JP2020000565A - 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置において、リセット回数差に起因する画像ムラの発生を抑制すること。【解決手段】照射された放射線の線量に応じた電荷を発生させる複数の放射線検出素子34を備えた放射線検出部3と、放射線検出素子34から放出された電荷を画像データに変換して読み出すことで、画像データを取得する読み出し部5と、を備え、放射線を照射する放射線照射装置との間で信号の送受信を行わない非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置であって、制御部6は、被写体を配置して行われる本撮影の放射線照射開始前の所定タイミングから放射線照射の開始が検出されるまで、放射線検出素子34から電荷を放出させるリセット処理を繰り返し行い、そのリセット処理の繰り返し回数を計測し、リセット処理の繰り返し回数に応じて、取得した画像データを補正する。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システムに関する。
照射された放射線の線量に応じて検出素子で画像を生成する放射線画像撮影装置が種々開発されている。このタイプの放射線画像撮影装置はFPD(Flat Panel Detector)として知られており、従来は支持台等と一体的に形成された、いわゆる専用機型(固定型等ともいう。)として構成されていたが、近年、検出素子等を筐体内に収納し、持ち運び可能とした可搬型(カセッテ型等ともいう。)の放射線画像撮影装置が開発され、実用化されている。
こうした放射線画像撮影装置では、従来、放射線照射装置との間でインターフェースを構築して互いに信号を送受信し、放射線画像撮影装置の準備が整った段階で、放射線照射装置から被写体を介して放射線画像撮影装置に放射線を照射して撮影が行われていた。
このような、いわゆる連携方式と呼ばれる撮影方法の放射線画像撮影装置は、撮影前に、各検出素子内に残存している電荷を除去するリセット処理を行い、放射線技師が放射線照射装置を操作する等して放射線照射装置から放射線の照射を開始する旨を表す照射開始信号が送信されてくるとリセット処理を停止する。そして、各検出素子のスイッチ素子をオフ状態にして、照射される放射線の線量に応じて検出素子内で生じる電荷が検出素子内に蓄積される電荷蓄積状態に移行するとともに、放射線照射装置にインターロック解除信号を送信する。放射線照射装置は、放射線画像撮影装置からインターロック解除信号が送信されてくると、被写体を介して放射線画像撮影装置に放射線を照射する。
このようにして撮影を行うことで、リセット処理で各検出素子内に残存する電荷がほとんどない状態にしてスイッチ素子をオフ状態とし、放射線照射装置から照射された放射線により各検出素子内で電荷が発生すると、それを各検出素子内に蓄積させて的確に撮影が行われるようになっていた。
しかしながら、例えば、放射線画像撮影装置と放射線照射装置との製造元が異なっているような場合には、両者の間でインターフェースを構築することが必ずしも容易でない。このため、放射線画像撮影装置で各検出素子のリセット処理を行う際に、これと同時進行で、放射線照射装置からの放射線の照射が開始されたことを検出する検出処理を行い、放射線の照射開始を検出すると、その時点でリセット処理を停止して電荷蓄積状態に移行させるように構成された、いわゆる非連携方式と呼ばれる撮影方法の放射線画像撮影装置が種々開発されている。
ところが、このように撮影を行った場合には、全検出素子のリセット処理が終了していない段階で電荷蓄積状態に移行することで、生成された画像に段差状の画像ムラが発生する現象が知られている。そこで、その対策として、例えば、スリープ時にバイアス電圧を印加して取得した特性曲線(ラグ特性)をもとに段差量を求めて補正する技術(例えば、特許文献1参照)や、ゲート線毎の実効蓄積時間の差に応じた暗電荷量を求めて補正する技術(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特開2015−19155号公報 特開2012−95967号公報
しかしながら、本発明者らが鋭意検討した結果、非連携方式の撮影方法により生じる画像ムラは、各検出素子のリセット処理の回数(リセット回数)にも依存することが判明した。これは特に、画素を高精細化したときに顕著である。すなわち、画素を高精細化する技術の進歩により顕在化した課題である。
従って、上記特許文献1及び2の技術では、リセット回数の差を考慮したオフセット差を補正できず、依然として画像ムラが引き起こされるものであった。
本発明の課題は、非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置において、リセット回数差に起因する画像ムラの発生を抑制することである。
上記課題を解決するため、本発明は、
