JP2020004630A - 充電コネクタ - Google Patents

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【課題】端子に流れる電流により生ずる熱による構成部品の温度上昇を抑制することができる充電コネクタを提供する。【解決手段】電線60と給電プラグとを電気的に接続するための充電コネクタ2は、軸方向に延びる筒状のパワーソケット部21を有するハウジング10と、パワーソケット部21の径方向内側に収容される導電性のパワーソケット端子50と、パワーソケット部21の端部に着脱自在に装着される端部カバー40とを備える。パワーソケット端子50は、径方向外側に延びるフランジ部55を有する。端部カバー40は、パワーソケット部21の内部に挿入されたパワーソケット部21に収容されたパワーソケット端子50を保持する内側円筒部41を有する。端部カバー40は、熱伝導性樹脂により形成され、端部カバー40の内側円筒部41の先端41Aは、パワーソケット端子50のフランジ部55に当接する。【選択図】図5

Description

本発明は、充電コネクタに係り、特に電気自動車やプラグインハイブリッドカーに設けられる充電コネクタに関するものである。
近年、電気自動車やプラグインハイブリッドカーなど、駆動力の発生源として電気モータを用いた自動車の普及が進んでいる。これらの自動車の車体には、電気モータに電力を供給する電池の充電を行うために充電コネクタが設けられる(例えば、特許文献1参照)。この充電コネクタに、電源から延びる充電ケーブルの先端に設けられた給電プラグを装着することにより、電源と電池とが接続され電池の充電がなされる。
最近の電気自動車では、充電時間を短縮するために大きな電流が使用される傾向にある。このため、車体に設けられた充電コネクタの端子部などで熱が発生しやすく、充電コネクタの構成部品の温度が上昇しやすい。このような構成部品の温度上昇は、電圧降下を引き起こして充電性能を悪化させたり、給電プラグや充電コネクタの構成部品を劣化させたりする要因となる。また、充電コネクタに対して規定された規則(例えばCHAdeMO規格)を遵守するために、充電コネクタの構成部品の温度を所定値以下に抑える必要もある。
特開2018−10787号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、端子に流れる電流により生ずる熱による構成部品の温度上昇を抑制することができる充電コネクタを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、端子に流れる電流により生ずる熱による構成部品の温度上昇を抑制することができる充電コネクタが提供される。この充電コネクタは、電線と給電プラグとを電気的に接続するために用いられる。上記充電コネクタは、軸方向に延びる筒状のソケット部を有するハウジングと、上記ソケット部に収容される導電性のソケット端子と、上記ソケット部の端部に着脱自在に装着される端部カバーとを備える。上記ソケット端子は、径方向外側に延びるフランジ部を有する。上記端部カバーは、上記ソケット部の内部に挿入されて上記ソケット部に収容された上記ソケット端子を保持する円筒部を有する。上記端部カバーは熱伝導性樹脂により形成され、上記端部カバーの上記円筒部の先端は、上記ソケット端子の上記フランジ部に当接する。
このような構成によれば、熱伝導性樹脂から形成される端子カバーの円筒部の先端がソケット端子のフランジ部に当接しているため、大電流が流れることによりソケット端子で生じた熱が、給電プラグにより近い位置から端部カバーの円筒部を伝達して外部に放射されやすくなる。これにより、ソケット端子で生じた熱により充電コネクタの構成部品の温度が上昇することを抑制することができる。
本発明の第2の態様によれば、端子に流れる電流により生ずる熱による構成部品の温度上昇を抑制することができる充電コネクタが提供される。この充電コネクタは、電線と給電プラグとを電気的に接続するために用いられる。軸方向に延びる筒状のソケット部を有するハウジングと、上記ソケット部に収容される導電性のソケット端子と、上記ソケット部の端部に着脱自在に装着される端部カバーとを備える。上記ソケット端子は、径方向外側に延びるフランジ部を有する。上記端部カバーは、上記ソケット部の内部に挿入されて上記ソケット部に収容された上記ソケット端子を保持する円筒部を有する。上記充電コネクタは、上記ソケット端子の上記フランジ部と上記端部カバーの上記円筒部の先端との間に配置され、上記ソケット端子及び上記端部カバーに密着する熱伝導性の弾性部材をさらに備える。上記端部カバーは熱伝導性樹脂により形成される。
