直方向(前方)に延伸する鉛直片23と、ベース部21の下部から鉛直片23に向かって延伸する取付側傾斜片25とを有する。
(1)ベース部
主に図4を用いて説明する。
ベース部21は、縦長の矩形状をし、欠け部21aを上端部の左右両側端に有している。ベース部21は緩衝材2の貫通孔11,13(図2及び図3参照)に対応して貫通孔27,29を有している。なお、貫通孔27は電源ケーブル用であり、貫通孔29は被取付面への固定具用である。なお、貫通孔27には防水用のパッキン28が嵌められている。
ベース部21は上下方向に延伸する縦リブ31を左右方向に間隔をおいて複数本(ここでは4本である。)有している。ベース部21は下部側に開口33を有している。開口33を形成する前に当該開口部分に存在していた部位は後述の取付側傾斜片25に利用されている。
(2)鉛直片
主に図4と図5を用いて説明する。
鉛直片23には装置本体7の本体ケース51の後上壁65aが固定体4により固定される。固定は、鉛直片23の上面が後上壁65aの下面に対向する状態で行われる。固定体4は例えばねじ体が利用され、鉛直片23は左右方向及び前後方向の略中央にねじ孔34を有している。なお、固定体4の例であるねじ体はねじ孔34に螺合(進行)していくと、装置本体7が取付体3に対して下降していく。
(3)取付側傾斜片
主に図4を用いて説明する。
取付側傾斜片25は被取付面に対して傾斜する傾斜面35を上面に有する取付側傾斜部37を有している。取付側傾斜片25はベース部21の開口33の下端から前方へと水平に延伸する後水平部39を有し、後水平部39の前端から取付側傾斜部37が延伸する。取付側傾斜片25は取付側傾斜部37の前端から前方へと水平に延伸する前水平部41を有している。
取付側傾斜片25は前水平部41の前端から下方へ屈曲する下屈曲部43を有している。これにより装置本体7の取付体3への取り付けを安全に行える。
(4)その他
主に図4を用いて説明する。
固定体4は左右方向の端縁に前方に張り出す前鍔部45を有している。これにより、取付体3に対する装置本体7の左右方向のずれを規制することができる。ここでは前鍔部45は上左右端の上下方向のすべてに亘って設けられているが、一部でもよい。
4.装置本体
装置本体7の概略について図6を用いて説明する。
装置本体7は、本体ケース51、LEDユニット5、回路ユニット53、固定具55(図5参照)を有している。照明装置1は、装置周辺の明るさや人の有無を感知して点灯・消灯する機能を有している。このため、装置本体7は、センサーユニット57も有している。なお、センサーユニット57を有しなくてもよい。装置本体7は、電源ケーブルが接続される端子ユニット59を有している。
(1)本体ケース
主に図5と図6を用いて説明する。
本体ケース51は前方から見たときには上下方向に長い矩形状をしている。本体ケース51は、縦長の矩形板状の搭載壁61と、搭載壁61の外周縁から前方に矩形筒状に延伸する前周壁63と、搭載壁61の外周縁から後方に矩形筒状に延伸する後周壁65とを有する。搭載壁は、被取付面と平行であり、ここでは垂直な状態で設けられている。
前周壁63と後周壁65とを合わせて周壁64とする。また、後周壁65のうち、上側に位置する部分を後上壁65aとし、下側に位置する部分を後下壁65bとし、左右両側にそれぞれ位置する部分を後側壁65c,65dとする。
(1−1)搭載壁前側
主に図7の(a)を用いて説明する。
本体ケース51の搭載壁61は、LEDユニット5を搭載するための搭載部67と、搭載部67の外側に位置し且つ搭載部67よりも後方に位置する周辺部69とを前面に有している。
搭載部67は上下方向に長い矩形状をしている。搭載部67には貫通孔71、ねじ孔73や突起部75が設けられている。貫通孔71はLEDユニット5と接続される出力ケーブルを通すためのものである。貫通孔71には図3に示すようにパッキン72が嵌められる。ねじ孔73はLEDユニット5を搭載部67に固定するためのものである。突起部75はLEDユニット5の位置決め用であり、突起部75は図8に示すように実装基板123の貫通孔127と嵌合する。
