JP2020001366A - 筆記具 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクの揮発現象を最小化し、筆記具の使用寿命を増加させることのできる筆記具を提供する。【解決手段】筆記具は、ペン芯部、ペン芯部に挿入されて結合され、ペン先を備えるペン先部及びペン先部に挿入されているスプリング126を備えるペン先組立体、および貫通孔と貫通孔を開閉する内部キャップを有して、貫通孔にペン先部が挿入され、ペン先が位置するキャップボディー132を備える内部キャップ組立体を含み、スプリングは円錐形状で巻かれている第1部分1261と第1部分と連結されている第2部分1262を含み、キャップボディーは、ボディー本体1321、およびボディー本体の後面に位置し、逆円錐形状を有し、スプリングの第1部分が挿入されて結合されるスプリング挿入部1322を含む。【選択図】図3
Description
本発明は筆記具に関するもので、より詳しくはインクの揮発を防止する密閉機能を具備する筆記具に関するものである。
筆記具は鉛筆のように乾燥した木炭や黒炭の筆記用の固体芯を用いるタイプとボールペンや蛍光ペンまたは万年筆のように水性や油性の液体を筆記用インクで用いるタイプに分かれることができる。
インクを用いる筆記具は微細な直径の排出口を含むペン先を介して、インクを外部に排出させ、ユーザーが移動させるペン先の軌跡に沿って、紙のような用紙の上にインクが結着され文字や絵のような筆記が行われるようになる。
しかし、筆記具に用いられるインクは揮発性を有しているため、一定の時間以上外部に漏出されるとインクが消失され、またはペン先の先端に付いていたインクが硬化されてペン先からのインクの排出が正常的に行われず、円滑な筆記動作を実行することができない問題が発生する。
したがって、インクを用いる液体型の筆記具には別のケースキャップが設けられていて、ユーザーが液体型の筆記具を用いる際にはケースキャップを開けて正常的に筆記動作が行われるようにして、使用しない間にはケースキャップでペン先の部分を覆って、ペン先に付いているインクと空気との接触を最小化にする。
しかし、一般的にケースキャップは筆記具と分離されている別の部品として構成されており、紛失の危険性が高い。
また、ケースキャップが失われる場合には、ペン先が空気中に露出されるしかないので、インクの気化により多くのインクが残っているにもかかわらず、筆記具を使えない問題が発生する。
本発明が解決しようとする技術的な課題は、インクの揮発現象を最小化し、筆記具の使用寿命を増加させることである。
本発明が解決しようとする他の技術的な課題は、筆記具の破損のリスクを低減させるためのことである。
本発明が解決しようとするもう一つの技術的課題は、筆記具を使用するユーザーの利便性を高めるためのことである。
上記の課題を解決するための本発明の特徴による筆記具は、ペン芯部、上記のペン芯部に挿入されて結合され、ペン先を備えるペン先部及び上記のペン先部に挿入されているスプリングを備えるペン先組立体、及び貫通孔と上記の貫通孔を開閉する内部キャップを持って上記の貫通孔に上記のペン先部が挿入され上記のペン先が位置するキャップボディーを備える内部キャップ組立体を含み、上記のスプリングは円錐形状で巻かれている第1部分と、上記の第1部分と連結されている第2部分を含み、上記のキャップボディーは、上記のボディー本体と、上記のボディー本体の後面に位置し、逆円錐形状を有し、上記のスプリングの第1部分が挿入されて結合されるスプリング挿入部を含む。
上記の内部キャップ組立体は、上記のキャップボディーの上記の内部キャップに一側が連結されている連結線をさらに含み、上記のペン先組立体は、上記のスプリングとペン芯部の間に位置し、上記の連結線の他側が連結されている結合リングをさらに含むことができる。
上記の連結線は、上記の内部キャップと結合される結合部分と上記の結合部分で延長されている連結部分を含み、上記のボディー本体は、上記の連結部分が位置する第1連結線の固定溝を含み、上記の結合リングは、上記の第1連結線固定溝と同じ直線上に位置し、上記の連結部が位置する第2連結線の固定溝を含むことができる。
上記のボディー本体の上記の第1連結線の固定溝は、位置に関係なく、同じ幅を有する第1部分と上記の第1部分と連結され、位置に応じて増加する幅を有する第2部分を含むことができる。
上記の内部キャップは、外部面に上記の連結線の連結部分が挿入されて固定される連結線の固定突起を含むことができる。
上記の連結線は、上記の連結部に連結され、上記の結合リングと、上記のペン芯部の間に位置する連結線キャップをさらに含むことができる。
上記の連結線キャップの幅は、上記の連結部の幅より大きくすることができる。
上記の連結線は、弾力性を有する材料からなることができる。
上記のキャップボディーはボディー本体の前面から上記の貫通孔を中心に突出しているキャップ結合突起をさらに含むことができ、上記の内部キャップは、上記のキャップ結合突起に対応するように、内部面で突出している孔カバー用突起を含むことができる。
上記のキャップ結合突起は、上記のボディー本体の前面に行くほど厚さが増加する斜面を持つことができる。
上記の孔カバー用突起は、上記の内部キャップの内側面に向かって傾斜している側面を有することができる。
上記のペン芯部、上記のペン先組立体および内部キャップ組立体が挿入されるケースをさらに含むことができる。
上記のケースは、内部面に長さ方向に延びている位置固定突起を含み、上記のボディー本体、上記の結合リングと、上記のペン芯部は、それぞれ同一の直線上に位置して、上記の固定突起が挿入される位置固定溝を含むことができる。
これらの特徴によると、円錐形の形態のスプリングの第1部分と逆円錐形の形態のスプリング挿入部により、スプリング挿入部の四方にスプリングの圧力が作用し、スプリング挿入部と、その中に挿入されているペン先芯の間の密着力が増加する。