照射された放射線の線量に応じた電荷を発生させる複数の放射線検出素子を備えた検出部と、前記放射線検出素子から放出された電荷を画像データに変換して読み出すことで、画像データを取得する読み出し部と、を備え、
放射線を照射する放射線照射装置との間で信号の送受信を行わない非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置であって、
放射線の照射開始を検出する照射検出手段と、
被写体を配置して行われる本撮影における放射線照射開始前の所定タイミングから前記照射検出手段により放射線照射の開始が検出されるまで、前記放射線検出素子から電荷を放出させるリセット処理を繰り返し行うリセット手段と、
前記リセット手段により行われた前記リセット処理の繰り返し回数を計測する計測手段と、
前記計測手段により計測された前記リセット処理の繰り返し回数に応じて、前記読み出し部により取得した画像データを補正する補正手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、放射線画像撮影システムであって、
上記放射線画像撮影装置と、
被写体を介して前記放射線画像撮影装置に放射線を照射する放射線照射装置と、
前記放射線画像撮影装置から送信された画像データに基づいて放射線画像を生成するコンソールと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置において、リセット回数差に起因する画像ムラの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る放射線画像撮影装置の外観を表す斜視図である。 図1の放射線画像撮影装置に内蔵される放射線検出部の平面図である。 図1の放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 図1の放射線画像撮影装置が行う動作のフローチャートである。 特性情報を示す一例であって、横軸をリセット回数、縦軸を信号値としてプロットした特性曲線である。 環境温度による信号値の変化を説明するための図である。 駆動周期による信号値の変化を説明するための図である。 図1の放射線画像撮影装置を備えた放射線画像撮影システムの模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は図示したものに限定されない。
〔放射線画像撮影装置の構成〕
まず、本発明の実施形態に係る放射線画像撮影装置(以下撮影装置20)について説明する。図1は撮影装置20の斜視図、図2は撮影装置20が備える基板31の正面図、図3は撮影装置20の概略回路構成を表すブロック図である。
なお、撮影装置20は、放射線が照射されたことを自ら検出する非連携方式のものである。
本実施形態に係る撮影装置20は、放射された放射線(X線等)を可視光等の他の波長の電磁波に変換して電気信号を得るいわゆる間接型のもので、図1〜3に示したように、筐体1の他、この筐体1に収納される、シンチレーター2、放射線検出部3、走査駆動部4、読み出し部5、制御部6、記憶部7、通信部8、内蔵電源9A等を備えている。
筐体1の一側面には、図1に示したように、電源スイッチ11や操作スイッチ12、インジケーター13、コネクター82等が設けられている。
シンチレーター2は、放射線を受けることで、線量に応じた強度の、放射線よりも波長の長い電磁波(例えば可視光等)を発するようになっている。
なお、放射線検出部3により多くの電磁波が伝わるように、放射線検出部3と対向する面に反射面を構成してもよい。
また、電磁波の拡散を低減するため、CsIを用いた柱状結晶とすることも可能である。
放射線検出部3は、図2に示したように、基板31や、複数の走査線32、複数の信号線33、複数の放射線検出素子34、複数のTFT35(スイッチ素子)、複数のバイアス線36、結線37等で構成されている。
基板31は、ガラスや、ベースフィルム、シリコン等の半導体材料等を用いて板状に形成され、シンチレーター2と並行に対抗するよう配置されている。
基板31上には、複数の放射線検出素子34が二次元的に配置されている。
放射線検出素子34の一方の端子には、スイッチ素子であるTFT35のドレイン端子が、他方の端子にはバイアス線がそれぞれ接続されている。
走査線32は、複数のTFT35のゲート端子と接続されている。
各信号線33は、走査線32と直行する様に配置され、複数のTFT35のソース端子と接続されている。
各走査線32と各信号線33のそれぞれの端部には、端子32a、33aが形成され、基板31から配線を引き出せる構成となっている。
複数のバイアス線36は、結線37で接続され、同様に端子37aが形成されている。
なお、本実施形態のバイアス線36は、結線37で接続する構成としているが、各バイアス線に端子37aを構成しても良いし、所定の本数毎に結線37で接続し、複数の端子37aを構成しても良い。結線37で接続するとバイアス線36を流れる電流が集中し、配線抵抗による電圧降下が大きくなってしまうが、分割することで、電圧降下を低減する効果が得られる。