このような構成によれば、熱伝導性樹脂から形成される端子カバーの円筒部の先端とソケット端子のフランジ部との間で、熱伝導性の弾性部材がソケット端子及び端部カバーに密着しているので、大電流が流れることによりソケット端子で生じた熱が、給電プラグにより近い位置から弾性部材を介して端部カバーの円筒部を伝達して外部に放射されやすくなる。これにより、ソケット端子で生じた熱により充電コネクタの構成部品の温度が上昇することを抑制することができる。また、ソケット端子と端部カバーとの間が弾性部材で充填されるため、ソケット端子と端部カバーとの間のガタつきを抑制することができ、さらに、水分がソケット端子と端部カバーとの間の空間に浸入することを抑制することができる。
また、上記充電コネクタは、上記電線の端部に取り付けられる電線端子と、上記電線端子を上記充電コネクタの上記ソケット端子に固定する固定具と、上記電線端子と上記固定具との間で上記電線端子及び上記固定具に圧接するワッシャ部材とをさらに備えていてもよい。このような構成により、固定具をソケット端子に取り付けた際に、ワッシャ部材が固定具及び電線端子に圧接されるため、固定具と電線端子との間の電気的接続をより確実なものとすることができ、ひいては電線とソケット端子との間の電気的接続をより確実なものとすることができる。
本発明によれば、大電流が流れることによりソケット端子で生じた熱が端部カバーを伝達して外部に放射されやすくなるため、ソケット端子で生じた熱により充電コネクタの構成部品の温度が上昇することを抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態における充電コネクタを含む充電コネクタ組立体を示す正面図である。 図2は、図1に示す充電コネクタ組立体の右側面図である。 図3は、図1に示す充電コネクタ組立体の後方斜視図である。 図4は、図2のA−A線断面図である。 図5は、図3に示す充電コネクタ組立体の一部分解斜視図である。 図6Aは、図3に示す充電コネクタ組立体の端部キャップの正面図である。 図6Bは、図6Aに示す端部キャップの平面図である。 図6Cは、図6Aに示す端部キャップの右側面図である。 図6Dは、図6Aに示す端部キャップの左側面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態における充電コネクタを含む充電コネクタ組立体を示す右側面図である。 図8は、図7に示す充電コネクタ組立体の後方斜視図である。 図9は、図7のB−B線断面図である。 図10は、図8に示す充電コネクタ組立体の一部分解斜視図である。
以下、本発明に係る充電コネクタの実施形態について図1から図10を参照して詳細に説明する。なお、図1から図10において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図10においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明の第1の実施形態における充電コネクタ2を含む充電コネクタ組立体1を示す正面図、図2は右側面図、図3は後方斜視図、図4は図2のA−A線断面図である。図1から図4に示すように、本実施形態における充電コネクタ組立体1は、電気自動車やプラグインハイブリッドカー等の自動車の車体に取り付けられる充電コネクタ2と、充電コネクタ2に接続されるパワー電線60とを含んでいる。パワー電線60は、電気モータに電力を供給する2次電池(図示せず)まで延びており、本実施形態ではX方向に延びている。なお、本明細書では、便宜的に、図2における+X方向を「前」といい、−X方向を「後」ということがある。
充電コネクタ2には、電源から延びる充電ケーブルの先端に設けられた給電プラグ(図示せず)が装着できるようになっており、給電プラグを充電コネクタ2に装着することにより、パワー電線60を介して電源と2次電池とが接続されて2次電池の充電が行われる。なお、充電コネクタ2には、車両内の各種制御装置まで延びる信号電線も接続されているが、理解を容易にするために、図面においてはこれらの信号電線の図示を省略している。