周辺部69はカバー体9が装着される装着部でもある。周辺部69は貫通孔77を複数個有する。この貫通孔77は搭載壁61の後側からねじ体78を挿通させるためのものである(図2及び図12参照)。ねじ体78はカバー体9を装置本体7に装着するためのものである。貫通孔77は上下方向に延伸する部分に上下方向に間隔をおいて複数個ある。
搭載壁61は前方に突出する突起部79を搭載部67と周辺部69との境界領域に沿って全周に有している。突起部79の前端は前周壁63の前端よりも後方に位置している。搭載壁61は搭載部67と周辺部69との境界領域に後方へ凹入する溝部80を境界に沿って全周に有している。溝部80には図6に示すパッキン82が挿入される。
(1−2)搭載壁後側
図5、図6及び図7の(b)を用いて説明する。
搭載壁61は後方に延伸する一対の内側壁81を後面に有している。一対の内側壁81は上下方向に延伸している。より具体的には一対の内側壁81は後方から装置本体7を見たときに回路ユニット53の両側を延伸する。なお、図5では回路ユニット53は封止樹脂84に覆われている。
一対の内側壁81は後周壁65を構成する一対の後側壁65c,65d(上下方向に延伸する壁である。)に対して内側に間隔をおいて且つ一対の後側壁65c,65dと平行に設けられている。一対の内側壁81は搭載壁61の前面側に設けられている溝部80の後側に位置する。
一対の内側壁81の上端はコ字状リブ83を介して後周壁65を構成する後上壁65aに接続する。一対の内側壁81の下端は連結壁を介して一対の後側壁65c,65dに接続する。連結壁は内側壁81の下端から下方に移るに従って左右方向の外側の後側壁65c,65dに近づくように(外拡がり状に)傾斜する傾斜壁85である。傾斜壁85は搭載壁61の後面に設けられ、前後方向を後方に移るに従って下方に移るように(後下がり状に)傾斜している。
一対の内側壁81及び一対の傾斜壁85の後端は、前後方向において、一対の後周壁65の後端と同じ位置にある。一対の後側壁65c,65dは傾斜壁85との連結部分に対応して凹部87を有している。換言すると、凹部87の下端が傾斜壁85の後側壁65c,65dに近い端部の上面と一致している。
これにより、装置本体7の一対の後側壁65c,65dと一対の内側壁81との間に溜まった雨水等が後側壁65c,65dの内面及び内側壁81の外面に沿って流下して凹部87から流出させることができる。凹部87の深さ(後側壁における凹部を除く部分の後端を基準している)は2[mm]〜4[mm]の範囲内である。
搭載壁61は、内側壁81の外側を後側壁65c,65dと左右方向に連結する一対の外連結壁89を上下方向に複数組有し、一対の外連結壁89の間に貫通孔77を有している。貫通孔77はカバー体9を装着するためのねじ体78用である。
搭載壁61は一対の内側壁81を左右方向に連結する内連結壁91を有する。内連結壁91は上下方向に間隔をおいて一対ある。一対の内連結壁91の間には貫通孔71が存在する。一対の内連結壁91と一対の内側壁81とで囲まれた領域は回路ユニット53が配される領域である。搭載壁61の前面であって貫通孔71に最も近い部位のねじ孔73は後面から突出するボス93を利用して設けられ、このボス93が回路ユニット53の回路基板135の貫通孔141と嵌合する(図6参照)。
一対の内連結壁91のうち、上側の内連結壁91は傾斜部91aを有している。傾斜部91aは左右方向の一方の端部に設けられ、回路ユニット53の配置領域へと入り込むように傾斜する。
一対の内連結壁91のうち、下側の内連結壁91は欠け部95を有している。欠け部95は後端部であって左右方向に間隔をおいて部位に合計2個ある。2つの欠け部95にはパッキン96が配される(図5参照)。一方の欠け部95は端子ユニット59と回路ユニット53とを接続する入力ケーブル(図示省略)が配され、他方の欠け部95には回路ユニット53とセンサーユニット57とを接続する信号ケーブル(図示省力)が配される。