また、バイアス線36は、配線抵抗の影響を低減するため、全面に面形状となるように配置しても良いし、縦横に配置した配線が交差部で接続した井桁形状となるように配置しても良い。
放射線検出素子34は、シンチレーター2が発した電磁波(光)を受けることで、その強度(放射線検出素子34が受けた放射線の線量)に応じた電気信号(電流、電荷)を生成するものである。こうした放射線検出素子34は、例えばフォトダイオードや、フォトトランジスター等で構成することができる。なお、構成が異なるCCD方式としてもよい。
各放射線検出素子34は、複数の走査線32及び複数の信号線33によって区画された複数の領域にそれぞれ設けられている。この領域を画素rと称する。放射線検出素子34とTFT35から構成されている。筐体1に収納された放射線検出部3の各放射線検出素子34は、シンチレーター2と対向するようになっている。
TFT35は、放射線検出素子34と同様、複数の画素rにそれぞれ設けられている。各TFT35は、ゲート電極が近接する走査線32に、ソース電極が近接する信号線33に、ドレイン電極が同じ画素r内の放射線検出素子34にそれぞれ接続されている。このため、放射線検出素子34は、走査線32や信号線33と間接的に接続されることとなる。
なお、TFT35は、複数の画素rの内の幾つかに対しては、放射線検出素子34と信号線33を配線で接続し、TFT35を配置しないものを設けてもよい。
また、TFT35のソースとドレインは同じ機能をするため、入れ替えても良い。
また、複数のバイアス線36は、各信号線33と信号線33との間に信号線33と平行になるように、かつ交差する走査線32と導通しないように設けられている。
結線37は、基板31の縁部において、走査線32と平行に延びるように設けられている。結線37には、複数のバイアス線36が接続されている。また、結線37の端部には、端子37aが形成されている。
走査駆動部4は、図3に示したように、電源回路41や、ゲートドライバー42等で構成されている。
電源回路41は、それぞれ電圧の異なるオン電圧とオフ電圧を生成し、ゲートドライバー42に供給するようになっている。
ゲートドライバー42は、走査線32の各ラインに印加する電圧をオン電圧かオフ電圧に切り替えるようになっている。
読み出し部5は、複数の読み出し回路51や、アナログマルチプレクサー52、A/D変換器53等を備えている。
各読み出し回路51は、各信号線33にそれぞれ接続されている。
また、各読み出し回路51は、積分回路51aと相関二重サンプリング回路(以下、CDS回路)51b等で構成されている。
積分回路51aは、信号線33に放出された電荷を積分し、積分された電荷量に応じた電圧値をCDS回路51bへ出力するようになっている。
CDS回路51bは、信号を読み出す対象の放射線検出素子34が接続された走査線32にオン電圧を印可する前(オフ電圧を印加している間)に、積分回路51aの出力電圧をサンプリングホールドし、該当の走査線32にオン電圧を印可して放射線検出素子の信号電荷を読み出し、該当の走査線32にオフ電圧を印加した後の積分回路51aの出力電圧の差分を出力するようになっている。
なお、信号電荷を読み出した後の積分回路51aの出力電圧もサンプリングホールドして差分するようにしても良い。
アナログマルチプレクサー52は、CDS回路51bから出力された複数の差分信号を一つずつA/D変換器53へ出力するようになっている。なお、複数の画素から1つの画素(例えば、4画素を平均化した1画素)を生成するため、入力された複数の入力信号のうち2つ以上をA/D変換器53へ出力できるようにしても良い。
A/D変換器53は、入力されたアナログ電圧値の画像データをデジタル値の画像データに順次変換するようになっている。なお、アナログマルチプレクサー52を利用する構成だけでなく、CDS回路毎にA/D変換機を構成してもよい。
制御部6は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピューターや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成されている。なお、専用の制御回路で構成されていてもよい。
記憶部7は、SRAM(Static RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NAND型フラッシュメモリー、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されている。
通信部8は、アンテナ81やコネクター82を介して無線方式又は有線方式で外部と通信を行うようになっている。
内蔵電源9Aは、リチウムイオン電池やリチウムイオンキャパシタ等で構成され、放射線検出部3や走査駆動部4等に電力を供給するようになっている。