したがって、ボディー本体の貫通孔の中に流入される空気の量が大幅に減少し、貫通孔の内に位置するペン先の空気接触の程度が大きく減るので、ペン先に付いているインクの蒸発量が減少して筆記具の使用期間が増えて、ユーザーの筆記感が向上する。
また、位置による連結ボディの連結線固定溝の幅の増加のため、連結線の動作の余裕度が増加し、連結線に印加される圧力や抵抗が大幅に減少して連結線の断線の危険が減少し、連結線の繰り広げられて折り畳まれる動作が円滑に行われ筆記具の故障防止及び筆記具の使用感が向上する。
ボディー本体の挿入孔に内部キャップの孔カバー用突起が挿入されて、内部キャップの閉鎖動作が行われるとき、ボディー本体のキャップ結合突起と内部キャップの内側面が線接触されるので、内部キャップとキャップ結合突起との間の密閉力が増加する。
したがって、ボディー本体への空気の流入を減少させ、ボディー本体内に位置するペン先のインクの蒸発量を減らす。
また、ケースにペン先組立体と、内部キャップ組立体が組み立てられる際に、ケースに形成された位置固定突起にペン先組立体と内部キャップ組立体に位置した位置固定溝が挿入されてケースやペン先組立体の回転動作が制限される。したがって、ケースやペン先組立体の回転に伴う連結線の断線やねじれ現象が防止され、筆記具の固定が防止される。
これに加えて、キャップボディーに内部キャップが付いている筆記具の動作状態に応じて自動的に内部キャップの開閉動作が行われるので、インクの蒸発を最小限にするための別途のケースキャップが不要である。
したがって、ユーザーの利便性が向上され、ケースキャップを別途に製作するための製作費用が減少する。
以下、添付された図面を参考にして、本発明の実施例を詳細に説明する。本発明を説明する上で、当該分野で既に公知された技術や構成の具体的な説明を付加することが、本発明の要旨を不明にすることができると判断される場合には、詳細な説明では、これを一部省略するようにする。また、本明細書で使用される用語は、本発明の実施例を適切に表現するために使用される用語たちとして、これは、該当分野の関係者や習慣などによって異なる場合がある。したがって、本用語の定義は、本明細書全般にわたった内容に基づいて定められる。
ここで使用される専門用語は、単に特定の実施例に言及するためのものであり、本発明を限定することを意図していない。ここで使用される単数形は、フレーズがこれと明らかに反対の意味を示さない限り、複数形も含む。明細書で使用される「含む」の意味は、特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素、および/または成分を具体化し、他の特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素、成分、および/または群の存在や付加を除外するものではない。以下、添付した図面を参考にして、本発明の一実施例による筆記具について説明する。
図1に示したように、本実施例による筆記具(100)は、ケース(110)、ケース(110)の中に位置してハンドル(141)を備えたハンドル部(140)が結合されるペン芯組立体(120)とペン芯組立体(120)と結合されている内部キャップ組立体(130)を備える。
本例の筆記具(100)において、説明の便宜上、ハンドル部(140)が位置する部分を後面部と呼び、後面部の反対側を前面部と呼ぶ。
ケース(110)は、ペン芯組立体(120)と、内部キャップ組立体(130)が挿入されるように、内部に円形や長方形や三角形のような多角形の断面形状を有する空のスペースを備えている長い筒状を有している。
本例で、ケース(110)は、内側面にケース(110)の長さ方向に沿って長く延長されている位置固定突起(P110)を備える。
この際、ケース(110)の後面は開放されており、ペン芯組立体(120)と、内部キャップ組立体(130)がケース(110)の内部の中に挿入されて、ケース(110)内で組立体(120)と内部キャップ組立体(130)の組立動作が行われるようにする。
一方、後面の反対側に位置するケース(110)の前面部にはペン先(PT)が外部に突出されるペン先突出孔(H110)が位置する。したがって、ケース(110)の前面部のペン先突出孔(H110)を除けば、すべて詰まっている構造を有する。
また、ケース(110)の外側面には、本例の筆記具(100)を使用するためにペン芯組立体(120)に結合されたハンドル(141)を押して、動作させることによって、ペン先突出孔(H110)を介して外部に露出されたペン先(PT)の位置を固定するための固定溝(図示せず)が位置することができる。
これらのケース(110)は、プラスチック(plastic)や金属材料のように少なくとも一つ以上の材料で構成されている。また、ケース(110)の部位に応じてお互いに異なる材料からなることができる。
ケース(110)の内部の直径は、その中に挿入されるペン芯組立体(120)と、内部キャップ組立体(130)の構造とサイズにより定められることができる。
ハンドル(141)は、ユーザーのクリック動作に応じて動作状態が変化し、ペン先(PT)を外部に露出させたり、逆に露出されたペン先(PT)をケース(110)の内部に位置させることができる構造を有することができる。
本例のハンドル部(140)は、ユーザーがハンドル(141)を押すたびに動作状態が反転されるトグル型ハンドル部で構成されているが、これに限定されず、ユーザーの操作に応じて筆記具(100)の使用のためにペン先(PT)を前進させてペン先突出孔(H110)の外部に突出させ、逆に後退させてケース(110)の内部に位置させる様々な構造で行うことができる。
このようなハンドル部(140)は、すでに知られているので、これに対する詳細な説明は省略する。
ペン芯組立体(120)は、すでに述べたように、内部キャップ組立体(130)と結合されて、ケース(110)の内部の空きスペースの中に挿入される。