搭載壁61は、H字状に突出する第1突出部97と、第1突出部97を囲繞するように矩形筒状に突出する第2突出部99とを後面に有している。第2突出部99は第1突出部97よりも少し後方に突出している。第1突出部97及び第2突出部99は端子ユニット59を固定する固定手段を構成する。第1突出部97は端子ユニット59を搭載壁61から離した状態で支持する。搭載壁61の前面の突起部75(図7の(a)参照)を利用して後面から螺合できるねじ孔101が設けられている。
搭載壁61は+型状に突出する+型状突起部103を2個有している。2個の+型状突起部103は搭載壁61の後面に左右方向に隣接して設けられている。+型状突起部103のクロス部分にはボス部105が形成され、中心部分にねじ孔107が設けられている。ねじ孔107には固定具55を固定するためのねじ体160が螺合する。なお、一対の+型状突起部103、ボス部105及びねじ孔107は固定具55を固定する固定手段を構成する。
搭載壁61は一対の傾斜壁85の下方にボスねじ109を有している。ボスねじ109は左右の両側に合計2個ある。搭載壁61は2個のボスねじ109の間に上部の一部が開口するコ字状突起部111を有している。コ字状突起部111はセンサーユニット57を搭載壁61と間隔をおいて支持するためのものである。
(1−3)後周壁
図5及び図7の(b)を用いて説明する。
後周壁65の後上壁65aの後端側であって中央部分に上方へ湾曲する上湾曲部113を有し、当該上湾曲部113に固定体4用の貫通孔115を有している(図6参照)。
後周壁65の後下壁65bは下方へ延伸する下延伸部117を有している。下延伸部117は後下壁65bの左右両端から左右方向の内側に入った部位から下方へ延伸している。下延伸部117は下方から見ると後方が開口するU字状に延伸する。下延伸部117にはセンサーユニット57のセンサー162が配される(図3参照)。これによりセンサー162を本体ケース51の外部に露出させつつ保護する(図3参照)。
後周壁65の後下壁65bは、搭載壁61から後方に離れるに従って下降するように傾斜している。後下壁65bは左右方向における下延伸部117の外側に欠け部119を有している。欠け部119は後下壁65bの後端から前方へと延伸する。これにより、本体ケース51の搭載壁61の後側に入った雨水を外部へ排出することができる。
(2)LEDユニット
図8を用いて説明する。
LEDユニット5は、光源である複数個のLED121と、複数個のLED121が実装される実装基板123とを有する。
複数個のLED121は上下方向に複数列(ここでは2列である。)で実装されている。各列においてLED121は上下方向に等間隔で配されている。各列の間隔は、上下方向に配されている間隔と同じである。つまり、複数個のLED121は、LED121の中心を基準にして上下方向及び左右方向に等間隔で配されている。
実装基板123は縦長の矩形状をしている。実装基板123は複数個のLED121を所定の形態で電気的に接続する配線パターンが設けられている。実装基板123は接続ケーブル(図示省略)と接続するための一対のコネクタ125を有している。接続ケーブルは実装基板123と回路基板135(図6参照)とを接続する。一対のコネクタ125は接続ケーブル用の貫通孔71(図6参照)の近くに設けられている。ここでは、貫通孔71が本体ケース51の上端側に設けられており、コネクタ125が実装基板123の上端部に近い位置に設けられている。
2個のコネクタ125は、実装基板123の左右方向の中央を通り上下方向に延伸する仮想線分に対して左右対称の位置に設けられている。2個のコネクタ125は仮想線分に対して傾斜する状態で設けられている。傾斜は、仮想線上を上端に向かうに従ってコネクタ125の間隔が狭くなるように構成されている。これにより、接続ケーブルとコネクタ125との接続が容易に行える。また、接続ケーブルがLED121からの光を遮るのを抑制できる。