〔放射線画像撮影装置の基本動作〕
次に、上記撮影装置20の基本的な動作について説明する。
まず、電源スイッチ11が入れられると、バイアス電源9Bから結線37やバイアス線36を介して、各放射線検出素子34に逆バイアス電圧を印加する。
また、読み出し回路51を介して、信号線に基準電圧を印可する。
そして、暗電荷のリセット処理を繰り返し行う。
具体的には、以下のように、リセット処理を繰り返す。
まず、走査駆動部4から一番上のゲートラインL1上の各TFT35にオン電圧をそれぞれ印加し、放射線検出素子34に、信号線に印可された基準電圧とバイアス線に印可されたバイアス電圧の差の逆バイアス電圧を印可することにより、ゲートラインL1に蓄積された暗電荷を信号線33に放出させる。以降、一番上(最も一端側)のゲートラインL1から下方(他端側)に向かって、順次、ゲートラインLxの暗電荷のリセットを行う。
そして、一番下のゲートラインLxの暗電荷リセットを行ったら(つまり、全てのゲートラインLxのリセット処理を行ったら)、再度最も上のゲートラインL1から同様にして暗電荷のリセットを繰り返していく。なお、このように、ゲートラインを順番に走査する方法を順次走査という。
また、リセット処理は、上記順次走査以外にも、ゲートラインを離散的に所定本数おきに走査する離散走査を行っても良い。
この場合、まず、走査駆動部4から一番上のゲートラインL1上の各TFT35にオン電圧をそれぞれ印加し、放射線検出素子34に、信号線に印可された基準電圧とバイアス線に印可されたバイアス電圧の差の逆バイアス電圧を印可することにより、ゲートラインL1に蓄積された暗電荷を信号線33に放出させる。以降、一番上(最も一端側)のゲートラインL1から下方(他端側)に向かってN行おきにゲートラインLxの暗電荷のリセットを行う。そして、下方に存在するゲートラインLxがN行未満となったら、今度はまだ暗電荷リセットがされていない中で最も上のゲートラインLxからN行おきに暗電荷リセットを行う。この一連の動作を全てのゲートラインLxがリセットされるまで繰り返す。全てのゲートラインLxの暗電荷リセットを行ったら、再度最も上のゲートラインL1から同様にして暗電荷のリセットを繰り返していく。
このようなリセット処理が繰り返されている途中のあるタイミングで、放射線照射装置から放射線が照射されると、撮影装置20は、内蔵しているAED機能を用いて放射線の照射が開始されたことを検出する。このAED機能は、例えば、信号線を流れる電流の増加分を積分して閾値以上になったことで判定する。そして、放射線の照射開始を検出したことに基づいて、リセット処理を終了し、少なくとも診断画像に用いる領域の走査線へのオン電圧の印加を停止して電荷蓄積状態に移行する。すなわち、放射線の照射により各放射線検出素子34内で発生した電荷を各画素r内に蓄積する。
放射線の照射が終了した後は、画像データの読み出し処理を開始する。
具体的には、放射線の照射開始を検出したときに暗電荷リセットを行っていたゲートラインの次に走査するゲートラインLxから暗電荷リセットと同じ流れで、ゲートライン上の各TFT35にオン電圧を印加し、ゲートラインLxに蓄積された電荷を信号線33に放出させる。
より具体的には、順次走査の場合、放射線の照射開始を検出したときに暗電荷リセットを行っていたゲートラインの1行下方のゲートラインLxから暗電荷リセットと同じ流れで、順次ゲートライン上の各TFT35にオン電圧を印加し、ゲートラインLxに蓄積された電荷を信号線33に放出させる。
また、離散走査の場合、放射線の照射開始を検出したときに暗電荷リセットを行っていたゲートラインの次に走査するN行下方のゲートラインLx(N行下方のゲートラインが無い場合、次に走査するn/N周目の上からn番目のゲートラインLn)から暗電荷リセットと同じ流れで、N行おきにゲートライン上の各TFT35にオン電圧を印加し、ゲートラインLxに蓄積された電荷を信号線33に放出させる。
上記リセット処理と読み出し処理は、周期を同一とし、且つ、読み出し処理は、最終リセット処理が行われたゲートラインの次のゲートラインから始めて一周することで、走査線のゲートラインごとの実効蓄積時間(最終リセットの終了時点から、電荷蓄積状態を経て、読み出しが開始されるまでの総蓄積時間)を合わせることができ、実効蓄積時間の差による画像ムラ発生を防止できるため好ましい。
しかしながら、画像データの読み出しは、暗電荷リセットを行っていたゲートラインの次に走査するゲートラインではなく、例えば最初のラインL1から開始する等、走査のパターンから外れたゲートラインLxから始めるようにしてもよい。
そして、各読み出し回路51の積分回路51aが信号線33に放出された電荷を積分し、積分した電荷の量に応じた電圧値を出力する。そして、CDS回路51bが、アナログ電圧の画像データを出力する。出力された各画像データは、アナログマルチプレクサー52を介してA/D変換器53に順次送信される。そして、A/D変換器53が、アナログマルチプレクサー52から出力されたアナログ値の画像データをデジタル値の画像データに順次変換する。