このようなペン芯組立体(120)は、図1に示したように、インクが入っていて細長い円筒形のような棒の形で構成されているペン芯部(122)、ペン芯(122)の一側端部(例えば、前面部の先端)に結合されているペン先部(124)と、ペン先部(124)に挿入されているスプリング(126)を備える。
ペン芯部(122)は、図2に示したように、インクを吸収しているスポンジなどが内蔵されているペン芯(1221)と互いに結合され、内部にペン芯(1221)が挿入されて位置する第1及び第2ケース部(1222、1223)を備える。
ペン芯(1221)は、円形の断面形状を有する長い棒の形状を有しているが、これに限定されず、自分が挿入される第1及び第2のケース部(1222、1223)の形状により様々な形状を有することができる。
第1及び第2のケース部(1222、1223)は、互いに結合され、ペン芯(1221)の挿入のために中央に空のスペースを備えている棒の形状を有する。
この際、第1ケース部(1222)は、本体の外側面に自分の延長方向(つまり、長さ方向)に沿って位置する位置固定溝(G122)を備える。
この位置固定溝(G122)はケース(110)に位置する位置固定突起(P110)の一部が挿入されて結合される部分である。
したがって、互いに結合された第1及び第2のケース部(1222、1223)は、ケース(110)の位置固定突起(P110)の延長方向を安定的に前進と後進の動作が行われ、ケース(110)の回転動作を妨害してケース(110)の回転動作に伴う内部キャップ組立体(130)の破損を防止する。
また、第1ケース部(1222)のボディーの前面、すなわち、ペン先部(124)と結合されている部分には、ペン先部(124)が挿入されて結合される結合突起(P1222)が突出しており、前面の反対側に位置する後面は開放されて、第2のケース部(1223)の挿入動作が行われるようにする。
このとき、結合突起(P1222)の直径は、第1ケース部(1222)の直径よりも小さく、中央部分に第1ケース部(1222)の内部空間を通して挿入孔(H1222)を有している。
したがって、挿入孔(H1222)を介してペン先部(124)の挿入動作が行われ、ペン部(122)内に挿入されているペン芯(1221)の中にペン先部(124)が位置してペン芯(1221)の側に向かって、インクの移動が行われるようにする。
第2ケース部(1223)の本体前面は開放されており、後面は詰まっている。この際、第2のケース部(1223)の本体後面にはハンドル部(140)との結合動作のために、後面側に行くほど直径が減少する多段の構造を有している。
第2ケース部(1223)も、前面から突出している結合突起(P1223)を備えており、開放された第1ケース部(1222)の後面側に第2のケース部(1223)の挿入動作が行われるようにする。
第2ケース部(1223)の結合突起(P1223)も中央に第2ケース部(1223)の内部空間と連結されている孔を備える。このとき、結合突起(P1223)に形成された孔の直径は、第2ケース部(1223)の内部空間の直径と同じでペン芯(1221)が安定的に第2ケース部(1223)への挿入されるようにする。
これにより、第1ケース部(1222)の中に、第2ケース部(1223)が挿入され、第1ケース部(1222)と第2ケース部(1223)が互いに結合されると、第1および第2のケース部(1222、1223)の内部空間は、互いに通じるようになる。
したがって、ペン芯(1221)は、互いに結合された第1及び第2ケース部(1222、1223)の内部空間の中に位置することになる。
また、第1ケース部(1222)の前面と第2ケース部(1223)の後面が詰まっているので、第1及び第2ケース部(1222、1223)の内部空間に挿入されたペン芯(1221)は、第1および第2ケース部(1222、1223)の内部空間の中に安定的に位置することになる。
図3に示したように、ペン先部(124)は、先端にペン先(PT)が位置するペン先芯(1241)とペン先芯(1241)に挿入される結合リング(1242)を備える。
ペン先芯(1241)は、第1ケース部(1222)の前面部に位置する挿入孔(H1222)を通過して、第1ケース部(1222)の中に挿入されて位置が固定される。
この際、ペン先芯(1241)の外径は、挿入孔(H1222)の内径より小さく、ペン先芯(1241)は、円滑に結合突起(P1222)の挿入孔(H1222)の中に挿入される。
図3を参考にすると、結合リング(1242)は、結合突起(P1222)の中に挿入されているペン先芯(1241)が挿入されるリング(ring)であり、その中にペン先芯(1241)が挿入される挿入孔(H1242)を備えるドーナツ(Doughnut)形状を有している。
この際、結合リング(1242)の内径は、結合突起(P1222)の外径より小さいので、ペン先芯(1241)に挿入された結合リング(1242)は、結合突起(P1222)によって移動が制限される。
したがって、第1ケース部(1222)と結合リング(1242)の間に結合突起(P1222)が位置して、結合リング(1242)は、結合突起(P1222)の突出高さくらい第1ケース部(1222)と離隔されている。
このような結合リング(1242)の外側面には、互いに反対側に対向するように配置されている一対の連結線の固定溝(G1242)と連結線の固定溝(G1242)との間に位置する位置固定溝(G124)を備える。
この際、位置固定溝(G124)は、第1ケース部(1222)の位置固定溝(G122)と同じ仮想の直線(以下、同じ仮想の直線を「同じ直線」という)上に位置し、一対の連結線の固定溝(G1242)との間の中央部分に位置することができる。
スプリング(126)は、弾性部材としてのコイルが巻かれているコイルスプリング(coil spring)であることができる。