実装基板123は、貫通孔127,129や欠け部131を有している。貫通孔127は、図6に示す突起部75と嵌合する。貫通孔129は搭載壁61のねじ孔73に螺合するねじ体128(図2参照)が挿通するためのものである。欠け部131は貫通孔71を塞がないようにするためのものである。なお、前周壁63における上下に延伸する前側壁の前後方向の高さはLED121から1/2照射角で照射される光を妨げないように設定されている。
(3)回路ユニット
図6を用いて説明する。
回路ユニット53は、端子ユニット59から受電した交流電力(商業電力)をLED121点灯用の直流電力に変換する。回路ユニット53は回路基板135と回路部品137とを有する。なお、図6では便宜上回路部品137をまとめて直方状で表している。
回路基板135は、貫通孔141,143や欠け部145,147を有している。貫通孔141は、図7の(b)に示すボス93と嵌合する。貫通孔143は同図に示す搭載壁61の後面のボス90に形成されたねじ孔92に螺合するねじ体(図示省略)が挿通するためのものである。欠け部145は本体ケース51の上側の内連結壁91の隅に形成されている傾斜部91aに対応し、回路基板135の配置ミスをなくすためのものである。
(4)固定具
図3、図5及び図6を用いて説明する。
固定具55は金属製の薄板を湾曲してなる。固定具55は、図3に示す取付体3の傾斜面35と平行な傾斜面151を下面に有する本体側傾斜部153を有する。固定具55は、本体ケース51に固定される固定部155と、固定部155の上下方向の一方端(ここでは下端である。)から後方へ水平に延伸する水平部157を有している。
本体側傾斜部153は水平部157の後端から下方向に移るに従って後方へと移るように傾斜する。この傾斜角度は取付側傾斜部37の傾斜面35の傾斜角度と略一致する。
固定具55は本体側傾斜部153の後端から上方へ屈曲する上屈曲部159を有している。固定部155は左右方向に長い矩形状をし、左右方向に間隔をおいて2個の貫通孔161を有している(図6参照)。
固定具55は、後方から固定部155の貫通孔161を挿通するねじ体160が本体ケース51の搭載壁61のねじ孔107(図7の(b)参照)に螺合することで、本体ケース51に固定される。装置本体7が取付体3に取り付ける際、本体側傾斜部153が取付側傾斜部37に係合する。なお、取付については後述する。
(5)センサーユニット
図3、図5及び図6を用いて説明する。
センサーユニット57は、照度センサーと人感センサーとを備え、周辺の明るさや人の有無を感知する。センサーユニット57は、センサー162、センサー162を覆うセンサーカバー163と、センサー162から信号を受信する受信部164と、受信部164を収容する筐体165とを備える。筐体165は貫通孔166を有する張出部168を有し、当該貫通孔166を挿通するねじ体167が本体ケース51のボスねじ109(図7の(b))に螺合することで、センサーユニット57が本体ケース51に取り付けられる。
(6)端子ユニット
図3、図5、図6及び図7(a)を用いて説明する。
端子ユニット59は、端子台171と端子台171を覆う端子カバー173とを有する。端子台171及び端子カバー173は貫通孔175を有し、当該貫通孔175を挿通するねじ体177が本体ケース51のねじ孔101(図7の(b))に螺合することで、端子ユニット59が本体ケース51に取り付けられる。
5.カバー体
図2を用いて説明する。
カバー体9はLEDユニット5からの光を外部へと出射する機能を有する。カバー体9は透光性を有する樹脂により構成されている。カバー体9は板状の板状部201と、板状部201の後面から筒状に延伸する筒状部203と、筒状部203の外周部に設けられた装着部205とを有する。なお、板状部は光出射部でもある。
(1)光出射部
図2及び図10を用いて説明する。
板状部201は前方から見たときに上下方向に長い矩形状をし、装置本体7を前方から見た矩形状に近い形状をしている。板状部201を前方から見たときの矩形状の大きさは、装置本体7を前方から見たときの矩形状よりも大きい。