こうして、画像データの読み出しが行われる。つまり、読み出し部5が、複数の画素rに蓄積された電荷を、順次走査の場合には一行ずつ、離散走査の場合には所定行数おきに、画像データの信号値として読み出す。
そして、読み出したデジタル値の画像データに、ゲイン補正等の各種補正を施す。
最後に、各種補正処理を施した画像データを、記憶部7に記憶したり、通信部8を介して外部(コンソール等)へ送信したりする。
この一連の動作を、放射線照射装置と撮影装置20との間に被写体を介在させて行うことで、撮影装置20は被写体の放射線画像の画像データ(被写体画像データ)を生成する。
〔信号値の補正〕
次に、本実施形態に係る撮影装置20が行う信号値の補正について説明する。図4は、撮影装置20が行う動作のフローチャートである。
本実施形態に係る撮影装置20の制御部6は、上述した基本動作の他に、図4に示した動作(図4の一部ステップは上記基本動作)を行う。
具体的には、本撮影(被写体を配置して行われる撮影)の前の段階において、撮影装置20のキャリブレーション処理を実行し、特性情報(詳細は後述)を生成する(ステップS1)。
そして、本撮影の段階において、上述の基本動作で説明したように、暗電荷のリセット処理を繰り返し(ステップS2)、放射線の照射開始を検出すると(ステップS3)、電荷蓄積状態に移行し(ステップS4)、放射線の照射が終了した後(電荷蓄積状態を所定時間継続させた後(ステップS5)、画像データの読み出し処理を行う(ステップS6)。
そして、キャリブレーション処理にて取得してした特性情報を用いて補正データを作成し(ステップS7)、この補正データに基づいてオフセット差を補正する補正処理を実行した後(ステップS8)、ゲイン補正や欠陥画素補正、撮影部位に応じた階調処理等の各種補正を施す(ステップS9)。
以下、ステップS1の撮影装置20のキャリブレーション処理について説明する。
キャリブレーション処理は、ステップS7の補正データの作成にあたって使用する特性情報を生成するための処理である。
具体的に、制御部6は、本撮影前であって照射線が照射されていない状態において、上述の基本動作で説明したのと同じ流れで、リセット処理を繰り返し行う。
このとき、制御部6は、繰り返したリセット処理の回数(リセット回数)を計測する。なお、最初のゲートラインから全てのゲートラインのリセット処理が終わるまでを、1回のリセット処理とする。
そして、制御部6は、リセット回数を異らせた複数点において、リセット処理の終了時での画像データ(未露光画像データ)を取得すると、その画像データの信号値とリセット回数と対応づけた特性情報を生成し、記憶部7に記憶する。
取得する信号値は、画像全体或いは一部の信号値の平均値でも良いが、ステップS8の補正をより高精度にする観点から、画素ごとの信号値(XY座標に対応した信号値)であることが好ましい。
図5は、特性情報を示す一例であって、横軸をリセット回数、縦軸を信号値としてプロットした特性曲線である。この曲線の特性に準じたリセット1回差分相当が、本撮影で生成される画像に画像ムラとして発生することとなる。なお、この曲線の特性から、リセット回数が少ないときほど画質への影響が顕著になることがわかる。
ここで、図6は、撮影装置20の設置された環境温度を、35℃(破線)、25℃(一点鎖線)、10℃(実線)としてキャリブレーション処理を行って取得された信号値を示すデータである。
図6に示すように、取得される信号値には温度依存性があることがわかる。具体的には、環境温度が高温のほうが信号値は安定する。このような温度依存性があるため、ステップS8の補正をより高精度にする観点から、環境温度を変えて特性情報を生成することも好ましい。このとき、実測しても良いが、既知のデータを用いて演算を行っても良い。つまり、環境温度により特性情報を調整することが好ましい。
また、図7は、リセット回数を固定して、ゲートの駆動周期をかえた場合の画素値の変化を示すデータである。なお、駆動周期とは、あるゲートラインをオン電圧へ切り替えてから、次のゲートラインをオン電圧へ切り替えるまでの時間である。
図7に示すように、画素値は駆動周期によって変化する。具体的には、駆動周期を伸ばすことで画素値が低くなる。このような駆動周期の影響を考慮して、ステップS8の補正をより高精度にする観点から、駆動周期を変えて特性情報を生成することも好ましい。このとき、実測しても良いが、既知のデータを用いて演算を行っても良い。つまり、駆動周期により特性情報を調整することも好ましい。
なお、環境温度と駆動周期の両者が考慮されるのが最も望ましいが、環境温度と駆動周期の少なくとも一方に応じて特性情報を調整すれば、補正精度が向上する。