このようなスプリング(126)は、ユーザーによるハンドル部(140)の動作により圧縮されたり復元力により圧縮状態が解除されて、ペン先突出孔(H110)に突出されたペン先(PT)の初期位置であるケース(110)内部に復帰するようにする。
本例のスプリング(126)は、図1に示したように、ペン先芯(1241)に挿入されて結合リング(1242)と内部キャップ組立体(130)の間に位置する。
このようなスプリング(126)は、前面部側[つまり、内部キャップ組立体(130)の方]に位置する第1部分(1261)と、第1部分(1261)とシームレスに連結される第2部分(1262)を備えている。
第1部分(1261)は、円錐形(または漏斗形)でコイルが巻かれており、コイルが断線されている第1部分(1261)の一側端部は、内部キャップ組立体(130)と接している。
したがって、第1部分(1261)は、前端部に向かって次第に直径が増加する。
第2部分(1262)は、一側端部が第1部分(1261)の他側端部とシームレスにコイルに連結されて巻かれており、コイルが断線されている第2部分(1261)の他側端部は、ペン先部(124)のペン先芯(1241)に挿入されている結合リング(1242)の隣接面(例えば、前面)に接している。したがって、スプリング(124)は、内部キャップ組立体(130)と結合リング(1242)の間に位置して圧縮状態や非圧縮状態を維持する。
このようなスプリング(126)の第2部分(1262)は、後端部に向かって次第に直径が増加する。
この際、第1部分(1261)の巻線間隔は、第2部分(1262)の巻線の間隔よりはるかに狭いが、第1部分(1261)と第2部分(1262)のそれぞれの巻線の間隔は、それぞれの巻線方向に沿って一定することができる。
したがって、ユーザーの動作によりハンドル(141)の押し動作が行われ、互いに結合されているペン芯部(122)と、ペン先部(124)が前面部に向かって前進すると、スプリング(126)は、ペン先部(124)の外側面で長さ方向に沿って圧縮されて、ペン先(PT)がケース(110)のペン先突出孔(H110)を介して公開されるようにする。
逆に、ハンドル(141)の押さえ状態が解除され、ペン芯部(122)と、ペン先部(124)が後面部に向かって後進するようになると、スプリング(126)の圧縮状態は解除され、復元力により、スプリング(126)は、初期状態ある非圧縮状態になる。
この際、第2部分(1262)の直径が結合リング(1242)と接する下端部に行くほど増加するにつれてスプリング(126)の圧縮動作がより安定的に構成されてスプリング(126)の寿命が増加される。
図3及び図4を参考にすれば、内部キャップ組立体(130)は、ペン先部(124)のペン先芯(1241)が挿入されて結合されている部分であって、キャップボディー(132)、キャップボディー(121)の前端部に位置する内部キャップ(134)と、そして内部キャップ(134)に連結されている連結線(136)を備える。
キャップボディー(132)は、中央部分に長さ方向に沿ってキャップボディー(132)を完全に貫通する貫通孔(H132)を備えている。
貫通孔(H132)は、ペン先芯(124)の前進と後進の動作のための移動経路を提供するものであり、これらの貫通孔(H132)によりペン先(PT)は、キャップボディー(132)の外部に露出して筆記具(100)の使用が行われるようにする。
このようなキャップボディー(132)は、ほぼ円形の断面を有するボディー本体(1321)とボディー本体(1321)の後面に位置するスプリング挿入部(1322)、およびボディー本体(1321)の前面に突出されるように位置するキャップ結合突起(1323)を備える。
ボディー本体(1321)は、外側面に位置して連結線(136)の位置をそれぞれ固定する一対の連結線の固定溝(例えば、第2連結線の固定溝)(G1321)、および外側面に位置した一対の連結線の固定溝(G1321)の間(例えば、ほぼ中央部分)に位置する位置固定溝(G132)を備える。
一対の連結線の固定溝(G1321)は結合リング(1242)に位置する一対の連結線の固定溝(G1242)のそれぞれと同一直線上に位置する。
したがって、連結線(136)の対応する部位は、固定溝(G1321)と結合リング(1242)にそれぞれ位置する連結線の固定溝(G1242)に挿入されて位置し、ボディー本体(1321)、および結合リング(1242)と該当連結線の固定溝(G1231、G1242)との間の段差の違いにより、その固定溝(G1231、G1242)を離脱せずに安定的に対応する連結線の固定溝(G1321、G1242)内に位置する。
本例では、連結線の固定溝(G1321)は長さ方向(つまり、延長方向)の位置の変化に関係なく、同じサイズの幅(D11)を有する第1部分(SG11)と第1部分(SG11)に連結されてあり後端部に向かうほど、つまり、位置が移動すると、サイズが増加する幅(D12)を有する第2部分(SG12)を備える。
このような幅(D11、D12)の大きさにより、第1部分(SG11)は四角形の断面形状を有して第2部分(SG12)は台形形状の断面形状を有することができ、第1部分(SG11)の幅と第2部分(SG12)の幅は、連結線(126)の幅よりはるかに大きい。
このような第2部分(SG12)での幅の増加により、ユーザーの動作によるペン先組立体(120)の前進または後進動作によって繰り広げられて折り畳まれる連結線(136)の動作の余裕度が増加する。
したがって、連結線(136)に印加される圧力や抵抗が大幅に低減して連結線(136)の断線リスクが大幅に減り、ハンドル(141)の動作に応じて繰り広げられて折り畳まれる連結線(136)の動作が円滑に行われ、連結線(136)の絡み現象などによる筆記具(100)の故障発生のリスクが減少した使用感が向上する。