板状部201は、前方から見たときに、中央部分に位置する矩形状領域207と、矩形状領域207の外側に位置し且つ矩形状領域207を囲繞する環状領域209とを有する。矩形状領域207の外周縁は、カバー体9を前方から見たときに、筒状部203の内周縁と一致する。環状領域209の内周縁は、カバー体9を前方から見たときに、筒状部203の内周縁と一致する。
特に図10を用いて説明する。
矩形状領域207の前面207a及び後面207bは例えばシボを有している。シボは例えばシボ加工を施した金型を用いて射出成形等することで得られる。なお、カバー体9を構成する樹脂には例えばシリコーン等の拡散剤が添加されている。
矩形状領域207の前面207aの凸凹状態は、後面207bの凸凹状態よりも小さく構成されている。換言すると、矩形状領域207の後面207bの面粗さは前面207aの面粗さよりも大きく(粗く)なっている。拡散度合いの観点からは、後面207bの方が前面207aよりも拡散性が高い。これにより、LEDユニット5からの光を後面207bで拡散させ、前面207aから均一な光を出射することができる。
環状領域209の前面209aは凹凸面となっている。凹凸は、環状領域209の環状を構成する周方向と直交する断面(例えば図10である。)において三角波状の凹凸を繰り返している。凹凸は、断面において矩形状領域207の前面207aを基準にすると、三角形(二等辺三角形)状に内側から外側に向かって環状で繰り返しながら連続して突出している。環状領域209の後面209bはシボのない面又は凹凸の小さいシボを有する面となっている。
(2)筒状部
図9及び図10を用いて説明する。
筒状部203は、カバー体9を前方から見たとき(図2参照)に、LEDユニット5を搭載する搭載部67を囲繞するような矩形状をしている。筒状部203の内面203aは凹凸状をしている。内面203aの凹凸は前後方向に延伸し、周方向に連続して設けられている。凹凸は板状部201の環状領域209の前面209aに設けられた凹凸と同じ三角波状をしている。凹凸のサイズは筒状部203の内面の凹凸と同じである。なお、照明装置1から出射される光の配光特性に合わせて凹凸の形状やサイズを適宜変更してもよい。
筒状部203の外面203bはシボを有している。シボの大きさは、矩形状領域207の前面207aのシボの大きさと同じ程度である。内面203aの後端は、本体ケース51の突起部79と溝部80との段差に嵌合するように段差204となっている。
(3)装着部
装着部205は、図2に示すように、本体ケース51の前周壁63の開口を塞ぐ状態で、本体ケース51の周辺部69に取り付けられる。
装着部205は、図9及び図10に示すように、周辺部69に前側から当接する後側当接部分211と、後側当接部分211が周辺部69に当接すると本体ケース51の前周壁63の前端に当接する前側当接部分213とを有している。
(3−1)後側当接部分
図9及び図10を用いて説明する。
後側当接部分211は、本体ケース51の溝部80(図7の(a)参照)の外周に沿って当接する環状当接領域215と、環状当接領域215における上下方向に延伸する領域において左右方向の外側に張出して当接する張出当接領域217とを有している。
環状当接領域215は筒状部203の外周面から外方に向かって張り出すように設けられている(図2も参照)。張出当接領域217は後面側が開口するねじ孔219を有している。このねじ孔219には、装置本体7の搭載壁61の後側から貫通孔77(図7の(a)参照)を挿通するねじ体78(図2参照)が螺合する。これによりカバー体9が装置本体7に装着される。
装着部205は、環状当接領域215の内周側から後方へ突出する環状突起部220を有している。環状突起部220は本体ケース51の溝部80(図7の(a)参照)に挿入する。溝部80にはパッキン82が嵌め込まれており、これによりカバー体9は高い気密性を維持して装置本体7に装着される。
(3−2)前側当接部分
図9及び図10を用いて説明する。
前側当接部分213は、筒状部203における後側当接部分211に対して前方に間隔をおいて設けられた鍔部221の後面の外周縁に設けられている。ここでは、後面の外周縁は段差になっており、装置本体7の前周壁63の前端と嵌合する。鍔部221は筒状部203の外周に設けられた複数の横リブ225により補強されている。