上記キャリブレーション処理の終了後、図4のフローチャートで説明したように、本撮影に移行し、ステップS2からステップS6の各ステップが実行される。
本撮影のリセット処理(ステップS2)においては、制御部6は、キャリブレーション処理と同様にして、リセット処理の回数(リセット回数)を計測する。
次いで、ステップS7の補正データの作成及びステップS8の補正処理が行われる。以下、ステップS7の補正データの作成及びステップS8の補正処理について説明する。
制御部6は、本撮影のリセット処理(ステップS2)において計測されたリセット回数をもとに、キャリブレーション処理で生成された特性情報を参照して、リセット回数に応じた補正量を算出する(ステップS7)。
例えば、順次走査であって、本撮影のリセット回数が3回目において途中のゲートラインLmまででリセット処理が停止した場合、リセット回数は、ラインL1〜Lmが3回、ラインLm+1〜Lxが2回となる。
このため、制御部6は、特性情報から、リセット回数が3回とリセット回数が2回の信号値の差分を補正量(補正データ)として算出する。
このとき、上述したように、環境温度及び駆動周期の少なくとも一方に応じて調整された特性情報が用いられることで、より正確な補正量が算出できる。
次いで、制御部6は、算出した補正量により、ステップS6で読み出した画像データに対して補正を行う(ステップS8)。
制御部6は、リセット回数が少ない領域(上記の例では、ラインLm+1〜Lx)の画像データに対して、算出した補正量を加算して補正を行う。或いは、制御部6は、リセット回数が多い領域(上記の例では、ラインL1〜Lm)の画像データに対して、算出した補正量を減算して補正を行うこともできる。
補正前の画像データによれば、リセット回数が少ない領域(上記の例では、ラインLm+1〜Lx)のほうがリセット回数1回の差分だけ信号値が低いが、この領域の画像データに対して上記算出補正量の加算を行うため、この信号値の差が解消されることとなる。
なお、順次走査においては、最終リセットの後の領域から信号値が低くなるので、一つの段差状の画像ムラが発生するが、離散走査においては、離散的に信号値の高低が切り換わるので、複数の段差状(縞状)の画像ムラが発生する。こうした画像ムラを解消することができる。
この後、図4のフローチャートで説明したように、ステップS9の各種補正が施され(ステップS9)、外部(コンソール等)へ送信などが行われる。
なお、上記の動作に加えて、例えば特開2015−19155号公報や特開2012−95967号公報に記載された方法による補正も合わせて実行することも好ましい。
具体的には、上記ステップS3の放射線の照射開始の検出時に、特開2015−19155号公報に記載されているように、スリープ時にバイアス電圧を印可して得た特性曲線(ラグ特性)をもとに対象時間範囲積分して段差量を算出し、上記ステップS8の補正時に、その算出分も補正することとしても良い。
なお、パネル電源がONしている場合、常時バイアス電圧を印加させ、バイアス電圧のON/OFF切り替えをなくすことで、この特開2015−19155号公報に記載されている補正を省略することもできる。
また、上記ステップS3の放射線の照射開始の検出時に、特開2012−95967号公報に記載されているように、放射線を検出したリセットのフレームにおいてリセット済みと未リセット領域で実効蓄積時間毎の暗電荷量を算出し、上記ステップS8の補正時に、その算出分も差し引く補正をしても良い。
また、補正データのノイズ抑制として、リセット回数N回以上の未露光データと、リセット回数N回の未露光データとで差分をとり、その差分を差し引くことで、正規化することが好ましい。なお、Nは1以上であり、かつ撮影シーケンスにおける最低リセット回数以下とされる。これにより、TFT面内の暗電荷発生量分布差や読み出しICチャネル依存等によるオフセットムラの影響を除去することができる。
さらに、補正時に重畳される電気ノイズを抑制するため、補正データに対して、2次元、あるいは1次元の平均化、メディアン、ガウシアン、その他のローパスフィルターによるフィルタ処理を行うことも好ましい。
〔放射線画像撮影システムの構成〕
次に、上記放射線画像撮影装置20を用いて構成した放射線画像撮影システム100の構成について説明する。図8は、放射線画像撮影システム100の模式図である。
本実施形態の放射線画像撮影システム100は、図8に示したように、放射線照射装置10や、放射線画像撮影装置20、コンソール30、中継器40等で構成されている。
また、放射線画像撮影システム100には、必要に応じて、図示しない放射線科情報システム(Radiology Information System、RIS)や、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)等が接続される。
放射線照射装置10は、放射線源10aや、ジェネレーター10b、操作卓10c等を備えている。