キャップボディー(132)の位置固定溝(G132)も結合リング(1242)に位置する位置固定溝(G124)と同じ直線上に位置する。これにより、図9及び図10に示したように、筆記具(100)の組み立てが完了したときに、第1ケース部(1222)、結合リング(1242)、およびキャップボディー(132)にそれぞれ位置する位置固定溝(G122、G124、G132)には、同じ直線上に位置するケース(110)の内側面の位置固定突起(P110)が挿入される。
このような位置固定溝(G122、G124、G132)と位置固定突起(P110)の結合することにより、ケース(110)と、その中に挿入されている内部キャップ組立体(130)、ペン先組立体(120)およびハンドル部(140)の回転範囲が制限される。これらの構成要素(110〜140)の回転動作による連結線(136)の移動によって連結線(136)のねじれ現象や断線現象が防止される。
ボディー本体(1321)の後面に位置しているスプリング挿入部(1322)は、スプリング(126)の第1部分(1261)が挿入される部分であって、第1部分(1261)のように、逆円錐形状を有している。この際、スプリング挿入部(1322)の形状をスプリング(126)の第1部分(1261)の形状により定められて第1部分(1261)の形状の上下反転形状である逆形状を有する。
このような円錐形状を有するスプリング(126)の第1部分(1261)が逆円錐形状のスプリング挿入部(1322)に挿入されて結合されると、図11に示した矢印のように、スプリング(126)によってスプリング挿入部(1322)側に向かって力が作用してスプリング挿入部(1322)の四方にスプリング(126)の圧力が伝達され、これらのスプリング(126)の圧力によってボディー本体(1321)側に向かって力が作用する。これにより、スプリング挿入部(1322)と、その中に挿入されているペン先芯(1241)との間の密着力が増加する。
したがって、ボディー本体(1321)の貫通孔(H132)の中への空気の流入が大幅に減少して、貫通孔(H132)内に位置するペン先(PT)の空気接触の程度が大きく減り、ペン先(PT)に付いているインクの蒸発量も減少して筆記具(100)の使用期間が増え、ユーザーの筆記感が向上する。
キャップ結合突起(1323)は、内部キャップ(134)と結合されている部分であって、ボディー本体(1321)の前面から貫通孔(H124)を中心に突出している。
このようなキャップ結合突起(1323)は、ボディー本体(1321)の前面側に向かって傾斜斜面の側面を有している。
この際、貫通孔(H123)の内部直径は一定なので、キャップ結合突起(1323)の厚さは、ボディー本体(1321)の前面側に行くほど増加するので、内部のキャップ(134)と接するキャップ結合突起(1323)の前段の厚さが最も薄く、内部キャップ(134)との密閉力を増加させる。
内部キャップ(134)は、ボディー本体(1321)の全断面の縁の部分に開閉可能に連結されており、外側面(すなわち、ボディー本体(1321)に隣接している内部面の反対側に位置する面)の中央部分に位置する連結線の固定突起(1341)および内部面で突出されている孔のカバー用突起(1342)を備える。連結線の固定突起(1341)は、連結線(136)の該当部分が挿入されて固定される部分であり、連結線(136)の該当部位は、内部キャップ(134)の外部面に位置する連結線の固定突起(1341)に挿入されて、連結線(136)の位置が安定的に維持されるようにする。
このように、連結線(136)は、内部キャップ(134)が外部面に固定されるように連結されているので、ハンドル(141)の動作によるペン先組立体(120)、および内部キャップ組立体(130)の前進または後進動作により、内部キャップ(134)の外部面に作用する連結線(136)の圧力(すなわち、引張力)の変化により、内部キャップ(134)の開閉状態が制御される。
孔カバー用突起(1342)は、キャップ結合突起(1323)と対応するように位置しており、ボディー本体(1321)の前面に位置する貫通孔(H132)の中に挿入されて貫通孔(H132)の開閉鎖動作を行う。このような孔カバー用突起(1342)は、内部キャップ(134)の内部面に行くほど傾斜している斜面である側面を有しており、突起(1342)の直径は、内側面に行くほど増加する。したがって孔カバー用突起(1342)は、貫通孔(H123)の中に容易に挿入できるようにする。
このように、孔カバー用突起(1342)が貫通孔(H123)の中に挿入されると、キャップ結合突起(1323)の前端は、孔カバー用突起(1342)の境界に位置する内部キャップ(134)の該当内面と接して、この場合、既に述べたように、内部キャップ(134)と接するキャップ結合突起(1323)の厚さの減少により、図11に示したように、キャップ結合突起(1323)は、内部キャップ(134)の該当部分と面接触ではなく、線接触の状態になる。
したがって、内部キャップ(134)とキャップ結合突起(1323)との間の密閉力の増加にボディー本体(1321)への空気の流入が減少して、ボディー本体(1321)の内に位置するペン先(PT)の空気接触程度を大幅に減らして、インク蒸発を減少させる。
連結線(136)は、プラスチック(plastic)、シリコーン(silicone)または金属などのような弾力性を有する物質で構成されている
このような連結線(136)は、内部キャップ(134)の連結線の固定突起(1341)に結合される結合部分(1361)、結合部分(1361)の両側面に連結されている一対の連結部分(1362)、および連結部分(1362)の各端部に位置する連結線ストッパー(1363)を備える。結合部分(1361)は、中央の孔が形成された円形のリングの形で構成されており、すでに述べたように、内部キャップ(134)の固定突起(1341)の孔が挿入されて連結線(136)が、内部キャップ(134)に安定的に位置するようにする。