図1から図4に示すように、本実施形態における充電コネクタ2は、X方向に延びる円筒部11と、円筒部11の外周部から径方向外側に延びるフランジ部12とを含むハウジング10を備えている。また、充電コネクタ2は、円筒部11の内側に収容される2つのパワーソケット部21と、円筒部11の内側に収容される2つの信号ソケット部23とを含んでいる。図3に示すように、パワーソケット部21及び信号ソケット部23は、それぞれ円筒部11の底部11Aを貫通してX方向に延びている。フランジ部12の四隅には、充電コネクタ2を車体に取り付ける際にネジなどを挿通させる固定孔14が形成されている。
円筒部11の一端は、内部のパワーソケット部21及び信号ソケット部23の端部を露出するように開口しており、この円筒部11の開口端11Bは図示しない蓋体により開閉可能となっている。また、この円筒部11の開口端11Bには図示しない給電プラグを挿入できるようになっており、給電プラグを円筒部11の開口端11Bに挿入した際に、パワーソケット部21は給電プラグのパワー端子(図示せず)に嵌合し、信号ソケット部23は信号ソケット端子(図示せず)に嵌合するようになっている。
図4に示すように、パワーソケット部21の径方向内側には、給電プラグのパワー端子(図示せず)と電気的に接続可能なパワーソケット端子50が収容されている。また、図2及び図3に示すように、このパワーソケット部21の後端には、パワーソケット端子50がパワーソケット部21の内部から抜け出すことを防止する端部カバー40が装着されている。
図5は、図3に示す充電コネクタ組立体の一部分解斜視図である。図5に示すように、パワーソケット部21のパワー電線60が接続される側(後方)には開口21Aが形成されており、この開口21Aからパワーソケット端子50がパワーソケット部21内に挿入される。
図5に示すように、パワーソケット端子50は、給電プラグのパワー端子(図示せず)と電気的に接続可能なプラグ接続部51と、軸方向においてプラグ接続部51とは反対側に位置する略円筒状の基部52とを備えている。プラグ接続部51は、軸方向に沿って延びる複数の接触片53を有している。各接触片53の先端は自由端とされており、各接触片53は一定の力を受けると撓むように構成されている。これら複数の接触片53は円周方向に沿って所定の間隔で配置されており、これら接触片53に囲まれた空間に給電プラグのパワー端子が挿入されるようになっている。
また、パワーソケット端子50は、プラグ接続部51の接触片53の基部を保持する円筒状の保持部54と、基部52と保持部54との間で径方向外側に突出するフランジ部55とを有している。パワーソケット端子50の基部52、接触片53、保持部54、及びフランジ部55は導電性の材料から形成されている。パワーソケット端子50の基部52の後端には、パワー電線60の芯線が圧着されており、パワー電線60の芯線とパワーソケット端子50とが電気的に接続されている。
図4に示すように、パワーソケット部21の内径は円筒部11の底部11A近傍で変化しており、これによりパワーソケット部21の内部には段差面が形成されている。パワーソケット端子50をパワーソケット部21の内部に挿入する際に、パワーソケット端子50のフランジ部55がこのパワーソケット部21の段差面に当接することで、パワーソケット部21内でのパワーソケット端子50の軸方向の位置決めがなされる。
図6Aは端部カバー40の正面図、図6Bは平面図、図6Cは右側面図、図6Dは左側面図である。端部カバー40は、パワーソケット端子50をパワーソケット部21の内部に保持するために使用され、パワーソケット部21の後端に着脱自在に装着される。この端部カバー40は、電気的に絶縁性を有する樹脂であって、特に水平方向の熱伝導率が1.8W/(m・K)以上の熱伝導性樹脂(例えば熱伝導性ポリカーボネート樹脂、熱伝導性ポリブチレンテレフタレート樹脂、熱伝導性ポリアセタール樹脂、熱伝導性ポリアミド樹脂)から形成されている。
図6Aから図6Dに示すように、端部カバー40は、パワーソケット部21の内部に挿入されてパワーソケット部21に収容されたパワーソケット端子50を保持する内側円筒部41と、内側円筒部41をパワーソケット部21の内部に挿入した際にパワーソケット部21の外側に位置する外側円筒部42とを含んでいる。外側円筒部42には、パワーソケット部21の外周面に形成された突起24(図4及び図5参照)に対応して複数の係合孔43が形成されている。また、外側円筒部42には、前縁から軸方向に延びる複数のスリット44が形成されている。さらに、端部カバー40の後端には、パワーソケット端子50に接続されたパワー電線60を挿通させる挿通孔45が形成されている。