鍔部221の前面221aはシボのない面となっている。鍔部221の後面221bであって筒状部203の左右両側に位置する部分に凹凸が設けられている。ここでの凹凸は左右方向に延伸し、上下方向に連続して設けられている。凹凸は、矩形状領域207における環状領域209の前面209aの凹凸と同じ三角波状をしている。
6.装置本体の取付体への取付
図11の(a)及び同図の(b)を用いて説明する。
まず、図11の(a)に示すように、取付体3が玄関周辺の外壁(被取付面)に緩衝材2を介して固定されている。カバー体9の装着された装置本体(本項目では、カバー体付の装置本体を、単に、「装置本体」とする。)7を準備し、緩衝材2及び取付体3の貫通孔11,27から導出された図示省略の電源ケーブルを端子ユニット59に接続する。
その後、装置本体7を取付体3に対して下部側が近づくように傾斜させて、装置本体7の固定具55を取付体3の取付側傾斜片25の上面に係合させる。そして、装置本体7の上部側を取付体3に近づけて、装置本体7の後周壁65の後上壁65aを取付体3の鉛直片23と重ね、装置本体7の後上壁65aの貫通孔115から固定体4を挿通させて取付体3のねじ孔34に螺合させる。この状態が図11の(b)である。なお、装置本体7の貫通孔115と取付体3のねじ孔34との位置合わせは、装置本体7を少し取付体3側に押し込んだ状態で行われる。
次に、固定体4が浸入する方向に固定体4を螺合させていくと、図11の(b)に示す矢印Aの方に下降する。この際、装置本体7の固定具55の傾斜面151と取付体3の取付側傾斜片25の傾斜面35とが略平行に傾斜しているため、矢印Bの方向に移動する。これにより、装置本体7が矢印Cで示すように被取付面側に移動する。
緩衝材2は、左右方向の幅は装置本体7の一対の内側壁81より少し大きく、上端は装置本体7の後上壁65aから少し張り出すように構成されている。これは、照明装置1を被取付面に取り付けた状態を装置本体7の側方や下方から見たときに、緩衝材2が見えないようにして意匠性を高めるためである。
上記の固定体4の螺合により装置本体7が被取付面に近づくことで、装置本体7の後上壁65a及び一対の内側壁81の後端面が緩衝材2を押圧する。これにより装置本体7は緩衝材2に対して圧接状態で取付体3に取り付けられる。
このようにカバー体9を装着した装置本体7の取付体3への取付固定は、装置本体7の固定具55と取付体3の取付側傾斜片25との係合及び固定体4により螺合により行われるため、取付け作業が少なくなる。
7.雨水対策
(1)前側部分
カバー体9と装置本体7の前周壁63との結合は、図3、図9等に示すように段差204を利用している。このため、結合部分からの雨水浸入を抑制できる。カバー体9における装着部205の環状当接領域215は、図9や図10に示すように筒状部203の外周面(203b)ら外方に張り出しているため、カバー体9の内部に侵入した雨水が環状当接領域215を超えて本体ケース51の搭載壁61側に伝わるのを抑制できる。
カバー体9の装着部205の後端面の環状突起部220が、図3に示すように、パッキン82が挿入されている本体ケース51の溝部80に挿入している。これによってもシール性を向上させている。
装置本体7におけるLEDユニット5を搭載する搭載部67は、図7の(a)に示すようにパッキン82が配される溝部80の内側の突起部79により全周に亘って囲まれているため、搭載部67へ雨水が伝わるのを抑制できる。
(2)後側部分
本体ケース51は、図11の(b)に示すように、後上壁65a及び一対の内側壁81の後端面が緩衝材2を押圧する状態で取付体3に取り付けられる。このため、本体ケース51の内部に雨水が浸入するのを抑制できる。
仮に雨水が本体ケース51の後ろ側に浸入したとしても、本体ケース51は排水機構を有している。つまり、装置本体7は本体ケース51に浸入した雨水を本体ケース51の外部へと排出する排出路を回路ユニット53の外側であって後周壁65の内側に有している。
具体的には排水路を2種類有している。