このような連結線(136)は、内部キャップ(134)の連結線の固定突起(1341)に結合される結合部分(1361)、結合部分(1361)の両側面に連結されている一対の連結部分(1362)、および連結部分(1362)の各端部に位置する連結線ストッパー(1363)を備える。結合部分(1361)は、中央の孔が形成された円形のリングの形で構成されており、すでに述べたように、内部キャップ(134)の固定突起(1341)の孔が挿入されて連結線(136)が、内部キャップ(134)に安定的に位置するようにする。
この際に、結合部分(1361)の孔の直径は連結線の固定突起(1341)の直径より小さく、固定突起(1341)に挿入された結合部分(1361)は、外部からの物理的な力が印加されない限り、固定突起(1341)から離脱されない。
それぞれの連結部分(1362)は、定められた厚さと幅を有する細い板状の紐で構成されており、ボディー本体(1321)と結合リング(1242)にそれぞれ形成されている連結線の固定溝(G1321、G1242)に挿入されて位置する。
結合リング(1242)の連結線の固定溝(G1242)の幅は、連結線(136)のそれぞれの連結部分(1362)の幅より小さい。
したがって、結合リング(1242)を介して結合リング(1242)と他側が連結されているそれぞれの連結部分(1362)は、結合リング(1242)の該当連結線の固定溝(G1242)から抜けずに安定的に位置する。
一対の連結線ストッパー(1363)は、連結部分(1362)の延長方向と垂直に交差する方向に一定の長さぐらい延長されている長方形が平面形状を有する部分で、それぞれの連結部分(1362)の端部に連結されている。したがって、それぞれの連結線キャップ(1363)は、連結部分(1362)の幅(D21)よりはるかに大きな幅(D22)を有している。
このようなそれぞれの各連結線ストッパー(1363)は、結合リング(1242)と、第1ケース部(1222)の前面との間、すなわち、第1ケース部(1222)の挿入突起(P1222)が位置する部分に位置する。この際、それぞれの連結線ストッパー(1363)は、結合リング(1242)の後面を横切るように接するように位置するので、連結線(136)が結合リング(1242)から離脱することを防止する離脱防止として機能する。
これにより、スプリング(126)の初期状態で連結部分(1362)に最大の引張力が作用しても連結線ストッパー(1363)は、結合リング(1242)の後面にかかっているので、連結部分(1362)は、連結線の固定溝(G1242)から離脱されない。
このように、それぞれの連結部分(1362)の一側は、結合部分(1361)を介して内部キャップ(134)の外部面に固定連結され、他の側は、結合リング(1242)の連結線の固定溝(G1242)に固定連結されるので、連結線(136)は、内部キャップ(134)と結合リング(1242)の間に位置する。
これにより、内部キャップ(134)の開動作が行われて連結線(136)の引張力が大幅に減少しても、連結線(136)は、安定的に結合リング(1242)に固定される。
この際、それぞれの連結部分(1362)の長さは、該当連結部分(1362)が連結されている内部キャップ(134)の外側面から結合リング(1242)の後面までの距離に応じて定められることができる。
本例では、連結線(136)の連結部分(1362)は、二つに構成されており、これにより、キャップボディー(132)と結合リング(1242)に形成される連結線の固定溝(G1321、G1242)も2個ずつ位置する。しかし、連結線(136)の結合部分(1361)に連結されている連結部(1362)の数は、1つまたは三つ以上のことができ、これにより、キャップボディー(132)と結合リング(1242)に位置する連結線の固定溝(G1321、G1242)の数も連結部分(1362)の数と同じに一つまたは三つ以上である。
このような連結線(136)がキャップボディー(132)に組立てられている内部キャップ組立体(130)が、図5及び図6に示されており、この際、図5は、内部キャップ(134)が閉じられている状態を示し、図6は、内部キャップ(134)が開いている状態を示す。
図5および図6に示したように、連結線(136)の結合部分(1361)は、内部キャップ(134)の連結線の固定突起(1341)に挿入固定されており、連結線(136)のそれぞれの連結部分(1362)はキャップボディー(132)のボディー本体(1321)の側面に位置する連結線の固定溝(G1321)に挿入される。
この際、内部キャップ(134)の連結線の固定突起(1341)の連結線(136)の結合部分(1361)を挿入固定する方法は次のとおりである。
図12の(a)に示したように、内部キャップ(134)に突出されている初期の連結線の固定突起(1340)は、長い突起形状を有しており、連結線(136)の挿入部分と隣接するようにするための部分の直径が最も大きく、上部と下部に向かうほど幅の大きさが減少する。この際、初期の連結線の固定突起(1340)の最大直径は、結合部分(1361)に形成された挿入孔の直径より大きい。
図12の(b)に示したように、組立者は連結線(136)の結合部分(1361)の孔の中に初期の連結線の固定突起(1340)を挿入して、連結線の固定突起(1340)に結合部分(1361)を連結する。
この際、連結線(136)は、プラスチックや金属のような弾性のある材料で構成されているので、初期の連結線の固定突起(1340)は、連結線(136)の結合部分(1361)の挿入孔の中に挿入される。