放射線源10aは、放射線を生成可能な図示しない回転陽極や回転陽極に電子ビームを照射するフィラメント等を有している。
ジェネレーター10bは、放射線源10aが設定された管電圧や管電流、照射時間(mAs値)等に応じた線量の放射線を照射するように制御する。
操作卓10cは、放射線技師等のユーザーが操作可能な曝射スイッチ10dを備えている。そして、操作卓10cは、曝射スイッチ10dが操作されたことに基づいて、ジェネレーター10bに対し放射線の照射開始等を指示するようになっている。
放射線画像撮影装置20は、放射線が照射されたことを自ら検出する非連携方式のものとなっており、放射線照射装置10から放射線の照射を受けると、画像データを読み出し、その画像データを外部(コンソール30等)へ送信するようになっている。
コンソール30は、コンピューターや専用の装置等で構成されており、図示しない制御部や、記憶部等の他、表示部30a、操作部30b等を備えている。
表示部30aは、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等で構成されている。
操作部30bは、マウスやキーボード、タッチパネル等で構成されている。
中継器40は、放射線画像撮影装置20とコンソール30の間で、無線方式や有線方式での通信等を中継するためのアクセスポイントやハブの機能を備えている。
なお、中継器40を介すことなく、放射線画像撮影装置20とコンソール30間で直接に送受信するように構成してもよい。
このように構成された放射線画像撮影システム100は、ユーザーが曝射スイッチ10dを操作すると、放射線照射装置10が、操作卓10cで設定した条件で放射線を患者へと照射する。そして、患者の背後に位置する放射線画像撮影装置20が患者を透過してきた放射線を受け、それに基づいて画像データを読み出し、読み出した画像データを、中継器40を介してコンソール30に送信するようになっている。
なお、本実施形態の放射線画像撮影システム100は、例えば、図8に示したように、固定された放射線照射装置10と組み合わせることも可能であるし、図示しない回診車と組み合わせて用いることも可能である。
放射線画像撮影システム100を建物内に設置する場合は、例えば図8に示したように、放射線照射装置10の放射線源10aや、ジェネレーター10b、放射線画像撮影装置20、中継器40等を撮影室Ra内に配置し、放射線照射装置10の操作卓10cや、コンソール30等を前室Rb(操作室等ともいう。)に設置するようにする。その際、放射線画像撮影装置20を、撮影台(立位撮影用の撮影台50Aや臥位撮影用の撮影台50B)のカセッテホルダー50aに装填して用いるように構成することが可能である。中継器40を撮影室Ra内に配置することで、コンソール30を前室Rbに設置しても、無線通信性能を維持したり、有線ケーブルの接続を容易にしたりすることが可能となる。
一方、放射線画像撮影システム100を回診車と組み合わせる場合は、放射線画像撮影装置20以外の構成を回診車の本体内に内蔵し、放射線画像撮影装置20を持ち運べるようにしておく。そして、この回診車を用いて放射線画像の撮影を行う際には、放射線画像撮影装置20を、例えば、ベッドとその上に横たわる患者との間に差し込んだり、患者にあてがったりする。放射線画像撮影装置20とコンソール30間を直接通信することで、中継器40を必要としない構成としても良いし、図示しない中継器40を介して通信することも可能である。
[本実施の形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、照射された放射線の線量に応じた電荷を発生させる複数の放射線検出素子34を備えた放射線検出部3と、放射線検出素子34から放出された電荷を画像データに変換して読み出すことで、画像データを取得する読み出し部5と、を備え、放射線を照射する放射線照射装置10との間で信号の送受信を行わない非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置20であって、制御部6は、被写体を配置して行われる本撮影の放射線照射開始前の所定タイミングから放射線照射の開始が検出されるまで、放射線検出素子34から電荷を放出させるリセット処理を繰り返し行い、そのリセット処理の繰り返し回数を計測し、リセット処理の繰り返し回数に応じて、取得した画像データを補正する。
このため、非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置において、リセット回数差に起因するオフセット差を補正し、放射線画像における画像ムラの発生を抑制することができる。
なお、図5からわかるように、この補正はリセット回数が少ない領域、すなわちユーザーが短い時間間隔で撮影するワークフローで効果が大きいため、ユーザーは、本撮影におけるリセット処理を少ない回数としても高精度な画像を得ることができる。