1つめ排水路D,Eは、一対の内側壁81の外面と、一対の後側壁65c,65dの内面と、傾斜壁85の上面と凹部87とから構成される。
2つ目の排水路Fは、後下壁65bに連結している一対の後側壁65c,65dの内面、搭載壁61の後面、後下壁65bの上面及び欠け部119により構成されている。
以下、排水路D,E,Fについて図12を用いて説明する。
まず、内側壁81と後周壁65を構成する左右の後側壁65c,65dとの間に溜まった雨水は、後側壁65c,65dの内面に沿って流下して後側壁65c,65dの凹部87から外部へと排出されたり(図中の「D」の経路である。)、内側壁81の外面及び傾斜壁85の上面に沿って流下して排出されたり(図中の「E」の経路である。)する。なお、凹部87の代わりに、下端がちょうど傾斜壁85の上面に位置する貫通孔を利用することもできる。
緩衝材2等を介して一対の内側壁81間に浸入した雨水は、搭載壁61の後面、内側壁81の内面等を伝わり、後周壁65の後下壁65bの欠け部119から排出される(図中の「F」の経路である。)。なお、欠け部119の代わりに、後下壁65bを貫通する貫通孔を利用することもできる。
8.照射特性
照明装置1の光の出射経路について図13を用いて説明する。なお、図13では照明装置全体でなく、LED121とカバー体9とを示している。LED121から発せられた光は照明装置から出射される。出射される方向は矢印Hで示す前方と矢印Iで示す後方である。
(1)前方
LED121から矩形状領域207に向けて発せられた光は、矢印H1に示すように、後面207bに入射する。後面207bに入射した光のうち、入射の際に屈折して矩形状領域207の前面207aに向かう光がそのまま前方へと出射される。
LED121から筒状部203に向けて発せられた光の一部は、矢印H2に示すように、筒状部203の内面203aにより反射して矩形状領域207に入射する。後面207bに入射した光のうち、入射の際に屈折して矩形状領域207の前面201aに向かう光が前方へと出射される。
LED121から筒状部203に向けて発せられた光の一部は、矢印H3に示すように、筒状部203の内面203aから入射して筒状部203内を反射しながら矩形状領域207に導かれ、前面207aから前方へと出射される。
(2)後方
LED121から矩形状領域207に向けて発せられて後面207bから入射した光のうち、入射の際に屈折して環状領域209に向かう光は、矢印I1で示すように、環状領域209の凹凸を有する前面209aで反射して後面209bから後方へと出射される。
LED121から筒状部203に向けて発せられた光の一部は、矢印I2に示すように、筒状部203の内面203aから入射して筒状部203内を反射しながら環状領域209に導かれ、後面209bから後方へと出射される。
このように、前方から見たときに筒状部203よりも大きな板状部201を有することで、後方へも光を出射させることができる。
<変形例>
1.照明装置
実施形態の照明装置1はカバー体9を覆う化粧カバーを備えていなかったが、化粧カバーを備えてもよい。化粧カバーは、例えばカバー体9の板状部201を覆う板状をするとともに所定部位に開口等を有した所定のデザインを有する。なお、LEDユニット5からの光は開口から前方へと出射される。
化粧カバーは、カバー体9の板状部201の後面に係止する係止具を有し、カバー体9に対して着脱自在に装着される。
実施形態の照明装置1が取り付けられる被取付面は垂直面(設計上)であったが、被取付面は垂直面に対して傾斜する面であってもよい。
2.装置本体
実施形態ではLEDユニット5は、上下方向に配されたLED群を左右方向に2列有していたが、装置に要求される光束に合わせて1列であってもよいし、3列以上あってもよい。また、複数個のLEDを千鳥状に配置してもよい。
実施形態ではセンサーユニット57を有していたが、使用目的によっては有していなくてもよい。また、センサーは、照度センサだけであってもよいし、逆に人感センサだけであってもよい。