このように、初期の連結線の固定突起(1340)の連結線(136)の結合部分(1361)が結合されると、組立者はレーザーやハサミなどの切断機を用いて、最終の連結線の固定突起(1340)の上端部の一部を切断して、最終の連結線の固定突起(1341)を完成する[図12の(c)]。
このように、接着剤を用いる代わりに、連結線の固定突起(134)を利用して、連結線(136)を内部キャップ(134)の該当部位に位置させるので、連結線(136)と内部キャップ(134)の結合力は大幅に増加する。
このように組み立てられた内部キャップ組立体(130)は、図7及び図8に示すように、ペン先組立体(120)との組み立てが行われる。
つまり、ペン芯部(122)の第2ケース部(1223)の開放された後面にペン芯(1221)が挿入された後、第1及び第2ケース部(1222、1223)の結合により、ペン芯部(122)の組み立てが行われる。
その後、第1ケース部(1222)の挿入突起(P1222)の中にペン先部(124)が挿入され、結合リング(1242)がペン先部(124)に挿入される。その後、結合リング(1242)が挿入されたペン先部(124)にスプリング(126)の挿入が行われ、ペン部(122)にペン先組立体(120)が結合される。
キャップボディー(132)の内部キャップ(134)の連結線の固定突起(1341)の連結線(136)が結合された後、ペン先組立体(120)のペン先部(124)がキャップボディー(132)の貫通孔(H132)の中に連動可能に挿入される。次に、ボディー本体(132)と結合リング(1242)の連結線の固定溝(G1321、G1242)に連結線(136)の連結部分(1362)が挿入されて位置するので、ペン先組立体(120)に内部キャップ組立体(130)が組み立てられる。
その後、一直線上に位置するボディー本体(1321)、結合リング(1242)、およびペン芯部(122)の位置固定溝(G132、G1242、G122)にケース(110)の位置固定突起(P110)が挿入されるようにケース(110)の内部に互いに結合されたペン先組立体(120)と、内部キャップ組立体(130)を挿入して、筆記具(100)の組み立てが行われるようにする。
このような状態では、ハンドル(141)の動作に応じてペン先組立体(120)が結合されているペン芯部(122)の前進と後進の動作に応じてペン先(PT)の外部露出状態が制御される。
すなわち、図7に示したように、ペン先(PT)が外部に露出されないスプリング(126)の初期状態(すなわち、非圧縮状態)のとき、スプリング(126)の復元力でスプリング(126)の長さは、最大を維持してスプリング(126)は、キャップボディー(132)を前面部に向かって最大限に押すようになる。
これにより、キャップボディー(132)の内部キャップ(134)と結合リング(1242)の間に位置する連結線(136)に印加される力も最大となって連結線(136)の連結部分(1262)の引張力も最大となる。
したがって、内部キャップ(134)の外部面に印加される連結線(136)の圧力の大きさも最大となり、内部キャップ(134)は、ボディー本体(1321)の貫通孔(H134)を閉めるようになる。これにより、ペン先(PT)は、キャップボディー(132)の中に位置してケース(110)のペン先突出孔(H110)の外にペン先(PT)の突出動作は行われない(図12参照)。
この際、記述したように、内部キャップ(134)の外部面に印加される力が最大になるので、貫通孔(H123)に対する内部キャップ(134)の密閉力が増加し、貫通孔(H134)を介してキャップボディー(132)の中への空気の流入と、インクの外部露出が防止される。
また、円錐状に構成されスプリング(126)の第1部分(1261)のために、キャップボディー(132)のスプリング挿入部(1322)に対する密閉力も大幅に増加し、ペン先部(124)からインクが外部に流出される現象が防止される。
しかし、図8のように、ハンドル(141)の動作により、互いに結合されたペン芯組立体(120)と、内部キャップ組立体(130)が貫通孔(H132)に沿ってケース(110)の前面部に向かって前進移動すると、キャップボディー(132)と結合リング(1242)との間の距離は最小に減少してスプリング(126)の状態は、動作状態の圧縮状態になる。
このようなキャップボディー(132)と結合リング(1242)との間の距離の減少のために、キャップボディー(132)と結合リング(1242)の間に連結されている連結線(136)の連結部分(1362)の長さは、スプリング(126)とキャップボディー(132)の長さを加えた長さの合計よりも長くなる。
したがって、内部キャップ(134)の外部面に印加される連結線(136)の引張力が解除され、内部キャップ組立体(130)とペン芯組立体(120)の前進動作により、内部キャップ(134)は、図8のように開かれる
このような内部キャップ(134)の開放動作によりキャップボディー(132)の中に位置しているペン先芯(1241)の一部がキャップボディー(132)の外部に突出され、このようなペン先芯(1241)の突出動作により、図10のように、ペン先(PT)は、ケース(110)のペン先突出孔(H110)の外に突出されて、手書きの動作が行われるようにする。
このような内部キャップ(134)の開放動作によりキャップボディー(132)の中に位置しているペン先芯(1241)の一部がキャップボディー(132)の外部に突出され、このようなペン先芯(1241)の突出動作により、図10のように、ペン先(PT)は、ケース(110)のペン先突出孔(H110)の外に突出されて、手書きの動作が行われるようにする。
このように、本例の筆記具(100)は、ペン先突出孔(H110)を防ぐための別途のケースキャップが不要なので、ユーザーの不便が大幅に減少し、製造コストも減少する。
また、筆記具(110)の使用の有無に応じて、内部キャップ(134)の開閉動作が行われ、ペン先(PT)がキャップボディー(132)の外部に突出される動作を制御する。