また、本実施形態によれば、制御部6は、本撮影前であって照射線が照射されていない状態においてリセット処理を繰り返し行って、リセット処理の間の繰り返し回数の異なる複数地点で未露光画像データを取得し、リセット処理の繰り返し回数と、未露光画像データを対応させた特性情報を生成し、生成した特性情報に基づいて、本撮影において計測されたリセット処理の繰り返し回数に対応する補正データを算出し、当該補正データに基づいて画像データを補正する。
このため、本撮影前に特性情報を生成することで、本撮影時とより近い条件で特性情報が生成されることとなるため、より正確な補正が可能となる。
また、本実施形態によれば、制御部6は、放射線検出部3に接続された複数の走査線のうちの一の走査線への駆動信号をオン電圧へ切り替えてから、次の走査線への駆動信号をオン電圧へ切り替えるまでの時間である駆動周期と、放射線検出部3の設置環境温度と、の少なくとも一方に応じて、補正データを調整する。
このため、より正確な補正が可能となる。
なお、上記実施形態においては、本撮影の前段階でキャリブレーション処理を実行して特性情報を生成しているが、これより以前に特性情報を生成して記憶手段23に保存しておいても良い。この場合、キャリブレーション処理は省略される。
100 放射線画像撮影システム
10 放射線照射装置
10a ジェネレーター
10b 放射線源
10c 操作卓
10d曝射スイッチ
20 放射線画像撮影装置
1 筐体
11 電源スイッチ
12 切替スイッチ
13 インジケーター
2シンチレーター
3放射線検出部
31 基板
r 画素
32 走査線
33 信号線
34 放射線検出素子
35 TFT(スイッチ素子)
36 バイアス線
37 結線
4 走査駆動部
41 電源回路
42 ゲートドライバー
5 読み出し部
51 読み出し回路
51a 積分回路
51b 相関二重サンプリング回路
52 アナログマルチプレクサー
53 A/D変換器
6 制御部(照射検出手段、リセット手段、計測手段、補正手段、特性情報生成手段)
7 記憶部
8 通信部
81 アンテナ
82 コネクター
9A 内蔵電源
9B バイアス電源
30 コンソール
30a 表示部
30b 操作部
40 中継器
50A,50B 撮影台
50a カセッテホルダー

Claims (4)

  1. 照射された放射線の線量に応じた電荷を発生させる複数の放射線検出素子を備えた検出部と、前記放射線検出素子から放出された電荷を画像データに変換して読み出すことで、画像データを取得する読み出し部と、を備え、
    放射線を照射する放射線照射装置との間で信号の送受信を行わない非連携方式で撮影を行う放射線画像撮影装置であって、
    放射線の照射開始を検出する照射検出手段と、
    被写体を配置して行われる本撮影における放射線照射開始前の所定タイミングから前記照射検出手段により放射線照射の開始が検出されるまで、前記放射線検出素子から電荷を放出させるリセット処理を繰り返し行うリセット手段と、
    前記リセット手段により行われた前記リセット処理の繰り返し回数を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された前記リセット処理の繰り返し回数に応じて、前記読み出し部により取得した画像データを補正する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記本撮影の前であって照射線が照射されていない状態において前記リセット処理を繰り返し行って、前記リセット処理の間の繰り返し回数の異なる複数地点で未露光画像データを取得し、前記リセット処理の繰り返し回数と、未露光画像データを対応させた特性情報を生成する特性情報生成手段を備え、
    前記補正手段は、前記特性情報に基づいて、前記本撮影において前記計測手段により計測された前記リセット処理の繰り返し回数に対応する補正データを算出し、当該補正データに基づいて画像データを補正することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記特性情報生成手段は、
    前記検出部に接続された複数の走査線のうちの一の走査線への駆動信号をオン電圧へ切り替えてから、次の走査線への駆動信号をオン電圧へ切り替えるまでの時間である駆動周期と、前記検出部の設置環境温度と、の少なくとも一方に応じて、前記補正データを調整することを特徴とする請求項2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置と、
    被写体を介して前記放射線画像撮影装置に放射線を照射する放射線照射装置と、
    前記放射線画像撮影装置から送信された画像データに基づいて放射線画像を生成するコンソールと、
    を備えることを特徴とする放射線画像撮影システム。
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