内側円筒部41は、パワーソケット部21の内径よりも小さな外径を有しており、パワーソケット端子50の基部52の外径よりも大きい内径を有している。これにより、パワーソケット端子50の基部52の径方向外側に端部カバー40の内側円筒部41が位置した状態で、パワーソケット部21の径方向内側に端部カバー40の内側円筒部41を挿入することができる。
パワーソケット部21の外周面に形成された突起24が端部カバー40の係合孔43に係合することにより、端部カバー40がパワーソケット部21に装着されるが、このとき、図4に示すように、端部カバー40の内側円筒部41の先端部41Aがパワーソケット端子50のフランジ部55に当接するようになっている。したがって、パワーソケット端子50のフランジ部55は、パワーソケット部21の段差面と端部カバー40の内側円筒部41との間に挟まれることとなり、パワーソケット端子50はパワーソケット部21内で軸方向に固定される。
なお、本実施形態では、2つのパワーソケット部21の間が接続壁26で接続されており、端部カバー40をパワーソケット部21に装着した際に、この接続壁26が端部カバー40のスリット44に案内されるようになっている。
以上のような構成により、給電プラグを充電コネクタ2に接続したときに、パワー端子の外周面にプラグ接続部51の接触片53が弾性接触し、給電プラグのパワー端子とパワーソケット端子50とが電気的に接続される。これにより、給電プラグのパワー端子とパワー電線60とが電気的に接続され、2次電池の充電が可能となる。
本実施形態では、熱伝導性樹脂から形成される端部カバー40の内側円筒部41の先端部41Aがパワーソケット端子50に当接しているため、大電流が流れることによりパワーソケット端子50で生じた熱が、給電プラグにより近い位置から端部カバー40の内側円筒部41を伝達して外部に放射されやすくなる。このように、本実施形態では、パワーソケット端子50で生じた熱が効果的に外部に放射されるので、パワーソケット端子50で生じた熱により充電コネクタ2の構成部品の温度が上昇することを抑制することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態における充電コネクタ102を含む充電コネクタ組立体101を示す右側面図、図8は後方斜視図、図9は図7のB−B線断面図、図10は図8に示す充電コネクタ組立体の一部分解斜視図である。以下では、本実施形態における充電コネクタ組立体101と第1の実施形態における充電コネクタ組立体1との相違点を中心として説明し、特に説明しない部分については上述した第1の実施形態と同様である。
本実施形態におけるパワー電線60は、充電コネクタ102のパワーソケット部21が延びる方向に対して垂直なZ方向に延びているため、電線端子80を介して充電コネクタ102に接続される。図10に示すように、本実施形態におけるパワーソケット端子50の基部52の後端面には、電線端子80をパワーソケット端子50に固定するためのボルト90を螺合するボルト孔52Aが形成されている。ボルト孔52Aの内周面には雌ネジが形成されている。
電線端子80は導電性の材料から形成されており、パワー電線60の被覆を剥がして露出させた芯線60Aと電気的に接続される接続片81と、挿通孔82が形成された平板部83とを有している。電線端子80は、接続片81を加締めることによりパワー電線60に固定されるとともに、パワー電線60の芯線60Aと電気的に接続される。
端部カバー40の挿通孔45には、パワーソケット端子50の基部52の後端が挿通されるようになっている。図10に示すように、パワー電線60を固定するための固定具としてのボルト90を電線端子80の平板部83の挿通孔82に挿通させ、ボルト90の雄ネジを端部カバー40から露出するパワーソケット端子50のボルト孔52Aの雌ネジに螺合させることによって電線端子80をパワーソケット端子50に固定することができる。このように電線端子80をパワーソケット端子50に固定することにより、パワー電線60の芯線60Aとパワーソケット端子50とを電気的に接続することができる。
このとき、図7及び図9に示すように、ボルト90と電線端子80の平板部83との間に導電性を有するワッシャ部材70を設けることが好ましい。このようなワッシャ部材70を設けることで、ボルト90をパワーソケット端子50に取り付けた際に、ワッシャ部材70がボルト90及び電線端子80の平板部83に圧接されるため、ボルト90と電線端子80との間の電気的接続をより確実なものとすることができ、ひいてはパワー電線60の芯線60Aとパワーソケット端子50との間の電気的接続をより確実なものとすることができる。