実施形態の搭載壁61は被取付面と略平行に設けられていたが、搭載壁の搭載部は被取付面と平行でなくてもよい。例えば、下方を照らす場合に、上下方向を下方に移るに従って被取付面に近づくように傾斜してもよい。
3.カバー体
(1)形状
実施形態では、筒状部203を前方から見た外周縁形状と、板状部201を前方から見た外周縁形状とが共に上下方向に長い矩形状をしているが、他の形状であってもよい。例えば、前方から見た形状が、左右方向に長い矩形状や楕円形状であってもよいし、上下方向に長い楕円形状であってもよいし、正方形状、円形状、楕円形状、菱形形状であってもよい。
また、前方から見た筒状部の外周縁形状が矩形状で、板状部の外周縁形状が楕円形状であってもよく、筒状部の外周縁形状と板状部の外周縁形状とが同じような形状をしていなくてもよい。
(2)板状部の凹凸
実施形態の環状領域209の前面209aの凹凸は外周縁形状に沿って延伸しているが、凹凸は、例えば環状領域の全領域に上下方向又は左右方向にのみ延伸してもよい。また、凹凸が上下方向へ延伸する領域と凹凸が左右方向に延伸する領域とを環状の周方向に沿って交互に有するようにしてもよい。
4.第1部及び第2部
実施形態の取付体3の上部の鉛直片23が取付側第1部の一例に相当し、取付体3の下部の取付側傾斜部37が取付側第2部の一例に相当し、装置本体7の後上壁65aが本体側第1部の一例に相当し、装置本体7の下部の本体側傾斜部153が本体側第2部の一例に相当している。
しかしながら、取付側第1部及び取付側第2部並びに本体側第1部及び本体側第2部は、実施形態での上下と反対であってよい。この場合、固定具は装置本体の後下壁と取付体とを固定する。
実施形態の取付側傾斜部37や本体側傾斜部153はそれぞれ1個であったが、複数個であってもよい。
実施形態の鉛直片23は搭載壁に対して直交しているが、固定体4が固定できる範囲内において傾斜していてもよい。
1 照明装置
2 緩衝材
3 取付体
4 固定体
5 LEDユニット
7 装置本体
9 カバー体
21 ベース部
23 鉛直片(取付側第1部)
35 傾斜面
37 取付側傾斜部(取付側第2部)
65 後周壁(本体側第1部)
151 傾斜面
153 本体側傾斜部(本体側第2部)

Claims (5)

  1. 被取付面に固定される取付体と、
    前記取付体に取り付けられ且つLEDユニットを搭載壁の前面に搭載する装置本体と、
    前記LEDユニットを覆うように前記装置本体に取り付けられる透光性のカバー体と
    を備え、
    前記カバー体は、前記搭載壁の外周縁から前方に延伸する筒状部と、前記筒状部の前端に設けられた板状部とを有し、
    前記板状部は前記筒状部の外周縁よりも大きい環状の外側部分を有し、
    前記外側部分は内部を導光してきた光の一部を後方へ出射させる凹凸を前面に有する
    照明装置。
  2. 前記外側部分の内側に位置する内側部分は、前記外側部分の前記凹凸よりも小さい凹凸を後面に有する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記内側部分は、前記内側部分の後面の凹凸よりも小さい凹凸を前面に有する
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記筒状部は前後方向に延伸する凹凸を周方向に沿って内周の全面に有し、
    前記内周の全面の凹凸は前記板状部の外側部分の前面の凹凸と同じ形状である
    請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。
  5. 前記装置本体は前記搭載壁の外周縁から前方向に延伸する周壁を有し、
    前記カバー体は、前記搭載壁における前記周壁の内側に装着される装着部を有し、前記周壁の前端に当接する当接部分を前記筒状部の外面に有する
    請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
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