したがって、内部キャップ(124)の閉鎖動作により密閉状態のキャップボディー(132)の中に位置するペン先(PT)は、筆記具(100)の使用の際にのみキャップボディー(132)の外部に露出されるので、ペン先(PT)部分を介して流出されるインクの蒸発現象が大きく減少する。
これにより、筆記具(100)の使用期間が増加して、ペン先(PT)の部分でのインクの乾き現象が大幅に減少して、ユーザーの満足度と筆記感が向上する。
本実施例では、ペン芯組立体(120)とケース(110)は、それぞれ個別の部品として製作されているが、これに限定されず、ペン芯組立体(120)のケース(11)は、一体型で成り立つことができ、この場合には、ペン芯組立体(120)の後方から内部に向かって、インクの注入が行われることができる構造を有することができる。
以上、添付された図面を参照して、本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明のその技術的思想や必須の特徴が変更されず、他の具体的な形で実施されることができることが理解できるだろう。従って、以上で記述した実施例は、すべての面で例示的なものであり限定的ではないと理解しなければならない。本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではなく、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
100:筆記具
110:ケース
120:ペン芯組立体
122:ペン芯部
124:ペン先部
1242:結合リング
126:スプリング
1261:第1部分
1262:第2部分
130:内部キャップ組立体
132:キャップボディー
1321:ボディー本体
1322:スプリング挿入部
134:内部キャップ
1342:孔カバー用突起
136:連結線
1361:結合部分
1362:連結部分
1363:連結線ストッパー
H132:貫通孔
1323:キャップ結合突起
G1242、G1321:連結線の固定溝
G122、G1242、G132:位置固定溝
P110:位置固定突起
PT:ペン先
110:ケース
120:ペン芯組立体
122:ペン芯部
124:ペン先部
1242:結合リング
126:スプリング
1261:第1部分
1262:第2部分
130:内部キャップ組立体
132:キャップボディー
1321:ボディー本体
1322:スプリング挿入部
134:内部キャップ
1342:孔カバー用突起
136:連結線
1361:結合部分
1362:連結部分
1363:連結線ストッパー
H132:貫通孔
1323:キャップ結合突起
G1242、G1321:連結線の固定溝
G122、G1242、G132:位置固定溝
P110:位置固定突起
PT:ペン先
Claims (13)
- ペン芯部、
前記ペン芯部に挿入されて結合され、ペン先を備えるペン先部及び前記ペン先部に挿入されているスプリングを備えるペン先組立体、および
貫通孔と前記貫通孔を開閉する内部キャップを持って前記貫通孔に前記ペン先部が挿入され前記ペン先が位置するキャップボディーを備える内部キャップ組立体を含み、
前記スプリングは円錐形状で巻かれている第1部分と、前記第1部分と連結されている第2部分を含み、
前記キャップボディーは、前記ボディー本体と、前記ボディー本体の後面に位置し、逆円錐形状を有し、前記スプリングの第1部分が挿入されて結合されるスプリング挿入部を含む筆記具。 - 前記内部キャップ組立体は、前記キャップボディーの前記内部キャップに一側が連結されている連結線をさらに含み、
前記ペン先組立体は、前記スプリングとペン芯部の間に位置し、前記連結線の他側が連結されている結合リングをさらに含む、請求項1記載の筆記具。 - 前記連結線は、
前記内部キャップと結合される結合部分と、
前記結合部分で延長されている連結部分を含み、
前記ボディー本体は、前記連結部分が位置する第1連結線の固定溝を含み、
前記結合リングは、前記第1連結線固定溝と同じ直線上に位置し、前記連結部が位置する第2連結線の固定溝を含む、請求項2記載の筆記具。 - 前記ボディー本体の前記第1連結線の固定溝は、
位置に関係なく、同じ幅を有する第1部分と、
前記第1部分と連結され、位置に応じて増加する幅を有する第2部分を含む、請求項3記載の筆記具。 - 内部キャップは、外部面に前記連結線の連結部分が挿入されて固定される連結線の固定突起を含む、請求項3記載の筆記具。
- 前記連結線は、前記連結部に連結され、前記結合リングと、前記ペン芯部の間に位置する連結線キャップをさらに含む、請求項3記載の筆記具。
- 前記連結線キャップの幅は、前記連結部の幅より大きい、請求項6記載の筆記具。
- 前記連結線は、弾力性を有する材料からなる、請求項3記載の筆記具。
- 前記キャップボディーはボディー本体の前面から前記貫通孔を中心に突出しているキャップ結合突起をさらに含み、
前記内部キャップは、前記キャップ結合突起に対応するように、内部面で突出している孔カバー用突起を含む、請求項1記載の筆記具。 - 前記キャップ結合突起は、前記ボディー本体の前面に行くほど厚さが増加する斜面を有する、請求項9記載の筆記具。
- 前記孔カバー用突起は、前記内部キャップの内側面に向かって傾斜している側面を有する、請求項9記載の筆記具。
- 前記ペン芯部、前記ペン先組立体および内部キャップ組立体が挿入されるケースをさらに含む、請求項2記載の筆記具。
- 前記ケースは、内部面に長さ方向に延びている位置固定突起を含み、
前記ボディー本体、前記結合リングと、前記ペン芯部は、それぞれ同一の直線上に位置して、前記固定突起が挿入される位置固定溝を含む、請求項12記載の筆記具。
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