本実施形態では、図10に示すように、パワーソケット端子50のフランジ部55と端部カバー40の内側円筒部41の先端部41Aとの間に熱伝導性の弾性部材30が配置されている。この弾性部材30は、例えば放熱シリコーンゴムのような熱伝導率の高い材料から形成されることが好ましい。
端部カバー40をパワーソケット部21に装着した状態では、弾性部材30は、パワーソケット端子50のフランジ部55と端部カバー40の内側円筒部41とにより押し潰されて、図9に示すように、パワーソケット端子50のフランジ部55と端部カバー40の内側円筒部41とに密着するようになっている。これにより、パワーソケット端子50で生じた熱が、給電プラグにより近い位置から熱伝導性の弾性部材30を介して端部カバー40の内側円筒部41に伝達しやすくなり、パワーソケット端子50で生じた熱を効果的に外部に放射することができる。また、パワーソケット端子50のフランジ部55と端部カバー40の内側円筒部41との間が弾性部材30で充填されるため、パワーソケット端子50と端部カバー40との間のガタつきを抑制することができ、さらに、水分がパワーソケット端子50の基部52と端部カバー40の内側円筒部41との間の空間に浸入することを抑制することができる。
なお、本明細書において使用した用語「前」、「後」、その他の位置関係を示す用語は、図示した実施形態との関連において使用されているのであり、装置の相対的な位置関係によって変化するものである。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 充電コネクタ組立体
2 充電コネクタ
10 ハウジング
11 円筒部
12 フランジ部
21 パワーソケット部
23 信号ソケット部
24 突起
26 接続壁
30 弾性部材
40 端部カバー
41 内側円筒部
42 外側円筒部
43 係合孔
44 スリット
45 挿通孔
50 パワーソケット端子
51 プラグ接続部
52 基部
52A ボルト孔
53 接触片
54 保持部
55 フランジ部
60 パワー電線
70 ワッシャ部材
80 電線端子
81 接続片
82 挿通孔
83 平板部
90 ボルト
101 充電コネクタ組立体
102 充電コネクタ

Claims (3)

  1. 電線と給電プラグとを電気的に接続するための充電コネクタであって、
    軸方向に延びる筒状のソケット部を有するハウジングと、
    前記ソケット部に収容される導電性のソケット端子であって、径方向外側に延びるフランジ部を有するソケット端子と、
    前記ソケット部の端部に着脱自在に装着される端部カバーであって、前記ソケット部の内部に挿入されて前記ソケット部に収容された前記ソケット端子を保持する円筒部を有する端部カバーと
    を備え、
    前記端部カバーは熱伝導性樹脂により形成され、
    前記端部カバーの前記円筒部の先端は、前記ソケット端子の前記フランジ部に当接する、
    充電コネクタ。
  2. 電線と給電プラグとを電気的に接続するための充電コネクタであって、
    軸方向に延びる筒状のソケット部を有するハウジングと、
    前記ソケット部に収容される導電性のソケット端子であって、径方向外側に延びるフランジ部を有するソケット端子と、
    前記ソケット部の端部に着脱自在に装着される端部カバーであって、前記ソケット部の内部に挿入されて前記ソケット部に収容された前記ソケット端子を保持する円筒部を有する端部カバーと、
    前記ソケット端子の前記フランジ部と前記端部カバーの前記円筒部の先端との間に配置され、前記ソケット端子及び前記端部カバーに密着する熱伝導性の弾性部材と
    を備え、
    前記端部カバーは熱伝導性樹脂により形成される、
    充電コネクタ。
  3. 電線の端部に取り付けられる電線端子と、
    前記電線端子を前記充電コネクタの前記ソケット端子に固定する固定具と、
    前記電線端子と前記固定具との間で前記電線端子及び前記固定具に圧接されるワッシャ部材と
    をさらに備える、請求項1又は2に記載の充電コネクタ。
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